JP3841626B2 - Widening shield machine - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、掘削途中でトンネルの幅を拡張可能な拡幅式シールド掘進機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のシールド掘進機において、シールド本体の前部に配置したカッタヘッドにコピーカッタを設け、余掘量を大きくしてトンネルを拡張することが実施されている。また横長または縦長断面のトンネルを掘削するためにカッタヘッドを掘削面に沿って往復移動させるものも提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、コピーカッタを設けた従来構成では、拡幅量が大きくなるとコピーカッタにかかる負荷が大きくなって拡張範囲が限定されるという問題がある。
【0004】
またカッタヘッドを移動させる従来構成では、カッタヘッドを回転駆動するカッタ駆動軸またはカッタ駆動軸の支持体を直線往復移動させることになるが、シールド本体前部には切羽崩壊土圧を支持する圧力隔壁があり、カッタ駆動軸が貫通支持されている。従ってこのカッター駆動軸を往復移動可能に支持する支持部のシール構造が困難で耐久性および信頼性を向上させにくいという問題があった。
【0005】
本発明は上記問題点を解決して、拡張範囲が大きくでき、また圧力隔壁のシール部の耐久性および信頼性を高めることができる拡幅式シールド掘進機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1記載の発明は、シールド本体の前部にカッタ駆動軸を介して配置されたカッタヘッドにより、トンネルを掘削する途中でトンネル幅を拡張して掘削し、トンネル幅に対応して拡幅されたシールド本体内で広幅の覆工体を組み立てる拡幅式シールド掘進機において、シールド本体の前部に土圧を保持する圧力隔壁を設け、この圧力隔壁に、シールド軸心周りに回転自在に配置された外周回転ドラムと、この外周回転ドラムにシールド軸心から所定距離離れた偏心軸心周りに回転自在に支持された内周偏心ドラムと、この内周偏心ドラムにカッタ駆動軸を回転自在に支持する軸受穴とを設けて、これら各回転摺動部をそれぞれシール構造とし、前記外周回転ドラムと内周偏心ドラムとをそれぞれ回転駆動して前記カッタ駆動軸をシールド軸心上から拡幅方向に直線往復移動させるカッタ拡幅移動装置を設けたものである。
【0007】
上記構成によれば、カッタ拡幅移動装置により直線往復移動させるカッタ駆動軸を、圧力隔壁において、内周偏心ドラムと外周回転ドラムとの往復回動により追従させるので、圧力隔壁におけるシール構造は、圧力隔壁と外周回転ドラムの回転摺動部、外周回転ドラムと内周偏心ドラムの回転摺動部、内周偏心ドラムとカッタ駆動軸の回転摺動部となり、直線摺動部に比較してシール構造を高耐久性で高信頼性のものを提供でき、圧力隔壁のシール構造のシール性能をより向上させることができる。またカッタヘッドの拡幅移動範囲を大きくとることができる。
また請求項2記載の発明は、上記構成において、圧力隔壁と外周回転ドラムの間、外周回転ドラムと内周偏心ドラムの間、軸受穴とカッタ駆動軸の間にシール材を介在させてシール構造としたものである。
【0008】
上記構成によれば、シール材により拡幅方向に直線往復移動するカッタ駆動軸のシールを確実に行うことが可能となり、シール構造の耐久性および信頼性をより向上することができる。
【0009】
さらに請求項3記載の発明は、上記構成のカッタ拡幅移動装置に、内周偏心ドラムの後部に配置されてカッタ駆動軸を回転自在に支持する軸受体と、この軸受体を拡幅方向に案内するガイド手段と、前記軸受体を直線往復移動させる掘削用拡幅駆動装置とを具備したものである。
【0010】
上記構成によれば、軸受体を直線往復移動させる掘削用拡幅駆動装置を設けたので、拡幅方向の移動制御を容易に行うことができ、拡幅駆動力も容易に得ることができる。また掘削用拡幅駆動装置によりカッタヘッドの自重や掘削力を支持するので、外周回転ドラムと内周偏心ドラムに大きい強度が不要となり、構造を簡素化することができる。
【0011】
さらにまた請求項4記載の発明は、上記構成において、カッタ拡幅移動装置に、外周回転ドラムと内周偏心ドラムをそれぞれ回転駆動可能な補助回転駆動装置を設けたものである。
【0012】
