JP3732766B2 - Multi-channel digital broadcast pseudo signal generator - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、地上デジタル放送波の伝送性能を確認するためにデジタル放送疑似信号を発生する多チャンネルデジタル放送疑似信号発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
地上デジタル(テレビジョン)放送(ISDB−T:Terrestrial Integrated Services Digital Broadcasting)は、2003年から関東、近畿及び中京広域圏で、また、2006年までにその他の地域で本放送開始が予定されている。
【0003】
このため共聴用機器、CATV伝送機器、TV受信機等では、既に地上デジタル放送波の伝送に対応した機器の検討や開発が進められている。例えば伝送路は複数の地上デジタル放送信号を伝送しなければならず、また、受信機は複数の地上デジタル放送信号を受信して目的の1波を正常に受信しなければならない。このため最終的には実際に複数の地上デジタル放送波を受信伝送した地上デジタル放送波伝送性能の確認が必要であり、地上デジタル放送開始後の電波発射状況をシミュレートした信号が必要になる。
【0004】
地上デジタル放送開始後の電波発射状況をシミュレートした複数の地上デジタル放送波を生成するには、現在、以下の3つの方法が考えられる。
(1) 地上デジタル放送変調器を複数台用意する。
【0005】
(2) 図7に示すように1台の地上デジタル放送変調器(OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplex:直交周波数分割多重)変調器)31の出力を、複数のRFコンバータ(周波数コンバータ)32によりそれぞれ設定チャンネルの周波数に変換して出力する。
【0006】
(3) 東京パイロット実験協議会が発射している地上デジタル試験放送を受信し、複数の周波数コンバータで複数の周波数に変換して出力する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記3つの方法によって地上デジタル放送波伝送性能の確認試験を行なうことができるが、次のような問題がある。
上記(1)の方法は最も理想的であるが、実際の放送用変調器を複数台使用するので非常に高価になる。
(2)の方法は、1台の地上デジタル放送変調器31の出力を複数のRFコンバータ32で周波数変換するので、その出力信号は複数の同期した同一スペクトルの信号、すなわち、シンボルのタイミングや変調まで全く同じ信号となり、地上デジタル放送開始後の実際の電波発射状況と異なってしまい、実際の状況に即した試験ができない。
(3)の方法は、空中に発射された電波を受信するので、場所によって安定度やC/N比(Carrier to Noise ratio)が異なる等の問題がある。
【0008】
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、安価に構成でき、かつ、実際の状況に即した多チャンネルのデジタル放送疑似信号を発生することができる多チャンネルデジタル放送疑似信号発生装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
第1の発明に係る多チャンネルデジタル放送疑似信号発生装置は、外部入力される外部同期基準信号に基づいて生成される同期クロックに従って地上デジタル放送の仕様に準拠したOFDM信号の生成及びIF周波数の信号に変換して処理し出力する複数のOFDM信号発生部と、前記複数のOFDM信号発生部から出力されるIF周波数の信号を前記外部同期基準信号に基づいて生成される同期クロックにより設定チャンネルの周波数に変換して出力する複数のRFコンバータと、前記複数のRFコンバータから出力される多チャンネルのOFDM信号を混合して1つの出力端子より出力するRF混合器とからなることを特徴とする。
【0010】
上記のように、複数のOFDM信号発生部で地上デジタル放送の仕様に準拠したOFDM信号を発生してIF周波数の信号に変換し、更に、このIF周波数の信号をそれぞれRFコンバータで設定チャンネルの周波数に変換した後、RF混合器で混合して1つの出力端子より出力することにより、各チャンネル別に異なる波形のデジタル放送疑似信号を発生でき、実際の状況に即した多チャンネルのデジタル放送疑似信号を発生することができる。また、構成が簡単であり、安価に製作することができる。
【0011】
第2の発明に係る多チャンネルデジタル放送疑似信号発生装置は、地上デジタル放送の仕様に準拠したOFDM信号を発生し、このOFDM信号をそれぞれ同期クロックに従ってIF周波数の信号に変換して出力する複数のOFDM信号発生部と、前記複数のOFDM信号発生部から出力されるIF周波数の信号を分配するIF分配器と、前記複数のOFDM信号発生部に対応して設けられ、前記IF分配器により分配されたIF周波数の信号を同期クロックにより設定チャンネルの周波数に変換して出力する複数のRFコンバータと、前記RFコンバータから出力される多チャンネルのOFDM信号を混合して1つの出力端子より出力するRF混合器とを具備し、前記複数のOFDM信号発生部は、その同期クロックとして、外部同期基準信号により生成したものと、各チャンネル毎に設けられるクロック生成部の発振素子により生成されたものを任意に切換えて同期クロックとし、前記IF分配器は、前記各OFDM信号発生部から入力されるIF周波数の信号をそのまま対応するRFコンバータに出力する第1のモードと、入力端子に接続されている任意の1つのOFDM信号発生部の出力信号を選択して全てのRFコンバータに分配する第2のモードとを備え、前記第1のモードと第2のモードがモード切換手段により切換えられることを特徴とする。
【0012】
