JP3867958B2 - Article sorting method and apparatus - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は物品の仕分け方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
小売業の現地多店舗化と、品揃えの多品種化が進み、売手である納入業者と買手である小売業者の間に設けられる通過型センターの如くの物流センターにおける、仕分け作業の多店化、多商品分類化(多カテゴリー化)を生じている。
【0003】
地域多店舗化を進める小売業者にとって、通過型センターをもつメリットは以下の通りである。
【0004】
▲1▼個々の納入業者との間の物品受渡し決済の手間を、多店一括化により簡素化できる。
【0005】
▲2▼各店に対する納品ミスの発見、訂正を通過型センターで行なえるので、店側での検品負担が減る。
【0006】
▲3▼各店への出荷を商品分類別に折畳コンテナやロールボックスに収納した形態で行なうことにより、店側での陳列作業効率を向上できる。
【0007】
通過型センターは多くの納入業者にも以下のメリットを与える。
▲1▼納入物品を店別や商品分類別に細かく仕分ける必要がない。
▲2▼各店に対する納品ミスを迅速簡易に対応修復できる。
【0008】
▲3▼遠隔地への納入でも、物流受付窓口が通過型センターに固定化されるので安心して取引できる。
【0009】
以上の背景により、従来の通過型センターの如くの物流センターでは、納入業者から一括納品される多品種物品を仕分けゾーンに設けた多数の店別、商品分類別等の間口のそれぞれに仕分ける仕分け装置を用いている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
従来の仕分け装置では、上流入荷ラインに入荷された物品を例えば店別、商品分類別等に分別するため、当該物品を商品情報に基づいていずれかの仕分けゾーンに仕分け、当該仕分けゾーンに設けた多数の間口の中から唯1個の間口を指定してこれを表示案内し、当該指定間口に配置した折畳コンテナ等の収納箱に当該物品を仕分ける。
【0011】
このとき、物品のサイズは、贈答用石鹸箱等の平べったいもの、ハエタタキ、ほうき、枝刈りバサミ等の長いもの、バケツ、鍋、ポリタンク等の大きいもの等の如くに多様であり、各間口に容易してある収納箱に入らないサイズのものもある。このため、以下の問題点がある。
【0012】
▲1▼物品のサイズを無視して唯1個の間口しか指定していないため、大サイズの物品はその指定間口に投入できず、作業員の判断で間口の外に置かざるを得ず、店別、商品分類別等の仕分けを正しく行なえないことがある。
【0013】
▲2▼上流入荷ラインへの受入れ時点で、作業員の判断で明らかな「重厚長大品」については、仕分けラインに流さずに直接出荷荷揃え場(プラットフォーム)に手分けするが、手分け必要品を完全に見分けることはできず、上述▲1▼を招き易い。
【0014】
▲3▼仕分け装置では、仕分け物品を指定間口の収納箱に投入したことが投入完了ボタンスイッチのオン等によって入力されないと、次の仕分け物品のための指定間口が表示案内されない。従って、作業員は次の仕分け物品の仕分けを進めるために、先の仕分け物品を上述▲1▼により指定間口に投入できない場合にも、投入完了ボタンスイッチをオン等せざるを得ない。このため、物流コンピュータの仕分け実績データには、上記の投入完了ボタンスイッチのオン信号等に基づき、実際には投入されていない物品がその指定間口に入っているものとして記録されてしまい、正しい仕分け実績記録を作成できず、品質保証上の欠陥を生ずる。
【0015】
本発明の課題は、サイズの異なる各種物品を仕分けゾーンの指定間口に投入可能とすることにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、仕分けゾーンに設けた多数の間口のそれぞれに物品を仕分ける仕分け方法において、物品の仕分け先候補間口として収納可能サイズを互いに異にする複数の間口を同時に表示案内し、作業者の判断でそれら複数の間口から選択された間口に当該物品を仕分けるようにしたものである。
【0017】
また、仕分けゾーンに設けた多数の間口のそれぞれに物品を仕分ける仕分け方法において、仕分けゾーンの上流入荷ラインに入荷される物品に付帯の商品情報を読取り、この読取結果に基づいて物品の仕分け先候補間口として複数の間口を同時に表示案内し、作業者の判断でそれら複数の間口から選択された間口に当該物品を仕分けるようにしてもよい。
【0019】
また、請求項1の発明において更に、前記選択された間口に物品が仕分けられたことを条件に、当該間口への物品の仕分け情報を確定するようにしてもよい。
【0020】
また、請求項1において更に、前記選択された間口が仕分けられた物品で満杯になったことを条件に、当該物品の配送先店名を印字したラベルを発行し、このラベルを当該物品に付帯させるようにしてもよい。
【0021】
請求項2の発明は、仕分けゾーンに設けた多数の間口のそれぞれに物品を仕分け可能とする仕分け装置において、物品の仕分け先候補間口として収納可能サイズを互いに異にする複数の間口を同時に表示案内する仕分け先間口表示制御部を有してなるようにしたものである。
【0022】
また、仕分けゾーンに設けた多数の間口のそれぞれに物品を仕分け可能とする仕分け装置において、仕分けゾーンの上流入荷ラインに入荷される物品に付帯の商品情報を読取る入力端末と、入力端末の読取結果に基づいて物品の仕分け先候補間口として複数の間口を同時に表示案内する仕分け先間口表示制御部とを有してなるようにしてもよい。
【0024】
また、請求項2の発明において更に、前記仕分け先間口表示制御部が、前記選択された間口に物品が仕分けられたことを条件に、当該間口への物品の仕分け情報を確定可能とするようにしてもよい。
【0025】
また、請求項2の発明において更に、前記仕分け先間口表示制御部が、前記選択された間口が仕分けられた物品で満杯になったことを条件に、当該物品の配送先店名を印字したラベルを発行可能とするようにしてもよい。
【0028】
【作用】
請求項1、2の発明によれば下記(1)、(2)の作用がある。
(1)物品の仕分け先候補間口として、小サイズ物品を収納する予定間口と、大サイズ物品を収納する予定間口の両方を指定して同時に表示案内する。作業員は、仕分けゾーンに搬入された物品のサイズを視認した上で、上記の両方の予定間口から当該物品のサイズに適合する間口を選択判断することにより、当該物品をいずれかの指定間口に投入可能とする。
【0029】
(2)上述(1)により、各物品をサイズによらずそれらの指定間口のいずれかに投入でき、店別、商品分類別等の仕分けを正しく行なうことができる。「重厚長大品」が仕分けラインに流入した場合にも、これをいずれかの指定間口に投入できる。
【0030】
また、選択された間口に物品が仕分けられたことを条件に、当該間口への物品の仕分け情報を確定するようにした場合には、下記(3)の作用がある。
(3)作業員が上述(1)によりいずれかの指定間口に投入したことを投入完了ボタンスイッチのオン等によって入力したことを条件に、当該間口への物品の仕分け情報が確定され、正しい仕分け実績が記録され、品質保証の完全を図ることができる。
【0031】
また、選択された間口が仕分けられた物品で満杯になったことを条件に、当該物品の配送先店名を印字したラベルを発行し、このラベルを当該物品に付帯させるようにした場合には、下記(4)の作用がある。
