JP3852722B2 - Water purifier - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、上手側に設置した源水タンクを介し下手側の処理タンクから落差流下方式によって処理水を浄化処理するようにした浄水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、湖や池,河川等の源水又は食品その他洗浄が行われた排水、並びにガソリンスタンド等の施設から排出される源水の浄化処理を行う浄水装置は、木炭及びゼオライトライト等を収容した複数の処理タンクを互いに連結し、その上手側の処理タンクから源水を給水ポンプで圧送供給し、最終の処理タンクから浄化水を強制排出するようにした浄水装置が知られている。
また近年このような浄水装置にオゾンを供給し殺菌等のオゾン処理を行うようにした浄水装置も知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
然し、上記従来の構成による浄水装置は、大量の有機物や洗剤,油等種々の成分及び着色物等で汚染されている源水を処理する場合に、上手側の処理タンク内の木炭或いはゼオライト等の濾過体に対し、有機物や着色物また雑菌等が大量に付着すると共に該濾過体中を源水が強制的に圧送されるので、早期に目詰まり等が発生し易くその処理能力を低下させる欠点がある。
また各処理槽における処理が充分に行われないまま排出されるので、上記濾過体の交換を頻繁に行う必要を生じたり、各処理タンク内に大量の濾過体を収容しなければならない結果、浄水装置が大型化する不具合やランニングコストが高くなる等の問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記従来の問題点を解消するための本発明による浄水装置は、第1に、源水を一時的に貯溜させる源水タンク2と、内部に濾過部材43を収容し、前記源水タンク2より源水の供給を受けて微生物による浄化処理を行う処理タンク4とを連結して処理水の浄化を行う浄水装置において、源水タンク2と上記処理タンク4との間に源水を曝気処理する主曝気タンク2aを設け、上記処理タンク4が縦方向の筒状のタンク本体4T内に回転軸41を縦方向に回転駆動可能に軸支し、該回転軸41の回りに可撓性を有する紐状又は線状の部 材よりなる濾過部材43を放射状に密集させて取付けてなる回転濾過体40を備えており、源水タンク2から吸水ポンプ2Pによって主曝気タンク2aに送水すると共に、主曝気タンク2aから下流側の処理タンク4及び該処理タンク4と源水タンク2とを順次落差によって送水可能な流下方式によって排水及び環流可能に連結し、処理水を源水タンク2と処理タンク4間で循環させながら浄化処理することを特徴としている。
【0005】
第2に、処理タンク4の筒状のタンク本体4T内に漏下間隙4Rを有して仕切筒15を嵌挿すると共に、該仕切筒15内に回転濾過体40を攪拌回転可能に設けたことを特徴としている。
【0006】
【発明の実施形態】
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係わる浄水装置Aのカバーを外した内部構造を示し、図1〜図3は各処理装置の構造を示し、図4は浄水装置Aの処理回路を示す模式図であり、図5は濾過タンク4の要部を示し、図6は上記浄水装置Aを給油スタンド9Sに設置した場合の態様を示す平面説明図であり、図7は浄水装置Aを洗車装置9に設置した実施形態を示す。
【0007】
この実施形態に係わる浄水装置Aは、平面視方形状の機台1a上で処理方向最上手側に源水を収容させる源水タンク(貯溜タンク)2と主曝気タンク2a(曝気槽)を設置すると共に、これに後続して立設固定した円筒容器状の複数の処理タンク1(5,6,4)を設けて、源水を後述する給水ポンプ2P及び落差流下方式によって適数回循環させながら浄化処理するようにしている。
【0008】
上記処理タンク1のうち上手側の第1処理タンク5は、木炭或いは竹炭等の炭片5aを適宜な大きさ(略10〜50mm程度)に粉砕した状態で収容するか、或いは長さ方向を揃えて縦方向に整列させた状態で収容した炭片タンク5にしている。
またこの下手側の第2処理タンク6は、瓦片6aを処理水の収容量と処理の性能を確保すると共に目詰まりを生じない範囲で適宜な大きさ(略10〜20mm程度)に粉砕して収容した瓦片タンクにしている。
そして、この下手側に第3処理タンクとしての濾過タンク4を後述する図5の構成によって設置し、これら炭片タンク5,瓦片タンク6,濾過タンク4の底部に気給機(コンプレッサ)8aで発生させたエアーを供給する送気管80を連結している。
尚、濾過タンク4には送気管80に設けたバルブ8Vを介し、後述する濾過部材43の清掃時にエアーを送り込むように切換供給可能にしている。
【0009】
また上記相隣るタンクは各連結管を介して一連に連結している。即ち、源水タンク2と主曝気タンク2aは給水ポンプ2Pを有する連結管20を介して連通し、該主曝気タンク2aの上部と炭片タンク5の上部とを連結管20aで連結することにより、源水タンク2内の源水を上記配設された処理タンク1に送給し、該処理タンク1の最下手側から排出される処理水を排出管7によって源水タンク2内に還流(返流)するようにしている。
また主曝気タンク2a,炭片タンク5,瓦片タンク6の上部には、浄化処理作用によって内部で発生する気泡を消滅させる消泡装置70を後述する構成を以て各設置している。
【0010】
尚、処理タンク1のうち炭片タンク5及び瓦片タンク6の上部に開口する供給口10には、上記消泡装置70を備えた通気口11を有する蓋12を開閉可能に取着し、炭片5a並びに瓦片6a等の濾過体(濾過部材)が各収容されたメッシュ部材によって円筒状に形成された容器15を、上記供給口10から挿脱することによりその交換及びメンテナンス作業等を容易にしている。
また主曝気タンク2a及び各処理タンク1の底部には電磁バルブ13V付のドレン管13を設けて、自動的且つ必要によりタンク内の水と共に底部に溜まった付着物や蓄積物を排出し、タンク内を自動制御及び手動操作によって適時に清掃可能にしている。
【0011】
