JP3708357B2 - ロボット制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、外部治具等との入出力制御を行うロボット制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ロボットの動作プログラムを教示する装置には操作用のキーが複数設けられているが、これらのキーには1つの出力についてのみ制御が行なえるように設定されていた。
【0003】
そして、ロボットの動作プログラムの教示中に、一連の入出力の制御(入出力制御シーケンス)を実行するには、記憶されている入出力制御コマンドの一覧を表示装置に表示させ、それを選択することにより行なっていた。
【0004】
その結果、入出力制御を指示するキーを押すことにより入出力制御が実行されていた。
【0005】
また、入出力制御を指示するキーが複数ある場合、操作者は各キーに割り付けた入出力制御コマンドの内容をいちいち覚えるか、メモ書きしておく必要があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来のものは、操作者は教示を行なう為の装置上の出力制御を指示するキーを押すことで出力制御を実行しているため、ロボット本体との動きに関してロボット側からは何らのインターロックも取られていなかった。
【0007】
例えば、外部機器がワークを把持している状態持に、誤操作や操作者の意図しない操作で、ロボットを移動させた場合、ロボットアームや最終作用器またはワークを損傷するという問題点があった。
【0008】
また、これらのものを損傷した場合、回復処理にも多大な時間と金を要していた。
【0009】
本発明は、操作者は教示を行なう為にティーチペンダントのCTRLインターロックをとることができるロボット制御装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の本発明は、動作プログラムの教示によりロボットの動作を制御する制御装置と、複数のキーを有し、前記制御装置にデータを通信して動作プログラムの教示を行う教示手段と、接続された外部機器や前記ロボットのアームに設けた最終作用器に対して入出力を行う入出力制御手段と、前記教示手段のキーに前記入出力制御手段の制御を指示する出力制御シ−ケンスを割り付ける制御部と、前記キーに割り付けられた出力制御シ−ケンスを記憶する記憶手段を有し、前記割り付けられた出力制御シ−ケンスの実行時にあるいは非実行時にロボットを停止状態とする前記複数のキーへの条件設定をキーごとに記憶する記憶手段を設け、前記制御装置は前記記憶手段に記憶されている情報から出力制御シ−ケンスの実行時にあるいは非実行時にロボットを停止状態とするロボット制御装置である。
【0011】
請求項2記載の本発明は、動作プログラムの教示によりロボットの動作を制御する制御装置と、複数のキーを有し、前記制御装置にデータを通信して動作プログラムの教示を行う教示手段と、接続された外部機器や前記ロボットのアームに設けた最終作用器に対して入出力を行う入出力制御手段と、前記教示手段のキーに前記入出力制御手段の制御を指示する出力制御シ−ケンスを割り付ける制御部と、前記キーに割り付けられた出力制御シ−ケンスを記憶する記憶手段を有し、前記割り付けられた出力制御シ−ケンスの実行状態時にあるいは非実行状態時でかつ、ロボット移動要求時に前記状態を表示部に表示する手段を設けた請求項1に記載のロボット制御装置である。
【0014】
【発明の実施の形態】
上記請求項1記載の本発明によれば、動作プログラムの教示によりロボットの動作を制御する制御装置と、複数のキーを有し、前記制御装置にデータを通信して動作プログラムの教示を行う教示手段と、接続された外部機器や前記ロボットのアームに設けた最終作用器に対して入出力を行う入出力制御手段と、前記教示手段のキーに前記入出力制御手段の制御を指示する出力制御シ−ケンスを割り付ける制御部と、前記キーに割り付けられた出力制御シ−ケンスを記憶する記憶手段を有し、前記割り付けられた出力制御シ−ケンスの実行時にあるいは非実行時にロボットを停止状態とする前記複数のキーへの条件設定をキーごとに記憶する記憶手段を設け、前記制御装置は前記記憶手段に記憶されている情報から出力制御シ−ケンスの実行時にあるいは非実行時にロボットを停止状態とすることにより、1つのキー操作で一連の入出力制御を行なうことができるとともに、割り付けられた機能の実行時にロボットを停止できるので、誤操作による外部機器,ロボットのアーム,ワーク等の損傷を防止できる。
