JP3855095B2 - Pipeline lining method - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、下水道管などの主として地中埋設管路を内張りする方法に関し、特に、管路内で人が作業をすることのできる直径800mm以上の大口径管路の補修に適した内張り方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
下水道管をはじめとする地中埋設管を補修すべく、その内周面にライニングを施す、いわゆる管路の内張り方法としては、従来、小中口径の管路については、熱硬化性樹脂を含浸させた未硬化の柔軟な円筒状内張り材を管路内に設置し、更にその内張り材の内側に挿入したチューブ等を膨張させる等によって、内張り材を拡張させて管路内面に密着させた後、熱硬化性樹脂を硬化させ、既設管路内で新たなパイプを形成する、いわゆるソフトライニング工法と称される方法が主として採用されている。
【0003】
一方、口径が800mm以上の大口径管路については、帯状の樹脂板をスパイラル状に巻回して樹脂パイプを管路内に形成し、既設管路内面と樹脂パイプとの隙間に裏込め材を注入して硬化させる、いわゆる製管工法と称される方法が主として採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、大口径管路の補修に主として採用されている製管工法は、細長い帯状の樹脂板から樹脂パイプを形成していくので、日進量が20〜30m程度と低く、また、裏込めの際には、樹脂パイプが裏込め時の圧力で潰れないように支保工を組む必要があることから、管路内での作業も多く、作業性が悪いという欠点がある。
【0005】
これに対し、ソフトライニング工法は、基本的に補修対象管路の全長にわたる筒状の内張り材を用いて一挙に内張りを施すから、相当の長さの管路であってもその内張り作業は1日で終了し、極めてスピーディーであるばかりでなく、管路内での作業も殆ど要しないので作業性も良好であるが、以下に示す理由によって大口径管路の補修には適用されていない。
【0006】
すなわち、第一に、内張り材の径寸法は管路径に合わせて大きくなり、マンホールを介しての管路内への挿入が困難となる。第二に、寸法が大きくなることで、大型の運搬車を使わなければ現場への搬入を行うことができなくなり、狭い道路での実施が困難となる。
【0007】
本発明の目的は、ソフトライニング工法の長所である短時間施工性と良好な作業性を活かしながら、大口径管路の補修に際しての上記した問題点を解決し、もって大口径管であっても、良好な作業性のもとに短期に施工できる管路の内張り方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の管路の内張り方法は、既設管を補修すべくその内周面を被覆する方法であって、幅方向寸法の合計が補修対象管路の周方向寸法よりも長く、かつ、それぞれ熱硬化性樹脂を含浸させた未硬化の柔軟な複数枚の内張り材を用い、その各内張り材を幅方向が補修対象管路の周方向に沿うように、かつ、幅方向両端部が相互に重なるように、1枚ずつ既設管内に内張りしていくことによって特徴づけられる(請求項1)。
【0009】
ここで、本発明においては、上記内張り材を2枚とし、まず、補修対象管路の下半部を内張りした後、上半部を内張りする方法(請求項2)を好適に採用することができる。
【0010】
本発明は、基本的には上記した長所を有するソフトライニング工法に準じるのであるが、従来のソフトライニング工法のように内張り材を筒状とせず、その筒状体を実質的に周方向に複数に分割して、その分割部位が相互に重なり合うように順次既設管路内に内張りしていくことで、所期の目的を達成しようとするものである。
【0011】
すなわち、本発明においては、内張り材として、従来のソフトライニング工法と同様に熱硬化性樹脂を含浸させた柔軟なものを用いるが、これを筒状とはせずに複数枚のシート状とし、その合計の幅寸法を補修対象管路の周方向寸法よりも長くしておき、その各内張り材を幅方向を管路の周方向に沿わせて、かつ、互いに幅方向両端部が重なり合うように1枚ずつ内張りしていく。これにより、大口径管路であっても、個々の内張り材の寸法(幅)を大きくする必要がなくなり、マンホールからの搬入や運搬に支障をきたすことがなくなる。そして、各内張り材の長さについては従来のソフトライニング工法と同様に補修対象管路長にあわせることで、かつ、裏込め材を必要としないことも併せて、従来のソフトライニング工法の特徴である短期施工性と良好な作業性を維持することができる。
【0012】
また、請求項2に係る発明のように、内張り材の周方向への分割数を2とし、まず管路の下半部を内張りした後、上半部を内張りすることで、上半部の内張り時においては先に内張りした下半部の内張り材が管路内面に向けて突出した状態となっているため、上半部用の内張り材が下方に脱落することを防止することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の好適な実施の形態について説明する。