上記のように上記浄水装置Aは、機台1a上の前面側に処理タンク5,6,4を列設することにより、濾過体の交換及びメンテナンス作業を容易に行うことができるようにすると共に、その背後に源水タンク2と主曝気タンク2aを機体巾方向に配設することにより、源水の貯溜量を充分に確保しながら機体をコンパクトに纏めて装置の小型化を図っている。
また上記主曝気タンク2aは、図2に点線で示す位置に設置してもよく、この場合には源水タンク2の容量を拡大させながら、源水タンク2の前面に筒状の各処理タンクを一連に列設して、配管を簡潔にすると共に機体をコンパクトに纏めることができる等の利点がある。
【0012】
また上記処理タンク1の炭片タンク5は、図4に示すように、その上部一側に前記連結管20aの送水端を連結して給水口5Kを開設し、底部の送水口5Sとの間を炭片5aの収容部に形成している。
また瓦片タンク6は、同図及び図3に示すように上記炭片タンク5の給水口5Kよりも落差hだけ低くなる位置に給水口6Kを開設し、上記送水口5Sと連結管50を介して連結すると共に、送水口5Sと略同高さに送水口6Sを開設して濾過タンク4の底部の給水口4Kと連結管60で連通し、後述する構成によって所定量の瓦片6aを収容している。
【0013】
一方、上記濾過タンク4は後述する図5に示す構成からなり、その上部に設けた送水口4Sの高さを前記瓦片タンク6の給水口6Kよりも落差Hだけ低くなる部位に開設して排出管7を設けており、その端部を源水タンク2の還流口(給水口)2Kに連通させている。
【0014】
そして、上記送水口4Sに連結する排出管7の送水端は、源水タンク2の給水口2Kに連結する高さを前記送水口4Sよりも落差H1だけ低くするように設けている。
尚、排出管7の管径は前記連結管50,60等の管径よりも大径にしてあり、上記落差h,H,H1によって奏される落差流下による自然濾過排出を円滑に行うようにしている。
【0015】
1bは上記処理タンク1,源水タンク2及び関連機器等の周囲を覆うカバーであり、メンテナンス作業を容易に行うことができるように開閉可能に設置されている。1Cは浄水装置Aに設置される各種ポンプ並びにオゾン発生器3,気給機8,8a等を手動操作及び自動制御可能にコントロールさせる制御盤である。
1Sは各タンク内に設置した水位センサであり、1Fは該水位センサ1Sによるタンク内水位が所定量以下になったときこれを警報するブザー或いはランプ等からなる警報装置であり、これらは制御盤1Cに接続されている。
尚、図1,図4に示すオゾン発生器3及びエアーポンプ或いはコンプレッサ等からなるエアーを送給する気給機8,8aは、制御盤1Cのボックス内空間を有効利用して収容設置することにより、機器の保護と装置のコンパクト化を合理的に図るようにしている。
【0016】
上記のように落差流下方式を以て連結される各タンクからなる浄水装置Aは、以下に説明する付属装置及び機器を付設している。また浄水装置Aの使用態様は在来のものと同様であるが、本発明による好適な使用例として洗車用水に利用する態様を図6,図7において後述する。
図4,図6に示すように、源水タンク2は、浄水装置A外の適宜な源水所在地に設置された源水が貯溜される源水槽22と、源水ポンプ23によって汲み上げられた源水を沈殿させる源水沈殿槽25とを備えており、源水タンク2の給水口2Kの上位に開設した給水口21と上記源水沈殿槽25を、フレキシブル管等からなる送水管26で連結している。
【0017】
これにより、源水沈殿槽25の上層の源水を源水タンク2の収容量分だけ供給し、該源水タンク2内の源水を前述の処理タンク1で後述する処理方法によってバッチ的に浄化処理したのちに、源水タンク2内の浄化された処理水を排出ポンプ27によって排出管28を介し、機外に適宜設置される処理水貯溜槽29に排出して貯溜するようにし、該処理水貯溜槽29に収容した処理水を洗車用水等に再利用することを可能にしている。
【0018】
次に、処理タンク1の要部についてその構成及び作用を詳述する。
前述の炭片タンク5及び瓦タンク6にはそれぞれ個別処理用の補助タンク(補助曝気タンク)5Tと6Tを併設し、該補助タンク5T,6Tは内部の処理水を各循環ポンプ5P,6Pによって下方から吸い込み上方に繰り返して還元させると共に、気給機8及びオゾン発生器3に連通する送気管30の多数のノズル孔を有するエアー送出部を下部に内装させ、上記炭片タンク5及び瓦片タンク6内の底部からエアーを微細な気泡にして送り込むことによって、タンク内の炭片5a及び瓦片6a等の濾過体に住みつく微生物を活性化させると共に、有機物の分解を促進させることができるようにしている。
【0019】
また、この補助タンク5T,6Tはオゾン発生器3と切換弁(不図示)の操作によって補助タンク5T,6T内の処理水にオゾンを供給して殺菌等のオゾン処理を行うようにしており、この際小容量のポンプ5P,6Pの送給によって時間をかけて緩やかにオゾン処理をしながら、各炭片タンク5及び瓦片タンク6に循環を繰り返すようにしている。
これにより、該炭片タンク5及び瓦片タンク6に直接的にオゾンを供給することによる弊害を防止しながら、曝気処理可能に併設した補助タンク5T,6T内でこの部における処理水の、曝気処理と共にオゾン処理を簡単且つ良好に行うことができ、炭片タンク5及び瓦片タンク6の処理負荷を軽減し装置の小型化を可能にする等の利点を有するようにしている。尚、この際最下手側の濾過タンク4に対しても、図4の点線で示すようにオゾンを必要によって供給するように連結構成してもよい。
【0020】
従って、上記の実施形態によれば、オゾンを補助タンク5T,6T並びに濾過タンク4とに分担させてオゾン分散処理をさせるので、処理水に供給するオゾン濃度を100〜150PPM程度(在来の処理装置はオゾン濃度1000〜2000であり、オゾン処理後に排オゾン処理を必要としている。)と比較的低濃度にしながら良好にオゾン処理をさせることができると共に、大気を混入させてエアレーション効果を奏するようにさせることにより、有効な微生物を死滅させることなく活性にさせる状態で、水中の混入物の着色成分の分解及び雑菌の除去並びに鉄分を酸化させて、ヘドロの要因となる硫化鉄の発生を制御するようにしている。
