JP3710306B2 - 印刷装置、および印刷装置の制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真プロセスによる画像形成手段を有する印刷装置、および印刷装置の制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、レーザビームプリンタを中心とするページプリンタが急速に発展してきた。さらに最近では、カラー画像出力が可能であるページプリンタも多数提案され、製品化されている。
【0003】
カラーレーザビームプリンタは、4色のトナー各色を周知の電子写真プロセスによって重ね合わせることによってフルカラー画像を形成するが、そのプロセスの方式は種々提案されている。
【0004】
たとえば、感光ドラムの潜像をトナー像に形成し、そのトナー像をいったん中間転写体に転写し、中間転写体に4色のトナー像を重ね合わせた後に、用紙に4色分のトナー像を一度に転写し、定着させて画像形成を行なう中間転写方式が知られている。
【0005】
この中間転写方式は、図11に示すように、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック:以下Bkとも記す)の4色のトナー像1001〜1004を感光ドラム上に形成し、これを中間転写体1100に転写して重ね合せた上、中間転写体1100から用紙1200に転写するものである。通常、感光ドラムおよび中間転写体には円筒状のものが用いられるが、図11および後述の図12ではこれらの画像形成面を展開した状態で示している。
【0006】
このような中間転写方式は、感光ドラムと中間転写体の位置関係が物理的に固定されているため、中間転写体を用いず用紙に1色づつ転写する方式に比べて4色の色ずれを防止しやすいという長所を備えている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、中間転写方式の画像形成方法には、対応する最大用紙サイズ大の中間転写体が必要であり、それよりも小さい用紙では印字のスループットが低下する、という問題があった。
【0008】
すなわち、図12に示すように、プリンタがサポートする最大用紙サイズがx×yであるとすると、中間転写体のサイズもこのx×yの大きさを有していなければならない。図12の左側は、中間転写体1100から最大用紙サイズを有する用紙1200に画像を転写した時の様子を示しているが、図12右側に示すように用紙1200がその半分のx×y/2のサイズであった場合には中間転写体1100の半分を用いて1ページの印刷が行なわれる。
【0009】
したがって、最大用紙サイズよりも小さい用紙では1ページ単位で画像形成を行なう場合は、どのようなサイズの印字であっても毎分の印字最大枚数を最大用紙サイズより大きくすることはできない、という問題があった。
【0010】
本発明は上記問題を解決し、電子写真プロセスによる印刷方式において、最大用紙サイズよりも小さい用紙への印刷処理のスループットを向上することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明においては、トナー像を保持する転写体を有し、単一ページのトナー像を前記転写体に形成し、前記単一ページのトナー像を単一の記録媒体へ転写し画像形成する第1の画像形成モードと、複数ページのトナー像を前記転写体に形成し、前記複数ページのトナー像を複数の記録媒体へ転写し画像を形成する第2の画像形成モードを備え、前記第1の画像形成モードと前記第2の画像形成モードのいずれかを用いて画像形成を行なう画像形成手段を有する印刷装置、および印刷装置の制御方法において、外部装置から印刷データを受信し、前記印刷データを解析してページ単位の画像データと画像形成条件情報に変換し、第1ページの画像データにかかる第1の前記画像形成条件情報と前記第1のページに引き続き形成すべき第2ページの画像データにかかる第2の前記画像形成条件情報とが一致しない場合は前記第1ページの画像形成を前記第1の画像形成モードで行なわせたのに引き続いて前記第2ページの画像形成を行なわせ、前記第1の前記画像形成条件情報と前記第2の前記画像形成条件情報とが一致する場合は前記第1ページ及び前記第2ページの画像形成を前記第2の画像形成モードで行なわせる構成を採用した。
前記画像形成条件情報の同一性の判断は、たとえば、前記蓄積手段に蓄積された連続して形成することが可能な2ページ以上の画像データの印刷に用いられる給紙手段、片面/両面印刷における搬送モード、カラーモード、排紙手段、画像サイズ、画像形成プロセスの制御パラメータ、トナー濃度、あるいは解像度が同一かどうかを判断することにより行なう。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施形態に基づき本発明を詳細に説明する。
【0015】
図1に本実施形態のカラーレーザプリンタを含んだシステムの構成を示す。図1において、101はホストコンピュータなどの外部機器、102は本実施例を適用したカラーレーザビームプリンタである。
