JP3840064B2 - 燃焼室の短絡空気防止構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、バーナケース内を分散板によってバーナが収容される燃焼室と燃焼用給気が供給される空室とに区画されて空室内の燃焼用給気がバーナケースを構成する略U字状の側板と分散板との間から燃焼室側に漏れ出る短絡空気を防ぐための燃焼室の短絡空気防止構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、給湯器は、図6に示すように、バーナBを収容したバーナケース1の上部に熱交換器(図示せず)を内蔵した缶体Kを配置し、上記バーナBによる高温の燃焼ガスA3によって上記熱交換器における水を加熱し、このお湯を給湯、暖房等に利用するようにしたものである。なお、図6中、PはバーナBの点火を行うための点火プラグである。
【0003】
上記バーナケース1は、図7に示すように、背面壁10Bおよび側面壁10R,10Lを構成する略U字状の側板1aと、この側板1aの前面に取付けられる前板1bと、側板1aの底面に取付けられる底板1cとを有し、そして、バーナケース1内は、多数の透孔231を設けた分散板23を配置させて、その上方にバーナBを収容する燃焼室Cと、下方に給気ファンFから燃焼用給気Aが供給される空室12とに区画されている。また、上記側板1aの背面壁10Bには、その熱変形を防止すると共に上記分散板23の位置決めを行うため内側に突出するビード300が形成されている。
【0004】
そして、上記分散板23は、図6を参照して、給気ファンFによって底板1cの給気用開口11から空室12内に供給された燃焼用給気Aを、前方空室13に配置されたガス供給管Nのノズル孔N1側に供給する一次空気A1と、燃焼室Cに配置されたバーナBの炎孔部B1に供給する二次空気A2とに分配させている。同時に、この分散板23は、一次空気A1と二次空気A2の供給比率を一定にさせると共に透孔231を通過させることで二次空気A2をバーナBの炎孔部B1全域に均一に分散させている。このようにして、上記分散板23は、バーナBによるガスの完全燃焼が実現される。
【0005】
ところが、上記燃焼用給気Aが分散板23を通過せずに分散板23と側板1aとのすき間から漏れ出る短絡空気が多くなると、一次空気A1が少なくなり燃焼ガス中のNOx値等が高くなってしまう。そして、上記空室12の後方側には、前方空室13に一次空気A1が送り込まれる関係上その反動等が作用して燃焼用給気Aが層流となって流れ込む。そのため、側板1aの背面壁10Bと分散板23との間で短絡空気が発生し易くなる。特に側板1aの背面壁10Bと側面壁10R,10Lの境界のR部10では分散板23との気密性が確保し難いため、このR部10での短絡空気の発生が多くなり易い。
【0006】
そこで、従来は、図7に示すように、側板1aの背面壁10B内面において両端のR部10にまで達する耐熱パッキンGを貼り付け、この耐熱パッキンGによって分散板23と側板1aとの間の気密性を確保し上記短絡空気の発生を阻止している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成では、耐熱パッキンGを貼り付ける作業が必要となるうえ、この耐熱パッキンGを確実に貼り付けるには、側板1aをプレス成形した後きれいに洗浄し完全に脱脂しておく必要があり、この脱脂作業が不可欠となる。従って、耐熱パッキンGを取付けるための作業工数が増え、しかも、この耐熱パッキンG相当分の部品点数が増え、ひいてはコスト高となってしまう。
【0008】
なお、上記側板1aの背面壁10Bにビード300を形成するが、これは上述のとおり、側板1aの熱変形を防止すると共に分散板23の位置決めを行うためのものであって、上記短絡空気の発生を阻止するという発想に基づいて形成されたものではない。従って、このビード300は、上記短絡空気の阻止に何ら寄与するものではない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされ、上記耐熱パッキンGを用いることなく簡易に燃焼室C内の短絡空気を確実に防止できるようにすることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明が講じた手段は、以下による。
