JP3729617B2 - 充電制御装置及び充電制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は充電制御装置及び充電制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電動車両においては、DCブラシレスモータ、リラクタンスモータ等のモータが使用されるようになっていて、該モータはステータ及びロータによって形成される。そして、前記ステータに配設されたステータコイルに電流を供給することによってロータを回転させ、前記モータが駆動されるようになっている。
【0003】
そのために、モータ制御回路及びベースドライブ回路が配設され、前記モータ制御回路において、前記ロータの位置、すなわち、磁極の位置に対応させてU相、V相及びW相の正弦波信号が発生させられるとともに、正弦波信号、及び車両制御回路から送られた電流指令値に基づいて、該電流指令値に対応するパルス幅を有する各相のパルス幅変調信号が発生させられ、該パルス幅変調信号がベースドライブ回路に送られる。
【0004】
該ベースドライブ回路は、前記パルス幅変調信号に対応させてトランジスタ駆動信号を発生させ、該トランジスタ駆動信号をインバータブリッジに対して出力する。該インバータブリッジは、6個のトランジスタを有し、前記トランジスタ駆動信号がオンの間だけトランジスタをオンにして各相の電流を発生させ、該各相の電流を前記ステータコイルに供給する。このようにして、前記モータ駆動装置を作動させることによってモータを駆動し、電動車両を走行させることができる。
【0005】
そのために、前記インバータブリッジにバッテリが接続され、該バッテリからの直流の電流がインバータブリッジによって各相の電流に変換されるようになっている。したがって、バッテリ残量が少なくなると前記バッテリを充電するようにしている。
ところで、前記インバータブリッジに双方向電力変換機能を持たせ、前記モータを駆動して電動車両を走行させる際に前記インバータブリッジによって直流・交流変換を行い、バッテリを充電する際に、前記各ステータコイルに商用電源を接続し、前記インバータブリッジによってチョッパ制御による直流・直流変換を行うようにした充電制御装置が提供されている(特開平5−207664号公報参照)。
【0006】
この場合、前記チョッパ制御において、リアクトルとしてモータのステータコイルが使用され、該ステータコイルに外部から交流の電力又は直流の電力が供給される。
また、前記チョッパ制御と電力変換用のチョッパ制御とが組み合わされ、昇圧充電及び降圧充電を行うことができるようになっている。すなわち、充電用として接続される交流電源の電圧がバッテリの電圧以下である場合は昇圧チョッパ制御によって、交流電源の電圧がバッテリの電圧より高い場合は降圧チョッパ制御によってそれぞれ充電が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の充電制御装置においては、昇圧チョッパ制御と降圧チョッパ制御とを切り換えるために、交流電源の電圧及びバッテリの電圧を測定する必要があるが、交流電源の電圧及びバッテリの電圧を安全に測定するためには、交流電源及びバッテリから絶縁されたコンピュータのグランドレベルで測定を行う必要がある。したがって、制御回路が複雑になり、充電制御装置のコストが高くなってしまう。
【0008】
また、例えば、交流電源の電圧を220〔V〕とし、バッテリの電圧を288〔V〕として充電を行う場合、交流電源の電圧のピーク値は300〔V〕を超えることになるので、1周期中に降圧チョッパ制御と昇圧チョッパ制御とが4回切り換わることになる。したがって、制御ロジックが複雑になり、制御プログラムの容量が大きくなって、充電制御装置のコストが高くなってしまう。
【0009】
本発明は、前記従来の充電制御装置の問題点を解決して、制御回路及び制御ロジックを簡素化することができ、制御プログラムの容量を小さくすることができ、コストを低くすることができる充電制御装置及び充電制御方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明の充電制御装置においては、バッテリと、複数の相の巻線を備えたモータと、前記バッテリ及びモータに接続され、3相のアームを備え、各相のアームにそれぞれトランジスタが2個ずつ配設され、各相のアームにおける2個のトランジスタの中性点に前記モータのステータコイルの中性点と反対側の端子が接続され、かつ、各トランジスタのエミッタ・コレクタ間にダイオードが接続されたインバータブリッジと、交流電源と、該交流電源の交流の電流を整流する整流回路と、該整流回路及び前記モータのステータコイルの中性点に接続され、オン・オフに伴って、前記インバータブリッジからバッテリに直流の電流を供給するスイッチング素子と、前記バッテリの充電電流を制御する充電制御回路とを有する。
