JP3779861B2 - Vehicle constant speed travel canceling device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、農用トラクタ等の左右一対のブレーキペダルを有する車両の定速走行解除装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
農用トラクタにおいては、各種圃場作業をより容易にするために、変速装置に無段変速装置を採用し、旋回を容易にするために左右一対の車軸ブレーキを備えて、左右一対のブレーキペダルで左右車軸ブレーキを単独又は同時操作するように構成され、また、定速状態で行う植付け作業等を容易にするために、無段変速装置を制御して機体を定速状態で走行する定速走行装置を設け、さらに、走行停止等のときに左右ブレーキペダルの同時踏み込みにより定速走行装置の定速状態を解除するために定速走行解除機構を備えている。
【0003】
車両の定速走行解除装置の従来技術としては、特開平4−306138号公報に開示されたものがあり、この従来技術は、「中立停止位置側に付勢された走行用の無段変速装置と、この無段変速装置の変位位置の任意の位置で保持及び保持解除操作自在なロック機構と、右及び左の走行用の車輪の各各を独立に制動可能な一対のサイドブレーキを備えた作業車の制動操作構造であって、前記サイドブレーキ操作用の一対のブレーキペダルを左右に近接させて配置し、前記ブレーキペダルの踏み操作方向に略直交する軸芯周りに揺動自在な一対のリンク部材をこのブレーキペダルの各各に取り付け、前記一対のリンク部材の先端部同士を枢支連結すると共に、前記一対のブレーキペダルを同時踏み操作した際における前記リンク部材の先端部の通過軌跡上に操作部材を配置して、前記一対のブレーキペダルを同時に踏み操作すると前記リンク部材の先端部により前記操作部材が押し操作され、この操作部材により前記ロック機構が保持解除側に操作されるように前記操作部材とロック機構を連係している」構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来技術では、ブレーキペダルの踏み操作方向に略直交する軸芯周りに揺動自在な一対のリンク部材及びリンク部材の先端部の通過軌跡上の操作部材は、ブレーキペダルのペダル軸から遠く離れた位置にあり、リンク部材の揺動軸芯はペダル軸と略直交しており、ブレーキペダルの下方に広い占有空間を必要とし、かつ機構が複雑で大型になっている。
本発明は、このような従来技術の問題点を解決できるようにした車両の定速走行解除装置を提供することを目的とする。
【0005】
本発明は、定速走行解除機構を、ブレーキペダルの操作軸近傍に配置する、また、ブレーキペダルの操作軸近傍で平行に位置する横軸を介して操作部材を枢支し、この操作部材と左右ブレーキペダルとの間に応答手段を設けることにより、コンパクトに配置でき、構造を簡略化できるようにした車両の定速走行解除装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明における課題解決のための第1の具体的手段は、無段変速装置4及び左右一対の車軸ブレーキBを備えた機体Kに、前記左右車軸ブレーキBを単独又は同時操作する左右一対のブレーキペダル41L、41Rを操作軸52を介して枢支し、前記無段変速装置4を制御して機体Kを定速状態で走行する定速走行装置8を設け、左右ブレーキペダル41L、41Rの同時踏み込みにより前記定速走行装置8の定速状態を解除する定速走行解除機構9を備えており、前記定速走行解除機構9をブレーキペダル41L、41Rの操作軸52近傍に配置していることである。
【0007】
これによって、定速走行解除機構9がコンパクトに配置される。
本発明における課題解決のための第2の具体的手段は、無段変速装置4及び左右一対の車軸ブレーキBを備えた機体Kに、前記左右車軸ブレーキBを単独又は同時操作する左右一対のブレーキペダル41L、41Rを操作軸52を介して枢支し、前記無段変速装置4を制御して機体Kを定速状態で走行する定速走行装置8を設け、左右ブレーキペダル41L、41Rの同時踏み込みにより前記定速走行装置8の定速状態を解除する定速走行解除機構9を備えており、前記定速走行解除機構9は、ブレーキペダル41L、41Rの操作軸52近傍で平行に位置する横軸P4を介して操作部材46を枢支し、この操作部材46と左右ブレーキペダル41L、41Rとの間に左右ブレーキペダル41L、41Rを同時踏み込みしたときにのみ操作部材46を揺動する応答手段14を設け、前記操作部材46の揺動で定速走行装置8を作動解除するべく操作部材46と定速走行装置8とを連動連結していることである。
【0008】
これによって、定速走行解除機構9の応答手段14を、簡単な構造にしてかつブレーキペダル41L、41Rの操作軸52の近傍にコンパクトに配置可能になる。
本発明における課題解決のための第3の具体的手段は、第2の具体的手段に加えて、前記応答手段14は、左右ブレーキペダル41L、41Rのボス部41a、41bから突出されていて長さの異なるアーム42L、42Rと、各アーム42L、42Rに一端が連結されたリンク43L、43Rと、両リンク43L、43Rの他端を集束して連結する共通ピン44と、操作部材46に形成されていて前記共通ピン44が当接する当接面とを有していることである。
