JP3765702B2

JP3765702B2 - Recording apparatus, recording control method, and recording medium

Info

Publication number: JP3765702B2
Application number: JP2000011084A
Authority: JP
Inventors: 孝奥村
Original assignee: Kenwood KK
Current assignee: Kenwood KK
Priority date: 2000-01-20
Filing date: 2000-01-20
Publication date: 2006-04-12
Anticipated expiration: 2020-01-20
Also published as: JP2001202693A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、オーディオ信号等の情報を記録媒体に記録し得る記録装置に係り、特に、記録媒体から再生された再生情報を他の記録媒体に記録するに際し、通常の再生速度よりも高速で再生・記録する高速複製記録における著作権等の保護等のための適正な複製管理を行い得る記録装置、記録制御方法およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【０００２】
【従来の技術】
例えばＣＤ（コンパクトディスク）（ＣＤ−ＤＡ：CD digital audio）およびＤＶＤ（ディジタルバーサタイルディスク）（DVD Audio、DVD Video）等から再生されるビデオまたはオーディオ情報等のディジタル信号を、記録媒体に記録する場合、アナログ信号として記録するアナログ記録およびＣＤおよびＤＶＤと同様のディジタル信号により記録するディジタル記録が可能である。旧来の記録装置は、磁気テープ等を記録媒体としてアナログ記録を行うのが一般的であった。近年、ディジタル技術の発展にともない、ディジタル記録媒体へのディジタル記録を可能とする記録装置が普及している。ディジタル記録媒体としては、ＭＤ（ミニディスク〜商標）、ＣＤ−Ｒ（ＣＤレコーダブル）、ＣＤ−ＲＷ（ＣＤリライタブル）、ＤＶＤ−ＲＡＭ（ＤＶＤランダムアクセスメモリ）、ＤＶＤ−Ｒ、ＰＣ−ＲＷ、ＤＡＴ（ディジタルオーディオテープ）等が用いられている。
【０００３】
旧来のアナログ記録においては、アナログ信号の再生／記録に伴う情報の劣化および情報量の低下等が避けられない。また、ディジタル記録においても再生情報よりもサンプリングレートおよび量子化ビット数が少ない場合には、一旦アナログ化して再サンプリングするなど、記録するための処理に伴う情報の劣化および情報量の低下等が避けられない。ところが、再生情報と同一またはそれ以上の十分なサンプリングレートおよび量子化ビット数でディジタル記録を行った場合には、原記録媒体に対する情報の劣化および情報量の低下をほとんど生じさせずに、原記録媒体を複製することができる。
【０００４】
このような、ディジタル記録媒体にディジタル記録することが可能な記録装置においては、利用者による私的利用目的の複製が行われる。このような、記録装置、例えばＭＤを記録媒体とする記録装置等においては、複製作業を簡便化する機能の充実が顕著である。しかしながら、ＭＤ等のディジタル記録可能な記録装置における複製機能の充実は、私的利用を超えた複製をも容易にし、原記録媒体等の著作者の持つ著作権、例えば複製権、を侵害する危険をはらんでいる。これに対して、ディジタル記録可能な記録装置では、ＳＣＭＳ（Serial Copy Management System）等の技術を採用し、ディジタル音源からの無制限な複製を防止することが行われている。すなわち、ＳＣＭＳにおいては、例えば、著作権を保護すべき音楽データをＭＤに記録する場合、ＣＤ等のオリジナル記録媒体からＭＤへの一世代目のコピーは可能だが、このようにして記録した一世代目のＭＤの記録データを他のＭＤに「孫コピー」することはできない。このように、ＳＣＭＳでは、複製世代数を制限することにより、私的使用の範囲を超える複製に歯止めをかけている。
【０００５】
なお、このような、ディジタルオーディオ情報における著作権保護については、最近では、ＳＤＭＩ（Secure Digital Music Initiative）により、ディジタルオーディオデータを圧縮記録する技術にも対応する技術を標準化すべく検討が進められている。また、ＭＰＥＧ（moving picture experts group）により仕様策定中の動画・音声の圧縮方式を定める規格ＭＰＥＧ４においては、ＩＰＭＰ（Intellectual Property Management and Protection）と称される知的財産権保護システムとのインタフェースを含むとされている。
【０００６】
また、上述したＭＤ等の記録装置には、利用者の利便のため通常再生よりも短時間での複製を可能とする高速ダビングのための複製の高速記録機能を搭載することが少なくない。すなわち、高速ダビングにおいては、原記録媒体を通常再生速度よりも高速で再生し且つ複製記録媒体に高速で複製を記録する。このため、単に上述したＳＣＭＳにより一世代のみの複製記録を許可するだけでは、記録装置が高速ダビング機能を搭載していれば、許可した一世代の複製を短期間に何度も行うことにより、特定の個人が私的利用の枠を越えて大量に複製を作成することが可能となる。このため、ＳＣＭＳを採用していても、高速記録機能を備えていれば、容易に著作権を侵害するおそれがある。
【０００７】
一方、特開平１１−５３８１８号公報には、例えばＣＤからＭＤにオーディオ情報をコピーする場合、複製履歴の有無、複製回数、複製操作の履歴順位、複製操作の時間間隔、および記録媒体の交換の有無などの操作履歴に応じて複製の禁止、複製速度の制御を行うことができ、運用上認める所定条件をきめ細かく設定することができる記録装置が開示されている。この特開平１１−５３８１８号公報の記録装置では、私的利用の範囲での録音やり直し、編集やり直しなど利用者の利便性を柔軟に確保しつつ、一世代の複製数も確実に制限することができ、著作権侵害となる多量の複製行為の抑制を可能としている。
【０００８】
ところで、上述した特開平１１−５３８１８号公報に開示された記録装置では、オーディオ情報をコピーする場合、所定の付加情報をオーディオ情報に付加し、複製操作にともなってその付加情報を不揮発性ＲＡＭ（ＮＶＲＡＭ：non-volatile RAM）等のメモリに格納する。そして、複製操作に際し、メモリにおける付加情報の格納状況を参照することにより、複製履歴の有無、複製回数、複製操作の履歴順位、複製操作の時間間隔、および記録媒体の交換の有無などの操作履歴を判別し、それに応じて複製の禁止または複製速度の制御を行うようにしている。上述した付加情報は、操作履歴を管理するために利用し得る情報であればどのような情報でもよく、結果として著作権保護等のための複製管理情報としても用いられている。
【０００９】
このように、著作権保護等のための複製管理情報は、複製記録操作にともなってメモリの所定領域に格納され、複製操作時に、複製操作履歴等を管理するために、記録装置の動作を制御するＣＰＵ（中央処理装置）によりアクセスされる。ＣＰＵは、例えばマイクロプロセッサ等を用いて構成され、複製管理情報を格納する記憶領域を有するメモリは、そのＣＰＵの内部または外部に配設される。
【００１０】
ここでは、著作権の保護のための処理の内容として、「通常再生速度における再生時間内で同一ディスクの複製を２つ以上作成することを禁止する」という前提条件が、無節操な複製を防止するために最低限必要になると考えられる。
【００１１】
そこで、例えば、ＣＤからＭＤに倍速ダビング等の高速複製記録を行う際に、高速複製記録した場合、記録後例えば７４分間（ＣＤ等の規格上の最大記録時間）は、同一の対象についての高速複製記録を禁止するようにすることが提案されている。そのため、複製記録の履歴情報として、そのディスクに記録されている情報の目次を示す目次情報つまりＴＯＣ（Table of Contents）情報の総トラック数（ＭＡＸＴＮＯ：音楽情報であれば総曲数）および総再生時間（ＭＡＸＴＩＭＥ）を記録し、これらの情報に基づいて対象を特定し、履歴管理することが考えられている。この場合、ディスクの総トラック数および総再生時間により特定されるディスクについて、次の高速複製記録までの７４分間の複製記録を禁止する。
