JP3735217B2 - アスファルト舗装バインダー、その製法、アスファルトコンクリート舗装組成物の製法、舗装組成物、舗装面、及びクラムラバーとアスファルトセメントの相容性を高める方法 - Google Patents
アスファルト舗装バインダー、その製法、アスファルトコンクリート舗装組成物の製法、舗装組成物、舗装面、及びクラムラバーとアスファルトセメントの相容性を高める方法 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ゴム、特にクラムラバー、例えば廃棄タイヤからの粉砕タイヤゴムの添加により改質されているアスファルト又はビチューメン、舗装組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
石油精製所で製造される通常のアスファルトセメント(AC)は、バインダーとしてのその品質を高めるために変性されるべきである。石油精製に由来するアスファルトセメントは、炭化水素と比較的高い分子量の多核炭化水素から形成されているアスファルテン及びマルテンを包含するヘテロ環式化合物との混合物である。アスファルトは、その起源、例えば原油及び精製所に依存して変動する。アスファルトバインダーは、骨材粒子、例えば破砕岩、石、フィラー等を一緒に保持し、その際、アスファルトコンクリートを形成するために使用される物質と定義されている。
【0003】
アスファルト舗装組成物の性能を向上させ、寿命をのばすための努力において市場で使用するために種々の改質剤が発表され、採用されている。熱アスファルトに添加されている1群の物質はポリマー改質剤である。高温でアスファルトに添加される一般に使用されている1つのポリマーは、典型的にアスファルトバインダー混合物の10質量%より少ない範囲でのスチレン−ブタジエン−スチレン(SBS)ブロックコポリマーである。適用されたアスファルトコンクリートの特定の物理特性及び性能特性は改良されるが、SBSの使用は、アスファルト中でのその不溶性及びそれが分離して、混合物を連続的な基準で適当なタイプの混合を行わない限り貯蔵の間にアスファルトの上部に上がってくることを包含するいくつかの欠点を有する。GTRと一緒に使用される場合には、アスファルト−SBS混合物は、貯蔵の間に粘度を増加させる。改質剤としてのSBSの使用のもう一つの欠点は、フェデラリー エスタブリッシュド ステラテジック ハイウエイ リサーチ プログラム(federally-established Sterategic Highway Reseach Program)(SHRP)アスファルト バインダー テスト(PG)レーテイングにおけると同じ改良レベルを達成するためには、比較的高いレベルのポリマーが要求されることである。
【0004】
市場で、ポリプロピレンが改質剤として使用されているが、SBSと同様にこの物質は、アスファルトと真の溶液を形成せず、混合物の機械的撹拌及び/又は再循環を中断するか又は特定のレベルまで低下させると、このポリマー添加剤は、処理装置中で分離して熱アスファルトの表面上に分離層を形成する。
【0005】
アスファルトの改質剤として使用するために指示されている他のポリマー物質は、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)である。しかしながら、この改質されたアスファルト含有SBRは、比較的高い粘着性を有する組成物を製造し、これは、結果として舗装装置フライト(flights)、ホッパー、ショベル及びリュート(lutes)上でこの物質の不所望なビルドーアップ(build-up)を生じさせる。この作用は、熱コンクリートが道路表面上で仕上げられる際に、ローラー装置の表面上のピックアップ(pick-up)としても現れ、これはローリングされる前にアスファルトを約150゜F(65.6℃)以下に冷却することによってのみ軽減することができる。加えて、仕上げられた舗装コンクリートは、特定の気候条件下にスパイダーウエブ(spider webs)又は細かい表面亀裂を生じる大きい傾向を有する。
【0006】
ゴム状のターポリマーを包含する他の種々のポリマーが、アスファルト改質剤としての有用性を有するとして記載されている。例えば米国特許(USP)第5733955号明細書は、共役ジオレフィンモノマー、ビニル芳香族モノマー及びポリマーの骨格を形成するイソブトキシメチルアクリルアミドより成る改質剤としてのゴム状ポリマーの添加を記載している。
