JP3704918B2 - Double needle with anti-puncture function - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は医療器具に関し、特に、患者の皮膚を刺すための尖った遠位端を有する中空針に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、医師や看護婦等の医療業務に携わるものが血液検査等の際に使用した針を細長い円筒状等のホルダ−内に収納する際に誤って自からを刺してしまうことがありその穿刺を原因として特殊ウイルスに感染することが懸念されている。そのため誤穿刺防止機能を備えた注射器等が開発されている。例えば、使用後の針を注射器のハウジング内に引き込める注射器、注射器の外筒に摺動自在に装着されたスリ−ブを使用後の注射針を囲繞するように構成された注射器等があるが構造が複雑でありコスト高や製造の困難さを伴う問題がある。このような不利益を解決するものとして特開平7−255848号公報に記載のものがある。
【0003】
該公報に記載のものは、図8に示すような、概ね遠位端の尖った中空針51と、該中空針51の内腔を往復運動可能に取り付けられた鈍い先端を有するロッド52とハウジング53とから構成されている。この2重針50は、2重針50が患者の血管内に位置決めされているときはロッド52の先端が中空針51の内腔に位置しており、患者から針を抜いた後は、2重針50の針基54を注射器外筒の先端のテーパー部55から取り外し、図9に示すようにハウジング53の基端を越えて伸びるストライカ−56を何かに打ち付けて中空針51の内腔に位置するロッド52の先端が中空針51の先端を越えて伸びるようになっている。かくして、中空針51の鋭利な先端が鈍い先端を有するロッド52により保護され、使用者の不注意による誤穿刺を防止するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のものでは、中空針51の針基55を注射器の先端テーパー部55から取り外した後でなければ、中空針51の鋭利な先端は保護され得ず、取扱いが煩雑であり操作性も良くない。
【0005】
本発明の目的は、構造が単純でコスト安、かつ操作性が良好な2重針、および該注射針を装着した注射器を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち本発明は、鈍い先端を有する中空円柱状の内針と、該内針の外周に外装され、内針先端を囲繞する位置から、内針の先端を露出可能な引き込み位置まで摺動可能な中空円柱状外針とからなり、前記内針および外針の基端部に、前記外針が囲繞する位置と引き込み位置に係止可能な係止部を備えた2重針において、前記内針の針基が注射器に連結されたまま、外針が囲繞する位置から引き込み位置にスライドすることを特徴とする2重針。
【0007】
尚、本明細書中においては、原則「基端」とは、操作する手元に近い側のことであり、「先端」とは、手元から遠い側のことであって、各構成部材に共通して使用する。
【0008】
また、本発明で使用する「外針の鋭利な先端が保護される]の「保護]とは、外針の鋭利な先端に長手方向から接触できないようにされ、物を穿刺しにくい状態におかれることを意味する。
【0009】
以下に、外針が「内針先端を囲繞する位置」については「囲繞位置」と、「内針の先端を露出可能な引き込み位置」を「引き込み位置」と略して使用する。
【0010】
また、本発明では「逆テーパー部」は針基のテーパーと逆方向の勾配を有する場合に使用され、「正テーパー部」は針基のテーパーと同方向の勾配を有する場合に使用される。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の注射針の実施の形態を示すが、これらに限定されるものではない。
【0012】
本発明の特徴は、内針の針基が注射器の先端テ−パ−部に接続された状態で外針を基端方向にスライドさせることにより外針の鋭利な先端が保護される構成としたことにある。該構成により、外針の鋭利な先端を、2重針を外筒の先端から取り外ずす前に保護することができるので、操作性が良好となり、また、構造がきわめてシンプルであるので、製造が容易、且つコスト安となる利点を有するものである。
【0013】
以下、図面を用いて詳細に説明する。
【0014】
図1に示すように、本発明の2重針は、概ね、内針2と、該内針2の外周に外装される外針3とから構成される。
【0015】
図3に示すように内針2は、その基端部に基端方向に向かって拡径し、その後端部周縁にわずかな凸状部5を有する針基4が設けられ、該針基4の先端側に、鈍い先端を有する中空の筒上部材6が嵌入または接着されてなるものである。針基4は針基の長さに対し6/100のテ−パ−を有する厚生省告示第412号に規定の注射針基準に適合するものである。
【0016】
針基4の先端側には、隣接あるいは連続して、後述する外針3を「囲繞位置」および「引き込み位置」に係止するための手段としての係止可能な係止部7が設けられている。
【0017】
係止部7は、その形状について特に限定されるものではないが、後述する外針3の係止部8の内腔と相互に係止可能な形状となっている。
【0018】
