JP3798075B2 - Combustion equipment - Google Patents
Combustion equipment Download PDFInfo
- Publication number
- JP3798075B2 JP3798075B2 JP20901596A JP20901596A JP3798075B2 JP 3798075 B2 JP3798075 B2 JP 3798075B2 JP 20901596 A JP20901596 A JP 20901596A JP 20901596 A JP20901596 A JP 20901596A JP 3798075 B2 JP3798075 B2 JP 3798075B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- combustion
- ignition
- hot water
- amount
- burner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Control Of Combustion (AREA)
- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は能力切り換え式のバーナを有した燃焼機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5には、能力切り換え式のバーナを有した燃焼機器として一般的な給湯器のシステム構成例が示されている。同図において、熱交換器2の入口側には該熱交換器2へ水を導入する給水管3が接続されており、この給水管3には入水温を検出する入水温度センサとしての入水サーミスタ10と、入水量を検出する流量センサ9とが設けられている。熱交換器2の出口側には給湯管4が接続され、この給湯管4の出口側には給湯栓1が設けられている。さらに、給湯管4には開弁量によって流量を可変制御する水量制御弁16と、出湯温を検出する出湯湯温センサとしての出湯サーミスタ11とが設けられている。
【0003】
熱交換器2の下方には能力切り換え式のバーナ7、バーナ7の点火を行うイグナイタ電極18、着火を検知するフレームロッド電極19、および給排気を行う燃焼ファン5が配設されており、バーナ7のガス導入口にはガスノズル6が対向配置され、このガスノズル6に通じるガス管8にはガス供給量(燃料供給量)を開弁量によって制御するガス比例弁13と、管路の開閉を行うガス電磁弁12と、電磁弁44と、能力切り換え電磁弁45とが介設されている。
【0004】
前記ガスノズル6のガス室は区画壁46によって二分割されており、能力切り換え電磁弁45を閉めることにより、バーナ7は小能力(1段目の燃焼段)の一面燃焼状態(A面単独燃焼状態)となり、能力切り換え電磁弁45を開けることにより、大能力(2段目の燃焼段)の二面燃焼状態(A・B両面燃焼状態)となり、電磁弁45を開閉することにより、燃焼熱量(燃焼能力)の切り換えが可能となっている。このように、バーナ7は2個の燃焼面(A面、B面)を備え、各燃焼面を燃焼能力によって切り換える方式の複数段能力切り換え式のバーナと成している。
【0005】
この種の給湯器には制御装置14が備えられており、この制御装置14にはリモコン15が接続され、このリモコン15には給湯温度を設定するボタン等の給湯温度設定手段48や給湯設定温度の表示部が設けられている。制御装置14は給湯器の給湯動作を制御しており、給湯栓1が開けられると流量センサ9が入水量を検出して、その入水量がある一定以上(最低作動流量以上)になったときに流量センサ9からの信号を受けて、制御装置14は燃焼ファン5を回転させ、ガス電磁弁12とガス比例弁13と電磁弁44等を開けてバーナ7へガスの供給を行い、イグナイタ電極18による点火動作を行う。そして、フレームロッド電極19がガスの着火を検出すると、制御装置14は出湯温度を設定温度にするようフィードフォワード制御を行い、ガス比例弁13の開弁量を可変し、熱交換器2から出る湯温を設定温度になるように制御を行い、湯温の安定を検出してから予め定めた一定時間を経過した後は、フィードフォワード制御とフィードバック制御の併用制御により燃焼制御が行われる。
【0006】
給湯器には、給湯燃焼能力が与えられており、給湯器はこの燃焼能力の範囲内で出湯温度を設定温度にすべく燃焼制御を行う。給湯器に与えられる燃焼能力は、号数によって与えられており、1号とは、1分間に1リットルの水を25℃上昇させるのに必要な燃焼能力を意味する。
【0007】
つまり、号数=入水量(リットル/分)×{出湯温度(℃)−入水温度(℃)}÷25の式で表される。なお、出湯温度は設定温度に等しくなるので、出湯温度に代えて設定温度を用いて号数を計算する場合もある。例えば、入水量が24リットル/分、出湯温度が40℃、入水温度が15℃のときには、給湯器の燃焼能力は前記式により、24号として与えられる。
【0008】
前記燃焼能力が仕様値として与えられると、制御装置14には図2に示すような、燃焼制御特性データが設定される。燃焼制御特性データは、同図に示すように、横軸を燃料供給の操作量とし、縦軸を燃焼熱量としたグラフ上に小能力用(A面単独燃焼用)の燃焼制御特性ラインL1 と、大能力用(A・B両面燃焼用)の燃焼制御特性ラインL2 とを描いたもので、各特性ラインL1 ,L2 共に操作量0%から100 %の範囲内で可変することにより、ガス供給量を自在に可変制御するリニアな特性データとして機能する。
【0009】
前記図2に示す燃料供給の操作量はガス比例弁13の開弁量に対応しており、能力切り換え電磁弁45を閉じた1段目のA面単独燃焼の動作状態においては、操作量100 %の位置でB点の燃焼熱量に対応するガス供給量がバーナ7に供給されるようにガス比例弁13の開弁駆動電流が設定され、操作量0%の位置で、燃焼熱量A点の燃焼熱量に対応するガス供給量がバーナ7に供給されるようにガス比例弁13の開弁駆動電流が設定される。
【0010】
同様に、能力切り換え電磁弁45を開けた2段目のA・B両面燃焼運転時には、操作量100 %で特性ラインL2 のD点の燃焼熱量に対応するガス供給量が、操作量0%でC点の燃焼熱量に対応するガス供給量がそれぞれバーナ7に供給されるように操作量100 %の位置と操作量0%の位置における開弁駆動電流がそれぞれ設定される。なお、ガス比例弁13の開弁量は開弁駆動電流の大きさに比例し、操作量の大きさに応じて開弁駆動電流の大きさが変化し、操作量に応じたガス量がバーナ7に供給される。また、上記操作量の大きさによって燃焼ファン5の回転動作が制御され、操作量によって、燃焼量に適した風量が供給されるようになっている。
【0011】
この種の能力切り換え式の給湯器では、1段目の特性ラインL1 に沿ってB点で燃焼運転を行っていたとき、このB点の燃焼熱量よりも大きな燃焼熱量が要求されたときには、2段目の特性ラインL2 のSa 点に飛び(B点とSa 点の燃焼熱量は等しい)、特性ラインL2 に従って燃焼運転が行われる。その逆に、2段目のラインL2 のC点で燃焼運転を行っていたときに、より小さな燃焼熱量が要求されたときには、1段目のラインL1 のSb 点に飛び(C点とSb 点の燃焼熱量は等しい)、特性ラインL1 に従って燃焼運転が行われる。
