JP3772178B2 - Error correction device - Google Patents
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Description
本発明は、誤り訂正符号で構成される情報データについて誤り訂正を行う誤り訂正装置に関する。 The present invention relates to an error correction apparatus that performs error correction on information data composed of error correction codes.
(第1の従来例)
例えば、DVDなどの記録媒体たるディスクを再生するディスク再生装置に使用される誤り訂正装置の従来例を図39に示す。受信回路1は、ディスクから光学的なピックアップ(何れも図示せず)により読み出された誤り訂正符号で構成される情報データを受信して復号すると、アービタ2を介してRAMなどで構成される一時記憶部3に書き込むようになっている(受信処理)。
(First conventional example)
For example, FIG. 39 shows a conventional example of an error correction apparatus used in a disk reproducing apparatus for reproducing a disk as a recording medium such as a DVD. The
誤り訂正回路4は、受信回路1により一時記憶部3に書き込まれた情報データを読み出して情報データの誤り検出を行い、訂正可能な誤りが検出された場合は、その誤りを含むデータを訂正し、アービタ2を介して一時記憶部3に書き戻すようになっている(訂正処理)。
送信回路5は、誤り訂正回路4によって訂正処理がなされた後の情報データをアービタ2を介して一時記憶部3から読み出し、情報データを映像や音声などに再生するための図示しない再生系に送信するようになっている(送信処理)。尚、アービタ2は、受信回路1,誤り訂正回路4及び送信回路5の3者夫々が、一時記憶部3に対して行うアクセスを調停するメモリインターフェイスである。
The
The
ここで、図40は、一時記憶部3内部の記憶領域を概念的に示すものである。一時記憶部3内部の記憶領域は、3つの領域A,B,Cに分割されており、各領域A,B,Cの大きさは、誤り訂正符号が完結する1まとまりのデータ(ブロック)容量に等しく設定されている。そして、図41に示すように、例えば、領域Aが受信処理におけるデータの書き込み対象となっている時は、その1つ前のフェイズで領域Cに書き込まれた受信データが訂正の対象になると共に、その1つ前のフェイズで訂正処理された領域Bのデータが送信処理の対象となっている。
Here, FIG. 40 conceptually shows a storage area inside the
その次のフェイズでは、領域Bが受信処理,領域Aが訂正処理,領域Cが送信処理の対象となり、各領域が循環しながら3つの処理の対象として切り替わるようになっている。この場合、受信回路1は誤り訂正回路4及び送信回路5に対して、1ブロック分のデータについて受信処理が終了したことを示すステータス信号を出力するようになっており、各回路は、そのステータス信号が与えられたことを確認してから、新たな領域に対して各処理を行うようになっている。
In the next phase, the area B is subjected to reception processing, the area A is subjected to correction processing, and the area C is subjected to transmission processing, and each area is switched as an object of three processes while circulating. In this case, the
この方式では、受信処理,訂正処理及び送信処理を時分割で並行に行うことができるので、各回路の処理速度をそれ程上げる必要はなくなるが、一時記憶部3の記憶容量が少なくともデータブロック容量の3倍必要になるため、回路規模が大きくなってしまうという問題がある。
斯様な問題を解決するため、本願発明の発明者は、例えば図42に示すように、一時記憶部3に代えて、記憶容量がデータブロック容量の2倍(領域A及びBのみ)である一時記憶部を使用して、一方の領域AまたはBを受信処理の対象としている時に、他方の領域BまたはAを訂正処理及び送信処理の対象として、交互に切り替わる構成とすることを考えた。
In this method, since reception processing, correction processing, and transmission processing can be performed in a time-sharing manner, it is not necessary to increase the processing speed of each circuit so much. However, the storage capacity of the
In order to solve such a problem, the inventor of the present invention, for example, as shown in FIG. 42, instead of the
しかしながら、この方式では、一時記憶部の記憶容量は削減できるが、受信処理に要する時間内に訂正処理及び送信処理をシリアルに実行して完了させなければならず、この構成を達成しようとすると、誤り訂正回路4及び送信回路5の処理速度を向上させる必要があり、両者の回路を構成する条件が難しくなってしまうという問題がある。
However, in this method, the storage capacity of the temporary storage unit can be reduced, but correction processing and transmission processing must be executed serially and completed within the time required for reception processing. There is a problem that it is necessary to improve the processing speed of the
(第2の従来例)
例えば、CDやDVDなどの情報記録媒体たるディスクを再生するディスク再生装置に使用される誤り訂正装置として、本願発明の発明者は、図43に示す構成を考えた。この図43においては、受信回路6は、ディスクから光学的なピックアップ(何れも図示せず)により読み出された誤り訂正符号で構成される情報データを受信して復号すると、アービタ7を介してRAMなどで構成される一時記憶部8に書き込むようになっている。
(Second conventional example)
For example, the inventor of the present invention has conceived the configuration shown in FIG. 43 as an error correction device used in a disc playback device that plays back a disc as an information recording medium such as a CD or a DVD. In FIG. 43, the
誤り訂正回路9は、受信回路6により一時記憶部8に書き込まれた情報データを読み出して情報データの誤り検出を行い、訂正可能な誤りが検出された場合はその誤りを含むデータを訂正し、アービタ7を介して一時記憶部8に書き戻すようになっている。
送信回路10は、誤り訂正回路9によって誤り訂正がなされた後の情報データをアービタ7を介して一時記憶部8から読み出し、情報データを映像や音声などに再生するための図示しない再生系に送信するようになっている。尚、アービタ7は、受信回路6,誤り訂正回路9及び送信回路10の3者夫々が、一時記憶部8に対して行うアクセスを調停するメモリインターフェイスである。
The
The
シンドローム計算回路11は、受信回路6から直接情報データを得て誤り訂正符号からシンドロームを計算し、その計算結果を誤り訂正回路9に出力するものである。
例えばCD或いはDVDなどでは、誤り訂正符号として、C1符号,C2符号或いはPI(内)符号,PO(外)符号からなる2系列の誤り訂正符号列を構成する(リードソロモン)積符号を採用している。そのため、従来、誤り訂正回路9は、受信回路6によって一時記憶部8に積符号が完結するだけの受信データが全て書き込まれてから、一時記憶部8よりその受信データを読み出して誤り訂正を行うようになっている。
The
For example, a CD or DVD employs a product code (Reed-Solomon) product code that constitutes two series of error correction code sequences consisting of C1 code, C2 code, PI (inner) code, and PO (outer) code as error correction codes. ing. For this reason, conventionally, the
従って、図43に示す構成を想定すると、シンドローム計算回路11が例えばC1或いはPI符号列についてのシンドロームを予め計算することによって、誤り訂正回路9は、受信回路6により積符号が完結するだけの情報データが一時記憶部8に書き込まれる以前に、最初のC1或いはPI符号列についての訂正処理を開始することができ、訂正処理に要する時間を短縮することができる。
Therefore, assuming the configuration shown in FIG. 43, the
しかしながら、斯様な方式では、受信回路6側における受信系列に乱れが生じてデータの受信がとぎれた場合には、シンドローム計算回路11がシンドロームの計算に必要な単位の情報シンボル数が得られなくなり、シンドロームの計算が正しく行われなくなるという問題がある。
また、その場合に、一時記憶部8上には、データが受信されないために過去に書き込まれてその時点では既に無意味となっているデータが残っているため、もし、不正なシンドロームの計算結果が訂正可能な値となった場合には、誤り訂正回路9は、その一時記憶部8上の無意味なデータを訂正してしまう誤訂正を生じることになる。
However, in such a system, when the reception sequence on the
In this case, since the data is not received on the
斯様な誤訂正が生じると、例えば音声データの場合には不快なノイズが発生したり、ファイルデータなどの場合には、ユーザにとっては正しくローディングされたはずのファイルを開いてディスプレイなどに表示させるとファイルの内容が壊れている、といった状態に至るおそれがある。これらの現象は、ユーザにとっては因果関係が不明な動作として捕らえられるため、製品の信頼性を低下させるという問題がある。 When such a miscorrection occurs, for example, in the case of audio data, unpleasant noise occurs, or in the case of file data, a file that should have been correctly loaded for the user is opened and displayed on a display or the like. And the contents of the file may be corrupted. Since these phenomena are captured as operations whose causal relationship is unknown to the user, there is a problem that the reliability of the product is lowered.
(第3の従来例)
CDやDVDなどの記録媒体たるディスクを再生するディスク再生装置に使用される誤り訂正装置の従来例を図44に示す。また、図45は、以下に示す誤り訂正装置の各構成要素によって行われる処理の一連の流れを示すフローチャートである。受信回路12は、ディスクから光学的なピックアップ(何れも図示せず)により読み出された誤り訂正符号で構成される情報データを受信して復号すると(ステップS1)、アービタ13を介してRAMなどで構成される一時記憶部14に書き込むようになっている(ステップS2)。
(Third conventional example)
FIG. 44 shows a conventional example of an error correction apparatus used in a disk reproducing apparatus for reproducing a disk as a recording medium such as a CD or a DVD. FIG. 45 is a flowchart showing a series of processes performed by each component of the error correction apparatus shown below. When the
誤り訂正回路15は、受信回路12により一時記憶部14に書き込まれた情報データ読み出して(ステップS3)情報データの誤り検出を行い、訂正可能な誤りが検出された場合は、その誤りを含むデータを訂正し、アービタ13を介して一時記憶部14に書き戻すようになっている(ステップS4)。
送信回路16は、誤り訂正回路15によって誤り訂正がなされた後の情報データをアービタ13を介して一時記憶部14から読み出し(ステップS5)、情報データを映像や音声などに再生するための図示しない再生系に送信するようになっている(ステップS6)。また、データ破壊回路17は、送信回路16が一時記憶部14からデータを読み出して送信済みとなると、その直後に誤り訂正回路15が訂正不能となるような任意のデータをアービタ13を介して上書きすることにより、データを破壊するものである(ステップS7)。
The
The
このデータ破壊回路17によるデータ破壊処理は、受信回路12におけるデータの受信状態の乱れによって、一時記憶部14にデータが書き込めなくなる場合が生じた時でも、一時記憶部14上において更新されずに過去に書き込まれているデータを破壊しておくことにより、誤り訂正回路15による誤判定や誤訂正を防止するために行うものである。尚、アービタ13は、受信回路12,誤り訂正回路15,送信回路16及びデータ破壊回路17の4者夫々が、一時記憶部14に対して行うアクセスを調停するメモリインターフェイスである。
The data destruction process by the
しかしながら、第3の従来例のように、データ破壊回路17を設けて送信済みデータを一々破壊する方式においては、そのためのデータの書き込み処理が付加されることになり、データ処理速度を一定水準に維持するためには、一時記憶部8に対するデータの転送レートを高く設定しなければならないという問題がある。
However, in the method of providing the
(第4の従来例)
CDやDVDなどの記録媒体たるディスクを再生するディスク再生装置に使用される誤り訂正装置の従来例を図46に示す。RF回路18は、ディスク19から光学的なピックアップ20により読み出された誤り訂正符号で構成される情報データを受信すると、そのデータ信号波形を等化して同期分離回路21,PLL回路22及びサーボ回路23に出力するようになっている。
(Fourth conventional example)
FIG. 46 shows a conventional example of an error correction apparatus used in a disk reproducing apparatus for reproducing a disk as a recording medium such as a CD or a DVD. When the
PLL回路22は、データ信号波形から再生クロック信号を生成して同期分離回路21及び復号回路24に供給するようになっており、同期分離回路21は、その再生クロック信号に基づきデータ信号に含まれている同期信号を分離して復号回路24に与える。復号回路24は、与えられたデータ信号から情報データを復号すると、アービタ25を介してRAMなどで構成される一時記憶部26に書き込むようになっている。
The
誤り訂正回路27は、復号回路24により一時記憶部26に書き込まれた情報データ読み出して情報データの誤り検出を行い、訂正可能な誤りが検出された場合は、その誤りを含むデータを訂正し、アービタ25を介して一時記憶部26に書き戻すようになっている。
送信回路28は、誤り訂正回路27によって誤り訂正がなされた後の情報データをアービタ25を介して一時記憶部26から読み出し、ディスク19の種類に応じて、情報データを映像や音声などとして再生するための図示しない処理系に送信するようになっている。尚、アービタ25は、復号回路24,誤り訂正回路27及び送信回路28の3者夫々が、一時記憶部26に対して行うアクセスを調停するメモリインターフェイスである。
The
The
サーボ回路23は、ディスク19を回転させるモータ30の駆動及びピックアップ20の駆動を制御するようになっている。このサーボ回路23,誤り訂正回路27及び送信回路28の処理は、システム基準クロック回路31から与えられるクロック信号に基づいて行われ、また、サーボ回路23には、システムコントローラ32からユーザの操作入力などに応じた再生速度制御信号が与えられるようになっている。
The
以上のような再生系におけるディスク19の情報記憶方式としては、線速度が一定となるCLV(Constant Liner Velocity) 方式や、Zone(所定領域)間の線速度が一定となるZCLV(Zone CLV)方式、或いは、Zone間の角速度が一定となるZCAV(Zone Constant Angler Velocity) 方式などがあり、ディスク再生装置は、各種方式に応じてデータを読み出し再生するようになっている。
As the information storage system of the
例えば、CLV方式の場合は、図47に示すように、サーボ回路23がモータ30及びピックアップ20を制御して、ディスク19を線速度一定で回転させると共に、ピックアップ20をディスクの内周側から外周側にかけてリニアトラッキングで移動させ、ディスク19に記録されているデータを読み取って、前述のように一時記憶部26に書き込む。この様に、ディスク19から読み取ったデータを一旦一時記憶部26に書き込むことによって、モータ30によるデータ読み出しの時間的変動をある程度吸収することができる。
For example, in the case of the CLV method, as shown in FIG. 47, the
近年、ディスク19が例えばCD−ROMやDVD−ROMなどである場合、大容量データの検索速度を向上させてユーザの良好な使用感を確保するため、ディスク再生装置にはデータをより高速に再生することが要求されている。
図47に示すように、ディスク19に記憶されているデータを高速でランダムに再生する場合などには、ピックアップ20を任意のトラックに素速く移動させた後、ディスク19を線速度一定で回転させる必要がある。この場合、ピックアップ20を任意のトラックに素早く移動させることは比較的容易に行うことができるが、モータ30の回転は慣性のため瞬時に応答できないので、ディスク19の回転速度が線速度一定となるまでの期間は、データの再生速度が変動することになる。斯様な再生速度の変動が一時記憶部26で吸収し切れない場合は、データの再生が不能となってしまうという問題がある。
In recent years, when the
As shown in FIG. 47, when data stored on the
また、応答を高めるために、モータ30にトルク特性の高いものを使用することも考えられるが、サーボ回路29の電流消費が増加するため限界がある。更に、モータ30の制御負担を軽減するために、ディスクをCAV方式で回転させるものがあるが、CLV方式を前提としている装置に対して適用することは不可能である。
以上のようなことから、ディスク19がCD−ROMやDVD−ROMなどの場合であるコンピュータ用途のディスク再生装置については、ディスクからのデータ読み出し速度が変化する期間は、その読み出し速度に合わせて送信側もデータを送出する方式が考案された。即ち、音楽用CDの場合は、データの読み出し速度は44.1KHzのサンプリングレートに合わせて常にCLV一定に維持する必要があるが、上記のようなコンピュータ用途についてはそのような制約がないからである。
In order to enhance the response, it may be possible to use a
As described above, for a disk playback device for computer use in which the
上記方式の従来技術の一例を、図48に示す。この従来技術は、誤り訂正回路27及び送信回路28に供給するクロック信号を、システム基準クロック回路31から与えられるクロック信号を分周回路32により分周したものとして、復号回路24の一時記憶部26に対する書き込みアドレスを速度比較回路33がモニタすることにより、分周回路32の分周比を一時記憶部26の残量に応じて変化させ、一時記憶部26から送信データを読み出す速度を受信データの書き込み速度に追従させるものである。
An example of the prior art of the above method is shown in FIG. This prior art assumes that the clock signal supplied to the
この方式では、再生速度(送信データの読み出し速度)を高速化するためには、システム基準クロック回路31のクロック信号周波数を高める必要があり、不要輻射や消費電力の増加が問題となる。
また、図49に示す従来技術は、誤り訂正回路27及び送信回路28に供給するクロック信号を、PLL回路22が受信データ列から生成したクロック信号を分周回路34により分周するようにしたものである。
In this method, in order to increase the reproduction speed (reading speed of transmission data), it is necessary to increase the clock signal frequency of the system
In the prior art shown in FIG. 49, the clock signal supplied to the
この方式では、再生速度の変化が誤り訂正回路27及び送信回路28の動作クロック信号の変化に直結するため、モータ30による時間軸変動を一時記憶部26によって吸収する必要はないが、読み出し速度の急激な変化によってPLL回路22の同期が外れると、出力される再生クロック信号の周波数が急上昇するおそれがあり、その場合には、一時記憶部26,誤り訂正回路27または送信回路28の動作速度の限界を超えてシステムが誤動作するおそれがある。
In this method, since the change in the reproduction speed is directly linked to the change in the operation clock signal of the
更に、図50に示すように、誤り訂正回路27及び送信回路28にシステム基準クロック回路31が出力するクロック信号を供給して、復号回路24が受信データを一時記憶部26に書き込む速度と、送信回路28が送信データを一時記憶部26から読み出す速度とを速度比較回路35により比較し、その結果に応じて、送信回路28が一時記憶部26から送信データを読み出す間隔を変化させるものがある。
Further, as shown in FIG. 50, the clock signal output from the system
この場合、誤り訂正回路27及び送信回路28に供給するクロック信号は、復号回路24が受信データを一時記憶部26に書き込む速度よりも速くなるように設定する。また、誤り訂正回路27及び送信回路28は、一時記憶部26に所定量(例えばDVDの場合は、誤り訂正符号の1ブロック分)のデータが蓄えられるとデータ処理を開始し、その処理の終了後は、次のデータが所定量蓄えられるまで処理を停止するようになっている。
In this case, the clock signal supplied to the
この方式では、再生速度の上限はシステム基準クロック回路31からのクロック信号の周波数によって決定され、誤り訂正回路27及び送信回路28の動作クロックの周波数は一定であり両者の動作は保証されるが、誤り訂正回路27及び送信回路28は常に高い周波数で動作するため、図45の場合と同様に不要輻射や消費電力の増加が問題となる。
In this method, the upper limit of the reproduction speed is determined by the frequency of the clock signal from the system
本発明の目的は、例えば、受信手段における情報データの受信状態に乱れが生じてデータの受信が中断した場合、記憶手段上の書き込みが行われなかった領域に未更新の符号列が残留した場合でも、従来とは異なり、記憶手段上にある送信済みとなったデータの破壊回路を不要とした上で、記憶手段に未更新データが残留した場合の誤訂正を防止することができる誤り訂正装置を提供することにある。 The object of the present invention is, for example, when the reception state of the information data in the receiving means is disturbed and the data reception is interrupted, or when an unupdated code string remains in the area where writing on the storage means has not been performed However, unlike the prior art, an error correction device capable of preventing erroneous correction when unupdated data remains in the storage means while eliminating the need for a data destruction circuit on the storage means that has already been transmitted. Is to provide.
