JP3705084B2 - Child anchor cover structure - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両にチャイルドシートを装着する際に用いるチャイルドアンカーカバー構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両用のチャイルドアンカーカバー構造としては、例えば、図6に示す特開平9−11847号公報等に記載されている様なものが知られている。
【0003】
このようなチャイルドアンカーカバー構造では、主に車両の後部座席部の後方位置に、略平板状のリヤパーセルパネル1が、略水平方向に沿って延設されている。このリヤパーセルパネル1の上側は、パーセルボード2で覆われている。
【0004】
このリヤパーセルパネル1の後部座席側一側縁1a近傍には、ボルト部材3を挿通するボルト挿通孔1bが形成されている。
【0005】
また、このリヤパーセルパネル1のボルト挿通孔1bの下側には、前記ボルト部材3を螺合するナット部材4が設けられている。
【0006】
そして、このリヤパーセルパネル1上側の略平坦部分には、アンカーブラケット部材7が、環状のスペーサ5及び、ブラケットカバー部材8を介在させて、装着されている。
【0007】
このアンカーブラケット部材7は、主に、前記ボルト部材3を挿通する孔部7bを略中央に形成したベース部7aと、このベース部7aから車両前方に向けて斜め上方に立ち上がるフック部7cとを有している。
【0008】
このフック部7cには、係合孔7dが形成されて、チャイルドシートから延設された図8に示すようなベルト6のシート側フック部材6aが、係止されるように構成されている。
【0009】
また、前記ブラケットカバー部材8には、座面部8a略中央に、前記ボルト部材3を挿通するボルト開口8bが形成されている。そして、この座面部8aの後縁部に沿って設けられたヒンジ部8cを介して、カバー本体8dが、この座面部8aに対して揺動自在となるように一体に設けられていて、開放時に、このカバー本体8dが紛失しないように構成されている。
【0010】
更に、従来のリヤパーセルパネル1では、図8及び図9に示すように、車両両側部に位置するトランクサイドトリム9近傍の一側縁に、シートベルトリトラクタ10を収納する収納凹部11が形成されている。
【0011】
また、この収納凹部11の上部には、ベルト引き出し開口1cが形成されると共に、前記パーセルボード2にも、ベルト引き出し孔2aが形成されている。このベルト引き出し孔2aの周縁には、略中央にスリット孔部13aが形成された合成樹脂製のエスカッション部材13が嵌着されている。
【0012】
そして、前記シートベルトリトラクタ10には、シートベルト本体12が、巻回されて収納されている。
【0013】
このシートベルト本体12は、前記ベルト引き出し開口1c及び、前記ベルト引き出し孔2aに嵌着されたエスカッション部材13のスリット孔部13aから導出されると共に、このスリット孔部13aの前縁部13bで、α度の角度で折曲されて、更に、リヤシート14の上縁14a上方を通り、車両前方方向へ引き出されるように構成されている。 次に、この従来のチャイルドアンカーカバー構造の作用について説明する。
【0014】
このように構成された従来のチャイルドアンカーカバー構造では、例えば、図7に示すように、前記ブラケットカバー8のカバー本体8dが、前記ヒンジ部8cを回動中心として、上方に向けて開放される。
【0015】
そして、前記アンカーブラケット部材7のフック部7cに、チャイルドシートから延設されたベルト6のシート側フック部材6aが、係止される。
【0016】
また、前記シート側フック部材6aのフック部7cへの係止を解除してベルト6を取り除くことにより、前記カバー本体8dが再び閉塞されて、前記アンカーブラケット部材7の露出が防止される。
【0017】
更に、前記シートベルト本体12は、前記ベルト引き出し開口1c及び、前記ベルト引き出し孔2aに嵌着されたエスカッション部材13のスリット孔部13aから導出されると共に、このスリット孔部13aの前縁部13bで、α度の角度で折曲されて、更に、リヤシート14の上縁14a上方を通り、車両前方方向へ引き出される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のチャイルドアンカーカバー構造では、前記アンカーブラケット部材7が、前記リヤパーセルパネル1の上面にのみ、前記ボルト部材3及びナット部材4を用いて装着されているので、所望の強度を確保する為に、前記ボルト部材3及びナット部材4等の大きさを所定の大きさよりも小さくすることができない。
【0019】
このため、これらの取付に用いる前記ボルト部材3及びナット部材4の分、部品点数が増大してしまうと共に、外観品質が良好ではなかった。
【0020】
そして、前記アンカーブラケット部材7が、前記リヤパーセルパネル1の上面に装着されて、前記ブラケットカバー8が、パーセルボード2表面から上方に突設されている。
【0021】
このため、外観品質が良好であるとは言い難かった。