【0021】
即ち、補助タンク5T,6Tによって上記の如き処理が行われた処理水は、難性分解成分を事前にオゾンで強制的に酸化分解して分解を高められた状態になって、炭片タンク5及び瓦片タンク6に格別に供給され、ここで上記処理により吸着され易い状態に分解された有機物等の処理が良好に行われる。
従って、農薬や洗剤等の化学的物質により汚染された源水をも、簡単且つ廉価な構成を以て良好に処理することができる等の利点を有している。
【0022】
また上記炭片タンク5は、その内部に10〜20ミリ程度に単粒化された木炭或いは竹炭等からなる炭片5aが通水可能に積層収容されており、炭片5aが有する表面及び内部の気孔に前記濾過タンク4により処理負荷を軽減された状態の、源水の含有物中特に有機物が良好に吸着される。
そしてこの処理過程において、該有機物を分解するミジンコ等の微生物を良好に発生定住させ好適に増殖させることができ、炭片5aによる源水の有機物の吸着分解並びに鉄分の吸着を促進した状態で、下方に位置する送水口5Sから次位の瓦タンク6に送水する。
【0023】
尚、炭片5aは竹炭をタンク長さに沿わせ束ねた状態で炭片タンク5内に収容すると、付着物による目詰まり防止をより良好にすることができ、またドレン排出の際に付着物やドレンを縦方向に沿って下方に具合よく排出することができる等の効果がある。
【0024】
また図3(B)に示すように、瓦片タンク6は内部に多数の通水孔15bを有するステンレス製円筒状の容器15を足15aを介して着脱可能に設置しており、該容器15の内部には、廃棄用の瓦或いは素焼状態で不用品とされる瓦等を有効利用する上で、これを10〜20mm程度に砕いて単粒化させた状態で通水可能に積層収容するように構成している。
【0025】
上記瓦片6aは固形化された多孔質土質であるところから微生物の好適な増床を提供し、この場で活性化する微生物によって処理水を良好に浄化し、前工程の炭片5aで未処理な成分を気孔に吸収させて除去しながら次位の濾過タンク4に送給する等の特徴を有している。
また、上述の廃棄用瓦はその処分に困窮している現状において、第2処理タンクとしての処理材(濾過体)として該瓦の有効処分の用途を開くと共に、廉価な浄化装置を提供する等の利点がある。
【0026】
次に図5を参照し濾過タンク4について説明する。
この濾過タンク4は、足15a付の周面に多数の通水孔15bを穿設したステンレス製円筒状の容器(仕切筒)15を、筒状のタンク本体4Tの内部に漏下間隙4Rを介して着脱可能に嵌挿設置すると共に、該容器15の内部に縦方向に軸支した回転濾過体40を回転自在に設けることにより、該回転濾過体40を長期間にわたって取り替えることを不要にしながら、高性能な濾過処理作用を能率よく行うようにしている。
【0027】
即ち、図示例の回転濾過体40は、回転軸41の上部を台座42を介して容器15に取付けられた駆動モータ4Mに回転駆動可能に軸支すると共に、その下端部を容器15の下部に設けたメタル部15cに軸支し、この軸長部の全周に沿って可撓性を有する濾過部材43を、その先端部が容器15の内周に近設する状態で着脱可能に放射方向に設けている。
またこの実施形態に示すように濾過部材43は、一般に荷造り紐として市販されているポリプロピレン等の合成樹脂材からなる紐状又は線状片を束ね密集させた状態で回転軸41に取着(植設)することより、廉価で簡潔な構成でありながら付着物の付着並びに微生物の定着を良好に行うことができるようにしている。
【0028】
従って、上記構成した濾過タンク4は、回転濾過体40の回転停止状態で連結管60を経てタンク本体4Tの下部から入って排出管7に至る間において、処理水を上下及び周方向に密集した濾過部材43によって充分に濾過すると共に、自然落下する付着物の下方移動を濾過部材43の水中における揺れや隙間によって良好に落下させるので、付着物の沈澱を促進させ付着物が排出管7から送出されることを防止しながら、ドレンとしての排出を妨げることなく濾過作用を円滑に行うことができる等の特徴がある。
【0029】
また濾過部材43に付着する付着物の除去及びタンク内の清掃等は、駆動モータ4Mを自動制御或いは手動操作によって適時に駆動させることによりタイミングよく行うことができるものである。
この場合には、連結管60からの給水を停止させた状態で電磁バルブ13Vを介してドレン管13からタンク内の処理水を排水させながら回転濾過体40を回転させるとよく、これにより濾過部材43に付着している付着物を的確且つ速やかに除去し、排水と共に良好に排出することができるものである。
【0030】
即ち、濾過部材43に付着している付着物は、該濾過部材43の水中における攪拌回動によって初期の振り落としが行われ、次いで水位が下がることに伴い濾過部材43が空中で回転する際に、該濾過部材43は反回転方向に後退して絞られた状態になることによってさらに絞り落としされ、その後濾過部材43は遠心力によって放射状に伸長して付着物を同方向に放擲除去させるものである。
また遠心方向に放擲される付着物は、容器15の通水孔15aを抜けてタンク内と区画された状態で漏下間隙4Rを介して速やかに流下するので、一旦除去された付着物は濾過部材43への再付着を防止されドレンとして的確且つ速やかに排出されることになる。
【0031】
尚、この際濾過タンク4に連通させた送気管80からエアーを噴出させると、エアーの気泡によって付着物の振り落とし除去をより良好に行うことができるものである。
また濾過部材43は上記図示例のものに限ることなく、例えば炭片,ゼオライト片,瓦片等の塊粒片状であってもよく、この場合には仕切筒15内に収容した塊粒片状の濾過部材43を回転軸41に形成した例えば攪拌部材によって攪拌回転させることにより、濾過部材43に付着している付着物を良好に除去することができるものである。
【0032】
またこの濾過タンク4の濾過処理にあたり、送気管30を介しオゾン発生器3と連通させるようにすると、底部から供給される処理水に対し送気管30によって下方からオゾンを微細な気泡となして供給することができるので、給水口4Kから送給される供給初期の処理水を優先的に脱色脱臭殺菌、酸化有機分解作用等のオゾン処理を行わせながら上方に至らせ、上記給水口4Kから送給される処理水を良好に処理すると共に、送水口4Sから残留オゾンの少ない状態となし循環されて次位に行われる上手側の処理タンクの処理負荷を軽くし、浄化作用を良好に行うことができるものである。
