JP3851204B2 - Absorption refrigerator - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、熱効率に優れた吸収式冷凍機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3に示したように、高温再生器1の稀吸収液を加熱沸騰させるガスバーナ2から排出される排ガスを、吸収液管12の高温熱交換器10と高温再生器1との間に設けた第1の排ガス熱回収器26と、低温熱交換器9と高温熱交換器10との間に設けた第2の排ガス熱回収器27とに順次送り、吸収器7から高温再生器に1に搬送する稀吸収液の温度を上げ、ガスバーナ2による必要加熱量を減らし、燃料消費量を削減するように工夫した吸収式冷凍機が周知である。
【0003】
すなわち、上記構成の吸収式冷凍機においては、吸収器7から吐出した約40℃(定格運転時、以下同じ)の稀吸収液は低温熱交換器9・第2の排ガス熱回収器27・高温熱交換器10・第1の排ガス熱交換器26それぞれで加熱され、135℃前後に上昇して高温再生器1に流入するので、ガスバーナ2で消費する燃料が節約できる。
【0004】
なお、ガスバーナ2から出る排ガスの温度と吸収器7から供給される稀吸収液の温度が共に低くいときには、流量制御弁28の開度を大きくして吸収液管14に流れる稀吸収液の量を増加し、第2の排ガス熱回収器27における排ガスからの熱回収を減少させて排ガス温度の著しい低下を防止し、排ガスに含まれる水蒸気の凝縮・結露を防止する構成となっている。
【0005】
しかし、上記従来の吸収式冷凍機においては、流量制御弁28が第2の排ガス熱回収器27を迂回する吸収液管14に設けられていたため、流量制御弁28を全開にしても吸収液管14を通って第2の排ガス熱回収器27に流れる稀吸収液の量は少なからずあった。
【0006】
そのため、運転開始時など排ガス、稀吸収液の温度が共に低くいときには、流量制御弁を全開にしても排ガスの温度が低下し過ぎ、排ガスに含まれる水蒸気が凝縮・結露し、熱交換器や排気管を腐食することがあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
また、ガスバーナから出る排ガスが保有する熱の大半は回収し尽くしており、排ガスから今以上の熱回収を図ると、運転開始時でなくても排ガスに含まれる水蒸気の露天以下に排ガスの温度が低下し、結露して熱回収器や配管部を腐食することがあったので、他の方法によりさらに熱効率の改善を図る必要があり、それが解決すべき課題となっていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記従来技術の課題を解決するため、燃焼装置で加熱沸騰させて冷媒を蒸発分離し、稀吸収液から冷媒蒸気と中間吸収液を得る高温再生器と、この高温再生器で生成して供給される中間吸収液を高温再生器で生成した冷媒蒸気で加熱してさらに冷媒を蒸発分離し、中間吸収液から冷媒蒸気と濃吸収液を得る低温再生器と、この低温再生器で中間吸収液を加熱して凝縮した冷媒液が供給されると共に、低温再生器で生成して供給される冷媒蒸気を冷却して冷媒液を得る凝縮器と、この凝縮器から供給された冷媒液が伝熱管の上に散布され、伝熱管内を流れる流体から熱を奪って冷媒が蒸発する蒸発器と、この蒸発器で生成して供給される冷媒蒸気を低温再生器から冷媒蒸気を分離して供給される濃吸収液に吸収させて稀吸収液にし、高温再生器に供給する吸収器と、この吸収器に出入する稀吸収液と濃吸収液とが熱交換する低温熱交換器と、高温再生器に出入する中間吸収液と稀吸収液とが熱交換する高温熱交換器とを備えた吸収式冷凍機において、
吸収器から吐出した稀吸収液の一部が低温再生器から放熱して吐出した冷媒と低温熱交換器を迂回して熱交換する冷媒熱回収器と、冷媒熱回収器で稀吸収液に放熱した冷媒を凝縮器に導入する冷媒管に流路抵抗を付与する流量制御弁を設け、この流量制御弁より下流側に冷媒の温度を検出する温度センサを設け、冷媒熱回収器を吐出した冷媒の温度が、稀吸収液の熱交換前温度+所定温度α(但し、α>0)となるように流量制御弁を介して冷媒の流路抵抗が制御されることを特徴とする吸収式冷凍機を提供するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を、水を冷媒とし、臭化リチウム(LiBr)水溶液を吸収液とした吸収式冷凍機を例に挙げて説明する。
【0012】
本発明の一実施形態を、図1に基づいて説明する。図中1は、例えば都市ガスを燃料とするガスバーナ2の火力によって吸収液を加熱して冷媒を蒸発分離するように構成された高温再生器、3は低温再生器、4は凝縮器、5は低温再生器3と凝縮器4が収納されている高温胴、6は蒸発器、7は吸収器、8は蒸発器6と吸収器7が収納されている低温胴、9は低温熱交換器、10は高温熱交換器、11は冷媒熱回収器、12〜16は吸収液管、17、18は吸収液ポンプ、19〜21は冷媒管、22は冷媒ポンプ、23は冷水管、24は冷却水管、25はガスバーナ2から出る排ガスが通る排気管、26は第1の排ガス熱回収器、27は第2の排ガス熱回収器、28は吸収液管14との分岐部より下流側で第2の排ガス熱回収器27より上流側の吸収液管12に設けられた流量制御弁、29は冷媒管19の冷媒熱回収器11より下流側に設けられた流量制御弁、30は排気管25の下流部分に設けられて排ガスの温度を検出する温度センサ、31は吸収液管12の上流部分に設けられて熱交換する前の稀吸収液の温度を検出する温度センサ、32は冷媒管19の下流部分に設けられて冷媒熱回収器11で稀吸収液と熱交換して放熱した冷媒の温度を検出する温度センサ、33は温度センサ30が所定の温度、例えば100℃を検出し続けるように流量制御弁28の開度を制御すると共に、温度センサ32が検出する温度が、温度センサ31が検出する温度+所定温度α(但し、α>0)となるように流量制御弁29の開度を調節して冷媒管19の流路抵抗を制御するための制御器である。