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、対象ディスクのＴＯＣ情報の総トラック数および総再生時間を用いてディスクを特定し、同一のディスクについて、高速複製記録から次の高速複製記録までの７４分間の複製記録を禁止するようにすると、次のような問題を生じる。ディスク中の少なくとも１トラックつまり１曲について、高速複製記録を行うと、以後の所定時間、例えば７４分、の期間、そのディスクは、高速複製記録しなかった曲についても複製記録をすることができなくなる。また、そのディスクについての高速複製記録中に、誤操作等によって、記録を停止してしまった場合にも以後の７４分間は高速複製記録ができなくなってしまう。これは、著作権保護等のために用いる複製記録の履歴情報として、総トラック数および総再生時間を用いてディスクを特定する情報を用いているため、ディスクに含まれる個々のトラック（曲）毎の高速複製記録の履歴を判別することができないことに起因している。
【００１３】
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、具体的な個々の複製記録内容についての履歴を管理することができ、より適正な著作権保護のための複製記録の抑制を可能とし、記録操作の的確な監視制御を達成し得る記録装置、記録制御方法および記録媒体を提供することを目的とする。
【００１４】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明の第１の観点による記録装置は、
ソース媒体から高速再生された対象情報を記録媒体に複製記録する記録装置において、
複製記録を行ったソース媒体を特定する総トラック数情報および総再生時間情報からなるユニーク情報および、複製記録を行った対象情報の範囲を特定する絶対時間情報に基づく開始時間／終了時間からなる特定情報を記憶するメモリ手段と、
前記メモリ手段に記憶されたユニーク情報とソース媒体に記録された総トラック数情報および総再生時間情報とを比較してソース媒体の同一性を調べ、同一のソース媒体である場合には、前記メモリ手段に記憶された特定情報と対象情報の絶対時間による開始時間とを比較して当該開始時間が複製記録を行った対象情報の範囲内であるかを調べ、範囲内である場合には、記録媒体への複製記録を禁止し、同一のソース媒体でない場合、および当該開始時間が範囲内でない場合には、記録媒体への複製記録を許可する情報確認手段と、
前記情報確認手段により複製記録が許可された場合にのみ、ソース媒体から再生された対象情報を記録媒体に複製記録する記録動作制御手段と、
前記記録動作制御手段により複製記録を行ったソース媒体に対応するユニーク情報および、複製記録を行った対象情報の範囲に対応する特定情報を前記メモリ手段に格納させる情報記憶制御手段と、
を具備する。
【００１６】
また、この発明の第２の観点による記録装置は、
ソース媒体から高速再生された各楽曲を記録媒体に複製記録する記録装置において、
複製記録を行ったソース媒体を特定する総トラック数情報および総再生時間情報からなるユニーク情報および、複製記録を行った各楽曲を特定する絶対時間情報に基づく開始時間／終了時間からなる特定情報を記憶するメモリ手段と、
前記メモリ手段に記憶されたユニーク情報とソース媒体に記録された総トラック数情報および総再生時間情報とを比較してソース媒体の同一性を調べ、同一のソース媒体である場合には、前記メモリ手段に記憶された特定情報と楽曲の絶対時間による開始時間／終了時間とを比較して楽曲の同一性を調べ、同一の楽曲である場合には、記録媒体への複製記録を禁止し、同一のソース媒体でない場合、および同一の楽曲でない場合には、記録媒体への複製記録を許可する情報確認手段と、
前記情報確認手段により複製記録が許可された場合にのみ、ソース媒体から再生された楽曲を記録媒体に複製記録する記録動作制御手段と、
前記記録動作制御手段により複製記録を行ったソース媒体に対応するユニーク情報および、複製記録を終了した時点における楽曲の絶対時間による終了時間を含む特定情報を前記メモリ手段に格納させる情報記憶制御手段と、
を具備する。
【００１７】
上記記録装置は、前記記録動作制御手段により複製記録を行った後から所定時間経過後に、前記メモリ手段に記憶されたユニーク情報および特定情報を消去するクリア手段を更に備えてもよい。
【００１８】
前記情報記憶制御手段は、予め設定された経過時間前に複製記録動作が解除された場合には、前記メモリ手段に対するユニーク情報および特定情報の格納を停止させてもよい。
【００１９】
また、この発明の第３の観点による記録制御方法は、
ソース媒体から高速再生された対象情報を記録媒体に複製記録する記録制御方法において、
複製記録を行ったソース媒体を特定する総トラック数情報および総再生時間情報からなるユニーク情報とソース媒体に記録された総トラック数情報および総再生時間情報とを比較してソース媒体の同一性を調べ、同一のソース媒体である場合には、複製記録を行った対象情報の範囲を特定する絶対時間情報に基づく開始時間／終了時間からなる特定情報と対象情報の絶対時間による開始時間とを比較して当該開始時間が複製記録を行った対象情報の範囲内であるかを調べ、範囲内である場合には、記録媒体への複製記録を禁止し、同一のソース媒体でない場合、および当該開始時間が範囲内でない場合には、記録媒体への複製記録を許可する情報確認ステップと、
前記情報確認ステップにて複製記録が許可された場合にのみ、ソース媒体から再生された対象情報を記録媒体に複製記録する記録動作制御ステップと、
前記記録動作制御ステップにて複製記録を行ったソース媒体に対応するユニーク情報および、複製記録を行った対象情報の範囲に対応する特定情報を所定のメモリに格納させる情報記憶制御ステップと、
を具備する。
【００２１】
この発明の第４の観点による記録媒体は、
ソース媒体から高速再生された対象情報を記録媒体に複製記録する記録制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録した記録媒体において、
複製記録を行ったソース媒体を特定する総トラック数情報および総再生時間情報からなるユニーク情報とソース媒体に記録された総トラック数情報および総再生時間情報とを比較してソース媒体の同一性を調べ、同一のソース媒体である場合には、複製記録を行った対象情報の範囲を特定する絶対時間情報に基づく開始時間／終了時間からなる特定情報と対象情報の絶対時間による開始時間とを比較して当該開始時間が複製記録を行った対象情報の範囲内であるかを調べ、範囲内である場合には、記録媒体への複製記録を禁止し、同一のソース媒体でない場合、および当該開始時間が範囲内でない場合には、記録媒体への複製記録を許可する情報確認ステップと、前記情報確認ステップにて複製記録が許可された場合にのみ、ソース媒体から再生された対象情報を記録媒体に複製記録する記録動作制御ステップと、前記記録動作制御ステップにて複製記録を行ったソース媒体に対応するユニーク情報および、複製記録を行った対象情報の範囲に対応する特定情報を所定のメモリに格納させる情報記憶制御ステップと、を有する記録制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録する。
【００２２】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図１は、この発明の第１の実施の形態に係る記録システムを採用したＣＤ／ＭＤシステムの構成を示しており、図２はその要部の機能構成を示している。
【００２３】
図１に示すＣＤ／ＭＤシステムは、この発明に係る記録システムを用いてＣＤの情報をＭＤに高速およびノーマル速度でダビングする機能を有し、ＣＤドライブ１、ＭＤドライブ２、制御部３、操作部４および表示部５を備えている。
【００２４】
ＣＤドライブ１は、ＣＤの記録面に対峙して設けた光学ピックアップヘッドを有し、ＣＤをセットして駆動してＣＤから記録情報を読み出して再生に供する。ＭＤドライブ２は、ＭＤの記録面に対峙して設けた光学ピックアップヘッドと磁気ヘッドとを有し、ＭＤをセットして駆動してＭＤに記録情報を書き込む。ＭＤドライブ２は、通常の場合、光学ピックアップヘッドを介してＭＤの記録情報を読み出して再生に供する機能も有している。
【００２５】
制御部３は、図１に示すように、ＣＰＵ（中央処理部）３ａおよびメモリ３ｂを有し、図２に示すような各部機能を達成し、ＣＤからＭＤへのディジタルダビング、つまりディジタル複製記録を含む動作を制御する。
【００２６】
