JP3767135B2 - 回転電機の回転子の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、隣り合う爪状磁極間に爪状磁極間の磁束の漏洩を減少するために配設された磁極間部材を備えた回転電機の回転子の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図11は従来の車両用交流発電機の側断面図、図12は図11の回転子の斜視図であり、この交流発電機は、アルミニウム製のフロントブラケット1及びリヤブラケット2で構成されたケース3と、このケース3内に設けられ一端部にプーリ4が固定されたシャフト6と、このシャフト6に固定されたランデル型の回転子7と、回転子7の両側面に固定されたファン5と、ケース3の内壁面に固定されたステータ8と、シャフト6の他端部に固定され回転子7に電流を供給するスリップリング9と、スリップリング9に摺動する一対のブラシ10と、このブラシ10を収納したブラシホルダ11と、ステータ8に電気的に接続されステータ8で生じた交流を直流に整流する整流器12と、ブラシホルダ11に嵌着されたヒートシンク17と、このヒートシンク17に接着されステータ8で生じた交流電圧の大きさを調整するレギュレータ18とを備えている。
【0003】
回転子7は、電流を流して磁束を発生する回転子コイル13と、この回転子コイル13を覆って設けられその磁束によって磁極が形成されるポールコア14と、ポールコア14に設けられた磁極間部材19とを備えている。
ポールコア14は一対の交互に噛み合った第1のポールコア体21及び第2のポールコア体22で構成されている。第1のポールコア体21及び第2のポールコア体22は鉄製で、かつ爪形状の爪状磁極23、24をそれぞれ有している。 直方体形状の酸化物磁石で構成された磁極間部材19は隣り合う各爪状磁極23、24間に、これらの爪状磁極23、24間の磁束の漏洩を減少する向きに着磁されて固着されている。つまり、N極に磁化された爪状磁極23に対向する側が磁極間部材19のN極面となり、S極に磁化された爪状磁極24に対向する側が磁極間部材19のS極面となるように磁極間部材19が固着され、隣り合う各爪状磁極23、24間で漏洩して、交流発電機の発電に寄与していない無効磁束を減少することができ、交流発電機の発電効率を高めている。
ステータ8は、ステータコア15と、このステータコア15に導線が巻回され回転子7の回転に伴い回転子コイル13からの磁束の変化で交流が生じるステータコイル16とを備えている。
【0004】
上記構成の車両用交流発電機では、バッテリ(図示せず)からブラシ10、スリップリング9を通じて回転子コイル13に電流が供給されて磁束が発生し、第1のポールコア体21の爪状磁極23にはN極が磁化され、第2のポールコア体22の爪状磁極24にはS極が磁化される。
一方、エンジンによってプーリ4は駆動され、シャフト6によって回転子7が回転するため、ステータコイル16には回転磁界が与えられ、ステータコイル16には起電力が生じる。この交流の起電力は、整流器12を通って直流に整流されるとともに、レギュレータ18によりその大きさが調整されて、バッテリに充電される。
【0005】
また、回転子コイル13で発生した磁束の多くはN極に磁化された第1のポールコア体21の爪状磁極23からステータ8に入り、ステータ8の内部を通ってS極に磁化された爪状磁極24から第2のポールコア体22の内部に入り、再び第1のポールコア体21の爪状磁極23からステータ8に入る、図11において矢印Aに示す方向の閉回路を形成している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の車両用交流発電機の回転子7では、爪状磁極23、24間に磁極間部材19を設けることで、回転子コイル13で発生したより多くの磁束がポールコア14を通過することになり、それだけポールコア14には多くの渦電流が生じてしまい、鉄損が増加してしまうという問題点があった。
【0007】
この発明は、上記のような問題点を解決することを課題とするものであって、ポールコアでの鉄損を低減し、出力効率が向上した回転電機の回転子を簡単に製造することができる回転電機の回転子の製造方法を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る回転電機の回転子の製造方法では、交互に噛み合い、薄い鋼板を積層してなる第1及び第2の爪状磁極間に、これらの爪状磁極間の磁束の漏洩を減少する向きに着磁された磁極間部材を一体に結合してリング状の磁極体を形成し、次に、この磁極体の内部に、電流を流して磁束を発生する回転子コイルを収納した後、この磁極体の両端面にそれぞれ第1及び第2のポールベースを接合する。
【0009】
また、磁極間部材は、磁性部材で構成された磁性部と、この磁性部を覆っている非磁性部とから構成されたものである。
【0010】
また、磁極間部材の外周面には爪状磁極が半径外側方向に移動するのを防止する係止部を形成したものである。
【0011】
また、回転子の外周面には磁極間部材及び爪状磁極が半径外側方向に移動するのを防止する非磁性部材を設けたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の車両用交流発電機の回転子の製造方法について説明するが、図11及び図12と同一または相当部分は同一符号を付して説明する。
参考例1.