【0009】
これによって、応答手段14を簡単な構成にすることが可能になる。
本発明における課題解決のための第4の具体的手段は、第2の具体的手段に加えて、前記応答手段14は、左右ブレーキペダル41L、41Rのボス部41a、41bから下方に突出されていて長さの異なるアーム42L、42Rと、各アーム42L、42Rに一端がピン43a、43bを介して連結されたリンク43L、43Rと、両リンク43L、43Rの他端を集束して連結する共通ピン44と、横軸P4から下方に突出した操作部材46に形成されていて前記共通ピン44が当接する当接面49aを有しかつ各ブレーキペダル41L、41Rを単独操作したときに共通ピン44が当接する面を有する操作溝49とを有していることである。
【0010】
これによって、応答手段14に応答動作をより確実にさせることが可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図4に示すように、前輪1及び後輪2で走行可能に支持された機体Kは、エンジン3及び静油圧式の無段変速装置(以下、HSTと略称する)4、及びギヤ変速装置(図示せず)等を内装するミッションケース5を前後に連結して構成され、その後上部に運転部C等を備えて農用トラクタを構成している。トラクタ車体を構成する機体Kには、左右側部に機体フレーム13取付けられていて、機体Kの一部となっている。
【0012】
図7、8に示すように、HST4のトラニオン軸4aに、円形の防振用のウェイト10が防振ゴムを介して取り付けられている。HST4の横軸P1周りに上下揺動自在に支持されたアーム11のローラ11aが、ウェイト10に固定された案内板10aに下方から当接され、バネ12によりアーム11が上方側に付勢されて、ウェイト10及びトラニオン軸4aが中立位置側に戻し付勢されている。
6、7は前進用及び後進用変速ペダルであり、機体K(機体フレーム13を含む)に対して固定され支持軸15に遊嵌の円筒部材に前後方向突出状に固定さている。前記円筒部材には操作アーム9も下方突出状に固定されている。この操作アーム9とウェイト10に固定された操作アーム10bとは、リンク17により連結されており、これにより、前進用変速ペダル6及び後進用変速ペダル7を踏み込み操作することより、ウェイト10を介してHST4を前進側及び後進側に変速操作できるようになっている。
【0013】
この農用トラクタでは、変速レバー18でもHST4の変速操作が行えるように定速走行装置8を備えている。
図4〜6において、ミッションケース5の後部上面に固定された作業機昇降用油圧装置のシリンダケース19に、左右一対のリフトアーム20が上下揺動自在に支持され、このリフトアーム20を上下揺動駆動する油圧シリンダ(図示せず)がシリンダケース19に内装されている。
図5、6、9に示すように、シリンダケース19の機体K左側の横側部に支持軸21及び円筒部材31が固定されており、円筒部材31にレバーアーム22が回動自在に支持され、レバーアーム22の先端の軸P2周りに変速レバー18が揺動自在に支持されている。前記レバーアーム22のボス部にアーム部23a、23bを有するアーム23が一体で回動自在に支持されて、一方のアーム23aがレバーアーム22に下側から接当しており、他方のアーム23bには連係ロッド24が連結されている。
【0014】
この連係ロッド24は、ミッションケース5上に横断状に配置された連係軸25に固定の左側アーム25aに連結されている。連係軸25に固定の右側アーム25bは、機体K右側のHST4の操作アーム10bと連係ロッド26を介してり連動連結されている。39は右側アーム25bに連結されたダンパーであり、変速レバー18、前進用及び後進用変速ペダル6、7の急操作を抑制するために設けられている。
以上の構造により、変速レバー18をレバーガイド38に沿って中立位置Nから前進位置F側に操作していくと、レバーアーム22がアーム23aを押して行き、HST4が中立位置から前進の高速側に変速操作されていく。
【0015】
図9において、支持軸21に支持された円筒部材31に、複数枚の第1摩擦板27と第2摩擦板28とが交互に重ね合わされて外嵌されており、両摩擦板27、28間に第3摩擦板29が介在されている。
前記第1摩擦板27には、レバーアーム22に固定のピン22aが貫通されて、両者が支持軸21周りに一体的に回転するようになっており、第2摩擦板28には、支持板30に固定されたピン30aが貫通され、支持軸21に対して回転不能となっている。
【0016】
図6、9に示すように、円筒部材31にリング状の保持部材32が回転自在に外嵌されており、円筒部材31に開孔された一対の斜めの傾斜孔31aに、保持部材32のボルト(先端ピン形状)33が挿入され、保持部材32から突出したアーム32aには、シリンダケース19に固定の支持ブラケット58との間に設けた引っ張りバネ37が架設されている。
