JP3715259B2 - Lightweight earth and sand dredging device and dredging method - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水底に堆積する軽量土砂を浚渫して、水上の浚渫土砂受入部まで圧送するようにした軽量土砂用浚渫装置及びその浚渫方法に関する。
【0002】
尚、本発明において、「軽量土砂」とは、比重が比較的小さく、従来の浚渫作業では水中で拡散し易く水域汚染が問題となり易いヘドロ、汚泥等の堆積土砂をいう。
【0003】
【従来の技術】
水底に堆積するヘドロ、汚泥等の軽量土砂を浚渫する場合に、従来では、比較的重い堆積土砂を浚渫する場合と同様、開閉式バケットを使用していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら開閉式バケットを使用してヘドロ、汚泥等の軽量土砂を浚渫する場合には、その軽量土砂自体の比重が小さく僅かの流動圧でも拡散し易いことから、水域汚染の問題が発生し易く、また開閉式バケットによっては上記軽量土砂を効率よく掴みきれず、作業能率も低下する等の問題があった。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑み提案されたもので、従来の上記問題を一挙に解決することができる、構造簡単な軽量土砂用浚渫装置、及び同装置を用いた軽量土砂用浚渫方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1の発明は、水底に堆積する軽量土砂を浚渫して、水上の浚渫土砂受入部まで圧送するようにした軽量土砂用浚渫装置において、水上の作業船より懸吊され軸線が略水平の円筒状の移動筒と、この移動筒の基端と前記浚渫土砂受入部との間を接続する輸送管と、前記移動筒内に収容されてそこに導入した浚渫土砂を輸送管側に強制圧送する螺旋状スクリューと、このスクリューを強制回転し得るように前記移動筒に装着されるスクリュー駆動手段と、前記移動筒の下側の周壁に開口した土砂取入口を開閉し得るように該移動筒に支持された主扉と、この主扉を強制開閉させる主扉駆動手段と、前記移動筒の上側の周壁に開口した排水口を開閉し得るように該移動筒に支持された補助扉と、この補助扉を強制開閉させる補助扉駆動手段とを備えたことを特徴としている。
【0007】
また請求項2の発明は、上記特徴に加えて、前記移動筒が、ワイヤ及び支持枠を介して前記作業船に懸吊され、前記主扉は、前記土砂取入口の左半分を開閉するよう移動筒に軸支された少なくとも1個の左主扉体と、同じく右半分を開閉するよう移動筒に軸支された少なくとも1個の右主扉体とより分割構成され、その各主扉体は、前記支持枠と該各主扉体との間に設けた主扉駆動手段により各々開閉駆動されることを特徴とし、また請求項3の発明は、前記各特徴に加えて、前記スクリューが、前記輸送管に近づくにつれてピッチが小さくなるように形成されることを特徴とする。
【0008】
さらに請求項4の発明は、前記請求項1、2又は3に記載の軽量土砂用浚渫装置を用いた軽量土砂用浚渫方法において、主扉及び補助扉を各々全開にした状態で移動筒を水底の軽量土砂堆積層まで下降させて、該層の堆積土砂及び水を土砂取入口より移動筒内に流入させると共に、余分の水を排水口より逃がす工程と、主扉及び補助扉を各々閉じ、スクリューを回転させることにより、移動筒内の浚渫土砂を輸送管側に圧送する工程と、前記移動筒を前記軽量土砂堆積層より持ち上げ、隣接する軽量土砂堆積層の上まで水中を横移動させてから再び下降させる工程とを1サイクルとする作業工程を繰り返すことにより、前記軽量土砂堆積層より軽量土砂を間欠的に浚渫して水上の浚渫土砂受入部まで圧送することを特徴とする。
【0009】
請求項1〜4の各発明の特徴によれば、主扉及び補助扉を各々全開にした状態で移動筒を水底の軽量土砂堆積層まで下降させて、該層の堆積土砂及び水を土砂取入口より移動筒内に流入させると共に、余分の水を排水口より逃がし、次いで主扉及び補助扉を各々閉じ、スクリューを回転させることにより、移動筒内の浚渫土砂を輸送管側に圧送することができる。しかる後に、移動筒を軽量土砂堆積層より持ち上げ、隣接する軽量土砂堆積層の上まで水中を横移動させてから再び下降させ、このような作業工程を繰り返すことにより、浚渫現場周辺の水域を汚染することなく軽量土砂堆積層より軽量土砂を間欠的に浚渫して、水上の浚渫土砂受入部まで圧送することができる。
【0010】
また特に請求項2の発明の特徴によれば、開閉揺動する主扉を移動筒内への浚渫土砂誘導手段(即ちバケット)として利用でき、これにより、浚渫作業効率が向上する。
【0011】
また特に請求項3の発明の特徴によれば、可変ピッチスクリューの採用により、移動筒内から輸送管側への浚渫土砂の圧送効率が高められて、浚渫作業効率が向上する。
【0012】
また請求項5の発明は、水底に堆積する軽量土砂を浚渫して、水上の浚渫土砂受入部まで圧送するようにした軽量土砂用浚渫方法において、水上の作業船より懸吊され軸線が略水平の円筒状の移動筒と、この移動筒の基端と前記浚渫土砂受入部との間を接続する輸送管と、前記移動筒の内径より僅かに小さい外径を有して該移動筒内に収容されてそこに導入した浚渫土砂を輸送管側に強制圧送する、該輸送管に近づくにつれてピッチが小さい螺旋状スクリューと、前記移動筒の左右一方側の周壁に開口した土砂取入口を全閉する全閉位置と該全閉位置から移動筒の外側方に張出して土砂取入口を全開する全開位置との間を揺動し得るように該移動筒に上端が軸支された主扉体とを備えた浚渫装置を使用し、前記主扉体を前記全開位置に保持した状態で前記移動筒を水底の軽量土砂堆積層まで下降させる工程と、前記主扉体を前記全開位置に保持した状態でスクリューを回転させながら、前記移動筒を水底の軽量土砂堆積層に沿って前記左右一方側に水平移動させることにより、該層の堆積土砂を開放状態の土砂取入口より移動筒内に連続的に流入させると共に、それをスクリューで輸送管側に連続的に圧送する工程とを含むことを特徴とする。
【0013】
この請求項5の発明の上記特徴によれば、移動筒に上端が軸支された主扉体を移動筒外側方に張出す全開位置に保持した状態で、移動筒を水底の軽量土砂堆積層まで下降させた後、主扉体を同全開位置に保持した状態のままスクリューを回転させながら、移動筒を水底の軽量土砂堆積層に沿って左右一方側に水平移動させることにより、該層の堆積土砂を開放状態の土砂取入口より移動筒内に連続的に流入させると共に、それをスクリューで輸送管側に連続的に圧送することができるため、浚渫現場周辺の水域を汚染することなく軽量土砂堆積層より軽量土砂を連続的に浚渫して、水上の浚渫土砂受入部まで圧送することができ、また特に可変ピッチスクリューの採用により、移動筒内から輸送管側への浚渫土砂の圧送効率が高められて浚渫作業効率が向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、添付図面に例示した本発明の実施例に基づいて以下に具体的に説明する。
【0015】
添付図面において、図1〜図10は、本発明の一実施例を示すものであって、図1は、浚渫作業船による浚渫作業の概要を示す全体概略図、図2は図1の2矢視平面図、図3は浚渫装置の要部を示す斜視図、図4は図3の4矢視図、図5は図3の5矢視図、図6は図5の6矢視図、図7は図5の7−7線断面図、図8は、第1の浚渫作業形態を示す浚渫装置の要部断面図、図9は、第1の浚渫作業形態を示す全体平面図、図10は、第2の浚渫作業形態を示す浚渫装置の要部断面図(図8対応図)、図11は、第2の浚渫作業形態を示す全体平面図(図9対応図)である。
【0016】
先ず、図1、2において、本実施例の水底土砂浚渫運搬システムは、浚渫作業船Bに付設した浚渫装置Aにより水底のヘドロ等の軽量土砂堆積層Lよりその堆積土砂を浚渫して、水上まで輸送管1を通して強制搬送し、その搬送土砂を浚渫作業船Bの近くにいる自力走行可能な土運搬船B′内に収容して、該土運搬船B′で現場水域より遠くの処分地まで運び出すようにしている。
【0017】
その浚渫作業船Bの船体2には、前記輸送管1を通して水上まで強制搬送した浚渫土砂を一時的に貯留しておくためのホッパ状の貯留槽Pと、該輸送管1の下流端を貯留槽P内と土運搬船B′のホッパ状土砂貯留部3内とに選択的に連通させるための選択連通手段Sと、その選択連通手段Sとは別個独立に構成されて貯留槽P内の貯留土砂を土運搬船B′の土砂貯留部3に強制的に移送する強制移送手段Dとが設けられる。
【0018】
前記選択連通手段Sは、貯留槽P内に先端が延びる第1分岐管C1と、浚渫作業船Bに横付けされる土運搬船B′の土砂貯留部3内に先端を任意に出入れ可能な第2分岐管C2と、それら第1、第2分岐管C1、C2の各基端と前記輸送管Pの下流端との相互間に介装されて該輸送管P内を第1又は第2分岐管C1、C2内に選択的に連通させる三方弁Vとを備える。
【0019】
前記第2分岐管C2は、浚渫作業船Bの船体2に固定された基端部と、その基端部に鉛直軸線回りに旋回可能に連結支持されて略水平に長く延びる先部と有しており、その先部は、前記旋回により浚渫作業船Bの船体2側に格納された待機位置(図2実線位置)と、該船Bに横付けされた土運搬船B′の土砂貯留部3側に張出した使用位置(図2鎖線位置)との間を手動又はアクチュエータ(図示せず)により移動させることができるように構成される。
【0020】
また前記強制移送手段Dは、貯留槽P内と土運搬船B′の土砂貯留部3内との間を接続可能な移送管4と、該貯留槽P内の貯留土砂を吸込管4′を介して吸引して移送管4を通して土運搬船B′の土砂貯留部3内に圧送するポンプ5とを備える。
【0021】
前記移送管4は、浚渫作業船Bの船体2に固定された基端部と、その基端部に鉛直軸線回りに旋回可能に連結支持されて略水平に長く延びる先部と有しており、その先部は、前記旋回により浚渫作業船Bの船体2側に格納された待機位置(図2実線位置)と、該船Bに横付けされた土運搬船B′の土砂貯留部3側に張出した使用位置(図2鎖線位置)との間を手動又はアクチュエータ(図示せず)により移動させることができるように構成される。
【0022】
而して浚渫作業船Bに土運搬船B′が横付けされている場合は、前記選択連通手段Sの三方弁Vにより輸送管1を前記使用位置の第2分岐管C2を介して土運搬船B′の土砂貯留部3内に連通させて、浚渫土砂を該土運搬船B′内に直接搬送する。
【0023】
また浚渫作業船Bに土運搬船B′が横付けされていない場合は、前記選択連通手段Sの三方弁Vにより輸送管1を第1分岐管C1を介して貯留槽P内に連通させて、浚渫土砂を該貯留槽P内に一時的に搬送貯留しておく。そして空の土運搬船B′が浚渫作業船Bに横付けされるのを待って、再び前記選択連通手段Sの三方弁Vにより輸送管1を第2分岐管C2を介して土運搬船B′の土砂貯留部3内に連通させて、浚渫土砂を該土運搬船B′内に直接搬送し、これと相前後して、該貯留槽P内の貯留土砂を前記強制移送手段Dのポンプ5により、吸込管4′及び移送管4を介して該土運搬船B′の土砂貯留部3内に強制移送する。
【0024】
かくして、浚渫作業船Bの近くに土運搬船B′がいなくても浚渫土砂を浚渫作業船Bの貯留槽P内に貯め置くことができるため、浚渫装置Aによる浚渫作業を一時的に中断する必要はなくなり、従って、浚渫作業船Bの近くに土運搬船B′がいるかいないかに関係なく浚渫作業を連続的に行うことができて、作業能率の向上が図られる。
【0025】
次に主として図3〜図7を参照して、浚渫作業船Bに付設した浚渫装置Aの構造を説明する。この浚渫装置Aは、水底に堆積するヘドロ等の軽量土砂を浚渫して、輸送管1を通して水上の浚渫土砂受入部(図示例では、浚渫作業船Bの貯留槽P又は土運搬船B′の土砂貯留部3)まで圧送するために用いられる。
【0026】
而して浚渫装置Aは、浚渫作業船BよりワイヤWを介して懸吊され軸線が略水平に延びる円筒状の移動筒Tと、この移動筒Tの基端と前記浚渫土砂受入部との間を接続する輸送管1と、移動筒Tの内径より僅かに小さい外径を有して移動筒T内に収容され該筒T内への導入土砂を輸送管1側に強制的に圧送する螺旋状のスクリュー6と、このスクリュー6を回転駆動すべく移動筒Tの先端に装着されるスクリュー駆動手段としてのモータM1と、移動筒Tの少なくとも下半部の周壁に開口した土砂取入口Tiを開閉し得る主扉7と、この主扉7を強制開閉させる主扉駆動手段M2と、移動筒Tの上部周壁に開口した、前記土砂取入口Tiよりも小さな排水口Toを開閉し得る補助扉8と、この補助扉8を強制開閉させる補助扉駆動手段M3とを備える。
【0027】
前記輸送管1は、それの少なくとも一部(中間部)が可撓性を有する材料で構成されており、これにより、該輸送管1の下端に接続される移動筒Tの昇降動作を無理なく許容できるようになっている。
【0028】
前記ワイヤWは、浚渫作業船Bの船体2に装備されたウインチ(図示せず)より巻き取り、繰り出し可能に延びており、その自由端たる下端には、移動筒Tを固定支持した格子枠状の支持枠Fが懸吊される。またそのワイヤWの中間部は、船体2に鉛直軸線回りに旋回可能に装備したクレーン10により案内支持される。従ってこのクレーン10と前記ウインチの協働により、ワイヤWを介して支持枠F、延いては移動筒Tを、任意に昇降動作させ且つクレーン10の旋回軸線回りに旋回動作させることができる。
【0029】
前記主扉7は、移動筒Tの下半部周壁にその軸線方向に並列して開口した複数(図示例では2個)の土砂取入口Ti、Tiの各左半分をそれぞれ開閉するよう移動筒Tに各上端が揺動可能に軸支された複数(図示例では2つ)の左主扉体7L、7Lと、同じく土砂取入口Ti、Tiの各右半分を開閉するよう移動筒Tに各上端が揺動可能に軸支された複数(図示例では2つ)の右主扉体7R、7Rとより分割構成される。
【0030】
その各主扉体7L、7Rは、支持枠Fと該各主扉体7L、7Rとの間に設けた油圧シリンダ等の主扉駆動手段M2、M2により個別に開閉駆動される。更に左右の各主扉体7L、7Rの、閉鎖状態で互いに衝合する先端縁部には、従前の浚渫用グラブシェルと同様に、交互に噛み合う複数の爪部7La、7Raがそれぞれ一体に並設される。
【0031】
また前記補助扉8は、移動筒Tの上半部周壁にその軸線方向に並列して開口した複数(図示例では3個)の排水口To、Toの各左半分をそれぞれ開閉するよう移動筒Tに各下端が揺動可能に軸支された複数(図示例では3つ)の左補助扉体8L、8Lと、同じく排水口To、Toの各右半分を開閉するよう移動筒Tに各下端が揺動可能に軸支された複数(図示例では3つ)の右補助扉体8R、8Rとより分割構成される。その各補助扉体8L、8Rは、支持枠Fと該各補助扉体8L、8Rとの間に設けた油圧シリンダ等の補助扉駆動手段M3、M3により個別に開閉駆動される。
【0032】
前記スクリュー6は、その下流側に向かって(即ち輸送管1に近づくにつれて)ピッチが漸減する可変ピッチ型に形成され、これにより、移動筒T内から輸送管1側への該スクリュー6による浚渫土砂の圧送効率が高められ、浚渫作業効率が向上する。
【0033】
更に移動筒Tの基端部は、輸送管1に向かって先細りのテーパ状に形成され、その端部と輸送管1との接続部には、移動筒T内から輸送管1側への一方向の流れのみを許容する逆止弁11が配設される。この逆止弁11により、輸送管1内の土砂が移動筒T側に逆流する恐れはない。
【0034】
次に本実施例の浚渫装置Aを用いた第1の浚渫作業形態を図8、9を併せて参照して説明する。
【0035】
この第1の浚渫作業形態は、主扉体7L、7R及び補助扉体8L、8Rを各々全開にした状態(図8参照)で移動筒Tを水底の軽量土砂堆積層Lまで下降させて該層L内に自重で規定の深さまで潜り込ませ、その際に、軽量土砂堆積層Lの堆積土砂と水とを土砂取入口Ti、Tiより移動筒T内に流入させると共に、余分の水を排水口To、To、Toより逃がすようにした第1工程と、次いで主扉体7L、7R及び補助扉体8L、8Rを各々閉じてからスクリュー6を回転させることにより、移動筒T内の浚渫土砂を輸送管1側に圧送するようにした第2工程と、前記移動筒Tを前記軽量土砂堆積層Lより持ち上げ、隣接する軽量土砂堆積層Lの上まで水中を横移動させてから再び下降させるようにした第3工程とを1サイクルとする作業工程を何回も繰り返して、図9に鎖線で示す如く浚渫区域を段階的に拡大してゆくようにしている。これにより、浚渫現場周辺での軽量土砂拡散に因る水域汚染を招くことなく軽量土砂堆積層Lより軽量土砂を間欠的に浚渫して、水上の浚渫土砂受入部まで圧送することができる。
【0036】
この場合において、前記第1工程では、土砂取入口Ti、Tiより移動筒T内に浚渫土砂と共に浸入した余分の水が排水口To、To、Toより抜け出るので、移動筒Tには浚渫土砂を効率よく残すことができる。また前記第2工程では、主扉体7L、7R及び補助扉体8L、8Rを各々閉じると同時にスクリュー6を低速で回転させ、それら扉体が全て閉じ終わるのに応じてスクリュー6の回転速度を十分に上げて搬送圧力を発生させるようにしてもよい。
【0037】
また前記第3工程において軽量土砂堆積層Lより持ち上げた移動筒Tを、隣接する軽量土砂堆積層Lの上まで水中を横移動させるに当たっては、クレーン10を所定角度ずつ旋回動作させ、及び/又は浚渫作業船Bを所定ストロークずつ前進又は後退させるようにする(図9鎖線参照)。
【0038】
次に本実施例の浚渫装置Aを用いた第2の浚渫作業形態を図10、11を参照して説明する。
【0039】
この第2の浚渫作業形態は、特定の主扉体、即ち左右一方側の全部の主扉体7R、7R、又はスクリュー6の上流側(即ち輸送管1から遠い側)の主扉体7Rだけを全開状態にし、その他の扉体は全閉した状態(図10参照)にして、移動筒Tを水底の軽量土砂堆積層Lまで下降させ該層L内に自重で規定の深さまで潜り込ませるようにした第1工程と、上記特定の主扉体7Rの全開状態を維持したままスクリュー6を回転させ、移動筒Tを水底の軽量土砂堆積層Lに沿って該左右一方側に水平移動させることにより、該層Lの堆積土砂を開放状態の土砂取入口Ti(上記特定の主扉体7Rに対応する右半分)より移動筒T内に連続的に流入させると共に、その流入土砂を、回転するスクリュー6で輸送管1側に連続的に圧送するようにした第2工程とを含む。これにより、浚渫現場周辺での軽量土砂拡散に因る水域汚染を招くことなく軽量土砂堆積層Lより軽量土砂を連続的に浚渫して、水上の浚渫土砂受入部まで圧送することができる。
【0040】
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は前記実施例に限定されるものでなく、種々の設計変更を行うことができる。
【0041】
例えば、前記実施例では、請求項4に対応する第1の浚渫作業形態(図8、9)と、請求項5に対応する第2の浚渫作業形態(図10、11)とを共通の浚渫装置Aで何れでも実施できるようにしたものを示したが、請求項5の実施に当たっては、第2の浚渫作業形態に専用の浚渫装置を用いるようにしてもよく、その場合には、移動筒Tの上部周壁における排水口Toを省略(即ち閉塞)すると共に、下部周壁における土砂取入口Tiの左右他方側の半部を省略(即ち閉塞)し、それら口を開閉する補助扉体8R、8L及び主扉体7Lを省略してもよい。
【0042】
【発明の効果】
以上のように請求項1〜4の各発明によれば、浚渫現場周辺での軽量土砂拡散に因る水域汚染を招くことなく軽量土砂堆積層より軽量土砂を間欠的に浚渫して、水上の土砂受入部まで圧送できるようにしたので、拡散し易いヘドロ等の軽量土砂を浚渫対象とするも、その浚渫時の軽量土砂の拡散に因る水域汚染を回避しながら、浚渫作業を的確に且つ効率よく行うことができる。
【0043】
また特に請求項2の発明の特徴によれば、開閉揺動する主扉を移動筒内への浚渫土砂誘導手段(即ちバケット)として利用できるので、浚渫作業効率が向上する。
【0044】
また特に請求項3の発明の特徴によれば、可変ピッチスクリューにより、移動筒内から輸送管側への浚渫土砂の圧送効率が高められるため、浚渫作業効率が向上する。
【0045】
また請求項5の発明によれば、移動筒に上端が軸支された主扉体を移動筒外側方に張出す全開位置に保持した状態で、移動筒を水底の軽量土砂堆積層まで下降させた後、主扉体を同全開位置に保持した状態のままスクリューを回転させながら、移動筒を水底の軽量土砂堆積層に沿って左右一方側に水平移動させることにより、該層の堆積土砂を開放状態の土砂取入口より移動筒内に連続的に流入させると共に、それをスクリューで輸送管側に連続的に圧送することができるため、浚渫現場周辺での軽量土砂拡散に因る水域汚染を招くことなく軽量土砂堆積層より軽量土砂を連続的に浚渫して、水上の浚渫土砂受入部まで圧送でき、しかもその圧送に際しては、特に可変ピッチスクリューの採用により移動筒内から輸送管側への浚渫土砂の圧送効率が高めることができ、従って、拡散し易いヘドロ等の軽量土砂を浚渫対象とするも、その浚渫時の軽量土砂の拡散に因る水域汚染を回避しながら浚渫作業を的確に且つ効率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す浚渫作業船による浚渫作業の概要を示す全体概略図
【図2】 図1の2矢視平面図
【図3】 浚渫装置の要部を示す斜視図
【図4】 図3の4矢視図
【図5】 図3の5矢視図
【図6】 図5の6矢視図
【図7】 図5の7−7線断面図
【図8】 第1の浚渫作業形態を示す浚渫装置の要部断面図
【図9】 第1の浚渫作業形態を示す全体平面図
【図10】 第2の浚渫作業形態を示す浚渫装置の要部断面図(図8対応図)
【図11】 第2の浚渫作業形態を示す全体平面図(図9対応図)
【符号の説明】
B 浚渫作業船
F 支持枠
L 軽量土砂堆積層
M1 スクリュー駆動手段としてのモータ
M2 主扉駆動手段
M3 補助扉駆動手段
P 水上の浚渫土砂受入部としての、浚渫作業船の貯留槽
T 移動筒
Ti 土砂取入口
To 排水口
W ワイヤ
1 輸送管
3 水上の浚渫土砂受入部としての、土運搬船の土砂貯留部
6 スクリュー
7 主扉
7L 左主扉体
7R 右主扉体
8 補助扉[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a dredging device for lightweight earth and sand which dredges lightweight earth and sand deposited on the bottom of the water and pumps it to a dredged sand receiving part on water.
[0002]
In the present invention, the “lightweight earth and sand” refers to sedimentary earth and sand such as sludge and sludge that have a relatively small specific gravity and are easily diffused in water in the conventional dredging work and easily cause water pollution.
[0003]
[Prior art]
When dredging sludge and sludge deposited on the bottom of the water, conventionally, open / close buckets have been used as in the case of dripping relatively heavy sediment.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, when dripping light sludge such as sludge and sludge using an openable bucket, the specific gravity of the light sand itself is small and it is easy to diffuse even with a slight fluid pressure. In addition, there are problems that the lightweight bucket cannot be grasped efficiently and the work efficiency is lowered depending on the openable bucket.
[0005]
The present invention has been proposed in view of the above circumstances, and provides a lightweight earth and sand dredge device that can solve the conventional problems at once, and a lightweight earth and sand dredge method using the same apparatus. The purpose is to do.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the invention according to claim 1 is a lightweight earth and sand dredger device that dredges light earth and sand accumulated on the bottom of the water and pumps it to the dredged sand receiving part on the water. A cylindrical moving cylinder that is suspended and has a substantially horizontal axis, a transport pipe that connects between the base end of the moving cylinder and the dredged sand receiving portion, and a cage that is accommodated in the moving cylinder and introduced therein A helical screw for forcibly sending earth and sand to the transport pipe side, screw drive means mounted on the moving cylinder so that the screw can be forcibly rotated, and an earth and sand intake opening on the lower peripheral wall of the moving cylinder A main door supported by the movable cylinder so as to be opened and closed, main door driving means for forcibly opening and closing the main door, and the movable cylinder so as to be able to open and close a drain opening opened in an upper peripheral wall of the movable cylinder Auxiliary door supported by and forcing this auxiliary door It is characterized in that an auxiliary door driving means for closed.
[0007]
According to a second aspect of the present invention, in addition to the above feature, the movable cylinder is suspended from the work ship via a wire and a support frame, and the main door opens and closes the left half of the earth and sand intake. Each main door body is divided into at least one left main door body pivotally supported by the movable cylinder and at least one right main door body pivotally supported by the movable cylinder so as to open and close the right half. Is opened and closed by main door driving means provided between the support frame and each main door body, and the invention of
[0008]
Furthermore, the invention of
[0009]
According to the features of each of the first to fourth aspects of the present invention, the movable cylinder is lowered to the lightweight sediment layer on the bottom of the water with the main door and the auxiliary door fully opened, and the sediment and water in the layer are removed. Inflow from the entrance into the moving cylinder, escape excess water from the drain, then close the main door and auxiliary door, and rotate the screw to pump the sand in the moving cylinder to the transport pipe side. Can do. After that, the moving cylinder is lifted from the lightweight sediment layer, moved horizontally over the adjacent lightweight sediment layer, and then lowered again. By repeating such work steps, the water area around the dredging site is contaminated. It is possible to intermittently dredge the lightweight earth and sand from the lightweight earth and sand accumulation layer and pump it to the dredged sand receiving part on the water.
[0010]
In particular, according to the feature of the invention of
[0011]
In particular, according to the feature of the invention of
[0012]
According to a fifth aspect of the present invention, there is provided a lightweight soil and sand dredging method in which the lightweight earth and sand accumulated on the bottom of the water is dredged and pumped to a dredged sand and sand receiving portion on the water. A cylindrical moving cylinder, a transport pipe connecting the base end of the moving cylinder and the dredged sand receiving portion, and an outer diameter slightly smaller than the inner diameter of the moving cylinder . The dredged sand that has been accommodated and introduced there is forcibly pumped to the transport pipe side , and the spiral screw with a smaller pitch as it approaches the transport pipe, and the earth and sand intake opening opened on the peripheral wall on the left and right sides of the moving cylinder are fully closed. A main door body whose upper end is pivotally supported by the movable cylinder so that the movable cylinder can swing between a fully closed position and a fully opened position that projects outwardly from the fully closed position and opens the earth and sand intake. using the dredging apparatus provided with a holding the main door body in the fully open position A step of lowering said movable barrel to the bottom of the water weight sedimentation layer in the state, while rotating the screw while holding the main door body in the fully open position, the movable cylinder along the sea bed weight sedimentation layer By horizontally moving the left and right sides to the sedimentary sediment of the layer from the open soil intake port into the moving cylinder and continuously pumping it to the transport pipe side with a screw; It is characterized by including.
[0013]
According to the above feature of the invention of
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be specifically described below based on the embodiments of the present invention illustrated in the accompanying drawings.
[0015]
In the accompanying drawings, FIGS. 1 to 10 show an embodiment of the present invention, FIG. 1 is an overall schematic view showing an outline of dredging work by a dredger, and FIG. 2 is an
[0016]
First, in FIGS. 1 and 2, the submarine sediment transport system according to the present embodiment uses the dredging device A attached to the dredger ship B to drown the sediment from the light sediment layer L such as sludge on the bottom of the water. Is transported forcibly through the transport pipe 1, and the transported sediment is accommodated in a self-propelled earth transport ship B ′ near the dredger work ship B, and is transported to a disposal site far from the site water by the soil transport ship B ′. I am doing so.
[0017]
In the
[0018]
The selective communication means S is a first branch pipe C1 having a tip extending into the storage tank P and a tip that can be arbitrarily inserted into and removed from the
[0019]
The second branch pipe C2 has a base end portion fixed to the
[0020]
The forced transfer means D includes a
[0021]
The
[0022]
Thus, when the earth transport ship B 'is placed on the dredger work ship B, the transport pipe 1 is connected to the earth transport ship B' via the second branch pipe C2 at the use position by the three-way valve V of the selective communication means S. In this way, the dredged soil is directly conveyed into the earth transport ship B ′.
[0023]
Further, when the earth transport ship B ′ is not placed on the dredger work ship B, the transport pipe 1 is communicated with the inside of the storage tank P through the first branch pipe C1 by the three-way valve V of the selective communication means S, The earth and sand are transported and stored temporarily in the storage tank P. Then, after waiting for the empty earth carrier B 'to be laid on the dredger B, the three-way valve V of the selective communication means S again causes the transportation pipe 1 to pass through the second branch pipe C2 and the earth and sand of the earth carrier B'. The dredged soil is communicated directly into the
[0024]
Thus, dredged sand can be stored in the storage tank P of dredger B, even if dredger B 'is not near dredger B, so dredging by dredger A must be temporarily interrupted. Therefore, the dredging work can be continuously performed regardless of whether or not the earth transport ship B ′ is near the dredging work ship B, and the work efficiency is improved.
[0025]
Next, the structure of the dredger device A attached to the dredger work boat B will be described mainly with reference to FIGS. This dredging device A dredges light sediment such as sludge accumulated on the bottom of the water, and receives the dredged sand receiving part on the water through the transport pipe 1 (in the illustrated example, the sediment P of the dredging tank B or the soil transport ship B ′). Used to pump to the reservoir 3).
[0026]
Thus, dredging device A includes a cylindrical moving cylinder T suspended from dredging work boat B via wire W and having an axial line extending substantially horizontally, and a base end of the moving cylinder T and the dredged sand receiving portion. The transport pipe 1 connecting the two and the outer diameter slightly smaller than the inner diameter of the moving cylinder T are accommodated in the moving cylinder T, and the introduced earth and sand into the cylinder T is forcibly pumped to the transport pipe 1 side. A
[0027]
The transport pipe 1 is made of a material having at least a part (intermediate part) of the transport pipe 1 so that the moving tube T connected to the lower end of the transport pipe 1 can be moved up and down without difficulty. It has become acceptable.
[0028]
The wire W extends from a winch (not shown) installed in the
[0029]
The
[0030]
The
[0031]
The
[0032]
The
[0033]
Further, the base end portion of the movable cylinder T is formed in a tapered shape that tapers toward the transport pipe 1, and a connection portion between the end portion and the transport pipe 1 is a part from the inside of the movable cylinder T to the transport pipe 1 side. A
[0034]
Next, the 1st dredging operation | work form using the dredge apparatus A of a present Example is demonstrated with reference to FIG.
[0035]
In this first dredging work mode, the
[0036]
In this case, in the first step, excess water that has entered the moving cylinder T from the earth and sand intakes Ti and Ti with the dredged sand escapes from the drain ports To, To and To. It can be left efficiently. In the second step, the
[0037]
In order to move the movable cylinder T lifted from the lightweight sediment layer L in the third step in the water to the adjacent lightweight sediment layer L, the
[0038]
Next, the 2nd dredging operation | work form using the dredging apparatus A of a present Example is demonstrated with reference to FIG.
[0039]
This second dredging operation form is only a specific main door body, that is, all the
[0040]
As mentioned above, although the Example of this invention was explained in full detail, this invention is not limited to the said Example, A various design change can be performed.
[0041]
For example, in the said Example, the 1st dredging work form corresponding to Claim 4 (FIGS. 8 and 9) and the 2nd dredging work form corresponding to Claim 5 (FIGS. 10 and 11) are common. Although the apparatus A has been shown to be able to be implemented in any way, in the implementation of
[0042]
【The invention's effect】
As described above, according to each of the first to fourth aspects of the present invention, the lightweight sediment is intermittently dredged from the lightweight sediment deposit layer without causing water pollution due to the diffusion of the lightweight sediment around the dredging site, Since it can be pumped to the earth and sand receiving part, it is intended for dredging such as sludge that spreads easily, but the dredging work can be performed accurately while avoiding contamination of the water area due to the diffusion of light earth and sand during dredging. It can be done efficiently.
[0043]
In particular, according to the feature of the invention of
[0044]
In particular, according to the feature of the invention of
[0045]
According to the invention of
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall schematic view showing an outline of dredging work by a dredger working ship according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a plan view taken along the
FIG. 11 is an overall plan view showing the second dredging operation mode (corresponding to FIG. 9).
[Explanation of symbols]
B Dredging ship F Support frame L Light earth sediment layer M1 Motor M2 as screw driving means Main door driving means M3 Auxiliary door driving means P Storage tank T of dredging work ship as a dredged sand receiving part on the water T Moving cylinder Ti Earth and sand Inlet To Drain W W Wire 1
Claims (5)
水上の作業船(B)より懸吊され軸線が略水平の円筒状の移動筒(T)と、この移動筒(T)の基端と前記浚渫土砂受入部との間を接続する輸送管(1)と、前記移動筒(T)内に収容されてそこに導入した浚渫土砂を輸送管(1)側に強制圧送する螺旋状スクリュー(6)と、このスクリュー(6)を強制回転し得るように前記移動筒(T)に装着されるスクリュー駆動手段(M1)と、前記移動筒(T)の下側の周壁に開口した土砂取入口(Ti)を開閉し得るように該移動筒(T)に支持された主扉(7)と、この主扉(7)を強制開閉させる主扉駆動手段(M2)と、前記移動筒(T)の上側の周壁に開口した排水口(To)を開閉し得るように該移動筒(T)に支持された補助扉(8)と、この補助扉(8)を強制開閉させる補助扉駆動手段(M3)とを備えたことを特徴とする、軽量土砂用浚渫装置。In the dredging device for lightweight earth and sand, which dredged the lightweight earth and sand accumulated on the bottom of the water and pumped it to the dredged sand receiving part on the water,
A cylindrical moving cylinder (T) suspended from a work boat (B) on the water and having an axis substantially horizontal, and a transport pipe (a pipe connecting the base end of the moving cylinder (T) and the dredged sand receiving portion ( 1), a spiral screw (6) forcibly pumping the dredged sand contained in and introduced into the movable cylinder (T) to the transport pipe (1) side, and the screw (6) can be forcibly rotated. The screw driving means (M1) attached to the moving cylinder (T) and the moving cylinder (T1) opened in the peripheral wall on the lower side of the moving cylinder (T) can be opened and closed. A main door (7) supported by T), main door driving means (M2) for forcibly opening and closing the main door (7), and a drain opening (To) opened in the peripheral wall on the upper side of the movable cylinder (T) And an auxiliary door (8) supported by the movable cylinder (T) so that the auxiliary door (8) can be opened and closed. Characterized in that a drive means (M3), light sediment for dredging device.
主扉(7)及び補助扉(8)を各々全開にした状態で移動筒(T)を水底の軽量土砂堆積層(L)まで下降させて、該層の堆積土砂及び水を土砂取入口(Ti)より移動筒(T)内に流入させると共に、余分の水を排水口(To)より逃がす工程と、
主扉(7)及び補助扉(8)を各々閉じ、スクリュー(6)を回転させることにより、移動筒(T)内の浚渫土砂を輸送管(1)側に圧送する工程と、
前記移動筒(T)を前記軽量土砂堆積層(L)より持ち上げ、隣接する軽量土砂堆積層(L)の上まで水中を横移動させてから再び下降させる工程と
を1サイクルとする作業工程を繰り返すことにより、前記軽量土砂堆積層(L)より軽量土砂を間欠的に浚渫して水上の浚渫土砂受入部まで圧送することを特徴とする、軽量土砂用浚渫方法。In the dredging method for lightweight earth and sand using the dredging apparatus for lightweight earth and sand according to claim 1, 2, or 3,
With the main door (7) and the auxiliary door (8) fully opened, the moving cylinder (T) is lowered to the light sediment layer (L) on the bottom of the water, and the sediment and water in the layer are taken in the sediment inlet ( Ti) flows into the movable cylinder (T) and escapes excess water from the drain (To);
Closing the main door (7) and the auxiliary door (8) and rotating the screw (6) to pump the dredged sand in the movable cylinder (T) toward the transport pipe (1);
A step of lifting the moving cylinder (T) from the lightweight sediment layer (L), laterally moving the water over the adjacent lightweight sediment layer (L), and then lowering again, as one cycle. By repeating, the dredging method for lightweight earth and sand characterized by intermittently dripping the lightweight earth and sand from the lightweight earth and sand accumulation layer (L) and pumping it to the dredged sand receiving part on the water.
水上の作業船(B)より懸吊され軸線が略水平の円筒状の移動筒(T)と、この移動筒(T)の基端と前記浚渫土砂受入部との間を接続する輸送管(1)と、前記移動筒(T)の内径より僅かに小さい外径を有して該移動筒(T)内に収容されてそこに導入した浚渫土砂を輸送管(1)側に強制圧送する、該輸送管(1)に近づくにつれてピッチが小さい螺旋状スクリュー(6)と、前記移動筒(T)の左右一方側の周壁に開口した土砂取入口(Ti)を全閉する全閉位置と該全閉位置から移動筒(T)の外側方に張出して土砂取入口(Ti)を全開する全開位置との間を揺動し得るように該移動筒(T)に上端が軸支された主扉体(7R)とを備えた浚渫装置(A)を使用し、
前記主扉体(7R)を前記全開位置に保持した状態で前記移動筒(T)を水底の軽量土砂堆積層(L)まで下降させる工程と、
前記主扉体(7R)を前記全開位置に保持した状態でスクリュー(6)を回転させながら、前記移動筒(T)を水底の軽量土砂堆積層(L)に沿って前記左右一方側に水平移動させることにより、該層の堆積土砂を開放状態の土砂取入口(Ti)より移動筒(T)内に連続的に流入させると共に、それをスクリュー(6)で輸送管(1)側に連続的に圧送する工程とを含むことを特徴とする、軽量土砂用浚渫方法。In the dredging method for lightweight earth and sand, the lightweight earth and sand accumulated on the bottom of the water is dredged and pumped to the dredged sand receiving part on the water.
A cylindrical moving cylinder (T) suspended from a work boat (B) on the water and having an axis substantially horizontal, and a transport pipe (a pipe connecting the base end of the moving cylinder (T) and the dredged sand receiving portion ( 1) and the dredged sand that has an outer diameter slightly smaller than the inner diameter of the moving cylinder (T) and is accommodated in the moving cylinder (T) and introduced therein is forcibly pumped to the transport pipe (1) side. A spiral screw (6) having a smaller pitch as it approaches the transport pipe (1), and a fully closed position for fully closing the earth and sand intake (Ti) opened in the peripheral wall on the left and right sides of the movable cylinder (T) ; The upper end of the movable cylinder (T) is pivotally supported so that it can swing between the fully closed position and the fully open position where the earth and sand intake (Ti) is fully opened by projecting outward from the movable cylinder (T) . Using the dredge device (A) with the main door (7R),
Lowering the movable cylinder (T) to the lightweight sediment layer (L) at the bottom of the water with the main door (7R) held in the fully open position ;
While rotating the screw (6) the main door body (7R) while held in the fully open position, horizontal in the right and left one side the moving cylinder (T) is along the bottom of the water weight sedimentation layer (L) By moving it, the sediment of the layer is continuously flowed into the moving cylinder (T) from the open sand intake (Ti) and continuously to the transport pipe (1) side with the screw (6). And a method for dredging earth and sand.
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