JP3732670B2 - Stair sliding stalker - Google Patents
Stair sliding stalker Download PDFInfo
- Publication number
- JP3732670B2 JP3732670B2 JP04477999A JP4477999A JP3732670B2 JP 3732670 B2 JP3732670 B2 JP 3732670B2 JP 04477999 A JP04477999 A JP 04477999A JP 4477999 A JP4477999 A JP 4477999A JP 3732670 B2 JP3732670 B2 JP 3732670B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grate
- sliding
- grate body
- stair
- nozzle hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Incineration Of Waste (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば都市ごみ等を焼却処理するごみ焼却炉に用いられる階段摺動式ストーカの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の階段摺動式ストーカとしては、例えば特開平9−60851号や特開平9−210327号に記載されたものが知られている。
前者のものは、基本的には、固定火格子と可動火格子とが前後方向に交互に配設された階段摺動式ストーカに於て、前記各火格子を、火床フレームに取付けられた火格子体と、火格子体の後側から前側下部に亘って形成された空気通路と、火格子体の前側に着脱可能に設けられて前段の火格子体の上面に摺動可能に当合される摺動体と、火格子体に形成されて空気通路に連通するノズル孔と、火格子体の前側下端と摺動体の前側上端との間に形成されてノズル孔を経た空気通路に連通する空気吹出口と、から構成している。
後者のものは、基本的には、固定火格子と可動火格子とが前後方向に交互に配設された階段摺動式ストーカに於て、前記各火格子を、火床フレームに取付けられた火格子体と、火格子体の後側から前側下部に亘って形成された空気通路と、火格子体の前側に着脱可能に設けられたノズル体と、ノズル体に形成されて空気通路に連通するノズル孔と、ノズル体に着脱可能に設けられて前段の火格子体の上面に摺動可能に当合される摺動体と、火格子体の前側下端と摺動体の前側上端との間に形成されてノズル孔を経た空気通路に連通する空気吹出口と、から構成している。
而して、何れのものも、ノズル孔は、圧力損失を持たせて各火格子から均一に燃焼用空気をごみ焼却炉内に供給させる所謂絞り孔となり、その大きさを変える事に依り任意の圧力損失を得る事ができる。従って、ノズル孔の大きさ・形状・数及び配列を変える事に依りごみ焼却炉内の任意の位置へ任意の量だけ燃焼用空気を供給する事ができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前者のものは、火格子体にノズル孔を形成していたので、火格子体の形状が複雑となって鋳造が非常に難しく、不良率が高かった。又、火格子の通風抵抗は、ノズル孔の断面積で決まるので、ごみ質や燃焼過程に依って変化する空気量に対して適切な通風抵抗を得る為にはノズル孔の形状・寸法・数量・配置等が異なる火格子を何種類か作る必要があり、夫々の鋳型が必要となる為に製作コストが高く付くと共に、在庫管理が煩雑であった。
他方、後者のものは、火格子体に着脱可能に設けられたノズル体にノズル孔を形成したので、前者の問題を改善できるものの、ノズル体の分だけ部品点数が増加する為に火格子の組立・分解が煩雑であった。
本発明は、叙上の問題点に鑑み、これを解消する為に創案されたもので、その課題とする処は、ごみ質や燃焼過程に依って複数種類の火格子を製作するに当り、構造が簡単で製作コストが安いと共に、組立・分解・在庫管理が容易な階段摺動式ストーカを提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の階段摺動式ストーカは、基本的には、固定火格子と可動火格子とが前後方向に交互に配設された階段摺動式ストーカに於て、前記各火格子を、火床フレームに取付けられた火格子体と、火格子体の後側から前側下部に亘って形成された空気通路と、火格子体の前側に着脱可能に設けられて前段の火格子体の上面に摺動可能に当合される摺動体と、空気通路の前側に設けられて火格子体の側部に設けた溝に依り隣接する火格子体との間に形成されたノズル孔と、火格子体の前側下端と摺動体の前側上端との間に形成されてノズル孔に連通する空気吹出口と、から構成した事に特徴が存する。
