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Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、たとえばヘルプ機能を備えた日本語ワードプロセッサ等に好適に実施されるヘルプ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、日本語ワードプロセッサ等の情報処理装置は、いわゆるヘルプ機能を、備えていることが多い。ヘルプ機能とは、前記情報処理装置で実行可能な機能、および該機能を実行させるための操作を、操作者に説明する機能である。ヘルプ機能に関する第1〜第4の従来技術は、特開平5−119893号公報、特開平5−298045号公報、特開平8−272572号公報、および特開平2−216516号公報に、それぞれ開示されている。
【0003】
特開平5−119893号公報のヘルプ操作方式およびヘルプ表示方式を備えた情報処理装置に、ヘルプ機能を実行させるには、操作者は、まず入力手段内のヘルプキーを操作する。この結果、前記情報処理装置の動作モードがヘルプ機能を実行するためのヘルプモードになる。次いで前記操作者は、前記入力手段内の1または複数のキーを操作する。この結果、前記情報処理装置は、前記ヘルプ機能として、操作された前記キーに対応するコマンドおよび処理、ならびに、前記入力手段内で操作された前記キーの周辺に配置されたキーに対応するコマンドおよび処理を、表示手段に表示する。前記情報処理装置では、前記操作者が前記ヘルプキー操作する前に説明を望むコマンドまたは処理に対応するキーを操作していた場合も、前記ヘルプキー操作した後に操作者が前記対応するキーを再び操作する必要がある。ゆえに、前記情報処理装置の使い勝手が悪くなる。
【0004】
特開平5−298045号公報のハイパーメディアヘルプシステムは、コンピュータによって実行されるアプリケーションのヘルプ機能の実現のために、用いられる。操作者から前記システムの起動が指示されると、まず、前記システムに対する前記操作者の操作状況に基づき、かつ、前記システム内に予め準備される知識ベースを利用して、前記アプリケーションの現在の状況を推論する。この推論の結果、前記システムは、前記システム内に予め準備される複数のヘルプメッセージの中から、前記現在の状況に応じたものを選択して、表示する。前記システムは、操作者が多数のキーを操作する必要がある場合に操作者が操作に行詰まったときには、前記現在の状況に応じたヘルプメッセージを表示することができるが、操作者が1つまたは2つのキーを操作するだけで良い場合に操作者が操作に行詰まったときには、前記現在の状況を正しく推論することが難しいので、前記現在の状況に応じたヘルプメッセージを表示することは困難である。
【0005】
特開平8−272572号公報の移動体通信端末は、操作者が該端末の操作に行詰まった場合、ヘルプ機能を自動的に起動させる。前記ヘルプ機能が起動されると、前記端末は、操作者がヘルプ機能起動時までに操作したキーの履歴と、前記端末内に予め準備される適正な操作手順とを照会して、操作者の操作目的を推定し、推定された前記操作目的の適正な操作手順を表示する。前記端末は、操作者が多数のキーを操作する必要がある場合に操作者が操作に行詰まったときには、前記操作目的に応じた適正な操作手順を表示することができるが、操作者が1つまたは2つのキーを操作するだけで良い場合に操作者が操作に行詰まったときには、前記操作目的を正しく推定することが難しいので、前記操作目的に応じた適正な操作手順を表示することは困難である。
【0006】
さらに、特開平2−216516号公報の履歴依存ヘルプ制御方式を用いた情報処理装置は、前記情報処理装置が実行する応用プログラムの状態が変更されるたびに、前記状態を履歴バッファに記憶する。操作者からヘルプ機能の実行が指示されると、前記情報処理装置は、前記履歴バッファに記憶された前記応用プログラムの状態、すなわち前記応用プログラムの過去の状態の履歴を参照して、前記情報処理装置内に予め準備されたメッセージデータベース内の複数のヘルプメッセージのうちから、いずれか1つのヘルプメッセージを選択して表示する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前記履歴依存ヘルプ制御方式を用いた前記情報処理装置は、前記いずれか1つのヘルプメッセージを表示した後、前記操作者からの指示に応答して、前記いずれか1つのヘルプメッセージ以外の他のヘルプメッセージを表示することもある。しかし、これら複数の前記ヘルプメッセージは、前記メッセージデータベースに記憶された順序で順次表示されており、前記順序は常に固定されている。ゆえに、操作者が表示されることを最も望むヘルプメッセージがすぐに表示されるとは限らないので、使い勝手が悪くなる。
【0008】
本発明の目的は、操作者の操作目的に適合した機能に関連する説明を簡単な操作で表示させるヘルプ機能を行い、かつ、前記説明を複数表示する場合にも前記ヘルプ機能が使い易いヘルプ処理装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、複数のキーによって、予め定める複数の処理のうちのいずれか1つを指示するキー手段と、
前記予め定める複数の処理と、各処理に関連する複数の説明とが記憶されるとともに、各処理を前記キー手段によって指示する正しい第1の操作手順と、各処理を指示する際に誤り易い第2の操作手順とが、各説明に対応付けて記憶されるデータベース手段と、
前記キー手段が操作されるたびに、キー手段の操作結果の履歴を、キー手段の最終の操作結果を含む履歴に更新して記憶する履歴記憶手段と、
前記説明を表示することを指示する説明表示指示手段と、
前記説明表示指示手段からの指示に応答して、全ての前記説明の中から、前記履歴記憶手段に記憶される履歴の少なくとも一部分が一致する前記第1および第2の操作手順に対応する説明を、1または複数選択する説明選択手段と、
前記説明選択手段によって選択された前記1または複数の説明を表示する表示手段とを含むことを特徴とするヘルプ処理装置である。
【0010】
本発明に従えば、前記ヘルプ処理装置において、前記履歴は前記キー手段が操作されるたびに記憶されているので、前記履歴記憶手段には最新の履歴が常に記憶される。また、前記各処理毎に、各処理を指示するための前記キー手段の操作と、前記各処理に関連する説明とが、それぞれ対応付けてある。この結果、複数の前記処理のうちのいずれか1つの処理の実行を指示するために操作者が前記キー手段を操作している途中で、前記操作者が前記いずれか1つの処理に対応する操作が分からなくなった場合、前記説明表示指示手段に前記説明の表示を指示させるだけで、前記指示の前の前記キー手段の操作の履歴に応じた処理の説明が表示される。
【0011】
このように、本発明の前記ヘルプ処理装置は、前記説明表示指示手段に前記説明の表示を指示させた後、表示させるべき説明を前記操作者に指定させる必要がない。ゆえに、前述の従来技術の各種のヘルプ処理装置と比較して、本発明の前記ヘルプ処理装置に対する前記操作者の操作が簡略化される。したがって、本発明の前記ヘルプ処理装置は、前記操作者の負荷を増加させることなく、複数の前記説明の中から、前記操作者が現在実行させようとしている処理の説明を表示させることができる。また、前記データベース手段が、正しい操作手順だけでなく、誤ったキーの操作手順も記憶しているので、前記ヘルプ処理装置は、操作されるキーの個数が2個程度であっても、前記履歴に基づいて、前記実行させようとしている処理の説明を、確実に表示することができる。
【0012】
また本発明は、前記履歴に基づいて、前記選択された説明の表示順序を予め定める手順で設定する表示順序設定手段をさらに含み、
前記表示手段は、前記選択された説明を、前記表示順序で表示することを特徴とする。
【0013】
本発明に従えば、前記表示手段は、前記選択された説明が複数ある場合、前記選択された説明を、最新の前記履歴に基づいて設定された前記表示順序で表示する。これによって、前記説明の表示順序が可変になる。ゆえに、たとえば、前記選択された説明のうちで重要なものの表示順位を、残余のものよりも上位にすることができる。したがって、前記選択された説明の表示順序が固定されている場合と比較して、前記ヘルプ処理装置の使い勝手を向上させることができる。
【0014】
また本発明は、前記キー手段の全てのキーに個別に予め設定された基準値を記憶する基準値記憶手段をさらに含み、
前記表示順序設定手段は、前記選択された各説明毎に、該選択された各説明にそれぞれ対応する履歴の各操作結果毎に、操作されたキーの基準値が高い順に各説明の表示順位が高くなるように並び換えた表示順序を設定することを特徴とする。
【0015】
本発明に従えば、前記表示順序は、上述のように定められる。これによって、前記ヘルプ処理装置は、前記選択された説明が複数ある場合、前記選択された説明を、前記履歴の各操作結果毎に、操作されたキーの基準値が高い順序で、並べて表示することができる。したがって、前述の第4の従来技術のように前記選択された説明の表示順序が固定のヘルプ処理装置と比較して、本発明の前記ヘルプ処理装置の使い勝手を向上させることができる。
【0016】
また本発明は、前記表示順序設定手段は、前記選択された各説明にそれぞれ対応する履歴の各操作結果毎に、操作されたキーの個数が多い順に各説明の表示順位が高くなるように並び換えた表示順序を設定することを特徴とする。
【0017】
本発明に従えば、前記表示順序は、上述のように定められる。これによって、前記ヘルプ処理装置は、前記選択された説明が複数ある場合、前記選択された説明を、前記キーの数に応じた順序で、並べて表示することができる。したがって、前述の第4の従来技術のように前記選択された説明の表示順序が固定のヘルプ処理装置と比較して本発明の前記ヘルプ処理装置の使い勝手を向上させることができる。
【0018】
また本発明は、前記データベース手段は、キー手段の全ての操作に対して、前記表示順序を定めるために予め設定される得点を、それぞれ対応付けてさらに記憶し、
前記表示順序設定手段は、前記選択された各説明にそれぞれ対応する履歴の各操作結果毎に、操作されたキーの得点が大きい順に全ての前記選択された説明を並び換えた表示順序を設定することを特徴とする。
【0019】
本発明に従えば、前記表示順序は、上述のように定められる。これによって、前記ヘルプ処理装置は、前記選択された説明が複数ある場合、前記選択された説明を、前記得点に応じた順序で、並べて表示することができる。したがって、前述の第4の従来技術のように前記選択された説明の表示順序が固定のヘルプ処理装置と比較して、本発明の前記ヘルプ処理装置の使い勝手を向上させることができる。
【0020】
また本発明は、前記データベース手段は、キー手段の全ての操作に対して、前記表示順序を定めるために予め設定される得点を、それぞれ対応付けてさらに記憶し、
前記表示順序設定手段は、前記選択された各説明毎にそれぞれ対応する履歴の各操作結果毎に、操作されたキーの数と得点との和が大きい順に全ての前記選択された説明を並び換えた表示順序を設定することを特徴とする。
【0021】