ＣＰＵ３ａは、例えばマイクロプロセッサ等を用いて構成され、操作部４の操作に応答して各種機能を達成する。ＣＰＵ３ａは、ＣＤからＭＤへの高速ダビング、すなわち複製の高速記録、が指示されたときは、ＣＤドライブ１からＣＤの記録情報のうちの目次情報、いわゆるＴＯＣ（table of contents）情報、を読み出し、読み出した情報から複製管理情報として用いる著作権情報として、そのＣＤに含まれるトラック（曲）の総数、つまり総トラック数、を示す総トラック数情報（ＭＡＸＴＮＯ）およびそのＣＤのトータル再生時間（分、秒、フレーム）を示す総再生時間情報（ＭＡＸＴＩＭＥ（MIN, SEC, FRAME））をそれぞれ抽出する。ＣＰＵ３ａは、上述したように、複製の高速記録が指示された際に、メモリ３ｂに既に同一の著作権情報が記憶されていない場合および記憶されていても前回の記録後既に所定時間以上を経過していることが登録されている場合にのみ、著作権の許容する範囲内として複製の高速記録を行うことができる。複製の記録が行われる際に、上述した複製管理情報としての総トラック数情報および総再生時間情報に加えて、ＣＤに格納された絶対時間情報による複製記録の開始時間および終了時間情報がメモリ３ｂに格納される。この複製管理情報は、所定時間、例えばＣＤ等の許容最大記録時間である７４分、を経過すると、所定時間経過した旨が登録されるかまたはメモリ３ｂからクリアされる。一旦、複製管理情報が記憶されると、同一の複製管理情報を有する再生情報については、高速記録を行うと、短時間に多くの複製が作られ、著作権が侵害されるおそれがあるとして、所定時間（７４分）の間は、高速記録を禁止する。なお、複製管理情報には、必要に応じて複製の許可／禁止を直接示す情報を含ませる。
【００２７】
ＣＰＵ３ａは、上述のように、ＣＤから読み出した複製管理情報を解読し、さらにメモリ３ｂの複製管理情報の格納領域を参照して既に記憶されている複製管理情報と照合する。ＣＰＵ３ａは、ＣＤから読み出した複製管理情報が、メモリ３ｂに既に記憶されている複製管理情報と一致しない場合、既に記憶されている複製管理情報と一致しても、新たに複製記録しようとする対象情報のＣＤの絶対時間による記録開始時間が、メモリ３ｂに格納された過去の複製記録の絶対時間による開始時間から終了時間までの範囲に該当しない場合、および複製管理情報が一致し且つ絶対時間による開始時間から終了時間までの範囲に該当しても、所定時間を経過した旨が登録されている場合にのみ、複製管理情報をメモリ３ｂに格納しまたは格納内容を更新し、高速記録動作を許可して、ＭＤドライブ２に通常再生速度よりも高速な高速記録動作を指示する。なお、ＣＤから読み出した情報から抽出した複製管理情報が複製禁止とすべきことを示している場合、複製管理情報を解読することができない場合、既に記憶されている複製管理情報と一致し且つ新たに複製記録しようとする対象情報のＣＤの絶対時間による記録開始時間が、メモリ３ｂに格納された過去の複製記録の絶対時間による開始時間から終了時間までの範囲に該当する場合、および複製管理情報が一致し且つ絶対時間による開始時間から終了時間までの範囲に該当し、所定時間を経過した旨が登録されていない場合には、ＣＰＵ３ａは、著作権の保護を保証することができないため、高速記録動作を禁止する。
【００２８】
メモリ３ｂは、例えば、ＣＰＵ３ａを構成する制御用のマイクロプロセッサに内蔵されたＲＡＭ等からなり、複製管理情報、絶対時間による開始／終了時間、所定時間の経過を示す登録情報等を格納する格納領域を有する。
【００２９】
ＭＤドライブ２は、高速記録動作時等の記録動作時には、ＣＰＵ３ａの制御により、ＣＤドライブ１から読み出されたオーディオ情報等の情報を、ＭＤドライブ２にセットされたＭＤに書き込む。
【００３０】
操作部４は、ユーザにより操作され、その操作に基づいて、このＣＤ／ＭＤシステムの高速記録等の動作等を指示するための情報をＣＰＵ３ａに与える。表示部５は、制御部３のＣＰＵ３ａにより制御されて、警報部による警報表示、音声合成等を用いた音声表示部による音声表示、文字表示部による文字表示、および画像表示部による図形表示等のうちの少なくともいずれかによる表示を行う機能を有し、このＣＤ／ＭＤシステムにおける種々の動作状態等を表示する。
【００３１】
ＣＰＵ３ａは、図２に示すように、読み出し処理部３１、ＴＯＣ／絶対時間情報確認部３２、ＴＯＣ／絶対時間情報制御部３３、メモリアクセス制御部３４、タイマ処理部３５、および記録制御部３６としての機能を有している。これら各部は、かならずしもハードウェアにより構成する必要はなく、ソフトウェアによる処理機能として実現することもできる。
【００３２】
読み出し処理部３１は、ＣＤドライブ１にセットされたＣＤから読み出した情報を処理し、そのＣＤの総トラック数および総再生時間情報を含むＴＯＣ情報を抽出する。ＴＯＣ情報中の総トラック数および総再生時間情報は、複製管理情報として用いられる。
【００３３】
ＴＯＣ／絶対時間情報確認部３２は、抽出された複製管理情報と一致する複製管理情報が、メモリ３ｂの複製管理情報の格納領域に既に格納されているか否かを、メモリアクセス制御部３４を介して確認する。このとき、ＴＯＣ／絶対時間情報確認部３２は、ＴＯＣ情報中の複製禁止フラグを調べ、複製可能（複製禁止となっていない）であるか否かを確認するようにしてもよい。
【００３４】
さらに、ＴＯＣ／絶対時間情報確認部３２は、抽出された複製管理情報と一致する複製管理情報が、メモリ３ｂの複製管理情報の格納領域に既に格納されている場合には、そのＣＤが前回高速複製記録されてから所定時間、この場合７４分、を経過した旨が登録されているか否かを、メモリアクセス制御部３４を介して確認する。
【００３５】
そして、ＴＯＣ／絶対時間情報確認部３２は、そのＣＤが前回高速複製記録されてから所定の７４分を経過した旨が登録されていない場合には、メモリ３ｂに格納されている絶対時間による記録開始時間および記録終了時間情報を調べ、新たに記録しようとする対象情報の記録開始位置が、絶対時間による記録開始時間から記録終了時間までの範囲内に入っているか否かを、メモリアクセス制御部３４を介して確認する。絶対時間情報は、ＣＤに記録情報と共に記録されており、記録情報の先頭を「０」とし、一定の増分で記録情報の最後まで単調増加する時間情報であり、ＣＤ全体を連続再生した際の再生開始からの経過時間に対応する。
【００３６】
ＴＯＣ／絶対時間情報記憶制御部３３は、ＴＯＣ／絶対時間情報確認部３２により確認された複製管理情報と一致する複製管理情報が、メモリ３ｂの複製管理情報の格納領域に既に格納されていないと、ＴＯＣ／絶対時間情報確認部３２において判定された場合に、メモリアクセス制御部３４を介してその複製管理情報を、以後の複製禁止を示す禁止フラグを含めて、メモリ３ｂの複製管理情報の格納領域に記憶させ且つその対象情報の高速複製記録を許可する。
【００３７】
また、ＴＯＣ／絶対時間情報記憶制御部３３は、ＴＯＣ／絶対時間情報確認部３２により確認された複製管理情報と一致する複製管理情報が、メモリ３ｂの複製管理情報の格納領域に既に格納されているが、そのＣＤに関する前回の高速複製記録開始から所定の７４分が経過していると、ＴＯＣ／絶対時間情報確認部３２において判定された場合にも、メモリアクセス制御部３４を介してその複製管理情報を、以後の複製禁止を示す禁止フラグを含めて、メモリ３ｂの複製管理情報の格納領域に更新記憶させ且つその対象情報の高速複製記録を許可する。
【００３８】
さらに、ＴＯＣ／絶対時間情報記憶制御部３３は、ＴＯＣ／絶対時間情報確認部３２により確認された複製管理情報と一致する複製管理情報が、メモリ３ｂの複製管理情報の格納領域に既に格納され、そのＣＤに関する前回の高速複製記録開始から所定の７４分が経過していないが、新たに複製記録しようとしている対象情報が絶対時間による記録開始時間から記録終了時間までの範囲に入らないとＴＯＣ／絶対時間情報確認部３２において判定された場合にも、メモリアクセス制御部３４を介してその複製管理情報を、以後の複製禁止を示す禁止フラグを含めて、メモリ３ｂの複製管理情報の格納領域に更新記憶させ且つその対象情報の高速複製記録を許可する。
【００３９】
このようにして、高速複製記録が許可された場合、ＴＯＣ／絶対時間情報記憶制御部３３は、記録制御部３６を介してＭＤドライブ２を制御して、ＣＤドライブ１によってＣＤから読み出された情報を高速記録動作によりＭＤに書き込ませる。タイマ処理部３５は、高速記録動作の開始以後の経過時間を計時し、その経過時間が上述した所定の７４分に達すると、メモリ３ｂ内の該当する複製管理情報に所定時間が経過した旨を登録する。なお、メモリ３ｂ内の該当する複製管理情報に所定時間が経過した旨を登録する代わりに該当する複製管理情報をメモリ３ｂからクリアするようにしてもよい。
【００４０】
記録制御部３６は、ＴＯＣ／絶対時間情報記憶制御部３３により指示された場合にのみ、ＣＤから読み出された情報をＭＤドライブ２によりＭＤに高速記録させ、それ以外の場合には高速記録を行わせない。記録制御部３６は、ＣＤから読み出された情報をＭＤドライブ２によりＭＤに高速記録させる際に、絶対時間による記録開始時間および記録終了時間情報をメモリアクセス制御部３４を介してメモリ３ｂに、複製管理情報に対応させて格納する。
【００４１】
メモリアクセス制御部３４は、ＴＯＣ／絶対時間情報確認部３２、ＴＯＣ／絶対時間情報記憶制御部３３およびタイマ処理部３５によるメモリ３ｂの複製管理情報、所定時間経過の有無の登録情報および絶対時間による記録開始／終了時間情報からなる絶対時間情報の格納領域のアクセスを制御する。
【００４２】
次に、図１および図２のＣＤ／ＭＤシステムの動作における複製管理情報を用いた高速ダビングにおける複製記録処理の流れについて図３に示すフローチャートを参照して説明する。