【0007】
一つのアスファルト改質剤が米国特許(UPS)第5773496号明細書に記載されており、これは硫黄及びスチレン共役ジエンブロックコポリマーである線状コポリマー及び特定の分子量の類似の線状コポリマーよりなるポリマーの混合物である。これらの又は他のポリマー改質剤が市場の舗装請負業者により使用に採用されていることは明らかではない。
【0008】
アスファルトセメント改質剤としての使用に採用されている1物質はクラムラバーである。米国及び他の世界全体におけるクラムラバーの主要供給源は、廃棄タイヤからの粉砕タイヤゴム(GTR)である。U.S.フェデラル ハイウエイ アドミニストレーシヨン(FHWA)は、アスファルトセメント用改質剤としてハイウエイ舗装で使用するためのスクラップタイヤから製造されたクラムラバーを認可している。アスファルトセメント用の改質剤としての他のバージン(virgin)ポリマー改質剤の代わりのクラムラバーの使用は、環境的に認容可能で、経済的な方法での廃棄タイヤ処理の増大性問題の解決として提唱されている。
【0009】
種々の粒子寸法のクラムラバー又はGTRが熱アスファルトセメント中に入れられているが、40メッシュ以下の比較的小さい粒子寸法が有利である。クラムラバーの2つの基本的タイプが入手でき、それらのそれぞれの製造法により同定されている。低温GTRは、タイヤを比較的大きい片に切断し、次いでこのゴムを低温条件下に粉砕することにより製造されている。室温又は温時粉砕GTRは、非低温条件下に製造されている。この低温GTRは、走査電子顕微鏡(SEM)技術で検査する際に、特定の形状規則性を示し、低温凍結結晶タイヤゴムの粉砕から予期できるように、比較的低い表面積の一般的に平坦な表面を有する粒子を示す。反対に、室温GTR粒子は、ゴム構造の引きちぎれ及び切断の結果としての不規則な広がった巻きひげを有する外観(低温粉砕に比べて)を示し、低温法により製造された粒子に比べてより高い表面積を有する。
【0010】
舗装組成物中でバインダーとして使用されるアスファルトセメントの改質剤としてのGTRの使用は、車両交通の力の下で撓んで形成の間に薄氷床を破壊する、より防振性の道路表面を包含するいくつかの利点を提供する。この道路表面は黒く、従って、太陽放射熱をより多く吸収して積雪を溶解し、かつ湿潤面をより迅速に乾燥させる。GTRの添加は、改良された反り抵抗をも提供する。しかしながら、アスファルテン及びマルテン及びゴム粒子の間で化学結合を形成する機会は限られ、アスファルトセメント中にGTRを一様に分散することは困難である。この化学的及び物理的限定の結果として、GTRを含有する完成された舗装は、なお連続的交通及び/又は重い加重の下ではわだち掘れを示し、制動及び加速の領域ではショベリング(shoveling)をも示す。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の一つの課題は、クラムラバー又はGTRを含有するアスファルト舗装組成物の性能特性を高める改良されたゴム改質アスファルト舗装バインダーを提供することである。
【0012】
本発明のもう一つの課題は、ゴム改質アスファルト舗装バインダーを製造する改良法を提供することである。
【0013】
廃棄タイヤからのGTRの広範囲な採用及び使用を育成し、この際に、米国及び他の世界全体での主要な環境及び経済問題を解決するための廃棄タイヤのリサイクルを進める道路舗装のための改良された方法及び組成物を提供することも本発明の重要な1課題である。
【0014】
本発明のもう一つの課題は、現存するアスファルトミキシング装置及び舗装装置中で製造することのできる改良されたゴム改質アスファルト舗装組成物を提供することである。
【0015】
本発明の更なる課題は、適切に加工されていない表層面(poorly prepared subsurface)に適用される場合に優れたアスファルトコンクリートを製造する架橋に基づく増強された特性を有するアスファルトバインダーを提供することである。
【0016】