(4)仕分けゾーンの各間口が仕分けられた物品で満杯になったとき、当該物品の配送先店名を印字したラベルが発行される。このラベルを当該物品に付帯させることにより、仕分け済物品のその後の取扱い性を向上できる。
【0033】
【発明の実施の形態】
図1は物流センターの仕分け装置を示す模式図、図2は物流センターの制御系統を示す模式図、図3は仕分けゾーンを示す模式図、図4は仕分けゾーンに店別基準を採用した例を示す模式図、図5は仕分けゾーンに店別基準を採用した他の例を示す模式図、図6は仕分けゾーンに商品分類別基準を採用した例を示す模式図、図7は仕分けゾーンに配送コース別基準を採用した例を示す模式図である。
【0034】
図1の物流センター(通過形センター)1は、複数の納入業者と複数の小売店との間に設けられ、仕分け装置10を有する。
【0035】
仕分け装置10は、上流入荷ライン20と一次仕分け搬送ライン30と二次仕分け搬送ライン40を有する。また、仕分け装置10は、図2に示す如く、物流コンピュータ11と制御コンピュータ12を有する。物流コンピュータ11は、納入業者コード、店コード、商品コード、商品分類(カテゴリー)コード、店発注データ等の商品マスターを有する。制御コンピュータ12は、物流コンピュータ11の保有データと、上流入荷ライン20の入荷端末13から得られる入荷データに従い、一次仕分けライン30と二次仕分け搬送ライン40のコンベヤ30A、40Aを制御する搬送制御部14と、二次仕分けライン40の仕分け先間口表示制御部15を支配する。
【0036】
尚、仕分け装置10の以下の説明では、上流入荷ライン20の入荷端末13、一次仕分けライン30のバーコードリーダ31、二次仕分けライン40のバーコードリーダ41が各ケースに付帯されている納入業者名、商品名、商品分類名等を示すコードデータを制御コンピュータ12に転送するものとして説明した。但し、各ケースに必ず印字されて付帯されているのは商品名コード(JANコード)だけである。納入業者名コードは、各ケースに貼付等されて付帯されている納品伝票、送り状又は荷札に記載の納入業者名を入荷端末13から制御コンピュータ12に入力することにより制御コンピュータ12において知ることができる。商品分類名コードは物流コンピュータ11の商品マスターに記憶されており、(a)1商品1納入業者の場合には、入荷端末13による制御コンピュータ12への商品名の入力だけで、その納入業者への全ての発注データが商品分類名コードも含めて物流コンピュータ11から制御コンピュータ12に引出され、制御コンピュータ12はこの発注データの内容から当該商品名の商品分類名コードを知ることができるし、(b)1商品複数納入業者の場合には、入荷端末13による制御コンピュータ12への納入業者名の入力により、その納入業者への全ての発注データが商品分類名コードも含めて物流コンピュータ11から制御コンピュータ12に引出され、制御コンピュータ12はこの発注データの内容から当該商品名の商品分類名コードを知ることができる。
【0037】
(上流入荷ライン20)
納入業者からの入荷物品はロールボックスパレット21等に収納したケース荷姿の形態で搬入され、それらのケースが上流入荷ライン20のコンベヤ20Aに供給される。このとき、上流入荷ライン20に設置されているバーコードリーダ等の入荷端末13により、各ケースに付帯されている納入業者名、商品名、商品分類名等を示すコードデータや、各ケースの物品入り数等の入荷データが制御コンピュータ12に転送され、この入荷データが更に物流コンピュータ11に転送される。単一ケースに複数品種の物品を収容している混在ケース品は開梱された上で、内容物品についての入荷データが採取され、これらの入荷データを入荷端末13から制御コンピュータ12、物流コンピュータ11に転送される。
【0038】
(一次仕分けライン30)
一次仕分けライン30は上流入荷ライン20のコンベヤ20Aにつながるコンベヤ30Aからなり、上流入荷ライン20から搬入される各ケースを複数の二次仕分けライン40のいずれかへと搬送する。このとき、一次仕分けライン30に設置されているバーコードリーダ(スキャナ)31により、各ケースに付帯されている納入業者名、商品名、商品分類名等を示すコードデータを制御コンピュータ12に転送する。制御コンピュータ12は、物流コンピュータ11が保有する店発注データ等を参照し、各ケースの一次仕分けライン30からの分岐先となる二次仕分けライン40と、当該二次仕分けライン40における当該ケースの仕分け先となる仕分けゾーン50と間口52、53の指定を行なう。
【0039】
(二次仕分けライン40)
二次仕分けライン40は一次仕分けライン30に対し互いに並列に接続される複数の分岐ラインからなり、店別等に割当てられた複数の仕分けゾーン50を有し、一次仕分けライン30のコンベヤ30Aから搬入される各ケースを各仕分けゾーン50の面前において搬送/停止を行なうコンベヤ40Aからなる。このコンベヤ40Aの代りに手押し台車を用いても良い。
【0040】
各仕分けゾーン50の入口にはバーコードリーダ(スキャナ)41が設置され、バーコードリーダ41は各ケースに付帯されている納入業者名、商品名、商品分類名等を示すコードデータを制御コンピュータ12に転送し、制御コンピュータ12は当該ケースの仕分け先とすべき当該仕分けゾーン50内の間口52、53を仕分け先間口表示制御部15に出力し、或いは該当品でないケースについては次の仕分けゾーン50への先送り搬送信号を出力する。尚、一次仕分けライン30に設置のバーコードリーダ31で一度読取り済の各ケースのコードデータを制御コンピュータ12に記憶した上で当該ケースをメモリ輸送している場合には、各仕分けゾーン50の入口に設置のバーコードリーダ41を光電スイッチに代えることができる。
【0041】
各仕分けゾーン50は、図3、図4〜図7に示す如く、流動棚51(又は物品棚、ロールボックスパレットでも可)からなり、単品種収容ケースの中から1個単位で取出した商品が投入されるバラ投入間口52と、単品種収容ケースをケース単位で投入するケース投入間口53の如くの多数の間口を有する。バラ投入間口52は物品を1個単位で受入れ可能とする折畳みコンテナ等の収納箱がセットされる。尚、各仕分けゾーン50の背面には、図3に示す如く、小売店への配送車単位で、ロールボックス(又はパレット)2が配置される。これらのロールボックス2は荷揃え場3の各配送車別プラットホームに集荷される。
【0042】
各仕分けゾーン50には、仕分け先間口表示制御部15に支配される投入数表示器55が設置され、当該仕分けゾーン50に仕分けるべきケースの当該仕分けゾーン50への到着時に、当該仕分けゾーン50に対する当該ケース品種物品の投入必要数をこの投入数表示器55に点灯表示する。
【0043】
各仕分けゾーン50の各間口52、53には、投入間口表示ランプ、投入完了ボタンスイッチ、満杯ラベル発行ボタンスイッチを備えた、仕分け先間口表示制御部15に支配される仕分け確認ユニット56が設置されている。仕分け確認ユニット56は、当該仕分けゾーン50内で当該ケース品種物品を投入すべき間口52、53を投入間口表示ランプの点灯により表示案内し、作業者が当該物品の当該間口への投入を完了した時点で仕分け完了ボタンスイッチをオンしたときにその投入の完了を仕分け先間口表示制御部15、制御コンピュータ12に出力する。満杯ラベル発行ボタンスイッチは、間口52、53が投入物品で満杯になったことを視認した作業者がオンしたときに、その満杯の確認を仕分け先間口表示制御部15、制御コンピュータ12に出力する。
【0044】
