JP3735235B2 - Cooking oil removing panel and method for producing the same - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は調理用油除けパネルに関し、特に調理中の油の飛散防止のためにコンロ部の少なくとも二方を囲むように設置される調理用油除けパネル及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図14は従来の調理用油除けパネルの使用状態を示した斜視図である。
【0003】
図を参照して、システムキッチンレンジ60は、ビルトインコンロとして、レンジトッププレート61に四角枠形状のガードプレート62が埋め込まれ、その内部に複数のバーナー部63が平面的に配置されている。バーナー部63の各々には、鍋をその上方に配置するために五徳の脚が配置されている。更に、バーナー部63の後方部には、グリル、オーブン等からの熱気を排出するためのグリル排気口65が配置されている。
【0004】
このように構成されたシステムキッチンレンジ60のガードプレート62における奥側とその両側の面上に調理用油除けパネル85が配置されている。調理用油除けパネル85は、アルミニウム箔等の金属箔をプレス成形することによって形成され、正面パネル86と正面パネル86の両側に回動自在に接続された右側面パネル87及び左側面パネル88とによって構成されている。正面パネル86、右側面パネル87及び左側面パネル88の外周縁には、巻き込み加工によって形成された縁巻90が形成されている。又、これらのパネルの上下方向には複数の線条突出部89が形成されている。
【0005】
このようにして形成された調理用油除けパネル85をガードプレート62上に配置することによって、調理中における油はね等からシステムキッチンレンジ60の周辺のレンジトッププレート61や壁面等の汚れを防止することが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の調理用油除けパネルの構造にあっては、正面パネル、左右側面パネル共に一定寸法によって固定された大きさに構成されている。ところがこのような調理用油除けパネル85において、右側面パネル87又は左側面パネル88の油除け範囲を状況に応じて変化させたいという要望がある。
【0007】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、使用状況に応じて側面パネルの突き出し長さを調整できる調理用油除けパネル及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、レンジのバーナー部等の両側の少なくとも一方と奥側とを囲むようにして設置する形式の調理用油除けパネルであって、金属箔からなり、ほぼ矩形平板状の正面パネルと、金属箔からなり、正面パネルに折曲げ自在に接続される、ほぼ矩形平板形状の固定パネルと固定パネルの一面に対してその一面の一部が対向した状態で正面パネルに向かってスライド可能な平板形状の可動パネルとからなる側面パネルとを備えたものである。
【0009】
このように構成すると、側面パネルの正面パネルからの突き出し長さが変化する。
【0010】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成において、固定パネルが平板部と平板部の両側縁に形成された縁巻とからなり、可動パネルは平板部と平板部の両側縁に形成された縁巻とからなり、固定パネルの縁巻及び可動パネルの縁巻の一方が他方に摺動自在に挿入されるものである。
【0011】
このように構成すると、固定パネルと可動パネルとは両側縁の縁巻同士で摺動自在に係合する。
【0012】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明の構成において、固定パネルの可動パネル側の端縁は可動パネル側に折返された折返し片を形成し、固定パネルの縁巻は、固定パネルの平板部に接続する内層縁巻と固定パネルの折返し片に接続する外層縁巻とからなり、可動パネルの固定パネル側の端縁は固定パネル側に折返された折返し片を形成し、可動パネルの縁巻は、可動パネルの平板部に接続する外層縁巻と可動パネルの折返し片に接続する内層縁巻とからなり、固定パネルの内層縁巻は可動パネルの内層縁巻に、固定パネルの外層縁巻は可動パネルの外層縁巻に各々摺動自在に当接し、固定パネルの折返し片は可動パネルの平板部に、可動パネルの折返し片は固定パネルの平板部に各々当接するものである。
【0013】
このように構成すると、固定パネルと可動パネルとは縁巻及び平板部共に各々の端縁側でのみ当接し、それらの間では互いに接触しない。
【0014】
請求項4記載の発明は、レンジのバーナー部等の両側の少なくとも一方と奥側とを囲むように設置する正面パネルと伸縮自在の側面パネルとからなる調理用油除けパネルの製造方法であって、金属箔からなり、ほぼ矩形形状の第1の平板の長手方向の端部を折返して折返し片を形成する工程と、金属箔からなり、第1の平板の幅とほぼ同一幅の第2の平板の長手方向の端部を折返して折返し片を形成する工程と、第1の平板の折返し片が第2の平板の平面部に、第2の平板の折返し片が第1の平板の平面部に、互いに当接するように重ね合わせ、第1の平板と第2の平板とを幅方向の両端縁で揃える工程と、重ね合わされた状態で、第1の平板及び第2の平板の両端縁の各々から幅方向の所定範囲を巻き込むようにして縁巻を形成する工程とからなるものである。
【0015】
このように構成すると、第1の平板と第2の平板とは縁巻及び平面部共に各々の端部側でのみ当接し、それらの間では互いに接触しない。
【0016】
