JP3712142B2 - Hydraulic excavator swivel frame support device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は油圧ショベル等の建設機械の下部走行体のセンタフレームに上部旋回体を支持する旋回装置の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
下部走行体と上部旋回体から成る油圧ショベルを例にして従来のセンタフレ−ムの構造について説明する。先ず、図7により油圧ショベル20について説明する。下部走行体21は左右のクローラフレーム3(左クローラフレーム3a,右クローラフレーム3b)を配設している。この左右のクローラフレーム3とセンタフレーム2を着脱自在に取着されている。
この下部走行体21は図示しない走行モ−タにより前後走行自在となっている。この下部走行体21の上部にはスイングサ−クル22を介して上部旋回体23が装着されている。上部旋回体23は図示しない旋回モ−タにより旋回可能となっている。この上部旋回体23の旋回フレームには作業機30、マシンキャブ26、オペレ−タキャビン27およびカウンタウエイト28を取着している。作業機30はブ−ム31、ア−ム33およびバケット35を備え、各油圧シリンダ32、34、36により駆動されるようになっている。
【0003】
次に、従来の油圧ショベル20のセンタフレーム旋回支持装置について図8乃至図12により説明する。
図8は旋回装置の平面図であり、インナレースの内歯歯車4aと旋回モータの出力軸に固着するスイングピニオン9aと噛み合って駆動するようになっている。この旋回装置のM−M断面した図9により詳細説明する。
スイングサ−クル22は、センタフレ−ム2の上面板10に固着された円環状の取付部材12を設けている。この円環状の取付部材12に環状体のインナレース4をボルト7により締着されている。このインナレース4の外周部に上部旋回体23の旋回フレーム1に環状体のアウタレース5をボルト8により締着されている。このインナレース4とアウタレース5とはボール6を介して互いに回転自在となっており、旋回ベアリングを構成している。
【0004】
また、インナレース4の内側には内歯歯車4aが設けられ、この内歯歯車4aは旋回フレーム1に装着された旋回モータ25の出力軸9に固着されたスイングピニオン9aと噛み合っている。
スイングピニオン9aが旋回モータ25の駆動により回転すると、スイングピニオン9aは内歯歯車4aと噛み合うことにより公転し、上部旋回体23は旋回可能となっている。
【0005】
次に、従来の油圧ショベルのセンタフレ−ムについて図11,図12により説明する。図11に示すセンタフレーム2は、上面板10に円環状の取付部材12を固着している。この円環状の取付部材12と前記インナレース4がボルト7により締着されている。この上面板10から延設する脚部上面板11a,11a,11a,11aを設けている。上面板10と脚部上面板11a,11a,11a,11aとは一体的に形成されていて、曲げ加工部11b,11b,11b,11bを施してある。このセンタフレーム2は右クローラフレーム3aと左クローラフレーム3bに跨がってボルトで着脱自在に締着されている。
この脚部上面板のP部を図12により説明する。上面板10から延設する脚部上面板11aは、下面板13および側板11e,11dにより箱型形状となっている。11cは補強用のリブである。
このようにセンタフレーム2は前記旋回ベアリングを支持するために円環状の取付部材12を設ける必要があり、しかも上面板10は曲げ加工により脚部を形成する必要があった。
【0006】
更に、スイングピニオン9aと内歯歯車4aとの噛み合い部はグリースによって潤滑されている。
図10はグリースを溜めるグリースバスの構成を示しており、センタフレーム2の上面板10には円環状のプレート14が溶着されている。このプレート14の内周部には筒状のグリースバス15がボルト16により締着されている。グリースバス15の上端部にはシール17が取着されて旋回フレーム1に当接しており、内部にグリース18を溜めている。
【0007】
【本発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のセンタフレーム旋回支持装置では、次の問題点がある。
(1)上面板10に円環状の取付部材12を溶接するため、この溶接部に十分な強度を確保するためには溶接の脚長を長くして、溶接部に応力集中しないようにするためにグラインダ処理等の多大な製作工数がかかりコスト高となっていた。
(2)上面板10に曲げ加工を施して脚部上面板11aを形成しているが、上面板10は厚板のため曲げ加工が困難でコスト高になっていた。
(3)従来のグリースバスはボルト締めのためフレームの変形やたわみに追従できず、ボルトのゆるみや溶接部の亀裂を発生することがあった。
また、ボルト締め構造のためにボルト穴の加工、ボルト締め工数およびボルト、ワッシャによりコスト高となっていた。