【0015】
請求項2記載の本発明によれば、動作プログラムの教示によりロボットの動作を制御する制御装置と、複数のキーを有し、前記制御装置にデータを通信して動作プログラムの教示を行う教示手段と、接続された外部機器や前記ロボットのアームに設けた最終作用器に対して入出力を行う入出力制御手段と、前記教示手段のキーに前記入出力制御手段の制御を指示する出力制御シ−ケンスを割り付ける制御部と、前記キーに割り付けられた出力制御シ−ケンスを記憶する記憶手段を有し、前記割り付けられた出力制御シ−ケンスの実行状態時にあるいは非実行状態時でかつ、ロボット移動要求時に前記状態を表示部に表示する手段を設けたことにより、1つのキー操作で一連の入出力制御を行なうことができるとともに、割り付けられた機能の非実行時にロボットを停止状態とすることにより割り付けられた機能の必要時のみロボットを動作させることができ、誤操作による外部機器,ロボットのアーム,ワーク等の損傷を防止できる。
【0016】
そして、割り付けられた機能の実行時または非実行時にロボットを停止状態とする指定条件と、その時のロボットへの出力状態を記憶する記憶手段を設けたことにより、1つのキー操作で一連の入出力制御を行なうことができるとともに、割り付けられた機能の実行時または非実行時にロボットを停止状態とし、さらに、その時のロボットへの出力状態を記憶することにより、必要とされる時のみロボットを動作させることができ、設定も簡単にでき、誤操作による外部機器,ロボットのアーム,ワーク等の損傷を防止できる。
【0018】
(実施の形態)
以下、本発明の実施の形態について図を用いて説明する。
【0019】
図1は本発明の実施の形態を示すもので、ロボット制御装置1にロボット15を接続して制御するようにしている。
【0020】
このロボット制御装置1は、ロボット15のプログラム動作を演算して制御する制御部2と、制御部2に接続された記憶手段のROM3とRAM4と、RAM4に接続された記憶保持用の電池5と、制御部2に接続された入出力制御手段のI/O6,通信制御部7を有している。
【0021】
そして、ROM3に制御手順を記憶させており、RAM4に制御部2の演算用パラメータ、例えば教示データ等を記憶させている。
【0022】
ロボット制御装置1には、I/O6を介して外部機器の溶接用ガン10を接続しており、また、通信制御部7を介してロボット15の教示プログラムを作成するための教示手段ティーチペンダント20を接続している。
【0023】
ティーチペンダント20は、ティーチペンダント20の動作を制御する制御部21と、制御部21に接続された記憶手段のROM22,RAM23,キー入力部24,画面表示部25,通信制御部26,LED表示部27を有している。
【0024】
そして、ROM22にティーチペンダント20の制御手順を記憶させており、RAM23に制御部21の演算用パラメータを記憶させている。
【0025】
そしてキー入力部24を介してロボット15の教示データ及びデータの出力制御を行なうようにしており、制御部2には、通信制御部7、26及び制御部21を介してキー入力部24の各キーの入力状態を認識する機能を持たせている。
【0026】
図2においてキー入力部24を構成するCTRL1〜CTRL9キー(以下CTRLキーと略す)24cがI/O6の実出力番号を割り付け教示中にON/OFFを実行するためのキーである。ここで、図1のROM3の制御手順に従い操作者は図2のティーチペンダントを用いてCTRLキーの割り付け等の操作を行う。この操作者の操作情報により制御部2は、ティーチペンダント20を介してI/O6の実出力番号をCTRLキー24cのキーへ割り付け、この割り付け情報をRAM4に記憶する。このようにして、操作者は予めティーチペンダント20を操作しRAM4にI/O6の実出力番号を記憶させ、RAM4に記憶した出力制御シーケンスをCTRLキー24cのキーへ割り付けておく。以上の構成により操作者は次に説明する手順により出力の制御を行うことができる。動作プログラムの教示時において、操作者がCTRLキー24cのいずれかを押した時、制御部21が該当するCTRLキーを認識し通信制御部26へ送信要求を出す。制御部2は通信制御部7を介してその情報を受け取り、RAM4に記憶されているCTRLキー24cと出力制御シーケンスの割り付け情報から実行すべき出力制御シーケンスを選択し、選択した出力制御シーケンスの内容にしたがってI/O6を制御する。
