JP3789620B2 - Air conditioner - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気調和装置に係り、特に、使用者が設定する設定温度から所定温度離れた制御温度を用いて運転を制御する空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、空気調和装置は、使用者が設定した設定温度から所定温度離れた制御温度を用いてその運転がON、OFF制御され、建屋の室内温度を上記設定温度に近づけるよう調整している。
【0003】
ところで、建屋の天井部や壁上部に室内ユニットが設置された空気調和装置を用いて建屋の室内の暖房運転を実施する場合には、室内における天井部付近の室内温度が床面部付近の室内温度よりも高くなって、両者に温度差が発生してしまう。使用者は、床面部付近の室内温度を設定して設定温度を定めるが、空気調和装置の制御装置は、上述の温度差を考慮し、使用者が定めた設定温度よりも所定温度高い制御温度を用い、室内ユニットの空気吸込口付近(天井部付近)の室内温度が上記制御温度に到達したか否かにより室内ユニットの運転を起動させ停止させて、室内温度を調整している。実際には、室内ユニットの空気吸込口付近の室内温度が上記制御温度よりも若干(例えば1℃)高くなったときに室内ユニットの運転を停止させ、空気吸込口付近の室内温度が上記制御温度よりも若干(例えば1℃)低くなったときに室内ユニットの運転を起動させている。
【0004】
従来、設定温度と制御温度との温度差(シフト温度値)は、予め定められた固定値としていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
暖房運転時における天井部付近の室内温度と床面部付近の室内温度との温度差は、天井高さが高くなるほど著しいが、空気調和装置の運転時間の経過に従い漸次減少する。例えば、この温度差は、空気調和装置の運転開始時には例えば8℃程であるが、運転時間の経過に従い、例えば4℃程で安定する。
【0006】
ところが、上記シフト温度値が例えば8℃の固定値に設定され、設定温度が22℃に設定されたとすると、制御温度は30℃となる。従って、床面部付近の室内温度は、空気調和装置の運転開始時には、図5の二点鎖線Aに示すように、早期に設定温度(22℃)に到達するが、所定の運転時間経過後(例えば運転開始から約1時間経過後)には、設定温度を超えて例えば26℃で安定してしまう。
【0007】
一方、シフト温度値が例えば4℃の固定値に設定され、設定温度が22℃に設定されたとすると、制御温度は26℃となる。この場合には床面部付近の室内温度は、図5の一点鎖線Bに示すように、空気調和装置の運転開始から所定時間経過後には22℃の設定温度に一致して安定するが、運転開始当初における室内温度の立ち上がりが遅くなってしまう。
【0008】
本発明の課題は、上述の事情を考慮してなされたものであり、特に、暖房運転時における室内の床面部付近の室内温度を早期に且つ良好に設定温度に到達させ得る空気調和装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、圧縮機及び室外熱交換器を備えた室外ユニットと、建屋の天井部に取り付けられ室内熱交換器及び室内空気温度検出器を備えた室内ユニットと、上記室内ユニット及び上記室外ユニットを制御し、建屋の床面付近の室内空気の設定温度から所定温度離れた前記天井部付近の室内空気の制御温度と上記室内空気温度検出器にて検出された室内温度とに基づいて上記室内ユニットを起動・停止させる制御装置と、を有する空気調和装置において、上記制御装置は、上記設定温度と制御温度との温度差を運転時間の経過にしたがって変更させるよう制御するものである。
【0010】
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の発明において、上記制御装置は、設定温度と制御温度との温度差を、室内ユニットの起動・停止の回数の増大に応じて漸次減少させるよう制御するものである。
【0011】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、運転開始時における設定温度と制御温度との温度差が変更可能であるものである。
【0012】
請求項1〜3に記載の発明には、次の作用がある。
【0013】
暖房運転開始時には、制御装置が設定温度と制御温度との温度差を大きく設定することによって室内温度を早期に設定温度に到達させることができる。また、暖房運転開始から所定時間経過後には、制御装置が設定温度と制御温度との温度差を小さく設定して、室内温度を設定温度に一致させ安定化できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る空気調和装置の1つの実施の形態を示す全体側面図である。図2は、図1の空気調和装置の冷媒回路図である。
【0015】
図2に示すように、空気調和装置10は、室外ユニット11と室内ユニット12と制御装置21とからなり、室外ユニット11、室内ユニット12のそれぞれの冷媒配管13、14が、連結配管15A及び15Bにより連結されている。
【0016】