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明の構成において、縁巻を形成する工程は、第1の平板及び第2の平板の長手方向に向かう複数の線条突起部を、第1の平板及び第2の平板に対して同時にプレス成形する工程を含むものである。
【0017】
このように構成すると、第1の平板と第2の平板とが一体となった状態での伸縮方向の線条突起部が形成される。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明は、側面パネルの正面パネルからの突き出し長さが変化するので、使用状況に応じて側面パネルの突き出し長さを調整することができるので使い勝手が向上する。
【0019】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の効果に加えて、固定パネルと可動パネルとは縁巻同士で係合するので、側面パネルを構成する固定パネルと可動パネルとの安定したスライド動作が実現される。
【0020】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明の効果に加えて、固定パネルと可動パネルとは各々の端縁側の間では互いに接触しないので、スライド動作に対する抵抗が軽減され、安定したスライド動作が確保される。
【0021】
請求項4記載の発明は、伸縮動作に対する抵抗が少なく且つ安定した伸縮動作が可能な側面パネルが形成される。
【0022】
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明の効果に加えて、伸縮方向の線条突起が形成されるので、第1の平板と第2の平板との伸縮動作時における幅方向へのずれを防止し、スムーズな伸縮を可能とする側面パネルが形成される。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明の第1の実施の形態による調理用油除けパネルの外観形状を示した斜視図である。
【0024】
図を参照して、調理用油除けパネル17はほぼ矩形形状の正面パネル18と、正面パネル18の両側の各々に折曲げ自在に接続される右側面パネル19及び左側面パネル20とから構成される。これらはいずれもアルミニウム箔をプレス成形加工することによって形成されるものである。
【0025】
正面パネル18はその上方部が緩やかな山型形状を有している平板部23よりなり、平板部23の上端部及び下端部は各々曲げ加工されて縁巻24及び縁巻25が形成されている。尚、平板部23の両端部は折曲げ自在の固定パネル27a及び固定パネル27bが接続されているが、これらは右側面パネル19及び左側面パネル20の一部を構成するものである。
【0026】
右側面パネル19は、上述のように正面パネル18に折曲げ自在に接続された固定パネル27aと、固定パネル27aの内方面にその外方面が対向した状態で固定パネル27aに対して正面パネル18に向かってスライド可能な可動パネル31aとから構成される。
【0027】
固定パネル27aは、矩形平板形状の平板部28aと平板部28aの両側縁に形成された縁巻29a及び縁巻30aとから構成される。
【0028】
可動パネル31aは、1つの角が丸みを帯びた矩形平板形状の平板部32aと、平板部32aの両側縁に形成された縁巻34a及び縁巻35aとから構成される。尚、平板部32aの下方部には、内方側に折曲げられて油受けとして機能する折曲げ部33aが形成されている。又、折曲げ部33aの下面には、調理用油除けパネル17の設置時に右側面パネル19の不用意な移動を防止するための滑り防止テープ36aが接着されている。
【0029】
固定パネル27aと可動パネル31aとは、固定パネル27aの縁巻29a及び縁巻30aと、可動パネル31aの縁巻34a及び縁巻35aの各々とが係合することによって、これらはスライド可能となっている。このスライド構造の詳細については後述する。
【0030】
一方、左側面パネル20も同様に固定パネル27b及び可動パネル31bによって構成され、これらは固定パネル27bの縁巻29b及び縁巻30bと、可動パネル31bの縁巻34b及び縁巻35bの各々が係合することによって、互いにスライド可能となっている。
【0031】
図2は図1の“X”部分の拡大斜視図であり、図3は図2のIII−IIIラインの端面図であり、図4は図2のIV−IVラインの端面図であり、図5は図2のV−Vラインの端面図であり、図6は図2のVI−VIラインの端面図であり、図7は図2のVII−VIIラインの端面図である。
【0032】
これらの図を参照して、まず固定パネル27bの縁巻29bと可動パネル31bの縁巻34bの係合状態について説明する。図6に示されているように、縁巻29bの先端部は外方方向に折返されて、“A”の範囲において外層縁巻50と内層縁巻51との二層構造の縁巻となっている。一方、縁巻34bの先端部分は内方側に折返されて、“C”の範囲において外層縁巻47及び内層縁巻48との二層構造の縁巻となっている。すなわち、“A”の範囲においては縁巻29bの外層縁巻50は縁巻34bの内面に摺動自在に当接した状態となっている。そして、“C”の範囲においては縁巻34bの内層縁巻48は縁巻29bの外面に摺動自在に当接した状態となっている。
【0033】
これらの当接状態は“A”の範囲にあっては図3に示された断面状態となっており、“C”の範囲においては図5に示された断面状態となっている。又、図6に示されているように、“B”の範囲においては縁巻29bと縁巻34bとは接触することなく隙間49が形成されている。この“B”の部分の断面状態は図4に示されている。
【0034】
縁巻29bと縁巻34bとは以上のように係合しているため、使用時には係合程度、すなわち“B”の範囲を増減させるように縁巻29bの縁巻34bに対する挿入程度を変化させる。この場合、図6から明らかなように“B”の範囲の広さが変化したとしても、縁巻29bと縁巻34bの接触面積は“A”及び“C”の範囲が変化しないため一定である。このため縁巻29bと縁巻34bとの摺動時に生じる抵抗はそれらの挿入程度に関わらず一定であり、且つ“B”の範囲において接触するものに比べて摺動抵抗が軽減する。
