JP3784118B2 - Exposure equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、液晶分子を配向させる配向膜の形成に好適な露光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
配向膜を形成する典型的な方法は、基板若しくは基板上に形成された配向膜形成材料を布等により所定方向に擦る方法(いわゆるラビング法)である。しかしラビング法は、その後の洗浄工程が必須になる、基板上に配向方向の異なる微小領域を混在させることが難しい等の問題がある。
【0003】
これら問題の解決が期待できる技術として、例えば文献I(Mol.Cryst.Liq.Cryst.1994,Vol.251,pp.191-208 の特にp.191,pp.195-198)に開示された技術がある。それは、偏光を照射するとその部分が液晶に対する配向膜としての機能を示すようになる材料を用いる技術である。
【0004】
詳細には、ある種のポリマ(文献Iではproprietary polymer と記載されている)の膜を基板上に形成し、次にこの膜にレーザビームであって偏光させたレーザビーム(以下、偏光レーザビーム)を走査しながら照射し、次にこのように処理された基板を用い液晶セルを構成する。すると、液晶はラビング法と同程度のチルト角を示すようになるという(文献Iの第198頁のTable 3)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この文献Iに開示の技術の場合、ある種のポリマに対し偏光レーザビームを走査する必要がある。レーザビームを走査することから、配向膜形成時間は長時間になってしまう。
【0006】
従来技術において偏光レーザビームを用いているのは、現在のところ、偏光を広い領域に対して一括露光できる技術がないからである。
【0007】
配向膜を簡易に形成することができる新規な方法と、偏光を広い領域に一括露光できる新規な露光装置とが望まれる。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そこでこの出願に係る発明者は種々の検討を重ねた。その結果、ある種の回折格子は、これに光を照射するとその光中の第1の偏光(S偏光またはP偏光)を主として反射するという事実に着目した。そしてこの反射光は、偏光を照射するとその部分が液晶に対する配向膜としての機能を示すようになる材料を配向膜化するときに必要とされる偏光として、利用できるのではないかと考えた。
【0009】
先ずこの発明を理解するための参考例について説明する。この参考例の配向膜の形成方法によれば、偏光を照射するとその部分が液晶に対する配向膜としての機能を示すようになる材料に、偏光を照射して、配向膜を形成する方法において、第1の偏光を主として反射する反射型の回折格子に光源からの光を照射して回折格子による反射光を生じさせ、反射光を材料に照射する。
【0010】
なお、この参考例において、第1の偏光を主として反射するとは、第1の偏光のみを反射する場合、第2の偏光もある程度は反射するが第1の偏光を主として反射する場合、いずれも含む意味である(以下、同様)。
【0011】
この参考例の配向膜の形成方法によれば、所定の回折格子から反射される反射光を配向膜形成のための偏光として利用する。
【0012】
所定の回折格子からの反射光は、レーザビームに比べて露光範囲が充分広い光である。その分、偏光を一括露光できる面積が拡大するので、配向膜の形成時間を短縮することができる。
【0013】
また一括露光が可能であるということは、ホトマスクを介しての選択的な露光が可能なことも意味する。すると、例えば微小面積同士で隣接する複数の露光領域を順次に露光する際に、各露光領域ごとで露光光の偏光の向きを必要に応じ変えて露光を順次に行なえる。したがって、液晶セルのある表示領域中に偏光方向が2以上混在している状態(いわゆるマルチドメイン)を、容易に生じさせることも可能になると考えられる。
【0014】
ここで、偏光を生じさせる手段には、透過型の偏光手段もある。しかし透過型の偏光手段であって比較的大きな面積の偏光手段は、一般に高分子膜に二色性を持たせたものである。このような偏光手段は例えば光劣化が生じ易いと考えられる。これに対しこの参考例の形成方法では、反射型の回折格子により偏光を生じさせる。この反射型の回折格子は、基本的には、下地に多数の溝をこれら溝が所定ピッチで並ぶよう形成したものであるので、強固な材料で構成し易い。そのため、この参考例では偏光手段(反射型の回折格子)の光劣化は生じにくいと考えられる。
【0015】
また、透過型の偏光手段であつて紫外光用のものはなかなか入手しずらいのに対し、反射型の回折格子では紫外光に対し偏光を与える回折格子が実現されている(例えば米国ミルトンロイ(MILTON ROY)社製の回折格子。詳細は後述する。)。一方、偏光を照射するとその部分が液晶に対する配向膜としての機能を示すようになる材料は、紫外光に感応するものも存在する。しかも、配向膜形成用の新規な露光装置(後述する露光装置の発明)を構築するに当たり、半導体装置用や液晶装置用の露光装置で培われてきた技術を利用することを考えると、光源としてはこれら従来の露光装置で高い実績を持つ光源、すなわち超高圧水銀ランプなどのような紫外光を主として発する光源が用いられると考えられる。このようなことからも、反射型の回折格子を用いるのが好ましいと考えられる。
【0016】
また、この参考例の露光装置によれば、光源と、光源から発せられる光を被露光物に導く1以上の反射手段とを具える露光装置において、1以上の反射手段のうちの少なくとも1つの反射手段を、第1の偏光を主として反射する反射型の回折格子で構成する。
【0017】
この参考例の露光装置(以下、参考例の露光装置という)によれば、偏光を広い露光領域に一括露光することが可能な露光装置が実現される。
【0018】
ここで、偏光を生じさせる手段には、透過型の偏光手段もある。しかし透過型の偏光手段であって比較的大きな面積の偏光手段は、一般に高分子膜に二色性を持たせたものである。このような偏光手段は例えば光劣化が生じ易いと考えられる。これに対しこの参考例の露光装置では、偏光を生じさせる手段として反射型の回折格子を具える。この反射型の回折格子は、基本的には、下地に多数の溝をこれら溝が所定ピッチで並ぶよう形成したものであるので、強固な材料で構成し易い。そのため、参考例の露光装置では偏光手段(反射型の回折格子)の光劣化は生じにくいと考えられる。従って、耐久性に富む露光装置が実現できると考えられる。
【0019】
また、透過型の偏光手段であって紫外光用のものはなかなか入手しずらいのに対し、反射型の回折格子では紫外光に対し偏光を与える回折格子が実現されている(例えば米国ミルトンロイ(MILTON ROY)社製の回折格子。詳細は後述する。)。一方、偏光を照射するとその部分が液晶に対する配向膜としての機能を示すようになる材料は、紫外光に感応するものも存在する。しかも、配向膜形成用の新規な露光装置を構築するに当たり、半導体装置用や液晶装置用の露光装置で培われてきた技術を利用することを考えると、光源としてはこれら従来の露光装置で高い実績を持つ光源すなわち高圧水銀ランプなどのような紫外光を主として発する光源を用いるのが好ましい。このようなことからも、反射型の回折格子を用いて露光装置を実現するのが好ましいと考えられる。
【0020】
なお、従来の典型的な露光装置は、光源の光を被露光物側に導く個別のレンズを多数有しかつ個別のレンズそれぞれを出た光同士が重なるよう光を出力する多眼型レンズと、当該光源とを具える。このような露光装置に、参考例の露光装置を適用する場合は、前記光源と前記多眼型レンズとの間に、前記光源からの光中の第1の偏光を主として反射してそれを前記多眼型レンズに導く反射型の回折格子を設けるのが好適であり、この構成の露光装置がこの出願の第1の発明である。
【0021】
ここでいう多眼型レンズとは、インテグレータまたはフライズアイレンズ等と称される公知の光学部品のことである。典型的には、複数のフライアイレンズ等を組合せたレンズ群のことである。光源からの光を被露光物に均等に照射するための光学部品である。
【0022】
この好適例であると、第1の偏光を主として反射する反射型の回折格子は、多眼型レンズの入力側に位置することになる。すると多眼型レンズから出た光に対し前記回折格子が直接影響することがない。そのため多眼型レンズの上記の機能を損ねる危険が少ない。また一般に、反射手段は光源側に設けた方が反射手段自体の面積は小さくて済む。これは前記回折格子自体の面積も小さく出来ることを意味する。そのた回折格子の製作を容易にでき、かつ、価格も低くできると考えられる。
【0023】
またこの出願では、以下の様な露光装置の発明(以下、露光装置の第2の発明という。)を主張する。
【0024】
すなわち、光源の光を被露光物側に導く個別のレンズを多数有しかつ個別のレンズそれぞれを出た光同士が重なるよう光を出力する多眼型レンズと、当該光源とを具えた露光装置において、前記光源と前記多眼型レンズとの間に第1の偏光を主として透過する透過型の偏光手段を具えた露光装置も主張する。
【0025】
なお、この発明において、第1の偏光を主として透過するとは、第1の偏光のみを透過する場合、第2の偏光もある程度は透過するが第1の偏光を主として透過する場合いずれも含む意味である(以下、同様)。
【0026】
この露光装置の第2の発明では透過型の偏光手段を用いるがそれは多眼型レンズの入力側に設けられるので、比較的小型で済む。そのため、透過型であっても光劣化の比較的生じにくい偏光手段を用いることができると考えられる。例えば、結晶を用いた偏光手段などである。
【0027】
