JP3710733B2 - ビール粕成形炭のリン溶出防止処理法、リン溶出防止処理されたビール粕成形炭、及び該ビール粕成形炭からなる水質浄化材 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビール粕成形炭のリン溶出防止処理法、リン溶出防止処理されたビール粕成形炭、及び該ビール粕成形炭からなる水質浄化材に関する。
【0002】
【従来の技術】
環境に配慮して、ビール工場のゼロエミッションを推進し、安定したビール生産を保証するためには、ビール粕の有効利用の多様化が望まれる。
その対策の一つとして、ビール粕を炭化し、各種吸着材、土壌処理材、水質処理材などに利用することが検討されており、例えば特開平8−9954号公報には、ビール粕炭化物を吸着剤や濾過剤に用いることも記載されているが、下記のようなビール粕成形炭を水質浄化材として利用することは知られていない。
ビール粕成形炭は、本出願人の出願に係る特開2000−33496号公報に記載されているように、ビール粕を脱水乾燥した後、棒状などの適当な形状に加熱圧縮して成形物を作成し、次いで該成形物を適当な温度(通常500℃以上)で焼成することにより得られる炭化物であって、特に600℃以上の高温で焼成した場合には、硬度及び精煉度が備長炭並みの粉の発生が少ない白炭を得ることもできる。
また、ビール粕成形炭は、通常の炭に比べて灰分量(特にP、Mg)や窒素量が多く、土壌改良材などに用いる場合は好ましい。
しかし、水に浸漬すると、約2重量%含有されるリンの一部が溶出し、環境庁の富栄養化基準に抵触する可能性が高いため、水質浄化材として用いる場合にはリンの溶出を防止する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、ビール粕成形炭のリン溶出防止処理法、リン溶出防止処理されたビール粕成形炭、及び該ビール粕成形炭からなる水質浄化材の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、次の1)〜7)の発明によって解決される。
1) ビール粕を脱水乾燥したのち加熱圧縮して成形物を作成し、次いで該成形物を焼成することにより得られる炭化物(ビール粕成形炭)のリン溶出防止処理方法であって、リンと反応して難水溶性物質を生成する物質を成形前に添加することを特徴とするビール粕成形炭のリン溶出防止処理方法。
2) 前記リンと反応して難溶解性物質を生成する物質がカルシウム化合物であり、難溶解性物質がリン酸カルシウムである1)記載のビール粕成形炭のリン溶出防止処理方法。
3) 前記カルシウム化合物が消石灰であり、該消石灰の添加量が、ビール粕成形炭重量に対し5重量%以上である2)記載のビール粕成形炭のリン溶出防止処理方法。
4) 請求項1〜3の何れかに記載のリン溶出防止処理方法により処理されたビール粕成形炭。
5) 成形炭を純水と混合して静置した場合の、24時間後のリンの溶出量が、成形炭1g当り0.005mg以下である4)記載のビール粕成形炭。
6) リン溶出防止処理により、リンをリン酸カルシウムの形態で含有する4)又は5)記載のビール粕成形炭。
7) 4)〜6)の何れかに記載のビール粕成形炭からなる水質浄化材。
【0005】
以下、上記本発明について詳しく説明する。
ビール工場から入手した機械脱水済みビール粕を乾燥し、加熱圧縮成形した後、低酸素雰囲気中で焼成してビール粕成形炭を作成した。焼成時の最終到達温度は600℃と800℃の2種類とし、それぞれサンプルを作成した。以後、600℃のものを低温炭、800℃のものを高温炭と呼ぶ。
また、ビール粕を事前に1N塩酸に浸漬させ、その後pHが中性付近に戻るまで水洗処理したサンプルを使用して、焼成時の最終到達温度800℃で炭化したビール粕成形炭も作成した。以後、このサンプルをリン除去炭と呼ぶ。
比較実験のため木炭水質浄化装置で採用されているマレーシア産木炭を入手した。
実験に用いた上記4種の炭の物性を表1に示す。