【0016】
カラーレーザビームプリンタ102は、Y、M、C、Bkの各4色のドットデータ毎に実際に感光ドラムに潜像を形成することによって、用紙にY、M、C、Bkの4色を重ね合わせ、熱定着させることによって印字を行なうエンジン部103を有する。エンジン部103のハードウェアの構造については後述する。
【0017】
エンジン部103の印刷動作は、外部機器101から送られるコードデータ、画像データ(RGB,YMCK)を受け、このデータに基づいてY,M,C,Bk各色のドットデータからなるページ情報を生成し、エンジン部103に対して順次ドットデータを送信するコントローラ部104により制御される。
【0018】
また、図1のカラーレーザビームプリンタ102は、表示器、操作キーなどから構成されたパネル部105aを有し、オペレータ(使用者)はパネル部105aを操作することによって、カラーレーザビームプリンタ102の動作を指定することができるようになっている。
【0019】
コントローラ部104とエンジン部103は、所定のビデオインターフェイスによって接続されており、情報の交換は8ビット単位のコマンド/ステータスのシリアル通信によって行なう。また、外部機器101とカラーレーザビームプリンタ102の間の通信は、双方向パラレルポートや、シリアルポート、あるいはイーサネットなどのネットワークインターフェースを介して行なわれる。
【0020】
図2は本実施形態のカラーレーザビームプリンタのエンジン部103の構成を示している。
【0021】
図2において、符号201は記録媒体である用紙、202は用紙201を保持する用紙カセットである。203はカセット給紙クラッチであり、用紙カセット202上に載置された用紙201の最上位の用紙1枚のみを分離し、不図示の駆動手段によって分離した用紙の先端部を給紙ローラ204の位置まで搬送させるカムで、給紙の度に間欠的に回転し、1回転に対応して1枚の用紙を給紙する。
【0022】
給紙ローラ204は、用紙が給紙クラッチ203によって搬送されてくると、用紙201を軽く挿圧しながら回転し、用紙201を搬送する。符号222aは用紙台、221aは手差し給紙クラッチで、用紙カセット202からの給紙だけでなく、給紙台222aから1枚ずつ手差しで給紙し、印刷できるようになっている。
【0023】
符号209は感光ドラム、208は感光ドラムを含むドラムカートリッジである。210はBk:ブラックトナー現像器、211はY:イエロートナー現像器、212はM:マゼンタトナー現像器、213はC:シアントナー現像器、214はYMC現像器支持部で、ブラックトナー現像器210および現像器支持部214は感光ドラム209に接して配置され、不図示の駆動手段により回転され上記の各色のいずれかのトナーの現像器を感光ドラム209に面した現像位置に移動できるようになっている。
【0024】
符号216はレーザドライバを含むスキャナユニットであり、レーザドライバ215は、プリンタコントローラ104から送出されるドットデータに応じて不図示の半導体レーザをON/OFFしながら感光ドラム209上に結像し、主走査方向に走査して主走査ライン上に潜像を形成する。
【0025】
符号205は中間転写ドラムである。中間転写ドラム205は印字中に所定の速度で回転する。中間転写ドラム205同様の帯電体から構成され、不図示の転写帯電器などにより感光ドラム208上に形成されたトナー像が転写され、カラー印刷の場合は、中間転写ドラム205上において各色のトナー像が合成される。
【0026】
すなわち、感光ドラム209をレーザにより感光させることにより行なわれる潜像形成と並行して、現像器210、211、212、213の内の所定の色トナーの現像器によって各色のトナー像として顕像化され、さらに並行して回転する中間転写ドラムに転写され、中間転写ドラム上には1ページ大のトナー像が形成される。モノカラー(単色)モードの場合は、中間転写ドラムに一色分の1ページトナー像(以下この1ページのトナー像をプレーンとも称する)が形成される。フルカラーモードでは、中間転写ドラムに現像器210、211、212、213の4プレーンが重ねられて形成される。
【0027】
符号214は2次転写ローラであり、用紙201が中間転写ドラム205と2次転写ローラ214の間に入った状態で加電荷され、中間転写ドラム205上のトナー像を間に入った用紙201上に転写(2次転写)させる。
【0028】
符号215aは用紙201上のトナー像を加熱して定着させるための定着ヒータ、216a、216bは定着ローラである。用紙201は2次転写を受けるとさらに搬送され、定着ローラ216a、216bによってトナー像が加熱定着され、搬送ローラ217、218、219を経て排紙トレイ220に排紙される。
【0029】
本実施形態のカラーレーザビームプリンタ102では、潜像形成、転写のプロセスをイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順番に行なう。イエロートナー現像器211、マゼンタトナー現像器212、シアントナー現像器213、及びブラックトナー現像器210は各々カセット形式の筐体になっており、本体から着脱が可能である。そのためこれらの各現像器ユニットは、211をYカートリッジ、212をMカートリッジ、213をCカートリッジ、210をKカートリッジともいう。
