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JP3711936B2 - 給湯装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば給湯運転に伴い使用された1日分の燃料消費量および/または水使用量を積算し、各日の燃料消費量や水使用量を表示し得る給湯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
給湯装置としては、たとえば給湯運転に伴い使用された1日分の燃料消費量を積算し、各日の燃料消費量をリモコンの表示画面上に表示し得るものが提案されている。一般に、この種の機能を実現するには、各種のセンサを介してマイクロコンピュータにより積算処理が実行され、定期的に積算量をRAMに記憶するように構成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、RAMに積算量を記憶したのでは、積算途中に停電などが発生すると、RAMに記憶された情報がリセットされ、それまでに得られた積算量が0となってしまい、停電から復旧した後には、実際の消費量とは大きく異なる積算量が得られてしまうという問題があった。
【0004】
【発明の開示】
本発明は、このような事情のもとで考え出されたものであって、できる限り正確な積算量を取得できる給湯装置を提供することを、その課題としている。
【0005】
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
【0006】
すなわち、本発明の第1の側面によれば、給湯運転に伴い使用された燃料消費量および/または水使用量を積算し、その積算量をRAMに記憶する積算手段を備えた給湯装置であって、積算手段を所定の時刻ごとにリセットし、それまでにRAMに記憶された積算量を前回取得された積算量に加算するようにして不揮発性記憶手段に記憶させる記憶タイミング制御手段を備えたことを特徴とする、給湯装置が提供される。
【0007】
好ましい実施の形態によれば、記憶タイミング制御手段は、所定の時刻に積算量を不揮発性記憶手段に記憶させた後、所定の時間が経過するまではRAMから不揮発性記憶手段への次の積算量の記憶を禁止する。
【0008】
他の好ましい実施の形態によれば、記憶タイミング制御手段は、所定の時刻ごとに加えて、所定の給湯運転が終了した直後にも積算手段をリセットし、リセットするまでにRAMに記憶された積算量を前回取得された積算量に加算するようにして不揮発性記憶手段に記憶させる。
【0009】
本発明の第の側面によれば、給湯運転に伴い使用された燃料消費量および/または水使用量を積算し、その積算量をRAMに記憶する積算手段を備えた給湯装置であって、積算手段のRAMに記憶された積算量が所定分量以上になるごとに積算手段をリセットし、RAMに記憶された所定分量の積算量を前回取得された積算量に加算するようにして不揮発性記憶手段に記憶させる記憶タイミング制御手段を備えたことを特徴とする、給湯装置が提供される。
【0010】
本発明によれば、所定の時刻ごとに積算量がリセットされ、その都度それまでにRAMに記憶された積算量が前回取得された積算量に加算するようにしてたとえばEEPROMなどの不揮発性メモリに記憶される。また、たとえば燃料消費量や水使用量が多量に使用される風呂の自動湯張り運転などが終了した直後にも、それまでにRAMに記憶された積算量が前回取得された積算量に加算するようにしてEEPROMなどに記憶される。さらに、積算量が所定分量以上になるごとに積算手段がリセットされ、その都度それまでにRAMに記憶された積算量が前回取得された積算量に加算するようにしてEEPROMなどに記憶される。要するに、積算途中に停電などが発生しても、それまでに得られた積算量がEEPROMなどの不揮発性メモリにそのまま残存するので、停電からの復旧後、残存する積算量を含めてできる限り正確な積算量を取得できる。
【0011】
特に、所定の時刻に積算量をEEPROMなどの不揮発性メモリに記憶した後、ある程度の時間が経過するまで次の積算量をRAMからEEPROMなどに記憶しないようにした場合には、たとえば使用者が時刻調整を行うことで積算量をEEPROMなどに記憶した直後に再び積算量の取得時刻が到来しても、重複して積算量がEEPROMなどに記憶されることはなく、できる限り正確な積算量を取得できる。
【0012】
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う発明の実施の形態の説明によって、より明らかになるであろう。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