【００４３】
操作部４の操作により、表示部５による操作状況の表示を参照するなどしながら、例えばＣＤからＭＤへの高速ダビングのための高速記録動作が指示されると、そのＣＤについて最初の高速記録等のように複製記録が許可される場合には、図３に示すような複製記録処理が行われる。複製記録処理が開始されると、制御部３を構成するＣＰＵ３ａのＴＯＣ／絶対時間情報確認部３２は、読み出し処理部３１を介してＣＤドライブ１からセットされたＣＤのＴＯＣ情報を読み出し、総トラック数（ＭＡＸＴＮＯ）および総再生時間（ＭＡＸＴＩＭＥ）を読み出し、メモリアクセス制御部３４を介してメモリ３ｂを参照して、複製記録の可否を確認する。複製記録の可否の判定処理については後述する（図５参照）。
【００４４】
複製記録が許可されていると、ＴＯＣ／絶対時間情報確認部３２は、ＴＯＣ／絶対時間情報記憶制御部３３に、総トラック数（ＭＡＸＴＮＯ）および総再生時間（ＭＡＸＴＩＭＥ）情報を転送する。ＴＯＣ／絶対時間情報記憶制御部３３は、これら総トラック数（ＭＡＸＴＮＯ）および総再生時間（ＭＡＸＴＩＭＥ）情報を、複製管理情報としてメモリアクセス制御部３４を介してメモリ３ｂに書き込み（ステップＳ１１）、記録制御部３６に複製記録を指令する。
【００４５】
記録制御部３６は、複製記録が指令されると、操作部４により指定された対象情報を読み出し処理部３１を介してＣＤから読み出し、ＭＤへ複製記録を開始する。このとき、ＣＤに記録された絶対時間情報に基づき対象情報の開始時の絶対時間情報をメモリアクセス制御部３４を介してメモリ３ｂに書き込むとともに、タイマ処理部３５により所定の７４分のタイマを起動する（ステップＳ１２）。記録制御部３６は、こうして対象情報を複製記録する（ステップＳ１３）。
【００４６】
ここで絶対時間情報について具体的に説明する。例えば音楽情報が３曲記録されたＣＤの場合、各トラックつまり各曲の構成は、図４に示すようになる。すなわち、１曲目の前にリードイン（導入）部分が存在し、このリードイン部分に続いて１曲目が記録され、１曲目に続いて曲間部分を介して２曲目が記録され、さらに２曲目に続いて曲間部分を介して３曲目が記録され、３曲目のあとにリードアウト（導出）部分が存在する。図４に示すように、１曲目、２曲目および３曲目の各トラック内の経過時間の他に、１曲目の先頭部分を起点として最終トラックである３曲目の末尾部分までの連続する時間を示すものが絶対時間情報である。
【００４７】
記録制御部３６は、指定された対象情報の複製記録が終了すると、ＣＤに記録された絶対時間情報に基づき複製記録の対象情報の終了時の絶対時間情報をメモリアクセス制御部３４を介してメモリ３ｂに書き込み（ステップＳ１４）、一連の複製記録処理を終了する。
【００４８】
ＴＯＣ／絶対時間情報確認部３２による複製記録の可否の判定処理の詳細を、図５に示すフローチャートを参照して説明する。ＴＯＣ／絶対時間情報確認部３２は、まず、複製記録しようとして新たにセットされたＣＤと同一のＣＤを、過去に複製記録したことがあるかを調べる。そのために、ＴＯＣ／絶対時間情報確認部３２は、ＴＯＣ情報から抽出した複製管理情報としての総トラック数（ＭＡＸＴＮＯ）および総再生時間（ＭＡＸＴＩＭＥ）情報に基づき、新たにセットされたＣＤから読み出した情報と、メモリ３ｂに格納された情報とが同一か否かを判別する（ステップＳ２１）。
【００４９】
同一のＣＤの複製管理情報がメモリ３ｂに格納されている場合、ＴＯＣ／絶対時間情報確認部３２は、前回の記録開始以後所定の７４分が経過しているか否かを判別する（ステップＳ２２）。タイマ処理部３５は、記録開始時にタイマが起動されてから、所定の７４分が経過すると、その旨を、該当する複製管理情報に対応してメモリ３ｂに登録する。このため、この所定の７４分の経過の有無は、ＴＯＣ／絶対時間情報確認部３２が、メモリ３ｂの該当領域を参照することにより判別することができる。
【００５０】
同一のＣＤの複製管理情報がメモリ３ｂに格納されていて、前回の記録開始以後所定の７４分が経過していない場合、ＴＯＣ／絶対時間情報確認部３２は、指定された対象情報の絶対時間による開始時間が、前回の複製記録時にメモリ３ｂに格納された絶対時間による開始時間から終了時間までの範囲に入っているか否かを判定する（ステップＳ２３）。
【００５１】
ＴＯＣ／絶対時間情報確認部３２が、指定された対象情報の絶対時間による開始時間が、前回の複製記録時にメモリ３ｂに格納された絶対時間による開始時間から終了時間までの範囲に入っていると判定した場合には、ＴＯＣ／絶対時間情報確認部３２は、複製記録を禁止して処理を終了する（ステップＳ２４）。
【００５２】
ＴＯＣ／絶対時間情報確認部３２は、ステップＳ２１において、新たにセットされたＣＤから読み出した複製管理情報としての総トラック数（ＭＡＸＴＮＯ）および総再生時間（ＭＡＸＴＩＭＥ）情報が、メモリ３ｂに格納された情報と同一でないと判定された場合には、複製記録を許可して処理を終了する（ステップＳ２５）。また、ＴＯＣ／絶対時間情報確認部３２は、ステップＳ２２において、前回の記録開始以後所定の７４分が経過していると判定された場合にも、ステップＳ２５に移行し、複製記録を許可して処理を終了する。さらに、ＴＯＣ／絶対時間情報確認部３２は、ステップＳ２３において、指定された対象情報の絶対時間による開始時間が、前回の複製記録時にメモリ３ｂに格納された絶対時間による開始時間から終了時間までの範囲に入っていないと判定された場合にも、ステップＳ２５に移行し、複製記録を許可して処理を終了する。
【００５３】
上述したように、倍速ダビング録音等の高速複製記録時に、ＣＤ等のＴＯＣ情報における総トラック数（ＭＡＸＴＮＯ）および総時間情報（ＭＡＸＴＩＭＥ）を複製管理情報としてメモリ３ｂに格納する。それに加えて、複製記録する対象情報の領域先頭および領域末尾をＣＤ等に記録されている絶対時間による記録開始時間および記録終了時間としてメモリ３ｂに格納する。ＣＤ等のディスク上の絶対時間は、図４に示したように、記録情報の先頭を「０」とし、記録情報の末尾までの標準再生時の経過時間に対応して単調に増加する時間情報である。
【００５４】
そして、高速複製記録を行おうとするときには、そのＣＤの総トラック数（ＭＡＸＴＮＯ）および総時間情報（ＭＡＸＴＩＭＥ）が、過去７４分以内に複製記録されたものと同一であるか否かを調べる。同一であった場合には、複製記録しようとする個所が、過去７４分以内に複製記録した絶対時間範囲に重なるか否かを調べ、それをもとに複製記録の許可／禁止を決定する。
【００５５】
すなわち、複製記録する際に、記録しようとするＣＤ等のディスク情報としてＴＯＣ等に基づくディスク固有の情報と共に、複製記録の開始および終了時間を絶対時間により記録し、複製記録された曲や複製記録状況の判定に供する。このように、複製記録の開始および終了時間を絶対時間情報にて記録することにより、ディスク上の高速複製記録個所を特定することができる。したがって、要求された高速複製記録の対象個所が、直前７４分以内に高速複製記録した個所以外であれば、続けて高速複製記録することができる。
【００５６】
また、このように記録の開始および終了時間を絶対時間情報にて記録すれば、記録を開始した直後に録音終了したり、トラック（曲）の途中で記録が終了したりした場合には、記録要求範囲を、予め絶対時間情報として設定または取得することができれば、誤操作または異常終了の判定比較に用いて、録音状況を判定することが可能となる。このような記録システムの一例が、この発明の第２の実施の形態である。
【００５７】
図６は、この発明の第２の実施の形態に係る記録システムを採用したＣＤ／ＭＤシステムにおける例えばワンタッチ記録等の記録処理を示すフローチャートである。この第２の実施の形態のＣＤ／ＭＤシステムの構成は、図１に示したものとおおむね同様であるとする。
【００５８】
例えば、音楽ＣＤにおいて、ワンタッチで、その時選択されている曲やプログラム再生でプログラムされている曲を複製記録するワンタッチ記録や、曲目や曲順をプログラムして複製記録するプログラム記録を行うことができる場合がある。このような場合、複製記録が開始されると、まず、制御部３のＣＰＵ３ａは、記録開始および記録終了の予定時間を絶対時間で設定し、メモリ３ｂに格納する（ステップＳ３１）。次に、複製記録を開始し、実際の記録開始時間をやはり絶対時間でメモリ３ｂに格納する（ステップＳ３２）。そして、複製記録が行われ、複製記録が終了すると、実際の記録終了時間をやはり絶対時間でメモリ３ｂに格納する（ステップＳ３３）。
【００５９】
次に、ＣＰＵ３ａは、ステップＳ３２およびＳ３３にて絶対時間で格納した実際の記録の開始および終了時間と、ステップＳ３１にて絶対時間で格納した予定時間とを、メモリ３ｂから取り出して比較し（ステップＳ３４）、両者が一致すれば正常終了であるとしてその旨を表示部５に表示させ（ステップＳ３５）、処理を終了する。また、ステップＳ３４において、両者が一致しなければ、ＣＰＵ３ａは、異常終了であるとしてその旨を表示部５に表示させ（ステップＳ３６）、処理を終了する。