【0033】
また上記濾過タンク4から送水される処理水は長い経路に設定された排出管7を経て源水タンク2に送給するとよく、この場合には源水タンク2に至る間に残留オゾンは具合よく低減されると共に、給水口2Kから源水タンク2内に循環貯溜される間においても残留オゾンは低減されるので、源水タンク2から炭片タンク5へ送られる循環処理水の残留オゾンは皆無又は僅少となり、下手側の炭片タンク5等内に生息する微生物に悪影響を与えることが防止されるものである。
【0034】
次に図1,図3を参照し消泡装置70について説明する。
図3に示す消泡装置70は瓦片タンク6の通気口11に設けたものであり、主曝気タンク2a及び炭片タンク5に設けられる消泡装置70も同様の構成として、これらの消泡装置70は気給機71に通ずる送気管72によって一連に連通させ、上記消泡装置70で消泡した後の洗剤成分並びに塵埃等の不純物を含む排液水(廃液)を、送気管72の終端部を源水沈澱槽25或いは源水槽22に連結することによりこれに還流(返流)させるようにしている。
尚、上記消泡装置70は必要により濾過タンク4にも設置してもよい。
【0035】
また図示例の消泡装置70は、通気口11に通ずる送気管72内に形成される消泡室73の前後に小径孔を穿設したノズル部75と絞り部76とを配置することによって簡潔で廉価な構成にしている。
即ち、消泡装置70はこの構成によって、気給機71から送給されるエアーをノズル部75から勢いよく消泡室73内に噴出させることにより、この部を負圧にして瓦片タンク6内に生ずる泡を強制的に吸い上げて排出させながら、エアーの勢いで一部の消泡を行う。
【0036】
次いで消泡室73内に至った泡は絞り部76から噴出される際に、この孔端に接当すること及び孔外(管内)77で急激に負圧になることによって完全消泡された状態になり、泡は液体(廃液)となって送気管72内をエアーと共に円滑に流れて源水槽22乃至源水沈澱槽25内に還流されることになる。
また上記消泡後の洗剤成分を多く含む廃液は切換弁によって機外に排出するようにすることもできるが、本実施形態で示すように源水内にこの廃液を混入させるようにすると、該廃液による環境汚染を防止すると共にこの廃液を利用して源水内の洗剤成分を多くした状態にすることができ、またこの洗剤成分を利用して処理タンク内で泡立ち作用を促進し塵埃や不純物の付着除去等の曝気処理を良好に行うことができる等の利点がある。従って、これによれば洗剤成分を敢えて補給することなく低コストな浄水処理を行うことができる利点もある。
【0037】
即ち、これにより主曝気タンク2a,炭片タンク5,瓦片タンク6内において、洗剤成分と気給機8並びに気給機8aから送給されるエアーによる泡立ちを一層良好に行うことができ、この盛泡作用に伴い源水及び処理水内の不純物並びに各濾過部材に付着する付着物を、泡に確実に吸着させて除去することを能率よく簡単に促進することができると共に、各濾過部材の負担を軽減し濾過作用を活性化させることができ、またこれにより装置の小型化を図ることができる等の利点がある。
尚、上記洗剤成分は、給油スタンド9S等においては洗車時に用いられる洗剤によって生ずる洗剤排液をそのまま利用することができるが、洗剤成分を含まない源水の場合には洗剤を別途投入するようにするとよい。
【0038】
叙上のように構成した浄水装置Aは、制御盤1Cであらかじめ設定された指令によって、源水タンク2内に貯溜された所定量の源水を給水ポンプ2Pで主曝気タンク2aにその低部から供給し、次いで該主曝気タンク2aの上部から連結管20aを介して炭片タンク5に供給しながら、これより下手側となる瓦タンク6及び濾過タンク4並びに水位が低下した状態になっている上記源水タンク2に、既述の落差h,H,H1によって奏される落差流下方式により各タンクの処理水を緩やかに流下送給し、源水タンク2から再び一つの給水ポンプ2Pによって送出し、上記の循環処理を所定時間内に適数回繰り返したのち、源水タンク2内に貯溜される設定値に処理済の処理水(浄水)を、排出ポンプ27,排出管28によって機外の処理水貯溜槽29に排出することによって一連の浄化処理を良好に完了することができるものである。
【0039】
そして、こののちは設定された指令によって源水槽22の源水を再び源水タンク2に供給し、前述と同様の浄化処理を繰り返し連続して行う。
このような浄化処理にあたり、処理タンク1の上手側に主曝気タンク2aを設け、この主曝気タンク2aに源水タンク2から源水を給水ポンプ2Pで供給し、これより下手側の各処理タンクに対してはポンプによる圧送を避け、既述のような落差流下方式による送水を行って自然排出を行わせて、所定回数だけ緩やかに循環させるようにしているので、各処理タンク1においてそれぞれの浄化処理が充分に行われた状態で一連の処理を簡単且つ良好に行うことができる。
【0040】
またこのような処理において、源水タンク2と炭片タンク5との間に主曝気タンク2aを設置しているので、該主曝気タンク2a内で源水を沈澱及び曝気作用によって濾過処理に先立って浄化処理し、大きな塵埃や不純物の除去処理を行って下手側の処理タンク1の処理負荷を軽減し、処理タンク1で良好な濾過作用を促進させることができる等の利点を創出している。
【0041】
また上記浄水装置Aの運転中において、給水ポンプ2Pのトラブルにより給水が行われなくなったような場合でも、炭片タンク5及び瓦片タンク6並びに濾過タンク4は内部に常に適正な水位を維持することができるので、これら各処理タンク1が空になることによる弊害、即ち濾過体の乾燥によって生ずる有効な微生物の死滅やガス分の発生を良好に防止することができると共に、かかる効果を奏する構成を簡単且つ廉価に提供できるという特徴がある。
【0042】