前記引っ張りバネ37の付勢力は保持部材32に回転力を与え、傾斜孔31aとボルト33の協働によるカム作用により、保持部材32を第1、2、3摩擦板27、28、29側に弾圧し、この第1、2、3摩擦板27、28、29間に摩擦抵抗を発生させ、レバーアーム22及び変速レバー18を回動位置に摩擦力で保持できるようにしている。
【0017】
以上のように構成される定速走行装置8は、変速レバー18を保持部材32による摩擦保持力に抗して中立位置Nから前進位置F側に操作していくと、これに連動して前進用及び後進用変速ペダル6、7、HST4等が、前進の高速側に操作されていくのであり、所望の位置で変速レバー18から手を離すと、保持部材32による摩擦保持力により、変速レバー18、前進用及び後進用変速ペダル6、7、HST4等がその位置で保持されて、トラクタ機体Kは一定速度を維持しながら走行していく。
【0018】
この状態で一時的に加速したい場合には、前進用変速ペダル6を踏み込み操作すればよく、この操作はアーム23aがレバーアーム22から離れる方向の操作なので、支障なく行える。
そして、一時的な加速後に前進用変速ペダル6から足を離すと、図8のアーム11の作用でHST4及び前進用変速ペダル6が戻されるのであり、図6のアーム23aがレバーアーム22で接当する元の位置でHST4及び前進用変速ペダル6が止まり、元の設定速度に戻って走行を続ける。
【0019】
以上の状態とは逆に機体Kを後進させたい場合には、先ず図6の中立位置Nにある変速レバー18を後進位置R側の最高速にまで操作する。この場合、前進用及び後進用変速ペダル6、7、HST4等は、図8のアーム11の作用で中立位置に残っており、この後に後進用変速ペダル7を踏み込んでHST4等を後進側に変速操作する。後進時には前進時のような変速レバー18による一定速度での走行は行うことはできず、後進用変速ペダル7から足を離せば、アーム11の作用で後進用変速ペダル7及びHST4が中立位置に戻る。
【0020】
前述したように、定速走行装置8により変速レバー18を摩擦保持した一定速度状態の走行が可能になっているが、機体Kの停止操作を行ったときに、変速レバー18の摩擦保持が自動的に解除する必要があり、そのため制動と連動して定速走行を解除する定速走行解除機構9を備えている。
次にこの定速走行解除機構9の構成について説明する。
この農用トラクタでは、左右の後輪2を各々独立で制動可能な車軸ブレーキBを左右一対備えており、この車軸ブレーキB、Bは同時操作することによりパーキングブレーキともなる。
【0021】
図6、7、10に示すように、左右の車軸ブレーキBと各々機械的に連結される左右一対のブレーキペダル41L、41Rが備えられている。即ち、左右のブレーキペダル41L、41Rで車軸ブレーキB、Bを操作するフート操作系と、1本の駐車ブレーキレバー51で両車軸ブレーキB、Bを同時操作するパーキング操作系とが備えてある。
フート操作系は、単一の操作軸52に対して、左側ブレーキペダル41Lを一体回動状態で、かつ、右側ブレーキペダル41Rを相対回動自在に夫々嵌装するとともに、左右の車軸ブレーキB、Bを操作するベルクランク53、53の一端と左右ブレーキペダル41L、41Rとを、夫々連動ロッド54、54で連動連結して構成されている。
【0022】
パーキング操作系は、運転席40の右横に備えた駐車ブレーキレバー51と、この駐車ブレーキレバー51の操作で左右の車軸ブレーキB、Bを同時作動可能な連係機構Aとで構成されている。
前記連係機構Aは、支持ブラケット58を介して機体K側に回動自在に支持された中間軸55と、この中間軸55と前記左右ベルクランク53、53の他端とを連動連結する操作ロッド(連動部材に相当)56、56と、駐車ブレーキレバー51と中間軸55とを連動連結する連結ロッド(連動部材に相当)57とで構成されている。
【0023】
図1〜3、7、10において定速走行解除機構9を詳細に図示しており、前記左右ブレーキペダル41L、41Rには、それぞれのボス部41a、41bから下方へアーム42L、42Rが突設されており、アーム42L、42Rは長さが異なっていて、各下端に連結ピン43a、43bを介してリンク43L、43Rが連結されており、両リンク43L、43Rの後端は集約されて、1本の共通ピン44に連結されている。
機体フレーム13又はHST4にはブラケット45が取付けられ、このブラケット45には横軸P4が固定されており、この横軸P4には操作部材46が回動自在に嵌合されている。この操作部材46は横軸P4に嵌合した筒部46aから径外方向にアーム47aと操作部48とが突設されており、アーム47aにはワイヤ47が接続され、操作部48には操作溝49が形成されていて前記ピン43が係合している。
【0024】
前記アーム47aに一端が連結されたワイヤ47は、他端が支持軸21に支持された保持部材32のアーム32aに連結されている。このワイヤ47はボーデンワイヤ等が使用されており、そのアウタワイヤは機体Kに対して固定されている。
操作部48は略長方形状の板材を使用し、その中に操作溝49を形成している。この操作溝49は側面視略くの字状であり、左ブレーキペダル41Lのみを踏み込み操作した時に、アーム42Lの揺動によってアーム42Lに対してリンク43Lが移動するときに、共通ピン44が動くのを許容する溝と、右ブレーキペダル41Rのみを踏み込み操作した時に、アーム42Rの揺動によってアーム42Rに対してリンク43Rが移動するときに、共通ピン44が動くのを許容する溝とが連続してくの字状となって形成されている。