各仕分けゾーン50には仕分け先間口表示制御部15に支配されるラベラー57が設置されている。ラベラー57は、仕分け確認ユニット56の上述した満杯ラベル発行ボタンスイッチのオンにより、当該満杯間口52、53に割当てられている店名等を印字出力したラベル(又はリスト)を発行する。このラベルは、作業者により、当該満杯間口52、53の物品又はその収納箱に貼付される。
【0045】
尚、二次仕分けライン40は、余剰品分別分岐ライン61、余剰品戻しライン62、取出表示器63、余剰品ラベラー64を備える。上流入荷ライン20から一次仕分けライン30に入荷されたケースのうち、各二次仕分けライン40に対しそれらの一部の物品だけを仕分けるケースについては、一次仕分けライン30から余剰品分別分岐ライン61に搬入される。制御コンピュータ12は、取出表示器63に当該ケースからの必要取出数量と不必要な余剰品の取り除き表示を行なう。作業者は必要取出数量の物品を取出してこれを二次仕分けライン40のコンベヤ40Aに供給する。余剰品については、余剰品ラベラー64が発行するラベルを付して余剰品戻しライン62から一次仕分けライン30へ戻す。
【0046】
また、仕分け装置10は、一次仕分けライン30の搬送端に払い出しライン71を接続してある。注文していない物品や注文数以上納入された物品は払い出しライン71から払い出される。
【0047】
しかるに、仕分け装置10にあっては、(1)仕分け基準による仕分けゾーンの割当て動作、(2)仕分けゾーンにおける複数間口の指定動作、(3)交互仕分け動作のそれぞれを以下の如くに具備する。
【0048】
(1)仕分け基準による仕分けゾーンの割当て動作(図4〜図7)
仕分け装置10は、各仕分けゾーン50に物品を仕分けるための複数種の仕分け基準を予め定めておき、上流入荷ライン20に入荷される各物品のケースに付帯の納入業者名、商品名、商品分類名等を示すコードデータ(商品情報)を前述の如くに入荷端末13により読取る。
【0049】
制御コンピュータ12は、各仕分けゾーン50に物品を仕分けるための複数種の仕分け基準を予め定めてある。そして、制御コンピュータ12は、入荷端末13の読取り結果に基づいて複数種の仕分け基準の中から特定の仕分け基準を採用し、採用した仕分け基準に則って当該ケース物品の仕分け先とすべき仕分けゾーン50と間口52、53を割当て、当該ケースが二次仕分けライン40に分岐されたときにこの割当て先を前述の如くに仕分け先間口表示制御部15に出力し、対応する仕分けゾーン50の投入数表示器55、仕分け確認ユニット56を作動して各物品の仕分けを行なう。
【0050】
制御コンピュータ12は、前記複数種の仕分け基準として、例えば店別基準、商品分類別基準、配送コース別基準の中から選んだ2以上を定めることができる。
【0051】
(店別基準の例1)(図4)
店別基準の採用にあっては、1つの仕分けゾーン50に1つの配送先店(例えばA店、B店又はC店)を割当て、当該仕分けゾーン50の各間口52、53のそれぞれに各商品分類のそれぞれを割当てる。
【0052】
図4の例では、3個の仕分けゾーン50のそれぞれをA店ゾーン、B店ゾーン、C店ゾーンのそれぞれに割当てた。A店ゾーンとB店ゾーンでは、それらの上3段の間口a〜iを商品分類a〜i別のバラ投入間口52とし、下1段の間口jはその上3段の間口a、d、gに割当てた商品分類a、d、gをまとめたケース投入間口53とし、間口kはその上3段の間口b、e、hに割当てた商品分類b、e、hをまとめたケース投入間口53とし、間口lはその上3段の間口c、f、iに割当てた商品分類c、f、iをまとめたケース投入間口53とした。C店ゾーンでは、商品分類c、f、iを取扱わないので、それらの商品分類c、f、iの割当て間口がない。
【0053】
図4のケース投入間口53(例えばj)は、複数のバラ投入間口52(例えばa、d、g)の取扱い商品分類(例えばa、d、g)をまとめるように合併登録した。バラ仕分け品が多く、ケース仕分け品が少ない場合には、このように1個のケース投入間口53当たり複数商品分類のケースを受入れ可能に登録利用することが効率的である。
【0054】
逆に、ケース仕分け品を主体として取扱う場合には、例えば上3段の間口のそれぞれを3個の商品分類のそれぞれに割当てたケース投入間口53とし、下1段の間口を上3段のケース投入間口53の全3個の取扱い商品分類をまとめて受入れ可能とするバラ投入間口52として合併登録するものでも良い。
【0055】
制御コンピュータ12が行なう間口割当てプログラムにおいて、バラ取扱い品が多い入荷状況に際してはバラ優先割当てとし、ケース取扱い品が多い入荷状況に際してはケース優先割当てを選択することにより、上記いずれかの合併登録を選択できる。
【0056】
図4の例えばA店ゾーンでは、間口b、kの各仕分け確認ユニット56の投入間口表示ランプが点灯しており、A店を仕分け先とすべき商品分類bの物品が当該A店ゾーンたる仕分けゾーン50に到着したことを示している。
【0057】
尚、バラ投入間口52とケース投入間口53の各仕分け確認ユニット56の投入間口表示ランプの同時点灯により複数間口b、kが同時指定されることの動作理由については後述する。
【0058】
(店別基準の例2)(図5)
図5の例では、2個の仕分けゾーン50のそれぞれをA店ゾーン、B店ゾーンのそれぞれに割当てた。各A店、B店ゾーンでは、当該仕分けゾーン50の1つの間口をケース投入及びノーカテゴリー間口54とし、他の全ての間口を各商品分類のそれぞれに対応するバラ投入間口52とした。各バラ投入間口52にはそれぞれに対応する商品分類の物品がケースから取出された1個単位で収容できる。ケース投入及びノーカテゴリー間口54は、各商品分類の単品種収容ケースをケース単位で収容できる他、各商品分類の物品をケースから取出された1個単位で収容できる。
【0059】
尚、ノーカテゴリー間口54は、物流コンピュータ11の発注データ内に商品分類の登録のない物品に対し割当て利用される。又は、店別ゾーン内の各間口に商品分類が割当てられて残余の間口が少なくなったとき、1間口をノーカテゴリー間口54として変更使用することもでき、このノーカテゴリー間口54には既に登録された商品分類品以外の複数の商品分類品を投入できる。このノーカテゴリー間口54への物品の投入の際には、前述のラベラー57によりノーカテゴリーラベルを発行し、その投入物品にこのノーカテゴリーラベルを貼付することにより、店先での陳列作業に役立てる。
【0060】
図5の例えばA店ゾーンでは、バラ投入間口52とケース投入及びノーカテゴリー間口54の各仕分け確認ユニット56の投入間口表示ランプが点灯しており、A店を仕分け先とすべきある商品分類の物品が当該A店ゾーンたる仕分けゾーン50に到着したことを示している。
【0061】
尚、バラ投入間口52とケース投入及びノーカテゴリー間口54の各仕分け確認ユニット56の投入間口表示ランプの同時点灯により複数間口52、54が同時指定されることの動作理由については後述する。
【0062】
(商品分類別基準の例)(図6)
商品分類別基準の採用にあっては、1つの仕分けゾーン50に1つの商品分類(例えばA類又はB類)を割当て、当該仕分けゾーン50のバラ投入間口52、ケース投入間口53のそれぞれに配送先店(例えばa店、b店、c店等)のそれぞれを割当てる。
【0063】
図6の例では、2個の仕分けゾーン50のそれぞれをA類、B類のそれぞれに割当てた。A類ゾーンとB類ゾーンでは、上下2段のバラ投入間口52、ケース投入間口53を1店分とした。
【0064】
図6の例えばA類ゾーンでは、b店のバラ投入間口52、ケース投入間口53の各仕分け確認ユニット56の投入間口表示ランプが点灯しており、b店を仕分け先とすべき商品分類Aの物品が当該A類ゾーンたる仕分けゾーン50に到着したことを示している。