【0022】
また、前記チャイルドシート装着状態では、前記カバー本体8dが、前記ベルト6のシート側フック部材6aと、干渉してしまう。このため、図7中実線で示すように、常にカバー本体8dが、開放された状態となり、この点においても、外観品質が良好であるとは言い難かった。
【0023】
更に、このリヤパーセルパネル1に、前記シートベルトリトラクタ10を装着した場合、引き出されたシートベルト本体12は、図9に示されるように、前記スリット孔部13aの前縁部13bで、α度の角度で折曲されて、深い引き出し角度で引き出される。このため、シートベルトの操作性を阻害する虞があった。
【0024】
そこで、本発明の目的は、上記の問題点を解消し、所望の強度を容易に確保できることにより、部品点数の増大を抑制し、しかも、外観品質の良好なチャイルドアンカーカバー構造を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明では、チャイルドシートを座席部に固定するアンカー部を座席部後方のリヤパーセル前部に設けたチャイルドアンカーカバー構造であって、前記アンカー部を、前記リヤパーセル前部と、該リヤパーセル前部の下面側に位置するリヤレインフォースとの間に介在させて一体に接合し、該アンカー部への入力が、前記リヤパーセルと、前記リヤレインフォースとに分散されて受け止められるチャイルドアンカーカバー構造を特徴としている。
【0026】
このように構成された請求項1記載のものでは、前記アンカー部が、前記リヤパーセル前部と、該リヤパーセル前部の下面側に位置するリヤレインフォースとの間に介在されて一体に接合されているので、該アンカー部への入力は、前記リヤパーセルと、前記リヤレインフォースとに分散されて受け止められる。
【0027】
このため、従来のように、所定の大きさを有するボルト部材、及びナット部材等を用いることなく、所望の強度を容易に達成できる。従って、ボルト部材、及びナット部材を削減できる分、部品点数の増大を抑制出来ると共に、取付工程数も減少させることが出来、製造コストの増大が抑制される。
【0028】
また、請求項2に記載されたものでは、前記リヤパーセル前部を覆うリヤパーセルトリムを設けると共に、該リヤパーセルトリム前縁部を下向きに傾斜させ、前記アンカー部の上端を前記リヤパーセルトリムの下向きに傾斜していない一般面よりも下方に位置させて設けた請求項1記載のチャイルドアンカーカバー構造を特徴としている。
【0029】
このように構成された請求項2記載のものでは、前記アンカー部の上端が、前記リヤパーセルトリムの傾斜していない一般面よりも下方に位置させて設けられているので、該アンカー部の取り付けられる部分を前記リヤレインフォースに近接させて、前記リヤパーセルトリムよりも、該アンカー部が、上方へ突設しないように構成出来る。このため、外観品質が良好である。
【0030】
また、前記リヤパーセル前部を覆うリヤパーセルトリムの前縁部が下向きに傾斜されているので、チャイルドシートの装着性が良好である。更に、この傾斜した前部に、シートベルトリトラクタを装着することにより、ベルトの引き出し角度を浅く設定出来、シートベルトの操作性を良好なものとすることが出来る。
【0031】
そして、請求項3に記載されたものでは、前記リヤパーセルトリムの前縁部と、座席部に設けられたシートバック後面部とで凹部を形成し、該凹部に前記アンカー部を覆うアンカーカバー部材を設ける請求項2記載のチャイルドアンカーカバー構造を特徴としている。
【0032】
このように構成された請求項3記載のものでは、前記アンカー部を覆うアンカーカバー部材が、前記リヤパーセルトリムの前縁部と、座席部に設けられたシートバック後面部とによって形成された凹部に、設けられている。
【0033】
このため、外観品質を良好に保持しつつ、前記アンカーカバー部材の開閉操作性を向上させることが出来る。
【0034】
また、請求項4に記載されたものでは、前記リヤパーセルトリムの一般面と、前記座席部の上縁とを結ぶ直線上にアンカーカバー部材の上面部を略面一となるように設ける請求項3記載のチャイルドアンカーカバー構造を特徴としている。
【0035】
このように構成された請求項4記載のものでは、前記アンカーカバー部材の上面部が、前記リヤパーセルトリムの一般面と、前記座席部の上縁とを結ぶ直線上に、略面一となるように設けられているので、アンカーカバー部材が閉塞された状態では、前記凹部が、目立たず外観品質を更に良好なものとすることが出来る。
【0036】
そして、請求項5に記載されたものでは、前記アンカーカバー部材前部に、該アンカーカバー部材の開操作が可能な操作凹部を形成する請求項3又は4記載のチャイルドアンカーカバー構造を特徴としている。
【0037】
このように構成された請求項5記載のものでは、前記アンカーカバー部材前部に、該アンカーカバー部材の開操作が可能な操作凹部が形成されているので、車室内シート側からの該アンカーカバー部材の開閉操作性が良好である。
【0038】
また、該操作凹部は、アンカーカバー部材前部に形成されているので、目立つこと無く外観品質を更に良好なものとすることが出来る。
【0039】