上記のようにIF分配器が第1及び第2の動作モードを備え、この動作モードをモード切換手段に切換え可能に構成することにより、デジタル放送疑似信号の出力モードを複数に設定でき、地上波デジタル放送開始後の電波発射状況をシミュレートしてCATVの伝送路や受信機のテストを高精度で効率的に行なうことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る多チャンネルデジタル放送疑似信号発生装置の全体の構成を示すブロック図である。図1は、10チャンネルのデジタル放送疑似信号を発生する場合を例として示している。
【0014】
図1において、1−1〜1−10はOFDM信号発生部で、外部同期基準信号として10MHzのクロックが入力される。OFDM信号発生部1−1〜1−10は、外部同期基準信号あるいは内部の発振素子で発振した10MHzのクロックに基づいて所定の動作クロックを生成し、この動作クロックに同期してOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplex:直交周波数分割多重)信号を発生し、例えば37.15MHzを中心とするIF周波数に変換して出力する。OFDM信号とは、モード、ガードインターバル、変調方式について、ISDB−T(Terrestrial Integrated Services Digital Broadcasting:地上デジタル放送)の仕様に準拠し、ランダムデータで変調されたシンボルが繰り返して出力される信号である。上記OFDM信号発生部1−1〜1−10の詳細については後述する。
【0015】
上記OFDM信号発生部1−1〜1−10からIF周波数に変換して出力されるOFDM信号は、IF分配器2を介してRFコンバータ4−1〜4−10へ送られる。IF分配器2は、OFDM信号発生部1−1〜1−10から入力される各IF信号をそのまま対応するRFコンバータ4−1〜4−10へ出力する第1のモードと、1つの入力信号例えばOFDM信号発生部1−1から入力されるIF信号を選択して全てのRFコンバータ4−1〜4−10へ分配する第2のモードとを備えており、モード切換スイッチ3により第1のモードと第2のモードを任意に切換えられるようになっている。
【0016】
また、RFコンバータ4−1〜4−10には、10MHzの外部同期基準信号及びチャンネル設定信号が入力される。RFコンバータ4−1〜4−10は、図示しないが、内部にクロック生成部及び例えば水晶振動子等の10MHzのクロックを発生する発振素子を備えている。このクロック生成部は、内部発振素子による10MHzのクロックと外部から入力される10MHzの外部同期基準信号とを任意に切換えて必要な同期クロックを生成している。
【0017】
RFコンバータ4−1〜4−10は、内部のクロック生成部で生成した同期クロックに同期して動作し、IF分配器2から出力されるIF信号をそれぞれチャンネル設定信号に基づいて指定チャンネルの周波数に変換し、RF混合器5に入力する。このRF混合器5は、RFコンバータ4−1〜4−10から出力される各チャンネルのOFDM信号を混合し、1つの出力端子より1本のケーブル6を介して出力する。
【0018】
上記RFコンバータ4−1〜4−10におけるチャンネル設定は、すなわち、90MHzから770MHzまでの周波数を使用する有線テレビジョン放送の搬送波の周波数は、93MHzから767MHzまで、例えば93MHz、99MHz、105MHz、…、…、767MHzと、6MHzの間隔で設定された周波数のうちから選定し、かつ、その周波数よりも1/7MHz(=142.857…kHz)だけ高い方へずらして配置する。また、デジタル放送の標準方式の使用する周波数帯域は5.6MHzである。なお、RFコンバータ4−1〜4−10は、上記有線テレビジョン放送法施行規則で規定された周波数と、1/7MHzを加えない周波数の切換えができるようになっている。
【0019】
図2は搬送波の変調波スペクトルの許容範囲を示したものである。搬送波の周波数に対し、±2.79MHzにおける相対減衰量は0dB、±2.86MHzにおける相対減衰量は−20dB、±3.00MHzにおける相対減衰量は−27dB、±4.36MHzにおける相対減衰量は−50dBとなっている。
【0020】
次に、上記OFDM信号発生部1−1〜1−10の詳細な構成について図3を参照して説明する。図3は、OFDM信号発生部1−1の構成について示したものであるが、その他のOFDM信号発生部1−2〜1−10においても同様の構成となっている。
【0021】
図3において、11は任意波形発生部で、クロック生成部12から4×512/63MHz(32.507936…MHz)のクロックが入力される。上記任意波形発生部11は、上記クロックに同期して波形バンク部13に対するアドレスを生成し、このアドレスにより波形バンク部13から波形データを読出して高速の内部メモリに記憶し、この内部メモリに記憶した波形データを繰り返し読出して次段のIFコンバータ14に出力する。
【0022】
上記クロック生成部12は、内部に例えば水晶振動子等の10MHzのクロックを発生する発振素子17を備え、この発振素子17のクロックと外部から入力される10MHzの外部同期基準信号とを任意に切換えて使用できるようになっている。
【0023】
クロック生成部12は、10MHzの外部同期基準信号あるいは発振素子17の出力信号に基づいて4×512/63MHz(32.507936…MHz)のクロックと512/63+37.15MHz(45.276984…MHz)のクロックを生成し、4×512/63MHz(32.507936…MHz)のクロックを任意波形発生部11に入力し、512/63+37.15MHz(45.276984…MHz)のクロックをIFコンバータ14に局部発振信号として入力する。
【0024】
