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JP3799141B2 - Air outlet structure for vehicles - Google Patents

Air outlet structure for vehicles Download PDF

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JP3799141B2
JP3799141B2 JP20914497A JP20914497A JP3799141B2 JP 3799141 B2 JP3799141 B2 JP 3799141B2 JP 20914497 A JP20914497 A JP 20914497A JP 20914497 A JP20914497 A JP 20914497A JP 3799141 B2 JP3799141 B2 JP 3799141B2
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JP
Japan
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air outlet
air
damper
case
dial
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宏之 藤屋
茂 小林
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Marelli Corp
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Calsonic Kansei Corp
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車に設備される空調装置の空気吹出口構造に係り、特に1個のダイヤルで、送風量の調整と、空気吹出口の開閉操作を行なうことができるようにした車両用空気吹出口構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車に設備されている空調装置の駆動によって生じる空気を、車室内へ供給するための空気吹出口構造の従来例として、例えば実公昭52−35648号公報で開示されている空気吹出口構造がある。この空気吹出口構造は、図5、図6で示すように、筒形のアウトレットグリル2が、グリルベース1内でピン3を中心として回動される構造となっており、そして、上記のアウトレットグリル2を適宜回転せしめることにより、グリルベース1に設けられている開口部1aを完全閉鎖することができ、またそのアウトレットグリル2を、完全閉鎖位置から約90度回動させることにより、開口部1aが開口し、車室内方向への送風が可能となる。つまりアウトレッドグリル2の回動操作によって、グリルベース1に設けられている開口部1aの開閉を行なうことができるものであり、そのアウトレットグリル2が開口部1aを完全開放する位置から、完全閉鎖する位置までの間で車室内への送風量を調整することができるようにすると共に、送風を要求しないときは、アウトレットグリル2による開口部1aの完全閉鎖によって空気吹出口の見栄えを高めることができる構造となっている。尚4はアウトレットグリル内で軸支されている縦フィン、5は横フィンを示す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、かかる従来の空気吹出口構造では、開口部1aから吹き出される空気の風量を、例えば最大供給量の約1/2にしようとするために、上記アウトレットグリル2を半ば閉塞させたとすると、そのアウトレットグリル2の回動向きによって、自と風向が決められてしまい特に風量調整時には、風向を所望位置方向へ調整することが不可能であるといった不具合が生じている。
【0004】
また上記アウトレットグリル2の向きを変えて開口部1aから吐出される送風量が小さくなるように調整した場合には、開口部1aの口縁とアウトレットグリル2の外周面との間を通過する空気の流通抵抗が増大し、これが原因で異音が発生する。
【0005】
また上記アウトレットグリル2の変向動作は、そのアウトレットグリル2に直接触れて、該アウトレットグリル2を回動させるものであるから、そのアウトレットグリル2の変向動作時に、アウトレットグリル2と開口部1aとの間で操作者の指を挟んでしまうこともあった。
【0006】
本発明は、かかる従来の欠点に着目してなされたもので、車両のエアダクトに接続される送風口ケースの内部に送風量を調整するためのダンパーと、風向を調整するためのルーバーを内装したルーバーハウジングとを軸支せしめると共に、上記のダンパーと、ルーバーハウジングの双方を回動させることができる1個のダイヤルを具備せしめて、その1個のダイヤル操作により風量及び風向の調整を行なうことができるようにして、風量及び風向調整のための作業性を高めることを第1の目的としている。
【0007】
また本発明では、ルーバーハウジングによるエア吹出口の閉塞時においては、ダンパーによる送風路の閉鎖を維持させるようにして、エア吹出口とルーバーハウジングとの間でのエア漏れ及びエア漏れによる異音の発生を未然に防止することを第2の目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記第1及び第2の目的を達成せしめるために、請求項1では、エア吹出口を有するフィニッシャに接続される吐気口と、エアダクトに接続される導入口とを有する送風口ケースを備え、そのケース内の上記導入口近傍に、該送風口ケース内部の送風路を開閉させて風量を調整するためのダンパーを軸支せしめると共に、該ダンパーよりも上記送風口ケース内の上記吐気口寄りに、上記エア吹出口を略全閉塞しうる側壁面を有する筒状のルーバーハウジングを軸支せしめ、さらに、上記ダンパーを、上記送風口ケースの全開位置から全閉位置まで回動することができ、かつ上記ダンパーが全閉位置となった後に引き続いて上記ルーバーハウジングを、その側壁面が上記エア吹出口を閉塞する位置まで回動せしめることができる吹出口開閉制御機構を設けた車両用空気吹出口構造であることを特徴としている。