【0011】
そして、前記整流回路は、前記スイッチング素子を介して前記モータのステータコイルの中性点に接続されたカソード、及び前記インバータブリッジの正極側に接続されたアノードを備える。また、前記充電制御回路は、前記交流電源の交流の電流、及び前記インバータブリッジからバッテリに供給される直流の電流に基づいて、前記スイッチング素子のオン・オフのデューティ比を決定するデューティ比決定手段を備える。そして、前記モータのステータコイルの中性点と前記スイッチング素子との間にコイルが接続され、該コイルと前記スイッチング素子との接続点とインバータブリッジの負極側との間に、電流を前記コイルに向けて流すためのダイオードが接続される。
【0013】
本発明の他の充電制御装置においては、さらに、前記充電制御回路は、前記交流電源の交流の電流を検出する第1の電流検出手段、前記インバータブリッジからバッテリに供給される直流の電流を検出する第2の電流検出手段、及び該第2の電流検出手段によって検出された直流の電流と電流指令値との偏差に基づいて目標電流を発生させる目標電流発生手段を備える。
そして、前記デューティ比決定手段は、前記第1の電流検出手段によって検出された交流の電流と前記目標電流との偏差に基づいて前記デューティ比を決定する。
【0014】
本発明の充電制御方法においては、さらに、3相のアームを備え、各相のアームにそれぞれトランジスタが2個ずつ配設され、各相のアームにおける2個のトランジスタの中性点にモータのステータコイルの中性点と反対側の端子が接続され、かつ、各トランジスタのエミッタ・コレクタ間にダイオードが接続されたインバータブリッジの正極側に接続されたアノード、並びにスイッチング素子及びコイルを介して前記モータのステータコイルの中性点に接続され、かつ、前記スイッチング素子、及び電流を前記コイルに向けて流すためのダイオードを介して前記インバータブリッジの負極側に接続されたカソードを備える整流回路によって、交流電源の交流の電流を整流し、前記スイッチング素子のオン・オフに伴って、前記インバータブリッジからバッテリに直流の電流を供給するとともに、前記交流電源の交流の電流、及び前記インバータブリッジからバッテリに供給される直流の電流に基づいて、前記スイッチング素子のオン・オフのデューティ比を決定して前記バッテリの充電電流を制御する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態におけるモータ駆動装置の概念図である。
図において、31はモータであり、該モータ31は、U相、V相及びW相の巻線、すなわち、ステータコイル15〜17、並びに該ステータコイル15〜17の内側において回転自在に配設された図示しないロータを有し、該ロータは、2個の極から成る極対を少なくとも一つ備える。本実施の形態において、前記モータ31は、DCブラシレスモータによって構成され、前記ロータは2個の磁極から成る磁極対を三つ備える。また、本実施の形態において、前記ロータは、ステータコイル15〜17の内側において回転自在に配設されるが、ステータコイル15〜17の外側において回転自在に配設することもできる。
【0016】
前記モータ31は、インバータブリッジ40及びバッテリ33と接続される。そして、前記インバータブリッジ40は、双方向電力変換機能を備え、前記モータ31を駆動して電動車両を走行させる際に直流・交流変換を行い、バッテリ33を充電する際にチョッパ制御による直流・直流変換を行う。
すなわち、モータ31を駆動する場合は、バッテリ33からの直流の電流がインバータブリッジ40によって各相の電流に変換され、該各相の電流はそれぞれ各ステータコイル15〜17に供給される。
【0017】
そのために、前記インバータブリッジ40は、コンデンサ13及び各相のアーム21〜23を備え、前記アーム21にトランジスタTr1、Tr2が、前記アーム22にトランジスタTr3、Tr4が、前記アーム23にトランジスタTr5、Tr6がそれぞれ配設されるとともに、各トランジスタTr1〜Tr6のエミッタ・コレクタ間にそれぞれダイオードD1〜D6が接続される。そして、前記ステータコイル15〜17の中性点P1と前記トランジスタTr1、Tr2の中性点P2とがステータコイル15によって、前記中性点P1と前記トランジスタTr3、Tr4の中性点P3とがステータコイル16によって、前記中性点P1と前記トランジスタTr5、Tr6の中性点P4とがステータコイル17によってそれぞれ接続される。