さらに、透過型の偏光手段を多眼型レンズの入力側に設けるので、多眼型レンズから出た光に対し透過型の偏光手段が直接影響することがない。そのため多眼型レンズの機能を損ねる危険が少ない。
【0028】
またこの露光装置の第2の発明の実施に当たり、透過型の偏光手段は、多眼型レンズに含まれる個別のレンズ全体に共通な偏光手段としても良いが、個別のレンズそれぞれに透過型の偏光素子をそれぞれ対向させ構成した偏光素子群で構成するのが好適である。こうすると、個々の偏光素子は小型のもので済む。大型でかつ性能の良い透過型の偏光素子は入手しずらいが、小型であれば性能の良い透過型の偏光素子を入手し易い。この好適例は、性能の良い透過型の偏光手段を用いた露光装置の実現を可能にすると考えられる。
【0029】
また露光装置の第1および第2の発明の実施に当たり、露光装置に設ける光源は、被露光物が必要とする波長の光を発する任意の光源とすることができる。ただし、光源を、主として紫外線を発する光源とするのが良い。なぜなら、▲1▼:偏光を照射するとその部分が液晶に対する配向膜としての機能を示すようになる材料は、紫外光に感応するものが主流になると予想されること、▲2▼:半導体装置用や液晶装置用の露光装置で培われてきた技術を利用することを考えると、光源としてはこれら従来の露光装置で高い実績をもつ紫外光光源を用いるのが好ましい等の理由からである。紫外光光源としては、放電灯ランプ、具体的には超高圧水銀灯、高圧水銀灯、マーキュリーキセノンランプ等を挙げることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して参考例及びこの出願の各発明の実施の形態について説明する。しかしながら説明に用いる各図はこの発明を理解することが出来る程度に概略的に示してあるにすぎない。また説明に用いる各図において同様な構成成分については同一の番号を付して示しその重複する説明を省略することもある。
【0031】
1.反射型の回折格子の説明および配向膜の形成方法の説明
先ず、参考例の配向膜の形成方法および参考例の露光装置のそれぞれで用いる反射型の回折格子について説明する。
【0032】
これらの参考例で用いることができる反射型の回折格子としては、例えば米国のミルトンロイ(MILTON ROY)社製の回折格子を挙げることができる。具体的には同社のカタログに記載されていてシリアル番号5185−1−1−1と称される回折格子や、シリアル番号5188/FZ10と称される回折格子を挙げることができる。
【0033】
シリアル番号5185−1−1−1と称される回折格子は、溝を2400本/mmの密度で有した回折格子である旨、前記カタログには記載されている。一方、シリアル番号5188/FZ10と称される回折格子は、溝を3600本/mmの密度で有した回折格子である旨、前記カタログには記載されている。
【0034】
前者の回折格子の反射特性は図1のようである。また、後者の回折格子の反射特性は図2のようである。
【0035】
図1、図2はいずれも上記カタログから引用した当該回折格子の反射特性である。波長(μm)を横軸にとり、反射率(%)を縦軸にとり、S偏光およびP偏光それぞれの反射率の波長依存性を示した図である。ただし、光照射対象物をアルミニウムとした場合の反射特性を、比較例として併記してある。
【0036】
図1、図2中のSは当該回折格子でのS偏光の反射率の波長依存性、Pは当該回折格子でのP偏光の反射率の波長依存性である。また図1、図2中のALは上記した比較例(アルミニウムに対する反射特性)である。
【0037】
図1、図2から、上記の回折格子は、入射光の波長に応じ、第1の偏光(S偏光またはP偏光)を主として反射する反射型の回折格子となり得ることが理解できる。
【0038】
具体的には、前者の回折格子の場合は、図1から分かるように、波長0.3μm付近のP偏光に対する反射率は90%程度であるのに対し、同波長付近のS偏光に対する反射率は30%程度でしかない。さらに、波長0.5〜0.7μm付近のP偏光に対する反射率は35〜10%程度しかないのに対し、同波長付近のS偏光に対する反射率は90%以上にもなる。
【0039】
また後者の回折格子の場合は、図2から分かるように、波長0.25μm付近のP偏光に対する反射率は80%程度であるのに対し、同波長付近のS偏光に対する反射率は数%程度でしかない。さらに、波長0.4〜0.5μm付近のP偏光に対する反射率は30〜10%程度しかないのに対し、同波長付近のS偏光に対する反射率は90%以上にもなる。
【0040】
これからして、上記の回折格子に光源例えば超高圧水銀ランプ等の紫外線光源から光を照射して該回折格子による反射光を生じさせると、この反射光は第1の偏光を主とする光になると考えられる。
【0041】
なお光源からの光は好適なフィルタを通して照射するのが良い。こうすると、P偏光、S偏光の反射率比の大きな波長の光を回折格子に選択的に照射することができるからである。
【0042】
一方、配向膜の形成は例えば次のように行なえば良いと考えられる。
好適な基板上に、例えば文献I(Mol.Cryst.Liq.Cryst.1994,Vol.251,pp.191-208 )に開示されたある種のポリマ(文献I中のproprietary polymer )の膜を形成する。この膜に対し、回折格子からの反射光を照射する。反射光は第1の偏光を主とする光であるので、膜の反射光が照射された部分は配向膜化すると考えられる。
【0043】
反射光を照射する際は、所定部分が光透過窓とされたホトマスクを介して照射をすることもできる。こうすると選択的な露光を容易に行なうことができる。
【0044】
この配向膜の形成方法によれば、偏光を広い領域に一括照射できるので、配向膜を形成する時間をレーザビームを用いていた場合に比べ短縮することができる。
【0045】
2.参考例の露光装置及び露光装置の第1の発明の説明
ここでは、参考例の露光装置の第1の実施の形態、露光装置の第1の発明の第1の実施の形態、参考例の露光装置の第2の実施の形態及び露光装置の第1の発明の第2の実施の形態についてそれぞれ説明する。
【0046】
2−1.参考例の露光装置の第1の実施の形態
図3は典型的な露光装置の1つの例を示した図である。文献II(「電子材料」、工業調査会発行、1995年7月号別冊、第95頁)に開示された露光装置を引用した図である。文献IIにてプロキシミティ露光方式の露光装置と説明されている装置である。
【0047】
この露光装置は、光源としての超高圧水銀灯11と、楕円凹面鏡13と、第1の反射手段15と、コリメータ17と、多眼型レンズとしてのインテグレータ(フライズアイレンズ)19と、第2の反射手段21と、コンデンサレンズ23とを具えている。なお、図3中25は被露光物を示している。
【0048】
楕円凹面鏡13は光源11の近傍に設けてある。この楕円凹面鏡13は、超高圧水銀灯11の光を第1の反射手段15の方向へ集める機能を持つ。
【0049】
第1の反射手段15は、楕円凹面鏡13に対し所定の角度で対向するよう配置してある。この第1の反射手段15は、光源11および楕円凹面境13からの光を被露光物25に導くための反射手段の1つであり、ここでは光源11からの光を第2の反射手段21の方向へ反射する機能を持つ。
【0050】
コリメータ17および多眼型レンズ19は、第1の反射手段15と第2の反射手段21との間に、第1の反射手段15側からコリメータ17および多眼型レンズ19の順で設けてある。
【0051】
多眼型レンズ19は、既に説明したが、個別のレンズを多数有しかつ個別のレンズそれぞれを出た光同士が重なるよう光を出力する機能を持つ(図8参照)。多眼型レンズ19を用いると、光源11の光を被露光物25に均等に照射することができる。
【0052】
第2の反射手段21は、光源11を出て第1の反射手段15等を経由してきた光を被露光物25に導く機能を持つ。
【0053】
コンデンサレンズ23は第2の反射手段21と被露光物25との間に設けてある。
【0054】
この露光装置の場合、第1の反射手段15および第2の反射手段21の少なくとも一方を、第1の偏光を主として反射する反射型の回折格子、たとえば図1または図2を参照して説明した回折格子で構成するのが良い。第1の反射手段15および第2の反射手段21のうちのどれを、第1の偏光を主として反射する反射型の回折格子(以下、「所定の回折格子」ともいう。)で構成するかは、設計によって決めることができる。以下に具体例を説明する。
【0055】
第1の反射手段15は、一般に第2の反射手段21より小面積のものである。したがって、第1の反射手段15を、所定の回折格子で構成した場合は、所定の回折格子は小面積のもので済むという利点が得られる。また、この場合は、所定の回折格子はた多眼型レンズ19の入力側に位置するので、所定の回折格子が多眼型レンズの出力光に影響することを防止できる。これらのことから、光源11にもっとも近い位置にある反射手段(ここでは第1の反射手段15)を、所定の回折格子で構成する考えも、この発明の露光装置を設計する際の1つの好適な手法である。
【0056】
ここで、第1の反射手段15を所定の回折格子で構成した場合、所定の回折格子で生じた偏光は多眼型レンズ19などを経由した後に被露光物に至ることになるが、こうしてもこの出願に係る発明者の実験では偏光は保存されることが確認できている(詳細は後の実施例参照。)。
【0057】
また、第2の反射手段21を、所定の回折格子で構成しても良い。この場合も広い領域に対し偏光を供給できるからである。したがって、被露光物25にもっとも近い位置にある反射手段(ここでは第2の反射手段21)を、所定の回折格子で構成する考えも、この参考例の露光装置を設計する際の1つの好適な手法といえる。
【0058】
