JP3851584B2 - 無停電電源装置の並列運転方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、無停電電源装置の並列運転方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6は、「電気学会論文誌D産業応用部門誌107巻11号」の1312ページに示された無停電電源装置の基本構成と同様な構成を示すブロック図である。図6に示される無停電電源装置1は、遮断器101を介してバイパス電源から給電されると共に、遮断器102を介して入力電源から給電されるようになされており、遮断器101を介してバイパス電源と接続される交流スイッチ17と、開閉器11と、遮断器102及び開閉器11を介して入力電源と接続されて交流電力を直流電力に変換するコンバータ12と、バッテリ13と、開閉器14と、直流電力を交流電力に変換するインバータ15と、開閉器16とを有する。
【0003】
次に動作について説明する。入力電源が正常な場合は、コンバータ12が遮断器102及び開閉器11を介して、交流電力を直流電力に変換し、開閉器14を介してバッテリ13を充電しながら、インバータ15へ直流電力を供給する。インバータ15は開閉器16を介して交流電力を出力する。また、入力電源が停電した場合は、コンバータ12が停止し、インバータ15はバッテリ13の電力を用いて交流電力を出力する。
【0004】
交流スイッチ17は、インバータ15が通常停止、過負荷停止、故障停止した際などにオンとなり、負荷にバイパス電源を供給する。図7は、シーケンス制御回路1003とスイッチ駆動回路1040からなり、図6に示す構成と共に無停電電源装置1に内蔵される交流スイッチ17の制御回路を示す。この図7を参照して交流スイッチ17の動作を説明すると、交流スイッチ17は、図7に示すように、シーケンス制御回路1003のインバータ給電停止信号をスイッチ駆動回路1040に入力することにより、インバータ給電が停止すると、オンするよう構成されている。これより、インバータ15が故障した際も、負荷に連続して給電することができる。
【0005】
このような無停電電源装置の給電信頼性向上を図るため、あるいは出力容量を増加するために、並列運転を行う場合があり、図8に示す構成がとられることが多い。図8に示す無停電電源装置の並列運転装置は、並列用無停電電源装置4と5を備え、例えば負荷が100kVA以内の場合、並列運転される無停電電源装置4、5の定格容量をそれぞれ100kVAとすることにより、少なくとも1台が運転していれば、負荷に無停電な電源を供給できる冗長構成となり、並列冗長と呼ばれる。図6に示す無停電電源装置1と図8に示す並列用無停電電源装置4、5との違いは、無停電電源装置1が、バイパス電源を入力に持ち、インバータ給電停止時に負荷ヘバイパス電源を供給する交流スイッチ17を持っているのに対し、並列用無停電電源装置4、5は、バイパス入力と交流スイッチを持たない点である。
【0006】
図8に示す構成では、並列用無停電電源装置4、5の出力とバイパス電源とを入力とする切換盤6を設け、並列用無停電電源装置4、5のいずれも給電できない場合は、バイパス電源を負荷に供給するよう構成している。切換盤6の内部において、並列用無停電電源装置4と5の出力を接続し並列母線とし、通常は開閉器31を介して並列用無停電電源装置4と5の出力を負荷に供給する。並列用無停電電源装置4、5のいずれも給電できない場合は、開閉器31がオフし、半導体スイッチ33,34と開閉器32によりバイパス電源を負荷に給電する。
【0007】
また、無停電電源装置の設置当初、負荷が100kVA以内の場合は、並列用無停電電源装置のうち無停電電源装置4と切換盤6のみを設け、負荷が増設され100kVAを超える際に、無停電電源装置5を増設し、負荷容量200kVAまで給電できるようにする場合もある。このようにして、並列運転により出力容量を増加する場合は、冗長構成ではない為、並列非冗長と呼ばれる。
【0008】