本発明に従えば、前記表示順序は、上述のように定められる。これによって、前記ヘルプ処理装置は、前記選択された説明が複数ある場合、前記選択された説明を、前記キーの数および前記得点の両方に応じた順序で、並べて表示することができる。したがって、前述の第4の従来技術のように前記選択された説明の表示順序が固定のヘルプ処理装置と比較して、本発明の前記ヘルプ処理装置の使い勝手を向上させることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の一形態であるヘルプ処理装置を含む文書処理装置1の電気的な構成を表すブロック図である。文書処理装置1は、入力部3、モード記憶部4、キー記憶部5、データベース部6、起動部7、第1ヘルプ部8、第2ヘルプ部9、記憶部10、表示部11、および中央演算処理回路12を含む。前記第1ヘルプ部8は、検索部14、検索結果記憶部15,およびソート部16を含む。前記各部3〜11,14〜16、および中央演算処理回路12は、バスライン17を介して、データおよび制御信号を相互に授受することができるように、接続されている。
【0029】
文書処理装置1が実行可能な予め定める機能は複数あり、各機能は複数の定義された処理に細分される。前記定義された処理を、以後「定義処理」と称する。前記実行可能な機能は、たとえば、文字の入力および文書の編集に関する機能、およびいわゆるヘルプ機能を含む。文書処理装置1は、前記実行可能な機能のうちのいくつかにそれぞれ応じた動作モードを有し、全ての前記動作モードの中からいずれか1つの動作モードが操作者から指定されると、該いずれか1つの動作モードに応じた機能を実行する。上述の各部3〜11および中央演算処理回路12は、前記ヘルプ機能を実行するための構成と、前記ヘルプ機能以外の前記実行可能な機能を実行するための構成とを、備える。各部3〜11および中央演算処理回路12が、前記ヘルプ機能を実行するための構成だけで構成されたものが、前記ヘルプ処理装置に相当する。
【0030】
入力部3は、文書処理装置1の操作者が操作可能である。たとえば、前記操作者は、入力部3を操作して、全ての前記定義処理のうちから、前記操作者が選択したいずれか1つの前記定義処理の実行を指示する。またたとえば、前記操作者は、入力部3を操作して、文書処理装置1が実行している定義処理に関するデータおよびコマンドを、文書処理装置1に入力する。入力部3は、たとえば、複数のキーを含むキーボードで実現される。前記複数のキーには、後述の第1ヘルプ処理の実行開始を指示する第1ヘルプキー18と、後述の第2ヘルプ処理の実行開始を指示する第2ヘルプキー19とが、含まれる。前記第1および第2ヘルプ処理はそれぞれ、前記ヘルプ機能の前記定義処理の1つである。
【0031】
モード記憶部4は、現在の入力モードを記憶する。入力モードとは、入力部3の前記キーを用いて文字を入力する場合の入力手法を規定するものであり、詳細は後述する。キー記憶部5は、キー履歴を記憶する。前記キー履歴とは、入力部3への操作者の操作の履歴である。前記キー履歴は、具体的には、入力部3の全ての前記キーの中で操作された複数のキーをそれぞれ示すキーコードを、前記複数のキーが操作された順序に並べたものである。中央演算処理回路12は、文書処理装置1の現在の動作モードに応じて、キー記憶部5に前記キー履歴を記憶させるか否かを選択する。前記キー履歴を記憶することが選択されている場合、キー記憶部5は、入力部3が操作されるたびに、前記キー履歴を更新する。この結果、前記キー記憶部に記憶される前記キー履歴は、操作された最新のキーのキーコードを常に含む。
【0032】
データベース部6は、全ての前記定義処理のうちで予め定める複数の定義処理にそれぞれ関連する複数の予め定める説明を、記憶する。さらにデータベース部6は、前記各説明毎に、第1キー操作手順を示す第1操作データと、1または複数の第2キー操作手順をそれぞれ示す1または複数の第2操作データとを、それぞれ対応付けて記憶する。前記第1キー操作手順は、それが対応付けられた前記説明に関連する前記定義処理を指示するための入力部3の正しい操作手順である。第2キー操作手順は、該関連する前記定義処理を指示する際に誤り易い入力部3の操作手順である。前記第1および前記第2操作手順の詳細は後述する。
【0033】
起動部7は、第1または第2ヘルプキー18,19が操作されたか否かをそれぞれ判定し、第1または第2ヘルプキー18,19が操作された場合だけ、第1または第2ヘルプ部8,9に、前記第1または前記第2ヘルプ処理の実行を指示する。第1ヘルプ部8は、起動部7からの指示に応答して、前記第1ヘルプ処理を実行する。第2ヘルプ部9は、起動部7からの指示に応答して、前記第2ヘルプ処理を実行する。
【0034】
前記第1ヘルプ処理は、概略的には、前記説明に対応付けられた全ての前記定義処理のうちから、第1ヘルプキー18が操作された時点のキー履歴に基づいて選択された1または複数の定義処理を、説明する処理である。このために、起動部7から前記第1ヘルプ処理の実行が指示されると、まず検索部14が、予め定める検索手順で、データベース部6に記憶される全ての前記説明のうちから、前記キー履歴に基づいて、1または複数の前記説明を選択する。前記選択された説明に関するデータ、すなわち検索結果は、検索結果記憶部15に記憶される。次いでソート部16が、選択された全ての前記説明の表示順序を、予め定めるソート手順で設定する。第1ヘルプ部8の処理に応答して、中央演算処理回路12は、前記選択された説明を、前記表示順序で、表示部11に表示させる。検索部14とソート部16との詳細な説明は、後述する。前記第2ヘルプ処理は、全ての前記定義処理のうちから、前記第1ヘルプ処理とは異なる手法で、1または複数の定義処理を選択して説明する処理である。前記第2ヘルプ処理は、たとえば、いわゆる質問入力ヘルプ処理、またはいわゆる階層別ヘルプ処理で実現される。
【0035】
記憶部10は、前記実行可能な機能に関する1または複数のテーブルおよび1または複数の設定データ、中央演算処理回路12が実行する制御プログラム、入力部3から入力された処理対象のデータ、文書処理装置1の現在の動作モード、ならびに、前記実行可能な機能の実行結果を、記憶する。前記テーブルには、たとえば、後述のモード選択テーブルが含まれる。文書処理装置1は、いわゆる文書の作成および編集を行うので、前記処理対象のデータには、デジタルデータの形態の文書が含まれる。
【0036】
表示部11は、文字や図形が表示可能であり、たとえば陰極線管または液晶表示装置で実現される。中央演算処理回路12は、表示部11に、入力部3から入力されたデータや、前記実行可能な機能の実行結果を、表示させる。中央演算処理回路12は、上述した処理の他に、前記実行可能な機能の実行も行う。この場合、文書処理装置1全体に該動作モードに応じた機能を実行させるために、中央演算処理回路12は、文書処理装置1に対して操作者から指定された前記動作モードに応じて、上記各部3〜11,14〜16の制御と、各部3〜11,14〜16の動作の統合とを、行う。
【0037】
【表1】
【0038】
表1は、前記モード選択テーブルを表す。前記モード選択テーブルは、文書処理装置1の前記動作モードと、前記キー履歴を記憶するか否かとの関係を、規定する。前記モード選択テーブルは、たとえば記憶部10に記憶される。文書編集装置1の動作モードには、文字入力モード、グラフ作成モード、図形作成モード、住所録モード、および画像処理モードが含まれる。表1に示す前記モード選択テーブルは、前記文字入力モードまたは前記住所録モードが選択されているならば、キー記憶部5が前記キー履歴を更新しつつ記憶し、前記グラフ作成モードと前記図形作成モードと前記住所録モードとのうちのいずれか1つが選択されているならば、キー記憶部5が前記キー履歴の記憶および更新を停止することを、規定している。
【0039】
前記文字入力モードが選択されている場合、文書処理装置1は、入力部3の前記キーの操作結果と、モード記憶部4に記憶された現在の入力モードとに基づいて、文字の入力と文書の編集とを行う。前記文字入力モードでの文字の入力手法は、後述するように、前記入力モードによってさらに規定される。前記グラフ作成モードが選択されている場合、文書処理装置1は、前記キーの操作結果に基づいて、グラフを作成する。前記図形作成モードが選択されている場合、文書処理装置1は、前記キーの操作結果に基づいて、図形の作成を行う。前記住所録モードが選択されている場合、文書処理装置1は、前記現在の入力モードと前記キーの操作結果と予め定められている住所録のフォーマットとに基づいて、住所録を作成する。前記画像処理モードが選択されている場合、文書処理装置1は、予め記憶部10に記憶されている画像データに、予め定める複数の画像処理のうちで前記キーの操作結果に応じたいずれか1つの処理を施す。
【0040】
【表2】
【0041】
表2は、モード記憶部4の記憶状態を表す表である。モード記憶部4は、前記入力モードの詳細を定めるための複数の要素の選択結果を、それぞれ記憶する。前記要素は、具体的には、文字の入力手法と、入力されるべき文字の種類と、入力されるべき文字の大きさとである。前記文字の入力手法は、いわゆる仮名入力手法およびいわゆるローマ字入力手法のうちから、いずれか一方が選ばれる。前記入力するべき文字の種類は、平仮名と片仮名と英小数字と英大数字との4つのうちから、いずれか1つが選ばれる。英小数字とは、アルファベットの小文字と数字とであり、英大数字とは、アルファベットの大文字と数字とである。入力されるべき文字の大きさは、いわゆる全角文字といわゆる半角文字とのうちから、いずれか一方が選ばれる。表2では、選ばれた要素に「○」を付し、選ばれない要素に「×」を付す。すなわち、表2の選択状態であれば、入力モードとして、仮名入力手法を用いて全角文字の平仮名を入力することが、規定される。以後、入力モードの3つの要素のうちの少なくとも2つを、「仮名入力/平仮名/全角」のように、「/」で区切って示すことがある。
【0042】
図2は、入力部3のキーの配置を表す模式図である。入力部3上の全てのキーは、たとえば、複数の処理キー22、シフトキー23、機能キー24、第1ヘルプキー18、および複数のファンクションキーに、分けられる。図2では、処理キー22のうちの一部と、前記ファンクションキーとを、省略している。
【0043】
入力部3の全てのキーのうちのいずれか1つのキーが操作されると、前記いずれか1つのキーのキーコードが、最新のキーコードとして、入力部3から中央演算処理回路12に与えられる。前記いずれか1つのキーのキーコードは、前記いずれか1つのキーが操作されたことを示すデータであり、かつ、前記いずれか1つのキーに固有のものである。前記各定義処理は、1または複数のキーコードと、前記キーコードが与えられた時点の動作モードおよび入力モードとの組合わせに、それぞれ対応づけられている。
【0044】
各処理キー22のキーコードは、動作モードとして前記文字入力モードが選択されている場合、前記文字の入力および文書の編集に関する複数の前記定義処理のうちの少なくとも1つに、それぞれ対応づけられている。シフトキー23および機能キー24は、各処理キー22のキーコードに対応付けられた複数の前記定義処理のうちのいずれか1つを選択するために、各処理キー22とそれぞれ組合わせて、用いられる。前記ファンクションキーは、文書編集装置1の現在の動作モードに応じて、複数の前記定義処理が、それぞれ対応付けられる。前記ファンクションキーのうちの1つが、第2ヘルプキー19として用いられる。前記文字の入力に関する定義処理は、入力可能な予め定める複数のキャラクタのうちの少なくとも1つのキャラクタを、前記文書や住所録に加える定義処理である。前記入力可能なキャラクタは、たとえば、全ての仮名、全てのアルファベット、全ての数字、および予め定める複数の記号を含む。
【0045】