【0065】
尚、同一店に割当てたバラ投入間口52とケース投入間口53で各仕分け確認ユニット56の投入間口表示ランプが同時点灯し、複数間口52、53が同時指定されていることの動作理由については後述する。
【0066】
(配送コース別基準の例)(図7)
配送コース別基準の採用にあっては、1つの仕分けゾーン50に1つの配送コース(例えばAコース)を割当て、当該仕分けゾーン50の棚の隣合うバラ投入間口52のそれぞれに配送先店(例えばa〜h店)のそれぞれをそれらの配送順(例えば最上段の横並び順、続いてその下の段の横並び順…を配送順(又は配送逆順)とする)に割当てる。
【0067】
図7の例では、仕分けゾーン50をAコースゾーン(コース番号表示部58)に割当てた。
【0068】
尚、図7の例では、ケース投入間口53に先積みケース投入間口iと後積みケース投入間口kを割当て、ケース投入間口53の各間口にも配送先店のそれぞれをそれらの配送順に割当てた。ケース投入間口53には、重厚長大品を収容可能とするロールボックスパレットを配置してある。
【0069】
図7の例えばAコースゾーンでは、a店のバラ投入間口52と、先積みケース投入間口iのケース投入間口53の各仕分け確認ユニット56の投入間口表示ランプが点灯しており、a店を仕分け先とすべき商品分類の物品が当該Aコースゾーンたる仕分けゾーン50に到着したことを示している。
【0070】
尚、バラ投入間口52とケース投入間口53で各仕分け確認ユニット56の投入間口表示ランプが同時点灯し、複数間口52、53が同時指定されていることの動作理由については後述する。
【0071】
(各仕分け基準の切換設定)
制御コンピュータ12は、各仕分けゾーン50に適用される上述の各仕分け基準を上流入荷ライン20への入荷物品の入荷状況(バラ品主体かケース品主体か等)に応じて切換設定する。即ち、制御コンピュータ12は、上流入荷ライン20に入荷された物品に対し1つの仕分け基準(例えば店別基準)を採用し、この仕分け基準を適用した仕分けゾーン50においてこの仕分け基準に則った仕分けを完了した後、当該上流入荷ライン20に後続して入荷される物品に対し他の仕分け基準(例えば商品分類別基準)を採用し、この仕分け基準を適用した仕分けゾーン50においてこの仕分け基準に則った仕分けを行なう。
【0072】
従って、仕分け装置10にあっては、上述の仕分け基準による仕分けゾーンの割当て動作を採用したことにより、以下の作用がある。
【0073】
▲1▼上流入荷ライン20に入荷される物品の商品情報を読取ることにより、物品の入荷状況を把握する。そして、この入荷状況に適合し得る仕分け基準で、当該物品の仕分け先とすべき仕分けゾーン50と間口52、53を割当てることにより、複数の仕分けゾーン50の利用形態を適宜に設定替えでき、仕分け装置10の生産性を向上できる。入荷状況に応じた仕分け基準の選択と仕分けゾーン50の利用形態の設定替えは、制御コンピュータ12によるものに限らず、人の判断によるものでも良い。
【0074】
▲2▼仕分け基準として、店別基準、商品分類別基準、配送コース別基準の中から適宜に選ばれる2以上を定めることができる。
【0075】
a.店別基準を採用した場合は、多くの納入業者から多くの商品分類に渡る物品が集中して納品されたときに、物品を商品分類別に細分化できて都合が良い。
【0076】
b.商品分類別基準を採用した場合は、納入業者の商品分類数が少なく、作業員を少なくしたいときに有効である。納品が1つの商品分類だけならば、1人の作業員が担当する1つの仕分けゾーン50で20店分の仕分けを進めることもできる。1つの仕分けゾーンに5店を割当てれば、使用仕分けゾーンは4ゾーンとなり、使用仕分けゾーンを作業負担や作業時間に合せて調整でき、各仕分けゾーン50の作業員を平準化できるし、仕分け速度を速くできる。1つの商品分類だけで仕分ける場合は、実質的に無商品分類(ノーカテゴリー)であり、商品分類の仕分けを必要としない物流センターでは、多くの店を割当てることができる。
【0077】
c.配送コース別基準を採用した場合は、各店に割当てた間口が配送の順(又は配送の逆順)に並ぶように設定し、各間口から取出された仕分け済物品又はその収納箱を間口の並び順に積み重ねることにより配送作業性が良くなる。
【0078】
▲3▼上流入荷ライン20に入荷された物品に対し1つの仕分け基準に則った仕分けを完了した後、当該上流入荷ライン20に後続して入荷される他の物品に対し他の仕分け基準を採用してそれらを仕分けることにより、物流センター1の納品時間帯の推移に伴なう入荷状況の変化に応じて各仕分けゾーン50の利用形態を適宜に設定替えできる。
【0079】
尚、仕分け装置10にあっては、制御コンピュータ12が、複数種の仕分け基準として、仕分け数量の大きな配送先店については、同一店に対して複数の仕分けゾーン50A、50Bを定め、同一品種物品については1つの仕分けゾーン50A(又は50B)の同一間口を割当て、異なる品種物品については各仕分けゾーン50A、50Bの間口に交互に割当て可能とすることもできる。
【0080】
これによれば、仕分け数量の多い店については複数の仕分けゾーン50A、50Bを割当てることにより、各仕分けゾーン50A、50Bの作業量を平準化できる。作業員の作業負担が軽くなるし、仕分けライン40の途中に後続物品が渋滞することもなく、ライン全体の作業速度を速くできる。このとき、異なる品種物品については各仕分けゾーン50A、50Bの間口に交互に割当てて作業量の平準化を行なうが、同一品種物品については1つの仕分けゾーン50A(又は50B)の同一間口を割当てて作業性の向上を図る。
【0081】
(2)仕分けゾーンにおける複数間口の指定動作(図4〜図7)
制御コンピュータ12は、上流入荷ライン20に入荷された各ケースに付帯の納入業者名、商品名、商品分類名等を示すコードデータ(商品情報)の入荷端末13による読取り結果に基づいて、当該ケース物品の仕分け先となる仕分けゾーン50における仕分先候補間口として、複数の間口を演算し、当該ケースが二次仕分けライン40に分岐されたときにこの複数の仕分け先候補間口を仕分け先間口表示制御部15に出力し、対応する仕分けゾーン50の投入数表示器55、仕分け確認ユニット56を作動してこの複数の仕分け先候補間口を同時に表示案内する。
【0082】
このとき、制御コンピュータ12は、各ケース物品の仕分け先となる仕分けゾーン50において、1つのケース物品の仕分け先候補間口として、収納可能サイズを互いに異にする小物収納予定間口としてのバラ投入間口52と、大物収納予定間口としてのケース投入間口53(又はケース投入及びノーカテゴリー間口54)の各仕分け確認ユニット56の投入間口表示ランプを同時に点灯して表示案内する。そして、当該仕分けゾーン50に配置の作業員の判断で当該ケース物品の収納にふさわしい投入間口をそれら複数のバラ投入間口52とケース投入間口53(又は54)から選択して確定し、作業員が選択したバラ投入間口52とケース投入間口53(又は54)のいずれかに当該物品を投入して仕分ける。
【0083】
仕分け先間口表示制御部15は、作業員が選択したバラ投入口52とケース投入間口53(又は54)のいずれかに物品を投入したことが、当該投入間口に設置の仕分け確認ユニット56の投入完了ボタンスイッチのオンにより入力されたことを条件に、両間口52、53(又は54)の各仕分け確認ユニット56の投入間口表示ランプを消灯するとともに、当該間口への物品の仕分け情報を制御コンピュータ12において確定可能とする。