更に、請求項6に記載されたものでは、前記アンカーカバー部材前部に、前記チャイルドシートを固定する固定手段を挿通する挿通孔部を形成する請求項3乃至5記載のうちいづれか一項記載のチャイルドアンカーカバー構造を特徴としている。
【0040】
このように構成された請求項6記載のものでは、前記チャイルドシートを固定する固定手段を挿通する挿通孔部が、前記アンカーカバー部材前部に形成されているので、該挿通孔部に、該固定手段を挿通することにより、該アンカーカバー部材を、該固定手段に干渉させずに閉塞することが出来る。
【0041】
従って、チャイルドシートを前記固定手段で固定した状態で、該アンカーカバー部材を閉塞して、更に外観品質を良好なものとすることができる。
【0042】
【発明の実施の形態1】
以下、本発明の具体的な実施の形態1について、図示例と共に説明する。
【0043】
図1乃至図5は、この発明の実施の形態1を示すものである。なお、前記従来例と同一乃至均等な部分については同一符号を付して説明する。
【0044】
まず、構成を説明すると、この実施の形態1のチャイルドアンカーカバー構造では、車両の後部の座席部としてのリヤシート14の後方位置には、略平板状のリヤパーセル15が、略水平方向に沿って延設されている。
【0045】
このリヤパーセル15には、主にパーセルパネル本体16と、このパーセルパネル本体16の上側面を、複数の柱部17aに支持されて所定間隔を置いて覆う樹脂製のリヤパーセルトリム17とが設けられていて、図3に示すような音響機器としてのスピーカ20等が配設されている。
【0046】
このうち、前記パーセルパネル本体16の前側平坦部16aには、ブラケット開口部16bが開口形成されている。このブラケット開口部16bには、チャイルドシートをリヤシート14に固定するアンカー部としてのアンカーブラケット部材19が設けられている。
【0047】
また、このパーセルパネル本体16の前記リヤシート14の後側に位置するシートバックパネル14bが、一体となるように下方に向けて延設されている。
【0048】
このパーセルパネル本体16の前側平坦部16aの下面側の位置には、リヤレインフォース18が設けられている。このリヤレインフォース18には、前記リヤシート14のシートバックパネル14bと対向する位置に縦壁部18aが設けられている。
【0049】
また、この縦壁部18aの下縁には、車両前方に向けて延設される下縁フランジ部18bが一体に形成されている。
【0050】
更に、この縦壁部18aの上縁には、車両後方に向けて略水平方向に、上縁フランジ部18cが一体となるように延設されている。
【0051】
そして、前記上縁フランジ部18cと、前記パーセルパネル本体16の前側平坦部16aとの間には、このアンカーブラケット部材19のベース部19aが、介在されて一体に接合されている。
【0052】
また、このリヤシート14の上方のリヤパーセル15前縁部を覆うリヤパーセルトリム17には、略水平に形成されて傾斜していない一般面17cに対して、車両下方に向けて傾斜して前縁部17dが形成されている。
【0053】
この前縁部17dには、前記一般面17cから下方に向けて傾斜するように一体に延設されて、前記シートベルトリトラクタ10が収納される収納凹部部11を覆う第1傾斜面部17eが設けられている。
【0054】
この第1傾斜面部17eには、図3又は図5に示すように、車幅方向に沿って前記シートベルト本体12が引き出されるベルトスリット部24が、開口形成されている。
【0055】
このベルトスリット部24の開口周縁のうち、車両前方側縁部には、断面略弓形のスライド面部24aが一体に形成されている。
【0056】
そして、このスライド面部24aで折曲される前記シートベルト本体12の角度βは、略180度に近く、前記従来のスリット孔部13aの前縁部13bで折曲される角度α度よりも、大きな角度で折曲されて、更に、リヤシート14の上縁14a上方を通り、車両前方方向へ引き出されるように構成されている。
【0057】
この前縁部17dには、更に、前記第1傾斜面部17eの前端から下方に向けて一体に屈曲形成される第2傾斜面部17fが設けられている。この第2傾斜面部17fは、先端が、前記リヤシート14のコア部材14cと、前記シートバックパネル14bとの間に挟持されるように構成されている。
【0058】
また、このリヤパーセルトリム17には、前記シートベルトリトラクタ10の配設位置よりも、車両内側位置で、しかも、この前縁部17の第1傾斜面部17eと、一般面17cとの間に跨るように、凹部21を形成する凹部開口部17bが開口形成されている。
【0059】
この前記凹部開口部17bの開口周縁には、樹脂製の上,下エスカッション部材22,23が嵌着されて設けられている。
【0060】
この上,下エスカッション部材22,23には、前記ブラケット開口部16bと対向する略中央位置に、挿通開口22a及び23aが開口形成されている。
【0061】
この挿通開口22a及び23aには、前記アンカーブラケット部材19のベース部19aから車両前方に向けて斜め上方に立ち上がるフック部19bが挿通されている。このフック部19bには、前記チャイルドシートを固定するベルト6の固定手段としてのシート側フック部材6aが係止される係止孔19cが形成されている。