尚、図示例による源水タンク2は源水収容量1500リットル(L)程度となし、これを3〜5時間内において10〜15回程度循環処理させたところ、化学的酸素要求量は源水370mg/Lに対し処理水は6.6mg/L程度であり、ノルマルヘキサン抽出物質含有量は源水210mg/Lに対し0.6mg/L程度で、また透視度は源水1度に対し30度以上と極めて好結果であると共に、処理水は一つの給水ポンプ2Pを用いるだけの落差流下方式となして次位の処理タンクに送給するようにしたので、浄水装置Aの構成を簡潔に且つ小型化を図りながら制作することができると共にランニングコストを低減することができた。
【0043】
さらに、この浄化処理にあたり各タンクに前述構成からなる消泡装置70を設けた浄水装置Aは、各タンク毎に生じさせた泡に源水中の不純物や濾過部材の付着物を吸着させて取り出すことにより、各タンク毎の処理負荷を軽減すると共に浄化性能の向上を能率よく図ることができる。
また各タンク毎に設置した消泡装置70は複数のものを一連に連結構成し、消泡後の液体を合流させて源水中に還流するようにしたので、簡単且つ廉価な構成で製作することができると共に、洗剤成分を機外に放流排出することを防止して環境汚染等の悪影響を防止しながら、泡の発生を促進させる泡発生剤として有効利用を可能にする等の利点がある。
【0044】
また源水タンク2と各処理タンク1とは機台1a上に上述の配置を以て設置構成することにより、源水タンク2を有した浄水装置Aをコンパクトに纏まりよく製作することができると共に、装置の運搬移動及び設置作業等を簡単且つ良好に行うことができる等の利点があり、特に図6,図7に示すように洗車装置9並びに給油スタンド9S等に好適化させて設置することがでる特徴がある。
【0045】
次に図6,7を参照し、上記のように構成してなる浄水装置Aの様々な使用態様のうち、従来浄水装置の性能及び設置場所等との関連で設置が困難とされていた、給油スタンド9Sに設置使用する場合について説明する。
図示例の給油スタンド9Sにおいて、9aは建物であり、9bは該建物9aから張り出されたキャノピ(張出屋根)であり、9cは敷地を囲む擁壁であり、9dは側溝の水路であり、9eは水路9dに排水を誘導する誘導水路である。
そして、上記誘導水路9eを経て排水等を敷地内に埋設設置した既述の源水槽22,源水沈澱槽25に回収収容するようにしている。
またこのような給油スタンド9Sのコーナー部分には一般に洗車装置9が設置されている。図示例の洗車装置9は、敷設されたレール9R上に車輪を介しレール9Rに沿って前後に移動する可動型洗車装置を示している。
【0046】
上記のような給油スタンド9Sにおいて、洗車装置9に浄水装置Aを設置することにより、敷地内の雨水並びに洗車装置9に使用した洗車排水が貯溜される源水槽22に溜められた源水を浄化し処理水となし、これを同様に埋設設置された処理水貯溜槽29内に一旦溜めて、洗車用水及びその他の用水として再利用する実施形態について説明する。
図示例のように洗車装置9が可動型である場合には、図7に示すように、浄水装置Aは洗車装置9の上方に構築した台枠90に設置するとよい。
即ち、台枠90は洗車装置9の側方及び上方を門型に囲むように支枠91,天井枠92等を剛体的に枠組み構成し、その門型内に在来の公知の構成からなる可動型の洗車装置9を洗車時に移動通過可能にしている。
【0047】
そして、台枠90の天井枠92に前述の浄水装置Aを載せて取付固定することにより、浄水装置Aを洗車装置9が設置されるスペースを利用して、給油スタンド9S内に平面的な設置スペースを徒に要することなく安定よく設置することができるようにしている。
源水槽22等に回収された源水は、浄水装置Aによって前述のような浄水処理を洗車装置9上で円滑に行われて、その浄化された処理水を処理水貯溜槽29に溜めることができ、処理水貯溜槽29内の処理水を洗車装置9に送り、該洗車装置9に設けられた洗車ノズル(不図示)から噴出させて洗車用水として再利用することができるものである。
【0048】
従って、上記のように使用される浄水装置Aは、コンパクトで軽量化されていると共に高性能な浄水能力を有しているので、給油スタンド9Sへの設置を容易且つ簡単に行うことができ、また水道料金等の経費を大幅に低減することができる等の特徴がある。
尚、上記のように構成した浄水装置Aは、図6に示すように、キャノピ9bを利用してその上に設置固定したり、又は擁壁9c内に入り込ませて設置するようにしてもよく、浄水装置Aの設置工事を簡単に行うことができると共に、その設置経費並びにランニングコスト等を低減することができるものである。
【0049】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成したことにより次のような効果を奏する。
源水を一時的に源水タンクに貯めた状態において給水ポンプによって主曝気タンクに送水して、主曝気タンクから下手側の処理タンク及び源水タンクに落差流下方式によって送水することにより、源水を緩やかに再循環させながら各タンクにおける微生物による処理、並びに主曝気タンクにおける曝気処理を良好に行わせて、ランニングコストの低い浄化処理を的確に行うことができると共に、簡潔な構成で廉価に製作することができる浄水装置を提供する。
また源水タンクと処理タンクとの間に主曝気タンクを設けることにより、浄水装置の貯水処理容量の増大を図ることができると共に、処理タンクの処理負荷を軽減することができる。
【0050】
処理タンク内の濾過部材を清掃する際に、濾過部材を回転させることにより濾過部材に付着している付着物は、該濾過部材の水中における攪拌回動によって振り落としが良好に行われると共に、遠心方向に放擲される付着物は仕切筒を抜けて速やかに流下するので、一旦除去された付着物の濾過部材への再付着を防止した状態で的確且つ速やかに排出することができる。
【0051】
濾過部材を紐状又は線状片となして回転軸に密植させて回転濾過体を形成することにより、廉価で簡潔な構成でありながら付着物の付着並びに微生物の定着を促進し高性能な浄水作用を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の浄水装置を一部破断をして示す正面図。
【図2】 図1の平面図。
【図3】 (A)は図1の側面図。(B)は瓦片タンクの断面図。
【図4】 図1の構成及び源水の処理形態を示す回路図。
