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JP3709266B2 - refrigerator - Google Patents

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JP3709266B2
JP3709266B2 JP22673697A JP22673697A JP3709266B2 JP 3709266 B2 JP3709266 B2 JP 3709266B2 JP 22673697 A JP22673697 A JP 22673697A JP 22673697 A JP22673697 A JP 22673697A JP 3709266 B2 JP3709266 B2 JP 3709266B2
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仁 横山
精二 寺澤
教夫 鴨下
和文 笹村
孝史 池田
毅 星野
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Hitachi Ltd
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a refrigerator particularly excellent in the storage characteristic and the convenience to handle of a vegetable chamber and a freezing chamber by arranging a refrigerating chamber, the vegetable chamber and the freezing chamber in optimum operation areas in accordance with the order of frequency in use. SOLUTION: A refrigerating chamber 100 is provided on the upper part of a refrigerator, a freezing chamber on the lower part and a vegetable chamber 200 between the refrigerating chamber and the freezing chamber, respectively. An opening and closing door 10 with its side part supported is disposed on the front part of the refrigerating chamber. On the front part of the freezing chamber, a storage case and drawer doors 30 and 40 movable forward and backward relative to the refrigerator are provided. On the front part of the vegetable chamber, storage cases 202 and 204 and a drawer door 20 movable forward and backward relative to the refrigerator are provided. The respective front surfaces of the opening and closing door, the drawer doors of the freezing chamber and the drawer door of the vegetable chamber are provided so as to be aligned lengthwise while the respective doors are closed. The height of the upper end part of the drawer door 20 of the vegetable chamber is set to a range from 850mm to 1000mm from a floor surface.

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷蔵庫の上部に冷蔵室、冷蔵庫の下部に冷凍室、前記冷蔵室と冷凍室の間に野菜室を設け、前記冷蔵室の前面に側部で支持された開閉ドアを備え、前記冷凍室及び野菜室に冷蔵庫の内壁面で支持された収納ケースとともに前後方向に引き出し可能な引出ドアを備えた冷蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の冷蔵庫は、外箱と内箱の間に断熱材を発泡充填して形成される庫内を複数の温度帯で仕切って各食品の温度に適した複数の貯蔵室を設けている。従来、上部に冷凍室、中央に冷蔵室、下部に野菜室を設けたものが主流であったが、近年、多様なレイアウトの冷蔵庫が提案されている。
【0003】
例えば、特開平5−223431号公報においては、中央に冷凍室を配置したミッドフリーザーと呼ばれる冷蔵庫が提案されている。その具体的な構造は、冷蔵庫の最上部に開閉ドアを備えた冷蔵室、中央に2段に分かれて配置される引出ドアを備えた冷凍室、最下部に引出ドアを備えた野菜室を配置し、野菜室の後部に圧縮機、冷凍室の後部にフアンモータと熱交換器をそれぞれ配置している。
【0004】
また、例えば、特開平5−60440号公報においては、冷蔵庫を仕切壁を介して開閉ドアを備えた2つの貯蔵室で分割し、上部貯蔵室を最下部に引出式の野菜室を備えた冷蔵室とし、下部貯蔵室を複数の引出しを内蔵した冷凍室としている。
【0005】
また、例えば、株式会社日立製作所は、冷蔵庫の最上部を開閉ドアを備えた冷蔵室、中央を回転収納ケース付の開閉ドアを備えた野菜室兼冷蔵室(切換式)、最下部を回転野菜収納ケースと製氷棚付の開閉ドアを備えた冷蔵室とする冷蔵庫を昭和55年に型式R−336BRVとして発売している。
【0006】
また、例えば、実公昭37−18668号公報においては、上下に開閉ドアを備えた貯蔵室を備え、冷蔵庫の中央あるいは腰部分に位置して引出ドアを備えた多目的の貯蔵室を備えた冷蔵庫が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
冷蔵庫の使用実態を調査すると、冷蔵庫は台所の流し台と並べて設置され、立ち姿勢での料理作業の際に頻繁に利用される。その使用頻度は冷蔵室、次に野菜室、次に冷凍室と続く。この立ち姿勢での使用実態からすれば、上部に冷蔵室、中央に野菜室、下方に冷凍室を配置することが使用実態に合うと言える。
【0008】
しかしながら、例えば、前述した従来例では、冷蔵室の使い勝手は向上するものの、使用頻度が少ない冷凍室より下方に野菜室を配置しているために、しゃがみ姿勢で野菜室を利用しなければならず、野菜室の使い勝手に課題があった。特に、野菜は鮮度がすぐ悪くなることからすれば、常に鮮度を監視しなければならない野菜室を、冷凍食品の長期保存を行う冷凍室より下方に配置することは、その使用実態からすると改善すべき課題であった。
【0009】
更に、野菜は、縦に積んだり、あるいは無用な力を加えられると著しく鮮度を落すことが知られているが、前述の従来例では、野菜室の後方に圧縮機を設けているために、野菜室の背面部が斜めとなり、この斜面に収納した野菜が他の野菜を押して鮮度を落とすという課題がある。更には、前述の従来例では、庫内温度が冷蔵室や野菜室とは大きく異なる冷凍室を冷蔵室と野菜室の間に配置しているために、冷凍室の上下に断熱材を設けなければならない。
【0010】
また、冷凍室を野菜室の上方に配置しているために、これに付随して配置される熱交換器とフアンモータが必然的に上方に配置され、圧縮機と熱交換器との間にデッドスペースが形成されるばかりか、重心が上方に移って冷蔵庫自体の安定感に課題がある。
【0011】
一方、例えば、前述した従来例の中には、野菜室を中央に配置しているために、前記第1の従来例の位置的な使い勝手は向上するものの、この種のタイプの実施化状況をみると、野菜室が1000mm以上の高い位置に配置されているために、流し台での作業との連携作業や、大物野菜の出し入れに課題がある。
【0012】
更に、例えば、前述した従来例の中には、野菜室を冷蔵室内に配置しているために、野菜室を使用する際に常に開閉ドアと引出しを開閉させなければならない。しかも庫内温度の低下や、引出しを引出した状態で開閉ドアを閉めた際の損傷の課題がある。
【0013】
また、例えば、前述した従来例では、中央の貯蔵室を切り換えることで野菜室にすることができるが、この野菜室兼冷蔵庫は開閉ドアの内側に更に開閉収納ケースが設けられているために、使用に際し常に2つの開閉動作が必要となる。しかも、この従来例では、開閉ドアと回転収納ケースが片方ヒンジで開閉するために重心が斜め前方に移動して本体の安定感に課題がある。また、この従来例では、全ての貯蔵室を開閉ドアとしているために、下方に配置された貯蔵室の使い勝手に課題がある。
【0014】
また、例えば、前述した従来例の中には、中央の貯蔵室の構造は開示されているものの、上下貯蔵室の具体的な開示がない。更に、各貯蔵室の庫内温度に関連した冷蔵庫として具体的な開示がない。加えて、最下部の貯蔵室は開閉ドアであるために、しゃがみ姿勢での下部貯蔵室の使い勝手に課題がある。
【0015】
本発明の目的は、収納性が良好な野菜室を備えた冷蔵庫を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明に係る冷蔵庫の野菜室は、前記冷蔵庫に対して前後方向に移動することで開閉する引出ドアと、前記引出ドアに着脱可能に取り付けられ、前記引出ドアと共に前後方向に移動する上方が開放した第1の収納ケースと、前記第1の収納ケースの上部に配置され、前記第1の収納ケースと共に前記野菜室の収納空間を構成する第2の収納ケースと、を備え、
前記第1の収納ケースは、その両側面の縁の前部に、前記第2の収納ケースの前方への移動を阻止するとともに前記第2の収納ケースを後方へ押し込む段部が形成され、該段部の後方に前記第2の収納ケースの両側を支持する第1の支持レールが設けられ、
前記野菜室の両壁面には、前記第2の収納ケースの両側を支持する第2の支持レールが設けられ、
前記第2の収納ケースは、前記第1の収納ケースを引き出した状態で、その両側を、前記第2の支持レールを介して支持された状態と、当該支持された状態から前記第1の支持レールで支持された状態を取り得るように前後方向に移動可能に支持され、
前記第2の収納ケースが前記第1の支持レールで支持された状態では、前記段部の後方の前記第1の収納ケース内を上下2段の収納スペースに分割し、
前記第1の収納ケースと前記第2の収納ケースが前記冷蔵庫の前方に引き出された状態において、前記野菜室の収納空間は、前記第1の収納ケースの前記段部から前方の空間であって、前記段部によって第2の収納ケースの移動が阻止されて、その上部が第2の収納ケースで覆われない高さの取れる空間である第1の収納スペースと、前記第1の収納ケースの前記段部から後方の空間であって、その上部を前記第2の収納ケースで覆われた第2の収納スペースと、前記第2の収納ケースで形成される第3の収納スぺースと、から構成され、
前記第1の収納ケースの前方に配置された第1の収納スペースは、野菜を立て姿勢で収納可能なように前後方向の長さより高さ方向の長さが長い縦長の収納空間であり、前記第3の収納スペースは、その高さ方向の長さが前記第2の収納スペースの高さ方向の長さより短く形成されるように構成する。
【0019】
更に、前記目的を達成するために、本発明に係る冷蔵庫は、上記野菜室を、冷蔵庫の上部に冷蔵室、冷蔵庫の下部に冷凍室、前記冷蔵室と前記冷凍室との間に野菜室をそれぞれ独立して設け、前記冷凍室の後方に圧縮機を備えた冷蔵庫に適用する。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る冷蔵庫の実施形態を図1〜図27を参照して説明する。なお、同一の部位、あるいは矢印等は同一符号をもって示し重複した説明を省略する。
【0021】
〔第1の実施形態〕
図1〜図21は、本発明に係る冷蔵庫の第1の実施形態であり、図1〜図3は外観図、図4は縦中央断面図、図5〜図7は通風通路の説明図、図8〜図10は冷蔵庫の使用実態と各貯蔵室の配置説明図、図11〜図13は引出ドアの説明図、図14〜図18は野菜室の説明図、図19〜21は冷凍室の説明図である。
【0022】
先ず、図1〜図3において、外観構造を説明する。図1は外観斜視図、図2は開状態の外観斜視図、図3は正面図と部分側面図である。
【0023】
図1、図2において、符号1で総括的に示すのは冷蔵庫であり、冷蔵庫1の最上部に開閉ドア10を備えて配置される冷蔵室100と、該冷蔵室100の下方に配置される引出ドア20を備えた野菜室200と、該野菜室200の下方に配置される引出ドア30を備えた上部冷凍室300と、冷蔵庫1の最下部に配置される引出ドア40を備えた下部冷凍室400とから構成される。なお、この冷蔵庫1は、上部冷凍室300と下部冷凍室400とで冷凍室800を構成する。
【0024】
そして、前記冷蔵庫1は、冷蔵庫1が置かれる床面Fから、前記冷蔵庫1の上端部までの高さをH1、前記野菜室200の引出ドア上端部までの高さをH2、前記上部冷凍室300の引出ドア上端部までの高さをH3、前記下部冷凍室400の引出ドア上端部までの高さをH4に設定している。例えば、この実施形態では、H1を1730mm、H2を932mm、H3を611mm、H4を374mmに設定している。また、横幅がW、奥行きがDに設定され、例えば、この実施形態では、Wを590mm、Dを690mmに設定している。
【0025】
図3において、この実施形態では、開閉ドア10の高さ長h1を788mmとして最も大きくし、次に高さ長h2を312mmとした引出ドア20、次に高さ長h4を290mmとした引出ドア40とし、引出ドア30の高さ長h3を最も小さい229mmに設定している。なお、各ドア間の隙間を9mm前後とし、最下部には筐体2の底面に設けた移動車輪3の目隠しのための袴50を設けている。
【0026】
また、開閉ドア10は、片側の上下に設けたヒンジ部60で開閉可能に筐体2に取付けられる。開閉ドア10の自由端側には、開閉ドア10の全高の7割以上を占める縦長の縦ハンドル11が設けられている。該縦ハンドル11は、縦長弓形の凹部13と、該凹部13の片側中央に設けられる細長い手掛部12とから構成され、該手掛部12に指を引っ掻けて開閉ドア10を開閉することができる。引出ドア20は、上端に、ドア幅一杯に形成される下方に円弧状に張り出した手掛部22と、該手掛部22の下部に形成される横長弓状の凹部23とから構成される横ハンドル21を設けている。前記下方に円弧状に張り出した手掛部22は、他の部材と異なる色彩が施されて目立つようにデザイン処理されることで、正面のほぼ中央に強いアクセントラインを形成して意匠的に向上させるとともに、その大きさを利用して銘板24を備えるスペースとして利用される。引出ドア30,40は、上端中央に、横長の手掛部32,42と、凹部33,43とからなる横ハンドル31,41が設けられている。
【0027】
次に、図4において、内部構造を説明する。図において、筐体2は、鋼板製の外箱3と樹脂製の内箱4との間に断熱材5を発泡充填して形成される。また、開閉ドア10及び引出ドア20,30,40もまた前記筐体2と同様な構造を備えている。
【0028】
冷蔵室100は、その内部を上下に複数に仕切る棚102と、最下部に配置されるチルド室104と、開閉ドア10の内側に取付けられる複数のトレー126を備えている。この冷蔵室100は、庫内温度が4°Cに設定され、貯蔵室で最も大きな収納容積VRを備えている。なお、チルド室104は開閉扉106を備えて−1°Cに設定される。
【0029】
また、野菜室200は、周側面がほぼ垂直で上方が開放した収納ケース202が、引出ドア20の開閉機構600(図13参照)に支持されて引出ドアと一体となってスライド可能に設けられている。この構造により、引出ドア20を引出すことにより、収納ケース202が引出され収納する食品の出し入れを行うことができるとともに、該収納ケース202を引出ドア20から取り外して清掃することができる。
【0030】
収納ケース202の上部後方には、前記収納ケース202と連動して、あるいは引出ドア20の開いた状態で独立して出し入れ可能な他の収納ケース204が配置されている。この2段構造により野菜の縦積みを軽減して鮮度維持を図り、収納性を向上することができる。この野菜室200は、庫内温度が3°Cに設定され、上部冷凍室または下部冷凍室よりも大きな収納容積VVを備えている。
【0031】
上部冷凍室300と下部冷凍室400からなる冷凍室800は、庫内温度が−18°Cに設定され、冷蔵室100の収納容積VRに次ぐ大きさを備えた収納容積VFを備えている。上部冷凍室300は、周側面がほぼ垂直で上方が開放した収納ケース302が、引出ドア30の開閉機構600に、収納ケース202と同様に着脱自在に支持されて設けられている。また、上部冷凍室300の片側上面には、引出ドア30の開閉に連動して前後方向に移動する製氷棚が設けられている。下部冷凍室400は、背面が斜めに形成されて上方が開放した収納ケース402が、引出ドア40の開閉機構600に、収納ケース202と同様に着脱自在に支持されて設けられている。
【0032】
この実施形態では、冷凍室800を上部冷凍室300と下部冷凍室400とに上下に分けることで、それぞれの引出し収納の深さを小さくして収納食品の出し入れを良好にしている。しかも、下部冷凍室400が後部に設けられる機械室600により、収納容量に制約があるため、下部冷凍室400の深さを上部冷凍室300の深さより大きくして、上部冷凍室300の収納容積VF1と下部冷凍室400の収納容積VF2をほぼ同じ大きさに設定しているので、普段よく使う食品を上方の薄い収納ケース302内に収納して使い易さを向上し、制約のある下方の収納ケース402にときどき使うストック食品を収納することで使いにくさを軽減している。
【0033】
さて、この冷蔵庫1では、野菜室200の上部に庫内温度が近似した冷蔵室100、野菜室200の下部に庫内温度が著しく異なる上部冷凍室300を配置したので、断熱材5を備えた仕切壁70を野菜室200と上部冷凍室300との間に1ケ所設ければよく、庫内容積を大きくとることができる。ここで、冷蔵室100と野菜室200との間には図示しない冷気通風路を備えた断熱材のない仕切壁71を設け、上部冷凍室300と下部冷凍室400の間には仕切壁72を設けている。
【0034】
なお、この実施形態では、全体の収納容積Vを370l(リットル)とし、冷蔵室100の収納容積VRを200l、野菜室200の収納容積VVを70l、上部冷凍室300と下部冷凍室400との合計の冷凍室800の収納容積VFを100lに設定している。ここで、上部冷凍室300の収納容積VF1と下部冷凍室400の収納容積VF2をほぼ同じ大きさとしている。
【0035】
また、下部冷凍室400の後方に、圧縮機502を備えた機械室500、上部冷凍室300の後方に熱交換器504、野菜室200の後方下部にフアンモータ506、野菜室200の収納ケース204とチルド室104の後方に跨って冷気分配器(冷気供給量調整機)508が配置される。
【0036】
この配置構造によれば、重量のある圧縮機502を背面の最下部に設けたので冷蔵庫1の重心を下げて安定させることができる。また、冷却源である熱交換器504を、庫内温度が高い野菜室200と段違いにして、庫内温度が最も低い冷凍室800(上部冷凍室300)の後方に近接配置したので、野菜室200内の庫内温度低下を軽減して、冷凍室800(上部冷凍室300)を効率よく冷すことができる。特に、この発明に係る冷蔵庫1では冷凍室800を最下部に配置しているので、必然的に熱交換器504を下方に配置することができるから、機械室500と熱交換器504との間に形成されるデッドスペースを無くすことができる。
【0037】
更には、熱交換器504とその上部に配置されるフアンモータ506、冷気分配器(冷気供給量調整機)508を下方に下げることができるから、冷蔵庫1の重心を下方に下げて冷蔵庫1の設置性を向上することができる。
【0038】