波形バンク部13は、複数のメモリ例えば16個のEPROMを備え、各EPROMにそれぞれデジタル放送疑似信号波形データ、すなわちOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplex:直交周波数分割多重)信号を予め登録している。上記各EPROMに登録するOFDM信号は、モード、ガードインターバル、変調方式について、ISDB−T(Terrestrial Integrated Services Digital Broadcasting:地上デジタル放送)の仕様に準拠し、ランダムデータで変調された複数のシンボルからなっている。この各EPROMに登録するOFDM信号の生成方法については詳細を後述する。また、波形バンク部13における16個のEPROMには、それぞれ異なる波形データが登録されるもので、フロントパネル部15に設けた16個の波形選択ボタンによって選択できるようになっている。
上記フロントパネル部15の波形選択ボタンが操作されると、対応するEPROMが選択され、このEPROMが任意波形発生部11によりアドレス指定されて予め登録されている波形データが読出される。
【0025】
任意波形発生部11は、波形バンク部13から読出した波形データを高速の内部メモリに記憶した後、この内部メモリから繰り返して読出し、順次D/A変換して中心周波数512/63MHz(8.126985…MHz)の信号を生成し、IFコンバータ14に入力する。IFコンバータ14は、任意波形発生部11から入力される中心周波数512/63MHz(8.126985…MHz)の信号とクロック生成部12からの局部発振周波数512/63+37.15MHz(45.276984…MHz)の信号との差をとり、37.15MHzを中心とするIF周波数(中間周波数)に変換してIF分配器2に出力する。
【0026】
図4は、波形バンク部13の各EPROMに登録するOFDM信号の生成方法について示したものである。図4において、21はランダムデータ生成/マッピング手段で、例えば数値演算ソフトのランダム関数を用いてランダムデータを生成する。また、ランダムデータ生成/マッピング手段21では、上記ランダムデータにより例えばQPSK変調あるいはQAM変調し、デジタル放送疑似信号のキャリアとして出力する。このキャリアは、複素数のデータ(Re:実数、Im:虚数)として出力される。
【0027】
上記ランダムデータ生成/マッピング手段21から出力されるキャリアは、逆フーリエ変換(IFFT)手段22により、複素数の時間波形データとして出力される。
【0028】
上記逆フーリエ変換手段22で時間波形生成後、ガードインターバル付加手段23により、OFDMシンボルの後端部をOFDMシンボルの前端にカードインターバルとして付加する。このガードインターバルを付加することで、OFDM信号のスぺクトラムが広がるので、スぺクトラム制限手段24により、デジタルLPFにて帯域外スぺクトラムを除去する。
【0029】
上記スぺクトラム制限手段24で帯域外スぺクトラムを除去した信号を4倍アップサンプル手段25にて4倍の周波数にアップサンプルし、4倍アップサンプルフィルタ26を介して取り出す。これは最終的に512/63MHz(8.126985…MHz)の中心周波数の信号を得るための処理である。
【0030】
そして、4倍アップサンプルフィルタ26の出力信号を直交変調手段27で直交変調し、中心周波数が512/63MHz(8.126985…MHz)のOFDM信号(時間波形)を得ている。直交変調手段27は、sin 及びcos の信号を局部発振周波数の信号として使用し、直交変調する。この直交変調後の信号に対し、スぺクトラム制限手段28により帯域外スぺクトラムを除去し、最終的なOFDMの時間波形信号として取り出し、上記波形バンク部13に記憶する。
【0031】
上記OFDM信号の生成では、ランダムデータ生成/マッピング手段21等において、ISDB−Tに準拠したOFDMパラメータを設定し、複数種類の波形信号を生成し、波形バンク部13に設けられている複数のEPROMに登録する。従って、EPROMを選択することによって任意の波形を選択することができる。
【0032】
ISDB−Tに準拠したOFDMパラメータは、
キャリア変調方式:DPQSK、QPSK、16QAM、64QAM、
キャリア数:Mode 1:1405本、Mode 2:2809本、Mode3:5617本、
ガードインターバル:1/32、1/16、1/8、1/4、
となっている。また、シンボル数は、Mode 1でガードインターバルが1/32のとき「31シンボル」、Mode 3でガードインターバルが1/4のとき「6シンボル」である。
【0033】
波形バンク部13に登録するOFDM信号は、ISDB−Tに完全に準拠する必要はないが、例えばMode、FFT周期、変調方式、ガードインターバル長についてISDB−Tに準拠することで、振幅特性の特徴をISDB−TのOFDM信号と同様にする。
【0034】
図5は、波形バンク部13のEPROMに登録するOFDM信号として12種類のパターンを生成する場合のパラメータ設定例について示したものである。すなわち、モード3種類(Mode 1〜Mode 3)、キャリア変調方式2種類(QPSK、64QAM)、ガードインターバル2種類(1/32、1/4)を組み合わせて12種類の信号パターンを設定している。
【0035】
上記波形バンク部13におけるEPROMとして4Mbitのメモリを使用すれば、OFDM信号(Mode 1、ガードインターバル1/32)を31シンボル出力することができる。
【0036】
次に上記実施形態の全体の動作について図6を参照して説明する。
図1に示した多チャンネルデジタル放送疑似信号発生装置において、IF分配器2の動作モードをモード切換スイッチ3により第1のモードに切換えた場合、図6(a)に示すように、各OFDM信号発生部1−1〜1−10から出力されるOFDM信号(IF周波数の信号)は、IF分配器2内を素通りし、そのまま対応するRFコンバータ4−1〜4−10へ送られる。このときOFDM信号発生部1−1〜1−10の各クロック生成部12(図3参照)の動作を発振素子17から出力される10MHzのクロックに基づく動作に切換えると、各OFDM信号発生部1−1〜1−10は、相互に関連性のない独立したスペクトルとタイミングを持つOFDM信号を非同期の状態で出力する。
【0037】