【0005】
固定火格子に対して可動火格子が前後方向に往復されると、ごみが火床の上流から下流へ移送されながら焼却される。燃焼用空気は、火格子体の後側から空気通路に供給されると共に、火格子体の側部に設けられた溝とこれに隣接する火格子体の側面とに依り形成されるノズル孔を通過してこれに依り絞られた後に空気吹出口から噴射される。
ノズル孔は、火格子体の側部に溝を設ける事に依り隣接する火格子体との間に形成したので、極めて容易に形成できる。従って、ノズル孔の形状・断面積を任意に設定する事に依り各火格子からの排出空気量をごみ質や火床位置に依って必要とする空気量に設定する事ができる。
【0006】
火格子体は、掛合手段に依り火床フレームに取付けられていても良い。この様にすれば、火格子体の浮き上がりや下がりが防止されると共に、熱膨張や収縮が吸収される。
【0007】
摺動体は、火格子体の横幅に対して1〜5倍の長さにされていても良い。この様にすれば、自重が増して摺動体と前段の火格子体との当合度が高まり、燃焼用空気の漏洩が少なくなる。
【0008】
各火格子は、所定の前方仰角だけ傾斜して設けられていても良い。この様にすれば、ごみの攪拌効果を高め、燃焼効率の良いストーカにする事ができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第一例に係る階段摺動式ストーカを示す側面図。図2は、図1のa−a、b−b、c−c、d−d、e−eの各矢視を示す正面図。図3は、火格子体のみを示す図1の横断平面図。図4は、図3の縦断正面図。図5は、火格子体の作製要領を示す縦断正面図。図6は、作製後の火格子体を示す図5と同様図である。
【0010】
階段摺動式ストーカ1は、固定火格子2と可動火格子3とが前後方向(ごみ送り方向、図1に於て左右方向)に交互に配設され、各火格子2,3は、火格子体4、空気通路5、摺動体6、ノズル孔7、空気吹出口8とからその主要部が構成されている。
【0011】
各火格子2,3は、前後方向へ並列配置された火床フレーム(火格子取付フレーム)9上に夫々取付けられていると共に、そのうちの可動火格子3用の火床フレーム9が作動フレーム(図示せず)に取付けられ、該作動フレームが油圧シリンダ及びリンク機構等から成る往復駆動装置(図示せず)に依り前後方向へ往復駆動される様に構成されて居り、作動フレームが往復駆動装置に依り往復動されると、可動火格子3が固定火格子2に対して前後方向へ往復動されてごみ層が上流側から下流側へ攪拌・移送されながら燃焼する様になっている。又、燃焼用空気Aは、火床の下方に配置した灰出しホッパ内へ供給され、各火格子2,3の前端部に形成した空気吹出口8からごみ層内へ噴射されてごみを燃焼する様になっている。
【0012】
火格子体4は、火床フレーム9に取付けられたもので、この例では、掛合手段10に依り火床フレーム9に着脱可能に取付けられていると共に、耐熱性や耐摩耗性等に優れた特殊耐熱鋳鋼や特殊耐熱鋳鉄等で作製されて居り、長方形状の上壁11と、これの前半に連設された厚肉の前壁12と、これらの両側に設けられた左右の側壁13と、前壁12の前側寄りに下方が開放すべく削設されて摺動体6が着脱可能に嵌合される凹部14とから成り、後半のみが下方と後方が開放した中空状を呈している。火格子体4の前上角部は、円弧状にされている。
【0013】
掛合手段10は、火格子体4の横方向の移動を許容してそれ以外の移動を阻止するもので、火床フレーム9の上部に設けられて左右に分割されたアリ15と、これに適合されて火格子体4の両側壁13の後側下部に削設されたアリ溝16とから成っている。而して、火格子体4は、横方向にスライドされて掛合手段10に依り火床フレーム9に嵌め込まれて行く。この様な取付け構造に依り火格子2,3の浮き上がりや下がりが防止されると共に、熱膨張や収縮が吸収される。当然、火格子2,3の横方向の隣接間は、隙間が生じない様に火格子2,3の両端部から締め付ける様にして置く。この様にしたならば、火格子2,3が火床フレーム9に略固定される事になり、摺動体6に火格子2,3の重量を掛けなくて済む。もし、火格子2,3の重量が摺動体6に掛かる様にしたならば、摺動体6の摩耗が激しくなり、短期間に取替えの必要が生じる事になる。
【0014】
空気通路5は、火格子体4の後側から前側下部に亘って形成されたもので、この例では、上壁11と前壁12と両側壁13に依って形成されて下方と後方が開放した中空部17とノズル孔7とから成っている。
【0015】
摺動体6は、火格子体4の前側に着脱可能に設けられて前段の火格子体4の上面に摺動可能に当合されるもので、この例では、水平片と垂直片を備えた断面略凸型を呈し、水平片の前端が火格子体4の前端下方まで延びていると共に、垂直片が火格子体4の凹部14に嵌合される様になっている。