【0014】
図1は、本発明に係る給湯装置の一実施形態を示すブロック図である。この図に示すように、給湯装置は、ガス燃焼方式により給湯動作を行う給湯装置本体1と、給湯装置本体1に対して給湯運転の開始/終了を指示したり、給湯温度などを設定するためのリモコン2とを具備して構成される。
【0015】
給湯装置本体1は、各種の給湯動作を制御するためのCPU10、ROM11、RAM12、およびインターフェイス回路13などからなるマイクロコンピュータや水量センサ15のほか、その他各種のセンサを有している。水量センサ15は、図示しない給水管を流れる水量に基づいて水使用量を検出するものとされ、この水量センサ15からの検出信号がインターフェイス回路13を通じてCPU10に入力される。なお、本実施形態では、リモコン2を介して設定された出湯設定温度、図示しない温度センサで検出された入水温度、水量センサ15で検出された給湯流量などを基にして給湯目標号数を算出するとともに、その給湯目標号数を積算し、さらにその積算値を発熱量に換算することにより、発熱量に基づいてガス消費量を算出している。そして、CPU10は、給湯運転に伴い使用されたガス消費量や水使用量を積算しており、積算結果として求められた積算量は、定期的にRAM12に記憶されるように構成されている。
【0016】
リモコン2は、ユーザインターフェイスを実現するためのCPU20、ROM21、RAM22、EEPROM23、およびインターフェイス回路24などからなるマイクロコンピュータのほか、表示操作部25を備えている。インターフェイス回路24は、通信ケーブル3を介して給湯装置本体1のインターフェイス回路13に接続されている。表示操作部25には、操作キーや表示画面などが設けられており、CPU20との間で各種の入出力信号をやり取りする。なお、リモコン2のCPU20には、リアルタイムクロック回路が組み込まれており、時刻を計時する機能が備えられている。
【0017】
要点について言うと、リモコン2には、1日分のガス消費量や水使用量を表示するための機能が備えられている。たとえば、リモコン2のCPU20は、偶数時刻(午前2:00,4:00や午後2:00,4:00など)になるごとに、給湯装置本体1のCPU10に対してアクセスを行い、その時点で給湯装置本体1のRAM12に記憶されている積算量について送信要求する。送信要求に応じてリモコン2に積算量が伝えられると、CPU20は、その積算量をEEPROM23に書き込む。このとき、同日中に前回取得した積算量がEEPROM23にすでに書き込まれている場合には、前回取得の積算量に今回取得の積算量を加算するようにしてEEPROM23の内容が書き換えられる。ちなみに、日が切り替われる時点(午前0:00)には、それまでにEEPROM23に書き込まれた積算量が1日分として確定され、所定日数分の積算量がEEPROM23に保存可能とされている。
【0018】
また、送信要求に応じてリモコン2に積算量が伝えられ、その積算量がEEPROM23に書き加えられると、リモコン2のCPU20は、給湯装置本体1のCPU10に対してリセット信号を送信している。このリセット信号を受信するごとに給湯装置本体1のCPU10は、RAM12に記憶された積算量を0とし、その後求めた積算量をRAM12に記憶している。つまり、給湯装置本体1のCPU10により実行される積算処理は、たとえば偶数時刻となる2時間おきにリセットされ、これにより、給湯装置本体1では、偶数時刻になるごとに2時間分の積算量が求められる。
【0019】
以上のようにしてリモコン2のEEPROM23に取り込まれた積算量は、使用者の操作に応じて日単位の積算データとしてリモコン2の表示画面上に表示され、ある日のガス消費量や水使用量がどの程度であったかを確認することができる。もちろん、当日のガス消費量や水使用量も表示画面上に表示させることができる。なお、たとえば使用者がガスや水道の単位量当たりの料金を設定入力することで、1日の給湯運転にかかったガス料金や水道料金を表示させることもできる。
【0020】
さらに、リモコン2の表示画面には、時刻計時機能に基づいて現在時刻が表示されるが、この現在時刻については使用者が必要に応じて時刻調整を行うことができる。このとき、たとえば表示時刻が午後6:01を示している時点で午後5:59となるように時刻調整を行うと、時刻調整前の午後6:00の時点でEEPROM23に積算量が書き込まれたり、積算処理がリセットされているにもかかわらず、時刻調整後の午後6:00の時点で再び同様の処理が繰り返され、その結果、正確な積算量が得られないことになってしまう。そのため、本実施形態では、積算量をEEPROM23に書き込んだり、積算処理をリセットするといった積算時刻に至った後、所定の時間が経過するまではリアルタイムクロック回路から出力される現在時刻が積算時刻となっても、積算量をEEPROM23に書き込んだり、積算処理をリセットするといった動作が実行されない仕組みとされている。