また、野菜室200の収納ケース204(上部後方にある)を、やや厚みのあるフアンモータ506の上方に設けた厚みの比較的薄い冷気分配器508と隣設したので収納ケース202より収納ケース204を後方にずらして配置することができるから、周囲がほぼ垂直面で形成される収納スペースを維持したまま野菜室200の収納容量VVを増やすことができる。
【0039】
また、冷気分配器508を冷蔵室100内で庫内温度が低いチルド室104と隣接配置したので、冷蔵室100の冷え過ぎを防いで、冷気を直接チルド室104に吹き出して効率よく冷すことができる。
【0040】
次に、図4〜図7を参照して冷気の流れについて説明する。先ず、熱交換器504で生成された冷気は、フアンモータ506により冷気分配器508と冷凍室800(上部冷凍室300と下部冷凍室400)に送風される。冷気分配器508に送風された冷気は、該冷気分配器508により冷蔵室100とチルド室104に分流される。この冷気通風路構造を周辺構造と合わせて図5、図6で詳細に説明する。
【0041】
図5は冷蔵室100の正面図、図6の(a)は冷蔵室100の部分断面図、図6の(b)はチルド室104廻りの正面透視図である。
【0042】
図5において、冷蔵室100の背面側内壁の壁面中央には、庫内照明装置108と冷気通路110を備えたダクト112がフラットに取付けられている。ダクト112は、横幅が冷蔵室100の半分の大きさで、上下方向が冷蔵室100の高さ一杯の大きさを備え、その中央に縦長の庫内照明装置108が設けられ、該庫内照明装置108の両側に、前記冷気分配器508から「Y字」状に分岐された冷気通路110a、110bが設けられている。
【0043】
前記庫内照明装置108は複数の仕切棚102に跨るように配置され、更に冷気通路110a、110bには仕切棚102の各段に冷気が行き届くようにそれぞれの棚段に冷気口114が設けられている。この構造により、各仕切棚102に収納した食品を、背面中央に設けた庫内照明装置108によりまんべんなく、かつ効率よく照らすことができる。
【0044】
加えて、各仕切棚102に収納した食品を、背面にほぼ均等に配置される各段2つの冷気口114から冷気を吹き出して効率よく冷すことができる。なお、庫内照明装置108は、冷蔵室100のやや上方に光源116を設けて、その前部に、縦422.5mm、横幅70mmの大きさの透光性素材118をフラットに設けている。また、庫内照明装置108は、光源116の長手方向を壁面と並行させて接近配置することで奥行き寸法を小さくして、その背面側に設けられる図示しない反射面を介して前記透光性素材118から照らせるようにコンパクトに構成されている。
【0045】
図6において、チルド室104の冷気供給は、冷気分配器508の前面に設けた冷気口124から直接吹き出して、チルド室104内のトレー122の上方から下方の隙間を通って冷気口124の下方に設けた排気口125から冷媒循環系へ戻されるようにしている。また、チルド室104に供給された冷気の一部は野菜室200に供給される。
【0046】
チルド室104は冷蔵室100内に透明なボックス120で仕切られており、トレー122を引出すことにより、連動して開閉扉106が開くようになっている。このため、透明なボックスを介して排気口125が見えるので、排気口125を極力下部に設けて、開閉ドア10の開閉時に見えないように工夫している。また、冷気分配器508の前面下方には、野菜室200から冷気を排気する排気口206を設けている。なお、510は制御ボックスである。
【0047】
図4に戻り、冷蔵室100の背面の壁面から吹き出された冷気は、矢印に沿って、冷蔵室100内を冷して仕切板71に設けた冷気通路を介して野菜室200に導かれる。また、チルド室104に吹き出された冷気はトレー122の上面と下面を通して冷媒循環系へ戻され、冷蔵室100や野菜室200の冷え過ぎを軽減している。ここで、この実施形態では、チルド室104(トレー122)と仕切板71との間に風路が形成されるから、新たに断熱材を設けることなく、野菜室200に対する庫内温度の低いチルド室104の悪影響を軽減することができる。
【0048】
そして、野菜室200に導かれた冷気は収納ケース202,204の周囲を通過して後、排気口206を介して排気ダクト512から冷媒循環系へ戻される。その後の冷気通路を図7で説明する。
【0049】
図7は背面の概略構成を示す透視図を示している。図において、排気ダクト512で冷媒循環系へ戻された冷気は、熱交換器504の下方に設けたドレントレー514に導かれ、再び熱交換器504で冷却されてフアンモータ506に導かれる。ドレントレー514は、下部が傾斜しており、その下端部にドレンホース516が設けられているので、冷却器504に付いた露をドレントレー514で受けて、冷蔵庫1の底面に設けた図示しない露受け皿に導くことができる。
【0050】
図4に戻り、一方、上部冷凍室300と下部冷凍室400に供給された冷気は、収納ケース302,402の内外を循環して前記ドレントレー514に戻される。このように、この実施形態に係る冷蔵庫1では冷気が前記流通経路を循環しながら効率よく庫内を冷却することができる。
【0051】
また、開閉ドア10や引出ドア20,30,40の開閉にともなう温度低下は、各貯蔵室内や通路に設けた図示しないセンサーにより検知され、制御ボックス内に設けた図示しないマイコンが、冷気分配器508や圧縮機502を制御して庫内温度をコントロールする。
【0052】
次に、図8〜図10を参照して、冷蔵室100と野菜室200と冷凍室800(上部冷凍室300と下部冷凍室400)の配置に伴う使い勝手を説明する。図8は、冷蔵庫1の設置状態図、図9は冷蔵庫の各貯蔵室の使用頻度を示す説明図、図10は人間の姿勢と冷蔵庫1の各貯蔵室の配置の関係を示す説明図である。図8において、冷蔵庫1の使い勝手を考える場合、設置環境と、冷蔵庫を使う人間の使用形態を考慮する必要がある。つまり、冷蔵庫1は台所に設置される以上、台所で並べて使用されるケースが多い流台700(図10参照)や食器棚等との住宅設備品との関係を考慮しなければならない。
【0053】
特に、冷蔵庫1と流台700との関係は料理の一環作業として頻繁に使用されるために重要である。そして、当然のように、前記一環作業の流れは、それを使う人間の使用形態に合ったものでなければならない。本実施形態に係る冷蔵庫1は前記観点に立って計画されている。
【0054】
例えば、日本人の標準的な女性(身長155cm)が冷蔵庫1から400mm離れて冷蔵庫1を使う場合、立ち姿勢で楽に手が届く範囲Y2は、下方が630mm、上方が1340mmである。1340mmの上方は肩より上の収納範囲Y1となる。また、かがみ姿勢になるときに楽に手が届く収納範囲Y3は、下方が310mm、上方が630mmである。そして、310mmの下方はしゃがみ姿勢になるときに楽に手が届く収納範囲Y3である。
【0055】
また、標準的な女性の肘の高さは970mmであり、この位置から下方であれば肘を上げることなく食品の出し入れが容易である。
【0056】
これらの点から、冷蔵庫1の作業性をみると、肘の高さ970mmから上方に配置される貯蔵室は開閉ドア10での立ち姿勢の作業動作が良好である。一方、肘の高さは970mmから下方では、何れの姿勢でも、貯蔵室内を見渡しながら食品を出し入れできる引出ドア20,30,40の作業性が優れている。
【0057】
特に、立ち姿勢での作業性を考慮した場合、標準的な日本人女性の手の届く下側の高さが643mmであることから、肘の高さ970mmより下方に配置された引出ドア20は、引出ドア20の床面からの高さが643mm以上であれば、立ち姿勢で食品の出し入れを楽な姿勢で行うことができる。この引出ドア20の床面からの高さは、立ち姿勢から楽に姿勢を変えられるかがみ姿勢であれば、より下方に設定される。つまり、前記肘の高さより低い位置で、立ち姿勢とかがみ姿勢の手の届く範囲内に引出ドアを設ければ、食品の出し入れを容易に行うことができる。
【0058】
前記した寸法関係は、あくまで標準的な女性をモデルにした数値であり、その数値範囲は、例えば、通常台所で履かれるスリッパの高さを考慮したり、使用者のカバー率、収納容量等のその他の諸条件を考慮する必要がある。
【0059】
冷蔵庫の使用実態を調査すると、図10に示すように、冷蔵庫1は台所の流台700と並べて設置され、立ち姿勢での料理作業の際に頻繁に利用される。その使用頻度は、図9に示すように、冷蔵室100、次に野菜室200、次に冷凍室800(上部冷凍室300と下部冷凍室400)と続く。この立ち姿勢での使用実態からすれば、上部に冷蔵室100、中央に野菜室200、下方に冷凍室800(上部冷凍室300と下部冷凍室400)を配置することで、立ち姿勢からかがみ姿勢、しゃがみ姿勢へ移る動作を少なくして作業動作を楽にすることができる。
【0060】
一方、台所の住宅環境を考慮すると、一般的な台所の吊り戸棚の下部が1800mmであることからすれば、何れの台所にも設置可能とするためには、冷蔵庫1の最上部までの高さH1が1800mm以下であればよい。
【0061】
一方、冷蔵庫1に隣接される流台700は、テーブル(調理台)までの高さが850mm、蛇口702までの高さが870mm程度である。したがって、立ち姿勢、または立ち姿勢から容易に姿勢を変えることができるかがみ姿勢では、肘の高さは970mmを基準にして、前記動作範囲内に利用頻度の高い貯蔵室を配置することで、流台700での作業と冷蔵庫1での作業を大きく姿勢を変えることなくスムーズに一連の作業として楽に行うことができる。
【0062】
さて、本実施形態に係る冷蔵庫1においては、貯蔵室の配置を使用頻度の高い順番にしたがって、上方から下方に冷蔵室100、野菜室200、冷凍室800を配置し、更に、冷凍室800を2分割して、上部に利用頻度の高い上部冷凍室300、下部にストック食品を収納する利用頻度の低い下部冷凍室400を配置しているために、立ち姿勢からの各姿勢への移動動作を使用頻度に対応して効率良く軽減することができる。
【0063】
また、肘の高さを基準にして上方のドアを開閉ドア10とし、肘の高さより低いドアを引出ドア20,30,40としているので、各貯蔵室のドア構造を動作姿勢に合った構造としている。
【0064】
また、本実施形態の冷蔵庫1は、上端部までの高さH1を1730mmに設定しているので、ほとんどの台所に設置可能であり、台等を使わないで冷蔵室100の上段の棚102に収納した食品の出し入れを行うことができる。
【0065】
また、野菜室200は、上端部までの高さH2を使用者の肘の高さより低い932mm、収納ケース202の床面(底面)の高さH5を立ち姿勢で手の届く643mmに設定しているので、肘を上げることなく食品を出し入れして流台700との連携作業を立ち姿勢で楽に行うことができる。しかも、収納ケース202,204の内部を首の動きだけで目視できるので、収納ケース202,204内が見易い。
【0066】
また、前記上部冷凍室300は、上端までの高さをH3をかがみ姿勢の上限(630mm)より低い611mm、収納ケース302の床面(底面)の高さH6をかがみ姿勢の下限(310mm)より高い404mmに設定しているので、かがみ姿勢での食品の出し入れを容易に行うことができる。
【0067】
そして、最も使用頻度の低い下部冷凍室400は、上端部までの高さH4をしゃがみ姿勢での上限の高さより高く設定することで、下部冷凍室400の上積みの食品をかがみ姿勢で出し入れできるようにし、利用頻度の極端に低い下積みの食品をかがみ姿勢で出し入れするようにするとともに、引出ドア40の上端に横ハンドル41を設けてかがみ姿勢での開閉を可能にしている。
【0068】
また、開閉ドア10に設けられた縦ハンドル11は立ち姿勢で開閉が楽な位置に配置され、引出ドア20,30,40に配置される横ハンドル21,31,41は少なくとも立ち姿勢またはかがみ姿勢の範囲内に配置されているので、開閉時に力が入れやすく、ドア開閉を楽に行うことができる。特に、縦ハンドル11は縦に長く設けられているので、使用者は自分の姿勢に合った位置をつかんで開閉することができる。
【0069】
このように、本実施形態に係る冷蔵庫によれば、冷蔵室100と野菜室200と上部冷凍室300と下部冷凍室400を、利用頻度の高い順位で上方から順次配置し、それぞれの貯蔵室を使用者の立ち姿勢、かがみ姿勢、しゃがみ姿勢に適したドア構造で、各姿勢に最適な動作領域に配置することで、貯蔵室の使用頻度と使用者の動作姿勢に合った冷蔵庫が提供される。
【0070】
ここで、前記した本実施形態に係る冷蔵庫1の寸法態様は、一実施態様であり、この寸法態様に限定されるものではない。つまり、冷蔵庫1の上端部までの高さH1、野菜室200の引出ドア上端部までの高さH2、冷凍室800(上部冷凍室300)の引出ドア上端部までの高さH3を、それぞれ、H1≦1800mm、H2≦1000mm、H3≧560mmの範囲に設定することにより、前記実施形態と同様な効果を得ることができいる。この際、冷凍室800を上部冷凍室300と下部冷凍室400とで構成し、下部冷凍室400の引出ドア上端部の高さH4を、H4≧350mmに設定することにより、前記実施形態と同様な効果を得ることができる。
【0071】
また、野菜室200の引出ドア上端部までの高さH2、野菜室200の収納ケース202の床面の高さH5を、それぞれ、H2≦1000mm、560≦H5≦720mmとすることで、多くの使用者が野菜室200の中が見渡せて整理がしやすく、食品の出し入れが容易な野菜室200を提供することができる。
【0072】
更に、収納ケース202の引出ドア上端部からの深さU1(図4参照)を、U1≧250mmとし、更に、850mm≦H2≦1000mm、560≦H5≦720mm、とすることにより、流台700との連携作業が良好にしながら、野菜の縦収納を可能として新鮮度を高め、多くの使用者が野菜室200の中が見渡せて、食品の出し入れが容易な野菜室200を提供することができる。
【0073】
次に、図11〜図13において、引出ドアの開閉構造について説明する。図11は引出ドアの開閉機構の概略図、図12は図11の要部拡大断面図、図13は引出ドアの従来例との動作比較図である。
【0074】
図11、図12において、引出ドア20,30,40が採用する開閉引出構造(開閉機構)600について説明する。開閉引出構造600は、貯蔵室の両側の壁面に埋め込んで形成される第1のガイドレール610と、該第1のガイドレール610上をローラ621を介して移動する第2のガイドレール620と、該第2のガイドレール620上をローラ631を介して移動する引出ドア20(30,40)を備えた支持体630と、第1のガイドレール610と第2のガイドレール620の分離を防止する第1のストッパ640と、第2のガイドレール620と支持体630の分離を防止する第2のストッパ641とから構成され、収納ケース202(302,402)が、前記支持体630に着脱可能に取付けられる。
【0075】
第1のガイドレール610は、断面が「コ」字状に形成され、ローラ621とその回転軸622が移動でき、かつ、ローラ621の直径と適度な隙間を備えた大きさに形成される。第2のガイドレール620は、下端部が内側に屈折した「L」字状の断面形状を備え、外側面の後部側にローラ621が回転軸622を介して取付けられ、内側面の前部側にローラ631が回転軸632を介して取付けられる。
【0076】
ローラ621,631は少なくとも2個以上設けられ、第2のガイドレール620と支持体630を水平に移動できるようにしている。支持体630は、「S」字状の断面形状を備え、「S」字状の上部「コ」字状部を、ローラ631とその回転軸632が移動でき、かつ、ローラ631の直径と適度な隙間を備えた大きさに形成される。なお、この実施形態では、第2のガイドレール620を「L」字状、支持体630を「S」字状とすることにより、開閉引出構造600の剛性
を高めている。
【0077】
左右に設けた支持体630は、その前部を引出ドア20に、その後部を連結部材650にそれぞれ取付けることで、上面から見て「ロ」字状の枠体を構成し、該枠体に収納ケース202を挿入して、収納ケース202の縁体202aを、支持体630と連結部材650で支持することにより、収納ケース202が着脱自在に設けられる。また、第1、第2のストッパ640,641は、第1のガイドレール610の先端部と、支持体630の後端部に、ローラ621,631の移動を阻止するような突起状をなして取付けられている。
【0078】
さて、この開閉引出構造600によれば、第2のガイドレール620が、第1のガイドレール610と支持体630の中間連結部材となって、支持体630に取付けられる収納ケース202を水平を維持したまま大きく前方に引き出すことができるから、収納ケース202全体を上方から見渡すことができるとともに、食品の出し入れを容易に行うことができる。
【0079】
この際、開閉引出構造600は最大限に引き出した状態で、ストッパ640,641によりローラ621,631の移動が阻止されるから、引出ドア20の引き出し過ぎによる落下を防止することができる。更に、収納ケース202が大きく前方に引き出されるから、収納ケース202の取外しを容易にすることができるので、収納ケース202の清掃を容易に行うことができる。
【0080】
一方、収納状態では、第1、第2のガイドレール610,620と支持体630が3重になってコンパクトに収納される。
【0081】
図13において、図13の(a)に示す本実施形態に係る開閉引出構造600によれば、収納ケース202及び収納物の重量を両側の第1のガイドレール610で分散して支持することができる。したがって、引出ドア20を引き出しても収納ケース202の重心Gは前方にスライド移動するだけなので、筐体2の底面前部に設けた図示しない脚部により、移動した重心Gの加重を左右均等に支持することができる。
【0082】
更に、第1のガイドレール610を貯蔵室の両壁面に埋め込んで、貯蔵室とほぼ同じ大きさの収納ケースを採用することができるから、デッドスペースを少なくして効率よい収納が図れる。
【0083】
一方、図13の(b)に示す、開閉ドア650と回転式の収納ケース651を備えた従来例では、回転ドア650と収納ケース651を開くと、斜め前方に重心Gが移動する。しかも、それらの加重はすべて一方のヒンジ部と脚部にかかるので、ヒンジ部の大型化を招いたり、冷蔵庫全体のバランスを崩してしまうこととなる。
【0084】
また、この構造では開閉ドア650の存在により、図示の左側から食品を出し入れせざるを得なくなり、引出ドアに較べると食品出し入れの作業性が悪い。更に、この実施形態では収納ケース651を引き出すためにデッドスペースが生じるから効率よい収納が図れない。
【0085】
次に、図2及び図14〜図21を参照して、各貯蔵室を詳細に説明する。なお、各貯蔵室の具体的な大きさは先に示したので説明を省略する。
【0086】
図2において、冷蔵室100は、庫内上段に固定された薄い透明な棚102を設け、中段に透明な可変棚124を並べて設けている。可変棚124は、底面及び前方が連続して開放し、両壁面と背面壁で棚(天板)を支える構造としている。このため、可変棚124を裏返すことで、封を切った牛乳パックや生樽等を立てたまま、あるいはスイカや底の深いナベをそのまま収納することができる。
【0087】
また、庫内最下部に配置されるチルド室104は、全体を透明樹脂材で囲っているので、低温・高湿保存で、風味とみずみずしさを保つことができる。また、図示しない自動製氷装置を付ける場合は、このチルド室104の左右幅を小さくして、片側に給水タンクを備えるようにする。
【0088】
開閉ドア10の内側には複数のトレー126が着脱自在に配置される。この実施形態では最下部のトレー126aを2段トレーとして、ペットボトルと調味料の小瓶を前後に重ねて収納できるようにしている。
【0089】
図14〜図18において野菜室200を説明する。図14は引出ドア20を引き出した状態の部分外観図、図15は収納ケース204を引き出した状態の部分外観図、図16は開閉動作を示す部分断面図、図17は収納形態を示す対比図、図18は収納ケース202の説明図である。
【0090】
図14〜図16において、この実施形態では、野菜室200を収納ケース202,204とからなる2段構造としている。収納ケース202は、前記開閉引出構造600により引き出すことができ、収納ケース204は、図14に示す庫内収納状態では、野菜室200の両壁面に設けたガイドレール206で支持され、図15に示す引き出した状態では、収納ケース202の両側の縁体202aをガイドレールとして支持される。この動作状況を図16をもとに説明する。
【0091】