図1はこの発明の参考例1の車両用交流発電機の回転子30の斜視図、図2は図1に組み込まれた磁極間部材31の側面図、図3は図1に組み込まれた第2のポールコア体32の斜視図、図4は図3の第2のポールコア体32の側断面図である。
この回転子30は、電流を流して磁束を発生する回転子コイル13と、この回転子コイル13を覆って設けられその磁束によって磁極が形成されるポールコア33と、ポールコア33に設けられ蛇行周回して冠状に形成された磁極間部材31とを備えている。
【0013】
ポールコア33は一対の交互に噛み合った第1のポールコア体34及び第2のポールコア体32で構成されている。第1のポールコア体34は、第1のポールベース35と、この第1のポールベース35に0.8mm程度の薄い鋼板を回転子30の軸線方向に積層して構成されN極に磁化される爪状磁極36とを有している。第2のポールコア体32は、第2のポールベース37と、このポールベース37に0.8mm程度の薄い鋼板を回転子30の軸線方向に積層して構成されS極に磁化される第2の爪状磁極38とを有している。爪状磁極36、38は共に隅部Bが溶接されて鋼板同士が結合しており、またその根元部Cが溶接されてポールベース35、37に接合されている。
【0014】
磁極間部材31は隣り合う各爪状磁極36、38間に、これらの爪状磁極36、38間の磁束の漏洩を減少する向きに着磁されて固着されている。つまり、N極に磁化された爪状磁極36に対向する側が磁極間部材31のN極面となり、S極に磁化された爪状磁極38に対向する側が磁極間部材31のS極面となるように磁極間部材31が固着され、隣り合う爪状磁極23、24間で漏洩して交流発電機の発電に寄与していない無効磁束を減少することができ、交流発電機の発電効率を高めている。磁極間部材31は外周部に形成された磁性部39と、内周部に形成されているとともに隣接した磁性部39同士を接続する非磁性部40とを有している。
磁性部39はポリアミド系樹脂にフェライト系鉄粉が混入された磁性樹脂を射出成形して蛇行周回した冠状の樹脂部材を形成し、この樹脂部材のうち外周側のみに磁界を印加、着磁して形成されている。なお、着磁されなかった樹脂部材の部分は非磁性部40となる。
【0015】
ステータ8は、ステータコア15と、このステータコア15に導線が巻回され回転子30の回転に伴い回転子コイル13からの磁束の変化で交流が生じるステータコイル16とを備えている。
【0016】
次に、上記構成の車両用交流発電機の動作について説明する。バッテリ(図示せず)からブラシ10、スリップリング9を通じて回転子コイル13に電流が供給されて磁束が発生し、第1のポールコア体34の爪状磁極36にはN極の磁極が形成され、第2のポールコア体32の爪状磁極38にはS極の磁極が形成される。一方、エンジンによってプーリ4は駆動され、シャフト6によって回転子30が回転するため、ステータコイル16には回転磁界が与えられ、ステータコイル16には起電力が生じる。この交流の起電力は、整流器12を通って直流に整流されるとともに、レギュレータ18によりその大きさが調整されて、バッテリに充電される。
【0017】
また、回転子コイル13で発生した磁束の多くはN極に磁化された第1のポールコア体34の爪状磁極36からステータ8に入り、ステータ8の内部を通ってS極に磁化された爪状磁極38から第2のポールコア体32の内部に入り、再び第1のポールコア体34の爪状磁極36からステータ8に入り、所謂閉回路を形成する。そして、回転子コイル13で発生した多くの磁束はポールコア33を通過するが、爪状磁極36、38は薄い鋼板を積層して構成されており、ポールコア33での渦電流の発生を低減することができ、鉄損が低減して発電効率が向上する。
また、磁極間部材31として、脆弱な酸化物磁石、化合物磁石を用いず、成形、加工が容易な磁性樹脂を用いており、簡単に磁極間部材31を形成することができる。
【0018】
参考例2.