【0009】
また請求項2では、上記の請求項1に加えて、上記吹出口開閉制御機構は、上記送風口ケースの外側に軸支せしめた1個のダイヤルを備え、該ダイヤルには、ダンパーの軸孔と係止されるアームに突設されているガイドピンが遊嵌されて、ダイヤルの回動と連動してダンパーを、全開位置から全閉位置の範囲内で回動せしめるための第2の溝部と、ダンパーが全閉位置となった後に継続されるダイヤルの回動で、ルーバーハウジングの支軸に係合されるピニオンと噛合して、該ルーバーハウジングを、その側面壁が上記エア吹出口を閉塞する位置まで回動せしめるためのラックと、上記ダンパーが全閉位置に達した後は、上記アームに突設されているガイドピンと第2の溝部との係合を解く第1の溝部を設けている車両用空気吹出口構造であることを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施形態を図1乃至図4に基いて詳細に説明する。先ず本発明の空気吹出口構造を構成する構成部材を図1で説明すると、11は、不図示である車載空調装置のエアダクトに接続される筒状の送風口ケースであって、この送風口ケース11は、前後両方向が開口して、その後方開口部が上記のエアダクトに接続される導入口12Aになっており、また前方開口部は半円筒形状の吐気口12であって、該吐気口12には、エア吹出口13を有するフィニッシャ14が、そのフィニッシャ14に設けられている係止片15と、送風口ケース11に設けられている係止片16との係止作用によって被着される構成となっている。
【0011】
上記送風口ケース11の内部における後方開口部近傍には、送風口ケース11の内部の通風路を開閉し風量制御を行なうためのダンパー17が軸支されている。このダンパー17の周縁には、送風口ケース11の内面との気密性を高めるための枠状シール片18が接着保持されている。さらに上記のダンパー17には、送風口ケース11の外側に位置されるアーム19の一端に設けられている角軸20が送風口ケース11に穿設された貫通孔11Aを介して係合されており、このアーム19の他端にはガイドピン21が突設されている。
【0012】
22は、フイニッシャ14の外側面に形成されている支軸23により回転可能に軸支される軸孔24を有しているダイヤルであって、このダイヤル22には、上記のガイドピン21が遊嵌されるガイド溝25が形成されているが、このガイド溝25は、上記軸孔24を中心とする円弧形状の第1の溝部25Aと、この第1の溝部25Aの一端から軸孔24方向へ延びる第2の溝部25Bとで形成されている。
【0013】
また上記ダイヤル22の側面には、上記軸孔24を中心とする円弧面に沿って形成される円弧状のラック26が形成されており(図1(A)、(B)参照)、このラック26には、ピニオン27が噛合される。このピニオン27の一側には丸軸27Aが突設され、またその中心には角軸孔28が穿設されており、さらにピニオン27の外周面には突起29が突設されている。
【0014】
30は、上記送風ケース11内の吐気口12近傍位置で嵌合位置されるルーバーハウジングであって、このルーバーハウジング30は上下壁面30A、30B及び左右側壁面30C、30Dにより略筒状に形成され、かつこの上壁面30Aは上記エア吹出口13を略閉塞しうる面積を有すると共に上記フィニッシャ14の曲面と略同一の曲面を有する。また、このルーバーハウジング30の内部には、複数枚の横フィン31と、縦フィン32とがルーバーハウジング30に穿設された軸孔33を介して回動可能に軸支される。各横フィン31はリンク34を介して相互に連結され、各縦フィン32はリンク35を介して相互に連結されると共に、中央に位置される一つの横フィン31にはその先端係合爪36Aが縦フィン32に係合するように操作ノブ36が取付けられていて、この操作ノブ36を横方向又は縦方向へ移動することにより各縦フィン32又は各横フィン31を変向させることができる。
【0015】
さらに、上記ルーバーハウジング30の左右側壁面30C、30Dのうち上記ピニオン27側の一方の側壁面30Cには上記ピニオン27の角軸孔28に嵌合する角軸37が突設され(図1(A)参照)、またそれとは反対側の他方の側壁面30Dには丸軸37Aが突設されている(図1(D)参照)。しかして、このルーバーハウジング30の一方の側壁面30C側はその角軸37をピニオン27の角軸孔28に嵌合させることによりそのピニオン27の丸軸27Aを上記送風口ケース11に設けられている左右軸溝39、39の一方に回転可能に嵌合支持させ、またルーバーハウジング30の他方の側壁面30D側はその丸軸37Aを上記送風口ケース11に設けられている左右軸溝39、39の他方に回転可能に嵌合支持させてなる。また、ルーバーハウジング30の左右両側面には、突起38が突設されており、その突起38は、送風口ケース11の左右両側壁の内側面に形成されている弧状溝40内に嵌入されている。なお左右双方の弧状溝40の両端部における溝底には図1(E)で明らかなように、山形の突起41が設けられていて、弧状溝40内で案内される突起38の球状先端部38Aが、その突起41を乗り越えて、弧状溝40の端部に位置されたとき、ルーバーハウジング30が送風口ケース11の内部でガタを生じないように位置決めされるものである。なお送風口ケース11の外側面に突設されているストッパー42は、ダイヤル22の回動位置を規制するものである(図2(C)参照)。
【0016】
以上が本実施形態の部材構成であるが、次にその組立てについて述べる。先ず送風口ケース11の内部に、シール片18を取付けてなるダンパー17を軸支せしめておく。そしてルーバーハウジング30の内部には、リンク34及び35で連結した複数枚の横フィン31及び縦フィン32を軸孔33に軸支せしめた後、該ルーバーハウジング30を送風口ケース11の吐気口12側より送風口ケース11内に組込む。このときルーバーハウジング30の側面に突設された角軸37と丸軸37Aとを送風口ケース11の軸溝39内へ嵌入させると同時に、ルーバーハウジング30の側面に突設されている突起38を送風口ケース11の内側面に形成されている弧状溝40内へ嵌入する。
