JP3859901B2 - 透明液体柔軟剤 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は外観上透明な液体柔軟剤に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来の液体柔軟剤は、柔軟基剤が水に難溶であるために水中で0.1〜10μmの粒子径を有する粒子として分散し、外観上濁ったものになる。
柔軟剤の透明化については、特開平3−27180号公報には、4級アンモニウム化合物に特定の有機酸を配合することで透明化させる技術が記載されており、また特開平2−300382号公報には、特定の非イオン性高分子化合物を配合する技術が開示されている。しかしながら、これらの柔軟剤は透明化のために、柔軟基剤以外の化合物を配合するため、配合組成の自由度を制限するものであった。
本発明の目的は、配合組成の自由度の高い透明柔軟剤を提供することにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本発明は、下記(a)〜(c)成分を含有し、pHが1.5〜6.0である透明液体柔軟剤を提供するものである。
(a)分子中に1つ以上のエステル基及び2つ以上の炭素数11〜20のアルキル基又はアルケニル基を有する、4級アンモニウム化合物又は3級アミン化合物の酸塩 5〜25重量%
(b)下記化合物(b−1)及び(b−2)から選ばれる1種以上 0.1〜15重量%
(b−1)分子内に1つの炭素数11〜20のアルキル基又はアルケニル基を有する、4級アンモニウム化合物又は3級アミン化合物の酸塩
(b−2)分子内に1つの炭素数6〜20のアルキル基又はアルケニル基を有する両性界面活性剤
(c)炭素数8〜20の脂肪酸又はその塩 0.05〜2.0重量%
本発明の透明柔軟剤において、透明とは、光路長10mmの石英セルを使用し、対照側セルにイオン交換水を用いた時の660nmの波長の光透過率が30%以上のものを意味する。
【0004】
【発明の実施の形態】
本発明で使用する(a)成分は、分子中に1つ以上のエステル基及び2つ以上の炭素数11〜20のアルキル基もしくはアルケニル基を有する、4級アンモニウム化合物もしくは3級アミン化合物の無機又は有機酸塩である。より好ましくは、炭素数が11〜20のアルキル基またはアルケニル基を2つ有するものであり、このような化合物としては一般式(I)及び一般式(II)で示される化合物を挙げることができる。
【0005】
【化1】
【0006】
[式中、R1 、R4 は炭素数11〜20のアルキル基又はアルケニル基を示し、X、Yは、−COO−、−CONR7 −、−OCO−、−NR7 CO−を示し、X、Yのうち少なくとも1つは−COO−である。ここでR7 は水素原子、炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキレン基を示す。また、R2 、R5 は炭素数1〜5のアルキレン基であり、R3 、R6 は炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキレン基を示すか、或いはR1 −X−R2 −であってもよい。また、Zは1価又は2価のアニオンであり、好ましくはCl- 、SO4 2- 、HSO4 - 、R'OSO3 - (R'は炭素数1〜3のアルキル基)、R''COO- (R''は炭素数8〜18の直鎖のアルキル基)である。尚、柔軟剤中で他成分とイオン交換されている場合はこの限りでない。]
より具体的には以下の化合物(1)〜(4)を挙げることができる。
【0007】
【化2】
【0008】
[前記化合物(1)〜(4)中、R8 は炭素数11〜17のアルキル基又はアルケニル基であり、さらには炭素数15〜17のアルキル基がより好ましい。Z'はCl- 、SO4 2- 、HSO4 - 、R'OSO3 - (R'は炭素数1〜3のアルキル基)、R''COO- (R''は炭素数8〜18の直鎖のアルキル基)である。]