【0013】
上記構成の吸収式冷凍機においては、ガスバーナ2で都市ガスを燃焼して高温再生器1で稀吸収液を加熱沸騰させると、稀吸収液から蒸発分離した冷媒蒸気と、冷媒蒸気を分離して吸収液の濃度が高くなった中間吸収液とが得られる。
【0014】
高温再生器1で生成された高温の冷媒蒸気は、冷媒管19の上流部分を通って低温再生器3に入り、高温再生器1で生成され吸収液管15により高温熱交換器10を経由して低温再生器3に入った中間吸収液を加熱して放熱凝縮し、冷媒熱回収器11が介在する冷媒管19の下流部分を通って凝縮器4に入る。
【0015】
また、低温再生器3で加熱されて中間吸収液から蒸発分離した冷媒は凝縮器4へ入り、冷却水管24内を流れる水と熱交換して凝縮液化し、冷媒管19から凝縮して供給される冷媒と一緒になって冷媒管20を通って蒸発器6に入る。
【0016】
蒸発器6の底に溜まった冷媒液は、冷水管23に接続された伝熱管23Aの上に冷媒管21に介在する冷媒ポンプ22によって散布され、冷水管23を介して供給される水と熱交換して蒸発し、伝熱管23Aの内部を流れる水を冷却する。
【0017】
蒸発器6で蒸発した冷媒は吸収器7に入り、低温再生器3で加熱されて冷媒を蒸発分離し、吸収液の濃度が一層高まった吸収液、すなわち吸収液管16により低温熱交換器9を経由して吸収液ポンプ18により供給され、上方から散布される濃吸収液に吸収される。
【0018】
そして、吸収器7で冷媒を吸収して濃度の薄くなった吸収液、すなわち稀吸収液は吸収液ポンプ17の運転により高温再生器1に戻される。
【0019】
上記のように吸収式冷凍機の運転が行われると、蒸発器6の内部に配管された伝熱管23Aにおいて冷媒の気化熱によって冷却された冷水が、冷水管23を介して図示しない空調負荷に循環供給できるので、冷房などの冷却運転が行える。
【0020】
上記構成の吸収式冷凍機においては、吸収液ポンプ17の運転により吸収器7から高温再生器1に戻される稀吸収液の一部は吸収液管12に介在する低温熱交換器9を経由し、残部は吸収液管13に介在する冷媒熱回収器11を経由し、それぞれの熱交換器において加熱される。
【0021】
また、第2の排ガス熱回収器27を経由してガスバーナ2から出る排ガスにより加熱される稀吸収液の量は、吸収液管12に介在する流量制御弁28により制御され、高温熱交換器10と第1の排ガス熱回収器26には吸収器7から高温再生器1に戻す稀吸収液の全量が流れてそれぞれで加熱される。
【0022】
すなわち、吸収器7から吸収液管12に吐出した約40℃の稀吸収液の一部は、低温再生器3から吸収液管16に吐出して吸収器7に流れている約90℃の濃吸収液と低温熱交換器9で熱交換し、残部は低温再生器3で凝縮して凝縮器4に流れている冷媒管19の約95℃の冷媒液と熱交換する。
【0023】
冷媒管19の下流部分には流路抵抗となる流量制御弁29が設置されて冷媒の流速を下げているので、低温再生器3内で中間吸収液に放熱して凝縮し、冷媒管19に吐出した気液2相流の冷媒は冷媒熱回収器11に至るまでに液相のみになり、冷媒熱回収器11における冷媒と稀吸収液との熱交換効率が改善される。
【0024】
しかも、温度センサ32が検出する冷媒熱交換器11で熱交換した後の冷媒の温度が、例えば温度センサ31が検出する冷媒熱交換器11で熱交換する前の稀吸収液の温度+所定温度、例えば5℃だけ高い温度となるように、流量制御弁29の開度が制御器33により制御され、吸収器7から高温再生器1に送る稀吸収液は加熱され、低温再生器3から凝縮器4に送る冷媒は冷却される。
【0025】
そして、低温熱交換器9、冷媒熱回収器11それぞれで熱交換して加熱された稀吸収液は合流し、例えば80℃前後の稀吸収液となって第2の排ガス熱回収器27に流入する。
【0026】
さらに、第2の排ガス熱回収器27に流入する稀吸収液の流量は、吸収液管12に介在する流量制御弁28の開度が制御器33により調節制御される。例えば、制御器33は温度センサ30が所定の100℃より高い温度を検出しているときには流量制御弁28の開度を大きくし、吸収器7から高温再生器1に戻している稀吸収液のより多くを第2の熱回収器27に供給して排ガスが保有する熱の回収を促進するので、熱効率は改善されガスバーナ2の燃料消費が抑えられる。
【0027】
しかも、温度センサ30が100℃より低い温度を検出しているときには、稀吸収液の全量が第2の排ガス熱回収器27を迂回して吸収液管14に流れるまで、流量制御弁28を最大全閉まで絞って排ガスから回収する熱量を最大ゼロまで抑えることが可能であるので、排気管25を介して排気される排ガスの温度は露点温度(都市ガス、すなわち天然ガスを燃料としたときの燃焼排ガスの露点温度は60〜70℃)より高い100℃に維持され、これにより排ガス温度が低い起動時や部分負荷運転時においても、排ガスに含まれる水蒸気が凝縮してドレン水が発生することがないし、ドレン水による腐食問題を引き起こすこともない。