ただし、第2の反射手段21を所定の回折格子で構成する場合は、所定の回折格子が多眼型レンズの出力側に位置することになる。そのため所定の回折格子の反射率分布が良好でない場合は多眼型レンズの機能を損ねる場合がある。被露光物25に近い位置にある反射手段は一般に大きな面積のものとなる。すると、所定の回折格子も大面積である必要が生じる。所定の回折格子は大面積になる程高価になる。これらの点は制約要因になる。
【0059】
またもちろん、第1の反射手段15および第2の反射手段21双方を所定の回折格子で構成する場合があっても良い。
【0060】
なおいままでの説明では、既存の反射手段15、21の少なくとも一方を所定の回折格子に置換する例を説明した。しかし、既存の反射手段とは別に、所定の回折格子で構成した反射手段を好適な位置に新たに設ける考えも、この参考例の範囲に含まれることはもちろんである(以下の各実施の形態において同じ)。
【0061】
また、反射手段を所定の回折格子で構成するとは、既存の反射手段上に所定の回折格子を取り付ける場合等のように回折格子を付加する場合も含む意味である(以下の各実施の形態において同じ)。
【0062】
2−2.露光装置の第1の発明の第1の実施の形態
図4は典型的な露光装置の他の例を示した図である。文献II(「電子材料」、工業調査会発行、1995年7月号別冊、第96頁)に開示された露光装置を引用した図である。文献IIにてレンズステッパ分割露光方式による露光装置と説明されている装置である。
【0063】
この露光装置の場合も、図3のものとほぼ同様の構成になっている。具体的には、超高圧水銀灯11と、楕円凹面鏡13と、第1の反射手段15と、多眼型レンズとしてのインテグレータ19と、第2の反射手段21と、コンデンサレンズ23とを具えている。さらに、この装置の場合は、ステッパ方式の装置であることから、レチクル設置台27と、投影レンズ29とを具えている。
【0064】
この図4を用いて説明した露光装置の場合も、第1および第2の反射手段15、21の少なくとも一方を所定の回折格子で構成するか、または、所定の回折格子を用いた新たな反射手段を任意好適な位置に設ける。こうすることで、この発明の露光装置を構成することができる。
【0065】
第1および第2の反射手段15、21のいずれを所定の回折格子とするかは、図3を用いて説明した露光装置の場合に説明したと同様な考え方で決めれば良い。
【0066】
2−3.参考例の露光装置の第2の実施の形態
図5は典型的な露光装置のさらに他の例を示した図である。文献II(「電子材料」、工業調査会発行、1995年7月号別冊、第97頁)に開示された露光装置を引用した図である。文献IIにてミラープロジェクション露光装置と説明されている装置である。
【0067】
この装置は、第1および第2の反射面31a,31bを持つ台形ミラー31と、凹面鏡33と、凸面鏡35とを具える装置である。なお図5中37はホトマスク設置台を示す。
【0068】
台形ミラー31はその第1の反射面31aが光源(図示せず)に対し所定の角度で対向し、かつ、第2の反射面31aが被露光物25に対し所定の角度で対向するように配置してある。
【0069】
凹面鏡33は、台形ミラー31の第1および第2の反射面31a,31bと対向するように配置してある。
【0070】
凸面鏡35は、台形ミラー31と凹面境33との間に設けてある。しかも、台形ミラー31および凹面境33それぞれより小型のレンズとなっている。しかも、第1の反射面31a、凹面境33、凸面鏡35、再び凹面鏡33および第2の反射面31bという経路で光が進むように、凸面境35を配置してある。
【0071】
この図5を用いて説明した露光装置の場合は、台形ミラー31の第1の反射面31a、台形ミラー31の第2の反射面31b、凹面境33および凸面境35の各反射手段のうちの少なくとも1つを所定の回折格子で構成するか、または、所定の回折格子を用いた新たな反射手段を任意好適な位置に設ける。こうすることで、この参考例の露光装置を構成することができる。
【0072】
ただし好ましくは、台形ミラー31の第1の反射面31aまたは第2の反射面31bのいずれか一方を所定の回折格子で構成するのが良い。凹面状や凸面状の所定の回折格子も製作可能と考えられるが、平面状の所定の回折格子の方が製作が容易でありしかも安価と考えられるからである。さらに好ましくは、台形ミラーの第2の反射面31bすなわち被露光物に最も近い位置にある反射手段を、所定の回折格子で構成するのが良いと考えられる。その方が良い状態の偏光が得られると考えられるからである。
【0073】
2−4.露光装置の第1の発明の第2の実施の形態
図6は典型的な露光装置のさらに他の例を示した図である。この露光装置は、光源11と、楕円凹面鏡13と、第1の反射手段15と、多眼型レンズとしてのインテグレータ19と、曲率を有した第2の反射手段21aとを具えている。なお、図6において39はホトマスクを示す。公知のことではあるが、曲率を有した第2の反射手段21aを具えたので、コンデンサレンズを省略できる構造である。
【0074】
この図6を用いて説明した露光装置の場合は、第1および第2の反射手段15、21aの少なくとも一方を所定の回折格子で構成するか、または、所定の回折格子を用いた新たな反射手段を任意好適な位置に設ける。こうすることで、この発明の露光装置を構成することができる。
【0075】
第1および第2の反射手段15、21aのいずれを所定の回折格子とするかは、図3を用いて説明した露光装置の場合に説明したと同様な考え方で決めれば良い。
【0076】
ただしこの場合は以下の別の理由からも、好ましくは、第1の反射手段15を所定の回折格子で構成するのが良い。第2の反射手段21aは曲率を有している。曲率を有した所定の回折格子も製作可能と考えられるが、平面状の所定の回折格子の方が製作が容易でしかも安価と考えられるからである。
【0077】
3.露光装置の第2の発明の説明
次に、露光装置の第2の発明について説明する。露光装置の第2の発明は、光源と多眼型レンズとを具えた露光装置において、光源と多眼型レンズとの間に第1の偏光を主として透過する透過型の偏光手段を具えることを特徴とする発明である。
【0078】
露光装置の第2の発明の一実施形態を図7を用いて説明する。図7は、文献II(「電子材料」、工業調査会発行、1995年7月号別冊、第95頁)に開示されたプロキシミティ露光方式の露光装置に第2の発明を適用した図である。
【0079】
この第2の発明の露光装置は、光源としての超高圧水銀灯11と、楕円凹面鏡13と、第1の反射手段41と、コリメータ17と、多眼型レンズとしてのインテグレータ19と、第2の反射手段43と、コンデンサレンズ23とを具えている。さらにこの第2の発明の露光装置は、光源11と多眼型レンズ19との間に、第1の偏光を主として透過する透過型の偏光手段45を具えている。
【0080】
図7の例では偏光手段45を、多眼型レンズ19とコリメータ17との間であって多眼型レンズ19の近傍に設けてある。
【0081】
ここで超高圧水銀灯11、楕円凹面鏡13、第1の反射手段41、コリメータ17、多眼型レンズ19、第2の反射手段43およびコンデンサレンズ23それぞれの配置は、図3を用いて説明した構成成分と同様にしてある。
【0082】
ただし図3を用いて説明した露光装置では、第1の反射手段15および第2の反射手段21の少なくとも一方を所定の回折格子で構成していたが、この第2の発明の場合は第1の反射手段41、第2の反射手段43は従来の露光装置で用いられている反射手段で構成してある。
【0083】
また偏光手段45は、光源11からの光のうちの第1の偏光を主として透過するものであれば任意好適な偏光手段を用いることが出来る。例えば、多眼型レンズ19と同じかそれより大きな面積を有した透過型の偏光板を用いることができる。
【0084】
この露光装置の第2の発明によれば、光源11から出た光は偏光手段45において直線偏光に変えられる。そしてその偏光が被露光物25に至る。そのため、偏光による露光が可能な露光装置が実現される。
【0085】
なお、偏光手段45はコリメータ17と多眼型レンズ19との間であってかつコリメータ17側に配置しても良い。または、第1の反射手段41とコリメータとの間に配置する場合があっても良い。
【0086】
また、露光装置の第2の発明の思想は図4を用いて説明した露光装置、図6を用いて説明した露光装置に対しても適用することができる。そのいずれの場合も透過型の偏光手段45は、多眼型レンズ19と光源11との間の好適な位置例えば多眼型レンズ19の近傍の位置に設ける。
【0087】
また上記の説明では偏光手段45は多眼型レンズ19と同じかそれより大きな面積の偏光板で構成すると述べたが、この例に限られない。図8は、偏光手段45の他の構成例を説明するための図である。
【0088】
インテグレータ等と称されている多眼型レンズ19は、周知の通り、個別のレンズ19aを多数有しかつ個別のレンズ19aそれぞれを出た光同士が重なるよう光を出力するレンズである。そこで、個別のレンズ19aそれぞれの入力側の端面に直接または間隙を開けて偏光素子45aをそれぞれ対向配置する。そして、これら偏光素子45aの群により、偏光手段45を構成する。
【0089】
透過型の偏光手段で大型かつ特性の良いものは入手しずらい。これに対し小型であれば特性の良い透過型の偏光素子は入手し易いと考えられる。偏光素子45aの群で偏光手段45を構成する場合は、小型かつ特性の良い透過型の偏光素子を採用できると考えられる。
【0090】
【実施例】
偏光による露光が可能な露光装置を、第1の偏光を主として反射する回折格子を用いることにより実現できることを示唆する実験結果を、次に説明する。図9はこの実験に用いた露光装置と測定系とを説明する図である。
【0091】
光源11と、楕円凹面鏡13と、第1の反射手段15と、多眼型レンズ19と、第2の反射手段21と、コンデンサレンズ23とを具えた露光装置を用意した。
【0092】