【図5】 濾過タンクの構成を示す断面図。
【図6】 給油スタンドの一実施形態を示す平面図。
【図7】 (A)は浄水装置を洗車装置に設置した正面図。(B)は(A)の側面図。
【符号の説明】
1 処理タンク
1a 機台
1C 制御盤
2 源水タンク
2a 主曝気タンク
2P 給水ポンプ
3 オゾン発生器
4 第3処理タンク(濾過タンク)
4T タンク本体
4R 漏下間隙
5 第1処理タンク(炭片タンク)
5a 炭片(炭)
6 第2処理タンク(瓦片タンク)
6a 瓦片
5T,6T 補助タンク
7 排出管
8,8a 気給機
15 仕切筒
22 源水槽
25 源水沈澱槽
27 排出ポンプ
40 回転濾過体
41 回転軸
43 濾過部材
50,60 連結管
70 消泡装置
A 浄水装置
h,H,H1 落差[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention,UpThe present invention relates to a water purifier that purifies treated water from a lower-side treatment tank through a source water tank installed on the hand side by a falling flow method.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, water purifiers that purify source water from lakes, ponds, rivers, etc. or wastewater that has been washed, and source water discharged from facilities such as gas stations, contain charcoal, zeolite lights, etc. There is known a water purifier in which a plurality of processing tanks are connected to each other, source water is pumped and supplied from a processing tank on the upper side by a water supply pump, and purified water is forcibly discharged from the final processing tank.
In recent years, a water purifier that supplies ozone to such a water purifier and performs ozone treatment such as sterilization is also known.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, the water purifier according to the above-described conventional configuration, when treating source water contaminated with a large amount of various organic substances, detergents, oils and other various components and colored substances, charcoal or zeolite in the upper treatment tank, etc. A large amount of organic matter, coloring matter, or various bacteria adheres to the filter body, and the source water is forcibly pumped through the filter body. There are drawbacks.
In addition, since the treatment in each treatment tank is discharged without being sufficiently performed, it is necessary to frequently replace the filter body, or a large amount of filter body must be accommodated in each treatment tank. There are problems such as an increase in the size of the apparatus and an increase in running cost.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The water purifier according to the present invention for solving the above-mentioned conventional problems, firstly, a
[0005]
Second,The
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. 1 shows the internal structure of the water purifier A according to the present invention with the cover removed, FIGS. 1 to 3 show the structure of each treatment apparatus, and FIG. 4 is a schematic diagram showing the treatment circuit of the water purifier A. FIG. 5 shows a main part of the