本発明の誤り訂正装置は、誤り訂正符号で構成される情報データを受信する受信手段と、この受信手段が受信した情報データが書き込まれて記憶される記憶手段と、この記憶手段に記憶された情報データを読み出して、前記誤り訂正符号に基づき情報データの誤りを検出して訂正処理を行い、その訂正処理後の情報データを前記記憶手段に書き込む誤り訂正手段と、前記記憶手段に書き込まれた訂正処理後の情報データを読み出して送信する送信手段とを備えたものにおいて、
前記受信手段に受信されて前記記憶手段に書き込まれた情報データのシンボル数を計測することにより、誤り訂正に必要なシンボル数の情報データが前記記憶手段に書き込まれたか否かを判定する判定手段と、
この判定手段の判定に基づいて、前記記憶手段に書き込まれた情報データの符号列について更新位置情報を生成する更新位置情報生成手段とを備え、
前記誤り訂正手段は、前記更新位置情報生成手段によって生成された更新位置情報に基づいて、情報データが更新されなかった誤り訂正符号の符号列については、訂正を行わないことを特徴とする。
The error correction apparatus of the present invention includes a receiving means for receiving information data composed of error correction codes, a storage means for writing and storing information data received by the receiving means, and a storage means stored in the storage means. An error correction unit that reads out the information data, detects an error in the information data based on the error correction code, performs a correction process, and writes the information data after the correction process in the storage unit, and is written in the storage unit In what is provided with a transmission means for reading and transmitting information data after correction processing,
Determination means for determining whether or not information data of the number of symbols necessary for error correction has been written to the storage means by measuring the number of symbols of information data received by the reception means and written to the storage means When,
An update position information generating means for generating update position information for a code string of information data written in the storage means based on the determination by the determination means;
The error correction means does not correct a code string of an error correction code whose information data has not been updated based on the update position information generated by the update position information generation means.
本発明によれば、例えば、受信手段における情報データの受信状態に乱れが生じてデータの受信が中断した場合、記憶手段上の書き込みが行われなかった領域に未更新の符号列が残留しても、誤り訂正手段は、更新位置情報生成手段によって生成された更新位置情報に基づいて、情報データが更新されなかった誤り訂正符号の符号列については訂正処理を行わないので、従来とは異なり、記憶手段上にある送信済みとなったデータを破壊するための手段を設けずとも、誤り訂正手段が未更新状態のデータについて誤訂正や或いは誤り位置情報の誤判定を行うことを防止でき、記憶手段との間におけるデータ転送レートを高める必要がなくなり、誤り訂正手段及び送信手段の構成が容易となる。 According to the present invention, for example, when the reception state of the information data in the receiving unit is disturbed and the reception of the data is interrupted, an unupdated code string remains in the area where the writing on the storage unit has not been performed. However, the error correction means does not perform the correction process for the code string of the error correction code whose information data has not been updated based on the update position information generated by the update position information generation means. Even without providing a means for destroying the transmitted data on the storage means, it is possible to prevent the error correction means from erroneously correcting uncorrected data or erroneously determining error position information. It is not necessary to increase the data transfer rate with the means, and the configuration of the error correction means and the transmission means becomes easy.
(第1実施例)
本発明の誤り訂正装置をDVDデータ再生装置に適用した場合の第1実施例について、図1乃至図6を参照して説明する。尚、図39の構成と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。この図1においては、図39における一時記憶部3は、夫々情報データの少なくとも1ブロック分の容量である格納領域A及びBを有するRAMで構成される一時記憶部(記憶手段)41(図2参照)に置き換わっている。
(First embodiment)
A first embodiment in which the error correction apparatus of the present invention is applied to a DVD data reproducing apparatus will be described with reference to FIGS. Note that the same parts as those in FIG. 39 are denoted by the same reference numerals, description thereof is omitted, and only different parts will be described below. In FIG. 1, the
ここで、例えば図4などにおいては、格納領域A及びBは並列に図示されているが、実際には、両者は一時記憶部41内において連続する領域であり、格納領域Bの先頭番地は格納領域Aの最終番地の次に続く番地として設定されている。
また、誤り訂正回路4は、誤り訂正回路(誤り訂正手段)42に置き換わっている。この誤り訂正回路42は、1ブロックのデータについて訂正処理を行う速度が、受信回路1が1ブロックの受信データについて受信処理を行う速度よりも若干速い速度に設定されている。その他の構成は、図39に示すものと同様である。
Here, for example, in FIGS. 4A and 4B, the storage areas A and B are shown in parallel, but in reality, both are continuous areas in the
The
尚、DVDにおいて採用されている誤り訂正符号は、1つの符号列における8ビットのシンボル数が182個のPI(内)符号、及び同シンボル数が208個のPO(外)符号の2つの符号系列からなるリードソロモン積符号で構成されており、1ブロックの容量は、182×208バイトである。 Note that the error correction code adopted in the DVD is two codes: an 8-bit symbol (182) PI (inner) code and a PO (outer) code of 208 codes in one code string. It consists of a Reed-Solomon product code consisting of a sequence, and the capacity of one block is 182 × 208 bytes.
次に、本実施例の作用について、図3乃至図6をも参照して説明する。図3は、一時記憶部41の2つの格納領域A及びBに対して、受信処理,訂正処理及び送信処理を行う場合の格納領域を切り換えて使用する状態を示すタイムチャートであり、図4,図5及び図6は、図3中に示す時点a,b及びcにおける一時記憶部41の各領域について行われる処理の状態を示すものである。
Next, the operation of the present embodiment will be described with reference to FIGS. FIG. 3 is a time chart showing a state in which the storage areas are switched and used when the reception process, the correction process, and the transmission process are performed on the two storage areas A and B of the
先ず、図3において、例えば、フェイズ(1)では格納領域Aが受信データ格納領域として使用されており、受信回路1は、DVDディスクから光学的なピックアップ(何れも図示せず)により読み出された誤り訂正符号で構成される情報データを受信して復号した後、格納領域Aに書き込む。
この時、格納領域Bは訂正データ格納領域として使用されており、誤り訂正回路42は、1つ前のフェイズにおいて受信データ格納領域であった格納領域Bに格納されている1ブロックの情報データについて、PI,POの2つの符号系列につき訂正処理を行っている。そして、1ブロックの情報データについて処理が終了しフェイズ(2)に移行すると、今度は格納領域Bが受信データ格納領域として使用され、格納領域Aが訂正データ格納領域として使用される。この様に、両者は交互に入れ替わって使用されるようになっている。
First, in FIG. 3, for example, in the phase (1), the storage area A is used as a reception data storage area, and the
At this time, the storage area B is used as a correction data storage area, and the
また、図3に示すように、誤り訂正回路42が1ブロックの情報データに対して訂正処理を行う速度は、受信回路1が1ブロックの受信データを書き込む速度よりも高く設定されており、これにより時間Tmだけ速く終了するようになっている。尚、時間Tmは常には一定ではなく、受信回路1の受信データ書込み速度の変動に応じて変化するが、前記書込み速度が最大になった場合でも“0”にはならず、所定の正の値以上を確保するように設定されている。
Further, as shown in FIG. 3, the speed at which the
ここで、時間Tmとしては、送信回路(送信手段)5が送信データを読み出して送信している番地と受信回路1が受信データを書き込む番地との間が、例えば、平均的に1セクタ(DVDのデータフォーマットで2Kバイト)程度となるような時間として設定する。
Here, the time Tm is, for example, an average of one sector (DVD) between the address where the transmission circuit (transmission means) 5 reads and transmits the transmission data and the address where the
また、送信回路5は、フェイズ(1)においては、1つ前のフェイズで訂正処理済みとなっている格納領域Aのデータを、受信回路1がデータを書き込んでいる番地よりも先行した番地において読み出している。尚、図2には、このフェイズ(1)の状態を示している。そして、誤り訂正回路42より1ブロックの情報データについて訂正処理を終了したことを示すステータス信号が与えられると、送信回路5は、直ちに、訂正処理が終了した直後の訂正データ格納領域(例えば、フェイズ(1)では格納領域B)の先頭から(フェイズ(2)において)データの送信を開始する。
In addition, in the phase (1), the
図4は、フェイズ(1)における上記の状態(時点a)を示すものである。即ち、格納領域Bについては、訂正処理の終了直後にその先頭番地から送信回路5がデータの送信を開始し、格納領域Aの末尾部分に対しては、受信回路1が受信データの書き込みを行っている。この時、誤り訂正回路42は、受信回路1が格納領域Aについて受信データの書き込みを終了するのを待っている状態であり、訂正処理は行っていない。
FIG. 4 shows the state (time point a) in the phase (1). That is, for the storage area B, immediately after the correction process is completed, the
次に、図5は、フェイズ(2)に移行した直後である時点bの状態を示している。即ち、送信回路5による格納領域Bに対する送信処理の番地は先に進み、その後を追うようにして、既に送信処理済みとなっている格納領域Bの先頭番地から受信回路1による受信データの書き込みが開始される。この場合、送信データの読出し番地と受信データの書き込み番地との間隔は、前述したように時間Tmに応じて1セクタ程度となっている。また、同時に、格納領域Aについて誤り訂正回路42による訂正処理が開始される。
Next, FIG. 5 shows a state at a time point b immediately after the transition to the phase (2). In other words, the address of the transmission process to the storage area B by the
そして、図6は、フェイズ(2)における時点cの状態を示している。即ち、送信回路5による格納領域Bに対する送信処理の番地は更に先に進み、受信回路1は、その後に追従して、既に送信処理済みである格納領域Bの番地に受信データを上書きする。尚、この時、誤り訂正回路42が行う訂正処理は、格納領域Aの1ブロックの情報データに対し、PI,POの2系列の夫々について少なくとも1回以上行うため、格納領域Aのどの部分に対して処理を行っているかは図示していない。
この様に、一時記憶部41の2つの格納領域A,Bの一方が訂正データ格納領域となっている時は、他方の格納領域は、送信データ読出し領域と受信データ格納領域とを兼用するようになっている。
FIG. 6 shows a state at the time point c in the phase (2). In other words, the address of the transmission process for the storage area B by the
As described above, when one of the two storage areas A and B of the
以上のように本実施例によれば、夫々誤り訂正符号の少なくとも1ブロック分の容量からなる2つの格納領域A及びBを有する一時記憶部41と、1ブロックの誤り訂正符号について訂正処理を行う時間が、受信回路1が1ブロックの受信データについて受信処理を行う時間よりも時間Tmだけ短い誤り訂正回路42を備え、送信回路5は、誤り訂正回路42が1ブロックの訂正処理後の情報データについて訂正データ格納領域への書き込みを終了すると、直ちに前記訂正データ格納領域を送信データ読出し領域として、その先頭番地から訂正処理後の情報データを読み出して送信するようにした。
As described above, according to the present embodiment, correction processing is performed on the
従って、受信回路1が、送信回路5が送信データ読出し領域において既にデータを送信した後の番地に受信データを書き込むことにより、1つの領域を送信データ読出し領域及び受信データ格納領域として共用することができるので、一時記憶部41には、独立した送信データ格納領域を設けずに情報データの少なくとも2ブロック分の容量を備えれば良く、一時記憶部41の必要最小限の容量を最小で従来の2/3にすることができる。
Therefore, the
また、誤り訂正回路42の訂正処理時間を、受信処理時間よりも時間Tmだけ短くすることによって、送信回路5による送信処理が受信処理に対して僅かに先行する時間を確保すれば良いので、誤り訂正回路42及び送信回路5の各処理を受信処理時間内に終了するように短くする構成を設ける必要がなく、誤り訂正回路42及び送信回路5の構成が容易となる。
In addition, by making the correction processing time of the
(第2実施例)
図7乃至図9は本発明の第2実施例を示すものであり、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。電気的構成を示す図7において、第2実施例の構成は、第1実施例の構成における送信回路5が送信回路(送信手段)43に置き換わっており、その他の構成は第1実施例と同様である。
(Second embodiment)
7 to 9 show a second embodiment of the present invention. The same parts as those of the first embodiment are denoted by the same reference numerals and the description thereof is omitted, and only different parts will be described below. In FIG. 7 showing the electrical configuration, in the configuration of the second embodiment, the
ここで、図8に示すように、受信回路1が受信データを一時記憶部41に書き込む速度をVin,送信回路43が送信データを一時記憶部41から読み出す速度をVout とする。書込み速度Vinは、例えばDVDのデータを高速再生したり、或いは特定データをサーチする場合などにデータの読出し線速度が変化したり、或いはピックアップのトラッキング位置が移動することによって変動する。そして、図9に示すように、送信回路43の読出し速度Vout は、その変動する書込み速度Vinの最高速度Vin(max) よりも予め高い値に設定されている(Vout >Vin(max) )。
Here, as shown in FIG. 8, the speed at which the receiving
以上のように構成された第2実施例によれば、受信回路1が、送信データ読出し領域において、送信回路43により既にデータが送信された後の番地に受信データを書き込む場合でも、送信回路43の読出し速度Vout は受信回路1の書込み速度Vinよりも常に速いので、書込み速度Vinが変動した場合でも、前者の読出し番地が後者の書き込み番地に追い付かれることはなく、送信前のデータが破壊されることを確実に防止することができる。
According to the second embodiment configured as described above, even when the
(第3実施例)
図10は本発明の第3実施例を示すものであり、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。電気的構成を示す図10において、第3実施例の構成では、第1実施例の構成における送信回路5が送信回路(送信手段)44に置き換わっている。
(Third embodiment)
FIG. 10 shows a third embodiment of the present invention. The same parts as those of the first embodiment are denoted by the same reference numerals and the description thereof is omitted. Only different parts will be described below. In FIG. 10 showing the electrical configuration, in the configuration of the third embodiment, the
また、受信回路(受信手段)1′のデータ書込み速度Vinと、送信回路44のデータ読出し速度Vout を参照して両者を比較することにより、データ読出し速度Vout を制御するための制御信号を送信回路44に出力する速度比較回路(読み出し速度制御手段)45が設けられおり、送信回路44は、その制御信号に応じて読出し速度Vout を変化させるようになっている。その他の構成は第1実施例と同様である。 A control signal for controlling the data reading speed Vout is compared by referring to the data writing speed Vin of the receiving circuit (receiving means) 1 'and the data reading speed Vout of the transmitting circuit 44 and comparing them. A speed comparison circuit (reading speed control means) 45 that outputs to 44 is provided, and the transmission circuit 44 changes the reading speed Vout according to the control signal. Other configurations are the same as those of the first embodiment.