図1に示すように、室外ユニット11は、建屋1の室外に設置される。この室外ユニット11は、アキュムレータ16、圧縮機17、四方弁18、室外熱交換器19が冷媒配管13に、連結配管15A側から連結配管15B側へ向かって順次配設されて構成される。室外熱交換器19には、この室外熱交換器19へ向かって送風するファン20が隣接して配置される。
【0017】
室内ユニット12は、建屋1の天井部2に埋め込まれた埋込型の室内ユニットである。この室内ユニット12は、膨張弁22及び室内熱交換器23が冷媒配管14に、連結配管15B側から連結配管15A側へ向かって順次配設されて構成され、室内熱交換器23へ送風するファン24が室内熱交換器23に隣接して配置される。この室内ユニット12には、ファン24の近傍、つまり室内ユニット12の空気吸込口25近傍に、建屋1の室内における天井部2付近の室内温度(吸込空気温度)を検出する室内空気温度検出器26が設置される。この室内空気温度検出器26にて検出された室内温度は、上記制御装置21へ送信される。
【0018】
この制御装置21は、室外ユニット11及び室内ユニット12を制御する。即ち、制御装置21は、圧縮機17の起動、停止と、ファン20及び24の起動、停止とをそれぞれ制御する。また、この制御装置21は、四方弁18の切換も制御して、空気調和装置10を冷房又は暖房運転に切り換える。制御装置21は、リモートコントローラ(不図示)を介して使用者により操作される。制御装置21が四方弁18を冷房側に切り換えたときには、冷媒が図2の実線矢印に示す如く流れ、室外熱交換器19が凝縮器に、室内熱交換器23が蒸発器となって冷房運転状態となり、室内熱交換器23が建屋1の室内を冷房する。また、制御装置21が四方弁18を暖房側に切り換えたときには、冷媒が図2の破線矢印の如く流れ、室内熱交換器23が凝縮器に、室外熱交換器19が蒸発器となって暖房運転状態となり、室内熱交換器23が建屋1の室内を暖房する。
【0019】
この制御装置21は、更に、室内空気温度検出器26が検出した天井部2付近の室内温度が所定の制御温度に到達したときに圧縮機17並びにファン20及び24を停止させ、室内空気温度検出器26が検出した天井部2付近の室内温度が上記制御温度から離れたときに圧縮機17並びにファン20及び24を起動させて、室外ユニット11及び室内ユニット12の運転を制御する。上記制御温度は、リモートコントローラを介して使用者が設定する床面部3付近の設定温度から所定温度離れた温度である。この制御温度と設定温度との温度差(以下、「シフト温度値」という。)は、暖房運転時には制御温度の方が設定温度よりも高く設定される。暖房運転時におけるシフト温度値は、建屋1の天井高さなどを考慮して設定されるが、制御装置21は、この当初設定されたシフト温度値を暖房運転時間の経過に従って、つまり、室外ユニット11及び室内ユニット12の起動、停止の回数の増大に応じて漸次減少させるよう制御し、建屋1の室内の床面部3付近の室内温度を調整する。
【0020】
この制御装置21の暖房運転時における制御を、図4を用いて説明する。
リモートコントローラが使用者によりON操作されると(ステップ1)、制御装置21はシフト温度値ΔTを、例えば8℃(ΔT=8℃)として室外ユニット11及び室内ユニット12を運転する(ステップ2)。
【0021】
尚、この場合のΔT=8℃は、工場出荷時に制御装置21に予め格納された値であるが、この値は、空気調和装置の設置状況に応じて、設定作業員等による例えばリモートコントローラを用いた所定操作によって変更が可能である。
【0022】
シフト温度値ΔTをΔT=8℃としたとき、使用者がリモートコントローラを使って設定温度を例えば22℃に設定した場合には制御温度は30℃となり、制御装置21は、室内空気温度検出器26にて検出される天井部2付近の室内温度が30℃の制御温度よりも若干(例えば1℃)高い温度となったときに、圧縮機17並びにファン20及び24を停止して室外ユニット11及び室内ユニット12を停止させ(サーモOFF制御)、天井部2付近の室内温度が30℃の制御温度よりも若干(例えば1℃)低い温度になったときに、圧縮機17並びにファン20及び24を起動させて(サーモON制御)、図3(A)に示すように、床面部3付近の室内温度を設定温度(22℃)に一致させるべく調整する。
【0023】
制御装置21は、上述のサーモON、OFF制御がなされたか否かを判定し(ステップ3)、サーモOFF制御がなされていない場合には、シフト温度値ΔTを現在の値に保持させ、サーモOFF制御が1回なされたときに、シフト温度値ΔTを1℃低く設定して更新する(ステップ4)。これは、上述のサーモON、OFF制御によって建屋1の室内における天井部2付近の室内温度と床面部3付近の室内温度との温度差が徐々に減少することを考慮したものである。
【0024】
制御装置21は、更新したシフト温度値ΔTが例えば4℃を超えていればステップ3及びステップ4を繰り返し、サーモOFF制御がなされる毎にシフト温度値ΔTの温度を1℃ずつ低く設定する(ステップ5)。そして、制御装置21は、更新したシフト温度値ΔTが例えば4℃以下の場合には、シフト温度値ΔTを4℃に設定する(ステップ6)。シフト温度値ΔTが4℃に保持されたときには、設定温度が引き続き22℃の場合、制御温度は26℃となり、制御装置21は、天井部2付近の室内温度が26℃の制御温度よりも若干(例えば1℃)高い温度となったときに圧縮機17並びにファン20及び24を停止させ、天井部2付近の室内温度が26℃の制御温度よりも若干(例えば1℃)低い温度となったときに圧縮機17並びにファン20及び24を起動させて、図3(B)に示すように、床面部3付近の室内温度を設定温度22℃に一致させる。
【0025】
制御装置21は、リモートコントローラが使用者によってOFF操作されずに暖房運転が継続されている限り、シフト温度値ΔTを4℃に保持する(ステップ7)。
【0026】
従って、上記実施の形態の空気調和装置10によれば、制御装置21が、暖房運転開始時に設定温度と制御温度との温度差であるシフト温度値を大きく設定して、制御温度を設定温度よりも著しく高く設定することから、図5の実線Cに示すように、室内温度の立ち上がりを早期化できる。
【0027】
また、制御装置21が、暖房運転開始からサーモON、OFF制御が繰り返される度毎に上記シフト温度値を小さく設定して、制御温度を設定温度に徐々に近づけることから、図5の実線Cに示すように、床面部3付近の室内温度を設定温度に一致させて安定化させることができる。
【0028】
以上、本発明を一実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、室内ユニット12は埋込型の室内ユニット12に限らず、建屋1の壁4の上部に設置される壁掛け型の室内ユニット12でもよい。また、上記実施の形態では、室内ユニット12が単一の場合を述べたが、複数の室内ユニットを有する所謂マルチ形の空気調和装置であってもよい。この場合には、制御装置21は、サーモOFF制御において、室外ユニット11の圧縮機17及びファン20を停止させず、制御対象となる室内ユニット12における膨張弁22及びファン24を停止させる制御を実施し、更に、各室内ユニット12毎にシフト温度値を変動させる。
【0029】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る空気調和装置によれば、圧縮機及び室外熱交換器を備えた室外ユニットと、建屋の天井部に取り付けられ室内熱交換器及び室内空気温度検出器を備えた室内ユニットと、室内ユニット及び室外ユニットを制御し、建屋の床面付近の室内空気の設定温度から所定温度離れた天井部付近の室内空気の制御温度と室内空気温度検出器にて検出された室内温度とに基づいて室内ユニットを起動・停止させる制御装置と、を有する空気調和装置において、制御装置は、設定温度と制御温度との温度差を運転時間の経過にしたがって変更させる、もしくは、室内ユニットの起動・停止の回数の増大に応じて漸次減少させるよう制御するもしくは、運転開始時における設定温度と制御温度との温度差が変更可能であるとしたので、室内における床面部付近の室内温度を早期に設定温度に設定でき、また、制御装置が、暖房運転開始から所定時間経過後に、設定温度と制御温度との温度差を小さく設定することから、室内における床面部付近の室内温度を設定温度に一致させ安定化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気調和装置の1つの実施の形態を示す全体側面図である。
【図2】図1の空気調和装置の冷媒回路図である。
【図3】図1の室内の温度分布を示し、(A)が暖房運転開始時の温度分布図、(B)が暖房運転開始から所定時間経過時の温度分布図である。
【図4】図2の制御装置が実施するフローチャートである。
【図5】暖房運転時における室内温度と時間との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
10 空気調和装置
11 室外ユニット
12 室内ユニット
17 圧縮機
19 室外熱交換器
21 制御装置
23 室内熱交換器
26 室内空気温度検出器[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an air conditioner, and more particularly to an air conditioner that controls operation using a control temperature that is a predetermined temperature away from a set temperature set by a user.
[0002]
[Prior art]
In general, an air conditioner is controlled to be turned on and off using a control temperature that is a predetermined temperature away from a set temperature set by a user, and adjusts the indoor temperature of the building to approach the set temperature.
[0003]
By the way, when the indoor heating operation of the building is performed using an air conditioner in which an indoor unit is installed on the ceiling or upper wall of the building, the room temperature near the ceiling in the room is the room temperature near the floor. It becomes higher than this, and a temperature difference occurs between the two. The user sets the indoor temperature in the vicinity of the floor surface to determine the set temperature, but the control device for the air conditioner takes into account the temperature difference described above, and the control temperature is higher by a predetermined temperature than the set temperature determined by the user. Is used to start and stop the operation of the indoor unit depending on whether or not the indoor temperature in the vicinity of the air inlet (near the ceiling) of the indoor unit has reached the control temperature, thereby adjusting the indoor temperature. Actually, when the room temperature near the air intake port of the indoor unit becomes slightly higher (for example, 1 ° C.) than the control temperature, the operation of the indoor unit is stopped, and the room temperature near the air intake port becomes the control temperature. When the temperature becomes slightly lower (for example, 1 ° C.), the operation of the indoor unit is started.
[0004]
Conventionally, the temperature difference (shift temperature value) between the set temperature and the control temperature is a predetermined fixed value.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
The temperature difference between the room temperature near the ceiling and the room temperature near the floor during heating operation is more significant as the ceiling height increases, but gradually decreases as the operating time of the air conditioner increases. For example, this temperature difference is, for example, about 8 ° C. at the start of operation of the air conditioner, but is stabilized at, for example, about 4 ° C. as the operation time elapses.
[0006]
However, if the shift temperature value is set to a fixed value of 8 ° C., for example, and the set temperature is set to 22 ° C., the control temperature is 30 ° C. Therefore, the room temperature near the floor surface reaches the set temperature (22 ° C.) at an early stage as indicated by a two-dot chain line A in FIG. 5 at the start of the operation of the air conditioner. For example, after about 1 hour from the start of operation, the temperature exceeds the set temperature and is stabilized at 26 ° C., for example.