[0007]
The water purifier A according to this embodiment is provided with a source water tank (storage tank) 2 and a
[0008]
The
In addition, the
Then, a
The
[0009]
The adjacent tanks are connected in series via each connecting pipe. That is, the
Further, on the upper part of the
[0010]
In addition, a
Further, a
[0011]
As described above, the water purifier A enables the replacement and maintenance work of the filter body to be easily performed by arranging the
Further, the
[0012]
Further, as shown in FIG. 4, the
Further, as shown in FIGS. 3 and 3, the
[0013]
On the other hand, the
[0014]
The water supply end of the
The diameter of the
[0015]
A
1S is a water level sensor installed in each tank, and 1F is an alarm device comprising a buzzer or a lamp to warn when the water level in the tank by the water level sensor 1S is below a predetermined amount. Connected to 1C.
1 and 4, the
[0016]
As described above, the water purifier A composed of the respective tanks connected by the head-down method is provided with an attachment device and equipment described below. Moreover, although the use aspect of the water purifier A is the same as that of the conventional thing, the aspect utilized for the water for car wash as a suitable example of use by this invention is mentioned later in FIG. 6, FIG.
As shown in FIGS. 4 and 6, the
[0017]
As a result, the source water in the upper layer of the source
[0018]
Next, the configuration and operation of the main part of the
The
[0019]
The
As a result, the aeration of the treated water in this portion in the
[0020]
Therefore, according to the above embodiment, ozone is distributed to the
[0021]
That is, the treated water that has been treated as described above by the
Accordingly, the water source contaminated with chemical substances such as agricultural chemicals and detergents can be treated well with a simple and inexpensive structure.
[0022]
In addition, the
And in this treatment process, microorganisms such as daphnia that decompose the organic matter can be generated and settled well and suitably grown, and in the state of promoting the adsorption and decomposition of the organic matter of the source water and the adsorption of iron by the charcoal fragments 5a, Water is supplied to the
[0023]
In addition, if the charcoal pieces 5a are stored in the
[0024]
Further, as shown in FIG. 3 (B), the
[0025]
Since the
Moreover, in the present situation where the above-mentioned waste tiles are difficult to dispose of, the use of effective disposal of the tiles as a treatment material (filter body) as the second treatment tank is opened, and an inexpensive purification device is provided. There are advantages.