ただし、第1の反射手段15の一部に、ミルトンロイ(MILTON ROY)社製の5185−1−1−1と称される回折格子であって50mm×50mmの大きさの回折格子(図1の反射特性を持つもの)を取りつけた。回折格子は、その溝の長手方向が図9のP方向となるように取りつけた。
【0093】
また、第1の反射手段15の、上記回折格子で覆えなかった領域(図9中Qで示す)は、アルミニウム(図示せず)で覆った。第1の反射手段15の、上記回折格子で覆えなかった領域Qから反射光が生じるのを防ぐためである。
【0094】
また被露光物が置かれるべき個所に受光素子51を設置し、かつ、この受光素子51の少し上方に検光子53を設置した。なお図9において55は、光源の光を必要に応じ遮断するシャッタ機構である。
【0095】
光源11として、250Wの出力を持つ超高圧水銀ランプを用いた。また受光素子51および検光子53として、ここでは紫外光用のものがなかったため、波長436nmに主なる感度を持つ受光素子と波長436nm近傍の偏光を主に調べることが出来る検光子とを用いた。
【0096】
第1の反射手段15(所定の回折格子)で生成された偏光の偏光方向と、検光子53とが平行になった状態(第1の状態)での受光素子で検出した光強度を、100と考えた。そして、検光子53を上記第1の状態に対し90度回転したところ、受光素子51で検出される光強度は15まで低下した。
【0097】
また露光領域内の異なる複数の位置に受光素子51および検光子53をそれぞれ移動して同様な実験を行なったところ、上記と同様な結果が得られた。
【0098】
この実験から明らかなように、第1の反射手段15を所定の回折格子で構成すると、偏光が得られ、しかも、この偏光は多眼型レンズなどが途中に存在しても保存されることが分かる。さらに、露光領域全域で一様な偏光が得られることが分かる。
【0100】
【発明の効果】
上述した説明から明らかなように、この出願の露光装置の第1の発明によれば、光源とフライアイレンズ等の多眼型レンズとを具えた露光装置において、これら光源と多眼型レンズとの間に第1の偏光を主として反射する反射型の回折格子を具える。したがって、反射手段自体の面積は小さくて済み、回折格子自体の面積も小さくできる。そのため、回折格子の製作を容易にでき、かつ、価格も低くできる。
【0101】
また、この出願の露光装置の第2の発明によれば、光源とフライアイレンズ等の多眼型レンズとを具えた露光装置において、これら光源と多眼型レンズとの間に第1の偏光を主として透過する透過型の偏光手段を具える。このため、広い領域を偏光により露光することができる露光装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の偏光を主として反射する反射型の回折格子の説明図(その1)であり、反射特性を示した図である。
【図2】 第2の偏光を主として反射する反射型の回折格子の説明図(その2)であり、反射特性を示した図である。
【図3】 参考例の露光装置の第1の実施の形態の説明図である。
【図4】 露光装置の第1の発明の第1の実施の形態の説明図である。
【図5】 参考例の露光装置の第2の実施の形態の説明図である。
【図6】 露光装置の第1の発明の第2の実施の形態の説明図である。
【図7】 露光装置の第2の発明の実施の形態の説明図である。
【図8】 露光装置の第2の発明の他の実施の形態の要部説明図である。
【図9】 実施例の説明図であり、実験に用いた露光装置と測定系とを説明する図である。
【符号の説明】
11:光源(例えば超高圧水銀灯)
13:楕円凹面鏡
15:第1の反射手段(第1の偏光を主として反射する回折格子)
17:コリメータ
19:多眼型レンズ
19a:個別のレンズ
21:第2の反射手段
23:コンデンサレンズ
25:被露光物
45:第1の偏光を主として透過する偏光手段
45a:偏光素子[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an alignment film for aligning liquid crystal molecules.Good for successSuitable exposure equipmentIn placeIt is related.
[0002]
[Prior art]
A typical method for forming an alignment film is a method (so-called rubbing method) in which a substrate or an alignment film forming material formed on the substrate is rubbed in a predetermined direction with a cloth or the like. However, the rubbing method has problems such that a subsequent cleaning step is essential, and it is difficult to mix minute regions having different orientation directions on the substrate.
[0003]
As a technique that can be expected to solve these problems, for example, a technique disclosed in Document I (Mol. Cryst. Liq. Cryst. 1994, Vol. 251, pp. 191-208, especially p. 191, pp. 195-198). There is. It is a technique using a material that, when irradiated with polarized light, that part exhibits a function as an alignment film for liquid crystals.
[0004]
More specifically, a film of a certain polymer (described as “proprietary polymer” in Document I) is formed on a substrate, and then a laser beam (hereinafter referred to as a polarized laser beam) that is polarized with a laser beam on the film. ) While scanning, and then a liquid crystal cell is constructed using the substrate thus treated. Then, the liquid crystal shows a tilt angle similar to that of the rubbing method (Table 3 on page 198 of Document I).
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the case of the technique disclosed in Document I, it is necessary to scan a certain type of polymer with a polarized laser beam. Since the laser beam is scanned, the alignment film formation time becomes long.
[0006]
The reason why a polarized laser beam is used in the prior art is that there is currently no technology that can collectively expose polarized light over a wide area.
[0007]
A novel method that can easily form an alignment film and a novel exposure apparatus that can collectively expose polarized light in a wide area are desired.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
Therefore, the inventors of this application have made various studies. As a result, attention has been paid to the fact that certain types of diffraction gratings mainly reflect the first polarized light (S-polarized light or P-polarized light) in the light when it is irradiated with light. Then, it was thought that this reflected light could be used as polarized light required when forming an alignment film from a material whose part shows a function as an alignment film for liquid crystal when irradiated with polarized light.