市場で得られるポリマー改質剤を用い、かつ一般に使用されているポリマー改質剤及び添加剤よりも製造及び適用がより経済的である、改善されたゴム改質アスファルト舗装バインダーを提供することもなお本発明の更なる課題である。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、改善されたゴム改質アスファルト舗装バインダーは、アスファルトセメント約80〜約99質量%、クラムラバー約0.5〜約20質量%及びポリオクテナマー約0.01〜約10質量%より成っている。本発明の有利な1実施態様では、この改質されたアスファルト舗装バインダーは、アスファルトセメント約80〜約95質量%、クラムラバー約2〜約15質量%及びポリオクテナマー約0.2〜約5質量%より成っている。前記の課題及び他の利点は、少量割合のポリオクテナマーを加熱された液体アスファルトセメント中に入れることにより実現されることが判明した。このポリオクテナマーを乾燥粒子形で融解アスファルトセメントに約325゜F(162.8℃)の温度で添加し、混合物を、このポリオクテナマーが溶解し、充分に混合されるまで撹拌するか又は他の方法で(再循環ポンプによるように)攪乱させる。クラムラバーは、この熱アスファルトセメントにポリオクテナマーペレットと一緒に、又はポリオクテナマーペレットが分散された後で、それらが融解される前又は融解された後に添加し、混合することができる。
【0018】
ポリオクテナマーは、その融点の上で低い粘度を示す結晶構造を有する環状高分子である。この高分子は、架橋結合を可能にし、ゴム状ポリマーを提供する高割合の二重結合を有する。このポリオクテナマーが融解する際に、これは蜂蜜に匹敵する粘度及び粘着性を有することが重要である。融解された物質のこれらの特性は、アスファルトセメント中のGTRの混合を助ける。その多数の二重結合は、ポリオクテナマーを利用しうる位置、例えばアスファルト成分、特にアスファルテン及びマルテンの硫黄と反応することを可能とし、バインダー組成物の他の主要成分を形成するGTR及びクラムラバーの表面の硫黄との反応のために利用しうる多くの位置を残す。一旦冷却され架橋結合されると、このポリオクテナマーは粘着性を有せず、GTR/アスファルトバインダーの粘着性を低減させ、道路表面からのアスファルトのピックアップは僅かであり、それがなお熱い間にも道路がよりなめらかにローリングされることを可能にする。
【0019】
好適なポリオクテナマーは、Huells AG of Marl,Germany 及び米国におけるその販売者 Creanova Inc. of Somerset, New,Jersey からVESTENAMER(R)なる登録商標名で入手できる。このポリオクテナマーの有利な形はトランス−ポリオクテナマーであり、これは「トランス−オクテナマーラバー(TOR)」とも称されている。VESTENAMER(R)トランスオクテナマーの2つの等級品が市場で入手でき:「8012」は、融点約129゜F(54゜℃)を有するトランス含有率約80%(及びシス含有率20%)を有する物質を同定しており、「6213」は融点約86゜F(30゜C)を有するトランス含有率約60%(シス含有率40%)を有する物質を同定している。これらポリマーの双方は、環中の各々第8番目の炭素原子の所に1個の二重結合を有する。本発明の実際で使用するためのTORの好適な形は、約80%のトランス含有率を有する。しかしながら、このポリオクテナマーのシス−及びトランス−異性体形の他の割合を有する化合物も本発明で使用するために入手可能な生成物を配合することにより得ることもできる。このクラスの化合物は、米国特許(USP)第3804803号明細書の教示に従って製造することができる。
【0020】
本発明の有利な1実施態様では、GTR及びポリオクテナマーを約280゜F〜約350゜F(137.8〜176.7℃)の範囲の温度に維持されている熱い液状アスファルトセメント(AC)に添加する。有利な温度は約320゜F〜約350゜F(160〜176.7℃)であり、先に説明したように起源に応じ変動することがありうるアスファルトセメントの品質及び特性に依存する。
【0021】
有利な1実施態様では、アスファルトセメント及びGTRを、均質な組成物が得られるまで所定の温度範囲に維持する。混合は、多くの現存する分野の装置中で、屡々、AC加熱タンク中の1以上の再循環ポンプにより提供される。この方法の最も有利な1態様では、混合は低剪断回転羽根、パドル又は類似物で行なわれ、結果として粘稠性アスファルトセメント中で乾燥又は湿潤物質はより一様に拡散される。混合を約30分〜約2時間継続する。この混合の間に、ポリオクテナマーは融解され、二重結合がアスファルトセメント中の硫黄及びGTRの表面の硫黄と反応し始める。この表面作用を考慮すると、GTRをできるだけ高い表面積を有する形で供給するのが望ましい。