内針2の係止部7及び外針3の係止部8による係止は、例えば、内針2の係止部7の外周面と外針3の係止部8の内腔の内壁に設けられた雄雌ネジの螺合による場合がある。この場合、係止部8の内腔に設けられたネジの基端側の端部が、内針2のネジの先端側の端部に当接した際に、外針3が「囲繞位置」に係止され、外針3のネジの基端側の端部が内針2のネジの基端側の端部に当接した際に、外針3が「引き込み位置」に係止されるように設ける。
【0019】
その他の例として、内針2の外周面に凸状突起が基端側と先端側に実質離れて設けられ、該凸状突起に対応した凹状溝が外針3の係止部8の内腔内壁に設けられて、前記凸状突起と凹状溝とが可逆的に嵌合されることにより係止されるようにしてもよい。即ち、外針3の係止部の基端側の凹状溝と内針2の係止部の先端側凸状突起が嵌合することにより外針3は「囲繞位置」に係止され、外針3係止部の基端側の凹状溝と内針3の係止部基端側の凸状突起とが嵌合することにより外針3は「引き込み位置」に係止されように設ける。
【0020】
その他の例として、図4及び図3に示すように、外針3の係止部8の内腔の基端側には隆起部11が設けられ、係止部8の先端側81の内壁83は先端方向に向かって縮径されている。一方、内針2の係止部7の外周には、先端方向に拡径され勾配を形成する逆テーパ−部73と、該逆テーパ−部73より先端側に設けられ、先端方向に縮径され勾配を形成する正テーパ−部78が設けられている。
前記逆テーパ−部73と外針3の前記隆起部11の摩擦係合により外針3は「囲繞位置」に係止され、内針2の前記正テーパ−部78と外針3の前記内壁81の摩擦係合により外針3は「引き込み位置」に係止されるようになっている。
【0021】
しかしながら、本発明の2重針の係止部7、8は上記の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、従来より知られる係止方法のいずれの形態であっても良い。また内針の係止部7は、針基4と一体的に成形されたものであってもよく、また別体であってもよい。
【0022】
図4に示めすように外針3は、外針3を摺動させる際に指により把持可能な係止部8を有しており、係止部8の先端に、患者の皮膚を刺すための鋭利な先端を有する中空の筒上部材9が嵌入または接着されている。基端部8の内腔は、前記内針2の係止部7と相互に係止可能な形状となっている。
【0023】
上記に記載の構成を有する本発明の2重針は、以下のように機能する。
【0024】
図1に示すように、上記の係止部7、8により「引き込み位置」に係止された外針の鋭利な先端91は、内針の筒上部材6の途中に位置しており、外針3の鋭利な先端91が長手方向から最初に接触できないようにされ、穿刺しにくいようになっている。また係止部7により係止されて、外針3が容易に先端方向にスライドしないようになっており、外針の鋭利な先端91が再露出されるのを防止している。
【0025】
図2に示すように、上記の係止部7、8により「囲繞位置」に係止された外針3は、その鋭利な先端91が露出され、人に穿刺可能な状態にある。また係止部7、8により係止されて、使用中に外針3が基端方向にスライドするのを防止している。
【0026】
内針2および外針3の中空の筒上部材6、9材質は、ステンレス製である。
【0027】
内針2の針基4および係止部7、外針3の係止部8の材質は、吸引、排出される薬液や血液の状態を外部より目視できるように可能なかぎり透明な合成樹脂製であるのが好ましく、例えば、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン等の合成樹脂製であるのが好ましい。
【0028】
次に、図1および図2を用いて本発明の2重針の使用方法について詳細に説明する。
【0029】
本発明の2重針は、ブリスタ−包装等のように通常の注射針と同様な包装形態(図示せず)で包装されるものである。開封された際の2重針は、細長い円筒状等のホルダ−内に収納されている(図示せず)。
【0030】
外針3の先端は図1に示すように「引き込み位置]にあり、外針3の先端91は内針2の中空筒状体6によって保護されている。
【0031】
図1に示すように本発明の2重針の内針2の針基4を注射器の先端のテ−パ−部14に接続し、「引き込み位置」にある外針2を先端方向にスライドさせて、図2に示すように、外針2の先端91を露出させ、「囲繞位置」に一端係止する。外針3の鋭利な先端91をバイアル瓶等の栓体に刺入し、バイアル瓶内の薬液を吸引するために注射器外筒内の内筒(図示せず)を基端方向に引くと、薬液が外針3の先端91および内針2の中空筒状体6の内腔を経て注射器の外筒内に薬液が充填される。薬液の充填完了後、外針3を患者の皮膚に穿刺し、外筒内の薬液が内針2の中空筒状体6の内腔から外針3の中空筒状体9の内腔を経て患者に投与される。使用後、外針3を患者の皮膚から抜きとり、外針3の係止部8を内針2の基端方向にスライドさせる。すると、内針2の鈍い先端21が外針3の先端を越えて伸び、外針3の係止部8は、内針の係止部7と係止され、外針3は「引き込み位置」に係止される。その後、2重針は細長い円筒状等のホルダ−により囲繞され、内針2の針基4を注射器の先端テーパー部14より引き抜かれ、廃棄される。 このようにして、外針3の鋭利な先端91は、内針2に保護されて、これにより使用済みの注射針の誤穿刺を防止することができる。
【0032】
【実施例】