【0035】
更に、縁巻29b及び縁巻34bの各々は“A”と“C”の範囲における2箇所で常時当接しているため、これらの係合状態が安定してスムーズな挿入動作が保証される。
【0036】
次に図7を参照して、固定パネル27bの平板部28bと可動パネル31bの平板部32bとの係合状態について説明する。平板部28bの先端部は、平板部32b側に折返されて“A”の範囲において折返し片44となり、平板部32bに当接した状態となっている。一方、平板部32bの先端部も、平板部28b側に折返されて“C”の範囲において折返し片40が形成され、平板部28bに当接した状態となっている。
【0037】
これによって平板部28bの折返し片端部43は、外方に露出することなくその端部は丸みを帯びた折返し部42となる。そのため、折返し片端部43がそのまま外方に露出する状態に比べて取扱時の安全性の向上と共に、端部が2重になり強度も向上する。同様に平板部32bにおいても、折返し片端部41は外方に露出せず、丸みを帯びた折返し部39が形成されて安全性及び強度が向上する。
【0038】
平板部28b及び平板部32bはこのように構成されているため、“B”の範囲においてはそれらは互いに接触せず隙間45が形成されている。従って平板部28bと平板部32bとは、それらの端部は互いに当接した状態でありながら隙間45の存在によって平板部28bに対して平板部32bをスライドさせた場合に生じる接触抵抗を軽減することが可能となる。
【0039】
尚、図2においては図1の“X”部分のみを示しているが、固定パネル27bの縁巻30bと可動パネル31bの縁巻35bとの係合も同様の構造である。従って、固定パネル27bと可動パネル31bとは、それらの当接状態を保持しながらスムーズで且つ安定した可動パネル31bの固定パネル27bに対するスライド動作が可能となる。
【0040】
図8は図2で示した平板部と縁巻との構造よりなる側面パネルの製造方法を示した図である。
【0041】
図8の(1)に示されているように、アルミニウム箔よりなる矩形形状の第1の平板53と、同様にアルミニウム箔よりなる矩形形状の第2の平板54とを各々準備する。尚、第1の平板53の端部55の長さすなわち第1の平板53の幅方向の長さと、第2の平板54の端部56の長さすなわち第2の平板54の幅方向とはほぼ同一長さとなっている。
【0042】
次に、図8の(2)に示されているように、第1の平板53の端部55から所定範囲の部分を第2の平板54側に折返して折返し片57を形成する。同様に第2の平板54の端部56から所定範囲の部分を第1の平板53側に折返して折返し片58を形成する。この状態で図8の(3)に示されているように、第1の平板53の折返し片57が第2の平板54の平面部に対して、第2の平板54の折返し片58を第1の平板53の平面部に対して互いに接触する状態に重ね合わせる。
【0043】
この重ね合わされた状態で、図8の(3)において二点鎖線で示された部分から外方の部分を、矢印で示す方向に第1の平板53及び第2の平板54を一体的に巻き込むように曲げ加工して縁巻を形成する。このようにして図2で示したような固定パネル27b及び可動パネル31bの係合構造を一度のプレス成形によって得ることが可能となる。その結果、一度の曲げ加工によって図6で示すような縁巻係合構造を一体的に形成することが可能となる。これによって、縁巻29bと縁巻34bとの当接状態は良好となり、スムーズな係合状態を確保することができる。
【0044】
又、このように平板部及び縁巻を形成するため、固定パネル27bの折返し部と可動パネル31bの折返し部とがストッパーの役目を果たし、可動パネル31bを引き出したときの固定パネル27bからの不用意な脱落を防止する。このストッパー機能について次に説明する。
【0045】
まず、図6において縁巻34bを縁巻29bから引き抜こうとした場合を想定する。この場合、縁巻34bの引き抜き動作に応じて内層縁巻48が縁巻29bの外層縁巻50の方向に移動することになる。そして最終的には、内層縁巻48の端部が外層縁巻50の端部に当接し、それ以上の縁巻34bの移動を阻止する。この様にして、内層縁巻48及び外層縁巻50が形成されていない構造における縁巻係合のような不用意な脱落を防止することが可能となる。
【0046】
尚、この折返し部のストッパーとしての機能は図7で示されているように平板部における折返し片によっても期待できるものである。しかし、平板部にあってはそれらの接触間距離が変化し易く、平板部28bの折返し片44の折返し片端部43と、平板部32bの折返し片40の折返し片端部41とが接触しない場合も有り得る。これに対して縁巻部分にあっては、縁巻29bと縁巻34bとの接触間距離が変化する虞れが少なく、よりストッパーとしての機能の信頼性が高まるものである。
【0047】
図9は図1で示した調理用油除けパネル17の使用状態の一例を示した斜視図である。
【0048】
図を参照して、システムキッチンレンジ60はビルトインコンロとしてレンジトッププレート61に四角枠形状のガードプレート62が埋め込まれ、その内部に複数(図では4個)のバーナー部63が平面的に配列されている。バーナー部63の各々には、ポットや鍋等をその上方に載置するための五徳部として、複数の五徳の脚64が配置されている。更に、コンロ部の後方には、レンジトッププレート61におけるグリル、オーブン等からの熱気を排出するためのグリル排気口65が配置されている。
【0049】
調理用油除けパネル17を使用する際には、正面パネル18に対して右側面パネル19及び左側面パネル20を直角方向に折曲げた状態でガードプレート62上に設置する。このとき正面パネル18の下部はガードプレート62の奥側の面に載置され、右側面パネル19はガードプレート62の右側の面に載置され、左側面パネル20はガードプレート62の左側の面に載置される。これによってバーナー部63及びグリル排気口65の後方側の壁面や両外側のレンジトッププレート61の面を、調理時の油はねの汚れ等から防止することが可能となる。