【００６０】
このようにすることにより、ワンタッチ記録（録音）や、プログラム記録（録音）等による複製記録操作時に、誤動作または停電等により、記録が異常終了した場合にもそれを検知することが可能となる。
【００６１】
なお、上述においては、高速複製記録時に、メモリ３ｂに総トラック数／総時間情報および記録開始および記録終了の絶対時間を記録し、記録開始から所定時間つまり７４分を経過すれば、経過した旨をメモリ３ｂに格納するようにしたが、所定時間つまり７４分を経過した時点で、メモリ３ｂから総トラック数／総時間情報および記録開始および記録終了の絶対時間を削除するようにしてもよい。この場合、所定時間経過の有無を、記録情報の有無で判定することになる。
【００６２】
また、高速複製記録が禁止される場合、高速複製記録指示後、直ちに無条件で禁止状態とせずに、１曲目の再生を開始した時点または予め設定した数秒、例えば約４秒、を経過した時点で、禁止するようにしてもよい。さらに、高速複製記録が禁止される場合、高速複製記録指示後、直ちに無条件で禁止状態とせずに、ＭＤの記録が開始されたとき禁止状態とし、それまでの間にストップ操作が行われた場合には、メモリ３ｂの総トラック数／総時間情報および記録開始および記録終了の絶対時間情報をクリアしてしまうようにしてもよい。また、ＣＤのＴＯＣ情報を読み取ったとき、そのＣＤのトータル時間を総時間情報として記憶しているので、高速複製記録を禁止する所定時間を７４分とせずに、総時間（ＭＡＸＴＩＭＥ）情報による総時間を所定時間として用いてもよい。
【００６３】
さらに、上述においては、倍速ダビング等の高速複製記録を制限するものとしたが、ノーマルダビング等の通常速度の複製記録を制限するようにしてもよい。
【００６４】
また、上述においては、ＣＤからＭＤへの複製の高速記録について説明したが、原記録媒体つまりソース媒体としては、ＭＤ等のような他のディスク媒体、ＤＡＴのような磁気テープ媒体、並びにＳＤカード等の各種スモールカードおよびメモリスティック（商標）等の固体不揮発性メモリ媒体等の種々の記録媒体を用いることができ、複製記録媒体としては、ＣＤ−Ｒ、ＣＤ−ＲＷ、ＤＶＤ−ＲＡＭ、ＤＶＤ−Ｒ、ＰＣ−ＲＷ等のような他のディスク媒体、ＤＡＴ等の磁気テープ媒体、および固体不揮発性メモリ媒体等の種々の記録媒体を用いることができる。
【００６５】
また、上述においては、ＴＯＣ情報の総トラック数および総時間情報を複製管理情報として用いるようにしたが、ＳＣＭＳ等に対応する音楽および映像等のディジタル情報が通常備えている記録状態情報をも複製管理情報として用いてもよい。
【００６６】
また、この発明の記録システムの少なくとも一部は、専用のシステムとして構成することなく、通常のコンピュータシステムを用いて実現することができる。例えば、コンピュータシステムに上述の動作を実行するためのプログラムを格納した媒体（フロッピーディスク、ＣＤ−ＲＯＭ等）から該プログラムをインストールすることにより、上述の処理を実行する記録装置を構築することができる。インストールによって、当該プログラムは、コンピュータシステム内のハードディスク等の媒体に格納されて、記録装置を構成し、実行に供される。
【００６７】
また、インターネット等の通信ネットワーク上に設けたＦＴＰ（File Transfer Protocol）サーバに当該プログラムを登録し、ＦＴＰクライアントにネットワークを介して配信してもよく、通信ネットワークの電子掲示板（ＢＢＳ：Bulletin Board System）等に該プログラムを登録し、これをネットワークを介して配信してもよい。そして、このプログラムを起動し、ＯＳ（Operating System）の制御下において実行することにより、上述の処理を達成することができる。さらに、通信ネットワークを介してプログラムを転送しながら起動実行することによっても、上述の処理を達成することができる。
【００６８】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、具体的な個々の複製記録内容についての履歴を管理することができ、より適正な著作権保護のための複製記録の抑制を可能とし、記録操作の的確な監視制御を達成し得る記録装置、記録制御方法および記録媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の第１の実施の形態に係る記録システムを適用したＣＤ／ＭＤシステムの構成を模式的に示すブロック図である。
【図２】図１のＣＤ／ＭＤシステムの要部の構成を模式的に示すブロック図である。
【図３】図１のＣＤ／ＭＤシステムにおける複製記録処理動作を説明するためのフローチャートである。
【図４】ＣＤ等のディスク上に記録される絶対時間情報を説明するための図である。
【図５】図１のＣＤ／ＭＤシステムにおける記録可否判定処理を説明するためのフローチャートである。
【図６】この発明の第２の実施の形態に係る記録システムを適用したＣＤ／ＭＤシステムにおけるワンタッチ録音等の記録処理動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
１ＣＤ（コンパクトディスク）ドライブ
２ＭＤ（ミニディスク）ドライブ
３制御部
３ａＣＰＵ（中央処理部）
３ｂメモリ
４操作部
５表示部
３１読み出し処理部
３２ＴＯＣ／絶対時間情報確認部
３３ＴＯＣ／絶対時間情報記憶制御部
３４メモリアクセス制御部
３５タイマ処理部
３６記録制御部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a recording apparatus capable of recording information such as an audio signal on a recording medium, and in particular, when reproducing information reproduced from a recording medium is recorded on another recording medium, the information is reproduced at a higher speed than the normal reproduction speed. The present invention relates to a recording apparatus, a recording control method, and a computer-readable recording medium that can perform appropriate duplication management for protecting copyrights and the like in high-speed duplication recording.
[0002]
[Prior art]
For example, when a digital signal such as video or audio information reproduced from a CD (compact disc) (CD-DA: CD digital audio) and a DVD (digital versatile disc) (DVD Audio, DVD Video) is recorded on a recording medium. Analog recording for recording as an analog signal and digital recording for recording by a digital signal similar to CD and DVD are possible. Conventional recording apparatuses generally perform analog recording using a magnetic tape or the like as a recording medium. In recent years, with the development of digital technology, recording apparatuses that enable digital recording on digital recording media have become widespread. Digital recording media include MD (minidisc to trademark), CD-R (CD recordable), CD-RW (CD rewritable), DVD-RAM (DVD random access memory), DVD-R, PC-RW, and DAT. (Digital audio tape) is used.