また、一般式(I)及び一般式(II)で示される化合物以外にも下記化合物(5)を用いてもよい。
【0009】
【化3】
【0010】
[前記化合物(5)中、R8 及びZ'は前記記載の通りである。]
本発明では特にエステル基とアミド基を有する化合物(1)、(3)あるいはこれらの混合物が特に柔軟性能と透明化の点から好ましい。
(a)成分は、柔軟効果の点から、好ましくは5〜20重量%配合される。
【0011】
本発明の(b−1)成分としては、下記一般式(III)〜(VI)で示される化合物を挙げることができる。
【0012】
【化4】
【0013】
[式中、R9 炭素数11〜20のアルキル基又はアルケニル基を示し、X' は、−COO−、−CONR14−、−OCO−、−NR14CO−であり、ここでR14は水素原子、炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキレン基を示す。また、R10は炭素数1〜5のアルキレン基であり、R11、R12、R13は炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキレン基を示す。Zは前記記載の通りである。]
より具体的には以下の化合物(6)〜(11)を挙げることができる。
【0014】
【化5】
【0015】
[前記化合物(6)〜(11)中、R15は炭素数12〜18のアルキル基又はアルケニル基であり、さらには炭素数16〜18のアルキル基が好ましい。R16は炭素数11〜17のアルキル基又はアルケニル基であり、さらには炭素数15〜17のアルキル基が好ましい。Z'は前記記載の通りである。]
また、本発明の(b−2)成分としては、下記一般式(VII)及び一般式(VIII) で示される化合物を挙げることができる。
【0016】
【化6】
【0017】
[式中、R17は炭素数6〜20のアルキル基又はアルケニル基、R10、R11、R12、X' は前記記載の通りであり、WはCOO−、SO3−、OSO3−である。]
より具体的には以下の化合物(12)〜(16)を挙げることができる。
【0018】
【化7】
【0019】
[前記化合物(12)〜(16)中、R18は炭素数7〜16のアルキル基又はアルケニル基である。]
本発明の(c)成分は炭素数8〜20の脂肪酸又はその塩類であり、具体的にはカプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、あるいはこれらの混合物であり、ラウリン酸、ステアリン酸、オレイン酸から選ばれる1種以上が特に好ましい。また、ヤシ油、パーム油、パーム核油、牛脂から誘導されるアルキル組成を有する脂肪酸も好ましい。
本発明において、(b)成分は、好ましくは0.5〜10重量%含有されるが、(b−1)成分だけを用いる場合、透明化及び安定性の点から、(b−1)成分は(a)成分に対して好ましくは(b−1)成分/(a)成分=20/80〜60/40(重量比)であり、好ましくは40/60〜60/40である。
また、(b−2)成分だけを配合する場合、(b−2)成分の含有量は、透明性及び安定性の点から、柔軟剤中に好ましくは0.5〜3重量%である。また、(b−1)成分及び(b−2)成分を併用する場合は、(b−1)成分は透明性、安定性の点から、好ましくは(b−1)成分/(a)成分=0.3/99.7〜60/40(重量比)、より好ましくは、0.5/99.5〜60/40であり、且つ(b−2)成分は柔軟剤中に好ましくは0.5〜5重量%、より好ましくは0.5〜3重量%配合される。
【0020】