図16の(a)は引出ドア20を閉めた状態を示している。この状態では、収納ケース204は、野菜室の両壁面に設けたガイドレール206(図示14参照)に支持されていて、収納ケース202の縁体202aとは接触しない状態で配置される。この状態では、収納ケース202の前部に、高さの確保できる空間が形成されるから、長い野菜を立て置きにして鮮度を高めたり、ペットボトルや牛乳パック等の背の高い食品を収納することができる。
【0092】
また、傷みやすい野菜は収納ケース202,204の2段のケースに分散して収納できるので、野菜を積み重ねて収納することを軽減できるから、新鮮度を保つことができる。
【0093】
図16の(b)は引出ドア20を最大限に引き出す手前の状態を示している。この状態では、収納ケース204が野菜室200の内部後方に配置されているので、該収納ケース204を引き出して食品を出し入れするのが困難である。そこで、この実施形態では、収納ケース204の底面前部に突起部208を設けて、該突起部208が収納ケース202の背面壁210に当るようにしている。このため、突起部208が背面壁210に当った図16の(b)の状態から、引出ドア20を更に引き出す動作に連動して、収納ケース204が引き出されるようにしている。
【0094】
図16の(c)は引出ドア20を最大限に引き出した状態を示している。この状態では、前記収納ケース204の引出構造により、収納ケース204の前部に設けた取手部212が開閉ドア10のトップ面の位置まで引き出され、また、収納ケース202の内部が図14に示すように完全に露出する状態となる。このため、収納ケース202に収納された食品を容易に出し入れすることができる。
【0095】
更にこの状態では、取手部212がつかみやすい位置まで引き出されているので、該取手部212をつかんで収納ケース204をガイドレール206から引き出して、前記縁体202aをガイドレールとして図15に示す状態まで前方に引き出すことができる。この図15に示す状態は、図16の(c)の状態をそのまま引き出した状態となる。このため、収納ケース204に収納された食品を出し入れすることができる。
【0096】
一方、引出ドア20を収納する場合は、図16の(c)の状態(収納ケース204が食品出し入れ位置にない状態)から、引出ドア20を押し込むことにより、図16の(b)に示すように、収納ケース204の背面が野菜室200の背面内壁に当たって移動を阻止され、収納ケース202だけが移動して、元の図16の(a)の状態にすることができる。
【0097】
また、収納ケース204を引き出したまま収納する場合は、図15の状態から引出ドア20を押し込むと、引出ドア20とともに後退する収納ケース202により、収納ケース204が縁体202aの前部に形成した段部214に押されて元の図16の(a)の状態まで移行することになる。
【0098】
次に、図17を参照して収納ケース202の収納部の形状について説明する。本実施形態に係る冷蔵庫1は、従来、厚みのある機械室500の前部に配置される野菜室を中央に配置することで、背面壁210を傾斜させた図17の(b)に示す従来例の収納ケースを、背面壁210を垂直面とする図17の(a)に示す収納ケース202とすることができる。図17の(a)に示す本実施形態に係る収納ケース202によれば、容積を同じにする図17の(b)の従来例より底面積を広くすることができるから、従来例より多くの野菜を積み重ねないで収納することができる。
【0099】
特に、従来例では、傾斜面に収納される野菜の加重は矢印に示すように傾斜方向に加わるから、並べて収納される野菜に無用な荷重を加えることとなり野菜の鮮度を落すこととなる。本実施形態では、図17の(a)に示すように、広い底面に並べて沢山収納でき、しかも横方向への無用な力が働かないので、野菜の鮮度維持を図ることができる。
【0100】
図18において、本実施形態では、収納ケース202の前部に形成した高さの取れる空間の収納性をより高めるために、前後幅を簡単に変更できる仕切板216を備えている。仕切板216は、両端を一方向に屈曲させて、該屈曲部218に収納ケース202の両壁面に形成されるリブ220に嵌合する凹部222を設けるようにする。
【0101】
この構造により、屈曲部218を後方に向ける位置で取付けた図18の(a)に示す状態では、仕切板216と収納ケース202の壁面とで形成される収納空間の前後幅d1を小さく設定でき、逆に、屈曲部218を前方に向ける位置で取付けた図18の(b)に示す状態では前後幅d2を大きく設定できる。しかも、前記前後幅d1、d2の変更は、仕切板216を反転させるだけで簡単に変更することができる。
【0102】
また、この実施形態では、仕切板216と収納ケース202の壁面とで形成される収納空間に、小物収納ケース224を備えるようにしている。該小物収納ケース224は、その上面から見た平面形状を、隣接する2辺がそれぞれ前記前後幅d1、d2で構成される矩形状とし、且つ、コップ形状の上面を斜めにカットした形状を呈し、その短い高さを前記仕切板216と同じ高さとし、最頂部の高さを前後幅d2より大きくて収納ケース202の深さより小さい大きさに規定している。
【0103】
具体的には、仕切板216の高さを125mm、d1を75mm、d2を105mm、最頂部の高さを150mmに設定している。この仕切板216と小物収納ケース224によれば、細長い食品、特に細長い野菜を立ち姿勢で保持して収納することができるから、野菜の鮮度を維持しながら、小物食品の整理整頓が容易に図られ使い勝手を向上することができる。また、小物収納ケース224の置く方向を変えても仕切板216でガタツキなく保持できるから、引出ドア20の開閉による小物収納ケース224の移動を阻止することができる。
【0104】
更に、図18の(c)で示すように、従来例(左側図面)は、仕切板216を収納ケース202の両壁面に設けた2つの突起部で支持していたが、本実施形態(右側図面)では、1つのリブ220で支持することができるから、図18(a)に示すように、小物収納ケース224を壁面に密着させてデッドスペースを少なくして実質収納容積を大きくすることができる。
【0105】
次に、図19、図20を参照して上部冷凍室300を詳細に説明する。図19において、上部冷凍室300に配置される収納ケース302は、収納部が左右に分割され、一方を冷凍食品収納部(図示せず)、他方を氷収納部306としている。氷収納部306は周側面が冷凍食品収納部より低く形成され、その上方の天井面に一対のレール308を介して製氷棚304が前後方向に移動可能に設けられている。
【0106】
本実施形態では、製氷棚304を肘の高さより下方に配置しているために、製氷棚304への製氷皿350の脱着を容易するために、製氷棚304を前後方向に移動可能にしている。その構造を図19で説明する。
【0107】
図19の(a)は引出ドア30を閉めた状態を示している。この状態では、製氷棚304の前部が、引出ドア30の内壁面に当接する位置に配置される。図19の(b)は引出ドア30を最大限に引き出す手前の状態を示している。この状態では、氷収納部306が露出するので、氷の取り出しを行うことができるが、製氷棚304が後方に配置しているために、製氷棚304が使用者から見えないため製氷棚304への製氷皿350の脱着が困難である。そこで、この実施形態では、氷収納部306の背面壁310を高く形成し、該背面壁310が製氷皿350の背面部に当るようにしている。
【0108】
図19の(b)は背面壁310が製氷皿350の背面部に当った状態を示している。この状態から、引出ドア300を更に引き出す動作に連動して、製氷皿350と一体となって製氷棚304が引き出されるようになっている。
【0109】
図19の(c)は引出ドア30を最大限に引き出した状態を示している。この状態では、製氷棚304の先端部が上方の引出ドア20(図15参照)のトップ面の位置まで引き出され、氷収納部306が露出する状態となる。この状態では、氷の取り出しを行うことができるとともに、製氷棚304の先端部が使用者から見えるので無理な姿勢を取ることなく製氷皿350の脱着を容易することができる。
【0110】
図20において、本実施形態の製氷皿350は、肘の高さより下方に配置される製氷棚304への脱着を容易にするために取手351を設けて、取扱性を向上させている。製氷皿350は扁平なトレーを複数に分割して複数の製氷部352を形成し、該トレーの長手方向の一端に傾斜面353を備えた取手351を形成している。この製氷皿350によれば、前記傾斜面353を親指で、トレーの下方を他の指で挟むようにして確実に保持できるから、肘の高さより下方に配置される製氷棚304への挿入を、製氷皿350の先端と製氷棚304の入口を目視しながら位置合わせして確実に行うことができる。
【0111】
このため、製氷棚304への挿入時に問題となる製氷部352からの水のこぼれるのを軽減することができる。しかも無理な姿勢を取ることなく行うことができる。なお、傾斜面は設置面から60°から75°の角度が望ましく、こうすれば最適な保持姿勢を取って蛇口から製氷部352に水を入れて、製氷棚304への搬送、挿入を無理なく行うことができる。
【0112】
なお、本実施形態では、例えば、製氷皿350の横幅を130mm、長さを275mm、厚さを40mmに設定している。また、この製氷皿350は1000mm以下の高さに製氷棚304が設置される冷蔵庫に同様な効果がある。
【0113】
次に、図21において、下部冷凍室400について説明する。本実施形態では、下部冷凍室400の収納性を向上するために、収納ケース402内に透明な収納ケース404を設けている。該収納ケース404は、上面形状がほぼ長方形の扁平な箱型の本体406と、本体406の上部開放部の中央に配置されるハンドル408とから構成される。
【0114】
本体406は横幅の一辺をx1、他辺をx2、厚さy1とする大きさを備え、上部周囲に縁体410を備えている。ハンドル408は本体406の上部開放部内に、ハンドル408の上部が前記縁体410とほぼ一致するように設けられている。
【0115】
さて、この実施形態に係る収納ケース404は、下部冷凍室400の横幅W1,W2の大きさの異なる2機種の冷蔵庫に採用できるように、前記横幅x1、x2の大きさを決定している。この構成を図21の(b),(c),(d),(e)で説明している。図21において、(b)と(d)は収納ケース402aの横幅が大きな横幅W1に採用したものであり、(c)と(e)は横幅W2が狭い収納ケース402bの採用例を示したものである。
【0116】
図において、収納ケース404の長手方向の横幅x1は横幅W1の1/2の大きさに設定し、短手方向の横幅x2と横幅x1の合計が横幅W2となるように設定している。そして、横幅W1を備えた収納ケース402aの中央の位置P1と、位置P1の両側で側端部から横幅x2の位置P2,P3の位置に左右を分割する仕切板を取付け可能にしている。
【0117】
一方、横幅W2を備えた収納ケース402bでは、側端部から横幅x1の位置Q1と横幅x2の位置Q2の位置に仕切板を取付け可能にしている。このような寸法態様と構造を備えることにより、1個の収納ケース404と1枚の仕切板との組合せで多様なレイアウトを可能とすることができる。例えば、横幅W1を備えた収納ケース402aでは、図21の(b),(d)で示すa,b,c,dのレイアウトが可能であり、横幅W2を備えた収納ケース402bでは、図21(c),(e)に示すe,f,g,hのレイアウトが可能となる。
【0118】
このように本実施形態によれば、横幅Wの大きさの異なる2機種の冷蔵庫に同じ収納ケース404を搭載することができるから、部品点数を少なくして製品のシリーズ化が図れる。また、収納ケース404を設けることにより、収納ケース402を部分的に上下に2分割することが可能であるから、上部を使用頻度の高い食品の収納や小物食品、下部を使用頻度の低い食品や大物食品を収納することができる。なお、本実施形態では、横幅x1を273mm、横幅x2を200mm、厚さy1を70mmに設定している。
【0119】
〔第2の実施形態〕
図22は第2の実施形態を示した断面図である。この実施形態に係る冷蔵庫1aは、前記第1の実施形態に較べて、冷気分配器508を下方に下げて、冷蔵室100を箱型にして広くしたものである。
【0120】
図において、冷蔵庫1aは、冷蔵庫1の最上部に開閉ドア10を備えて配置される冷蔵室100と、該冷蔵室100の下方に配置される引出ドア20を備えた野菜室200と、該野菜室200の下方に配置される引出ドア30を備えた上部冷凍室300と、冷蔵庫1の最下部に配置される引出ドア40を備えた下部冷凍室400とから構成される。
【0121】
また、下部冷凍室400の後方に圧縮機502を備えた機械室500、上部冷凍室300の後方に熱交換器504、野菜室200の後方下部にフアンモータ506、後方上部に冷気分配器508を配置している。そして、冷気分配器508の上端と、冷蔵室100と野菜室200を仕切る仕切板71とがほぼフラットになるように配置している。
【0122】
このため、冷蔵室100に冷気分配器508が張り出さないので、冷蔵室100を箱型にして収納空間を広くすることができる。この実施形態では、冷蔵室100の最下部にチルド室104を配置して、該チルド室104の収納空間を広く形成している。また、この実施形態では、前記チルド室104と冷気分配器508とを隣接することができるので、周囲の貯蔵室より庫内温度の低いチルド室104に直接冷気を供給することができる。
【0123】
〔第3〜第5の実施形態の概要〕
図23〜図27は、冷蔵庫の上部に冷蔵室100、中央に野菜室200、下部に冷凍室800を配置した他のドア構成の実施形態を示したものであり、図23が冷蔵室100と野菜室200を1枚の開閉ドア内に配置した本発明の第3の実施形態の外観図、図24が図23で示す冷蔵庫の各ドアを開いた状態の外観図、図25が開閉ドアを両開きドアとする本発明の第4の実施形態の冷蔵庫の外観図、図26が3ドアタイプの本発明の第5の実施形態の冷蔵庫の外観図、図27が図26で示す冷蔵庫の各ドアを開いた状態の外観図である。
【0124】
〔第3の実施形態〕
図23、図24において、この実施形態に係る冷蔵庫1bは、冷蔵室100と野菜室200を断熱材で囲われた冷蔵野菜室700内に納め、その前面を1枚の開閉ドア702で開閉可能に構成した小型の冷蔵庫を示したものである。図において、符号1bで総括的に示すのは冷蔵庫は、冷蔵庫1の最上部に開閉ドア702を備えて配置される冷蔵野菜室700と、該冷蔵野菜室700の下方に配置される引出ドア30を備えた上部冷凍室300と、冷蔵庫1の最下部に配置される引出ドア40を備えた下部冷凍室400とから構成される。
【0125】
また、冷蔵野菜室700の最下部に引出ドア20aを備えた野菜室200が配置されている。更に、冷蔵野菜室700と上部冷凍室300との間は断熱材5を備えた仕切壁70を設け、上部冷凍室300と下部冷凍室400の間には仕切壁72を設けている。そして、前記冷蔵庫1bは、冷蔵庫1bが置かれる床面Fから、前記冷蔵庫1bの開閉ドア702上端部までの高さをH1b、前記上部冷凍室300の引出ドア上端部までの高さをH3、前記下部冷凍室400の引出ドア上端部までの高さをH4、野菜室200の引出ドア上端部までの高さをH2に設定している。
【0126】
例えば、この実施形態では、H1bを1521mm、H2を932mm、H3を611mm、H4を374mm、H2を910mmに設定している。また、横幅がW、奥行きがDに設定され、例えば、この実施形態では、Wを590mm、Dを665mmに設定している。
【0127】
冷蔵野菜室700は、冷蔵野菜室700を上下に複数に仕切る棚102と可変棚124と、最下部に配置される野菜室200と、開閉ドア702の内側に取付けられる複数のトレー126を備えている。この冷蔵野菜室700は、庫内温度が4°Cに設定され、貯蔵室で最も大きな収納容積VR1を備えている。
【0128】
また、野菜室200は引出ドア20aを備えて3°Cに設定され、収納容積VVを備えている。また、野菜室200は、周側面がほぼ垂直で上方が開放した収納ケース202aが前記引出ドア20aと一体に形成されている。
【0129】
また、収納ケース202aの上部後方には、前記収納ケース202aと連動して、あるいは引出ドア20aの開いた状態で独立して出し入れ可能な、図16と同様な、他の収納ケース(図示せず)が配置されている。この2段構造により野菜の縦積みを軽減して鮮度維持を図り、収納性を向上することができる。
【0130】
上部冷凍室300と下部冷凍室400の詳細、及び機械室500、熱交換器504等の配置は前記第1の実施形態とほぼ同様なため説明を省略する。
【0131】
なお、この実施形態では、例えば、全体の収納容積Vを300l(リットル)とし、冷蔵野菜室700の収納容積VR1を200l、上部冷凍室300と下部冷凍室400との合計の冷凍室800の収納容積VFを100L、野菜室200の収納容積VVを50l、野菜室200を除いた冷蔵室100に相当する実質収納容積VRを150lに設定している。ここで、上部冷凍室300の収納容積VF1と下部冷凍室400の収納容積VF2をほぼ同じ大きさとしている。
【0132】
また、この実施形態では、小型化を図るためにチルド室を取り除いて、冷蔵室100に相当する冷蔵野菜室700の広さを確保して、チルド室の高さ分だけ冷蔵庫の高さを低くしているが、チルド室を野菜室の200の上部に配置してもよい。また、この実施形態では、開閉ドア702の内側に取付けられる複数のトレー126aを最下部まで設けているために、野菜室200の収納容積VVを小さくしているが、野菜室200の前部の開閉ドア702の内壁をフラットとして野菜室200を前方に拡張すれば、収納容積VVを広くすることができる。
【0133】
この冷蔵庫1bによれば、野菜室200を冷蔵野菜室700の開閉ドア702内に配置したので、野菜室200の断熱構造や引出構造を簡単でしかも小型にできるから、冷蔵庫1bの小型化に大きく貢献できる。しかも、この冷蔵庫1bによれば、貯蔵室の配置を使用頻度の高い順番にしたがって、上方から下方に順に冷蔵野菜室700、上部冷凍室300、下部冷凍室400が配置され、更に最も使用頻度の高い冷蔵室100と野菜室200を一つの開閉ドア702内に設けている。
【0134】
したがって、前記開閉ドア702の開閉で冷蔵庫1bの作業の80%以上をまかなうことができる。更に、肘の高さを基準にして上方のドアを開閉ドア702とし、肘の高さより低いドアを引出ドア20a,30,40としているので、各貯蔵室のドア構造を動作姿勢に合った構造とすることができる。
【0135】
〔第4の実施形態〕
図25において、この実施形態に係る冷蔵庫1cは、大容量の冷蔵庫を実現するために、高さ寸法を前記第1の実施形態と共通しているが、横幅Wを大きくし、冷蔵室100の開閉ドア710を2枚の開閉ドア710a,710bで構成して、両側のヒンジ部60で開閉可能にしたものである。
【0136】
図25において、この実施形態に係る冷蔵庫1cは、その横幅と奥行き寸法を除いて前記第1の実施形態と同じ構造を持ち、更に、冷蔵庫1cが置かれる床面Fから、前記冷蔵庫1cの引出ドア上端部までの高さH1と、前記野菜室200の引出ドア上端部までの高さH2と、前記上部冷凍室300の引出ドア上端部までの高さH3、前記下部冷凍室400の引出ドア上端部までの高さH4と、を前記第1の実施形態と同様の寸法に設定している。
【0137】
そして、横幅Wを前記第1の実施形態より大きい、例えば682mmに設定し、奥行きがDを665mmに設定している。開閉ドア710a,710bの中央側に縦ハンドル11a,11bがそれぞれ配置され、各開閉ドア710a,710bの内壁面に図示しない複数のトレー126が配置されている。
【0138】
この冷蔵庫1cによれば、横幅Wを大きくして、冷蔵室100の開閉ドア710を2枚の開閉ドア710a、710bで構成することにより、大きな設計変更をともなうことなく大型化が図れ、しかも貯蔵室の使用頻度と使用者の動作姿勢に合った冷蔵庫1cを提供することができる。
【0139】
〔第5の実施形態〕
図26、図27において、この実施形態に係る冷蔵庫1dは、最上部に配置した冷蔵室100と、中央に配置した野菜室200と、下部に配置した冷凍室800を、それぞれ1枚の開閉ドア10と、引出ドア20、引出ドア80で構成した3ドアの冷蔵庫1dである。
【0140】
図において、この実施形態に係る冷蔵庫1dは、冷蔵庫1dが置かれる床面Fから、前記冷蔵庫1dの上端部までの高さH1と、前記野菜室200の引出ドア上端部までの高さH2と、前記冷凍室800の引出ドア上端部までの高さH3と、を前記第1の実施形態と同様の寸法に設定している。
【0141】