図1は本発明方法により内張りされた管路の構造を示す模式的断面図で、管路の軸方向に直交する面で切断して示す図である。既設管1の内周面には、その下半部1aに第1の内張り材2aが内張りされているとともに、上半部1bには第2の内張り材2bが内張りされている。各内張り材2a,2bは互いに略同等の幅を有し、その幅の合計寸法は既設管1の内周寸法よりも所定寸法だけ長くなっている。そして、各内張り材2a,2bはそれぞれの幅方向を既設管1の周方向に沿わせた状態で内張りされ、下半部を覆う第1の内張り材2aの幅方向両端部の上に、上半部を覆う第2の内張り材2bの幅方向両端部が重なった状態で内張りされている。また、各内張り材2a,2bの長さは、以下に示す補修対象管路Wの長さLと同等である。
【0014】
各内張り材2a,2bの構造例を挙げると、図2にその模式的断面図を示すように、中心部のポリエステル繊維等からなるシート状の不織布21の表裏両面に、ガラス繊維等からなるロービングクロス等の織布22,23を積層し、その全体に、不飽和ポリエステル樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸させた構造のもの等を用いることができる。
【0015】
次に、以上の内張り材2a,2bを既設管1の内周面に内張りする手順について詳細に述べる。図3〜図7はその手順説明図である。
まず、図3に管路の軸方向に平行する断面図を示すように、補修対象管路WがマンホールBとCとの間であるとすると、その補修対象管路Wの上流端のマンホールBの更に上流側に位置するマンホールAの下流側に止水プラグ11aを打って水をせき止めるとともに、補修対象管路Wの下流端のマンホールCの更に下流側に位置するマンホールDの上流側に止水プラグ11bを配置し、止水プラグ11aによりせき止められた水を地上に設けた水替えポンプ12によって排水ホース13を介して止水プラグ11bの下流側に導き、水替えを行う。これにより、補修対象管路WであるマンホールB,C間がドライの状態となる。
【0016】
次に、図4に管路の軸平行断面図を、図5に軸直交断面図を示すように、マンホールBまたはCから、熱硬化性樹脂を含浸させて、必要に応じて適宜に増粘させた未硬化状態の柔軟な第1の内張り材2aを補修対象管路W内に引き込んで既設管1の下半部1aに沿わせるとともに、その上面にあらかじめ積層して当該第1の内張り材2aとともに引き込んだ、もしくは追って当該第1の内張り材2aの上面に引き込んだ、補修対象管路Wの長さLと同等の長さを有する拡張チューブ3の両端部に端末金具4a,4bを取り付けてその内部を密封した状態で、端末金具4aまたは4bに連通させた流体供給口5aから拡張チューブ3内にエアを圧入する。これにより、第1の内張り材2aは既設管1の内周面の下半部1aに密着する。その密着状態において、拡張チューブ3内のエアを端末金具4bまたは4aに連通させた流体排出口5bから排出するとともに、流体供給口5aから拡張チューブ3内に加熱流体、例えば蒸気もしくは温水を圧入し、熱硬化性樹脂を硬化させる。これにより、第1の内張り材2aが既設管1の内周面の下半部1aに内張りされた状態となる。
【0017】
次に、拡張チューブ3から端末金具4a,4bを外して内部の流体を排出した後、図6に管路の軸平行断面図を、図7に軸直交断面図を示すように、上記の第1の内張り材2aと同様に、熱硬化性樹脂を含浸させて必要に応じて適宜に増粘させた未硬化状態の柔軟な第2の内張り材2bをマンホールBまたはCから補修対象管路W内に引き込んでチューブ3の上に設置する。その状態で拡張チューブ3に端末金具4a,4bを取り付けて、密封状態で内部にエアを圧入することにより、第2の内張り材2bを、その幅方向両端部が既に内張りを完了している第1の内張り材2bの幅方向両端部の上に重なるように、かつ、既設管1の内周面の上半部1bを覆うように密着させる。その後、拡張チューブ3内に蒸気または温水等の加熱流体を圧入して、第2の内張り材2bの熱硬化性樹脂を硬化させる。以上の工程により、図1に示した構造の管路が得られる。
【0018】
この実施の形態において特に注目すべき点は、既設管1内を覆う内張り材を第1と第2の内張り材2aと2bに二分割するとともに、これら両者を幅方向両端部において重なり合わせて既設管1内で硬化させている点であり、これにより、既設管1が口径800mmを越える大口径管であっても、個々の内張り材2a,2bは、従来のソフトライニング工法により同口径管の内張りをする場合に比してその寸法および重量を約1/2強に抑えることができる結果、マンホールを介して既設管内に搬入することが可能となり、現場への運搬に際しても特に大型車を必要とすることがなくなる。
【0019】
また、既設管1の下半部1aに第1の内張り材2aを内張りした後、第2の内張り材2bにより上半部1bを内張りすることにより、第2の内張り材2bの内張り時において、既に内張りした第1の内張り材2aが既設管1内に出張って第2の内張り材2bを支えて位置決めするように機能し、作業性が向上するとともに、第1と第2の内張り材2a,2bの幅の合計寸法も、既設管1の内周寸法より僅かに長くすればよくなるという利点がある。
