JP3712010B2 - How to paint a golf ball - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、ドットマトリクス方式によるゴルフボールの塗装方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来、ゴルフボールを塗装する場合、スプレー塗装法及び静電塗装法が多く採用されていた。しかしながら、スプレー塗装によりゴルフボールを塗装する場合、ゴルフボールは球体であることから、塗料の塗着効率は10〜15%程度であり塗着効率は低いものであった。また、塗装に際し塗膜の均一化を計るため、ゴルフボール自体を回転させながら、スプレーガンを揺動させて塗装したり多方向にスプレーガンを固定して塗装したりする方法が採用されていたが、このような方法を採用してもゴルフボールに塗りむらが生じ易く、特にディンプル外周縁部やディンプル内で塗装むらが生じ、このためスプレーガンの位置、スプレー速度などを調整することで塗りむらを可及的になくすようにしていたが、このような調整は非常に面倒である上、かかる調整は作業者の勘と経験に頼っているのが実情であった。更に、ゴルフボールの塗装に際しては、ゴルフボールを多数の針で支持して塗装し、乾燥を行うため、塗装後、針跡が残ったり、ゴルフボールの塗装前に印字等のスタンピングを行った場合、このスタンプ箇所を針位置とするとにじみが生じることもあった。しかも、塗装後において、塗料が付着した針の洗浄やブースの洗浄も面倒なものであった。一方、静電塗装を採用した場合、塗着効率はスプレー塗装より良好であるが、それ以外は上記スプレー塗装法と同様の問題があった。
【0003】
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、上述した欠点、即ち塗着効率の悪さ、塗りむら、針跡等による外観不良、針やブースの洗浄の煩わしさを解消したゴルフボールの塗装方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するため、ゴルフボール表面に向けて塗料を細いノズルから液滴粒子としてドット状に連続噴出させ、上記ゴルフボール表面に上記塗料の塗膜をドットマトリクス状に形成するゴルフボールの塗装方法であって、上記塗料がUV硬化型又は電子線硬化型塗料であり、かつ上記塗膜がゴルフボール表面にスタンプされたオウンネームの形状に合わせて塗装形成されたオウンネーム保護膜であると共に、このオウンネーム保護膜をオウンネーム上から離れるに従って上記液滴粒子を漸次粗く付着させることで境界部をぼかして形成することを特徴とするゴルフボールの塗装方法を提供する。
【0005】
この場合、上記塗料の液滴粒子の飛行方向を電気的に連続制御して、該粒子をゴルフボール表面の所定位置に付着させて塗膜を形成することが好ましく、またゴルフボール表面を所定部分ごとに順次塗装して、ゴルフボール全面に塗膜を形成する方法が有効に採用される。
【0006】
【作用】
本発明の塗装方法は、ノズルから射出した塗料の微粒を、特に好ましくは静電的に加速、偏向させてドットマトリクス方式により塗装するもので、原理的には公知のインクジェット記録方式と同じである。
【0007】
従って、このようなドットマトリクス方式により塗装を行うため、多数のディンプルが形成され、単なる球面状態ではなく多数の半球状凹部を有する複雑な表面形状のゴルフボールに対して塗装むらを可及的になくし、ディンプルの外周縁部が厚すぎたり逆に薄すぎたり、或いはディンプル底部に対する塗膜厚がばらついたりすることなく、ディンプル内に対しても均一な厚さでむらなく均等に塗膜を形成し得るものである。また、上述したように、ゴルフボール表面を部分ごとに複数回に分けて塗膜を形成する方法を有効に採用することができ、このように部分ごとに複数回に分けて塗膜を形成しても、それら各部分間の境界部が重複的に塗装されたり、塗装残りが生じたりする不都合はなく、塗装後においてこれらの境界部の見分けがつかない状態できれいに塗装がなされる。従って、かかる部分塗装法を採用することにより、ゴルフボールを細い針で支持して塗装するのではなく、カップ、ピンなどを用いて広い部分でゴルフボールを支持して塗装を行い、次いで、ゴルフボールと当接していた広い未塗装部分を塗装する方法を採ることができるので、塗装の際にゴルフボールをより安定して支持することができると共に、塗装による針跡などが生じず、良好な塗装外観のゴルフボールを得ることができるものである。