次に、第3実施例の作用について説明する。速度比較回路45は、書込み速度Vinと読出し速度Vout とを比較することにより、第2実施例の図9に示すように書込み速度Vinが変動した場合でも、読出し速度Vout が常に書込み速度Vinよりも速くなるように送信回路44に制御信号を与える。そして、送信回路44は、与えられた制御信号に応じて読出し速度Vout をダイナミックに変化させるので、例えば、両者の速度差を常に一定に維持するように制御することが可能である。 Next, the operation of the third embodiment will be described. The speed comparison circuit 45 compares the write speed Vin with the read speed Vout so that the read speed Vout is always higher than the write speed Vin even when the write speed Vin varies as shown in FIG. 9 of the second embodiment. A control signal is given to the transmission circuit 44 so as to increase the speed. Since the transmission circuit 44 dynamically changes the reading speed Vout according to the given control signal, for example, it is possible to perform control so that the speed difference between the two is always maintained constant.
以上のように構成された第3実施例によれば、速度比較回路45は、読出し速度Vout が常に書込み速度Vinよりも速くなるように送信回路44に制御信号を与えるので、書込み速度Vinが変動した場合でも前者の読出し番地が後者の書き込み番地に追い付かれることはなく、第2実施例と同様に送信前のデータが破壊されることを確実に防止できる。
また、送信回路44は、速度比較回路45より与えられた制御信号に応じて読出し速度Vout をダイナミックに変化させるので、第2実施例とは異なり、読出し速度Vout を、書込み速度Vinの最高速度Vin(max) よりも速くなるように予め一定の値に設定しておく必要がなく、消費電力や不要輻射をより低減させることができる。
According to the third embodiment configured as described above, the speed comparison circuit 45 gives a control signal to the transmission circuit 44 so that the read speed Vout is always higher than the write speed Vin, so that the write speed Vin varies. Even in this case, the former read address is not caught up with the latter write address, and it is possible to reliably prevent the data before transmission from being destroyed as in the second embodiment.
Further, since the transmission circuit 44 dynamically changes the read speed Vout in accordance with the control signal given from the speed comparison circuit 45, unlike the second embodiment, the read speed Vout is set to the maximum speed Vin of the write speed Vin. It is not necessary to set a constant value so as to be faster than (max), and power consumption and unnecessary radiation can be further reduced.
(第4実施例)
図11は本発明の第4実施例を示すものであり、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。電気的構成を示す図11において、第4実施例の構成では、受信回路1が受信回路(受信手段)46に置き換わっており、また、その受信回路46の一時記憶部41に対する受信データの書込み番地と、送信回路5の一時記憶部41からの送信データの読出し番地とを参照して比較する番地比較回路(書き込み中止手段)47が設けられている。
(Fourth embodiment)
FIG. 11 shows a fourth embodiment of the present invention. The same parts as those of the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is omitted. Only different parts will be described below. In FIG. 11 showing the electrical configuration, in the configuration of the fourth embodiment, the receiving
この番地比較回路47は、受信データの書込み番地と送信データの読出し番地とを参照・比較して、両番地の間隔が所定値(例えば、1セクタ分)以上に維持されているか否かを監視するようになっている。即ち、データの受信,訂正及び送信の各処理が正常に行われていれば、両番地の間隔は所定値以上に維持されるからである。
そして、両番地の間隔が所定値を下回った時は、訂正処理がなされた後未送信状態にある一時記憶部41のデータが破壊されるおそれがあるため、番地比較回路47は、受信回路46に対して書き込み中止信号を出力するようになっており(格納制御)、受信回路46は、書き込み中止信号が与えられるとデータの受信処理を中止するようになっている。
The address comparison circuit 47 refers to and compares the write address of the received data and the read address of the transmission data, and monitors whether the interval between both addresses is maintained at a predetermined value (for example, one sector) or more. It is supposed to be. That is, if the data reception, correction and transmission processes are normally performed, the interval between both addresses is maintained at a predetermined value or more.
When the interval between both addresses falls below a predetermined value, the data in the
また、番地比較回路47は、受信回路46におけるデータの受信処理が正常に行われているか否かのステータス信号を、システムマイコン48に出力するようになっており、システムマイコン48は、そのステータス信号に応じて例えばユーザインターフェイス処理などを行うようになっている。尚、システムマイコン48は、DVD再生装置においてシステム全体を統括的に制御するものである。その他の構成は、第1実施例と同様である。
Further, the address comparison circuit 47 outputs a status signal indicating whether or not the data reception processing in the receiving
以上のように構成された第4実施例によれば、例えば、受信系列の乱れによって、受信回路46が受信データのセクタIDなどが受信できなかった場合などにおいて、受信回路46の一時記憶部41に対する書き込み番地が飛んで送信回路5の読出し番地に近付いて両番地の間隔が所定値を下回ると、番地比較回路47は、受信回路46による受信データの書き込みを中止させるので、一時記憶部41上の未送信データが破壊されるのを未然に防止することができる。
According to the fourth embodiment configured as described above, for example, when the
(第5実施例)
図12は本発明の第5実施例を示すものであり、第1または第4実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。電気的構成を示す図12において、第5実施例の構成では、受信回路1の一時記憶部41に対する受信データの書込み番地と、送信回路5の一時記憶部41からの送信データの読出し番地とを参照して比較する番地比較回路(データ破壊判定手段)49が設けられている。
(5th Example)
FIG. 12 shows a fifth embodiment of the present invention. The same parts as those in the first or fourth embodiment are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted, and only different parts will be described below. In FIG. 12 showing the electrical configuration, in the configuration of the fifth embodiment, the received data write address to the
この番地比較回路49は、第4実施例における番地比較回路47と同様に、受信データの書込み番地と送信データの読出し番地とを参照・比較して、前者の番地が後者の番地に等しくなるか或いは先行した場合に、一時記憶部41における訂正処理後の未送信情報データが破壊されたと判定するようになっている。
また、番地比較回路49は、未送信情報データが破壊されたと判定した場合は、ステータス信号をシステムマイコン50に出力するようになっており、システムマイコン50は、そのステータス信号に応じて例えばユーザインターフェイス処理などを行うようになっている。その他の構成は第1実施例と同様である。
As with the address comparison circuit 47 in the fourth embodiment, this address comparison circuit 49 refers to and compares the write address of the received data and the read address of the transmission data, and whether the former address is equal to the latter address. Alternatively, in the case of preceding, it is determined that the untransmitted information data after the correction process in the
The address comparison circuit 49 outputs a status signal to the
以上のように構成された第5実施例によれば、例えば、何等かの原因によって受信回路1の書き込み番地が送信回路5の読出し番地に等しくなるか或いは先行した場合は、一時記憶部41上の未送信データが破壊されている可能性が極めて高いので、番地比較回路49が前記データが破壊されたと判断することにより、システムマイコン50や送信回路5以降に存在する外部の処理系は、その判定結果に基づいて、破壊されたデータの取扱いを適正に(例えば、該当するデータ部分の再読出しなど)行うことができる。
According to the fifth embodiment configured as described above, for example, when the write address of the
本発明は上記し且つ図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、次のような変形または拡張が可能である。
各実施例におけるアービタは、記憶手段と一体に構成しても良い。また、アービタの機能を、受信手段,誤り訂正手段,送信手段に分散させて、記憶手段に対するアクセス要求を相互に与えることによって前記アクセスの調停を行う構成としても良い。
The present invention is not limited to the embodiments described above and illustrated in the drawings, and the following modifications or expansions are possible.
The arbiter in each embodiment may be integrated with the storage means. The arbiter function may be distributed to the receiving means, error correcting means, and transmitting means, and the access arbitration may be performed by mutually giving access requests to the storage means.
第1乃至第5実施例における記憶手段は、各格納領域の容量として少なくとも誤り訂正符号の1ブロック分を備えていれば良く、1ブロック分よりも多い容量を備えていても良い。
また、第1乃至第5実施例における記憶手段は、必ずしも1個の記憶素子(RAM等)で構成する必要はなく、例えば、少なくとも誤り訂正符号の1ブロック分の容量を備えた2つの記憶素子で構成して、受信手段、誤り訂正手段,送信手段からのアクセスを夫々調停するようにしても良い。
The storage means in the first to fifth embodiments need only have at least one block of error correction code as the capacity of each storage area, and may have a capacity larger than one block.
In addition, the storage means in the first to fifth embodiments is not necessarily configured by one storage element (RAM or the like). For example, two storage elements having a capacity of at least one block of error correction code The access from the receiving means, error correcting means, and transmitting means may be arbitrated.
第4実施例における番地比較回路47に、第5実施例におけるデータ破壊判定手段としての機能を併せて持たせても良い。
DVDデータ再生装置に限ることなく、ブロック完結の誤り訂正符号で構成されるデータを再生する装置であれば適用が可能である。
誤り訂正符号は、積符号に限ることなく1系列のものであっても良い。
The address comparison circuit 47 in the fourth embodiment may also have a function as data destruction determination means in the fifth embodiment.
The present invention is not limited to a DVD data reproducing apparatus, and can be applied to any apparatus that reproduces data composed of block-complete error correction codes.
The error correction code is not limited to a product code and may be one series.
(第6実施例)
図13乃至図15は本発明の誤り訂正装置をDVDデータ再生装置に適用した場合の第6実施例を示すものであり、図43の構成と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。
受信回路(受信手段)6は、図示しないピックアップがDVDディスクから光学的に読み取った信号を受信するようになっている。この受信回路6においては、DVDのデータフォーマットにおいて1フレーム毎の先頭に配置されている同期信号が受信される。
(Sixth embodiment)
FIGS. 13 to 15 show a sixth embodiment in which the error correction apparatus of the present invention is applied to a DVD data reproducing apparatus. The same parts as those in FIG. Only different parts will be described below.
The receiving circuit (receiving means) 6 receives a signal optically read from a DVD disk by a pickup (not shown). The receiving
また、受信回路6は、内蔵されているPLL回路(図示せず)が受信データ列より生成したクロック信号に基づき、PI系列において2フレーム当たり182バイトのデータの入力タイミングに一致するようにラッチパルス信号を作成し、そのラッチパルス信号により、前記182バイトの各データ(1バイト単位のシンボル)をラッチして受信処理を行うようになっている。その後、受信データは8−16復調(ディスクにデータを記録する際に16ビットに変換されたデータを元の8ビットデータに戻す)などを施された後に、一時記憶部8に書き込まれる。
Further, the receiving
図13においては、受信回路6を介してこれらの各種信号を受信する計測・判定回路(シンドローム判定手段)51が設けられている。計測・判定回路51は、同期信号が出力された時点からラッチパルスの出力数をカウントすることにより、そのカウント値が2フレーム当たり182(所定値)になっているか否かによって、受信回路6が2フレーム当たり182個のシンボルを正しく受信しているか否かを判定し、無効判定信号(判定情報)を誤り訂正回路(誤り訂正手段)52に出力するようになっている。
In FIG. 13, a measurement / determination circuit (syndrome determination means) 51 that receives these various signals via the
PIシンドローム計算回路(シンドローム計算手段)53は、受信回路6から直接情報データを得てDVDデータにおけるPI系列の誤り訂正符号からシンドロームを計算すると、その計算結果を誤り訂正回路52に出力するようになっている。
図14は、DVDデータに採用されている誤り訂正符号の1ブロック分のデータ配列を示すものである。DVDのソースデータは、2Kバイトを単位として1セクタを構成しており、誤り訂正符号は、16セクタ毎に付加され、ソースデータ32Kバイトで1ブロックを構成している。
The PI syndrome calculation circuit (syndrome calculation means) 53 obtains information data directly from the
FIG. 14 shows a data arrangement for one block of error correction codes employed in DVD data. The source data of DVD constitutes one sector with 2K bytes as a unit, and an error correction code is added every 16 sectors, and one block is constituted by 32K bytes of source data.
その1ブロックの誤り訂正符号は、パラメータ(m=8,n=182,k=172,d=11)を有する内符号PIと、パラメータ(m=8,n=208,k=192,d=17)を有する外符号POとの2つの符号系列からなるリードソロモン積符号で構成されている。
ここで、各パラメータは、以下の内容を示すものである。
m:1シンボルの符号長
n:1つの符号列のシンボル数
k:1つの符号列のシンボル数の内、パリティ以外のシンボル数
d:符号間の最小距離
即ち、図14において列方向に配置されている内符号PI(d0,0 ,d0,1 ,d0,2 ,…,d0,181 ,…)は、符号長が8ビットであるシンボルが182個配置された符号系列であり、その182シンボル(バイト)の内、メインデータは172シンボル,これらのメインデータより生成されたパリティは10シンボルである。
The error correction code of one block includes an inner code PI having parameters (m = 8, n = 182, k = 172, d = 11) and parameters (m = 8, n = 208, k = 192, d = 17) and a Reed-Solomon product code consisting of two code sequences with an outer code PO.
Here, each parameter indicates the following contents.
m: Code length of 1 symbol n: Number of symbols in one code string k: Number of symbols other than parity in the number of symbols in one code string d: Minimum distance between codes In other words, they are arranged in the column direction in FIG. The inner code PI (d0,0, d0,1, d0,2,..., D0,181,...) Is a code sequence in which 182 symbols having a code length of 8 bits are arranged. Of the (bytes), the main data is 172 symbols, and the parity generated from these main data is 10 symbols.
また、図14において行方向に配置されている外符号PO(d0,0 ,d1,0 ,d2,0 ,…,d207,0 ,…)は、符号長8ビットのシンボルが208個配置された符号系列であり、その内、メインデータは192シンボル,パリティは16シンボルである。パリティを除くメインデータは、172×192=32.25 (Kバイト)であり、ソースデータ以外の0.25Kバイトは、セクタIDやそのパリティであるEDC,及びリザーブなどである。 Further, in the outer code PO (d0,0, d1,0, d2,0,..., D207,0,...) Arranged in the row direction in FIG. 14, 208 symbols having a code length of 8 bits are arranged. The code series includes 192 symbols for main data and 16 symbols for parity. The main data excluding the parity is 172 × 192 = 32.25 (K bytes), and 0.25 K bytes other than the source data are the sector ID, the EDC that is the parity, and the reserve.
以上のように構成されている誤り訂正符号の訂正能力は、自分の符号系列におけるシンドロームの計算結果によって、内符号PIについては5シンボルまで、外符号POについては8シンボルまで誤り訂正が可能である。また、他方の符号系列におけるシンドロームの計算結果から得られる誤り検出位置情報をイレージャポインタとして利用することにより、内符号PIについては10シンボルまで、外符号POについては16シンボルまで消失訂正を行うことができる。 The correction capability of the error correction code configured as described above can be corrected up to 5 symbols for the inner code PI and up to 8 symbols for the outer code PO depending on the calculation result of the syndrome in its own code sequence. . Further, by using error detection position information obtained from the syndrome calculation result in the other code sequence as an erasure pointer, erasure correction is performed up to 10 symbols for the inner code PI and up to 16 symbols for the outer code PO. be able to.
また、実際のデータの受信順序は、d0,0 ,d0,1 ,d0,2 ,…,d0,181 ,d1,0 ,d1,1 ,d1,2 ,…,d207,180 ,d207,181 となっており、内符号PIについては、実際のデータの受信順序と誤り訂正符号の符号系列とが同一となっている。 The actual data reception order is as follows: d0,0, d0,1, d0,2,..., D0,181, d1,0, d1,1, d1,2, ..., d207,180, d207,181 For the inner code PI, the actual data reception order and the error correction code sequence are the same.