【0028】
第2の排ガス熱回収器27を経由して加熱された稀吸収液と、第2の排ガス熱回収器27を経由せず、したがって加熱されなかった稀吸収液とは合流して高温熱交換器10と第1の排ガス熱回収器26とを経由し、高温再生器1から低温再生器3に吸収液管15を介して流れている中間吸収液と、ガスバーナ2から排出された約200℃の排ガスと熱交換して135℃程度の稀吸収液となって高温再生器1に流入するので、ガスバーナ2で消費する燃料が節約できる。
【0029】
また、低温再生器3で凝縮して凝縮器4に冷媒管19の下流部分を通って流入する冷媒液は、前記したように冷媒熱回収器11で約40℃の稀吸収液と熱交換してこれを加熱し、冷媒自身は約45℃に冷却され、冷却水管24の内部を流れる冷却水に放熱する熱量が減少するので、高温再生器1における所用入熱量が削減でき、この点でも吸収式冷凍機の熱効率が顕著に改善される。
【0030】
なお、低温再生器3で中間吸収液を加熱して放熱し、さらに冷媒熱回収器11でも稀吸収液を加熱して放熱する冷媒の温度は、前記したように45℃程度まで低下しているので、凝縮器4に送って冷却水管24内を流れる冷却水で冷却する必要はない。
【0031】
そのため、冷媒管19の下流側は凝縮器4ではなく、仮想線で示すように凝縮冷媒が蒸発器6に流入可能に連結し、管長の短縮と配管構成の簡素化とを図ることも可能である(図1では冷媒管19、20の図面上の最短部分を仮想線で連結しているが、実際の装置では高温胴5は上方に位置し、低温胴8と冷媒熱回収器11とは下方に位置するので、低温胴8の蒸発器6と冷媒熱回収器11とを近接させ、その間を短い冷媒管により連結することが可能。)。
【0032】
また、本発明は上記実施形態に限定されるものではないので、特許請求の範囲に記載の趣旨から逸脱しない範囲でさらに各種の変形実施が可能である。
【0033】
例えば、冷媒管19の流量制御弁29は、冷媒管19の流路抵抗を調節する手段として設けてあるので、高価な流量制御弁29に代えて廉価なオリフィスを設置することも可能である。
【0034】
また、高価な流量制御弁28に代えて、廉価な開閉弁を第2の熱回収器27上流側の吸収液管14に設置する、あるいは廉価な切替弁を吸収液管12、14の分岐部(または合流部)に設置するなどし、温度センサ30が検出する排ガス温度が所定の温度、例えば100℃を下回らないように、制御器33により弁の開閉、切替を制御する構成とすることもできる。
【0035】
また、第2の熱回収器27を迂回する吸収液管14に代えて、図2に示したように、第2の熱回収器27を迂回する排気管25Aを設けると共に、その排気管25Aとの分岐部(あるいは合流部)に流路切換弁28Aを設ける。あるいは、第2の熱回収器27を経由する排気管25に開閉弁を設けるなどして、第2の熱回収器27に流れて稀吸収液と熱交換した排ガスの温度が所定の100℃より低下しないように制御器33によりその弁の開閉、切替を制御をしてもよい。
【0036】
また、吸収式冷凍機は、上記のように冷房などの冷却運転を専用に行うものであっても良いし、高温再生器1で加熱生成した冷媒蒸気と、冷媒蒸気を蒸発分離した吸収液とが低温胴8に直接供給できるように配管接続し、冷却水管24に冷却水を流すことなくガスバーナ2による稀吸収液の加熱を行い、蒸発器6の伝熱管23Aで例えば55℃程度に加熱した水を冷水管(温水が循環する場合は温水管と呼ぶのが好ましい)23を介して負荷に循環供給して暖房などの加熱運転も行えるようにしたものであってもよい。
【0037】
また、蒸発器6で冷却などして空調負荷などに供給する流体としては、水などを上記実施形態のように相変化させないで供給するほか、潜熱を利用した熱搬送が可能なようにフロンなどを相変化させて供給するようにしても良い。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、冷媒熱回収器で稀吸収液に放熱した冷媒を凝縮器に導入する冷媒管に流路抵抗を付与する手段が設置されているので、冷媒管を流れる冷媒の流速が低下し、低温再生器内で中間吸収液に放熱して凝縮し、冷媒管に吐出した気液2相流の冷媒は冷媒熱回収器に至るまでに液相のみになり、冷媒熱回収器における冷媒と稀吸収液との熱交換効率が改善される。
【0040】
また、冷媒管に設けた流路抵抗を付与する手段が流量制御弁であり、この流量制御弁の下流側に温度センサを設けたので、冷媒熱回収器を吐出した冷媒の温度が、稀吸収液の熱交換前温度+所定温度α(但し、α>0)となるように流量制御弁を介して冷媒の流路抵抗を制御することができ、これにより冷媒が保有する熱を吸収器から高温再生器に送っている稀吸収液により確実に回収して、凝縮器で放熱する冷媒の保有熱を下げることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す説明図である。
【図2】本発明の変形実施形態を示す説明図である。
【図3】従来技術を示す説明図である。
【符号の説明】
1 高温再生器
2 ガスバーナ