【0022】
AC及びGTR又は他のクラムラバーが混合された後に、乾燥ポリオクテナマーを添加し、混合を継続する。本発明の有利な実施の際には、GTRを、AC中への自由流動性物質をACが循環されている間に分配させることにより添加し、かつ/又は他の方法で混合して、GTR粒子のアスファルトセメントによるコーテイングを促進させる。その後、ポリオクテナマーをも乾燥形で添加し、この物質が溶解してACと共に溶液を形成する間中混合を継続する。こうして、ポリオクテナマーの二重結合はGTRの表面上の硫黄及び他の反応位置と反応し、かつ架橋結合する。従って、現在理解されるように、本発明の方法及び組成物は、ポリオクテナマー上、即ち各々第8炭素原子の所で入手しうる多くの二重結合によりアスファルテン及びACの他の反応性位置とGTRのそれとの架橋結合を高めることにより、優れたアスファルトバインダーを提供する。
【0023】
クラムラバーの有利な形は、いわゆる温時又は室温粉砕法により製造された粉砕タイヤゴムである。室温でのタイヤゴムの切断及び引きちぎりは高表面積を有する不規則な粒子を製造し、これはポリオクテナマーとの結合又は架橋結合のために利用可能な反応位置の数を望まし増加する。GTRの多くの起源があり、この物質は加硫された又は脱硫された形で使用することができる。酸化法又は還元法で製造された脱硫GTRを使用することができる。20〜480メッシュ篩を通過する粒子寸法を有する等級の物質が本発明の実施のために有利である。しかしながら、約10メッシュより小さい粒子寸法を有する任意のGTRも使用できる。
【0024】
種々のタイプの等級のGTRが入手でき、本発明の実施時に有用性を有する。例えば通常の乗用車タイヤは、その製造者により特定の道路操縦性及び快適特性を示すような組成にされている。トラックタイヤ及びオフロード車用のタイヤは、異なる特性を要求し、従って異なる組成を有する。アスファルトコンクリートの製造のために使用される骨材は、砂礫、破砕岩、石、採石砂礫及びリサイクル舗装材料を包含する文献中で用いられている種々の標準骨材の1種又は混合物であってよい。この組成物中での使用のために好適であるクラムラバーの他の起源は粉砕された工業廃棄ゴムである。この物質は室温粉砕又は低温粉砕により製造することができる。この物質は、所望の特性を達成し、かつ仕様書に適合するように混合することができる。
【0025】
特定の性能仕様を増強するために、本発明のアスファルトバインダー組成物中に添加剤を入れることができる。一般に前記記載に従って製造された本発明のアスファルトバインダーに、認容可能な範囲内のPG値を維持するために鉱油を添加することができることが判明した。
【0026】
本発明の改善されたアスファルト舗装バインダーを用いるハイウエイ舗装組成物を記載する。この方法の一般的実際においては、合衆国ハイウエイ仕様書に適合するアスファルトセメントを加熱された10000ガロン(37854.1リットル)ミキシングタンクにアスファルト終端で添加するか又はアスファルトコンクリートプラントでの再循環アスファルトタンカーに添加する。アスファルトセメントを、280〜350゜F(137.8〜176.7℃)の範囲の温度(平均温度はこの範囲の上方、即ち320゜F〜340゜F(160〜171℃)である)に維持する。このアスファルトセメントを再循環ポンプ及び/又は補助的な機械的撹拌装置を用いて循環させる。付加成分の混合を促進するために、加熱された終端タンクは偏心取り付け二本プロペラ又は類似物の形の補助的撹拌装置を備えていてもよい。アスファルトコンクリートプラントでの付加的成分の添加のために、他の成分(GTR、ポリオクテナマー)を骨材及びGTRブレンドを含有していてよいアスファルトセメントと一緒に混和機に添加する。
【0027】
次に、粉砕ゴム及びゴム粒子の代表的形を使用する典型的な組成物を説明する。当業者にとって明らかなように、詳細な割合及び成分は、場所的仕様、気候及び他の詳細な条件に合わせて変更することができる。
【0028】
【実施例】
例1