【0017】
次に、上記送風口ケース11の吐気口12へフィニッシャ14を被せ、該フィニッシャ14を、係止片15及び係止爪16により、送風口ケース11に被着させた後、上記送風口ケース11の軸溝39から側方へ突出されている角軸37に、ピニオン27の角軸孔28を係合させる。
【0018】
次いでフィニッシャ14の側面に突設されている支軸23へ、ダイヤル22に設けられている軸孔24を嵌合支持せしめながら、ダイヤル22に設けられているラック26に上記のピニオン27を対応位置せしめる。その後アーム19の一端に設けられている角軸20を、ダンパー17の軸孔17A内に嵌合させ、またアーム19の他端に設けられているガイドピン21を、ダイヤル22のガイド溝25内に遊嵌させて目的とする空気吹出口を構成する。
【0019】
次に上記空気吹出口の作用について述べる。図2で示すように、ダンパー17が全開位置にあるときのルーバーハウジング30の向きは、そのルーバーハウジング30の送風路軸心が送風口ケース11の送風路軸心と一致するように予め設定し、さらにこのときのダイヤル22はストッパー42に当接されていると共に、上記ダンパー17に回転結合されているアーム19に突設されているガイドピン21は、ダイヤル22に形成されている第2の溝部25Bの第1の溝部25A寄りに位置されている。
【0020】
この状態で不図示の空調装置を駆動すれば、その空調装置からエアダクト(図示せず)を通って送られてくる空気は、送風口ケース11及びフィニッシャ14のエア吹出口13を経て車室内へ送風される。そこで送風をダンパー17の操作で止めたい場合には、フィニッシャ14の前面の長孔14Aから一部が突き出ているダイヤル22の突出部分を図2(C)における矢印方向(A)へ回動させると、そのダイヤル22の回動に追従して、ガイド溝25に係合されているガイドピン21を介してアーム19が、図2(C)における矢印方向(B)の時計方向へ回動する。このアーム19の時計方向への回動に追従して、ダンパー17も送風口ケース11内で回動し、その結果ダンパー17によって送風口ケース11内が閉塞され車室内への送風が中断される(図3参照)。
【0021】
かくして送風口ケース11内がダンパー17により閉塞された時点から、さらに上記のダイヤル22を上記A方向へ回動を継続すると、ピニオン27に設けられている突起29がラック26の端面26Aと当接し、しかる後ラック26とピニオン27とが噛合する。さらにダイヤル22のA方向への回動を継続するとラック26とピニオン27との噛合により、ルーバーハウジング30が図3(C)における矢印方向(C)へ回動し、該ルーバーハウジング30が略90度回動された時点で該ルーバーハウジング30の上壁面30Aによりエア吹出口13が完全閉塞される(図4参照)。このルーバーハウジング30を回動させようとするときのダイヤル22の回動時には、アーム19に設けられているガイドピン21は、ダイヤル22に設けられている第1の溝部25Aに入り込むので、ダンパー17が動作されなくてもダイヤル22の回動を継続させることができる。
【0022】
本実施形態では、上記のようにして、ダンパー17の回動により送風口ケース11内の通気路を完全閉塞した後にフィニッシャ14に設けられているエア吹出口13を完全閉塞することができ、またその状態から逆の方向へ戻すダイヤル操作をすることによってエア吹出口13が完全に開放されるので、ダイヤル22によりダンパー17の角度を所望の角度にすれば不図示のエアダクトから送られてくるエアーを所望の風量で車室内へ送風することができるものである。
【0023】
【発明の効果】
以上のように、この発明の車両用空気吹出口構造によれば、1個のダイヤル22の操作で、ダンパー19と、ルーバハウジング30を動作させることができ、これにより、1個のダイヤル22で、車室内への送風量の調整と、不使用時におけるエア吹出口13の閉塞操作を行なうことができるので、操作性に優れている。
【0024】
また本発明では、ダンパー19の回動により送風口ケース11内の送風路が完全に閉塞された後でないとエア吹出口13が閉塞できず、又エア吹出口13が完全に開放された後でないと上記送風路を開くことができない構造となっているので、ルーバーハウジング30の動作に伴なうエア吹出口13の閉塞途中、又は開放途中におけるルーバーハウジング30とエア吹出口13との間隙から送風漏れが生じるようなことがなく、これにより送風漏れによる異音の発生等を未然に防止することができる。
【0025】
またルーバーハウジング30によるエア吹出口13の閉塞時には、そのルーバーハウジング30の上壁面30Aがフィニッシャ14の表面と面一となって段差を生じないので空気吹出口の見栄えが向上する。
【0026】
さらに本発明では、ダンパー17及びルーバーハウジング30を回動させるための操作は、空気吹出口の正面側方で一部が突設されているダイヤル22を回動させるという単純な操作で行なうことができるので、風量調整作業及びエア吹出口13の開閉作業が容易であり、また従来のようなエア吹出口13とルーバーハウジングとの間で指を挟み込むようなこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明よりなる空気吹出口構造の分解斜視図、(B)はダイヤルの反対面を示す斜視図、(C)は(A)におけるピニオンの他の側面を示す斜視図、(D)は(A)におけるルーバーハウジングの矢視Dの斜視図、(E)は弧状溝の内部を示す断面図。
【図2】(A)は本発明よりなる空気吹出口構造の正面図、(B)はその側断面図、(C)はその右側面図。
【図3】(A)は本発明よりなる空気吹出口構造のダンパー閉塞時の正面図、(B)はその側断面図、(C)はその右側面図。