【0012】
通常、特性ラインL1 のB点から特性ラインL2 のSa 点に飛ぶ部分と、特性ラインL2 のC点から特性ラインL1 のSb 点に飛ぶ部分には、オーバーラップ代X1 ,X2 が与えられており、特性ラインL1 ,L2 間の飛び移りが円滑に行われるようになっている。このオーバーラップ代X1 ,X2 を設けないと、例えば、特性ラインL1 から特性ラインL2 に飛び越したときに、水圧変動等により流量が変動し、要求される燃焼熱量が微妙に変動して低下すると、直ちに特性ラインL2 からL1 に飛び移るという如く、流量がふらつくごとに特性ラインL1 ,L2 間を頻繁に往復するという、いわゆる、ハンチング現象が生じるという問題があるが、図2に示すように、ラインL1 ,L2 間に飛び移りのオーバーラップ代X1 ,X2 を設けることにより、特性ラインL1 ,L2 の円滑な切り換えが可能となる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、燃焼制御特性データL1,L2には、点火動作点(点火位置)E1,E2がそれぞれ与えられる。この点火動作点E1,E2は、バーナ7の点火時のガス供給量を与える点火の動作点である。
【0014】
制御装置14はバーナ7の点火直前に入水温を給湯設定温度まで高めるのに必要な要求燃焼熱量(FF量)を求め、この要求燃焼熱量が上記点火動作点E2 の燃焼熱量よりも低いときには上記下側の燃焼段の点火動作点E1 でバーナ7の点着火を行う。つまり、点火動作点E1 は1段目の特性ラインL1 上にあることから、A面単独で燃焼を行うことを示しているので、制御装置14は、ガス電磁弁12と電磁弁44を開弁状態にし(能力切り換え弁45は閉弁状態のまま)、点火動作点E1 の操作量0%に対応する開弁駆動電流をガス比例弁13に通電させてガスをバーナ7のA面へ供給し、バーナ7の点着火を行う。
【0015】
また、上記要求燃焼熱量が上記点火動作点E2 の燃焼熱量以上であるときには上側の燃焼段の点火動作点E2 で、つまり、ガス電磁弁12と電磁弁44と能力切り換え弁45を開弁してA・B両面燃焼が可能な状態にし、点火動作点E2 の操作量0%に対応する開弁駆動電流をガス比例弁13に通電させてガスバーナ7のA・B両面へ供給し、バーナ7の点着火を行う。
【0016】
しかしながら、バーナ7の着火直後の出湯温が、図6の(b)に示すように、給湯設定温度よりも格段に低いと、バーナ7へ要求される燃焼熱量が大幅に高められることがある。この場合、前記バーナ点火直前に求めた要求燃焼熱量(FF量)が、例えば、図2に示すFF点のように点火動作点E2よりも僅かに低めの値であったときには、点火動作点E1でバーナ7の点着火を行って特性ラインL1に従って燃焼運転を行おうとしたのに、実際には前記格段に低い出湯温を給湯設定温度にするために要求される燃焼熱量が特性ラインL1のB点の燃焼熱量以上になり、バーナ7の点着火直後に、例えば、1段目の特性データL1のF点から2段目の特性データL2のF′点に飛び移り、燃焼制御特性データL2に従って燃焼運転が行われる。上記の如く、下側の特性データL1から上側の特性データL2に飛び移ったとき(燃焼段切り換え時)には、能力切り換え電磁弁45が開弁してA・B両面燃焼状態になると同時に、図2に示すように、ガス比例弁13の操作量がc%からa%に急激に低下することになり、この操作量の急激な低下によって図6の(a)のM位置に示すように、バーナ着火直後、バーナ7へのガス供給量が大きく減少してしまい、図6の(b)のN位置に示すように、出湯温が大きく低下する。このように、バーナ7の点着火時に燃焼段が下側から上側に移ると、給湯開始時に出湯湯温変動が非常に大きくなり、湯の利用者に湯温変動による不快感を与える虞れがあった。
【0017】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、バーナ点着火時の燃焼段切り換えを防止して給湯開始時の出湯湯温変動を抑制することが可能な燃焼機器を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は次のような構成をもって前記課題を解決する手段としている。
【0019】
すなわち、本発明は、通水する水を加熱する熱交換器と、この熱交換器に流れ込む入水の温度を検出する入水温度センサと、上記熱交換器よりも出側の湯温を検出する出湯湯温センサと、上記熱交換器で加熱され出湯する湯の給湯設定温度を設定するための給湯温度設定手段と、上記熱交換器を点着火により燃焼加熱するバーナとを有し、このバーナは複数の燃焼面を備え、これら各燃焼面を燃焼熱量によって切り換える方式の複数段能力切り換え式のバーナと成し、各燃焼段毎に燃料供給量と燃焼熱量との関係を示す燃焼制御特性データが与えられている燃焼機器において、バーナ燃焼の開始時に入水温度を給湯設定温度に高めるのに必要な要求燃焼熱量を求める要求燃焼熱量演算部を持ち、前記各段の燃焼制御特性データ上には点火位置がそれぞれ定められており、下側の燃焼段の燃焼制御特性データの点火位置と上側の燃焼段の燃焼制御特性データの点火位置との間にはバーナ燃焼開始時に点着火する段を区分けするための点着火区分位置が設けられ、前記要求燃焼熱量演算部で求められた要求燃焼熱量が上記点着火区分位置以上であるときには前記上側の燃焼制御特性データの点火位置で点着火を行い、上記要求燃焼熱量が上記点着火区分位置未満であるときには前記下側の燃焼制御特性データの点火位置で点着火を行う点着火段設定部を設け、さらに、バーナ燃焼開始時に出湯湯温センサが検出した出湯湯温と給湯温度設定手段に設定されている給湯設定温度とを取り込み、バーナ燃焼開始時の出湯湯温が給湯設定温度からずれているずれ量を検出するずれ量検出部と;ずれ量検出部が検出したずれ量を小さくする方向に点着火区分位置を予め与えられた算定データに基づいて補正する点着火区分位置補正部と;を有する構成をもって前記課題を解決する手段としている。
【0021】
上記構成の発明において、例えば、要求燃焼熱量演算部は、バーナ燃焼の開始直前に、入水温度センサで検出された入水温を給湯温度設定手段に設定されている給湯設定温度まで高めるのに必要な要求燃焼熱量(要求燃焼能力)を求める。
【0022】
バーナは複数の燃焼面を有した複数段能力切り換え式のバーナと成し、各燃焼段毎に燃焼制御特性データが予め定め与えられ、それら各燃焼制御特性データ上には点火位置がそれぞれ設けられると共に、上記各点火位置間には点着火区分位置が設けられている。
【0023】
点着火段設定部は、上記要求燃焼熱量演算部が求めた要求燃焼熱量と、前記点着火区分位置の燃焼熱量とを比較し、要求燃焼熱量が点着火区分位置以上であると判断したときには、上側の燃焼制御特性データの点火位置でバーナの点着火を行う。また、上記要求燃焼熱量が点着火区分位置未満であると点着火段設定部が判断したときには、下側の燃焼制御特性データの点火位置でバーナの点着火を行う。
【0024】