以下に本発明の2重針の一実施例について、図面を用いてより詳細に説明する。 図1は本発明の2重針の外針が「引き込み位置」にある際の正面断面図、図2は本発明の2重針の外針が「囲繞位置」にある際の正面断面図、図3は本発明の2重針の内針の正面断面図、図4は本発明の2重針の外針の正面断面図、図5は本発明の2重針の内針の係止部を示す拡大断面図である。図6は、図1に示す本発明の2重針の係止部の拡大図であり、図7は、図2に示す本発明の2重針の係止部の拡大図である。
【0033】
図1および図2に示すように、本発明の2重針は、内針2および外針3とから構成されている。
【0034】
図3に示すように、内針2は、その基端部に基端方向に向かって拡径し、その後端部周縁にわずかな凸状部5を有するポリカーボネート製の針基4が設けられ、該針基4の先端側に、鈍い先端を有するステンレス製の中空の筒上部材6が嵌入されている。針基4の先端には針基4とー体成型により形成された係止部7が設けられている。
【0035】
図3に示すように、内針2の係止部7は針基4の先端より縮径されて設けられた第1係止部71と該第1係止部71よりさらに縮径されて設けられた第2係止手部72とから構成されている。
【0036】
図5に示すように、第1係止部71は、概ね同一径の中空円筒形状の部分74と、その先端付近から先端に向かって徐々に拡径されており、前記針基4のテーパーと逆勾配を有する逆テーパー部73と、該逆テーパー部73から先端方向にむかって概ね水平な面77とから構成されている。
【0037】
第2係止部72は、基端側に概ね水平な面79が形成され、その先に前記針基4のテーパーと同方向の勾配を有する正テーパ−部78を形成が形成されている。 図4に示すように、外針3は、外針3を摺動させる際に指により把持可能な係止部8を有しており、係止部8の先端には、患者の皮膚を刺すための鋭利な先端91を有する中空の筒上部材9が嵌入されている。係止部8の先端側81の内腔の基端側は、概ね前記第2係止手段72の基端側の外径とほぼ同一の径であり、先端方向に向かって徐々に縮径されている。係止部8基端側82の内腔は概ね、第1係止手段71の中空円筒形状の部分74の外径とほぼ同一径であり、その最も基端側には環状の隆起部11が形成されている。該隆起部11は、図7に示すようにテーパー部111とそれに連続してフラット部112を有してしている。 図6に示すように、外針3の「引き込み位置」への係止は、前記内針2の第2の係止部72の正テーパー部78に外針3の係止部8の先端側81の縮径された内壁83とが、摩擦係合することによりなされる。前記外針3の係止部8の先端側内壁83が基端方向にスライドされるにつれて、テーパー部78と徐々にその摩擦力を大きくさせながら摩擦係合により係止されるようになっている。この摩擦係合による係止により、「引き込み位置」へ係止された外針3が容易に先端方向にスライドするのを防止している。
【0038】
図7に示すように、外針3の「囲繞位置」への係止は、外針3の係止部8の基端側82の内壁に設けられた環状の隆起部11が、第1係止部71の逆テーパー部73が先端方向にスライドされ、隆起部11のテーパー部111と逆テーパー部73とが徐々にその摩擦力を大きくさせながら摩擦係合により係止されることにより行われるようになっている。この摩擦係合による係止により、外針が基端側にスライドするのを防止すると伴に、先端方向にスライドする外針3が内針2と分離するのを防止している。
【0039】
【発明の効果】
本発明は上記とおり、針基と注射器の先端のテーパー部とが連結されたままで、内針により鋭利な先端を有する外針を保護することが可能であるので、処置(注射)終了直後から安全性が確保でき、取扱いが煩雑とならず操作性が良好な注射針を提供できる。また構造が極めて単純であるので製造が容易であり、コストの安い注射針を提供できる。本発明の2重針は、既存のシリンジに適用可能であり、シリンジ本体の設計変更を伴うことなく、誤穿刺防止機能を有する注射器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の2重針の外針が「引き込み位置」にある際を示す正面断面図である。
【図2】本発明の2重針の外針が「囲繞位置」にある際を示す正面断面図である。
【図3】本発明の2重針の内針を示す正面断面図である。
【図4】本発明の2重針の外針を示す正面断面図である。
【図5】本発明の2重針の内針の係止手段を示す拡大断面図である。
【図6】図1に示す本発明の2重針の係止部の拡大図である。
【図7】図2に示す本発明の2重針の係止部の拡大図である。
【図8】従来の2重針の断面図である。
【図9】従来の2重針の正面図である。
【符号の説明】
2 内針
3 外針
4 針基
5 凸状部
6 中空筒状体
61 鈍い先端
7 係止部
71 第1係止部
72 第2係止部
73 逆テーパー部
74 同一径の円筒筒状形の部分
77 水平な面
78 正テーパー部
79 水平な面
80 急な勾配
8 係止部
81 係止部8の先端側
82 係止部8の基端側
83 係止部8の先端側の縮径された内壁
9 中空筒状体
91 鋭利な先端
11 隆起部
111 テーパー部
112 フラット部
50 2重針
51 中空針
52 ロッド
53 ハウジング
55 テーパー部