(1)本発明における燃焼室の短絡空気防止構造は、バーナケース内にバーナが収容される燃焼室と燃焼用給気が供給される空室とに区画する分散板を有し、空室内の燃焼用給気がバーナケースを構成する略U字状の側板と上記分散板とのすき間から燃焼室側に漏れ出る短絡空気を防ぐ構造であって、上記側板における背面壁およびこの背面壁の両端に形成された側面壁との境界のR部にわたって連続的にバーナケース内側に突出する突部をプレス加工により一体的に形成し、上記分散板をその周端部が上記突部の基端部に当接されるように配置したことを特徴とする。
【0010】
上記構成によると、側板の背面壁側に空室内の燃焼用給気の一部が層流となって流れ込んで来ても、上記突部によって側板の背面壁とその両端のR部における分散板と側板との間の気密性が確保されているので、燃焼室側への短絡空気の発生を阻止できる。
【0011】
そして、気密性を確保し難い上記R部においても上記突部が連続形成されて当該R部における分散板と側板との間の気密性が確保されている。これによって、最も短絡空気の発生し易い上記R部での短絡空気の発生を確実に阻止できる。
【0012】
従って、耐熱パッキンを貼り付けなくても上記突部によって燃焼室内の短絡空気を確実に防止できる。
しかも、上記突部が分散板を側板に取付ける際の位置決めや、側板の熱変形を防止する機能をも発揮できる。
【0013】
(2)また、上記燃焼室の短絡空気防止構造において、上記突部は、空室側に配置されてもよい。
これによると、層流となって流れ込んできた燃焼用給気がこの突部に衝突して拡散されるので、側板と分散板との間に向かう燃焼用給気の量が少なくなり、短絡空気の発生を一層確実に阻止できる。
【0014】
(3)また、上記燃焼室の短絡空気防止構造において、上記突部は、更に上記R部から側板の側面壁全体にわたっても連続形成されてもよい。
これによると、側板に当接する分散板の周端部全域に上記突部が配置されて当該部分での気密性が完全に確保されるので、燃焼室側への短絡空気を一層確実に阻止できる。しかも、上記突部が分散板を側板に取付ける際の位置決めガイドや、側板の熱変形を防止する機能をも一層顕著に発揮できる。
【0015】
【発明の効果】
以上のように、本発明による燃焼室の短絡空気防止構造によれば、燃焼室内への短絡空気を確実に防止でき、従来のような耐熱パッキンが不要となって燃焼室を形成する作業工数および部品点数の削減ができる。
【0016】
また、上記短絡空気の発生を阻止できることから、バーナの完全燃焼および低NOx燃焼も同時に実現できる。
しかも、上記突部が位置決めガイドとなって分散板の配置を容易にし、且つ側板の熱変形をも防止できる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
この実施の形態においては、本発明に係る燃焼室の短絡空気防止構造を採用した給湯器を例示する。この給湯器は、図1に示すように、燃焼室Cを形成するバーナケース1の上部に熱交換器を内蔵する缶体Kを連設すると共にバーナケース1の底部に給気ファンFを取付けたものである。
【0018】
上記缶体Kは、筒状に形成されており、その下端のフランジ部K1において耐熱パッキンG1を介在させバーナケース1上端のフランジ部15,16,17と、かしめ、ねじ止め等によって接合し、バーナケース1上に連結される。なお、バーナケース1上端のフランジ部15,16には多数の折曲部15a,16aが形成されており(図2を参照。)、これら折曲部15a,16aを上記缶体Kのフランジ部K1を抱くように折り曲げて缶体Kとの結合を強固にさせると同時に当該結合部分の気密性を確保させる。また、缶体K内の収容する熱交換器は、図示しないが多数のフィンを具備する吸熱管を蛇行配置させたものであり、この吸熱管内に流れる水が上記燃焼室Cから送られて来る高温の燃焼ガスA3によって加熱される。
【0019】
上記バーナケース1は、図2に示すように、背面壁10Bおよび左右の側面壁10R,10Lを一体とした略U字状の側板1aと、この側板1aの前方開放部分に取付けられる前板1bと、この側板1aの下方開放部分に取付けられる底板1cとを有し、全体として有底角筒状に形成される。
【0020】