【0084】
また、仕分け先間口表示制御部15は、作業員が選択したバラ投入間口52とケース投入間口53(又は54)のいずれかが仕分け物品で満杯になったことが、当該投入間口に設置の仕分け確認ユニット56の満杯ラベル発行ボタンスイッチのオンにより入力されたことを条件に、当該物品の配送先店名、商品名、商品分類名等を印字したラベル(又はリスト)をラベラー57により発行する。作業員はこのラベルをそれらの満杯物品に貼付する。
【0085】
尚、前述した図4の例えばA店ゾーンでは、バラ投入間口52(b)とケース投入間口53(k)がそれらの仕分け確認ユニット56の投入間口表示ランプの同時点灯により同時指定されており、作業員はこのA店ゾーンに到着した商品分類Bの物品サイズを視認した上で、この物品のサイズにふさわしい投入先としてそれらのバラ投入間口52(b)とケース投入間口53(k)の一方を選択判断するものとなる。作業員が選択した一方のバラ投入間口52(b)又はケース投入間口53(k)に当該物品を投入した後、仕分け確認ユニット56の投入完了ボタンスイッチをオンすれば両間口52、53の投入間口表示ランプが消灯する。
【0086】
また、前述した図5の例えばA店ゾーンでは、バラ投入間口52とケース投入及びノーカテゴリー間口54がそれらの仕分け確認ユニット56の投入間口表示ランプの同時点灯により同時指定されており、作業員はこのA店ゾーンに到着した物品サイズを視認した上で、この物品のサイズにふさわしい投入先としてそれらのバラ投入間口52とケース投入及びノーカテゴリー間口54の一方を選択判断するものとなる。作業員が選択した一方のバラ投入間口52又はケース投入及びノーカテゴリー間口54に当該物品を投入した後、仕分け確認ユニット56の投入完了ボタンスイッチをオンすれば両間口52、54の投入間口表示ランプが消灯する。
【0087】
また、前述した図6の例えばA類ゾーンでは、商品分類Aの物品を同一b店に割当てたバラ投入間口52とケース投入間口53がそれらの仕分け確認ユニット56の投入間口表示ランプの同時点灯により同時指定されており、作業員はこのA類ゾーンに到着した物品サイズを視認した上で、この物品のサイズにふさわしい投入先としてb店のバラ投入間口52とケース投入間口53の一方を選択判断するものとなる。作業員がb店において選択した一方のバラ投入間口52又はケース投入間口53に当該物品を投入した後、仕分け確認ユニット56の投入完了ボタンスイッチをオンすれば両間口52、53の投入間口表示ランプが消灯し、必要により、当該A類ゾーンに到着している当該商品分類Aの物品の次の仕分け先として次に割当てられる例えばc店のバラ投入間口52、ケース投入間口53の各仕分け確認ユニット56の投入間口表示ランプが点灯せしめられる。
【0088】
また、前述した図7の例えばAコースゾーンでは、Aコースのa店に割当てたバラ投入間口52とケース投入間口53がそれらの仕分け確認ユニット56の投入間口表示ランプの同時点灯により同時指定されており、作業員はこのAコースゾーンに到着した物品サイズを視認した上で、この物品のサイズにふさわしい投入先としてそれらのバラ投入間口52とケース投入間口53の一方を選択判断するものとなる。作業者がa店について選択した一方のバラ投入間口52又はケース投入間口53に当該物品を投入した後、仕分け確認ユニット56の投入完了ボタンスイッチをオンすれば両間口52、53の投入間口表示ランプが消灯し、必要により、当該Aコースゾーンに到着している物品の次の仕分け先として当該Aコース内で次に割当てられる例えばf店のバラ投入間口52と、先積みケース投入間口i(又は後積みケース投入間口k)の各仕分け確認ユニット56の投入間口表示ランプが点灯せしめられる。
【0089】
従って、仕分け装置10にあっては、上述の仕分けゾーンにおいて複数間口の指定動作を採用したことにより、以下の作用がある。
【0090】
▲1▼物品の仕分け先候補間口として、小サイズ物品を収納する予定間口52と、大サイズ物品を収納する予定間口53の両方を指定して同時に表示案内する。作業員は、仕分けゾーン50に搬入された物品のサイズを視認した上で、上記の両方の予定間口52、53から当該物品のサイズに適合する間口を選択判断することにより、当該物品をいずれかの指定間口に投入可能となる。
【0091】
▲2▼上述▲1▼により、各物品をサイズによらずそれらの指定間口52、53のいずれかに投入でき、店別、商品分類別等の仕分けを正しく行なうことができる。「重厚長大品」が仕分けライン40に混入した場合にも、これをいずれかの指定間口52、53に投入できる。
【0092】
▲3▼作業員が上述▲1▼によりいずれかの指定間口52、53に投入したことを仕分け確認ユニット56の投入完了ボタンスイッチのオンによって入力したことを条件に、当該間口への物品の仕分け情報が確定され、物流コンピュータ11の仕分け実績データに正しい仕分け実績が記録され、品質保証の完全を図ることができる。
【0093】
▲4▼仕分けゾーン50の各間口52、53が仕分けられた物品で満杯になったとき、当該物品の配送先店名を印字したラベルが発行される。このラベルを、当該物品の収納箱、又は当該物品そのものに貼付して付帯させることにより、仕分け済物品のその後の取扱い性を向上できる。
【0094】
尚、仕分け装置10にあっては、仕分けゾーン50において仕分け先候補間口として同時に表示案内されて指定される複数の間口の1つを、不良品が収納されていたケース、又はその不良品のための仮置き間口等とすることもできる。
【0095】
また、ピッキング装置においても、ピッキングゾーンに設けた多数の間口のそれぞれにより物品を取出し可能とするに際し、物品の取出し先候補間口として複数の間口を同時に表示案内する取出し先間口表示制御部を設け、取出し先間口表示制御部が表示案内する複数の間口のうち作業者の判断で選択された間口から当該物品を取出すこともできる。そして、取出し完了ボタンスイッチのオンによって取出し間口の在庫情報を確定することにより、物流コンピュータのピッキング実績データに正しいピッキング実績を記録することもできる。
【0096】
(3)仕分け装置における交互仕分け動作(図1)
制御コンピュータ12は、入荷端末13による入荷ケースに付帯の商品情報とその内容入り数の確認結果に基づき、仕分け装置10による二次仕分けライン40と仕分けゾーン50を指示するに際し、複数の同一品種ケースが連続して入荷され、複数の仕分けゾーン50のそれぞれにケース単位のまま分配可能な場合には、各同一品種ケース品を各仕分けゾーン50に交互に仕分け可能とする。
【0097】
図1〜図7の例において、上流入荷ライン20から一次仕分けライン30を経て各二次仕分けライン40に搬入される同一品種ケース品の仕分け先としてライン上流側から順に、例えば1番目の二次仕分けライン40のAゾーン、Bゾーン(A店ゾーン、B店ゾーン等)、2番目の二次仕分けライン40のAゾーン、Cゾーンが指定されたときには、1個(又は2個等)の同一品種ケース品を、1番目の二次仕分けライン40のAゾーン、Bゾーンの仕分け先間口50と、2番目の二次仕分けライン40のAゾーン、Cゾーンの仕分け先間口50に交互に仕分けることを、納入された全ての同一品種ケース品がなくなるまで繰り返す。
【0098】
これによれば、以下の作用がある。
▲1▼複数の仕分けライン40の各仕分けゾーン50のそれぞれに同一品種ケースを交互に仕分ける。従って、各仕分けライン40で同一品種ケースをほぼ同時並行的に仕分処理するものとなり、各仕分けゾーン50の作業員の作業量を互いに平準化することができる。