また、冷凍室800の後方に機械室500と熱交換器504を配置し、野菜室200の後方にフアンモータ506と冷気分配器508を配置している(図22参照)。更に、冷蔵室100は、最下部にチルド室104と自動製氷器用の水タンク111を並設させている。また、野菜室200は、収納ケース202と収納ケース204の2段構造としている。また、冷凍室800は、図21で説明したトレー404(図示せず)を配置している。
【0142】
この実施形態によれば、使用頻度の高い食品の出し入れをさほど損なうことなくドア枚数を減らすことができるから(第4の実施形態に比べて)、構造が簡単で原価低減が図れる小型の冷蔵庫を提供することができる。
【0143】
なお、前記実施形態では、引出ドア20,30等を各貯蔵室に対して1枚づつ配置したが、これにこだわるものでなく、高さH2,H3が前記した使用者の体形に合ったものであればよく、横方向や縦方向に配置された複数の引出ドアで構成しても同様な効果を得ることができる。
【0144】
例えば、横幅Wが非常に幅広い冷蔵庫については、各貯蔵室内を左右に仕切板を介して分割し、該仕切られたそれぞれの庫内に引出ドアを設けてもよい。
【0145】
【発明の効果】
本発明によれば、野菜室の収納性が良好で使い勝手が良好な冷蔵庫が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る冷蔵庫の第1の実施形態の外観図である。
【図2】本発明に係る冷蔵庫の第1の実施形態のドアを開いた状態の外観図である。
【図3】本発明に係る冷蔵庫の第1の実施形態の正面図と部分側面図である。
【図4】本発明に係る冷蔵庫の第1の実施形態の縦断面図である。
【図5】本発明に係る冷蔵庫の第1の実施形態の冷蔵室の正面図である。
【図6】本発明に係る冷蔵庫の第1の実施形態のチルド室とその近傍の断面図と透視図である。
【図7】本発明に係る冷蔵庫の第1の実施形態の背面の部分透視図である。
【図8】本発明に係る冷蔵庫の第1の実施形態における標準的な女性の姿勢と冷蔵庫の各部との関係を示す図である。
【図9】各貯蔵室の使用頻度についての説明図である。
【図10】本発明に係る冷蔵庫の第1の実施形態における流し台との関連設置の状態図である。
【図11】本発明に係る冷蔵庫の第1の実施形態の引出ドア開閉構造の概念図である。
【図12】図11の要部拡大断面図である。
【図13】引出ドア開閉構造における従来例との比較図である。
【図14】本発明に係る冷蔵庫の第1の実施形態の野菜室の第1の外観図である。
【図15】本発明に係る冷蔵庫の第1の実施形態の野菜室の第2の外観図である。
【図16】本発明に係る冷蔵庫の第1の実施形態の野菜室の開閉動作を示す断面図である。
【図17】野菜室の収納状態における従来例との対比図である。
【図18】本発明に係る冷蔵庫の第1の実施形態の野菜室の収納ケースの説明図である。
【図19】本発明に係る冷蔵庫の第1の実施形態の冷凍室の開閉動作を示す断面図である。
【図20】本発明に係る冷蔵庫の第1の実施形態の製氷皿の説明図である。
【図21】本発明に係る冷蔵庫の第1の実施形態の冷凍室の収納ケースの説明図である。
【図22】本発明に係る冷蔵庫の第2の実施形態の断面図である。
【図23】本発明に係る冷蔵庫の第3の実施形態の外観図である。
【図24】本発明に係る冷蔵庫の第3の実施形態のドアを開いた状態の外観図である。
【図25】本発明に係る冷蔵庫の第4の実施形態の外観図である。
【図26】本発明に係る冷蔵庫の第5の実施形態の外観図である。
【図27】本発明に係る冷蔵庫の第5の実施形態のドアを開いた状態の外観図である。
【符号の説明】
1 冷蔵庫
2 筐体
10 開閉ドア
20,30,40 引出ドア
100 冷蔵室
200 野菜室
202,204 収納ケース
300 上部冷凍室
302 収納ケース
400 下部冷凍室
402 収納ケース
800 冷凍室
H1 冷蔵庫の上端部までの高さ
H2 野菜室の引出ドア上端部までの高さ
H3 上部冷凍室の引出ドア上端部までの高さ
H4 下部冷凍室の引出ドア上端部までの高さ
H5 野菜室の収納ケースの床面までの高さ
U1 野菜室の引出ドア上端部から収納ケースの床面までの深さ
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention comprises a refrigerator compartment at the top of the refrigerator, a freezer compartment at the bottom of the refrigerator, a vegetable compartment between the refrigerator compartment and the freezer compartment, and an open / close door supported on the front side of the refrigerator compartment, The present invention relates to a refrigerator provided with a drawer door that can be pulled out in the front-rear direction together with a storage case supported by an inner wall surface of the refrigerator in a freezer compartment and a vegetable compartment.
[0002]
[Prior art]
A conventional refrigerator is provided with a plurality of storage chambers suitable for the temperature of each food by partitioning an interior formed by foaming and filling a heat insulating material between an outer box and an inner box with a plurality of temperature zones. Conventionally, the mainstream is a freezer compartment at the top, a refrigerator compartment at the center, and a vegetable compartment at the bottom. Recently, various layout refrigerators have been proposed.
[0003]
For example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 5-223431 has proposed a refrigerator called a mid freezer in which a freezing room is arranged in the center. Its specific structure is a refrigerator room with an open / close door at the top of the refrigerator, a freezer room with a drawer door arranged in two stages in the center, and a vegetable room with a drawer door at the bottom. A compressor is provided at the rear of the vegetable compartment, and a fan motor and a heat exchanger are provided at the rear of the freezer compartment.
[0004]
Also, for example, in Japanese Patent Application Laid-Open No. 5-60440, a refrigerator is divided into two storage rooms provided with opening / closing doors through a partition wall, and the upper storage room is refrigerated with a drawer-type vegetable room at the bottom. The lower storage room is a freezer room with a plurality of drawers.
[0005]
For example, Hitachi, Ltd. has a refrigerator room with an open / close door at the top of the refrigerator, a vegetable room / refrigerator room with an open / close door with a rotating storage case (switchable), and a rotating vegetable at the bottom. A refrigerator made into a refrigerator room equipped with a storage case and an opening / closing door with an ice shelf was put on the market in 1975 as model R-336BRV.
[0006]
Also, for example, in Japanese Utility Model Publication No. 37-18668, there is provided a refrigerator having a multi-purpose storage chamber that is provided with a storage chamber with upper and lower doors and is provided at the center or waist portion of the refrigerator. It is disclosed.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
When investigating the actual usage of refrigerators, refrigerators are installed side by side with kitchen sinks and are frequently used for cooking in a standing position. The frequency of use continues in the refrigerator room, then in the vegetable room, and then in the freezer room. From the standpoint of actual use, it can be said that it is suitable to use a refrigerator room at the top, a vegetable room at the center, and a freezer room below.
[0008]
However, for example, in the above-described conventional example, although the convenience of the refrigerator compartment is improved, the vegetable compartment must be used in a squatting position because the vegetable compartment is disposed below the freezer compartment that is less frequently used. There was a problem in the usability of the vegetable room. In particular, because the freshness of vegetables quickly deteriorates, placing a vegetable room, which must always be monitored for freshness, below the freezer room for long-term storage of frozen foods is an improvement in terms of actual usage. It was a challenge.
[0009]
Furthermore, it is known that vegetables are significantly reduced in freshness when stacked vertically or when unnecessary force is applied, but in the conventional example described above, a compressor is provided behind the vegetable compartment, There is a problem that the back of the vegetable room is slanted, and the vegetables stored on this slope push down other vegetables to reduce the freshness. Furthermore, in the above-described conventional example, since the freezer compartment whose temperature in the warehouse is significantly different from that of the refrigerator compartment or vegetable compartment is arranged between the refrigerator compartment and the vegetable compartment, heat insulating materials must be provided above and below the freezer compartment. I must.
[0010]
In addition, since the freezer compartment is arranged above the vegetable compartment, the heat exchanger and fan motor arranged along with this are inevitably arranged above, and between the compressor and the heat exchanger. Not only is dead space formed, but the center of gravity moves upward, and there is a problem with the stability of the refrigerator itself.
[0011]
On the other hand, for example, in the above-described conventional example, the vegetable room is arranged in the center, so that the positional usability of the first conventional example is improved, but the implementation status of this type of type is improved. When it sees, since the vegetable room is arrange | positioned in the high position of 1000 mm or more, there exists a subject in the cooperation operation | work with the work in a sink, and taking in and out of a big vegetable.
[0012]
Further, for example, in the above-described conventional example, since the vegetable room is arranged in the refrigerated room, when the vegetable room is used, the opening / closing door and the drawer must always be opened and closed. Moreover, there are problems of a drop in the internal temperature and damage when the open / close door is closed with the drawer pulled out.
[0013]
In addition, for example, in the conventional example described above, a vegetable room can be made by switching the central storage room, but since this vegetable room / refrigerator is further provided with an open / close storage case inside the open / close door, Two open / close operations are always required for use. In addition, in this conventional example, the opening / closing door and the rotating storage case are opened / closed by one hinge, so that the center of gravity moves obliquely forward and there is a problem in the stability of the main body. Moreover, in this prior art example, since all the storage rooms are used as opening / closing doors, there is a problem in the usability of the storage room arranged below.
[0014]
Further, for example, in the above-described conventional example, although the structure of the central storage chamber is disclosed, there is no specific disclosure of the upper and lower storage chambers. Furthermore, there is no specific disclosure as a refrigerator related to the internal temperature of each storage room. In addition, since the lowermost storage chamber is an open / close door, there is a problem in usability of the lower storage chamber in a squatting posture.