[0026]
Next, the
This
[0027]
That is, the
Further, as shown in this embodiment, the
[0028]
Therefore, in the
[0029]
The removal of the deposits adhering to the
In this case, the
[0030]
That is, the adhering matter adhering to the
In addition, the deposits released in the centrifugal direction quickly flow down through the
[0031]
At this time, if air is ejected from the
Further, the filtering
[0032]
Further, when the filtration of the
[0033]
The treated water sent from the
[0034]
Next, the
The
In addition, you may install the said
[0035]
Further, the
That is, with this configuration, the
[0036]
Next, in the defoaming chamber 73ToWhen the foam is ejected from the
Further, the waste liquid containing a large amount of the detergent component after defoaming can be discharged out of the machine by a switching valve, but when this waste liquid is mixed into the source water as shown in this embodiment, It is possible to prevent environmental pollution due to waste liquid, and to use this waste liquid to increase the amount of detergent components in the source water, and also to use this detergent component to promote foaming action in the treatment tank and to prevent dust and impurities. There is an advantage that aeration processing such as adhesion removal can be performed satisfactorily. Therefore, according to this, there is also an advantage that low-cost water purification treatment can be performed without intentionally replenishing detergent components.
[0037]
That is, in this way, in the
In addition, the detergent component can use the detergent drainage generated by the detergent used at the time of car washing in the fueling station 9S or the like as it is, but in the case of source water not containing the detergent component, the detergent should be added separately. Good.
[0038]
The water purifier A configured as described above is configured so that a predetermined amount of source water stored in the
[0039]
Thereafter, the source water in the
In such a purification process, a
[0040]
In such a process, since the
[0041]
Further, during operation of the water purifier A, even when water supply is stopped due to a trouble with the
[0042]
The
[0043]
Further, in this purification process, the water purifier A provided with the
In addition, a plurality of
[0044]
In addition, the
[0045]
Next, with reference to FIGS. 6 and 7, among various usage modes of the water purifier A configured as described above, it has been difficult to install in relation to the performance of the conventional water purifier and the installation location, The case where it installs and uses in the oiling stand 9S is demonstrated.
In the fueling station 9S of the illustrated example, 9a is a building, 9b is a canopy (hanging roof) that protrudes from the
Then, the drainage and the like are collected and accommodated in the
In addition, a
[0046]
In the fueling station 9S as described above, the water purifier A is installed in the
When the
That is, the
[0047]
Then, by mounting and fixing the above-described water purifier A on the
The source water collected in the
[0048]
Therefore, the water purifier A used as described above is compact and lightweight, and has a high-performance water purifying capacity, so it can be easily and easily installed on the fueling station 9S. Another feature is that expenses such as water charges can be significantly reduced.
The water purifier A configured as described above may be installed and fixed on the
[0049]
【The invention's effect】
The present invention configured as described above has the following effects.
sourceIn the state where water is temporarily stored in the source water tank, the water is pumped to the main aeration tank by the feed water pump, and the lower side from the main aeration tank.WhereBy supplying water to the physical tank and the source water tank by the head-down method, the treatment with microorganisms in each tank and the aeration process in the main aeration tank are performed well while slowly recirculating the source water, and the running cost is low Provided is a water purification apparatus that can accurately perform purification treatment and that can be manufactured inexpensively with a simple configuration.
Moreover, by providing the main aeration tank between the source water tank and the treatment tank, it is possible to increase the water storage treatment capacity of the water purifier and to reduce the treatment load of the treatment tank..
[0050]
placeWhen cleaning the filtering member in the physical tank, the adhering matter adhering to the filtering member by rotating the filtering member is well shaken off by the agitation and rotation of the filtering member in water, and is centrifuged. The deposits released in the direction pass through the divider.FastSince it flows down quickly, it can be discharged accurately and promptly in a state in which the adhered matter once removed is prevented from reattaching to the filter member.
[0051]
FilterRotate excess member as string or wireOn the axisBy densely planting to form a rotary filter body, it is possible to promote adhesion of microorganisms and colonization of microorganisms while performing a high-performance water purification operation with a simple and inexpensive structure..
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a water purification device according to the present invention, partially broken away.
FIG. 2 is a plan view of FIG.
FIG. 3A is a side view of FIG. (B) is sectional drawing of a tile piece tank.
FIG. 4 is a circuit diagram showing the configuration of FIG. 1 and the form of treatment of source water.
FIG. 5 is a cross-sectional view showing a configuration of a filtration tank.
FIG. 6 is a plan view showing an embodiment of a fueling stand.
FIG. 7A is a front view in which a water purifier is installed in a car wash device. (B) is a side view of (A).
[Explanation of symbols]
1 Processing tank
1a machine stand
1C control panel
2 Source water tank
2a Main aeration tank
2P water supply pump
3 Ozone generator
4 Third processing tank (filtration tank)
4T tank body
4R Leakage gap
5 First treatment tank (charcoal tank)
5a Charcoal fragments (charcoal)
6 Second processing tank (tile piece tank)
6a Fragment
5T, 6T auxiliary tank
7 discharge pipe
8,8a Air supply
15 Divider
22 Source tank
25 Source water settling tank
27 Discharge pump
40 Rotating filter
41 Rotating shaft
43 Filtration member
50,60 connecting pipe
70 Defoaming device
A water purifier
h, H, H1 head
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