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JP3711775B2 - Bar code reader and program recording medium thereof - Google Patents

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JP3711775B2
JP3711775B2 JP37619198A JP37619198A JP3711775B2 JP 3711775 B2 JP3711775 B2 JP 3711775B2 JP 37619198 A JP37619198 A JP 37619198A JP 37619198 A JP37619198 A JP 37619198A JP 3711775 B2 JP3711775 B2 JP 3711775B2
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barcode
irradiation range
laser
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、バーコード上を光照射すると共に、その反射光を受光してバーコード情報を読み取るバーコード読取装置およびそのプログラム記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、レーザ走査型のバーコード読取装置においては、レーザ走査ミラー(バイブレーションミラーあるいはポリゴンミラー)を駆動させてレーザビームを反射させ、スキャン対象のバーコード上を光走査するようにしている。この場合、レーザ走査ミラーが1走査する走査範囲がレーザ照射範囲となる。ここで、レーザ照射範囲(走査幅)を制御する技術としては、各種の方式が知られている。すなわち、物理的あるいは光学的なシャッタ装置を用いてレーザスキャナの出射口幅を制御する方式、可撓性ミラーが運動している状態においてミラーを物理的に変形(湾曲)させる方式、レーザの屈折率を液晶デバイスで変化させる方式等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来においては照射範囲を制御することはできるものの、スキャン対象であるバーコードとスキャナとの距離やバーコードサイズに合わせて照射範囲をその都度適切に制御することは、極めて困難であり、スキャン対象であるバーコードの近くにゴミがあったり、他のバーコードが隣接しているような場合には、それらを同時に読み取ってしまう。このため、読み取りエラーが発生したり、スキャン対象ではない他のバーコードを読み取ってしまう等、作業効率の低下を招くおそれがあった。
この発明の課題は、光照射範囲をバーコードが存在する領域に合わせて制御することで、読み取り対象であるバーコードが実在している部分だけを確実に照射できるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明の手段は次の通りである。
光照射範囲を最大にして読み取り動作を行った際に、受光した反射光に所定の変化があるか否かを解析すると共に、その解析結果に基づいてバーコードが存在する領域を認識する第1の認識手段と、この第1の認識手段によって認識された領域に合わせて光照射範囲を大まかに調整する第1の調整手段と、この第1の調整手段によって調整された大まかな光照射範囲で読み取り動作を行った際に、その読み取り結果をデコードすると共に、そのデコード結果が正規のバーコードであるか否かに基づいてバーコードが存在する領域を認識する第2の認識手段と、この第2の認識手段によって認識された領域に合わせて光照射範囲を微調整する第2の調整手段とを具備するものである。
したがって、読み取り対象であるバーコードが存在する領域を照射することで、誤読み取りの防止、処理速度の向上、電力削減等を実現することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図8を参照してこの発明の一実施形態を説明する。図1はレーザ走査型バーコード読取装置の全体構成を示したブロック図である。このバーコード読取装置はハンディタイプで、レーザ走査型バーコードスキャナユニット(レーザユニット)1と、このレーザユニット1の動作を制御すると共に、レーザユニット1から転送されて来たバーコードイメージを取り込んで解析格納する本体システム2とから構成されている。
図2はレーザユニット1の全体構成図で、本体システム2側で電源がONされると、本体システム2からの電源ON/OFF信号POWER信号がレーザユニット1側の電源装置1−1に印加され、レーザユニット1を構成するレーザ照射制御装置1−2、走査ミラー制御装置1−3、走査タイミング検出装置1−4、受光分析装置1−5、レーザ受光装置1−6にそれぞれ駆動電圧が供給され、それらを動作させる。ここで、本体システム2側からレーザ照射ON/OFF信号LASER信号がレーザ照射制御装置1−2に与えられると、レーザ照射制御装置1−2はレーザ照射装置1−7を駆動させてレーザ照射を開始させるが、その際、レーザ走査ミラー1−8(バイブレーションミラーあるいはポリゴンミラー)は、走査ミラー制御装置1−3によって駆動され、レーザ照射装置1−7からのレーザビームを反射してスキャン対象のバーコードを走査する。このようにしてレーザ走査が開始されると、レーザ受光装置1−6はレーザ反射光を受光して光電変換し、受光分析装置1−5はバーコードの白黒イメージを走査速度に応じて2値のデジタルデータに変換し、バーコードイメージ信号IMAGE信号として本体システム2に転送する。このとき、走査タイミング検出装置1−4は走査ミラー1−8の特定位置を検出して1走査毎にパルスまたは信号反転によるデジタル信号を走査タイミング信号TIMING信号として出力し、本体システム2に与える。
【0006】