【0025】
前記操作部材46はワイヤ47を介して定速走行装置8と連動連結され、左右ブレーキペダル41L、41Rは独自の戻しバネにより戻り動作するようになっているので、操作部48の操作溝49は、共通ピン44が当接する当接面49aを有しかつ各ブレーキペダル41L、41Rを単独操作したときに共通ピン44が当接する面を有するだけでもよいが、溝形状にしておいた方が、操作部材46の戻り動作をより確実にできる。
前記リンク43L、43R、連結ピン43a、43b、共通ピン44及び操作部48の操作溝49等は、操作部材46と左右ブレーキペダル41L、41Rとの間に位置して、左右ブレーキペダル41L、41Rを同時踏み込みしたときにのみ操作部材46を揺動する応答手段14を構成している。
【0026】
前記リンク43L、43Rは基部側の連結ピン43a、43bが上下方向に離れ、先端が共通ピン44に連結されているので、側面視略三角形状になっており、左右ブレーキペダル41L、41Rを片方のみ踏み込む場合は、共通ピン44が操作溝49内を動くので操作部48を押動しないが、同時に踏み込むと、リンク43L、43Rは略三角形状を維持したまま移動し、共通ピン44を介して操作部48を押動することになり、操作部材46は横軸P4を中心に回動することになり(図1の実線状態から2点鎖線状態になる)、これによりワイヤ47を引っ張ることになる。
【0027】
このワイヤ47がアーム32aを引っ張ることにより、保持部材32が引っ張りバネ37に抗して図6反時計方向に回動され、円筒部材31の傾斜孔31aの作用により、保持部材32が第1、2、3摩擦板27、28、29から離れる方向に移動し、それらの間の摩擦抵抗を低減させ、変速レバー18を戻しバネ35の引っ張り力でレバーガイド38の中立位置Nに移動するようになっている。
即ち、前述したように、変速レバー18を摩擦保持した一定速度での走行中に、左右のブレーキペダル41を同時に踏み操作して機体Kの制動操作を行うと、図1に示すように、左右のリンク43及び共通ピン44を後方に移動して、操作部材46を時計方向に回動操作する。
【0028】
これにより、ワイヤ47が操作部材46側に引き操作されて、保持部材32が回転操作されて、図9及び図8の傾斜孔31a及びボルト33のカム作用で、保持部材32が第1摩擦板27等から離し操作され、保持部材32による摩擦保持力が消えて、戻しバネ35の作用で変速レバー18が前進位置F側から中立位置Nに戻されて、レバーガイド38の中立位置Nの角部に当たり停止するのであり、前進用及び後進用変速ペダル6、7、HST4等がアーム11の作用で中立位置に戻るのである。
【0029】
図1、2に示すように、ブラケット45にはリミットスイッチ61が設けられており。このリミットスイッチ61は操作部材46のアーム47aに設けた操作片62と当接しており、前述のようにして左右のブレーキペダル41を同時に踏み操作し、操作部材46の操作片44bがリミットスイッチ61から離れる方向に移動すると、ブレーキランプが点灯し、定速走行解除も知らせるようになっている。
前記操作部材46は操作軸52に嵌合して支持すると構造がより簡略化されてことが好ましいが、連結ロッド54等との干渉回避のために操作軸52とは別個に設けた横軸P4で支持している。前記横軸P4は操作軸52と平行でかつその近傍に位置し、また、操作部材46の操作部48もリンク42の近傍でかつ略平行に配置されているので、定速走行解除機構9の主構成部分は、操作軸52近傍のスペースを利用してコンパクトに配置されており、しかも小さくかつ簡単に構成されている。
【0030】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、種々変形することができる。例えば、操作部48は操作溝49の代わりに、共通ピン44によって押動される面のみ有する係合部であってもよく、共通ピン44には操作部48との相対移動を円滑に行うためのコロを設けておいてもよい。
また、ミッションケース内に有段変速装置を備えているトラクタにおいては、エンジンのガバナーが走行速度を変更する無断変速装置となり、そのコントロールレバーを回動操作した状態で停止させておくハンドアクセル装置は定速走行装置となるので、そのような定速走行装置に対する解除装置として本件の定速走行解除機構9を適用することも可能である。
【0031】
図11は防振手段の第1例を示しており、防振手段64はロッド用であり、ロッド65にゴム材66を介して重錘体67を嵌合装着して構成されている。前記ロッド65は、前記トラクタに使用されている、連結ロッド24、26、54、56、57、その他クラッチ操作関係、ステアリング関係のロッドであり、ゴム材66及び重錘体67は2つ割にしてロッド65に径外方向から嵌合離脱可能に構成してもよい。