【0062】
そして、このフック部19bの上端19dは、前記リヤパーセルトリム17の前記一般面17cよりも下方の位置となるように構成されている。
【0063】
また、前記リヤパーセルトリム17の凹部開口部17b後側周縁には、ヒンジ部25を介して、アンカーカバー部材26が、回動自在に設けられている。
【0064】
このアンカーカバー部材26は、図1中実線位置に示すように、閉塞状態では、前記リヤパーセルトリム14の前縁部17dと、リヤシート14に設けられたシートバック後面部14dとで形成された凹部30に位置し、前記アンカー部材19が設けられた凹部21と共に、前記凹部開口部7dを上方から覆う様に構成されている。
【0065】
このアンカーカバー部材26は、図2に示すように、主に、上面視略方形形状の四辺に相当する枠体27の上面に、側面視略三角形形状の左右側壁部29,29に支持されて、頭頂部28aを有する上面部28が一体となるように設けられている。
【0066】
このうち、枠体27の前縁部27aには、前記上エスカッション部材22の内側面に形成された被係止溝22bに係止される係止爪部27bが凸設形成されている。
【0067】
また、前記上面部28は、図1中実線位置に示すように、前記リヤパーセルトリム17の一般面17cと、前記リヤシート14の上縁14aとを結ぶ直線上に、略面一となるように設けられている。
【0068】
更に、前記アンカーカバー部材26の前部には、前記凹部30に位置して、前記頭頂部28aよりも一段低く凹設形成されて、このアンカーカバー部材26の開操作が可能な操作凹部31が設けられている。
【0069】
そして、この操作凹部31には、ベルト6のシート側フック部材6aを挿通する挿通孔部32が形成されている。
【0070】
この実施の形態1のシート側フック部材6aでは、図4に示すように、ベルト6先端にビス等によって固定される基部6bから、略板状のアーム部6cが延設されると共に、このアーム部6cの先端には、鉤状を呈するように、下方に向けて前記基部6b方向へ戻り傾斜を有して延設されるフック部6dが設けられている。
【0071】
このフック部6dの先端爪部6eの内側には、前記基部6b下面側に取付部6gが固着された板バネ部材6fの先端6hが重複する様に設けられている。この板バネ部材6fの長尺板状に形成された板バネ本体6iは、押圧により弾性変形可能で、下面側に前記フック部19bの上端19dを押しつけることにより、前記先端6hと、先端爪部6eとの間に、前記フック部19bが挿通可能な間隔が形成される様に構成されている。
【0072】
次に、この実施の形態1の作用について説明する。
【0073】
このように構成されたこの実施の形態1のチャイルドアンカーカバー構造では、まず、前記アンカーカバー部材26が開放されている図1中二点鎖線に示すような状態で、前記挿通孔部32から前記シート側フック部材6aを挿通させる。
【0074】
次に、前記長尺板状に形成された板バネ本体6iの下面側に、前記フック部19bの上端19dを押しつける。この押圧により、前記板バネ本体6iが変形して、前記先端6hと、先端爪部6eとの間に、前記フック部19bが挿通可能な間隔が形成される。
【0075】
そして、車両前方方向に、このシート側フック部材6aをスライド移動させると、前記フック部19bが、前記先端6hを乗り越えて、フック部6dが、前記フック部19bに係止される。
【0076】
更に、前記アンカーカバー部材26の前縁部27aに形成された係止爪部27bを前記被係止溝22aに係止させることにより、図1中実線で示すように、前記アンカーカバー部材26を閉塞する。
【0077】
この実施の形態1では、前記アンカーブラケット部材19のベース部19aが、前記リヤパーセル15の前部であるパーセルパネル本体16の前側平坦部16aと、この前側平坦部16aの下面側に位置するリヤレインフォース18の上縁フランジ部18cとの間に介在されて一体に接合されている。
【0078】
このため、このベース部19a取付部分では、このベース部19aと、前記前側平坦部16a及び、上縁フランジ部18cとの3枚合わせとなると共に、このベース部19aが、上,下両側面を前記前側平坦部16a及び、上縁フランジ部18cによって挟持されたサンドイッチ構造を呈するので、このアンカーブラケット部材19に加わる様々な角度の入力であっても、前記パーセルパネル本体16と、前記リヤレインフォース18とに分散されて、効率よく受け止められる。
【0079】
従って、従来のように、所定の大きさを有する前記ボルト部材3、及びナット部材4等を用いることなく、所望の強度を容易に達成できる。このように、ボルト部材3、及びナット部材4を削減できる分、部品点数の増大を抑制出来ると共に、取付工程数も減少させることが出来、製造コストの増大が抑制される。
【0080】
