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JP3856390B2 - Steering wheel - Google Patents

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Publication number
JP3856390B2
JP3856390B2 JP2003178305A JP2003178305A JP3856390B2 JP 3856390 B2 JP3856390 B2 JP 3856390B2 JP 2003178305 A JP2003178305 A JP 2003178305A JP 2003178305 A JP2003178305 A JP 2003178305A JP 3856390 B2 JP3856390 B2 JP 3856390B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steering wheel
spoke
reinforcement
spokes
rim
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP2003178305A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JP2005014641A (en
Inventor
大英 殿岡
健 甲斐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2003178305A priority Critical patent/JP3856390B2/en
Priority to CNB2004100594326A priority patent/CN100347018C/en
Publication of JP2005014641A publication Critical patent/JP2005014641A/en
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  • Support Of The Bearing (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の操舵に使用されるステアリングホイールに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ステアリングホイールは、ギアボックスまで延びるステアリング軸に装着されるボス取り付け部と、運転者の握り部分であるリムと、ボス取り付け部とリムとを固定するスポークとで構成されている(例えば、特許文献1参照)。
周知のとおり、このステアリングホイールは、車両の操舵のために、ステアリング軸に回転力を伝えるものである。
【0003】
【特許文献1】
特表2001−511093号公報(第7頁6行乃至第8頁19行及び図1等参照)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ステアリングホイールは、車両の操舵に使用するものであるため、剛性が要求される。また、ステアリングホイールは、車両の運転中にステアリング軸を介して伝わるエンジンの振動や路面の反力によって生じる振動を吸収する構造を有していなければならない。
【0005】
その一方で、車両の意匠の豊富化にともなって、ステアリングホイールの意匠の創作も数多く試みられてはいるが、従来の構造のステアリングホイールでは、剛性や制振性を十分に維持しつつ、意匠性を高めることはできなかった。
【0006】
そこで、本発明は、剛性及び制振性に優れ、しかも意匠性を高めることができるステアリングホイールを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、ボス取り付け部と、リムと、前記ボス取り付け部に一端が固定され、前記リムの回転軸と直交する仮想平面に対して所定角をなす複数のスポークとを備えるステアリングホイールにおいて、前記スポーク間で延びたその両端が当該スポークに固定された補強部材をさらに備えるとともに、前記スポークには、前記一端側に厚みまたは幅を減少させたスプリング部が形成され、前記補強部材は、前記仮想平面に対し前記所定角よりも小さい角度で傾斜して前記スポーク間に設けられていることを特徴とする。
【0008】
このステアリングホイールでは、スポーク間で延びる補強部材の両端が両スポークと固定されている。つまり、この補強部材は、スポーク同士を繋ぎ止める梁として機能するので、ボス取り付け部及びリムの固定構造が補強されるため、ステアリングホイールはその剛性が高められる。
【0009】
また、このステアリングホイールでは、例えば、エンジンの振動や路面の反力によって生じる振動がボス取り付け部に伝わると、この振動は、スポークのボス取り付け部側に形成されたスプリング部で吸収される。したがって、このステアリングホイールによれば、スポークの他端側に固定されたリムに伝わる振動が低減される。その結果、運転者は、不快感を生じることなく操舵することができる。
【0010】
また、このステアリングホイールでは、補強部材によってステアリングホイールの剛性が高められるため、従来のステアリングホイールに比較してスポークを細くすることができる。その結果、ステアリングホイールの意匠のバリエーションが増加し、意匠性が高められる。
【0011】