前記防振手段64はダイナミックバンパとなっており、トラクタの振動の激しいロッドに装着してその質量を変更することにより、そのロッドの振動を減衰させ、トラクタの他の部位、特にキャビン等における振動・共鳴等を減少させるのに有用であり、トラクタの種々の部位の振動・騒音を、きめ細かく対応して減衰・低減させることができる。
【0032】
図12は防振手段の第2例を示しており、トラクタ車体から左右に突設された支持ブラケット71に支持台72を装着し、この支持台72にゴムマウント73を装着し、このゴムマウント73にキャビンフレーム74を載置し、このゴムマウント73及びキャビンフレーム74にボルト75を貫通し、このボルト75に円筒形の重錘体76を嵌合又は隙間を有して遊嵌し、これらをボルト75及びナットで締結して構成されており、前記重錘体76が防振手段70となっている。図13に示す防振手段の第3例は、防振手段78は前記第2例と同様に、ボルト75に円筒形の重錘体76を嵌合しているが、その重錘体76には内周側にボルト75と金属接触を回避し、ダイナミックバンパにするためのゴム筒79を設けている。
【0033】
キャビン付きトラクタにおいては、キャビン室内での振動はトラクタ機体Kの振動の影響を大きく受け、前記ゴムマウント73だけでは各種周波数の振動を総てカットするということが困難であり、また、トラクタ機体Kの構造、内部機械の構造等により共振が現れて、騒音レベルを著しく上げてしまうことがある。
前記第2、3の防振手段70、78は重錘体76をボルト75に嵌合装着することにより、ボルト75の剛性が高まり、固有振動数が変更され、支持ブラケット71、支持台72等の振動を吸収できる。また、振動周波数が変更されて共振を抑制したり、共振での振動値のピークを抑えたり、全体としての騒音レベルを低下させたりすることができる。さらに、重錘体76の取付けを、キャビンを支持するゴムマウント73の取付けと兼用することにより、簡単かつ安価に構成できる。
【0034】
また、第2、3の防振手段70、78は、重錘体76を軸芯方向長さの異なるものに変更したり、径の異なるものに変更したり、複数個を組み合わせて用いたり、円筒形以外の形状に形成したりすることができ、ゴムマウント73より長いものが好ましく、ゴムマウント73とボルト75を兼用して取付けることができ、ゴムマウント73の下方の空間を有効利用して配置することができる。
【0035】
【発明の効果】
以上詳述した本発明によれば、定速走行装置8の定速状態を解除する定速走行解除機構9を、操作軸52の近傍にコンパクトに配置でき、応答手段14を簡単に構成でき、その応答動作も確実にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す要部の側面図である。
【図2】同一部断面平面図である。
【図3】同一部断面正面図である。
【図4】農用トラクタの全体側面図である。
【図5】変速レバー及びHST付近、定速走行装置等の正面図である。
【図6】変速レバーの基部付近、定速走行装置等の側面図である。
【図7】変速ペダル付近及びブレーキ操作系を示す側面図である。
【図8】ブレーキペダル及びHSTのトラニオン軸付近の側面図である。
【図9】定速走行装置付近の縦断正面図である。
【図10】フート操作系の構造及び定速走行解除機構等を示す分解斜視図である。
【図11】防振手段の第1例を示す断面図である。
【図12】防振手段の第2例を示す断面図である。
【図13】防振手段の第3例を示す断面図である。
【符号の説明】
4 無段変速装置(HST)
5 ミッションケース
8 定速走行装置
9 定速走行解除機構
14 応答手段
18 変速レバー
41 ブレーキペダル
42 アーム
43 リンク
44 共通ピン
46 操作部材
47 ワイヤ
48 操作部
49 操作溝
49a 当接面
51 駐車ブレーキレバー
52 操作軸
B 車軸ブレーキ
K 機体
P4 横軸[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a constant speed traveling cancel device for a vehicle having a pair of left and right brake pedals such as agricultural tractors.
[0002]
[Prior art]
In agricultural tractors, a continuously variable transmission is adopted as a transmission to facilitate various field operations, and a pair of left and right axle brakes are provided for easy turning, and a pair of left and right brake pedals are used for left and right. A constant-speed traveling device configured to operate the axle brakes independently or simultaneously, and to control the continuously variable