また、前記アンカーブラケット部材19の上端19dが、前記リヤパーセルトリム17の一般面17cよりも下方に位置されて設けられているので、このアンカーブラケット部材19の取り付けられる部分を下方の前記リヤレインフォース18に近接させて、前記リヤパーセルトリム17よりも、このアンカーブラケット部材19の上端19d及び、この上端19dを覆う前記アンカーカバー部材26が、上方へ突設しないように構成出来る。このため、従来の様に前記ブラケットカバー8が、パーセルボード2表面から上方に突設されてしまうものに比して外観品質が良好である。
【0081】
また、前記リヤパーセル前部を覆うリヤパーセルトリム17の前縁部17dが、車両前方に向けて下向きに傾斜されているので、前記フック部19bが、前記一般面17cの延長線よりも、下側に位置しても、凹部開口部17b周縁に高さ方向で、近接或いは、更に上方へ突設させることが出来る。
【0082】
このため、前記アンカーカバー部材26の開閉操作及び、前記アンカーブラケット部材19に、前記シート側フック部材6aを係止及び係止解除することにより行われる着脱作業が容易に行え、チャイルドシートの装着性が良好である。
【0083】
更に、この実施の形態1では、傾斜した前縁部17d下方で車両後方に、図5に示すように、シートベルトリトラクタ10が装着されると共に、図3に示すように、この前縁部17dの第1傾斜面部17eにベルトスリット部24が形成されることにより、シートベルト本体12の引き出し角度βを、前記従来の引き出し角度αよりも浅く設定出来、シートベルトの操作性を良好なものとすることが出来る。
【0084】
そして、前記アンカーブラケット部材19を覆うアンカーカバー部材26が、閉塞状態では、前記リヤパーセルトリム14の前縁部17dと、リヤシート14に設けられたシートバック後面部14dとで形成された凹部30に位置し、前記アンカー部材19が設けられた凹部21と共に、前記凹部開口部7dが上方から覆われている。
【0085】
このため、外観品質を良好に保持しつつ、前記アンカーカバー部材26の開閉操作性を向上させることが出来る。
【0086】
また、前記アンカーカバー部材26の上面部28が、前記リヤパーセルトリム17の一般面17cと、前記リヤシート14の上縁14aとを結ぶ直線上に、略面一となるように設けられているので、アンカーカバー部材26が閉塞された状態では、前記凹部21が、目立たず外観品質を更に良好なものとすることが出来る。
【0087】
そして、前記アンカーカバー部材26の前部に操作凹部31が形成されているので、車室内のリヤシート14側から、この操作凹部31を把持して、前記係止爪27bの被係止溝22aに対する係止及び係止解除動作が行えると共に、前記ヒンジ部25を回動中心として、このアンカーカバー部材26を上下方向に回動させることにより、容易に、開閉動作を行わせることができる。従って、アンカーカバー部材26の開閉操作性が良好である。
【0088】
また、この操作凹部31は、アンカーカバー部材26の前部に形成されているので、目立つこと無く外観品質を更に良好なものとすることが出来る。
【0089】
更に、前記チャイルドシートを固定するシート側フック部材6aを挿通する挿通孔部32が、前記アンカーカバー部材26の前部に形成されている。このため、この挿通孔部32に、前記シート側フック部材6aを挿通することにより、このアンカーカバー部材26を、このシート側フック部材6aに干渉させずに閉塞することが出来る。
【0090】
従って、チャイルドシートを前記シート側フック部材6aで固定された状態であっても、このアンカーカバー部材26を、図1中実線で示すように閉塞出来て、更に外観品質を良好なものとすることができる。
【0091】
以上、この発明の実施の形態1を図面により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態1に限らず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。
【0092】
例えば、前記実施の形態1では、前記アンカーブラケット部材19の上端19dを前記リヤパーセルトリム17の一般面17cよりも下方に位置させて設けるように構成されているが、特にこれに限らず、例えば、この上端19dの位置を、前記一般面17cと略同一高さか或いは、所定高さ上方へ突設させてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のチャイルドアンカーカバー構造で、全体の構成を説明する図3中A−A線に沿った位置での断面図である。
【図2】実施の形態1のチャイルドアンカーカバー構造で、アンカーカバー部材の斜視図である。
【図3】実施の形態1のチャイルドアンカーカバー構造で、リヤパーセルトリムに設けられたシートベルトリトラクタ及びアンカーカバー部材の配設位置を説明する斜視図である。
【図4】実施の形態1のチャイルドアンカーカバー構造で、アンカーブラケット部材に、ベルトのシート側フック部材を係止する様子を説明する斜視図である。
【図5】実施の形態1のチャイルドアンカーカバー構造で、シートベルトリトラクタを示す図3中B−B線に沿った位置での断面図である。
【図6】一従来例のチャイルドアンカーカバー構造で、要部の構成を説明する分解斜視図である。