並列非冗長の場合、図8に示す構成では、並列用無停電電源装置4、5の出力とバイパス電源とを入力とする切換盤6を設け、並列用無停電電源装置4、5のいずれかが給電できなくなると、給電可能な方の並列用無停電電源装置が過負荷状態になり、結局2台ともに停止状態となり、バイパス電源を負荷に供給するよう構成している。切換盤6の内部で、並列用無停電電源装置4と5の出力を接続し並列母線とし、開閉器31を介して通常は並列用無停電電源装置の出力を負荷に供給する。並列用無停電電源装置4、5のいずれも給電できない場合は、開閉器31がオフし、半導体スイッチ33,34と開閉器32によりバイパス電源を負荷に給電する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従来の無停電電源装置の並列運転装置では、給電信頼性を高め、あるいは出力容量を増加することができるが、バイパス回路を持たないタイプの無停電電源装置と切換盤を用いていたので、ここで使用する無停電電源装置は、単機システムで使用するバイパス回路を内蔵したタイプの無停電電源装置と構成が異なっていた。
【0010】
これに対し、図9は、単機システムで用いるバイパス回路を内蔵したタイプの無停電電源装置を並列運転する構成にしている。無停電電源装置1と2は、それぞれが単機としてインバータによる給電とバイパス電源による給電が可能である。無停電電源装置の設置当初は、負荷が少なくその容量が無停電電源装置1台で十分な場合、無停電電源装置1のみを設け、負荷が増設され無停電電源装置2台分の容量が必要となった際に、無停電電源装置2を増設する。これより、初期投資費用を抑えることができる。
【0011】
図9に示す構成において、無停電電源装置1と2は、図6に示す構成と同様な構成を備えるが、無停電電源装置2の構成は、無停電電源装置1の10番台の符号に対し、20番台の対応する符号を付して示している。この図9において、無停電電源装置1、2がバイパス給電からインバータ給電に運転モードを変更する際、もし無停電電源装置がそれぞれ別々にバイパス給電からインバータ給電に変更を行うと、1台がインバータ給電、もう1台がバイパス給電と成り得る。
【0012】
特に、無停電電源装置1のみ操作員によりインバータ給電へのスイッチ等による操作が行われ、無停電電源装置2がバイパス給電のまま何も操作されていない場合は、無停電電源装置1がインバータ給電、無停電電源装置2がバイパス給電の状態が継続する為、無停電電源装置1のインバータ出力と無停電電源装置2のバイパス電源がラップする。その際、無停電電源装置2のバイパス電源が無停電電源装置1のインバータ出力電圧と異なる場合は、異電圧のラップとなる為、無停電電源装置1のインバータが過電流となる。
【0013】
したがって、無停電電源装置1、2がバイパス給電からインバータ給電に運転モードを変更する場合は、無停電電源装置1、2が交流スイッチ17と27を同時にオフにし、直ちにかつ同時にインバータ15,25から給電しなければならない。従って、通常は共通に指令を作成する回路が別途必要となるという課題がある。
【0014】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、単機システムで用いる、バイパス回路を内蔵した無停電電源装置を、共通回路を追加することなく、並列非冗長運転も可能とする無停電電源装置の並列運転方法を得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る無停電電源装置の並列運転方法は、インバータが停止した際に交流スイッチを介してバイパス電源を給電バイパス給電モードと、前記交流スイッチを開として前記インバータにより給電を行うインバータ給電モードとの二つの運転モードを持つ無停電電源装置を複数台並列運転する無停電電源装置の並列運転方法において、並列運転される各無停電電源装置毎に、バイパス給電状態であるときにアクティブとなるバイパス給電信号とインバータ給電ができる状態に準備できたときにアクティブとなるレディ信号とのパターンの一致検出に基づいて前記交流スイッチのオフ指令を作成することを特徴とするものである。
【0016】
また、他号機へ送出する自号機のバイパス給電信号とレディ信号を、自号機の出力開閉器の開閉状態信号に基づいてインタロックすることを特徴とするものである。
【0017】
また、他号機から自号機へ入力されるバイパス給電信号とレディ信号を、自号機の出力開閉器の開閉状態信号に基づいてインタロックすることを特徴とするものである。
【0018】
また、並列運転される各無停電電源装置毎に、前記レディ信号を、インバータ起動準備完了からインバータ停止までの間アクティブな信号とし、このレディ信号と前記バイパス給電信号からインバータ給電停止を示すインバータ給電停止信号を作成し、インバータ給電号機がない場合に前記交流スイッチのオン指令を作成することを特徴とするものである。