次に、第6実施例の作用について図15をも参照して説明する。図15は、誤り訂正回路52が行う訂正処理の制御内容を示すフローチャートである。この図15において、誤り訂正回路52は、先ず、計測・判定回路51から無効判定信号が出力されているか否かによって、PIシンドローム計算回路53が出力するPI符号列のシンドロームSI0 〜SI9 の計算結果が有効なものとして使用可能であるか否かを判断する(ステップX1)。
Next, the operation of the sixth embodiment will be described with reference to FIG. FIG. 15 is a flowchart showing the control content of the correction processing performed by the error correction circuit 52. In FIG. 15, the error correction circuit 52 first calculates the calculation results of syndromes SI0 to SI9 of the PI code string output from the PI
シンドロームの計算結果が有効である場合には、シンドロームSI0 〜SI9 の計算結果から、シンボルデータに誤りがあるか否かを判断する(ステップX4)。全てのシンドロームSI0 〜SI9 の計算結果が“0”であればその符号列のシンボルデータに誤りはないのでステップX8に移行する。208列全ての処理が終了していない場合で且つPI符号についての初回の訂正処理である場合(ステップX8a)は、ステップX1に移行する。 If the calculation result of the syndrome is valid, it is determined from the calculation results of the syndromes SI0 to SI9 whether or not there is an error in the symbol data (step X4). If the calculation results of all the syndromes SI0 to SI9 are "0", there is no error in the symbol data of the code string, and the process proceeds to step X8. If all 208 columns have not been processed and if this is the first correction process for the PI code (step X8a), the process proceeds to step X1.
また、計測・判定回路51において、同期信号が出力された時点からカウントしたラッチパルスの出力数が、2フレーム当たり“182”になっていない場合(例えば、シンボルデータの部分的な脱落により“182”よりも小なる場合や、或いは、ラッチパルスにノイズが重畳されることよって“182”よりも大なる場合)は、計測・判定回路51から無効判定信号が出力され、シンドロームSI0 〜SI9 の計算結果が無効であることが示される。この場合には、誤り訂正回路52は、ステップX1において「NO」と判断し、それらのシンドロームSI0 〜SI9 の計算結果に基づく判定・訂正を行うことなくステップX7に移行する。 Further, in the measurement / determination circuit 51, when the number of latch pulses output from the time when the synchronization signal is output is not “182” per two frames (for example, “182 due to partial omission of symbol data”). When the value is smaller than “or” or when the noise is superimposed on the latch pulse and larger than “182”, an invalid determination signal is output from the measurement / determination circuit 51, and the syndromes SI0 to SI9 are calculated. The result is shown to be invalid. In this case, the error correction circuit 52 determines “NO” in step X1, and proceeds to step X7 without performing determination / correction based on the calculation results of the syndromes SI0 to SI9.
一方、ステップX4において誤りがある、と判定された場合は、誤り訂正回路52は、シンドロームSI0 〜SI9 の値からその誤りが訂正可能であるか否かを判断して(ステップX5)、訂正可能である場合は、シンドロームSI0 〜SI9 に基づいて誤りの大きさ及び誤りの位置(エラーポジション)を求める。尚、これらの計算結果は、誤り訂正回路52に内蔵されている図示しないRAM(ワークエリア)上に書き込まれて記憶される。 On the other hand, if it is determined in step X4 that there is an error, the error correction circuit 52 determines whether or not the error can be corrected from the values of the syndromes SI0 to SI9 (step X5) and can be corrected. In this case, the error size and error position (error position) are obtained based on the syndromes SI0 to SI9. These calculation results are written and stored in a RAM (work area) (not shown) built in the error correction circuit 52.
そして、誤り訂正回路52は、受信回路6が一時記憶部8上に受信データの書き込みを終えた後に、エラーポジションに対応するシンボルデータを読み出して、当該データ値に誤りの大きさの値を加算することによってデータを訂正し、一時記憶部8上に書き戻す(ステップX6)。また、データが訂正不能である場合は、そのPI符号列に訂正不能な誤りがあることを示す誤り位置情報をセットする(ステップX7)。
Then, the error correction circuit 52 reads the symbol data corresponding to the error position after the
1ブロックのPI符号列の208列全てについて処理を行いステップX8において「YES」と判断すると、ステップX9〜X16においてPO符号列の182列について訂正処理を行う。このPO符号列の訂正処理においては、ステップX7でセットされたPI符号列の誤り位置情報を利用して、消失訂正を行うことができる(ステップX12,X13)。 If all 208 columns of the PI code string of one block are processed and “YES” is determined in step X8, correction processing is performed for 182 columns of the PO code string in steps X9 to X16. In this PO code string correction process, erasure correction can be performed using the error position information of the PI code string set in step X7 (steps X12 and X13).
また、1ブロックのPO符号列の182列全てについて処理を行いステップX15において「YES」と判断すると、次のステップX16において更に訂正処理を行うか否かを判断し、訂正処理を続行する場合は、誤り訂正回路52は、今度は一時記憶部8からPI符号列のデータを読み出し、その読出したデータに基づいて、シンドロームSI0 〜SI9 を計算する(ステップX2,X3)。
When processing is performed for all 182 columns of the PO code string of one block and “YES” is determined in step X15, it is determined whether or not correction processing is further performed in the next step X16, and the correction processing is continued. Then, the error correction circuit 52 reads the data of the PI code string from the
即ち、誤り訂正回路52が、PIシンドローム計算回路53より与えられるPI符号列のシンドロームSI0 〜SI9 を参照するのは、最初のPI符号列の訂正処理においてのみである。2回目以降の訂正処理においては、(ステップX8aで「NO」と判断して)一時記憶部8からPI符号列のデータを読み出し、その読出したデータに基づいて自らシンドロームSI0 〜SI9 を計算する。何故なら、最初のPI符号列の訂正処理を経ることによって訂正されたシンボルデータが存在する可能性があるので、2回目以降は一時記憶部8から読出したデータに基づいてシンドロームSI0 〜SI9 を計算した方が、データの訂正可能性がより高くなるからである。
That is, the error correction circuit 52 refers to the PI code string syndromes SI0 to SI9 given from the PI
以上のように第6実施例によれば、計測・判定回路51は、受信回路6におけるデータの受信状態に基づいて、具体的には、受信回路6が2フレーム当たり182シンボルのデータを受信しているか否かを判定し、誤り訂正回路52は、計測・判定回路51より無効判定信号が出力されていない場合は、PIシンドローム計算回路53により計算されたシンドロームSI0 〜SI9 をPI符号列の最初の訂正処理に利用して誤り判定及び訂正を行い、また、前記無効判定信号が出力されている場合は、その符号列に対する訂正処理を行わないようにした。
As described above, according to the sixth embodiment, the measurement / judgment circuit 51, based on the data reception state in the
従って、誤り訂正回路52は、PIシンドローム計算回路53により予め計算されたPI系列のシンドロームSI0 〜SI9 を利用することにより、PI符号列の最初の訂正処理は、1ブロック分の受信データが一時記憶部8に全て書き込まれるまで待つことなく開始することができ、訂正処理に要する時間を短縮することができる。また、誤り訂正回路52は、PI符号列の2回目以降の訂正処理では、一時記憶部8からPI符号列のデータを読み出し、その読出したデータに基づいて自らシンドロームSI0 〜SI9 を計算するので、訂正の可能性をより高めることができる。
Therefore, the error correction circuit 52 uses the PI series syndromes SI0 to SI9 calculated in advance by the PI
更に、誤り訂正回路52は、計測・判定回路51が出力する無効判定信号によって、PIシンドローム計算回路53により予め計算されるシンドロームSI0 〜SI9 の有効性(正しいシンボル数に基づいて計算されたか否か)を判断するので、正しい状態で計算されていないシンドロームSI0 〜SI9 の計算値により、一時記憶部8上に残留している過去の無意味なデータについて誤判定・誤訂正を行うことはない。従って、例えば、DVDデータによる映像や楽音などの再生において突発的にノイズが発生したりすることがなく、信頼性をより高めることができる。
Further, the error correction circuit 52 uses the invalidity determination signal output from the measurement / determination circuit 51 to determine the validity of the syndromes SI0 to SI9 calculated in advance by the PI syndrome calculation circuit 53 (whether the calculation is based on the correct number of symbols). Therefore, the past meaningless data remaining on the
(第7実施例)
図16及び図17は本発明の誤り訂正装置をCDデータ再生装置に適用した場合の第7実施例を示すものであり、図43の構成と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。受信回路(受信手段)54は、図示しないピックアップがCDディスクから光学的に読み取った信号を受信するようになっている。この受信回路54においては、CDのデータフォーマットにおいて1フレーム(588チャネルビット)毎の先頭に配置されている同期信号が受信される。
(Seventh embodiment)
FIGS. 16 and 17 show a seventh embodiment in which the error correction apparatus of the present invention is applied to a CD data reproducing apparatus. The same parts as those in FIG. Only different parts will be described below. The receiving circuit (receiving means) 54 receives a signal optically read from a CD disk by a pickup (not shown). The receiving
尚、CDのデータフォーマットにおける1フレームは、
フレーム同期信号:24ビット
サブコーディング:14ビット(1シンボル)
データ及びパリティ:14×32ビット(32シンボル)
シンボル間の結合用ビット:3×34ビット
以上の合計で588チャネルビットとなっている。
One frame in the CD data format is
Frame synchronization signal: 24 bits
Sub-coding: 14 bits (1 symbol)
Data and parity: 14 x 32 bits (32 symbols)
Bits for combining symbols: A total of 3 × 34 bits or more is 588 channel bits.
また、受信回路54は、内蔵されているPLL回路(図示せず)が受信データより生成したクロック信号に基づいて、1フレーム当たり32バイトのデータの入力タイミングに一致するようにラッチパルス信号を作成し、そのラッチパルス信号に基づいて、前記32バイトの各データ(1バイト単位のシンボル)をラッチして受信処理を行うようになっている。その後、受信データは、EFM(Eight to Fourteen Modulation)復調(ディスクに記録する際に14ビットに変換されたデータを元の8ビットデータに戻す)などを施された後、一時記憶部8に書き込まれる。
The receiving
図16においては、受信回路54を介してこれらの各種信号を受信する計測・判定回路(シンドローム判定手段)55が設けられている。計測・判定回路55は、これらの各種信号から、受信回路54が1フレーム当たり32バイトのシンボルを正しく受信しているか否かを判定して、無効判定信号(判定情報)を切換回路(シンドローム出力切換手段)56に出力するようになっている。
In FIG. 16, a measurement / determination circuit (syndrome determination means) 55 for receiving these various signals via the
C1シンドローム計算回路(シンドローム計算手段)57は、受信回路54から直接情報データを得てCDデータにおけるC1系列の誤り訂正符号からシンドロームS10 〜S13 を計算すると、その計算結果を切換回路56に出力するようになっている。
切換回路56は、計測・判定回路55より無効判定信号が出力されない場合は、C1シンドローム計算回路53により計算されたシンドローム値をそのまま誤り訂正回路(誤り訂正手段)58に出力する。また、前記無効判定信号が出力されている場合は、C1シンドローム計算回路57により計算されたシンドローム値に代えて、自身が予め保有している訂正不能の任意のシンドローム値を誤り訂正回路58に出力するようになっている。
When the C1 syndrome calculation circuit (syndrome calculation means) 57 obtains the information data directly from the
When the invalidity determination signal is not output from the measurement /
尚、CDのデータに採用されている誤り訂正符号は、パラメータ(m=8,n=32,k=28,d=5)を有するC1符号列と、パラメータ(m=8,n=28,k=24,d=5)を有するC2符号列との2つの符号系列からなるリードソロモン積符号で構成されている。即ち、何れの符号列においても、シンボル2個(=(d−1)/2=(5−1)/2)までの誤り訂正が可能である。 Note that the error correction code employed in the CD data includes a C1 code string having parameters (m = 8, n = 32, k = 28, d = 5) and parameters (m = 8, n = 28, k = 24, d = 5) and a Reed-Solomon product code consisting of two code sequences with a C2 code string. That is, in any code string, error correction can be performed up to two symbols (= (d−1) / 2 = (5-1) / 2).
また、C2符号列は、C1符号列の1フレーム32シンボルのデータを4フレーム毎に取る(インターリーブ)系列であるため(第1フレーム第1シンボル−第5フレーム第2シンボル−…)、C1系列の誤り訂正において得られた誤り位置情報は、イレージャポインタとしてC2符号列の消失訂正に利用することができるが、逆に、C2系列の訂正処理で得られた誤り位置情報は、C1符号列の消失訂正に利用することができない。従って、C2系列についてのみシンボル4個までの消失訂正が可能である。 Further, since the C2 code string is a (interleaved) series of data of 32 symbols of one frame of the C1 code string every four frames (first frame first symbol-fifth frame second symbol -...), the C1 series The error position information obtained in the error correction can be used as an erasure pointer for erasure correction of the C2 code string. Conversely, the error position information obtained in the correction process of the C2 sequence is the C1 code. Cannot be used for column erasure correction. Therefore, erasure correction of up to 4 symbols can be performed only for the C2 sequence.
次に、第7実施例の作用について図17をも参照して説明する。計測・判定回路55は、受信回路54を介してCDデータの1フレーム毎の同期信号及び受信回路54内部で生成されたラッチパルス信号を得ると、同期信号が出力された時点からラッチパルス信号の出力数をカウントして、そのカウント値が“32(所定値)”であるか否か、即ち、ラッチパルス信号が次のフレームの同期信号が出力されるまでに32シンボル分出力されたか否かによって、1フレーム当たり32シンボルのデータが受信できているか否かを判定する。
Next, the operation of the seventh embodiment will be described with reference to FIG. When the measurement /
1フレーム当たり32シンボルのデータが受信できていれば、C1シンドローム計算回路57により計算されたシンドロームは、それら32シンボルのデータに基づいて計算されているはずであり、その計算結果は正しいと判断することができる。この場合、計測・判定回路55は無効判定信号を出力しないので、切換回路56は、C1シンドローム計算回路57により計算されたシンドローム値をそのまま誤り訂正回路58に出力する。
If data of 32 symbols per frame can be received, the syndrome calculated by the C1
一方、受信回路54における受信処理に何らかの乱れが生じることによりデータの受信が正常に行われず、計測・判定回路55において同期信号が出力された時点からカウントしたラッチパルス信号の出力数が32個に一致しない場合には、C1シンドローム計算回路57により計算されたシンドロームは32シンボルのデータに基づいて計算されておらず、その計算結果は正しくないと判断することができる。
On the other hand, data reception is not normally performed due to some disturbance in the reception process in the
この場合、計測・判定回路55は、無効判定信号を切換回路52に出力する。すると、切換回路56は、前記無効判定信号に基づいて訂正不能のシンドロームを誤り訂正回路58に出力する。
ここで、図17は、誤り訂正回路58の訂正処理内容を示すフローチャートである。誤り訂正回路58は、C1シンドローム計算回路57により予め計算されたC1系列のシンドロームS10 〜S13 の計算結果を得ると(ステップY1)、そのシンドロームの計算結果より、シンボルデータに誤りがあるか否かを判定する(ステップY4)。
In this case, the measurement /
Here, FIG. 17 is a flowchart showing the contents of the correction processing of the
以降の処理は、基本的には図15に示すフローチャートをベースとして、CDのデータフォーマットに合わせた処理内容に変更したものである。CDデータに採用されている誤り訂正符号は、上述したように、C2符号列についてはC1符号列にインターリーブを施してなるものであり、所謂非完結型である。即ち、DVDデータにおける誤り訂正符号(完結型)の場合のように“ブロック”という概念は存在しない。 The subsequent processing is basically changed to processing contents adapted to the data format of the CD based on the flowchart shown in FIG. As described above, the error correction code employed in the CD data is a so-called incomplete type in which the C2 code string is interleaved with the C1 code string. That is, there is no concept of “block” as in the case of error correction code (complete type) in DVD data.
そして、1つのC2符号列は、109列(フレーム)のC1符号が揃うことによって(一時記憶部8に書き込まれた時点で)完結する。従って、CDデータの場合は、C1符号列,C2符号列の訂正処理を1列ずつ交互に行うようになっており、図15におけるステップX8及びX8a,X15に対応する処理は削除されている。
加えて、ステップX14に対応する処理も削除されている。これも、前述したように、C2系列の訂正処理で得られた誤り位置情報がC1符号列の消失訂正に利用することができないためである。
One C2 code string is completed when 109 C1 codes (frames) are aligned (when written in the temporary storage unit 8). Therefore, in the case of CD data, the correction processing of the C1 code string and the C2 code string is performed alternately one by one, and the processes corresponding to steps X8, X8a, and X15 in FIG. 15 are deleted.
In addition, the process corresponding to step X14 is also deleted. This is also because the error position information obtained by the C2 sequence correction process cannot be used for erasure correction of the C1 code string as described above.