[0003]
In conventional analog recording, deterioration of information and reduction of information amount accompanying reproduction / recording of an analog signal are inevitable. Also, in digital recording, when the sampling rate and the number of quantization bits are smaller than the reproduction information, the deterioration of the information and the amount of information accompanying the recording process, such as once being analogized and resampled, are avoided. I can't. However, when digital recording is performed at a sufficient sampling rate and quantization bit number that is the same as or higher than that of the reproduction information, the original recording medium is hardly deteriorated and the amount of information is hardly reduced. Media can be duplicated.
[0004]
In such a recording apparatus capable of digital recording on a digital recording medium, a user's private use is copied. In such a recording apparatus, for example, a recording apparatus using an MD as a recording medium, enhancement of functions for simplifying the duplication work is remarkable. However, the enhancement of the duplication function in a digitally recordable recording device such as an MD facilitates duplication beyond private use, and there is a risk of infringing the copyright of the author of the original recording medium, such as the duplication right I am involved. On the other hand, in a recording apparatus capable of digital recording, a technique such as SCMS (Serial Copy Management System) is employed to prevent unlimited copying from a digital sound source. That is, in SCMS, for example, when music data to be protected for copyright is recorded on an MD, the first generation copy from an original recording medium such as a CD to the MD is possible. The recorded data of the eye MD cannot be “grandchild copied” to another MD. Thus, in SCMS, by limiting the number of replication generations, replication beyond the range of private use is stopped.
[0005]
With respect to copyright protection in such digital audio information, recently, studies are being made by SDMI (Secure Digital Music Initiative) to standardize a technology that also supports a technology for compressing and recording digital audio data. Yes. In addition, MPEG4, which defines the video / audio compression method being developed by MPEG (moving picture experts group), includes an interface with an intellectual property protection system called IPMP (Intellectual Property Management and Protection). It is said that.
[0006]
In addition, the above-described recording apparatus such as an MD is often equipped with a high-speed duplication recording function for high-speed dubbing that enables duplication in a shorter time than normal reproduction for the convenience of the user. That is, in high-speed dubbing, the original recording medium is played back at a speed higher than the normal playback speed, and a duplicate is recorded on the duplicate recording medium at a high speed. For this reason, simply permitting only one generation of duplication recording by the above-mentioned SCMS, if the recording apparatus has a high-speed dubbing function, the permitted one generation of duplication is performed many times in a short period of time. A specific individual can make a large number of copies beyond the scope of private use. For this reason, even if SCMS is employed, if it has a high-speed recording function, there is a risk of infringing copyrights easily.
[0007]
On the other hand, in Japanese Patent Laid-Open No. 11-53818, for example, when audio information is copied from a CD to an MD, the presence / absence of duplication history, the number of duplications, duplication operation history rank, duplication operation time interval, and recording medium exchange A recording apparatus is disclosed in which copying can be prohibited and copying speed can be controlled according to an operation history such as presence / absence and the like, and predetermined conditions allowed for operation can be set in detail. In the recording apparatus disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 11-53818, it is possible to reliably limit the number of replicas in one generation while flexibly ensuring user convenience such as re-recording and editing within the range of private use. It is possible to suppress a large amount of duplication that causes copyright infringement.
[0008]
By the way, in the recording apparatus disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 11-53818 described above, when copying audio information, predetermined additional information is added to the audio information, and the additional information is stored in a non-volatile RAM (in accordance with a duplication operation). Store in a memory such as NVRAM (non-volatile RAM). Then, by referring to the storage status of the additional information in the memory during the duplication operation, the operation history such as the presence / absence of the duplication history, the number of duplications, the duplication operation history rank, the duplication operation time interval, and whether or not the recording medium is exchanged And copying is prohibited or copying speed is controlled accordingly. The additional information described above may be any information as long as it can be used for managing the operation history, and as a result, it is also used as copy management information for copyright protection or the like.
[0009]
As described above, the copy management information for copyright protection is stored in a predetermined area of the memory along with the copy recording operation, and controls the operation of the recording device to manage the copy operation history and the like during the copy operation. Accessed by a central processing unit (CPU). The CPU is configured by using, for example, a microprocessor, and a memory having a storage area for storing replication management information is disposed inside or outside the CPU.
[0010]
Here, as a content of the process for protecting the copyright, the precondition that “two or more copies of the same disk are prohibited within the playback time at the normal playback speed” prevents the innocent copy. Therefore, it is thought that it is necessary at a minimum.
[0011]
Therefore, for example, when performing high-speed duplication recording such as double-speed dubbing from CD to MD, when high-speed duplication recording is performed, for example, for 74 minutes (maximum recording time according to the standard of CD or the like), high-speed duplication is performed for the same target. Proposals have been made to prohibit duplicate records. Therefore, as history information of duplicate recording, the total number of tracks (MAX TNO: total number of songs in the case of music information) and the total number of tracks of table of contents (TOC) information indicating the table of contents of the information recorded on the disc It is considered to record a reproduction time (MAX TIME), specify a target based on such information, and manage the history. In this case, with respect to the disc specified by the total number of tracks on the disc and the total playback time, 74 minutes of duplication recording until the next high-speed duplication recording is prohibited.
[0012]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, the disc is specified by using the total number of tracks and the total playback time of the TOC information of the target disc, and 74 minutes of duplication recording from the high-speed duplication recording to the next high-speed duplication recording is prohibited for the same disc. This causes the following problem. When high-speed replication recording is performed for at least one track on a disk, that is, one song, the disk can record a song that has not been recorded at high speed for a predetermined period of time, for example, 74 minutes. Disappear. Further, even if the recording is stopped due to an erroneous operation or the like during high-speed replication recording for the disc, high-speed replication recording cannot be performed for the subsequent 74 minutes. This is because the information for identifying the disc using the total number of tracks and the total playback time is used as the history information of the duplicate recording used for copyright protection or the like, so that each individual track (song) included in the disc is used. This is because the history of high-speed replication recording cannot be determined.
[0013]
This invention has been made in view of the above-described circumstances, can manage the history of specific individual copy recording contents, enables suppression of copy recording for more appropriate copyright protection, It is an object of the present invention to provide a recording apparatus, a recording control method, and a recording medium that can achieve accurate monitoring control of a recording operation.
[0014]
[Means for Solving the Problems]
  In order to achieve the above object, a recording apparatus according to the first aspect of the present invention provides:
  In a recording apparatus for copying and recording target information reproduced at high speed from a source medium on a recording medium,
  Identify the source media that made the duplicate recordingConsists of total track number information and total playback time informationUnique information and target information for duplicate recordingRangeIdentifyConsists of start / end times based on absolute time informationMemory means for storing specific information;
  Unique information stored in the memory meansAnd the total track number information and total playback time information recorded on the source mediumWhen the identity of the source medium is checked and the source medium is the same, the specific information stored in the memory meansIs compared with the start time based on the absolute time of the target information to determine whether the start time is within the range of the target information for which duplicate recording was performed.If it is, copy recording to the recording medium is prohibited, if not the same source medium, andThe start time is within rangeIf not, information confirmation means for permitting duplicate recording on the recording medium,
  A recording operation control means for copying and recording the target information reproduced from the source medium on the recording medium only when the copy recording is permitted by the information confirmation means;
  Unique information corresponding to the source medium for which duplicate recording was performed by the recording operation control means, and target information for which duplicate recording was performedRangeInformation storage control means for storing in the memory means specific information corresponding to
  It comprises.
[0016]
  A recording apparatus according to the second aspect of the present invention is
  In a recording apparatus for copying and recording each piece of music reproduced from a source medium on a recording medium,
  Specific information consisting of start information / end time based on unique information consisting of total track number information and total playback time information specifying the source medium on which the duplicate recording was performed, and absolute time information specifying each music piece on which the duplicate recording was performed Memory means for storing;
  The unique information stored in the memory means is compared with the total track number information and the total playback time information recorded in the source medium to check the identity of the source medium. The specific information stored in the means is compared with the start time / end time based on the absolute time of the music to check the identity of the music. If they are the same music, copy recording to the recording medium is prohibited and the same If the source medium is not the same music, and if it is not the same music, information confirmation means for permitting duplicate recording to the recording medium,
  A recording operation control means for copying and recording the music reproduced from the source medium only on the recording medium only when the copy recording is permitted by the information confirmation means;
  Information storage control means for storing, in the memory means, unique information corresponding to the source medium for which duplicate recording has been performed by the recording operation control means, and specific information including the end time based on the absolute time of the music at the time of completion of the duplicate recording; ,
  It comprises.
[0017]
The recording apparatus may further include a clear unit that erases the unique information and the specific information stored in the memory unit after a predetermined time has elapsed since the recording operation control unit performed the duplicate recording.