【0030】
符号221は、反転再給紙ユニットであり、搬送ローラ222、223、224を有する。この反転再給紙ユニット221は、主として両面印刷などにおいて片面に印刷の行なわれた用紙を反転して再度印刷エンジンに供給するためのものである。エンジン部103は、定着終了した用紙201の搬送先として、排紙トレイ220と反転再給紙ユニット221を選択することが可能であり、この指定はコントローラ部104から前記のシリアル通信によって行なわれる。反転再給紙ユニット221への給紙が指定されると、用紙201は、反転再給紙ユニット221に入り、搬送ローラ222の方向へ一旦搬送される。そして、エンジン部103は、不図示のセンサにより用紙後端を検知すると、搬送ローラ222の回転を逆転させ、搬送ローラ223、224へと用紙201を搬送させる。このように給紙口として、反転再給紙ユニット221を指定すると、搬送ローラ204へ用紙面が反転された状態で再給紙されるため、上記の印刷プロセスを経て両面印刷を行なうことができる。
【0031】
上記のように、本実施形態のエンジン部103は、中間転写ドラム205に1ページ分のトナー像を形成することによってフルカラー印字、およびモノカラー印字を行なうことができる。
【0032】
従来例の項でも述べたように、本実施形態においても中間転写ドラム205の外周長として、印刷可能な最大用紙サイズの長辺以上の長さが確保されている。
【0033】
そして本実施形態では、用紙の搬送間隔を詰めて印刷処理のスループットを向上するため、最大用紙長の2分の1以下の用紙長の用紙では、中間転写ドラム205に2ページ分のトナー像を形成し、2枚の用紙を連続給紙することによって2ページ分を連続印刷するモードを設ける。以下では、上述の2ページ分の連続印刷を2ページ形成モードと称し、通常の印刷を1ページ形成モード(または通常印字モード)と称するものとする。印刷エンジンがサポートする用紙サイズは任意であるが、本実施形態では、最大用紙サイズはA4サイズ横送りの2倍(A3相当サイズ)以上の大きさとし、中間転写ドラム205もこれに対応するサイズを有するものとする。A4横送り時は2ページのA4用紙に対して連続印字が可能であるものとする。
【0034】
図3、図4は本実施形態のカラーレーザビームプリンタのプリンタエンジン部103とコントローラ部104との印刷プロトコルをインターフェイス信号のタイミングチャートによって示している。
【0035】
図3、図4において、PRNTはコントローラ部104が印刷開始を要求する信号、TOPはエンジン部103がコントローラ部104に対して画像データ(ビデオ信号)を要求するタイミング信号、VDOは画像データであり、不図示のクロック信号に同期してコントローラ部104から1ページ分送出される。エンジン部103は、PRNT信号のTRUEを検出すると印字動作を開始し、コントローラ部104に対してTOP信号を所定期間TRUEにする。コントローラ部104はTOP信号のTRUEを検出するとそれに同期してVDO信号を1ページ分送出する。エンジン部103はVDO信号に従って画像形成を行なう。
【0036】
また、図3は、モノカラーモードのタイミングチャートを、図4は、フルカラーモードのタイミングチャートを示している。
【0037】
図3において、エンジン部103は、1ページ形成モードでは、コントローラ部104のPRNT信号に対して、1回のTOP信号を発行する。2ページ形成モードでは、コントローラ部104のPRNT信号に対して、2回のTOP信号を発行する。コントローラ部104は、2ページ分の印刷準備が整った後に、PRNT信号をTRUEにし、エンジン部103からの初めのTOP信号に同期して、1ページ目の画像データを、次のTOP信号に同期して2ページ目の画像データを送出する。
【0038】
図4において、エンジン部103は、1ページ形成モードでは、コントローラ部104のPRNT信号に対して、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色分のTOP信号を発行する。2ページ形成モードでは、コントローラ部104のPRNT信号に対して、Y1(イエローの1ページ目)、Y2(イエローの2ページ目)、M1,M2,C1,C2,K1,K2の合計8回のTOP信号を発行する。コントローラ部104は、2ページ分の印刷準備が整った後に、PRNT信号をTRUEにし、エンジン部103からの初めのTOP信号に同期して、1ページ目のイエロー画像データを、次のTOP信号に同期して2ページ目のイエロー画像データ、同様にして1ページ目のマゼンタ、2ページ目のマゼンタ、1ページ目のシアン、2ページ目のシアン、1ページ目のブラック、2ページ目のブラックを送出する。
【0039】