(c)成分は安定性の点から、柔軟剤中に好ましくは0.05〜1.5重量%配合される。特に(b−1)成分だけを配合する場合、(c)成分は好ましくは[(a)成分+(b−1)成分]/(c)成分=85/15〜99.9/0.1、より好ましくは90/10〜99.5/0.5、最も好ましくは90/10〜99/1の割合で配合される。また、(b−2)成分だけを配合する場合、(c)成分は好ましくは(a)成分/(c)成分=90/10〜99.9/0.1、より好ましくは93/7〜99.5/0.5、最も好ましくは95/5〜99.5/0.5の割合で配合される。また、(b−1)成分、(b−2)成分を併用する場合は、(c)成分は好ましくは[(a)成分+(b−1)成分]/(c)成分=85/15〜99.9/0.1、より好ましくは90/10〜99.5/0.5、最も好ましくは90/10〜99/1の割合で配合される。
【0021】
本発明の透明柔軟剤には、更に(d)成分として炭素数8〜18のアルコール又はアミンのアルキレンオキシド付加物(アルキレンオキシド付加モル数は8〜60、好ましくは15〜40)を0.3〜10重量%、好ましくは0.5〜7重量%含有することが透明化及び安定性の点で好ましい。
【0022】
(d)成分としては以下の化合物(17)〜(20)を挙げることができる。
R20−O−(C2H4O)p−H (17)
[式中、R20は炭素数8〜18のアルキル基であり、pは8〜60、好ましくは20〜40の数である。]
R20−O−(C2H4O)q(C3H6O)r−H (18)
[式中、R20は炭素数8〜18のアルキル基であり、q及びrはそれぞれ独立に2〜40、好ましくは5〜40の数であり、エチレンオキシドとプロピレンオキシドはランダムあるいはブロック付加体であってもよい。]
【0023】
【化8】
【0024】
[式中、R20は炭素数8〜18のアルキル基であり、s及びtの合計は5〜60、好ましくは5〜40の数である。]
本発明の透明液体柔軟剤には、透明化の妨げにならない程度に通常配合される香料、抗菌剤あるいは色素等の成分を配合しても差し支えない。しかしながら、通常、粘度改変剤、抗ゲル化剤として柔軟剤に配合される塩化カルシウムは透明化の妨げとなるため、500ppm以下にとどめるべきであり、好ましくは実質上添加しないことが望ましい。但し、脂肪酸塩類などの界面活性剤にはナトリウム塩やカリウム塩が含まれているが、このような界面活性剤の使用によって組成物に混入する無機塩は上記制限を受けるものではない。
また、柔軟性向上剤及び安定性の点から配合されることが多い、(d)成分以外の炭素数8〜20のアルキル基またはアルケニル基を1つ以上有する非イオン性化合物、特にトリグリセライド、ジグリセライド、モノグリセライド、ペンタエリスリトールのモノ、ジ、トリエステル、ソルビタンエステルなどの多価アルコールの脂肪酸エステルの配合量は1重量%以下にすることが良く、実質上配合しないことが透明化の点で好ましい。
【0025】
さらに本発明では通常配合されるエタノールやイソプロパノールなどの溶媒成分を実質上配合しないことが透明化の点から望ましい。但し、4級アンモニウム化合物や3級アミンの酸塩を製造するときには、反応溶媒としてエタノールやイソプロパノールが一般に使用されるため、4級アンモニウム化合物や3級アミンの酸塩中には1〜30重量%溶媒が混入している。このため、このような柔軟基剤を使用する場合、上記溶媒が本発明の組成物に入ることになるが、このような溶媒は組成物中に5重量%以下、好ましくは3重量%以下、より好ましくは1重量%以下にすることが望ましい。
【0026】
本発明の液体柔軟剤組成物のpHは、安定性の点から1.5〜6.0、好ましくは1.5〜5.0である。このような範囲外では、柔軟基剤のエステル結合が貯蔵中に分解するため好ましくない。
【0027】
本発明の透明液体柔軟剤の調製法は特に制限されないが、液体柔軟剤の配合成分のうち少なくとも(a)成分、(b)成分、(c)成分及び水を50〜80℃で混合した後、0〜30℃に冷却し、再度加熱し50〜80℃の状態で1〜60分間置いた後、再度0〜30℃に冷却して調製する方法が最も透明性を与える好ましい製法である。