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載のステアリングホイールにおいて、前記ボス取り付け部、前記リム、前記スポーク及び前記補強部材が、相互に一体に成形されていることを特徴とする。
【0012】
このステアリングホイールによれば、ボス取り付け部、リム、スポーク及び補強部材が一体成形されるので、剛性及び制振性を有する構造を容易に、しかも安価に形成することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態に係るステアリングホイールについて適宜図面を参照しながら説明する。参照する図面において、図1は、本実施の形態に係るステアリングホイールの斜視図、図2(a)は、図1のステアリングホイールの上面図、図2(b)は、図2(a)のX−X線における部分断面図である。
【0014】
図1に示すように、本実施の形態に係るステアリングホイールAは、主に、ボス取り付け部11、リム12、第1レインフォースメント13a及び1対の第2レインフォースメント13b,13b(以下、レインフォースメントを特定しない場合には、単に「レインフォースメント13」という)並びに第1、第2、第3、第4、第5及び第6スポーク14a,14b,14c,14d,14e,14f(以下、スポークを特定しない場合には、単に「スポーク14」という)を備えている。なお、第1及び第2レインフォースメント13a,13b,13bは、特許請求の範囲にいう「補強部材」に相当する。
【0015】
ボス取り付け部11は、図示しないギアボックスから上方に延びるステアリング軸16の先端に装着されるものである。このボス取り付け部11は、ステアリングホイールAの回転力がステアリング軸16に伝わるように、ステアリング軸16の先端と係合している。ボス取り付け部11の外形は、四角柱状の形状を有しており、その3方の側壁11aにスポーク14の一端が固定されるようになっている。なお、このボス取り付け部11は、これらスポーク14を固定することができるような形状である限り、その外形には特に制限がない。
【0016】
リム12は、リング形状の部材であって、運転者の握り部を構成するものである。このリム12は、運転者がこれを回転したときの回転軸が、ステアリング軸16の回転軸と一致するように、ボス取り付け部11の上方に配置されている。このリム12とボス取り付け部11とは、次に説明するスポーク14を介して固定されている。
【0017】
第1乃至第6スポーク14a,14b,14c,14d,14e,14fは、図2(a)を併せて参照すると明らかなように、ボス取り付け部11を中心に右回りにこの順番で配置されている。そして、第1乃至第6スポーク14a,14b,14c,14d,14e,14fのぞれぞれは、その一端がボス取り付け部11の側壁11aに固定されるとともに、このボス取り付け部11から延びる他端でリム12の内周面に固定されている。つまり、第1乃至第6スポーク14a,14b,14c,14d,14e,14fのそれぞれは、図2(b)に示すように、ボス取り付け部11に固定された一端側から斜め上方に向けて延びる他端側でリム12の内周面に固定されている。なお、これらスポーク14の断面形状としては、特に制限がない。
【0018】
これらスポーク14のそれぞれは、図2(b)に示すように、その一端側、つまりボス取り付け部11側にスプリング部15が形成されている。このスプリング部15は、スポーク14の厚みや幅、外径等を増減した区間で構成されており、当該区間を板ばね、あるいは線ばねとして機能させるようにしたものである。
【0019】
第1及び第2レインフォースメント13a,13b,13bは、その断面Cが矩形の長尺部材からなり、ボス取り付け部11とリム12との固定構造を補強するものである。図2(a)に示すように、第1レインフォースメント13aは、第1及び第6スポーク14a,14fの間で円弧状に延びるとともに、その両端が第1及び第6スポーク14a,14fに固定されている。そして、1対の第2レインフォースメント13b,13bのうち、一方の第2レインフォースメント13bは、第2スポーク14bと第3スポーク14cとの間に掛け渡されてこれら第2及び第3スポーク14b,14cに固定されている。また、他方の第2レインフォースメント13bは、第4スポーク14dと第5スポーク14eの間に掛け渡されてこれら第4及び第5スポーク14d,14eに固定されている。これら第1及び第2レインフォースメント13a,13b,13bは、図2(a)及び図2(b)に示すように、リム12の回転軸Axと直交する仮想平面P内で延びるように配置されている。なお、この仮想平面Pの位置は、ステアリングホイールAの剛性及び制振性を阻害しない限りにおいて、スポーク14とボス取り付け部11との固定部からスポーク14とリム12との固定部までの間で適宜に設定することができる。
【0020】
これらボス取り付け部11、リム12、スポーク14及びレインフォースメント13は、相互に一体に成形されている。これらボス取り付け部11、リム12、スポーク14及びレインフォースメント13は、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、マグネシウム合金等の金属材料や、カーボン繊維等を含む複合材料で構成することができる。特に、前記スプリング部15の機能を考慮すれば、補強部材の材料としては、弾性に富む材料が好ましい。
【0021】