【0006】
【表1】
【0007】
上記4種の炭をそれぞれハンマーで粉砕後分級した。JIS標準篩(目の開き:19.0mm、ワイヤー径:3.15mm、東洋スクリーン工業社製)の篩下、JIS標準篩(目の開き:9.5mm、ワイヤー径:2.24mm、東洋スクリーン工業社製)の篩上に分離された径が約10〜20mmの粉砕炭を図1のフローシート中のカラム、具体的には図2のカラム(添付写真参照)に充填した。カラムの底部は円錐部となっており、底部から被処理原水(以下、原水という)を送入し、空気を円筒部と円錐部の接続箇所付近から水平方向に送気した。処理温度を均一にするため、カラムはジャケットを備えたものとし、ジャケット内には、恒温水循環装置(NCB−2100、東京理科器械社製)で常時25℃の水を循環させた。
この種のカラムにおいて、塔径に対する充填物の径の比が8以下では液の分散が悪くなると言われており、前述のように粉砕炭の径が約10〜20mmなので、カラムの直径を80mmとした。
カラムの総容積を3.8リットルに設計製作した上で、上記4種の炭を充填したところ、担体充填率は50%であった。
【0008】
滞留時間を8時間に調整するとして、原水流入量は4ml/minと計算した。原水流入量は当初4ml/minで開始したが、開始後92日目に8ml/minに、開始後127日目に16ml/minに、2度増加させて処理状況の経過を観察した。
通気量は、各カラムとも溢流部で溶存酸素が飽和状態となる100〜200ml/minに調整した。
上記4種の炭を用いたカラムの他に、通気効果だけで水質が浄化される効果を確認するため、炭を入れない対照カラムを用意した。
対照カラムにおいては、より低部のノズルから溢流させて滞留時間を調整したが、カラムの構造を統一した関係で、対照カラムの有効容積は2.0リットルとなり、滞留時間は他のカラムの場合よりも長い8.4となった(原水流入量4ml/minの場合)。
処理原水は霞ヶ浦から週に2回運搬した。全リンの測定には、全リン計(スミグラフModel P−1500、住化分析センター社製)を用いた。
以上のような条件で実験を行ったところ、リンの溶出量は、図3に示すような結果となった。図3の縦軸は処理水中の全リン濃度(mg/l)、横軸は通水日数である。
図3から分るように、低温炭、高温炭共に長期間に亘り高濃度のリンが溶出したが、リン除去炭では、低温炭や高温炭に比べて、初期段階で全リン濃度が半分以下となり、40日程度経過後にはほぼ原水に近い状態となった。
【0009】
上記の結果をみると、リン除去炭、即ち酸によるリンの除去は、一応の効果が認められるものの、環境対策の観点からは十分とは言えない。
また、本発明者らは、ビール粕成形炭のリン含有量の高さ(約2重量%)から抽出除去も困難と判断し、何らかの安全な物質を添加してリンを含有する難溶解性物質を生成させることにより、リンの溶出を抑える方法について検討した。
リンの化合物の中では、リン酸カルシウムが、水に対する溶解度が極めて低く、かつ安全性も高いことから、消石灰や炭酸カルシウムを添加してリン酸カルシウムを生成させる手段について詳しく検討した。
その結果、ビール粕成形炭の成形前の原料に消石灰や炭酸カルシウムなどのカルシウム化合物を添加すれば、リンが難水溶性のリン酸カルシウムとして固定化できることを確認した。
ビール粕成形炭に含まれるリンの絶対量から当量計算した消石灰の必要最小添加量(理論値)は7重量%程度である。
リンの溶出量を減らす方法としては、前述のように原料であるビール粕を塩酸などの酸に浸漬した後、水洗処理する方法もあり、操作を繰り返すことにより前記環境庁の基準をクリヤーできる可能性はあるが、製造コストなどの点からみて実用的とは言えず、本発明の固定化法の方が、操作性、対環境特性などにおいて遥かに優れている。
【0010】
【実施例】
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。
【0011】
実施例1