[0009]
First, reference examples for understanding the present invention will be described. This reference exampleAccording to the method for forming an alignment film, a material that exhibits a function as an alignment film for liquid crystal when irradiated with polarized light.,sideIn the method of forming an alignment film by irradiating light, the light from the light source is irradiated to the reflective diffraction grating that mainly reflects the first polarized light.TimeThe light reflected by the folded lattice, AntiLightMaterialIrradiate the feeThe
[0010]
In addition, thisReference exampleIn this case, “reflecting mainly the first polarized light” means including both the case where only the first polarized light is reflected, the case where the second polarized light is reflected to some extent, but the case where the first polarized light is mainly reflected (hereinafter referred to as “the first polarized light”). The same).
[0011]
thisReference exampleAccording to the method for forming an alignment film, the reflected light reflected from a predetermined diffraction grating is used as polarized light for forming the alignment film.
[0012]
The reflected light from the predetermined diffraction grating is light having a sufficiently wide exposure range as compared with the laser beam. Accordingly, the area in which the polarized light can be exposed at once is increased, so that the formation time of the alignment film can be shortened.
[0013]
The fact that collective exposure is possible also means that selective exposure through a photomask is possible. Then, for example, when sequentially exposing a plurality of exposure areas adjacent to each other in a minute area, exposure can be sequentially performed by changing the polarization direction of exposure light for each exposure area as necessary. Therefore, it is considered that a state in which two or more polarization directions are mixed in a display region where the liquid crystal cell is present (so-called multi-domain) can be easily generated.
[0014]
Here, as a means for generating polarized light, there is also a transmission type polarizing means. However, a transmissive polarizing means having a relatively large area is generally a dichroic polymer film. Such a polarizing means is considered to easily cause, for example, light degradation. On the other hand, thisReference exampleIn this forming method, polarized light is generated by a reflective diffraction grating. Since this reflection type diffraction grating is basically formed by forming a large number of grooves on the base so that these grooves are arranged at a predetermined pitch, it is easy to form the reflection diffraction grating with a strong material. Therefore, thisReference exampleThen, it is considered that the light deterioration of the polarizing means (reflection type diffraction grating) hardly occurs.
[0015]
Further, while it is difficult to obtain a transmission type polarization means for ultraviolet light, a reflection type diffraction grating realizes a diffraction grating that gives polarized light to ultraviolet light (for example, Milton Roy (USA) Diffraction grating manufactured by MILTON ROY), details will be described later. On the other hand, there are materials that are sensitive to ultraviolet light when the polarized light is irradiated so that the portion exhibits a function as an alignment film for the liquid crystal. Moreover, considering the use of technology cultivated in exposure apparatuses for semiconductor devices and liquid crystal devices in the construction of a new exposure apparatus for forming an alignment film (invention of an exposure apparatus described later), as a light source It is considered that a light source having a proven track record in these conventional exposure apparatuses, that is, a light source mainly emitting ultraviolet light such as an ultrahigh pressure mercury lamp is used. For this reason, it is considered preferable to use a reflective diffraction grating.
[0016]
Also thisReference exampleExposure equipmentIn placeAccording to the light source,lightAn exposure apparatus comprising one or more reflecting means for guiding light emitted from a source to an object to be exposed1At least one of the reflecting means described above is composed of a reflective diffraction grating that mainly reflects the first polarized light.CompleteThe
[0017]
thisReference exampleExposure equipment(Less than,Reference exampleExposure equipmentCalled) Realizes an exposure apparatus capable of performing batch exposure of polarized light in a wide exposure area.
[0018]
Here, as a means for generating polarized light, there is also a transmission type polarizing means. However, a transmissive polarizing means having a relatively large area is generally a dichroic polymer film. Such a polarizing means is considered to easily cause, for example, light degradation. On the other hand, thisReference exampleExposure equipmentIn placeIncludes a reflective diffraction grating as a means for generating polarized light. Since this reflection type diffraction grating is basically formed by forming a large number of grooves on the base so that these grooves are arranged at a predetermined pitch, it is easy to form the reflection diffraction grating with a strong material. for that reason,Reference exampleExposure equipmentIn placeIt is considered that light deterioration of the polarizing means (reflection type diffraction grating) hardly occurs. Therefore, it is considered that an exposure apparatus with high durability can be realized.
[0019]
In addition, it is difficult to obtain a transmission type polarization means for ultraviolet light, whereas a reflection type diffraction grating realizes a diffraction grating that gives polarized light to ultraviolet light (for example, Milton Roy (USA) Diffraction grating manufactured by MILTON ROY), details will be described later. On the other hand, there are materials that are sensitive to ultraviolet light when the polarized light is irradiated so that the portion exhibits a function as an alignment film for the liquid crystal. Moreover, considering the use of the technology that has been cultivated in exposure apparatuses for semiconductor devices and liquid crystal devices in the construction of new exposure apparatuses for forming alignment films, these conventional exposure apparatuses are high in light source. It is preferable to use a light source having a track record, that is, a light source mainly emitting ultraviolet light such as a high-pressure mercury lamp. From this point of view, it is considered preferable to realize an exposure apparatus using a reflective diffraction grating.
[0020]
The conventional typical exposure apparatus includes a multi-lens lens that has a large number of individual lenses that guide light from a light source toward the object to be exposed, and that outputs light so that the light emitted from the individual lenses overlap. The light source. In such an exposure apparatus,Reference exampleExposure equipmentPlaceIn the case of application, a reflective diffraction grating that mainly reflects the first polarized light in the light from the light source and guides it to the multi-lens lens is provided between the light source and the multi-lens lens. Is preferredThus, the exposure apparatus having this configuration is the first invention of this application.
[0021]
The multi-lens lens here is a known optical component called an integrator or a fly's eye lens. Typically, it is a lens group in which a plurality of fly-eye lenses and the like are combined. It is an optical component for uniformly irradiating an object to be exposed with light from a light source.
[0022]
In this preferred example, the reflective diffraction grating that mainly reflects the first polarized light is located on the input side of the multi-lens lens. Then, the diffraction grating does not directly affect the light emitted from the multi-lens lens. Therefore, there is little risk of impairing the above functions of the multi-lens lens. In general, the reflecting means is provided on the light source side so that the area of the reflecting means itself is small. This means that the area of the diffraction grating itself can be reduced. It is considered that the diffraction grating can be easily manufactured and the price can be reduced.
[0023]
In this application, the invention of the following exposure apparatus (hereinafter referred to as the second invention of the exposure apparatus).ToiYeah. )TheInsist.
[0024]
That is, an exposure apparatus comprising a multi-lens lens that has a large number of individual lenses that guide light from the light source toward the object to be exposed and outputs light so that the light emitted from the individual lenses overlaps, and the light source In addition, an exposure apparatus including a transmission type polarization unit that mainly transmits first polarized light between the light source and the multi-lens lens is also claimed.
[0025]
In the present invention, mainly transmitting the first polarized light includes both transmitting only the first polarized light and transmitting the second polarized light to some extent but transmitting mainly the first polarized light. Yes (hereinafter the same).
[0026]
In the second aspect of the exposure apparatus, transmissive polarization means is used, but it is provided on the input side of the multi-lens lens, so that it can be relatively small. For this reason, it is considered that a polarizing means that is relatively less susceptible to light degradation can be used even if it is a transmission type. For example, a polarizing means using a crystal.
[0027]
Further, since the transmission type polarization means is provided on the input side of the multi-lens lens, the transmission type polarization means does not directly affect the light emitted from the multi-eye lens. Therefore, there is little risk of impairing the function of the multi-lens lens.
[0028]
In carrying out the second invention of the exposure apparatus, the transmission type polarization means may be a polarization means common to all the individual lenses included in the multi-lens type lens. However, the transmission type polarization means may be used for each individual lens. It is preferable to configure a polarizing element group in which the elements are opposed to each other. In this way, each polarizing element can be small. Large-size and high-performance transmission-type polarizing elements are difficult to obtain, but small-size transmission-type polarizing elements are easy to obtain. This preferred example is considered to enable the realization of an exposure apparatus using a transmission type polarizing means with good performance.