transmission to travel the vehicle body at a constant speed in order to facilitate planting work or the like performed at a constant speed. And a constant speed traveling canceling mechanism for canceling the constant speed state of the constant speed traveling device by simultaneous depression of the left and right brake pedals when traveling is stopped.
[0003]
As a prior art of a constant speed travel canceling device for a vehicle, there is one disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 4-306138. This prior art is described as “a continuously variable transmission for traveling urged toward the neutral stop position”. And a lock mechanism that can be held and released at an arbitrary position of the continuously variable transmission, and a pair of side brakes that can independently brake each of the right and left traveling wheels. A brake operation structure for a work vehicle, wherein the pair of brake pedals for side brake operation are arranged close to the left and right, and a pair of swing pedals that are swingable about an axis that is substantially orthogonal to the stepping operation direction of the brake pedal. A link member is attached to each of the brake pedals, the distal ends of the pair of link members are pivotally connected to each other, and the distal ends of the link members when the pair of brake pedals are simultaneously depressed. When an operation member is arranged on an excessive trajectory and the pair of brake pedals are simultaneously depressed, the operation member is pushed by the tip of the link member, and the lock mechanism is operated to the holding release side by the operation member. The operation member and the lock mechanism are linked to each other ”.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In the prior art, the pair of link members that are swingable around the axis substantially orthogonal to the stepping operation direction of the brake pedal and the operation member on the trajectory of the end of the link member are far away from the pedal shaft of the brake pedal. The pivot axis of the link member is substantially perpendicular to the pedal shaft, requires a large occupied space below the brake pedal, and has a complicated and large mechanism.