【0019】
さらに、自号機のバイパス給電信号を、他号機のバイパス給電信号とレディ信号に基づいて異常検出することを特徴とするものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
まず、この発明では、並列運転される無停電電源装置として、図9に示す如く、単機システムで用いるバイパス回路を内蔵したタイプの無停電電源装置1と2を並列運転する構成にしている。以下、この発明の各実施の形態に係る無停電電源装置の並列運転方法について図面を参照して説明する。
【0021】
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る無停電電源装置の並列運転方法を説明するためのもので、図9に示す無停電電源装置1、2に内蔵される、インバータ給電開始指令を与えるトリガ信号を作成するトリガ信号生成回路を示すブロック図である。1000番台の記号は無停電電源装置1の構成要素、2000番台の記号は無停電電源装置2の構成要素である。1001、2001は1ショットパルスを発生する1ショット発生回路、1002、2002はパターン一致検出回路、1003、2003はシーケンス制御回路である。
【0022】
次に動作について説明する。1ショット発生回路1001、2001は、無停電電源装置1、2がバイパス給電からインバータ給電に運転モードを変更するタイミングを1ショット信号で発生する回路であり、この出力信号により、無停電電源装置1、2は、交流スイッチ17、27をオフにし、開閉器16、26を介してインバータ15、25から負荷に給電を行う。
【0023】
パターンー致検出回路1002、2002は、シーケンス制御回路1003、2003より2種類の状態信号が入力される。1つはバイパス給電状態であることを示す「バイパス給電」、もう1つはインバータ給電に変更する準備が完了したことを示す「レディ」である。「レディ」は、例えばバイパス給電中の無停電電源装置に対して操作員によりインバータ給電へのスイッチ等による操作が行われた場合などに、インバータが起動完了し、いつでもインバータの出力開閉器をオン、バイパス用交流スイッチをオフとして、インバータ給電ができる状態に準備できた際にアクティブとなる信号である。
【0024】
パターンー致検出回路1002、2002は、それぞれ無停電電源装置1、2から入力される「バイパス給電」信号の何れかがアクティブであり、かつ、その「バイパス給電」信号が「レディ」信号と各無停電電源装置毎に一致した際、出力をアクティブにする。すなわち、図9に示す構成では、表1の3ケースにてパターンー致検出回路1002、2002はアクティブ出力となる。ケース1は2台にて並列運転を行っている場合であり、バイパス給電中の無停電電源装置に対して操作員によりインバータ給電へのスイッチ等による操作が行われても、それが2台とも実施されるまではバイパス給電を続け、2台とも操作が行われた際に初めてパターンー致検出回路1002、2002はアクティブ出力となり、無停電電源装置1、2が同時に交流スイッチをオフにし、直ちにかつ同時にインバータから給電される。また、この構成の特徴は、ケース2、ケース3のように、負荷容量が少なく無停電電源装置1台を停止して運用している場合にも、そのまま適用できることである。バイパス給電を実施している無停電電源装置のみが「レディ」を出力した際に、バイパス給電からインバータ給電へ単独で運転モードを変更すればよい。
【0025】
【表1】
【0026】
実施の形態1では、図9に示す2台の無停電電源装置を備える場合を説明しているが、無停電電源装置が3台以上の場合も同様に実施でき、各無停電電源装置から2つの状態信号「バイパス給電」、「レディ」を入力し、各無停電電源装置にてそのパターンー致を検出すればよい。
【0027】
以上のように、実施の形態1によれば、並列運転状態の各無停電電源装置における「バイパス給電」と「レディ」の2種類の状態信号のパターンー致を検出することにより、バイパス給電中の各無停電電源装置が同時に交流スイッチをオフにし、直ちにかつ同時にインバータから開閉器を介して負荷に給電することができ、単機システムで用いる、バイパス回路を内蔵した無停電電源装置を、共通回路を追加することなく、並列非冗長運転も可能とする。
【0028】
実施の形態2.