【0021】
次に、給湯装置本体1で得られた積算量をリモコン2に取り込む際の動作について説明する。
【0022】
図2は、積算量取得処理を示すフローチャートである。なお、このフローチャートは、リモコン2のCPU20による実行手順を示すが、他方の給湯装置本体1におけるCPU10では、先述したようにリモコン2からリセット信号を受信するまでは継続的に積算処理が実行されている。
【0023】
まず、リモコン2のCPU20は、リアルタイムクロック回路の計時時刻がたとえば偶数時刻になると(S1:YES)、フラグの値が「0」か否かを調べる(S2)。このフラグとは、給湯装置本体1から積算量を取得してEEPROM23に記憶させてから一定時間が経過したかを調べるために用いられるものであって、通常、使用者により時刻調整が行われることもなく、リアルタイムクロック回路の計時時刻が偶数時刻になった時点では、フラグの値は「0」を示す。
【0024】
フラグの値が「0」の場合(S2:YES)、CPU20は、給湯装置本体1から積算量を取得するとともに、その積算量をEEPROM23に書き込む(S3)。つまり、本実施形態では、2時間おきに積算量が加算されてEEPROM23に記憶保持されるのである。
【0025】
その後、CPU20は、給湯装置本体1に対してリセット信号を送出し、給湯装置本体1のCPU10により継続中にある積算処理を一旦リセットさせる(S4)。これにより、給湯装置本体1では、2時間ごとに2時間分の積算量が求められる。
【0026】
さらにその後、CPU20は、フラグの値を「1」に設定する(S5)。
【0027】
そして、CPU20は、フラグの値を「1」に設定してから一定時間が経過すると(S6:YES)、再びフラグの値を「0」に設定し直す(S7)。
【0028】
最終的に、リアルタイムクロック回路の計時時刻が午前0:00になると(S8:YES)、CPU20は、それまでにEEPROM23に書き込まれた1日分の積算量を確定し(S9)、その後再びS1に戻って一連の処理を繰り返す。
【0029】
S8において、リアルタイムクロック回路の計時時刻が午前0:00でない場合(S8:NO)、CPU20は、S1に戻る。
【0030】
S6において、フラグの値を「1」に設定してからの経過時間が一定時間に満たない場合(S6:NO)、CPU20は、一定時間が経過するまで待機する。つまり、使用者により時刻調整が行われることでリアルタイムクロック回路の計時時刻が同日の同時刻を2度にわたって示しても、一定時間が経過するまでは次に積算量を書き込むべき時刻となったか否かの判断が行われることなく、重複して積算量がEEPROM23に書き込まれることはない。
【0031】
S2において、フラグの値が「1」の場合(S2:NO)、CPU20は、S6に進む。
【0032】
S1において、リアルタイムクロック回路の計時時刻が偶数時刻でない場合(S1:NO)、CPU20は、偶数時刻となるまで待機する。
【0033】
したがって、上記した給湯装置によれば、2時間おきに積算量がリセットされ、その都度それまでに得られた2時間分の積算量がEEPROM23に書き加えられるので、積算途中に停電などが発生しても、少なくとも2時間前の積算量はEEPROM23に残存した状態とされ、停電からの復旧後、残存する積算量を含めてできる限り正確な1日分のガス消費量や水使用量としての積算量を取得できる。
【0034】
また、偶数時刻に積算量を取得してEEPROM23に書き込んだ直後、時刻調整により再び同じ偶数時刻に至る状況となっても、重複して積算量が書き込まれることはなく、これによってもできる限り正確な1日分の積算量を取得できる。
【0035】
さらに、給湯装置本体1のマイクロコンピュータには、リアルタイムクロック回路やEEPROMを組み込んでおく必要がなく、その分、装置全体のコストダウンを図ることができる。
【0036】
次に、他の実施形態について簡単に説明する。
【0037】
図3は、他の実施形態による積算量の取得タイミングを説明するための説明図である。なお、他の実施形態に係る給湯装置も、図1に示す給湯装置本体1やリモコン2と同様の構成とする。
【0038】