【0050】
尚、右側面パネル19の折曲げ部33aの下面には滑り防止テープ36aが、左側面パネル20の折曲げ部33bの下面には滑り防止テープ36bが各々貼り付けられている。これによってガードプレート62との滑り抵抗を増加させ使用時の鍋等の接触による右側面パネル19や左側面パネル20の不用意な正面パネル18に対する開きを防止する。
【0051】
図10は図1で示した調理用油除けパネル17の使用状態の他の例を示した斜視図である。
【0052】
図を参照して、この使用例においては、調理用油除けパネル17をガードプレート62上に載置する点は先の使用例と同じであるが、右側面パネル19の可動パネル31aの固定パネル27aに対する係合状態と、左側面パネル20の縁巻34bの固定パネル27bに対する係合状態とが先の例とは異なっている。すなわち、この使用例においては、可動パネル31aを矢印で示す方向に中間位置まで引き出されており、一方、可動パネル31bは矢印の方向に固定パネル27bに対して最大位置まで引き出されている。このように使用時の状況に応じて可動パネル31a及び可動パネル31bの引き出し程度を変えることによって、より使い勝手のよいものとなる。
【0053】
尚、可動パネル31aの折曲げ部33a及び可動パネル31bの折曲げ部33bの各々には滑り防止テープ36a及び滑り防止テープ36bが貼り付けられている。従って、これらは右側面パネル19及び左側面パネル20の正面パネル18に対する不用意な開きを防止すると共に、可動パネル31a及び可動パネル31bの引き出した位置を安定して保持する効果も奏するものである。
【0054】
図11及び図12はこの発明の第2の実施の形態による調理用油除けパネルの側面パネルにおける縁巻部の係合構造等を示したものであり、図11は第1の実施の形態による図6に対応するものであり、同様に図12は図7に対応した図である。
【0055】
これらの図を参照して、縁巻29bの外層縁巻50の先端が更に内方側に折返され、“D”の範囲において中間層縁巻70を構成している。一方、縁巻34bの内層縁巻48の先端側も更に内方側に折返され、“E”の範囲において中間層縁巻69を構成している。同様に、平板部28bの第1の折返し片78の先端部も第2の折返し部79において更に折返され、“D”の範囲において第2の折返し片80を構成している。一方、平板部32bの第1の折返し片74の先端部も第2の折返し部75において内方側に更に折返され、“E”の範囲において第2の折返し片76を構成している。
【0056】
尚、このような構造となるのは、図8の(1)に示されている第1の平板53及び第2の平板54として、各々の端部55及び端部56が当初から内方側に折曲げられた平板を使用する場合に生じるものである。このように既に端部が折返された第1の平板53及び第2の平板54を用いて図8の(2)及び(3)の工程を実施し、これをプレス成形することによって図1及び図12で示した構造の調理用油除けパネルを製造することが可能となる。
【0057】
このような構造となると、縁巻における71及び平板部における隙間81の間隔が先の第1の実施の形態によるものに比べてより大きくなる。従って、固定パネルと可動パネルとのスライド時における摺動抵抗をより安定して軽減することが可能となる。
【0058】
図13はこの発明の第3の実施の形態による調理用油除けパネルの側面パネルの断面構造であって、第1の実施の形態による図3に対応したものである。
【0059】
図を参照して、縁巻34bと縁巻29bとの係合構造は第1の実施の形態によるものと変わらない。しかしこの実施の形態においては、固定パネル27bの平板部28bと可動パネル31bの平板部32b及び折返し片40とに対して、これらのスライド方向、すなわち紙面においては貫通する方向に伸びる複数の線条突出部82を一体的にプレス成形したものである。このような線条突出部82を固定パネル27b及び可動パネル31bに形成することによって、スライド方向に対する直角方向(幅方向)へのずれを防止することが可能となり、よりスムーズな可動パネルのスライド動作が可能となる。
【0060】
尚、上記の実施の形態においては、正面パネルに対して右側面パネルと左側面パネルとを設けているが、用途によっては左右側面パネルの一方のみを正面パネルに接続してもよく、同様の効果を奏する。
【0061】
又、上記の実施の形態においては、システムキッチンレンジを対象としているが、テーブルに載置する形式のガスレンジ等にも適用できることは言うまでもない。
【0062】
更に、上記の実施の形態においては、側面パネルの面は載置面に対して鉛直方向に配置されているが、内方、外方のいずれかに傾斜したように配置された状態でスライドできるように構成したものでもよい。
【0063】
更に、上記の各実施の形態では、互いに係合する縁巻は各々その径が一定のものとしているが、これに代えて、挿入すべき縁巻をその径が開放端に向かって漸縮するようにし、一方、挿入される縁巻をその径が開放端に向かって漸拡するような形状としても良い。このように構成すると、縁巻同士のスライド動作がスムーズになり、又、挿入すべき縁巻を押し込んだ際のストッパー効果を発揮する。尚、その場合であっても、一方の縁巻を他方の縁巻から引き抜いた際、一方の縁巻の外層縁巻は他方の縁巻の内層縁巻に少なくともその一部が接触するため、引き抜き時のストッパー機能は発揮され不用意な脱落が防止される。
【0064】
更に、上記の各実施の形態では、可動パネルの縁巻に固定パネルの縁巻を挿入しているが、これに代えて固定パネルの縁巻に可動パネルの縁巻を挿入するように構成しても同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態による調理用油除けパネルの外観形状を示した斜視図である。