[0015]
An object of the present invention is to provide a refrigerator provided with a vegetable room having good storage properties.
[0018]
[Means for Solving the Problems]
To achieve the object, the vegetable compartment of the refrigerator according to the present invention is attached to the drawer door that opens and closes by moving in the front-rear direction with respect to the refrigerator, and is detachably attached to the drawer door, together with the drawer door A first storage case that opens in the front-rear direction, and a second storage case that is disposed above the first storage case and forms a storage space of the vegetable compartment together with the first storage case; With
The first storage case is formed with a step portion that prevents the second storage case from moving forward and pushes the second storage case backward at the front part of the edges of both side surfaces thereof, A first support rail for supporting both sides of the second storage case is provided behind the stepped portion;
On both wall surfaces of the vegetable compartment, second support rails that support both sides of the second storage case are provided,
The second storage case is With the first storage case pulled out, A state in which both sides thereof are supported via the second support rail; From the supported state To be supported by the first support rail , Supported to move in the front-rear direction,
In a state where the second storage case is supported by the first support rail, the inside of the first storage case behind the step portion is divided into two upper and lower storage spaces,
In a state where the first storage case and the second storage case are pulled out to the front of the refrigerator, the storage space of the vegetable compartment is a space in front of the step portion of the first storage case. The second storage case is prevented from moving by the stepped portion, and a first storage space that is a space where the upper portion is not covered by the second storage case can be taken, and the first storage case A second storage space that is a space behind the stepped portion and is covered with the second storage case at an upper portion thereof; a third storage space formed by the second storage case; Consisting of
The first storage space disposed in front of the first storage case is a vertically long storage space having a length in the height direction longer than the length in the front-rear direction so that vegetables can be stored in a standing posture. The third storage space is configured such that the length in the height direction is shorter than the length in the height direction of the second storage space.
[0019]
Furthermore, in order to achieve the object, the refrigerator according to the present invention comprises the vegetable compartment, a refrigerator compartment at the top of the refrigerator, a freezer compartment at the bottom of the refrigerator, and a vegetable compartment between the refrigerator compartment and the freezer compartment. Each is provided independently and applied to a refrigerator provided with a compressor behind the freezer compartment.
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of a refrigerator according to the present invention will be described with reference to FIGS. In addition, the same site | part, an arrow, etc. are shown with the same code | symbol, and the overlapping description is abbreviate | omitted.
[0021]
[First Embodiment]
FIGS. 1-21 is 1st Embodiment of the refrigerator based on this invention, FIGS. 1-3 is an external view, FIG. 4 is longitudinal center sectional drawing, FIGS. 5-7 is explanatory drawing of a ventilation path, FIGS. 8 to 10 show the actual condition of use of the refrigerator and the arrangement of each storage room, FIGS. 11 to 13 show the drawer doors, FIGS. 14 to 18 show the vegetable room, and FIGS. 19 to 21 show the freezer room. It is explanatory drawing of.
[0022]
First, the external structure will be described with reference to FIGS. 1 is an external perspective view, FIG. 2 is an external perspective view in an open state, and FIG. 3 is a front view and a partial side view.
[0023]
In FIG. 1 and FIG. 2, a refrigerator is generally indicated by reference numeral 1, and is provided in a refrigerator compartment 100 provided with an opening / closing door 10 at the top of the refrigerator 1 and below the refrigerator compartment 100. Lower refrigeration provided with the vegetable compartment 200 provided with the drawer door 20, the upper freezer compartment 300 provided with the drawer door 30 arrange | positioned under this vegetable compartment 200, and the drawer door 40 arrange | positioned at the lowest part of the refrigerator 1. Chamber 400. In the refrigerator 1, the upper freezer room 300 and the lower freezer room 400 constitute a freezer room 800.
[0024]
The refrigerator 1 is configured such that the height from the floor F on which the refrigerator 1 is placed to the upper end of the refrigerator 1 is H1, the height from the vegetable door 200 to the upper end of the drawer door is H2, and the upper freezer The height of 300 to the upper end of the drawer door is set to H3, and the height of the lower freezer compartment 400 to the upper end of the drawer door is set to H4. For example, in this embodiment, H1 is set to 1730 mm, H2 is set to 932 mm, H3 is set to 611 mm, and H4 is set to 374 mm. Also, the horizontal width is set to W and the depth is set to D. For example, in this embodiment, W is set to 590 mm and D is set to 690 mm.
[0025]
In FIG. 3, in this embodiment, the opening / closing door 10 has the largest height h1 of 788 mm, and then the drawer door 20 having a height length h2 of 312 mm, and then the drawer door 20 having a height length h4 of 290 mm. The height h3 of the drawer door 30 is set to the smallest 229 mm. In addition, the clearance gap between each door shall be about 9 mm, and the collar 50 for blinding the moving wheel 3 provided in the bottom face of the housing | casing 2 is provided in the lowest part.
[0026]
The open / close door 10 is attached to the housing 2 so as to be opened and closed by hinges 60 provided on the upper and lower sides of one side. A vertically long vertical handle 11 occupying 70% or more of the total height of the open / close door 10 is provided on the free end side of the open / close door 10. The vertical handle 11 includes a vertically long concave portion 13 and an elongated handle portion 12 provided at the center of one side of the recess portion 13. The finger is scratched on the handle portion 12 to open and close the opening / closing door 10. be able to. The drawer door 20 includes a handle portion 22 that is formed at the upper end and extends in a circular arc shape below the door portion, and a horizontally long bow-shaped recess portion 23 that is formed below the handle portion 22. A lateral handle 21 is provided. The handle portion 22 that protrudes in an arc shape below is designed to be conspicuous with a different color from the other members, thereby improving the design by forming a strong accent line at the front center. In addition, the size is used as a space including the nameplate 24. The drawer doors 30, 40 are provided with lateral handles 31, 41 including horizontally long handle portions 32, 42 and recesses 33, 43 at the center of the upper end.
[0027]
Next, the internal structure will be described with reference to FIG. In the figure, the housing 2 is formed by foaming and filling a heat insulating material 5 between an outer box 3 made of steel plate and an inner box 4 made of resin. The open / close door 10 and the drawer doors 20, 30, 40 also have the same structure as that of the housing 2.
[0028]
The refrigerating room 100 includes a shelf 102 that divides the inside thereof into a plurality of parts, a chilled room 104 that is disposed at the lowermost part, and a plurality of trays 126 that are attached to the inside of the opening / closing door 10. The refrigerator compartment 100 has an internal temperature set to 4 ° C. and has the largest storage volume VR in the storage compartment. The chilled chamber 104 includes an opening / closing door 106 and is set to −1 ° C.
[0029]
The vegetable compartment 200 is slidably provided integrally with the drawer door, with a storage case 202 whose peripheral side surface is substantially vertical and opened upward being supported by the opening / closing mechanism 600 of the drawer door 20 (see FIG. 13). ing. With this structure, by pulling out the drawer door 20, the storage case 202 can be pulled out and the food stored therein can be taken in and out, and the storage case 202 can be removed from the drawer door 20 and cleaned.
[0030]
Arranged behind the storage case 202 is another storage case 204 that can be inserted and removed independently of the storage case 202 or with the drawer door 20 open. With this two-stage structure, the vertical stacking of vegetables can be reduced to maintain freshness and improve storage. The vegetable room 200 has an internal temperature set to 3 ° C. and has a larger storage volume VV than the upper freezer room or the lower freezer room.
[0031]
The freezer compartment 800 composed of the upper freezer compartment 300 and the lower freezer compartment 400 has a storage volume VF having an internal temperature set to −18 ° C. and having a size next to the storage volume VR of the refrigerator compartment 100. In the upper freezer compartment 300, a storage case 302 whose peripheral side surface is substantially vertical and opened upward is removably supported on the opening / closing mechanism 600 of the drawer door 30 in the same manner as the storage case 202. In addition, an ice making shelf that moves in the front-rear direction in conjunction with opening and closing of the drawer door 30 is provided on one upper surface of the upper freezer compartment 300. In the lower freezer compartment 400, a storage case 402 having a rear surface formed obliquely and opened upward is removably supported on the opening / closing mechanism 600 of the drawer door 40 in the same manner as the storage case 202.
[0032]
In this embodiment, the freezer compartment 800 is divided into an upper freezer compartment 300 and a lower freezer compartment 400 so that the depth of each drawer storage is reduced and the stored food is taken in and out better. Moreover, since the storage capacity is limited by the machine room 600 provided at the rear of the lower freezer compartment 400, the depth of the lower freezer compartment 400 is made larger than the depth of the upper freezer compartment 300, and the storage capacity of the upper freezer compartment 300 is increased. Since the storage volume VF2 of the VF1 and the lower freezer compartment 400 is set to be substantially the same size, foods that are frequently used are stored in the upper thin storage case 302 to improve usability, It is difficult to use by storing stock foods that are sometimes used in the storage case 402.
[0033]
Now, in this refrigerator 1, since the refrigerator compartment 100 with which the internal temperature approximated in the upper part of the vegetable compartment 200, and the upper freezer compartment 300 in which the internal temperature differs remarkably in the lower part of the vegetable compartment 200, the heat insulating material 5 was provided. One partition wall 70 may be provided between the vegetable compartment 200 and the upper freezer compartment 300, and the internal volume can be increased. Here, a partition wall 71 without a heat insulating material provided with a cold air passage (not shown) is provided between the refrigerator compartment 100 and the vegetable compartment 200, and a partition wall 72 is provided between the upper freezer compartment 300 and the lower freezer compartment 400. Provided.
[0034]
In this embodiment, the total storage volume V is 370 l (liter), the storage volume VR of the refrigeration room 100 is 200 l, the storage volume VV of the vegetable room 200 is 70 l, and the upper freezing room 300 and the lower freezing room 400 The storage volume VF of the total freezer compartment 800 is set to 100 l. Here, the storage volume VF1 of the upper freezer compartment 300 and the storage volume VF2 of the lower freezer compartment 400 are substantially the same size.
[0035]
Also, a machine room 500 having a compressor 502 behind the lower freezer room 400, a heat exchanger 504 behind the upper freezer room 300, a fan motor 506 at the lower rear of the vegetable room 200, and a storage case 204 for the vegetable room 200. A cold air distributor (cold air supply amount adjuster) 508 is disposed across the rear of the chilled chamber 104.
[0036]
According to this arrangement structure, since the heavy compressor 502 is provided at the lowermost part of the back surface, the center of gravity of the refrigerator 1 can be lowered and stabilized. Moreover, since the heat exchanger 504 that is a cooling source is arranged in the vicinity of the freezer compartment 800 (the upper freezer compartment 300) having the lowest internal temperature, in a different manner from the vegetable compartment 200 having a high internal temperature, the vegetable compartment The temperature drop in the cabinet 200 can be reduced, and the freezer compartment 800 (upper freezer compartment 300) can be efficiently cooled. In particular, in the refrigerator 1 according to the present invention, since the freezer compartment 800 is disposed at the lowermost part, the heat exchanger 504 can be inevitably disposed below, so that between the machine room 500 and the heat exchanger 504 It is possible to eliminate the dead space that is formed.
[0037]
Furthermore, since the heat exchanger 504, the fan motor 506 and the cold air distributor (cold air supply amount adjusting machine) 508 arranged on the upper side can be lowered, the center of gravity of the refrigerator 1 is lowered to reduce the refrigerator 1 Installation can be improved.
[0038]
In addition, the storage case 204 of the vegetable compartment 200 (located behind the upper part) is adjacent to the relatively thin cool air distributor 508 provided above the slightly thick fan motor 506, so that the storage case 204 is more than the storage case 202. Can be arranged rearwardly, so that the storage capacity VV of the vegetable compartment 200 can be increased while maintaining the storage space formed around the substantially vertical surface.
[0039]
In addition, since the cold air distributor 508 is disposed adjacent to the chilled chamber 104 having a low internal temperature in the refrigerated chamber 100, the chilled chamber 100 is prevented from being overcooled, and the cold air is directly blown into the chilled chamber 104 to efficiently cool it. Can do.
[0040]
Next, the flow of cold air will be described with reference to FIGS. First, the cold air generated by the heat exchanger 504 is blown by the fan motor 506 to the cold air distributor 508 and the freezer compartment 800 (the upper freezer compartment 300 and the lower freezer compartment 400). The cold air blown to the cold air distributor 508 is divided into the refrigerator compartment 100 and the chilled room 104 by the cold air distributor 508. This cold air passage structure will be described in detail with reference to FIGS. 5 and 6 together with the surrounding structure.
[0041]
5 is a front view of the refrigerator compartment 100, FIG. 6A is a partial sectional view of the refrigerator compartment 100, and FIG. 6B is a front perspective view around the chilled compartment 104. FIG.
[0042]
In FIG. 5, a duct 112 having an interior lighting device 108 and a cold air passage 110 is attached flatly to the center of the inner wall of the back side of the refrigerator compartment 100. The duct 112 has a width that is half the size of the refrigerator compartment 100, and the vertical direction has a size that is the height of the refrigerator compartment 100, and a vertically long interior illumination device 108 is provided at the center thereof. On both sides of the device 108, cold air passages 110 a and 110 b branched from the cold air distributor 508 in a “Y” shape are provided.
[0043]
The interior lighting device 108 is arranged so as to straddle a plurality of partition shelves 102, and the cool air passages 110a and 110b are provided with cool air openings 114 in each shelf so that the cool air reaches each stage of the partition shelf 102. ing. With this structure, the food stored in each partition 102 can be illuminated evenly and efficiently by the interior lighting device 108 provided in the center of the back surface.
[0044]
In addition, the food stored in each partition shelf 102 can be efficiently cooled by blowing out cold air from the two cold air openings 114 arranged almost evenly on the back surface. The interior lighting device 108 is provided with a light source 116 slightly above the refrigerating room 100, and a translucent material 118 having a length of 422.5 mm and a width of 70 mm is provided flat on the front thereof. In addition, the interior lighting device 108 reduces the depth dimension by arranging the light source 116 in parallel with the longitudinal direction of the light source 116, and transmits the light-transmitting material via a reflective surface (not shown) provided on the back side thereof. It is comprised compactly so that it can illuminate from 118.
[0045]
In FIG. 6, the cold air supply to the chilled chamber 104 is directly blown out from the cold air port 124 provided on the front surface of the cold air distributor 508, and passes through the gap below the tray 122 in the chilled chamber 104 and below the cold air port 124. It is made to return to the refrigerant | coolant circulation system from the exhaust port 125 provided in. A part of the cold air supplied to the chilled room 104 is supplied to the vegetable room 200.
[0046]
The chilled chamber 104 is partitioned in the refrigerated chamber 100 by a transparent box 120, and the opening / closing door 106 is opened in conjunction with the tray 122 being pulled out. For this reason, since the exhaust port 125 can be seen through the transparent box, the exhaust port 125 is provided in the lower part as much as possible so that it cannot be seen when the door 10 is opened and closed. Further, an exhaust port 206 for exhausting cold air from the vegetable compartment 200 is provided below the front surface of the cold air distributor 508. Reference numeral 510 denotes a control box.
[0047]
Returning to FIG. 4, the cold air blown out from the back wall of the refrigerator compartment 100 is guided to the vegetable compartment 200 through the cold air passage provided in the partition plate 71 by cooling the inside of the refrigerator compartment 100 along the arrow. In addition, the cold air blown into the chilled chamber 104 is returned to the refrigerant circulation system through the upper and lower surfaces of the tray 122 to reduce overcooling of the refrigerator compartment 100 and the vegetable compartment 200. Here, in this embodiment, since an air path is formed between the chilled chamber 104 (tray 122) and the partition plate 71, chilled with a low internal temperature with respect to the vegetable chamber 200, without newly providing a heat insulating material. The adverse effect of the chamber 104 can be reduced.
[0048]
Then, the cool air guided to the vegetable compartment 200 passes around the storage cases 202 and 204 and is then returned from the exhaust duct 512 to the refrigerant circulation system via the exhaust port 206. The subsequent cool air passage will be described with reference to FIG.
[0049]
FIG. 7 is a perspective view showing a schematic configuration of the back surface. In the figure, the cool air returned to the refrigerant circulation system by the exhaust duct 512 is guided to the drain tray 514 provided below the heat exchanger 504, cooled again by the heat exchanger 504, and then guided to the fan motor 506. The drain tray 514 is inclined at the bottom, and a drain hose 516 is provided at the lower end thereof. Therefore, the dew attached to the cooler 504 is received by the drain tray 514 and provided on the bottom surface of the refrigerator 1 (not shown). Can lead to dew tray.
[0050]
Returning to FIG. 4, on the other hand, the cold air supplied to the upper freezer compartment 300 and the lower freezer compartment 400 circulates inside and outside the storage cases 302 and 402 and is returned to the drain tray 514. Thus, in the refrigerator 1 according to this embodiment, the inside of the refrigerator can be efficiently cooled while the cold air circulates through the distribution path.