以後、全ての処理キー22のうちで、そのキーコードに対応付けられた1または複数の前記定義処理に数字の入力に関する定義処理が含まれるものを、「数字キー25」と称する。また、全ての処理キー22の中から数字キー25を除いた残余の処理キー22のうちで、そのキーコードに対応づけられた1または複数の前記定義処理に前記入力可能なキャラクタの中の数字以外の他のキャラクタの入力に関する定義処理が含まれるものを、「文字キー26」と称する。さらに、処理キー22のうちで、数字キー25および文字キー27以外のもの、すなわちそのキーコードに対応づけられた1または複数の定義処理が、全て前記文書の編集に関する定義処理であるキーを、「編集キー27」と称する。
【0046】
いずれか1つの処理キー22のキーコードに複数の前記定義処理が対応付けられている場合に、前記いずれか1つの処理キー22が操作されると仮定する。このとき、中央演算処理回路12は、前記最新のキーコードと、前記いずれか1つの処理キー22が操作された時点の動作モードおよび入力モードがそれぞれ何であるかと、該いずか1つの処理キー22の操作と同時にまたは該操作に先立って機能キー24が操作されているか否かと、該いずれか1つの処理キー22の操作と同時にまたは該操作に先立ってシフトキー23が操作されているか否かとの組合わせに基づいて、全ての前記定義処理のうちで指示された定義処理を判別し、判別した定義処理を実行する。
【0047】
たとえば、数字キー25の1つである”3”キー25aには、前記文字入力モードが選択されている間、数字「3」、2つの平仮名「あ」,「ぁ」、2つの片仮名「ア」、「ァ」、および記号「#」のそれぞれの入力処理が、対応付けられている。前記入力モードとして仮名入力/平仮名モードが選択されている場合、”3”キー25aが単独で操作されると、中央演算処理回路12は平仮名「あ」の入力が指示されたと判断する。仮名入力/平仮名モードが選択されている場合に、”3”キー25aとシフトキー23とが同時に操作されると、中央演算処理回路12は平仮名「ぁ」の入力が指示されたと判断する。仮名入力/片仮名モードが選択されている場合に、”3”キー25aが単独で操作されると、中央演算処理回路12は片仮名「ア」の入力が指示されたと判断する。英小数字モードまたは英大数字モードが選択されている場合に、”3”キー25aが単独で操作されると、中央演算処理回路12は数字「3」の入力が指示されたと判断する。英小数字モードまたは英大数字モードが選択されている場合に、”3”キー25aとシフトキー23とが同時に操作されると、中央演算処理回路12は記号「#」の入力が指示されたと判断する。
【0048】
またたとえば、文字キー26の1つである”A”キー26aには、前記文字入力モードが選択されている間、2つのアルファベット「A」,「a」、3つの平仮名「ち」,「あ」,「ぁ」、および記号「↑」のそれぞれの入力が対応付けられている。入力モードとして仮名入力/平仮名モードが選択されている場合に、”A”キー26aが単独で操作されると、中央演算処理回路12は平仮名「ち」の入力が指示されたと判断する。仮名入力モード/英小数字モードが選択されている場合に、”A”キー26aが単独で操作されると、中央演算処理回路12はアルファベット「a」の入力が指示されたと判断する。仮名入力/英大数字モードが選択されている場合に、”A”キー26aが単独で操作されると、中央演算処理回路12はアルファベット「A」の入力が指示されたと判断する。ローマ字入力/平仮名モードが選択されている場合に、”A”キー26aが単独で操作されると、中央演算処理回路12は平仮名「あ」の入力が指示されたと判断する。入力モードがいずれか任意のモードである場合に、”A”キー25aと機能キー24とが同時に操作されると、中央演算処理回路12は記号「↑」の入力が指示されたと判断する。
【0049】
さらにまたたとえば、編集キー27の1つであるタブキー27aには、前記文字入力モードが選択されている間、いわゆるタブ入力機能といわゆるタブ移動機能とが、対応付けられている。タブキー27aが単独で操作されると、中央演算処理回路12は前記タブ入力機能が指示されたと判断する。タブキー27aと機能キー24とが同時に操作されると、中央演算処理回路12は前記タブ移動機能が指示されたと判断する。またたとえば、数字キー25の1つである”1”キー25bには、前記文字入力モードが対応づけられている間、数字”1”と文字「ぬ」と記号「!」との入力の他に、いわゆる全角変換機能が対応付けられている。”1”キー25bと機能キー24とが同時に操作されると、中央演算処理回路12は前記全角変換機能が指示されたと判断する。
【0050】
図3(A)は、キー記憶部5の記憶状態を表す模式図である。キー記憶部5は、有限個のキー記憶用のバッファを含む。前記各バッファは、前記キー履歴内の複数の前記キーコードのうちのいずれか1つを、それぞれ記憶する。本実施形態では、キー記憶部5は、第1〜第7バッファ31〜37が、この順で縦列接続されて構成されているものと仮定する。また本実施形態では、前記キー履歴が、操作者に過去に操作された複数のキーのうちで、操作された最新のキーから、前記最新のキーを起点に操作された順序で7つ溯ったキーまでの、7つのキーのキーコードから、構成されるものとする。
【0051】
7つの前記キーコードは、該キーコードが得られた順に、第7〜第1バッファ37〜31に、それぞれ記憶される。図3以後の図面では、前記第1〜第7バッファ31〜37は、紙面左から紙面右に向かって、順次並べる。ゆえに、第1バッファ31に記憶されたキーコードが、前記7つのキーコードのうちで最新のキーコードであり、第7バッファ37に記憶されたキーコードが、前記7つのキーコードのうちの最古のキーコードになる。図3(A)に示す第1〜第7バッファ31〜37に記憶されたキーコードは、前記操作されたキーが、操作された順と逆の順に、”A”キー26a、範囲指定キー27b、機能キー24、実行キー27c、カーソル右移動キー27d、カーソル右移動キー27d、および実行キー27cであることを、それぞれ表している。範囲指定キー27bと実行キー27cとカーソル右移動キー27dとは、それぞれ編集キー27の1つである。
【0052】
キー記憶部5が前記キー履歴を記憶することが中央演算処理回路12によって選択されている場合、キー記憶部5は、入力部3が操作されるたびに、前記キー履歴を更新する。具体的には、入力部3が操作されると、キー記憶部5は、まず第7バッファ37に記憶される前記最古のキーコードを捨てる。次いでキー記憶部5は、第1〜第6バッファ31〜36に記憶されるキーコードを、前記各バッファの1段下位のバッファ、すなわち第2〜第7バッファ32〜37に、それぞれ転送する。最後にキー記憶部5は、第1バッファ31に、入力部3から得られる最新のキーコードを記憶する。
【0053】
たとえば、キー記憶部5の記憶状態が図3(A)の状態である場合に、後退キー27eが操作されたとする。この操作に応答して、図3(A)に示すキー履歴のうちで最古のキーコード、すなわち実行キー27cのキーコードが捨てられ、残余のキーコードがそれぞれシフトされて、後退キー27eのキーコードが加えられる。この結果、キー記憶部5の記憶状態は、図3(B)の状態になる。図3(B)に示す第1〜第7バッファ31〜37は、後退キー27e、”A”キー26a、範囲指定キー27b、機能キー24、実行キー27c、カーソル右移動キー27d、およびカーソル右起動キー27dのキーコードをそれぞれ記憶している。後退キー27eは、編集キー27の1つである。
【0054】
以下に、データベース部6について説明する。データベース部6には、表3に示す説明番号テーブルおよび表4に示す説明内容テーブルから構成されるデータベースと、表5に示すキーテーブルとが、記憶されている。
【0055】
【表3】
【0056】
【表4】
【0057】
【表5】
【0058】
前記各説明は、説明見出しと説明本文とにそれぞれ分けられている。前記説明本文は、いわゆるヘルプメッセージに相当する。前記各説明の説明本文は、該各説明に関連する定義処理の名称と、該各説明の説明データ番号と、該各説明の前記説明見出しとに、それぞれ対応付けられて、前記説明内容テーブル内に、テーブル形式で記憶されている。前記説明データ番号は、前記各説明に個別に割振られた識別番号である。また、前記各説明に対応する前記第1および前記第2操作データは、該各説明の前記説明データ番号に対応付けられて、前記説明番号テーブルに、テーブル形式で記憶されている。
【0059】
前記各第1操作データが示す前記第1キー操作手順は、概略的には、該第1操作データに対応付けられた前記説明に関連する定義処理の実行を指示するために、操作者が操作するべき1つのキー、または該定義処理の実行を指示するために、操作するべき複数のキーの組合わせを、それぞれ示す。前記操作するべきキーが複数ある場合、前記第1キー操作手順は、前記操作するべきキーの組合わせに加えて、前記操作するべき複数のキーの操作順序も示す。また、1つの任意の前記定義処理の実行を指示するための操作手順が、前記各動作モード毎に異なる場合、前記第1操作手順は、その操作手順で前記定義処理の実行を指示可能な動作モードを、さらに含む。
【0060】
前記各第2操作データが示す前記第2キー操作手順は、1つのキー、あるいは、複数のキーの組合わせおよび該複数のキーの操作順序を、それぞれ示す。任意の1つの前記説明に対応する前記第2操作データが示す前記第2キー操作手順は、該任意の1つの説明に対応する前記第1操作データが示す前記第1キー操作手順と比較して、少なくとも1つのキーが異なる。
【0061】
表3,4では、前記操作データを、該操作データが表す操作手順で操作されるべき1つのキーの名称、または該操作手順で操作されるべき複数のキーの名称を操作される順序で左から右に並べたもので、示す。また、前記操作データを示す場合、前記各キーの名称から、「キー」を省略している。表3,4の「(数字)」は、全ての数字キー25のうちのいずれか1つを操作することを指し、「(文字)」は、全ての数字キー25および全ての文字キー26のうちのいずれか1つを操作することを指す。また、表5では、全ての数字キー25および全ての文字キー26を「(文字)」で総称している。さらに、表3の「《ローマ字》」は、それを含む操作手順が、前記ローマ字入力モードが選択されている場合に用いられることを指す。
【0062】
たとえば、文書処理装置1に前記全角変換機能を行わせるには、操作者は、機能キー24と”1”キー25bとを、この順で操作する。全ての前記操作手順の中には、全てのアルファベットの大文字および小文字のうちの任意の1つ、全てのアルファベットの大文字のうちの任意の1つ、全てのアルファベットの小文字のうちの任意の1つを、それぞれ含む操作手順が存在してもよい。さらにまた、全ての操作手順の中には、仮名入力/平仮名モード、仮名入力/英小数字モード、仮名入力/英大数字モードがそれぞれ選択されている場合に用いられるものが、含まれていても良い。
【0063】
前記各第1および第2操作データには、それぞれ予め定める操作得点がさらに対応付けられている。前記各操作得点は、該操作得点に対応する前記操作データが示すキー操作手順の選択されやすさを表し、前記操作データに対応づけられて、前記説明番号テーブルに記憶される。入力部3の各キーには、優先順位およびキー得点が、それぞれ設定されている。前記優先順位と前記キー得点とは、該各キーを含む操作手順の選択され易さを定めるために、用いられる。前記各キーの優先順位およびキー得点は、前記各キーのキーコードにそれぞれ対応付けられて、前記キーテーブルに、テーブル形式で記憶される。たとえば、機能キー24は、優先順位が「1」であり、キー得点が「10」である。またたとえば、編集キー27の1つである変換キー27fは、優先順位が「2」であり、キー得点が「9」である。またたとえば、編集キー27の1つである取消キー27gは、優先順位が「3」であり、キー得点が「8」である。