58−28アスファルトセメント91.5部を280゜F〜320゜F(137.8〜160℃)の範囲の温度に加熱し、連続的に撹拌しながら80−メッシュ再粉砕乗用車タイヤゴム(GTR)8部を添加することによりアスファルト舗装バインダーを製造する。一様なブレンドが得られるまで混合を約2時間継続する。混合を継続し、かつ、80%トランス−ポリオクテナマー(VESTENAMER(R)8012)0.5部を添加し、アスファルト中にそれが溶解されるまで約30分間撹拌する。その後、このアスファルトバインダー6部を標準石骨材94部に慣用の又は垂直のドラムバッチプロダクシヨンミキサー中で添加してアスファルトコンクリートを製造する。次いで、このアスファルトコンクリートを、適切に加工された表層面(suitabley prepared sub-surface)に、標準的舗装技術を用いて適用して、わだち掘れ及びショベリング及び薄氷床の形成に対する改善された抵抗を有する道路面を提供する。
【0029】
例2
58−28アスファルトセメント80部を280〜350゜F(137.8〜176.7℃)の範囲の温度に加熱し、40メッシュ粉砕トラックタイヤゴム18部を添加することによりアスファルト舗装バインダーを製造する。一様なブレンドが得られるまで混合を約3時間継続する。混合を継続し、60%トランス−ポリオクテナマー(VESTENAMER(R)6213)2部を添加し、これがアスファルト中に溶解するまで約30分間撹拌する。このブレンドアスファルトバインダーをこのミキサーからアスファルト混合プラントから離れている場所にある舗装位置に移送するための断熱トラック中に移す。その後、このアスファルトバインダー8部を標準骨材92部と一緒にホッパー又は舗装用スプレッダ装置中で混合して、適切に加工された道路面に適用されるアスファルトコンクリートを製造する。
【0030】
例3
50−30アスファルトセメント99部を280〜350゜F(137.8〜176.7℃)の範囲の温度に加熱し、低温粉砕された工業廃棄ゴム0.9部を添加することによりアスファルト舗装バインダーを製造する。一様なブレンドが得られるまで混合を約1時間継続する。その後、80%トランス−ポリオクテナマー(VESTENAMER(R)8012)0.1部を添加し、それがアスファルト中に溶解してバインダーを形成するまで約15分間連続的に撹拌する。その後、このアスファルトバインダー7部を、採石砂礫90部及びリサイクルガラス3部から形成された骨材ブレンドとユニバーサルミキサー中で混合してアスファルトコンクリートを製造し、これは次いで適切に加工された道路表面を再舗装するために約2インチ(5cm)の厚さで適用される。
【0031】
例4
64−18アスファルトセメント80部を280〜350゜F(137.8〜176.7℃)の範囲の温度に加熱し、連続的に撹拌しながら室温粉砕オフロード車タイヤ10部を添加することによりアスファルト舗装バインダーを製造する。一様なブレンドを得るために約1.5時間の混合の後に、80%トランス−ポリオクテナマー(VESTENAMER(R)8012)10部を添加し、それがアスファルト中に溶解してバインダーを形成するまでの約1.5時間の付加的時間混合する。その後、このアスファルトバインダー10部を砂礫80部と10メッシュ粉砕タイヤゴム10部とのブレンドに垂直ミキサー中で添加してアスファルトセメントを製造する。生じるアスファルトセメントを舗装位置まで移送するためのトラックに移し、その場所で平坦化された表層面上に広げ、ローリングしてパーキング敷地及び引き込み道路を形成する。
【0032】
例5
次の骨材混合物を用いて、ハイウエイ舗装組成物を調製する:
合計4650ポンド(2108.8kg)の骨材を屋外貯蔵ホッパーからフレキシブルコンベアベルト系を介して、水分を排除するために約300゜F〜400゜F(149〜204℃)の温度に維持されている水平スクリュウ付き加熱ドラムミキサー中に移送する。乾燥された骨材を約340〜350゜F(171〜176.7℃)の温度で流出させる。
【0033】
この加熱された骨材を1対の対向回転羽根を有し、オイル加熱され、約300゜F(149℃)に維持されている混和機中に流出させる。その後、#10GTR 40ポンド(18.14kg)及びVESTENAMER(R)8012トランス−ポリオクテナマー3ポンド(1.36kg)をこの混和機に添加し、約90rpmで約5〜10秒間混合する。
【0034】