3 低温再生器
4 凝縮器
5 高温胴
6 蒸発器
7 吸収器
8 低温胴
9 低温熱交換器
10 高温熱交換器
11 冷媒熱回収器
12〜16 吸収液管
17、18 吸収液ポンプ
19〜21 冷媒管
22 冷媒ポンプ
23 冷水管
24 冷却水管
25 排気管
26 第1の排ガス熱回収器
27 第2の排ガス熱回収器
28 流量制御弁
28A 切替弁
29 流量制御弁
30〜32 温度センサ
33 制御器[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an absorption refrigerator having excellent thermal efficiency.
[0002]
[Prior art]
As shown in FIG. 3, exhaust gas discharged from the gas burner 2 for heating and boiling the rare absorbent in the high temperature regenerator 1 is provided between the high
[0003]
That is, in the absorption chiller having the above-described configuration, the rare absorbent discharged at about 40 ° C. (during rated operation, the same applies hereinafter) discharged from the
[0004]
Note that when the temperature of the exhaust gas exiting from the gas burner 2 and the temperature of the rare absorbent supplied from the
[0005]
However, in the above-described conventional absorption refrigerator, the flow
[0006]
Therefore, when the temperature of the exhaust gas and the rare absorbent is both low, such as at the start of operation, the temperature of the exhaust gas will decrease too much even if the flow control valve is fully opened, and water vapor contained in the exhaust gas will condense and condense. The exhaust pipe could be corroded.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
In addition, most of the heat held by the exhaust gas from the gas burner has been recovered, and if more heat is recovered from the exhaust gas, the temperature of the exhaust gas will be below the steam open-air in the exhaust gas even when the operation is not started. Since the heat recovery device and the piping part may corrode due to a decrease in condensation, it is necessary to further improve the thermal efficiency by another method, which has been a problem to be solved.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problems of the prior art, the present invention generates a refrigerant vapor and an intermediate absorption liquid from a rare absorption liquid by evaporating and separating the refrigerant by heating and boiling with a combustion apparatus, and the high temperature regenerator. The intermediate absorption liquid supplied in this way is heated with the refrigerant vapor generated in the high-temperature regenerator to further