【図4】(A)は本発明よりなる空気吹出口構造のダンパー及びエア吹出口の閉塞時の正面図、(B)はその側断面図、(C)はその右側面図。
【図5】従来の空気吹出口を示した正面図。
【図6】図5の要部断面図。
【符号の説明】
11…送風口ケース 11A…貫通孔
12…吐気口 13…エア吹出口
14…フィニッシャ 14A…長孔
15…係止片 16…係止片
17…ダンパー 18…シール片
19…アーム 20…角軸
21…ガイドピン 22…ダイヤル
23…支軸 24…軸孔
25…ガイド溝
26…ラック 26A…端面
27…ピニオン 27A…丸軸
28…角軸孔 29…突起
30…ルーバーハウジング
30A,30B…上下壁面
30C,30D…左右側壁面
31…横フィン 32…縦フィン
33…軸孔 34…リンク
35…リンク
36…操作ノブ 36A…係合リンク
37…角軸 37A…丸軸
38…突起 38A…球状先端
39…軸溝 40…弧状溝
41…突起 42…ストッパー
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to an air outlet structure of an air conditioner installed in an automobile, and more particularly to a vehicle air outlet that can adjust a blowing amount and open / close an air outlet with a single dial. It relates to the outlet structure.
[0002]
[Prior art]
As a conventional example of an air outlet structure for supplying air generated by driving an air conditioner installed in an automobile into a passenger compartment, there is an air outlet structure disclosed in Japanese Utility Model Publication No. 52-35648, for example. . As shown in FIGS. 5 and 6, this air outlet structure has a structure in which a cylindrical outlet grill 2 is rotated around a pin 3 in the grill base 1, and the outlet described above is used. By appropriately rotating the grill 2, the opening 1a provided in the grill base 1 can be completely closed, and by rotating the outlet grill 2 from the fully closed position by about 90 degrees, the opening 1a opens and ventilation to the direction of a vehicle interior is attained. In other words, the opening 1a provided in the grill base 1 can be opened and closed by rotating the outread grill 2, and the outlet grill 2 is completely closed from the position where the opening 1a is completely opened. The amount of air blown into the passenger compartment can be adjusted up to the position where the air blow is performed, and when air blow is not required, the appearance of the air outlet can be enhanced by completely closing the opening 1a by the outlet grill 2. It has a structure that can be done. In addition, 4 is a vertical fin pivotally supported in the outlet grill, and 5 is a horizontal fin.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in such a conventional air outlet structure, if the outlet grill 2 is half blocked in order to reduce the air volume of the air blown from the opening 1a to about 1/2 of the maximum supply amount, for example, The wind direction is determined by the rotation direction of the outlet grill 2, and there is a problem in that it is impossible to adjust the wind direction to a desired position particularly when adjusting the air volume.