このような本実施の形態に係るステアリングホイールAでは、エンジンの振動や路面の反力によって生じる振動は、ステアリング軸16を介してボス取り付け部11に伝わる。ボス取り付け部11に伝わった振動は、スポーク14のボス取り付け部11側に形成されたスプリング部15で吸収される。その結果、このステアリングホイールAによれば、スポーク14の他端側に固定されたリム12に伝わる振動が低減されるため、運転者は、不快感を生じることなく操舵することができる。
【0022】
また、本実施の形態に係るステアリングホイールAでは、ボス取り付け部11とリム12とを固定するスポーク14同士がレインフォースメント13で固定されている。つまり、このレインフォースメント13は、スポーク14同士を固定する梁として機能するので、ボス取り付け部11及びリム12の固定構造が補強されるため、ステアリングホイールAは剛性が高められ、特に、リム12の半径方向の剛性は一段と高められる。
【0023】
そして、このステアリングホイールAでは、スポーク14同士がレインフォースメント13で固定されることによって、スポーク14の1本当たりに加わる応力が低減されるため、スポーク14を細くすることができる。その結果、従来のステアリングホイールと比較して、ステアリングホイールA全体におけるスポーク14の1本当たりが占める量(体積、面積等)が低減される。したがって、このステアリングホイールAによれば、従来のステアリングホイールの剛性と同等以上の剛性を維持しつつ、軽量化を図ることができる。
【0024】
また、このステアリングホイールAによれば、スポーク14を細くすることができるとともに、さらにレインフォースメント13が配設されるため、ステアリングホイールAの意匠のバリエーションが増加し、意匠性が高められる。
【0025】
また、このステアリングホイールAでは、ボス取り付け部11、リム12、スポーク14及びレインフォースメント13が一体成形されるので、前記した剛性及び制振性を有する構造を容易に、しかも安価に形成することができる。
【0026】
以上、本発明のステアリングホイールを実施の形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は、この実施の形態に何ら制限されるものではない。
【0027】
例えば、本実施の形態では、第1及び第2レインフォースメント13a,13b,13bがリム12の回転軸Axと直交する仮想平面P内で延びるように配置されているが(図2(a)及び図2(b)参照)、本発明はこれに限定するものではなく、例えば、図3に示すように、前記した仮想平面Pに対して角度θをなすように第2レインフォースメント13bとスポーク14とが繋げられたものであってもよい。またこの際、第1レインフォースメント13aの配置位置は、ステアリングホイールの剛性及び制振性を阻害しない範囲で、第2レインフォースメント13bの配置位置とは無関係に設定することができる。
【0028】
また、本実施の形態では、第1レインフォースメント13aが第1及び第6スポーク14a,14fの間に配置され、第2レインフォースメント13b,13bのそれぞれが第2及び第3スポーク14b,14cの間並びに第4及び第5スポーク14d,14eの間に配置されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、レインフォースメント13の配置位置は、レインフォースメント13が少なくとも2本のスポーク14と固定されるような位置であればよい。例えば、ステアリングホイールは、図4(a)に示すように、第1及び第2スポーク14a,14bの間、第3及び第4スポーク14c,14dの間並びに第5及び第6スポーク14e,14fの間のそれぞれにレインフォースメント13が配置されたものであってもよい。
【0029】
また、本実施の形態では、6本のスポーク14が配設されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、スポーク14の数を2以上の範囲で適宜に設定することができる。例えば、ステアリングホイールは、図4(b)に示すように、4本のスポーク14が配設されたものであってもよいし、図4(c)に示すように、3本のスポーク14が配設されたものであってもよい。なお、このようなステアリングホイールのレインフォースメント13は、少なくとも2本のスポーク14と固定されるような位置に配置されていればよい。
【0030】
また、本実施の形態では、第1スポーク14aと第6スポーク14fとを固定する第1レインフォースメント13aとして、円弧状のものを例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、図5(a)に示すように、第1レインフォースメント13aが直線状のものであってもよい。また、第1レインフォースメント13aは、折り曲げられたものであってもよく、その折り曲げの態様としては、例えば、図5(b)に示すように、第1レインフォースメント13aの一箇所が所定の角度で折り曲げられたもの、図5(c)に示すように、第1レインフォースメント13aの2箇所が所定の角度で折り曲げられたもの、図5(d)に示すように、第1レインフォースメント13aの3箇所以上が所定の角度で折り曲げられたもの等が挙げられる。また、図示しないが、本発明のステアリングホイールは、第1レインフォースメント13aの複数箇所が波型に湾曲するように成形されたものであってもよいし、第1レインフォースメント13aにこれら波型と折り曲げとを組み合わせたものが施されていてもよい。なお、第2レインフォースメント13bの形状も、このような第1レインフォースメント13aの形状と同様に変更してもよい。
【0031】