【0020】
なお、拡張チューブ3の取り扱いについては、第1の内張り材2aの内張りに際しては、当該第1の内張り材2aと同時に引き込むか、あるいは第1の内張り材2aの引き込み後に既設管1内に引き込んでもよいことは前記したが、第2の内張り材2bの内張りに際しても、上記した実施の形態のように第1の内張り材2aの内張りに使用したものをそのまま用いてその上方に第2の内張り材2bを引き込むほか、別途用意したものを第2の内張り材2bと同時に既設管1内に引き込む方法、および、同じく別途用意した拡張チューブ3を、既に内張りを完了している第1の内張り材2aの上に引き込んだ後に第2の内張り材2bを引き込む方法を採用してもよい。
【0021】
また、第1および第2の内張り材2a,2bの構造としては、図2に示した構造のもののほか、シートモールディングコンパウンド(SMC)や、その表面にフィルム等を配置した公知の構造の内張り材を用いることができるが、図2に示した構造のものは、ガラス等の繊維からなる高密度の織布で不織布を挟み込んだサンドイッチ構造の採用により、薄肉、軽量で高い強さを持たせることができて好適である。
【0022】
更に、以上の実施の形態では、2枚の内張り材によって既設管1の内周面を覆った例、つまり、内張り材を周方向に2分割した例を示したが、本発明では、その分割数は任意であり、幅寸法の合計が補修対象管路の周方向寸法よりも長い任意の複数枚の内張り材を、それぞれの幅方向端部が重なり合うように既設管1の内周面に順次内張りすることができる。
【0023】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、熱硬化性樹脂を含浸させた未硬化の柔軟な内張り材を、従来のソフトライニング工法のように一体の筒状にするのではなく、周方向に複数に分割して、各内張り材を幅方向に重なり合うように順次既設管内周面に内張りするから、大口径管の補修に際しても、個々の内張り材の寸法の増大を回避することができ、マンホールからの搬入が可能となると同時に、重量の増大の回避により普通車によって現場への搬入が可能となる。しかも、基本的にはソフトライニング工法を採用して、補修対象管路の全長に等しい長さの内張り材を用いることができるため、管路内での作業が少なく、かつ、短期に施工できるというソフトライニング工法の長所はそのまま活かすことができる。
【0024】
また、請求項2に係る発明のように、内張り材の周方向への分割数を2として、既設管の下半部に内張りを施した後に上半部の内張りを施すようにすれば、上半部の内張り時に、既に内張りした下半部の内張り材が上半部の内張り材を支えて位置決めするように機能するから、各内張り材どうしの重なり量を少なくしても容易に所要の内張りを行うことが可能となり、各内張り材の幅寸法を短くできると同時に、補修による管路断面の減少量を少なくすることができ、管内流量の低下を防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を適用した内張り方法により補修された管路の構造を模式的に示す軸直交断面図である。
【図2】図1における第1および第2の内張り材2a,2bの構造例を示す模式的断面図である。
【図3】本発明の実施の形態の手順説明図で、水替えにより補修対象管路Wをドライとした状態を示す模式的な軸平行断面図である。
【図4】同じく本発明の実施の形態の手順説明図で、第1の内張り材2aおよび拡張チューブ3を既設管1内に挿入した状態を示す模式的な軸平行断面図である。
【図5】同じく本発明の実施の形態の手順説明図で、図4の状態における模式的な軸直交断面図である。
【図6】同じく本発明の実施の形態の手順説明図で、第1の内張り材2aの内張り後、第2の内張り材2bおよび拡張チューブ3を既設管1内に挿入した状態を示す模式的な軸平行断面図である。
【図7】同じく本発明の実施の形態の手順説明図で、図6の状態における模式的な軸直交断面図である。
【符号の説明】
1 既設管
1a 下半部
1b 上半部
2a 第1の内張り材
2b 第2の内張り材
3 拡張チューブ
4a,4b 端末金具
5a 流体供給口
5b 流体排出口
11a,11b 止水プラグ
12 水替えポンプ
13 排水ホース
W 補修対象管路[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for lining mainly underground underground pipes such as sewer pipes, and more particularly to a lining method suitable for repairing large-diameter pipes having a diameter of 800 mm or more that can be operated by humans in the pipes. .