[0004]
Also, when the direction of the outlet grill 2 is changed so that the amount of air blown from the opening 1a is reduced, the air passing between the lip of the opening 1a and the outer peripheral surface of the outlet grill 2 The distribution resistance increases, and this causes abnormal noise.
[0005]
Further, since the turning operation of the outlet grill 2 is to directly touch the outlet grill 2 to rotate the outlet grill 2, the outlet grill 2 and the opening 1a are turned during the turning operation of the outlet grill 2. The operator's finger may be caught between the two.
[0006]
The present invention has been made paying attention to such conventional drawbacks, and is equipped with a damper for adjusting the amount of air flow and a louver for adjusting the direction of air inside the air outlet case connected to the air duct of the vehicle. The louver housing can be pivotally supported, and the above-described damper and the louver housing can be provided with one dial that can be rotated, and the air volume and direction can be adjusted by operating the one dial. The first object is to improve the workability for adjusting the air volume and the wind direction.
[0007]
In the present invention, when the air outlet is closed by the louver housing, the air passage between the air outlet and the louver housing is maintained between the air outlet and the louver housing so that the air passage is closed by the damper. The second purpose is to prevent the occurrence.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the first and second objects, in claim 1, a blower case having an air outlet connected to a finisher having an air outlet and an inlet connected to an air duct is provided. In the vicinity of the inlet in the case, a damper for adjusting the air volume by opening and closing the air passage inside the air outlet case is pivotally supported, and closer to the air outlet in the air outlet case than the damper, A cylindrical louver housing having a side wall surface that can substantially fully block the air outlet is pivotally supported, and the damper can be rotated from a fully open position to a fully closed position of the blower case, and Air outlet opening / closing control that allows the louver housing to be rotated to a position where the side wall surface of the damper closes the air outlet after the damper is fully closed. It is characterized in that an air outlet structure for a vehicle provided with a structure.
[0009]
According to a second aspect of the present invention, in addition to the first aspect, the blower opening / closing control mechanism includes a single dial pivotally supported on the outer side of the blower case, and the dial includes a shaft hole of a damper. A guide pin projecting on the arm to be locked is loosely fitted, and a second groove for rotating the damper within the range from the fully open position to the fully closed position in conjunction with the rotation of the dial The rotation of the dial that continues after the damper reaches the fully closed position meshes with the pinion engaged with the support shaft of the louver housing, and the side wall of the louver housing A rack for rotating to a closing position, and a first groove portion for releasing the engagement between the guide pin protruding from the arm and the second groove portion after the damper reaches the fully closed position are provided. The air outlet structure for vehicles It is characterized in that.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below in detail with reference to FIGS. First, components constituting the air outlet structure of the present invention will be described with reference to FIG. 1. Reference numeral 11 denotes a cylindrical air outlet case connected to an air duct of an in-vehicle air conditioner (not shown). 11 is an inlet 12A that is open in both the front and rear directions and whose rear opening is connected to the air duct, and the front opening is a semi-cylindrical air outlet 12, which is the air outlet 12. The finisher 14 having the air outlet 13 is attached by the locking action of the locking piece 15 provided on the finisher 14 and the locking piece 16 provided on the blower port case 11. It has a configuration.
[0011]
In the vicinity of the rear opening inside the air blowing case 11, a damper 17 for opening and closing the ventilation path inside the air blowing case 11 and performing air volume control is pivotally supported. A frame-shaped seal piece 18 for enhancing airtightness with the inner surface of the blower port case 11 is adhered and held on the periphery of the damper 17. Further, the damper 17 is engaged with a square shaft 20 provided at one end of an arm 19 positioned outside the air blowing case 11 through a through hole 11A formed in the air blowing case 11. A guide pin 21 protrudes from the other end of the arm 19.
[0012]
Reference numeral 22 denotes a dial having a shaft hole 24 that is rotatably supported by a support shaft 23 formed on the outer surface of the finisher 14, and the guide pin 21 is idle on the dial 22. A guide groove 25 to be fitted is formed, and the guide groove 25 is formed in a circular arc-shaped first groove portion 25A centering on the shaft hole 24 and from one end of the first groove portion 25A toward the shaft hole 24. And a second groove 25B extending to the end.
[0013]
An arc-shaped rack 26 is formed on the side surface of the dial 22 along an arc surface centered on the shaft hole 24 (see FIGS. 1A and 1B). 26 is meshed with a pinion 27. A round shaft 27A projects from one side of the pinion 27, a square shaft hole 28 is bored at the center thereof, and a projection 29 projects from the outer peripheral surface of the pinion 27.