【図7】他の従来例のチャイルドアンカーカバー構造で、シート側フック部材をアンカーブラケット部材に係止させた状態での斜視図である。
【図8】従来例のシートベルトリトラクタ配設部分を示し、車両のトランクルーム側から、シートバックパネル方向を見た斜視図である。
【図9】従来例のシートベルトリトラクタ配設部分を示し、図8中C−C線に沿った位置での断面図である。
【符号の説明】
6 ベルト
6a シート側フック部材(固定手段)
14 リヤシート(座席部)
14a 上縁
14d 後面部
15 リヤパーセル
16 パーセルパネル本体
17 リヤパーセルトリム
17c 一般面
17d 前縁部
18 リヤレインフォース
19 アンカーブラケット部材(アンカー部)
19d 上端
26 アンカーカバー部材
30 凹部
31 操作凹部
32 挿通孔部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a child anchor cover structure used when a child seat is mounted on a vehicle.
[0002]
[Prior art]
As a conventional child anchor cover structure for a vehicle, for example, a structure described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 9-11847 shown in FIG. 6 is known.
[0003]
In such a child anchor cover structure, a substantially flat rear parcel panel 1 is extended along a substantially horizontal direction mainly at a rear position of a rear seat portion of the vehicle. The upper side of the rear parcel panel 1 is covered with a
[0004]
A bolt insertion hole 1 b for inserting the
[0005]
A nut member 4 for screwing the
[0006]
An anchor bracket member 7 is mounted on a substantially flat portion on the upper side of the rear parcel panel 1 with an
[0007]
The anchor bracket member 7 mainly includes a
[0008]
An engagement hole 7d is formed in the
[0009]
The
[0010]
Further, in the conventional rear parcel panel 1, as shown in FIGS. 8 and 9, a storage recess 11 for storing the
[0011]
In addition, a belt pull-out opening 1 c is formed in the upper portion of the storage recess 11, and a belt pull-out
[0012]
In the
[0013]
The
[0014]
In the conventional child anchor cover structure configured as described above, for example, as shown in FIG. 7, the
[0015]
Then, the seat
[0016]
Further, by releasing the locking of the seat
[0017]
Further, the seat belt
[0018]
[Problems to be solved by the invention]
However, in such a conventional child anchor cover structure, the anchor bracket member 7 is mounted only on the upper surface of the rear parcel panel 1 using the
[0019]
For this reason, the number of parts is increased by the amount of the
[0020]
The anchor bracket member 7 is mounted on the upper surface of the rear parcel panel 1, and the
[0021]
For this reason, it was difficult to say that the appearance quality was good.