【図2】図1の“X”部分の拡大図である。
【図3】図2のIII−IIIラインの端面図である。
【図4】図2のIV−IVラインの端面図である。
【図5】図2のV−Vラインの端面図である。
【図6】図2のVI−VIラインの端面図である。
【図7】図2のVII−VIIラインの端面図である。
【図8】図1で示した側面パネルの製造方法を示した工程図である。
【図9】この発明の第1の実施の形態による調理用油除けパネルの使用状態の一例を示した斜視図である。
【図10】この発明の第1の実施の形態による調理用油除けパネルの使用状態の他の例を示した斜視図である。
【図11】この発明の第2の実施の形態による調理用油除けパネルの側面パネルの縁巻構造を示した端面図である。
【図12】この発明の第2の実施の形態による調理用油除けパネルの側面パネルの平板部の構造を示した端面図である。
【図13】この発明の第3の実施の形態による調理用油除けパネルの側面パネルの断面構造を示した図である。
【図14】従来の調理用油除けパネルの使用状態を示した斜視図である。
【符号の説明】
17…調理用油除けパネル
18…正面パネル
19…右側面パネル
20…左側面パネル
27…固定パネル
28…平板部
29,30,34,35…縁巻
31…可動パネル
40,44…折返し片
47,50…外層縁巻
48,51…内層縁巻
53…第1の平板
54…第2の平板
57,58…折返し片
尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a cooking oil removal panel, and more particularly to a cooking oil removal panel installed so as to surround at least two sides of a stove for preventing oil scattering during cooking, and a method for manufacturing the same.
[0002]
[Prior art]
FIG. 14 is a perspective view showing a use state of a conventional cooking oil removing panel.
[0003]
Referring to the figure, a system kitchen range 60 is a built-in stove, in which a square frame-
[0004]
The cooking
[0005]
By disposing the cooking
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
In the structure of the conventional cooking oil removing panel as described above, both the front panel and the left and right side panels are configured to have a fixed size. However, in such a cooking
[0007]
The present invention has been made to solve the above-described problems, and an object of the present invention is to provide a cooking oil removing panel capable of adjusting the protruding length of the side panel according to the use situation and a method for manufacturing the same.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above-mentioned object, the invention according to
[0009]
If comprised in this way, the protrusion length from the front panel of a side panel will change.
[0010]
According to a second aspect of the present invention, in the configuration of the first aspect of the invention, the fixed panel includes a flat plate portion and edge windings formed on both side edges of the flat plate portion, and the movable panel has both side edges of the flat plate portion and the flat plate portion. The edge winding of the fixed panel and the edge winding of the movable panel are slidably inserted into the other.
[0011]
If comprised in this way, a fixed panel and a movable panel will be slidably engaged by the edge windings of a both-sides edge.