本体システム2はCPU2−1を中核とするもので、CPU2−1は各種プログラムにしたがってこの本体システム2の全体動作を制御する中央演算処理装置である。記憶装置2−2はオペレーティングシステムや各種アプリケーションプログラム、データベース、文字フォントデータ等が予め格納されている記憶媒体2−3やその駆動系を有している。この記憶媒体2−3は固定的に設けたもの、もしくは着脱自在に装着可能なものであり、フロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、RAMカード等の磁気的・光学的記憶媒体、半導体メモリによって構成されている。また、記憶媒体2−3内のプログラムやデータは、必要に応じてCPU2−1の制御により、RAM2−4にロードされる。更に、CPU2−1は通信回線等を介して他の機器側から送信されて来たプログラム、データを受信して記憶媒体2−3に格納したり、他の機器側に設けられている記憶媒体に格納されているプログラム、データを通信回線等を介して使用することもできる。また、CPU2−1にはその入出力周辺デバイスであるレーザユニット1、入力装置2−5、表示装置2−6がバスラインを介して接続されており、入出力プログラムにしたがってCPU2−1はそれらの動作を制御する。ここでレーザユニット1から1走査完了毎に反転する走査タイミング信号TIMINGが与えられると、CPU2−1はその立ち上がり、立ち下がりの変化に基づいて1スキャン完了を判別し、またレーザユニット1から1走査毎に与えられるバーコードイメージ信号IMAGEに基づいてそれをデコードする。また、CPU2−1はレーザ照射範囲を最大にしてバーコード読み取り動作を実行させた際に、その読み取り結果に基づいてバーコードが存在する領域を認識し、この認識された領域に合わせてレーザ照射範囲の調整を行う。ここで、レーザ照射範囲の制御は、レーザユニット1に対してレーザ照射ON/OFF信号LASERを入力することによって行われる。すなわち、1走査期間内においてレーザ照射ON/OFF信号LASERをハイレベルとすることによってレーザビームを点灯させ、それをローレベルとすることによって消灯させることによりレーザ照射範囲を制御するようにしている。
【0007】
図3はRAM2−4の構成を示し、正常読込カウンタRCはバーコードが正常にデコードされた回数をカウントするもので、CPU2−1は予め設定されている規定回数とこの正常読込カウンタRCとの値とを比較することにより規定回数分正常にデコードされたか否かを監視する。ここで、規定回数分正常にデコードされた場合にはそのデコード結果をバーコード読み取り情報としてバーコードメモリBMに格納する。走査カウンタSCはレーザユニット1からのレーザ走査タイミング信号TIMINGに基づいてそれが立ち上がってから立ち下がりまでの時間をカウントするもので、1走査期間内においてレーザ走査に追随してその値は更新されてゆく。開始位置レジスタSRはレーザビームを点灯させる開始位置を記憶するもので、バーコードが存在する始点位置に相当する走査カウンタSCの値がセットされる。終了位置レジスタERはレーザビームを消灯させる終了位置を記憶するもので、バーコードが存在する終点位置に相当する走査カウンタSCの値がセットされる。バーコードメモリBMは正常認識されたバーコード読み取り情報を一時記憶するメモリであり、ワークメモリWMはバーコード処理の途中においてその中間結果が一時記憶されるメモりである。
【0008】
次に、このバーコード読取装置の動作を図4、図5に示すフローチャートにしたがって説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されているプログラムは、読み取り可能なプログラムコードの形態で記憶装置2−2に格納されており、CPU2−1はこのプログラムにしたがった動作を逐次実行する。
図4は読み取り開始の指示に応答して実行されるフローチャートである。先ず、レーザユニット1にレーザ照射ON/OFF信号LASERを与えてレーザ照射装置1−7をONさせると共に(ステップA1)、レーザユニット1からのレーザ走査タイミング信号TIMINGにしたがって走査カウンタSCをクリアスタートさせる(ステップA2)。そして、走査カウンタSCの値を監視し、走査カウンタSCの値を更新しながらそれが予め決められている最大値に達するまで反射光の受光状態とそれに対応する走査カウンタSCの値とを取得し、ワークメモリWMにセットしておく(ステップA3〜A5)。ここで、最大値とは、1走査期間におけるレーザ照射の最大値、つまり最大レーザ走査幅を規定する値であり、走査カウンタSCの値が最大値に達した場合には、レーザ照射ON/OFF信号LASERに基づいてレーザ照射装置1−7をOFFさせる(ステップA6)。
【0009】
このようにしてレーザ照射範囲を最大にしてバーコードの読み取り動作を行い、受光した反射光の変化状態とそれに対応する走査カウンタSCの値とがワークメモリWMにセットされると、このワークメモリWMの内容を解析することによってバーコードブロックの認識を行う。すなわち、図6(A)はこの場合におけるバーコードブロックの認識方法を説明するための図である。ここで、図中、横軸が時間、縦軸が反射光を受光した状態を示し、照射範囲を最大にしてレーザ照射した際に、受光した反射光の変化が規則的に強弱を繰り返しているか否かを解析し、規則的な変化があれば、その範囲をバーコードが存在するバーコードブロックとして認識する。このようにしてバーコードブロックの認識処理を行った結果、ステップA8で認識不能であることが判別された場合にはステップA1に戻るが、バーコードブロックを認識することができた場合には、認識されたバーコードブロックの開始位置、終了位置をワークメモリWMから取得して対応する開始位置レジスタSR、終了位置レジスタERにセットする(ステップA9)。すなわち、ワークメモリWMには受光した反射光の変化状態をそれに対応する走査カウンタSCの値がセットされているので、反射光の最初の変化点に対応する走査カウンタSCの値を開始位置として取得し、開始位置レジスタSRにセットし、また、反射光の最後の変化点に対応する走査カウンタSCの値を終了位置として取得し、終了位置レジスタERにセットする。そして、認識されたバーコードブロックに基づいてレーザ照射範囲を制御して読み取り動作を行う(ステップA10)。