次いで、アスファルトセメント中の7%GTRの混合物約350ポンド(159.7kg)を約340゜F(171℃)でこの混和ミキサーに添加する。約30〜35秒間の混合の後に、アスファルトコンクリートを舗装する位置に移送するためにトラックに移し、そこで即座に、舗装スプレッダのホッパーに移す。この舗装組成物をホッパーから進め、かつ、更に12インチ(30.5cm)スクリュウコンベヤで混合し、それをスプレッダ区分の方に移動させる。1対の対向回転6−インチ(15.3cm)スクリュウコンベヤは、このアスファルトコンクリートをスプレッダの前面区分に沿って一様に拡散させ、ここで、これは加工された道路下地の上に沈積される。沈積される際の舗装組成物の温度は約270゜F(132.2℃)であり、ポリオクテナマーとGTR/アスファルトセメントとの当初混合以来約1時間が経過している。
【0035】
本発明の舗装組成物の沈積の後に、舗装ローラでの圧縮を開始し、約30分間実施してアスファルトコンクリートのこのバッチを用いる道路の部分上の舗装を完了させる。この作業の間に突き固められる道路表面の温度は150゜F(65.6℃)を越えた。このローリング作業の間に、本発明の組成物の表面が、ポリオクテナマーを有しないGTRアスファルトコンクリートに比べてローリング装置上の著しく改善されたピックアップ(pick-up)を有することが観察された。この熱アスファルトコンクリートは、舗装面からの物質のピックアップを低減させるために冷却させるべきである従来の組成物よりもよりなめらかにローリングすることができた。この舗装組成物はトラックから容易に舗装装置中に流出され、この物質はスプレッダの表面又はそれが接触する種々のスクリュウコンベアのランド(lands)に粘着しなかったことも観察された。
【0036】
経済的データの評価に基づき、本発明によるアスファルトバインダー組成物は、実質的な経費節約で、SBSで改質されたバインダーと比べて優れた性能特性を提供することができる。これらの利点には、成分のより一様な混合、路面ピックアップ(加熱されたローラシリンダーへのアスファルト密着)を低減させるゴム添加アスファルトの粘着の低減、道路への良好な完成組成物をも与える迅速な舗装(ローラは熱表面上へより早く近づけることができる)が包含される。従って、本発明は少ない経費で優れた道路面の利点を提供することができ、この際、適性な運営費用内での舗装された道路距離の延長又はプロジェクト経費の節約が可能になる。
Claims (36)
- (a)アスファルトセメント80〜99質量%
(b)クラムラバー0.5〜20質量% 及び
(c)ポリオクテナマー 0.01〜10質量%
より成る、アスファルト舗装バインダー。 - (a)アスファルトセメント80〜95質量%
(b)クラムラバー2〜15質量% 及び
(c)ポリオクテナマー 0.2〜5質量%
より成る、請求項1に記載のアスファルト舗装バインダー。 - ポリオクテナマーはトランス−ポリオクテナマーゴムである、請求項1に記載のアスファルト舗装バインダー。
- トランス−ポリオクテナマーゴムは54℃の融点を有する、請求項3に記載のアスファルト舗装バインダー。
- トランス−ポリオクテナマーはその二重結合の80%をトランス位に有する、請求項3に記載のアスファルト舗装バインダー。
- トランス−ポリオクテナマーは、30℃の融点を有する、請求項3に記載のアスファルト舗装バインダー。
- トランス−ポリオクテナマーはその二重結合の60%をそのトランス位に有する、請求項3に記載のアスファルト舗装バインダー。
- アスファルト舗装バインダー組成物を製造する場合に、
(a)アスファルトセメントを280゜F〜350゜F(137.8〜176.7℃)の範囲の温度に加熱し、
(b)この加熱されたアスファルトセメントにバインダー組成物の全質量に対して0.5〜20質量%のクラムラバー及びバインダー組成物の全質量に対して0.01〜10質量%のポリオクテナマーを添加し、かつ
(c)アスファルトセメント、クラムラバー及びポリオクテナマーを、ポリオクテナマーが溶解して均質なバインダー組成物を形成するまで混合する
ことを特徴とする、アスファルト舗装バインダー組成物の製法。 - 組成物の温度を、工程(c)の混合の間中、280゜〜350゜F(137.8〜176.7℃)の範囲に維持する、請求項8に記載の方法。
- 混合工程(c)を30分〜3時間継続する、請求項8に記載の方法。
- ポリオクテナマーを、加熱されたアスファルトセメント中に、クラムラバーが添加された後に溶解させる、請求項8に記載の方法。
- ポリオクテナマーは、54゜C(130゜F)の融点を有する、請求項8に記載の方法。
- クラムラバーは、粉砕タイヤゴムである、請求項8に記載の方法。