56 ストライカ−[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to medical devices, and in particular, to a hollow needle having a pointed distal end for piercing a patient's skin.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, those involved in medical work such as doctors and nurses may accidentally stab themselves when storing needles used in blood tests etc. in a long cylindrical holder There is concern about infection with special viruses due to puncture. For this reason, syringes and the like having an erroneous puncture prevention function have been developed. For example, there are a syringe that can retract a used needle into a housing of a syringe, a syringe that is configured to surround a used syringe needle with a sleeve that is slidably mounted on an outer cylinder of the syringe, and the like. There is a problem that the structure is complicated, and the cost is high and the manufacturing is difficult. Japanese Patent Laid-Open No. 7-255848 discloses a solution to such a disadvantage.
[0003]
As shown in FIG. 8, a
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above, the sharp tip of the
[0005]
An object of the present invention is to provide a double needle with a simple structure, low cost, and good operability, and a syringe equipped with the injection needle.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
That is, the present invention is a hollow cylindrical inner needle having a blunt tip, and is slidable from a position surrounding the inner needle tip to a retracted position where the tip of the inner needle can be exposed. A double needle comprising a hollow cylindrical outer needle, and having a locking portion that can be locked at a position surrounding the outer needle and a retracted position at a proximal end portion of the inner needle and the outer needle; A double needle that slides from a position surrounding the outer needle to a retracted position while the needle base is connected to the syringe.
[0007]
In this specification, in principle, the “base end” is the side closer to the hand to be operated, and the “tip” is the side far from the hand and is common to each component. To use.
[0008]
The “protection” of “the sharp tip of the outer needle is protected” used in the present invention means that the sharp tip of the outer needle cannot be contacted from the longitudinal direction, and it is difficult to puncture an object. It means being.
[0009]
Hereinafter, the “position where the outer needle surrounds the tip of the inner needle” will be used as “the surrounding position” and “the pull-in position where the tip of the inner needle can be exposed” will be abbreviated as “the pull-in position”.
[0010]
In the present invention, the “reverse taper portion” is used when it has a gradient in the direction opposite to the taper of the needle base, and the “forward taper portion” is used when it has a gradient in the same direction as the taper of the needle base.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, although the embodiment of the injection needle of the present invention is shown, it is not limited to these.
[0012]
A feature of the present invention is that the sharp tip of the outer needle is protected by sliding the outer needle in the proximal direction with the needle base of the inner needle connected to the tip taper portion of the syringe. There is. With this configuration, the sharp tip of the outer needle can be protected before the double needle is removed from the tip of the outer cylinder, so that the operability is good and the structure is extremely simple. It has the advantage of easy manufacture and low cost.
[0013]
Hereinafter, it explains in detail using a drawing.
[0014]
As shown in FIG. 1, the double needle of the present invention is generally composed of an
[0015]
As shown in FIG. 3, the
[0016]
On the distal end side of the
[0017]
The
[0018]
Locking by the
[0019]
As another example, convex protrusions are provided on the outer peripheral surface of the
[0020]
As another example, as shown in FIGS. 4 and 3, a raised
The
[0021]
However, the locking
[0022]
As shown in FIG. 4, the
[0023]
The double needle of the present invention having the configuration described above functions as follows.
[0024]
As shown in FIG. 1, the
[0025]
As shown in FIG. 2, the
[0026]
The hollow cylindrical
[0027]
The material of the
[0028]
Next, the method of using the double needle of the present invention will be described in detail with reference to FIGS.
[0029]
The double needle of the present invention is packaged in a packaging form (not shown) similar to a normal injection needle, such as blister packaging. When opened, the double needle is housed in an elongated cylindrical holder (not shown).
[0030]
The distal end of the
[0031]
As shown in FIG. 1, the
[0032]
【Example】
Hereinafter, an embodiment of the double needle of the present invention will be described in more detail with reference to the drawings. 1 is a front sectional view when the outer needle of the double needle of the present invention is in the “retracted position”, and FIG. 2 is a front sectional view of the outer needle of the double needle of the present invention in the “go position”. 3 is a front cross-sectional view of the inner needle of the double needle of the present invention, FIG. 4 is a front cross-sectional view of the outer needle of the double needle of the present invention, and FIG. 5 is a locking portion of the inner needle of the double needle of the present invention. FIG. 6 is an enlarged view of the locking portion of the double needle of the present invention shown in FIG. 1, and FIG. 7 is an enlarged view of the locking portion of the double needle of the present invention shown in FIG.
[0033]
As shown in FIGS. 1 and 2, the double needle of the present invention includes an
[0034]
As shown in FIG. 3, the
[0035]
As shown in FIG. 3, the locking
[0036]
As shown in FIG. 5, the
[0037]
The
[0038]
As shown in FIG. 7, the
[0039]
【The invention's effect】
As described above, the present invention allows the outer needle having a sharp tip to be protected by the inner needle while the needle base and the tapered portion of the tip of the syringe remain connected. Therefore, it is possible to provide an injection needle with good operability and handling that is not complicated. In addition, since the structure is extremely simple, it is easy to manufacture and a low-cost injection needle can be provided. The double needle of the present invention can be applied to an existing syringe, and can provide a syringe having an erroneous puncture prevention function without changing the design of the syringe body.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front sectional view showing a state in which an outer needle of a double needle of the present invention is in a “retraction position”.
FIG. 2 is a front cross-sectional view showing the outer needle of the double needle of the present invention in the “go position”.
FIG. 3 is a front sectional view showing an inner needle of a double needle of the present invention.
FIG. 4 is a front sectional view showing an outer needle of a double needle of the present invention.
FIG. 5 is an enlarged cross-sectional view showing a locking means for the inner needle of the double needle of the present invention.
6 is an enlarged view of a locking portion of the double needle of the present invention shown in FIG.
7 is an enlarged view of a locking portion of the double needle of the present invention shown in FIG.
FIG. 8 is a cross-sectional view of a conventional double needle.
FIG. 9 is a front view of a conventional double needle.
[Explanation of symbols]
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