【0010】
図5はこの照射範囲制御処理を示したサブルーチンで、上述のようにしてバーコードブロックが認識された場合には(ステップB1)、開始位置レジスタSR、終了位置レジスタERの値を読み出してその開始位置から終了位置をレーザ照射範囲として決定し、照射範囲の絞り込みを行う(ステップB2)。この場合、レーザ照射範囲は上述の最大照射範囲から開始位置レジスタSR、終了位置レジスタERの値で規定される範囲に絞り込むようにしているが、その際、若干の余裕を持たせるために、開始位置レジスタSRの値を所定量減算し、終了開始レジスタERの値に所定量加算することにより開始位置、終了位置によって規定される範囲よりも若干広い目のレーザ照射範囲に絞り込む。図7はこの場合の状態を示し、図中斜線を付した部分は、認識されたバーコードブロックに基づいて絞り込まれたレーザ照射範囲を示している。レーザ照射範囲は、バーコードブロックの開始位置、終了位置よりも若干広目の大きさとなるが、どの程度、広目にするかはスキャナの応答性や精度等によって異なる。
【0011】
この状態において、レーザ走査タイミング信号TIMINGにしたがって走査カウンタSCをクリアスタートさせると共に(ステップB4)、この走査カウンタSCの値と開始位置レジスタSRの値とを比較し(ステップB5)、両者が一致するかを調べ(ステップB6)、一致するまで、走査カウンタSCの値を更新して行く(ステップB7)。ここで、走査カウンタSCの値が開始位置レジスタSRの値に一致すると、レーザユニット1に対して与えられるレーザ照射ON/OFF信号LASERによってレーザ照射装置1−7をONさせる(ステップB8)。これによってレーザビームが点灯するが、この状態において、更に走査カウンタSCを更新し(ステップB9)、今度は走査カウンタSCの値と終了位置レジスタERの値とを比較し(ステップB10)、両者が一致するかを調べ(ステップB11)、一致するまで走査カウンタSCの値を更新してゆく(ステップB9)。ここで、走査カウンタSCの値が終了位置レジスタERの値に一致すると、レーザ照射ON/OFF信号LASERによってレーザ照射範囲1−7をOFFさせ、レーザビームを消灯させる(ステップB12)。
【0012】
このようにして照射範囲を絞り込んでバーコードの読み取りを行うと、図4のステップA11に進み、正常読込カウンタRCを初期化しておく。そして、今回の照射範囲によって読み込まれたバーコードイメージデータをデコードすると共に(ステップA12)、正常にデコードされたかを調べる(ステップA13)。この場合、バーコードと共にゴミを読み込んでしまったり、他のバーコードの一部も同時に読み込んでしまったような場合には、デコード不能となり、ステップA1に戻るが、正常にデコードすることができた場合には、最初のデコードかを調べる(ステップA14)。いま、最初のデコードを行った場合であるから、再び照射範囲を制御して読み取り動作を行う(ステップA15)。この場合においても図5のサブルーチンがコールされるが、いま、バーコードブロックを認識した場合ではなく、デコード処理した場合であるから、ステップB3に進み、開始位置レジスタSR、終了位置レジスタERの値をデコード結果に基づいて微調整して照射範囲の絞り込みを行う。すなわち、いま、開始位置レジスタSR、終了位置レジスタERの値はバーコードブロックの認識に基づいた正常デコードされた領域の始点/終点位置に合わせ込むために開始位置レジスタSR、終了位置レジスタERの値を微調整して照射範囲を更に絞り込む。図6(B)はこの状態を示し、レーザ照射範囲は正常にデコードされた領域よりも若干広目の大きさに微調整される。以下、ステップB4〜B12の実行に移り、走査カウンタSCの値を更新しながらその値が開始位置レジステSRの値に達したときレーザビームの点灯、終了位置レジステSRの値に達したときにレーザビームを消灯させる。
そして、図4のステップA16に進み、正常読込カウンタRCを更新し、その値と規定回数とを比較することにより規定回数分正常に読み取られたかを調べ(ステップA17)、規定回数分の正常読み取りが行われるまでステップA12に戻り、上述の動作が繰り返される。
【0013】
以上のようにしてこのバーコード読取装置においては、レーザ照射範囲を最大にして読み取り動作を行った際に、その読み取り結果に基づいてバーコードが存在する領域を認識し、その領域に合わせてレーザ照射範囲を調整するようにしたから、読み取り対象であるバーコードが存在している部分だけを照射することができる。図8は最大照射範囲内に2つのバーコードが隣接している場合を示し、最大照射範囲でレーザ走査すると、2つのバーコードA、Bを1走査で読み取ってしまうが、この実施形態においては、最初のバーコードAを読み取った際に、照射範囲がそのバーコードAが存在する領域に設定されるため、バーコードBの読み取りは行われない。これによってどのバーコードを読み込んだのかが明確となると共に、余計なゴミやバーコードを読み込まないため、誤読防止の効果があると共に、バーコードが存在する領域から外れた部分のデコードが不要となるため、処理速度の向上が可能となり、更には照射範囲が狭くなるために消費電力の削減となる。
また、バーコードが存在する領域を認識する方法としては、受光した反射光に所定の変化があるか否かを解析すると共に、その解析結果に基づいてバーコードが存在する領域を認識する方法と、読み取り結果をデコードした際に、そのデコード結果が正規のバーコードであるか否かに基づいてバーコードが存在する領域を認識する方法があり、それらを併用することによってレーザ照射範囲を段階的に調整することができる。すなわち、反射光の変化に基づいて認識されたバーコード領域に合わせてレーザ照射範囲の大まかな調整を行ったのち、デコード結果に基づいて認識されたバーコード領域に合わせてレーザ照射範囲を微調整することができる。また、レーザ照射範囲の調整はレーザ照射ON/OFF信号LASERの制御によって行われるので、その制御を簡単かつ容易に行うことができる。