[0014]
Reference numeral 30 denotes a louver housing that is fitted in a position near the air outlet 12 in the blower case 11, and this louver housing 30 is formed in a substantially cylindrical shape by upper and lower wall surfaces 30A and 30B and left and right side wall surfaces 30C and 30D. The upper wall surface 30 </ b> A has an area that can substantially close the air outlet 13, and has a curved surface that is substantially the same as the curved surface of the finisher 14. In addition, a plurality of horizontal fins 31 and vertical fins 32 are pivotally supported inside the louver housing 30 via shaft holes 33 formed in the louver housing 30. The horizontal fins 31 are connected to each other via a link 34, the vertical fins 32 are connected to each other via a link 35, and one horizontal fin 31 located at the center has a tip engaging claw 36A. The operation knob 36 is attached so as to engage with the vertical fin 32, and each vertical fin 32 or each horizontal fin 31 can be turned by moving the operation knob 36 in the horizontal direction or the vertical direction. .
[0015]
Further, of the left and right side wall surfaces 30C and 30D of the louver housing 30, one side wall surface 30C on the pinion 27 side is provided with an angular shaft 37 that fits into the angular shaft hole 28 of the pinion 27 (FIG. 1 ( A)), and a round shaft 37A is projected on the other side wall surface 30D opposite to that (see FIG. 1D). Thus, on the side wall surface 30C side of the louver housing 30, the round shaft 27A of the pinion 27 is provided in the blower port case 11 by fitting the square shaft 37 into the square shaft hole 28 of the pinion 27. One of the left and right shaft grooves 39, 39 is rotatably fitted and supported, and the other side wall surface 30D side of the louver housing 30 has its round shaft 37A on the left and right shaft grooves 39 provided in the air blowing case 11. The other of 39 is rotatably fitted and supported. In addition, protrusions 38 are provided on the left and right side surfaces of the louver housing 30, and the protrusions 38 are fitted into arc-shaped grooves 40 formed on the inner side surfaces of the left and right side walls of the air blowing case 11. Yes. As shown in FIG. 1 (E), a mountain-shaped protrusion 41 is provided at the groove bottoms at both ends of both the left and right arc-shaped grooves 40, and the spherical tip of the protrusion 38 guided in the arc-shaped groove 40. The louver housing 30 is positioned so as not to be loose inside the blower port case 11 when the 38A gets over the protrusion 41 and is positioned at the end of the arc-shaped groove 40. Note that the stopper 42 protruding from the outer surface of the blower case 11 regulates the rotational position of the dial 22 (see FIG. 2C).
[0016]
The above is the member configuration of the present embodiment. Next, the assembly will be described. First, a damper 17 to which a seal piece 18 is attached is pivotally supported inside the blower case 11. In the louver housing 30, a plurality of horizontal fins 31 and vertical fins 32 connected by links 34 and 35 are axially supported in the shaft hole 33, and then the louver housing 30 is connected to the air outlet 12 of the air outlet case 11. It is assembled in the air outlet case 11 from the side. At this time, the angular shaft 37 and the round shaft 37A projecting from the side surface of the louver housing 30 are fitted into the shaft groove 39 of the air outlet case 11, and at the same time, the projection 38 projecting from the side surface of the louver housing 30 is provided. It fits in the arc-shaped groove 40 formed on the inner side surface of the blower case 11.
[0017]
Next, a finisher 14 is put on the air outlet 12 of the blower case 11, and the finisher 14 is attached to the blower case 11 with the locking pieces 15 and the locking claws 16, and then the blower case 11 is placed. The square shaft hole 28 of the pinion 27 is engaged with the square shaft 37 protruding laterally from the shaft groove 39.
[0018]
Next, while the shaft hole 24 provided in the dial 22 is fitted and supported on the support shaft 23 protruding from the side surface of the finisher 14, the above-described pinion 27 is placed on the rack 26 provided in the dial 22. Let me. Thereafter, the square shaft 20 provided at one end of the arm 19 is fitted into the shaft hole 17A of the damper 17, and the guide pin 21 provided at the other end of the arm 19 is inserted into the guide groove 25 of the dial 22. The desired air outlet is constructed by loosely fitting it.
[0019]
Next, the operation of the air outlet will be described. As shown in FIG. 2, the direction of the louver housing 30 when the damper 17 is in the fully open position is set in advance so that the air passage axis of the louver housing 30 coincides with the air passage axis of the air outlet case 11. Further, the dial 22 at this time is in contact with the stopper 42, and the guide pin 21 protruding from the arm 19 that is rotationally coupled to the damper 17 is a second pin formed on the dial 22. The groove portion 25B is positioned closer to the first groove portion 25A.