[0029]
In implementing the first and second aspects of the exposure apparatus, the light source provided in the exposure apparatus can be any light source that emits light having a wavelength required by the object to be exposed. However, the light source is preferably a light source that mainly emits ultraviolet rays. (1): It is expected that the material that exhibits a function as an alignment film for liquid crystal when irradiated with polarized light is expected to be mainly sensitive to ultraviolet light; (2): For semiconductor devices This is because, for example, it is preferable to use an ultraviolet light source having a proven track record in these conventional exposure apparatuses as a light source, considering the use of the technology cultivated in exposure apparatuses for liquid crystal devices. Examples of the ultraviolet light source include a discharge lamp lamp, specifically, an ultrahigh pressure mercury lamp, a high pressure mercury lamp, a Mercury xenon lamp, and the like.
[0030]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Referring to the drawings belowReference examples andEmbodiments of each invention of this application will be described. However, the drawings used in the description are merely schematically shown so that the present invention can be understood. Moreover, in each figure used for description, about the same component, the same number is attached | subjected and the duplicate description may be abbreviate | omitted.
[0031]
1. Explanation of reflection type diffraction grating and explanation of formation method of alignment film
First,Reference exampleOf alignment filmLawAndReference exampleExposure equipmentNosoThe reflection type diffraction grating used in each will be described.
[0032]
theseReference exampleExamples of the reflection type diffraction grating that can be used in (1) include a diffraction grating manufactured by Milton Roy (USA). Specific examples include a diffraction grating described in the company's catalog and referred to as serial number 5185-1-1 and a diffraction grating referred to as serial number 5188 / FZ10.
[0033]
It is described in the catalog that a diffraction grating called serial number 5185-1-1-1 is a diffraction grating having grooves at a density of 2400 lines / mm. On the other hand, it is described in the catalog that the diffraction grating called serial number 5188 / FZ10 is a diffraction grating having a density of 3600 grooves / mm.
[0034]
The reflection characteristics of the former diffraction grating are as shown in FIG. The reflection characteristics of the latter diffraction grating are as shown in FIG.
[0035]
1 and 2 show the reflection characteristics of the diffraction grating cited from the catalog. It is the figure which showed the wavelength dependence of the reflectance of each of S polarized light and P polarized light, with the wavelength (μm) on the horizontal axis and the reflectance (%) on the vertical axis. However, the reflection characteristics when the light irradiation object is aluminum are also shown as a comparative example.
[0036]
1 and 2, S is the wavelength dependence of the reflectance of S-polarized light at the diffraction grating, and P is the wavelength dependence of the reflectance of P-polarized light at the diffraction grating. Moreover, AL in FIG. 1, FIG. 2 is an above-described comparative example (reflection characteristic with respect to aluminum).
[0037]
1 and 2, it can be understood that the above-described diffraction grating can be a reflective diffraction grating that mainly reflects the first polarized light (S-polarized light or P-polarized light) according to the wavelength of incident light.
[0038]
Specifically, in the case of the former diffraction grating, as can be seen from FIG. 1, the reflectance for P-polarized light near the wavelength of 0.3 μm is about 90%, whereas the reflectance for S-polarized light near the same wavelength is about 90%. Is only about 30%. Furthermore, while the reflectance for P-polarized light in the vicinity of a wavelength of 0.5 to 0.7 μm is only about 35 to 10%, the reflectance for S-polarized light in the vicinity of the same wavelength is 90% or more.
[0039]
In the case of the latter diffraction grating, as can be seen from FIG. 2, the reflectance for P-polarized light near the wavelength of 0.25 μm is about 80%, whereas the reflectance for S-polarized light near the wavelength is about several percent. Only it is. Furthermore, while the reflectance for P-polarized light near the wavelength of 0.4 to 0.5 μm is only about 30 to 10%, the reflectance for S-polarized light near the wavelength is 90% or more.
[0040]
From this point, when the above diffraction grating is irradiated with light from a light source such as an ultra-high pressure mercury lamp to generate reflected light from the diffraction grating, the reflected light is converted into light mainly composed of the first polarized light. It is considered to be.
[0041]
The light from the light source is preferably irradiated through a suitable filter. This is because light having a large reflectance ratio of P-polarized light and S-polarized light can be selectively irradiated onto the diffraction grating.
[0042]
On the other hand, the alignment film may be formed as follows, for example.
For example, a film of a certain polymer (proprietary polymer in Document I) disclosed in Document I (Mol. Cryst. Liq. Cryst. 1994, Vol. 251, pp. 191-208) is formed on a suitable substrate. To do. Against this membrane, TimesIrradiate light reflected from the folded lattice. AntiBecause the incident light is mainly the first polarized lightAnti-membraneIt is considered that the portion irradiated with the incident light becomes an alignment film.
[0043]
When irradiating the reflected light, it is possible to irradiate through a photomask having a predetermined portion as a light transmission window. In this way, selective exposure can be easily performed.
[0044]
According to this method for forming an alignment film, polarized light can be collectively irradiated over a wide area, so that the time for forming the alignment film can be shortened compared to the case where a laser beam is used.
[0045]
2.Example exposure apparatus andDescription of the first aspect of the exposure apparatus
Here, the first embodiment of the exposure apparatus of the reference example, the first embodiment of the first invention of the exposure apparatus, the second embodiment of the exposure apparatus of the reference example, and the first of the exposure apparatus A second embodiment of the invention will be described respectively.
[0046]
2-1.Of the exposure system of the reference exampleFirst embodiment
FIG. 3 is a view showing one example of a typical exposure apparatus. It is the figure which quoted the exposure apparatus disclosed by literature II ("Electronic material", an industrial research meeting issue, the July, 1995 issue separate volume, p. 95). This apparatus is described as a proximity exposure type exposure apparatus in Document II.
[0047]
The exposure apparatus includes an ultrahigh pressure mercury lamp 11 as a light source, an elliptic concave mirror 13, a first reflecting means 15, a collimator 17, an integrator (flying eye lens) 19 as a multi-lens lens, and a second reflection. Means 21 and a condenser lens 23 are provided. In FIG. 3, reference numeral 25 denotes an object to be exposed.
[0048]
The elliptic concave mirror 13 is provided in the vicinity of the light source 11. The elliptic concave mirror 13 has a function of collecting the light of the ultrahigh pressure mercury lamp 11 in the direction of the first reflecting means 15.
[0049]
The first reflecting means 15 is disposed so as to face the elliptic concave mirror 13 at a predetermined angle. The first reflecting means 15 is one of the reflecting means for guiding the light from the light source 11 and the ellipsoidal concave boundary 13 to the object to be exposed 25, and here the light from the light source 11 is the second reflecting means 21. It has the function of reflecting in the direction of.
[0050]
The collimator 17 and the multi-lens lens 19 are provided between the first reflecting means 15 and the second reflecting means 21 in the order of the collimator 17 and the multi-lens lens 19 from the first reflecting means 15 side. .
[0051]
As described above, the multi-lens lens 19 has a number of individual lenses and has a function of outputting light so that light emitted from the individual lenses overlaps each other (see FIG. 8). When the multi-lens lens 19 is used, the light from the light source 11 can be evenly applied to the object to be exposed 25.
[0052]
The second reflecting means 21 has a function of guiding the light exiting the light source 11 and passing through the first reflecting means 15 and the like to the object to be exposed 25.
[0053]
The condenser lens 23 is provided between the second reflecting means 21 and the object to be exposed 25.
[0054]
In the case of this exposure apparatus, at least one of the first reflecting means 15 and the second reflecting means 21 has been described with reference to a reflective diffraction grating that mainly reflects the first polarized light, for example, FIG. 1 or FIG. It is preferable to use a diffraction grating. Which of the first reflecting means 15 and the second reflecting means 21 is constituted by a reflective diffraction grating that mainly reflects the first polarized light (hereinafter also referred to as “predetermined diffraction grating”)? Can be determined by design. A specific example will be described below.
[0055]
The first reflecting means 15 is generally smaller in area than the second reflecting means 21. Therefore, when the first reflecting means 15 is composed of a predetermined diffraction grating, there is an advantage that the predetermined diffraction grating needs only a small area. In this case, since the predetermined diffraction grating is located on the input side of the multi-lens lens 19, it is possible to prevent the predetermined diffraction grating from affecting the output light of the multi-lens lens. From these facts, the idea that the reflecting means (herein, the first reflecting means 15) closest to the light source 11 is constituted by a predetermined diffraction grating is also one suitable for designing the exposure apparatus of the present invention. It is a technique.