[0018]
The information storage control means may stop storing the unique information and the specific information in the memory means when the copy recording operation is canceled before a preset elapsed time.
[0019]
  In addition, the present invention3The recording control method from the viewpoint of
  In a recording control method for copying and recording target information reproduced at high speed from a source medium on a recording medium,
  Identify the source media that made the duplicate recordingConsists of total track number information and total playback time informationUnique informationAnd the total track number information and total playback time information recorded on the source mediumCheck the identity of the source medium, and if it is the same source medium, the target information for which duplicate recording was performedRangeIdentifyConsists of start / end times based on absolute time informationSpecific informationIs compared with the start time based on the absolute time of the target information to determine whether the start time is within the range of the target information for which duplicate recording was performed.If it is, copy recording to the recording medium is prohibited, if not the same source medium, andThe start time is within rangeIf not, an information confirmation step for permitting duplicate recording on the recording medium;
  A recording operation control step for copying and recording target information reproduced from a source medium only on a recording medium only when copying is permitted in the information confirmation step;
  Unique information corresponding to the source medium for which duplicate recording was performed in the recording operation control step, and target information for which duplicate recording was performedRangeAn information storage control step for storing specific information corresponding to a predetermined memory;
  It comprises.
[0021]
  No. 1 of this invention4The recording medium from the viewpoint of
  In a recording medium recorded with a program for causing a computer to execute a recording control method for copying and recording target information reproduced at high speed from a source medium on a recording medium,
  Identify the source media that made the duplicate recordingConsists of total track number information and total playback time informationUnique informationAnd the total track number information and total playback time information recorded on the source mediumCheck the identity of the source medium, and if it is the same source medium, the target information for which duplicate recording was performedRangeIdentifyConsists of start / end times based on absolute time informationSpecific informationIs compared with the start time based on the absolute time of the target information to determine whether the start time is within the range of the target information for which duplicate recording was performed.If it is, copy recording to the recording medium is prohibited, if not the same source medium, andThe start time is within rangeIf not, the information confirmation step for permitting duplicate recording to the recording medium and the target information reproduced from the source medium are duplicated and recorded on the recording medium only when the duplicate recording is permitted in the information confirmation step. Recording operation control step, unique information corresponding to the source medium for which duplicate recording was performed in the recording operation control step, and target information for which replication recording was performedRangeA program for causing a computer to execute a recording control method having an information storage control step of storing specific information corresponding to the above in a predetermined memory.
[0022]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 1 shows the configuration of a CD / MD system employing the recording system according to the first embodiment of the present invention, and FIG. 2 shows the functional configuration of the main part.
[0023]
The CD / MD system shown in FIG. 1 has a function of dubbing CD information onto an MD at high speed and normal speed using the recording system according to the present invention. The CD drive 1, MD drive 2, control unit 3, operation A unit 4 and a display unit 5 are provided.
[0024]
The CD drive 1 has an optical pickup head provided to face the recording surface of the CD, and sets and drives the CD to read out recorded information from the CD and use it for reproduction. The MD drive 2 has an optical pickup head and a magnetic head provided to face the recording surface of the MD, and sets and drives the MD to write recording information on the MD. The MD drive 2 also has a function of reading the recorded information of the MD via an optical pickup head and providing it for reproduction.
[0025]
As shown in FIG. 1, the control unit 3 has a CPU (central processing unit) 3a and a memory 3b, achieves the functions of the respective units as shown in FIG. 2, and performs digital dubbing from CD to MD, that is, digital duplication recording. Control operations including
[0026]
The CPU 3 a is configured by using, for example, a microprocessor and achieves various functions in response to operations of the operation unit 4. When the CPU 3a is instructed to perform high-speed dubbing from the CD to the MD, that is, high-speed recording of the copy, the CPU 3a reads out the table of contents information, so-called TOC (table of contents) information, from the CD recording information, As copyright information used as copy management information from the read information, total track number information (MAX TNO) indicating the total number of tracks (songs) included in the CD, that is, the total number of tracks, and the total playback time (minutes) of the CD , Second, frame) total playback time information (MAX TIME (MIN, SEC, FRAME)) is extracted. As described above, when high-speed recording of copying is instructed, the CPU 3a has already passed the predetermined time or more after the previous recording even when the same copyright information is not already stored in the memory 3b. Only when it is registered to do so, high-speed recording of a copy can be performed within the allowable range of copyright. When the copy recording is performed, in addition to the total track number information and the total reproduction time information as the copy management information described above, the start time and end time information of the copy recording based on the absolute time information stored in the CD is stored in the memory 3b. Stored in This duplication management information is registered or cleared from the memory 3b when a predetermined time elapses, for example, 74 minutes which is the maximum allowable recording time for a CD or the like. Once the copy management information is stored, the playback information having the same copy management information is created at a high speed, and many copies are made in a short time, and the copyright may be infringed. High-speed recording is prohibited for a predetermined time (74 minutes). It should be noted that the copy management information includes information directly indicating permission / prohibition of copying as required.
[0027]
As described above, the CPU 3a decodes the copy management information read from the CD, and further compares the copy management information stored in the memory 3b with reference to the copy management information storage area. When the copy management information read from the CD does not match the copy management information already stored in the memory 3b, the CPU 3a newly copies and records even if the copy management information matches the already stored copy management information. If the recording start time based on the absolute time of the information CD does not fall within the range from the start time to the end time based on the absolute time of the past copy recording stored in the memory 3b, and the copy management information matches and depends on the absolute time Even if it falls within the range from the start time to the end time, only when the fact that the predetermined time has passed is registered, the copy management information is stored in the memory 3b or the stored content is updated, and the high-speed recording operation is permitted. Then, the MD drive 2 is instructed to perform a high-speed recording operation faster than the normal reproduction speed. If the copy management information extracted from the information read from the CD indicates that the copy should be prohibited, and if the copy management information cannot be decrypted, the copy management information matches the already stored copy management information and is new. If the recording start time based on the absolute time of the CD of the target information to be duplicate recorded falls within the range from the start time to the end time based on the absolute time of the past duplicate recording stored in the memory 3b, and the replication management information Are in the range from the start time to the end time in absolute time, and the fact that the predetermined time has passed is not registered, the CPU 3a cannot guarantee the protection of the copyright. The recording operation is prohibited.
[0028]
The memory 3b includes, for example, a RAM or the like built in a control microprocessor constituting the CPU 3a, and stores a copy management information, start / end times based on absolute time, registration information indicating the passage of a predetermined time, and the like. Have
[0029]
The MD drive 2 writes information such as audio information read from the CD drive 1 to the MD set in the MD drive 2 under the control of the CPU 3a during a recording operation such as a high-speed recording operation.
[0030]
The operation unit 4 is operated by the user, and gives information for instructing the operation of the CD / MD system such as high-speed recording to the CPU 3a based on the operation. The display unit 5 is controlled by the CPU 3a of the control unit 3, and displays alarm display by the alarm unit, voice display by a voice display unit using voice synthesis, etc., character display by the character display unit, and graphic display by the image display unit. It has a function of performing display by at least one of them, and displays various operating states and the like in this CD / MD system.
[0031]
As shown in FIG. 2, the CPU 3a includes a read processing unit 31, a TOC / absolute time information confirmation unit 32, a TOC / absolute time information control unit 33, a memory access control unit 34, a timer processing unit 35, and a recording control unit 36. It has the function of These units do not necessarily need to be configured by hardware, and can be realized as processing functions by software.
[0032]
The read processing unit 31 processes information read from the CD set in the CD drive 1 and extracts TOC information including the total number of tracks and total playback time information of the CD. The total number of tracks and total playback time information in the TOC information are used as copy management information.
[0033]
The TOC / absolute time information confirmation unit 32 determines whether or not the copy management information that matches the extracted copy management information is already stored in the copy management information storage area of the memory 3b via the memory access control unit 34. To confirm. At this time, the TOC / absolute time information confirmation unit 32 may check the duplication prohibition flag in the TOC information and confirm whether or not duplication is possible (no duplication is prohibited).
[0034]
Further, the TOC / absolute time information confirmation unit 32, when the copy management information that matches the extracted copy management information is already stored in the storage area of the copy management information in the memory 3b, the CD is stored in the previous high speed information. It is confirmed via the memory access control unit 34 whether or not a predetermined time, in this case 74 minutes, has been registered since the duplicate recording.