また、本実施の形態に係るステアリングホイールAは、断面Cが矩形のレインフォースメント13(図2(b)参照)を備えているが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明に使用されるレインフォースメント13は、その断面形状に制限はなく、例えば、図6(a)に示すように、その断面形状が台形のものや、図6(b)に示すように、その断面形状が円形のものや、図6(c)に示すように、その断面形状が三角形のもの等が挙げられる。また、レインフォースメント13は、その延びる方向に進むにしたがって断面形状が次第に変化しているものであってもよく、例えば、図6(d)に示すように、中央部で断面積が大きく、両端にいくにしたがって断面積が次第に小さくなったものでもよいし、図6(e)に示すように、中央部が括れたものであってもよい。また、レインフォースメント13は、複数の部材が繋げられた複合部材からなるものであってもよく、例えば、図7に示すように、三角柱の第1レインフォースメント部材13cと、四角柱の第2レインフォースメント部材13dと、円柱の第3レインフォースメント部材13eとが相互に固定されて一体となったものであってもよい。また、レインフォースメント13は、図8(a)に示すように、スポーク14から延びるにしたがって、その断面積が次第に小さくなっていくものであってもよいし、図8(b)に示すように、スポーク14から延びるにしたがって、その断面積が次第に大きくなっていくものであってもよい。また、レインフォースメント13は、図8(c)に示すように、スポーク14に固定される基端部13fと、この基端部13fから延びるレインフォース本体13gとで構成されるものであってもよい。なお、本発明のステアリングホイールでは、このようにレインフォースメント13の形状を変更することによって、ステアリングホイールに衝撃荷重が加わったときのエネルギ吸収特性を調節することができる。
【0032】
また、本実施の形態では、スプリング部15を、前記したようにスポーク14の厚み等を増減させることによって板ばね等が形成されるようにしたが、本発明はこれに限定するものではなく、例えば、厚み等が増減された区間をさらに波型に加工したものであってもよい。なお、本発明のステアリングホイールでは、このようにスプリング部15の厚みや形状等を変更することによって、ばね定数を変更し、ステアリングホイールの制振特性を最適化することができる。
【0033】
また、本実施の形態では、ボス取り付け部11、リム12、スポーク14及びレインフォースメント13が一体に成形されたものを例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、別部材としてのボス取り付け部11、リム12、スポーク14及びレインフォースメント13を相互に接続したものであってもよい。
【0034】
【発明の効果】
請求項1に記載のステアリングホイールによれば、優れた剛性及び制振性を発揮することができるとともに、意匠性をも高めることができる。
また、請求項2に記載のステアリングホイールによれば、請求項1の発明と同様の効果が得られるとともに、剛性及び制振性を有する構造を容易に、しかも安価に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るステアリングホイールの斜視図である。
【図2】図2(a)は、図1のステアリングホイールの上面図、図2(b)は、図2(a)のX−X線における部分断面図である。
【図3】他の実施の形態に係るステアリングホイールの部分断面図である。
【図4】図4(a)、図4(b)及び図4(c)は、他の実施の形態に係るステアリングホイールの模式図である。
【図5】図5(a)、図5(b)、図5(c)及び図5(d)は、他の実施の形態に係るステアリングホイールに使用されるレインフォースメント(補強部材)の模式図である。
【図6】図6(a)、図6(b)、図6(c)、図6(d)及び図6(e)は、他の実施の形態に係るステアリングホイールに使用されるレインフォースメント(補強部材)の模式図である。
【図7】他の実施の形態に係るステアリングホイールに使用されるレインフォースメント(補強部材)の模式図である。
【図8】図8(a)、図8(b)及び図8(c)は、他の実施の形態に係るステアリングホイールに使用されるレインフォースメント(補強部材)の部分斜視図である。
【符号の説明】
11 ボス取り付け部
12 リム
13 レインフォースメント(補強部材)
13a 第1レインフォースメント(補強部材)
13b 第2レインフォースメント(補強部材)
14 スポーク
14a 第1スポーク
14b 第2スポーク
14c 第3スポーク
14d 第4スポーク
14e 第5スポーク
14f 第6スポーク
15 スプリング部
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a steering wheel used for steering a vehicle.
[0002]
[Prior art]
In general, a steering wheel is configured by a boss mounting portion attached to a steering shaft extending to a gear box, a rim that is a grip portion of a driver, and a spoke that fixes the boss mounting portion and the rim (for example, Patent Document 1).