1ページ形成モードと2ページ形成モードを変更する指示は、コントローラ部104からエンジン部103にシリアル通信を介して送られる。
【0040】
図5は、本実施形態の2ページ形成モードのスループット向上効果を示している。図5においてTOPは、図3、4で説明したトップ信号である。図5において、左側は2ページ形成モードを、中央および右側は1ページ形成モードを示しており、特に右側は最大用紙サイズの用紙を搬送する時の様子を示している。そして、符号T1は2ページ形成モード(図5左側)の画像形成間隔を、T2は1ページモード(図5中央および右側)の画像形成間隔を示している。
【0041】
図示のように、1ページ形成モードにおいては、A4横送り、および最大用紙サイズの双方において、TOP信号の発行タイミングは同一のT2となる。従って最大スループットを毎分の印刷枚数で表現すると、最大サイズにおいても最小サイズにおいても同じになる。これが従来例の項において示した問題である。
【0042】
一方、本実施形態の2ページ形成モードを用いると、図5左側のようにTOP信号の発行間隔はT2の半分のT1となり毎分の印刷枚数は倍になる。
【0043】
このように、2ページ形成モードは、中間転写ドラム205を用いる印刷プロセスにおいてスループットを向上するために極めて有効であるが、連続した印字プロセスにおいて画像形成するため、例えば2ページの間でシリアル通信を行なってコントローラ部104からの指定を印刷に反映させることが極めて困難である。また、このような設定が印字プロセスのパラメータなどに及ぶ場合、プロセス、メカ構造、時間の制約からさらに困難となる。たとえば、2ページ形成モードにおいて、形成される2ページの画像形成条件が全く異なっている場合には、これを2ページそれぞれに反映するのは非常に難しい。
【0044】
したがって、本実施形態では、印刷サイズが2ページ形成モード可能なサイズであっても連続する2ページの画像形成条件が異なっているなどして2ページ形成モードが適さない場合は、2ページ形成モードを実行しないような制御をコントローラ部104において行なう。
【0045】
図6に、本実施形態のコントローラ部103のブロック図を示す。
【0046】
図6において、符号301はパネル部105aとのデータ通信によって、操作者からの諸設定、指示をパネル部105aから受けとるパネルインターフェイス部、302は、ホストコンピュータなどの外部機器101との信号の入出力部であるホストインターフェイス部である。ホストインターフェイス部302は、前述のように双方向パラレルポートや、シリアルポート、あるいはイーサネットなどのネットワークインターフェースから構成される。
【0047】
符号306は、プリンタエンジン部105との信号の入出力部であるエンジンインターフェイス部であり、不図示の出力バッファレジスタからデータ信号送出を行なうとともにプリンタエンジン105との通信制御を行なう。
【0048】
符号303は、外部機器101より送られる制御コードデータに基づいて実際の印字のためのビットマップデータを発生する画像データ発生部であり、305は、画像データを格納する画像メモリ、309は、プリンタコントローラ部103全体の制御を司るCPU,304は、CPU309の制御コードを格納するROMであり、307は、CPUの使用する一時記憶用RAMである。310は、不揮発性のメモリ手段であるEEPROMである。308は、DMA制御部であり、CPU309からの指示により画像メモリ内のビットマップデータを、エンジンインターフェイス部306に転送する。
【0049】
311は、アドレスバス及びデータバスを持つシステムバスである。パネルインターフェイス部301、ホストインターフェイス部302、画像データ発生部303,ROM304、画像メモリ305、エンジンインターフェイス部306、RAM307、DMA制御部308、CPU309及びEEPROM310は、各々システムバス311に接続され、システムバス311上にある全ての機能部にアクセス可能である。
【0050】
CPU309を制御する制御コードは、不図示のシステムクロックによって、タスクなどと称されるロードモジュール単位に時分割制御するOSと、機能単位に動作する複数のロードモジュール(タスク)によって構成されるものとする。
【0051】
図7は、本実施形態に関わるデータフローを示す図である。図中の解析展開タスク701、ページ操作タスク702、エンジン監視タスク703は、上記の通りCPU309を実行の主体とするタスクであり、論理的に並行動作するものとする。
【0052】
図7において、解析展開タスク701は、ホストインターフェース302を介して1ブロックのデータを受け取ると、フォント展開などを行なってページ単位のイメージデータであるページデータ(n,n+1…)を生成する。このページデータ(n,n+1…)は、ページキュー704に投入される。このページキュー704は、画像メモリ305およびRAM307の制御データ領域を用いて循環バッファなどとして実装されており、ページ操作タスク702により管理され、1ページ形成モード、あるいは2ページ形成モードに応じて、そのビットデータ部分がエンジン監視タスク703の制御を介してエンジンインターフェース306に引き渡され、プリンタエンジン部105で印刷される。図7の各タスクの処理については、後に詳述する。
【0053】
ページデータは、より詳細には以下に示すようなデータ構造により管理される。
【0054】
図8は、図7中のページデータを管理するためのページテーブル802の構造を示している。このページテーブル802は、CPU309において、各ページを論理的に認識するためのテーブルであり、実体はRAM307中の不図示の制御情報格納領域に連続領域として割り当てられ、不図示のページ管理機能部によって獲得、解放を管理される。
【0055】
ページテーブル802は、その先頭のフィールドであるページ番号803により識別される。このページ番号803はジョブ中のページ番号とは無関係でよく、個々のページテーブルを一意に識別できる番号で内部的に使用される。
【0056】
ページテーブル802中のラスタポインタ804は、前記画像メモリ305中の1ページ分のラスタ領域820の先頭ポインタであり、CPU309は電源投入の初期化時に、前記画像メモリ305中の不図示の該当領域をページ毎に分割してここにリンクする。
【0057】
状態フラグ805は、当該ページの印刷処理状態を示すフラグを格納する領域であり、図8下部に示すように解放フラグ805a、排紙終了フラグ805b、印刷開始フラグ805c、展開終了フラグ805dがある。
【0058】
また、ページテーブル802中のページ形成モード806は、当該ページの画像形成モードを示すフラグで、その取り得る値としては「1ページ形成モード」、「2ページ形成モードの1ページ目」、「2ページ形成モードの2ページ目」、の3つの状態がある。
【0059】
さらに、ページテーブル802は以下に示すような種々の制御パラメータ(フラグ)を格納するためのフィールド(807〜)を有する。
【0060】
搬送モード807の値としては、「両面印刷モード」(再給紙ユニット221を用いる)/「片面印刷モード」がある。
【0061】
カラーモード808の値としては、「モノカラーモード」/「フルカラーモード」がある。
【0062】
排紙モード809の値としては、「排紙トレイ220への排紙」/「その他不図示の排紙トレイ」がある。
【0063】
給紙モード810の値としては、「用紙カセット202からの給紙」/「給紙台222からの給紙」/「用紙サイズに合致する給紙口を選択する」がある。
【0064】
用紙サイズ811の値としては、形成画像のサイズを格納する。定型サイズ(A3,B4など)と非定型サイズを含む。
【0065】
印刷モード812の値としては、エンジン部103においてメデイア種に対応して転写電圧や定着工程での搬送速度などの制御パラメータを最適化して印刷するモードであって、「厚紙モード」「OHPモード」などがある。
【0066】
トナー濃度813の値としては、エンジン部103においてトナー像の濃度に影響を与える値であって、低い場合は省トナー効果がある。
【0067】
解像度814は、画像の解像度を示すものであり、エンジン部103とコントローラ部104の双方で認識している数値が同一である必要がある。
【0068】
本実施形態のエンジン部103は、2ページ形成モード時の1ページ目と2ページ目の間では、図8に示したフラグ(制御パラメータ)により決定される画像形成条件のうち、少なくとも搬送モード(反転再給紙するか否か)807、給紙モード(給紙口の選択)810、カラーモード808、排紙モード809、用紙サイズ811、印刷モード812、トナー濃度813、解像度814、の各パラメータ指定(変更)を行なうことはできない。
【0069】
以下に、図7のデータフローを説明する。外部機器101から入力される印字データ(制御コード、PDLなど)は、ホストインターフェイス部302に所定のブロック単位に格納される。解析展開タスク701は、ホストI/F部302にデータを検出すると、ページテーブルを獲得する。そして前記1ブロック単位にデータを解析し、画像形成情報(PDLの図形描画命令、文字コードなど)に関しては画像データ発生部303(図4には不図示)を用いて、あるいはCPU309自身でイメージ展開を行ない、ページテーブルの「ラスタポインタ」で示される領域に格納する。また、プリンタに対しての制御情報(コピー枚数、給紙選択など)に関しては、ページテーブルに格納する。1ページ分のデータを解析展開終了した後に、「展開終了」をTRUEにして、FIFO構造のページキューにエンキュー(キューに格納)する。
【0070】
ページ操作タスク702は、前記ページキュー中の全てのページの「状態フラグ」を同時監視し、状態に応じて搬送手順を変更して印刷を行なう。「排紙終了フラグ」がTRUEとなったページテーブルはページキューからデキュー(除去)され、前記ページ管理機能部に戻される。
【0071】
エンジン監視タスク703は、エンジンI/F部306を介してプリンタエンジン部105と所定の周期で通信を行ない、ページの状態が変化する要因が発生すると、前記「状態フラグ」を更新する。
【0072】
図9は、本実施形態のページ操作タスク702の流れを示したフローチャートである。図示の手順は、CPU309により実行される。
【0073】
ページ操作タスクは、電源ON時に起床されると(ステップS1)、ページキューを所定の周期で監視する。ページキューに「展開終了フラグ=ON」かつ「印刷開始フラグ=OFF」の状態のページNの存在を検知すると(ステップS2)、次ページであるページMの存在と展開終了フラグを判断する(ステップS3)。ページMが存在し、ページNとページMの2ページ形成モードの可能性を認識すると、ページNとページMの各種制御情報の設定状態(画像形成条件)を比較する。すなわち、印刷を開始できるページNとページMの各種制御情報の設定状態が同一であるかどうかを調べる。具体的には、以下のようにして、図8に示した各フラグの状態を比較することにより行なう。
【0074】
まず、始めに給紙口810が同一であるか(ステップS4)、次にカラーモード808が同一であるか(ステップS5)、次に搬送モード807が同一であるか(ステップS6)、次に排紙モード809が同一であるか(ステップS7)を調べる。
【0075】
次に用紙サイズ811が同一であるかどうかを調べる(ステップS8)。このステップS8では、ページNとページMのサイズが最大用紙サイズの1/2以下であるかを確認する(ただし、これはステップS3の直後などに別のステップを設けて確認するようにしてもよい)。
【0076】
さらに、「厚紙モード」「OHPモード」などの印刷モード812が同一であるか(ステップS9)、次にトナー濃度813が同一であるか(ステップS10)、次に解像度814が同一であるか(ステップS11)を比較し、全て同一である場合に、ページNとページMを2ページ形成モードにより印刷させるための印刷ルーチンを実行する(ステップS13)。
【0077】
またステップS4,S5,S6,S7,S8,S9,S10,S11での比較の結果、ページNとページMの各種制御情報の設定状態が異なると判断された場合は、ページNを1ページ形成モードで印刷させる印刷ルーチンを実行する(ステップS12)。
【0078】
図10は印刷実行ルーチンの制御フローチャートである。印字実行ルーチンは、起動すると(ステップS11)、ページ形成モードをエンジン部103に通知し(ステップS12)、PRNT信号をTRUEにし(ステップS13)、TOP信号がTRUEになるまでウェイトする(ステップS14)。TOP信号のTRUEを検知すると、DMA制御部308とエンジンインターフェイス部306を起動して、画像転送を開始させ(ステップS15)終了する(ステップS16)。このようにして、図3(モノカラー印刷)および図4(カラー印刷)に示した信号シーケンスにより、1ページ形成モード、または2ページ形成モードにより印刷が行なわれる。
【0079】
以上では、連続する2ページの画像サイズが最大用紙サイズの1/2(以下)である場合に、トナー像を用紙へ転写する前に中間転写ドラム205上に複数ページのトナー像を形成する制御例を示したが、中間転写ドラム205上に形成するページの数は2に限定されず、よりページサイズが小さければより多数のページを中間転写ドラム205上に形成することができる。
【0080】
以上のようにして、本実施形態によれば、連続する複数ページの画像サイズが最大用紙サイズの1/2以下である場合に、トナー像を用紙へ転写する前に中間転写ドラム205上に複数ページのトナー像を形成することにより、印刷処理のスループットを最大限に引き出し、また中間転写を行なうことにより色ずれの無い高品位な印刷出力を得ることができる。
【0081】
しかも、本実施形態によれば、連続する複数ページの画像サイズが最大用紙サイズの1/2以下であり、かつそれらのページの画像形成条件が同一である場合にのみ、複数のページを中間転写ドラム205に形成する、つまり、画像形成条件が同一かどうかに応じて2ページ形成モードの可不可判断を行なうようにしているので、エンジン部103は2ページ形成モードを行なうかどうかの判断を行なう必要が無くなり簡単安価に装置および制御ソフトウェアを構成することができ、また、ホストコンピュータなどの外部機器101から指定された通りの画像形成条件で正確な画像形成を行なうことができる。
【0082】
特に、上記実施形態では、搬送モード(反転再給紙するか否か)807、給紙モード(給紙口の選択)810、カラーモード808、排紙モード809、用紙サイズ811、印刷モード812、トナー濃度813、解像度814、の各パラメータ指定(変更)により示される画像形成条件が連続する複数ページにおいて、一致していることを条件として複数のページを中間転写ドラム205に形成するか否かを決定するようにしているので、上記の各画像形成条件が一致する場合にのみ2ページ形成モードを用いるようにでき、たとえば連続するページでこれらの条件が異なっているような場合においては、1ページ形成モードが用いられるため、無用のエラーを発生することなく、ホストコンピュータなどの外部機器101から指定された通りの画像形成条件を正確に再現することができ、高品位の画像形成を行なうことができる。
【0083】
なお、本発明は、トナー像を用紙へ転写する前に複数ページのトナー像を形成する電子写真方式の印刷装置において有効であり、モノカラーのレーザビームプリンタにおいても、中間転写体を用いる方式の画像形成装置であれば画像形成方式に限定されることなく実施することができる。
【0084】
本発明の制御手順は、印刷装置の制御装置(CPUなど)のプログラムとして、コンピュータ読み取り可能な任意の記憶媒体に格納して印刷装置に供給することができる。
【0088】
【発明の効果】
以上の構成によれば、トナー像を保持する転写体を有し、単一ページのトナー像を前記転写体に形成し、前記単一ページのトナー像を単一の記録媒体へ転写し画像形成する第1の画像形成モードと、複数ページのトナー像を前記転写体に形成し、前記複数ページのトナー像を複数の記録媒体へ転写し画像を形成する第2の画像形成モードを備え、前記第1の画像形成モードと前記第2の画像形成モードのいずれかを用いて画像形成を行なう画像形成手段を有する印刷装置、および印刷装置の制御方法において、外部装置から印刷データを受信し、前記印刷データを解析してページ単位の画像データと画像形成条件情報に変換し、第1ページの画像データにかかる第1の前記画像形成条件情報と前記第1のページに引き続き形成すべき第2ページの画像データにかかる第2の前記画像形成条件情報とが一致しない場合は前記第1ページの画像形成を前記第1の画像形成モードで行なわせたのに引き続いて前記第2ページの画像形成を行なわせ、前記第1の前記画像形成条件情報と前記第2の前記画像形成条件情報とが一致する場合は前記第1ページ及び前記第2ページの画像形成を前記第2の画像形成モードで行なわせる構成を採用することにより、無用のエラーを発生することなく、外部機器から指定された通りの画像形成条件を正確に再現することができ、印刷処理のスループットを最大限に引き出し、高品位の画像形成を行なうことができ、印刷装置の印刷出力の品位と処理スピードを両立させることができる、という優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を採用したレーザビームプリンタを含むシステム全体の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明を採用したレーザビームプリンタのプリンタエンジンの構成を示す説明図である。
【図3】本発明を採用したレーザビームプリンタのプリンタエンジンとコントローラのモノカラー印刷における信号インターフェイスを示した説明図である。
【図4】本発明を採用したレーザビームプリンタのプリンタエンジンとコントローラのカラー印刷における信号インターフェイスを示した説明図である。
【図5】本発明を採用したレーザビームプリンタの効果を示した説明図である。
【図6】本発明を採用したレーザビームプリンタのコントローラの制御回路の構成を示したブロック図である。
【図7】本発明を採用したレーザビームプリンタにおけるデータフローを示した説明図である。
【図8】本発明を採用したレーザビームプリンタにおけるページデータを管理するためのデータ構造を示した説明図である。
【図9】本発明を採用したレーザビームプリンタにおける印刷制御手順の流れを示したフローチャート図である。
【図10】本発明を採用したレーザビームプリンタにおける印刷制御手順の流れを示したフローチャート図である。
【図11】中間転写体を用いた印刷方式の概略を示した説明図である。
【図12】中間転写体を用いた印刷方式の問題点を示した説明図である。
【符号の説明】
101 外部機器
103 エンジン部
104 コントローラ部
105a パネル部
201 用紙
202 用紙カセット
204 給紙ローラ
205 中間転写ドラム
209 感光ドラム
210 ブラックトナー現像器
216a、216b 定着ローラ
221 反転再給紙ユニット
306 エンジンインターフェース
701 解析展開タスク
702 ページ操作タスク
703 エンジン監視タスク
704 ページキュー
802 ページテーブル
803 ページ番号
804 ラスタポインタ
805a 解放フラグ
805b 排紙終了フラグ
805c 印字開始フラグ
805d 展開終了フラグ
Claims (6)
- トナー像を保持する転写体を有し、単一ページのトナー像を前記転写体に形成し、前記単一ページのトナー像を単一の記録媒体へ転写し画像形成する第1の画像形成モードと、複数ページのトナー像を前記転写体に形成し、前記複数ページのトナー像を複数の記録媒体へ転写し画像を形成する第2の画像形成モードを備え、前記第1の画像形成モードと前記第2の画像形成モードのいずれかを用いて画像形成を行なう画像形成手段を有する印刷装置において、
外部装置から印刷データを受信する受信手段と、
前記印刷データを解析してページ単位の画像データと画像形成条件情報に変換する変換手段と、
第1ページの画像データにかかる第1の前記画像形成条件情報と前記第1のページに引き続き形成すべき第2ページの画像データにかかる第2の前記画像形成条件情報とが一致しない場合は前記第1ページの画像形成を前記第1の画像形成モードで行なわせたのに引き続いて前記第2ページの画像形成を行なわせ、前記第1の前記画像形成条件情報と前記第2の前記画像形成条件情報とが一致する場合は前記第1ページ及び前記第2ページの画像形成を前記第2の画像形成モードで行なわせる制御手段を有することを特徴とする印刷装置。 - 前記画像形成手段は色毎に形成されたトナー像を前記転写体に重ねて保持し、記録媒体へ一括転写することによってフルカラー画像を形成するフルカラーモードと、単一色のトナー像を前記転写体に重ねて保持し、記録媒体へ一括転写することによって単一色の画像を形成するモノカラーモードのいずれかのカラーモードを用いて印刷する機能を有し、前記画像形成条件情報を介して前記カラーモードを指定可能であるとともに、
前記制御手段は、前記第1ページおよび前記第2ページに異なる前記カラーモードが指定された場合は前記第1ページの画像形成を前記第1の画像形成モードで行なわせたのに引き続いて前記第2ページの画像形成を行なわせ、前記第1ページおよび前記第2ページに同一の前記カラーモードが指定された場合は前記第1ページ及び前記第2ページの画像形成を前記第2の画像形成モードで行なわせることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。 - 前記画像形成手段は画像形成プロセスの制御パラメータを制御する機能を有し、前記画像形成条件情報を介して前記制御パラメータを指定可能であるとともに、
前記制御手段は、前記第1ページおよび前記第2ページに異なる前記制御パラメータが指定された場合は前記第1ページの画像形成を前記第1の画像形成モードで行なわせたのに引き続いて前記第2ページの画像形成を行なわせ、前記第1ページおよび前記第2ページに同一の前記制御パラメータが指定された場合は前記第1ページ及び前記第2ページの画像形成を前記第2の画像形成モードで行なわせることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。 - トナー像を保持する転写体を有し、単一ページのトナー像を前記転写体に形成し、前記単一ページのトナー像を単一の記録媒体へ転写し画像形成する第1の画像形成モードと、複数ページのトナー像を前記転写体に形成し、前記複数ページのトナー像を複数の記録媒体へ転写し画像を形成する第2の画像形成モードを備え、前記第1の画像形成モードと前記第2の画像形成モードのいずれかを用いて画像形成を行なう画像形成手段を有する印刷装置の制御方法において、
外部装置から印刷データを受信するステップと、
前記印刷データを解析してページ単位の画像データと画像形成条件情報に変換するステップと、
第1ページの画像データにかかる第1の前記画像形成条件情報と前記第1のページに引き続き形成すべき第2ページの画像データにかかる第2の前記画像形成条件情報とが一致しない場合は前記第1ページの画像形成を前記第1の画像形成モードで行なわせたのに引き続いて前記第2ページの画像形成を行なわせ、前記第1の前記画像形成条件情報と前記 第2の前記画像形成条件情報とが一致する場合は前記第1ページ及び前記第2ページの画像形成を前記第2の画像形成モードで行なわせる制御ステップを有することを特徴とする印刷装置の制御方法。 - 前記画像形成手段は色毎に形成されたトナー像を前記転写体に重ねて保持し、記録媒体へ一括転写することによってフルカラー画像を形成するフルカラーモードと、単一色のトナー像を前記転写体に重ねて保持し、記録媒体へ一括転写することによって単一色の画像を形成するモノカラーモードのいずれかのカラーモードを用いて印刷する機能を有し、前記画像形成条件情報を介して前記カラーモードを指定可能であるとともに、
前記制御ステップは、前記第1ページおよび前記第2ページに異なる前記カラーモードが指定された場合は前記第1ページの画像形成を前記第1の画像形成モードで行なわせたのに引き続いて前記第2ページの画像形成を行なわせ、前記第1ページおよび前記第2ページに同一の前記カラーモードが指定された場合は前記第1ページ及び前記第2ページの画像形成を前記第2の画像形成モードで行なわせることを特徴とする請求項4に記載の印刷装置の制御方法。 - 前記画像形成手段は画像形成プロセスの制御パラメータを制御する機能を有し、前記画像形成条件情報を介して前記制御パラメータを指定可能であるとともに、
前記制御ステップは、前記第1ページおよび前記第2ページに異なる前記制御パラメータが指定された場合は前記第1ページの画像形成を前記第1の画像形成モードで行なわせたのに引き続いて前記第2ページの画像形成を行なわせ、前記第1ページおよび前記第2ページに同一の前記制御パラメータが指定された場合は前記第1ページ及び前記第2ページの画像形成を前記第2の画像形成モードで行なわせることを特徴とする請求項4に記載の印刷装置の制御方法。
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