上記各OFDM信号発生部1−1〜1−10から出力されるOFDM信号は、IF分配器2を介して対応するRFコンバータ4−1〜4−10へ送られ、設定チャンネルの周波数に変換される。そして、この各RFコンバータ4−1〜4−10から出力される各チャンネルの信号がRF混合器5で混合され、1本のケーブル6を介して被試験用回路あるいは被試験用機器へ送られる。
【0038】
従って、上記図6(a)の場合には、10波の独立したデジタル放送疑似信号が非同期の状態で出力されることになる。この場合、RFコンバータ4−1〜4−10は、内部のクロック生成部において、10MHzの外部同期基準信号を使用して同期クロックを作成しても、あるいは内部の発振素子から出力される10MHzのクロックを使用して同期クロックを作成しても良い。
【0039】
次に、上記IF分配器2の動作モードをモード切換スイッチ3により第2のモードに切換えると、IF分配器2は、図6(b)に示すように1つの入力信号例えばOFDM信号発生部1−1から入力されるOFDM信号を選択し、全てのRFコンバータ4−1〜4−10に分配する。RFコンバータ4−1〜4−10は、IF分配器2により分配された同じOFDM信号をそれぞれ設定チャンネルの周波数に変換する。そして、この各RFコンバータ4−1〜4−10から出力される各チャンネルの信号がRF混合器5で混合され、1本のケーブル6を介して被試験用回路あるいは被試験用機器へ送られる。
【0040】
上記のように図6(b)の場合には、1つのOFDM信号発生部1−1から出力されるOFDM信号がIF分配器2で選択されてRFコンバータ4−1〜4−10に分配されるので、このRFコンバータ4−1〜4−10から同じスペクトルとタイミングを持つデジタル放送疑似信号が出力される。この場合、RFコンバータ4−1〜4−10は、内部のクロック生成部において、10MHzの外部同期基準信号を使用して同期クロックを作成しても、あるいは内部の発振素子から出力される10MHzのクロックを使用して同期クロックを作成しても良い。
【0041】
次に、上記IF分配器2の動作モードをモード切換スイッチ3により第1のモードに切換えると共に、OFDM信号発生部1−1〜1−10及びRFコンバータ4−1〜4−10が10MHzの外部同期基準信号に同期して動作するように切換えると、回路は図6(c)に示す接続状態となる。
【0042】
図6(c)において、OFDM信号発生部1−1〜1−10は、それぞれ独立したスペクトルとタイミングを持ち、且つ周波数が同期した、すなわち周波数が直交関係にあるOFDM信号を発生する。このOFDM信号発生部1−1〜1−10から出力されるOFDM信号は、IF分配器2により対応するRFコンバータ4−1〜4−10に分配される。RFコンバータ4−1〜4−10は、10MHzの外部同期基準信号に同期して動作し、OFDM信号発生部1−1〜1−10からIF分配器2を介して送られてきたOFDM信号をそれぞれ設定チャンネルの周波数に変換する。
【0043】
この結果、RFコンバータ4−1〜4−10からは、それぞれ独立したスペクトルとタイミングを持ち、且つ周波数が同期した(直交関係にある)デジタル放送疑似信号が出力される。そして、上記各RFコンバータ4−1〜4−10から出力される各チャンネルの信号がRF混合器5で混合され、1本のケーブル6を介して被試験用回路あるいは被試験用機器へ送られる。
上記のように図6(c)の場合には、10波の独立したデジタル放送疑似信号を同期した状態で出力することができる。
【0044】
上記実施形態で示したように、IF分配器2の動作モードをモード切換スイッチ3により切換えると共に、OFDM疑似信号発生部1−1〜1−10及びRFコンバータ4−1〜4−10における外部同期基準信号と内部発振素子の出力信号とを切換えることにより、基本的に3種類の信号の出力モードを選択でき、地上波デジタル放送開始後の電波発射状況をシミュレートすることができる。この結果、CATVの伝送路や受信機のテストを高精度で効率的に行なうことが可能となる。
【0045】
なお、上記実施形態では、10チャンネルのデジタル放送疑似信号を発生する場合を例として説明したが、その他、任意のチャンネル数に設定し得るものである。
【0046】
【発明の効果】
以上詳記したように本発明によれば、複数のOFDM信号発生部で地上デジタル放送の仕様に準拠したOFDM信号を発生してIF周波数の信号に変換し、更に、このIF周波数の信号をそれぞれRFコンバータで設定チャンネルの周波数に変換した後、RF混合器で混合して1つの出力端子より出力することにより、構成が簡単で安価に製作できると共に、各チャンネル別に異なる波形のデジタル放送疑似信号を発生でき、実際の状況に即した多チャンネルのデジタル放送疑似信号を発生することができる。また、IF分配器の動作モードを切換え可能に構成することにより、デジタル放送疑似信号の出力モードを複数に設定でき、地上波デジタル放送開始後の電波発射状況をシミュレートしてCATVの伝送路や受信機のテストを高精度で効率的に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る多チャンネルデジタル放送疑似信号発生装置の全体構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態における搬送波の変調波スペクトルの許容範囲を示す図。
【図3】同実施形態におけるOFDM信号発生部の詳細な構成を示すブロック図。
【図4】同実施形態における波形バンク部に登録するOFDM信号の生成方法を示す図。
【図5】同実施形態における波形バンク部に登録するOFDM信号のパラメータ設定例を示す図。
【図6】同実施形態において、IF分配器の動作モードを切換えたときの動作説明図。
【図7】従来の地上デジタル放送信号の作成例を示す図。
【符号の説明】
1−1〜1−10…OFDM疑似信号発生部
2…IF分配器
3…モード切換スイッチ
4−1〜4−10…RFコンバータ
5…RF混合器
6…ケーブル
11…任意波形発生部
12…クロック生成部
13…波形バンク部
14…IFコンバータ
15…フロントパネル部