As is well known, this steering wheel transmits a rotational force to the steering shaft for steering the vehicle.
[0003]
[Patent Document 1]
JP-T-2001-511093 (refer to page 7, line 6 to page 8, line 19 and FIG. 1)
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, since the steering wheel is used for steering a vehicle, rigidity is required. In addition, the steering wheel must have a structure that absorbs vibrations caused by engine vibration and road surface reaction force transmitted through the steering shaft during driving of the vehicle.
[0005]
On the other hand, with the increasing number of vehicle designs, many attempts have been made to create steering wheel designs. However, with conventional steering wheels, the design is maintained while maintaining sufficient rigidity and vibration control. It was not possible to improve sex.
[0006]
Then, this invention makes it a subject to provide the steering wheel which is excellent in rigidity and vibration suppression property, and can improve the designability.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to claim 1 for solving the above-mentioned problem is that a boss mounting portion, a rim, and one end are fixed to the boss mounting portion, and a predetermined angle is formed with respect to a virtual plane orthogonal to the rotation axis of the rim. A steering wheel comprising a plurality of spokes, and further comprising reinforcing members whose ends extending between the spokes are fixed to the spokes, wherein the spoke has a thickness or width reduced on the one end side. A portion is formed, and the reinforcing member is provided between the spokes so as to be inclined at an angle smaller than the predetermined angle with respect to the virtual plane .
[0008]
In this steering wheel, both ends of a reinforcing member extending between the spokes are fixed to both spokes. That is, since the reinforcing member functions as a beam for connecting the spokes, the fixing structure of the boss mounting portion and the rim is reinforced, so that the steering wheel has increased rigidity.
[0009]
Further, in this steering wheel, for example, when vibration caused by engine vibration or road surface reaction force is transmitted to the boss mounting portion, the vibration is absorbed by the spring portion formed on the spoke boss mounting portion side. Therefore, according to this steering wheel, vibration transmitted to the rim fixed to the other end of the spoke is reduced. As a result, the driver can steer without causing discomfort.
[0010]
Moreover, in this steering wheel, since the rigidity of the steering wheel is enhanced by the reinforcing member, the spoke can be made thinner than the conventional steering wheel. As a result, the design variations of the steering wheel are increased and the design properties are improved.
[0011]
According to a second aspect of the present invention, in the steering wheel according to the first aspect, the boss mounting portion, the rim, the spoke, and the reinforcing member are formed integrally with each other.
[0012]
According to this steering wheel, since the boss mounting portion, the rim, the spoke and the reinforcing member are integrally formed, it is possible to easily and inexpensively form a structure having rigidity and vibration damping properties.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, a steering wheel according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings as appropriate. In the drawings to be referred to, FIG. 1 is a perspective view of a steering wheel according to the present embodiment, FIG. 2A is a top view of the steering wheel in FIG. 1, and FIG. 2B is a view in FIG. It is a fragmentary sectional view in the XX line.
[0014]
As shown in FIG. 1, the steering wheel A according to the present embodiment mainly includes a boss mounting portion 11, a rim 12, a first reinforcement 13a, and a pair of second reinforcements 13b and 13b (hereinafter referred to as “a”). If the reinforcement is not specified, it is simply referred to as “reinforcement 13”) and first, second, third, fourth, fifth and sixth spokes 14a, 14b, 14c, 14d, 14e, 14f ( Hereinafter, when the spoke is not specified, it is simply referred to as “spoke 14”. The first and second reinforcements 13a, 13b, and 13b correspond to “reinforcing members” in the claims.
[0015]
The boss mounting portion 11 is attached to the tip of a steering shaft 16 extending upward from a gear box (not shown). The boss mounting portion 11 is engaged with the tip of the steering shaft 16 so that the rotational force of the steering wheel A is transmitted to the steering shaft 16. The outer shape of the boss attachment portion 11 has a quadrangular prism shape, and one end of the spoke 14 is fixed to the three side walls 11a. In addition, as long as this boss | hub attachment part 11 is a shape which can fix these spokes 14, there is no restriction | limiting in particular in the external shape.
[0016]
The rim 12 is a ring-shaped member and constitutes a driver's grip. The rim 12 is disposed above the boss mounting portion 11 so that the rotation axis when the driver rotates the rim 12 coincides with the rotation axis of the steering shaft 16. The rim 12 and the boss mounting portion 11 are fixed via spokes 14 described below.