evaporate and separate the refrigerant, and obtain a refrigerant vapor and concentrated absorption liquid from the intermediate absorption liquid, and the low-temperature regenerator A refrigerant liquid condensed by heating the absorption liquid is supplied, a condenser that cools the refrigerant vapor generated and supplied by the low-temperature regenerator to obtain a refrigerant liquid, and a refrigerant liquid supplied from the condenser An evaporator that spreads on the heat transfer pipe and takes heat from the fluid flowing in the heat transfer pipe to evaporate the refrigerant, and separates the refrigerant vapor generated and supplied by the evaporator from the low temperature regenerator. Absorbed in the concentrated absorbent supplied to make it a rare absorbent. Heat exchange between the absorber supplied to the regenerator, the low-temperature heat exchanger that exchanges heat between the rare and concentrated absorbents that enter and exit the absorber, and the intermediate and rare absorbent that enters and exits the high-temperature regenerator In an absorption refrigerator equipped with a high temperature heat exchanger
A part of the rare absorbent discharged from the absorber dissipates heat from the low-temperature regenerator and the refrigerant heat recovery unit that bypasses the low-temperature heat exchanger and exchanges heat, and the refrigerant heat recovery unit dissipates heat to the rare absorption liquid. The refrigerant pipe that introduces the refrigerant into the condenser is provided with a flow rate control valve that provides flow resistance, the temperature sensor that detects the temperature of the refrigerant is provided downstream of the flow rate control valve, and the refrigerant that has discharged the refrigerant heat recovery unit The absorption flow refrigeration is characterized in that the flow path resistance of the refrigerant is controlled through a flow control valve so that the temperature of the refrigerant becomes a pre-heat exchange temperature of the rare absorbent + a predetermined temperature α (where α> 0) The machine is provided.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described by taking an absorption refrigerator using water as a refrigerant and a lithium bromide (LiBr) aqueous solution as an example.