上記構成によれば、補助回転駆動装置により、各ドラムを回転できる程度の回転力を付与することにより、カッタ駆動軸から受ける力を軽減することができ、特に掘削用拡幅駆動装置におけるストローク端における負荷を軽減することができ、掘削用拡幅駆動装置が小さくても、カッタヘッドを拡縮方向にスムーズに往復移動させることができる。またこれら補助回転駆動装置を利用して、外周回転ドラムと内周偏心ドラムの回転位置を検出することができ、さらに通常掘削時に補助回転駆動装置により外周回転ドラムと内周偏心ドラムを固定することができる。
【0013】
さらに請求項5の発明は、カッタ拡幅移動装置を、外周回転ドラムを往復回転駆動する外周ドラム回転装置と、内周偏心ドラムを往復回転駆動する内周偏心ドラム回転装置とで構成したものである。
【0014】
上記構成によれば、外周ドラム回転装置と内周偏心ドラム回転装置による2つの回転力により、外周回転ドラムおよび内周偏心ドラムを介してカッタ駆動軸を直線状に往復移動させることができ、カッタヘッドの拡張範囲を十分大きく確保できるとともに、外周回転ドラムおよび内周偏心ドラムの回転摺接部により、圧力隔壁のシール部の耐久性および信頼性を高めることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
ここで、本発明に係る拡幅式シールド掘進機の第1の実施の形態を図1〜図11に基づいて説明する。
【0016】
このシールド掘進機は、図1〜図7に示すように、シールド本体1の前部に配置したカッタヘッド2をシールド軸心O(シールド軸心Oと平行な軸心も含む)を中心に回転駆動するとともに拡幅方向に直線往復移動してトンネルの掘削途中で幅の広いトンネル拡幅部を掘削できるとともに、シールド本体1を拡幅部トンネルに対応して拡幅し、シールド本体1内で図示しないエレクタ装置によりトンネル拡幅部に対応した広幅のセグメント(覆工体)Sを組み立てるものである。
【0017】
すなわち、シールド本体1は、カッタヘッド2が設けられた固定胴3と、この固定胴3に対して拡幅方向に平行移動可能な拡幅内胴4と、この拡幅内胴4にシールド軸心Oおよび拡幅方向にそれぞれ直交する揺動ピン7を中心に揺動可能な揺動外胴5とで構成され、拡幅移行時および拡幅掘削時に拡幅内胴4を拡幅方向に平行移動させるとともに、揺動外胴5を傾斜させて掘削面に対応させることができる。
【0018】
このシールド本体1は、図2に示すように、円筒状外殻6をシールド軸心Oを中心に180°を超える角度αでシールド軸心に沿う切断線に沿って長円弧外殻6aと短円弧外殻6bとに2分割され、長円弧外殻6a側に固定胴3が設けられ、短円弧外殻6b側に拡幅内胴4と揺動外胴5が設けられている。そして、固定胴3の長円弧外殻6aの両側部にラップ部3aが形成され、ラップ部3a内に収容空間部3bが形成されている。拡幅内胴4は、円弧フレーム8の両側にスライド部材4aが拡縮方向に沿って互いに平行に延設され、また揺動外胴5に両側に支持プレート5aが拡縮方向に沿って互いに平行に延設されている。そして、スライド部材4aと支持プレート5aとが前記揺動ピン7およびピン孔4bを介して揺動自在に連結されるとともに、スライド部材4aと支持プレート5aが収容空間部3bがスライド自在に嵌合されている。そして、収容空間部3bで固定胴3と拡幅内胴4との間に拡幅用ジャッキ11が連結され、また拡幅内胴4と揺動外胴5との間に揺動用ジャッキ12が連結されている。
【0019】
また、固定内胴3の後部と拡幅内胴4の後部には、シールド本体1の後部でエレクタ装置(図示せず)により組み立てられたセグメントSを反力受けとしてシールド本体1を前進させる固定推進用ジャッキ13および可動推進用ジャッキ14がそれぞれ配置されており、拡幅内胴4の後部には、拡縮方向に所定範囲で移動自在な可動支持フレーム15に可動推進用ジャッキ14が取付けられ、推進調整ジャッキ16により可動支持フレーム15を介して可動推進用ジャッキ14を拡幅方向に移動し、拡幅されるセグメントSの前端面に対応して押し付け位置を調整することができる。
【0020】
シールド本体1の前部に設けられたカッタヘッド2には、図5に示すように、所定角度ごとに半径方向の土砂取入口17が形成されるとともに、これら土砂取入口17に臨んで多数のカッタビット18が取付けられている。シールド本体1の前部には、切羽崩壊土圧を支持する圧力隔壁20が設けられており、この圧力隔壁20は、固定胴3に取付けられてカッタヘッド2のカッタ駆動軸23が支持される固定隔壁21と、拡幅内胴4の前部に設けられて固定隔壁21の背面に摺接された可動隔壁22とで構成される。