上記のように、上側の点火位置と下側の点火位置の間に点着火区分位置を設け、この点着火区分位置によって、バーナの点着火を行う燃焼段を区分けすることによって、例えば、バーナ燃焼直前に求められた要求燃焼熱量が点着火区分位置と上側の点火位置の間であったときには、上側の点火位置でバーナの点着火が行われることになるので、従来と比べて、要求燃焼熱量に対する点火位置のずれ量が小さくなる。
【0025】
また、バーナ燃焼の点着火直後に、要求燃焼熱量が上側の点火位置以上に高められても、下側から上側の燃焼制御特性データへの切り換えが行われるということがなくなり、特性データの切り換えに起因した燃料量の操作量の急激な低下変動を回避することができて、燃料供給量の急激な低下変動が防止される。
【0026】
さらに、上側から下側の燃焼制御特性データへの切り換えが行われても、燃料量の操作量が上昇する方向に変化するので、燃料供給量の急激な低下変動は生じない。したがって、バーナ点着火直後に、特性データの切り換えによる燃料供給量の急激な低下変動が防止され、急激な出湯湯温変動が回避される。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明に係る実施形態例を図面に基づき説明する。
【0028】
図1には本発明の実施形態例を示すブロック構成が示されている。この図1に示す各ブロック構成部分は前記図4の給湯器の制御装置14に組み込まれるものである。なお、図4の給湯器のシステム構成は前述したので、その重複説明は省略する。
【0029】
この実施形態例では、図1に示すように、制御装置14は、要求燃焼熱量演算部25と、データ格納部26と、点着火段設定部27と、燃焼制御部28と、比例弁駆動部29と、能力切り換え制御部30とを有して構成されている。
【0030】
また、この実施形態例では、流量センサ9は入水量が予め定められた最低作動流量以上になったときに入水検出信号を上記要求燃焼熱量演算部25と燃焼制御部28へ出力するように構成されている。
【0031】
上記データ格納部26には、前述したような燃焼制御特性データL1 ,L2 が燃焼段毎に予め定め与えられており、上記特性データL1 ,L2 上にはそれぞれ点火位置E1 ,E2 が定められている。この実施形態例では、点火位置E1 ,E2 は各特性データL1 ,L2 の予め定まる最小操作量0%の位置に定められている。
【0032】
また、データ格納部26には点着火区分位置Ss が格納されており、この点着火区分位置Ss は、図2に示すグラフ上において、上記点火位置E1 ,E2 を共に通る直線上(ここでは、操作量0%の位置)で、点火位置E1 とE2 の間となる位置に設けられている。さらに、このデータ格納部26には入水温を給湯設定温度まで高めるのに必要な要求燃焼熱量を求めるためのFF量演算式データが予め格納されている。
【0033】
前記要求燃焼熱量演算部25は、給湯栓1が開けられ流量センサ9が入水を検出し入水検出信号を出力すると、その信号を受けて、入水サーミスタ10が検出した入水温と、給湯温度設定手段48に設定されている給湯設定温度と、前記データ格納部26に格納されているFF量演算式データとを取り込む。そして、要求燃焼熱量演算部25は、上記入水温と給湯設定温度と、FF量演算式データに基づいて、入水温を給湯設定温度まで高めるのに必要な燃焼熱量(以下、FF量という)を演算算出し、このFF量のデータ信号を点着火段設定部27へ出力する。
【0034】
点着火段設定部27は、上記要求燃焼熱量演算部25からのFF量データ信号を受け取ると、前記データ格納部26に格納されている点着火区分位置Ss を示す燃焼熱量Ss のデータを読み出し、上記FF量と燃焼熱量Ss を比較する。そして、点着火段設定部27は、FF量が燃焼熱量Ss 以上であると判断したときには(FF量≧Ss )、上側の燃焼段の点火位置E2 でバーナ7の点着火を行うと決定し、点火位置E2 でバーナ7の点着火を行わせるためのE2 点火指令信号を燃焼制御部28へ出力する。
【0035】
また、点着火段設定部27は、FF量が燃焼熱量Ss 未満であると判断したときには、(FF量<Ss )、点火位置E1 でバーナ7の点着火を行うと決定し、点火位置E1 でバーナ7の点着火を行わせるためのE1 点火指令信号を燃焼制御部28へ出力する。
【0036】
燃焼制御部28は流量センサ9から入水検出信号を受けた後に、上記点着火段設定部27からE2 点火指令信号を受けると、前記データ格納部26に格納されている点火位置E2 のデータを読み出す。この点火位置E2 はガス比例弁13の操作量が0%であることから、燃焼制御部28は、この操作量0%を示すデータ信号を比例弁駆動部29へ出力して、比例弁駆動部29により操作量0%に対応する開弁駆動電流をガス比例弁13へ通電させる。
【0037】
同時に、点火位置E2 は2段目の燃焼制御特性データL2 上にあることから、燃焼制御部28はA・B両面でバーナ燃焼を行うと判断し、A・B両面燃焼信号を能力切り換え制御部30へ出力して、能力切り換え制御部30によって能力切り換え電磁弁45を開弁させると共に、燃焼制御部28はガス電磁弁12と電磁弁44を開弁させ、バーナ7のA・B両面へのガス供給を開始する。燃焼制御部28はタイマを内蔵しており、ガス電磁弁12を開弁してから予め定められた時間が経たときにイグナイタ電極18によってバーナ7の点火を行う。
【0038】
また、燃焼制御部28は流量センサ9から入水検出信号を受けた後に、上記点着火段設定部27からE1 点火指令信号を受けると、前記データ格納部26に格納されている点火位置E1 のデータを読み出す。この点火位置E1 はガス比例弁13の操作量が0%であることから、燃焼制御部28は、前記同様に、この操作量0%を示すデータ信号を比例弁駆動部29へ出力して、比例弁駆動部29により操作量0%に対応する開弁駆動電流をガス比例弁13へ通電させる。
【0039】
同時に、点火位置E1 は1段目の燃焼制御特性データL1 上にあることから、燃焼制御部28はA面単独でバーナ燃焼を行うと判断し、ガス電磁弁12と電磁弁44だけを開弁させ、バーナ7のA面だけにガス供給を開始し、前記同様に、予め定められた時間が経過したときにイグナイタ電極18によってバーナ7の点火を行う。このとき、能力切り換え電磁弁45は能力切り換え制御部30によって閉弁状態に維持される。
【0040】
なお、当然に、燃焼制御部28は、上記バーナ7の点火を行うときには、上記点火位置E1 又はE2 の燃焼熱量に見合う風量がバーナ7へ供給されるように燃焼ファン5の回転制御を行う。
【0041】
ところで、前記点着火区分位置Ss を点火位置E1 に近づけ過ぎると、FF量が点火位置E1 に近いのにも拘わらず、点火位置E2 でバーナ7の点着火が行われる場合が生じ、この場合、FF量に対する点火位置E2 のずれ量が大きく、給湯設定温度よりもかなり高めの湯が出湯するというオーバーシュートの問題が生じる。また、点着火区分位置Ss を点火位置E2 に近づけ過ぎると、上記とは逆に、バーナの点着火後、給湯設定温度よりもかなり低めの湯が出湯し続けるというアンダーシュートの問題が生じる。