[0017]
The first to sixth spokes 14 a, 14 b, 14 c, 14 d, 14 e, 14 f are arranged in this order clockwise around the boss mounting portion 11, as is apparent when referring to FIG. 2 (a). Yes. Each of the first to sixth spokes 14 a, 14 b, 14 c, 14 d, 14 e, 14 f is fixed to the side wall 11 a of the boss mounting portion 11 and extends from the boss mounting portion 11. The end is fixed to the inner peripheral surface of the rim 12. That is, each of the first to sixth spokes 14a, 14b, 14c, 14d, 14e, and 14f extends obliquely upward from one end side fixed to the boss mounting portion 11 as shown in FIG. The other end is fixed to the inner peripheral surface of the rim 12. The cross-sectional shape of the spokes 14 is not particularly limited.
[0018]
Each of the spokes 14 has a spring portion 15 formed on one end thereof, that is, on the boss attachment portion 11 side, as shown in FIG. This spring part 15 is comprised by the area which increased / decreased the thickness, width | variety, outer diameter, etc. of the spoke 14, and makes the said area function as a leaf | plate spring or a wire spring.
[0019]
The first and second reinforcements 13 a, 13 b, and 13 b are long members having a rectangular cross section C, and reinforce the fixing structure between the boss mounting portion 11 and the rim 12. As shown in FIG. 2A, the first reinforcement 13a extends in an arc shape between the first and sixth spokes 14a, 14f, and both ends thereof are fixed to the first and sixth spokes 14a, 14f. Has been. Of the pair of second reinforcements 13b and 13b, one second reinforcement 13b is spanned between the second spoke 14b and the third spoke 14c, and these second and third spokes are provided. 14b and 14c are fixed. The other second reinforcement 13b is spanned between the fourth spoke 14d and the fifth spoke 14e and is fixed to the fourth and fifth spokes 14d and 14e. These first and second reinforcements 13a, 13b, 13b are arranged so as to extend in a virtual plane P orthogonal to the rotation axis Ax of the rim 12, as shown in FIGS. 2 (a) and 2 (b). Has been. Note that the position of the virtual plane P is between the fixing portion between the spoke 14 and the boss mounting portion 11 and the fixing portion between the spoke 14 and the rim 12 as long as the rigidity and vibration damping performance of the steering wheel A are not impaired. It can be set appropriately.
[0020]
The boss attachment portion 11, the rim 12, the spoke 14, and the reinforcement 13 are integrally formed with each other. The boss attachment portion 11, the rim 12, the spoke 14, and the reinforcement 13 can be made of, for example, a metal material such as aluminum, an aluminum alloy, or a magnesium alloy, or a composite material including carbon fiber. In particular, considering the function of the spring portion 15, the material of the reinforcing member is preferably an elastic material.
[0021]
In the steering wheel A according to this embodiment, the vibration generated by the engine vibration and the road surface reaction force is transmitted to the boss mounting portion 11 via the steering shaft 16. The vibration transmitted to the boss attachment part 11 is absorbed by the spring part 15 formed on the boss attachment part 11 side of the spoke 14. As a result, according to the steering wheel A, the vibration transmitted to the rim 12 fixed to the other end of the spoke 14 is reduced, so that the driver can steer without causing discomfort.
[0022]
Further, in the steering wheel A according to the present embodiment, the spokes 14 that fix the boss attachment portion 11 and the rim 12 are fixed by the reinforcement 13. In other words, since the reinforcement 13 functions as a beam for fixing the spokes 14 to each other, the fixing structure of the boss mounting portion 11 and the rim 12 is reinforced, so that the steering wheel A is improved in rigidity. The rigidity in the radial direction is further increased.
[0023]
And in this steering wheel A, since the spokes 14 are fixed to each other by the reinforcement 13, the stress applied to each of the spokes 14 is reduced, so that the spokes 14 can be made thinner. As a result, compared with the conventional steering wheel, the amount (volume, area, etc.) occupied by one spoke 14 in the entire steering wheel A is reduced. Therefore, according to this steering wheel A, it is possible to reduce the weight while maintaining the rigidity equal to or higher than the rigidity of the conventional steering wheel.
[0024]
Moreover, according to this steering wheel A, since the spoke 14 can be made thin and the reinforcement 13 is further provided, the design variations of the steering wheel A are increased and the design is improved.