【0008】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
【0009】
図1は、本発明の実施に用いる装置の一例を示すもので、1は塗料を液滴粒子Aとしてドット状に連続噴出させるノズルであり、このノズル1には、塗料タンク2内の塗料がポンプ3によって送られる。4は上記液滴粒子Aを所定の帯電量に帯電させる帯電電極、5は一定の電圧が印加され、帯電した液滴粒子Aの帯電量に応じて該粒子Aを偏向させ、ゴルフボール6表面の所定位置に到達、付着させる偏向電極である。なお、7は塗料回収板で、塗装に用いられない液滴粒子Aがこの回収板7で捕捉され、上記塗料タンク2に戻される。
【0010】
この装置は、原理的に荷電量制御型として知られるインキジェット記録方式と同様の装置であり、塗料は上記ノズル1において、2〜3kg/cm2程度の圧力が加えられ、圧電素子を50〜100kHz又はそれ以上の周波数で振動させることにより、塗料が噴出、粒子化するものである。この場合、液滴粒子Aの径は30μm以下がよく、望ましくは10μm以下である。
【0011】
なお、本発明において、塗料を液滴粒子化して噴出させる手段、液滴粒子の制御手段などは上記図1のものに制御されず、インキジェット記録における公知の他の方式を採用してもよい。また、図1において、電気的制御装置、即ち帯電電極や偏向電極は場合によってはその配設を省略し得る。
【0012】
図1に示す装置を用いてゴルフボール6の表面に塗装を施す場合は、ノズル1から塗料を液滴粒子Aとしてドット状に連続噴出させる。これにより粒子Aは帯電電極4により所定の帯電量に帯電し、偏向電極5で偏向を受けてゴルフボール6の表面所定位置に到達、付着する。これが繰り返されることにより、図2に示すようにゴルフボール6表面に塗膜8がドットマトリクス状に形成される。
【0013】
この場合、ゴルフボール6の表面全面を塗装するため、図2に示したようにノズル1をボール6と等距離を保って縦方向に沿って円弧状に走査させると同時にボール6を回転させたり、図3に示したようにノズル1を同様にボール6と等距離を保って縦及び横方向に沿って円弧状に走査させる方法を採用することができる。この場合、ノズルは1個に限られず、図4に示したように複数個を配設してもよく、また図5に示したように複数個のノズルをまとめたノズルユニット1aとしてもよい。この場合、ノズルユニット1aは図示したようにリング状又は円弧状に形成することが好適である。なお、これらノズルユニット1aはボール6に対し同心円状に配設されるが、場合によってはボールの赤道以外はノズル中心とボール中心とを偏心させ、ボール6と各ノズルとの距離を一定に保つようにすることもできる(図5D)。更に、図6に示したように、ノズルユニット1aをボール6の表面球面に応じた立体凹状曲面とすることもできる。
【0014】
また、ノズルからの粒子を静電的に加速、偏向させる能力が大きい場合は、図7に示したように、単にノズル1をボール6の接線方向に移動させるようにしてもよく、この場合、図示したようにノズル角度をボール6に向けて変えることが好適である。図8はこのような例を適用したノズルユニット1aを示す。
【0015】