[0007]
On the other hand, if the shift temperature value is set to a fixed value of 4 ° C., for example, and the set temperature is set to 22 ° C., the control temperature is 26 ° C. In this case, the indoor temperature in the vicinity of the floor surface portion stabilizes in accordance with the set temperature of 22 ° C. after a predetermined time has elapsed from the start of the operation of the air conditioner, as indicated by the one-dot chain line B in FIG. The rise of the room temperature at the beginning will be delayed.
[0008]
An object of the present invention has been made in consideration of the above-described circumstances, and in particular, provides an air conditioner that can quickly and satisfactorily reach the set temperature of the room temperature near the floor surface of the room during heating operation. There is to do.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to
[0010]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect of the present invention, the control device gradually decreases the temperature difference between the set temperature and the control temperature in accordance with an increase in the number of start / stop of the indoor unit. It is something to control.
[0011]
The invention according to
[0012]
The invention described in
[0013]
When the heating operation is started, the control device can set the temperature difference between the set temperature and the control temperature to be large so that the room temperature can reach the set temperature at an early stage. In addition, after a predetermined time has elapsed since the start of the heating operation, the control device can set the temperature difference between the set temperature and the control temperature to be small, and the room temperature can be matched with the set temperature and stabilized.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is an overall side view showing an embodiment of an air conditioner according to the present invention. FIG. 2 is a refrigerant circuit diagram of the air-conditioning apparatus of FIG.
[0015]
As shown in FIG. 2, the
[0016]
As shown in FIG. 1, the
[0017]
The
[0018]
The
[0019]
The
[0020]
Control during the heating operation of the
When the remote controller is turned ON by the user (step 1), the
[0021]
Note that ΔT = 8 ° C. in this case is a value stored in the
[0022]
When the shift temperature value ΔT is set to ΔT = 8 ° C., when the user sets the set temperature to, for example, 22 ° C. by using the remote controller, the control temperature becomes 30 ° C., and the
[0023]
The
[0024]
If the updated shift temperature value ΔT exceeds, for example, 4 ° C., the
[0025]
The
[0026]
Therefore, according to the
[0027]
Further, the
[0028]
As mentioned above, although this invention was demonstrated based on one Embodiment, this invention is not limited to this. For example, the
[0029]
【The invention's effect】
As described above, according to the air conditioner of the present invention, the outdoor unit including the compressor and the outdoor heat exchanger, and the indoor heat exchanger and the indoor air temperature detector attached to the ceiling of the building are provided. The indoor unit, the indoor unit, and the outdoor unit are controlled, and the indoor air detected by the indoor air temperature detector and the indoor air control temperature near the ceiling, which is a predetermined temperature away from the set temperature of the indoor air near the floor of the building. And a control device that starts and stops the indoor unit based on the temperature, the control device changes the temperature difference between the set temperature and the control temperature as the operating time elapses, or the indoor unit Because it is controlled to gradually decrease as the number of start / stop operations increases, or the temperature difference between the set temperature and the control temperature at the start of operation can be changed. The room temperature near the floor in the room can be set to the set temperature at an early stage, and the control device sets the temperature difference between the set temperature and the control temperature to be small after a predetermined time from the start of the heating operation. The room temperature in the vicinity of the floor surface can be made consistent with the set temperature and stabilized.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall side view showing one embodiment of an air conditioner according to the present invention.
FIG. 2 is a refrigerant circuit diagram of the air conditioner of FIG.
3 shows the temperature distribution in the room of FIG. 1, (A) is a temperature distribution diagram at the start of the heating operation, and (B) is a temperature distribution diagram when a predetermined time has elapsed from the start of the heating operation.
FIG. 4 is a flowchart executed by the control device of FIG. 2;
FIG. 5 is a graph showing the relationship between room temperature and time during heating operation.
[Explanation of symbols]
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