【0042】
このことから、点着火区分位置Ss は、アンダーシュートとオーバーシュートの問題を共に回避することが可能な最適な位置が実験や演算等により求められ設定される。例えば、本発明者は、点火位置E1 の燃焼熱量が3号で、点火位置E2 の燃焼熱量が6号で与えられている図5に示すような給湯器で点着火区分位置Ss を求めるための実験を行ったところ、点着火区分位置Ss の最適な値は5.5 号であった。この値は、湯をシャワーで使用すると想定したときにシャワー使用時の予め定めた最低燃焼熱量とほぼ同じ値である。
【0043】
この実施形態例によれば、点火位置E1 ,E2 の間に点着火区分位置Ss を設け、この点着火区分位置Ss によってバーナ7の点着火時の燃焼段を設定する構成にしたので、FF量が点着火区分位置Ss と上側の点火位置E2 にあるときには、上側の点火位置E2 でバーナ7の点着火が行われることになるので、従来と比べて、FF量に対する点火位置のずれ量が少なくなるし、バーナ7の点着火直後に、点火位置E2 の燃焼熱量よりも高い燃焼熱量が要求されたときには、そのまま、上側の特性データL2 に従って燃焼運転が行われることになることから、バーナ7の点着火直後に、下側の特性データL1 から上側の特性データL2 に切り換わって燃焼運転が行われることはない。
【0044】
したがって、特性データの上側への切り換えに起因した操作量の急激な低下変動がなく、つまり、バーナ7のガス供給量の低下変動もなく、図3の(b)の実線カーブβに示すように、給湯開始時に出湯温が急激に低下変動することがなくなり、湯の利用者に湯温変動による不快感を与えてしまうのを防止することができる。
【0045】
その上、FF量よりも高い点火位置E2 の燃焼熱量でバーナ7の燃焼を開始させることによって、コールドスタート時等には出湯温をより早く給湯設定温度に立ち上がらせることが可能である。
【0046】
ところで、上側の点火位置E2 でバーナ7の点着火が行われた後に、点火位置E2 よりも低い燃焼熱量が要求されたときには、当然に、上側の特性データL2 から下側の特性データL1 に切り換わって燃焼運転が行われることになるが、このように、上側から下側の特性データに切り換わるときには、ガス比例弁13の操作量は上昇する方向に可変制御されるので、バーナ7へのガス供給量は、図3の(a)の実線カーブαに示すように、緩やかに変化し急激に変動することはなく、ガス供給量の変動に起因した出湯温の変動は防止される。
【0047】
また、FF量が点火位置E1 と点着火区分位置Ss の間にあるときには点火位置E1 でバーナ7の点着火が行われ、そのバーナ点着火直後に下側から上側の特性データに切り換わって燃焼運転が行われることはないし、仮に特性データの上側への切り換えが行われたとしても、ガス比例弁13の操作量の低下変動量は少なくて済むので、ガス供給量の急激な低下変動は生じず、出湯温の急激な低下変動を防止することができる。
【0048】
この実施形態例において特徴的なことは、図1の点線に示すように、ずれ量検出部32と、点着火区分位置補正部33とを設けたことであり、バーナ燃焼開始時に、給湯設定温度に対する出湯温のずれ量に基づき点着火区分位置Ssの位置を自動補正する学習機能を持たせたことである。
【0049】
上記ずれ量検出部32は、フレームロッド電極19あるいは燃焼制御部28の制御動作情報によりバーナ7の着火が達成されたことを検出すると、出湯サーミスタ11で検出された出湯温と、給湯温度設定手段48に設定されている給湯設定温度とを取り込む。
【0050】
ずれ量検出部32には給湯設定温度Ts から出湯温Tout を差し引いて出湯温が給湯設定温度からずれているずれ量ΔTを算出するためのずれ量演算式データ(ΔT=Ts −Tout )が与えられており、ずれ量検出部32は、上記取り込んだ出湯温と給湯設定温度を上記ずれ量演算式データに代入して演算を行い、ずれ量ΔTを算出し、このずれ量ΔTのデータ信号を点着火区分位置補正部33へ出力する。
【0051】
点着火区分位置補正部33は、図1に示すように、補正値決定部34と補正・自動更新部35を有して構成されており、上記ずれ量検出部32が出力したずれ量ΔTのデータ信号は上記補正値決定部34が受け取るように形成されている。
【0052】
補正値決定部34は前記ずれ量検出部32が出力したずれ量ΔTのデータ信号を受け取ると、データ格納部26に予め格納されている補正値データを読み出す。この補正値データは図4に示すようなずれ量ΔTと補正値Kの関係を示すもので、予め実験や演算等により求められ、図4に示すようなグラフデータや、表データ、演算式データ等のデータ形式でデータ格納部26に格納されている。
【0053】
上記補正値Kは、点着火区分位置Ss の燃焼熱量Ss に掛けてずれ量ΔTが小さくなる方向に点着火区分位置Ss を補正するもので、ずれ量ΔTが正方向(アンダー側方向)に大きくなるに従って(出湯温が給湯設定温度から下方向にずれアンダーシュートの度合が大きくなるに従って)、上記点着火区分位置Ss を燃焼熱量が低くなる方向(アンダーシュートを小さくする方向)に補正し、反対に、ずれ量ΔTは負方向(オーバー側方向)に大きくなるに従って(出湯温が給湯設定温度から上方向にずれオーバーシュートの度合が大きくなるに従って)、上記点着火区分位置Ss を燃焼熱量が高くなる方向(オーバーシュートを小さくする方向)に補正する。
【0054】
補正値決定部34は、上記補正値データを読み出すと、この補正値データと上記ずれ量ΔTのデータに基づき、ずれ量ΔTに対応する補正値Kを決定し、この補正値Kのデータを補正・自動更新部35へ出力する。
【0055】
補正・自動更新部35は、上記補正値決定部34から補正値Kのデータ信号を受け取ると、データ格納部26に格納されている点着火区分位置Ss の燃焼熱量Ss のデータを読み出し、この燃焼熱量Ss に上記補正値Kを掛けて積算する。補正・自動更新部35は、この積算値をデータ格納部26の燃焼熱量Ss の位置に上書き格納し、点着火区分位置Ss を自動補正・自動更新する。
【0056】
この実施形態例によれば、ずれ量検出部32と点着火区分位置補正部33を設け、バーナ燃焼開始時の給湯設定温度に対する出湯温のずれ量ΔTに応じて点着火区分位置Ssを補正する構成にしたので、点着火区分位置Ssを自動的に補正することが可能であり、次のような問題を防止することができる。
【0057】
例えば、夏と冬を比べると、給湯器の周りの外気温に大きな違いがあることから、外気温以外の条件が等しい状態でバーナ7の点着火を行ったときに、外気温の影響を受けて、夏と冬では出湯温の立ち上がり特性に違いが生じる。このため、夏と冬の両方とも同じ点着火区分位置Ss を用いてバーナ7の点着火制御を行うと、例えば、冬には最適なバーナ7の点着火が行われアンダーシュートやオーバーシュートの問題がほぼ回避できたのに、夏にはオーバーシュートの問題が生じ易くなるというように、外気温の大きな変動によって点着火区分位置Ss が最適な値かられる虞れがある。
【0058】