【0014】
なお、上述した一実施形態は、反射光の変化に基づいてバーコード領域を認識する方法と、デコード結果に基づいてバーコード領域を認識する方法を併用するようにしたが、いずれか一方であってもよい。また、レーザビームを照射するようにしたが、発光ダイオードを光源としてもよい。また、走査方向は単方向に限らず、左右スキャンを行う双方向走査であってもよい
【0015】
【発明の効果】
この発明によれば、光照射範囲をバーコードが存在する領域に合わせて制御することで、読み取り対象であるバーコードが実在している部分だけを確実に照射することができるので、誤読み取りの防止、処理速度の向上、電力削減等を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】バーコード読取装置の全体構成を示したブロック図。
【図2】レーザユニット1の構成を示したブロック図。
【図3】RAM2−4の構成を示した図、
【図4】バーコード読み取り動作を示したフローチャート。
【図5】図4のステップA10、A15(照射範囲の制御)を詳述したフローチャート。
【図6】(A)は反射光の受光状態に応じてバーコード存在領域を認識する方法を説明するための図、(B)はデコード結果に基づいてバーコード存在領域を認識する方法を説明するための図。
【図7】反射光の受光状態に応じてバーコード存在領域が認識された際に、その領域に合わせてレーザ照射範囲がどのように調整されるかを示した図。
【図8】(A)はレーザ照射範囲を最大にして走査した場合、(B)はレーザ照射範囲を絞り込んだ状態で走査した場合を示した図。
【符号の説明】
1 レーザユニット
1−2 レーザ照射制御装置
1−4 走査タイミング検出装置
1−7 レーザ照射装置
1−8 レーザ走査ミラー
2 本体システム
2−1 CPU
2−2 記憶装置
2−3 記憶媒体
2−4 RAM
RC 正常読込カウンタ
SC 走査カウンタ
BM バーコードメモリ
SR 開始位置レジスタ
ER 終了位置レジスタ
WM ワークメモリ
LASER レーザ照射ON/OFF信号
TIMING レーザ照射タイミング信号
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a barcode reader and a program recording medium for reading barcode information by irradiating light on a barcode and receiving reflected light.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, for example, in a laser scanning bar code reader, a laser scanning mirror (vibration mirror or polygon mirror) is driven to reflect a laser beam so that a bar code to be scanned is optically scanned. In this case, the scanning range in which the laser scanning mirror performs one scanning is the laser irradiation range. Here, as a technique for controlling the laser irradiation range (scanning width), various methods are known. That is, a method of controlling the exit width of the laser scanner using a physical or optical shutter device, a method of physically deforming (curving) the mirror while the flexible mirror is moving, and a laser refraction A method of changing the rate with a liquid crystal device is known.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, although the irradiation range can be controlled conventionally, it is extremely difficult to appropriately control the irradiation range each time according to the distance between the barcode to be scanned and the scanner and the barcode size. If there is dust near the barcode to be scanned or other barcodes are adjacent, they are read at the same time. For this reason, there has been a risk of causing a reduction in work efficiency such as occurrence of a reading error or reading of another barcode which is not a scan target.