【0064】
前記操作得点と前記優先順位と前記キー得点とは、ソート部16が前記選択された説明の表示順序を定めるために、用いられる。任意の1つの前記説明の表示順位は、該説明に対応する前記操作データの前記操作得点が大きいほど、高くなり易い。また、任意の1つの前記説明の表示順位は、該説明に対応する前記操作データが示す操作手順内の各キーの優先順位が高いほど、高くなり易い。さらにまた、任意の1つの前記説明の表示順位は、該説明に対応する前記操作データが示す操作手順内の各キーのキー得点が大きいほど、高くなり易い。
【0065】
図4は、文書編集装置1のキー記憶・編集ルーチンを説明するためのフローチャートである。前記キー記憶・編集ルーチンは、操作者の入力部3への操作に応答して前記実行可能な機能を実行するための、主制御ルーチンに相当する。入力部3が操作者によって操作されると、入力部3は操作されたキーのキーコードを、中央演算処理回路12に与える。中央演算処理回路12は、いわゆる割込み処理によって、前記キーコードに応答し、前記キー記憶・編集ルーチンを起動させる。これによって、ステップa1からステップa2に進む。
【0066】
ステップa2では、起動部7によって、前記操作されたキーが第1ヘルプキー18であるか否かが判定される。前記操作されたキーが第1ヘルプキー18であれば、ステップa2からステップa3に進み、前記ヘルプ機能が実行される。前記ヘルプ機能の終了後、ステップa12で、前記キー記憶・編集ルーチンが終了する。前記操作されたキーが第1ヘルプキー18以外のキーであれば、ステップa2からステップa4に進み、ステップa4〜a8のキー履歴更新処理を行う。
【0067】
まず、中央演算処理回路12は、ステップa4で、前記モード選択テーブルを参照して、現在の動作モードが、前記キー履歴を記憶するべき動作モードであるか否かを判断する。現在の動作モードが、前記キー履歴を記憶するべき動作モードである場合、ステップa4からステップa5に進む。現在の動作モードが、前記キー履歴を記憶するべき動作モードではない場合、前記キー履歴更新処理を中途終了して、ステップa4からステップa11に進む。
【0068】
次いで中央演算処理回路12は、ステップa5で、キー記憶部5の第1〜第7バッファ31〜37全てに、キーコードが記憶されているか否かを判断する。たとえば、中央演算処理回路12は、前記キー履歴更新を行うたびに、該キー履歴更新機能内でキーコードを記憶させたバッファの数を計数している。計数された前記バッファの数が、キー記憶部5を構成する全てのバッファの数未満である場合、第1〜第7バッファ31〜37のうちでキーコードが記憶されてないバッファがあるとみなされる。この場合、ステップa5からステップa6に進む。前記計数された前記バッファの数が、キー記憶部5を構成する全てのバッファの数以上である場合、第1〜第7バッファ31〜37全てにキーコードが記憶されているとみなされる。この場合、ステップa5からステップa7に進む。
【0069】
中央演算処理回路12は、ステップa6で、計数された前記バッファの数に、1を加算して更新する。また中央演算処理回路12は、ステップa7で、まずキー記憶部5の全てのバッファのうちで最下位のバッファ、すなわち第7バッファ37に記憶されたキーコードを捨てて、第7バッファ37を空にする。次いで、中央演算処理回路12は、前記全てのバッファのうちで最上位から下から2番目までの各バッファ、すなわち第1〜第6バッファに記憶されたキーコードを、それぞれ1つ下位のバッファに転送する。この結果、最上位のバッファ31が空になる。ステップa6,a7の処理終了後、ステップa8に進む。中央演算処理回路12は、ステップa8で、キー記憶部5の全てのバッファの中で空いているバッファに、前記最新のキーコードを記憶させる。これによって、キー履歴が更新される。以上で、ステップa5〜a8の前記キー履歴記憶処理が終了する。
【0070】
ステップa9では、中央演算処理回路12は、前記最新のキーコードが、モードを変更する定義処理に対応付けられたキーコードであるか否かを判断する。そうである場合、ステップa9からステップa10に進み、中央演算処理回路12は、最新のキーコードおよび前記更新されたキー履歴に基づいて、現在の動作モードおよび入力モードを変更して、変更後の現在の動作モードおよび入力モードを、記憶部10およびモード記憶部4に、記憶させる。その後、ステップa11に進む。前記最新のキーコードが前記モードの変更に関するものでなければ、ステップa9からステップa11に進む。ステップa11では、中央演算処理回路12は、操作された最新のキーおよび前記更新されたキー履歴に基づいて、全ての前記実行可能な機能のうちのいずれか、または全ての前記定義処理のうちのいずれかを実行する。前記機能または前記定義処理の実行手法は、従来技術と等しい。前記機能また前記定義処理が終了すると、ステップa12で、前記キー記憶・編集ルーチンを、終了する。
【0071】
図5は、前記ヘルプ機能を実行するためのヘルプ機能ルーチンを、詳細に説明するためのフローチャートである。前記キー記憶・編集処理ルーチンで、ステップa2からステップa12に進んだ場合、前記ヘルプ機能ルーチンが起動されて、ステップb1からステップb2に進む。ステップb2〜b12,b14,b15の一連の処理は、前記第1ヘルプ処理である。
【0072】
まず検索部14が、ステップb2で、キー記憶部5から最新の前記キー履歴を読出す。次いで検索部14は、ステップb3で、検索結果記憶部15に記憶されている表示候補の数、すなわち検索部14が今までに選択した説明の数を、初期化して0にする。また、検索結果記憶部15内の記憶内容も初期化する。次いで検索部14は、データベース部6のメモリ空間の先頭に、ポインタをセットする。前記ポインタは、データベース部6のメモリ空間の中で、データベース部6に記憶された各種データのうちの読出し対象となる一部分が記憶される位置を、示す。ステップb3,b4は、前記ヘルプ機能ルーチンの初期設定処理である。
【0073】
続いて検索部14は、ステップb5〜b9の検索処理を行う。概略的には、まずステップb5で、検索部14は、前記ポインタに基づいて、データベース部6内の全ての前記第1および第2操作データのうちから、いずれか1つの操作データを読出す。次いで検索部14は、前記いずれか1つの操作データが表すキー操作手順と、前記最新のキー履歴とを、比較する。続いてステップb6で、検索部14は、前記キー履歴の少なくとも一部分が、前記いずれか1つの操作データがが表すキー操作手順と一致しているか否かを判定する。前記キー履歴の少なくとも一部分と前記いずれか1つの操作データとが一致している場合、前記いずれか1つの操作データが対応している前記説明が、表示するべき説明の候補と見なされ、ステップb6からステップb7に進む。前記キー履歴の少なくとも一部分と前記いずれか1つの操作データとが一致していない場合、前記いずれか1つの操作データが対応している前記説明は表示するべき説明の候補ではないとみなされて、ステップb6からステップb10に進む。
【0074】
検索部14は、ステップb7で、前記いずれか1つの操作データに対応する説明の説明データ番号を、データベース部6から読出し、表示候補の番号として検索結果記憶部15に記憶させる。検索部14は、次いでステップb8で、前記いずれか1つの操作データが示す操作手順で操作されるキーの数を計数して、前記キーの数を、検索結果記憶部15に、前記説明データ番号と対応付けて、記憶させる。次いでステップb9で、前記いずれか1つの操作データに対応付けられるぜ操作得点を、検索結果記憶部15に、前記説明データ番号と対応付けて、記憶させる。以上の処理によって、前記キー履歴の少なくとも一部分と一致する前記操作データに対応する前記説明の前記説明データ番号が、前記キーの数と前記操作得点と共に、検索結果記憶部15に記憶される。ステップb9の処理終了後、ステップb10に進む。
【0075】
検索部14は、ステップb10で、データベース部6内の全ての前記第1および第2操作データをそれぞれ用いてステップb5〜b9の処理が実行されたか否かを、判断する。全ての前記操作データのうちに、未だステップb5〜b9の処理に用いられていない操作データがある場合、検索部14は、前記ポインタを、前記用いられていない操作データが記憶された位置に移動させて、ステップb10からステップb5に戻る。ステップb5〜b9の処理は、全ての前記第1および前記第2操作データがそれぞれステップb5〜b9の処理に用いられるまで、前記いずれか1つの操作データを順次変えつつ、繰返される。全ての前記第1および前記第2操作データがステップb5〜b9の処理に用いられた場合、検索部14は、前記検索処理を終了する。前記検索処理の検索手順の詳細は、後述する。この結果、ステップb10からステップb11に進む。
【0076】
ステップb11では、ソート部16が、予め定める前記ソート手順に基づいて、検索結果記憶部15に記憶された1または複数の前記説明データ番号を、並べ変える。検索結果記憶部15内の前記説明データ番号の並び順序が、前記各説明データ番号が対応する各説明の前記表示順序に相当する。前記ソート手順の詳細は、後述する。続いて、中央演算処理回路12は、検索結果記憶部15に記憶された前記各説明データ番号に対応する前記説明見出しを、データベース部分6から読出し、読出した前記説明見出しを、前記各説明データ番号の前記並び順序と同じ順序で、表示部11に表示させる。
【0077】
図6は、前記説明見出しが表示された第1の状態の表示部11の表示画面41を表す。前記第1の状態の表示画面41には、第1および第2メッセージ43,44と、複数の前記説明見出し44とが、表示されている。第1メッセージ43は、前記ヘルプ機能ルーチンが実行されていることを示す。第2メッセージ44は、表示するべき説明の候補の説明見出しが表示されていることを示す。前記複数の説明見出し44は、紙面上側から順に、前記表示順序で、並べられている。また、前記第1の状態の表示画面41が表示された状態では、前記ファンクションキーのいずれか1つが第2ヘルプキー19として用いられるので、全ての前記ファンクションキーのうちのどれが第2ヘルプキー19として用いられるかを示す案内46が、共に表示されている。
【0078】
操作者は、複数の前記説明見出し44のうちに所望の説明の説明見出しがある場合、該所望の説明の説明見出しを選択するために、入力部3を操作する。また、複数の前記説明見出し44のうちに前記所望の説明の説明見出しがない場合、操作者は、第2ヘルプキー19を操作する。前記いずれか1つの説明データ番号の選択のために、たとえば、前記表示画面41に、いわゆるカーソルをさらに表示させておいてもよい。この場合操作者は、入力部3内のいわゆるカーソルキーを操作して、表示画面41内の複数の前記説明見出しのうちの所望の説明見出しに、前記カーソルを重ねさせる。この結果、中央演算処理回路12は、前記所望の説明見出しに対応する前記説明データ番号を、選択する。勿論、前記いずれか1つの説明データ番号の選択手法は、これに限らず、他の手法であってもよい。
【0079】
再び図5を参照する。中央演算処理回路12は、ステップb13で、入力部3への操作者の操作に応答して、前記第2ヘルプ処理の実行が指示されたか否かを、判断する。前記第2ヘルプ処理の実行が指示されていない場合、前記第1ヘルプ処理を続けるために、ステップb13からステップb14に進む。
【0080】