この実施形態例では、季節の変化等によって変動する出湯温の立ち上がり特性の変化を給湯設定温度に対する出湯温のずれ量ΔTとして検出し、このずれ量ΔTを小さくする方向に、上記の如く、点着火区分位置Ss を自動補正できるので、上記問題発生の虞れを確実に回避することが可能である。
【0060】
なお、本発明は上記実施形態例に限定されるものではなく、様々な実施の形態を採り得る。例えば、上記実施形態例は、図5に示すように、バーナ7が2個の燃焼面(A面、B面)を有する場合を例にして説明したが、本発明は、バーナ7が3個以上の燃焼面を有し、3段以上の能力切り換え式のバーナと成している燃焼機器にも適用することが可能である。
【0061】
例えば、バーナ7が3段能力切り換え式のバーナと成している場合には、図2の実線ラインに示すような1段目の特性データL1 と2段目の特性データL2 と図2の鎖線ラインに示すような3段目の特性データL3 が予め与えられ、上記各特性データL1 ,L2 ,L3 上には点火位置E1 ,E2 ,E3 がそれぞれ設けられる。上記点火位置E1 ,E2 の間には点着火区分位置Ss が、点火位置E2 ,E3 の間には点着火区分位置Sr がそれぞれ設定される。
【0062】
バーナ燃焼直前に上記実施形態例同様に算出された要求燃焼熱量(FF量)が点火位置E1以上、かつ、点着火区分位置Ss未満であるときには(E1≦FF量<Ss)、点火位置E1でバーナ7の点着火を行う。FF量が点着火区分位置Ss以上、かつ、点着火区分位置Sr未満であるときには(Ss≦FF量<Sr)、点火位置E2でバーナ7の点着火を行い、FF量が点着火区分位置Sr以上であるときには(FF量≧Sr)、点火位置E3でバーナ7の点着火を行う。
【0063】
上記のように、3段以上の能力切り換え式のバーナにおいても、上記実施形態例同様に、下側の特性データの点火位置と上側の特性データの点火位置の間に点着火区分位置を設け、この点着火区分位置とFF量によって点火位置を決定することによって、上記各実施形態例同様の優れた効果を奏することができる。
【0064】
また、上記実施形態例では、特性データL1,L2の操作量0%の位置に点火位置E1,E2がそれぞれ設けられていたが、他の位置に点火位置を設けてもよい。例えば、図2に示すように、操作量b%の位置に点火位置E1′,E2′を設けてもよく、この場合には点火位置E1′,E2′の間となる位置に点着火区分位置Ss′が設けられることになる。
【0065】
さらに、上記実施形態例では、FF量と点着火区分位置Ssを比較し、その比較結果に基づいて点火位置を決定していたが、例えば、表1に示すような表データやグラフデータ等を予め与えておき、FF量を予め与えられたデータに照合して点火位置を決定するようにしてもよい。
【0066】
【表1】
【0067】
さらに、上記実施形態例では、給湯設定温度に対するバーナ燃焼開始時の出湯温のずれ量ΔTを求め、点着火区分位置Ssに上記ずれ量ΔTに対応する補正値Kを掛けて点着火区分位置Ssを補正していたが、他の手法により点着火区分位置Ssを補正してもよい。例えば、点着火区分位置Ssからずれ量ΔTに対応する補正値Tだけ差し引いて(加えて)点着火区分位置Ssを補正してもよい。もちろん、演算を用いた手法以外の他の手法により点着火区分位置Ssを補正してもよい。
【0068】
さらに、上記実施形態例では、図5に示す給湯単機能の給湯器を例にして説明したが、熱交換器と入水温度センサ(入水サーミスタ)と出湯湯温センサ(出湯サーミスタ)と複数段能力切り換え方式のバーナを有している燃焼機器であれば、本発明は適用することができる。例えば、風呂の湯張り機能と給湯機能を備えた燃焼機器や、風呂の湯張り機能と追い焚き機能と給湯機能を備え、追い焚き用と給湯用の別個のバーナと、各バーナに対応する熱交換器とを有した燃焼機器や、バーナが追い焚き用と給湯用の共通のバーナと成し追い焚き用と給湯用の熱交換器を別個に持ち風呂の湯張り機能と追い焚き機能と給湯機能を備えた一缶二水構成の燃焼機器にも、本発明は適用することができる。
【0069】
【発明の効果】
この発明によれば、要求燃焼熱量演算部と点着火段設定部を設け、また、下側の燃焼段の燃焼制御特性データ上に定められた点火位置と、上側の燃焼制御特性データの点火位置との間に点着火区分位置を設けて、この点着火区分位置によってバーナの点着火時の燃焼段を設定する構成にしたので、要求燃焼熱量演算部が求めた要求燃焼熱量が点着火区分位置とその上側の点火位置の間にあるときには、上側の点火位置でバーナの点着火が行われる。このことから、従来に比べて要求燃焼熱量に対する点火位置のずれ量が小さくなるし、バーナ点着火直後に、上側の点火位置以上の燃焼熱量が要求されても、従来のように、下側の燃焼制御特性データから上側の燃焼制御特性データに切り換わって燃焼運転が行われることがない。
【0070】
したがって、バーナ点着火直後に燃焼制御特性データの上側への切り換えに起因して燃料量の操作量が急激に低下変動するのを防止することができ、バーナへの燃料供給量の低下変動を防止することができ、この供給量の低下変動による出湯温の急激な低下変動を回避することが可能である。このことから、バーナ燃焼開始時に湯の利用者に急激な湯温変動による不快感を与えてしまうのを防止することができる。
【0071】
また、下側の点火位置でバーナの点着火が行われた直後に、下側から上側の燃焼制御特性データに切り換わって燃焼運転が行われることはないし、仮に、バーナ点着火直後に燃焼制御特性データの上側への切り換えが行われたとしても、燃料量の操作可変量が少なくて済むことから、燃料供給量の低下変動を回避することができ、出湯湯温の急激な低下変動を防止することができる。
【0072】
さらに、本発明は、ずれ量検出部と点着火区分位置補正部を設けた構成としたので、季節の変化等によって変動する出湯温の立ち上がり特性の変化を給湯設定温度に対する出湯温のずれ量として検出し、このずれ量を小さくする方向に点着火区分位置を自動的に学習補正できるので、季節の変化等による出湯温の立ち上がり特性の変化に起因したバーナ点着火時のアンダーシュートやオーバーシュートの問題を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態例を示すブロック構成図である。
【図2】燃焼制御特性データの一例を示すグラフである。
【図3】 実施形態例に示したバーナの点着火制御を行ってバーナの点着火を行うときのガス供給量と出湯温の変化を時間の経過に従って示すタイムチャートである。
【図4】ずれ量ΔTと補正値Kの関係例を示すグラフである。
【図5】給湯器のモデル例を示す説明図である。
【図6】従来の課題を示す説明図である。
【符号の説明】
2 熱交換器
7 バーナ
10 入水サーミスタ
11 出湯サーミスタ
25 要求燃焼熱量演算部
27 点着火段設定部
32 ずれ量検出部
33 点着火区分位置補正部
48 給湯温度設定手段[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a combustion device having a capability-switching type burner.