An object of the present invention is to reliably irradiate only a portion where a barcode to be read actually exists by controlling a light irradiation range according to a region where the barcode exists.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
Means of the present invention are as follows.
When the reading operation is performed with the light irradiation range being maximized, it is analyzed whether or not there is a predetermined change in the received reflected light, and a region where a barcode exists is recognized based on the analysis result. Recognition means, a first adjustment means for roughly adjusting the light irradiation range in accordance with the area recognized by the first recognition means, and a rough light irradiation range adjusted by the first adjustment means. A second recognizing unit that decodes the reading result when the reading operation is performed, and recognizes an area where the bar code exists based on whether or not the decoding result is a normal bar code; And a second adjustment unit that finely adjusts the light irradiation range according to the area recognized by the second recognition unit.
Therefore, by irradiating the area where the barcode to be read exists, it is possible to realize prevention of erroneous reading, improvement of processing speed, power reduction, and the like.
[0005]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 1 is a block diagram showing the overall configuration of a laser scanning bar code reader. This bar code reader is a handy type, controls the operation of the laser scanning bar code scanner unit (laser unit) 1 and the laser unit 1 and takes in the bar code image transferred from the laser unit 1. It comprises a main body system 2 for analysis and storage.
FIG. 2 is an overall configuration diagram of the laser unit 1. When power is turned on on the main system 2 side, the power ON / OFF signal POWER signal from the main system 2 is applied to the power supply 1-1 on the laser unit 1. Drive voltage is supplied to each of the laser irradiation control device 1-2, the scanning mirror control device 1-3, the scanning timing detection device 1-4, the light reception analysis device 1-5, and the laser light reception device 1-6 constituting the laser unit 1. And make them work. Here, when the laser irradiation ON / OFF signal LASER signal is given to the laser irradiation control device 1-2 from the main system 2 side, the laser irradiation control device 1-2 drives the laser irradiation device 1-7 to perform laser irradiation. At this time, the laser scanning mirror 1-8 (vibration mirror or polygon mirror) is driven by the scanning mirror control device 1-3, and reflects the laser beam from the laser irradiation device 1-7 to scan the laser beam. Scan the bar code. When the laser scanning is started in this way, the laser light receiving device 1-6 receives the laser reflected light and performs photoelectric conversion, and the light receiving analysis device 1-5 binarizes the black and white image of the barcode according to the scanning speed. Is transferred to the main system 2 as a barcode image signal IMAGE signal. At this time, the scanning timing detection device 1-4 detects a specific position of the scanning mirror 1-8, outputs a digital signal by a pulse or signal inversion as a scanning timing signal TIMING signal for each scanning, and gives it to the main system 2.
[0006]
The main system 2 has the CPU 2-1 as the core, and the CPU 2-1 is a central processing unit that controls the overall operation of the main system 2 according to various programs. The storage device 2-2 includes a storage medium 2-3 in which an operating system, various application programs, a database, character font data, and the like are stored in advance, and a drive system thereof. This storage medium 2-3 is fixedly mounted or detachably mountable, and is composed of a magnetic or optical storage medium such as a floppy disk, hard disk, optical disk, RAM card, or semiconductor memory. Yes. Further, programs and data in the storage medium 2-3 are loaded into the RAM 2-4 as required by the control of the CPU 2-1. Further, the CPU 2-1 receives a program and data transmitted from another device side via a communication line or the like and stores them in the storage medium 2-3 or a storage medium provided on the other device side. It is also possible to use programs and data stored in the communication line or the like. The CPU 2-1 is connected to the laser unit 1, the input device 2-5, and the display device 2-6, which are input / output peripheral devices, via a bus line. To control the operation. When the scanning timing signal TIMING that is inverted every time one scanning is completed is given from the laser unit 1, the CPU 2-1 determines the completion of one scanning based on the change of the rising and falling edges, and also performs one scanning from the laser unit 1. It is decoded based on the barcode image signal IMAGE given every time. In addition, when the CPU 2-1 executes the barcode reading operation with the laser irradiation range being maximized, the CPU 2-1 recognizes the area where the barcode exists based on the reading result, and performs laser irradiation according to the recognized area. Adjust the range. Here, the laser irradiation range is controlled by inputting a laser irradiation ON / OFF signal LASER to the laser unit 1. That is, the laser irradiation range is controlled by turning on the laser beam by setting the laser irradiation ON / OFF signal LASER to a high level and turning it off by setting it to a low level within one scanning period.
