JP3728800B2 - 洗濯機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は洗濯槽の底面から洗濯液を吸入し、洗濯槽の上部から吐出する水循環機能を有する洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の洗濯機は図12に示すように構成していた。以下、その構成について説明する。
【0003】
図に示すように、洗濯槽1は、内底部にパルセータ2を回転自在に設け、このパルセータ2の下部に凹部3を設けている。この凹部3は、パルセータ2が回転することによってパルセータ2の下部に吸入される水を確保するための空間となるものである。パルセータ2は、裏面に裏羽根4を設けており、モータ5によりベルト6、プーリー7、減速ギヤー8を介して回転する。凹部3の周縁の一部分に連通した吐出口部9を洗濯槽1の外へ突出させている。
【0004】
洗濯槽1の上部にパイプ10を設け、吐出口部9とパイプ10とを吐出水路11により連通し、パイプ10に洗濯槽1内へ洗濯液を注水するノズル12を嵌合している。
【0005】
上記構成において動作を説明すると、洗濯槽1内に洗剤と洗濯物を入れ、所定水位まで給水してモータ5を回転させると、ベルト6、プーリー7、減速ギヤー8を介してパルセータ2が回転する。このパルセータ2の回転に伴うパルセータ2の裏面に設けた裏羽根4のポンプ作用により、凹部3内の洗濯液を吐出口部9より吐出させ、吐出水路11、パイプ10を通してノズル12より洗濯槽1内へ洗濯液を注水する。
【0006】
このように洗濯槽1の上部より洗濯槽1内へ洗濯液を循環させることで、洗剤を速く溶かして洗浄効果を高め、さらには速く汚れを落とすことで、洗濯時間を短縮することができ、また洗剤を十分溶解できることで洗濯物に洗剤分が残るのを防止できる。
【0007】
ここで、凹部3は、洗濯液の吸入体積を少しでも大きくするために設けており、この凹部3に入った水が吐出口部9に導かれ、吐出水路11、パイプ10を通して洗濯槽1の上部へ導かれ、ノズル12より洗濯槽1内へ洗濯液を注水する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の構成においては、凹部3に入った水が100%吐出口部9へ導かれることはなく、パルセータ2の回転によって凹部3へ吸入され、導かれた水が吐出口部9へ流れていかずにそのまま素通りしてしまっていた。このため、吐出効率が上がらず、循環水量を増大することができず、吐出口部9への吐出量を上げるためにはモータ5のトルクを増して、パルセータ2の回転数を増加させ、吐出量を上げるという方法を取らねばならず、コスト増へとつながっていた。
【0009】
また、水の飛び散りという点から考えると、パルセータ2の回転数の増加にも限度があり、両者の兼ね合いから回転数の増加も容易にはできない。また、吐出口部9へ水を導くために、凹部3の中央部に縦リブを配設することが考えられるが、この縦リブを凹部3の中央部に固定した場合、パルセータ2が反転せずに片方向のみであれば、特に問題はないが、現在の洗濯機はそのほとんどがパルセータ2を左右反転する方式を採用しており、反転水流を考慮した場合、水は凹部3の半分の面積分しか吐出口部9へ導かれず、結果的に吐出効率としては上がらなくなり、吐出量を上げるには上記解決策を取らざるを得なくなり、コスト増は避けられなかった。
【0010】
本発明は上記課題を解決するもので、大幅なコスト増を避け、なおかつ吐出口部への吐出効率を向上し、循環水量を増大することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の洗濯機においては、洗濯槽の内底部に裏面に裏羽根を設けたパルセータを回転自在に設け、洗濯槽に設けた吐出口部にパルセータの下部に設けた凹部を連通し、吐出口部に吐出水路の一端側を連通し、吐出水路の他端側を洗濯槽の上部に連通し、前記凹部は、前記パルセータの外周に向かってその両側端部が広がるような略扇状をなし、前記凹部には、一端側を軸受け部により回動可能に軸支され前記パルセータの回転による水流の向きに応動して左右に回動する水流制御部材を設け、前記水流制御部材は、前記軸受け部を支点として前記凹部の側端部に当接するまで回動するように構成したものである。
【0012】
これにより、大幅なコスト増を避け、なおかつ吐出口部への吐出効率を向上することができ、循環水量を増大することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、洗濯槽の内底部に回転自在に設けられ裏面に裏羽根を設けたパルセータと、前記洗濯槽に設けられた吐出口部と、前記吐出口部に連通し前記パルセータの下部に設けた凹部と、前記吐出口部に一端側を連通し他端側を前記洗濯槽の上部に連通する吐出水路とを備え、前記凹部は、前記パルセータの外周に向かってその両側端部が広がるような略扇状をなし、前記凹部には、一端側を軸受け部により回動可能に軸支され前記パルセータの回転による水流の向きに応動して左右に回動する水流制御部材を設け、前記水流制御部材は、前記軸受け部を支点として前記凹部の側端部に当接するまで回動するように構成したものであり、パルセータの回転による水流とともに水流制御部材が回動して凹部の側端部に当接する。これによって、従来素通りしていた水流は吐出口部へ導かれる。同様にして、パルセータが反転したときも全く同様の効果が得られ、水流制御部材を固定式にしたときに比べて、大幅に抵抗が削減され、吐出口部への吐出効率は水流制御部材のないとき、または水流制御部材が固定式であるときに比べると、大幅に向上することができる。
【0014】
請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、水流制御部材は、垂直方向に平面を有する真直な板状部材であるものであり、水流制御部材を板状にしたことで、強度を損なわずに、円滑な動作を確保でき、糸屑詰まり時など整備が必要なときに水流制御部材を容易に着脱することができる。
【0015】
請求項3に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、水流制御部材は、垂直方向に面を有し平面形状が滑らかな曲線を有する弓形状に形成した2個の部材を、その凸面が互いに背中合わせになるように組み合わせて構成した板状部材であるものであり、水流制御部材を滑らかな曲線を有するものの組み合わせとすることで、凹部内の洗濯液を吐出口部へ円滑に吐出することができ、抵抗ロスを減少させ、これらの相乗効果により吐出効率をさらに向上することができる。
【0016】
請求項4に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、水流制御部材は、上端面に、その平面形状がパルセータの外周に向かってその両側端部が広がるような扇形の板を配設したものであり、水流制御部材に対して垂直方向に逃げる水流を扇形の板で抑えて吐出口部へ導くため吐出効率を高めることができるとともに、横方向のリブの役割も果たしているため、構造的に強度を高めることができる。
【0017】
請求項5に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、水流制御部材は、上端面に、その平面形状がパルセータの外周に向かってその両側端部が広がるような扇形で、その断面形状が逆翼形でその凸面が下方になるような板を配設したものであり、扇形の板断面形状を逆翼形状とすることで、水流制御部材の近傍に発生する乱流による制御部材の浮き上がりを防ぎ、過度の浮き上がりによるパルセータとの干渉を防ぎ、構造的安全性を高めることができる。
【0018】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0019】
(実施例1)
図1から図3に示すように、凹部3は、パルセータ2の下部の洗濯槽1に略扇状に設け、パルセータ2が回転することによってパルセータ2の下部に吐出される水を確保するための空間となるもので、この凹部3に設けた固定ピン13に水流制御部材14を支持している。水流制御部材14は真直な板状とし、その一端側に回動可能に軸支するための軸受け部15を設けて固定ピン13により軸支し、パルセータ2による水流の向きに応動して、凹部3の範囲で固定ピン7を支点として、左右に回動できる構成している。
【0020】
上記構成において作用を説明すると、パルセータ2の回転によって形成される水流で、水流制御部材14は凹部3の側端部に当接するところまで移動し、凹部3の側端部に当接したところで停止する。この状態で、水流制御部材14はパルセータ2の回転によって形成される水流方向に対して垂直な壁となり、従来、吐出口部9の方向へ流れずに素通りしていた水流がこの水流制御部材14に当たって、吐出口部9の方向へ流れることになる。このことによって、吐出効率を向上することができる。
【0021】
また、この水流制御部材14は固定ピン13を支点として、凹部3の範囲で左右に可動することから、パルセータ2の反転で水流方向が変わっても全く同様の働きをするため、固定式に見られるような抵抗ロスになることはなくなり、この点からも吐出効率を高めることができる。
【0022】
また、水流制御部材14を真直な板状とし、軸受け部15を固定ピン13により軸支することにより、ロスの少ない状態で水流制御部材14を円滑に回動させることができる。また、軸受け部15を固定ピン13に挿入して軸支しているため、万一、凹部3や水流制御部材14に糸屑が詰まったときでも、水流制御部材14を容易に着脱することができ、整備性を高めることができる。
【0023】
(実施例2)
図4および図5に示すように、水流制御部材16は、滑らかな曲線を有する弓形状に形成した2個の部材17を背中合わせに組み合わせて構成している。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0024】
上記構成において作用を説明すると、パルセータ2回転によって形成される水流で、弓形状の部材17が凹み、凹部3の側端部に当接したときに、凹部3から吐出口部9に向けて滑らかな曲線で流路を形成することになり、より流動抵抗の少ない状態となって、凹部3内の洗濯液を吐出口部9へ円滑に吐出することができ、抵抗ロスを減少させ、これらの相乗効果により吐出効率をさらに向上することができる。
【0025】
また、水流制御部材16を単に弓形状にしただけでは、パルセータ2の回転方向が変わった場合に、水流制御部材16によって形成される曲線の向きが変わってしまうために、この水流制御部材16が抵抗となってしまう場合が起こるので、2枚背中合わせに組み合わせることによって、パルセータ2の回転方向によらず左右どちらの場合でも全く同様の効果を得ることができる。
【0026】
(実施例3)
図6および図7に示すように、水流制御部材18は、上端面に扇形の板19を配設している。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0027】
上記構成において作用を説明すると、水流制御部材18にぶつかった水流が水流制御部材18に対して垂直方向に逃げようとするのを扇形の板19により防ぐことができ、同時に水流制御部材18を乗り越えていた水流も吐出口部9へと導くことができ、吐出効率を高めることができる。また、扇形の板19がない場合は、水流制御部材18は横方向の捻れ力に対する補強がなく、横方向に一定以上の力が加わると捻れる場合があるが、扇形の板19を設けることにより、横方向の補強リブの役目も果たすことができるため、水流制御部材18のねじれを抑制し、構造的強度を高くすることができる。
【0028】
(実施例4)
図8および図9示すように、水流制御部材20は、上端面に扇形で断面形状が逆翼形の板21を配設している。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0029】
上記構成において作用を説明すると、水流制御部材20に当たった水流が吐出口部9の方向へ流れていく流れの中で、扇形の板21を境にしてその上下で流速に差が発生し、扇形の板21を下向きに引っ張ろうとする力が発生する。このため、水流制御部材20の近傍に発生する乱流による水流制御部材20の浮き上がりを防止することができ、また、過度に浮き上がった場合のパルセータ2との干渉を防止でき、構造的安全性を高めることができる。扇形の板21には常に下向きに引っ張る力が働くため、水流制御部材20が上下方向に脈動することがなく、水流制御部材20のより安定した動作を確保することができる。
【0030】
(実施例5)
図10および図11に示すように、水流制御部材22は、両側面に箱形の囲い23を配設したものである。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0031】
上記構成において作用を説明すると、水流制御部材22の両側面に箱形の囲い23を配設することにより、水流制御部材22全体の強度を高めることができ、水流が水流制御部材22に当たった際の垂直方向、水平方向への水流の逃げを抑制し、同時に水流の流路を形成しているため、より吐出効果を上げ、吐出効率を高めることができる。また、箱形にしていることで垂直、水平方向を問わず、あらゆる方向からの捻れ、圧力に対しての構造的強度を高めることができる。
【0032】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項1に記載の発明によれば、洗濯槽の内底部に回転自在に設けられ裏面に裏羽根を設けたパルセータと、前記洗濯槽に設けられた吐出口部と、前記吐出口部に連通し前記パルセータの下部に設けた凹部と、前記吐出口部に一端側を連通し他端側を前記洗濯槽の上部に連通する吐出水路とを備え、前記凹部は、前記パルセータの外周に向かってその両側端部が広がるような略扇状をなし、前記凹部には、一端側を軸受け部により回動可能に軸支され前記パルセータの回転による水流の向きに応動して左右に回動する水流制御部材を設け、前記水流制御部材は、前記軸受け部を支点として前記凹部の側端部に当接するまで回動するように構成したから、従来のように吐出量を上げるためにモータのトルクを大きくしたり、他の動力を介する必要がないため、モータのトルクアップや他の動力を介した場合のコストアップなしに吐出量を増加させることができ、また、モータのトルク増大、パルセータの回転数増加に伴う水飛びへの影響を考慮する必要がないため、モータの仕様決定やパルセータ形状の決定等における影響因子を減らす結果となり、開発期間の短縮を図ることが可能である。また、水流制御部材が固定式リブ方式に比べて、水流の動きに合わせて、左右に自由に回動できるため、洗濯槽の凹部へと導かれた水はほぼ100%に近い割合で吐出口部へ導くことができ、また吐出ロス、流動抵抗を大きく減らすことができるため、この面からもモータのトルク増大への影響因子を減少し、これに伴うコスト増を抑えることができる。
【0033】
また、請求項2に記載の発明によれば、水流制御部材は、垂直方向に平面を有する真直な板状部材であるから、非常にロスの少ない状態で水流制御部材の動作を確保することができ、また、万一、水流制御部材や洗濯槽の凹部に糸屑が詰まったときでも、容易にこの水流制御部材を着脱することができ、整備性を高めることができる。
【0034】
また、請求項3に記載の発明によれば、水流制御部材は、垂直方向に面を有し平面形状が滑らかな曲線を有する弓形状に形成した2個の部材を、その凸面が互いに背中合わせになるように組み合わせて構成した板状部材であるから、水流制御部材を滑らかな曲線を有するものの組み合わせとすることで、弓形状の部材が凹部の側端部に当接したときに、凹部から吐出口部へと滑らかな曲線で流路を形成し、吐出口部へ流れていく水流の抵抗を減らすため、さらに吐出効率を上げることができる。また、水流制御部材を弓形状にしただけではパルセータの回転方向によって吐出効果に差ができ、吐出量がパルセータの回転方向によって異なってしまうため、同形状のものを2つ組み合わせることで、パルセータの回転方向による吐出効果の差をなくし、パルセータ回転方向に関係なく循環水量の安定供給を可能にできる。
【0035】
また、請求項4に記載の発明によれば、水流制御部材は、上端面に、その平面形状がパルセータの外周に向かってその両側端部が広がるような扇形の板を配設したから、水流制御部材に対して垂直方向に逃げていた水流を抑えるとともに、吐出口部へ導くことができるため、吐出効率をさらに高めることができる。また、水流制御部材単体ではパルセータ回転に伴う水流がある一定以上の強さになった場合、水流の勢いに対して耐えきれなくなり、水流制御部材が捻れてしまって吐出効果が減少するが、扇形の板を配設することにより横方向の補強リブが追加された形になっており、このため水流制御部材単体時に起こっていた水流制御部材の捻れを抑制することができ、構造的強度を高め、水流制御部材の捻れによる吐出効果のロスをなくし、さらに吐出効率を高めることができる。
【0036】
また、請求項5に記載の発明によれば、水流制御部材は、上端面に、その平面形状がパルセータの外周に向かってその両側端部が広がるような扇形で、その断面形状が逆翼形でその凸面が下方になるような板を配設したから、水流制御部材に当たった水流が吐出口部の方向へと流れていく流れの中で、水流制御部材の近傍に発生する乱流による水流制御部材の浮き上がりを防止することができ、また、過度に浮き上がった場合のパルセータとの干渉を防止し、構造的安全性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の洗濯機の縦断面図
【図2】 同洗濯機の要部横断面図
【図3】 同洗濯機の要部縦断面図
【図4】 本発明の第2の実施例の洗濯機の要部横断面図
【図5】 同洗濯機の要部縦断面図
【図6】 本発明の第3の実施例の洗濯機の要部横断面図
【図7】 同洗濯機の要部縦断面図
【図8】 本発明の第4の実施例の洗濯機の要部横断面図
【図9】 同洗濯機の要部縦断面図
【図10】 本発明の第5の実施例の洗濯機の要部横断面図
【図11】 同洗濯機の要部縦断面図
【図12】 従来の洗濯機の縦断面図
【符号の説明】
1 洗濯槽
2 パルセータ
3 凹部
9 吐出口部
11 吐出水路
14 水流制御部材
Claims (5)
- 洗濯槽の内底部に回転自在に設けられ裏面に裏羽根を設けたパルセータと、前記洗濯槽に設けられた吐出口部と、前記吐出口部に連通し前記パルセータの下部に設けた凹部と、前記吐出口部に一端側を連通し他端側を前記洗濯槽の上部に連通する吐出水路とを備え、前記凹部は、前記パルセータの外周に向かってその両側端部が広がるような略扇状をなし、前記凹部には、一端側を軸受け部により回動可能に軸支され前記パルセータの回転による水流の向きに応動して左右に回動する水流制御部材を設け、前記水流制御部材は、前記軸受け部を支点として前記凹部の側端部に当接するまで回動するように構成した洗濯機。
- 水流制御部材は、垂直方向に平面を有する真直な板状部材である請求項1記載の洗濯機。
- 水流制御部材は、垂直方向に面を有し平面形状が滑らかな曲線を有する弓形状に形成した2個の部材を、その凸面が互いに背中合わせになるように組み合わせて構成した板状部材である請求項1記載の洗濯機。
- 水流制御部材は、上端面に、その平面形状がパルセータの外周に向かってその両側端部が広がるような扇形の板を配設した請求項1記載の洗濯機。
- 水流制御部材は、上端面に、その平面形状がパルセータの外周に向かってその両側端部が広がるような扇形で、その断面形状が逆翼形でその凸面が下方になるような板を配設した請求項1記載の洗濯機。
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