また、図17のフローチャートにおいては、データの受信が正常に行われない場合、計測・判定回路55は無効判定信号を出力し、切換回路52は訂正不能のシンドロームを誤り訂正回路58に出力するので、誤り訂正回路58は、ステップY4で「YES」,ステップY5で「NO」と判断して、そのC1符号列に訂正不能な誤りがあることを示す誤り位置情報をセットする(ステップY7)。
In the flowchart of FIG. 17, when data is not normally received, the measurement /
以上のように第7実施例によれば、計測・判定回路55は、受信回路54が1フレーム当たり32シンボルのデータを受信しているか否かを判定し、切換回路56は、計測・判定回路55より無効判定信号が出力されいなければ、C1シンドローム計算回路57により計算されたシンドロームをそのまま誤り訂正回路58に出力し、また、前記無効判定信号が出力されていれば、自身が予め保有している訂正不能の任意のシンドロームを誤り訂正回路58に出力するようにした。
従って、誤り訂正回路58は、一時記憶部8上に残留している過去の無意味なデータについて誤訂正を行うことはないので、例えば、CDデータによる楽音などの再生において突発的にノイズが発生したりすることがなく、信頼性をより高めることができる。
As described above, according to the seventh embodiment, the measurement /
Accordingly, the
(第8実施例)
図18は本発明の第8実施例を示すものであり、第7実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。図18においては、図16に示す第7実施例の構成から切換回路56が削除されており、C1シンドローム計算回路57が出力するシンドローム値及び計測・判定回路55が出力する無効判定信号は、何れも誤り訂正回路(誤り訂正手段)58′に直接与えられるようになっている。その他の構成は、第7実施例と同様である。
(Eighth embodiment)
FIG. 18 shows an eighth embodiment of the present invention. The same parts as those in the seventh embodiment are designated by the same reference numerals and the description thereof is omitted. Only the different parts will be described below. In FIG. 18, the switching
次に、第8実施例の作用について説明する。第8実施例の作用は、第6実施例の図15に示すフローチャートを、CDのデータフォーマットに合わせて行うものである。即ち、誤り訂正回路58′は、計測・判定回路55より無効判定信号が出力されている場合には、C1シンドローム計算回路57が出力するシンドローム値に基づく誤り訂正を行わないようにする。
Next, the operation of the eighth embodiment will be described. The operation of the eighth embodiment is to perform the flowchart shown in FIG. 15 of the sixth embodiment in accordance with the data format of the CD. That is, the
以上のように構成された第8実施例によれば、誤り訂正回路58′は、計測・判定回路55が出力する無効判定信号を直接得ることにより、無用な誤り訂正処理を行うことがないので処理をより効率的に行うことができる。また、第7実施例における切換回路56を必要としないので、全体を小形に構成することができる。
According to the eighth embodiment configured as described above, the
(第9実施例)
図19は本発明の第9実施例を示すものであり、第7実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。図19においては、図16に示す第7実施例の構成における計測・判定回路55が、判定回路(シンドローム判定手段)59に置き換えられている。その他の構成は、第7実施例と同様である。
(Ninth embodiment)
FIG. 19 shows a ninth embodiment of the present invention. The same parts as those in the seventh embodiment are designated by the same reference numerals and the description thereof is omitted. Only the different parts will be described below. In FIG. 19, the measurement /
判定回路59による判定は、第7実施例における計測・判定回路55と異なっており、受信回路54によって1フレーム毎に受信される同期信号の受信間隔を、PLL回路が受信データより生成したクロック信号に基づいて測定し、前記受信間隔が588チャネルビット毎になっているか否かにより、受信回路54によるデータの受信処理が正常であるか否かを判定するようになっている。その他の作用は第7実施例と同様である。以上のように構成された第9実施例においても、第6実施例と同様の効果が得られる。
The determination by the determination circuit 59 is different from the measurement /
本発明は上記し且つ図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、次のような変形または拡張が可能である。
各実施例におけるアービタは、記憶手段と一体に構成しても良い。また、アービタの機能を、受信手段,誤り訂正手段,送信手段に分散させて、記憶手段に対するアクセス要求を相互に与えることによって前記アクセスの調停を行う構成としても良い。
The present invention is not limited to the embodiments described above and illustrated in the drawings, and the following modifications or expansions are possible.
The arbiter in each embodiment may be integrated with the storage means. The arbiter function may be distributed to the receiving means, error correcting means, and transmitting means, and the access arbitration may be performed by mutually giving access requests to the storage means.
第6実施例において、最初にステップX9乃至X16のPO符号列の訂正処理を行った後に、ステップX1乃至X8のPI符号列の訂正処理を行っても良い。同様に、第7実施例において、最初にステップY9乃至Y15のC2符号列の訂正処理を行った後に、ステップY1乃至Y8のC1符号列の訂正処理を行っても良い。
また、第6実施例において、誤り訂正回路52は、最初にPO符号列の訂正処理を行うようにし、PI符号列のシンドロームSI0 〜SI9 の計算結果をイレージャポインタとしてPO符号列の最初の訂正処理における消失訂正に利用するようにしても良い。斯様に構成すれば、最初の訂正処理からより多くのシンボルデータの訂正を行うことが可能となる。
In the sixth embodiment, the correction process of the PO code string in steps X9 to X16 may be performed first, and then the PI code string in steps X1 to X8 may be corrected. Similarly, in the seventh embodiment, the correction process for the C1 code string in steps Y1 to Y8 may be performed after the correction process for the C2 code string in steps Y9 to Y15 is first performed.
In the sixth embodiment, the error correction circuit 52 first performs correction processing of the PO code string, and uses the calculation results of the syndromes SI0 to SI9 of the PI code string as the erasure pointer to obtain the first PO code string. It may be used for erasure correction in correction processing. With such a configuration, it is possible to correct more symbol data from the first correction process.
第6実施例において、第7実施例などと同様に、誤り訂正回路52に対して切換回路56を介してシンドロームの計算結果を与えるようにしても良い。
また、第6及び第8実施例において、シンドローム計算手段によってシンボルデータの訂正までの演算処理を行わせて、誤り訂正手段は、訂正されたデータを記憶手段に対して書き戻す機能のみを持たせても良い。この場合、判定手段によって無効判定信号が出力された場合は、誤り訂正手段は、訂正されたデータの記憶手段に対する書き戻しを中止するようにする。
In the sixth embodiment, the calculation result of the syndrome may be given to the error correction circuit 52 via the switching
Further, in the sixth and eighth embodiments, the calculation processing up to the correction of the symbol data is performed by the syndrome calculation means, and the error correction means has only a function of writing the corrected data back to the storage means. May be. In this case, when an invalidity determination signal is output by the determination unit, the error correction unit stops writing back the corrected data in the storage unit.
第9実施例をDVDの場合に適用して、1フレーム毎の同期信号が、受信データ列の1488チャネルビット毎に受信されているか否かによって、シンドロームの計算結果を判定しても良い。
1つの誤り訂正符号列についての訂正処理を1回しか行わない場合には、図15に示すフローチャートからステップX2,X3,X8及びX16を削除して、ステップX8で「NO」と判断した場合は、直接ステップX1に移行するようにすれば良い。同様に、図17に示すフローチャートの場合は、ステップY2,Y3,Y16を削除すれば良い。
The ninth embodiment may be applied to a DVD, and the calculation result of the syndrome may be determined depending on whether or not a synchronization signal for each frame is received for every 1488 channel bits of the received data string.
When the correction process for one error correction code string is performed only once, when steps X2, X3, X8 and X16 are deleted from the flowchart shown in FIG. 15 and “NO” is determined in step X8, It is sufficient to move directly to step X1. Similarly, in the case of the flowchart shown in FIG. 17, steps Y2, Y3, and Y16 may be deleted.
DVD,CDデータ再生装置に限ることなく、誤り訂正符号で構成されるデータを再生する装置であれば適用が可能である。
誤り訂正符号は、積符号に限ることなく1系列のものであっても良い。
The present invention is not limited to DVD and CD data reproducing apparatuses, and can be applied to any apparatus that reproduces data composed of error correction codes.
The error correction code is not limited to a product code and may be one series.
(第10実施例)
図20乃至図27は本発明の誤り訂正装置をDVDデータ再生装置に適用した場合の第10実施例を示すものであり、図44の構成と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。先ず、DVDデータに採用されている誤り訂正符号について図21を参照して説明する。
(Tenth embodiment)
FIGS. 20 to 27 show a tenth embodiment in which the error correction apparatus of the present invention is applied to a DVD data reproducing apparatus. The same parts as those in FIG. Only different parts will be described below. First, an error correction code employed in DVD data will be described with reference to FIG.
図21は、誤り訂正符号の1ブロック分の配列を示すものである。DVDのソースデータは、2Kバイトを単位として1セクタを構成しており、誤り訂正符号は、16セクタ毎に付加され、ソースデータ32Kバイトで1ブロックを構成している。
その1ブロックの誤り訂正符号は、パラメータ(m=8,n=182,k=172,d=11)を有する内符号PIと、パラメータ(m=8,n=208,k=192,d=17)を有する外符号POとの2つの符号系列からなるリードソロモン積符号で構成されている。
FIG. 21 shows an arrangement for one block of the error correction code. The source data of DVD constitutes one sector with 2K bytes as a unit, and an error correction code is added every 16 sectors, and one block is constituted by 32K bytes of source data.
The error correction code of one block includes an inner code PI having parameters (m = 8, n = 182, k = 172, d = 11) and parameters (m = 8, n = 208, k = 192, d = 17) and a Reed-Solomon product code consisting of two code sequences with an outer code PO.
ここで、各パラメータは、以下の内容を示すものである。
m:1シンボルの符号長
n:1つの符号列のシンボル数
k:1つの符号列のシンボル数の内、パリティ以外のシンボル数
d:符号間の最小距離
即ち、図21において列方向に配置されている内符号PI(d0,0 ,d0,1 ,d0,2 ,…,d0,181 ,…)は、符号長が8ビットであるシンボルが182個配置された符号系列であり、その182シンボル(バイト)の内、メインデータは172シンボル,これらのメインデータより生成されたパリティは10シンボルである。また、図21において行方向に配置されている外符号PO(d0,0 ,d1,0 ,d2,0 ,…,d207,0 ,…)は、符号長8ビットのシンボルが208個配置された符号系列であり、その内、メインデータは192シンボル,パリティは16シンボルである。
Here, each parameter indicates the following contents.
m: Code length of 1 symbol n: Number of symbols in one code string k: Number of symbols other than parity in the number of symbols in one code string d: Minimum distance between codes In other words, they are arranged in the column direction in FIG. The inner code PI (d0,0, d0,1, d0,2,..., D0,181,...) Is a code sequence in which 182 symbols having a code length of 8 bits are arranged. Of the (bytes), the main data is 172 symbols, and the parity generated from these main data is 10 symbols. In the outer code PO (d0,0, d1,0, d2,0,..., D207,0,...) Arranged in the row direction in FIG. 21, 208 symbols having a code length of 8 bits are arranged. The code series includes 192 symbols for main data and 16 symbols for parity.
パリティを除くメインデータは、172×192=32.25(Kバイト)であり、ソースデータ以外の0.25Kバイトは、セクタIDやそのパリティであるEDC,及びリザーブなどである。
以上のように構成されている誤り訂正符号の訂正能力は、自分の符号系列におけるシンドロームの計算結果によって、内符号PIについては5シンボル(パリティのシンボル数の1/2)まで、外符号POについては8シンボル(パリティのシンボル数の1/2)まで誤り訂正が可能である。
The main data excluding the parity is 172 × 192 = 32.25 (K bytes), and 0.25 K bytes other than the source data are the sector ID, the EDC that is the parity, and the reserve.
The correction capability of the error correction code configured as described above is based on the calculation result of the syndrome in its own code sequence, up to 5 symbols (1/2 of the number of parity symbols) for the inner code PI, and for the outer code PO. Can correct errors up to 8 symbols (1/2 of the number of parity symbols).
また、積符号は、一方の符号系列におけるシンドロームの計算結果から得られる誤り検出位置情報をイレージャポインタとして、他方の符号系列における消失訂正に利用できるという性質がある。この性質を利用することにより、内符号PIについては10シンボル(パリティのシンボル数と同数)まで、外符号POについては16シンボル(パリティのシンボル数と同数)まで消失訂正を行うことができる。 In addition, the product code has a property that error detection position information obtained from the syndrome calculation result in one code sequence can be used as erasure pointer for erasure correction in the other code sequence. By utilizing this property, erasure correction can be performed up to 10 symbols (the same number as the number of parity symbols) for the inner code PI and up to 16 symbols (the same number as the number of parity symbols) for the outer code PO.
また、実際のデータの受信順序は、d0,0 ,d0,1 ,d0,2 ,…,d0,181 ,d1,0 ,d1,1 ,d1,2 ,…,d207,180 ,d207,181 となっており、内符号PIについては、実際のデータの受信順序と誤り訂正符号の符号系列とが同一となっている。
電気的構成の機能ブロックを示す図20においては、図44に示す従来構成に対して、データ破壊回路17を削除した構成としている。また、誤り訂正回路15は、誤り訂正回路(誤り訂正手段)60に置き換えられている。
The actual data reception order is as follows: d0,0, d0,1, d0,2,..., D0,181, d1,0, d1,1, d1,2, ..., d207,180, d207,181 For the inner code PI, the actual data reception order and the error correction code sequence are the same.
In FIG. 20 showing the functional blocks of the electrical configuration, the
受信回路(受信手段)12においては、DVDのデータフォーマットで1フレーム(91バイト)毎の先頭に配置されている同期信号が受信される。また、受信回路12は、内蔵されているPLL回路(図示せず)が受信データより生成したクロック信号に基づいて、2フレーム当たり182バイトのデータの入力タイミングに一致するようにラッチパルス信号を作成し、そのラッチパルス信号に基づいて、前記182バイトの各データ(シンボル)をラッチして受信処理を行うようになっている。
The receiving circuit (receiving means) 12 receives a synchronizing signal arranged at the head of every frame (91 bytes) in the DVD data format. The receiving
計測・判定回路(判定手段)61は、受信回路12を介して同期信号及びラッチパルス信号を得、ラッチパルス信号数をカウントすることにより、2フレーム(PI符号列)につき182バイトのデータが受信されているか否かを判定し、その判定結果を更新位置情報生成回路(更新位置情報生成手段)62に出力するようになっている。
更新位置情報生成回路62は、計測・判定回路61からの判定結果に基づいて、1ブロック当たり208シンボルのPI符号列の夫々について、データの受信が正常に行われたか、即ち、一時記憶部(記憶手段)14上のデータが更新されているかを示す更新位置情報を生成して誤り訂正回路60に出力する。そして、誤り訂正回路60は、与えられた更新位置情報に基づいて、以下に述べるように誤り訂正を行うようになっている。
The measurement / determination circuit (determination means) 61 obtains a synchronization signal and a latch pulse signal via the
Based on the determination result from the measurement /
次に、第10実施例の作用について、図22乃至図26をも参照して説明する。図22は、誤り訂正回路60によって行われる訂正処理の内容を示すフローチャートである。先ず、誤り訂正回路60は、更新位置情報生成回路62により生成された更新位置情報を参照し、PI符号の第1列目のデータが更新されているか否かを判断し(ステップA1)、データが更新されていれば、第1列目のPI符号を一時記憶部(RAM)14から読出す(ステップA2)。
Next, the operation of the tenth embodiment will be described with reference to FIGS. FIG. 22 is a flowchart showing the content of the correction process performed by the error correction circuit 60. First, the error correction circuit 60 refers to the update position information generated by the update position
そして、第1列目のPI符号について10個のシンドローム計算式SI0 〜SI9 を計算することにより訂正演算を行い(ステップA3)、その結果に基づいて訂正処理を行う。シンドローム計算式SI0 〜SI9 の計算結果が全て“0”であれば第1列目の全てのシンボルに誤りはないので訂正は不要であり、ステップA4からステップA8に移行する。また、シンドローム計算式SI0 〜SI9 の計算結果が全て“0”でない場合は、第1列目の何れかのシンボルに誤りがあるので、ステップA5に移行してその誤りが訂正可能か否かを判断する。 Then, correction calculation is performed by calculating ten syndrome calculation formulas SI0 to SI9 for the PI code in the first column (step A3), and correction processing is performed based on the result. If all the calculation results of the syndrome calculation formulas SI0 to SI9 are "0", there is no error in all the symbols in the first column, so no correction is necessary, and the process proceeds from step A4 to step A8. If all the calculation results of the syndrome calculation formulas SI0 to SI9 are not "0", there is an error in any of the symbols in the first column, so that the process proceeds to step A5 to determine whether or not the error can be corrected. to decide.