[0007]
FIG. 3 shows the configuration of the RAM 2-4. The normal reading counter RC counts the number of times the bar code has been normally decoded. The CPU 2-1 determines the predetermined number of times set in advance and the normal reading counter RC. By comparing with the value, it is monitored whether or not the data has been normally decoded a predetermined number of times. Here, when the data has been decoded normally for the specified number of times, the decoding result is stored in the barcode memory BM as barcode reading information. The scanning counter SC counts the time from the rising to the falling based on the laser scanning timing signal TIMING from the laser unit 1, and the value is updated following the laser scanning within one scanning period. go. The start position register SR stores the start position at which the laser beam is turned on, and the value of the scan counter SC corresponding to the start point position where the bar code exists is set. The end position register ER stores an end position at which the laser beam is extinguished, and the value of the scan counter SC corresponding to the end point position where the bar code exists is set. The barcode memory BM is a memory for temporarily storing normally-recognized barcode reading information, and the work memory WM is a memory for temporarily storing intermediate results during the barcode processing.
[0008]
Next, the operation of this bar code reader will be described with reference to the flowcharts shown in FIGS. Here, the programs described in these flowcharts are stored in the storage device 2-2 in the form of readable program codes, and the CPU 2-1 sequentially executes operations according to the programs.
FIG. 4 is a flowchart executed in response to an instruction to start reading. First, a laser irradiation ON / OFF signal LASER is given to the laser unit 1 to turn on the laser irradiation apparatus 1-7 (step A1), and the scan counter SC is cleared to start in accordance with the laser scanning timing signal TIMING from the laser unit 1. (Step A2). Then, the value of the scan counter SC is monitored, and while the value of the scan counter SC is updated, the light reception state of the reflected light and the corresponding value of the scan counter SC are acquired until it reaches a predetermined maximum value. The work memory WM is set (steps A3 to A5). Here, the maximum value is the maximum value of laser irradiation in one scanning period, that is, a value that defines the maximum laser scanning width. When the value of the scanning counter SC reaches the maximum value, laser irradiation ON / OFF The laser irradiation device 1-7 is turned off based on the signal LASER (step A6).
[0009]
In this way, the barcode reading operation is performed with the laser irradiation range being maximized, and the change state of the received reflected light and the value of the scan counter SC corresponding thereto are set in the work memory WM. The barcode block is recognized by analyzing the contents of. That is, FIG. 6A is a diagram for explaining a barcode block recognition method in this case. Here, in the figure, the horizontal axis shows the time and the vertical axis receives the reflected light, and when the laser irradiation is performed with the irradiation range maximized, is the change in the received reflected light regularly repeated intensities? If there is a regular change, the range is recognized as a barcode block in which a barcode exists. As a result of performing the barcode block recognition process in this way, if it is determined in step A8 that the barcode block is unrecognizable, the process returns to step A1, but if the barcode block can be recognized, The start position and end position of the recognized barcode block are acquired from the work memory WM and set in the corresponding start position register SR and end position register ER (step A9). That is, since the value of the scan counter SC corresponding to the change state of the received reflected light is set in the work memory WM, the value of the scan counter SC corresponding to the first change point of the reflected light is acquired as the start position. Then, the value is set in the start position register SR, and the value of the scan counter SC corresponding to the last change point of the reflected light is acquired as the end position and set in the end position register ER. Based on the recognized barcode block, the laser irradiation range is controlled to perform a reading operation (step A10).