【0027】
以上の事により、操作者はCTRLキー24cのキー操作により、所定の出力の制御を行なうことが可能となる。
【0028】
CTRLキー24cに割り付けられた出力の出力状態がON時はLED表示部27のLEDが点灯し、また出力の出力状態がOFF時はLED表示部27のLEDが消灯することで、操作者はCTRLキーに対応した出力のON/OFF状態を認識することができる。
【0029】
ロボットの移動のインターロックをとる出力番号とその出力状態とはティーチペンダント20によって操作者が設定を行う。
【0030】
図3に示す設定例においては出力点数を16点としている。この出力番号(No.)とロボットの移動のインターロックを実施するのは出力(ON)状態か非出力(OFF)状態かを選択し易い様に画面で(ON OFF)と表現する。即ち、図3に示す様にティーチペンダント20は液晶表示画面25に25aまたは25bの画面を表示する。この時、最初、25aの画面でカーソルは出力番号「1」の箇所で点滅しているので操作者はロボット移動のインターロックを取りたい出力番号へ「カーソル移動」キー24aを使用し移動させる。所定の番号の箇所でカーソルが点滅している時に「記憶」キー24bを押すと、その番号がインバース表示され確定される。次に、カーソルはその番号の出力状態設定のため(ON OFF)のONの位置へ移りかつ、点滅している。この時、「カーソル移動」キー24aの「←」「→」キーを使用し「ON」または「OFF」のいずれかの所定位置へカーソルを移動させて点滅している状態で「記憶」キー24bを押すと、その番号の出力状態「ON」または「OFF」がインバース表示され点滅カーソルは次の出力番号へ遷移する。この様にして設定されたインタロック出力の設定済画面の表示例を25aまたは25bで表示している。25aの場合は出力番号3が出力状態(ON)時と出力番号10が非出力状態(OFF)時にまた、25bの場合は出力番号16が出力状態(ON)時の時にそれぞれロボット移動を禁止する設定となっていることを英数字のインバース表示によって表現している。また、設定された出力番号には「*」マークを付与するようになっている。
【0031】
ここで、図4において、出力番号3が溶接用ガン10のガン開閉用入力(ソレノイドバルブ(図示せず))に接続され、出力番号3が出力状態(ON)時に溶接用ガン10が閉じ、出力番号3が非出力状態(OFF)時に溶接用ガン10が開くものである。いま、この出力番号3がティーチペンダント20のキー24cである「CTRL3」に割り付けてある。この内容はRAM4へ記憶保持されている。
【0032】
ここで、図示していない出力番号3の初期出力状態は「OFF」状態である。
【0033】
次に、操作者は動作プログラムの教示時において、操作者がCTRLキー24cの「CTRL3」を押した時、制御部2は前述の通信を介してその情報を受け取り、RAM4に記憶されている「CTRL3」キーを出力制御シーケンスの割り付け情報から実行すべき出力制御「出力番号3」を選択しI/O6を制御することで、選択した出力「出力番号3」を出力(ON)状態とする。また、この時、CTRLキー24cの「CTRL3」キー内のLEDを点灯させることで操作者は該当CTRLキーに割り付けられた出力番号の出力状態を認識できる。これらの動作により図4に示すようにロボット15のアームに取り付けられた最終作用器である溶接用ガン10がガン開状態(a)からガン閉状態(b)へと変わる。
【0034】