An object of the present invention is to provide a constant speed traveling cancel device for a vehicle that can solve such problems of the prior art.
[0005]
According to the present invention, the constant speed travel release mechanism is disposed in the vicinity of the operation axis of the brake pedal, and the operation member is pivotally supported via a horizontal axis that is positioned in parallel near the operation axis of the brake pedal. An object of the present invention is to provide a constant speed traveling cancel device for a vehicle that can be arranged compactly and can simplify the structure by providing response means between the left and right brake pedals.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
A first specific means for solving the problems in the present invention is a pair of left and right brakes that operate the left and right axle brakes B alone or simultaneously on a machine body K having a continuously variable transmission 4 and a pair of left and right axle brakes B. The
[0007]
Thereby, the constant speed
The second specific means for solving the problems in the present invention is a pair of left and right brakes that operate the left and right axle brakes B alone or simultaneously on a machine body K having a continuously variable transmission 4 and a pair of left and right axle brakes B. The
[0008]
As a result, the response means 14 of the constant speed
In the third specific means for solving the problems in the present invention, in addition to the second specific means, the response means 14 protrudes from the
[0009]
This makes it possible to make the response means 14 simple.
According to a fourth specific means for solving the problem in the present invention, in addition to the second specific means, the response means 14 protrudes downward from the
[0010]
As a result, the response means 14 can be made to respond more reliably.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
As shown in FIG. 4, the airframe K supported so as to be able to travel on the
[0012]
As shown in FIGS. 7 and 8, a circular
[0013]
This agricultural tractor includes the constant
4 to 6, a pair of left and
As shown in FIGS. 5, 6, and 9, the
[0014]
The linking
With the above structure, when the
[0015]
In FIG. 9, a plurality of
A
[0016]
As shown in FIGS. 6 and 9, a ring-shaped holding
The urging force of the
[0017]
The constant
[0018]
If it is desired to temporarily accelerate in this state, the
Then, when the foot is released from the
[0019]
In contrast to the above state, when the vehicle body K is to be moved backward, first, the
[0020]
As described above, the constant
Next, the configuration of the constant speed traveling
This agricultural tractor is provided with a pair of left and right axle brakes B that can independently brake the left and right
[0021]
As shown in FIGS. 6, 7, and 10, a pair of left and
The foot operation system is fitted to the
[0022]
The parking operation system includes a
The linkage mechanism A includes an
[0023]
1-3, 7 and 10 illustrate the constant speed traveling
A
[0024]
The
The
[0025]
The
The
[0026]
The
[0027]
When the
That is, as described above, when the vehicle body K is braked by simultaneously depressing the left and
[0028]
As a result, the
[0029]
As shown in FIGS. 1 and 2, the
When the
[0030]
In addition, this invention is not limited to the said embodiment, A various deformation | transformation can be carried out. For example, the
Also, in a tractor equipped with a stepped transmission in the transmission case, the engine governor becomes an unauthorized transmission that changes the traveling speed. Since it becomes a constant speed traveling apparatus, it is also possible to apply the constant speed traveling
[0031]
FIG. 11 shows a first example of the vibration isolating means. The
The anti-vibration means 64 is a dynamic bumper, and is attached to a rod where the vibration of the tractor is vibrated and the mass thereof is changed to attenuate the vibration of the rod, thereby vibrating the other portion of the tractor, particularly the cabin. -It is useful for reducing resonance and the like, and can attenuate and reduce the vibration and noise of various parts of the tractor in a fine-tuned manner.
[0032]
FIG. 12 shows a second example of the vibration isolating means. A
[0033]
In a tractor with a cabin, the vibration in the cabin is greatly affected by the vibration of the tractor body K, and it is difficult to cut all the vibrations of various frequencies with the
The second and third
[0034]
In addition, the second and third
[0035]
【The invention's effect】
According to the present invention described in detail above, the constant speed traveling
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of an essential part showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional plan view of the same part.