図3に示すように、他の実施形態でも、先述した実施形態と同様に偶数時刻ごとに積算量が取得されてEEPROM23に書き込まれるが(図中に示す黒い矢印の取得タイミング)、風呂の自動湯張り運転が終了した時点でも、例外的に積算量が取得されてEEPROM23に書き込まれる(図中に示す白い矢印の取得タイミング)。その他の処理については、先述した実施形態と同様とされる。つまり、図3に示すように、ガス消費量や水使用量が多量となる風呂の自動湯張り運転が終了した直後にも積算量が取得されるため、たとえばその後停電などが発生しても(図中に罰点で示すタイミング)、積算量として大きな誤差が生じることはない。したがって、図3に示すような他の実施形態による取得タイミングによれば、ガス消費量や水使用量が比較的多量となる自動湯張り運転の終了直後に積算量が取得されてEEPROM23に書き加えられるので、その後停電などが発生しても、実際に消費(使用)された1日分のガス消費量や水使用量と、最終的に得られた積算量とがほとんど変わりなく、より正確な1日分のガス消費量や水使用量としての積算量を取得できる。
【0039】
さらに、図4は、他の実施形態による積算量の取得タイミングを説明するための説明図である。なお、図4に対応する他の実施形態に係る給湯装置も、図1に示す給湯装置本体1やリモコン2と同様の構成とする。
【0040】
図4に示す他の実施形態では、先述した実施形態のように時刻に基づいて積算量が取得されるのではなく、積算量が図中破線で示す一定分量以上になるごとに取得されてEEPROM23に書き込まれるように構成されている(図中に示す黒い矢印の取得タイミング)。たとえば、風呂の自動湯張り運転時には、比較的長い時間にわたって運転状態が継続され、それに伴いガス消費量や水使用量も比較的多量となるため、他の運転時に比べて積算量の取得回数が多くなっている。その他の処理については、先述した実施形態と同様とされる。つまり、図4に示すように、ガス消費量や水使用量が多量となるような風呂の自動湯張り運転時には、単に台所などに給湯する場合などに比べて積算量を取得する回数が増えるので、たとえばその後停電などが発生しても(図中に罰点で示すタイミング)、積算量として大きな誤差が生じることはない。したがって、図4に示すように運転状況に応じて取得タイミングがきめ細かく可変制御されるので、ガス消費量や水使用量が比較的多量となる自動湯張り運転時には積算量がある程度の分量ごとに取得されてEEPROM23に書き加えられ、その後停電などが発生しても、実際に消費(使用)された1日分のガス消費量や水使用量と、最終的に得られた積算量とがほとんど変わりなく、より正確な1日分のガス消費量や水使用量としての積算量を取得できる。
【0041】
なお、本発明は、上記の各実施形態に限定されるものではない。
【0042】
たとえば、変形例としては、図5に示すように、給湯装置本体1にのみ積算量を記憶保持するためのEEPROM16を設け、給湯装置本体1のCPU10にのみリアルタイムクロック回路を組み込んでおくようにしても良い。そうした場合、給湯装置本体1のCPU10が主体となって積算量に関するデータ処理を実行し、リモコン2のCPU20は、使用者の操作時点で給湯装置本体1に積算量を問い合わせるだけで良い。もちろん、給湯装置本体1とリモコン2との双方に積算量を記憶しておくためのEEPROMを設け、両者の間で定期的にEEPROMの記憶内容を同期させるようにしても良い。
【0043】
積算量を取得するタイミングは、偶数時刻に限らず、たとえば奇数時刻や午前0:00を起算にして1時間おきの取得タイミングとしても良い。
【0044】
積算量が一定分量以上になるごとに取得する実施形態の変形例としては、しきい値となる分量をあらかじめ一定値として決めておくのではなく、たとえば過去に得られた所定日数分の積算量を学習し、実際のガス消費量や水使用量の多少に応じて適当な分量となるように可変分量として設定されるものであっても良い。そうした場合、たとえば実際のガス消費量や水使用量の少ない運用状況では、積算量を取得するタイミングをより細かくすることができ、最終的に得られる積算量の精度を上げることができる。
【0045】
上記の各実施形態では、ガス消費量および水使用量の双方の積算量が求められるが、ガス消費量または水使用量のいずれか一方の積算量のみを求めるとしても良い。
【0046】
その他の実施形態としては、石油給湯装置に適用しても良く、石油消費量を積算表示させても良い。また、給湯装置が消費する消費電力量を積算表示させても良い。つまり、本発明に係る不揮発性記憶手段への積算量記憶方法は、石油給湯装置における石油消費量および/または水使用量を積算記憶する方法として適用しても良く、給湯装置が消費する消費電力量(電気温水器に限らず、ガスや石油を燃料とする給湯装置における消費電力量も含む)を積算記憶する方法として適用しても良い。
【0047】