[0051]
Further, a temperature drop due to opening / closing of the opening / closing door 10 and the drawer doors 20, 30, 40 is detected by a sensor (not shown) provided in each storage chamber or passage, and a microcomputer (not shown) provided in the control box is operated by a cold air distributor. The internal temperature is controlled by controlling 508 and the compressor 502.
[0052]
Next, with reference to FIGS. 8 to 10, usability associated with the arrangement of the refrigerator compartment 100, the vegetable compartment 200, and the freezer compartment 800 (the upper freezer compartment 300 and the lower freezer compartment 400) will be described. FIG. 8 is an installation state diagram of the refrigerator 1, FIG. 9 is an explanatory diagram showing the usage frequency of each storage room of the refrigerator, and FIG. 10 is an explanatory diagram showing a relationship between the human posture and the arrangement of each storage room of the refrigerator 1. . In FIG. 8, when considering the usability of the refrigerator 1, it is necessary to consider the installation environment and the usage pattern of the person who uses the refrigerator. That is, as long as the refrigerator 1 is installed in the kitchen, it is necessary to consider the relationship with the housing equipment such as a ladle 700 (see FIG. 10) and a cupboard that are often used side by side in the kitchen.
[0053]
In particular, the relationship between the refrigerator 1 and the flow platform 700 is important because it is frequently used as part of cooking. As a matter of course, the flow of the one-piece work must be adapted to the usage pattern of the person who uses it. The refrigerator 1 according to the present embodiment is planned from the above viewpoint.
[0054]
For example, when a standard Japanese woman (height 155 cm) uses the refrigerator 1 at a distance of 400 mm from the refrigerator 1, the range Y <b> 2 that can be easily reached in a standing posture is 630 mm on the lower side and 1340 mm on the upper side. Above 1340 mm is the storage range Y1 above the shoulder. In addition, the storage range Y3 that can be easily reached when in the bending posture is 310 mm on the lower side and 630 mm on the upper side. The lower part of 310 mm is a storage range Y3 that can be easily reached when a squatting posture is reached.
[0055]
The standard female elbow height is 970 mm, and food can be easily taken in and out without raising the elbow if it is below this position.
[0056]
From these points, when the workability of the refrigerator 1 is seen, the storage room disposed upward from the elbow height of 970 mm has a good standing posture work operation on the open / close door 10. On the other hand, when the elbow height is lower than 970 mm, the workability of the drawer doors 20, 30, and 40 that allows food to be taken in and out while looking over the storage chamber is excellent in any posture.
[0057]
In particular, when considering the workability in a standing posture, the lower side reaching a standard Japanese woman's hand is 643 mm, so the drawer door 20 disposed below the elbow height of 970 mm is If the height of the drawer door 20 from the floor surface is 643 mm or more, food can be taken in and out in a standing posture. The height of the drawer door 20 from the floor surface is set to be lower if the posture is such that the posture can be easily changed from the standing posture. That is, food can be easily put in and out by providing a drawer door at a position lower than the elbow height and within the reach of the standing posture and the bending posture.
[0058]
The dimensional relationship described above is a numerical value modeled on a standard woman to the last, and the numerical range is, for example, considering the height of slippers usually worn in the kitchen, the user's coverage rate, storage capacity, etc. Other conditions need to be considered.
[0059]
Investigating the actual usage of the refrigerator, as shown in FIG. 10, the refrigerator 1 is installed side by side with the kitchen sink 700 and is frequently used for cooking work in a standing posture. As shown in FIG. 9, the frequency of use continues to the refrigerator compartment 100, then the vegetable compartment 200, and then the freezer compartment 800 (the upper freezer compartment 300 and the lower freezer compartment 400). From the standpoint of actual use in the standing position, the refrigerator room 100 is located in the upper part, the vegetable room 200 in the center, and the freezer room 800 (the upper freezer room 300 and the lower freezer room 400) in the lower part. It is possible to make the work operation easier by reducing the movement to the crouching posture.
[0060]
On the other hand, considering the housing environment of the kitchen, the height of the refrigerator 1 can be set to the top of the refrigerator 1 in order to be able to be installed in any kitchen given that the lower part of a general kitchen hanging cabinet is 1800 mm. H1 should just be 1800 mm or less.
[0061]
On the other hand, the flow platform 700 adjacent to the refrigerator 1 has a height to the table (cooking table) of 850 mm and a height to the faucet 702 of about 870 mm. Therefore, in the standing posture or the bending posture in which the posture can be easily changed from the standing posture, the elbow height is set to 970 mm as a reference, and a storage room with high use frequency is arranged in the operation range, thereby allowing the flow. The work on the table 700 and the work on the refrigerator 1 can be smoothly and easily performed as a series of work without greatly changing the posture.
[0062]
Now, in the refrigerator 1 which concerns on this embodiment, the refrigerator compartment 100, the vegetable compartment 200, and the freezer compartment 800 are arrange | positioned from upper direction to the downward direction according to the order with high use frequency of arrangement | positioning of a storage room. Since it is divided into two parts, an upper freezer room 300 with high use frequency in the upper part and a lower freezer room 400 with low use frequency for storing stock foods in the lower part, the movement operation from the standing position to each position is performed. It can be efficiently reduced according to the frequency of use.
[0063]
Further, since the upper door is the open / close door 10 and the doors lower than the elbow height are the extraction doors 20, 30, and 40 with respect to the height of the elbow, the door structure of each storage room is adapted to the operating posture. It is said.
[0064]
Moreover, since the refrigerator 1 of this embodiment has set the height H1 to an upper end part to 1730 mm, it can be installed in almost any kitchen, and it can be installed in the upper shelf 102 of the refrigerator compartment 100 without using a stand or the like. The stored food can be taken in and out.
[0065]
In the vegetable room 200, the height H2 up to the upper end is set to 932 mm lower than the height of the user's elbow, and the height H5 of the floor surface (bottom surface) of the storage case 202 is set to 643 mm that can be reached in a standing position. As a result, the food can be taken in and out without raising the elbows, and the linkage work with the flow platform 700 can be easily performed in a standing posture. In addition, since the inside of the storage cases 202 and 204 can be seen only by the movement of the neck, the inside of the storage cases 202 and 204 is easy to see.
[0066]
Further, the upper freezer compartment 300 has a height up to the upper end of 611 mm which is lower than the upper limit (630 mm) of the bending posture, and the height H6 of the floor (bottom surface) of the storage case 302 is lower than the lower limit (310 mm) of the bending posture. Since the height is set to 404 mm, food can be easily taken in and out in a bent posture.
[0067]
And the lower freezer compartment 400 that is least frequently used can set the height H4 to the upper end higher than the upper limit height in the squatting posture so that the food stored in the lower freezing compartment 400 can be taken in and out in the crouching posture. In addition, the lower-priced food with extremely low usage frequency is taken in and out in a leaning posture, and a horizontal handle 41 is provided at the upper end of the drawer door 40 to enable opening and closing in the leaning posture.
[0068]
Further, the vertical handle 11 provided on the opening / closing door 10 is disposed at a position where it can be easily opened and closed in a standing posture, and the horizontal handles 21, 31, 41 disposed on the drawer doors 20, 30, 40 are at least in a standing posture or a bent posture. Therefore, it is easy to apply force when opening and closing, and the door can be opened and closed easily. In particular, since the vertical handle 11 is provided long in the vertical direction, the user can open and close by grasping a position suitable for his / her posture.
[0069]
Thus, according to the refrigerator which concerns on this embodiment, the refrigerator compartment 100, the vegetable compartment 200, the upper freezer compartment 300, and the lower freezer compartment 400 are arrange | positioned sequentially from upper direction in order with high utilization frequency, and each storage room is set. A door structure suitable for the user's standing posture, bending posture, and crouching posture, and by placing it in the optimal operating area for each posture, a refrigerator that matches the usage frequency of the storage room and the user's operating posture is provided. .
[0070]
Here, the dimension aspect of the refrigerator 1 which concerns on this embodiment mentioned above is one embodiment, and is not limited to this dimension aspect. That is, the height H1 to the upper end of the refrigerator 1, the height H2 to the upper end of the drawer door of the vegetable compartment 200, and the height H3 to the upper end of the drawer door of the freezer compartment 800 (upper freezer compartment 300), By setting the ranges of H1 ≦ 1800 mm, H2 ≦ 1000 mm, and H3 ≧ 560 mm, it is possible to obtain the same effect as in the above embodiment. At this time, the freezer compartment 800 is constituted by the upper freezer compartment 300 and the lower freezer compartment 400, and the height H4 of the upper end portion of the drawer door of the lower freezer compartment 400 is set to H4 ≧ 350 mm, so that it is the same as the above embodiment. Effects can be obtained.
[0071]
Moreover, many height H2 to the drawer door upper end part of the vegetable compartment 200 and the floor surface height H5 of the storage case 202 of the vegetable compartment 200 are set to H2 ≦ 1000 mm, 560 ≦ H5 ≦ 720 mm, respectively. It is possible to provide the vegetable room 200 in which the user can look around the vegetable room 200 and easily organize it, and food can be taken in and out easily.
[0072]
Further, by setting the depth U1 (see FIG. 4) from the upper end of the drawer door of the storage case 202 to U1 ≧ 250 mm, and further to 850 mm ≦ H2 ≦ 1000 mm, 560 ≦ H5 ≦ 720 mm, Thus, the vegetable compartment 200 can be provided in which the vegetables can be stored vertically and the freshness is increased, so that many users can look around the interior of the vegetable compartment 200 and food can be easily taken in and out.
[0073]
Next, the opening / closing structure of the drawer door will be described with reference to FIGS. FIG. 11 is a schematic diagram of the opening / closing mechanism of the drawer door, FIG. 12 is an enlarged cross-sectional view of the main part of FIG. 11, and FIG.
[0074]
11 and 12, an open / close drawer structure (open / close mechanism) 600 employed by the drawer doors 20, 30, 40 will be described. The opening / closing drawer structure 600 includes a first guide rail 610 formed by being embedded in the wall surfaces on both sides of the storage chamber, a second guide rail 620 that moves on the first guide rail 610 via a roller 621, The support 630 having the drawer door 20 (30, 40) that moves on the second guide rail 620 via the roller 631 and the separation of the first guide rail 610 and the second guide rail 620 are prevented. The first stopper 640 includes a second guide rail 620 and a second stopper 641 that prevents separation of the support body 630, and the storage case 202 (302, 402) is detachable from the support body 630. Mounted.
[0075]
The cross section of the first guide rail 610 is formed in a “U” shape, the roller 621 and its rotation shaft 622 can be moved, and the first guide rail 610 is formed in a size having a diameter of the roller 621 and an appropriate gap. The second guide rail 620 has an “L” -shaped cross-sectional shape with a lower end refracted inward, and a roller 621 is attached to the rear side of the outer side surface via a rotating shaft 622, and the front side of the inner side surface The roller 631 is attached to the rotary shaft 632.
[0076]
At least two rollers 621 and 631 are provided so that the second guide rail 620 and the support 630 can be moved horizontally. The support 630 has an “S” -shaped cross-section, and the roller 631 and its rotating shaft 632 can move along the “S” -shaped upper “U” -shaped portion. It is formed in a size with a large gap. In this embodiment, the second guide rail 620 has an “L” shape, and the support 630 has an “S” shape.
Is increasing.
[0077]
The support bodies 630 provided on the left and right sides are attached to the drawer door 20 and the rear part thereof to the connecting member 650, thereby forming a "B" -shaped frame body when viewed from the top surface. The storage case 202 is detachably provided by inserting the storage case 202 and supporting the edge 202a of the storage case 202 with the support 630 and the connecting member 650. Further, the first and second stoppers 640 and 641 have protrusions that prevent movement of the rollers 621 and 631 at the front end portion of the first guide rail 610 and the rear end portion of the support body 630. Installed.
[0078]
According to the opening / closing drawer structure 600, the second guide rail 620 serves as an intermediate connecting member between the first guide rail 610 and the support body 630, and the storage case 202 attached to the support body 630 is kept horizontal. Since it can be pulled out largely as it is, the entire storage case 202 can be seen from above, and food can be easily taken in and out.
[0079]
At this time, since the movement of the rollers 621 and 631 is blocked by the stoppers 640 and 641 while the open / close drawer structure 600 is pulled out to the maximum extent, it is possible to prevent the drawer door 20 from being dropped due to excessive drawing. Furthermore, since the storage case 202 is pulled out largely forward, the storage case 202 can be easily removed, so that the storage case 202 can be easily cleaned.
[0080]
On the other hand, in the storage state, the first and second guide rails 610 and 620 and the support 630 are tripled and stored compactly.
[0081]
In FIG. 13, according to the opening / closing drawer structure 600 according to the present embodiment shown in FIG. 13A, the weight of the storage case 202 and the storage object can be distributed and supported by the first guide rails 610 on both sides. it can. Therefore, even if the drawer door 20 is pulled out, the center of gravity G of the storage case 202 only slides forward, so that the weight of the center of gravity G that has been moved is evenly distributed by the legs (not shown) provided at the front of the bottom surface of the housing 2. Can be supported.
[0082]
Furthermore, since the first guide rail 610 can be embedded in both wall surfaces of the storage chamber and a storage case having almost the same size as the storage chamber can be employed, dead space can be reduced and efficient storage can be achieved.
[0083]
On the other hand, in the conventional example shown in FIG. 13B including the opening / closing door 650 and the rotary storage case 651, the center of gravity G moves obliquely forward when the rotary door 650 and the storage case 651 are opened. And since all those weights are applied to one hinge part and a leg part, the enlargement of a hinge part will be caused or the balance of the whole refrigerator will be destroyed.
[0084]
Further, in this structure, due to the presence of the open / close door 650, food must be taken in and out from the left side of the drawing, and the workability of taking in and out the food is worse than that of the drawer door. Furthermore, in this embodiment, since a dead space is generated to pull out the storage case 651, efficient storage cannot be achieved.
[0085]
Next, each storage chamber will be described in detail with reference to FIGS. 2 and 14 to 21. In addition, since the specific magnitude | size of each store room was shown previously, description is abbreviate | omitted.
[0086]
In FIG. 2, the refrigerating room 100 is provided with a thin transparent shelf 102 fixed to the upper stage in the cabinet, and a transparent variable shelf 124 is provided in the middle stage. The variable shelf 124 has a structure in which a bottom surface and a front side are continuously opened, and a shelf (top plate) is supported by both wall surfaces and a back wall. For this reason, by turning the variable shelf 124 upside down, it is possible to store a sealed milk pack, a raw barrel or the like, or store a watermelon or a deep bottom pan as it is.
[0087]
In addition, since the entire chilled chamber 104 disposed in the lowermost part of the cabinet is surrounded by a transparent resin material, the flavor and freshness can be maintained by low temperature and high humidity storage. In addition, when an automatic ice making device (not shown) is attached, the horizontal width of the chilled chamber 104 is reduced and a water supply tank is provided on one side.
[0088]
A plurality of trays 126 are detachably disposed inside the opening / closing door 10. In this embodiment, the lowermost tray 126a is a two-stage tray so that a plastic bottle and a small bottle of seasoning can be stacked one after another.
[0089]
The vegetable compartment 200 is demonstrated in FIGS. 14 is a partial external view of the drawer door 20 with the drawer case 20 pulled out, FIG. 15 is a partial external view of the storage case 204 with the drawer case pulled out, FIG. 16 is a partial sectional view showing the opening and closing operation, and FIG. FIG. 18 is an explanatory diagram of the storage case 202.
[0090]
14 to 16, in this embodiment, the vegetable compartment 200 has a two-stage structure including storage cases 202 and 204. The storage case 202 can be pulled out by the open / close drawer structure 600, and the storage case 204 is supported by guide rails 206 provided on both wall surfaces of the vegetable compartment 200 in the storage state shown in FIG. In the drawn-out state shown, the edges 202a on both sides of the storage case 202 are supported as guide rails. This operation situation will be described with reference to FIG.
[0091]
FIG. 16A shows a state in which the drawer door 20 is closed. In this state, the storage case 204 is supported by guide rails 206 (see FIG. 14) provided on both wall surfaces of the vegetable compartment, and is disposed in a state where it does not contact the edge 202a of the storage case 202. In this state, a space capable of ensuring the height is formed in the front portion of the storage case 202, so that long vegetables can be placed upright to increase freshness, or tall food such as plastic bottles or milk cartons can be stored. Can do.
[0092]
Further, since perishable vegetables can be distributed and stored in the two-stage cases of the storage cases 202 and 204, it is possible to reduce the need to stack and store the vegetables, so that freshness can be maintained.
[0093]
FIG. 16B shows a state before the drawer door 20 is pulled out to the maximum. In this state, since the storage case 204 is disposed in the rear of the vegetable compartment 200, it is difficult to pull out the storage case 204 and put food in and out. Therefore, in this embodiment, a protrusion 208 is provided on the front part of the bottom surface of the storage case 204 so that the protrusion 208 contacts the back wall 210 of the storage case 202. For this reason, the storage case 204 is pulled out in conjunction with the operation of further pulling out the drawer door 20 from the state of FIG. 16B in which the protrusion 208 hits the back wall 210.