【0099】
▲2▼上流入荷ライン20に入荷された同一品種ケースの入荷個数が注文個数に対し不足していた場合にも、当該同一品種ケースを複数の仕分けライン40の各仕分けゾーン50のそれぞれに交互に仕分ける結果、各仕分けゾーン50のそれぞれへの当該同一品種ケースの供給数をほぼ同等にするものとなる。
【0100】
このとき、制御コンピュータ12が、各仕分けライン40に設けられる各仕分けゾーン50のそれぞれに図4、図5に示した例の如くの、各1つの配送先店を割当てるものとすれば、上述▲1▼、▲2▼において、各仕分けゾーン50のそれぞれに割当てられた店への同一品種ケースの供給量を互いにほぼ同等にし、欠品(供給数ゼロ)が生ずる店をなくすことができる。
【0101】
即ち、上流入荷ライン20に入荷される同一品種ケースの入荷個数(納入数)の検品(品種別総納入数検品)を省き、尚且つ当該同一品種ケースの総入荷個数(総納入数)が未だ確定しない入荷初期段階から、各店に対し当該品種ケースの欠品をなくす配分をしてしまう。この各店への当該品種ケースの仕分け終了後には、制御コンピュータ12が各店への当該品種ケースの仕分け実績リストを全店統括の小売店本部に報告することにより、人気品種商品等の上記の仕分け実績を小売店本部の判断等によって荷揃え場3で修正することもあり得る。これにより、人気品種商品等については、小売店本部が判断した重要店に対し、より多量の出荷個数を確保するように、荷揃え場3で当該品種ケースの再分配を行なうのである。
【0102】
また、制御コンピュータ12は、各仕分けライン40に設けられる各仕分けゾーン50のそれぞれに図4、図5に示した例の如くに各1つの配送先店を割当て、上流入荷ライン20に入荷された複数の同一品種ケースの一部(例えば10個)を特定の優先店(例えばA店)が割当てられている仕分けゾーン50(例えばAゾーン)に優先的に仕分け、残余の同一品種ケース品を他の店(例えばB店、C店)が割当てられている他の仕分けゾーン50(例えばBゾーン、Cゾーン)に1個(又は2個等)ずつ交互に仕分けることを、納入された全ての同一品種ケース品がなくなるまで繰り返すものとしても良い。
【0103】
これによれば、前述▲2▼の交互仕分けに先立ち、優先店たる旗艦店に必要量又はほぼ必要量の同一品種ケース品を供給し、その後、他の店への同一品種ケース品の供給量を互いにほぼ同等にする。従って、旗艦店での注文個数の充足率を100%又は100%近くに高率確保した上で、他の店への同一品種ケース品の供給量を互いにほぼ同等にし、欠品(供給数ゼロ)が生ずる店をなくすことができる。
【0104】
以上、本発明の実施の形態を図面により記述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【0105】
【発明の効果】
本発明によれば、サイズの異なる各種物品を仕分けゾーンの指定間口に投入できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は物流センターの仕分け装置を示す模式図である。
【図2】図2は物流センターの制御系統を示す模式図である。
【図3】図3は仕分けゾーンを示す模式図である。
【図4】図4は仕分けゾーンに店別基準を採用した例を示す模式図である。
【図5】図5は仕分けゾーンに店別基準を採用した他の例を示す模式図である。
【図6】図6は仕分けゾーンに商品分類別基準を採用した例を示す模式図である。
【図7】図7は仕分けゾーンに配送コース別基準を採用した例を示す模式図である。
【符号の説明】
10 仕分け装置
13 入力端末
15 仕分け先間口表示制御部
20 上流入荷ライン
50 仕分けゾーン
52、53 間口[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an article sorting method and apparatus.
[0002]
[Prior art]
The number of retailers in the retail industry and the variety of products are increasing, and the number of sorting operations in the distribution center such as the transit center established between the seller supplier and the buyer retailer is increased. Multi-product classification (multi-categorization) has occurred.
[0003]
The advantages of having a pass-through center are as follows for retailers who are making more regional stores.
[0004]
(1) The trouble of delivery and settlement of goods with individual suppliers can be simplified by integrating multiple stores.
[0005]
(2) Delivery mistakes for each store can be found and corrected at the pass-through center, reducing the inspection burden on the store side.
[0006]
(3) By performing shipment to each store in the form of being stored in a folding container or roll box for each product category, the display work efficiency at the store can be improved.
[0007]
Pass-through centers also provide the following benefits to many suppliers:
(1) There is no need to finely divide the delivered goods by store or product category.
(2) A delivery error for each store can be quickly and easily dealt with and repaired.
[0008]
(3) Even with delivery to remote locations, the distribution reception desk is fixed at the transit center, so you can trade with peace of mind.
[0009]
Based on the above background, in a distribution center such as a conventional pass-through center, a sorting device that sorts multi-variety goods delivered from a supplier into a lot of stores, product categories, etc. provided in a sorting zone. Is used.