[0022]
Further, in the child seat mounted state, the
[0023]
Further, when the
[0024]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a child anchor cover structure that suppresses the increase in the number of parts by eliminating the above-described problems and easily securing a desired strength, and that also has good appearance quality. is there.
[0025]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, in the invention described in claim 1, a child anchor cover structure in which an anchor portion for fixing a child seat to a seat portion is provided in a rear parcel front portion behind the seat portion, and the anchor portion is provided. , And joined integrally by interposing between the rear parcel front part and the rear reinforcement located on the lower surface side of the rear parcel front part The input to the anchor portion is distributed and received by the rear parcel and the rear reinforcement. It features a child anchor cover structure.
[0026]
According to the first aspect of the present invention, the anchor portion is interposed between the rear parcel front portion and the rear reinforcement located on the lower surface side of the rear parcel front portion and integrally joined. Therefore, the input to the anchor portion is received by being distributed to the rear parcel and the rear reinforcement.
[0027]
For this reason, the desired strength can be easily achieved without using a bolt member, a nut member, or the like having a predetermined size as in the prior art. Accordingly, since the number of bolt members and nut members can be reduced, an increase in the number of parts can be suppressed, and the number of attachment processes can be reduced, thereby suppressing an increase in manufacturing cost.
[0028]
According to a second aspect of the present invention, a rear parcel trim that covers the front portion of the rear parcel is provided, a front edge portion of the rear parcel trim is inclined downward, and an upper end of the anchor portion is directed downward of the rear parcel trim. The child anchor cover structure according to claim 1, wherein the child anchor cover structure is provided at a position lower than a general surface not inclined.
[0029]
According to the second aspect of the invention configured as described above, since the upper end of the anchor portion is provided below the general surface of the rear parcel trim that is not inclined, the anchor portion is attached. It is possible to configure such that the anchor portion does not project upward from the rear parcel trim by bringing the portion to be close to the rear reinforcement. For this reason, the appearance quality is good.
[0030]
Further, since the front edge portion of the rear parcel trim covering the front portion of the rear parcel is inclined downward, the child seat can be easily mounted. Further, by attaching a seat belt retractor to the inclined front portion, the belt pulling angle can be set shallow, and the operability of the seat belt can be improved.
[0031]
According to a third aspect of the present invention, an anchor cover member is formed with a recess formed by a front edge portion of the rear parcel trim and a seat back rear surface portion provided in the seat portion, and covering the anchor portion in the recess. The child anchor cover structure according to
[0032]
According to a third aspect of the present invention, the anchor cover member that covers the anchor portion is a recess formed by a front edge portion of the rear parcel trim and a seat back rear surface portion provided in the seat portion. Is provided.
[0033]
For this reason, the opening / closing operability of the anchor cover member can be improved while maintaining the appearance quality.
[0034]
According to a fourth aspect of the present invention, the upper surface portion of the anchor cover member is provided so as to be substantially flush with a straight line connecting the general surface of the rear parcel trim and the upper edge of the seat portion. 3 is characterized by the child anchor cover structure described in 3.
[0035]
In the structure according to claim 4, the upper surface portion of the anchor cover member is substantially flush with a straight line connecting the general surface of the rear parcel trim and the upper edge of the seat portion. Therefore, when the anchor cover member is closed, the concave portion is not conspicuous and the appearance quality can be further improved.
[0036]
And what was described in
[0037]
According to the fifth aspect of the present invention configured as described above, since the operation concave portion capable of opening the anchor cover member is formed in the front portion of the anchor cover member, the anchor cover from the vehicle interior seat side is formed. The opening / closing operability of the member is good.
[0038]
Further, since the operation concave portion is formed in the front portion of the anchor cover member, the appearance quality can be further improved without conspicuous.
[0039]
Further, according to a sixth aspect of the present invention, in the child according to any one of the third to fifth aspects, an insertion hole portion through which a fixing means for fixing the child seat is inserted is formed in the front portion of the anchor cover member. It features an anchor cover structure.
[0040]
In the structure according to
[0041]
Therefore, the anchor cover member can be closed in a state where the child seat is fixed by the fixing means, and the appearance quality can be further improved.
[0042]
DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS Embodiment 1
Hereinafter, a specific first exemplary embodiment of the present invention will be described together with illustrated examples.