【0021】
図3に示すように、前記固定隔壁21に形成された軸受支持穴24に、外周軸受25と外周シール材26を介して外周回転ドラム27がシールド軸心O周りに回転自在に配置され、また外周回転ドラム27にシールド軸心Oから偏心位置に形成された偏心穴28に、偏心側軸受31と偏心側シール材32を介して内周偏心ドラム33が偏心軸心Oe周りに回転自在に支持されている。この内周偏心ドラム33には、シールド軸心O上に移動可能な位置に形成された軸受穴34に、内周軸受35と内周シール材36を介してカッタ駆動軸23が回転自在に支持されている。
【0022】
前記カッタ駆動軸23は、内周偏心ドラム33の後部で軸受ボックス(軸受体)41に主軸受42を介して回転自在に支持され、この軸受ボックス41は、固定胴3に拡幅方向に沿って配設された一対の拡幅ガイドレール43にスライド自在に案内されるとともに回転掘削反力が支持されている。そして、固定胴3と軸受ボックス41の間に、カッタ拡幅移動装置である掘削用拡幅ジャッキ(掘削用拡幅駆動装置)44が連結され、拡幅移行時および拡幅掘削時に、拡幅掘削ジャッキ44を伸縮して軸受ボックス41を介してカッタ駆動軸23を拡幅方向に往復移動させるカッタ拡幅移動装置45が構成され、トンネルの掘削幅を拡張することができる。
【0023】
また前記軸受ボックス41には、カッタ駆動軸23を介してカッタヘッド2を回転駆動するカッタ駆動装置46が設けられており、このカッタ駆動装置46は、カッタ駆動軸23の後端部に固定された受動リングギヤ46aに複数の駆動ピニオン46bが噛合され、軸受ボックス41に取付フレーム47を介して設けられたカッタ駆動装置(油圧または電動モータ)46cにより駆動ピニオン46bがそれぞれ回転駆動される。
【0024】
上記構成において、通常掘削部では、図7(a)に示すように、カッタ駆動軸23がシールド軸心O上の位置で掘削用拡幅ジャッキ45により固定され、カッタ駆動装置46によりカッタ駆動軸23を介してカッタヘッド2が回転駆動され、円形断面のトンネルが掘削される。
【0025】
通常掘削部から拡幅移行部に入ると、カッタ駆動装置46によりカッタヘッド2が回転駆動されるとともに、掘削用拡幅ジャッキ44が伸展される。すると、図7(a)(b)に示すように、内周偏心ドラム33が偏心軸心Oeを中心に矢印b方向に所定速度で回転されるとともに、外周回転ドラム27がシールド軸心Oを中心に矢印B方向に所定速度で回転され、カッタ駆動軸23が拡幅方向に直線移動されてカッタヘッド2が拡幅方向に移動される。ついで掘削用拡幅ジャッキ44が収縮されると、内周偏心ドラム33が偏心軸心Oeを中心に矢印b逆方向に所定速度で回転されるとともに、外周回転ドラム27がシールド軸心Oを中心に矢印B逆方向に所定速度で回転され、カッタ駆動軸23が縮幅方向に直線移動されてカッタヘッド2がシールド軸心O上に復帰される。このようにして掘削用拡幅ジャッキ44の伸縮量が順次増大され、カッタヘッド2のストロークが拡大されて余掘量が増加される。
【0026】
十分な余掘量が確保されると、揺動ジャッキ12により揺動外胴5が掘削テーパ面に沿って前方が広がる方向に傾動されるとともに、拡幅ジャッキ11により拡幅内胴4を介して揺動外胴5が拡幅方向に移動され、トンネルの掘削テーパ面に沿う姿勢に制御される。シールド本体1内では、シールド本体1の拡張に伴って拡幅されたセグメントSが組み立てられる。
【0027】
拡幅移行部から拡幅部に達すると、図7(c)に示すように、掘削用拡幅ジャッキ44により内周偏心ドラム33が偏心軸心Oeを中心に最大角度範囲βで往復回動されるとともに、外周回転ドラム27がシールド軸心Oを中心に最大角度範囲γで往復回動され、カッタヘッド2が拡幅ストロークWの範囲で往復移動されて拡幅部が掘削される。またシールド本体1は、拡幅されたトンネルの掘削平面に対応して、揺動外胴5がシールド軸心Oと平行にもどされるとともに、拡幅ジャッキ11により拡幅内胴4を介して揺動外胴5が拡張された状態が保持され、拡幅部の掘削が継続される。
【0028】
拡幅部から縮幅移行部を介して通常掘削部までの掘削は、上記と逆の手順で行われる。
上記実施の形態によれば、カッタ拡幅移動装置45により直線往復移動させるカッタ駆動軸23を、圧力隔壁20において、内周偏心ドラム33と外周回転ドラム27との往復回動により追従させるので、圧力隔壁20におけるシール構造を、すべてが回転摺動部のみとなり、これら回転摺動部にそれぞれシール材26,32,36を介在させたので、圧力隔壁20のシール構造の耐久性および信頼性を高めることができる。また従来のコピーカッタに比較してカッタヘッド2の拡幅範囲を十分に大きく確保することができる。