操作者はガンの打点灯位置確認のため、ガン閉状態(b)の様にワーク11を溶接用ガンが噛んだ状態とする。この状態時に誤ってロボット移動操作を実施しても「CTRL3」キーに割り当てられている出力制御「出力番号3」が「出力(ON)状態」時はインターロック出力に指定されているのでROM3に記憶されている図5のフローチャートに従った制御手順を制御部2が実施することによりロボット15の移動要求は無視されかつ、画面表示部25に図6の25cの表示(メッセージは移動不可:停止出力#3=ON)を実施する。以上の事により、ロボット15や最終作用器(実施例の場合は溶接用ガン10)ならびにワーク11の損傷を未然に防ぐことができる。ここで、図5のフローチャートの内容はロボット移動要求入力(ステップI)により図5のタスクが起動され、ロボットインターロック出力番号で*印のあるものをリストアップする(ステップII)。次に、リストアップした全ての*印のインタロック実施設定出力状態をI/O6の実出力状態と比較し(ステップIII)、一致するものがまったくなければロボット移動処理へ(ステップIV)、逆に一致するものが一個でもあれば、図6の25cの様な表示を画面表示部25に表示しロボット移動要求を無視(ステップV)し、タスクを終了する。
【0035】
次に、本発明の第2の実施の形態例について説明するが、前述の第1発明の説明と重複する箇所は割愛する。図3の25aの画面でカーソルを出力番号「10」の箇所で点滅させた状態で「記憶」キー24bを押すと、その番号がインバース表示され確定される。次に、カーソルはその番号の出力状態設定のため(ONOFF)のONの位置へ移りかつ、点滅している。この時、「カーソル移動」キー24aの「←」「→」キーを使用し「OFF」の位置へカーソルを移動させて点滅している状態で「記憶」キー24bを押す。この操作により出力番号10が非出力状態(OFF)時にロボット移動を禁止する設定となる。また、設定された出力番号には「*」マークを付与するようになっている。
【0036】
ここで、図4において、出力番号10が溶接用ガン10のガン開閉用入力(ソレノイドバルブ(図示せず))に接続され、出力番号10が非出力状態(OFF)時に溶接用ガン10が閉じ、出力番号10が出力状態(ON)時に溶接用ガン10が開くものとする。いま、この出力番号10がティーチペンダント20のキー24cである「CTRL4」に割り付けてあるとする。この内容はRAM4へ記憶保持されている。
【0037】
ここで、図示していない出力番号10の初期状態は「ON」状態であり、「CTRL4」キー内のLEDは点灯している状態である。この状態で、操作者が動作プログラムの教示時において、CTRLキー24cの「CTRL4」キーを押すと、制御部2は前述の通信を介してその情報を受け取り、RAM4に記憶されている「CTRL4」キーと出力制御シーケンスの割付情報から実行すべき出力制御「出力番号10」を選択しI/O6を制御することで、選択した出力「出力番号10」を非出力(OFF)状態とする。また、この時、CTRLキー24cの「CTRL4」キー内のLEDを点灯状態から消灯状態へ遷移させることで操作者は該当CTRLキーの出力状態を認識できる。これらの動作により図4に示すようにロボット15のアームに取り付けられた最終作用器である溶接用ガン10がガン開状態(a)からガン閉状態(b)へと変わる。操作者はガンの打点位置確認のため、ガン閉状態(b)の様にワーク11を溶接用ガンが噛んだ状態とする。この状態時に誤ってロボット移動操作を実施しても「CTRL4」キーに割り当てられている出力制御「出力番号10」が「非出力(OFF)状態」時はインターロック出力に指定されているのでROM3に記憶されている図5のフローチャートに従った制御手順を制御部2が実施することによりロボット15の移動要求は無視されかつ、画面表示部25に図5の25dの表示(メッセージは移動不可:停止出力#10=OFF)を実施する。以上の事により、ロボット15や最終作用器(実施例の場合は溶接用ガン10)ならびにワーク11の損傷を未然に防ぐことができる。図5のフローチャートの説明は重複するので割愛する。
【0038】
なお、RAMデータの記憶保持用の電池5を有しRAM4に記憶した全データを制御電源遮断時も記憶保持することができる構成となっていて、教示した内容を制御電源立ち上げ時毎に再教示する必要がなく便利である。
【0039】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明は、前記ティーチペンダント上に出力制御の実行を許可するためのキー入力部を備え、ロボット制御装置の制御部はこのキーが押された状態の時に、かつティーチペンダントの制御部より前記出力制御を行なう為のキーが押された通知を受け取り、前記割り当てに従って所定の出力のON制御を実行する手段を有する。
【0040】
この所定の出力のON制御を実行している時は常時、ロボットを移動させる全ての移動要求入力を無視する機能を有するので、最終作用器やロボットアーム、ワーク等の損傷を未然に防げる。