具体的な製法を下記する。
工程(A);
攪拌羽を有する混合機を取り付けた攪拌槽に水を入れ、55〜80℃、好ましくは55〜70℃に水浴により加熱しながら混合する。(a)、(b)および(c)成分、所望により香料、色素、あるいは抗菌剤を逐次添加し、硫酸、塩酸などの酸或いは水酸化ナトリウムなどの塩基でpHを所望の値に調整する。50〜80℃、好ましくは55〜70℃で十分内容物が均一になるまで混合する。次に、内容物を冷媒などを使用して0〜30℃まで冷却する。冷却速度は1〜20℃/分で冷却することが好ましい。また(d)成分を併用する場合は、この工程で配合するのが好ましい。
工程(B);
工程(A)に引き続いて混合物を再度50〜80℃、好ましくは55〜70℃に加熱混合する。所望の温度に到達した段階で1〜30分間、好ましくは1〜15分間攪拌混合し、その後30℃以下まで冷却する。この時の冷却速度は3℃/分〜20℃/分、好ましくは5℃/分〜15℃/分が好ましく、冷媒等を使用して冷却する。
(b−2)成分を配合する場合、工程(B)の直前で配合するのが、より透明感を与える上で好ましい。
【0028】
本発明では上述のように、2回加熱、冷却を繰り返すことにより液体柔軟剤に効率よく透明性を与えることができる。
【0029】
【発明の効果】
本発明によれば、配合の自由度の高い透明な液体柔軟剤を提供することができる。
【0030】
【実施例】
実施例1〜5、比較例1〜3
1.柔軟基剤の合成
1−1.柔軟基剤(a−1)の合成
【0031】
【化9】
【0032】
[R; 炭素数17および15が混合した飽和アルキル基(炭素数17:炭素数15=60/40、重量比)]
N−メチルエタノールアミンとアクリロニトリルの付加物を用いて公知の方法[ J. Org. Chem.,26, 3409,(1960)]で合成したN−(2−ヒドロキシエチル)−N−メチル−1,3−プロピレンジアミン66gとステアリン酸/パルミチン酸混合脂肪酸(モル比60/40)284gをフラスコに仕込み、180℃まで昇温した。その温度で約10時間、生成する水を留去しながら加熱した。反応終了後室温まで冷却し、アミン化合物(a−1' )を得た。次に(a−1' )をアミンに対して当量の塩酸水溶液に溶解し、得られた水溶液を凍結乾燥して(a−1)を得た。
【0033】
1−2.柔軟基剤(a−2)の合成
【0034】
【化10】
【0035】
[R; 炭素数17および15が混合した飽和アルキル基(炭素数17:炭素数15=60/40、重量比)]
1−1で合成したアミン化合物(a−1' )300gを8−アセチル化ショ糖変性エタノール60gに溶解し、オートクレーブに仕込み、メチルクロライド28gを圧入した。100℃で8時間反応した後、減圧で8−アセチル化ショ糖変性エタノールを留去して化合物(a−2)を得た。(a−2)中には8−アセチル化ショ糖変性エタノールが1.3重量%含まれていた。
【0036】
2.透明液体柔軟剤の調製
表1に示す組成の柔軟剤を下記に示す製法で調製した。
2−1.配合成分の詳細
(a)成分;前記の方法にて合成した化合物(a−1)及び(a−2)
(b)成分;
(b−1)成分
(b−1−1)
【0037】
【化11】
【0038】
[R; 炭素数17および15が混合した直鎖のアルキル基(炭素数17:炭素数15=60/40、重量比)]
(b−1−2)
【0039】
【化12】
【0040】
[R; 炭素数17および15が混合した直鎖のアルキル基(炭素数17:炭素数15=60/40、重量比)]
(b−2)成分
(b−2−1)前記化合物(13)において、R18が炭素数11の直鎖アルキルのもの
(b−2−2)前記化合物(16)において、R18が炭素数12、14、16の直鎖アルキルであり、C12/C14/C16=60/25/15のもの
(c)成分;(c−1)ルナックS−50(ステアリン酸、花王(株)製)