ここで、本発明による塗装法では、粒子Aがゴルフボール6の表面所定位置に正確に付着し、塗装箇所が精密に限定でき、塗装部と非塗装部との境界がはっきりするので、塗装を複数回に分けて所定部分ごとに塗装を行い、これによってゴルフボール6の表面全面を塗装することができ、このように部分ごとに塗装を行っても塗膜の境界領域が重複せず、良好な塗膜が形成される。図9、10はこのような塗装法の一例を示すもので、図9はゴルフボール6の一方の片側半分6aをカップ9で支持して他方の片側半分6bを塗装した後、塗装した一方の片側半分6aをカップで支持し、次いで残りの他方の片側半分6bを塗装するようにしたものであり、このように塗装してもこれら片側半分の境界部10に塗膜が重層したり、塗装むらや塗装残りなどの欠陥は生じず、境界部10において塗膜がスムーズに連続し、塗装後には境界部10の見分けがつかない状態で塗装される。また、図10はゴルフボール6を針で支持するのではなく、比較的太径のピン11で支持してピン11の先端当接面12以外の部分を塗装した後、この先端当接面11を塗装するもので、この場合も塗装後、その境界部10が見分けがつかない状態に塗装される。
【0016】
更に、本発明においては、オウンネームのスタンプ後の保護塗装に対しても有効に採用し得る。この場合、オウンネームのスタンプ形状に合わせて塗装をでき、この際、例えば液滴粒子をオウンネーム保護膜部をオウンネーム部より漸次粗く付着させるぼかし手法を採用し得、これによって保護塗装部と通常ボール塗装部との境界部をぼかすこともできるので、良好な塗装外観とすることができる。
【0017】
なお、本発明において、ノズルの種類、ノズルの動かし方、ボールの動かし方、ボールの支持法、塗装態様などは上記例に限定されず、種々変更することができ、また塗装は1回塗りでも重ね塗りでもよく、重ね塗りを行う場合、塗膜が乾燥する前でも乾燥した後でも重ね塗りを行うことができる。
【0018】
また、塗料としては、ポリウレタン塗料等のゴルフボールの塗装に用いられるいずれの塗料でもよく、塗装後の乾燥もその塗料に応じた適宜な乾燥法が採用できるが、UV硬化や電子線等による乾燥などで速乾する方法が好適である。
【0019】
上述した塗装法によれば、下記のような特長が得られる。
(1)塗着効率がスプレーや静電塗装よりはるかによく、塗料の無駄がなくなる。
(2)塗りむらがなくなり、かつ膜厚の調整が容易になる。そのため、ゴルフボールの飛び性能等の品質向上となる。
(3)塗装を何回かに分けて行えばバリ跡やスタンプにじみのない外観の良好なゴルフボールが得られる。
(4)ブースや針洗浄が不要となり、工数が減る。
(5)作業環境が良くなる。
(6)位置精度よく塗装できるため、オウンネームのスタンプの保護塗装に用いることができる。この場合、塗装の境目を次第にドットを粗くすることによって、ぼかし、外観のよいオウンネームマークを得られる。
(7)設備が簡素化される。
(8)塗りの調整を人が頻繁に行う必要がなくなる。
(9)塗装機の立上げ時の調整による製造品の無駄がなくなる。
(10)塗装に経験と勘が必要なくなる。
【0020】
【発明の効果】
本発明によれば、塗りむらを低減し得ると共に、針跡などのない良好な外観の塗膜をゴルフボールに形成し得ると共に、塗着効率の悪さや塗装操作における従来の面倒さがなくなり、簡単にしかも経験等に頼らず、再現性よく良好な塗膜を得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に用いる塗装装置の概略図である。
【図2】本発明の塗装方法の第1の例を示す概略図である。
【図3】本発明の塗装方法の第2の例を示す概略図である。
【図4】本発明の塗装方法の第3の例を示す概略図である。
【図5】本発明の塗装方法の第4の例を示す概略図である。
【図6】本発明の塗装方法の第5の例を示す概略図である。
【図7】本発明の塗装方法の第6の例を示す概略図である。
【図8】本発明の塗装方法の第7の例を示す概略図である。
【図9】本発明の塗装方法の第8の例を示す概略図である。
【図10】本発明の塗装方法の第9の例を示す概略図である。
【符号の説明】
1 ノズル
1a ノズルユニット
2 塗料タンク
3 ポンプ
4 帯電電極
5 偏向電極
6 ゴルフボール
7 塗料回収板
8 塗膜
9 カップ
10 境界部
11 ピン
12 先端当接面
A 液滴粒子[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a golf ball coating method using a dot matrix method.