本実施の形態2では、上記実施の形態1に対して、図9に示す構成において、遮断器105,106の補助接点により、無停電電源装置1、2の「バイパス給電」、「レディ」の信号出力をインタロックしている点が異なる。
【0029】
以下、この発明の実施の形態2を図9を参照しつつ図2に基づいて説明する。図2は、この発明の実施の形態2に係る無停電電源装置の並列運転方法を説明するためのトリガ信号生成回路を示すブロック図である。図2において、図1に示す実施の形態1の構成に対して追加した部分を以下に説明する。1004は図9に示す遮断器105の補助接点、2004は同様に遮断器205の補助接点であり、遮断器のオン/オフ動作に従い、接点がオン/オフを行う。1005、1006、2005、2006はAND回路である。1007、2007は接点入力回路であり、接点がオンの時にアクティブ出力となる。
【0030】
この実施の形態2の目的は、無停電電源装置1,2のいずれかを点検している際に、点検を行っていない方、即ち負荷に給電している無停電電源装置に対して、「バイパス給電」、「レディ」の各信号を出力しないことにある。例えば、図9において、無停電電源装置1は運転し、遮断器105がオン、無停電電源装置2は点検中であり、遮断器106がオフの場合を考える。この時、無停電電源装置2を点検のためにバイパス給電のモードにしていると、実施の形態1のままでは、無停電電源装置2より「バイパス給電」信号が発生し、無停電電源装置1のみをバイパス給電からインバータ給電に運転モードを変更しようとしても、パターンー致検出回路1002の出力がアクティブにならない為、インバータ給電が行えないという問題がある。
【0031】
そこで、本実施の形態2では、自号機の出力遮断器がオンの場合のみ、「バイパス給電」、「レディ」信号が出力されるようにしている。これを実現する回路としては、無停電電源装置1側で説明すると、自号機の出力遮断器105の補助接点1004の信号を接点入力回路1007へ入力し、これの出力である「遮断器105 0N」信号をAND回路1005、1006に入力する。AND回路1005、1006の出力を「バイパス給電」、「レディ」信号として他号機へ出力することにより、点検中は負荷に給電している無停電電源装置に対して、「バイパス給電」、「レディ」の各信号を出力しなくなる。
【0032】
以上のように、実施の形態2によれば、並列運転状態の各無停電電源装置から2つの状態信号「バイパス給電」、「レディ」を入力し、各無停電電源装置にてそのパターンー致を検出することにより、バイパス給電中の各無停電電源装置が同時に交流スイッチをオフにし、直ちにかつ同時にインバータから開閉器を介して負荷に給電することができるのに加え、自号機を点検している際は、他号機へ不要な信号を出力しないようにすることができる。
【0033】
実施の形態3.