[0056]
Here, when the first reflecting means 15 is constituted by a predetermined diffraction grating, the polarized light generated by the predetermined diffraction grating reaches the object to be exposed after passing through the multi-lens lens 19 or the like. Inventor's experiment concerning this application has confirmed that the polarization is preserved (for details, see later examples).
[0057]
Further, the second reflecting means 21 may be constituted by a predetermined diffraction grating. This is also because polarized light can be supplied to a wide area. Therefore, the idea that the reflecting means (herein, the second reflecting means 21) located closest to the object to be exposed 25 is constituted by a predetermined diffraction grating is also considered.Reference exampleIt can be said that this is one suitable method for designing the exposure apparatus.
[0058]
However, when the second reflecting means 21 is constituted by a predetermined diffraction grating, the predetermined diffraction grating is positioned on the output side of the multi-lens lens. Therefore, when the reflectance distribution of a predetermined diffraction grating is not good, the function of the multi-lens lens may be impaired. The reflecting means located near the object to be exposed 25 generally has a large area. Then, the predetermined diffraction grating needs to have a large area. The predetermined diffraction grating becomes expensive as the area increases. These points are limiting factors.
[0059]
Of course, both the first reflecting means 15 and the second reflecting means 21 may be constituted by a predetermined diffraction grating.
[0060]
In the above description, an example in which at least one of the existing reflecting means 15 and 21 is replaced with a predetermined diffraction grating has been described. However, in addition to the existing reflecting means, the idea of newly providing a reflecting means constituted by a predetermined diffraction grating at a suitable position is also considered.Reference exampleOf course, it is included in the range (same in the following embodiments).
[0061]
Further, the configuration of the reflecting means with a predetermined diffraction grating includes the case where a diffraction grating is added as in the case where the predetermined diffraction grating is mounted on the existing reflecting means (in the following embodiments). the same).
[0062]
2-2.Of the first invention of the exposure apparatusFirst1Embodiment
FIG. 4 is a view showing another example of a typical exposure apparatus. It is the figure which quoted the exposure apparatus disclosed by literature II ("Electronic material", an industrial research meeting issue, the July, 1995 issue separate volume, the 96th page). This is an apparatus described in Document II as an exposure apparatus using a lens stepper division exposure system.
[0063]
In the case of this exposure apparatus, the configuration is almost the same as that in FIG. Specifically, an ultrahigh pressure mercury lamp 11, an elliptic concave mirror 13, a first reflecting means 15, an integrator 19 as a multi-lens lens, a second reflecting means 21, and a condenser lens 23 are provided. . Further, since this apparatus is a stepper type apparatus, it includes a reticle mounting base 27 and a projection lens 29.
[0064]
Also in the case of the exposure apparatus described with reference to FIG. 4, at least one of the first and second reflecting means 15 and 21 is constituted by a predetermined diffraction grating, or a new reflection using a predetermined diffraction grating. Means are provided at any suitable location. By doing so, the exposure apparatus of the present invention can be configured.
[0065]
Which of the first and second reflecting means 15 and 21 is a predetermined diffraction grating may be determined based on the same concept as described in the case of the exposure apparatus described with reference to FIG.
[0066]
2-3.Of the exposure system of the reference exampleFirst2Embodiment
FIG. 5 is a view showing still another example of a typical exposure apparatus. It is the figure which quoted the exposure apparatus disclosed by literature II ("Electronic material", an industrial research meeting issue, the July, 1995 issue separate volume, p. 97). This apparatus is described as a mirror projection exposure apparatus in Document II.
[0067]
This device includes a trapezoidal mirror 31 having first and second reflecting surfaces 31 a and 31 b, a concave mirror 33, and a convex mirror 35. In FIG. 5, reference numeral 37 denotes a photomask mounting table.
[0068]
The trapezoidal mirror 31 has a first reflecting surface 31a facing a light source (not shown) at a predetermined angle, and a second reflecting surface 31a facing the object to be exposed 25 at a predetermined angle. It is arranged.
[0069]
The concave mirror 33 is disposed so as to face the first and second reflecting surfaces 31 a and 31 b of the trapezoidal mirror 31.
[0070]
The convex mirror 35 is provided between the trapezoidal mirror 31 and the concave boundary 33. In addition, the trapezoidal mirror 31 and the concave boundary 33 are smaller lenses. In addition, the convex boundary 35 is arranged so that light travels along the path of the first reflecting surface 31a, the concave boundary 33, the convex mirror 35, and the concave mirror 33 and the second reflecting surface 31b again.
[0071]
In the case of the exposure apparatus described with reference to FIG. 5, the first reflecting surface 31 a of the trapezoidal mirror 31, the second reflecting surface 31 b of the trapezoidal mirror 31, the concave boundary 33, and the convex boundary 35 among the respective reflecting means. At least one is constituted by a predetermined diffraction grating, or new reflecting means using the predetermined diffraction grating is provided at any suitable position. By doing this, thisReference exampleThe exposure apparatus can be configured.
[0072]
However, preferably, one of the first reflecting surface 31a and the second reflecting surface 31b of the trapezoidal mirror 31 is configured by a predetermined diffraction grating. It is considered that a predetermined diffraction grating having a concave shape or a convex shape can also be manufactured. However, it is considered that a predetermined diffraction grating having a planar shape is easier to manufacture and cheaper. More preferably, the second reflecting surface 31b of the trapezoidal mirror, that is, the reflecting means located closest to the object to be exposed may be constituted by a predetermined diffraction grating. This is because it is considered that polarized light in a better state can be obtained.
[0073]
2-4.Of the first invention of the exposure apparatusFirst2Embodiment
FIG. 6 is a view showing still another example of a typical exposure apparatus. The exposure apparatus includes a light source 11, an elliptic concave mirror 13, a first reflecting means 15, an integrator 19 as a multi-lens lens, and a second reflecting means 21a having a curvature. In FIG. 6, reference numeral 39 denotes a photomask. As is well known, since the second reflecting means 21a having a curvature is provided, the condenser lens can be omitted.
[0074]
In the case of the exposure apparatus described with reference to FIG. 6, at least one of the first and second reflecting means 15 and 21a is constituted by a predetermined diffraction grating, or a new reflection using a predetermined diffraction grating. Means are provided at any suitable location. By doing so, the exposure apparatus of the present invention can be configured.
[0075]
Which of the first and second reflecting means 15 and 21a is a predetermined diffraction grating may be determined based on the same concept as described in the case of the exposure apparatus described with reference to FIG.
[0076]
However, in this case, it is preferable that the first reflecting means 15 is composed of a predetermined diffraction grating for another reason described below. The second reflecting means 21a has a curvature. It is considered that a predetermined diffraction grating having a curvature can also be manufactured, but a flat predetermined diffraction grating is considered to be easier to manufacture and cheaper.
[0077]
3. Description of the second invention of the exposure apparatus
Next, a second invention of the exposure apparatus will be described. According to a second aspect of the present invention, there is provided an exposure apparatus comprising a light source and a multi-lens lens, wherein the exposure apparatus comprises a transmission type polarization means that mainly transmits the first polarized light between the light source and the multi-lens lens. It is invention characterized by these.
[0078]
An embodiment of the second invention of the exposure apparatus will be described with reference to FIG. FIG. 7 is a diagram in which the second invention is applied to the proximity exposure type exposure apparatus disclosed in Document II (“Electronic Materials”, published by the Industrial Research Council, July 1995 issue, page 95). .
[0079]
The exposure apparatus according to the second aspect of the present invention includes an ultrahigh pressure mercury lamp 11 as a light source, an elliptic concave mirror 13, a first reflecting means 41, a collimator 17, an integrator 19 as a multi-lens lens, and a second reflection. Means 43 and condenser lens 23 are provided. Furthermore, the exposure apparatus of the second aspect of the present invention further includes a transmission type polarization means 45 that mainly transmits the first polarized light between the light source 11 and the multi-lens lens 19.
[0080]
In the example of FIG. 7, the polarizing means 45 is provided between the multi-lens lens 19 and the collimator 17 and in the vicinity of the multi-lens lens 19.
[0081]
Here, the arrangement of each of the ultrahigh pressure mercury lamp 11, the elliptic concave mirror 13, the first reflecting means 41, the collimator 17, the multi-lens lens 19, the second reflecting means 43, and the condenser lens 23 is the configuration described with reference to FIG. Same as the ingredients.