ビール工場から入手した機械脱水済みビール粕を乾燥した後、直径50mmの棒状に加熱圧縮して成形物を作成し、次いで、該成形物を低酸素雰囲気中で24時間以上焼成(最高到達温度800℃)することによりビール粕成形炭を得た。これとは別に、加熱圧縮工程直前に、消石灰(スーパー消石灰、協和株式会社製)を、2.5重量%、5重量%、10重量%、20重量%添加した点以外は、上記消石灰無添加の場合と全く同様にしてビール粕成形炭を作成した。
各成形炭5gを100mlの純水と混合し静置して、水中のリン濃度を全リン計(スミグラフModel P−1500、住化分析センター社製)を用いて測定した。結果を図4に示す。図4の横軸は、消石灰添加率(重量%)であり、縦軸は24時間後の成形炭1g当りのリンの溶出量(mg)である。
図4から分るように、消石灰5重量%の添加で、リンの溶出量は50分の1となり、10重量%ではリンの溶出が認められなかった。
従って、リンの溶出を零にするために必要な消石灰の最小添加量は5重量%と10重量%の間にあり、前述の当量計算による消石灰の必要最小添加量(理論値)の7重量%とよく整合している。
なお、リンの溶出防止の観点からは、特に消石灰の添加量に上限はないが、実質上10重量%程度で十分である。
図5に、上記ビール粕成形炭のX線回折分析の結果を示す。図5(a)は消石灰無添加のもの、図5(b)は消石灰を2.5重量%添加したもののチャートである。図5(a)、(b)から、消石灰添加成形炭中にリン酸カルシウムが生成していることが確認された。
【0012】
実施例2
実施例1における消石灰に代えて炭酸カルシウムを用いた点以外は、実施例1の場合と同様にしてビール粕成形炭を作成し、リンの溶出量を測定したところ、実施例1とほぼ同様の結果が得られた。
【0013】
【発明の効果】
本発明によれば、ビール粕成形炭の簡便なリン溶出防止処理法、市販の水質浄化装置用木炭とほぼ同等の浄化能力を有し、環境基準を満足するリン溶出防止処理されたビール粕成形炭、及び該ビール粕成形炭からなる水質浄化材を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実験用浄水装置のフローシート図。
【図2】図1の装置に用いたカラムの具体例を示す図(添付写真参照)。
【図3】低温炭、高温炭、リン除去炭、マレーシア産木炭を用いた場合の、処理水中の全リン濃度の測定結果を示す図。
【図4】消石灰を添加したビール粕成形炭を用いた場合の、処理水中の全リン濃度と、消石灰の添加量との関係に関する測定結果を示す図。
【図5】ビール粕成形炭のX線回折分析の結果を示す図。(a) 消石灰を添加しないビール粕成形炭。
(b) 消石灰を添加したビール粕成形炭。
Claims (7)
- ビール粕を脱水乾燥したのち加熱圧縮して成形物を作成し、次いで該成形物を焼成することにより得られる炭化物(ビール粕成形炭)のリン溶出防止処理方法であって、リンと反応して難水溶性物質を生成する物質を成形前に添加することを特徴とするビール粕成形炭のリン溶出防止処理方法。
- 前記リンと反応して難溶解性物質を生成する物質がカルシウム化合物であり、難溶解性物質がリン酸カルシウムである請求項1記載のビール粕成形炭のリン溶出防止処理方法。
- 前記カルシウム化合物が消石灰であり、該消石灰の添加量が、ビール粕成形炭重量に対し5重量%以上である請求項2記載のビール粕成形炭のリン溶出防止処理方法。
- 請求項1〜3の何れかに記載のリン溶出防止処理方法により処理されたビール粕成形炭。
- 成形炭を純水と混合して静置した場合の、24時間後のリンの溶出量が、成形炭1g当り0.005mg以下である請求項4記載のビール粕成形炭。
- リン溶出防止処理により、リンをリン酸カルシウムの形態で含有する請求項4又は5記載のビール粕成形炭。
- 請求項4〜6の何れかに記載のビール粕成形炭からなる水質浄化材。
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