さらに他の実施形態としては、給湯運転のみならず、風呂追い焚き運転や温水暖房運転にも適用できる。つまり、本発明に係る不揮発性記憶手段への積算量記憶方法は、風呂機能付き給湯装置などの風呂注湯運転や風呂追い焚き運転における積算量記憶方法として、あるいは温水暖房熱源機などの温水暖房運転における積算量記憶方法としてそれぞれ適用しても良い。
【0048】
積算量をEEPROMに記憶させるタイミングとして風呂の自動湯張り運転終了時以外には、追い焚き運転終了時や温水暖房燃焼停止時などにも適用できる。つまり、一度に大量の燃料や水が使用される動作終了時に積算量をEEPROMに記憶させても良い。
【0049】
ガス消費量は、ガス流量センサを介して直接検出されるものとしても良い。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、所定の時刻ごとに積算量がリセットされ、その都度それまでにRAMに記憶された積算量が前回取得された積算量に加算するようにしてたとえばEEPROMなどの不揮発性メモリに記憶される。また、たとえば燃料消費量や水使用量が多量に使用される風呂の自動湯張り運転などが終了した直後にも、それまでにRAMに記憶された積算量が前回取得された積算量に加算するようにしてEEPROMなどに記憶される。さらに、積算量が所定分量以上になるごとに積算手段がリセットされ、その都度それまでにRAMに記憶された積算量が前回取得された積算量に加算するようにしてEEPROMなどに記憶される。要するに、積算途中に停電などが発生しても、それまでに得られた積算量がEEPROMなどの不揮発性メモリにそのまま残存するので、停電からの復旧後、残存する積算量を含めてできる限り正確な積算量を取得できる。
【0051】
特に、所定の時刻に積算量をEEPROMなどの不揮発性メモリに記憶した後、ある程度の時間が経過するまでRAMからEEPROMなどに次の積算量を記憶しないようにした場合には、たとえば使用者が時刻調整を行うことで積算量をEEPROMなどに記憶した直後に再び積算量の取得時刻が到来しても、重複して積算量がEEPROMなどに記憶されることはなく、できる限り正確な積算量を取得できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る給湯装置の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】積算量取得処理を示すフローチャートである。
【図3】他の実施形態による積算量の取得タイミングを説明するための説明図である。
【図4】他の実施形態による積算量の取得タイミングを説明するための説明図である。
【図5】給湯装置の変形例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 給湯装置本体
2 リモコン
3 通信ケーブル
10 CPU
11 ROM
12 RAM
13 インターフェイス回路
15 水量センサ
20 CPU
21 ROM
22 RAM
23 EEPROM
24 インターフェイス回路
25 表示操作部

Claims (4)

  1. 給湯運転に伴い使用された燃料消費量および/または水使用量を積算し、その積算量をRAMに記憶する積算手段を備えた給湯装置であって、
    前記積算手段を所定の時刻ごとにリセットし、それまでに前記RAMに記憶された積算量を前回取得された積算量に加算するようにして不揮発性記憶手段に記憶させる記憶タイミング制御手段を備えたことを特徴とする、給湯装置。
  2. 前記記憶タイミング制御手段は、前記所定の時刻に積算量を前記不揮発性記憶手段に記憶させた後、所定の時間が経過するまでは前記RAMから前記不揮発性記憶手段への次の積算量の記憶を禁止する、請求項1に記載の給湯装置。
  3. 前記記憶タイミング制御手段は、所定の時刻ごとに加えて、所定の給湯運転が終了した直後にも前記積算手段をリセットし、リセットするまでに前記RAMに記憶された積算量を前回取得された積算量に加算するようにして前記不揮発性記憶手段に記憶させることを特徴とする、請求項1に記載の給湯装置。
  4. 給湯運転に伴い使用された燃料消費量および/または水使用量を積算し、その積算量をRAMに記憶する積算手段を備えた給湯装置であって、
    前記積算手段のRAMに記憶された積算量が所定分量以上になるごとに前記積算手段をリセットし、前記RAMに記憶された所定分量の積算量を前回取得された積算量に加算するようにして不揮発性記憶手段に記憶させる記憶タイミング制御手段を備えたことを特徴とする、給湯装置。
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