[0002]
[Prior art]
FIG. 5 shows a system configuration example of a general hot water heater as a combustion device having a capability switching burner. In the figure, a
[0003]
Below the
[0004]
The gas chamber of the
[0005]
This type of water heater is provided with a
[0006]
The hot water heater is provided with hot water combustion ability, and the hot water heater performs combustion control so that the hot water temperature is set to a set temperature within the range of the combustion capacity. The combustion capacity given to the water heater is given by the number, and No. 1 means the combustion capacity required to raise 1 liter of water by 25 ° C. per minute.
[0007]
In other words, the number is expressed by the formula: incoming water amount (liter / minute) × {hot water temperature (° C.) − Incoming water temperature (° C.)} ÷ 25. In addition, since the tapping temperature becomes equal to the set temperature, the number may be calculated using the set temperature instead of the tapping temperature. For example, when the incoming water volume is 24 liters / minute, the hot water temperature is 40 ° C., and the incoming water temperature is 15 ° C., the combustion capacity of the hot water heater is given as No. 24 by the above formula.
[0008]
When the combustion capacity is given as a specification value, combustion control characteristic data as shown in FIG. As shown in the figure, the combustion control characteristic data is represented by a combustion control characteristic line L for small capacity (for A-side single combustion) on a graph in which the abscissa represents the fuel supply operation amount and the ordinate represents the combustion heat amount.1And combustion control characteristic line L for large capacity (A / B double side combustion)2Each characteristic line L1, L2Both of them function as linear characteristic data for variably controlling the gas supply amount by varying the operation amount within the range of 0% to 100%.
[0009]
2 corresponds to the opening amount of the gas
[0010]
Similarly, at the time of the second stage A / B double side combustion operation with the ability switching
[0011]
In this type of capacity switching type water heater, the first stage characteristic line L1When a combustion operation is performed at point B along the line B, when a combustion heat quantity larger than the combustion heat quantity at this point B is required, the second characteristic line L2SaJump to the point (B and SaThe point of combustion heat is equal), characteristic line L2The combustion operation is performed according to the above. Conversely, the second line L2When a combustion operation is performed at point C, and a smaller amount of combustion heat is required, the first stage line L1SbJump to point (C point and SbThe point of combustion heat is equal), characteristic line L1The combustion operation is performed according to the above.
[0012]
Normally, characteristic line L1Characteristic line L from point B2SaThe part that flies to the point and the characteristic line L2Characteristic line L from point C1SbThe part that flies to the point has an overlap of X1, X2And the characteristic line L1, L2The jump between them is done smoothly. This overlap fee X1, X2If, for example, characteristic line L1To characteristic line L2When the flow rate fluctuates due to fluctuations in water pressure, etc., and the required amount of combustion heat slightly fluctuates and falls, the characteristic line L2To L1As the flow rate fluctuates, the characteristic line L1, L2There is a problem that a so-called hunting phenomenon that frequently reciprocates between them occurs, but as shown in FIG.1, L2Overlap allowance X jumping in between1, X2Characteristic line L1, L2Can be switched smoothly.
[0013]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, combustion control characteristic data L1, L2The ignition operating point (ignition position) E1, E2Are given respectively. This ignition operating point E1, E2Is the gas supply when the
[0014]
The
[0015]
Further, the required amount of combustion heat is the ignition operation point E.2Is the ignition operation point E of the upper combustion stage2That is, the
[0016]
However, if the hot water temperature immediately after ignition of the
[0017]
The present invention has been made to solve the above-described problems, and an object of the present invention is to provide a combustion device capable of preventing combustion stage switching at the time of burner point ignition and suppressing fluctuations in the temperature of discharged hot water at the start of hot water supply. It is to provide.
[0018]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention has the following configuration as means for solving the above problems.
[0019]
That is,BookThe present invention relates to a heat exchanger that heats water to be passed, an incoming water temperature sensor that detects the temperature of incoming water that flows into the heat exchanger, and a hot water temperature sensor that detects hot water temperature on the outlet side of the heat exchanger. And a hot water supply temperature setting means for setting a hot water supply set temperature of hot water heated and discharged by the heat exchanger, and a burner for combustion heating the heat exchanger by spot ignition, the burner having a plurality of combustion The combustion control characteristic data indicating the relationship between the fuel supply amount and the combustion heat amount is given for each combustion stage. The combustion equipment has a required combustion calorific value calculation unit for obtaining the required combustion calorific value required to raise the incoming water temperature to the hot water supply set temperature at the start of burner combustion, and the ignition position is indicated on the combustion control characteristic data of each stage. Constant Point ignition for distinguishing the stage to be ignited at the start of burner combustion between the ignition position of the combustion control characteristic data of the lower combustion stage and the ignition position of the combustion control characteristic data of the upper combustion stage When the required combustion heat quantity obtained by the required combustion heat quantity calculation unit is equal to or higher than the above-mentioned ignition point classification position, spot ignition is performed at the ignition position of the upper combustion control characteristic data, and the required combustion heat quantity is A point ignition stage setting unit is provided for performing point ignition at the ignition position of the lower combustion control characteristic data when the position is less than the point ignition division position.Furthermore, the hot water temperature detected by the hot water temperature sensor detected at the start of burner combustion and the hot water temperature set in the hot water temperature setting means are taken in, and the hot water temperature at the start of burner combustion deviates from the hot water temperature setting. A deviation amount detection unit that detects a deviation amount; a point ignition division position correction unit that corrects the point ignition division position in a direction to reduce the deviation amount detected by the deviation amount detection unit based on calculation data given in advance; HaveThe configuration serves as means for solving the above-described problems.
[0021]
In the invention having the above-described configuration, for example, the required combustion heat quantity calculation unit is necessary to increase the incoming water temperature detected by the incoming water temperature sensor to the hot water supply set temperature set in the hot water supply temperature setting means immediately before the start of burner combustion. Obtain the required amount of combustion heat (required combustion capacity).
[0022]
The burner is a multistage capability switching type burner having a plurality of combustion surfaces, and combustion control characteristic data is predetermined for each combustion stage, and an ignition position is provided on each combustion control characteristic data. At the same time, spot ignition division positions are provided between the ignition positions.
[0023]
The point ignition stage setting unit compares the required combustion heat amount obtained by the required combustion heat amount calculation unit with the combustion heat amount at the point ignition division position, and determines that the required combustion heat amount is equal to or higher than the point ignition division position. The burner is ignited at the ignition position of the upper combustion control characteristic data. When the point ignition stage setting unit determines that the required combustion heat amount is less than the point ignition division position, the burner is ignited at the ignition position of the lower combustion control characteristic data.