17…発振素子
21…ランダムデータ生成/マッピング手段
22…逆フーリエ変換手段
23…ガードインターバル付加手段
24…スぺクトラム制限手段
25…4倍アップサンプル手段
26…4倍アップサンプルフィルタ
27…直交変調手段
28…スぺクトラム制限手段[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a multi-channel digital broadcast pseudo signal generator for generating a digital broadcast pseudo signal in order to confirm the transmission performance of terrestrial digital broadcast waves.
[0002]
[Prior art]
Terrestrial Integrated Services Digital Broadcasting (ISDB-T) is scheduled to start in 2003 in Kanto, Kinki and Chukyo, and in other regions by 2006. .
[0003]
For this reason, studies and development of devices that support transmission of terrestrial digital broadcast waves are already underway for devices for hearing aids, CATV transmission devices, TV receivers, and the like. For example, the transmission path must transmit a plurality of terrestrial digital broadcast signals, and the receiver must receive a plurality of terrestrial digital broadcast signals and normally receive a target wave. For this reason, finally, it is necessary to confirm the performance of terrestrial digital broadcast wave transmission performance by actually receiving and transmitting a plurality of terrestrial digital broadcast waves, and a signal simulating the radio wave emission situation after the start of terrestrial digital broadcast is required.
[0004]
The following three methods are currently conceivable for generating a plurality of terrestrial digital broadcast waves that simulate the radio wave emission situation after the start of terrestrial digital broadcast.
(1) Prepare multiple digital terrestrial broadcast modulators.
[0005]
(2) As shown in FIG. 7, the output of one terrestrial digital broadcast modulator (OFDM (Orthogonal Frequency Division Multiplex) modulator) 31 is set by a plurality of RF converters (frequency converters) 32, respectively. Convert to channel frequency and output.
[0006]
(3) Receive the digital terrestrial test broadcast from the Tokyo Pilot Experiment Council, convert it to multiple frequencies with multiple frequency converters, and output it.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
Although the confirmation test of the terrestrial digital broadcast wave transmission performance can be performed by the above three methods, there are the following problems.
The method (1) is most ideal, but it is very expensive because a plurality of actual broadcast modulators are used.
In the method (2), the output of one terrestrial
Since the method (3) receives radio waves emitted in the air, there are problems such as different stability and C / N ratio (Carrier to Noise ratio) depending on the location.
[0008]
The present invention has been made to solve the above-described problems, and is a multi-channel digital broadcast pseudo signal generator that can be configured at low cost and can generate a multi-channel digital broadcast pseudo signal in accordance with an actual situation. The purpose is to provide.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
According to a first aspect of the present invention, there is provided a multi-channel digital broadcast pseudo signal generation device that generates an OFDM signal and an IF frequency signal that conforms to the specifications of digital terrestrial broadcasting in accordance with a synchronization clock generated based on an externally synchronized external reference signal. A plurality of OFDM signal generators that convert, process and output the signals, and IF frequency signals output from the plurality of OFDM signal generators by a synchronization clock generated based on the external synchronization reference signal a plurality of RF converters for converting and outputting the, characterized in that comprising a plurality of RF mixers for outputting from one output terminal by mixing OFDM signal of multi-channel output from the RF converter.
[0010]
As described above, an OFDM signal conforming to the terrestrial digital broadcasting specification is generated by a plurality of OFDM signal generators and converted to an IF frequency signal, and each IF frequency signal is set to a frequency of a set channel by an RF converter. After being converted to, a digital broadcast pseudo signal with a different waveform can be generated for each channel by mixing with an RF mixer and outputting from one output terminal, and a multi-channel digital broadcast pseudo signal that matches the actual situation can be generated. Can be generated. Moreover, the structure is simple and can be manufactured at low cost.
[0011]
The multi-channel digital broadcast pseudo signal generator according to the second invention generates an OFDM signal conforming to the specifications of terrestrial digital broadcast, converts the OFDM signal into an IF frequency signal according to a synchronization clock, and outputs the signals. An OFDM signal generator, an IF distributor that distributes signals of IF frequency output from the plurality of OFDM signal generators, and a plurality of OFDM signal generators are provided corresponding to the OFDM signal generators and distributed by the IF distributor A plurality of RF converters that convert a signal of IF frequency converted to a frequency of a set channel by a synchronous clock and output the mixed signal and a multi-channel OFDM signal output from the RF converter and output from one output terminal comprising a vessel, a plurality of OFDM signal generation unit, as a synchronization clock, external synchronization reference And to that generated by arbitrarily switching the synchronous clock that is generated by the oscillator of the clock generation unit provided for each channel by items, the IF distributor, IF inputted from the respective OFDM signal generating unit A first mode in which a signal of a frequency is output to a corresponding RF converter as it is, and a second mode in which an output signal of any one OFDM signal generator connected to the input terminal is selected and distributed to all RF converters Mode, wherein the first mode and the second mode are switched by mode switching means.
[0012]
As described above, the IF distributor has the first and second operation modes, and the operation mode can be switched to the mode switching means, so that the output mode of the digital broadcast pseudo signal can be set to plural, CATV transmission paths and receiver tests can be performed with high accuracy and efficiency by simulating radio wave emission conditions after the start of digital broadcasting.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a block diagram showing the overall configuration of a multi-channel digital broadcast pseudo signal generator according to an embodiment of the present invention. FIG. 1 shows an example in which a 10-channel digital broadcast pseudo signal is generated.
[0014]
In FIG. 1, reference numerals 1-1 to 1-10 denote OFDM signal generators, to which a 10 MHz clock is input as an external synchronization reference signal. The OFDM signal generators 1-1 to 1-10 generate a predetermined operation clock based on an external synchronization reference signal or a 10 MHz clock oscillated by an internal oscillation element, and synchronize with this operation clock to generate an OFDM (Orthogonal Frequency). Division Multiplex (orthogonal frequency division multiplexing) signal is generated, converted to an IF frequency centered at 37.15 MHz, for example, and output. An OFDM signal is a signal in which symbols modulated with random data are repeatedly output in conformity with ISDB-T (Terrestrial Integrated Services Digital Broadcasting) specifications for mode, guard interval, and modulation method. . Details of the OFDM signal generators 1-1 to 1-10 will be described later.
[0015]
The OFDM signal output from the OFDM signal generators 1-1 to 1-10 after being converted to the IF frequency is sent to the RF converters 4-1 to 4-10 via the IF distributor 2. The IF distributor 2 includes a first mode in which each IF signal input from the OFDM signal generators 1-1 to 1-10 is directly output to the corresponding RF converters 4-1 to 4-10, and one input signal. For example, it includes a second mode in which an IF signal input from the OFDM signal generator 1-1 is selected and distributed to all the RF converters 4-1 to 4-10. The mode and the second mode can be arbitrarily switched.
[0016]
Further, the 10 MHz external synchronization reference signal and the channel setting signal are input to the RF converters 4-1 to 4-10. Although not shown, the RF converters 4-1 to 4-10 include a clock generation unit and an oscillation element that generates a 10 MHz clock such as a crystal resonator. The clock generator generates a necessary synchronization clock by arbitrarily switching between a 10 MHz clock by the internal oscillation element and a 10 MHz external synchronization reference signal inputted from the outside.