誤り訂正が可能な場合、即ち、誤りが生じているシンボルの数が5個以下の場合には、シンドローム計算式SI0 は、誤りの大きさ(誤りが生じているシンボルが複数の場合は、それらの和(ei +ej +…))であるエラーベクトルeを示しており、シンドローム計算式SI1 〜SI9 の計算結果を加味することによって、誤りが生じているシンボルの位置を示すエラーポジションi 、及び誤りが生じているシンボルが複数の場合は各シンボルについての誤りの大きさが得られる。 When error correction is possible, that is, when the number of symbols with errors is 5 or less, the syndrome calculation formula SI0 calculates the error magnitude (if there are multiple symbols with errors) Error vector e, which is the sum (ei + ej +...)), And by adding the calculation results of the syndrome calculation formulas SI1 to SI9, the error position i indicating the position of the symbol in which the error has occurred, and the error If there are a plurality of symbols in which the error occurs, the magnitude of error for each symbol is obtained.
そして、誤りが生じている受信シンボルの値di ′に、誤りの大きさei を加えることによって誤りを訂正することができる(di =di ′+ei )。誤りが訂正できた場合は、一時記憶部(RAM)14に訂正したシンボルのデータを書き込む(ステップA6)。次に、ステップA8において208列のPI符号全てを処理したか否かを判断し、全て処理した場合はステップA9に移行して、PO符号列に対する訂正処理を開始する。また、208列全て処理していない場合はステップA1に移行して、PI符号の次の列について訂正処理を行う。 Then, the error can be corrected by adding the magnitude ei of the error to the value di 'of the received symbol in which the error has occurred (di = di' + ei). If the error can be corrected, the corrected symbol data is written in the temporary storage unit (RAM) 14 (step A6). Next, in step A8, it is determined whether or not all the 208 columns of PI codes have been processed. If all of the PI codes have been processed, the process proceeds to step A9 and correction processing for the PO code sequence is started. If all 208 columns have not been processed, the process proceeds to step A1, and correction processing is performed on the next column of the PI code.
一方、ステップA1においてデータが更新されていないと判断した場合及びステップA5において誤り訂正が不能であると判断した場合は、例えば、誤り訂正回路60のワークエリア(メモリ)における誤り位置情報の格納領域にフラグをセットすることにより、その符号列に誤りが存在することを示す誤り位置情報をセットして(ステップA7)、ステップA8に移行する。 On the other hand, if it is determined in step A1 that the data has not been updated and if it is determined in step A5 that error correction is impossible, for example, a storage area for error position information in the work area (memory) of the error correction circuit 60 Is set to error position information indicating that an error exists in the code string (step A7), and the process proceeds to step A8.
以降のステップA9〜A15は、基本的にステップA2〜A8の処理を、182列のPO符号について行うものである。但し、ステップA12及びA13においては、16個のシンドローム計算式SO0 〜SO15の計算結果による誤り訂正に加えて、PI符号列の訂正処理(ステップA7)において得られている誤り位置情報をイレージャポインタとして消失訂正をも行うことができる。消失訂正は、シンボルが16個まで未知数であったとしても、その未知数の位置が分かっていれば、16個のシンドロームSO0 〜SO15からなる16元連立方程式を解くことにより、未知数の値を得ることができるものである。 Subsequent steps A9 to A15 basically perform the processing of steps A2 to A8 for the 182 columns of PO codes. However, in steps A12 and A13, in addition to error correction based on the calculation results of the 16 syndrome calculation formulas SO0 to SO15, the error position information obtained in the PI code string correction processing (step A7) is erased. Erasure correction can also be performed as a pointer. In the erasure correction, even if the number of symbols is unknown up to 16, if the position of the unknown is known, the unknown value is obtained by solving the 16-ary simultaneous equations composed of 16 syndromes SO0 to SO15. It is something that can be done.
また、ステップA13においては、誤り訂正を行う毎にその訂正列数をカウントしておく。そして、182列全て処理した後に、訂正を行った列数がPI符号の誤り訂正能力“5”を超えているか否かを判断し(ステップA16)、“5”を超えている場合は、更新位置情報生成回路62により生成された更新位置情報をクリアして(ステップA17)、更に訂正処理を続行する場合は、ステップA18からステップA1へと移行して再度PI符号列について訂正処理を行う。また、訂正列数が“5”を超えていない場合は、そのままステップA18に移行する。
In step A13, the number of correction columns is counted every time error correction is performed. After all 182 columns have been processed, it is determined whether the number of corrected columns exceeds the error correction capability “5” of the PI code (step A16). If it exceeds “5”, update is performed. When the updated position information generated by the position
再度のPI符号列についての訂正処理においては、PO符号列の訂正処理(ステップA14)において得られている誤り位置情報に基づいて、10個のシンドローム計算式SI0 〜SI9 によりシンボル数10個までの消失訂正をも行うことができる。尚、ステップA18において訂正処理を反復する回数は、訂正処理時間の余裕や、シンボルデータの確実性の要求度合いなどに応じて適宜設定すれば良い。 In the correction process for the PI code string again, based on the error position information obtained in the PO code string correction process (step A14), the number of symbols up to 10 can be calculated using 10 syndrome calculation formulas SI0 to SI9. Erasure correction can also be performed. It should be noted that the number of times the correction process is repeated in step A18 may be appropriately set according to the margin of the correction process time, the degree of required symbol data reliability, and the like.
ここで、第10実施例におけるデータの訂正能力について、図23乃至図26を参照してより具体的に説明する。図23及び図24は、第10実施例による処理形態の一例を示すものである。尚、図示の都合上、PI符号のシンボル数を20,PO符号はシンボル数を16とする。各図において領域の大きさは異なるが、領域A及びCは、シンボルデータに誤りがある領域を示し、領域Bは、シンボルデータが更新されなかった未更新領域を示している。また、各図では、PO符号列において、領域A及びCが存在しない領域Bに係る部分のみを有する符号列だけが訂正可能であるとする。 Here, the data correction capability in the tenth embodiment will be described more specifically with reference to FIGS. 23 and 24 show an example of a processing form according to the tenth embodiment. For convenience of illustration, the number of symbols of the PI code is 20, and the number of symbols of the PO code is 16. Although the sizes of the areas are different in each figure, areas A and C indicate areas where there is an error in symbol data, and area B indicates an unupdated area where symbol data has not been updated. In each figure, it is assumed that only a code string having only a portion related to the area B where the areas A and C do not exist can be corrected in the PO code string.
先ず、図23に示す状態においては、領域BのPI符号4列が未更新であり、その4列については、更新位置情報生成回路62により生成された未更新状態を示す更新位置情報が予め付与されている。そして、PO符号列の訂正処理における訂正列数が“3”であったとする(図23(b)参照)。この場合、訂正列数“3”は(≦5)であるから、誤り訂正回路60は、ステップA16で「NO」と判断し、次のステップA1では、領域BのPI符号4列については更新位置情報に基づいて「NO」と判断し、訂正を行わない。従って、誤判定は生じない (図23(c)参照)。
First, in the state shown in FIG. 23, the
また、図24においては、図23と同様に領域BのPI符号4列に未更新状態を示す更新位置情報が付与されているが、PO符号列の訂正処理における訂正列数が“8”であったとする(図24(b)参照)。この場合、訂正列数“8”は(>5)であるから、誤り訂正回路60は、ステップA16で「YES」と判断して、後述する理由により、次のステップA17で更新位置情報をクリアするようにしている。従って、この場合は、誤り位置情報に基づいて訂正を行うことになるが、誤り訂正は不能であるから、更新位置情報を参照せず通常通りに訂正処理を行っても訂正は行われず、誤判定は生じない(図24(c)参照)。
In FIG. 24, as in FIG. 23, update position information indicating an unupdated state is assigned to the
そして、図24のケースにおいては、単に誤判定・誤訂正を防ぐためには、常に更新位置情報を参照して訂正処理を禁止すれば良いが、PO符号列における訂正データ数が非常に多い場合には、次回のPI符号列における訂正処理において未更新のデータについても訂正の可能性が出てくるので、敢えて更新位置情報を参照せずに通常通りに訂正処理を行うようにしているのである。 In the case of FIG. 24, in order to simply prevent erroneous determination / correction, it is sufficient to always prohibit the correction process by referring to the update position information. However, when the number of correction data in the PO code string is very large. In the next correction process in the PI code string, since there is a possibility of correction even for unupdated data, the correction process is performed as usual without referring to the update position information.
ここで、図25及び図26は、比較のために、図23及び図24と同様の状態において、誤り訂正装置にデータ破壊回路17及び本実施例における更新位置情報生成回路62を使用せず、且つ、図22のフローチャートにステップA16及びA17がない場合の処理形態の一例を示すものである。
図25においては、PO符号列の訂正処理における訂正列数が“3”であるから、次にPI符号列について訂正処理を行うと、領域Bについては、未更新であるため、既に前回において訂正処理済みであるデータが残っている状態、つまり元々誤りがなかった状態から各列につき3シンボルが訂正されているので、PI符号列においては誤り訂正が可能な範囲となる。従って、更に訂正されて元の未更新の状態にデータが戻り、誤り位置情報も“○”となるが、未更新データを復元しただけであるから誤判定となってしまう(図25(c)参照)。
Here, for comparison, FIG. 25 and FIG. 26 do not use the
In FIG. 25, since the number of correction strings in the correction process of the PO code string is “3”, when the correction process is next performed on the PI code string, since the area B has not been updated, the correction has already been performed in the previous time. Since 3 symbols have been corrected for each column from the state in which processed data remains, that is, the state where there was no error originally, the PI code sequence is within a range where error correction is possible. Accordingly, the data is further corrected and the data is returned to the original unupdated state, and the error position information becomes “O”. However, since the unupdated data is only restored, an erroneous determination is made (FIG. 25C). reference).
また、図26においては、PO符号列の訂正処理における訂正列数が“8(>5)”であるから、次にPI符号列について訂正処理を行うと、領域Bについては未更新で元々誤りがなかった状態から各列につき8シンボルが訂正されているのでPI符号列における誤り訂正は不能な状態である。従って、この場合は、図24と同様の結果となる(図26(c)参照)。 In FIG. 26, since the number of correction strings in the correction process of the PO code string is “8 (> 5)”, when the correction process is next performed on the PI code string, the region B is not updated and originally contains an error. Since 8 symbols are corrected for each column from the state where there is no error, error correction in the PI code sequence is impossible. Therefore, in this case, the result is the same as that shown in FIG. 24 (see FIG. 26C).
以上のように第10実施例によれば、受信回路(受信手段)12における情報データの受信状態に何らかの乱れが生じてデータの受信が中断し、一時記憶部14上の書き込みが行われなかった領域に未更新のPI符号列のデータが残留しても、誤り訂正回路60は、更新位置情報生成回路62によって生成された更新位置情報に基づいて、情報データが更新されなかったPI符号列については訂正を行わないようにした。
As described above, according to the tenth embodiment, the reception state of the information data in the reception circuit (reception means) 12 is disturbed, the data reception is interrupted, and the data on the
従って、従来とは異なり、一時記憶部14上にある送信済みとなったデータを破壊するデータ破壊回路17を設けずともデータの誤訂正や誤り位置情報の誤判定を防止することができるので、その分一時記憶部14に対するアクセススピードを高める必要がなくなり、誤り訂正回路60及び送信回路16の構成が容易となる。
また、第10実施例によれば、情報データが更新されなかった符号列が、データの受信順序と誤り訂正符号との配列が実質的に同一であるPI符号系列である場合にのみ訂正処理を行わないので、PO符号系列については、誤り訂正符号に基づいて訂正が可能であれば訂正処理が行われるので、データの訂正可能性をより高めることができる。
Therefore, unlike the prior art, it is possible to prevent erroneous correction of data and erroneous determination of erroneous position information without providing a
Further, according to the tenth embodiment, the correction process is performed only when the code string for which the information data has not been updated is a PI code sequence in which the order of data reception and the error correction code are substantially the same. Since the correction is not performed for the PO code series if correction is possible based on the error correction code, the possibility of data correction can be further improved.
更に、第10実施例によれば、PO符号系列における訂正列数が、PI符号系列における誤り訂正能力を上回っている場合は、更新位置情報を参照せずとも、通常の訂正処理において誤り訂正回路60による誤り訂正は行われず、その時点での誤訂正は防止される。また、PO符号系列についての訂正データが非常に数多く行われており、PI符号系列についての訂正処理が2回以上繰り返される場合には、PI符号系列において更新されなかった符号列についても次回以降の訂正処理において訂正が行われる可能性があるので、未更新データの訂正可能性をより高めることができる。 Furthermore, according to the tenth embodiment, when the number of correction columns in the PO code sequence exceeds the error correction capability in the PI code sequence, an error correction circuit can be used in normal correction processing without referring to the update position information. Error correction by 60 is not performed, and erroneous correction at that time is prevented. In addition, when a large amount of correction data for the PO code sequence is performed and the correction process for the PI code sequence is repeated two or more times, the code string that has not been updated in the PI code sequence is also used for the next and subsequent times. Since there is a possibility that correction is performed in the correction process, the possibility of correcting unupdated data can be further increased.
加えて、第10実施例によれば、計測・判定回路61は、受信回路12を介して同期信号及びラッチパルス信号を得て、ラッチパルス信号数をカウントすることにより、2フレーム(PI符号列)につき182バイトのデータが受信されているか否かを判定し、その判定結果を更新位置情報生成回路62に出力するので、データの受信が正しく行われているか否かを確実に判定することができる。
In addition, according to the tenth embodiment, the measurement /
(第11実施例)
図27は、本発明の第11実施例を示す誤り訂正回路60による訂正処理のフローチャートである。この第11実施例では、前半のステップB1〜B9において先ずPO符号系列に対する訂正処理を行った後、次に、後半のステップB10〜B18においてPI符号系列に対する訂正処理を行う点が第10実施例と異なっている。積符号の場合、どちらの符号系列から訂正処理を行っても結果は同じである。従って、斯様に構成された第11実施例によっても、第10実施例と同様の効果を得ることができる。
(Eleventh embodiment)
FIG. 27 is a flowchart of the correction process performed by the error correction circuit 60 according to the eleventh embodiment of the present invention. In the eleventh embodiment, the correction process for the PO code sequence is first performed in the first half steps B1 to B9, and then the correction process for the PI code sequence is performed in the second half steps B10 to B18. Is different. In the case of a product code, the result is the same regardless of which code sequence is used for correction processing. Therefore, according to the eleventh embodiment configured as described above, the same effect as the tenth embodiment can be obtained.
(第12実施例)
図28は、本発明の第12実施例を示す誤り訂正回路60による訂正処理のフローチャートである。この第12実施例のフローチャートでは、第10実施例のフローチャート(図22参照)における「データは更新されているか?」の判断ステップA1がステップA3とA4との間に移動されている点が異なっている。
(Twelfth embodiment)
FIG. 28 is a flowchart of the correction processing by the error correction circuit 60 showing the twelfth embodiment of the present invention. The flowchart of the twelfth embodiment is different from the flowchart of the tenth embodiment (see FIG. 22) in that the determination step A1 of “Is data updated” is moved between steps A3 and A4. ing.
即ち、第12実施例では、誤り訂正回路60は、最初に一時記憶部14のシンボルデータが更新されているか否かを判断する以前に、一律にシンボルデータを読み出してPI符号系列の訂正処理におけるシンドロームの計算を行う(ステップA2,A3)。
その後にステップA1に移行して、シンボルデータが更新されているか否かを判断する。そして、ステップA1において更新位置情報を参照した結果、シンボルデータが更新されていると判断した場合はステップA4に移行する。また、ステップA1においてシンボルデータが更新されていない場合には、ステップA7に移行して誤り位置情報をセットする。
That is, in the twelfth embodiment, the error correction circuit 60 reads the symbol data uniformly to determine whether or not the symbol data in the
Thereafter, the process proceeds to step A1 to determine whether or not the symbol data has been updated. If it is determined in step A1 that the symbol data has been updated as a result of referring to the updated position information, the process proceeds to step A4. If the symbol data has not been updated in step A1, the process proceeds to step A7 to set error position information.