- 粉砕タイヤゴムは室温で粉砕されたタイヤから由来している、請求項13に記載の方法。
- 粉砕タイヤゴムは40メッシュ篩を通過する粒子寸法を有する、請求項13に記載の方法。
- バインダー組成物に鉱油を添加する更なる工程を包含する、請求項8に記載の方法。
- バインダー組成物を再循環ポンプを通すことによりバインダー組成物を混合する、請求項8に記載の方法。
- アスファルトバインダー及び骨材を含有するアスファルトコンクリート舗装組成物を製造する場合に、この方法は、次の工程:
(a)アスファルトセメントを280゜F〜350゜F(137.8〜176.7℃)の範囲の温度に加熱し;
(b)この加熱されたアスファルトセメントに、バインダー組成物の全質量に対して0.5〜20質量%のクラムラバー及びバインダー組成物の全質量に対して0.01〜10質量%のポリオクテナマーを添加し;かつ
(c)アスファルトセメント、クラムラバー及びポリオクテナマーを、ポリオクテナマーが溶解して均質なバインダー組成物を形成するまで混合し;
(d)加熱されたバインダー組成物及び骨材を一緒にし;
(e)バインダー組成物及び骨材を混合して、骨材を熱バインダー組成物で一様に被覆して均質なアスファルトコンクリート舗装組成物を形成させる;
からなることを特徴とする、アスファルトコンクリート舗装組成物の製法。 - 工程(e)の混合は、実質的に連続的方法の部分である、請求項18に記載の方法。
- 工程(e)の混合を舗装スプレッダ装置のホッパー中で行う、請求項19に記載の方法。
- 骨材はリサイクルされた舗装材料を含有する、請求項20に記載の方法。
- 工程(e)の混合を垂直バッチプロダクシヨンミキサー中で行う、請求項18に記載の方法。
- 工程(a)〜(c)を、工程(d)及び(e)が実施される場所から離れた場所で実施し、この方法は、断熱タンク中のアスファルトバインダーを遠隔場所に移送する更なる工程を含有する、請求項18に記載の方法。
- アスファルトバインダー及び鉱質骨材を含有する舗装組成物において、アスファルトバインダーはアスファルトセメント、ポリオクテナマー及びクラムラバーより成ることを特徴とする、舗装組成物。
- ポリオクテナマーは、その二重結合の80%をトランス位に有し、129゜F(54゜C)の融点を有するトランス−ポリオクテナマーである、請求項24に記載の舗装組成物。
- 更に、10メッシュ篩を通過し、20メッシュ篩で留保される等級の粉砕ゴムの粒子を含有する、請求項24に記載の舗装組成物。
- アスファルトバインダー及び鉱質骨材を含有する舗装面において、アスファルトバインダーは、アスファルトセメント、ポリオクテナマー及びクラムラバーより成ることを特徴とする、舗装面。
- ポリオクテナマーは、その二重結合の80%をトランス位に有し、129゜F(54゜C)の融点を有するトランス−ポリオクテナマーである、請求項27に記載の舗装面。
- アスファルトバインダー組成物中のクラムラバーとアスファルトセメントとの相容性を高めるために、この組成物にアスファルトバインダー組成物の全質量に対して0.01〜10質量%のポリオクテナマーを添加することを特徴とする、アスファルトバインダー組成物中のクラムラバーとアスファルトセメントとの相容性を高める方法。
- クラムラバーは粉砕タイヤゴムである、請求項29に記載の方法。
- 粉砕タイヤゴムは40メッシュ篩を通過する粒子より成っている、請求項30に記載の方法。
- クラムラバーをアスファルトバインダー組成物の質量に対して0.5〜20質量%で含有する、請求項29に記載の方法。
- ポリオクテナマーは、80%がトランス−ポリオクテナマー及び20%がシス−ポリオクテナマーである異性体混合物である、請求項29に記載の方法。
- ポリオクテナマーをクラムラバーの添加の前に融解アスファルトセメントに混合する、請求項29に記載の方法。
- アスファルトセメント、トランス−ポリオクテナマー及び粉砕タイヤゴムを280゜F〜350゜F(137.8〜176.7℃)の範囲の温度で30分〜2時間の所定範囲の時間混合することによりアスファルトバインダー組成物を製造する、請求項29に記載の方法。
- 時間はアスファルトセメント、粉砕タイヤゴム及びポリオクテナマーの間の実質的架橋結合を可能とするのに充分である、請求項35に記載の方法。
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