【0029】
また軸受ボックス41を直線往復移動させる掘削用拡幅ジャッキ44を設けたので、掘削用拡幅ジャッキ44の出退量の制御を行うだけで、カッタヘッド2の拡幅方向の移動制御を容易に行うことができ、また拡幅方向に十分な駆動力を容易に得ることができる。さらに、掘削用拡幅ジャッキ44によりカッタヘッド2の自重や拡縮移動時の掘削反力を支持するので、外周回転ドラム27と内周偏心ドラム33に大きい負荷がかかることがなく大きい強度が不要となり、構造を簡素化することができる。
【0030】
次に、第2の実施の形態を図12に基づいて説明する。なお第1の実施の形態と同一部材には同一符号を付し説明を省略する。
この実施の形態は、第1の実施の形態のカッタ拡幅移動装置45に加えて、外周回転ドラム27を回転駆動可能な補助外周ドラム駆動装置(補助回転駆動装置)51と、内周偏心ドラム33を回転駆動可能な補助偏心ドラム駆動装置(補助回転駆動装置)52とを設けたものである。
【0031】
すなわち、補助外周ドラム駆動装置51は、外周回転ドラム27の後部に円弧状の外周ギヤ53を周方向に沿って取付け、固定隔壁21に設けた補助外周ドラム回転装置(油圧または電動モータ)54に回転駆動される駆動ピニオン55を外周ギヤ53に噛合させたものである。
【0032】
また補助偏心ドラム駆動装置52は、内周偏心ドラム33の後部に円弧状の偏心ギヤ56を周方向に沿って取付け、外周回転ドラム27に設けた補助偏心ドラム回転装置(油圧または電動モータ)57に回転駆動される駆動ピニオン58を偏心ギヤ56に噛合させたものである。
【0033】
さらにこれら補助外周ドラム回転装置54および補助偏心ドラム回転装置57に、回転検出装置(エンコーダ)を取付けて回転数から各ドラム27,33の回転角度位置を検出し、掘削用拡幅ジャッキ44にフィードバックして駆動制御するように構成される。また補助外周ドラム回転装置54および補助偏心ドラム回転装置57をそれぞれロック状態にすることにより、各ドラム27,33のブレーキ機構を利用してカッタ駆動軸23をシールド軸心O上で固定し、通常掘削部の円形断面のトンネルを掘削することができる。
【0034】
上記第2の実施の形態によれば、補助外周ドラム駆動装置51および補助偏心ドラム駆動装置52により、内周偏心ドラム33および外周回転ドラム27をそれぞれ回転できる程度の回転力を付与することになり、掘削用拡幅ジャッキ44からカッタ駆動軸23を介して受ける直線駆動力を軽減することができる。したがって、特に掘削用拡幅ジャッキ44におけるストローク端における負荷を大幅に軽減することができて、カッタヘッド2を拡縮方向にスムーズに往復移動させることができる。またこれら補助ドラム回転装置54,57に設けられたエンコーダなどを利用して、外周回転ドラム27と内周偏心ドラム33の回転位置を容易に検出することもできる。さらに、通常掘削時に補助ドラム回転装置54,57のブレーキ機構により外周回転ドラム27と内周偏心ドラム33を固定することができる。
【0035】
次に第3の実施の形態を図13に基づいて説明する。
第3の実施の形態のカッタ拡幅移動装置45を、第2の実施の形態では補助外周ドラム駆動装置51および補助偏心ドラム駆動装置52を各ドラム27,33の補助駆動としていたのを、掘削用拡幅ジャッキ44を削除して外周ドラム駆動装置61および偏心ドラム駆動装置62を主駆動とするように構成したものである。なお、第1および第2の実施の形態と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
【0036】
すなわち、これら外周ドラム回転装置61および偏心ドラム回転装置62は、駆動力が大きくなる分、構成部材全体が大型化されるが、補助外周ドラム駆動装置51および補助偏心ドラム駆動装置52と同様に構成されるため、説明を省略する。なお、軸受ボックス41は、拡幅ガイドレール43により、拡幅方向にスライド自在に支持されるとともに、カッタ駆動装置46の回転反力が支持されている。
【0037】
上記第3の実施の形態によれば、外周ドラム回転装置61と偏心ドラム回転装置62による2つの回転力により、外周回転ドラム27および内周偏心ドラム33を介してカッタ駆動軸23を直線状に往復移動させることができ、カッタヘッド2の拡張範囲を十分大きく確保できるとともに、外周回転ドラム27および内周偏心ドラム33ならびにカッタ駆動軸23の回転摺接部のシールを容易におこなうことができ、シール材26,32,36を介在させることで、圧力隔壁20のシール部の耐久性および信頼性を高めることができる。
【0038】
【発明の効果】
以上に述べたごとく請求項1記載の発明によれば、カッタ拡幅移動装置により直線往復移動させるカッタ駆動軸を、圧力隔壁において、内周偏心ドラムと外周回転ドラムとの往復回動により追従させるので、圧力隔壁におけるシール構造は、圧力隔壁と外周回転ドラムの回転摺動部、外周回転ドラムと内周偏心ドラムの回転摺動部、内周偏心ドラムとカッタ駆動軸の回転摺動部となり、直線摺動部に比較してシール構造を高耐久性で高信頼性のものを提供でき、圧力隔壁のシール構造のシール性能をより向上させることができる。またカッタヘッドの拡幅移動範囲を大きくとることができる。
【0039】
また請求項2記載の発明によれば、シール材により拡幅方向に直線往復移動するカッタ駆動軸のシールを確実に行うことが可能となり、シール構造の耐久性および信頼性をより向上することができる。
【0040】
さらに請求項3記載の発明によれば、軸受体を直線往復移動させる掘削用拡幅駆動装置を設けたので、拡幅方向の移動制御を容易に行うことができ、拡幅駆動力も容易に得ることができる。また掘削用拡幅駆動装置によりカッタヘッドの自重や掘削力を支持するので、外周回転ドラムと内周偏心ドラムに大きい強度が不要となり、構造を簡素化することができる。
【0041】
さらにまた請求項4記載の発明によれば、補助回転駆動装置により、各ドラムを回転できる程度の回転力を付与することにより、カッタ駆動軸から受ける力を軽減することができ、特に掘削用拡幅駆動装置におけるストローク端における負荷を軽減することができ、掘削用拡幅駆動装置が小さくても、カッタヘッドを拡縮方向にスムーズに往復移動させることができる。またこれら補助回転駆動装置を利用して、外周回転ドラムと内周偏心ドラムの回転位置を検出することができ、さらに通常掘削時に補助回転駆動装置により外周回転ドラムと内周偏心ドラムを固定することができる。
【0042】
さらに請求項5の発明によれば、外周ドラム回転装置と内周ドラム回転装置による2つの回転力により、外周回転ドラムおよび内周偏心ドラムを介してカッタ駆動軸を直線状に往復移動させることができ、カッタヘッドの拡張範囲を十分大きく確保できるとともに、外周回転ドラムおよび内周偏心ドラムの回転摺接部により、圧力隔壁のシール部の耐久性および信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る拡幅式シールド掘進機の実施の形態を示す平面断面図である。
【図2】同シールド掘進機のシールド本体の構成を示す分解斜視図である。
【図3】図1の要部拡大図である。
【図4】同シールド掘進機の背面図である。
【図5】同シールド掘進機の正面図である。
【図6】図1に示すA−A断面図である。
【図7】(a)〜(c)は拡幅時の圧力隔壁の動作を示し、(a)は拡幅起動時の正面図、(b)は(a)の部分拡大正面図、(c)は拡幅時の正面図である。
【図8】同シールド掘進機の拡幅時の平面断面図である。
【図9】同シールド掘進機の拡幅時の正面図である。
【図10】同シールド掘進機の拡幅時のA−A断面図である。
【図11】同シールド掘進機の拡幅時の背面図である。
【図12】本発明に係るシールド掘進機の第2の実施の形態を示す要部拡大平面断面図である。
【図13】本発明に係るシールド掘進機の第3の実施の形態を示す平面断面図である。
【符号の説明】
1 シールド本体
2 カッタヘッド
3 固定胴
4 拡幅内胴
5 揺動外胴
11 拡幅用ジャッキ
12 揺動用ジャッキ
13 固定推進用ジャッキ
14 可動推進用ジャッキ
20 圧力隔壁
21 固定隔壁
22 可動隔壁
23 カッタ駆動軸
27 外周回転ドラム
33 内周偏心ドラム
41 軸受ボックス
43 拡幅ガイドレール
44 掘削用拡幅ジャッキ
45 カッタ拡幅移動装置
46 カッタ駆動装置
51 補助外周ドラム駆動装置
52 補助偏心ドラム駆動装置
61 外周ドラム駆動装置
62 偏心ドラム駆動装置[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a widening type shield machine capable of expanding the width of a tunnel during excavation.
[0002]
[Prior art]
In a conventional shield machine, a copy cutter is provided on a cutter head disposed in front of a shield body, and the tunnel is expanded by increasing the amount of excavation. In addition, in order to excavate a tunnel having a horizontal or vertical cross section, a cutter head that reciprocates along the excavation surface has been proposed.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional configuration provided with a copy cutter, there is a problem that when the amount of widening increases, the load on the copy cutter increases and the expansion range is limited.
[0004]
In the conventional configuration in which the cutter head is moved, the cutter drive shaft for rotating the cutter head or the support of the cutter drive shaft is linearly reciprocated, but the pressure at the front of the shield body supports the face collapse earth pressure. There is a partition wall, and the cutter drive shaft is supported through. Therefore, there has been a problem that it is difficult to improve the durability and reliability of the seal structure of the support portion that supports the cutter drive shaft so as to be able to reciprocate.
[0005]
An object of the present invention is to solve the above-described problems and to provide a widening type shield machine capable of extending the expansion range and improving the durability and reliability of the seal portion of the pressure bulkhead.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, according to the first aspect of the present invention, there is provided a cutter head having a tunnel width extended during excavation of a tunnel by a cutter head disposed at a front portion of a shield body via a cutter drive shaft. In a widening type shield machine that assembles a wide lining body within a shield body that has been widened in accordance with the width, a pressure bulkhead that holds earth pressure is provided at the front of the shield body. An outer peripheral rotating drum that is rotatably arranged around, an inner peripheral eccentric drum that is supported on the outer peripheral rotating drum so as to be rotatable around an eccentric shaft center that is a predetermined distance away from the shield shaft, and a cutter that is attached to the inner peripheral eccentric drum. A bearing hole for rotatably supporting the drive shaft is provided, and each of the rotating sliding portions has a seal structure, and the outer peripheral rotating drum and the inner peripheral eccentric drum are respectively driven to rotate. The cutter drive shaft from the shield axis is provided with a cutter widening moving device for linearly reciprocated in the widening direction.
[0007]
According to the above configuration, the cutter drive shaft that is linearly reciprocated by the cutter widening movement device is caused to follow in the pressure partition by the reciprocating rotation of the inner peripheral eccentric drum and the outer peripheral rotary drum. Rotating sliding part of partition wall and outer peripheral rotating drum, rotating sliding part of outer peripheral rotating drum and inner peripheral eccentric drum, rotating sliding part of inner peripheral eccentric drum and cutter drive shaft, and seal structure compared to linear sliding part Can be provided with high durability and high reliability, and the sealing performance of the pressure bulkhead seal structure can be further improved. Further, the widening movement range of the cutter head can be increased.
According to a second aspect of the present invention, there is provided a sealing structure in which the sealing material is interposed between the pressure partition and the outer peripheral rotating drum, between the outer peripheral rotating drum and the inner peripheral eccentric drum, and between the bearing hole and the cutter drive shaft. It is what.
[0008]
According to the above configuration, it becomes possible to reliably seal the cutter drive shaft that linearly reciprocates in the widening direction with the seal material, and the durability and reliability of the seal structure can be further improved.
[0009]
According to a third aspect of the present invention, in the cutter widening movement device having the above-described configuration, a bearing body that is disposed at the rear portion of the inner circumferential eccentric drum and rotatably supports the cutter drive shaft, and this bearing body is guided in the widening direction. A guide means and a widening drive unit for excavation for linearly reciprocating the bearing body are provided.
[0010]
According to the above configuration, since the excavation widening drive device for linearly reciprocating the bearing body is provided, movement control in the widening direction can be easily performed, and widening driving force can be easily obtained. Further, since the cutter head's own weight and excavation force are supported by the excavation widening drive device, the outer peripheral rotating drum and the inner peripheral eccentric drum do not require high strength, and the structure can be simplified.
[0011]
Furthermore, in the invention described in
[0012]
According to the above configuration, by applying a rotational force that can rotate each drum by the auxiliary rotational drive device, it is possible to reduce the force received from the cutter drive shaft, particularly at the stroke end in the widening drive device for excavation. The load can be reduced, and the cutter head can be smoothly reciprocated in the expansion / contraction direction even if the excavation widening drive device is small. In addition, the rotational positions of the outer peripheral rotating drum and the inner peripheral eccentric drum can be detected using these auxiliary rotational driving devices, and the outer peripheral rotating drum and the inner peripheral eccentric drum are fixed by the auxiliary rotational driving device during normal excavation. Can do.
[0013]
Furthermore, the invention of
[0014]
According to the above configuration, the cutter driving shaft can be linearly reciprocated via the outer peripheral rotating drum and the inner peripheral eccentric drum by the two rotational forces of the outer peripheral drum rotating device and the inner peripheral eccentric drum rotating device. The expansion range of the head can be ensured sufficiently large, and the durability and reliability of the seal portion of the pressure partition can be enhanced by the rotational sliding contact portion of the outer peripheral rotating drum and the inner peripheral eccentric drum.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Here, a first embodiment of the widening shield machine according to the present invention will be described with reference to FIGS.
[0016]
As shown in FIGS. 1 to 7, this shield machine rotates a
[0017]
That is, the shield body 1 includes a fixed
[0018]
As shown in FIG. 2, the shield body 1 has a cylindrical outer shell 6 and a short arc
[0019]
Further, fixed propulsion for moving the shield body 1 forward at the rear part of the fixed
[0020]
As shown in FIG. 5, the
[0021]
As shown in FIG. 3, an outer peripheral
[0022]
The
[0023]
The
[0024]
In the above configuration, in the normal excavation unit, as shown in FIG. 7A, the
[0025]
When entering the widening transition part from the normal excavation part, the
[0026]
When a sufficient surplus amount is secured, the swinging
[0027]
When the widening portion is reached from the widening transition portion, as shown in FIG. 7C, the
[0028]
Excavation from the widened part to the normal excavated part via the reduced width transition part is performed in the reverse procedure.
According to the above embodiment, the
[0029]
Further, since the widening jack for
[0030]
Next, a second embodiment will be described with reference to FIG. The same members as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and description thereof is omitted.
In this embodiment, in addition to the cutter widening moving
[0031]
In other words, the auxiliary outer peripheral
[0032]
Further, the auxiliary eccentric
[0033]
Further, a rotation detector (encoder) is attached to the auxiliary outer peripheral
[0034]
According to the second embodiment, the auxiliary outer peripheral
[0035]
Next, a third embodiment will be described with reference to FIG.
The cutter widening
[0036]
That is, the outer peripheral
[0037]
According to the third embodiment, the
[0038]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, the cutter driving shaft that is linearly reciprocated by the cutter widening movement device is caused to follow the reciprocating rotation of the inner circumferential eccentric drum and the outer circumferential rotating drum in the pressure bulkhead. The seal structure in the pressure bulkhead is a rotary sliding portion between the pressure bulkhead and the outer peripheral rotating drum, a rotational sliding portion between the outer peripheral rotating drum and the inner peripheral eccentric drum, and a rotational sliding portion between the inner peripheral eccentric drum and the cutter drive shaft. Compared to the sliding portion, it is possible to provide a highly durable and highly reliable seal structure, and it is possible to further improve the sealing performance of the pressure bulkhead seal structure. Further, the widening movement range of the cutter head can be increased.
[0039]
According to the second aspect of the present invention, it is possible to reliably seal the cutter drive shaft that linearly reciprocates in the widening direction by the sealing material, and the durability and reliability of the seal structure can be further improved. .
[0040]
Further, according to the invention described in
[0041]
Furthermore, according to the invention described in
[0042]
Further, according to the invention of
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan sectional view showing an embodiment of a widening shield machine according to the present invention.
FIG. 2 is an exploded perspective view showing a configuration of a shield body of the shield machine.
FIG. 3 is an enlarged view of a main part of FIG. 1;
FIG. 4 is a rear view of the shield machine.
FIG. 5 is a front view of the shield machine.
6 is a cross-sectional view taken along line AA shown in FIG.
FIGS. 7A to 7C show the operation of the pressure bulkhead during widening, FIG. 7A is a front view when starting widening, FIG. 7B is a partially enlarged front view of FIG. It is a front view at the time of widening.
FIG. 8 is a cross-sectional plan view when the shield machine is widened.
FIG. 9 is a front view when the shield machine is widened.
FIG. 10 is a cross-sectional view taken along the line AA when the shield machine is widened.
FIG. 11 is a rear view when the shield machine is widened.
FIG. 12 is an enlarged plan cross-sectional view of a main part showing a second embodiment of the shield machine according to the present invention.
FIG. 13 is a plan sectional view showing a third embodiment of the shield machine according to the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (5)
シールド本体の前部に土圧を保持する圧力隔壁を設け、
この圧力隔壁に、シールド軸心周りに回転自在に配置された外周回転ドラムと、この外周回転ドラムにシールド軸心から所定距離離れた偏心軸心周りに回転自在に支持された内周偏心ドラムと、この内周偏心ドラムにカッタ駆動軸を回転自在に支持する軸受穴とを設けて、これら各回転摺動部をそれぞれシール構造とし、
前記外周回転ドラムと内周偏心ドラムとをそれぞれ回転駆動して前記カッタ駆動軸をシールド軸心上から拡幅方向に直線往復移動させるカッタ拡幅移動装置を設けた
ことを特徴とする拡幅式シールド掘進機。With the cutter head located at the front of the shield body via the cutter drive shaft, the tunnel width is expanded while the tunnel is being excavated, and a wide lining is carried out within the shield body widened to correspond to the tunnel width. In the widening shield machine that assembles the body,
Provide a pressure bulkhead to hold earth pressure at the front of the shield body,
An outer peripheral rotating drum that is rotatably disposed around the shield axis on the pressure bulkhead, and an inner peripheral eccentric drum that is rotatably supported by the outer peripheral rotating drum around an eccentric axis that is a predetermined distance away from the shield axis. The inner circumferential eccentric drum is provided with a bearing hole for rotatably supporting the cutter drive shaft, and each of these rotary sliding portions has a seal structure,
A widening type shield digging machine provided with a cutter widening moving device that rotationally drives the outer circumferential rotating drum and the inner circumferential eccentric drum to reciprocate the cutter driving shaft linearly in the widening direction from above the shielding shaft center. .
ことを特徴とする請求項1記載の拡幅式シールド掘進機。2. The sealing structure according to claim 1, wherein a sealing material is interposed between the pressure bulkhead and the outer peripheral rotating drum, between the outer peripheral rotating drum and the inner peripheral eccentric drum, and between the inner peripheral eccentric drum and the cutter drive shaft. Widening type shield machine.
内周偏心ドラムの後部に配置されてカッタ駆動軸を回転自在に支持する軸受体と、
この軸受体を拡幅方向に案内するガイド手段と、
前記軸受体を直線往復移動させる掘削用拡幅駆動装置とを具備した
ことを特徴とする請求項1または2記載の拡幅式シールド掘進機。In the cutter widening movement device,
A bearing body disposed at the rear of the inner circumferential eccentric drum and rotatably supporting the cutter drive shaft;
Guide means for guiding the bearing body in the widening direction;
The widening type shield machine according to claim 1 or 2, further comprising a widening drive unit for excavation for linearly reciprocating the bearing body.
ことを特徴とする請求項3記載の拡幅式シールド掘進機。4. The widening type shield machine according to claim 3, wherein the cutter widening moving device is provided with an auxiliary rotational driving device capable of rotationally driving the outer peripheral rotating drum and the inner peripheral eccentric drum.
ことを特徴とする請求項1または2記載の拡幅式シールド掘進機。3. The widening device according to claim 1, wherein the cutter widening device comprises an outer peripheral drum rotating device that drives the outer peripheral rotating drum to reciprocate and an eccentric drum rotating device that drives the inner peripheral eccentric drum to reciprocate. Type shield machine.
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