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional sorting apparatus, in order to sort the articles received in the upper inflow cargo line into, for example, stores or product categories, the products are sorted into one of the sorting zones based on the product information and provided in the sorting zone. Only one frontage is designated from a number of frontage doors, and this is displayed and guided, and the article is sorted into a storage box such as a folding container arranged in the designated frontage door.
[0011]
At this time, the size of the goods is various, such as flat items such as gift boxes for gifts, long items such as flies, brooms, pruning shears, large items such as buckets, pans, plastic tanks, etc. Some sizes do not fit in the storage box that is easy in the frontage. For this reason, there are the following problems.
[0012]
(1) Since only one frontage has been designated ignoring the size of the goods, large-sized goods cannot be put into the designated frontage and must be placed outside the frontage at the discretion of the worker. Sorting by store, product category, etc. may not be performed correctly.
[0013]
(2) At the time of acceptance to the upper inflow load line, “heavy and large products”, which are clearly determined by the workers, are sorted directly into the shipping assortment place (platform) without flowing to the sorting line. It cannot be completely distinguished, and it is easy to invite {circle around (1)} above.
[0014]
{Circle around (3)} In the sorting device, if the input of the sorting article into the storage box of the designated frontage is not input by turning on the loading completion button switch, the designated frontage for the next sorting article is not displayed and guided. Therefore, in order to advance the sorting of the next sorted article, the worker is forced to turn on the loading completion button switch even when the previous sorted article cannot be put into the designated front door according to the above item (1). For this reason, in the sorting data data of the distribution computer, based on the ON signal of the above-mentioned loading completion button switch, articles that are not actually loaded are recorded as being in the designated frontage, so that the correct sorting is performed. A performance record cannot be created, resulting in quality assurance defects.
[0015]
An object of the present invention is to enable various articles having different sizes to be input into designated openings in a sorting zone.
[0016]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to
[0017]
Also In the sorting method for sorting articles into each of a number of frontage openings provided in the sorting zone, the product information attached to the goods received in the upper inflow cargo line of the sorting zone is read, and the goods destination candidate frontage based on the read result As a result, it is possible to display and guide a plurality of frontage at the same time, and sort the article into the frontage selected from the plurality of frontage at the operator's discretion. May .
[0019]
Also ,
[0020]
Also ,
[0021]
[0022]
Also In the sorting device that can sort articles into each of a number of frontages provided in the sorting zone, an input terminal that reads product information incidental to the articles that are received in the upper inflow cargo line of the sorting zone, and a reading result of the input terminal And a sorter frontage display control unit that simultaneously displays and guides a plurality of frontage as candidate destination frontage for goods based on May .
[0024]
Also ,
[0025]
Also ,
[0028]
[Action]
(1) Both the planned frontage for storing small-size articles and the planned frontage for storing large-sized articles are designated and displayed simultaneously as candidate sorting destinations for articles. The worker visually recognizes the size of the article carried into the sorting zone, and then selects and determines a frontage that matches the size of the article from both the above-mentioned scheduled frontage, so that the relevant product is placed in one of the designated frontage. It can be input.
[0029]
(2) Above (1) Thus, each article can be put into one of those designated front doors regardless of the size, and sorting by store, product classification, etc. can be performed correctly. Even when “heavy and large products” flow into the sorting line, they can be put into any designated frontage.
[0030]
In addition, on the condition that the goods are sorted into the selected frontage, if the sorting information of the goods to the frontage is determined, following (3) There is an effect of.
(3) Workers mentioned above (1) As a result of the input to the designated frontage by turning on the input completion button switch, etc., the sorting information of articles to the frontage is confirmed, the correct sorting results are recorded, and the quality assurance is completed. Can be planned.
[0031]
In addition, on the condition that the selected frontage is filled with the sorted goods, a label printed with the name of the delivery destination store of the goods is issued, and when this label is attached to the goods, following (4) There is an effect of.
(4) When each frontage in the sorting zone is filled with sorted goods, a label printed with the name of the delivery destination store of the goods is issued. By attaching this label to the article, the subsequent handling of the sorted article can be improved.
[0033]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
1 is a schematic diagram showing a distribution center sorting device, FIG. 2 is a schematic diagram showing a distribution center control system, FIG. 3 is a schematic diagram showing a sorting zone, and FIG. 4 is an example in which a store-specific standard is adopted for the sorting zone. FIG. 5 is a schematic diagram showing another example of adopting a store-specific criterion for the sorting zone, FIG. 6 is a schematic diagram showing an example of adopting a product classification criterion for the sorting zone, and FIG. 7 is a delivery to the sorting zone. It is a schematic diagram which shows the example which employ | adopted the standard according to a course.
[0034]
A distribution center (passage center) 1 in FIG. 1 is provided between a plurality of suppliers and a plurality of retail stores, and has a
[0035]
The sorting
[0036]
In the following description of the sorting
[0037]
(Upstream inflow line 20)
Incoming goods from the supplier are carried in the form of cases packed in a
[0038]
(Primary sorting line 30)
The
[0039]
(Secondary sorting line 40)
The
[0040]
A bar code reader (scanner) 41 is installed at the entrance of each sorting
[0041]
As shown in FIGS. 3 and 4 to 7, each sorting
[0042]
Each sorting
[0043]
In each
[0044]
In each sorting
[0045]
The
[0046]
Further, the sorting
[0047]
However, the sorting
[0048]
(1) Sorting zone assignment operation based on sorting criteria (Figs. 4-7)
The sorting
[0049]
The control computer 12 predetermines a plurality of types of sorting criteria for sorting articles into each sorting
[0050]
The control computer 12 can determine, for example, two or more selected from the store-specific criteria, the product category-specific criteria, and the delivery course-specific criteria as the plurality of types of sorting criteria.
[0051]
(Example 1 of store-specific standards) (Fig. 4)
In adopting the standard for each store, one delivery destination store (for example, A store, B store or C store) is assigned to one
[0052]
In the example of FIG. 4, each of the three sorting
[0053]
The case insertion front 53 (for example, j) in FIG. 4 is merged and registered so that the handling product classifications (for example, a, d, and g) of the plurality of rose input fronts 52 (for example, a, d, and g) are collected. In the case where there are a large number of separated items and a small number of case items, it is efficient to register and use cases in which a plurality of product categories are accepted per
[0054]
Conversely, when handling case-sorted products as the main, for example, each of the upper three-stage front doors is set as a case
[0055]
In the frontage assignment program executed by the control computer 12, select one of the above merged registrations by selecting the priority assignment for roses when there are many loose handling items and selecting the case priority assignment when receiving many case handling items. it can.