摺動体6の材質は、火格子体4の材質よりもやや軟質の特殊耐熱鋳鋼や特殊耐熱鋳鉄を使用する事に依り火格子体4の摩耗を少なくする事ができる。この場合、摺動体6は、一定量の摩耗が生じた段階で取り替える事ができる。
【0016】
ノズル孔7は、空気通路5の前側に設けられて火格子体4の側部に設けた溝18に依り隣接する火格子体4との間に形成されたもので、この例では、火格子体4の前側側部に削設されて後端が空気通路5に連通されると共に前端が火格子体4の前側下面に達して水平部と垂直部とを備えて倒立略L型を呈する溝18と、これの側方を閉塞すべくこれに隣接した火格子体4の側面とに依り構成されて居り、空気通路5の前側に形成された所謂絞り孔であり、火格子2,3に圧力損失(例えば50〜150mmH2 O)を持たせるものである。従って、ノズル孔7の大きさを変える事に依り任意の圧力損失を得る事ができる。
【0017】
ノズル孔7は、ごみ焼却炉内の任意の位置へ任意の量だけ燃焼用空気Aを供給できる様にサイズが異なるものが必要である。この為、火格子体4の製作時には、図5に示す如く、火格子体4の横幅W′と溝18の深さ(横幅)w′をやや大きめに製作して置き、図6に示す如く、火格子体4の横幅が所要の横幅Wになる様に火格子体4の両側面を切削する。例えば溝18のある側面を厚く切削すると共に、溝18のない側面を薄く切削して横幅Wとすれば、溝18の深さがw1 という様に小さくなり、ノズル孔7が小さくなって空気抵抗が増大し、通過空気量を少なくする事ができる。逆に、溝18のある側面を薄く切削すると共に、溝18のない側面を厚く切削して横幅Wとすれば、溝18の深さがw2 という様に深さw1 より大きくなり、ノズル孔7が大きくなって空気抵抗が減少し、通過空気を多くする事ができる。この様に、火格子体4は、同一のものを大量に鋳造して置き、加工時に上述の様に行なう事に依って同一の横幅Wで溝8の横幅w1 , w2 …が異なる火格子体4を複数種類だけ製作する事ができる。従って、火格子体4と摺動体6の鋳型は、何れも一種類で済む事になる。
【0018】
空気吹出口8は、火格子体4の前側下端と摺動体6の前側上端との間に形成されてノズル孔7に連通するもので、この例では、スリット状の間隙にしてあり、隣接する前段側(下流側)の火格子体4の上面よりも摺動体6の水平片の前側高さ分だけ上方に位置している。
【0019】
次に、この様な構成に基づいて作用を述解する。
往復駆動装置が作動されて作動フレームが前後方向に移動すると、固定火格子2に対して可動火格子3が往復され、ごみが火床の上流から下流へ移送されながら焼却される。燃焼用空気Aは、灰出しホッパ内を経て火格子体4の後側から空気通路5に供給され、ノズル孔7に依り絞られて圧力損失を持たされた後、空気吹出口8から噴出される。その結果、火格子2,3からの排出空気量を等しくする事ができ、火床上のごみ層の如何に拘らず、常に均一な空気分布を得る事ができる。又、ノズル孔7の大きさ等を任意に選ぶ事に依り焼却炉内の任意の位置に任意の空気量を供給する事ができる。
共通に製作された火格子体を加工する際に溝18の大きさを変化させてノズル孔7の大きさを任意に製作できるので、鋳造する部品としては、互換性のある共通部品としての火格子体4一種類と、同様に互換性のある共通部品としての摺動体6一種類との合計二つだけで良い。従って、火格子体4と摺動体6を共通部品として多量に生産する事ができ、生産性や在庫管理等を優れたものにする事ができると共に、火格子2,3の組立・分解も簡単且つ容易なものにする事ができる。
【0020】
火格子体4は、空気通路5並びにノズル孔7が形成されているので、ここを通過する燃焼用空気Aに依り上壁11並びに前壁12が冷却され、ごみ層からの輻射熱を受けても焼損が防止される。
摺動体6は、火格子体4に着脱可能に設けられて常に前段の火格子体4の上面に摺動可能に当合しているので、空気通路5を通過する燃焼用空気Aがここから漏れる事がないと共に、火格子体4の上の焼却灰Bを前方へ押し出す事ができる。
空気吹出口8は、火格子体4の前側下端と摺動体6の前側上端との間に形成されて摺動体6の前側高さ分だけ上方に位置しているので、火格子体4の上の焼却灰Bに依り閉塞され難い。空気吹出口8から焼却灰Bが侵入しても、空気通路5からの燃焼用空気Aに依りごみ層内に吹き出す事ができる。
【0021】
次に、本発明の第二例を、図7に基づいて説明する。
第二例は、摺動体6の横幅を火格子体4の横幅Wの1〜5倍(整数倍)(この例では3倍)の長さLにして自重に依り前段の火格子体4の上面に摺動可能に当合される様にしたものである。この様にすれば、摺動体6の自重が増してこれと前段の火格子体4との当合度が高まり、燃焼用空気Aの漏洩が少なくなる。この長さLは、長ければ長い程、上述の事が顕著になる。
【0022】
次に、本発明の第三例を、図8に基づいて説明する。
第三例は、火格子体の前上角部の円弧を大きくした点、掛合手段10のアリ溝16の形状を変えた点、摺動体6の水平片の肩部を撫で肩状に傾斜を付けた点、等が第一例と異なる。この様なものも、第一例と同様の効果を奏する事ができる。