[0010]
FIG. 5 is a subroutine showing the irradiation range control process. When the barcode block is recognized as described above (step B1), the values of the start position register SR and the end position register ER are read and started. The end position is determined from the position as the laser irradiation range, and the irradiation range is narrowed down (step B2). In this case, the laser irradiation range is narrowed down to the range defined by the values of the start position register SR and the end position register ER from the maximum irradiation range described above. A predetermined amount is subtracted from the value of the position register SR, and a predetermined amount is added to the value of the end start register ER, thereby narrowing the laser irradiation range to an eye slightly wider than the range defined by the start position and end position. FIG. 7 shows the state in this case, and the hatched portion in the drawing shows the laser irradiation range narrowed down based on the recognized barcode block. The laser irradiation range is slightly wider than the start position and end position of the bar code block, but the extent to which the laser irradiation range is increased differs depending on the response and accuracy of the scanner.
[0011]
In this state, the scan counter SC is cleared and started in accordance with the laser scanning timing signal TIMING (step B4), and the value of the scan counter SC is compared with the value of the start position register SR (step B5). (Step B6), and the value of the scan counter SC is updated until they match (step B7). Here, when the value of the scan counter SC matches the value of the start position register SR, the laser irradiation device 1-7 is turned on by the laser irradiation ON / OFF signal LASER given to the laser unit 1 (step B8). As a result, the laser beam is turned on. In this state, the scan counter SC is further updated (step B9), and the value of the scan counter SC is compared with the value of the end position register ER (step B10). It is checked whether they match (step B11), and the value of the scan counter SC is updated until they match (step B9). When the value of the scanning counter SC matches the value of the end position register ER, the laser irradiation range 1-7 is turned off by the laser irradiation ON / OFF signal LASER, and the laser beam is turned off (step B12).
[0012]
When the irradiation range is narrowed down and the barcode is read, the process proceeds to step A11 in FIG. 4 and the normal reading counter RC is initialized. Then, the barcode image data read according to the current irradiation range is decoded (step A12), and it is checked whether the barcode image data is normally decoded (step A13). In this case, if garbage is read together with the barcode or part of another barcode is read at the same time, the decoding becomes impossible and the process returns to step A1, but it can be decoded normally. In this case, it is checked whether it is the first decoding (step A14). Since this is the case where the first decoding is performed, the reading operation is performed again by controlling the irradiation range (step A15). Even in this case, the subroutine of FIG. 5 is called. However, since it is not the case where the barcode block is recognized but the case where the decoding process is performed, the process proceeds to step B3 and the values of the start position register SR and the end position register ER are determined. Is finely adjusted based on the decoding result to narrow down the irradiation range. In other words, the values of the start position register SR and the end position register ER are set to match the start / end positions of the normally decoded area based on the recognition of the barcode block. Fine-tune the to further narrow the irradiation range. FIG. 6B shows this state, and the laser irradiation range is finely adjusted to a slightly wider size than the normally decoded region. Thereafter, the process proceeds to execution of Steps B4 to B12. While the value of the scanning counter SC is updated, when the value reaches the value of the start position register SR, the laser beam is turned on, and when the value of the end position register SR is reached, the laser is turned on. Turn off the beam.
Then, the process proceeds to step A16 in FIG. 4, the normal reading counter RC is updated, and the value is compared with the specified number of times to check whether it has been read normally for the specified number of times (step A17). The process returns to step A12 until the above-described operation is repeated.
[0013]
As described above, in this barcode reading apparatus, when the reading operation is performed with the laser irradiation range being maximized, the area where the barcode exists is recognized based on the reading result, and the laser is matched to the area. Since the irradiation range is adjusted, it is possible to irradiate only the portion where the barcode to be read exists. FIG. 8 shows a case where two barcodes are adjacent to each other within the maximum irradiation range. When laser scanning is performed in the maximum irradiation range, two barcodes A and B are read in one scan. In this embodiment, When the first barcode A is read, the irradiation range is set to an area where the barcode A exists, so the barcode B is not read. This makes it clear which barcode has been read, and does not read extra garbage or barcodes, thus preventing misreading and making it unnecessary to decode portions outside the area where barcodes exist. Therefore, the processing speed can be improved and the irradiation range is narrowed, resulting in a reduction in power consumption.
In addition, as a method for recognizing a region where a barcode exists, a method for analyzing whether or not there is a predetermined change in received reflected light, and a method for recognizing a region where a barcode exists based on the analysis result, There is a method of recognizing the area where the barcode exists based on whether or not the decoded result is a legitimate barcode when the read result is decoded. Can be adjusted. In other words, after roughly adjusting the laser irradiation range according to the barcode area recognized based on the change in reflected light, fine adjustment of the laser irradiation range according to the barcode area recognized based on the decoding result can do. Further, since the adjustment of the laser irradiation range is performed by controlling the laser irradiation ON / OFF signal LASER, the control can be performed easily and easily.
