JP3774078B2 - 電気接続箱 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等に用いられる電気接続箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車等の内部配線は、リレー等の電子部品が組み込まれた電気接続箱に接続される。
例えば、図3に示す電気接続箱20は、本体21と、本体21に組み込まれたリレー等の電子部品22と、電子部品22を覆うように本体21に取り付けられる蓋部23とを有する。本体21は、上面の一部に設けられた上面凹部24と、側面の一部に設けられた側面凹部25とが互いに連続しているとともに、上面凹部24に電源供給用端子27が固定されている。電源供給用端子27は板状とされ、上面凹部24に対して直交貫通する固定ボルト26Aと、本体21の表面側において固定ボルト26Aに螺合されるナット26Bとにより、上面凹部24に沿って固定されている。
このような電気接続箱20は、本体21の側面凹部25を覆うように、本体21が蓋部23に被覆される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前述した電気接続箱20は、本体21の側面凹部25が上面凹部24に連続しているとともに、上面凹部24が本体21の上面全域に連続しているため、蓋部23の端部下方から上方に向かって水が浸入すると、側面凹部25および上面凹部24を通じて本体21の上面全域に浸水が及ぶ虞れがあり、防止策が求められていた。
本発明は、前述した要望を満たすためになされたものであり、その目的は本体を覆う蓋部に覆われる本体が互いに連続する上面凹部および側面凹部を有していても、本体上面への浸水を防止できる電気接続箱を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明は、請求項1に記載したように、本体と、前記本体の上面に設けられた上面凹部と、前記上面凹部に連続するように前記本体の側面に設けられた側面凹部と、前記上面凹部および前記側面凹部に沿って配置されるとともに前記上面凹部に対して交差配置される締結具を介して固定される板状端子と、前記本体の前記上面および前記側面を被覆可能な深皿形状の蓋部とを有する電気接続箱であって、前記蓋部の天井面から前記本体に向かって延びる筒部を有し、前記筒部が前記板状端子を被覆して前記上面凹部に収容可能であることを特徴としている。
【0005】
ここで、締結具としては、固定ボルトおよびナットに限定せず、ピンやリベット等でもよい。
また、筒部としては、蓋部における裏面(本体に対峙する面)から本体の上面凹部における底部に向かって突出していればよく、蓋部の側壁を当該筒部の壁部として共有する構造や、あるいは蓋部の側壁と別個に設ける構造等を採用できる。
【0006】
このように構成された電気接続箱においては、蓋部に設けられた筒部が板状端子を被覆して上面凹部に収容されるため、蓋部の端部下方から上方に向かって水が浸入しても、筒部が防水壁として機能するため上面凹部から水が溢れ出す虞れが少なく、これにより前述した目的を達成できることになる。
【0007】
また、本発明においては、請求項2に記載したように、前記板状端子が前記上部凹部に対して傾斜した状態で取付けられているとき、前記筒部の端部が前記板状端子に当接可能であれば、板状端子に接続不良が生じている場合、筒部の端部が締結具に当接して蓋部が本体に装着不可能となる。
すなわち、このような電気接続箱においては、板状端子に生じた接続不良が、本体に対する蓋部の装着不具合として判明するため、作業者の注意を喚起でき、不良発生率を大幅に低減できることになる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
なお、以下に説明する実施形態において、既に図3において説明した部材等については、図中に相当符号を付すことにより、説明を省略化あるいは省略する。
【0009】
図1(A)および図1(B)に示すように、本発明に係る実施形態の電気接続箱10は、リレー等の電子部品12を組み込んだ本体11と、本体11の上面および側面を被覆する蓋部13とを備えている。
蓋部13は、側面13A,13Bを有する深皿形状とされ、本体11の上面凹部14に対応して天井面13Cから本体11に向かって四角形の筒部18が設けられている。
一方、図2(A)および(B)に示すように、本体11に設けられた上面凹部14および側面凹部15には、固定ボルト16Aおよびナット16Bにより、板状端子17が固定されている。
【0010】
そして、筒部18は、蓋部13が本体11を被覆すると、当該筒部18が板状端子17を覆うように上面凹部14に収容される。このような筒部18は、板状端子17が正常に固定されている場合、当該筒部18の端面が板状端子17に対して極めて近接した位置に配置されるように、軸方向長さが適宜設定されている。