【0008】
本発明は上記従来の問題点に着目し、上面板を厚板として、この上面板に直接インナレ−ス取付用のタップ穴を設け、円環状の取付部材及びその溶接を廃止する。また、厚板の上面板と薄板の脚部上面板とを別材料で準備して、それぞれを溶接し一体形成し曲げ加工は薄板の脚部上面板に施すことにより、厚板の上面板の曲げ加工を廃止し製作工数を少なくし、かつ、グリースバスの取り付け容易化を図って耐久性の高い油圧ショベルの旋回フレームの支持装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る油圧ショベルの旋回フレームの支持装置は、左右のクローラフレームに連結するセンタフレームと、このセンタフレームに固着するインナレースと、インナレースに設けられた内歯歯車と、上部旋回体の旋回フレームに取着した旋回モータと、旋回モータの出力軸に固着したピニオンと、前記インナレースの内歯歯車と前記旋回フレームに設けられたアウタレースとボールによって構成される円環状の旋回ベアリングとを備え、旋回モータの駆動によりピニオンとインナレースの内歯歯車とを噛み合せて上部旋回体を旋回駆動する油圧ショベルの旋回フレームの支持装置であって、センタフレーム2Aは上面板41と脚部上面板42を固着して形成するとともに、前記上面板にタップ穴を形成し、前記インナレースをボルトにより前記上面板に取着した構成としたものである。
【0010】
また、上記構成において、前記上面板41とインナレース4Bとの間にスペーサ4bを介在させて、前記インナレース4B及び前記スペーサ4bをボルトにより前記上面板41に取着した構成としたものである。
【0011】
更に、上記構成において、前記インナレース4Bとスペーサ4bとの間に設けた環状溝53にグリースバス50の底板51の外周部を挾着した構成としたものである。
【0012】
そして、上記構成において、前記グリースバス50の底板51の外周部に、弾性体よりなる環状シール55と、前記グリースバス50の内周側板52の上端部と前記旋回フレーム1との間に取着するシール17とを備えた構成としたものである。
【0013】
【作用】
上記構成によれば、センタフレームの上面板にインナレ−ス取付用のタップ穴が直接設けられ、上面板とインナレ−スを直接ボルト締めするようにする。また、上面板と脚部上面板は別材料として、上面板は厚板とし、脚部上面板は薄板として、それぞれを突き合せ溶接するようにしたので従来のように厚板を曲げ加工して脚部上面板を形成する必要がない。更に、前記突き合せ溶接部は脚長が短く溶接も容易である。
【0014】
また、インナレ−スと上面板との間にスペ−サを挿入することにより、インナレースが小さくて良い。
【0015】
そして、センタフレームの上面板と旋回フレームとの間に、インナレースとスペーサを介在させ、かつ、インナレースとスペーサとの間に設けた環状溝にグリースバスの底板の外周部を挾着すると共に、グリースバスの底板の外周部に、弾性体よりなる環状シールと、グリースバスの内周側板の上端部と旋回フレームとの間にシールを取着する構成としたので、変形やねじれに対する強度が向上し、構造が簡単となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に本発明に係る油圧ショベルのセンタフレ−ム旋回支持装置の一実施例について、図1乃至図4により説明する。
尚、図9乃至図12と同一符号を付したものは同一であり説明は省略する。
先ず、図1乃至図3によりセンタフレ−ム旋回支持装置の第1実施例を説明する。図1に示すセンタフレーム2Aの上面板41の中央にサークル41bを穿設してある。このサークル41b内に図示しない油圧スイベルジョイント等が配設されるようになっている。サークル41bの外周に複数のタップ孔41aが明けられている。センタフレ−ム2Aは、上面板41と溶接により接合する4つの脚部上面板42,42,42,42を備え、一体形成されている。この上面板41および脚部上面板42,42,42,42は、下面板13と、図2に示す縦板44,側板(図12に示すものと同様の側板11d,11e)とにより箱型形状となっており、リブ11cで補強された構造となっている。
【0017】
次に、センタフレーム2Aの上面板41と脚部上面板42との接合状態と、旋回装置との支持状態の詳細について図2乃至図3により説明する。
先ず、図2に示すセンタフレーム2Aの上面板41は板厚T2 であり、脚部上面板42は板厚T1 である。上面板41の板厚は脚部上面板42より厚くしている。この上面板41と脚部上面板42は突き合せ溶接している。
この上面板41にボルト7A用のタップ孔41aが明けられ、上面板41と旋回フレーム1との間にスイングサークル22Aのインナレース4Aを挟んでボルト7Aにより締着されている。この場合、上面板41の上面と旋回フレ−ム1との間にアウタレ−ス5を固定するので、上面板41の上面とボルト8との間に所定量の隙間S3を確保する必要があるのでインナレ−ス4Aの高さH1は従来のインナレ−スより高くしてある。
【0018】
図3は、上面板41Aと脚部上面板42Aとを突き合せ溶接するときの他の例を示すものである。この図に示すように上面板41Aに対して脚部上面板42Aを所定の角度Cを傾けて、突き合せ溶接している。このようにすれば、従来のように曲げ加工をしないで上面板41と脚部上面板42を一体的に形成できる。
【0019】
このような構造によれば、上面板に直接タップ孔を設けて、インナレ−スを取付るようにすれば、従来の円環状の取付部材は必要ない。
また、上面板(厚板)と脚部上面板(薄板)とを溶接するようにしたので、従来のように上面板(厚板)を曲げ加工して脚部を形成する必要がない。
【0020】
次に、図4によりセンタフレ−ム旋回支持装置の第2実施例を説明する。
第1実施例の図1乃至図3と同一符号を付したものは同一であり説明は省略する。図に示す上面板41と旋回フレーム1との間にスイングサークル22Bのインナレース4Bおよびスペーサ4bを挟んでボルト7Aにより締着している。
このような構造によれば、インナレース4Bを小さくできるので製作コストが安価となる。
【0021】
次に、図5および図6によりセンタフレーム旋回支持装置の第3実施例を説明する。
図1乃至図4と同一符号を付したものは同一であり説明は省略する。
グリースバス50は円環状の底板51に内周側板52を溶着して構成し、底板51の外周部をインナレース4Bとスペーサ4bとの間に挾持させ、ボルト54により上面板41に締着している。
図6は、図5のA部詳細図である。図に示すセンタフレーム2Aの上面板41と旋回フレーム1との間に、インナレース4Bとスペーサ4bを介在させると共に、インナレース4Bとスペーサ4bとの間に設けた環状溝53にグリースバス50の底板51の外周部をボルト54により挾着している。
このグリースバス50の底板51の外周部に、ゴム等の弾性体よりなる環状シール55を取着している。
また、グリースバス50の内周側板52の上端部にはシール17を取着して旋回フレーム1に当接させてグリース18漏れを防止している。
これにより、上面板41が変形やたわみを発生した場合でもグリースバス50は追従でき、グリースバス50は損傷することはない。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の油圧ショベルの旋回フレームの支持装置によれば、センタフレームの上面板と脚部上面板は別材料として、上面板は厚板とし、脚部上面板は薄板として、それぞれを突き合せ溶接するようにしたので従来のように厚板を曲げ加工して脚部上面板を形成する必要がないので製作が容易となると共に、従来の上面板に固着した円環状の取付部材を廃止することにより耐久性および経済性が向上する。
【0023】
また、インナレ−スと上面板との間にスペ−サを挿入することにより、インナレースを小さくできるので安価となる。
【0024】
更に、ゴム等の弾性体よりなる環状シール部材を介してグリースバスをインナレースとスペーサとの間に挾持することにより、変形やたわみを防止し耐久性を向上すると共に、構造簡単で安価となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のセンタフレ−ム斜視図である。
【図2】同、センタフレ−ム旋回支持装置の第1実施例である。
【図3】同、第1実施例の上面板と脚部上面板の溶接状態を示す他の説明図である。
【図4】同、センタフレ−ム旋回支持装置の第2実施例である。
【図5】同、センタフレーム旋回支持装置の第3実施例である。
【図6】同、図5のグリースバス装着部のA部詳細図である。
【図7】油圧ショベルの側面図である。
【図8】従来の旋回装置の平面図である。
【図9】図6のM−M断面図である。
【図10】従来のグリースバスの構成図である。
【図11】従来のセンタフレ−ム斜視図である。
【図12】図11のP部詳細図である。
【符号の説明】
1…旋回フレーム、2,2A…センタフレーム、3…クロ−ラフレーム、4,4A,4B…インナレース、4a…内歯歯車、4b…スペ−サ、5…アウタレース、6…ボ−ル、7,7A,8…ボルト、9…出力軸、9a…スイングピニオン、10,41,41A…上面板、11a,42,42A…脚部上面板、12…円環状の取付部材、11c…リブ、11d,11e…側板、17…シール、20…油圧ショベル、21…下部走行体、22,22A,22B…スイングサ−クル、23…上部旋回体、25…旋回モータ、50…グリースバス、51…底板、52…内周側板、53…環状溝、55…環状シール。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a structure of a turning device that supports an upper turning body on a center frame of a lower traveling body of a construction machine such as a hydraulic excavator.
[0002]
[Prior art]
The structure of a conventional center frame will be described taking a hydraulic excavator composed of a lower traveling body and an upper swing body as an example. First, the
This lower traveling
[0003]
Next, a conventional center frame turning support device of the
FIG. 8 is a plan view of the turning device, which is driven by meshing with an internal gear 4a of the inner race and a
The
[0004]
An internal gear 4 a is provided inside the inner race 4, and the internal gear 4 a meshes with a
When the
[0005]
Next, a center frame of a conventional hydraulic excavator will be described with reference to FIGS. In the
The P part of the leg upper plate will be described with reference to FIG. The leg upper surface plate 11a extending from the
Thus, the
[0006]
Further, the meshing portion between the
FIG. 10 shows a configuration of a grease bath for storing grease. An
[0007]
[Problems to be solved by the present invention]
However, the center frame turning support device has the following problems.
(1) Since the
(2) The
(3) The conventional grease bath cannot follow the deformation and deflection of the frame due to the bolt tightening, and the bolt may be loosened or the welded portion may be cracked.
Further, due to the bolt tightening structure, the cost is high due to the processing of bolt holes, the number of bolt tightening steps, and the bolts and washers.
[0008]
The present invention pays attention to the above-mentioned conventional problems, and uses a top plate as a thick plate and directly provides a tapped hole for attaching an inner race to the top plate to eliminate the annular mounting member and its welding. In addition, the upper plate of the thick plate and the upper plate of the leg portion of the thin plate are prepared with different materials, each is welded and integrally formed, and bending is applied to the upper plate of the leg portion of the thin plate. An object of the present invention is to provide a highly durable swing frame support device for a hydraulic excavator by eliminating the bending process, reducing the number of manufacturing steps, and facilitating the installation of a grease bath.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a swing frame support device for a hydraulic excavator according to the present invention includes a center frame coupled to the left and right crawler frames, an inner race fixed to the center frame, and an inner race provided in the inner race . and gear, a swing motor that is attached to the rotating frame of the upper rotating body, is composed with a pinion fixed to the output shaft of the swing motor, the outer race and the ball provided on the rotating frame and the internal gear of the Lee N'naresu and a circular pivot bearing that, by engagement with the internal gear of the pinion and the inner race by the driving of the swing motor a support device of the rotating frame of a hydraulic excavator to pivot driving the upper swing body, the center frame. 2A and forming by fixing the
[0010]
In the above configuration, a
[0011]
Further, in the above structure is obtained by a configuration in which挾着the outer peripheral portion of the
[0012]
In the above configuration, the
[0013]
[Action]
According to the above configuration, the inner plate mounting tap hole is directly provided on the upper surface plate of the center frame, and the upper surface plate and the inner race are directly bolted. Also, the top plate and the leg top plate are made of different materials, the top plate is a thick plate, and the leg top plate is a thin plate. There is no need to form a leg top plate. Further, the butt weld has a short leg length and is easy to weld .
[0014]
Further, the inner race can be made small by inserting a spacer between the inner race and the upper surface plate.
[0015]
An inner race and a spacer are interposed between the upper surface plate of the center frame and the revolving frame, and an outer peripheral portion of the bottom plate of the grease bath is attached to an annular groove provided between the inner race and the spacer. Since the seal is attached to the outer peripheral portion of the bottom plate of the grease bath between the annular seal made of an elastic body and the upper end portion of the inner peripheral side plate of the grease bath and the swivel frame, the strength against deformation and twisting is improved. Improves and simplifies structure.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of a center frame turning support device for a hydraulic excavator according to the present invention will be described with reference to FIGS.
In addition, what attached | subjected the same code | symbol as FIG. 9 thru | or FIG. 12 is the same, and description is abbreviate | omitted.
First, a first embodiment of the center frame turning support device will be described with reference to FIGS. A
[0017]
Next, the joining state of the
First, the
A tapped hole 41a for the
[0018]
FIG. 3 shows another example when the upper surface plate 41A and the leg
[0019]
According to such a structure, if a tapped hole is provided directly on the upper surface plate to attach the inner race, the conventional annular mounting member is not necessary.
Further, since the upper surface plate (thick plate) and the leg portion upper surface plate (thin plate) are welded, there is no need to bend the upper surface plate (thick plate) and form the leg portion as in the conventional case.
[0020]
Next, a second embodiment of the center frame turning support device will be described with reference to FIG.
The same reference numerals as those in FIGS. 1 to 3 in the first embodiment are the same, and the description is omitted. The
According to such a structure, since the
[0021]
Next, a third embodiment of the center frame turning support device will be described with reference to FIGS.
Components with the same reference numerals as those in FIGS. 1 to 4 are the same and will not be described.
The
FIG. 6 is a detailed view of part A of FIG. The
An
Further, a
Accordingly, even when the
[0022]
【The invention's effect】
As described above, according to the pivoting frame supporting device of the hydraulic excavator of the present invention, the upper surface plate and the leg upper surface plate of the center frame are made of different materials, the upper surface plate is a thick plate, and the leg upper surface plate is a thin plate. Since each of them is butt-welded, it is not necessary to bend the thick plate as in the conventional method to form the leg upper surface plate, so that it is easy to manufacture and an annular shape fixed to the conventional upper surface plate. By eliminating the mounting member, durability and economy are improved.
[0023]
In addition, by inserting a spacer between the inner race and the upper surface plate, the inner race can be made smaller, so that the cost is reduced.
[0024]
Furthermore, by holding the grease bath between the inner race and the spacer via an annular sealing member made of an elastic body such as rubber, deformation and deflection are prevented, durability is improved, and the structure is simple and inexpensive. .
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a center frame according to the present invention.
FIG. 2 is a first embodiment of the center frame turning support device.
FIG. 3 is another explanatory view showing a welded state of the upper surface plate and the leg upper surface plate of the first embodiment.
FIG. 4 is a second embodiment of the center frame turning support device.
FIG. 5 shows a third embodiment of the center frame turning support device.
6 is a detailed view of part A of the grease bath mounting part of FIG. 5; FIG.
FIG. 7 is a side view of a hydraulic excavator.
FIG. 8 is a plan view of a conventional turning device.
9 is a cross-sectional view taken along the line MM in FIG. 6;
FIG. 10 is a configuration diagram of a conventional grease bath.
FIG. 11 is a perspective view of a conventional center frame.
12 is a detailed view of a portion P in FIG. 11. FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Turning frame, 2, 2A ... Center frame, 3 ... Crawler frame, 4, 4A, 4B ... Inner race, 4a ... Internal gear, 4b ... Spacer, 5 ... Outer race, 6 ... Ball, 7, 7A, 8 ... bolt, 9 ... output shaft, 9a ... swing pinion, 10, 41, 41A ... top plate, 11a, 42, 42A ... leg top plate, 12 ... annular mounting member, 11c ... rib, 11d, 11e ... side plate, 17 ... seal, 20 ... hydraulic excavator, 21 ... lower traveling body, 22, 22A, 22B ... swing circle, 23 ... upper turning body, 25 ... turning motor, 50 ... grease bath, 51 ...
Claims (4)
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