[0012]
An embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. In the figure, reference numeral 1 denotes a high-temperature regenerator configured to evaporate and separate the refrigerant by heating the absorbing liquid by the heating power of a gas burner 2 using, for example, city gas, 3 is a low-temperature regenerator, 4 is a condenser, A high temperature cylinder in which the
[0013]
In the absorption refrigerator having the above-described configuration, when the city gas is burned by the gas burner 2 and the rare absorbent is heated and boiled by the high temperature regenerator 1, the refrigerant vapor evaporated and separated from the rare absorbent is separated from the refrigerant vapor. An intermediate absorption liquid having a high concentration of the absorption liquid is obtained.
[0014]
The high-temperature refrigerant vapor generated in the high-temperature regenerator 1 passes through the upstream portion of the
[0015]
Further, the refrigerant heated by the low-
[0016]
The refrigerant liquid accumulated at the bottom of the
[0017]
The refrigerant evaporated by the
[0018]
Then, the absorption liquid whose concentration has been reduced by absorbing the refrigerant by the
[0019]
When the absorption refrigerator is operated as described above, the cold water cooled by the heat of vaporization of the refrigerant in the
[0020]
In the absorption refrigerator having the above-described configuration, a part of the rare absorbent returned to the high-temperature regenerator 1 from the
[0021]
Further, the amount of the rare absorbent heated by the exhaust gas exiting from the gas burner 2 via the second exhaust gas
[0022]
That is, a part of the about 40 ° C. rare absorption liquid discharged from the
[0023]
Since a flow
[0024]
And the temperature of the refrigerant | coolant after heat-exchanged with the refrigerant | coolant heat exchanger 11 which the
[0025]
Then, the rare absorption liquid heated and exchanged in the low-
[0026]
Further, the flow rate of the rare absorbent flowing into the second exhaust gas
[0027]
Moreover, when the
[0028]
The rare absorption liquid heated via the second exhaust gas
[0029]
Further, the refrigerant liquid condensed in the
[0030]
It should be noted that the temperature of the refrigerant that heats the intermediate absorption liquid by the low-
[0031]
Therefore, the downstream side of the
[0032]
Further, since the present invention is not limited to the above-described embodiments, various modifications can be made without departing from the spirit described in the claims.
[0033]
For example, since the flow
[0034]
Further, instead of the expensive flow
[0035]
Further, in place of the
[0036]
In addition, the absorption refrigerator may be a dedicated one that performs cooling operations such as cooling as described above, and the refrigerant vapor generated by heating in the high-temperature regenerator 1, the absorption liquid obtained by evaporating and separating the refrigerant vapor, and Is connected to the low-
[0037]
In addition, as a fluid to be cooled by the
[0038]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, since the refrigerant pipe that introduces into the condenser the refrigerant that has radiated the rare absorbing liquid in the refrigerant heat recovery unit is provided to the flow path resistance, it flows through the refrigerant pipe. The flow rate of the refrigerant is reduced, and the refrigerant in the gas-liquid two-phase flow discharged to the refrigerant pipe becomes only the liquid phase before reaching the refrigerant heat recovery unit. The heat exchange efficiency between the refrigerant and the rare absorbent in the heat recovery device is improved.
[0040]
In addition, the means for imparting flow resistance provided in the refrigerant pipe is a flow control valve, and a temperature sensor is provided downstream of the flow control valve, so that the temperature of the refrigerant discharged from the refrigerant heat recovery device is rarely absorbed. The flow path resistance of the refrigerant can be controlled via the flow rate control valve so that the temperature before the heat exchange of the liquid + the predetermined temperature α (where α> 0) , whereby the heat held by the refrigerant is transferred from the absorber. It is possible to reliably recover the rare absorbent that is sent to the high-temperature regenerator, and to reduce the retained heat of the refrigerant that dissipates heat in the condenser.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory diagram showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an explanatory view showing a modified embodiment of the present invention.
FIG. 3 is an explanatory diagram showing a conventional technique.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 High temperature regenerator 2
Claims (1)
吸収器から吐出した稀吸収液の一部が低温再生器から放熱して吐出した冷媒と低温熱交換器を迂回して熱交換する冷媒熱回収器と、冷媒熱回収器で稀吸収液に放熱した冷媒を凝縮器に導入する冷媒管に流路抵抗を付与する流量制御弁を設け、この流量制御弁より下流側に冷媒の温度を検出する温度センサを設け、冷媒熱回収器を吐出した冷媒の温度が、稀吸収液の熱交換前温度+所定温度α(但し、α>0)となるように流量制御弁を介して冷媒の流路抵抗が制御されることを特徴とする吸収式冷凍機。A high-temperature regenerator that evaporates and separates refrigerant by heating and boiling with a combustion device to obtain refrigerant vapor and an intermediate absorption liquid from a rare absorbent, and an intermediate absorption liquid that is generated and supplied by this high-temperature regenerator is generated by a high-temperature regenerator The low-temperature regenerator obtains refrigerant vapor and concentrated absorption liquid from the intermediate absorption liquid by heating with the generated refrigerant vapor, and the refrigerant liquid condensed by heating the intermediate absorption liquid in this low-temperature regenerator is supplied. And a condenser that cools the refrigerant vapor generated and supplied by the low-temperature regenerator to obtain a refrigerant liquid, and the refrigerant liquid supplied from the condenser is sprayed on the heat transfer pipe and flows in the heat transfer pipe An evaporator in which heat is removed from the fluid and the refrigerant evaporates, and the refrigerant vapor generated and supplied by the evaporator is absorbed into the concentrated absorbent supplied by separating the refrigerant vapor from the low-temperature regenerator and supplied as a rare absorbent. The absorber supplied to the high temperature regenerator and the In an absorption refrigerator comprising a low-temperature heat exchanger that exchanges heat between a rare absorption liquid and a concentrated absorption liquid, and a high-temperature heat exchanger that exchanges heat between the intermediate absorption liquid that enters and exits the high-temperature regenerator and the rare absorption liquid ,
A part of the rare absorbent discharged from the absorber dissipates heat from the low-temperature regenerator and the refrigerant heat recovery unit that bypasses the low-temperature heat exchanger and exchanges heat, and the refrigerant heat recovery unit dissipates heat to the rare absorption liquid. The refrigerant pipe that introduces the refrigerant into the condenser is provided with a flow rate control valve that provides flow resistance, the temperature sensor that detects the temperature of the refrigerant is provided downstream of the flow rate control valve, and the refrigerant that has discharged the refrigerant heat recovery unit The absorption flow refrigeration is characterized in that the flow path resistance of the refrigerant is controlled through a flow control valve so that the temperature of the refrigerant becomes a pre-heat exchange temperature of the rare absorbent + a predetermined temperature α (where α> 0) Machine.
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