[0020]
If an air conditioner (not shown) is driven in this state, air sent from the air conditioner through an air duct (not shown) passes through the air outlet case 11 and the air outlet 13 of the finisher 14 to the vehicle interior. Be blown. Therefore, when it is desired to stop the blowing by operating the damper 17, the protruding portion of the dial 22 partially protruding from the long hole 14A on the front surface of the finisher 14 is rotated in the arrow direction (A) in FIG. Then, following the rotation of the dial 22, the arm 19 rotates in the clockwise direction indicated by the arrow (B) in FIG. 2C via the guide pin 21 engaged with the guide groove 25. . Following the rotation of the arm 19 in the clockwise direction, the damper 17 also rotates in the air outlet case 11, and as a result, the inside of the air outlet case 11 is closed by the damper 17 and the air supply into the vehicle compartment is interrupted. (See FIG. 3).
[0021]
Thus, when the dial 22 is further rotated in the direction A from the time when the air outlet case 11 is closed by the damper 17, the protrusion 29 provided on the pinion 27 comes into contact with the end surface 26 </ b> A of the rack 26. Thereafter, the rack 26 and the pinion 27 are engaged with each other. When the dial 22 continues to rotate in the A direction, the louver housing 30 rotates in the direction of the arrow (C) in FIG. 3C due to the engagement of the rack 26 and the pinion 27, and the louver housing 30 is approximately 90. The air outlet 13 is completely closed by the upper wall surface 30A of the louver housing 30 (see FIG. 4). When the dial 22 is rotated when attempting to rotate the louver housing 30, the guide pin 21 provided on the arm 19 enters the first groove portion 25 </ b> A provided on the dial 22. Even if is not operated, the rotation of the dial 22 can be continued.
[0022]
In the present embodiment, as described above, the air outlet 13 provided in the finisher 14 can be completely closed after the air passage in the blower port case 11 is completely closed by the rotation of the damper 17. By operating the dial to return to the opposite direction from that state, the air outlet 13 is completely opened, so if the angle of the damper 17 is set to a desired angle by the dial 22, the air sent from an air duct (not shown) Can be blown into the passenger compartment with a desired air volume.
[0023]
【The invention's effect】
As described above, according to the air outlet structure for a vehicle of the present invention, the damper 19 and the louver housing 30 can be operated by operating one dial 22, and thus, with one dial 22. Since the air flow into the passenger compartment can be adjusted and the air outlet 13 can be closed when not in use, the operability is excellent.
[0024]
In the present invention, the air outlet 13 cannot be closed unless the air passage in the air outlet case 11 is completely closed by the rotation of the damper 19, and it is not after the air outlet 13 is completely opened. Since the air passage cannot be opened, air is blown from the gap between the louver housing 30 and the air outlet 13 during the closing or opening of the air outlet 13 due to the operation of the louver housing 30. Leakage does not occur, so that it is possible to prevent the occurrence of abnormal noise due to airflow leakage.
[0025]
Further, when the air outlet 13 is closed by the louver housing 30, the upper wall surface 30A of the louver housing 30 is flush with the surface of the finisher 14, so that no step is generated, so that the appearance of the air outlet is improved.
[0026]
Further, in the present invention, the operation for rotating the damper 17 and the louver housing 30 can be performed by a simple operation of rotating the dial 22 partially protruding from the front side of the air outlet. Therefore, the air volume adjustment work and the air blowout opening / closing work can be easily performed, and a finger is not sandwiched between the air blowout opening 13 and the louver housing as in the prior art.
[Brief description of the drawings]
1A is an exploded perspective view of an air outlet structure according to the present invention, FIG. 1B is a perspective view showing an opposite surface of a dial, and FIG. 1C is a perspective view showing another side surface of a pinion in FIG. FIG. 4D is a perspective view of the louver housing in the direction of arrow D in FIG.
2A is a front view of an air outlet structure according to the present invention, FIG. 2B is a side sectional view thereof, and FIG. 2C is a right side view thereof.
3A is a front view of the air outlet structure according to the present invention when the damper is closed, FIG. 3B is a side sectional view thereof, and FIG. 3C is a right side view thereof.
4A is a front view of the air blower outlet damper according to the present invention when the air blower is closed, FIG. 4B is a side sectional view thereof, and FIG. 4C is a right side view thereof.
FIG. 5 is a front view showing a conventional air outlet.