以上のような第12実施例によれば、誤り訂正回路60は、一時記憶部14に書き込まれたシンボルデータのPI符号列の1つについて更新位置情報にかかわらず一律にシンドロームを計算した後に、更新位置情報生成回路62により生成された更新位置情報を参照し、シンボルデータが更新されていない場合には、その符号列については訂正の対象外として誤り位置情報をセットするので、データの誤訂正や誤判定を行うことがなく、第10実施例と同様の効果を得ることができる。
According to the twelfth embodiment as described above, after the error correction circuit 60 uniformly calculates the syndrome for one of the PI code strings of the symbol data written in the
(第13実施例)
図29は、本発明の第13実施例を示す誤り訂正回路60による訂正処理のフローチャートである。この第13実施例のフローチャートでは、第11実施例のフローチャート(図27参照)における「データは更新されているか?」の判断ステップB10がステップB12とB13との間に移動されている点が異なっている。
また、それに伴って、ステップB8及びB17で「NO」と判断した場合は、何れもステップB11に移行するようになっている。以上のような第13実施例によっても、第11実施例と同様の効果を得ることができる。
(Thirteenth embodiment)
FIG. 29 is a flowchart of the correction processing by the error correction circuit 60 showing the thirteenth embodiment of the present invention. The flowchart of the thirteenth embodiment is different from the flowchart of the eleventh embodiment (see FIG. 27) in that the determination step B10 of “Is data updated?” Is moved between steps B12 and B13. ing.
Accordingly, if “NO” is determined in steps B8 and B17, the process proceeds to step B11. According to the thirteenth embodiment as described above, the same effects as in the eleventh embodiment can be obtained.
(第14実施例)
図30は、本発明の第14実施例を示すものであり、第10実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。図27においては、図20に示す第10実施例の構成における計測・判定回路61が、同期検出間隔計測回路(シンドローム判定手段)63に置き換えられている。その他の構成は、第10実施例と同様である。
(14th embodiment)
FIG. 30 shows a fourteenth embodiment of the present invention. The same parts as those in the tenth embodiment are denoted by the same reference numerals and the description thereof will be omitted. Only the different parts will be described below. In FIG. 27, the measurement /
同期検出間隔計測回路63による判定は、第6実施例における計測・判定回路51と異なっており、受信回路12によって1フレーム毎に受信される同期信号の受信間隔をPLL回路が受信データより生成したクロック信号に基づいて測定し、前記受信間隔が1488チャネルビット毎になっている(DVDデータの規格による)か否かにより、受信回路12によるデータの受信処理が正常であるか否かを判定するようになっている。以上のように構成された第14実施例においても、第10実施例と同様の効果が得られる。
The determination by the synchronization detection interval measurement circuit 63 is different from the measurement / determination circuit 51 in the sixth embodiment, and the PLL circuit generates the reception interval of the synchronization signal received every frame by the
本発明は上記し且つ図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、次のような変形または拡張が可能である。
各実施例におけるアービタは、記憶手段と一体に構成しても良い。また、アービタの機能を、受信手段,誤り訂正手段,送信手段に分散させて、記憶手段に対するアクセス要求を相互に与えることによって前記アクセスの調停を行う構成としても良い。
The present invention is not limited to the embodiments described above and illustrated in the drawings, and the following modifications or expansions are possible.
The arbiter in each embodiment may be integrated with the storage means. The arbiter function may be distributed to the receiving means, error correcting means, and transmitting means, and the access arbitration may be performed by mutually giving access requests to the storage means.
第10乃至第14実施例を、CDデータ再生装置について適用しても良い。 第10実施例における図22のフローチャートにおいて、ステップA16及びA17を、ステップA13とA15との間に配置して、PO符号列の一列について訂正処理を行う毎に、更新位置情報をクリアするための訂正列数に関する判断を行うようにしても良い。また、第11実施例における図24のフローチャートにおいても、ステップB8及びB9を、ステップB5とB7との間に配置しても良い。 The tenth to fourteenth embodiments may be applied to a CD data reproducing apparatus. In the flowchart of FIG. 22 in the tenth embodiment, steps A16 and A17 are arranged between steps A13 and A15, and the update position information is cleared each time correction processing is performed on one column of the PO code string. A determination regarding the number of correction columns may be made. Also in the flowchart of FIG. 24 in the eleventh embodiment, steps B8 and B9 may be arranged between steps B5 and B7.
ステップA16及びA17,ステップB8及びB9は、省略しても良い。
第12実施例における図25のフローチャートにおいて、ステップA4で「NO」と判断した場合にステップA1に移行するように配置しても良い。この場合、ステップA5で「YES」と判断した場合に、同様の判断ステップA1′に移行するようにする。また、同様に、第13実施例における図29のフローチャートにおいても、ステップB10を、ステップB13で「NO」と判断した場合に移行するように配置しても良く、この場合、ステップB14で「YES」と判断した場合にも、同様の判断ステップB10′に移行するようにすれば良い。
DVD,CDデータ再生装置に限ることなく、誤り訂正符号で構成されるデータを再生する装置であれば適用が可能である。
誤り訂正符号は、積符号に限ることなく1系列のものであっても良い。
Steps A16 and A17 and steps B8 and B9 may be omitted.
In the flowchart of FIG. 25 in the twelfth embodiment, when “NO” is determined in the step A4, the process may be arranged to move to the step A1. In this case, if “YES” is determined in the step A5, the process proceeds to the same determination step A1 ′. Similarly, in the flowchart of FIG. 29 in the thirteenth embodiment, step B10 may be arranged so as to be shifted when it is determined “NO” in step B13. In this case, “YES” is determined in step B14. In the case where it is determined that the process proceeds to the same determination step B10 ′.
The present invention is not limited to DVD and CD data reproducing apparatuses, and can be applied to any apparatus that reproduces data composed of error correction codes.
The error correction code is not limited to a product code and may be one series.
(第15実施例)
図31乃至図35は、本発明のデータ再生装置を、CD,CD−ROM,DVD,DVD−ROM等の多種のディスク(情報記憶ディスク,記録媒体)のデータ再生が可能であるマルチディスク再生装置に適用した場合の第15実施例を示すものであり、図48の構成と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。
(15th embodiment)
FIG. 31 to FIG. 35 show the data reproducing apparatus of the present invention that can reproduce data from various disks (information storage disks, recording media) such as CDs, CD-ROMs, DVDs, and DVD-ROMs. The fifteenth embodiment is shown in the case of being applied to FIG. 48. The same parts as those in FIG. 48 are denoted by the same reference numerals and the description thereof is omitted. Only the different parts will be described below.
図48に示す構成においては、誤り訂正回路(誤り訂正手段)27及び送信回路(送信手段)28にはPLL回路22により受信データ列から生成されたクロック信号が供給されていたが、第15実施例における図28の構成においては、そのクロック信号に代えて、クロック生成回路(クロック信号供給手段)64からのクロック信号が供給されている。
In the configuration shown in FIG. 48, the clock signal generated from the received data string by the
図32は、クロック生成回路64の詳細な構成を示す機能ブロック図である。位相比較回路64aの入力端子には、基準クロック回路64bが出力する基準クロック信号及びプログラマブルカウンタ(周波数設定手段)64cを介してVCO64eの発振信号が夫々与えられている。位相比較回路64aの出力信号は、ローパスフィルタ64dを介してVCO64eの制御入力端子に周波数制御電圧として与えられるようになっている。
FIG. 32 is a functional block diagram showing a detailed configuration of the
そして、プログラマブルカウンタ64cには、マルチディスク再生装置のシステムを統括的に制御するシステムコントローラ(システム制御手段)32aよりVCO64eの発振信号の分周比を決定する周波数制御信号(即ち、プログラマブルカウンタ64cにセットするカウンタ値,設定値)が与えられることにより、VCO64eの発振信号が周波数可変のクロック信号として出力可能に構成されている。
The programmable counter 64c has a frequency control signal (that is, the programmable counter 64c) that determines the frequency division ratio of the oscillation signal of the
この場合、基準クロック64bが出力する基準クロック信号の周波数をf0 ,プログラマブルカウンタ64cにセットするカウンタ値をnとすると、クロック生成回路64からのクロック信号の周波数fは、f=n・f0 となる。即ち、以上はPLL回路の一種である所謂周波数シンセサイザ(周波数制御手段)を構成しており、周波数fは、周波数f0 のn逓倍となるようにフィードバック制御される。その他の構成は、図48と同様である。尚、RF回路18,同期分離回路21,PLL回路22及び復号回路24は、受信手段を構成している。
In this case, if the frequency of the reference clock signal output from the
次に、第15実施例の作用について図33乃至図35をも参照して説明する。先ず、一例としてDVDデータに採用されている誤り訂正符号について図33を参照して説明する。図33は、誤り訂正符号の1ブロック分の配列を示すものである。DVDのソースデータは、2Kバイトを単位として1セクタを構成しており、誤り訂正符号は、16セクタ毎に付加され、ソースデータ32Kバイトで1ブロックを構成している。 Next, the operation of the fifteenth embodiment will be described with reference to FIGS. First, as an example, an error correction code employed in DVD data will be described with reference to FIG. FIG. 33 shows an arrangement for one block of the error correction code. The source data of DVD constitutes one sector with 2K bytes as a unit, and an error correction code is added every 16 sectors, and one block is constituted by 32K bytes of source data.
その1ブロックの誤り訂正符号は、パラメータ(m=8,n=182,k=172,d=11)を有する内符号PIと、パラメータ(m=8,n=208,k=192,d=17)を有する外符号POとの2つの符号系列からなるリードソロモン積符号で構成されている。
ここで、各パラメータは、以下の内容を示すものである。
m:1シンボルの符号長
n:1つの符号列のシンボル数
k:1つの符号列のシンボル数の内、パリティ以外のシンボル数
d:符号間の最小距離
即ち、図33において列方向に配置されている内符号PI(d0,0 ,d0,1 ,d0,2 ,…,d0,181 ,…)は、符号長が8ビットであるシンボルが182個配置された符号系列であり、その182シンボル(バイト)の内、メインデータは172シンボル,これらのメインデータより生成されたパリティは10シンボルである。また、図33において行方向に配置されている外符号PO(d0,0 ,d1,0 ,d2,0 ,…,d207,0 ,…)は、符号長8ビットのシンボルが208個配置された符号系列であり、その内、メインデータは192シンボル,パリティは16シンボルである。パリティを除くメインデータは、172×192=32.25(Kバイト)であり、ソースデータ以外の0.25Kバイトは、セクタIDやそのパリティであるEDC,及びリザーブなどである。
The error correction code of one block includes an inner code PI having parameters (m = 8, n = 182, k = 172, d = 11) and parameters (m = 8, n = 208, k = 192, d = 17) and a Reed-Solomon product code consisting of two code sequences with an outer code PO.
Here, each parameter indicates the following contents.
m: Code length of 1 symbol n: Number of symbols in one code string k: Number of symbols other than parity in number of symbols in one code string d: Minimum distance between codes In other words, they are arranged in the column direction in FIG. The inner code PI (d0,0, d0,1, d0,2,..., D0,181,...) Is a code sequence in which 182 symbols having a code length of 8 bits are arranged. Of the (bytes), the main data is 172 symbols, and the parity generated from these main data is 10 symbols. Further, in the outer code PO (d0,0, d1,0, d2,0,..., D207,0,...) Arranged in the row direction in FIG. 33, 208 symbols having a code length of 8 bits are arranged. The code series includes 192 symbols for main data and 16 symbols for parity. The main data excluding the parity is 172 × 192 = 32.25 (K bytes), and 0.25 K bytes other than the source data are the sector ID, the EDC that is the parity, and the reserve.
以上のように構成されている誤り訂正符号の訂正能力は、自分の符号系列におけるシンドロームの計算結果によって、内符号PIについては5シンボルまで、外符号POについては8シンボルまで誤り訂正が可能である。また、他方の符号系列におけるシンドロームの計算結果から得られる誤り検出位置情報をイレージャポインタとして利用することにより、内符号PIについては10シンボルまで、外符号POについては16シンボルまで消失訂正を行うことができる。 The correction capability of the error correction code configured as described above can be corrected up to 5 symbols for the inner code PI and up to 8 symbols for the outer code PO depending on the calculation result of the syndrome in its own code sequence. . Further, by using error detection position information obtained from the syndrome calculation result in the other code sequence as an erasure pointer, erasure correction is performed up to 10 symbols for the inner code PI and up to 16 symbols for the outer code PO. be able to.
また、実際のデータの受信順序は、d0,0 ,d0,1 ,d0,2 ,…,d0,181 ,d1,0 ,d1,1 ,d1,2 ,…,d207,180 ,d207,181 となっており、内符号PIについては、実際のデータの受信順序と誤り訂正符号の符号系列とが同一となっている。 The actual data reception order is as follows: d0,0, d0,1, d0,2,..., D0,181, d1,0, d1,1, d1,2, ..., d207,180, d207,181 For the inner code PI, the actual data reception order and the error correction code sequence are the same.
図34は、一時記憶部26内部における記憶領域の使用状態(DVDの場合)を概念的に示すものである。一時記憶部26内部の記憶領域は、3つの領域A,B,Cに分割されており、各領域A,B,Cの容量は、誤り訂正符号の1ブロック分の容量に等しい。そして、図35に示すように、例えば、領域Aが受信処理におけるデータの書き込み対象となっている時は、その1つ前のフェイズで領域Cに書き込まれた受信データが訂正処理の対象になると共に、その1つ前のフェイズで訂正処理された領域Bのデータが送信処理の対象となっている。
FIG. 34 conceptually shows the usage state (in the case of DVD) of the storage area in the
その次のフェイズでは、領域Bが受信処理,領域Aが訂正処理,領域Cが送信処理の対象となり、各領域が循環しながら3つの処理の対象として切り替わるようになっている。
この場合、復号回路24は誤り訂正回路27及び送信回路28に対して、1ブロック分のデータについて受信処理が終了したことを示すステータス信号を出力するようになっており、各回路は、そのステータス信号が与えられたことを確認してから、新たな1ブロックの領域に対して各処理を行うようになっている。
In the next phase, the area B is subjected to reception processing, the area A is subjected to correction processing, and the area C is subjected to transmission processing, and each area is switched as an object of three processes while circulating.
In this case, the
そして、システムコントローラ32aは、ディスクが図示しない収納部にセットされると、そのディスクの種類を判別して、判別したディスクの種類に応じて再生速度の上限、即ち、クロック生成回路64のプログラマブルカウンタ64cにセットすべきカウンタ値を決定してセットする。
例えば、DVD−ROMやCD−ROM等のように、できる限り高速にデータ再生することが重要(例えば、4倍速,8倍速など)であるディスクを再生する場合は再生速度の上限を高く設定し、MPEGデータを記憶したDVDやリアルオーディオを記録したCD等のように、規格で定められた所定速度以上の高速再生を行う必要がないディスクを再生する場合は、夫々必要な再生速度に応じて上限を相対的に低く設定する。
When the disk is set in a storage unit (not shown), the system controller 32a determines the type of the disk, and the upper limit of the reproduction speed according to the determined disk type, that is, the programmable counter of the
For example, when playing a disc that is important to play data as fast as possible (eg, 4x speed, 8x speed, etc.) such as DVD-ROM and CD-ROM, set the upper limit of the playback speed high. When playing a disc that does not need to be played back at a speed higher than a predetermined speed defined by the standard, such as a DVD that stores MPEG data or a CD that records real audio, according to the required playback speed. Set the upper limit relatively low.