[0017]
The RF converters 4-1 to 4-10 operate in synchronization with the synchronous clock generated by the internal clock generation unit, and the IF signal output from the IF distributor 2 is set to the frequency of the designated channel based on the channel setting signal. And input to the RF mixer 5. The RF mixer 5 mixes the OFDM signals of the respective channels output from the RF converters 4-1 to 4-10, and outputs the mixed signals from one output terminal via one
[0018]
Channel setting in the RF converters 4-1 to 4-10, that is, the frequency of a carrier wave of cable television broadcasting using a frequency from 90 MHz to 770 MHz is from 93 MHz to 767 MHz, for example, 93 MHz, 99 MHz, 105 MHz,. ..., 767 MHz, and a frequency set at an interval of 6 MHz are selected and shifted to a frequency higher by 1/7 MHz (= 142.857... KHz) than that frequency. The frequency band used by the standard system for digital broadcasting is 5.6 MHz. Note that the RF converters 4-1 to 4-10 can switch between a frequency defined by the enforcement regulations of the Cable Television Broadcasting Law and a frequency not adding 1/7 MHz.
[0019]
FIG. 2 shows the allowable range of the modulated wave spectrum of the carrier wave. With respect to the carrier frequency, the relative attenuation at ± 2.79 MHz is 0 dB, the relative attenuation at ± 2.86 MHz is −20 dB, the relative attenuation at ± 3.00 MHz is −27 dB, and the relative attenuation at ± 4.36 MHz is It is −50 dB.
[0020]
Next, the detailed configuration of the OFDM signal generators 1-1 to 1-10 will be described with reference to FIG. FIG. 3 shows the configuration of the OFDM signal generator 1-1, but the other OFDM signal generators 1-2 to 1-10 have the same configuration.
[0021]
In FIG. 3,
[0022]
The
[0023]
Based on the 10 MHz external synchronization reference signal or the output signal of the
[0024]
The
When the waveform selection button on the
[0025]
The arbitrary
[0026]
FIG. 4 shows a method for generating an OFDM signal to be registered in each EPROM of the
[0027]
The carrier output from the random data generation / mapping means 21 is output as complex time waveform data by an inverse Fourier transform (IFFT) means 22.
[0028]
After the time waveform is generated by the inverse Fourier transform means 22, the rear end portion of the OFDM symbol is added as a card interval to the front end of the OFDM symbol by the guard interval adding means 23. By adding this guard interval, the spectrum of the OFDM signal is widened, so the
[0029]
The signal from which the out-of-band spectrum has been removed by the
[0030]
The
[0031]
In the generation of the OFDM signal, the random data generation / mapping means 21 or the like sets OFDM parameters in accordance with ISDB-T, generates a plurality of types of waveform signals, and a plurality of EPROMs provided in the
[0032]
The OFDM parameter based on ISDB-T is
Carrier modulation method: DPQSK, QPSK, 16QAM, 64QAM,
Number of carriers: Mode 1: 1405, Mode 2: 2809, Mode3: 5617,
Guard interval: 1/32, 1/16, 1/8, 1/4,
It has become. The number of symbols is “31 symbols” when the guard interval is 1/32 in Mode 1 and “6 symbols” when the guard interval is 1/4 in
[0033]
The OFDM signal to be registered in the
[0034]
FIG. 5 shows an example of parameter setting when 12 types of patterns are generated as OFDM signals to be registered in the EPROM of the
[0035]
If a 4 Mbit memory is used as the EPROM in the
[0036]
Next, the overall operation of the above embodiment will be described with reference to FIG.
In the multi-channel digital broadcast pseudo signal generator shown in FIG. 1, when the operation mode of the IF distributor 2 is switched to the first mode by the
[0037]
The OFDM signals output from the OFDM signal generators 1-1 to 1-10 are sent to the corresponding RF converters 4-1 to 4-10 via the IF distributor 2 and converted to the frequency of the set channel. The Then, the signals of the channels output from the RF converters 4-1 to 4-10 are mixed by the RF mixer 5 and sent to the circuit under test or the device under test via the
[0038]
Therefore, in the case of FIG. 6A, 10 digital independent digital broadcast pseudo signals are output in an asynchronous state. In this case, the RF converters 4-1 to 4-10 generate the synchronization clock using the external synchronization reference signal of 10 MHz in the internal clock generation unit, or the 10 MHz output from the internal oscillation element. A synchronous clock may be created using a clock.
[0039]
Next, when the operation mode of the IF distributor 2 is switched to the second mode by the
[0040]
As described above, in the case of FIG. 6B, the OFDM signal output from one OFDM signal generator 1-1 is selected by the IF distributor 2 and distributed to the RF converters 4-1 to 4-10. Therefore, digital broadcast pseudo signals having the same spectrum and timing are output from the RF converters 4-1 to 4-10. In this case, the RF converters 4-1 to 4-10 generate the synchronization clock using the external synchronization reference signal of 10 MHz in the internal clock generation unit, or the 10 MHz output from the internal oscillation element. A synchronous clock may be created using a clock.