FIG. 3 is a sectional front view of the same part.
FIG. 4 is an overall side view of an agricultural tractor.
FIG. 5 is a front view of the shift lever, the vicinity of the HST, a constant speed traveling device, and the like.
FIG. 6 is a side view of the vicinity of the base of the speed change lever, a constant speed traveling device, and the like.
FIG. 7 is a side view showing the vicinity of the shift pedal and the brake operation system.
FIG. 8 is a side view of the vicinity of the brake pedal and the HST trunnion shaft.
FIG. 9 is a longitudinal front view of the vicinity of the constant speed traveling device.
FIG. 10 is an exploded perspective view showing a structure of a foot operation system, a constant speed traveling release mechanism, and the like.
FIG. 11 is a cross-sectional view showing a first example of a vibration isolating means.
FIG. 12 is a cross-sectional view showing a second example of the vibration isolating means.
FIG. 13 is a cross-sectional view showing a third example of the vibration isolating means.
[Explanation of symbols]
4 Continuously variable transmission (HST)
5
Claims (2)
各ブレーキペダルのボス部は互いに隣接した状態で前記操作軸に枢支され、
前記定速走行解除機構は、各ブレーキペダルのボス部にブレーキペダルの踏み込み操作方向に沿う方向に向けて突出状に設けられた一対のアームと、各アームからブレーキペダルの踏み込みによってアームが回動する側に伸びる一対のリンクと、前記操作軸よりも前記アームが回動する側に配備されていて操作軸の軸心と平行な軸心を有する横軸と、該横軸に回動自在に支持され且つ前記定速走行装置に連動連結されている操作部材とを備え、
前記一対のアームは互いに突出長さが異なり、前記一対のリンクは、一端が前記操作軸の軸心に平行な軸心を有する連結ピンを介してアームに連結されると共に、他端が前記操作軸の軸心に平行な軸心を有する共通ピンを介して互いに連結されて略三角形状となっており、
前記操作部材は、左右ブレーキペダルを片方のみ踏み込む場合に前記共通ピンに押動されることなく共通ピンの移動を案内し、且つ、左右ブレーキペダルを同時に踏み込む場合に前記一対のアームが回動する方向に略三角形状を維持したまま回動する前記一対のリンクと共に回動する共通ピンに押動される当接面を有すると共に、該当接面の押動により前記定速走行装置の定速状態を解除する方向に回動可能に支持されていることを特徴とする車両の定速走行解除装置。A pair of left and right brake pedals for operating the left and right axle brakes individually or simultaneously is pivotally supported on an airframe equipped with a continuously variable transmission and a pair of left and right axle brakes via an operating shaft, and the continuously variable transmission is controlled. A constant speed traveling device that travels the aircraft in a constant speed state is provided, and a constant speed traveling release mechanism that releases the constant speed state of the constant speed traveling device by simultaneous depression of the left and right brake pedals is provided.
The bosses of each brake pedal are pivotally supported on the operation shaft in a state adjacent to each other,
The constant speed travel release mechanism is configured such that a pair of arms projecting from the boss portion of each brake pedal in a direction along the direction in which the brake pedal is depressed, and the arm rotates by depressing the brake pedal from each arm. A pair of links extending to the side to be operated, a horizontal axis provided on the side where the arm rotates relative to the operation shaft and having an axis parallel to the axis of the operation shaft, and rotatable about the horizontal axis And an operation member that is supported and interlocked to the constant speed traveling device,
The pair of arms have different projection lengths, and the pair of links has one end connected to the arm via a connecting pin having an axis parallel to the axis of the operation shaft, and the other end connected to the operation. It is connected to each other through a common pin having an axis parallel to the axis of the shaft, and has a substantially triangular shape.
The operation member guides the movement of the common pin without being pushed by the common pin when the left and right brake pedals are depressed, and the pair of arms rotates when the left and right brake pedals are depressed simultaneously. A constant-speed state of the constant-speed traveling device has a contact surface that is pushed by a common pin that rotates together with the pair of links that rotate while maintaining a substantially triangular shape in the direction. A constant speed traveling canceling device for a vehicle, characterized in that it is supported so as to be pivotable in the direction of canceling.
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