【0041】
また、本発明は、前記ティーチペンダント上に出力制御の実行を許可するためのキー入力部を備え、ロボット制御装置の制御部はこのキーが押された状態の時に、かつティーチペンダントの制御部より前記出力制御を行なう為のキーが押された通知を受け取り、前記割り当てに従って所定の出力のOFF制御を実行する手段を有する。
【0042】
この所定の出力のOFF制御を実行している時は常時、ロボットを移動させる全ての移動要求入力を無視する機能を有するので、最終作用器やロボットアーム、ワーク等の損傷を未然に防げる。
【0043】
また、従来は外部機器のアクチュエータ動作状態を近接センサやリミットスイッチ等のセンサ信号をロボット側に取り込んでロボットの入力待ち命令を使用してインターロックを取っていたので、センサとロボット制御装置間の両者の接続ハーネスが断線した場合ロボットは全く動作不可能となったり一方、ロボットの入力がインターロックを実施するために占用されるのでロボット制御装置の資源を消費せざるを得なかったが、これに対して、本発明により外部入力ではなくロボット自身が外部に出す出力によりインターロックをとるので、前記の2点の改善ができるという効果も奏する。
【0044】
そして、本発明は、ロボット移動のインターロックを取りたい出力番号と出力状態(ON/OFF状態)を操作者が簡単に設定できるようにティーチペンダントの画面表示部に表示する手段を有している。
【0045】
ロボット制御装置の制御部には、前記ティーチペンダントとロボット制御装置の通信制御部を介して、ロボット制御装置のRAMに前記ロボット移動をインターロックする出力番号とそのインターロックする時の出力状態を記憶するので、設定がとても簡単にできる。
【0046】
さらに、本発明は、RAMデータの記憶保持用の電池を有し、主電源が遮断されても、ロボット動作をインターロックする出力番号とそのインターロック出力状態を記憶保持できるので便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例を説明する全体構成図
【図2】本発明の実施の形態例を説明するティーチペンダントの外観図
【図3】本発明の実施の形態例における表示画面を説明する図
【図4】本発明の実施の形態例における動作を説明した図
【図5】本発明の実施の形態例における動作フローチャート
【図6】本発明の実施の形態例における表示画面を説明する図
【符号の説明】
1 ロボット制御装置
2,21 制御部
3,22 ROM
4,23 RAM
5 電池
6 I/O
7,26 通信制御部
10 溶接用ガン
15 ロボット
20 ティーチペンダント
24 キー入力部
25 画面表示部
27 LED表示部
Claims (2)
- 動作プログラムの教示によりロボットの動作を制御する制御装置と、複数のキーを有し、前記制御装置にデータを通信して動作プログラムの教示を行う教示手段と、接続された外部機器や前記ロボットのアームに設けた最終作用器に対して入出力を行う入出力制御手段と、前記教示手段のキーに前記入出力制御手段の制御を指示する出力制御シ−ケンスを割り付ける制御部と、前記キーに割り付けられた出力制御シ−ケンスを記憶する記憶手段を有し、前記割り付けられた出力制御シ−ケンスの実行時にあるいは非実行時にロボットを停止状態とする前記複数のキーへの条件設定をキーごとに記憶する記憶手段を設け、前記制御装置は前記記憶手段に記憶されている情報から出力制御シ−ケンスの実行時にあるいは非実行時にロボットを停止状態とするロボット制御装置。
- 動作プログラムの教示によりロボットの動作を制御する制御装置と、複数のキーを有し、前記制御装置にデータを通信して動作プログラムの教示を行う教示手段と、接続された外部機器や前記ロボットのアームに設けた最終作用器に対して入出力を行う入出力制御手段と、前記教示手段のキーに前記入出力制御手段の制御を指示する出力制御シ−ケンスを割り付ける制御部と、前記キーに割り付けられた出力制御シ−ケンスを記憶する記憶手段を有し、前記割り付けられた出力制御シ−ケンスの実行状態時にあるいは非実行状態時でかつ、ロボット移動要求時に前記状態を表示部に表示する手段を設けた請求項1に記載のロボット制御装置。
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