そして、図35に示すように、誤り訂正回路27及び送信回路28が1ブロック分のデータを処理する時間は、クロック生成回路64より与えられるクロック信号の周波数に基づき常に一定である。復号回路24による受信データの書き込み時間が長い場合には、誤り訂正回路27及び送信回路28が次の1ブロックに対する処理の開始を待機している時間が長くなり、復号回路24による受信データの書き込み時間が短い場合には、誤り訂正回路27及び送信回路28が次の処理の開始を待機している時間が短くなる。即ち、再生速度の上限は、クロック生成回路64より与えられるクロック信号の周波数によって規定される。
As shown in FIG. 35, the time for the
以上のように、第15実施例によれば、誤り訂正回路27及び送信回路28に対して、システム基準クロック回路31及びPLL回路22とは独立に構成されたクロック生成回路64からのクロック信号を供給するようにした。
従って、従来とは異なり、誤り訂正回路27及び送信回路28は、システム基準クロック信号の周波数を訂正処理側及び送信処理側に合わせて高く設定する必要がなく、消費電力や不要輻射を抑制することができる。また、受信データ列からPLL回路22によって生成される安定性が低いクロック信号に依存することなく誤り訂正回路27及び送信回路28を動作させることができるので、誤動作の発生を防止することができる。
As described above, according to the fifteenth embodiment, the clock signal from the
Therefore, unlike the prior art, the
また、第15実施例によれば、クロック生成回路64を、システム基準クロック回路31とは別個の基準クロック回路64aが出力する基準クロック信号と、プログラマブルカウンタ64cに設定されるカウント値に基づいて動作する周波数シンセサイザとして構成し、システムコントローラ32aは、再生するディスクの種類に応じてプログラマブルカウンタ64cにカウント値を設定することにより、データ再生速度の上限値を変化させるようにした。
Further, according to the fifteenth embodiment, the
従って、クロック生成回路64は、位相比較回路64bにおいて検出した自身の出力クロック信号の周波数が、システムコントローラ32aによりプログラマブルカウンタ64cにセットされたカウント値に応じた値に近付くようにフィードバック制御するので、用途により異なるディスクの種類に応じてデータ再生速度の上限値を適正に設定することができる。
Therefore, the
(第16実施例)
図36は本発明の第16実施例を示すものであり、第15実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。電気的構成を示す図36においては、図31に示すシステムコントローラ32aが、システムコントローラ(システム制御手段)32bに置き換わっている。そのシステムコントローラ32bは、復号回路24によって復号された受信データを得るようになっている。その他の構成は、第15実施例と同様である。
(Sixteenth embodiment)
FIG. 36 shows a sixteenth embodiment of the present invention. The same parts as those of the fifteenth embodiment are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is omitted. Only the different parts will be described below. In FIG. 36 showing the electrical configuration, the system controller 32a shown in FIG. 31 is replaced with a system controller (system control means) 32b. The system controller 32b obtains the reception data decoded by the
次に、第16実施例の作用について説明する。例えば、ユーザによって、CD,DVDなどにおいてはディスクに記憶されているオーディオ,ビデオデータトラックの頭出しを指示する入力操作や、CD−ROM,DVD−ROMなどにおいては各種データの検索を指示する入力操作が行われると、システムコントローラ32bは、サーボ回路23に制御信号を与えて、ピックアップ(データ読取り手段)20のディスク19上のトラッキング位置を急激に変化させる。
Next, the operation of the sixteenth embodiment will be described. For example, an input operation for instructing the cueing of an audio or video data track stored on a disk in a CD or DVD or a search for various data in a CD-ROM or DVD-ROM by a user. When the operation is performed, the system controller 32b gives a control signal to the
ピックアップ20のトラッキング位置が急激に変化すると、前述のようにCLV方式の採用によって、データの受信速度も急激に変化する。即ち、モータ30の回転速度の変化が追随できないことに起因して、データの受信速度は、ディスクの内周側への変化では相対的に速くなり、ディスクの外周側への変化では相対的に遅くなる。この時、システムコントローラ32bは、復号回路24によって復号された受信データから、ディスク19のデータに含まれているサブコーディングデータ(現在にディスクのどの位置にあるデータを読み出しているかを示す情報が含まれているデータ)を得る。
When the tracking position of the
そして、システムコントローラ32bは、サブコーディングデータが示すトラッキング位置に応じて、クロック生成回路64のプログラマブルカウンタ64cにカウンタ値をセットする。即ち、システムコントローラ32bは、ディスク19の再生中において、クロック生成回路64が出力するクロック信号の周波数をダイナミックに変化させる。
Then, the system controller 32b sets a counter value in the programmable counter 64c of the
以上のように第16実施例によれば、システムコントローラ32bは、ディスク19から情報データを読み取るピックアップ20のトラッキング位置に応じて、クロック生成回路64が出力するクロック信号の周波数を変化させるので、トラッキング位置に応じて異なる情報データの受信処理速度に合わせて、誤り訂正回路27及び送信回路28が行う訂正処理及び送信処理の速度を変化させ、最適な速度制御を行うことができる。
As described above, according to the sixteenth embodiment, the system controller 32b changes the frequency of the clock signal output from the
(第17実施例)
図37は本発明の第17実施例を示すものであり、第15実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。クロック生成回路(クロック信号供給手段,周波数制御手段)64′の電気的構成を示す図37においては、図32に示すクロック生成回路64′の位相比較回路64bには、基準クロック回路64aに代えて、システム基準クロック回路31のシステムクロック信号が、m進カウンタ65を介してm分周されたものが与えられるようになっている。その他の構成は第15実施例と同様である。
(Seventeenth embodiment)
FIG. 37 shows a seventeenth embodiment of the present invention. The same parts as those of the fifteenth embodiment are designated by the same reference numerals and the description thereof is omitted. Only the different parts will be described below. In FIG. 37 showing the electrical configuration of the clock generation circuit (clock signal supply means, frequency control means) 64 ′, the
そして、クロック生成回路64′から出力されるクロック信号の周波数fは、システム基準クロック回路31が出力するシステムクロック信号の周波数をfs とすると、f=(n/m)・fs となる。
The frequency f of the clock signal output from the
以上のように構成された第17実施例によれば、クロック生成回路64′の位相比較回路64bは、自身が出力するクロック信号をn分周したものと、システム基準クロック回路31のシステムクロック信号をm分周したものとを比較して出力クロック信号の周波数を決定するように制御するので、システムクロック信号の周波数を訂正処理及び送信処理側の処理速度に合わせて高く設定する必要がなく、第15実施例と同様の効果が得られる。
According to the seventeenth embodiment configured as described above, the
(第18実施例)
図38は本発明の第18実施例を示すものであり、第15実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。図38は、クロック生成回路(クロック信号供給手段)66の電気的構成を示すものである。クロック生成回路66は、VCO(電圧制御発振器)66aと、制御用電源Vccとアースとの間を接続する可変抵抗(周波数設定手段)66b及び抵抗66cの直列回路とで構成されている。
(Eighteenth embodiment)
FIG. 38 shows an eighteenth embodiment of the present invention. The same parts as those of the fifteenth embodiment are designated by the same reference numerals and the description thereof is omitted. Only the different parts will be described below. FIG. 38 shows an electrical configuration of the clock generation circuit (clock signal supply means) 66. The clock generation circuit 66 includes a VCO (Voltage Controlled Oscillator) 66a and a series circuit of a variable resistor (frequency setting means) 66b and a
そして、VCO66aの電圧制御端子は、可変抵抗66b及び抵抗66cの共通接続点に接続されており、VCO66aの出力端子からは、誤り訂正回路27及び送信回路28に供給するクロック信号が出力されるようになっている。その他の構成は第15実施例と同様である。
次に、第18実施例の作用について説明する。第18実施例におけるデータ再生装置は、再生するディスク19の種類が固定的であり(シングルディスクプレーヤ)、従って再生速度の上限が予め決まっている。この場合には、例えば、再生装置の製造段階などにおいて、クロック生成回路66の可変抵抗66bの抵抗値(設定値)を手動で設定することにより、VCO66aの電圧制御端子に与える制御用電源Vccの分圧電位を調整する。
The voltage control terminal of the
Next, the operation of the eighteenth embodiment will be described. In the data reproducing apparatus in the eighteenth embodiment, the type of the
すると、VCO66aは、電圧制御端子に与えられた電位に応じて出力信号の周波数を変化させるので、各再生装置毎に予め決まっている再生対象のディスク19の種類に応じて、誤り訂正回路27及び送信回路28に供給するクロック信号の周波数を所望の値に設定することが可能である。
以上のように第18実施例によれば、クロック生成回路66から出力されるクロック信号の周波数を、可変抵抗66bの抵抗値を手動で設定することにより変化させるようにしたので、再生するディスク19の種類が1種類であり、再生速度の上限を固定的に設定できる場合には、クロック生成回路66を簡単に構成することができる。
Then, since the
As described above, according to the eighteenth embodiment, the frequency of the clock signal output from the clock generation circuit 66 is changed by manually setting the resistance value of the
本発明は上記し且つ図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、次のような変形または拡張が可能である。
各実施例におけるアービタは、記憶手段と一体に構成しても良い。また、アービタの機能を、受信手段,誤り訂正手段,送信手段に分散させて、記憶手段に対するアクセス要求を相互に与えることによって前記アクセスの調停を行う構成としても良い。
The present invention is not limited to the embodiments described above and illustrated in the drawings, and the following modifications or expansions are possible.
The arbiter in each embodiment may be integrated with the storage means. The arbiter function may be distributed to the receiving means, error correcting means, and transmitting means, and the access arbitration may be performed by mutually giving access requests to the storage means.
第15実施例の構成と第16実施例の構成とを組み合わせて、システム制御手段は、ディスクの種類に応じて再生速度の上限を設定すると共に、ディスクの再生中にも、ピックアップのトラッキング位置に応じて再生速度の上限をダイナミックに設定するようにして良い。
第15乃至第17実施例における位相比較回路64aに代えて、周波数比較回路を用いても良い。
By combining the configuration of the fifteenth embodiment and the configuration of the sixteenth embodiment, the system control means sets the upper limit of the playback speed according to the type of the disc, and also at the tracking position of the pickup during playback of the disc. Accordingly, the upper limit of the playback speed may be set dynamically.
Instead of the
第15乃至第17実施例のクロック生成回路の構成において、プログラマブルカウンタ64cにシステムコントローラ32,32aまたは32bがカウンタ値を設定するものに代えて、例えば、プログラマブルカウンタ64cにカウンタ値を設定するためのディップスイッチ(周波数設定手段)などを設けて、第18実施例のようにシングルディスクプレーヤに適用した場合には、そのディップスイッチを手動で設定することによって再生速度の上限値を設定するようにしても良い。
In the configuration of the clock generation circuit of the fifteenth to seventeenth embodiments, instead of the
第17実施例において、m進カウンタ65もプログラマブルカウンタで構成しても良い。斯様に構成すれば、システム基準クロック回路31のシステムクロック信号の周波数fは、カウンタ値mに応じてf=(n/m)・fs の式で変化するので、例えば、第15実施例の場合に比較して、周波数fをより多様に変化させることができる。
第18実施例は、シングルディスクプレーヤの場合に適用したが、マルチディスクプレーヤの場合であっても、例えば、複数のディスク19の内再生速度の最も高いものに合わせてクロック生成回路66の周波数を設定しておき、図50に示す速度比較回路35を設けることにより、再生速度の低いディスクに対しては、送信回路28からのデータ送信間隔を拡げることによって対応させるようにしても良い。
In the seventeenth embodiment, the m-
The eighteenth embodiment is applied to the case of a single disc player. However, even in the case of a multi-disc player, for example, the frequency of the clock generation circuit 66 is set in accordance with the highest playback speed of the plurality of
また、例えば、第15実施例の構成に速度比較回路35を設けることにより、システムコントローラ32aが、初期処理において再生速度の最も高いものに合わせてクロック生成回路64の周波数を設定し、その後は、速度比較回路35によって上記と同様にデータ送信間隔を調整するようにしても良い。
第15乃至18実施例は、CDやDVD等のディスク19に限ることなく、誤り訂正符号で構成されたデータが記憶された記録媒体であればハードディスクやフロッピーディスク,磁気テープなどを再生する装置に適用しても良い。その場合、データ読取り手段としては、磁気ヘッドを用いれば良い。
CLV方式に限ることなく、ZCLV,ZCAV方式のデータ再生装置に適用しても良い。
誤り訂正符号は、積符号に限ることなく1系列のものであっても良い。
Further, for example, by providing the
The fifteenth through eighteenth embodiments are not limited to the
The present invention is not limited to the CLV system, and may be applied to a ZCLV or ZCAV data reproducing apparatus.
The error correction code is not limited to a product code and may be one series.
1及び1′は受信回路(受信手段)、5は送信回路(送信手段)、6は受信回路(受信手段)、8は一時記憶部(記憶手段)、10は送信回路(送信手段)、12は受信回路(受信手段)、14は一時記憶部(記憶手段)、16は送信回路(送信手段)、18はRF回路(受信手段)、19はディスク(情報記憶ディスク,記録媒体)、20はピックアップ(データ読取り手段)、21は同期分離回路(受信手段)、22はPLL回路(受信手段)、24は復号回路(受信手段)、26は一時記憶部(記憶手段)、27は誤り訂正回路(誤り訂正手段)、28は送信回路(送信手段)、31はシステム基準クロック回路、32a及び32bはシステムコントローラ(システム制御手段)、41は一時記憶部(記憶手段)、42は誤り訂正回路(誤り訂正手段)、43及び44は送信回路(送信手段)、45は速度比較回路(読み出し速度制御手段)、46は受信回路(受信手段)、47は番地比較回路(書き込み中止手段)、49は番地比較回路(データ破壊判定手段)、51は計測・判定回路(シンドローム判定手段)、52は誤り訂正回路(誤り訂正手段)、53はPIシンドローム計算回路(シンドローム計算手段)、54は受信回路(受信手段)、55は計測・判定回路(シンドローム判定手段)、56は切換回路(シンドローム出力切換手段)、57はC1シンドローム計算回路(シンドローム計算手段)、58及び58′は誤り訂正回路(誤り訂正手段)、59は判定回路(シンドローム判定手段)、60は誤り訂正回路(誤り訂正手段)、61は計測・判定回路(判定手段)、62は更新位置情報生成回路(更新位置情報生成手段)、63は同期検出間隔計測回路(判定手段)、64及び64′はクロック生成回路(クロック信号供給手段,周波数制御手段)、64aは位相比較回路、64bは基準クロック回路、64cはプログラマブルカウンタ(周波数設定手段)、66はクロック生成回路(クロック信号供給手段)、66bは可変抵抗(周波数設定手段)を示す。
Claims (7)
前記受信手段に受信されて前記記憶手段に書き込まれた情報データのシンボル数を計測することにより、誤り訂正に必要なシンボル数の情報データが前記記憶手段に書き込まれたか否かを判定する判定手段と、
この判定手段の判定に基づいて、前記記憶手段に書き込まれた情報データの符号列について更新位置情報を生成する更新位置情報生成手段とを備え、
前記誤り訂正手段は、前記更新位置情報生成手段によって生成された更新位置情報に基づいて、情報データが更新されなかった誤り訂正符号の符号列については訂正を行わないことを特徴とする誤り訂正装置。 Receiving means for receiving information data composed of error correction codes, storage means for storing information data received by the receiving means, and storing the information data stored in the storage means for reading the error data An error in the information data is detected and corrected based on the correction code, the error correction means for writing the information data after the correction process to the storage means, and the information data after the correction process written in the storage means is read out. In an error correction device comprising a transmission means for transmitting,
Determination means for determining whether or not information data of the number of symbols necessary for error correction has been written to the storage means by measuring the number of symbols of information data received by the reception means and written to the storage means When,
An update position information generating means for generating update position information for a code string of information data written in the storage means based on the determination by the determination means;
The error correction unit does not correct a code string of an error correction code whose information data has not been updated based on the update position information generated by the update position information generation unit. .
前記受信手段に受信されて前記記憶手段に書き込まれた情報データのシンボル数を計測することにより、誤り訂正に必要なシンボル数の情報データが前記記憶手段に書き込まれたか否かを判定する判定手段と、
この判定手段の判定に基づいて、前記記憶手段に書き込まれた情報データの符号列について更新位置情報を生成する更新位置情報生成手段とを備え、
前記誤り訂正手段は、前記訂正中において、前記更新位置情報生成手段によって生成された更新位置情報を参照することにより、情報データが更新されなかった誤り訂正符号の符号列については訂正の対象外とする判断を行うことを特徴とする誤り訂正装置。 Receiving means for receiving information data composed of error correction codes, storage means for storing information data received by the receiving means, and storing the information data stored in the storage means for reading the error data An error in the information data is detected and corrected based on the correction code, the error correction means for writing the information data after the correction process to the storage means, and the information data after the correction process written in the storage means is read out. In an error correction device comprising a transmission means for transmitting,
Determination means for determining whether or not information data of the number of symbols necessary for error correction has been written to the storage means by measuring the number of symbols of information data received by the reception means and written to the storage means When,
An update position information generating means for generating update position information for a code string of information data written in the storage means based on the determination by the determination means;
The error correction means refers to the update position information generated by the update position information generation means during the correction, so that the code string of the error correction code whose information data has not been updated is not subject to correction. An error correction apparatus characterized in that a determination is made.
誤り訂正手段は、前記情報データに対して特定の誤り訂正符号系列の符号列について訂正を実行した列数が、他の誤り訂正符号系列における訂正可能誤り数を上回らない時は、当該他の誤り訂正符号系列については、情報データが更新されなかった符号列について訂正を行なわないことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の誤り訂正装置。
The information data is composed of a plurality of error correction codes,
Error correction means, the number of columns take corrective for code sequence of a particular error correcting code sequence to said information data, when exceeded should not be correctable number of errors in the other error correcting code sequence, the other the error correction code sequences, the error correction apparatus according to any one of claims 1 to 4, characterized in that information data can not rope rows corrections with the code sequence that has not been updated.
The determining means detects the synchronization signal included in the information data received by the receiving means, and based on the detection interval of the synchronization signal, whether the information data of the number of symbols necessary for error correction is written in the storage means. 6. The error correction apparatus according to claim 1, wherein the error correction apparatus determines whether or not.
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