【0023】
次に、本発明の第四例を、図9に基づいて説明する。
第四例は、階段摺動式ストーカ1の火格子2,3を水平に設置したものである。この場合、火格子2,3の高さと長さの関係から階段摺動式ストーカ1の全体が前側下方に傾斜したものになる。従って、この様な階段摺動式ストーカ1を用いたごみ焼却炉30は炉高Hが高くなる。
【0024】
次に、本発明の第五例を、図10に基づいて説明する。
第五例は、階段摺動式ストーカ1の火格子2,3を所定の前方仰角θだけ傾斜して設置したものである。この場合、階段摺動式ストーカ1の全体を水平にする事もできる。従って、この様な階段摺動式ストーカ1を用いたごみ焼却炉30は、炉高Hを低くできると共に、ごみの送りと持ち上げ効果が高まってごみの攪拌作用が向上される。この為、カロリーの低いごみに対しても効率の良い燃焼を行なう事ができる。前方仰角θとしては、例えば水平を越えて50°、好ましくは10°〜40°、特に好ましくは20°〜30°である。この範囲より小さくなると、ごみの攪拌効果が悪い傾向があり、一方大きくなると、ごみの搬送効率が悪い傾向がある。
【0025】
尚、火格子体4は、先の例では、前上角部が円弧状であったが、これに限らず、例えば角があっても良い。
ノズル孔7は、先の例では、前端がそのまま空気吹出口8に連通させていたが、これに限らず、例えば前端部分が火格子体4の横幅W″になる様に漸次拡幅して所謂ラッパ状にしても良い。
【0026】
【発明の効果】
以上、既述した如く、本発明に依れば、次の様な優れた効果を奏する事ができる。
(1) 各火格子を火格子体と空気通路と摺動体とノズル孔と空気吹出口とで構成し、とりわけ、火格子体の側部に溝を設けてこの溝に依り隣接する火格子体との間にノズル孔を形成する様にしたので、ごみ質や燃焼過程に依って複数種類の火格子を製作するに当り、構造が簡単で製作コストを安くする事ができると共に、組立・分解・在庫管理を容易にする事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一例に係る階段摺動式ストーカを示す側面図。
【図2】図1のa−a、b−b、c−c、d−d、e−eの各矢視を示す正面図。
【図3】火格子体のみを示す図1の横断平面図。
【図4】図3の縦断正面図。
【図5】火格子体の作製要領を示す縦断正面図。
【図6】作製後の火格子体を示す図5と同様図。
【図7】本発明の第二例に係る火格子を示す斜視図。
【図8】本発明の第三例に係る火格子を示す縦断側面図。
【図9】本発明の第四例に係るごみ焼却炉を示す概要図。
【図10】本発明の第五例に係るごみ焼却炉を示す概要図。
【符号の説明】
1…階段摺動式ストーカ、2…固定火格子、3…可動火格子、4…火格子体、5…空気通路、6…摺動体、7…ノズル孔、8…空気吹出口、9…火床フレーム、10…掛合手段、11…上壁、12…前壁、13…側壁、14…凹部、15…アリ、16…アリ溝、17…中空部、18…溝、30…ごみ焼却炉、A…燃焼用空気、B…焼却灰、W,W′…横幅、w′,w1 , w2 …深さ、H…炉高、θ…前方仰角。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an improvement in a stair sliding stalker used in a waste incinerator for incinerating municipal waste, for example.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as this type of stair slide type stoker, for example, those described in Japanese Patent Application Laid-Open Nos. 9-60851 and 9-210327 are known.
The former is basically a stair sliding stalker in which a fixed grate and a movable grate are alternately arranged in the front-rear direction, and each grate is attached to a fire bed frame. A grate body, an air passage formed from the rear side of the grate body to the lower front side, and detachably provided on the front side of the grate body so as to be slidable on the upper surface of the front grate body Formed in the grate body and communicated with the air passage formed between the front lower end of the grate body and the front upper end of the slide body. And an air outlet.