[0041]
Next, the operation mode of the IF distributor 2 is switched to the first mode by the
[0042]
In FIG. 6 (c), OFDM signal generators 1-1 to 1-10 generate OFDM signals having independent spectra and timings, and having synchronized frequencies, that is, frequencies having an orthogonal relationship. The OFDM signals output from the OFDM signal generators 1-1 to 1-10 are distributed by the IF distributor 2 to the corresponding RF converters 4-1 to 4-10. The RF converters 4-1 to 4-10 operate in synchronization with the external synchronization reference signal of 10 MHz, and receive the OFDM signals transmitted from the OFDM signal generators 1-1 to 1-10 via the IF distributor 2. Convert to the frequency of each setting channel.
[0043]
As a result, the RF converters 4-1 to 4-10 output digital broadcast pseudo signals having independent spectrums and timings and synchronized in frequency (in an orthogonal relationship). Then, the signals of the channels output from the RF converters 4-1 to 4-10 are mixed by the RF mixer 5 and sent to the circuit under test or the device under test via the
As described above, in the case of FIG. 6C, 10 independent digital broadcast pseudo signals can be output in a synchronized state.
[0044]
As shown in the above embodiment, the operation mode of the IF distributor 2 is switched by the
[0045]
In the above embodiment, the case of generating a digital broadcast pseudo signal of 10 channels has been described as an example, but any other number of channels can be set.
[0046]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the present invention, an OFDM signal conforming to the specifications of digital terrestrial broadcasting is generated and converted into an IF frequency signal by a plurality of OFDM signal generation units, and each IF frequency signal is further converted into an IF frequency signal. After converting to the frequency of the setting channel with the RF converter, mixing with the RF mixer and outputting from one output terminal, the structure is simple and can be manufactured at low cost, and digital broadcast pseudo signals with different waveforms for each channel can be produced. It is possible to generate a multi-channel digital broadcast pseudo signal that matches the actual situation. In addition, by configuring the IF distributor so that the operation mode can be switched, the digital broadcast pseudo signal output mode can be set to a plurality, and the radio wave emission situation after the start of terrestrial digital broadcasting can be simulated to The receiver can be tested with high accuracy and efficiency.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing the overall configuration of a multi-channel digital broadcast pseudo signal generator according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a view showing an allowable range of a modulated wave spectrum of a carrier wave in the same embodiment.
FIG. 3 is an exemplary block diagram showing a detailed configuration of an OFDM signal generator in the embodiment;
FIG. 4 is a view showing a method for generating an OFDM signal to be registered in a waveform bank unit in the same embodiment.
FIG. 5 is a diagram showing a parameter setting example of an OFDM signal registered in a waveform bank unit in the same embodiment.
FIG. 6 is an operation explanatory diagram when the operation mode of the IF distributor is switched in the embodiment;
FIG. 7 is a diagram showing an example of creating a conventional terrestrial digital broadcast signal.
[Explanation of symbols]
1-1 to 1-10 ... OFDM pseudo signal generator 2 ... IF
Claims (4)
前記複数のOFDM信号発生部は、その同期クロックとして、外部同期基準信号により生成したものと、各チャンネル毎に設けられるクロック生成部の発振素子により生成されたものを任意に切換えて同期クロックとし、
前記IF分配器は、前記各OFDM信号発生部から入力されるIF周波数の信号をそのまま対応するRFコンバータに出力する第1のモードと、入力端子に接続されている任意の1つのOFDM信号発生部の出力信号を選択して全てのRFコンバータに分配する第2のモードとを備え、前記第1のモードと第2のモードがモード切換手段により切換えられることを特徴とする多チャンネルデジタル放送疑似信号発生装置。A plurality of OFDM signal generators that generate OFDM signals conforming to the specifications of digital terrestrial broadcasting, convert the OFDM signals to IF frequency signals according to the respective synchronization clocks, and output the signals, and output from the plurality of OFDM signal generators An IF distributor for distributing a signal of IF frequency and a plurality of OFDM signal generators are provided, and the IF frequency signal distributed by the IF distributor is converted to a frequency of a set channel by a synchronization clock. A plurality of RF converters that output and an RF mixer that mixes multi-channel OFDM signals output from the RF converter and outputs the mixed signals from one output terminal;
The plurality of OFDM signal generation units, as the synchronization clock, the one generated by the external synchronization reference signal and the one generated by the oscillation element of the clock generation unit provided for each channel is arbitrarily switched to a synchronization clock,
The IF distributor includes a first mode in which a signal having an IF frequency input from each of the OFDM signal generators is directly output to a corresponding RF converter, and any one OFDM signal generator connected to an input terminal. And a second mode in which the output signal is selected and distributed to all RF converters, and the first mode and the second mode are switched by mode switching means. Generator.
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