[0002]
[Prior art]
In order to repair underground pipes such as sewer pipes, the inner peripheral surface of the pipe is lined. So-called pipe lining is conventionally impregnated with thermosetting resin for small and medium-diameter pipes. After the uncured flexible cylindrical lining material that has been cured is installed in the pipeline, the lining material is expanded and adhered to the inner surface of the pipeline by, for example, expanding a tube inserted inside the lining material. A so-called soft lining method, in which a thermosetting resin is cured and a new pipe is formed in an existing pipe line, is mainly employed.
[0003]
On the other hand, for large-diameter pipes having a diameter of 800 mm or more, a strip-shaped resin plate is wound spirally to form a resin pipe in the pipe, and a backfill material is provided in the gap between the existing pipe inner surface and the resin pipe. A so-called pipe making method, which is injected and cured, is mainly employed.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, the pipe making method mainly adopted for repairing large-diameter pipes forms resin pipes from long strip-shaped resin plates, so the amount of advancement is as low as about 20-30 m, and when backfilling However, since it is necessary to set up a support so that the resin pipe does not collapse due to the pressure at the time of backfilling, there is a disadvantage that work is often performed in the pipeline and workability is poor.
[0005]
On the other hand, in the soft lining method, the lining work is basically performed at once using a cylindrical lining material covering the entire length of the pipe to be repaired. Not only is it very fast and it does not require much work in the pipeline, it has good workability, but it is not applied to repair large-diameter pipelines for the following reasons.
[0006]
That is, first, the diameter of the lining material increases in accordance with the pipe diameter, and it becomes difficult to insert it into the pipe through the manhole. Secondly, the increase in size makes it impossible to carry in the site without using a large transport vehicle, making it difficult to implement on narrow roads.
[0007]
The purpose of the present invention is to solve the above-mentioned problems in repairing large-diameter pipes while taking advantage of the short-time workability and good workability that are the advantages of the soft lining method, An object of the present invention is to provide a method for lining pipes that can be constructed in a short period of time with good workability.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the pipe lining method of the present invention is a method of covering the inner peripheral surface of an existing pipe for repairing, and the sum of the widthwise dimensions is the circumferential dimension of the pipe to be repaired. Longer, and using a plurality of uncured flexible lining materials impregnated with a thermosetting resin, respectively, so that the width direction of each lining material is along the circumferential direction of the pipeline to be repaired, and It is characterized by lining the existing pipes one by one so that both ends in the width direction overlap each other (claim 1).
[0009]
Here, in the present invention, it is preferable to adopt a method (Claim 2) in which the number of the above-mentioned lining materials is two, and first, the lower half of the pipeline to be repaired is lined, and then the upper half is lined. it can.
[0010]
The present invention basically conforms to the soft lining method having the above-mentioned advantages, but unlike the conventional soft lining method, the lining material is not formed into a cylindrical shape, and the cylindrical body is substantially plural in the circumferential direction. In order to achieve the intended purpose, the inner part is lined in order so that the divided parts overlap each other.
[0011]
That is, in the present invention, as the lining material, a flexible material impregnated with a thermosetting resin is used in the same manner as the conventional soft lining method, but this is not a tubular shape, but a plurality of sheets. The total width dimension is made longer than the circumferential dimension of the pipe to be repaired, and each lining material is placed along the circumferential direction of the pipe line so that both ends in the width direction overlap each other. Line one by one. Thereby, even if it is a large diameter pipe line, it becomes unnecessary to enlarge the dimension (width | variety) of each lining material, and it does not cause trouble in carrying in and carrying from a manhole. The length of each lining material is the same as that of the conventional soft lining method, and it matches the length of the pipe to be repaired. Some short-term workability and good workability can be maintained.