The latter is basically a stair sliding stalker in which a fixed grate and a movable grate are alternately arranged in the front-rear direction, and each grate is attached to a fire bed frame. A grate body, an air passage formed from the rear side of the grate body to the lower front side, a nozzle body detachably provided on the front side of the grate body, and formed in the nozzle body and communicated with the air passage A nozzle hole that is detachably provided on the nozzle body and is slidably engaged with the upper surface of the previous grate body, and a front lower end of the grate body and a front upper end of the slide body And an air outlet that is formed and communicates with an air passage through a nozzle hole.
Thus, in any case, the nozzle hole is a so-called throttle hole that causes pressure loss to uniformly supply combustion air from each grate into the waste incinerator, and can be arbitrarily changed by changing its size. The pressure loss can be obtained. Therefore, by changing the size, shape, number and arrangement of the nozzle holes, it is possible to supply combustion air in an arbitrary amount to an arbitrary position in the refuse incinerator.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the former, since the nozzle holes were formed in the grate body, the shape of the grate body was complicated and casting was very difficult, and the defect rate was high. In addition, since the draft resistance of the grate is determined by the cross-sectional area of the nozzle hole, in order to obtain an appropriate draft resistance for the amount of air that changes depending on the dust quality and combustion process, the shape, size, and quantity of the nozzle hole -It was necessary to make several types of grate with different arrangements, and each mold was required, which resulted in high production costs and complicated inventory management.