本実施の形態3では、上記実施の形態2に対して、図9に示す構成において、遮断器105,106の補助接点により、他号機からの「バイパス給電」、「レディ」の信号出力をインタロックしている点が異なる。
【0034】
以下、この発明の実施の形態3を図9を参照しつつ図3に基づいて説明する。図3は、この発明の実施の形態3に係る無停電電源装置の並列運転方法を説明するためのトリガ信号生成回路を示すブロック図である。図3において、図2に示す実施の形態2に対して追加した部分は、1009、1010、2009、2010で示すAND回路である。
【0035】
この実施の形態3の目的は、無停電電源装置1,2のいずれかを点検している際に、点検を行っている方が、負荷に給電している無停電電源装置の運転モードに関係なく、バイパス給電からインバータ給電へ運転モードを変更し点検調整ができるようにすることである。例えば、図9において、無停電電源装置1は運転し、遮断器105がオン、無停電電源装置2は点検中であり、遮断器106がオフの場合を考える。この時、無停電電源装置1がバイパス給電であれば、無停電電源装置2を点検のためにバイパス給電からインバータ給電に運転モードを変更しようとしても、実施の形態1のままでは、無停電電源装置1より「バイパス給電」信号が発生し、無停電電源装置2のみをバイパス給電からインバータ給電にしようとしても、パターンー致検出回路2002の出力がアクティブにならない為、インバータ給電が行えないという問題がある。
【0036】
そこで、本実施の形態3では、自号機の出力遮断器がオフの場合のみ、「バイパス給電」、「レディ」信号が他号機から入力されないようにしている。これを実現する回路としては、無停電電源装置1側で説明すると、自号機の出力遮断器105の補助接点1004の信号を接点入力回路1007へ入力し、これの出力である「遮断器105 0N」信号をAND回路1009、1010に入力し、AND回路1009、1010の出力を他号機の「バイパス給電」、「レディ」信号として使用することにより、点検中は負荷に給電している無停電電源装置からの「バイパス給電」、「レディ」の各信号を受け付けなくなる。
【0037】
以上のように、実施の形態3によれば、並列運転状態の各無停電電源装置から2つの状態信号「バイパス給電」、「レディ」を入力し、各無停電電源装置にてそのパターンー致を検出することにより、バイパス給電中の各無停電電源装置が同時に交流スイッチをオフにし、直ちにかつ同時にインバータから開閉器を介して負荷に給電することができ、自号機を点検している際は、他号機へ不要な信号を出力しないようにすることができるのに加え、他号機の状態に拘わらず点検号機のバイパス給電からインバータ給電への運転モード変更を試験することができる。
【0038】
実施の形態4.
上記実施の形態1では、バイパス給電からインバータ給電へ運転モードを変更する場合について説明したが、本実施の形態4では、インバータ給電からバイパス給電へ運転モードを変更する場合について説明する。
【0039】
以下、この発明の実施の形態4を図9を参照しつつ図4に基づいて説明する。図4は、この発明の実施の形態4に係る無停電電源装置の並列運転方法を説明するためのトリガ信号生成回路を示すブロック図であり、図9に示す無停電電源装置1、2に内蔵されているバイパス給電時にオンする交流スイッチ17,27を駆動する部分のブロック図である。図4において、1040、2040はスイッチ駆動回路、1003、2003はシーケンス制御回路、1021、1023、2021、2023はAND回路、1022、1024、2022、2024は反転回路である。その他の部分は、図1に示す実施の形態1と同様であり、ここでは省略している。
【0040】
図9において、無停電電源装置1内の交流スイッチ17は、単機運転時には、インバータ15が停止または開閉器16がオフして、負荷へのインバータ給電が停止されたときにオンとならなければならない。しかし、並列運転時は、インバータ給電が停止しても、他の無停電電源装置2によりインバータ給電されている場合は、交流スイッチ17をオフにし、他の無停電電源装置2もインバータ給電が停止されている場合のみは交流スイッチ17をオンにすればよい。
【0041】
これを実現するために、まず、「インバータ給電停止:INV給電停止」信号を作成する。上記実施の形態1で使用している「レディ」信号をインバータ起動準備完了からインバータ停止までの間アクティブな信号とすることにより、「バイパス給電」信号と併用し、表2に示す状態を表すことができる。即ち、AND回路1021、1023、反転回路1022、1024より「No.2 INV給電停止」の信号を作成することができる。
【0042】
【表2】
【0043】
AND回路1021に、無停電電源装置1のインバータ給電停止を表す「No.1 INV給電停止」、無停電電源装置2のインバータ給電停止を表す「No.2 INV給電停止」の信号を入力し、AND回路1021の出力により、スイッチ駆動回路1040を介して交流スイッチ17を駆動すればよい。これより、インバータ給電している装置が1台もない時に交流スイッチ17のオンを行うことができる。
【0044】
以上のように、実施の形態4によれば、並列運転状態の各無停電電源装置から2つの状態信号「バイパス給電」、「レディ」を入力し、各無停電電源装置にてそのパターンー致を検出することにより、バイパス給電中の各無停電電源装置が同時に交流スイッチをオフにし、直ちにかつ同時にインバータから開閉器を介して負荷に給電することができ、これに加え、2つの状態信号「バイパス給電」、「レディ」から「INV給電停止」信号を作成し、インバータ給電号機なしの条件にて交流スイッチをオンすることにより、バイパス回路を内蔵した無停電電源装置の並列システムにてそれぞれの給電モードが異ならないようにすることができる。
【0045】
実施の形態5.