6 is a cross-sectional view of the main part of FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 11 ... Air outlet case 11A ... Through-hole 12 ... Exhaust port 13 ... Air blower outlet 14 ... Finisher 14A ... Long hole 15 ... Locking piece 16 ... Locking piece 17 ... Damper 18 ... Sealing piece 19 ... Arm 20 ... Square shaft 21 ... guide pin 22 ... dial 23 ... support shaft 24 ... shaft hole 25 ... guide groove 26 ... rack 26A ... end face 27 ... pinion 27A ... round shaft 28 ... square shaft hole 29 ... protrusion 30 ... louver housings 30A, 30B ... upper and lower wall surfaces 30C , 30D ... left and right side wall surface 31 ... horizontal fin 32 ... vertical fin 33 ... shaft hole 34 ... link 35 ... link 36 ... operation knob 36A ... engagement link 37 ... square shaft 37A ... round shaft 38 ... projection 38A ... spherical tip 39 ... Shaft groove 40 ... Arc-shaped groove 41 ... Projection 42 ... Stopper

Claims (2)

エア吹出口(13)を有するフィニッシャ(14)に接続される吐気口(12)とエアダクトに接続される導入口(12A)とを有する送風口ケース(11)を備え、そのケース内の上記導入口(12A)近傍に、該送風口ケース(11)内部の送風路を開閉させて風量を調整するためのダンパー(17)を軸支せしめると共に、該ダンパー(17)よりも上記送風口ケース(11)内の上記吐気口(12)寄りに、上記エア吹出口(13)を略全閉塞しうる側壁面(30A)を有する筒状のルーバーハウジング(30)を軸支せしめ、さらに、上記ダンパー(17)を、上記送風口ケース(11)の全開位置から全閉位置まで回動することができ、かつ上記ダンパー(17)が全閉位置となった後に引き続いて上記ルーバーハウジング(30)を、その側壁面(30A)が上記エア吹出口(13)を閉塞する位置まで回動せしめることができる吹出口開閉制御機構を設けたことを特徴とする車両用空気吹出口構造。An air inlet case (11) having an air outlet (12) connected to a finisher (14) having an air outlet (13) and an inlet (12A) connected to an air duct, and the introduction in the case A damper (17) for adjusting the air volume by opening and closing the air passage inside the air outlet case (11) is pivotally supported near the mouth (12A), and the air outlet case ( 11) A cylindrical louver housing (30) having a side wall surface (30A) that can substantially completely block the air outlet (13) is pivotally supported near the air outlet (12) in the interior, and further, the damper (17) can be rotated from the fully open position to the fully closed position of the air outlet case (11), and the louver housing (3) continues after the damper (17) is in the fully closed position. ) And the air outlet structure for a vehicle in which the side wall surface (30A) is characterized in that a blow-out opening and closing control mechanism capable of and which can be rotated to a position for closing the air outlet (13). 上記吹出口開閉制御機構は、上記送風口ケース(11)の外側に軸支せしめた1個のダイヤル(22)を備え、該ダイヤル(22)には、ダンパー(17)の軸孔(17A)と係止されるアーム(19)に突設されているガイドピン(21)が遊嵌されて、ダイヤル(22)の回動と連動してダンパー(17)を、全開位置から全閉位置の範囲内で回動せしめるための第2の溝部(25B)と、ダンパー(17)が全閉位置となった後に継続されるダイヤル(22)の回動で、ルーバーハウジング(30)の支軸(37)に係合されるピニオン(27)と噛合して、該ルーバーハウジング(30)を、その側面壁(30A)が上記エア吹出口(13)を閉塞する位置まで回動せしめるためのラック(26)と、上記ダンパー(17)が全閉位置に達した後は、上記アーム(19)に突設されているガイドピン(21)と第2の溝部(25B)との係合を解く第1の溝部(25A)を設けていることを特徴とする請求項1記載の車両用空気吹出口構造。The air outlet opening / closing control mechanism includes one dial (22) pivotally supported on the outside of the air blowing case (11), and the dial (22) has a shaft hole (17A) of the damper (17). The guide pin (21) protruding from the arm (19) to be locked is loosely fitted, and the damper (17) is moved from the fully open position to the fully closed position in conjunction with the rotation of the dial (22). The second groove portion (25B) for rotating within the range and the rotation of the dial (22) continued after the damper (17) is in the fully closed position, the support shaft of the louver housing (30) ( 37) a rack for meshing with the pinion (27) engaged with the air bearing member 37) and rotating the louver housing (30) to a position where the side wall (30A) closes the air outlet (13). 26) and the damper (17) is fully closed The first groove portion (25A) for releasing the engagement between the guide pin (21) protruding from the arm (19) and the second groove portion (25B) is provided. The vehicle air outlet structure according to claim 1.
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