On the other hand, in the latter, since the nozzle hole is formed in the nozzle body that is detachably attached to the grate body, the former problem can be improved, but the number of parts increases by the amount of the nozzle body. Assembly / disassembly was complicated.
The present invention was devised in view of the above-mentioned problems, and was devised in order to solve this problem. The problem is that when producing a plurality of types of grate depending on the waste quality and the combustion process, The purpose of the present invention is to provide a stair sliding stoker that is simple in structure, low in manufacturing cost, and easy in assembly, disassembly, and inventory management.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The stair slide type stoker of the present invention is basically a stair slide type stoker in which a fixed grate and a movable grate are alternately arranged in the front-rear direction. A grate body attached to the frame, an air passage formed from the rear side of the grate body to the lower front side, and detachably provided on the front side of the grate body and slid on the upper surface of the front grate body A nozzle hole formed between a sliding body, which is movably engaged, and a grate body which is provided on the front side of the air passage and is adjacent to a grate body by a groove provided on a side portion of the grate body; A feature resides in that it is formed of an air outlet formed between the front lower end and the front upper end of the sliding body and communicating with the nozzle hole.
[0005]
When the movable grate is reciprocated in the front-rear direction with respect to the fixed grate, garbage is incinerated while being transferred from upstream to downstream of the fire bed. Combustion air is supplied to the air passage from the rear side of the grate body, and has a nozzle hole formed by a groove provided on a side portion of the grate body and a side surface of the grate body adjacent thereto. After passing and being squeezed by this, it is injected from the air outlet.
Since the nozzle hole is formed between adjacent grate bodies by providing grooves on the side of the grate body, it can be formed very easily. Accordingly, by arbitrarily setting the shape and cross-sectional area of the nozzle hole, the amount of air discharged from each grate can be set to the required amount of air depending on the dust quality and the position of the fire bed.
[0006]
The grate body may be attached to the fire bed frame by engaging means. In this way, the grate body is prevented from rising and falling, and thermal expansion and contraction are absorbed.
[0007]
The sliding body may be 1 to 5 times as long as the lateral width of the grate body. If it does in this way, self-weight will increase and the matching degree of a sliding body and a preceding grate body will increase, and the leakage of the combustion air will decrease.
[0008]
Each grate may be provided inclined by a predetermined front elevation angle. In this way, it is possible to increase the dust stirring effect and to make a stoker with good combustion efficiency.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a side view showing a stair slide type stoker according to a first example of the present invention. FIG. 2 is a front view showing respective arrows of aa, bb, cc, dd, and ee of FIG. 1. FIG. 3 is a transverse plan view of FIG. 1 showing only the grate body. 4 is a longitudinal front view of FIG. FIG. 5 is a longitudinal front view showing the gist of the grate body. FIG. 6 is a view similar to FIG. 5 showing the grate body after production.
[0010]
In the stair
[0011]
Each
[0012]
The
[0013]
The hooking means 10 allows the horizontal movement of the
[0014]
The
[0015]
The sliding
The material of the sliding
[0016]
The
[0017]
The nozzle holes 7 are required to have different sizes so that the combustion air A can be supplied in an arbitrary amount to an arbitrary position in the refuse incinerator. For this reason, when the
[0018]
The
[0019]
Next, the operation will be described based on such a configuration.
When the reciprocating drive device is actuated to move the operating frame in the front-rear direction, the
Since the size of the
[0020]
The
Since the sliding
Since the
[0021]
Next, a second example of the present invention will be described with reference to FIG.
In the second example, the width of the sliding
[0022]
Next, a third example of the present invention will be described with reference to FIG.
The third example is that the arc at the front upper corner of the grate body is enlarged, the shape of the
[0023]
Next, a fourth example of the present invention will be described with reference to FIG.
In the fourth example, the
[0024]
Next, a fifth example of the present invention will be described with reference to FIG.