すなわち、筒部18は、例えば板状端子17が上面凹部14および固定ボルト16Aに対して傾斜した状態で固定されている場合、当該筒部18の端面が板状端子17に接触し、これにより本体11に対する蓋部13の装着を阻害するようになっている。
【0011】
このような電気接続箱10によれば、蓋部13の天井面13Cに設けられた筒部18が板状端子17を覆うように上面凹部14に収容されるため、蓋部13の端部下方から上方に向かって水が浸入しても、筒部18が防水壁として機能し、これにより本体11の上面凹部に溢水しない。
また、この電気接続箱10によれば、例えば板状端子17が上面凹部14および固定ボルト16Aに対して傾斜した状態で固定されている場合、筒部18の端面が板状端子17に接触することにより本体11に対する蓋部13の装着を阻害するため、板状端子17に生じた接続不良が、本体11に対する蓋部13の装着不具合として判明し、これにより作業者の注意を喚起して不良発生率を大幅に低減できる。
【0012】
本発明の電気接続箱は、前述した実施形態に限定されるものではなく、例えば実施形態において例示した本体,上面凹部,側面凹部,締結具,板状端子,蓋部,筒部等の材質,形状,寸法,形態,数,配置等は、本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
また、本発明の電気接続箱は、例えば自動車内の配線用のワイヤーハーネスを接続するリレー等の電気機能部品等が収容された接続箱に限定されず、その他の機器等で使用する電気接続箱にも用いられる。
【0013】
【発明の効果】
以上、説明したように、請求項1に係る発明は、本体と、前記本体の上面に設けられた上面凹部と、前記上面凹部に連続するように前記本体の側面に設けられた側面凹部と、前記上面凹部および前記側面凹部に沿って配置されるとともに前記上面凹部に対して交差配置される締結具を介して固定される板状端子と、前記本体の前記上面および前記側面を被覆可能な深皿形状の蓋部とを有する電気接続箱であって、
前記蓋部の天井面から前記本体に向かって延びる筒部を有し、前記筒部が前記板状端子を被覆して前記上面凹部に収容可能であることを特徴とするので、筒部により本体の上面への浸水が防止できる。
すなわち、このように構成された電気接続箱においては、蓋部に設けられた筒部が板状端子を被覆して上面凹部に収容されるため、蓋部の端部下方から上方に向かって水が浸入しても、筒部が防水壁として機能するため上面凹部から水が溢れ出す虞れが少なく、これにより前述した目的を達成できることになる。
また、請求項2に係る発明は、前記板状端子が前記上部凹部に対して傾斜した状態で取付けられているとき、前記筒部の端部が前記板状端子に当接可能であることを特徴とするので、板状端子に生じた接続不良が、本体に対する蓋部の装着不具合として判明するため、不良発生率を大幅に低減できる。
すなわち、本発明においては、請求項2に記載したように、前記板状端子が前記上部凹部に対して傾斜した状態で取付けられているとき、前記筒部の端部が前記板状端子に当接可能であれば、板状端子に接続不良が生じている場合、筒部の端部が締結具に当接して蓋部が本体に装着不可能となる。
また、このような電気接続箱においては、板状端子に生じた接続不良が、本体に対する蓋部の装着不具合として判明するため、作業者の注意を喚起でき、不良発生率を大幅に低減できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態を示す上面図および側面図である。
【図2】図1の各要部拡大断面図である。
【図3】従来の電気接続箱の斜視図である。
【符号の説明】
10 電気接続箱
11 本体
12 電子部品
13 蓋部
14 上面凹部
15 側面凹部
16A 固定ボルト(締結具)
16B ナット(締結具)
17 板状端子
18 筒部
Claims (2)
- 本体と、前記本体の上面に設けられた上面凹部と、前記上面凹部に連続するように前記本体の側面に設けられた側面凹部と、前記上面凹部および前記側面凹部に沿って配置されるとともに前記上面凹部に対して交差配置される締結具を介して固定される板状端子と、前記本体の前記上面および前記側面を被覆可能な深皿形状の蓋部とを有する電気接続箱であって、
前記蓋部の天井面から前記本体に向かって延びる筒部を有し、前記筒部が前記板状端子を被覆して前記上面凹部に収容可能であることを特徴とする電気接続箱。 - 前記板状端子が前記上部凹部に対して傾斜した状態で取付けられているとき、前記筒部の端部が前記板状端子に当接可能であることを特徴とする請求項1に記載した電気接続箱。
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