本実施の形態5では、上記実施の形態4に対して、自号機から出力される「バイパス給電」信号出力が他号機からの信号と比較して異常ないかを検出する故障検出回路を追加した点が異なる。
【0046】
以下、この発明の実施の形態5を図9を参照しつつ図5に基づいて説明する。図5は、この発明の実施の形態5に係る無停電電源装置の並列運転方法を説明するためのトリガ信号生成回路を示すブロック図である。図5において、図4に対して追加した部分は、故障検出回路1030、2030のみである。
【0047】
無停電電源装置1側で説明すると、他号機が1台でも「インバータ給電」を行っている場合、自号機の「バイパス給電」信号は出力されない。従って、他号機が1台でも「インバータ給電」状態の信号を出力している際に、自号機の「バイパス給電」信号が出力されていれば、自号機の制御信号異常として取り扱う。具体的な回路としては、1030に示すAND回路にて構成する。
【0048】
以上のように、実施の形態5によれば、並列運転状態の各無停電電源装置から2つの状態信号「バイパス給電」、「レディ」を入力し、各無停電電源装置にてそのパターンー致を検出することにより、バイパス給電中の各無停電電源装置が同時に交流スイッチをオフにし、直ちにかつ同時にインバータから開閉器を介して負荷に給電することができる。これに加え、2つの状態信号「バイパス給電」、「レディ」から「INV給電停止」信号を作成し、インバータ給電号機なしの条件にて交流スイッチをオンすることによりバイパス回路を内蔵した無停電電源装置の並列システムにてそれぞれの給電モードが異ならないようにすることができる。さらに、自号機の「バイパス給電」信号を他号機からの信号と比較して異常ないかを検出することができる。
【0049】
【発明の効果】
以上ように、この発明によれば、インバータが停止した際に交流スイッチを介してバイパス電源を給電バイパス給電モードと、前記交流スイッチを開として前記インバータにより給電を行うインバータ給電モードとの二つの運転モードを持つ無停電電源装置を複数台並列運転する無停電電源装置の並列運転方法において、並列運転される各無停電電源装置毎に、バイパス給電状態であるときにアクティブとなるバイパス給電信号とインバータ給電ができる状態に準備できたときにアクティブとなるレディ信号とのパターンの一致検出に基づいて前記交流スイッチのオフ指令を作成するようにしたので、バイパス給電中の各無停電電源装置が同時に交流スイッチをオフにし、直ちにかつ同時にインバータから開閉器を介して負荷に給電することができ、単機システムで用いる、バイパス回路を内蔵した無停電電源装置を、共通回路を追加することなく、並列非冗長運転を可能にすることができる。
【0050】
また、他号機へ送出する自号機のバイパス給電信号とレディ信号を、自号機の出力開閉器の開閉状態信号に基づいてインタロックすることにより、自号機を点検している際は、他号機へ不要な信号を出力しないようにすることができる。
【0051】
また、他号機から自号機へ入力されるバイパス給電信号とレディ信号を、自号機の出力開閉器の開閉状態信号に基づいてインタロックすることにより、他号機の状態に拘わらず点検号機のバイパス給電からインバータ給電への運転モード変更を試験することができる。
【0052】
また、並列運転される各無停電電源装置毎に、前記レディ信号を、インバータ起動準備完了からインバータ停止までの間アクティブな信号とし、このレディ信号と前記バイパス給電信号からインバータ給電停止を示すインバータ給電停止信号を作成し、インバータ給電号機がない場合に前記交流スイッチのオン指令を作成することにより、バイパス回路を内蔵した無停電電源装置の並列システムにてそれぞれの給電モードが異ならないようにすることができる。
【0053】
さらに、自号機のバイパス給電信号を、他号機のバイパス給電信号とレディ信号に基づいて異常検出することにより、自号機のバイパス給電信号を他号機からの信号と比較して異常ないかを検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る無停電電源装置の並列運転方法を説明するためのもので、図9に示す無停電電源装置1、2に内蔵される、インバータ給電開始指令を与えるトリガ信号を作成するトリガ信号生成回路を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態2に係る無停電電源装置の並列運転方法を説明するためのもので、図1の対応図である。
【図3】 この発明の実施の形態3に係る無停電電源装置の並列運転方法を説明するためのもので、図1の対応図である。
【図4】 この発明の実施の形態4に係る無停電電源装置の並列運転方法を説明するためのもので、図1の対応図である。
【図5】 この発明の実施の形態5に係る無停電電源装置の並列運転方法を説明するためのもので、図1の対応図である。
【図6】 従来の無停電電源装置を示すブロック図である。
【図7】 従来の無停電電源装置の交流スイッチ駆動に関するブロック図である。
【図8】 従来の無停電電源装置の並列システムに関するブロック図である。
【図9】 この発明の実施の形態1ないし5が適用されるもので、既に知られた無停電電源装置の並列運転装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,2 無停電電源装置、11,14,16,21,24,26 開閉器、12,22 コンバータ、13,23 バッテリ、15,25 インバータ、17,27 交流スイッチ、101,102,103,104,105,106 遮断器、1001,2001 1ショット発生回路、1002,2002 パターン一致検出回路、1003,2003 シーケンス制御回路、1004 遮断器105の補助接点、2004 遮断器205の補助接点、1005,1006,2005,2006 AND回路、1007,2007 接点入力回路、1009,1010,2009,2010 AND回路、1040,2040 スイッチ駆動回路、1021,1023,2021,2023 AND回路、1022,1024,2022,2024 反転回路、1030,2030 故障検出回路。
Claims (5)
- インバータが停止した際に交流スイッチを介してバイパス電源を給電バイパス給電モードと、前記交流スイッチを開として前記インバータにより給電を行うインバータ給電モードとの二つの運転モードを持つ無停電電源装置を複数台並列運転する無停電電源装置の並列運転方法において、
並列運転される各無停電電源装置毎に、バイパス給電状態であるときにアクティブとなるバイパス給電信号とインバータ給電ができる状態に準備できたときにアクティブとなるレディ信号とのパターンの一致検出に基づいて前記交流スイッチのオフ指令を作成する
ことを特徴とする無停電電源装置の並列運転方法。 - 請求項1に記載の無停電電源装置の並列運転方法において、
他号機へ送出する自号機のバイパス給電信号とレディ信号を、自号機の出力開閉器の開閉状態信号に基づいてインタロックする
ことを特徴とする無停電電源装置の並列運転方法。 - 請求項1に記載の無停電電源装置の並列運転方法において、
他号機から自号機へ入力されるバイパス給電信号とレディ信号を、自号機の出力開閉器の開閉状態信号に基づいてインタロックする
ことを特徴とする無停電電源装置の並列運転方法。 - 請求項1に記載の無停電電源装置の並列運転方法において、
並列運転される各無停電電源装置毎に、前記レディ信号を、インバータ起動準備完了からインバータ停止までの間アクティブな信号とし、このレディ信号と前記バイパス給電信号からインバータ給電停止を示すインバータ給電停止信号を作成し、インバータ給電号機がない場合に前記交流スイッチのオン指令を作成する
ことを特徴とする無停電電源装置の並列運転方法。 - 請求項4に記載の無停電電源装置の並列運転方法において、
自号機のバイパス給電信号を、他号機のバイパス給電信号とレディ信号に基づいて異常検出する
ことを特徴とする無停電電源装置の並列運転方法。
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