【0018】
なお、前記ロータに図示しないレゾルバが連結され、該レゾルバによって磁極の位置を検出することができるようになっている。
したがって、モータ駆動時に、図示しない車両制御回路が電流指令値を発生させて図示しないモータ制御回路に送ると、該モータ制御回路は、前記電流指令値に対応するパルス幅を有する3相のパルス幅変調信号を発生させ、該パルス幅変調信号を図示しないベースドライブ回路に対して出力する。該ベースドライブ回路は、前記パルス幅変調信号を受けて、6個のトランジスタTr1〜Tr6を駆動するためのトランジスタ駆動信号をそれぞれ発生させ、インバータブリッジ40に対して出力する。
【0019】
そして、該インバータブリッジ40において直流・交流変換が行われ、各相の電流が発生させられ、該各相の電流が前記ステータコイル15〜17に供給されてモータ31が駆動される。
また、前記バッテリ33を充電するために、前記インバータブリッジ40と並列に充電回路34が配設される。該充電回路34は、交流電源25、該交流電源25に対して直列に接続されたコイルLf及びコンデンサCf、整流回路35、スイッチング素子としてのトランジスタTr、リアクトルとしてのコイルLn、並びに付加ダイオードDから成る。前記整流回路35は、ダイオードD11〜D14によって形成され、交流電源25の交流の電流iacを整流して直流の電流にする。
【0020】
前記コイルLf及びコンデンサCfによってフィルタ回路が形成され、前記コンデンサCfの一方の端子に前記ダイオードD11、D12の中性点P5が、他方の端子に前記ダイオードD13、D14の中性点P6がそれぞれ接続される。また、前記ダイオードD12、D14の各カソードと前記中性点P1との間に、前記トランジスタTr及びコイルLnが直列に接続されるとともに、トランジスタTrとコイルLnとの接続点P7にバッテリ33及びインバータブリッジ40の負極側の端子が付加ダイオードDを介して接続される。そして、前記ダイオードD11、D13の各アノードと前記バッテリ33及びインバータブリッジ40の正極側の端子とが接続される。なお、前記トランジスタTrのオン・オフは、図示しない充電制御回路によって出力されるスイッチング信号に従って行われる。
【0021】
すなわち、前記トランジスタTrがオンになると、前記整流回路35によって発生させられた直流の電流は、ダイオードD12、D14からトランジスタTr及びコイルLnを通ってモータ31に供給され、該モータ31の各ステータコイル15〜17及び各ダイオードD1、D3、D5を通ってダイオードD11、D13に供給される。このとき、前記コイルLn及び各ステータコイル15〜17に電気エネルギーが蓄えられる。
【0022】
続いて、前記トランジスタTrがオフになると、前記コイルLn及び各ステータコイル15〜17に蓄えられていた電気エネルギーが放出され、電流ib が、ステータコイル15〜17から各ダイオードD1、D3、D5を通ってバッテリ33に供給され、更にダイオードDを通ってコイルLnに供給される。このとき、バッテリ33の充電が行われる。
【0023】
このようにして、交流電源25の交流の電流iacは、前記ダイオードD11〜D14によって整流されて直流の電流になり、インバータブリッジ40においてチョッパ制御による直流・直流変換が行われ、電圧が変換されて充電が行われる。
なお、前記充電回路34は、バッテリ33、インバータブリッジ40及びモータ31に対して着脱自在に配設され、電動車両を走行させている間は切り離され、充電を行っている間は接続される。本実施の形態においては、充電回路34の全体を着脱自在にしているが、必要に応じて交流電源25だけを着脱自在にすることもできる。
【0024】
ところで、前記充電制御回路によってトランジスタTrをオン・オフするに当たり、デューティ比を変更すると、該デューティ比に対応する充電電流でバッテリ33を充電することができる。
図2は本発明の実施の形態における充電制御回路のブロック図、図3は本発明の実施の形態における充電制御回路の動作を示す波形図である。なお、図3において、横軸に時間を、縦軸に電流を採ってある。
【0025】
図において、25は交流電源、33はバッテリ、35は整流回路、40はインバータブリッジであり、前記交流電源25と整流回路35との間に、交流電源25の交流の電流iacを検出するための第1の電流検出手段としての電流センサ51が、前記整流回路35とインバータブリッジ40との間にトランジスタTrが、前記インバータブリッジ40とバッテリ33との間に、前記インバータブリッジ40によって発生させられた直流の電流ib を検出するための第2の電流検出手段としての電流センサ52がそれぞれ配設される。
【0026】
そして、該電流センサ52によって検出された電流ib の信号は演算装置53に送られ、該演算装置53において前記電流ib の平均値ibAV が演算される。また、該平均値ibAV は減算器54に送られ、該減算器54において電流指令値ib * と平均値ibAV との偏差Δib
Δib =ib * −ibAV
が算出される。なお、オペレータが図示しない設定器を操作し、バッテリ33の仕様に対応する電流指令値ib * が設定されるようになっている。
【0027】
また、前記偏差Δib はPI動作要素55に送られ、該PI動作要素55において位相遅れ補償が行われた後、変調器56に送られる。なお、前記PI動作要素55及び変調器56によって目標電流発生手段が構成される。そして、該変調器56において、偏差Δib に正弦波(Sin波)が掛けられ、目標電流iac * が形成され、該目標電流iac * は減算器61に送られる。該減算器61においては、前記目標電流iac * と電流センサ51によって検出された電流iacとの偏差Δiac
Δiac=iac * −iac
が算出され、該偏差Δiacは充電制御回路のデューティ比決定手段としてのP動作要素62に送られ、該P動作要素62において前記偏差Δiacに対応するデューティ比γが決定され、該デューティ比γで前記トランジスタTrがオン・オフさせられる。その結果、充電電流が制御され、所期の充電電流でバッテリ33を充電することができる。
【0028】
このように、交流電源25及びコンデンサ13の各電圧を設定するだけで、電流指令値ib * が設定され、該電流指令値ib * に対応するデューティ比γで前記トランジスタTrがオン・オフさせられ、所期の充電電流でバッテリ33を充電することができるので、昇圧チョッパ制御と降圧チョッパ制御とを切り換える必要がない。したがって、交流電源25及びバッテリ33の各電圧を測定する必要がないので、制御回路を簡素化することができ、充電制御装置のコストを低くすることができる。
【0029】
また、昇圧チョッパ制御と降圧チョッパ制御との切換えがなくなるので、制御ロジックを簡素化することができるとともに、制御プログラムの容量を小さくすることができ、充電制御装置のコストを低くすることができる。
さらに、トランジスタTrのオン・オフのデューティ比γを一定にするだけで、交流電源25の力率を1にした状態で制御を行うことができる。
【0030】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0031】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、充電制御装置においては、バッテリと、複数の相の巻線を備えたモータと、前記バッテリ及びモータに接続され、3相のアームを備え、各相のアームにそれぞれトランジスタが2個ずつ配設され、各相のアームにおける2個のトランジスタの中性点に前記モータのステータコイルの中性点と反対側の端子が接続され、かつ、各トランジスタのエミッタ・コレクタ間にダイオードが接続されたインバータブリッジと、交流電源と、該交流電源の交流の電流を整流する整流回路と、該整流回路及び前記モータのステータコイルの中性点に接続され、オン・オフに伴って、前記インバータブリッジからバッテリに直流の電流を供給するスイッチング素子と、前記バッテリの充電電流を制御する充電制御回路とを有する。
そして、前記整流回路は、前記スイッチング素子を介して前記モータのステータコイルの中性点に接続されたカソード、及び前記インバータブリッジの正極側に接続されたアノードを備える。また、前記充電制御回路は、前記交流電源の交流の電流、及び前記インバータブリッジからバッテリに供給される直流の電流に基づいて、前記スイッチング素子のオン・オフのデューティ比を決定するデューティ比決定手段を備える。そして、前記モータのステータコイルの中性点と前記スイッチング素子との間にコイルが接続され、該コイルと前記スイッチング素子との接続点とインバータブリッジの負極側との間に、電流を前記コイルに向けて流すためのダイオードが接続される。
【0032】
この場合、バッテリの充電を行うに当たり、整流回路によって交流電源の交流の電流が整流される。そして、スイッチング素子のオン・オフに伴って、インバータブリッジにおいて、前記整流回路から送られた直流の電流に基づいて直流の電流が発生させられ、該直流の電流がバッテリに供給される。
【0033】
また、デューティ比決定手段は、前記交流電源の交流の電流、及び前記インバータブリッジからバッテリに供給される直流の電流に基づいて、前記スイッチング素子のオン・オフのデューティ比を決定する。
したがって、所期の充電電流でバッテリを充電することができるので、昇圧チョッパ制御と降圧チョッパ制御とを切り換える必要がない。その結果、交流電源及びバッテリの各電圧を測定する必要がないので、制御回路を簡素化することができ、充電制御装置のコストを低くすることができる。
【0034】
また、昇圧チョッパ制御と降圧チョッパ制御との切換えがなくなるので、制御ロジックを簡素化することができるとともに、制御プログラムの容量を小さくすることができ、充電制御装置のコストを低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるモータ駆動装置の概念図である。
【図2】本発明の実施の形態における充電制御回路のブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態における充電制御回路の動作を示す波形図である。
【符号の説明】
15〜17 ステータコイル
25 交流電源
31 モータ
33 バッテリ
34 充電回路
35 整流回路
40 インバータブリッジ
62 P動作要素
iac、ib 電流
Tr トランジスタ
γ デューティ比
Claims (3)
- バッテリと、複数の相の巻線を備えたモータと、前記バッテリ及びモータに接続され、3相のアームを備え、各相のアームにそれぞれトランジスタが2個ずつ配設され、各相のアームにおける2個のトランジスタの中性点に前記モータのステータコイルの中性点と反対側の端子が接続され、かつ、各トランジスタのエミッタ・コレクタ間にダイオードが接続されたインバータブリッジと、交流電源と、該交流電源の交流の電流を整流する整流回路と、該整流回路及び前記モータのステータコイルの中性点に接続され、オン・オフに伴って、前記インバータブリッジからバッテリに直流の電流を供給するスイッチング素子と、前記バッテリの充電電流を制御する充電制御回路とを有するとともに、前記整流回路は、前記スイッチング素子を介して前記モータのステータコイルの中性点に接続されたカソード、及び前記インバータブリッジの正極側に接続されたアノードを備え、前記充電制御回路は、前記交流電源の交流の電流、及び前記インバータブリッジからバッテリに供給される直流の電流に基づいて、前記スイッチング素子のオン・オフのデューティ比を決定するデューティ比決定手段を備え、前記モータのステータコイルの中性点と前記スイッチング素子との間にコイルが接続され、該コイルと前記スイッチング素子との接続点とインバータブリッジの負極側との間に、電流を前記コイルに向けて流すためのダイオードが接続されることを特徴とする充電制御装置。
- 前記充電制御回路は、前記交流電源の交流の電流を検出する第1の電流検出手段、前記インバータブリッジからバッテリに供給される直流の電流を検出する第2の電流検出手段、及び該第2の電流検出手段によって検出された直流の電流と電流指令値との偏差に基づいて目標電流を発生させる目標電流発生手段を備えるとともに、前記デューティ比決定手段は、前記第1の電流検出手段によって検出された交流の電流と前記目標電流との偏差に基づいて前記デューティ比を決定する請求項1に記載の充電制御装置。
- 3相のアームを備え、各相のアームにそれぞれトランジスタが2個ずつ配設され、各相のアームにおける2個のトランジスタの中性点にモータのステータコイルの中性点と反対側の端子が接続され、かつ、各トランジスタのエミッタ・コレクタ間にダイオードが接続されたインバータブリッジの正極側に接続されたアノード、並びにスイッチング素子及びコイルを介して前記モータのステータコイルの中性点に接続され、かつ、前記スイッチング素子、及び電流を前記コイルに向けて流すためのダイオードを介して前記インバータブリッジの負極側に接続されたカソードを備える整流回路によって、交流電源の交流の電流を整流し、前記スイッチング素子のオン・オフに伴って、前記インバータブリッジからバッテリに直流の電流を供給するとともに、前記交流電源の交流の電流、及び前記インバータブリッジからバッテリに供給される直流の電流に基づいて、前記スイッチング素子のオン・オフのデューティ比を決定して前記バッテリの充電電流を制御することを特徴とする充電制御方法。
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