[0002]
[Prior art and problems to be solved by the invention]
Conventionally, when a golf ball is painted, a spray coating method and an electrostatic coating method are often employed. However, when a golf ball is applied by spray coating, since the golf ball is a sphere, the coating efficiency of the paint is about 10 to 15%, and the coating efficiency is low. In addition, in order to make the coating film uniform when painting, a method was adopted in which the golf ball itself was rotated while the spray gun was swung to paint or the spray gun was fixed in multiple directions. However, even if this method is adopted, uneven coating of the golf ball is likely to occur, and in particular, uneven coating occurs in the outer peripheral edge of the dimple or in the dimple. Although unevenness has been eliminated as much as possible, such adjustments are very troublesome, and such adjustments depend on the intuition and experience of the workers. In addition, when painting a golf ball, the golf ball is supported with a large number of needles, painted and dried, so needle marks remain after painting or stamping such as printing before painting the golf ball. When the stamp position is set as the needle position, bleeding may occur. Moreover, after the painting, it was troublesome to clean the needle and the booth to which the paint adhered. On the other hand, when electrostatic coating is employed, the coating efficiency is better than that of spray coating, but otherwise there are the same problems as the spray coating method.
[0003]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and provides a golf ball coating method that eliminates the above-described drawbacks, that is, poor coating efficiency, poor coating appearance, poor appearance due to needle marks, and the troublesomeness of cleaning needles and booths. The purpose is to provide.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention continuously jets paint as droplet particles from a thin nozzle toward the golf ball surface to form a coating film of the paint in a dot matrix form on the golf ball surface. A golf ball coating method, wherein the paint is a UV curable type or electron beam curable type paint, and the paint film is formed according to the shape of the own name stamped on the golf ball surface. There is provided a golf ball coating method characterized by being formed as a film and blurring a boundary portion by gradually depositing the droplet particles as the owned name protective film is separated from the owned name .
[0005]
In this case, it is preferable to electrically continuously control the flight direction of the droplet particles of the paint to adhere the particles to a predetermined position on the surface of the golf ball to form a coating film. A method of coating each and sequentially forming a coating film on the entire surface of the golf ball is effectively employed.
[0006]
[Action]
The coating method of the present invention is particularly preferably the same as the known ink jet recording method, in which the fine particles of the paint injected from the nozzle are applied by the dot matrix method, preferably electrostatically accelerated and deflected. .
[0007]
Therefore, since the coating is performed by such a dot matrix method, a large number of dimples are formed, and the uneven coating of the golf ball having a complicated surface shape having a large number of hemispherical concave portions rather than a simple spherical state is made as much as possible. Even if the outer peripheral edge of the dimple is too thick or conversely too thin, or the coating thickness does not vary from the bottom of the dimple, a uniform coating can be formed evenly and uniformly in the dimple. It is possible. In addition, as described above, a method of forming a coating film by dividing the golf ball surface into a plurality of times for each part can be effectively employed. Thus, a coating film is formed by dividing into a plurality of times for each part. However, there is no inconvenience that the boundary portions between these portions are painted redundantly, and there is no painting residue, and the coating is performed in a state where these boundary portions cannot be distinguished after painting. Therefore, by adopting such a partial coating method, the golf ball is not supported and painted with a thin needle, but the golf ball is supported with a wide portion using a cup, a pin, etc., and then the golf ball is coated. Since it is possible to take a method of painting a wide unpainted part that is in contact with the ball, it is possible to support the golf ball more stably during painting, and there is no need for needle marks due to painting, which is good A golf ball having a painted appearance can be obtained.
[0008]
【Example】
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0009]
FIG. 1 shows an example of an apparatus used in the practice of the present invention.
[0010]
This device is in principle the same as the ink jet recording method known as the charge amount control type, and the paint is applied with a pressure of about 2 to 3 kg / cm 2 at the nozzle 1, and 50 to 50 piezoelectric elements. By vibrating at a frequency of 100 kHz or higher, the paint is ejected and made into particles. In this case, the diameter of the droplet particles A is preferably 30 μm or less, and preferably 10 μm or less.
[0011]
In the present invention, the means for spraying the paint into droplet particles and the means for controlling the droplet particles are not controlled by those shown in FIG. 1, and other known methods in ink jet recording may be employed. . In FIG. 1, the electrical control device, that is, the charging electrode and the deflection electrode may be omitted depending on circumstances.
[0012]
When the surface of the
[0013]
In this case, in order to coat the entire surface of the
[0014]
If the ability to electrostatically accelerate and deflect the particles from the nozzle is large, the
[0015]
Here, in the painting method according to the present invention, the particles A adhere to the surface of the
[0016]
Further, in the present invention, the protective coating after the own name stamping can be effectively employed. In this case, painting can be performed according to the stamp shape of the own name, and in this case, for example, a blurring method in which droplet particles adhere to the own name protective film portion gradually and gradually from the own name portion can be adopted, thereby Usually, the boundary with the ball coating portion can be blurred, so that a good coating appearance can be obtained.
[0017]
In the present invention, the type of nozzle, the method of moving the nozzle, the method of moving the ball, the method of supporting the ball, the coating mode, etc. are not limited to the above examples, and can be variously changed. Overcoating may be performed. When overcoating is performed, the overcoating can be performed before or after the coating film is dried.
[0018]
In addition, the paint may be any paint used for golf ball painting such as polyurethane paint, and drying after painting can adopt an appropriate drying method according to the paint, but drying by UV curing, electron beam, etc. For example, a method of quick drying is suitable.
[0019]
According to the coating method described above, the following features are obtained.
(1) The coating efficiency is much better than spraying or electrostatic coating, and waste of paint is eliminated.
(2) There is no uneven coating, and the film thickness can be easily adjusted. Therefore, quality such as flying performance of the golf ball is improved.
(3) If the coating is divided into several times, a golf ball having a good appearance free from burrs and stamps can be obtained.
(4) No need for booths or needle cleaning, reducing man-hours.
(5) The working environment is improved.
(6) Since it can be painted with high positional accuracy, it can be used for protective coating of the stamp of the own name. In this case, an owned name mark having a good appearance can be obtained by blurring the dots on the boundary of the coating.
(7) Equipment is simplified.
(8) It is not necessary for the person to frequently adjust the coating.
(9) There is no waste of manufactured products due to adjustment at the start-up of the coating machine.
(10) Experience and intuition are no longer required for painting.
[0020]
【The invention's effect】
According to the present invention, coating unevenness can be reduced, and a coating film having a good appearance without needle marks and the like can be formed on the golf ball. It is easy to obtain a good coating film with good reproducibility without relying on experience or the like.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic view of a coating apparatus used in the practice of the present invention.
FIG. 2 is a schematic view showing a first example of the coating method of the present invention.
FIG. 3 is a schematic view showing a second example of the coating method of the present invention.
FIG. 4 is a schematic view showing a third example of the coating method of the present invention.
FIG. 5 is a schematic view showing a fourth example of the coating method of the present invention.
FIG. 6 is a schematic view showing a fifth example of the coating method of the present invention.
FIG. 7 is a schematic view showing a sixth example of the coating method of the present invention.
FIG. 8 is a schematic view showing a seventh example of the coating method of the present invention.
FIG. 9 is a schematic view showing an eighth example of the coating method of the present invention.
FIG. 10 is a schematic view showing a ninth example of the coating method of the present invention.
[Explanation of symbols]
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