上記側板1aは、下方寄り部分において背面壁10Bおよび左右の側面壁10R,10Lとの境界のR部10にわたってバーナケース1内側に突出する突部3が形成される。この突部3は、図3、図4に示すように、側板1aの背面壁10Bにおけるストレート部分31と、背面壁10Bと左右の側面壁10R,10Lとの境界のR部10におけるコーナ部分32とからなり、このストレート部分31とコーナ部分32とが連続して一体化されて上記突部3を形成する。そして、この突部3は、その基端部30に後述する分散板23の周端部230が当接されて当該部分における側板1aと分散板23との間の気密性を確保させる(図1、図5等を参照。)。また、上記側板1aの上端と下端には、それぞれフランジ部15,16,17,18が形成される。このような形状の側板1aは、所望の平板材を公知のプレス加工によって製造される。なお、バーナケース1上端前側のフランジ部16は、プレス加工後の側板1aにスポット溶接等により接合される。
【0021】
上記底板1cは、その周縁部分を側板1a下端のフランジ部18に当接させ、かしめ、ねじ止め、溶接等の手段によって接合され、また、この底板1cに設けた給気用開口11に給気ファンFが接続される。
【0022】
上記前板1bは、バーナケース1内の気密性が確保されるように耐熱パッキンG2を介在させて上記側板1aの前面開放部分にねじ止め、溶接等の手段で取付けられる。
【0023】
また、バーナケース1の内部は、上方にバーナBを収容した燃焼室Cと、下方に底板1cの給気用開口11を通して給気ファンFから燃焼用給気Aが供給される空室12と、前方に上記空室12と連通しガス供給管Nを収容した前方空室13とに区画される(図1を参照。)。
【0024】
上記バーナBは、図5に示すように、前面板21、後面板22、左右の側面板24および底面板(分散板23)により形成した矩形枠体内に、上部に多数の炎孔部B1を有する上下に扁平なバーナ単体bを多数並設させたバーナユニットとされ、このバーナユニットの状態で略U字状の側板1a内に組み込まれる。すると、このバーナユニットの底面板を構成する分散板23によって上記燃焼室Cと上記空室12とが区画される(図1、図2等を参照。)。また、この分散板23には、多数の透孔231が設けられており、この透孔231を通過した二次空気A2を分散させてバーナBの炎孔部B1全域に均一に供給されるようにする。また、バーナユニットの前面板には、バーナ単体bの一次空気口に一致させて開口25が設けられており、この開口25が上記ガス供給管Nの多数のノズル孔N1と対向される(図1を参照。)。
【0025】
そして、バーナケース1の前板1bにおいて、その孔部19(図2を参照。)に点火プラグPと電極板Tとを備えた放電機構部が取付けられ、点火プラグ先端部P1と電極板先端部T1とがバーナBの炎孔部B1上に配置される(図1を参照。)。
【0026】
以上の構成を有する給湯器を作動させると、図1を参照して、バーナケース1内の空室12に給気ファンFから燃焼用給気Aが供給され、その一部が前方空室13のガス供給管Nのノズル孔N1側に一次空気A1として供給され、他の一部が分散板23の多数の透孔231を通過してバーナBの炎孔部B1に二次空気A2として供給される。このとき、前方空室13に一次空気A1が送り込まれる関係上その反動等が作用して燃焼用給気Aの一部が層流となって上記空室12の後方側に流れ込むので、側板1aの背面壁10BやR部10と分散板23との間で燃焼室C側に漏れ出る短絡空気が発生し易い状況となる。
【0027】
ところが、この側板1aには、上記背面壁10Bおよび上記R部10にわたって連続的にバーナケース1内側に突出する突部3を形成し、この突部3の基端部30に上記分散板23の周端部230を当接させ、当該部分における分散板23と側板1aとの間の気密性が確保されている。
【0028】
このように上記突部3によって分散板23と側板1aとの間の気密性が確保されているので、燃焼用給気Aの一部が空室12後方側に流れ込んで来ても燃焼室C側への短絡空気を阻止できる。また、上記突部3は、気密性を確保し難い上記R部10においても上記突部3が連続形成されて当該R部10における分散板23と側板1aとの間の気密性が確保されているので、最も短絡空気の発生し易い上記R部10での短絡空気の発生を確実に阻止できる。しかも、上記突部3は、空室12側に配置されているので、層流となって流れ込んできた燃焼用給気Aがこの突部3に衝突して拡散され、これによって、側板1aと分散板23との間に向かう燃焼用給気Aの量が少なくなって短絡空気の発生をより確実に阻止することができる。
【0029】
