JP3735032B2 - ハンドオーバー方法および装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ハンドオーバー方法および装置に関し、より詳細には、マルチコールをサポートする移動通信システムにおいて、QoS情報を判断してハンドオーバー制御方式を選択するハンドオーバー方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の移動通信システム(例えば、第2世代移動通信システム)におけるハンドオーバー方式では、マルチコールに対するサポート能力がなかった。ここで、マルチコールとは、基地局と移動局との間で、複数の呼が同時に通信している状態をいう。また、マルチコールをサポートする移動通信システム(例えば、第3世代移動通信システム:IMT-2000)においても、リアルタイム呼と非リアルタイム呼を識別してハンドオーバー制御を選択する機能はなかった。ここで、リアルタイム呼とは、例えば、音声通話のように、送受信間における音声信号の伝送に即時性が要求される通信であり、非リアルタイム呼とは、例えば、パケットによるデータ通信のように、データ信号の伝送に即時性を要求されない通信をいう。
【0003】
移動通信システムにおけるハンドオーバー方式として、アンカー型ハンドオーバー方式と非アンカー型ハンドオーバー方式とが知られている。アンカー型ハンドオーバー方式とは、移動通信システムの交換網において、切替える前の経路上の1点(特定のノード)をアンカーポイントとし、これを経路上に残した形で回線を切替える方式である。一方、非アンカー型ハンドオーバー方式とは、交換網において、移動元の基地局まで設定された回線の全てをいったん切断し、再度移動先の基地局まで最適な経路を設定して回線を切替える方式である。
【0004】
従来、リアルタイム呼にアンカー型ハンドオーバー方式が適用されており、非リアルタイム呼においてもアンカー型ハンドオーバー方式が適用されている。本来、移動局に対する呼を識別して、QoS(Quality of Service)の情報を判断し、ハンドオーバー制御を行うのが望ましい。
【0005】
図1は、従来のハンドオーバー方式を使用するシステムを示したブロック図である。移動通信システムは、移動通信ノードと移動端末とで構成されている。移動通信ノードは、無線基地局113,114と、無線基地局113,114を制御するRNC(Radio Network Controller)109,112と、RNC109,112に対して、ハンドオーバー制御を行うサービス・ノード101,102とから構成されている。移動端末115は、移動通信ノードの無線基地局113,114が提供するサービスエリア内を移動しながら通信を行うことができる。
【0006】
サービス・ノード101は、移動端末115の移動元の無線基地局113に接続されている。マルチコールに対してハンドオーバーの制御を行うマルチコールハンドオーバー制御装置105は、RNC109と、他のサービス・ノードとの通信制御を行うレイヤ3信号送受装置106を介して接続されている。また、ハンドオーバー制御を行うアンカー型ハンドオーバー制御装置107が、マルチコールハンドオーバー制御装置105に接続されている。
【0007】
サービス・ノード102は、移動端末115の移動先の無線基地局114に接続されている。ハンドオーバー制御を行うためのハンドオーバー制御装置110は、RNC112と、他のサービス・ノードとの通信制御を行うレイヤ3信号送受装置111を介して接続されている。
【0008】
なお、サービス・ノード101は、、ハンドオーバー制御装置110を備え、サービス・ノード102は、マルチコールハンドオーバー制御装置105と、アンカー型ハンドオーバー制御装置107とを備えているが、図1では、便宜上図示を省略した。
【0009】
図2は、従来のハンドオーバー方式を説明するためのフローチャートである。移動端末115は、移動によって基地局のサービス・エリアが変化したことを検出し(S201)、無線基地局114を介してRNC112にハンドオーバーの実行を要求するハンドオーバー実行要求信号を送信する(S202)。RNC112は、サービス・ノード102のレイヤ3信号送受装置111とハンドオーバー制御装置110に、ハンドオーバー実行要求信号を転送する(S203,S204)。
【0010】
ハンドオーバー実行要求信号を受信したハンドオーバー制御装置110は、現在、移動端末115を制御しているサービス・ノード101を識別することができ、サービス・ノード101へハンドオーバー実行要求信号を送信することができる。サービス・ノード101は、ハンドオーバー実行要求信号を、レイヤ3信号送受装置106を経由して、マルチコールハンドオーバー制御装置105で受信する(S205)。