In the fifth example, the
[0025]
In the previous example, the front upper corner portion of the
In the previous example, the front end of the
[0026]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the following excellent effects can be obtained.
(1) Each grate is composed of a grate body, an air passage, a sliding body, a nozzle hole, and an air outlet, and in particular, a grate is provided on the side of the grate body and adjacent to the grate body. Nozzle holes are formed between the two, so that when manufacturing multiple types of grate depending on the waste quality and combustion process, the structure is simple and the manufacturing cost can be reduced, and assembly and disassembly are also possible.・ Inventory management can be facilitated.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view showing a stair slide type stoker according to a first example of the present invention.
FIG. 2 is a front view showing respective arrows of aa, bb, cc, dd, and ee in FIG. 1;
FIG. 3 is a cross-sectional plan view of FIG. 1 showing only the grate body.
4 is a longitudinal front view of FIG. 3;
FIG. 5 is a longitudinal front view showing a grate production procedure.
6 is a view similar to FIG. 5 showing the grate body after production.
FIG. 7 is a perspective view showing a grate according to a second example of the present invention.
FIG. 8 is a longitudinal side view showing a grate according to a third example of the present invention.
FIG. 9 is a schematic view showing a waste incinerator according to a fourth example of the present invention.
FIG. 10 is a schematic view showing a waste incinerator according to a fifth example of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (4)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04477999A JP3732670B2 (en) | 1999-02-23 | 1999-02-23 | Stair sliding stalker |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04477999A JP3732670B2 (en) | 1999-02-23 | 1999-02-23 | Stair sliding stalker |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000240927A JP2000240927A (en) | 2000-09-08 |
JP3732670B2 true JP3732670B2 (en) | 2006-01-05 |
Family
ID=12700909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04477999A Expired - Fee Related JP3732670B2 (en) | 1999-02-23 | 1999-02-23 | Stair sliding stalker |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3732670B2 (en) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5871541B2 (en) * | 2011-09-29 | 2016-03-01 | 荏原環境プラント株式会社 | Stoker-type incinerator grate mounting structure and stoker-type incinerator |
-
1999
- 1999-02-23 JP JP04477999A patent/JP3732670B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000240927A (en) | 2000-09-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3871287A (en) | Combustion grate structure | |
JP3819624B2 (en) | Stair sliding stalker | |
JP3732670B2 (en) | Stair sliding stalker | |
JP2015090221A (en) | Mixture-type refuse combustion system and refuse furnace with mixture-type refuse combustion system | |
KR200471741Y1 (en) | Fire grate unit for use in the incineration furnace | |
JP5549890B2 (en) | Air-cooled grate block | |
JP3639356B2 (en) | Stair sliding stalker | |
US2806439A (en) | Grate | |
KR200429257Y1 (en) | Grate for incinerator | |
JP3291192B2 (en) | Stair sliding stoker | |
CN114144618B (en) | Fire grate block for incinerator fire grate | |
KR102508354B1 (en) | Water Cooled Fire Grate Bar for Stoker Combustion Furnace | |
JP6550331B2 (en) | Hearth of grate and stoker type incinerator | |
CZ249297A3 (en) | Grate plate | |
JP3746941B2 (en) | Stalker grate | |
CN209857076U (en) | Air-cooled sliding grate segment of garbage incinerator | |
KR200424968Y1 (en) | Grate structure for incinerator | |
JP3732636B2 (en) | Stepped stoker | |
JP3138454U (en) | Garbage structure of garbage incinerator | |
JP3462631B2 (en) | Stair stoker | |
KR102597019B1 (en) | Air-cooled grate for incinerator | |
JP2002089809A (en) | Stoker type incinerator | |
JPS5824720A (en) | Staged type hollow stoker | |
JP3064362U (en) | Dry grate structure of refuse incinerator | |
JP7357100B1 (en) | How to operate the grate and grate |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050124 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20051007 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20051013 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081021 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091021 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101021 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111021 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111021 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121021 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121021 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131021 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |