JP3769595B2 - Air conditioner with sterilization / deodorization means - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、殺菌・脱臭手段を備えた空調装置及び殺菌・脱臭方法に関する。更に詳細には、病院等の医療施設や食品製造施設における殺菌・脱臭手段を備えた空調装置及び殺菌・脱臭方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、空調機において、殺菌装置及び方法に関しては、次のような様々なものが提案されて来た。
【0003】
(1)空調機の内部や、病院の病室や食品製造等の殺菌を必要とする室内その他の空間における微生物の殺菌に関しては、オゾンガス、紫外線ランプ、薬剤など種々のものがある。
【0004】
(2)空調機の内部にオゾン発生器、オゾン分解触媒装置等空気中の殺菌・脱臭手段を備えたもの(例えば、特開平8−114332号公報参照)がある。
【0005】
(3)或いは空調機内部にオゾン発生器を設け、殺菌を要する室内が無人なときにオゾンを発生させて、空調機自体と該室内の殺菌・脱臭をするもの(例えば、特開平5−322220号公報参照)がある。
【0006】
(4)空調機の内部に、オゾン発生器、オゾン分解触媒装置の外に、銀ゼオライト等の抗菌剤入りのシートフィルタ等を備えるもの(例えば、特開平6−323571号公報参照)がある。
【0007】
更には、空調機内部又は内壁、熱交換器、ファン、フィルタ等の表面に、銀ゼオライトなどの抗菌剤入りのシートを貼るか、塗膜を形成したものがある(例えば、特開平7−55176号公報参照)。
【0008】
(5)空調ダクト内に、紫外線ランプ、集塵電極などを設けて微生物を殺菌するもの(例えば、特開平7−303688号公報参照)がある。
【0009】
(6)紫外線ランプの外に、光触媒を設けたもの(例えば、特開平8−121827号公報参照)がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上記の従来の空調機で行う殺菌処理では、殺菌が充分でなかった。その為に細菌が繁殖してしまった空気が、例えば、病室内や食品製造室に送られる可能性があった。
【0011】
前記従来技術では、単に空調機の内部や流路内に殺菌手段を設けたもので、室内や空調機を通一過性の為に、空調機自体でもなかなか完全な殺菌処理が出来なかった。
【0012】
特に、従来は、空調機の中に滅菌手段を設けた為に、室内や空調機そのものを単独に集中的に殺菌したい場合には、それが出来なかった。
【0013】
これに対して、例えば、前記(3)の例では、室内が無人のときに、オゾンを発生させて、空調機自体と該室内の殺菌と脱臭をするものが示されているが、循環して殺菌と脱臭ができるものとはいえ、人がいる、即ち有人の場合には、殺菌と脱臭が不可能であったので、その作業時間等は、夜等に著しく制限されていた。
【0014】
又、空調装置の中に滅菌装置を設けた為に、該滅菌装置を修理や交換するときは、空調装置をいちいち停止させねばならず、手間とコストを要していた。
【0015】
又、空調装置の内部に滅菌装置を設けた為に、その空間的な限度の為に、空気浄化機の規模や能力が制限されていた。
【0016】
更に、空調装置の内部に滅菌装置を設ける構造であったので、その滅菌作用を必要に応じて調節することが不可能であった。
【0017】
既存の滅菌装置のない空調機に滅菌装置を付けたい場合には、内蔵方式であったので、その新たに滅菌装置を取付けることは困難であった。
【0018】
また、従来使用されてきた紫外線ランプでは、照射部分しか、又は照射の到達範囲内でしか殺菌出来ないために、非照射部分での殺菌が不完全で有ったので、細菌の繁殖が避けられず、滅菌効果が滅殺された。
【0019】
更に、抗菌剤シートでも、長期間使用すると、抗菌剤を含有した塗膜の表面近くでは、ほこり、油煙などが付着し、微生物との直接的接触、または直近の接近が阻止されると抗菌効果が大幅に低下する。その為に抗菌作用を著しく阻害して、上記の従来の空調機で行う殺菌処理では、殺菌が充分でなかった。その為に細菌が繁殖してしまった空気が、例えば、病室内や食品製造室に送られる可能性があった。
【0020】
前記従来技術では、単に空調機の内部や流路内に殺菌手段を設けたもので、室内や空調機を通一過性の為に、空調機自体でもなかなか完全な殺菌処理が出来なかった。
【0021】
特に、従来は、空調機の中に滅菌手段を設けた為に、室内や空調機そのものを単独に集中的に殺菌したい場合には、それが出来なかった。
【0022】
これに対して、例えば、前記(3)の例では、室内が無人のときに、オゾンを発生させて、空調機自体と該室内の殺菌と脱臭をするものが示されているが、循環して殺菌と脱臭ができるものとはいえ、人がいる、即ち有人の場合には、殺菌と脱臭が不可能であったので、その作業時間等は,夜等に著しく制限されていた。
【0023】
又、空調装置の中に滅菌装置を設けた為に、該滅菌装置を修理や交換するときは、空調装置を、いちいち停止させねばならず、手間とコストを要していた。
【0024】
又、空調装置の内部に滅菌装置を設けた為に、その空間的な限度の為に、空気浄化機の規模や能力が制限されていた。
【0025】
更に、空調装置の内部に滅菌装置を設ける構造であったので、その滅菌作用を必要に応じて調節することが不可能であった。
【0026】
既存の滅菌装置のない空調機に滅菌装置を付けたい場合には、内蔵方式であったので、その新たに滅菌装置を取付けることは困難であった。
【0027】
また、従来使用されてきた紫外線ランプでは、照射部分しか、又は照射の到達範囲内でしか殺菌出来ないために、非照射部分での殺菌が不完全で有ったので、細菌の繁殖が避けられず、滅菌効果が滅殺された。
【0028】
更に、抗菌剤シートでも、長期間使用すると、抗菌剤を含有した塗膜の表面近くでは、ほこり、油煙などが付着し、微生物との直接的接触、または直近の接近が阻止されると抗菌効果が大幅に低下する。その為に抗菌作用を著しく阻害して、細菌等の侵入が避けられない。
【0029】
本発明は、上記の問題点を改善する室内、空気調和機、それに伴う流路等の空気の殺菌と脱臭の処理を十分に行える装置及び方法を得る事を目的とする。更に詳しくは、有人や無人に応じて、殺菌・脱臭を必要且つ十分に行える装置及び方法を得る事を目的とする。
【0030】
上記の課題を解決するために本発明の空調装置では、 室内へ流路を介してつながる空調機を備えた空調装置において、空調機に流路及び流路の切換制御手段を介して並列に空気浄化機を別設し、有人又は無人時に応じて、室、空調機を各々単独又は双方を殺菌・脱臭のために流路を切り換える切換制御手段を備え、前記空気浄化機は殺菌・脱臭手段であるオゾン発生器及び該オゾン発生器からの流路を開閉する部材を設けたオゾン分解触媒装置を備え、更に空気浄化機の出口側の流路の一つは、空調機出口側に設けた送風機の吸込側へ、他の一つは空調機出口側の流路と該空調機外において合流して室内へ向かい、空気浄化機の単独運転時でも、前記流路の切換制御手段により室及び空調機内を同時に殺菌・脱臭できるものとした空調装置を提供するものである。
【0031】
前記オゾン分解触媒装置の流路を開閉する部材は、有人時または無人時に、該オゾン分解触媒装置の作動に対応して、応動するものである。
【0032】
前記殺菌・脱臭手段として、オゾンガスが使用される。オゾンは、強力な殺菌のみならず脱臭作用もあって採用される。
【0033】
空調機内に抗菌手段を設け、また空気浄化機内に紫外線ランプ、光触媒を設けることもでき、強力なオゾンガスに加えて、それら相互作用と相まって補完して、更に十分な殺菌・脱臭作用をする。
【0034】
室が無人の時に、空調機を停止させて、該停止時間内に、空気浄化機からのオゾンガス含有空気を、室及び/または空調機に導き、室及び/または空調機を殺菌・脱臭した後に空気浄化機へ循環する流れの状態を維持し、空調機及び/または室の内部のオゾン濃度を所定の値に且つ所定時間維持し、その後、オゾン含有空気を、空気浄化機内のオゾン分解装置を作動して、経由させ、オゾンを分解・無害化するものである。
【0035】
室が有人の時に、空調機から一部の空気を空気浄化機へ導き、該空気浄化機からのオゾンガス含有空気を、オゾン分解装置を作動して、経由させ、オゾンを分解・無害化させて、室に送るものである。
【0036】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を実施例に基づき、図面を参照して説明する。図1は本発明の実施例である。
【0037】
図1は、本発明の1実施例を示す。空調機1、空気浄化機2、病院の室内や食品製造工場など3、外気取入口27などが示される。
【0038】
従来と同じく、外気取入口27からは、フィルタ4、ダクト45、アクチュエータ付の自動切換弁30を通り、空調機1へ入る。
【0039】
図1には、空調機1においては、プレフィルタ5、中性能フィルタ6(又は電気集塵機7)、熱交換器8、加湿器10、送風機9、断熱材19、ケーシング37が示される。
【0040】
また、ドレンパン11、水切り用のエリミネータ20が設けられている。
【0041】
オゾン濃度センサ36が、好ましくは、空調機1の前側に設けられる。これは空調機1が殺菌・脱臭の直接の対象となっていない時に(室だけ対象)、検出が早くなるからである。勿論該センサは、他の室等にも設けてよいが、このような場所に設ければ1つで済む。
【0042】
これら空調機の内部側の表面には、抗菌剤を塗膜などに含有させて保持することもできる。この場合、抗菌剤を塗料などの中に含有させて、焼付塗装、ローラ塗り、吹き付けなどにより施行する。
【0043】
抗菌剤として、銀、酸化亜鉛、銅などの無機質材を単独で、又は混合して用いる。抗菌剤の作用により、塗膜などの表面上または表面近くの細菌、カビなどの微生物の増殖は抑止され、減少して滅菌することができる。
【0044】
空調機1の内部には、より十分な殺菌効果を得るために、紫外線ランプ13を設けることもできる。また、抗菌剤入り塗膜などの替わりに、光励起触媒入りのフィルムとして光触媒22を空調機1の内壁に設けることもできる。
【0045】
空気浄化機2の内部には、プレフィルタ5、中性能フィルタ6(又は電気集塵機7)、紫外線ランプ13、光触媒14、オゾン発生器15、オゾン給気口16、オゾン分解触媒装置17、ダンパ18、ファン12などが設けられる。
なお、紫外線ランプ13をプレフィルタ5の前に設けることもできる。
またファン12は、該空気浄化機2の後部に設けた為に吸込式となり、オゾンガスが押し込め式の加圧型に比べて、外部に漏れる事がない。
【0046】
該ダンパ18は、図1に示されるように、点線の位置に移動できる。
ダンパ18の移動は、有人である室3へ循環空気を送っているときに、流路を開放し、オゾン分解触媒装置17によってオゾンを分解することが必要であるので、該オゾン分解触媒装置17を通して環流させる為に移動させるものである。
【0047】
室や空調機への循環空気の切り換えの為に自動切換弁28、29、30がダクトの途中に設けられている。更に、無人有人に応じて効果的な循環を行わせるために、自動切換弁31、32と逆止弁33を設ける(図1、2参照)。
また、殺菌・脱臭作用を調節するために、空気浄化機2へ流入量を制限するする流量制御弁34が、ダクト44に設けられる。
更に、空気浄化機2の修理・点検・交換などの為に、締切の弁35を、該空気浄化機2を取り外す為にその前後に設けてもよい。
【0048】
自動切換弁32は、ダクト46に設けられるが、いわゆる、空調機1の送風機9の吸込側に繋がっているが、空調機1が運転されれば自動的に吸い込まれ特別の吸引装置は要らない。
【0049】
特に、上記自動切換弁31,32と逆止弁33を設けないで、図3で示されるAぼ部分を、図4で示すように、いわゆるジェットポンプ形式の吸込み構成とすることもできる。
図4の(1)でに示す例として、ベンチュリー管50を設け、ダクト41からの噴流によってダクト40側の流れをノズル410から吸い込んでもよい。送風機9から排出された空気は、噴流となりダクト40側の流れを吸い込む。図4の2に示すように、また、ダクト41からの噴流によって、ダクト40側の流れを吸い込んでもよい。
送風機9から排出された空気は、ノズル410によって噴射され、ダクト40側の流れを吸い込む。これら吸引の構成は、各流の圧力・流量によって、当業者によって様々に適宜選択しえるものである。
【0050】
このように、切換制御手段として、切換弁の使用によるものと又は吸引方式として、例えばジェットポンプ形式との組み合わせによる構成がある。
【0051】
病原菌の殺菌・脱臭システムの特徴を次に詳細に述べる。空気浄化機2においては、殺菌・脱臭システムの構成要素としては、非処理空気に対して、プレフィルタ5、中性能フィルタ6(又は電気集塵機7)、紫外線ランプ13、光触媒14、オゾン発生器15、オゾン分解触媒装置17、ファン12の順番となっている。
【0052】
又、プレフィルタ5の前に紫外線ランプ13を前段に設けてもよい。最初、波長を254mmの紫外線ランプ13を設け、これにより照射すると、非処理空気に含有されている空中浮遊菌は、ここで紫外線ランプ13の熱エネルギーが細菌のDNAを損傷させ、その結果、チミングダイマー形成により自己増殖機能を低下させる。
【0053】
処理後、非処理空気に含有されている空中浮遊菌については、或特定の波長の紫外線と光触媒との組合せが有効である。
つまり、酸化チタン光触媒系の特徴は、その表面が水と接触したときに、反応が起こることにある。吸着性が有るために、完全にドライでなければ、空気と接触しても反応が起こる。
【0054】
酸化チタン光触媒に対しては、好ましくは、波長範囲315〜400nmの紫外線が、該光触媒の励起に好適である。波長400nm程度の紫外線ランプが、酸化チタンの表面に当たると、3vの強い酸化電位が生じ、水が分解されて活性酸素が発生する。これは、塩素、過酸化水素、オゾン等よりも大きな酸化電位であり、殆ど全てのものを分解・酸化できる程のものである。
【0055】
従って、後段の紫外線ランプ13を照射すれば、その光により酸化還元電位3Vの酸化チタン光触媒14(アナターゼ型)が活性化され、活性酸素が生成し、細菌の芽胞やベロ毒素を破壊する。
【0056】
これに対して、前段の、光触媒のない紫外線ランプ13は、波長が100〜280nmの、通常の殺菌ランプでよいことになる。光触媒に対して、その作用を生じさせる効果は有るが、低いからである。
このように前段で通常の紫外線照射をし、紫外線の波長を変えて光触媒を照射をすれば、滅菌効果を上げることが出来る。
【0057】
なお、2段の紫外線照射が逆の場合には、活性酸素によって芽胞の表層や内部の一部のDNAが変化してしまい、紫外線照射時に芽胞のTDHTの生成が抑制されてしまい、完全に殺菌出来ない細菌もあるため滅菌効果が減じるからである。
【0058】
その後、オゾン発生器15で生成した酸化還元電位2.8Vのオゾンガスで再びDNAの変形した細菌の芽胞を損傷させ、溶菌減少を生じさせ、細菌の生育を停止させる。なお、光触媒の後に、オゾン処理を行うのは、酸化還元電位が、光触媒の方が高い為である。
【0059】
このようにオゾンガスに加えて、紫外線ランプ13や光触媒を使用すれば、相互にその長所を持って殺菌作用を補完しあえる。即ち、オゾンガスは、紫外線の到達できない範囲外でも、充満して殺菌でき、また紫外線や光触媒などを使用するとオゾンガスは、細胞の芽胞を容易に損傷させ、更に一層の殺菌効果が得られる。
【0060】
室内に給気を行う場合は、ダンパ18を図1の点線の下方へ移動させて、流路を開放して、オゾン分解触媒装置17でオゾン分解を行い0.1ppm以下のオゾン化空気を給気する。オゾン分解触媒装置17は酸化マンガンで作られており、オゾン分解が低温域においても効率よく行え、また、オゾン分解の際に生ずる活性酸素でも殺菌・脱臭効果を期待させることができる。
【0061】
オゾン分解触媒装置17の表面に生ずる水膜・汚れなどによる効果低下を回避するために、加熱ヒータ21を設けてある。50度前後に加熱されたヒータの温風により、脱着、再成機能を持たせている。
【0062】
空調機1において、熱交換器8、フィルタ6、プレフィルタ5、熱交換器8、送風機9、加湿器10、ドレンパン11、エリミネータ20、空調機ケーシング37などには、常時効果が期待できる抗菌剤を使用することができる。抗菌剤には、安全であり耐熱性の高い無機系抗菌剤が使われている。
【0063】
無機系抗菌剤は、幅広い抗菌スペクトルを持ち、また耐性菌を生じさせない効力がある。殺菌・脱臭効力を最大限にする方法として、抗菌剤を塗料に混ぜた時に、分散性をよくし、表面上に浮上させることによって抗菌効果を向上させることができる。
【0064】
抗菌剤に接触した細菌は、金属イオン(例えば銀、亜鉛、銅イオンなど)によりタンパク質が破壊され溶菌現象を起こし死滅する。空調機1では主に落下付着菌を殺菌・脱臭する機能を備えてある。上記の構成により、システマティックに殺菌・脱臭することを可能にする。
【0065】
空調機1の内部に抗菌剤入りの塗膜などを施せば、空調機1の内部では通常、細菌などの増殖が抑制され、オゾンガスの発生非発生時を問わず、常時滅菌作用を受ける。
【0066】
このように抗菌剤は、オゾンガスのようにガス発生時だけでなく、常時殺菌作用が期待できて、オゾンガスと併用すれば、一層細菌を絶滅することが可能となり、オゾンガスのみの使用での殺菌時間を短縮出来ると共にコストも軽減できる。
【0067】
空調機1の内面に、ほこりや油煙などの付着がある場合には、本発明においては、空気浄化機2を併設した結果、その繰り返しの殺菌・脱臭作用の為の連続運転により、空調機1の内部の付着物は除去される。
【0068】
空調機1には、熱交換器、加湿器などがあり、夏季などにおいては、湿潤な環境の為微生物の繁殖が見られる。しかし、空気浄化機2は、湿気が少なく、且つまたオゾンガスによって殺菌作用が強く、而も常時運転されてその作用を受けるので、抗菌剤を施す必要性は少ない。そこで、空調機1に抗菌剤を施し、且つ空気浄化機2に抗菌剤を施さず、オゾンガス、紫外線と光触媒との組合せは、殺菌・脱臭にとって効果ある配列となる。
以下、条件によって殺菌・脱臭を行う運転の方法を説明する。
【0069】
殺菌・脱臭を行うに当たっては、有人又は無人時において、概要室や空調機における次のような処理方法がなされる。なお、図1の場合の実施例について、次の各処理方法について、図5を参照して弁の切換を説明する。
(1)無人時の室内の殺菌・脱臭
(2)無人(又は有人)時の空調機の殺菌・脱臭
(3)無人時の室内及び空調機の殺菌・脱臭
(4)有人時の室内への殺菌・脱臭済み循環空気の吸気
【0070】
(1)無人時の室内の殺菌・脱臭について説明する。
夜間など室内3に人がいない、無人のとき、室内にオゾンを導き、所定の濃度で一定時間維持する。これにより、室内の内部の殺菌を行うことができる。
【0071】
夜間など、室3の内部に人がいない、いわゆる無人のときには、自動切換弁28、29を開にして空気浄化機2からダクト40、42、43を通じてオゾン含有空気を室3の内部に導く。
【0072】
この場合には、無人であるので、通常は、空調機1は運転が停止されているので、自動切換弁31は閉じられれば、無駄な循環を止めさせる。
【0073】
この状態を維持しながら、オゾン濃度センサ36の濃度が所定の値に達したときにオゾン発生器15の運転を停止する。空気浄化機2の内部のファン12の運転を停止する。室3の内部のオゾン濃度を維持した状態で所定の時間が経過したときに室3の内部の殺菌が行われる。
【0074】
この後に再び、空気浄化機2のファン12の運転を再開する。ただし、このときには切換ダンパ18は、図1の破線の位置に移動する。このようにして、室3の内部の空気は循環し、オゾン分解触媒装置17の作用によりオゾンは分解される。
以下、各実施例で、殺菌・脱臭後のオゾン分解触媒装置の作動は、同様の行われる。
【0075】
かくして、室3の内部の零囲気中のオゾン濃度は減少し、人の安全許容限界以下に達する。その時点で、空気浄化機2の運転は停止される。そして空調機1の運転再開が可能となる。
【0076】
(2)無人(有人)時の空調機の殺菌・脱臭について説明する。
【0077】
空気浄化機2において、空調機1から、ダクト44を経て空気が流入する。紫外線ランプ13、光触媒14、オゾン給気口16、ファン12などの領域を経てダクト40を通じて、送風機9の後方側ダクト41に導かれる。
【0078】
自動切換弁28、29が閉のときに、この流入空気は、自動切換弁31は開となり、空調機1の内部に戻される。このとき、空調機1の内部の空気は空気浄化機2の内部を経て循環する。
必要に応じて、自動切換弁32を開にして、送風機9を除く空調機1の部分を循環させることもできる。
【0079】
これにより、空調機1、空気浄化機2の内部はオゾン濃度が上昇し、オゾン濃度センサ36により、所定濃度に達した時点でオゾン発生器15の運転は停止する。空調機1の内部のオゾン濃度が所定の範囲で一定時間維持することにより、空調機1、空気浄化機2の内部の殺菌が行われる。
【0080】
有人時においても、空調機の殺菌・脱臭について、これを行うことができるのは、自動切換弁28、29を締め切ることで、以後容易に理解される。
(3)無人時の室内及び空調機の殺菌・脱臭
空調機1から、ダクト44を経て空気が流入する。紫外線ランプ13、光触媒14、オゾン給気口16、ファン12などの領域を経て、ダクト40に導かれる。
この場合に、空調機1は、停止されているので、自動切換弁28、31を開とすれば、空調機1及び室3へ流入して殺菌・脱臭作用を行う。
【0081】
又、自動切換弁32を開として、ダクト46からオゾン含有空気を空調機1へ流入させることもできる。自動切換弁31共に双方を開としても良いし、片方でもでき、必要に応じて行える。
【0082】
(4)有人時の室内への殺菌・脱臭済み循環空気の給気について説明する。
また、人が常時いる室3にいる場合にも、その空気の一部を空気浄化機2に導き、前述のオゾン発生器15、オゾン分解触媒装置17の作用により、殺菌作用及び脱臭作用を行うことができる。
【0083】
この場合には、自動切換弁31を開にして、空調機1からの流れを室3に向かわせる。
空気浄化機2からの殺菌・脱臭済みの空気は、送風機9の吐出圧力が空気浄化機2の圧力より大きい場合には、自動切換弁32を開にして、そこより送風機9の吸入側に接続するダクト46を通して自動的に、空調機1へ流入する。
ダクト41からの流れは、ダクト40には、逆止弁33のために阻止される。
【0084】
空調機を通常運転しているときに、空気浄化機2の切換ダンパ18の位置を破線側に移動しておき、オゾン分解触媒装置17を作動させ、空気浄化機2を運転すると、空気浄化機2を通過する空気は殺菌作用を受ける。
【0085】
この殺菌作用を受けた空気はダクト40などを通じて室3に給気される。このような空気循環を行うことにより、室3内の空気中の殺菌作用が継続して行われることになる。なお、オゾン発生器15からのオゾンは、オゾン分解触媒装置17の作用により分解・無害化されている。
【0086】
空調機を運転していないときにも、自動切換弁31、32を閉にして、殺菌・脱臭済みの循環空気を送ることができる。
【0087】
有人時に、室内及び空調機の殺菌・脱臭済み空気を循環させることができるが、空調機へ殺菌・脱臭済み空気を循環させることが必要でない場合には、自動切換弁31、32を閉じればよい。
【0088】
又、抗菌手段として、抗菌シートや塗料を塗った部分へほこりや油煙が付着しているのを、オゾンガスを環流させたり、また単に循環空気を流すことにより取り除く。
【0089】
このように本発明では、循環空気を必要に応じて、室及び/又は空調機へ殺菌・脱臭のために、または有人の時には、殺菌・脱臭済みの空気を送ることができる。
【0090】
以上の実施例では、自動切換弁31、32や逆止弁33を設けた場合について説明した。図3で示されるAの部分を、図4で示すように、いわゆるジェットポンプ形式の吸込の構成としても設けた場合について以下に説明する。
なお、図4の2についても同様であるので説明は略する。
(1)無人時の室内の殺菌・脱臭
(2)無人(又は有人)時の空調機の殺菌・脱臭
(3)無人時の室内及び空調機の殺菌・脱臭
(4)有人時の室内への殺菌・脱臭済み循環空気の吸気
【0091】
(1)無人時の室内の殺菌・脱臭
空調機1が停止時、自動切換弁31が閉となって、オゾン含有空気は、そのまま、ダクト40、42を通り室3へ導かれ、ダクト43、44を通り、空気浄化機2へ環流する。
【0092】
(2)無人(又は有人)時の空調機の殺菌・脱臭
空調機1が停止時、自動切換弁28が閉、自動切換弁31が開となっている為に、オゾン含有空気は、ダクト41側を通り空調機1へ導かれ、ダクト44を通り、空気浄化機2へ環流する。
【0093】
(3)無人時の室内及び空調機の殺菌・脱臭
空調機1が停止時、自動切換弁28、31が開となって、オゾン含有空気は、ベンチュリー管50のダクト40のノズル41を通り、ダクト41より空気を吸引しすると共に、ダクト42を通り室3へ導かれる。室3から空調機1へ導かれた空気は、空気浄化機2及び送風機9へ向かう。送風機9からダクト41へ向かう流れは、吸引されて環流する。
室3からの流れは、ダクト44を通り、空気浄化機2へ環流する。
(4)有人時の室内への殺菌・脱臭済み循環空気の吸気
空調機1が作動時、自動切換弁28、31が開となって、オゾン含有空気は、吸引効果により、ダクト42を通り室3へ導かれ、ダクト44を通り、空気浄化機2へ環流する。
【0094】
以上の構成を設けることにより、同様の作用をなす事ができる。
なお、室や空調機の殺菌・脱臭を行えば、それに付随する流路の殺菌・脱臭も行えるのも当然である。
【0095】
【発明の効果】
空調機に並列に空気浄化機を設け、有人又は無人時に応じて、室、空調機を、各々単独又は双方を殺菌・脱臭のために切り換える切換制御手段とオゾン発生器、オゾン分解触媒装置からなる殺菌・脱臭手段を備えたので、室内、空気調和機、それに伴う流路等の空気の殺菌と脱臭の処理を単独または双方を、必要に応じて選択的に十分に行えるものとなり、有人や無人に対応して、殺菌・脱臭を必要且つ十分に行えるものとなった。
【0096】
殺菌・脱臭手段として、オゾン発生器、オゾン分解触媒装置を備えたものであるので、オゾンガスの強力な殺菌力だけでなく脱臭効果も十分に期待できる。
【0097】
従来は、人がいる、即ち有人の場合には、殺菌と脱臭が不可能であったので、その作業時間等は,夜等に著しく制限されていたのが、有人時にも、即応して随時、各室内、空調機、それに伴う流路等の殺菌・脱臭作用を十分に行わせる事ができることとなった。
【0098】
特に、オゾン分解触媒装置には、その流路に、該流路を開閉する部材を備えているので、その有人時にも殺菌・脱臭が可能となり、無人有人を問わず、殺菌・脱臭ができることとなった。
【0099】
前記従来技術では、単に空調機の内部や流路内に殺菌手段を設けたもので、室内や空調機を通一過性の為に、空調機自体でもなかなか完全な殺菌処理が出来なかったのが、各単独に集中的に連続して出来ることとなった。
特に、本発明では、確実に集中的に、特に空調機内を殺菌・脱臭が行える。
【0100】
又、従来は、空調装置の中に滅菌装置を設けた為に、該滅菌装置を修理や交換するときは、空調装置をいちいち停止させねばならず、手間とコストを要しており、その空間的な限度の為に、空気浄化機の規模や能力が制限されていたのが、空気調和機に並列に空気浄化機を配置したので、修理や交換は随時でき、また空気浄化機の能力等も必要に応じて行えるものとなった。
【0101】
更に、従来は、空調装置の内部に滅菌装置を設ける構造であったので、その滅菌作用を必要に応じて調節することが不可能であったが、前記のように空気浄化機を別設したので可能となった。
【0102】
既存の滅菌装置のない空調機に滅菌装置を付けたい場合には、内蔵方式であったので、その新たに滅菌装置を取付けることは困難であったが、別設したので、これも随時可能となった。
【0103】
また、従来使用されてきた紫外線ランプでは、照射部分しか、又は照射の到達範囲内でしか殺菌出来ないために、非照射部分での殺菌が不完全で有ったので、細菌の繁殖が避けられず、滅菌効果が滅殺されたが、オゾンガスは、紫外線の到達できない範囲外でも、充満して殺菌でき、オゾンガスと併用すると一層の作用効果が得られた。
【0104】
更に、空調機内に抗菌手段を設ければ、オゾンガスの強力な殺菌力に加えて、更に、オゾンガスの発生非発生時を問わず、常時、殺菌作用が期待できて、オゾンガスと併用すれば、一層強力に細菌を絶滅することが可能となり、オゾンガスのみの使用での殺菌時間を短縮出来ると共にコストも軽減できる。
【0105】
オゾンガスに加えて、紫外線ランプ及び光触媒を使用し、前段で通常の紫外線照射をして、紫外線の波長を光触媒の活性酸素を生じさせるものを照射をすれば、次段のオゾンガスのも加えて、滅菌効果を更に一段と上げることが出来る。
【0106】
更に、従来、抗菌剤シートでも、長期間使用すると、抗菌剤を含有した塗膜の表面近くでは、ほこり、油煙などが付着したが、オゾンガス又は循環空気を空調機内を環流させるので、ほこり、油煙などが付着することが阻止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空調装置の実施例を示す。
【図2】本発明の空調装置の切換制御手段として切の弁機構を示す。
【図3】本発明の空調装置の切換制御手段として他の実施例を示す。
【図4】図3のA部分の拡大図を示す。
【図5】本発明の有人・無人時の殺菌・脱臭方法を示す。
【符号の説明】
1 空調機
2 空気浄化機
3 室
4 フィルタ
5 プレフィルタ
6 中性能フィルタ
7 電気集塵機
8 熱交換器
9 送風機
10 加湿器
11 ドレンパン
12 ファン
13 紫外線ランプ
14 光触媒
15 オゾン発生器
16 オゾン給気口
17 オゾン分解触媒装置
18 ダンパ
19 断熱材
20 エリミネータ
21 加熱ヒータ
22 光触媒フィルム
27 外気取入口
28 自動切換弁
29 自動切換弁
30 自動切換弁
31 自動切換弁
32 自動切換弁
33 逆止弁
34 流量制御弁
35 弁
36 オゾン濃度センサ
37 ケーシング
40 ダクト
41 ダクト
42 ダクト
43 ダクト
44 ダクト
45 ダクト
46 ダクト
50 ベンチュリー管[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an air conditioner including a sterilizing / deodorizing means and a sterilizing / deodorizing method. More specifically, the present invention relates to an air conditioner equipped with a sterilization / deodorization means and a sterilization / deodorization method in a medical facility such as a hospital or a food manufacturing facility.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, various types of sterilizers and methods for air conditioners have been proposed.
[0003]
(1) There are various types of sterilization of microorganisms, such as ozone gas, ultraviolet lamps, and drugs, in the inside of air conditioners and in indoor and other spaces that require sterilization such as hospital hospitals and food production.
[0004]
(2) Some air conditioners are equipped with sterilization / deodorization means in the air such as an ozone generator and an ozone decomposition catalyst device (for example, see JP-A-8-114332).
[0005]
(3) Or an ozone generator is provided inside the air conditioner to generate ozone when the room requiring sterilization is unattended, and to sterilize and deodorize the air conditioner itself and the room (for example, JP-A-5-322220) Issue gazette).
[0006]
(4) Some air conditioners have a sheet filter containing an antibacterial agent such as silver zeolite in addition to an ozone generator and an ozonolysis catalyst device (for example, see JP-A-6-323571).
[0007]
Further, a sheet containing an antibacterial agent such as silver zeolite or a coating film is formed on the surface of an air conditioner or on the inner wall, heat exchanger, fan, filter or the like (for example, JP-A-7-55176). No. publication).
[0008]
(5) Some air-conditioning ducts are provided with an ultraviolet lamp, a dust collecting electrode, and the like to sterilize microorganisms (see, for example, JP-A-7-303688).
[0009]
(6) There is one provided with a photocatalyst in addition to the ultraviolet lamp (for example, see JP-A-8-121827).
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
In the sterilization treatment performed by the conventional air conditioner described above, sterilization was not sufficient. For this reason, there is a possibility that air in which bacteria have propagated may be sent to a hospital room or a food manufacturing room, for example.
[0011]
In the prior art, the sterilization means is simply provided inside the air conditioner or in the flow path, and the air conditioner itself cannot easily be completely sterilized due to the transit through the room or the air conditioner.
[0012]
In particular, in the past, since sterilization means was provided in the air conditioner, it was not possible to intensively sterilize the room or the air conditioner itself.
[0013]
On the other hand, for example, in the example of (3), when the room is unmanned, ozone is generated to sterilize and deodorize the air conditioner itself. Even though it can be sterilized and deodorized, when there are people, that is, manned, it was impossible to sterilize and deodorize, so the working time and the like were remarkably limited to night.
[0014]
Further, since the sterilizer is provided in the air conditioner, when the sterilizer is repaired or replaced, the air conditioner has to be stopped one by one, which requires labor and cost.
[0015]
In addition, since the sterilizer is provided inside the air conditioner, the scale and capacity of the air purifier are limited due to its spatial limitations.
[0016]
Furthermore, since the sterilizer is provided inside the air conditioner, it is impossible to adjust the sterilization action as necessary.
[0017]
When it was desired to attach a sterilizer to an air conditioner without an existing sterilizer, it was a built-in method, and it was difficult to attach a new sterilizer.
[0018]
In addition, since the ultraviolet lamps that have been used in the past can be sterilized only at the irradiated part or within the reachable range of irradiation, the sterilization at the non-irradiated part is incomplete, so that the growth of bacteria can be avoided. The sterilization effect was destroyed.
[0019]
Furthermore, even when the antibacterial agent sheet is used for a long period of time, dust, oily smoke, etc. will adhere near the surface of the coating film containing the antibacterial agent, and if the direct contact with microorganisms or the closest approach is prevented, the antibacterial effect Is significantly reduced. Therefore, antibacterial action is remarkably inhibited, and the sterilization treatment performed by the above-described conventional air conditioner has not been sterilized sufficiently. For this reason, there is a possibility that air in which bacteria have propagated may be sent to a hospital room or a food manufacturing room, for example.
[0020]
In the prior art, the sterilization means is simply provided inside the air conditioner or in the flow path, and the air conditioner itself cannot easily be completely sterilized due to the transit through the room or the air conditioner.
[0021]
In particular, in the past, since sterilization means was provided in the air conditioner, it was not possible to intensively sterilize the room or the air conditioner itself.
[0022]
On the other hand, for example, in the example of (3), when the room is unmanned, ozone is generated to sterilize and deodorize the air conditioner itself. Even though it can be sterilized and deodorized, when there are people, that is, manned, it was impossible to sterilize and deodorize, so the working time and the like were remarkably limited to night.
[0023]
Further, since the sterilizer is provided in the air conditioner, when the sterilizer is repaired or replaced, the air conditioner has to be stopped one by one, which requires labor and cost.
[0024]
In addition, since the sterilizer is provided inside the air conditioner, the scale and capacity of the air purifier are limited due to its spatial limitations.
[0025]
Furthermore, since the sterilizer is provided inside the air conditioner, it is impossible to adjust the sterilization action as necessary.
[0026]
When it was desired to attach a sterilizer to an air conditioner without an existing sterilizer, it was a built-in method, and it was difficult to attach a new sterilizer.
[0027]
In addition, since the ultraviolet lamps that have been used in the past can be sterilized only at the irradiated part or within the reachable range of irradiation, the sterilization at the non-irradiated part is incomplete, so that the growth of bacteria can be avoided. The sterilization effect was destroyed.
[0028]
Furthermore, even when the antibacterial agent sheet is used for a long period of time, dust, oily smoke, etc. will adhere near the surface of the coating film containing the antibacterial agent, and if the direct contact with microorganisms or the closest approach is prevented, the antibacterial effect Is significantly reduced. Therefore, the antibacterial action is remarkably inhibited and invasion of bacteria and the like is inevitable.
[0029]
It is an object of the present invention to obtain an apparatus and a method that can sufficiently sterilize and deodorize air in a room, an air conditioner, and a flow path associated therewith, which improve the above problems. More specifically, it is an object of the present invention to obtain an apparatus and method that can sterilize and deodorize in a necessary and sufficient manner according to manned and unmanned.
[0030]
In order to solve the above-described problems, in the air conditioner of the present invention, in an air conditioner including an air conditioner connected to a room via a flow path, air is supplied to the air conditioner in parallel via the flow path and flow path switching control means. A purifier is provided separately, and according to manned or unmanned conditions, the room and the air conditioner are provided with switching control means for switching the flow path for sterilization / deodorization of each or both, and the air purifier is a sterilization / deodorization means. An ozone generator and an ozone decomposition catalyst device provided with a member for opening and closing a flow path from the ozone generator are provided, and one of the flow paths on the outlet side of the air purifier is a blower provided on the outlet side of the air conditioner The other is joined to the flow path on the outlet side of the air conditioner and the outside of the air conditioner and heads into the room. An air conditioner that can sterilize and deodorize the machine at the same time. It is to provide.
[0031]
The member that opens and closes the flow path of the ozone decomposition catalyst device is responsive to the operation of the ozone decomposition catalyst device when manned or unmanned.
[0032]
As the sterilizing / deodorizing means, ozone gas is used. Ozone is employed not only for strong sterilization but also for deodorization.
[0033]
An antibacterial means can be provided in the air conditioner, and an ultraviolet lamp and a photocatalyst can be provided in the air purifier. In addition to the strong ozone gas, it is complemented by these interactions, and has a further sufficient sterilization and deodorizing action.
[0034]
After the room is unmanned, the air conditioner is stopped, and the ozone gas-containing air from the air purifier is guided to the room and / or the air conditioner within the stop time, and the room and / or the air conditioner is sterilized and deodorized. Maintain the state of the flow that circulates to the air purifier, maintain the ozone concentration in the air conditioner and / or the chamber at a predetermined value for a predetermined time, and then convert the ozone-containing air into the ozone decomposing device in the air purifier. Operates and passes, decomposing and detoxifying ozone.
[0035]
When the room is manned, a part of the air is led from the air conditioner to the air purifier, and the ozone gas-containing air from the air purifier is routed by operating the ozone decomposing device to decompose and detoxify ozone. , To send to the room.
[0036]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described based on an example with reference to the drawings. FIG. 1 shows an embodiment of the present invention.
[0037]
FIG. 1 shows an embodiment of the present invention. An
[0038]
As in the conventional case, the air enters the
[0039]
FIG. 1 shows a pre-filter 5, a medium performance filter 6 (or an electric dust collector 7), a heat exchanger 8, a humidifier 10, a blower 9, a
[0040]
In addition, a drain pan 11 and a draining
[0041]
The
[0042]
On the inner surface of these air conditioners, an antibacterial agent can be contained in the coating film and held. In this case, an antibacterial agent is contained in the paint, etc., and is applied by baking, roller coating, spraying, or the like.
[0043]
As the antibacterial agent, inorganic materials such as silver, zinc oxide, and copper are used alone or in combination. By the action of the antibacterial agent, the growth of microorganisms such as bacteria and mold on or near the surface of the coating film is suppressed, and can be reduced and sterilized.
[0044]
In order to obtain a more sufficient sterilizing effect, an
[0045]
Inside the
Note that the
Further, since the
[0046]
The
The movement of the
[0047]
In addition, a flow
Further, for the purpose of repairing / inspecting / replacement of the
[0048]
Although the
[0049]
In particular, without providing the
As an example shown in (1) of FIG. 4, a
The air discharged from the blower 9 is jetted by the
[0050]
Thus, there is a configuration in which the switching control means is based on the use of a switching valve or the suction system is based on a combination of, for example, a jet pump type.
[0051]
The features of the germicidal and deodorizing system for pathogenic bacteria are described in detail below. In the
[0052]
Further, an
[0053]
For airborne bacteria contained in non-treated air after treatment, a combination of ultraviolet light having a specific wavelength and a photocatalyst is effective.
That is, the feature of the titanium oxide photocatalyst system is that the reaction occurs when the surface comes into contact with water. Because of its adsorptive properties, if it is not completely dry, it will react even when it comes in contact with air.
[0054]
For the titanium oxide photocatalyst, an ultraviolet ray having a wavelength range of 315 to 400 nm is preferably suitable for exciting the photocatalyst. When an ultraviolet lamp having a wavelength of about 400 nm hits the surface of titanium oxide, a strong oxidation potential of 3v is generated, and water is decomposed to generate active oxygen. This is an oxidation potential larger than that of chlorine, hydrogen peroxide, ozone, etc., and is such that almost all can be decomposed and oxidized.
[0055]
Therefore, when the
[0056]
On the other hand, the
As described above, the normal sterilization is performed in the previous stage, and the sterilization effect can be improved by irradiating the photocatalyst by changing the wavelength of the ultraviolet light.
[0057]
When the two-stage ultraviolet irradiation is reversed, the active oxygen changes the surface layer of the spore and a part of the DNA inside the spore, and the generation of TDHT in the spore is suppressed during the ultraviolet irradiation, so that it is completely sterilized. This is because some bacteria cannot be used and the sterilization effect is reduced.
[0058]
Thereafter, the bacterial spores whose DNA has been deformed are damaged again by the ozone gas having an oxidation-reduction potential of 2.8 V generated by the
[0059]
If the
[0060]
When supplying air into the room, the
[0061]
In order to avoid a decrease in the effect due to a water film or dirt generated on the surface of the ozone
[0062]
In the
[0063]
Inorganic antibacterial agents have a broad antibacterial spectrum and have the effect of not causing resistant bacteria. As a method for maximizing the sterilizing / deodorizing effect, the antibacterial effect can be improved by improving the dispersibility when the antibacterial agent is mixed with the paint and floating on the surface.
[0064]
Bacteria that have come into contact with the antibacterial agent die by lysis due to the destruction of proteins by metal ions (eg, silver, zinc, copper ions, etc.). The
[0065]
If a coating film containing an antibacterial agent is applied to the inside of the
[0066]
In this way, the antibacterial agent can be expected not only at the time of gas generation like ozone gas, but also at all times, and if used in combination with ozone gas, it becomes possible to further extinguish bacteria, and the sterilization time using only ozone gas As well as cost.
[0067]
In the case where dust or oily smoke adheres to the inner surface of the
[0068]
The
Hereinafter, an operation method for performing sterilization / deodorization according to conditions will be described.
[0069]
In performing sterilization / deodorization, the following processing method is performed in the general room or the air conditioner when manned or unmanned. In addition, about the Example in the case of FIG. 1, the switching of a valve is demonstrated with reference to FIG. 5 about each following processing method.
(1) Indoor sterilization and deodorization when unattended
(2) Sterilization and deodorization of air conditioners when unmanned (or manned)
(3) Sterilization and deodorization of indoors and air conditioners when unattended
(4) Intake of circulating air that has been sterilized and deodorized indoors when manned
[0070]
(1) The sterilization and deodorization in the room when unattended will be explained.
When there are no people in the
[0071]
When there is no person inside the
[0072]
In this case, since it is unattended, since the operation of the
[0073]
While maintaining this state, the operation of the
[0074]
Thereafter, the operation of the
Hereinafter, in each Example, the operation | movement of the ozone decomposition catalyst apparatus after disinfection and deodorizing is performed similarly.
[0075]
Thus, the ozone concentration in the zero atmosphere inside the
[0076]
(2) The sterilization and deodorization of the air conditioner when unmanned (manned) will be described.
[0077]
In the
[0078]
When the
If necessary, the
[0079]
As a result, the ozone concentration in the
[0080]
The fact that the air conditioner can be sterilized and deodorized even when manned is readily understood by closing the
(3) Sterilization and deodorization of indoors and air conditioners when unattended
Air flows from the
In this case, since the
[0081]
Further, the
[0082]
(4) The supply of sterilized and deodorized circulating air into the room when manned will be described.
Further, even in the
[0083]
In this case, the
The sterilized and deodorized air from the
Flow from the
[0084]
When the air conditioner is normally operated, the position of the switching
[0085]
The sterilized air is supplied to the
[0086]
Even when the air conditioner is not in operation, the
[0087]
When manned, sterilized and deodorized air in the room and air conditioner can be circulated, but if it is not necessary to circulate sterilized and deodorized air to the air conditioner, the
[0088]
Also, as an antibacterial means, dust and oily smoke adhering to the part coated with the antibacterial sheet or paint are removed by circulating ozone gas or simply circulating air.
[0089]
As described above, according to the present invention, the circulated air can be sent to the room and / or the air conditioner for sterilization / deodorization or, when manned, as needed, when the sterilization / deodorization is performed.
[0090]
In the above embodiment, the case where the
Since the same applies to 2 in FIG. 4, the description is omitted.
(1) Indoor sterilization and deodorization when unattended
(2) Sterilization and deodorization of air conditioners when unmanned (or manned)
(3) Sterilization and deodorization of indoors and air conditioners when unattended
(4) Intake of circulating air that has been sterilized and deodorized indoors when manned
[0091]
(1) Indoor sterilization and deodorization when unattended
When the
[0092]
(2) Sterilization and deodorization of air conditioners when unmanned (or manned)
Since the
[0093]
(3) Sterilization and deodorization of indoors and air conditioners when unattended
When the
The flow from the
(4) Intake of circulating air that has been sterilized and deodorized indoors when manned
When the
[0094]
By providing the above configuration, the same operation can be performed.
Of course, if the chamber or air conditioner is sterilized and deodorized, the flow path associated therewith can be sterilized and deodorized.
[0095]
【The invention's effect】
An air purifier is provided in parallel with the air conditioner, and consists of switching control means, an ozone generator, and an ozonolysis catalyst device for switching the chamber and air conditioner individually or both for sterilization and deodorization according to manned or unmanned conditions. Because it is equipped with sterilization / deodorization means, it can selectively and sufficiently perform sterilization and deodorization treatment of air in indoors, air conditioners, and associated channels, etc., as needed. In response to this, sterilization and deodorization can be performed sufficiently and sufficiently.
[0096]
Since the ozone generator and the ozone decomposition catalyst device are provided as the sterilization / deodorization means, not only the strong sterilization power of ozone gas but also a deodorization effect can be sufficiently expected.
[0097]
In the past, sterilization and deodorization were impossible when there were people, that is, manned, so the working hours were significantly limited at night, etc. Therefore, it was possible to sufficiently perform sterilization and deodorization of each room, the air conditioner, and the flow path associated therewith.
[0098]
In particular, the ozone decomposition catalyst device is provided with a member that opens and closes the flow path in the flow path, so that it can be sterilized and deodorized even when manned, and can be sterilized and deodorized regardless of whether it is unmanned. became.
[0099]
In the prior art, sterilization means is simply provided inside the air conditioner or in the flow path, and because the air conditioner itself is transient, the air conditioner itself could not be completely sterilized. However, it was decided that each individual could be intensive and continuous.
In particular, in the present invention, it is possible to sterilize and deodorize the air conditioner in a concentrated manner.
[0100]
Conventionally, since a sterilizer is provided in the air conditioner, when the sterilizer is repaired or replaced, the air conditioner must be stopped one by one. Due to the limitations of the air purifier, the size and capacity of the air purifier were limited, but the air purifier was placed in parallel with the air conditioner, so that repairs and replacements were possible at any time. Can be done as needed.
[0101]
Furthermore, since the conventional air-conditioning system has a structure in which a sterilizer is provided, it was impossible to adjust the sterilization function as necessary. However, an air purifier was separately provided as described above. So it became possible.
[0102]
When it was desired to attach a sterilizer to an air conditioner without an existing sterilizer, it was difficult to install a new sterilizer because it was a built-in method. became.
[0103]
In addition, since the ultraviolet lamps that have been used in the past can be sterilized only at the irradiated part or within the reachable range of irradiation, the sterilization at the non-irradiated part is incomplete, so that bacterial growth is avoided. However, the sterilization effect was annihilated, but the ozone gas could be filled and sterilized even outside the range where ultraviolet rays could not reach, and further effects were obtained when used in combination with ozone gas.
[0104]
Furthermore, if antibacterial means is provided in the air conditioner, in addition to the strong sterilizing power of ozone gas, further, sterilizing action can be expected at all times regardless of whether ozone gas is generated or not. It becomes possible to extinguish bacteria strongly, and the sterilization time by using only ozone gas can be shortened and the cost can be reduced.
[0105]
In addition to ozone gas, use an ultraviolet lamp and a photocatalyst, irradiate with normal ultraviolet rays at the previous stage, and irradiate with ultraviolet rays that generate photocatalytic active oxygen, add ozone gas at the next stage, The sterilization effect can be further increased.
[0106]
Furthermore, even if the antibacterial agent sheet is used for a long period of time, dust and oily smoke adhere to the surface of the coating film containing the antibacterial agent. However, since ozone gas or circulating air is circulated in the air conditioner, dust and oily smoke Are prevented from adhering.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 shows an embodiment of an air conditioner according to the present invention.
FIG. 2 shows a cutoff valve mechanism as switching control means of the air conditioner of the present invention.
FIG. 3 shows another embodiment as a switching control means of the air conditioner of the present invention.
4 shows an enlarged view of a portion A in FIG. 3;
FIG. 5 shows a sterilization / deodorization method of the present invention when manned or unmanned.
[Explanation of symbols]
1 Air conditioner
2 Air purifier
3 rooms
4 filters
5 Pre-filter
6 Medium performance filter
7 Electric dust collector
8 Heat exchanger
9 Blower
10 Humidifier
11 Drain pan
12 fans
13 UV lamp
14 Photocatalyst
15 Ozone generator
16 Ozone inlet
17 Ozone decomposition catalyst device
18 Damper
19 Insulation
20 Eliminator
21 Heater
22 Photocatalytic film
27 Outside air intake
28 Automatic switching valve
29 Automatic switching valve
30 Automatic switching valve
31 Automatic switching valve
32 Automatic switching valve
33 Check valve
34 Flow control valve
35 valves
36 Ozone concentration sensor
37 Casing
40 Duct
41 Duct
42 Duct
43 Duct
44 Duct
45 Duct
46 Duct
50 Venturi tube
Claims (3)
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