中央演算処理回路12は、ステップb14で、まず、操作者の入力部3への操作に応答して、前記検索結果記憶部15内の全ての説明データ番号のうちから、操作者の前記所望の説明見出しに対応するいずれか1つの説明データ番号を選択する。さらに中央演算処理回路12は、選択された前記いずれか1つの説明データ番号に対応する前記説明本文を、データベース部6から読出し、前記複数の説明見出しに代わって、表示部11に表示させる。前記説明本文の表示終了後、前記ヘルプ機能ルーチンの終了が指示されると、ステップb18で、前記ヘルプ機能ルーチンを終了する。
【0081】
図7は、前記説明本文が表示された第2の状態の表示部11の表示画面51を表す。前記第2の状態の表示画面51には、前記いずれか1つの説明データ番号に対応する前記説明本文52が、表示されている。また、前記第2の状態の表示画面51が表示された状態では、前記ファンクションキーのいずれか1つに前記ヘルプ機能ルーチンの終了を指示する処理が対応付けられるので、全ての前記ファンクションキーのうちで前記ヘルプ機能ルーチンの終了を指示するために操作するべきキーがどれかを示す案内53が、共に表示されている。操作者は、前記説明本文を読んだ後、前記いずれか1つのファンクションキーを操作する。この結果、前記図5のフローチャートは、終了する。
【0082】
再び図5を参照する。中央演算処理回路12は、ステップb13で、前記第2ヘルプ処理の実行が指示されたと判断した場合、前記第1ヘルプ処理の実行を中途終了させて、ステップb13からステップb16に進む。ステップb16では、第2ヘルプ部9が、前記第2ヘルプ処理を実行する。たとえば、第2ヘルプ処理が、いわゆる質問文ヘルプ処理である場合、まず第2ヘルプ部9は、操作者に質問文を入力させるための案内61を、図8に示されるように表示部11に表示させる。
【0083】
図8は、前記案内61が表示された第3の状態の表示部11の表示画面62を示す図である。前記第3の状態の表示画面62が表示された状態では、前記ファンクションキーのいずれか1つに前記第1ヘルプ処理の実行開始を指示する処理が対応付けられるので、全ての前記ファンクションキーのうちで前記第1ヘルプ処理の実行開始を指示するために操作するべきキーがどれかを示す案内63が、共に表示されている。操作者は、入力部3を操作して、質問事項を示す質問文を入力する。質問文の入力に応答して、第2ヘルプ部9は、質問文の入力に応答して、質問文の内容に対応した説明を、表示部11に表示させる。操作者は、表示された前記説明が所望の説明である場合、前記ヘルプ機能ルーチンの終了を指示するために、入力部3を操作する。また、前記説明が前記所望の説明ではない場合、操作者は、第1ヘルプ処理の再実行のために、入力部3を操作する。
【0084】
再び図5を参照する。中央演算処理回路12は、ステップb17で、入力部3への操作者の操作に応答して、前記第1ヘルプ処理の再実行が指示されたか否かを、判断する。前記第1ヘルプ処理の再実行が指示されている場合、ステップb17からステップb2に戻り、前記第1ヘルプ処理を最初からやり直す。この結果、表示部11には、再び図6に示す表示画面41が表示される。前記第1ヘルプ機能の再実行が指示されていない場合、ステップb17からステップb18に進み、前記ヘルプ機能ルーチンを終了する。以上で、前記ヘルプ機能ルーチンの説明を、終了する。
【0085】
前記説明には、前記第1キー操作手順の他に、操作者が前記第1キー操作手順と間違えて操作しやすい操作手順が、第2キー操作手順として、予め対応付けられている。ゆえに、操作者が第1操作手順と間違えて前記第2キー操作手順で入力部3を操作した後に第1ヘルプキー18を操作すると、該第1キー操作手順によって実行が指示されるべき定義処理の説明が表示される。これによって、第1ヘルプキー18を操作する前の操作が誤っている場合でも、第1ヘルプキー18を操作するだけで、文書編集装置1は、操作者が実行させようとしている定義処理に関する説明を、表示する。したがって、ヘルプ処理の操作者の負荷が、従来のヘルプ処理よりも少なくなり、ヘルプ処理装置の使い勝手が良くなる。
【0086】
また、前記第2キー操作手順には、操作者が前記第1キー操作手順と間違え易い操作と、該操作の後に操作結果を消去する操作とを組合わせた操作手順が、含まれる。前記消去する操作とは、たとえば、後退キー27eを操作することである。これによって、操作者が操作を間違えた後にその操作結果を消去してから第1ヘルプキー18を操作した場合も、文書編集装置1は、操作者が実行させようとしている定義処理に関する説明を、表示することができる。したがって、ヘルプ処理装置の使い勝手が、さらに良くなる。
【0087】
前記ヘルプ機能ルーチンのステップb5〜b10の検索手順を、以下に詳細に説明する。前記検索手順は2通りあり、検索部14は、第1および第2検索手順のうちのいずれか一方の手順を選択して実行する。
【0088】
まず、第1検索手順を説明する。第1検索手順を実行する場合、検索部14は、まず、データベース部6内から、前記ポインタに基づいて、前記いずれか1つの操作データを読出す。次いで、前記いずれか1つの操作データの各キーコードと、キー記憶部5内の前記最新のキー履歴の各キーコードとを、最新のものから操作される順に、それぞれ比較する。この場合、前記いずれか1つの操作データの各キーコードの並び順が逆転され、前記最新のキー履歴の最新のキーコードから順に、比較される。
【0089】
この比較の結果、前記いずれか1つの操作データ内の全てのキーコードの並び順および組合わせが、キー記憶部5内の前記最新のキー履歴の先頭の一部分のキーコードの並び順および組合わせとそれぞれ一致する場合だけ、前記いずれか1つの操作データが表すキー操作手順が前記キー履歴の少なくとも一部分と一致すると判断して、該いずれか1つの操作データが対応する説明データ番号を、検索結果記憶部15に記憶させる。前記最新のキー履歴の前記先頭の一部分は、最新のキーコードから、前記いずれか1つの操作データが示す操作手順で操作される全てのキーの数と同数だけ溯ったキーコードまでの、部分である。
【0090】
検索部14は、前記キー操作手順が前記キー履歴の少なくとも一部分と一致する場合、さらにステップb8,b9で、前記いずれか1つの操作データに対応する操作得点と、前記キー操作手順で操作されるキーの数とを、前記いずれか1つの操作データに対応する説明データ番号に対応づけて、検索結果記憶部15に記憶させる。前記操作得点と前記キーの数とは、ステップb11のソート手順で用いられる。
【0091】
上述の第1検索手順を、表3,4と図9とを例として、具体的に説明する。図9(A)は、第1の検索手順の説明で例として用いる最新のキー履歴が記憶されたキー記憶部5を表す。前記最新のキー履歴は、後退キー27e、”A”キー26a、機能キー24、範囲指定キー27b、実行キー27c、カーソル右移動キー27d、およびカーソル右移動キー27dのキーコードが、この順で並べられて、構成される。前記最新のキー履歴のうちの最新のキーコードは後退キー27eのキーコードであり、前記最新のキー履歴のうちの最古のキーコードはカーソル右移動キーの2つ目のキーコードである。
【0092】
たとえば、説明データ番号が「001」の説明に対応する第1キー操作手順では、機能キー24と”1”キー25bとが、この順で操作される。この場合、前記最新のキー履歴の前記先頭の一部分は、後退キー27eおよび”A”キー26aが、この順で並べられたものである。図9(B)に示すように、前記第1キー操作手順の並び順を逆転させたものと前記先頭の一部分とを比較すると、これらのキーの組合わせおよびキーの並び順の両方が、一致していない。この場合、検索部14は、前記第1キー操作手順と前記キー履歴とは一致しないと、判断する。
【0093】
またたとえば、説明データ番号が「204」の説明に対応する2つ目の第2操作手順では、いずれか1つの文字キー26と後退キー27eとが、この順で操作される。この場合、前記最新のキー履歴の前記先頭の一部分は、後退キー27eおよび”A”キー26aが、この順で並べられたものである。図9(B)に示すように、前記先頭の一部分と前記第2キー操作手順の並び順を逆転させたものとを比較すると、”A”キー26aが文字キー26の1つなので、これらのキーの組合わせおよびキーの並び順の両方が、一致している。この場合、検索部14は、前記2つ目の第2キー操作手順を示す操作データは前記キー履歴の少なくとも一部分と一致すると、判定する。したがって、前記説明データ番号「204」は、検索結果記憶部15に記憶される。以上で、第1検索手順の例の説明を、終了する。
【0094】
次に、第2の検索手順を説明する。第2検索手順を実行する場合、検索部14は、まず、データベース部6内から、前記ポインタに基づいて前記いずれか1つの操作データを読出す。次いで、前記いずれか1つの操作データが示すキー操作手順内の各キーのキーコードが、キー記憶部5に記憶されているか否かを、各キー毎に判定する。前記操作手順内の全てのキーのキーコードがキー記憶部5に記憶されている場合だけ、前記操作データが示すキー操作手順が前記キー履歴の少なくとも一部分と一致すると判定し、前記操作データが対応する説明データ番号を、検索結果記憶部15に記憶させる。
【0095】
検索部14は、前記キー操作手順と前記キー履歴の少なくとも一部分が一致したと判定した場合、さらに、前記キーテーブルを参照して、前記少なくとも一部分の優先順位および比較用得点を、求める。前記少なくとも一部分の優先順位は、前記少なくとも一部分を構成する全てのキーコードがそれぞれ示す複数のキーに個別に対応する優先順位の平均値である。前記少なくとも一部分の比較用得点は、前記少なくとも一部分を構成する全てのキーコードが示すキーにそれぞれ対応するキー得点の和である。前記少なくとも一部分の優先順位および比較用得点は、前記キーの数および前記操作得点に代わって、ステップb7,b8で、前記操作データに対応する説明データ番号に対応づけられて、検索結果記憶部15に記憶される。検索部14が第2検索手順で前記説明を検索をする場合、前記少なくとも一部分の比較用得点および優先順位は、ステップb11のソート手順で用いられる。
【0096】
上述の第2検索手順を、表3,4と図10とを例として、具体的に説明する。図10(A)は、第2の検索手順の説明で例として用いる最新のキー履歴が記憶されたキー記憶部5を表す。前記最新のキー履歴は、図9(A)に示す前記最新のキー履歴と等しい。
【0097】
たとえば、説明データ番号「001」の説明に対応する前記第1キー操作手順と前記最新のキー履歴とを比較すると、図10(B)に示すように、”1”キー25bのキーコードは前記最新のキー履歴に含まれていないが、機能キー24のキーコードは前記最新のキー履歴に含まれている。この場合、検索部14は、前記第1キー操作手順と前記最新のキー履歴とは一致しないと、判断する。
【0098】
また、説明データ番号「001」の説明に対応する前記第2キー操作手順では、シフトキー23と”1”キー25bとが、この順で操作される。前記第2キー操作手順と前記最新のキー履歴とを比較すると、図10(B)に示すように、”1”キー25bおよびシフトキー23のキーコードは、どちらも前記最新のキー履歴に含まれていない。この場合も、検索部14は、前記第2キー操作手順を示す操作データは前記キー履歴と一致しないと、判定する。これらのことから、説明データ番号「001」は、検索結果記憶部15に記憶されない。
【0099】
さらに、説明データ番号が「204」の説明に対応する2つ目の第2キー操作手順と前記最新のキー履歴とを比較すると、”A”キー26aが文字キー26の1つなので、図10(B)に示すように、いずれか1つの文字キー26のキーコードと後退キー27eのキーコードとはどちらも前記キー履歴に含まれている。この場合、検索部14は、前記2つ目の第2キー操作手順を示す操作データは前記最新のキー履歴の少なくとも一部分と一致すると、判定する。したがって、前記説明データ番号「204」は、検索結果記憶部15に記憶される。
【0100】
またさらに、説明データ番号が「205」の説明に対応する第1キー操作手順では、機能キー24と範囲指定キー27bとが、この順で操作される。前記第1キー操作手順と前記最新のキー履歴とを比較すると、図10(B)に示すように、範囲指定キー27bのキーコードと機能キー24のキーコードとはどちらも前記キー履歴に含まれている。この場合も、検索部14は、前記第1キー操作手順を示す操作データは前記最新のキー履歴の少なくとも一部分と一致すると、判定する。したがって、前記説明データ番号「205」は、検索結果記憶部15に記憶される。以上で、第2検索手順の例の説明を終了する。
【0101】
前記ヘルプ機能ルーチンのステップb11のソート手順を、以下に詳細に説明する。前記ソート手順は、検索部14が第1および第2検索手順のどちらを用いたかによって異なる。また、検索部14が第1検索手順を用いた場合に実行可能なソート手順は3通りあり、検索部14が第2検索手順を用いた場合に実行可能なソート手順は2通りある。ソート部16は、検索部14が用いた検索手順に応じて、第1〜第5ソート手順のうちのいずれか1つの手順を選択して実行する。
【0102】
検索部14が第1検索手順で前記説明を検索する場合、ステップb7,b8の処理で、探索結果記憶部15には、前述の前記いずれか1つの操作データが示す操作手順で操作されるキーの数と、前記操作手順に対応する操作得点とが、前記各説明データ番号に対応づけられて、記憶される。前記場合、ソート部16は、第1〜第3ソート手順のうちのいずれか1つの手順を選択して実行する。
【0103】
ソート部16は、第1ソート手順を実行する場合、検索結果記憶部15内の複数の前記説明データ番号を、前記キーの数に基づき、前記キーの数が多いほど表示順位が高くなるように、並換える。ソート部16は、第2ソート手順を実行する場合、検索結果記憶部15内の複数の前記説明データ番号を、前記操作得点に基づき、前記操作得点が少ないほど表示順位が高くなるように、並び換える。ソート部16は、第3ソート手順を実行する場合、検索結果記憶部15内の複数の前記説明データ番号を、前記操作得点と前記キー数との和に基づき、前記和が大きいほど表示順位が高くなるように、並び換える。
【0104】
表6は、ステップb5〜b10の検索処理が終了した時点の検索結果記憶部15の記憶状態の一例を表す。前記時点では、検索結果記憶部15には、複数の説明データ番号が、検索された順に記憶されており、各説明データ番号に、前記キーの数と前記操作得点とが、対応付けられている。表7〜9は、表6の記憶状態の検索結果記憶部15内の複数の前記説明データ番号を、前記第1〜第3ソート手順を用いて並び換えた場合の、並び換え後の検索結果記憶部15の記憶状態を、それぞれ表す。表6〜9から、探索部14が前記第1検索手順を実行する場合、前記各説明データ番号に対応する説明見出しは、前記キーの数または前記操作得点が多いほど、あるいは前記キーの数と前記操作得点との和が多いほど、表示順位が高くなることが、分かる。
【0105】
【表6】
【0106】
【表7】
【0107】
【表8】
【0108】
【表9】
【0109】
検索部14が第2検索手順で前記説明を検索する場合、ステップb7,b8の処理で、探索結果記憶部15には、前述の前記少なくとも一部分の優先順位および前記比較用得点が、各説明データ番号に対応づけられて、記憶される。前記場合、ソート部16は、第4および第5ソート手順のうちのいずれか一方の手順を選択して実行する。
【0110】
ソート部16は、第4ソート手順を実行する場合、検索結果記憶部15に記憶される複数の前記説明データ番号を、前記少なくとも一部分の優先順位に基づき、前記優先順位の数値が小さいほど表示順位が高くなるように、並び変える。ソート部16は、第5ソート手順が実行される場合、前述の複数の前記説明データ番号を、前記少なくとも一部分の得点に基づき、前記得点が大きいほど表示順位が高くなるように、並び変える。したがって、探索部14が第2検索手順を実行する場合、前記各説明データ番号に対応する説明見出しは、前記少なくとも一部分の優先順位が高いほど、または前記少なくとも一部分の得点が高いほど、優先して表示される。
【0111】
以上の第1〜第5ソート手順のいずれかを用いることで、操作者の所望の説明の表示順位が高くなるように、前記説明の表示順序を、操作者が自由に変更することができる。
【0112】
本実施形態の前記ヘルプ処理装置は、文書処理装置以外の他の情報処理装置でヘルプ処理を行うための装置として、用いられても良い。このためには、前記キー記憶・編集処理のうちのステップa11の編集処理を、前記情報処理装置で実行可能な処理および機能に置換えれば良い。また、前記ヘルプ処理装置だけを単独で実現するには、上述した文書処理装置1の説明のうちで、前記ステップa11の編集処理を除けば良い。
【0113】
また、前記ヘルプ処理装置、および前記情報処理装置は、それぞれ、コンピュータによって実現されてもよい。たとえば、前記情報処理装置をコンピュータで実現するためには、前記キー記憶・編集ルーチンおよび前記ヘルプ機能ルーチンをコンピュータの中央演算処理装置に行わせるためのプログラムと、前記両ルーチンを実行するために必要なデータを、コンピュータによって読出し可能な記憶媒体に記憶させておく。前記必要なデータは、データベース部6および記憶部10に記憶されているものであり、たとえば前記データベースである。前記記憶媒体には、たとえば、CD−ROMおよびフロッピーディスクが挙げられる。
【0114】
前記コンピュータを前記情報処理装置として動作させるには、まず、前記記憶媒体を前記コンピュータに装着して、前記記憶媒体内の前記ソフトウエアを前記コンピュータにインストールし、次いで、インストールした前記ソフトウエア内のプログラムを前記中央演算処理装置に実行させる。これによって、前記コンピュータ全体が、前記情報処理装置として動作する。これによって、汎用的なコンピュータを用いて、容易に本実施形態の情報処理装置およびヘルプ処理装置を、それぞれ実現することができる。
【0115】
本実施形態のヘルプ処理装置は本発明のヘルプ処理装置の例示であり、主要な動作が等しければ、他の様々な形で実施することができる。特に各装置および部の詳細な動作は、同じ処理結果が得られれば、これに限らず他の動作によって実現されてもよい。
【0116】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ヘルプ処理装置は、キー手段が操作されるたびに、キー手段への操作者の操作の最新の履歴を記憶する。また、ヘルプ処理に用いるデータベース手段は、複数の処理と、キー手段の操作と、各処理の説明とをそれぞれ対応付けて記憶している。前記ヘルプ処理の実行が指示された場合、前記最新の履歴に基づいて、前記データベース手段内から、前記最新の履歴に基づいて、表示するべき処理の説明が選択される。これによって、ヘルプ処理を実行させるための操作者の負荷が、軽減される。
【0117】
また本発明によれば、前記ヘルプ表示装置は、前記履歴に基づいて選択された前記説明が複数ある場合、前記選択された説明を、前記履歴に基づいて設定された前記表示順序で表示する。これによって、前記説明の表示順序が可変になるので、前記ヘルプ処理装置の使い勝手を向上させることができる。
【0118】
さらにまた本発明によれば、前記表示順序は、前記キー手段の全てのキーに個別に予め設定された基準値の高い順に定められる。また本発明によれば、前記表示順序は、前記各選択された説明の前記いずれか1つの操作手順で操作されるキーの数に応じて、定められる。さらにまた本発明によれば、前記表示順序は、前記各選択された説明の前記いずれか1つの操作手順に予め定められる得点に応じて、定められる。また本発明によれば、前記表示順序は、前記各選択された説明の前記いずれか1つの操作手順で操作されるキーの数と、前記各選択された説明の前記いずれか1つの操作手順に予め定められる得点との両方に応じて、定められる。これらのことによって、前記ヘルプ処理装置の使い勝手を、それぞれ向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のヘルプ処理装置を含む文書処理装置1の電気的構成を表すブロック図である。
【図2】文書処理装置1の入力部3のキーの配置を示す図である。
【図3】文書処理装置1のキー記憶部5の、入力部3のキーが操作される前後の記憶状態を示す図である。
【図4】文書処理装置1で実行されるキー記憶・編集ルーチンを説明するためのフローチャートである。
【図5】文書処理装置1で実行されるヘルプ機能ルーチンを説明するためのフローチャートである。
【図6】文書処理装置1の表示部11に、前記ヘルプ機能ルーチンの実行中に表示される第1の状態の表示画面41を示す図である。
【図7】文書処理装置1の表示部11に、前記ヘルプ機能ルーチンの実行中に表示される第2の状態の表示画面51を示す図である。
【図8】文書処理装置1の表示部11に、前記ヘルプ機能ルーチンの実行中に表示される第3の状態の表示画面62を示す図である。
【図9】キー記憶部5の記憶状態と、前記ヘルプ機能ルーチンの実行中に前記文書処理装置1が行う候補検索機能の第1検索手順とを、説明するための図である。
【図10】キー記憶部5の記憶状態と、前記ヘルプ機能ルーチンの実行中に前記文書処理装置1が行う候補検索機能の第2検索手順とを、説明するための図である。
【符号の説明】
1 文書処理装置
3 入力部
4 モード記憶部
5 キー記憶部
6 データベース部
7 起動部
8 第1ヘルプ部
9 第2ヘルプ部
10 記憶部
11 表示部
12 中央演算処理回路
14 検索部
16 ソート部[0001]
[Technical field to which the invention belongs]
The present invention relates to a help processing apparatus suitably implemented in, for example, a Japanese word processor having a help function.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, information processing apparatuses such as Japanese word processors often have a so-called help function. The help function is a function that explains to the operator functions that can be executed by the information processing apparatus and operations for executing the functions. The first to fourth prior arts related to the help function are disclosed in JP-A-5-119893, JP-A-5-298045, JP-A-8-272572, and JP-A-2-216516, respectively. ing.