[0082]
However, in the exposure apparatus described with reference to FIG. 3, at least one of the first reflecting means 15 and the second reflecting means 21 is constituted by a predetermined diffraction grating. In the case of this second invention, the first The reflecting means 41 and the second reflecting means 43 are constituted by reflecting means used in a conventional exposure apparatus.
[0083]
As the polarizing means 45, any suitable polarizing means can be used as long as it mainly transmits the first polarized light of the light from the light source 11. For example, a transmissive polarizing plate having the same area as or larger than the multi-lens lens 19 can be used.
[0084]
According to the second aspect of the exposure apparatus, the light emitted from the light source 11 is converted into linearly polarized light by the polarizing means 45. The polarized light reaches the object to be exposed 25. Therefore, an exposure apparatus that can perform exposure with polarized light is realized.
[0085]
The polarizing means 45 may be disposed between the collimator 17 and the multi-lens lens 19 and on the collimator 17 side. Alternatively, it may be arranged between the first reflecting means 41 and the collimator.
[0086]
The idea of the second invention of the exposure apparatus can also be applied to the exposure apparatus described with reference to FIG. 4 and the exposure apparatus described with reference to FIG. In either case, the transmissive polarizing means 45 is provided at a suitable position between the multi-lens lens 19 and the light source 11, for example, at a position near the multi-lens lens 19.
[0087]
In the above description, it has been described that the polarizing means 45 is composed of a polarizing plate having an area equal to or larger than that of the multi-lens lens 19, but is not limited to this example. FIG. 8 is a diagram for explaining another configuration example of the polarization unit 45.
[0088]
As is well known, the multi-lens lens 19 referred to as an integrator or the like is a lens that has a large number of individual lenses 19a and outputs light so that the lights emitted from the individual lenses 19a overlap each other. Therefore, the polarizing elements 45a are arranged to face each other directly or with a gap between the input side end faces of the individual lenses 19a. The group of the polarizing elements 45a constitutes the polarizing means 45.
[0089]
It is difficult to obtain a transmission type polarizing means having a large size and good characteristics. On the other hand, it is considered that a transmission type polarizing element having good characteristics is easily available if it is small. In the case where the polarizing means 45 is constituted by a group of polarizing elements 45a, it is considered that a transmissive polarizing element having a small size and good characteristics can be adopted.
[0090]
【Example】
Next, experimental results suggesting that an exposure apparatus capable of exposure by polarized light can be realized by using a diffraction grating that mainly reflects the first polarized light will be described. FIG. 9 is a view for explaining the exposure apparatus and measurement system used in this experiment.
[0091]
An exposure apparatus including a light source 11, an elliptic concave mirror 13, a first reflecting means 15, a multi-lens lens 19, a second reflecting means 21, and a condenser lens 23 was prepared.
[0092]
However, a part of the first reflecting means 15 is a diffraction grating called 5185-1-1 manufactured by MILTON ROY and having a size of 50 mm × 50 mm (in FIG. 1). Installed one with reflective characteristics. The diffraction grating was mounted so that the longitudinal direction of the groove was the P direction in FIG.
[0093]
Further, the region (indicated by Q in FIG. 9) that was not covered with the diffraction grating of the first reflecting means 15 was covered with aluminum (not shown). This is to prevent the reflected light from being generated from the region Q of the first reflecting means 15 that could not be covered by the diffraction grating.
[0094]
In addition, a light receiving element 51 is installed at a place where an object to be exposed is placed, and an analyzer 53 is installed slightly above the light receiving element 51. In FIG. 9, reference numeral 55 denotes a shutter mechanism that blocks light from the light source as necessary.
[0095]
As the light source 11, an ultrahigh pressure mercury lamp having an output of 250 W was used. In addition, since the light receiving element 51 and the analyzer 53 were not used for ultraviolet light here, a light receiving element having a main sensitivity at a wavelength of 436 nm and an analyzer capable of mainly examining polarized light near the wavelength of 436 nm were used. .
[0096]
The light intensity detected by the light receiving element when the polarization direction of the polarized light generated by the first reflecting means 15 (predetermined diffraction grating) and the analyzer 53 are in parallel (first state) is expressed as 100. I thought. Then, when the analyzer 53 was rotated 90 degrees with respect to the first state, the light intensity detected by the light receiving element 51 decreased to 15.
[0097]
Further, when the same experiment was performed by moving the light receiving element 51 and the analyzer 53 to a plurality of different positions in the exposure region, the same result as described above was obtained.
[0098]
As is clear from this experiment, when the first reflecting means 15 is constituted by a predetermined diffraction grating, polarized light can be obtained, and this polarized light can be preserved even if a multi-lens lens or the like exists in the middle. I understand. Further, it can be seen that uniform polarized light can be obtained over the entire exposure region.
[0100]
【The invention's effect】
As is clear from the above description,According to the first invention of the exposure apparatus of this application,In an exposure apparatus including a light source and a multi-lens lens such as a fly-eye lens, a reflective diffraction grating that mainly reflects the first polarized light is provided between the light source and the multi-lens lens. Therefore, the area of the reflecting means itself can be small, and the area of the diffraction grating itself can be reduced. Therefore, the diffraction grating can be easily manufactured and the price can be reduced.
[0101]
According to the second invention of the exposure apparatus of this application, in the exposure apparatus including a light source and a multi-lens lens such as a fly-eye lens, the first polarized light is provided between the light source and the multi-lens lens. Transmissive polarization means that mainly transmits the light. For this reason, the exposure apparatus which can expose a wide area | region by polarized light is realizable.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory diagram (part 1) of a reflective diffraction grating that mainly reflects first polarized light, and shows reflection characteristics;
FIG. 2 is an explanatory diagram (part 2) of a reflective diffraction grating that mainly reflects second polarized light, and shows reflection characteristics;
[Fig. 3]Reference exampleExposure equipmentThe firstIt is explanatory drawing of 1 embodiment.
FIG. 4 shows the first aspect of the first aspect of the exposure apparatus.1It is explanatory drawing of this embodiment.
[Figure 5]Reference exampleExposure equipmentSecond ofIt is explanatory drawing of this embodiment.
FIG. 6 shows the first aspect of the first aspect of the exposure apparatus.2It is explanatory drawing of this embodiment.
FIG. 7 is an explanatory view of an embodiment of the second invention of the exposure apparatus.
FIG. 8 is a main part explanatory view of another embodiment of the second invention of the exposure apparatus;
FIG. 9 is an explanatory diagram of an embodiment, and is a diagram for explaining an exposure apparatus and a measurement system used in an experiment.
[Explanation of symbols]
11: Light source (eg ultra-high pressure mercury lamp)
13: Elliptical concave mirror
15: First reflecting means (diffraction grating mainly reflecting the first polarized light)
17: Collimator
19: Multi-lens lens
19a: Individual lens
21: Second reflecting means
23: Condenser lens
25: Object to be exposed
45: Polarizing means that mainly transmits the first polarized light
45a: Polarizing element
Claims (4)
前記光源と前記多眼型レンズとの間に、前記光源からの光中の第1の偏光を主として反射してそれを前記多眼型レンズに導く反射型の回折格子を具えたこと
を特徴とする露光装置。In an exposure apparatus comprising a multi-lens lens that has a large number of individual lenses that guide light from the light source toward the object to be exposed and outputs light so that the light emitted from the individual lenses overlaps each other, and the light source,
A reflective diffraction grating that mainly reflects the first polarized light in the light from the light source and guides it to the multi-lens lens is provided between the light source and the multi-lens lens. Exposure equipment to do.
前記光源と前記多眼型レンズとの間に第1の偏光を主として透過する透過型の偏光手段を具えたこと
を特徴とする露光装置。In an exposure apparatus comprising a multi-lens lens that has a large number of individual lenses that guide light from the light source toward the object to be exposed and outputs light so that the light emitted from the individual lenses overlaps each other, and the light source,
An exposure apparatus comprising: a transmission type polarization unit that mainly transmits first polarized light between the light source and the multi-lens lens.
前記偏光手段を、前記個別のレンズそれぞれに透過型の偏光素子をそれぞれ対向させ構成した偏光素子群としたこと
を特徴とする露光装置。The exposure apparatus according to claim 2 , wherein
An exposure apparatus characterized in that the polarizing means is a polarizing element group configured such that a transmissive polarizing element faces each of the individual lenses.
前記光源を、主として紫外線を発する光源としたことを特徴とする露光装置。In the exposure apparatus according to any one of claims 1 to 3 ,
An exposure apparatus characterized in that the light source is a light source that mainly emits ultraviolet rays.
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