[0012]
According to a third aspect of the present invention, in the configuration of the second aspect of the invention, the end edge of the fixed panel on the movable panel side forms a folded piece folded back to the movable panel side, and the edge winding of the fixed panel is the fixed panel. It consists of an inner layer edge winding connected to the flat plate part and an outer layer edge winding connected to the folded piece of the fixed panel. The movable panel end edge on the fixed panel side forms a folded piece folded to the fixed panel side. The edge winding is composed of an outer layer edge winding connected to the flat plate portion of the movable panel and an inner layer edge winding connected to the folded piece of the movable panel. The inner layer edge winding of the fixed panel is connected to the inner layer edge winding of the movable panel. The outer layer edge winding is slidably in contact with the outer layer edge winding of the movable panel, the folded piece of the fixed panel is in contact with the flat plate portion of the movable panel, and the folded piece of the movable panel is in contact with the flat plate portion of the fixed panel. .
[0013]
If comprised in this way, a fixed panel and a movable panel will contact | abut only on the edge side of both edge winding and a flat plate part, and do not mutually contact between them.
[0014]
Invention of Claim 4 is the manufacturing method of the oil-removal panel for cooking which consists of a front panel installed so that at least one of both sides, such as a burner part of a range, and a back side may be enclosed, and a stretchable side panel, A step of forming a folded piece by folding back a longitudinal end portion of a substantially rectangular first flat plate made of metal foil, and a second made of metal foil and having the same width as the first flat plate. A step of folding the end of the flat plate in the longitudinal direction to form a folded piece, a folded piece of the first flat plate on the flat portion of the second flat plate, and a folded piece of the second flat plate on the flat portion of the first flat plate And a step of aligning the first flat plate and the second flat plate at both end edges in the width direction, and in the overlapped state, the both ends of the first flat plate and the second flat plate Forming an edge winding so as to wind a predetermined range in the width direction from each; It is Ranaru thing.
[0015]
If comprised in this way, a 1st flat plate and a 2nd flat plate will contact | abut only at each edge part both edge winding and a plane part, and do not mutually contact between them.
[0016]
According to a fifth aspect of the present invention, in the configuration of the fourth aspect of the present invention, the step of forming the edge winding includes a plurality of linear protrusions extending in the longitudinal direction of the first flat plate and the second flat plate. And a step of simultaneously press-molding the flat plate and the second flat plate.
[0017]
If comprised in this way, the linear protrusion part of the expansion-contraction direction in the state in which the 1st flat plate and the 2nd flat plate were united is formed.
[0018]
【The invention's effect】
As described above, the invention according to
[0019]
In addition to the effect of the invention described in
[0020]
In addition to the effect of the invention described in
[0021]
In the invention according to claim 4, the side panel is formed which has a low resistance to the expansion and contraction operation and can perform the stable expansion and contraction operation.
[0022]
In the invention described in claim 5, in addition to the effect of the invention described in claim 4, since the linear protrusions in the expansion / contraction direction are formed, the width direction during the expansion / contraction operation of the first flat plate and the second flat plate is increased. A side panel that prevents the shift and enables smooth expansion and contraction is formed.
[0023]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 is a perspective view showing the external shape of a cooking oil removing panel according to the first embodiment of the present invention.
[0024]
Referring to the figure, cooking
[0025]
The
[0026]
As described above, the
[0027]
The fixed
[0028]
The
[0029]
The fixed
[0030]
On the other hand, the
[0031]
2 is an enlarged perspective view of an “X” portion of FIG. 1, FIG. 3 is an end view of line III-III in FIG. 2, and FIG. 4 is an end view of line IV-IV in FIG. 5 is an end view of the V-V line of FIG. 2, FIG. 6 is an end view of the VI-VI line of FIG. 2, and FIG. 7 is an end view of the VII-VII line of FIG.
[0032]
With reference to these drawings, the engagement state of the edge winding 29b of the fixed
[0033]
These contact states are the cross-sectional state shown in FIG. 3 in the range of “A”, and the cross-sectional state shown in FIG. 5 in the range of “C”. Further, as shown in FIG. 6, in the range of “B”, the edge winding 29b and the edge winding 34b are not in contact with each other and the
[0034]
Since the edge winding 29b and the edge winding 34b are engaged as described above, the degree of engagement during use, that is, the degree of insertion of the edge winding 29b into the edge winding 34b is changed so as to increase or decrease the range of "B". . In this case, as apparent from FIG. 6, even if the width of the “B” range changes, the contact area between the edge winding 29b and the edge winding 34b is constant because the ranges of “A” and “C” do not change. is there. For this reason, the resistance generated when the edge winding 29b and the edge winding 34b slide is constant regardless of the degree of insertion thereof, and the sliding resistance is reduced as compared with the contact in the range of “B”.
[0035]
Further, since each of the edge winding 29b and the edge winding 34b is always in contact at two locations in the range of “A” and “C”, the engagement state is stable and a smooth insertion operation is guaranteed.
[0036]
Next, with reference to FIG. 7, the engagement state of the
[0037]
Thus, the folded
[0038]
Since the
[0039]
In FIG. 2, only the “X” portion of FIG. 1 is shown, but the engagement between the edge winding 30b of the fixed
[0040]
FIG. 8 is a view showing a method of manufacturing a side panel having the structure of the flat plate portion and the edge winding shown in FIG.
[0041]
As shown in (1) of FIG. 8, a rectangular first
[0042]
Next, as shown in (2) of FIG. 8, a portion within a predetermined range from the
[0043]
In this overlapped state, the first
[0044]
In addition, since the flat plate portion and the edge winding are formed in this way, the folded portion of the fixed
[0045]
First, it is assumed that the edge winding 34b is to be pulled out from the edge winding 29b in FIG. In this case, the inner layer edge winding 48 moves in the direction of the outer layer edge winding 50 of the edge winding 29b in accordance with the pulling operation of the edge winding 34b. Eventually, the end portion of the inner layer edge winding 48 comes into contact with the end portion of the outer layer edge winding 50 to prevent any further movement of the edge winding 34b. In this way, it is possible to prevent inadvertent dropping such as edge winding engagement in a structure in which the inner layer edge winding 48 and the outer layer edge winding 50 are not formed.
[0046]
Note that the function of the folded portion as a stopper can be expected from the folded piece in the flat plate portion as shown in FIG. However, in the flat plate portion, the distance between the contacts is likely to change, and the folded
[0047]
FIG. 9 is a perspective view showing an example of a usage state of the cooking
[0048]
Referring to the figure, a system kitchen range 60 is a built-in stove in which a square
[0049]
When the cooking
[0050]
An anti-slip tape 36a is attached to the lower surface of the
[0051]
FIG. 10 is a perspective view showing another example of the usage state of the cooking
[0052]
Referring to the drawing, in this use example, the cooking
[0053]
An anti-slip tape 36a and an
[0054]
FIGS. 11 and 12 show the engagement structure of the edge winding portion in the side panel of the cooking oil removing panel according to the second embodiment of the present invention, and FIG. 11 shows the first embodiment. 6 corresponds to FIG. 6, and similarly, FIG. 12 corresponds to FIG.
[0055]
Referring to these drawings, the front end of the outer layer edge winding 50 of the edge winding 29b is further turned inward to constitute the intermediate layer edge winding 70 in the range of “D”. On the other hand, the front end side of the inner layer edge winding 48 of the edge winding 34b is also folded back further inward to form an intermediate layer edge winding 69 in the range of “E”. Similarly, the tip end portion of the first folded
[0056]
Note that such a structure is obtained by using the first
[0057]
With such a structure, the distance between the edge winding 71 and the
[0058]
FIG. 13 is a cross-sectional structure of a side panel of a cooking oil removing panel according to the third embodiment of the present invention, and corresponds to FIG. 3 according to the first embodiment.
[0059]
Referring to the drawing, the engagement structure between edge winding 34b and edge winding 29b is the same as that according to the first embodiment. However, in this embodiment, a plurality of filaments extending in the sliding direction, that is, in the penetrating direction on the paper surface, with respect to the
[0060]
In the above embodiment, the right side panel and the left side panel are provided with respect to the front panel. However, depending on the application, only one of the left and right side panels may be connected to the front panel. There is an effect.
[0061]
In the above embodiment, the system kitchen range is targeted, but it goes without saying that the present invention can also be applied to a gas range or the like that is placed on a table.
[0062]
Furthermore, in the above embodiment, the surface of the side panel is arranged in the vertical direction with respect to the placement surface, but can be slid in a state where it is arranged so as to be inclined inward or outward. It may be configured as described above.
[0063]
Further, in each of the above embodiments, the edge windings that are engaged with each other have a constant diameter, but instead, the edge winding to be inserted gradually contracts toward the open end. On the other hand, the edge winding to be inserted may have a shape whose diameter gradually increases toward the open end. If comprised in this way, the sliding operation | movement between edge windings will become smooth, and the stopper effect at the time of pushing in the edge winding which should be inserted will be exhibited. Even in that case, when one edge winding is pulled out from the other edge winding, the outer layer edge winding of one edge winding is at least partially in contact with the inner layer edge winding of the other edge winding, The stopper function at the time of pulling out is demonstrated and inadvertent dropping is prevented.
[0064]
Further, in each of the above embodiments, the edge winding of the fixed panel is inserted into the edge winding of the movable panel. Instead, the edge winding of the movable panel is inserted into the edge winding of the fixed panel. However, the same effect is obtained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an external shape of a cooking oil removing panel according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an enlarged view of a portion “X” in FIG. 1;
FIG. 3 is an end view taken along line III-III in FIG.
4 is an end view taken along the line IV-IV in FIG. 2;
FIG. 5 is an end view of the VV line in FIG. 2;
6 is an end view of the VI-VI line of FIG. 2;
7 is an end view of the VII-VII line in FIG. 2;
8 is a process diagram showing a method for manufacturing the side panel shown in FIG. 1. FIG.
FIG. 9 is a perspective view showing an example of a usage state of the cooking oil removing panel according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a perspective view showing another example of the usage state of the cooking oil removing panel according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 11 is an end view showing an edge winding structure of a side panel of a cooking oil removing panel according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 12 is an end view showing a structure of a flat plate portion of a side panel of a cooking oil removing panel according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 13 is a view showing a cross-sectional structure of a side panel of a cooking oil removing panel according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 14 is a perspective view showing a use state of a conventional cooking oil removing panel.
[Explanation of symbols]
17 ... Cooking
Claims (5)
金属箔からなり、ほぼ矩形平板状の正面パネルと、
金属箔からなり、前記正面パネルに折曲げ自在に接続される、ほぼ矩形平板形状の固定パネルと、前記固定パネルの一面に対してその一面の一部が対向した状態で前記正面パネルに向かってスライド可能な平板形状の可動パネルとからなる側面パネルとを備えた、調理用油除けパネル。A cooking oil removing panel of a type that is installed so as to surround at least one of both sides such as a burner part of the range and the back side,
It consists of a metal foil and has a substantially rectangular flat front panel,
A substantially rectangular flat plate-shaped fixed panel made of metal foil and connected to the front panel so as to be foldable, toward the front panel with a part of one surface facing one surface of the fixed panel A cooking oil removing panel comprising a side panel composed of a slidable flat movable panel.
前記固定パネルの前記縁巻は、前記固定パネルの前記平板部に接続する内層縁巻と前記固定パネルの前記折返し片に接続する外層縁巻とからなり、
前記可動パネルの前記固定パネル側の端縁は前記固定パネル側に折返された折返し片を形成し、
前記可動パネルの前記縁巻は、前記可動パネルの前記平板部に接続する外層縁巻と前記可動パネルの前記折返し片に接続する内層縁巻とからなり、前記固定パネルの前記内層縁巻は前記可動パネルの前記内層縁巻に、前記固定パネルの前記外層縁巻は前記可動パネルの前記外層縁巻に各々摺動自在に当接し、
前記固定パネルの前記折返し片は前記可動パネルの前記平板部に、前記可動パネルの前記折返し片は前記固定パネルの前記平板部に各々当接する、請求項2記載の調理用油除けパネル。The movable panel side edge of the fixed panel forms a folded piece folded back to the movable panel side,
The edge winding of the fixed panel consists of an inner layer edge winding connected to the flat plate portion of the fixed panel and an outer layer edge winding connected to the folded piece of the fixed panel,
The fixed panel side edge of the movable panel forms a folded piece folded back to the fixed panel side,
The edge winding of the movable panel includes an outer layer edge winding connected to the flat plate portion of the movable panel and an inner layer edge winding connected to the folded piece of the movable panel, and the inner layer edge winding of the fixed panel is the The inner layer edge winding of the movable panel, the outer layer edge winding of the fixed panel is slidably abutted on the outer layer edge winding of the movable panel,
The cooking oil removing panel according to claim 2, wherein the folded piece of the fixed panel abuts on the flat plate portion of the movable panel, and the folded piece of the movable panel abuts on the flat plate portion of the fixed panel.
金属箔からなり、ほぼ矩形形状の第1の平板の長手方向の端部を折返して折返し片を形成する工程と、
金属箔からなり、前記第1の平板の幅とほぼ同一幅の第2の平板の長手方向の端部を折返して折返し片を形成する工程と、
前記第1の平板の前記折返し片が前記第2の平板の平面部に、前記第2の平板の前記折返し片が前記第1の平板の平面部に、互いに当接するように重ね合わせ、前記第1の平板と前記第2の平板とを幅方向の両端縁で揃える工程と、
前記重ね合わされた状態で、前記第1の平板及び前記第2の平板の前記両端縁の各々から前記幅方向の所定範囲を巻き込むようにして縁巻を形成する工程とからなる、調理用油除けパネルの製造方法。A method for producing a cooking oil-removal panel comprising a front panel and a stretchable side panel, which is installed so as to surround at least one of the both sides of the range such as a burner part and the back side,
A step of forming a folded piece by folding the end in the longitudinal direction of the substantially rectangular first flat plate made of metal foil,
A step of forming a folded piece by folding a longitudinal end portion of the second flat plate having the same width as the width of the first flat plate, made of a metal foil;
The folded pieces of the first flat plate are overlapped with the flat portion of the second flat plate, and the folded pieces of the second flat plate are overlapped with the flat portion of the first flat plate so as to contact each other, Aligning one flat plate and the second flat plate at both edges in the width direction;
Cooking oil remover comprising a step of forming edge windings so as to wind a predetermined range in the width direction from each of the both end edges of the first flat plate and the second flat plate in the overlapped state. Panel manufacturing method.
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