[0024]
As described above, a point ignition division position is provided between the upper ignition position and the lower ignition position, and by dividing the combustion stage in which the burner is ignited by this point ignition division position, for example, burner combustion When the required combustion calorific value obtained immediately before is between the point ignition division position and the upper ignition position, the burner will be ignited at the upper ignition position. The amount of deviation of the ignition position with respect to is reduced.
[0025]
Moreover, even if the required combustion heat quantity is increased to the upper ignition position or higher immediately after the point ignition of the burner combustion, switching from the lower side to the upper side combustion control characteristic data is not performed, and the characteristic data can be switched. It is possible to avoid a sudden decrease and fluctuation in the manipulated amount of the fuel amount, and a sudden decrease and decrease in the fuel supply amount is prevented.
[0026]
Further, even when switching from the upper side to the lower side combustion control characteristic data is performed, the amount of operation of the fuel amount changes in an increasing direction, so that a sudden decrease in the fuel supply amount does not occur. Therefore, immediately after the burner point ignition, a rapid decrease in the fuel supply amount due to the switching of the characteristic data is prevented, and a sudden tapping temperature variation is avoided.
[0027]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments according to the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0028]
In FIG.The present inventionThe block configuration showing the embodiment example ofIndicationHas been. Each block component shown in FIG. 1 is incorporated in the
[0029]
ThisThe fruitIn the embodiment, as shown in FIG. 1, the
[0030]
Further, in this embodiment, the
[0031]
The
[0032]
Further, the
[0033]
When the
[0034]
When the ignition stage setting unit 27 receives the FF amount data signal from the required combustion heat amount calculation unit 25, the ignition point classification position S stored in the
[0035]
Further, the spot ignition stage setting unit 27 has the FF amount as the combustion heat amount S.sWhen it is determined that the value is less than (FF amount <Ss), Ignition position E1Is determined to perform point ignition of the
[0036]
After receiving the water entry detection signal from the
[0037]
At the same time, the ignition position E2Is the second stage combustion control characteristic data L2Therefore, the
[0038]
The
[0039]
At the same time, the ignition position E1Is the first stage combustion control characteristic data L1Therefore, the
[0040]
Of course, when the
[0041]
By the way, the point ignition division position SsIgnition position E1If it is too close to the FF amount, the ignition position E1Despite being close to the ignition position E2In this case, a point ignition of the
[0042]
From this, the spot ignition division position SsThe optimum position where both the undershoot and overshoot problems can be avoided is obtained and set by experiments and calculations. For example, the present inventor1The combustion heat quantity of No. 3 is ignition position E2In the hot water heater as shown in FIG.sWhen an experiment was performed to determine the ignition point position SsThe optimal value of was 5.5. This value is substantially the same as the predetermined minimum amount of combustion heat when using the shower when hot water is assumed to be used in the shower.
[0043]
According to this example embodiment, the ignition position E1, E2Point ignition position S duringsThis spot ignition division position SsSince the combustion stage at the time of spot ignition of the
[0044]
Accordingly, there is no sudden change in the manipulated variable due to the upward switching of the characteristic data, that is, there is no change in the gas supply amount of the
[0045]
In addition, the ignition position E is higher than the FF amount.2By starting the combustion of the
[0046]
By the way, the upper ignition position E2After the ignition of the
[0047]
Further, the FF amount is equal to the ignition position E.1And spot ignition classification position SsWhen it is between, the ignition position E1In this case, the ignition of the
[0048]
thisWhat is characteristic in the embodiment isThe figureAs indicated by the dotted
[0049]
When the deviation amount detection unit 32 detects that the ignition of the
[0050]
The deviation detection unit 32 has a hot water supply set temperature TsHot spring temperature ToutIs calculated as a deviation amount calculation formula data (ΔT = T) for calculating a deviation amount ΔT in which the tapping temperature deviates from the hot water supply set temperatures-Tout) Is provided, and the deviation amount detection unit 32 calculates the deviation amount ΔT by substituting the taken out hot water temperature and hot water supply set temperature into the deviation amount calculation formula data, and calculates the deviation amount ΔT. The data signal is output to the point ignition classification
[0051]
As shown in FIG. 1, the spot ignition classification
[0052]
When the correction value determination unit 34 receives the data signal of the deviation amount ΔT output from the deviation amount detection unit 32, the correction value determination unit 34 reads the correction value data stored in the
[0053]
The correction value K is the ignition point position SsOf combustion heat SsIs applied to the point ignition division position S in the direction in which the shift amount ΔT becomes smaller.sAs the amount of deviation ΔT increases in the positive direction (underside direction) (as the tapping temperature shifts downward from the hot water supply set temperature and the degree of undershoot increases), the point ignition division position SsIs corrected in the direction in which the amount of heat of combustion decreases (in the direction of decreasing undershoot), and on the contrary, the amount of deviation ΔT increases in the negative direction (over-side direction) As the degree of chute increases), the spot ignition segment position SsIs corrected in the direction in which the amount of combustion heat increases (the direction in which the overshoot is reduced).
[0054]
When reading the correction value data, the correction value determination unit 34 determines a correction value K corresponding to the deviation amount ΔT based on the correction value data and the deviation amount ΔT data, and corrects the correction value K data. -Output to the automatic update unit 35.
[0055]
When the correction / automatic update unit 35 receives the data signal of the correction value K from the correction value determination unit 34, the ignition / ignition position S stored in the
[0056]
According to this example embodimentZThe amount detection section 32 and the spot ignition section
[0057]
For example, when summer and winter are compared, there is a big difference in the outside air temperature around the water heater, so that when the
[0058]
In this embodiment example, a change in rising characteristics of the hot water temperature that changes due to a seasonal change or the like is detected as a deviation amount ΔT of the hot water temperature with respect to the set temperature of the hot water supply, and in the direction of reducing the deviation amount ΔT, as described above, Ignition division position SsTherefore, it is possible to reliably avoid the possibility of the above-mentioned problem.
[0060]
The present invention isRealThe present invention is not limited to the embodiment, and various embodiments can be adopted. For example, onRealIn the embodiment, as shown in FIG. 5, the case where the
[0061]
For example, if the
[0062]
Up just before burner burningRealThe required amount of combustion heat (FF amount) calculated in the same manner as the embodiment is the ignition position E.1Above, point ignition division position SsIs less than (E1≦ FF amount <Ss), Ignition position E1Then, ignite the
[0063]
As mentioned above, even in a capacity switching type burner with three or more stages,RealAs in the embodiment, a point ignition division position is provided between the ignition position of the lower characteristic data and the ignition position of the upper characteristic data, and the ignition position is determined by the point ignition division position and the FF amount, thereby The same excellent effects as those of the embodiments can be obtained.
[0064]
Also onRealIn the embodiment, the characteristic data L1, L2The ignition position E1, E2However, the ignition position may be provided at another position. For example, as shown in FIG.1', E2′ May be provided, in which case the ignition position E1', E2Point ignition position S at a position between ′s'Will be provided.
[0065]
Furthermore, onRealIn the embodiment, the FF amount and the spot ignition division position SsThe ignition position was determined based on the comparison result.For example, table data and graph data as shown in Table 1 are given in advance, and the FF amount is collated with the given data. Thus, the ignition position may be determined.