[0014]
In the above-described embodiment, the method for recognizing the barcode area based on the change in the reflected light and the method for recognizing the barcode area based on the decoding result are used in combination. May be. Further, although the laser beam is irradiated, a light emitting diode may be used as a light source. Further, the scanning direction is not limited to a single direction, and bi-directional scanning that performs left-right scanning may be used.
【The invention's effect】
According to the present invention, by controlling the light irradiation range according to the area where the barcode exists, it is possible to reliably irradiate only the part where the barcode to be read is actually present. It is possible to realize prevention, improvement of processing speed, power reduction, and the like.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing the overall configuration of a barcode reader.
FIG. 2 is a block diagram showing a configuration of a laser unit 1;
FIG. 3 is a diagram showing a configuration of a RAM 2-4;
FIG. 4 is a flowchart showing a barcode reading operation.
FIG. 5 is a flowchart detailing steps A10 and A15 (control of irradiation range) in FIG. 4;
FIG. 6A is a diagram for explaining a method for recognizing a barcode presence area according to a light reception state of reflected light, and FIG. 6B is a diagram for explaining a method for recognizing a barcode existence area based on a decoding result. Figure to do.
FIG. 7 is a diagram showing how a laser irradiation range is adjusted in accordance with a barcode presence area when the barcode presence area is recognized according to a reflected light reception state;
8A is a diagram showing a case where scanning is performed with the laser irradiation range being maximized, and FIG. 8B is a diagram showing a case where scanning is performed with the laser irradiation range being narrowed down.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Laser unit 1-2 Laser irradiation control apparatus 1-4 Scanning timing detection apparatus 1-7 Laser irradiation apparatus 1-8 Laser scanning mirror 2 Main body system 2-1 CPU
2-2 Storage device 2-3 Storage medium 2-4 RAM
RC Normal reading counter SC Scan counter BM Barcode memory SR Start position register ER End position register WM Work memory LASER Laser irradiation ON / OFF signal TIMING Laser irradiation timing signal

Claims (2)

バーコードを光照射すると共に、その反射光を受光してバーコード情報を読み取るバーコード読取装置において、
光照射範囲を最大にして読み取り動作を行った際に、受光した反射光に所定の変化があるか否かを解析すると共に、その解析結果に基づいてバーコードが存在する領域を認識する第1の認識手段と、
この第1の認識手段によって認識された領域に合わせて光照射範囲を大まかに調整する第1の調整手段と、
この第1の調整手段によって調整された大まかな光照射範囲で読み取り動作を行った際に、その読み取り結果をデコードすると共に、そのデコード結果が正規のバーコードであるか否かに基づいてバーコードが存在する領域を認識する第2の認識手段と、
この第2の認識手段によって認識された領域に合わせて光照射範囲を微調整する第2の調整手段と、
を具備したことを特徴とするバーコード読取装置。
In the barcode reader that reads the barcode information by irradiating the barcode and receiving the reflected light,
When the reading operation is performed with the light irradiation range being maximized, it is analyzed whether or not there is a predetermined change in the received reflected light, and a region where a barcode exists is recognized based on the analysis result. Means of recognizing
First adjusting means for roughly adjusting the light irradiation range according to the area recognized by the first recognizing means;
When the reading operation is performed in the rough light irradiation range adjusted by the first adjusting means, the reading result is decoded, and the barcode is determined based on whether or not the decoding result is a normal barcode. A second recognition means for recognizing a region where
Second adjusting means for finely adjusting the light irradiation range according to the area recognized by the second recognizing means;
A bar code reading apparatus comprising:
コンピュータによって読み取られるプログラムコードを有する記録媒体であって、
光照射範囲を最大にして読み取り動作を行った際に、受光した反射光に所定の変化があるか否かを解析すると共に、その解析結果に基づいてバーコードが存在する領域を認識する機能と、
この認識された領域に合わせて光照射範囲を大まかに調整する機能と、
この調整された大まかな光照射範囲で読み取り動作を行った際に、その読み取り結果をデコードすると共に、そのデコード結果が正規のバーコードであるか否かに基づいてバーコードが存在する領域を認識する機能と、
この認識された領域に合わせて光照射範囲を微調整する機能を実現するためのプログラムコードを有する記録媒体。
A recording medium having a program code read by a computer,
A function that analyzes whether or not there is a predetermined change in the received reflected light when performing a reading operation with the light irradiation range maximized, and recognizes the area where the barcode exists based on the analysis result ,
A function to roughly adjust the light irradiation range according to the recognized area;
When the reading operation is performed in this adjusted rough light irradiation range, the reading result is decoded and the area where the barcode exists is recognized based on whether or not the decoding result is a normal barcode. Function to
A recording medium having a program code for realizing a function of finely adjusting a light irradiation range according to the recognized area.
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