[0094]
FIG. 16C shows a state in which the drawer door 20 is pulled out to the maximum. In this state, the handle 212 provided at the front of the storage case 204 is pulled out to the position of the top surface of the open / close door 10 by the drawer structure of the storage case 204, and the inside of the storage case 202 is shown in FIG. So that it is completely exposed. For this reason, the food stored in the storage case 202 can be easily taken in and out.
[0095]
Further, in this state, since the handle portion 212 is pulled out to a position where it can be easily grasped, the storage case 204 is pulled out from the guide rail 206 by grasping the handle portion 212 and the edge 202a is used as the guide rail as shown in FIG. Can be pulled forward. The state shown in FIG. 15 is a state in which the state shown in FIG. For this reason, the food stored in the storage case 204 can be taken in and out.
[0096]
On the other hand, when the drawer door 20 is stored, the drawer door 20 is pushed in from the state shown in FIG. 16C (the storage case 204 is not in the food in / out position), as shown in FIG. In addition, the back of the storage case 204 hits the back inner wall of the vegetable compartment 200 and is prevented from moving, and only the storage case 202 is moved to the original state of FIG.
[0097]
Further, when the storage case 204 is stored while being pulled out, when the drawer door 20 is pushed in from the state of FIG. 15, the storage case 204 is formed at the front portion of the edge body 202 a by the storage case 202 that retreats together with the drawer door 20. It will be pushed by the step part 214 and will transfer to the original state of FIG.
[0098]
Next, the shape of the storage part of the storage case 202 will be described with reference to FIG. Conventionally, the refrigerator 1 according to the present embodiment is shown in FIG. 17B in which the back wall 210 is inclined by disposing the vegetable room disposed in the front of the thick machine room 500 in the center. An example storage case can be the storage case 202 shown in FIG. 17A with the back wall 210 as a vertical surface. According to the storage case 202 according to the present embodiment shown in FIG. 17A, the bottom area can be made wider than that of the conventional example of FIG. Can be stored without stacking vegetables.
[0099]
In particular, in the conventional example, since the weight of the vegetables stored on the inclined surface is applied in the inclination direction as shown by the arrow, an unnecessary load is applied to the vegetables stored side by side, and the freshness of the vegetables is reduced. In the present embodiment, as shown in FIG. 17 (a), a large number of pieces can be stored side by side on a wide bottom surface, and since unnecessary force does not work in the lateral direction, the freshness of vegetables can be maintained.
[0100]
In FIG. 18, in this embodiment, a partition plate 216 that can easily change the front-rear width is provided in order to further improve the storage capacity of the space formed at the front portion of the storage case 202. The partition plate 216 is bent at both ends in one direction, and the bent portion 218 is provided with recesses 222 that fit into the ribs 220 formed on both wall surfaces of the storage case 202.
[0101]
With this structure, the front-rear width d1 of the storage space formed by the partition plate 216 and the wall surface of the storage case 202 can be set small in the state shown in FIG. On the contrary, the front-rear width d2 can be set large in the state shown in FIG. Moreover, the change of the front-rear widths d1 and d2 can be easily changed by simply inverting the partition plate 216.
[0102]
In this embodiment, an accessory storage case 224 is provided in a storage space formed by the partition plate 216 and the wall surface of the storage case 202. The accessory storage case 224 has a planar shape as viewed from the upper surface thereof, a rectangular shape in which two adjacent sides are respectively configured by the front and rear widths d1 and d2, and a cup-shaped upper surface is obliquely cut. The short height is the same as that of the partition plate 216, and the height of the top is defined to be larger than the front-rear width d2 and smaller than the depth of the storage case 202.
[0103]
Specifically, the height of the partition plate 216 is set to 125 mm, d1 is set to 75 mm, d2 is set to 105 mm, and the topmost height is set to 150 mm. According to the partition plate 216 and the accessory storage case 224, it is possible to hold and store elongated foods, in particular, elongated vegetables, in a standing position. Therefore, it is easy to organize and order small foods while maintaining the freshness of vegetables. The usability can be improved. In addition, even if the direction in which the accessory storage case 224 is placed is changed, the partition plate 216 can hold the accessory storage case 224 without rattling, and therefore the movement of the accessory storage case 224 due to opening and closing of the drawer door 20 can be prevented.
[0104]
Furthermore, as shown in FIG. 18C, the conventional example (left side drawing) supports the partition plate 216 with two protrusions provided on both wall surfaces of the storage case 202, but this embodiment (right side). In the drawing, since it can be supported by one rib 220, as shown in FIG. 18A, the accessory storage case 224 can be brought into close contact with the wall surface to reduce the dead space and increase the substantial storage volume. it can.
[0105]
Next, the upper freezer compartment 300 will be described in detail with reference to FIGS. 19 and 20. In FIG. 19, a storage case 302 disposed in the upper freezer compartment 300 has a storage part divided into left and right parts, one being a frozen food storage part (not shown) and the other being an ice storage part 306. The ice storage part 306 is formed with a peripheral side lower than the frozen food storage part, and an ice making shelf 304 is provided on the upper ceiling surface via a pair of rails 308 so as to be movable in the front-rear direction.
[0106]
In the present embodiment, since the ice making shelf 304 is disposed below the elbow level, the ice making shelf 304 can be moved in the front-rear direction in order to facilitate the removal of the ice making tray 350 from the ice making shelf 304. . The structure will be described with reference to FIG.
[0107]
FIG. 19A shows a state in which the drawer door 30 is closed. In this state, the front portion of the ice making shelf 304 is disposed at a position where it abuts against the inner wall surface of the drawer door 30. FIG. 19B shows a state before the drawer door 30 is pulled out to the maximum. In this state, the ice storage section 306 is exposed, so that the ice can be taken out. However, since the ice making shelf 304 is arranged at the rear, the ice making shelf 304 is not visible to the user, so that the ice making shelf 304 can be viewed. It is difficult to remove the ice tray 350. Therefore, in this embodiment, the back wall 310 of the ice storage unit 306 is formed high so that the back wall 310 contacts the back surface of the ice tray 350.
[0108]
FIG. 19B shows a state where the back wall 310 has hit the back surface of the ice tray 350. In this state, the ice making shelf 304 is pulled out integrally with the ice tray 350 in conjunction with the operation of further pulling out the drawer door 300.
[0109]
FIG. 19C shows a state in which the drawer door 30 is pulled out to the maximum. In this state, the tip of the ice making shelf 304 is pulled out to the position of the top surface of the upper drawer door 20 (see FIG. 15), and the ice storage portion 306 is exposed. In this state, the ice can be taken out and the tip of the ice making shelf 304 can be seen by the user, so that the ice tray 350 can be easily attached and detached without taking an unreasonable posture.
[0110]
In FIG. 20, the ice making tray 350 of the present embodiment is provided with a handle 351 to facilitate attachment / detachment to the ice making shelf 304 disposed below the elbow height, thereby improving handling. The ice tray 350 divides a flat tray into a plurality of pieces to form a plurality of ice making portions 352, and a handle 351 having an inclined surface 353 at one end in the longitudinal direction of the tray. According to this ice tray 350, since the inclined surface 353 can be securely held with the thumb and the lower part of the tray sandwiched between other fingers, the insertion into the ice making shelf 304 disposed below the elbow height is performed. Positioning can be performed reliably while visually observing the front end of the plate 350 and the entrance of the ice making shelf 304.
[0111]
For this reason, it is possible to reduce the spilling of water from the ice making unit 352 which becomes a problem when inserted into the ice making shelf 304. Moreover, it can be done without taking an unreasonable posture. The inclined surface is preferably at an angle of 60 ° to 75 ° with respect to the installation surface, so that an optimum holding posture can be taken and water can be poured into the ice making unit 352 from the faucet and transported and inserted into the ice making shelf 304 without difficulty. It can be carried out.
[0112]
In the present embodiment, for example, the horizontal width of the ice tray 350 is set to 130 mm, the length is 275 mm, and the thickness is 40 mm. The ice tray 350 has the same effect as a refrigerator in which an ice making shelf 304 is installed at a height of 1000 mm or less.
[0113]
Next, the lower freezer compartment 400 is demonstrated in FIG. In the present embodiment, a transparent storage case 404 is provided in the storage case 402 in order to improve the storage performance of the lower freezer compartment 400. The storage case 404 includes a flat box-shaped main body 406 whose upper surface shape is substantially rectangular, and a handle 408 disposed at the center of the upper open portion of the main body 406.
[0114]
The main body 406 has a size such that one side of the horizontal width is x1, the other side is x2, and the thickness is y1, and an edge body 410 is provided around the upper part. The handle 408 is provided in the upper open portion of the main body 406 so that the upper portion of the handle 408 substantially coincides with the edge 410.
[0115]
The storage case 404 according to this embodiment determines the widths x1 and x2 so that the storage case 404 can be used in two types of refrigerators having different widths W1 and W2 of the lower freezer compartment 400. This configuration is described in FIGS. 21B, 21C, 21D, and 21E. 21, (b) and (d) are adopted for the lateral width W1 where the lateral width of the storage case 402a is large, and (c) and (e) are examples of employing the storage case 402b where the lateral width W2 is narrow. It is.
[0116]
In the figure, the lateral width x1 in the longitudinal direction of the storage case 404 is set to a half of the lateral width W1, and the sum of the lateral width x2 and the lateral width x1 in the short direction is set to the lateral width W2. And the partition plate which divides | segments right and left into the position of the center position P1 of the storage case 402a provided with the width W1, and the position P2, P3 of width x2 from the side edge part on both sides of the position P1 is attachable.
[0117]
On the other hand, in the storage case 402b having the lateral width W2, the partition plate can be attached from the side end portion to the position Q1 of the lateral width x1 and the position Q2 of the lateral width x2. By providing such a dimensional aspect and structure, various layouts can be made possible by combining one storage case 404 and one partition plate. For example, in the storage case 402a having the horizontal width W1, the layouts a, b, c, and d shown in FIGS. 21B and 21D are possible. In the storage case 402b having the horizontal width W2, FIG. The layout of e, f, g, and h shown in (c) and (e) is possible.
[0118]
Thus, according to this embodiment, since the same storage case 404 can be mounted in two types of refrigerators having different widths W, the number of parts can be reduced and the product series can be achieved. Further, by providing the storage case 404, it is possible to partially divide the storage case 402 into upper and lower parts, so that the upper part is used for storing frequently used food and small foods, and the lower part is used for less frequently used foods. Large foods can be stored. In the present embodiment, the lateral width x1 is set to 273 mm, the lateral width x2 is set to 200 mm, and the thickness y1 is set to 70 mm.
[0119]
[Second Embodiment]
FIG. 22 is a cross-sectional view showing the second embodiment. In the refrigerator 1a according to this embodiment, the cold air distributor 508 is lowered downward and the refrigerator compartment 100 is widened in a box shape as compared with the first embodiment.
[0120]
In the figure, a refrigerator 1a includes a refrigerator compartment 100 arranged with an opening / closing door 10 at the top of the refrigerator 1, a vegetable compartment 200 equipped with a drawer door 20 arranged below the refrigerator compartment 100, and the vegetables The upper freezer compartment 300 is provided with a drawer door 30 disposed below the chamber 200, and the lower freezer compartment 400 is provided with a drawer door 40 disposed at the bottom of the refrigerator 1.
[0121]
Also, a machine room 500 having a compressor 502 behind the lower freezer room 400, a heat exchanger 504 behind the upper freezer room 300, a fan motor 506 at the lower rear part of the vegetable room 200, and a cold air distributor 508 at the upper rear part. It is arranged. And the upper end of the cold air distributor 508 and the partition plate 71 which partitions the refrigerator compartment 100 and the vegetable compartment 200 are arrange | positioned so that it may become substantially flat.
[0122]
For this reason, since the cool air distributor 508 does not protrude from the refrigerating room 100, the refrigerating room 100 can be made into a box shape to increase the storage space. In this embodiment, a chilled chamber 104 is arranged at the lowermost part of the refrigerator compartment 100 to form a large storage space for the chilled chamber 104. In this embodiment, since the chilled chamber 104 and the cold air distributor 508 can be adjacent to each other, the cold air can be directly supplied to the chilled chamber 104 having a lower internal temperature than the surrounding storage chamber.
[0123]
[Outline of Third to Fifth Embodiments]
23 to 27 show an embodiment of another door configuration in which the refrigerator compartment 100 is arranged in the upper part of the refrigerator, the vegetable compartment 200 in the center, and the freezer compartment 800 in the lower part, and FIG. FIG. 24 is an external view of the third embodiment of the present invention in which the vegetable compartment 200 is arranged in one open / close door, FIG. 24 is an external view of the refrigerator door shown in FIG. 23, and FIG. 25 is an open / close door. External view of the refrigerator of the fourth embodiment of the present invention that is a double door, FIG. 26 is an external view of the refrigerator of the fifth embodiment of the present invention of the three-door type, and FIG. 27 is each door of the refrigerator shown in FIG. It is an external view of the state which opened.
[0124]
[Third Embodiment]
23 and 24, the refrigerator 1b according to this embodiment can store the refrigerated room 100 and the vegetable room 200 in a refrigerated vegetable room 700 surrounded by a heat insulating material, and the front can be opened and closed by a single open / close door 702. The small refrigerator comprised in FIG. 1 is shown. In the figure, a refrigerator generally indicated by reference numeral 1 b is a refrigerator vegetable room 700 arranged with an opening / closing door 702 at the top of the refrigerator 1, and a drawer door 30 arranged below the refrigerator vegetable room 700. And the lower freezer compartment 400 provided with the drawer door 40 arranged at the lowermost part of the refrigerator 1.
[0125]
Moreover, the vegetable compartment 200 provided with the drawer door 20a is arrange | positioned at the lowest part of the refrigerated vegetable compartment 700. As shown in FIG. Further, a partition wall 70 provided with a heat insulating material 5 is provided between the refrigerated vegetable compartment 700 and the upper freezer compartment 300, and a partition wall 72 is provided between the upper freezer compartment 300 and the lower freezer compartment 400. The refrigerator 1b has a height from the floor F on which the refrigerator 1b is placed to the upper end of the open / close door 702 of the refrigerator 1b to H1b, and the height from the upper end of the drawer door of the upper freezer compartment 300 to H3, The height of the lower freezer compartment 400 to the upper end of the drawer door is set to H4, and the height of the vegetable compartment 200 to the upper end of the drawer door is set to H2.
[0126]
For example, in this embodiment, H1b is set to 1521 mm, H2 is set to 932 mm, H3 is set to 611 mm, H4 is set to 374 mm, and H2 is set to 910 mm. Also, the horizontal width is set to W and the depth is set to D. For example, in this embodiment, W is set to 590 mm and D is set to 665 mm.
[0127]
The refrigerated vegetable compartment 700 includes a shelf 102 and a variable shelf 124 that divide the refrigerated vegetable compartment 700 into a plurality of upper and lower parts, a vegetable compartment 200 disposed at the bottom, and a plurality of trays 126 attached to the inside of the open / close door 702. Yes. The refrigerated vegetable compartment 700 has an internal temperature set to 4 ° C. and has the largest storage volume VR1 in the storage compartment.
[0128]
Moreover, the vegetable compartment 200 is provided with the drawer door 20a, is set to 3 degreeC, and is provided with the storage volume VV. In the vegetable compartment 200, a storage case 202a whose peripheral side surface is substantially vertical and opened upward is formed integrally with the drawer door 20a.
[0129]
Further, another storage case (not shown) similar to FIG. 16 can be inserted / removed at the upper rear of the storage case 202a in conjunction with the storage case 202a or with the drawer door 20a being opened. ) Is arranged. With this two-stage structure, the vertical stacking of vegetables can be reduced to maintain freshness and improve storage.
[0130]
Details of the upper freezer compartment 300 and the lower freezer compartment 400, and the arrangement of the machine room 500, the heat exchanger 504, and the like are substantially the same as those in the first embodiment, and thus the description thereof is omitted.
[0131]
In this embodiment, for example, the total storage volume V is 300 liters (liters), the storage volume VR1 of the refrigerated vegetable compartment 700 is 200 liters, and the total freezer compartment 800 storage of the upper freezer compartment 300 and the lower freezer compartment 400 is accommodated. The volume VF is set to 100 L, the storage volume VV of the vegetable compartment 200 is set to 50 l, and the substantial storage volume VR corresponding to the refrigerator compartment 100 excluding the vegetable compartment 200 is set to 150 l. Here, the storage volume VF1 of the upper freezer compartment 300 and the storage volume VF2 of the lower freezer compartment 400 are substantially the same size.