[0066]
[Table 1]
[0067]
Furthermore, onRealIn the embodiment, the amount ΔT of the hot water temperature at the start of burner combustion with respect to the hot water supply set temperature is obtained, and the ignition point position SsIs multiplied by the correction value K corresponding to the deviation amount ΔT to ignite the ignition position SsWas corrected, but the point ignition division position S was determined by other methods.sMay be corrected. For example, the ignition point position SsBy subtracting (in addition to) the correction value T corresponding to the deviation amount ΔT from the ignition point position SsMay be corrected. Of course, the ignition point position S can be determined by a method other than the method using the calculation.sMay be corrected.
[0068]
Furthermore, onRealIn the embodiment, the hot water heater having a single function of hot water shown in FIG. 5 has been described as an example. However, the heat exchanger, the incoming water temperature sensor (incoming thermistor), the outgoing hot water temperature sensor (outlet hot water thermistor), and the multistage capability switching system The present invention can be applied to any combustion device having a burner. For example, combustion equipment with bath hot water function and hot water supply function, bath hot water function, reheating function and hot water supply function, separate burner for hot water supply and hot water supply, and heat corresponding to each burner Combustion equipment with an exchanger, a burner with a common burner for reheating and hot water supply, a separate heat exchanger for reheating and hot water supply, and hot water filling function, reheating function and hot water supply The present invention can also be applied to a combustion apparatus having a single can / two water structure having a function.
[0069]
【The invention's effect】
According to the present invention, the required combustion heat amount calculation unit and the spot ignition stage setting unit are provided, and the ignition position determined on the combustion control characteristic data of the lower combustion stage and the ignition position of the upper combustion control characteristic data Since the combustion stage at the time of spot ignition of the burner is set based on this point ignition section position, the required combustion heat amount obtained by the required combustion heat amount calculation unit is the point ignition section position. And the upper ignition position, the burner is ignited at the upper ignition position. From this, the amount of deviation of the ignition position with respect to the required combustion heat amount is smaller than in the conventional case, and even if the combustion heat amount equal to or higher than the upper ignition position is required immediately after the burner point ignition, The combustion operation is not performed by switching from the combustion control characteristic data to the upper combustion control characteristic data.
[0070]
Therefore, it is possible to prevent the manipulated value of the fuel amount from rapidly decreasing due to the switching to the upper side of the combustion control characteristic data immediately after the ignition of the burner point, and to prevent the fuel supply amount to the burner from decreasing. Therefore, it is possible to avoid a rapid decrease in the hot water temperature due to a decrease in the supply amount. From this, it is possible to prevent the hot water user from feeling uncomfortable due to a rapid fluctuation of the hot water temperature at the start of burner combustion.
[0071]
Also, immediately after the ignition of the burner is performed at the lower ignition position, the combustion control characteristic data is not switched from the lower side to the upper combustion control characteristic data, and the combustion control is performed immediately after the burner ignition. Even if the characteristic data is switched to the upper side, it is possible to avoid fluctuations in the fuel supply amount and prevent sudden fluctuations in the tapping water temperature because only a small amount of fuel can be manipulated. can do.
[0072]
Furthermore, the present invention providesConfiguration with a displacement detection unit and a spot ignition classification position correction unitBecauseBecause the change in the rising characteristics of the hot water temperature, which varies with seasonal changes, etc., is detected as the amount of deviation of the hot water temperature relative to the hot water supply set temperature, and the ignition point position can be automatically learned and corrected in a direction to reduce this amount of deviation, It is possible to avoid problems such as undershoot and overshoot at the time of ignition of the burner due to changes in rising characteristics of the hot water temperature due to seasonal changes and the like.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing an embodiment according to the present invention.
FIG. 2 is a graph showing an example of combustion control characteristic data.
[Fig. 3]FruitIt is a time chart which shows the change of the gas supply amount and the tapping temperature when performing the spot ignition control of the burner shown in the embodiment and performing the spot ignition of the burner as time elapses.
FIG. 4 is a graph showing an example of the relationship between a deviation amount ΔT and a correction value K.
FIG. 5 is an explanatory view showing a model example of a water heater.
FIG. 6 is an explanatory diagram showing a conventional problem.
[Explanation of symbols]
2 Heat exchanger
7 Burner
10 Water thermistor
11 Hot spring thermistor
25 Required combustion heat quantity calculation section
27-point ignition stage setting section
32 Deviation detection unit
33-point ignition classification position correction section
48 Hot water temperature setting means
Claims (1)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20901596A JP3798075B2 (en) | 1996-07-19 | 1996-07-19 | Combustion equipment |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20901596A JP3798075B2 (en) | 1996-07-19 | 1996-07-19 | Combustion equipment |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1038375A JPH1038375A (en) | 1998-02-13 |
JP3798075B2 true JP3798075B2 (en) | 2006-07-19 |
Family
ID=16565865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20901596A Expired - Fee Related JP3798075B2 (en) | 1996-07-19 | 1996-07-19 | Combustion equipment |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3798075B2 (en) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7494337B2 (en) * | 2004-04-22 | 2009-02-24 | Thomas & Betts International, Inc. | Apparatus and method for providing multiple stages of fuel |
JP2014055750A (en) * | 2012-09-13 | 2014-03-27 | Miura Co Ltd | Boiler system |
JP6709676B2 (en) * | 2016-04-28 | 2020-06-17 | リンナイ株式会社 | Water heater |
-
1996
- 1996-07-19 JP JP20901596A patent/JP3798075B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1038375A (en) | 1998-02-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3798075B2 (en) | Combustion equipment | |
KR100283131B1 (en) | A complex hot water-supply device | |
JP3824967B2 (en) | Combustion device | |
JP3322977B2 (en) | Capacity switching type combustion device | |
JP5200748B2 (en) | Water heater | |
JP2990665B2 (en) | Water heater | |
JP3738063B2 (en) | Water heater | |
JPH02233904A (en) | Combustion control device for liquid heater | |
JPH09318153A (en) | Hot-water supplier | |
JP3300150B2 (en) | Combustion apparatus and method for updating combustion capacity | |
JP3713076B2 (en) | Combustor control device and control method | |
JP2624109B2 (en) | Water heater | |
JP3446502B2 (en) | Combustion control device | |
JP3769660B2 (en) | Water heater | |
JP2604790B2 (en) | Operation control method of articulated water heater | |
JP4315615B2 (en) | Water heater | |
JP3704385B2 (en) | Combustor with CO sensor | |
JP3115437B2 (en) | Water heater combustion control method | |
JPH07198129A (en) | Combustion device and its combustion function renewing method | |
KR930001172B1 (en) | Combustion control device for hot water supplier | |
JP3315209B2 (en) | Control method of rising water amount at the time of re-water supply in water heater | |
JP2814460B2 (en) | Water heater | |
JP3157639B2 (en) | Water heater | |
JPH0618023A (en) | Device for controlling blower in hot-water heater | |
JP3517287B2 (en) | Water heater |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051121 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051206 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060206 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060411 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060419 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100428 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110428 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |