JP3789265B2 - Surgical drape - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、手術時に患者の手術箇所のみを露出させ、その他の部分を覆い隠すための使い捨ての手術用ドレープに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、手術時において、患者の手術箇所のみを露出させるための開口部をもち、その他の部分を覆い隠すため手術用ドレープが利用されている。この手術用ドレープは、患者を清潔な状態に維持するため、患者の体温を保持するため、患者の血液や薬液などが飛散することを防止するため、等の目的で使用される。手術用ドレープとしては、例えば綿布、不織布、綿布や不織布に撥水加工を施したものなどが存在する。
【0003】
そして、手術の種類によって手術用ドレープに求められる機能は異なる。例えば、帝王切開など多量の液体が発生する手術である場合、手術用ドレープの開口部付近において液吸収性が高いことが必要とされるが、その他の箇所は血液や薬液の飛沫でその他の部分が汚れないようにするために存在しており、そこでは高い吸収性は必要ない。また逆に、手術の種類によっては、開口部付近において撥水性が高いことが望まれ、その他の箇所はある程度の吸収性が望まれる場合もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし従来の手術用ドレープは、一枚の綿布や不織布で形成されており、全ての領域において液吸収性を高くしようとすると、若しくは撥水性を高くしようとすると、コストが高くなったり、厚みや堅さが増して使用しづらいものとなる。また、複数枚の機能が異なる手術用ドレープを使用しようとすると、設置に手間がかかり、さらにドレープどうしの間に隙間が生じるので、清潔な状態の維持という点で問題が生じる。
【0005】
また、機能が異なる複数のシートを接合して手術用ドレープを形成すると、複数のシートの縁部どうしの接合部を血液や薬液が透過し、前記接合部からその下の床面などへ前記血液や薬液が浸透するおそれがある。
【0006】
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、部分的に液吸収性または撥水性を異ならせた手術用ドレープを提供することを目的としている。
【0007】
また前記液吸収性または撥水性を異ならせたシートを接合する際に、シートどうしの接合部から床面への血液や薬液の浸透を防止できるようにした手術用ドレープを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、不織布で形成された表面層を有し、且つ手術部位を露出させるための開口部またはU字端部が設けられたドレープであって、
液吸収性または撥水性の相違する表面層を有する複数のシートの縁部どうしが接合されて、前記開口部または前記U字端部の周辺領域での前記表面層が、前記周辺領域以外の領域の前記表面層に比べて、液吸収性または撥水性が高くなっており、
シートどうしの接合部では、一方のシートの縁部が裏面が上向きとなるように折り返されて前記一方のシートの表面に接合され、他方のシートの裏面が、折り返された前記縁部の上向きの前記裏面上に接合されていることを特徴とするものである。
【0009】
本発明の手術用ドレープは、部分的に液吸収性または撥水性が異なる。よって、様々な手術において一枚の手術用ドレープで対応できる。特に手術部位を露出させるための開口部またはU字端部の周辺部、すなわち血液や薬液の流出量の多い領域で、表面層の液吸収性または撥水性を高めたので、血液や薬液の吸収や撥水機能を十分に発揮できる。またそれ以外の領域で、液吸収性または撥水性を低くすることにより、手術用ドレープを低コストに製造することができる。
【0011】
複数のシートを接合すると、液吸収性または撥水性の異なるシートを別々に裁断して使用できる。またシートから面積の大きい1枚のドレープを裁断する必要が無く、製造が容易である。
【0012】
また、前記他方のシートは、折り返された前記縁部上から前記一方のシートの表面に延出し、延出した前記他方のシートの裏面が、前記一方のシートの表面に接合されていることが好ましい。
【0013】
このように、一方のシートの縁部を折り返し、この折り返した縁部と他方のシートの縁部とを、裏面どうしで接合することにより、前記一方のシート上を流れる血液や薬液が前記折り返し部で遮蔽され、シートどうしの接合部から床面へ前記血液や薬液が流出しにくくなる。
【0014】
また、前記一方のシートの縁部は、前記開口部または前記U字端部から離れる方向へ折り返されていることが好ましい。
【0015】
この構成では、手術部位を露出させるための開口部またはU字端部から周辺に向って流れる血液や薬液が、周辺領域のシートへ向う際に、シートどうしの接合部を血液等の流れに従って乗り越えていくようになり、シートどうしの接合部から裏面側への血液等の浸出を有効に防止できる。
【0016】
また、本発明の手術用ドレープは、不織布で形成された前記表面層と、不織布で形成された裏面層との間に、不透液性層が挟まれた3層構造をもつものとすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の手術用ドレープを図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の手術用ドレープの平面図である。図2(A)はシートの接合状態を説明する断面図、図2(B)は図1および図3のII−II線による断面図、図3は接合されたシートどうしをさらに接合する状態を示す斜視図である。
【0018】
本発明の手術用ドレープ1は、図1に示すように、複数枚のシート11、12、13、14、15、16、17、18、19が接合されて形成されている。この手術用ドレープ1Aは、一辺が1〜4m程度の長方形である。そして手術用ドレープ1Aの中央には、患者の手術部位を露出させるための開口部2が設けられている。このため、患者の手術部位以外の箇所は手術用ドレープ1Aによって覆い隠される。なお、手術用ドレープ1Aが脚や腕などの手術に用いられる場合、開口部2には伸縮性のフィルムが設けられ、開口部2に患者の脚や腕を通したとき、脚や腕にフィルムが密着し、結果患者の皮膚と開口部2との間に隙間が生じないようにしてもよい。
【0019】
手術用ドレープ1Aを構成するシートは、液吸収性がそれぞれ異なる。まず、手術用ドレープ1Aの中央に位置し、開口部2が設けられているシート11が、他のシートと比較して最も液吸収性が高くなっている。そして、シート11の上下左右に連続するシート12、13、14、15が、シート11より液吸収性が低く、且つ残りのシート16、17、18、19より液吸収性が高くなっている。すなわち、開口部2の付近が最も液吸収性が高く、開口部2から離れるにしたがって液吸収性が低くなっている。使用時には、液体が多量に発生する開口部2付近ではその液体を充分吸収できる。そして、開口部2から離れた箇所では、液吸収性は低くても、少量の飛沫であれば充分捕獲し得るので、患者や床や周りの器具などが汚れることを十分防止できる。
【0020】
各シートは、図2(A)(B)の断面図からわかるように、不透液性の中間層6の両面を表面層5と裏面層7とで挟んだ3層構造を持っている。各層は、ホットメルト接着剤などで互いに接合されている。
【0021】
外側に向けられる表面層5は、親水性または親水化処理が施された繊維で形成された不織布であり、例えば、スパンレース不織布、サーマルボンド不織布、ポイントボンド不織布、スパンボンド不織布、エアースルー不織布である。不織布の好ましい具体的構成としては、目付が20〜100g/m2、更に好ましくは35〜55g/m2である。
【0022】
患者側に向けられる裏面層7を、不織布または織布で形成すると、患者側の液体も吸収できるので好ましい。ただし、不織布の方が安価なので好ましい。不織布として、例えば、スパンレース不織布、サーマルボンド不織布、ポイントボンド不織布、スパンボンド不織布、エアースルー不織布である。不織布の好ましい具体的構成としては、目付が15〜100g/m2、更に好ましくは15〜30g/m2である。
【0023】
表面層5と裏面層7とで挟まれる中間層6は、不透液性の素材で構成されることが好ましい。中間層6が不透液性であれば、水分や汚れや細菌を裏面層7側まで通さず、患者が汚染されることがない。不透液性の素材としては、可撓性のあるフィルム、例えばポリオレフィン系のポリエチレン(PE)フィルムや共重合体フィルム、通気性フィルムなどがあげれられる。また、合成ゴム、天然ゴムのシートも使用できる。このなかでも厚み15〜70μm、更に好ましくは18〜30μmのポリエチレンシートが好ましい。
【0024】
ただし、表面層5のみで、また表面層5と中間層6のみで本発明の手術用ドレープを形成しても良い。また、シートどうしが互いに異なる層構造をもち、例えば中央のシート11のみを前記3層構造とし、その他のシートを1層または2層構造として良い。そのほか、前記3層構造にさらに他のシートを積層させた多層構造のシートを用いて手術用ドレープを形成してもよい。
【0025】