[0003]
In order for the information processing apparatus having the help operation method and the help display method disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. Hei 5-119893 to execute the help function, the operator first operates the help key in the input means. As a result, the operation mode of the information processing apparatus becomes a help mode for executing the help function. Next, the operator operates one or more keys in the input means. As a result, the information processing apparatus has, as the help function, a command and a process corresponding to the operated key, a command corresponding to a key arranged around the key operated in the input means, and The process is displayed on the display means. In the information processing apparatus, even when the operator operates a key corresponding to a command or process desired to be explained before operating the help key, the operator again operates the corresponding key after operating the help key. It is necessary to operate. Therefore, the usability of the information processing apparatus is deteriorated.
[0004]
The hypermedia help system disclosed in JP-A-5-298045 is used for realizing a help function of an application executed by a computer. When an activation of the system is instructed by an operator, first, based on the operation status of the operator for the system and using a knowledge base prepared in advance in the system, the current status of the application To infer. As a result of this inference, the system selects and displays a message corresponding to the current situation from among a plurality of help messages prepared in advance in the system. The system can display a help message according to the current situation when the operator is stuck in an operation when the operator needs to operate a large number of keys. Or, when it is only necessary to operate two keys, when the operator becomes stuck, it is difficult to correctly infer the current situation, so it is difficult to display a help message according to the current situation. It is.
[0005]
The mobile communication terminal disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 8-272572 automatically activates a help function when an operator becomes stuck with the operation of the terminal. When the help function is activated, the terminal inquires the history of keys operated by the operator until the help function is activated and an appropriate operation procedure prepared in advance in the terminal. The operation purpose is estimated, and an appropriate operation procedure for the estimated operation purpose is displayed. The terminal can display an appropriate operation procedure according to the operation purpose when the operator is stuck in the operation when the operator needs to operate a large number of keys. When it is only necessary to operate one or two keys, it is difficult to correctly estimate the operation purpose when the operator is stuck in the operation, so that it is not possible to display an appropriate operation procedure according to the operation purpose. Have difficulty.
[0006]
Further, the information processing apparatus using the history-dependent help control method disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. Hei 2-216516 stores the state in the history buffer every time the state of the application program executed by the information processing apparatus is changed. When the execution of the help function is instructed by the operator, the information processing device refers to the state of the application program stored in the history buffer, that is, the history of the past state of the application program, and performs the information processing. One of the help messages in the message database prepared in advance in the apparatus is selected and displayed.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
The information processing apparatus using the history-dependent help control method displays any one help message, and then responds to an instruction from the operator to help other than the one help message. A message may be displayed. However, the plurality of help messages are sequentially displayed in the order stored in the message database, and the order is always fixed. Therefore, the help message that the operator most wants to be displayed is not always displayed immediately, so that the usability is deteriorated.
[0008]
An object of the present invention is to perform a help function for displaying a description related to a function suitable for an operation purpose of an operator by a simple operation, and to perform a help process in which the help function is easy to use even when a plurality of the descriptions are displayed. Is to provide a device.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The present invention provides a key means for instructing any one of a plurality of predetermined processes by a plurality of keys,
The plurality of predetermined processes and a plurality of explanations related to each process are stored, the correct first operation procedure for instructing each process by the key means, and the error-prone error in instructing each process. Database means for storing the operation procedures of 2 in association with each explanation;
A history storage means for updating and storing a history of operation results of the key means to a history including a final operation result of the key means each time the key means is operated;
An explanation display instruction means for instructing to display the explanation;
In response to an instruction from the explanation display instruction means, an explanation corresponding to the first and second operation procedures in which at least a part of the history stored in the history storage means matches among all the explanations. One or more explanation selecting means for selecting;
A help processing apparatus comprising: display means for displaying the one or more explanations selected by the explanation selection means.
[0010]
According to the present invention, in the help processing device, since the history is stored every time the key means is operated, the latest history is always stored in the history storage means. Further, for each of the processes, the operation of the key means for instructing each process is associated with an explanation related to each process. As a result, while the operator is operating the key means to instruct execution of any one of the plurality of processes, the operator performs an operation corresponding to any one of the processes. In such a case, the explanation display instruction means simply instructs the explanation display instruction means to display the explanation, and the explanation of the processing corresponding to the operation history of the key means before the instruction is displayed.
[0011]
Thus, the help processing device of the present invention does not require the operator to specify the explanation to be displayed after instructing the explanation display instruction means to display the explanation. Therefore, the operation of the operator with respect to the help processing device of the present invention is simplified as compared with the various help processing devices of the prior art described above. Therefore, the help processing device of the present invention can display the description of the process that the operator is currently executing from among the plurality of descriptions without increasing the load on the operator. In addition, since the database means stores not only the correct operation procedure but also an incorrect key operation procedure, the help processing device can store the history even if the number of operated keys is about two. The description of the process to be executed can be surely displayed based on the above.
[0012]
The present invention further includes display order setting means for setting the display order of the selected description based on the history in a predetermined procedure,
The display means displays the selected description in the display order.
[0013]
According to the present invention, when there are a plurality of the selected descriptions, the display means displays the selected descriptions in the display order set based on the latest history. This makes the display order of the description variable. Therefore, for example, the display order of the important one of the selected descriptions can be higher than the remaining one. Therefore, the usability of the help processing device can be improved as compared with the case where the display order of the selected explanation is fixed.
[0014]
The present invention further includes reference value storage means for storing reference values individually preset for all the keys of the key means,
The display order setting means sets the display order of each description in descending order of the reference value of the operated key for each operation result of the history corresponding to each selected description for each selected description. The display order rearranged so as to be higher is set.
[0015]
According to the present invention, the display order is determined as described above. Accordingly, when there are a plurality of the selected descriptions, the help processing device displays the selected descriptions side by side in the order of the reference value of the operated key for each operation result of the history. be able to. Therefore, the usability of the help processing device of the present invention can be improved as compared with the help processing device in which the display order of the selected explanation is fixed as in the fourth prior art described above.
[0016]
Further, according to the present invention, the display order setting means is arranged such that the display order of the descriptions is increased in descending order of the number of operated keys for each operation result of the history corresponding to each of the selected descriptions. It is characterized in that the changed display order is set.
[0017]
According to the present invention, the display order is determined as described above. Accordingly, when there are a plurality of the selected descriptions, the help processing device can display the selected descriptions side by side in an order corresponding to the number of keys. Therefore, it is possible to improve the usability of the help processing device of the present invention as compared to the help processing device in which the display order of the selected explanation is fixed as in the fourth prior art described above.
[0018]
According to the present invention, the database means further stores in advance a score set in advance for determining the display order for all operations of the key means,
The display order setting means sets a display order in which all the selected descriptions are rearranged in descending order of the score of the operated key for each operation result of the history corresponding to each selected description. It is characterized by that.
[0019]
According to the present invention, the display order is determined as described above. Accordingly, when there are a plurality of selected descriptions, the help processing device can display the selected descriptions side by side in an order corresponding to the score. Therefore, the usability of the help processing device of the present invention can be improved as compared with the help processing device in which the display order of the selected explanation is fixed as in the fourth prior art described above.
[0020]
According to the present invention, the database means further stores in advance a score set in advance for determining the display order for all operations of the key means,
The display order setting means rearranges all the selected descriptions in descending order of the sum of the number of operated keys and the score for each operation result of the history corresponding to each selected description. The display order is set.
[0021]
According to the present invention, the display order is determined as described above. Accordingly, when there are a plurality of selected descriptions, the help processing device can display the selected descriptions side by side in an order corresponding to both the number of keys and the score. Therefore, the usability of the help processing device of the present invention can be improved as compared with the help processing device in which the display order of the selected explanation is fixed as in the fourth prior art described above.
[0028]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 is a block diagram showing an electrical configuration of a
[0029]
There are a plurality of predetermined functions that can be executed by the
[0030]
The
[0031]
The
[0032]
The
[0033]
The
[0034]
The first help process is roughly one or more selected based on a key history at the time when the
[0035]
The storage unit 10 includes one or more tables and one or more setting data relating to the executable function, a control program executed by the
[0036]
The display unit 11 can display characters and figures, and is realized by, for example, a cathode ray tube or a liquid crystal display device. The
[0037]
[Table 1]
[0038]
Table 1 represents the mode selection table. The mode selection table defines the relationship between the operation mode of the
[0039]
When the character input mode is selected, the
[0040]
[Table 2]
[0041]
Table 2 is a table showing the storage state of the
[0042]
FIG. 2 is a schematic diagram showing the arrangement of keys of the
[0043]
When any one of all the keys of the
[0044]
When the character input mode is selected as the operation mode, the key code of each processing
[0045]
Hereinafter, of all the
[0046]
It is assumed that any one
[0047]
For example, in the “3” key 25a, which is one of the
[0048]
Further, for example, an “A” key 26a, which is one of the
[0049]
Furthermore, for example, the tab key 27a, which is one of the
[0050]
FIG. 3A is a schematic diagram showing the storage state of the
[0051]
The seven key codes are stored in the seventh to
[0052]
When the
[0053]
For example, assume that the backward key 27e is operated when the storage state of the
[0054]
The
[0055]
[Table 3]
[0056]
[Table 4]
[0057]
[Table 5]
[0058]
Each explanation is divided into an explanation headline and an explanation text. The explanation text corresponds to a so-called help message. The explanation text of each explanation is associated with the name of the definition process related to each explanation, the explanation data number of each explanation, and the explanation headline of each explanation, and is stored in the explanation content table. Are stored in a table format. The explanation data number is an identification number assigned to each explanation individually. Further, the first and second operation data corresponding to each explanation are stored in the explanation number table in a table format in association with the explanation data number of each explanation.
[0059]
The first key operation procedure indicated by each of the first operation data is roughly operated by an operator in order to instruct execution of a definition process related to the explanation associated with the first operation data. One key to be performed or a combination of a plurality of keys to be operated in order to instruct execution of the definition process is shown. When there are a plurality of keys to be operated, the first key operation procedure indicates an operation order of the plurality of keys to be operated in addition to a combination of the keys to be operated. Further, when an operation procedure for instructing execution of one arbitrary definition process is different for each operation mode, the first operation procedure is an operation capable of instructing execution of the definition process in the operation procedure. A mode is further included.
[0060]
The second key operation procedure indicated by each second operation data indicates one key or a combination of a plurality of keys and an operation order of the plurality of keys. The second key operation procedure indicated by the second operation data corresponding to any one of the explanations is compared with the first key operation procedure indicated by the first operation data corresponding to the any one explanation. , At least one key is different.