従って、耐熱パッキンGを貼り付けなくても上記突部3によって燃焼室C内の短絡空気を確実に防止できる。その結果、従来のような耐熱パッキンGが不要となって燃焼室Cを形成するための作業工数および部品点数の削減ができる。また、上記短絡空気が防止されることから、分散板23による二次空気A2の分散度合いが一層均一化されると共に、前方空室13への一次空気A1の分配比率のバラツキも解消でき、これによって、バーナBの完全燃焼および低NOx燃焼も同時に実現できる。
【0030】
加えて、バーナBは、多数のバーナ単体bに矩形枠体が装備されてユニット化されているため総重量が重くてバーナケース1内での位置決めが面倒であるが、側板1aに形成した上記突部3がバーナユニットを組み付ける際の位置決めガイドなってその組み付け作業を容易とする。更には、バーナBの燃焼によりバーナケース1が熱衝撃を受け熱変形するおそれもあるが、上記突部3が所謂補強リブの機能をも果たすため、側板1aの熱変形を防止する機能をも発揮できる。
【0031】
なお、上記突部3は、更に上記R部10から側板1aの側面壁10R,10L全体にわたっても連続形成されてもよい。この場合は、側板1aに当接する分散板23の周端部全域に上記突部3が形成されて当該部分での気密性が完全に確保されるので、燃焼室C側への短絡空気を一層確実に阻止できる。しかも、上記突部3が分散板23を側板1aに取付ける際の位置決めガイドや、側板1aの熱変形を防止する機能をも一層顕著に発揮できる。
【0032】
また、上記突部3を燃焼室C側に形成するようにしてもよい。この場合、分散板23の保持態様としては、種々の保持手段を適用できるが、例えば、図6に示すような保持用のビード300を空室12側に形成しておいてもよい。
【0033】
また、上記燃焼室C側にも突部3を形成し2条の突部3間に分散板23を配置させるようにしてもよい。この場合、2条の突部3間の谷間に分散板23の周端部が保持されるので、分散板23をガタ付かせることなく安定的に配置固定できる。
【0034】
また、本発明は、上記実施の形態の給湯器に限らず、例えば、温水循環式暖房装置や衣類乾燥機等のようにバーナBを収容した燃焼室Cを具備するあらゆる機器に対し適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による燃焼室の短絡空気防止構造を採用した給湯器の概略構成を示す一部切欠側面図である。
【図2】バーナケースの構成を示す分解斜視図である。
【図3】バーナケースを構成する略U字状の側板を示す上面図である。
【図4】バーナケースを構成する略U字状の側板を示す側面図である。
【図5】バーナケースとこれに組み込まれるバーナを示す上面図である。
【図6】従来の給湯器の概略構成を示す一部切欠側面図である。
【図7】従来のバーナケースの構成を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 バーナケース
1a 側板
1b 前板
1c 底板
3 突部
10 R部
10B 背面壁
10R,10L 側面壁
11 給気用開口
12 空室
13 前方空室
23 分散板
30 突部の基端部
31 ストレート部
32 コーナ部
230 分散板の周端部
231 透孔
A 燃焼用給気
A1 一次空気
A2 二次空気
A3 燃焼ガス
C 燃焼室
B バーナ
B1 炎孔部
F 給気ファン
K 缶体
b バーナ単体
Claims (3)
- バーナケース内にバーナが収容される燃焼室と燃焼用給気が供給される空室とに区画する分散板を有し、空室内の燃焼用給気がバーナケースを構成する略U字状の側板と上記分散板とのすき間から燃焼室側に漏れ出る短絡空気を防ぐ構造であって、
上記側板における背面壁およびこの背面壁の両端に形成された側面壁との境界のR部にわたって連続的にバーナケース内側に突出する突部をプレス加工により一体的に形成し、上記分散板をその周端部が上記突部の基端部に当接されるように配置したことを特徴とする燃焼室の短絡空気防止構造。 - 請求項1に記載の燃焼室の短絡空気防止構造において、
上記突部は、空室側に配置されることを特徴とする燃焼室の短絡空気防止構造。 - 請求項1または2に記載の燃焼室の短絡空気防止構造において、
上記突部は、更に上記R部から側板の側面壁全体にわたっても連続形成されることを特徴とする燃焼室の短絡空気防止構造。
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