[0043]
1 to 5 show a first embodiment of the present invention. In addition, the same code | symbol is attached | subjected and demonstrated about the same or equivalent part as the said prior art example.
[0044]
First, the configuration will be described. In the child anchor cover structure according to the first embodiment, a substantially flat
[0045]
The
[0046]
Among these, a
[0047]
A seat back
[0048]
A
[0049]
Further, a lower
[0050]
Further, an upper
[0051]
A
[0052]
The rear parcel trim 17 that covers the front edge of the
[0053]
The
[0054]
As shown in FIG. 3 or 5, the first
[0055]
Of the opening periphery of the belt slit
[0056]
And, the angle β of the
[0057]
The
[0058]
Further, the rear parcel trim 17 spans between the first
[0059]
The upper and
[0060]
The upper and
[0061]
A
[0062]
And the
[0063]
Further, an
[0064]
1, the
[0065]
As shown in FIG. 2, the
[0066]
Among these, the
[0067]
Further, as shown by the solid line position in FIG. 1, the
[0068]
Further, an
[0069]
The
[0070]
In the seat-
[0071]
Inside the
[0072]
Next, the operation of the first embodiment will be described.
[0073]
In the child anchor cover structure according to the first embodiment configured as described above, first, the
[0074]
Next, the
[0075]
When the seat-
[0076]
Further, by locking a locking
[0077]
In the first embodiment, the
[0078]
For this reason, in this
[0079]
Therefore, a desired strength can be easily achieved without using the
[0080]
Further, since the
[0081]
Further, since the
[0082]
For this reason, the opening / closing operation of the
[0083]
Further, in the first embodiment, the
[0084]
When the
[0085]
For this reason, it is possible to improve the opening / closing operability of the
[0086]
Further, the
[0087]
And since the operation recessed
[0088]
Moreover, since this operation recessed
[0089]
Further, an
[0090]
Accordingly, even when the child seat is fixed by the seat-
[0091]
The first embodiment of the present invention has been described in detail with reference to the drawings. However, the specific configuration is not limited to the first embodiment, and even if there is a design change or the like without departing from the gist of the present invention. Included in the invention.
[0092]
For example, in the first embodiment, the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view taken along the line AA in FIG. 3 for explaining the overall configuration of the child anchor cover structure according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view of an anchor cover member in the child anchor cover structure of the first embodiment.
FIG. 3 is a perspective view for explaining the arrangement positions of a seat belt retractor and an anchor cover member provided on a rear parcel trim in the child anchor cover structure of the first embodiment.
4 is a perspective view illustrating a state in which the seat-side hook member of the belt is locked to the anchor bracket member in the child anchor cover structure of Embodiment 1. FIG.
5 is a cross-sectional view taken along the line BB in FIG. 3 showing the seatbelt retractor in the child anchor cover structure according to the first embodiment.
FIG. 6 is an exploded perspective view for explaining the configuration of the main part of a conventional child anchor cover structure.
FIG. 7 is a perspective view of a child anchor cover structure of another conventional example in a state where a seat side hook member is locked to an anchor bracket member.
FIG. 8 is a perspective view showing a seat belt retractor portion of a conventional example, as viewed from the trunk room side of the vehicle, in the direction of the seat back panel.
FIG. 9 is a cross-sectional view taken along the line CC in FIG. 8, showing a seat belt retractor portion of a conventional example.
[Explanation of symbols]
6 Belt
6a Seat side hook member (fixing means)
14 Rear seat (seat section)
14a Upper edge
14d Rear part
15 Rear parcel
16 Parcel panel body
17 Rear parcel trim
17c General surface
17d front edge
18 Rear reinforcement
19 Anchor bracket member (anchor part)
19d top
26 Anchor cover member
30 recess
31 Operation recess
32 Insertion hole
Claims (6)
前記アンカー部を、前記リヤパーセル前部と、該リヤパーセル前部の下面側に位置するリヤレインフォースとの間に介在させて一体に接合し、該アンカー部への入力が、前記リヤパーセルと、前記リヤレインフォースとに分散されて受け止められることを特徴とするチャイルドアンカーカバー構造。A child anchor cover structure in which an anchor portion for fixing a child seat to a seat portion is provided in a rear parcel front portion behind the seat portion,
The anchor portion is interposed between the rear parcel front portion and a rear reinforcement located on the lower surface side of the rear parcel front portion so as to be integrally joined , and an input to the anchor portion is connected to the rear parcel and the rear parcel. Child anchor cover structure that is distributed and received by reinforcements .
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