[0061]
In Tables 3 and 4, the operation data is left in the order in which the names of one key to be operated in the operation procedure represented by the operation data or the names of a plurality of keys to be operated in the operation procedure are operated. Shown in order from right to left. Further, in the case of indicating the operation data, “key” is omitted from the names of the keys. In Tables 3 and 4, “(number)” indicates that any one of all
[0062]
For example, to cause the
[0063]
Each of the first and second operation data is further associated with a predetermined operation score. Each operation score represents the ease of selecting a key operation procedure indicated by the operation data corresponding to the operation score, and is stored in the explanation number table in association with the operation data. Priorities and key scores are set for each key of the
[0064]
The operation score, the priority order, and the key score are used by the sorting
[0065]
FIG. 4 is a flowchart for explaining a key storage / editing routine of the
[0066]
In step a <b> 2, the
[0067]
First, in step a4, the
[0068]
Next, the
[0069]
In step a6, the
[0070]
In step a9, the
[0071]
FIG. 5 is a flowchart for explaining in detail a help function routine for executing the help function. When the key storage / edit processing routine proceeds from step a2 to step a12, the help function routine is activated and proceeds from step b1 to step b2. A series of processes of steps b2 to b12, b14, b15 is the first help process.
[0072]
First, the
[0073]
Subsequently, the
[0074]
In step b7, the
[0075]
In step b10, the
[0076]
In step b11, the sorting
[0077]
FIG. 6 shows the
[0078]
When there is an explanation headline of a desired explanation among the plurality of explanation headlines 44, the operator operates the
[0079]
Refer to FIG. 5 again. In step b13, the
[0080]
In step b14, the
[0081]
FIG. 7 shows a
[0082]
Refer to FIG. 5 again. If the
[0083]
FIG. 8 is a diagram showing a
[0084]
Refer to FIG. 5 again. In step b17, the
[0085]
In the above description, in addition to the first key operation procedure, an operation procedure that is easy for an operator to make a mistake with the first key operation procedure is associated in advance as a second key operation procedure. Therefore, when the operator operates the
[0086]
The second key operation procedure includes an operation procedure in which an operator easily mistakes the first key operation procedure and an operation for deleting the operation result after the operation. The erasing operation is, for example, operating the backward key 27e. As a result, even when the operator makes a mistake in the operation and then deletes the operation result and then operates the
[0087]
The search procedure of steps b5 to b10 of the help function routine will be described in detail below. There are two search procedures, and the
[0088]
First, the first search procedure will be described. When executing the first search procedure, the
[0089]
As a result of this comparison, the arrangement order and combination of all the key codes in any one of the operation data is the arrangement order and combination of the key codes of the first part of the latest key history in the
[0090]
When the key operation procedure matches at least a part of the key history, the
[0091]
The above-described first search procedure will be specifically described with reference to Tables 3 and 4 and FIG. FIG. 9A shows the
[0092]
For example, in the first key operation procedure corresponding to the description of the description data number “001”, the
[0093]
Further, for example, in the second second operation procedure corresponding to the explanation of the explanation data number “204”, any one of the
[0094]
Next, the second search procedure will be described. When executing the second search procedure, the
[0095]
When it is determined that at least a part of the key operation procedure matches the key history, the
[0096]
The above-described second search procedure will be specifically described with reference to Tables 3 and 4 and FIG. FIG. 10A shows the
[0097]
For example, comparing the first key operation procedure corresponding to the explanation of the explanation data number “001” with the latest key history, as shown in FIG. 10B, the key code of the “1” key 25b is Although not included in the latest key history, the key code of the
[0098]
In the second key operation procedure corresponding to the description of the description data number “001”, the
[0099]
Further, when comparing the second key operation procedure corresponding to the explanation of the explanation data number “204” with the latest key history, since the “A” key 26a is one of the
[0100]
Furthermore, in the first key operation procedure corresponding to the explanation of the explanation data number “205”, the
[0101]
The sorting procedure in step b11 of the help function routine will be described in detail below. The sorting procedure differs depending on whether the
[0102]
When the
[0103]
When executing the first sorting procedure, the sorting
[0104]
Table 6 shows an example of the storage state of the search
[0105]
[Table 6]
[0106]
[Table 7]
[0107]
[Table 8]
[0108]
[Table 9]
[0109]
When the
[0110]
When executing the fourth sorting procedure, the sorting
[0111]
By using any of the first to fifth sort procedures described above, the operator can freely change the display order of the descriptions so that the display order of the descriptions desired by the operator is increased.
[0112]
The help processing apparatus according to the present embodiment may be used as an apparatus for performing the help process on an information processing apparatus other than the document processing apparatus. For this purpose, the editing process in step a11 of the key storage / editing process may be replaced with a process and a function that can be executed by the information processing apparatus. In order to realize only the help processing device alone, the editing processing in step a11 may be omitted from the description of the
[0113]
Further, each of the help processing device and the information processing device may be realized by a computer. For example, in order to implement the information processing apparatus with a computer, a program for causing the central processing unit of the computer to execute the key storage / editing routine and the help function routine, and the two routines are necessary. Data is stored in a storage medium readable by a computer. The necessary data is stored in the
[0114]
In order to operate the computer as the information processing apparatus, first, the storage medium is mounted on the computer, the software in the storage medium is installed in the computer, and then the software in the installed software is installed. A program is executed by the central processing unit. Thereby, the entire computer operates as the information processing apparatus. Accordingly, the information processing apparatus and the help processing apparatus according to the present embodiment can be easily realized using a general-purpose computer.
[0115]
The help processing apparatus of the present embodiment is an example of the help processing apparatus of the present invention, and can be implemented in various other forms as long as the main operations are equal. In particular, the detailed operation of each device and unit is not limited to this and may be realized by other operations as long as the same processing result is obtained.
[0116]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, each time the key means is operated, the help processing apparatus stores the latest history of the operation of the operator on the key means. The database means used for the help process stores a plurality of processes, operation of the key means, and explanation of each process in association with each other. When the execution of the help process is instructed, an explanation of the process to be displayed is selected from the database unit based on the latest history based on the latest history. As a result, the load on the operator for executing the help process is reduced.
[0117]
Further, according to the present invention, when there are a plurality of the descriptions selected based on the history, the help display device displays the selected descriptions in the display order set based on the history. As a result, the display order of the explanation is variable, so that the usability of the help processing device can be improved.
[0118]
Furthermore, according to the present invention, the display order is determined in descending order of reference values individually preset for all the keys of the key means. According to the invention, the display order is determined according to the number of keys operated in any one of the operation procedures of the selected descriptions. Furthermore, according to the present invention, the display order is determined in accordance with a score predetermined in the one operation procedure of the selected descriptions. Further, according to the present invention, the display order is determined by the number of keys operated in the one operation procedure of each selected explanation and the one operation procedure of each selected explanation. It is determined according to both the predetermined score. As a result, the usability of the help processing device can be improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing an electrical configuration of a
FIG. 2 is a diagram illustrating an arrangement of keys of an
3 is a diagram illustrating a storage state before and after a key of an
FIG. 4 is a flowchart for explaining a key storage / editing routine executed by the
FIG. 5 is a flowchart for explaining a help function routine executed by the
6 is a diagram showing a
FIG. 7 is a diagram showing a
FIG. 8 is a diagram showing a
FIG. 9 is a diagram for explaining a storage state of the
FIG. 10 is a diagram for explaining a storage state of the
[Explanation of symbols]
1 Document processing device
3 Input section
4 Mode memory
5 Key storage
6 Database Department
7 Starter
8 1st Help Department
9 Second help section
10 storage unit
11 Display
12 Central processing circuit
14 Search part
16 Sort section
Claims (6)
前記予め定める複数の処理と、各処理に関連する複数の説明とが記憶されるとともに、各処理を前記キー手段によって指示する正しい第1の操作手順と、各処理を指示する際に誤り易い第2の操作手順とが、各説明に対応付けて記憶されるデータベース手段と、
前記キー手段が操作されるたびに、キー手段の操作結果の履歴を、キー手段の最終の操作結果を含む履歴に更新して記憶する履歴記憶手段と、
前記説明を表示することを指示する説明表示指示手段と、
前記説明表示指示手段からの指示に応答して、全ての前記説明の中から、前記履歴記憶手段に記憶される履歴の少なくとも一部分が一致する前記第1および第2の操作手順に対応する説明を、1または複数選択する説明選択手段と、
前記説明選択手段によって選択された前記1または複数の説明を表示する表示手段とを含むことを特徴とするヘルプ処理装置。Key means for instructing any one of a plurality of predetermined processes by a plurality of keys;
The plurality of predetermined processes and a plurality of explanations related to each process are stored, the correct first operation procedure for instructing each process by the key means, and the error-prone error in instructing each process. Database means for storing the operation procedures of 2 in association with each explanation;
A history storage means for updating and storing a history of operation results of the key means to a history including a final operation result of the key means each time the key means is operated;
An explanation display instruction means for instructing to display the explanation;
In response to an instruction from the explanation display instruction means, an explanation corresponding to the first and second operation procedures in which at least a part of the history stored in the history storage means matches among all the explanations. One or more explanation selecting means for selecting;
And a display unit that displays the one or more descriptions selected by the description selection unit.
前記表示手段は、前記選択された説明を、前記表示順序で表示することを特徴とする請求項1記載のヘルプ処理装置。Further comprising display order setting means for setting the display order of the selected explanation based on the history in a predetermined procedure;
The help processing apparatus according to claim 1, wherein the display unit displays the selected explanation in the display order.
前記表示順序設定手段は、前記選択された各説明毎に、該選択された各説明にそれぞれ対応する履歴の各操作結果毎に、操作されたキーの基準値が高い順に各説明の表示順位が高くなるように並び換えた表示順序を設定することを特徴とする請求項2記載のヘルプ処理装置。Reference value storage means for storing reference values individually preset for all the keys of the key means,
The display order setting means sets the display order of each description in descending order of the reference value of the operated key for each operation result of the history corresponding to each selected description for each selected description. 3. The help processing apparatus according to claim 2, wherein a display order rearranged so as to be higher is set.
前記表示順序設定手段は、前記選択された各説明にそれぞれ対応する履歴の各操作結果毎に、操作されたキーの得点が大きい順に全ての前記選択された説明を並び換えた表示順序を設定することを特徴とする請求項2記載のヘルプ処理装置。The database means further stores a score set in advance to determine the display order for each operation of the key means in association with each other,
The display order setting means sets a display order in which all the selected descriptions are rearranged in descending order of the score of the operated key for each operation result of the history corresponding to each selected description. The help processing apparatus according to claim 2, wherein:
前記表示順序設定手段は、前記選択された各説明毎にそれぞれ対応する履歴の各操作結果毎に、操作されたキーの数と得点との和が大きい順に全ての前記選択された説明を並び換えた表示順序を設定することを特徴とする請求項2記載のヘルプ処理装置。The database means further stores a score set in advance to determine the display order for each operation of the key means in association with each other,
The display order setting means rearranges all the selected descriptions in descending order of the sum of the number of operated keys and the score for each operation result of the history corresponding to each selected description. 3. The help processing apparatus according to claim 2, wherein a display order is set.
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