(d)成分;(d−1)ラウリルアルコールにエチレンオキシドを平均21モル付加したもの
(d−2)ラウリルアミンにエチレンオキシドを平均40モル付加したもの
その他の成分((e)成分)
(e−1)塩化カルシウム
(e−2)エキセル150(ステアリン酸モノ,ジ、トリグリセリド混合物(モノ:ジ:トリ=60:35:5、重量比)花王(株)製)
(e−3)香料
2−2.液体柔軟剤の調製方法
1Lガラス製ビーカーにイオン交換水を入れ、ウォーターバスにより60℃まで加熱した。(a)〜(e)成分を攪拌しながら逐次添加し、pHをN/10HCl溶液により3.0に調整した。さらに30分間、60℃に保ったまま混合した後、20℃の水浴により攪拌しながら30℃以下まで冷却した(冷却速度1.5℃/分)。(b−2)成分を使用する場合は、冷却後に添加した。次にウォーターバスにより再度60℃まで加熱し、5分間攪拌後、5℃の水浴により急冷した。30℃以下の温度に達するまで約4分を要した(7.5℃/分)。
最終的に20℃の温度にまで冷却後、攪拌を止め、1時間放置した後、柔軟剤組成物の透明性を評価した。透明性は、島津製作所製UV−2500PC型測定機器を用い、測定セルは光路長10mmの石英セルを使用し、対照側セルにイオン交換水を入れた場合の660nmの波長の光透過率により評価した。結果を表1に示す。
【0041】
【表1】
Claims (7)
- 下記(a)〜(c)成分を含有し、pHが1.5〜6.0である透明液体柔軟剤。
(a)分子中に1つ又は2つのエステル基及び2つの炭素数11〜20のアルキル基又はアルケニル基を有する、4級アンモニウム化合物又は3級アミン化合物の酸塩 5〜25重量%
(b)下記化合物(b−1)及び(b−2)の両方を合計で0.1〜15重量%
(b−1)分子内に1つの炭素数11〜20のアルキル基又はアルケニル基を有する、4級アンモニウム化合物又は3級アミン化合物の酸塩
(b−2)分子内に1つの炭素数6〜20のアルキル基又はアルケニル基を有する両性界面活性剤
(c)炭素数8〜20の脂肪酸又はその塩 0.05〜2.0重量% - (b−1)成分/(a)成分=0.3/99.7〜60/40(重量比)であり、且つ(b−2)成分を0.5〜5重量%含有する請求項1記載の透明液体柔軟剤。
- [(a)成分+(b−1)成分]/(c)成分=85/15〜99.9/0.1(重量比)である請求項1又は2記載の透明液体柔軟剤。
- 下記(a)成分、(b−2)成分及び(c)成分を含有し、pHが1.5〜6.0である透明液体柔軟剤〔(b−1)分子内に1つの炭素数11〜20のアルキル基又はアルケニル基を有する、4級アンモニウム化合物又は3級アミン化合物の酸塩を含有するものを除く〕。
(a)分子中に1つ以上のエステル基及び2つ以上の炭素数11〜20のアルキル基又はアルケニル基を有する、4級アンモニウム化合物又は3級アミン化合物の酸塩 5〜25重量%
(b−2)分子内に1つの炭素数6〜20のアルキル基又はアルケニル基を有する両性界面活性剤 0.5〜3重量%
(c)炭素数8〜20の脂肪酸又はその塩 0.05〜2.0重量% - (a)成分/(c)成分=90/10〜99.9/0.1である請求項4記載の透明液体柔軟剤。
- 更に(d)成分として炭素数8〜18のアルコール又はアミンのアルキレンオキシド付加物(アルキレンオキシド付加モル数8〜60)を0.3〜10重量%含有する請求項1〜5の何れか1項記載の透明液体柔軟剤。
- 請求項1〜6の何れか1項記載の液体柔軟剤の配合成分のうち少なくとも(a)成分、(b)成分もしくは(b−2)成分、(c)成分及び水を50〜80℃で混合した後、0〜30℃に冷却し、再度加熱し50〜80℃の状態で1〜60分間置いた後、再度0〜30℃に冷却する請求項1〜6の何れか1項記載の透明液体柔軟剤の製法。
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