図5はこの発明の参考例2の車両用交流発電機の回転子50の斜視図、図6は図5に組み込まれた磁極間部材51の側面図である。
この磁極間部材51は、ポリアミド系樹脂にフェライト系鉄粉が混入した磁性樹脂が磁化された磁性部材からなる磁性部52と、この磁性部52を覆いポリアミド系樹脂からなる非磁性部53とから構成されている点が参考例1と異なる。
【0019】
この参考例では、磁性樹脂を射出成形して樹脂部材を形成し、次にこの樹脂部材を磁化して磁性部52を形成する。その後、磁性部52を型内に配置した状態でポリアミド系樹脂を射出成形して磁性部52を非磁性部53で覆った磁極間部材51を形成する。
参考例1では、材料コストの高い磁性樹脂が磁極間部材51の全体に用いられているのに対して、この参考例では磁性部52のみに限られており、回転子コイルの製造コストが低減される。
また、磁性樹脂で構成された磁性部52の代わりに酸化物磁石、化合物磁石を用いてもよい。また、非磁性部53として非磁性の金属を用いてもよい。
【0020】
実施の形態1.
図7は実施の形態1の車両用交流発電機の回転子の製造方法に関し、回転子に組み込まれる磁極体60及び第1及び第2のポールベース61、62の分解斜視図である。
この回転子は、電流を流して磁束を発生する回転子コイル13と、この回転子コイル13を覆って設けられた磁極体60と、この磁極体60の両端面にそれぞれ固定された第1のポールベース61及び第2のポールベース62とを備えている。
磁極体60は、0.8mm程度の薄い鋼板を回転子の軸線方向に積層して構成されN極に磁化される三角形状の第1の爪状磁極63と、0.8mm程度の薄い鋼板を回転子の軸線方向に積層して構成されS極に磁化される三角形状の第2の爪状磁極64と、第1の爪状磁極63と第2の爪状磁極64との間に固着された磁極間部材65とを備えている。
【0021】
磁極間部材65は、これらの爪状磁極63、64間の磁束の漏洩を減少する向きに固着されており、また蛇行周回して環状に形成されている。また、磁極間部材65は、実施の形態1の磁極間部材31と同じ磁性樹脂を材料として用いており、また外周部に形成された磁性部66と、内周部に形成されているとともに隣接した磁性部66同士を接続する非磁性部67とを有している。
【0022】
磁極体60の一方の端面には第1のポールベース61の凹部68に係合される突起69が形成され、磁極体60の他方の端面には第2のポールベース62の凹部70に係合される突起71が形成されている。
【0023】
この磁極体60は、鋼板を積層し、隅部Bを溶接して鋼板同士が結合された第1及び第2の爪状磁極63、64を予め形成し、その後この爪状磁極63、64を金型内に配置し、金型内に磁性樹脂を射出成形することで、爪状磁極63、64と磁極間部材65とが一体化されている。
参考例1、2の爪状磁極36、38では、積層した鋼板同士を強固に結合するために隅部の溶接作業に時間を要したが、この実施の形態では、鋼板同士の接合は溶接による仮止めでよく、樹脂の射出成形時に鋼板同士は樹脂で強固に結合され、面倒な溶接作業は軽減される。また、リング状の磁極体60の内部に回転子コイル13を収納した後、磁極体60の両端部をそれぞれ第1のポールベース61、第2のポールベース62で溶接により接合することで、回転子を簡単に製造することができる。なお、この場合磁極間部材65の材質は成形樹脂材であるが、成形金属材や、焼結材を用いてもよい。
【0024】
参考例3.
図8はこの発明の参考例3の車両用交流発電機の回転子の第2のポールコア体80の斜視図であり、鉄製の第2のポールコア体80の爪状磁極81の表面及び第1のポールコア体の爪状磁極の表面に周方向に延びた凹凸部であるスリット82が形成されている点が参 考例1と異なる。
この参考例では、従来の爪状磁極23、24の表面にスリットを形成するだけで、鉄損を低減することができ、交流発電機の発電効率を向上させることができる。なお、凹凸部としてはスリットに限定されるものではなく、複数個の突起を爪状磁極23、24の表面に形成してもよい。なお、この場合磁極間部材65の材質は成形樹脂材であるが、成形金属材が焼結材を用いてもよい。
【0025】
参考例4.
図9はこの発明の参考例4の車両用交流発電機の回転子90の斜視図であり、参考例1の回転子30の外周部には、カーボン繊維を基材として樹脂が含浸された非磁性部材であるテープ91が巻回されている。このため、回転子90の回転による磁極間部材31及び爪状磁極36、38の半径外側方向の移動を確実に防止することができ、耐遠心力性が向上する。
なお、テープ91の代わりに非磁性金属からなる複数個のリングを用いてもよい。
【0026】
参考例5.
図10はこの発明の参考例の車両用交流発電機の回転子100の要部拡大断面図であり、この参考例では、磁極間部材101の外周部にテーパ状の係止部103が形成されており、この係止部103により回転子100の回転により第1及び第2の爪状磁極102が半径外側方向に移動するのを防止している。
なお、上記各参考例及び実施の形態では回転電機の回転子として車両用交流発電機の回転子について説明したが、この発明は例えば電動機の回転子にも適用することができるのは勿論である。
【0027】
【発明の効果】
この発明に係る回転電機の回転子の製造方法によれば、交互に噛み合い、薄い鋼板を積層してなる第1及び第2の爪状磁極間に、これらの爪状磁極間の磁束の漏洩を減少する向きに着磁された磁極間部材を一体に結合してリング状の磁極体を形成し、次に、この磁極体の内部に、電流を流して磁束を発生する回転子コイルを収納した後、この磁極体の両端面にそれぞれ第1及び第2のポールベースを接合するので、鋼板同士は磁極間部材で結合され、鋼板同士を接合して爪状磁極を形成する面倒な溶接作業が軽減される。また、磁極体の両端面を第1及び第2のポールベースで接合することで、簡単に回転子を製造することができる。
【0028】
また、磁極間部材は、磁性部材で構成された磁性部と、この磁性部を覆っている非磁性部とで構成したので、磁極間部材の一部のみに材料コストの高い磁性部材を用いることにより、回転子の製造コストが低減される。
【0029】
また、磁極間部材の外周面に爪状磁極が半径外側方向に移動するのを防止する係止部を形成したので、回転子の回転時に爪状磁極が半径外側方向に離脱することは防止され、耐遠心力性が向上する。
【0030】
また、外周面に磁極間部材及び爪状磁極が半径外側方向に移動するのを防止する非磁性部材を設けたので、回転子の回転時に磁極間部材及び爪状磁極が半径外側方向に離脱することは防止され、耐遠心力性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の参考例1の車両用交流発電機の回転子の斜視図である。
【図2】 図1の磁極間部材の側面図である。
【図3】 図1の第2のポールコア体の斜視図である。
【図4】 図1の第2のポールコア体の側面図である。
【図5】 この発明の参考例2の車両用交流発電機の回転子の斜視図である。
【図6】 図5の磁極間部材の側面図である。
【図7】 この発明の実施の形態1の車両用交流発電機の回転子の製造方法に係わる回転子の要部分解斜視図である。
【図8】 この発明の参考例3の車両用交流発電機の回転子の第2のポールコア体の斜視図である。
【図9】 この発明の参考例4の車両用交流発電機の回転子の斜視図である。
【図10】 この発明の参考例5の車両用交流発電機の回転子の要部断面図である。
【図11】 従来の車両用交流発電機の断面図である。
【図12】 図11の回転子の斜視図である。
【符号の説明】
30,50,90,100 回転子、31,51,65,101 磁極間部材、32,80 第2のポールコア体、33 ポールコア、34 第1のポールコア体、35 第1のポールベース、36,63,102 第1の爪状磁極、37 第2のポールベース、38,64 第2の爪状磁極、39,52,66 磁性部、40,53,67 非磁性部、60 磁極体、61 第1のポールベース、62 第2のポールベース、82 スリット(凹凸部)、91 テープ(非磁性部材)、103 係止部。
Claims (4)
- 交互に噛み合い、薄い鋼板を積層してなる第1及び第2の爪状磁極間に、これらの爪状磁極間の磁束の漏洩を減少する向きに着磁された磁極間部材を一体に結合してリング状の磁極体を形成し、
次に、この磁極体の内部に、電流を流して磁束を発生する回転子コイルを収納した後、 この磁極体の両端面にそれぞれ第1及び第2のポールベースを接合する
回転電機の回転子の製造方法。 - 磁極間部材は、磁性部材で構成された磁性部と、この磁性部を覆っている非磁性部とから構成された請求項1に記載の回転電機の回転子の製造方法。
- 磁極間部材の外周面には爪状磁極が半径外側方向に移動するのを防止する係止部が形成された請求項1または請求項2に記載の回転電機の回転子の製造方法。
- 外周面には磁極間部材及び爪状磁極が半径外側方向に移動するのを防止する非磁性部材が設けられた請求項1ないし請求項3の何れかに記載の回転電機の回転子の製造方法。
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