[0025]
Further, in this steering wheel A, since the boss mounting portion 11, the rim 12, the spoke 14 and the reinforcement 13 are integrally formed, the structure having the rigidity and vibration damping properties described above can be easily and inexpensively formed. Can do.
[0026]
Although the steering wheel of the present invention has been specifically described above based on the embodiment, the present invention is not limited to this embodiment.
[0027]
For example, in the present embodiment, the first and second reinforcements 13a, 13b, and 13b are arranged so as to extend in a virtual plane P orthogonal to the rotation axis Ax of the rim 12 (FIG. 2A). The present invention is not limited to this. For example, as shown in FIG. 3, the second reinforcement 13b and the second reinforcement 13b form an angle θ with respect to the virtual plane P described above. The spoke 14 may be connected. Further, at this time, the arrangement position of the first reinforcement 13a can be set irrespective of the arrangement position of the second reinforcement 13b as long as the rigidity and vibration damping performance of the steering wheel are not hindered.
[0028]
In the present embodiment, the first reinforcement 13a is disposed between the first and sixth spokes 14a, 14f, and the second reinforcements 13b, 13b are respectively the second and third spokes 14b, 14c. However, the present invention is not limited to this, and the position where the reinforcement 13 is arranged is at least two of the reinforcements 13. Any position that can be fixed to the spoke 14 is acceptable. For example, as shown in FIG. 4 (a), the steering wheel is provided between the first and second spokes 14a and 14b, between the third and fourth spokes 14c and 14d, and between the fifth and sixth spokes 14e and 14f. Reinforcement 13 may be arranged in each of them.
[0029]
Further, in the present embodiment, six spokes 14 are disposed, but the present invention is not limited to this, and the number of spokes 14 can be appropriately set within a range of two or more. . For example, the steering wheel may be provided with four spokes 14 as shown in FIG. 4 (b), or three spokes 14 as shown in FIG. 4 (c). It may be arranged. Note that the reinforcement 13 of such a steering wheel may be arranged at a position where it is fixed to at least two spokes 14.
[0030]
In the present embodiment, the first reinforcement 13a for fixing the first spoke 14a and the sixth spoke 14f is exemplified as an arc shape, but the present invention is not limited to this. As shown in FIG. 5A, the first reinforcement 13a may be linear. Further, the first reinforcement 13a may be bent, and as a bending mode, for example, as shown in FIG. 5B, one place of the first reinforcement 13a is predetermined. The first rain 13b is bent at a predetermined angle as shown in FIG. 5C, and the first rain as shown in FIG. 5D. For example, the forceps 13a may be bent at a predetermined angle at three or more locations. Although not shown, the steering wheel of the present invention may be formed such that a plurality of portions of the first reinforcement 13a are curved in a corrugated shape, or these waves are applied to the first reinforcement 13a. What combined the type | mold and bending may be given. In addition, you may change the shape of the 2nd reinforcement 13b similarly to the shape of such a 1st reinforcement 13a.
[0031]
Further, the steering wheel A according to the present embodiment includes the reinforcement 13 (see FIG. 2B) having a rectangular cross section C, but the present invention is not limited to this. The reinforcement 13 used in the present invention is not limited in its cross-sectional shape. For example, as shown in FIG. 6 (a), the cross-sectional shape is trapezoidal or as shown in FIG. 6 (b). The cross-sectional shape is circular, or the cross-sectional shape is triangular as shown in FIG. Further, the reinforcement 13 may have a cross-sectional shape that gradually changes as it proceeds in the extending direction. For example, as shown in FIG. The cross-sectional area may gradually become smaller toward both ends, or the central portion may be constricted as shown in FIG. In addition, the reinforcement 13 may be composed of a composite member in which a plurality of members are connected. For example, as shown in FIG. 7, the first reinforcement member 13c having a triangular prism and the first prism member having a quadrangular prism are used. The two reinforcement members 13d and the cylindrical third reinforcement member 13e may be fixed to each other and integrated. Further, as shown in FIG. 8A, the reinforcement 13 may have a cross-sectional area that gradually decreases as it extends from the spoke 14, or as shown in FIG. 8B. In addition, the cross-sectional area may gradually increase as it extends from the spoke 14. Further, as shown in FIG. 8C, the reinforcement 13 includes a base end portion 13f fixed to the spoke 14 and a reinforcement main body 13g extending from the base end portion 13f. Also good. In the steering wheel of the present invention, the energy absorption characteristic when an impact load is applied to the steering wheel can be adjusted by changing the shape of the reinforcement 13 in this way.
[0032]
In the present embodiment, the spring portion 15 is formed by increasing or decreasing the thickness of the spoke 14 as described above, but the leaf spring or the like is formed, but the present invention is not limited to this, For example, the section in which the thickness or the like is increased or decreased may be further processed into a corrugated shape. In the steering wheel of the present invention, by changing the thickness, shape, etc. of the spring portion 15 in this way, the spring constant can be changed and the vibration damping characteristics of the steering wheel can be optimized.
[0033]
In the present embodiment, the boss mounting portion 11, the rim 12, the spoke 14 and the reinforcement 13 are integrally formed. However, the present invention is not limited to this and is a separate member. The boss mounting portion 11, the rim 12, the spoke 14, and the reinforcement 13 may be connected to each other.
[0034]
【The invention's effect】
According to the steering wheel of the first aspect, it is possible to exhibit excellent rigidity and vibration damping properties, and it is possible to improve design properties.
Further, according to the steering wheel of the second aspect, the same effect as that of the first aspect of the invention can be obtained, and a structure having rigidity and vibration damping can be easily and inexpensively formed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a steering wheel according to an embodiment.
2A is a top view of the steering wheel of FIG. 1, and FIG. 2B is a partial cross-sectional view taken along line XX of FIG. 2A.
FIG. 3 is a partial cross-sectional view of a steering wheel according to another embodiment.
4 (a), 4 (b) and 4 (c) are schematic views of a steering wheel according to another embodiment. FIG.
FIGS. 5 (a), 5 (b), 5 (c) and 5 (d) are views of a reinforcement (reinforcing member) used in a steering wheel according to another embodiment. It is a schematic diagram.
6 (a), 6 (b), 6 (c), 6 (d), and 6 (e) are diagrams showing a reinforcement used in a steering wheel according to another embodiment. It is a schematic diagram of a ment (reinforcing member).
FIG. 7 is a schematic view of a reinforcement (reinforcing member) used in a steering wheel according to another embodiment.
FIGS. 8A, 8B, and 8C are partial perspective views of a reinforcement (reinforcing member) used in a steering wheel according to another embodiment.
[Explanation of symbols]
11 Boss mounting part 12 Rim 13 Reinforcement (reinforcing member)
13a First reinforcement (reinforcing member)
13b Second reinforcement (reinforcing member)
14 Spoke 14a 1st spoke 14b 2nd spoke 14c 3rd spoke 14d 4th spoke 14e 5th spoke 14f 6th spoke 15 Spring part

Claims (3)

ボス取り付け部と、リムと、前記ボス取り付け部に一端が固定され、前記リムの回転軸と直交する仮想平面に対して所定角をなす複数のスポークとを備えるステアリングホイールにおいて、
前記スポーク間で延びたその両端が当該スポークに固定された補強部材をさらに備えるとともに、前記スポークには、前記一端側に厚みまたは幅を減少させたスプリング部が形成され
前記補強部材は、前記仮想平面に対し前記所定角よりも小さい角度で傾斜して前記スポーク間に設けられていることを特徴とするステアリングホイール。
In a steering wheel comprising: a boss mounting portion; a rim; and a plurality of spokes having one end fixed to the boss mounting portion and forming a predetermined angle with respect to a virtual plane perpendicular to the rotation axis of the rim .
While further comprising a reinforcing member whose both ends extending between the spokes are fixed to the spoke, the spoke is formed with a spring portion with reduced thickness or width on the one end side ,
The steering wheel according to claim 1, wherein the reinforcing member is provided between the spokes with an inclination smaller than the predetermined angle with respect to the virtual plane .
前記ボス取り付け部、前記リム、前記スポーク及び前記補強部材が、相互に一体に成形されていることを特徴とする請求項1に記載のステアリングホイール。  The steering wheel according to claim 1, wherein the boss mounting portion, the rim, the spoke, and the reinforcing member are integrally formed with each other. 前記補強部材が、その延びる方向に進むにしたがって断面形状が変化していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のステアリングホイール。The steering wheel according to claim 1 or 2, wherein the reinforcing member has a cross-sectional shape that changes in a direction in which the reinforcing member extends.
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