【0011】
ハンドオーバー実行要求信号を受信したマルチコールハンドオーバー制御装置105は、各呼について、アンカー型ハンドオーバー方式を選択し、アンカー型ハンドオーバー制御装置107を起動する(S206)。すべての呼について選択が終了すると、ハンドオーバーの制御を行って処理を終了する(S207)。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のハンドオーバー方式では、非リアルタイム呼に対しても冗長な経路が設定されることになり、データの転送において、転送遅延を増大させ、移動通信ネットワーク内の転送負荷を増大させるという問題があった。
【0013】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、QoS情報を判断してハンドオーバー制御方式を選択するハンドオーバー方法および装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は、このような目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、移動端末と移動元移動通信ノードとの間に設定された複数の呼を、前記移動端末の移動に伴って、前記移動端末と移動先移動通信ノードと間に切替えるハンドオーバー方法において、前記移動端末が前記移動先移動通信ノードのサービスエリアに移動した際に、前記移動端末からの前記複数の呼ごとの品質情報であって、前記複数の呼ごとにリアルタイム呼または非リアルタイム呼のいずれかであることを示す情報を含む品質情報を、前記移動先移動通信ノードを経由して、前記移動元移動通信ノードで受信する品質情報受信ステップと、前記移動元移動通信ノードが、前記品質情報受信ステップで受信された前記品質情報を格納する格納ステップと、前記移動元移動通信ノードが、前記サービス品質情報が格納されたことを示す完了信号を、前記移動先移動通信ノードを経由して、前記移動端末へ送信する完了信号送信ステップと、前記移動端末が、前記移動元移動通信ノードからの前記完了信号に応答して送信したハンドオーバーの実行要求である実行要求信号を、前記移動先移動通信ノードを経由して、前記移動元移動通信ノードで受信する実行要求受信ステップと、前記移動元移動通信ノードが、前記移動端末からの前記実行要求信号から、前記移動端末を特定して、前記格納ステップで格納された前記品質情報を取得し、前記リアルタイム呼の場合にはアンカー型ハンドオーバー制御方式を選択し、前記非リアルタイム呼の場合には非アンカー型ハンドオーバー制御方式を選択する選択ステップと、前記移動元移動通信ノードと前記移動先移動通信ノードとが、前記選択ステップで選択された前記ハンドオーバー制御方式に従って、前記複数の呼の切替を行う切替ステップとを備えることを特徴とする。
【0015】
このような方法により、複数の呼ごとにQoS情報を判断してハンドオーバー制御方式を選択するので、効率的なデータの転送を行うことができる。
【0017】
請求項2に記載の発明は、移動端末と移動元移動通信ノードとの間に設定された複数の呼を、前記移動端末の移動に伴って、前記移動端末と移動先移動通信ノードと間に切替えるハンドオーバー装置において、前記移動端末が前記移動先移動通信ノードのサービスエリアに移動した際に、前記移動端末からの前記複数の呼ごとの品質情報であって、前記複数の呼ごとにリアルタイム呼または非リアルタイム呼のいずれかであることを示す情報を含む品質情報を、前記移動先移動通信ノードを経由して、前記移動元移動通信ノードで受信する品質情報受信手段と、前記移動元移動通信ノードが、前記品質情報受信手段で受信された前記品質情報を格納する格納手段と、前記移動元移動通信ノードが、前記サービス品質情報が格納されたことを示す完了信号を、前記移動先移動通信ノードを経由して、前記移動端末へ送信する完了信号送信手段と、前記移動端末が、前記移動元移動通信ノードからの前記完了信号に応答して送信したハンドオーバーの実行要求である実行要求信号を、前記移動先移動通信ノードを経由して、前記移動元移動通信ノードで受信する実行要求受信手段と、前記移動元移動通信ノードが、前記移動端末からの前記実行要求信号から前記移動端末を特定して、前記格納手段で格納された前記品質情報を取得し、前記リアルタイム呼の場合にはアンカー型ハンドオーバー制御方式を選択し、前記非リアルタイム呼の場合には非アンカー型ハンドオーバー制御方式を選択する選択手段と、前記移動元移動通信ノードと前記移動先移動通信ノードとが、前記選択手段で選択された前記ハンドオーバー制御方式に従って、前記複数の呼の切替を行う切替手段とを備えたことを特徴とする。
【0018】
このような構成により、複数の呼ごとにQoS情報を判断してハンドオーバー制御方式を選択するので、効率的なデータの転送を行うことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。本発明は、呼毎にリアルタイム呼と非リアルタイム呼を識別して、適用すべきハンドオーバー方式を選択する。
【0021】
図3は、本発明にかかるハンドオーバー方式を使用する移動通信システムの一例を示したブロック図である。移動通信システムは、移動通信ノードと移動端末とで構成されている。移動通信ノードは、無線基地局13,14と、無線基地局13,14を制御するRNC9,12と、RNC9,12に対して、ハンドオーバーの制御を行うサービス・ノード1,2とから構成されている。移動端末15は、移動通信ノードの無線基地局13,14が提供するサービスエリア内を移動しながら通信を行うことができる。
【0022】
サービス・ノード1は、移動端末15の移動元の無線基地局13に接続されている。ハンドオーバー方式の選択を行うハンドオーバー適用方式判断装置3と、QoS情報を管理しているQoS値管理装置4とが接続された、マルチコールハンドオーバー制御装置5は、RNC9と、他のサービス・ノードとの通信制御を行うレイヤ3信号送受装置6を介して接続されている。また、ハンドオーバー制御を行うアンカー型ハンドオーバー制御装置7と、非アンカー型ハンドオーバー制御装置8とが、マルチコールハンドオーバー制御装置5に接続されている。
【0023】
サービス・ノード2は、移動端末15の移動先の無線基地局14に接続されている。ハンドオーバー制御を行うためのハンドオーバー制御装置10は、RNC12と、他のサービス・ノードとの通信制御を行うレイヤ3信号送受装置11を介して接続されている。
【0024】
なお、サービス・ノード1は、、ハンドオーバー制御装置10を備え、サービス・ノード2は、ハンドオーバー適用方式判断装置3と、QoS値管理装置4と、マルチコールハンドオーバー制御装置5と、アンカー型ハンドオーバー制御装置7と、非アンカー型ハンドオーバー制御装置8とを備えているが、図3では、便宜上図示を省略した。
【0025】
図4は、本発明にかかるハンドオーバー方式のQoSネゴシエーションを説明するためのフローチャートである。移動端末15は、移動によって基地局のサービス・エリアが変化したことを検出し(S401)、無線基地局14を介してRNC12にハンドオーバー起動信号を送出する(S402)。
【0026】
このハンドオーバー起動信号には、QoS要求値を含んでいる。移動端末毎の各呼のQoS値は、呼設定時またはハンドオーバー時のネゴシエーションによって決定される。このネゴシエーションは、移動端末15が無線基地局14とRNC12とを介して、サービス・ノード2との手続きによって行われる。
【0027】
ハンドオーバー起動信号を受信したRNC12は(S403)、QoS要求値に基づいて、移動端末15に割当てるQoS値のネゴシエーションを、無線基地局14と行う(S404)。ネゴシエーションの結果、移動端末15に割当てられたQoS値は、サービス・ノード2のレイヤ3信号送受装置11と、サービス・ノード1のレイヤ3信号送受装置6とを経由して、マルチコールハンドオーバー制御装置5に通知される(S405)。
【0028】
マルチコールハンドオーバー制御装置5は、移動端末15に割当てられたQoS値をQoS値管理装置4に通知する(S406)。QoS値管理装置4は、移動端末15に割当てられたQoS値を、予め割当てられた格納領域に格納し、処理完了通知をレイヤ3信号送受装置6に返信する(S407)。処理完了通知は、レイヤ3信号送受装置11と、RNC12と、無線基地局14とを経由して移動端末15に通知される(S408)。
【0029】
図5は、本発明にかかるハンドオーバー方式の要求方法を説明するためのフローチャートである。図4に示したQoSネゴシエーションに引き続いて、ハンドオーバーの要求方法について説明する。
【0030】
処理完了通知を受信した移動端末15は、無線基地局14とRNC12を経由して、サービス・ノード2のレイヤ3信号送受装置11とハンドオーバー制御装置10に、ハンドオーバーの実行を要求するハンドオーバー実行要求信号を送信する(S409〜S411)。ハンドオーバー実行要求信号は、移動端末15に関する現在のアドレス情報が含まれている。例えば、アドレス情報として、ITU-T(International Telecommunication Union Telecommunication standardization sector)E.164に規定されている電話番号が考えられる。
【0031】
ハンドオーバー実行要求信号を受信したハンドオーバー制御装置10は、現在、移動端末15を制御しているサービス・ノード1を識別することができ、サービス・ノード1へハンドオーバー実行要求信号を送信することができる。サービス・ノード1は、ハンドオーバー実行要求信号を、レイヤ3信号送受装置6を経由して、マルチコールハンドオーバー制御装置5で受信する(S412)。
【0032】
マルチコールハンドオーバー制御装置5は、移動端末15の送信したハンドオーバー実行要求信号を受信すると、ハンドオーバー適用方式判断装置3を起動する(S413)。マルチコールハンドオーバー制御装置5は、ハンドオーバー適用方式判断装置3の起動には、移動端末15に対応する識別子を起動信号の中に含める。例えば、識別子として、ITU-T E.164に規定されている電話番号や、IMT-2000で規定されているIMUI(International Mobile User Identifier)などが考えられる。
【0033】
ハンドオーバー適用方式判断装置3は、移動端末15が現在通信している呼のQoS情報を取得するために、移動端末毎の各呼のQoS情報を管理しているQoS値管理装置4に問い合わせを行う(S414)。問い合わせを行うための信号フォーマットについては、図7において、後述する。
【0034】
このようにして、ハンドオーバー実行要求信号の送信に先だって、ハンドオーバー起動信号を送信するので、RNC12がハンドオーバー起動信号の処理を行うことにより、QoS値管理装置4は、移動端末毎の各呼のQoS情報を取得することができ、ハンドオーバー適用方式判断装置3からの問い合わせに応答することができる。
【0035】
図6は、本発明にかかるハンドオーバー方式の決定処理方法を説明するためのフローチャートである。移動端末毎の各呼のQoS情報を取得したハンドオーバー適用方式判断装置3は、QoS情報に基づいて、移動端末15に適用すべきハンドオーバー方式を決定する処理を起動する(S415)。ハンドオーバー方式は、移動端末15が通信を行っている全ての呼について行われる(S416,S417,S421)。
【0036】
各呼について、リアルタイム呼であるか非リアルタイム呼であるかの判断を行い(S418)、リアルタイム呼である場合には、アンカー型ハンドオーバー方式を選択し(S419)、非リアルタイム呼である場合には、非アンカー型ハンドオーバー方式を選択する(S420)。ハンドオーバー適用方式判断装置3は、それぞれの選択結果を、マルチコールハンドオーバー制御装置5に返送し、すべての呼について選択が終了すると、処理を終了する(S422)。
【0037】
マルチコールハンドオーバー制御装置5は、ハンドオーバー適用方式判断装置3からの選択結果に基づき、移動端末15の各呼毎に適用すべきハンドオーバー方式を実行する制御装置を起動する。すなわち、図3において、マルチコールハンドオーバー制御装置5は、各呼毎に、アンカー型ハンドオーバー制御装置7と、非アンカー型ハンドオーバー制御装置8とを起動する。
【0038】
図7は、ハンドオーバー適用方式判断装置とQoS値管理装置との間の信号フォーマットを示した図である。図7(a)は、ハンドオーバー適用方式判断装置3が、移動端末15が現在通信している呼のQoS情報を取得するために、QoS値管理装置4に送信する要求信号である。例えば、移動端末の識別子として、ITU-T E.164に規定されている電話番号や、IMT-2000で規定されているIMUIなどが考えられる。
【0039】
図7(b)は、QoS値管理装置4が、移動端末毎の各呼のQoS情報を、ハンドオーバー適用方式判断装置3送信する応答信号である。例えば、呼の識別子として、正規化された1から順番に付与された整数値を用いることができる。
【0040】
本実施例によれば、リアルタイム呼と非リアルタイム呼を識別して、リアルタイム呼である場合には、アンカー型ハンドオーバー方式を選択し、非リアルタイム呼である場合には、非アンカー型ハンドオーバー方式を選択することにより、冗長な経路の設定が防止される。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、QoS情報を判断してハンドオーバー制御方式を選択することができ、効率的なデータの転送が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のハンドオーバー方式を使用する移動通信システムを示したブロック図である。
【図2】従来のハンドオーバー方式を説明するためのフローチャートである。
【図3】本発明にかかるハンドオーバー方式を使用する移動通信システムの一例を示したブロック図である。
【図4】本発明の一実施形態にかかるQoS値設定方法を説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明の一実施形態にかかるハンドオーバー要求方法を説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明の一実施形態にかかるハンドオーバー方式決定処理方法を説明するためのフローチャートである。
【図7】ハンドオーバー適用方式判断装置とQoS値管理装置との間の信号フォーマットを示した図である。
【符号の説明】
1,2,101,102 サービス・ノード
3 ハンドオーバー適用方式判断装置
4 QoS値管理装置
5,105 マルチコールハンドオーバー制御装置
6,11,106,111 レイヤ3信号送受装置
7,107 アンカー型ハンドオーバー制御装置
8 非アンカー型ハンドオーバー制御装置
9,12,109,112 RNC
10,110 ハンドオーバー制御装置
13,14,113,114 無線基地局
15,115 移動端末
Claims (2)
- 移動端末と移動元移動通信ノードとの間に設定された複数の呼を、前記移動端末の移動に伴って、前記移動端末と移動先移動通信ノードと間に切替えるハンドオーバー方法において、
前記移動端末が前記移動先移動通信ノードのサービスエリアに移動した際に、前記移動端末からの前記複数の呼ごとの品質情報であって、前記複数の呼ごとにリアルタイム呼または非リアルタイム呼のいずれかであることを示す情報を含む品質情報を、前記移動先移動通信ノードを経由して、前記移動元移動通信ノードで受信する品質情報受信ステップと、
前記移動元移動通信ノードが、前記品質情報受信ステップで受信された前記品質情報を格納する格納ステップと、
前記移動元移動通信ノードが、前記サービス品質情報が格納されたことを示す完了信号を、前記移動先移動通信ノードを経由して、前記移動端末へ送信する完了信号送信ステップと、
前記移動端末が、前記移動元移動通信ノードからの前記完了信号に応答して送信したハンドオーバーの実行要求である実行要求信号を、前記移動先移動通信ノードを経由して、前記移動元移動通信ノードで受信する実行要求受信ステップと、
前記移動元移動通信ノードが、前記移動端末からの前記実行要求信号から、前記移動端末を特定して、前記格納ステップで格納された前記品質情報を取得し、前記リアルタイム呼の場合にはアンカー型ハンドオーバー制御方式を選択し、前記非リアルタイム呼の場合には非アンカー型ハンドオーバー制御方式を選択する選択ステップと、
前記移動元移動通信ノードと前記移動先移動通信ノードとが、前記選択ステップで選択された前記ハンドオーバー制御方式に従って、前記複数の呼の切替を行う切替ステップと
を備えることを特徴とするハンドオーバー方法。 - 移動端末と移動元移動通信ノードとの間に設定された複数の呼を、前記移動端末の移動に伴って、前記移動端末と移動先移動通信ノードと間に切替えるハンドオーバー装置において、
前記移動端末が前記移動先移動通信ノードのサービスエリアに移動した際に、前記移動端末からの前記複数の呼ごとの品質情報であって、前記複数の呼ごとにリアルタイム呼または非リアルタイム呼のいずれかであることを示す情報を含む品質情報を、前記移動先移動通信ノードを経由して、前記移動元移動通信ノードで受信する品質情報受信手段と、
前記移動元移動通信ノードが、前記品質情報受信手段で受信された前記品質情報を格納する格納手段と、
前記移動元移動通信ノードが、前記サービス品質情報が格納されたことを示す完了信号を、前記移動先移動通信ノードを経由して、前記移動端末へ送信する完了信号送信手段と、
前記移動端末が、前記移動元移動通信ノードからの前記完了信号に応答して送信したハンドオーバーの実行要求である実行要求信号を、前記移動先移動通信ノードを経由して、前記移動元移動通信ノードで受信する実行要求受信手段と、
前記移動元移動通信ノードが、前記移動端末からの前記実行要求信号から前記移動端末を特定して、前記格納手段で格納された前記品質情報を取得し、前記リアルタイム呼の場合にはアンカー型ハンドオーバー制御方式を選択し、前記非リアルタイム呼の場合には非アンカー型ハンドオーバー制御方式を選択する選択手段と、
前記移動元移動通信ノードと前記移動先移動通信ノードとが、前記選択手段で選択された前記ハンドオーバー制御方式に従って、前記複数の呼の切替を行う切替手段と
を備えたことを特徴とするハンドオーバー装置。
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