各シートは、外側の(表面層5の上に位置する)液体が、患者側に漏れないように接合される。図2(A)(B)は、シート11とシート13との接合構造を示している。まず図2(A)に示すように、隣合うシートどうしであるシート11とシート13との縁部11e、13eがZ方向における図示上側へ曲げられた状態で、縁部11eと縁部13eにおいて両シート11と13の裏面層7どうしが接合される。このとき、一方のシート13の縁部13eの曲げ寸法(端部の幅寸法)13wを、他方のシート11の縁部11eの曲げ寸法11wより短くなるようにして、シート11とシート13の裏面層7どうしが接着剤で接合される。
【0026】
そして図2(B)に示すように、裏面どうしが接合された縁部11eと縁部13eとが、一方のシート13の表面層5の上に倒され、折り返された縁部13eの表面層5eがシート13の表面層5と接着剤で接合される。他方のシート11の縁部11eは、一方のシート13の縁部13eから延出しているが、この延出している縁部11eの裏面層7eが、折り返された前記縁部13eを乗り越えて、シート13の表面層5に接着剤で接合される。
【0027】
すなわち、図2(B)に示すように、シート11とシート13との接合部では、一方のシート13の縁部13eが、その裏面が上向きになるように二つ折りされて折り返された部分でシート13の表面層5,5eどうしが互いに接合される。さらに他方のシート11の縁部11eでの裏面層7eは、折り返されている前記縁部13eの裏面層に接合されると共に前記縁部13eを乗り越えて一方のシート13の表面層5の上に延び、他方のシート11の裏面層7eと、一方のシート13の表面層5とが互いに接合された状態となる。
【0028】
この接合構造では、シート13の表面を流れる液体が、縁部11eにより堰きとめられ、縁部13eの裏面と縁部11eの裏面との接合部まで至ることがない。またシート11の表面1sを流れる液体は、シート11の延出部の表面に従って、シートどうしの接合部を乗り越えて、シート13の表面層へ至るため、この液体もシートどうしの接合部から床面方向へ滲み出ることがない。
【0029】
図3は、シート11とシート13とが接合された接合シート11−13と、シート14とシート18とが接合された接合シート14−18とを、さらに縁部どうしで接合する構造を示している。このときには、接合シート11−13の縁部11−13Aと、接合シート14−18の縁部14−18Aとが曲げられて裏面層どうしが(i)で示すように接着接合される。さらに縁部11−13Aと縁部14−18Aとが接合された状態で、両縁部が(ii)方向と(iii)方向へ倒され、接合シート14−18上に接合される。
【0030】
このとき縁部11−13Aが、折り返された縁部14−18Aよりも長く、縁部11−13Aが接合シート14−18の表面層上に延出するようにし、延出した縁部11−13Aが、接合シート14−18の表面層に接合される。
【0031】
よって接合シート11−13と接合シート14−18との接合部においても、断面形状は図2(B)と同等になる。
【0032】
なお、図2に示されるシート13の縁部13eの折り返し方向は、前記開口部2から離れる向きであり、シート11は前記開口部2から離れる方向へ延びながら前記縁部13eを乗り越えてシート13の表面に延びている。同様に接合シート14−18の縁部14−18Aの折り返し方向は、前記開口部2から離れる向きであり、接合シート11−13の縁部11−13Aは、開口部2から離れる方向へ延びて前記縁部14−18Aの上を乗り越えて、接合シート14−18の表面に接合されている。
【0033】
したがって、開口部2から周囲へ向って流れる液体は、図2(B)の図示左方向へ向うことになり、縁部11eや縁部11−13Aの延出方向に沿って、接合部を乗り越えて流出できるようになる。縁部11eおよび縁部11−13Aの延出方向を液体の主な流れ方向に一致させているため、シートどうしの接合部から裏面側へ液体が流出しにくくなる。
【0034】
この手術用ドレープ1Aにおいては、液吸収性が高い順にシート11>シート12、13、14、15>シート16、17、18、19となっているが、中央のシート11以外は液吸収性がすべて等しいものであってもよい。その場合、シート16、15、19、またはシート17、13、18は一枚の連続するシートで形成されていてもよい。
【0035】
さらにまた本発明の手術用ドレープには透視部が設けられていても良い。例えば、手術用ドレープ1Aの端部に該当するシート18を、不織布ではなく透明フィルムで形成し、透視部を設ける。この場合手術中において、患者を載せる台に取り付けられた操作盤が前記透視部を介して見ることが可能となり、操作を確実かつ迅速に行なえるようになる。
【0036】
図4は本発明の手術用ドレープの他の実施の形態を示す平面図である。図4に示す手術用ドレープ1Bでは、その端部1aにおいて、前記開口部2の代わりに手術用ドレープ1Bの中央へと延びるU字凹部3が形成されている。手術用ドレープ1Bは、U字凹部3から患者の頭などが露出するようにして使用する。
【0037】
手術用ドレープ1Bは前記手術用ドレープ1Aと同様に、複数枚シート21、22、23、24を接合して形成している。そして、各シートは互いに撥水性及び液吸収性が異なる。まず、前記U字凹部3が設けられているシート21が、最も撥水性が高いシートで形成されている。そして、シート21の左右に連続するシート22、23では、シート21より撥水性が低くされている。さらに、シート21、22、23の下に連続するシート24では、シート21、22、23より液吸収性が高くなっている。使用時には、発生した液体がU字凹部3の周辺においては吸収されない。そして、手術部位から離れた位置にあるシート24においては飛沫などは十分吸収されることとなる。
【0038】
撥水性の高いシート21は、疎水性繊維もしくは疎水性処理が施された親水性繊維で形成された不織布、樹脂コーティングされた不織布などで形成できる。なお、不織布としては、前記表面層5で述べた不織布を使用することができる。さらに、シート21は、前記手術用ドレープ1Aに用いられるシートと同様に3層構造であることが好ましい。
【0039】
その他、本発明の手術用ドレープは四角形状に限らず、円形や多角形などであってもよい。さらにまた、本発明の手術用ドレープは人間に用いるだけではなく、動物を対象として用いても良い。
【0040】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の手術用ドレープは、部分的に液吸収性または撥水性が異なる。よって、様々な手術において一枚の手術用ドレープで対応できる。
【0041】
本発明の手術用ドレープを、液吸収性または撥水性が異なる複数枚のシートから形成すると、機能が互いに異なる種々のシートを必要に応じて組合せることが可能であり、また簡単に且つ低コストで得ることができる。この手術用ドレープでは、不必要な箇所にまで様々な機能を付与する必要がなくなるため、全体としての使用しやすさを低下させることがない。
【0042】
さらに、各シートの接合をシートの裏面どうしが対面するようにして接合すると、表面の液体が患者側へと漏れない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の手術用ドレープの平面図
【図2】(A)はシートの接合状態を説明する断面図、(B)は図1及び図3のII−II線による断面図
【図3】接合シートどうしの接合状態を示す斜視図
【図4】本発明の手術用ドレープの他の実施の形態を示す平面図
【符号の説明】
1A、1B 手術用ドレープ
1s 表面
1a 端部
2 開口部
3 U字凹部
5 表面層
6 中間層
7 裏面層
11、12、13、14、15、16、17、18、19 シート
11e、13e 端部
13w、11w 寸法
21、22、23、24 シート[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a disposable surgical drape for exposing only a surgical site of a patient and covering other parts during surgery.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, during operation, a surgical drape has been used to have an opening for exposing only a surgical site of a patient and to cover other portions. This surgical drape is used for the purpose of maintaining the patient in a clean state, maintaining the patient's body temperature, and preventing the patient's blood and chemicals from being scattered. Examples of the surgical drape include cotton cloth, non-woven cloth, and cotton cloth or non-woven cloth subjected to water repellent finish.
[0003]
The function required for the surgical drape differs depending on the type of surgery. For example, in the case of surgery that produces a large amount of liquid, such as caesarean section, it is necessary that the liquid absorbency is high near the opening of the surgical drape, but other parts are splashed with blood or chemicals and other parts Is present to prevent soiling, where high absorbency is not required. Conversely, depending on the type of surgery, high water repellency is desired in the vicinity of the opening, and some degree of absorbency may be desired in other locations.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, conventional surgical drapes are made of a single piece of cotton or non-woven fabric, and if it is attempted to increase liquid absorbency or increase water repellency in all areas, the cost, thickness, Hardness increases and it becomes difficult to use. In addition, if a plurality of surgical drapes having different functions are used, installation takes time and a gap is generated between the drapes, which causes a problem in terms of maintaining a clean state.
[0005]
In addition, when a plurality of sheets having different functions are joined to form a surgical drape, blood or a drug solution permeates through joints between edges of the plurality of sheets, and the blood passes from the joints to the floor surface below the joints. Or chemicals may penetrate.
[0006]
The present invention solves the above-described conventional problems, and an object thereof is to provide a surgical drape having partially different liquid absorbency or water repellency.
[0007]
Another object of the present invention is to provide a surgical drape capable of preventing the penetration of blood and chemicals from the joint between the sheets to the floor surface when joining sheets having different liquid absorbency or water repellency. Yes.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The present invention is a drape having a surface layer formed of a nonwoven fabric and provided with an opening or a U-shaped end for exposing a surgical site,
Edges of a plurality of sheets having surface layers with different liquid absorbability or water repellency are joined together, and the surface layer in the peripheral region of the opening or the U-shaped end is a region other than the peripheral region compared to the surface layer, a liquid-absorbent or water repellency are high Kuna',
At the joint between the sheets, the edge of one sheet is folded back so that the back surface faces upward, and is joined to the surface of the one sheet, and the back surface of the other sheet is turned upward of the folded edge It is bonded on the back surface .
[0009]
The surgical drape of the present invention is partially different in liquid absorbency or water repellency. Therefore, a single surgical drape can be used in various operations. The absorption of blood and chemicals has been improved because the surface layer has improved liquid absorbency or water repellency, especially in the periphery of the opening for exposing the surgical site or the end of the U-shaped end, that is, in the region where the outflow of blood or chemicals is large. And water repellent function. Further, by reducing the liquid absorbency or water repellency in other regions, a surgical drape can be produced at a low cost.
[0011]
When a plurality of sheets are joined, sheets having different liquid absorbency or water repellency can be cut separately and used. Further, it is not necessary to cut one drape having a large area from the sheet, and the production is easy.
[0012]
In addition, the other sheet extends from the folded edge to the surface of the one sheet, and the back surface of the other sheet that extends is joined to the surface of the one sheet. preferable.
[0013]
In this way, the edge of one sheet is folded, and the folded edge and the edge of the other sheet are joined to each other by the back surfaces, so that blood and chemicals flowing on the one sheet can be folded. This prevents the blood and the chemical solution from flowing out from the joint between the sheets to the floor surface.
[0014]
Moreover, it is preferable that the edge part of said one sheet | seat is return | folded in the direction away from the said opening part or the said U-shaped edge part.
[0015]
In this configuration, when blood or chemicals flowing toward the periphery from the opening or the U-shaped end for exposing the surgical site travels to the sheet in the peripheral region, the junction between the sheets is overcome according to the flow of blood or the like. As a result, it is possible to effectively prevent the leaching of blood or the like from the joint portion between the sheets to the back surface side.
[0016]
The surgical drape of the present invention has a three-layer structure in which a liquid-impermeable layer is sandwiched between the surface layer formed of a nonwoven fabric and a back layer formed of the nonwoven fabric. Can do.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the surgical drape of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a plan view of the surgical drape of the present invention. 2A is a cross-sectional view illustrating the joining state of the sheets, FIG. 2B is a cross-sectional view taken along the line II-II in FIGS. 1 and 3, and FIG. 3 illustrates a state in which the joined sheets are further joined together. It is a perspective view shown.
[0018]
As shown in FIG. 1, the surgical drape 1 of the present invention is formed by joining a plurality of
[0019]
The sheets constituting the
[0020]
As can be seen from the cross-sectional views of FIGS. 2A and 2B, each sheet has a three-layer structure in which both surfaces of the liquid-impermeable
[0021]
The
[0022]
It is preferable to form the
[0023]
The
[0024]
However, the surgical drape of the present invention may be formed with only the
[0025]
Each sheet is bonded so that the outer liquid (located on the surface layer 5) does not leak to the patient side. 2A and 2B show a joining structure of the
[0026]
Then, as shown in FIG. 2B, the
[0027]
That is, as shown in FIG. 2 (B), at the joint between the
[0028]
In this joining structure, the liquid flowing on the surface of the
[0029]
FIG. 3 shows a structure in which the joining sheet 11-13 in which the
[0030]
At this time, the edge 11-13A is longer than the folded edge 14-18A so that the edge 11-13A extends on the surface layer of the bonding sheet 14-18, and the extended edge 11- 13A is bonded to the surface layer of the bonding sheet 14-18.
[0031]
Therefore, the cross-sectional shape of the joint portion between the joint sheet 11-13 and the joint sheet 14-18 is the same as that shown in FIG.
[0032]
The folding direction of the
[0033]
Accordingly, the liquid flowing toward the periphery from the opening 2 is directed to the left in the drawing of FIG. 2B, and overcomes the joint along the extending direction of the
[0034]
In this
[0035]
Furthermore, the surgical drape of the present invention may be provided with a see-through part. For example, the sheet |
[0036]
FIG. 4 is a plan view showing another embodiment of the surgical drape of the present invention. In the
[0037]
The
[0038]
The highly water-
[0039]
In addition, the surgical drape of the present invention is not limited to a rectangular shape, and may be a circular shape or a polygonal shape. Furthermore, the surgical drape of the present invention may be used not only for humans but also for animals.
[0040]
【The invention's effect】
As described in detail above, the surgical drape of the present invention is partially different in liquid absorbency or water repellency. Therefore, a single surgical drape can be used in various operations.
[0041]
When the surgical drape according to the present invention is formed from a plurality of sheets having different liquid absorbability or water repellency, various sheets having different functions can be combined as needed, and it is simple and low cost. Can be obtained at In this surgical drape, since there is no need to provide various functions to unnecessary portions, the ease of use as a whole is not reduced.
[0042]
Further, when the sheets are joined so that the back surfaces of the sheets face each other, the liquid on the surface does not leak to the patient side.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view of a surgical drape according to the present invention. FIG. 2A is a cross-sectional view illustrating a joined state of sheets, and FIG. 1B is a cross-sectional view taken along line II-II in FIGS. 3] Perspective view showing the joining state of the joining sheets. [FIG. 4] Plan view showing another embodiment of the surgical drape of the present invention.
1A,
Claims (4)
液吸収性または撥水性の相違する表面層を有する複数のシートの縁部どうしが接合されて、前記開口部または前記U字端部の周辺領域での前記表面層が、前記周辺領域以外の領域の前記表面層に比べて、液吸収性または撥水性が高くなっており、
シートどうしの接合部では、一方のシートの縁部が裏面が上向きとなるように折り返されて前記一方のシートの表面に接合され、他方のシートの裏面が、折り返された前記縁部の上向きの前記裏面上に接合されていることを特徴とする手術用ドレープ。A drape having a surface layer formed of a non-woven fabric and provided with an opening or a U-shaped end for exposing the surgical site;
Edges of a plurality of sheets having surface layers with different liquid absorbability or water repellency are joined together, and the surface layer in the peripheral region of the opening or the U-shaped end is a region other than the peripheral region compared to the surface layer, a liquid-absorbent or water repellency are high Kuna',
At the joint between the sheets, the edge of one sheet is folded back so that the back surface faces upward, and is joined to the surface of the one sheet, and the back surface of the other sheet is turned upward of the folded edge A surgical drape, wherein the surgical drape is bonded onto the back surface .
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36906699A JP3789265B2 (en) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | Surgical drape |
Applications Claiming Priority (1)
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