[0132]
Further, in this embodiment, the chilled room is removed in order to reduce the size, and the size of the refrigerated vegetable room 700 corresponding to the refrigerated room 100 is secured, and the height of the refrigerator is lowered by the height of the chilled room. However, the chilled room may be arranged at the top of the vegetable room 200. In this embodiment, since the plurality of trays 126a attached to the inner side of the open / close door 702 are provided up to the lowermost part, the storage volume VV of the vegetable compartment 200 is reduced. If the vegetable compartment 200 is expanded forward with the inner wall of the open / close door 702 being flat, the storage volume VV can be increased.
[0133]
According to this refrigerator 1b, since the vegetable compartment 200 is disposed in the open / close door 702 of the refrigerated vegetable compartment 700, the heat insulation structure and the drawer structure of the vegetable compartment 200 can be simplified and reduced in size, greatly reducing the size of the refrigerator 1b. Can contribute. Moreover, according to the refrigerator 1b, the refrigerated vegetable room 700, the upper freezer room 300, and the lower freezer room 400 are arranged in order from the top to the bottom according to the order of frequency of use of the storage rooms. A high refrigerator compartment 100 and a vegetable compartment 200 are provided in one open / close door 702.
[0134]
Therefore, 80% or more of the operation of the refrigerator 1b can be covered by opening and closing the opening / closing door 702. Furthermore, since the upper door is the open / close door 702 and the doors lower than the elbow height are the drawer doors 20a, 30, and 40 with respect to the elbow height, the door structure of each storage room is adapted to the operating posture. It can be.
[0135]
[Fourth Embodiment]
In FIG. 25, the refrigerator 1c according to this embodiment has the same height as that of the first embodiment in order to realize a large-capacity refrigerator. The opening / closing door 710 is composed of two opening / closing doors 710a and 710b, and can be opened and closed by the hinge portions 60 on both sides.
[0136]
In FIG. 25, the refrigerator 1c according to this embodiment has the same structure as that of the first embodiment except for the width and depth dimensions, and further, the refrigerator 1c is pulled out from the floor surface F on which the refrigerator 1c is placed. A height H1 to the upper end of the door, a height H2 to the upper end of the drawer door of the vegetable compartment 200, a height H3 to the upper end of the drawer door of the upper freezer compartment 300, and a drawer door of the lower freezer compartment 400 The height H4 up to the upper end is set to the same dimensions as in the first embodiment.
[0137]
The lateral width W is set to be larger than that of the first embodiment, for example, 682 mm, and the depth is set to D 665 mm. Vertical handles 11a and 11b are respectively arranged on the center sides of the opening and closing doors 710a and 710b, and a plurality of trays 126 (not shown) are arranged on the inner wall surfaces of the opening and closing doors 710a and 710b.
[0138]
According to the refrigerator 1c, the width W is increased, and the open / close door 710 of the refrigerator compartment 100 is configured by the two open / close doors 710a and 710b, so that the size can be increased without significant design change, and storage. The refrigerator 1c suitable for the usage frequency of the room and the user's operation posture can be provided.
[0139]
[Fifth Embodiment]
26 and 27, the refrigerator 1d according to this embodiment includes a refrigerator compartment 100 disposed at the top, a vegetable compartment 200 disposed at the center, and a freezer compartment 800 disposed at the bottom, each having one open / close door. 10, a drawer door 20, and a drawer door 80.
[0140]
In the figure, the refrigerator 1d according to this embodiment has a height H1 from the floor surface F on which the refrigerator 1d is placed to the upper end of the refrigerator 1d and a height H2 to the upper end of the drawer door of the vegetable compartment 200. The height H3 up to the upper end of the drawer door of the freezer compartment 800 is set to the same dimensions as in the first embodiment.
[0141]
Moreover, the machine room 500 and the heat exchanger 504 are arrange | positioned behind the freezer compartment 800, and the fan motor 506 and the cold air distributor 508 are arrange | positioned behind the vegetable compartment 200 (refer FIG. 22). Furthermore, the refrigerator compartment 100 has a chilled chamber 104 and a water tank 111 for an automatic ice maker arranged in parallel at the bottom. The vegetable compartment 200 has a two-stage structure of a storage case 202 and a storage case 204. Further, the freezer compartment 800 is provided with the tray 404 (not shown) described in FIG.
[0142]
According to this embodiment, since it is possible to reduce the number of doors without compromising the taking in and out of frequently used foods (compared to the fourth embodiment), a small refrigerator that has a simple structure and can reduce costs is provided. Can be provided.
[0143]
In the above embodiment, the drawer doors 20, 30 and the like are arranged one by one for each storage room, but this is not particular, and the heights H2, H3 match the above-mentioned user's body shape. The same effect can be obtained even with a plurality of drawer doors arranged in the horizontal direction or the vertical direction.
[0144]
For example, for a refrigerator having a very wide width W, each storage room may be divided into left and right via a partition plate, and a drawer door may be provided in each partitioned compartment.
[0145]
【The invention's effect】
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the storage property of a vegetable compartment is favorable and the refrigerator with favorable usability is provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an external view of a first embodiment of a refrigerator according to the present invention.
FIG. 2 is an external view of the refrigerator according to the first embodiment of the present invention with the door opened.
FIG. 3 is a front view and a partial side view of a first embodiment of a refrigerator according to the present invention.
FIG. 4 is a longitudinal sectional view of the first embodiment of the refrigerator according to the present invention.
FIG. 5 is a front view of the refrigerator compartment of the first embodiment of the refrigerator according to the present invention.
FIG. 6 is a cross-sectional view and a perspective view of the chilled chamber and its vicinity in the first embodiment of the refrigerator according to the present invention.
FIG. 7 is a partial perspective view of the back surface of the first embodiment of the refrigerator according to the present invention.
FIG. 8 is a diagram showing a relationship between a standard female posture and each part of the refrigerator in the first embodiment of the refrigerator according to the present invention.
FIG. 9 is an explanatory diagram of the usage frequency of each storage room.
FIG. 10 is a state diagram of installation related to the sink in the first embodiment of the refrigerator according to the present invention.
FIG. 11 is a conceptual diagram of a drawer door opening / closing structure of the first embodiment of the refrigerator according to the present invention.
12 is an enlarged cross-sectional view of a main part of FIG.
FIG. 13 is a comparison view with a conventional example in a drawer door opening / closing structure.
FIG. 14 is a first external view of a vegetable room in the first embodiment of the refrigerator according to the present invention.
FIG. 15 is a second external view of the vegetable compartment of the first embodiment of the refrigerator according to the present invention.
FIG. 16 is a cross-sectional view showing the opening and closing operation of the vegetable compartment in the first embodiment of the refrigerator according to the present invention.
FIG. 17 is a comparison diagram with a conventional example in a storage state of a vegetable room.
FIG. 18 is an explanatory diagram of a storage case of the vegetable compartment in the first embodiment of the refrigerator according to the present invention.
FIG. 19 is a cross-sectional view showing the opening / closing operation of the freezer compartment of the first embodiment of the refrigerator according to the present invention.
FIG. 20 is an explanatory diagram of the ice tray of the first embodiment of the refrigerator according to the present invention.
FIG. 21 is an explanatory diagram of the storage case of the freezer compartment of the first embodiment of the refrigerator according to the present invention.
FIG. 22 is a cross-sectional view of a second embodiment of the refrigerator according to the present invention.
FIG. 23 is an external view of a third embodiment of the refrigerator according to the present invention.
FIG. 24 is an external view of a refrigerator according to a third embodiment of the present invention with a door opened.
FIG. 25 is an external view of a refrigerator according to a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 26 is an external view of a fifth embodiment of the refrigerator according to the present invention.
FIG. 27 is an external view of a refrigerator according to a fifth embodiment of the present invention with a door opened.
[Explanation of symbols]
1 Refrigerator
2 Case
10 Open / close door
20, 30, 40 Drawer door
100 refrigerator compartment
200 Vegetable room
202,204 storage case
300 Upper freezer
302 storage case
400 Lower freezer compartment
402 storage case
800 Freezer
H1 Height to the top of the refrigerator
H2 Height to the top of the drawer door in the vegetable compartment
H3 Height to upper edge of drawer door in upper freezer compartment
H4 Height to the upper edge of the drawer door in the lower freezer compartment
H5 Height to the floor of the vegetable room storage case
U1 Depth from top of drawer door in vegetable compartment to floor of storage case

Claims (3)

冷蔵庫の野菜室は、前記冷蔵庫に対して前後方向に移動することで開閉する引出ドアと、前記引出ドアに着脱可能に取り付けられ、前記引出ドアと共に前後方向に移動する上方が開放した第1の収納ケースと、前記第1の収納ケースの上部に配置され、前記第1の収納ケースと共に前記野菜室の収納空間を構成する第2の収納ケースと、を備え、
前記第1の収納ケースは、その両側面の縁の前部に、前記第2の収納ケースの前方への移動を阻止するとともに前記第2の収納ケースを後方へ押し込む段部が形成され、該段部の後方に前記第2の収納ケースの両側を支持する第1の支持レールが設けられ、
前記野菜室の両壁面には、前記第2の収納ケースの両側を支持する第2の支持レールが設けられ、
前記第2の収納ケースは、前記第1の収納ケースを引き出した状態で、その両側を、前記第2の支持レールを介して支持された状態と、当該支持された状態から前記第1の支持レールで支持された状態を取り得るように前後方向に移動可能に支持され、
前記第2の収納ケースが前記第1の支持レールで支持された状態では、前記段部の後方の前記第1の収納ケース内を上下2段の収納スペースに分割し、
前記第1の収納ケースと前記第2の収納ケースが前記冷蔵庫の前方に引き出された状態において、前記野菜室の収納空間は、前記第1の収納ケースの前記段部から前方の空間であって、前記段部によって第2の収納ケースの移動が阻止されて、その上部が第2の収納ケースで覆われない高さの取れる空間である第1の収納スペースと、前記第1の収納ケースの前記段部から後方の空間であって、その上部を前記第2の収納ケースで覆われた第2の収納スペースと、前記第2の収納ケースで形成される第3の収納スぺースと、から構成され、
前記第1の収納ケースの前方に配置された第1の収納スペースは、野菜を立て姿勢で収納可能なように前後方向の長さより高さ方向の長さが長い縦長の収納空間であり、前記第3の収納スペースは、その高さ方向の長さが前記第2の収納スペースの高さ方向の長さより短く形成される
ことを特徴とする冷蔵庫。
The vegetable compartment of the refrigerator is a drawer door that opens and closes by moving in the front-rear direction with respect to the refrigerator, and a first door that is detachably attached to the drawer door and that moves in the front-rear direction together with the drawer door is open A storage case, and a second storage case that is disposed above the first storage case and forms a storage space of the vegetable compartment together with the first storage case,
The first storage case is formed with a step portion that prevents the second storage case from moving forward and pushes the second storage case backward at the front part of the edges of both side surfaces thereof, A first support rail for supporting both sides of the second storage case is provided behind the stepped portion;
On both wall surfaces of the vegetable compartment, second support rails that support both sides of the second storage case are provided,
The second storage case is in a state in which the first storage case is pulled out and both sides thereof are supported via the second support rail, and the first support case is supported from the supported state. It is supported so that it can move in the front-rear direction so that it can be supported by the rail,
In a state where the second storage case is supported by the first support rail, the inside of the first storage case behind the step portion is divided into two upper and lower storage spaces,
In a state where the first storage case and the second storage case are pulled out to the front of the refrigerator, the storage space of the vegetable compartment is a space in front of the step portion of the first storage case. The second storage case is prevented from moving by the stepped portion, and a first storage space that is a space where the upper portion is not covered by the second storage case can be taken, and the first storage case A second storage space that is a space behind the stepped portion and is covered with the second storage case at an upper portion thereof; a third storage space formed by the second storage case; Consisting of
The first storage space disposed in front of the first storage case is a vertically long storage space having a length in the height direction longer than the length in the front-rear direction so that vegetables can be stored in a standing posture. The third storage space is formed with a length in the height direction shorter than a length in the height direction of the second storage space.
冷蔵庫の上部に冷蔵室、冷蔵庫の下部に冷凍室、前記冷蔵室と前記冷凍室との間に野菜室をそれぞれ独立して設け、前記冷凍室の後方に圧縮機を備え、
冷蔵庫の野菜室は、前記冷蔵庫に対して前後方向に移動することで開閉する引出ドアと、前記引出ドアに着脱可能に取り付けられ、前記引出ドアと共に前後方向に移動する上方が開放した第1の収納ケースと、前記第1の収納ケースの上部に配置され、前記第1の収納ケースと共に前記野菜室の収納空間を構成する第2の収納ケースと、を備え、
前記第1の収納ケースは、その両側面の縁の前部に、前記第2の収納ケースの前方への移動を阻止するとともに前記第2の収納ケースを後方へ押し込む段部が形成され、該段部の後方に前記第2の収納ケースの両側を支持する第1の支持レールが設けられ、
前記野菜室の両壁面には、前記第2の収納ケースの両側を支持する第2の支持レールが設けられ、
前記第2の収納ケースは、前記第1の収納ケースを引き出した状態で、その両側を、前記第2の支持レールを介して支持された状態と、当該支持された状態から前記第1の支持レールで支持された状態を取り得るように前後方向に移動可能に支持され、
前記第2の収納ケースが前記第1の支持レールで支持された状態では、前記段部の後方の前記第1の収納ケース内を上下2段の収納スペースに分割し、
前記第1の収納ケースと前記第2の収納ケースが前記冷蔵庫の前方に引き出された状態において、前記野菜室の収納空間は、前記第1の収納ケースの前記段部から前方の空間であって、前記段部によって第2の収納ケースの移動が阻止されて、その上部が第2の収納ケースで覆われない高さの取れる空間である第1の収納スペースと、前記第1の収納ケースの前記段部から後方の空間であって、その上部を前記第2の収納ケースで覆われた第2の収納スペースと、前記第2の収納ケースで形成される第3の収納スぺースと、から構成され、
前記第1の収納ケースの前方に配置された第1の収納スペースは、野菜を立て姿勢で収納可能なように前後方向の長さより高さ方向の長さが長い縦長の収納空間であり、前記第3の収納スペースは、その高さ方向の長さが前記第2の収納スペースの高さ方向の長さより短く形成され、
前記第2の収納ケースを引き出した状態で前記引出ドアを押し込むと、前記引出ドアとともに後退する前記第1の収納ケースの前記段部により、前記第2の収納ケースが押されて前記野菜室に収納される
ことを特徴とする冷蔵庫。
A refrigerator compartment at the top of the refrigerator, a freezer compartment at the bottom of the refrigerator, a vegetable compartment provided independently between the refrigerator compartment and the freezer compartment, and a compressor behind the freezer compartment,
The vegetable compartment of the refrigerator is a drawer door that opens and closes by moving in the front-rear direction with respect to the refrigerator, and a first door that is detachably attached to the drawer door and that moves in the front-rear direction together with the drawer door is open A storage case, and a second storage case that is disposed above the first storage case and forms a storage space of the vegetable compartment together with the first storage case,
The first storage case is formed with a step portion that prevents the second storage case from moving forward and pushes the second storage case backward at the front part of the edges of both side surfaces thereof, A first support rail for supporting both sides of the second storage case is provided behind the stepped portion;
On both wall surfaces of the vegetable compartment, second support rails that support both sides of the second storage case are provided,
The second storage case is in a state in which the first storage case is pulled out and both sides thereof are supported via the second support rail, and the first support case is supported from the supported state. It is supported so that it can move in the front-rear direction so that it can be supported by the rail,
In a state where the second storage case is supported by the first support rail, the inside of the first storage case behind the step portion is divided into two upper and lower storage spaces,
In a state where the first storage case and the second storage case are pulled out to the front of the refrigerator, the storage space of the vegetable compartment is a space in front of the step portion of the first storage case. The second storage case is prevented from moving by the stepped portion, and a first storage space that is a space where the upper portion is not covered by the second storage case can be taken, and the first storage case A second storage space that is a space behind the stepped portion and is covered with the second storage case at an upper portion thereof; a third storage space formed by the second storage case; Consisting of
The first storage space disposed in front of the first storage case is a vertically long storage space having a length in the height direction longer than the length in the front-rear direction so that vegetables can be stored in a standing posture. The length of the third storage space in the height direction is shorter than the length of the second storage space in the height direction,
When the drawer door is pushed in with the second storage case pulled out, the second storage case is pushed into the vegetable compartment by the stepped portion of the first storage case that retreats together with the drawer door. A refrigerator characterized by being stored.
請求項1または2に記載の冷蔵庫において、
前記野菜室の引出ドアの閉じられた状態において、前記第1の収納スペースと第2の収納スペースと第3の収納スペースが確保され、前記野菜室内を流れる冷気は前記第1の収納ケースと前記第2の収納ケースの周囲を通過する
ことを特徴とする冷蔵庫。
In the refrigerator according to claim 1 or 2,
In the state in which the drawer door of the vegetable compartment is closed, the first storage space, the second storage space, and the third storage space are secured, and the cold air flowing through the vegetable compartment is separated from the first storage case and the A refrigerator that passes around the second storage case.
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