[0012]
Further, as in the invention according to claim 2, the number of divisions in the circumferential direction of the lining material is set to 2, and after first lining the lower half of the pipe line, the upper half is lined, At the time of lining, it is possible to prevent the lining material for the upper half from falling off downward because the lining material of the lower half that was lined first protrudes toward the inner surface of the pipe line. Become.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a schematic sectional view showing the structure of a pipeline lined by the method of the present invention, and is a view cut along a plane perpendicular to the axial direction of the pipeline. On the inner peripheral surface of the existing
[0014]
As an example of the structure of each of the
[0015]
Next, the procedure for lining the
First, as shown in a sectional view parallel to the axial direction of the pipe line in FIG. 3, if the pipe W to be repaired is between manholes B and C, the manhole B at the upstream end of the pipe W to be repaired The
[0016]
Next, as shown in FIG. 4 showing an axial parallel cross-sectional view of the pipe line and FIG. 5 showing an axial orthogonal cross-sectional view, the manhole B or C is impregnated with a thermosetting resin, and the viscosity is increased as necessary. The uncured flexible
[0017]
Next, after removing the
[0018]
In this embodiment, a point to be particularly noted is that the lining material covering the inside of the existing
[0019]
Further, after lining the
[0020]
Regarding the handling of the
[0021]
Further, as the structure of the first and
[0022]
Further, in the above embodiment, an example in which the inner peripheral surface of the existing
[0023]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the uncured flexible lining material impregnated with the thermosetting resin is not formed into an integral cylindrical shape as in the conventional soft lining method, but is provided in a circumferential direction. Since each lining material is sequentially lined on the inner peripheral surface of the existing pipe so as to overlap each other in the width direction, an increase in the size of each lining material can be avoided even when repairing a large-diameter pipe. Can be carried in at the same time, and at the same time, it can be carried into the site by a normal vehicle by avoiding an increase in weight. Moreover, it is basically possible to use a soft lining method and use a lining material with a length equal to the total length of the pipe to be repaired, so that there is little work in the pipe and it can be constructed in a short period of time. The advantages of the soft lining method can be used as they are.
[0024]
Further, as in the invention according to claim 2, if the number of divisions in the circumferential direction of the lining material is 2, and the lining of the upper half is applied after applying the lining to the lower half of the existing pipe, During lining of the half part, the lower lining material already lined functions to support and position the upper lining material, so the required lining can be easily obtained even if the overlapping amount of each lining material is reduced. Thus, the width dimension of each lining material can be shortened, and at the same time, the amount of reduction in the pipe cross section due to the repair can be reduced, and the reduction in the pipe flow rate can be prevented.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an axial cross-sectional view schematically showing the structure of a pipe line repaired by a lining method to which the method of the present invention is applied.
2 is a schematic cross-sectional view showing an example of the structure of first and
FIG. 3 is a procedure explanatory diagram of the embodiment of the present invention, and is a schematic axial parallel cross-sectional view showing a state in which a pipe W to be repaired is dry by water change.
FIG. 4 is a schematic explanatory view of the procedure of the embodiment of the present invention, and is a schematic axial parallel sectional view showing a state where the
5 is an explanatory diagram of procedures according to the embodiment of the present invention, and is a schematic cross-sectional view orthogonal to the axis in the state of FIG. 4;
FIG. 6 is a procedure explanatory view of the embodiment of the present invention, schematically showing a state in which the
FIG. 7 is an explanatory diagram of procedures according to the embodiment of the present invention, and is a schematic cross-sectional view perpendicular to the axis in the state of FIG. 6;
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (2)
幅方向寸法の合計が補修対象管路の周方向寸法よりも長く、かつ、それぞれ熱硬化性樹脂を含浸させた未硬化の柔軟な複数枚の内張り材を用い、その各内張り材を幅方向が補修対象管路の周方向に沿うように、かつ、幅方向両端部が相互に重なるように、1枚ずつ既設管内に内張りしていくことを特徴とする管路の内張り方法。A method of covering an inner peripheral surface of an existing pipe for repairing,
The total width dimension is longer than the circumferential dimension of the pipe to be repaired, and a plurality of uncured flexible lining materials each impregnated with a thermosetting resin are used. A method of lining a pipe, wherein the pipes are lined one by one in an existing pipe so that both ends of the pipe in the width direction overlap each other along the circumferential direction of the pipe to be repaired.
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