[0056]
For example, in the A store zone of FIG. 4, the input front display lamps of the
[0057]
The reason why the plurality of front edges b and k are simultaneously designated by the simultaneous lighting of the front opening display lamps of the
[0058]
(Example 2 of store-specific standards) (Fig. 5)
In the example of FIG. 5, each of the two sorting
[0059]
The no-
[0060]
For example, in the A store zone of FIG. 5, the input opening indicator lamps of the
[0061]
The reason why the plurality of
[0062]
(Example of criteria by product category) (Figure 6)
In adopting the standard for each product category, one product category (for example, Class A or Class B) is assigned to one
[0063]
In the example of FIG. 6, each of the two sorting
[0064]
For example, in the A-type zone of FIG. 6, the entrance front display lamps of the
[0065]
The reason for the operation that the closing opening display lamps of the
[0066]
(Example of delivery course criteria) (Figure 7)
In adopting the standard for each delivery course, one delivery course (for example, A course) is assigned to one
[0067]
In the example of FIG. 7, the sorting
[0068]
In the example of FIG. 7, a preload case input port i and a post load case input port k are assigned to the
[0069]
In the A course zone of FIG. 7, for example, the entrance entrance display lamps of the
[0070]
The reason for the operation that the closing opening display lamps of the
[0071]
(Switching settings for each sorting standard)
The control computer 12 switches and sets the above-described sorting criteria applied to each sorting
[0072]
Therefore, the sorting
[0073]
{Circle around (1)} By reading the product information of the goods that arrive at the upper
[0074]
(2) As a sorting standard, two or more appropriately selected from a store-specific standard, a product category-specific standard, and a delivery course-specific standard can be defined.
[0075]
a. When the store-specific standard is adopted, it is convenient that the goods can be subdivided into the product categories when the products of many product categories are concentrated and delivered from many suppliers.
[0076]
b. Adopting the product classification standard is effective when the number of product categories of the supplier is small and it is desired to reduce the number of workers. If the delivery is only one product category, the sorting for 20 stores can be advanced in one
[0077]
c. When the delivery course standard is adopted, the frontage assigned to each store is set to be arranged in the order of delivery (or the reverse order of delivery), and the sorted articles or their storage boxes taken out from each frontage are arranged in the order of frontage. Stacking improves delivery workability.
[0078]
(3) After completing the sorting in accordance with one sorting standard for the goods received in the upper
[0079]
In the
[0080]
According to this, by assigning a plurality of sorting zones 50A and 50B to a store with a large sorting quantity, the work amount of each sorting zone 50A and 50B can be leveled. The work load on the worker is reduced, and subsequent articles are not congested in the middle of the
[0081]
(2) Designation of multiple frontage in the sorting zone (Figs. 4-7)
Based on the result of reading by the
[0082]
At this time, the control computer 12 in the sorting
[0083]
The sorter frontage display control unit 15 indicates that an article has been put into either the
[0084]
Further, the sorter frontage display control unit 15 determines that any one of the
[0085]
Incidentally, in the A store zone of FIG. 4 described above, for example, the loose entry opening 52 (b) and the case insertion opening 53 (k) are simultaneously designated by the simultaneous lighting of the insertion opening display lamps of the
[0086]
Further, in the store A zone shown in FIG. 5, for example, the
[0087]
Further, in the above-described class A zone of FIG. 6 for example, the
[0088]
Further, for example, in the A course zone of FIG. 7 described above, the
[0089]
Therefore, the sorting
[0090]
(1) Both the planned
[0091]
{Circle around (2)} According to the above {circle around (1)}, each article can be put into any of the designated
[0092]
(3) Sorting of articles into the frontage on condition that the operator inputs that one of the designated
[0093]
{Circle around (4)} When the
[0094]
In the
[0095]
Also, in the picking device, when the article can be taken out by each of a number of frontage provided in the picking zone, an extraction destination frontage display control unit that simultaneously displays and guides a plurality of frontage as a destination for taking out the article is provided. It is also possible to take out the article from the frontage selected by the operator's judgment among the plurality of frontage displayed and guided by the takeout frontage display control unit. The correct picking record can be recorded in the picking record data of the physical distribution computer by confirming the inventory information of the pick-up window by turning on the pick-up completion button switch.
[0096]
(3) Alternate sorting operation in the sorting device (Fig. 1)
When the control computer 12 instructs the
[0097]
In the example of FIGS. 1 to 7, for example, the first secondary in order from the upstream side of the line as the sorting destination of the same product case products carried from the upper
[0098]
According to this, there exists the following effect | action.
{Circle around (1)} The same product case is alternately sorted into each sorting
[0099]
(2) Even when the number of arrivals of the same product case received in the upper
[0100]
At this time, if the control computer 12 assigns each one delivery destination store to each sorting
[0101]
In other words, inspection of the number of products of the same product type (delivery number) received in the upper inflow load line 20 (total number of products delivered by product type) is omitted, and the total number of products received of the same product type case (total number of products delivered) is still missing. From the initial stage of arrival, which is not fixed, distribution is performed to eliminate the shortage of the product type case for each store. After the sort of the product type case to each store is completed, the control computer 12 reports the sort result list of the product type case to each store to the retail store headquarters of all stores so that the above sort results of popular product types can be obtained. Corrections may be made at the
[0102]
Further, the control computer 12 assigns each delivery destination store to each sorting
[0103]
According to this, prior to the alternating sorting in the above (2), the required amount or almost the same amount of the same type case product is supplied to the flagship store as the priority store, and then the supply amount of the same type case product to other stores. Are almost equivalent to each other. Therefore, after securing a high rate of order quantity at the flagship store to 100% or close to 100%, the supply quantity of the same product case to other stores is almost equal to each other, and the missing item (zero supply number) ) Can be eliminated.
[0104]
Although the embodiment of the present invention has been described with reference to the drawings, the specific configuration of the present invention is not limited to this embodiment, and there are design changes and the like without departing from the scope of the present invention. Are also included in the present invention.
[0105]
【The invention's effect】
According to the present invention, various types of articles having different sizes can be put into the designated frontage of the sorting zone.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic diagram showing a sorting apparatus in a distribution center.
FIG. 2 is a schematic diagram showing a control system of a distribution center.
FIG. 3 is a schematic diagram showing a sorting zone.
FIG. 4 is a schematic diagram showing an example in which a store-specific standard is adopted for a sorting zone.
FIG. 5 is a schematic diagram showing another example in which a store-specific criterion is adopted for a sorting zone.
FIG. 6 is a schematic diagram showing an example in which a product classification criterion is adopted for a sorting zone.
FIG. 7 is a schematic diagram showing an example in which a delivery course standard is adopted for a sorting zone.
[Explanation of symbols]
10 Sorting device
13 Input terminal
15 Sorting frontage display control unit
20 Upper inflow load line
50 sorting zones
52, 53 frontage
Claims (2)
物品の仕分け先候補間口として収納可能サイズを互いに異にする複数の間口を同時に表示案内し、作業者の判断でそれら複数の間口から選択された間口に当該物品を仕分けることを特徴とする物品の仕分け方法。In a sorting method for sorting articles into each of a number of frontage provided in the sorting zone,
A plurality of frontage of different sizes that can be stored as the frontage destination candidate frontage of the article is simultaneously displayed and guided, and the article is sorted into the frontage selected from the plurality of frontage by the operator's judgment Sorting method.
物品の仕分け先候補間口として収納可能サイズを互いに異にする複数の間口を同時に表示案内する仕分け先間口表示制御部を有してなることを特徴とする物品の仕分け装置。In a sorting apparatus that enables sorting of articles into each of a number of frontage provided in the sorting zone,
An article sorting apparatus comprising: a sorter frontage display control unit that simultaneously displays and guides a plurality of frontage having different storable sizes as the goods sorter candidate frontage.
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