[0035]
Then, the TOC / absolute time information confirmation unit 32 records the absolute time stored in the memory 3b when it is not registered that a predetermined 74 minutes have elapsed since the CD was previously recorded at high speed. Check the start time and recording end time information, and determine whether the recording start position of the target information to be newly recorded is within the range from the recording start time to the recording end time by the absolute time. Confirm via 34. The absolute time information is recorded on the CD together with the recording information, and is time information that monotonically increases to the end of the recording information with a constant increment starting from “0”. Corresponds to the elapsed time from the start of playback.
[0036]
The TOC / absolute time information storage control unit 33 determines that the copy management information that matches the copy management information confirmed by the TOC / absolute time information confirmation unit 32 is not already stored in the copy management information storage area of the memory 3b. When the determination is made by the TOC / absolute time information confirmation unit 32, the copy management information is stored via the memory access control unit 34, including the prohibition flag indicating the subsequent copy prohibition. It is stored in the area and high-speed replication recording of the target information is permitted.
[0037]
Further, the TOC / absolute time information storage control unit 33 has already stored the copy management information that matches the copy management information confirmed by the TOC / absolute time information confirmation unit 32 in the copy management information storage area of the memory 3b. However, if a predetermined 74 minutes have elapsed since the start of the previous high-speed replication recording for the CD, the replication is performed via the memory access control unit 34 even when the TOC / absolute time information confirmation unit 32 determines. The management information is updated and stored in the storage area of the copy management information in the memory 3b including the prohibition flag indicating the subsequent copy prohibition, and the high-speed copy recording of the target information is permitted.
[0038]
Further, the TOC / absolute time information storage control unit 33 has already stored the copy management information that matches the copy management information confirmed by the TOC / absolute time information confirmation unit 32 in the copy management information storage area of the memory 3b, Although the predetermined 74 minutes have not elapsed since the start of the previous high-speed replication recording for the CD, if the target information to be newly copied does not fall within the range from the recording start time to the recording end time in absolute time, the TOC / Even if it is determined by the absolute time information confirmation unit 32, the copy management information is included in the copy management information storage area of the memory 3 b including the prohibition flag indicating the subsequent copy prohibition via the memory access control unit 34. Update storage is performed and high-speed replication recording of the target information is permitted.
[0039]
In this way, when high-speed replication recording is permitted, the TOC / absolute time information storage control unit 33 controls the MD drive 2 via the recording control unit 36 and is read from the CD by the CD drive 1. Information is written to the MD by a high-speed recording operation. The timer processing unit 35 measures the elapsed time after the start of the high-speed recording operation, and when the elapsed time reaches the above-mentioned predetermined 74 minutes, the timer processing unit 35 indicates that the predetermined time has passed in the corresponding copy management information in the memory 3b. sign up. Instead of registering that the predetermined time has elapsed in the corresponding copy management information in the memory 3b, the corresponding copy management information may be cleared from the memory 3b.
[0040]
Only when instructed by the TOC / absolute time information storage control unit 33, the recording control unit 36 causes the MD drive 2 to record the information read from the CD at high speed, and otherwise performs high speed recording. Don't do it. When the information read from the CD is recorded on the MD at high speed by the MD drive 2, the recording control unit 36 stores the recording start time and recording end time information based on the absolute time in the memory 3 b via the memory access control unit 34. Stores corresponding to replication management information.
[0041]
The memory access control unit 34 is based on the copy management information of the memory 3b by the TOC / absolute time information confirmation unit 32, the TOC / absolute time information storage control unit 33, and the timer processing unit 35, the registration information indicating whether a predetermined time has passed, and the absolute time. Controls access to an absolute time information storage area composed of recording start / end time information.
[0042]
Next, the flow of copy recording processing in high-speed dubbing using copy management information in the operation of the CD / MD system of FIGS. 1 and 2 will be described with reference to the flowchart shown in FIG.
[0043]
For example, when a high-speed recording operation for high-speed dubbing from a CD to an MD is instructed by referring to the display of the operation status on the display unit 5 by the operation of the operation unit 4, the first high-speed recording or the like for the CD is performed. When the copy recording is permitted as shown in FIG. 3, a copy recording process as shown in FIG. 3 is performed. When the copy recording process is started, the TOC / absolute time information confirmation unit 32 of the CPU 3a constituting the control unit 3 reads the TOC information of the CD set from the CD drive 1 via the read processing unit 31, and the total track The number (MAX TNO) and the total reproduction time (MAX TIME) are read, and the memory 3b is referred to via the memory access control unit 34 to confirm whether or not duplication recording is possible. The process for determining whether or not duplicate recording is possible will be described later (see FIG. 5).
[0044]
If duplication recording is permitted, the TOC / absolute time information confirmation unit 32 transfers the total number of tracks (MAX TNO) and the total reproduction time (MAX TIME) information to the TOC / absolute time information storage control unit 33. The TOC / absolute time information storage control unit 33 writes the total number of tracks (MAX TNO) and the total reproduction time (MAX TIME) information to the memory 3b through the memory access control unit 34 as copy management information (step S11). The copy control unit 36 is instructed to perform duplication recording.
[0045]
When the copy control is instructed, the recording control unit 36 reads the target information designated by the operation unit 4 from the CD via the read processing unit 31, and starts the copy recording to the MD. At this time, the absolute time information at the start of the target information is written to the memory 3b via the memory access control unit 34 based on the absolute time information recorded on the CD, and a predetermined 74 minute timer is started by the timer processing unit 35. (Step S12). The recording control unit 36 duplicately records the target information in this way (step S13).
[0046]
Here, the absolute time information will be specifically described. For example, in the case of a CD on which three pieces of music information are recorded, the structure of each track, that is, each song is as shown in FIG. That is, there is a lead-in (introduction) portion before the first song, the first song is recorded following this lead-in portion, the second song is recorded via the inter-song portion following the first song, and the second song Subsequently, the third music is recorded through the inter-music part, and a lead-out (derivation) part exists after the third music. As shown in FIG. 4, in addition to the elapsed time in each track of the first song, the second song, and the third song, the continuous time from the beginning of the first song to the end of the third song as the last track is shown. Things are absolute time information.
[0047]
When the copy recording of the specified target information is completed, the recording control unit 36 stores the absolute time information at the end of the target information of the copy recording via the memory access control unit 34 based on the absolute time information recorded on the CD. Writing to 3b (step S14), a series of copy recording processing is terminated.
[0048]
Details of the determination process of whether or not duplication recording is possible by the TOC / absolute time information confirmation unit 32 will be described with reference to the flowchart shown in FIG. The TOC / absolute time information confirming unit 32 first checks whether the same CD as the newly set CD for duplication recording has been duplicated and recorded in the past. For this purpose, the TOC / absolute time information confirmation unit 32 reads out from the newly set CD based on the total number of tracks (MAX TNO) and the total playback time (MAX TIME) information as the copy management information extracted from the TOC information. It is determined whether the stored information is the same as the information stored in the memory 3b (step S21).
[0049]
When duplicate management information of the same CD is stored in the memory 3b, the TOC / absolute time information confirmation unit 32 determines whether or not a predetermined 74 minutes have elapsed since the start of the previous recording (step S22). . When a predetermined 74 minutes have elapsed since the timer was started at the start of recording, the timer processing unit 35 registers that fact in the memory 3b corresponding to the corresponding copy management information. Therefore, the presence / absence of the predetermined 74 minutes can be determined by the TOC / absolute time information confirmation unit 32 referring to the corresponding area in the memory 3b.
[0050]
When duplicate management information of the same CD is stored in the memory 3b and a predetermined 74 minutes have not elapsed since the start of the previous recording, the TOC / absolute time information confirmation unit 32 determines the absolute time of the designated target information. It is determined whether or not the start time by is within the range from the start time to the end time based on the absolute time stored in the memory 3b at the previous copy recording (step S23).
[0051]
The TOC / absolute time information confirmation unit 32 determines that the start time based on the absolute time of the designated target information is within the range from the start time to the end time based on the absolute time stored in the memory 3b at the previous copy recording time. If it is determined, the TOC / absolute time information confirming unit 32 prohibits duplicate recording and ends the process (step S24).
[0052]
In step S21, the TOC / absolute time information confirmation unit 32 stores the total number of tracks (MAX TNO) and the total playback time (MAX TIME) information as the copy management information read from the newly set CD in the memory 3b. If it is determined that the information is not the same as the recorded information, the copy recording is permitted and the process is terminated (step S25). The TOC / absolute time information confirmation unit 32 also proceeds to step S25 to permit duplicate recording even when it is determined in step S22 that a predetermined 74 minutes have elapsed since the start of the previous recording. End the process. Further, in step S23, the TOC / absolute time information confirming unit 32 determines that the start time based on the absolute time of the designated target information is from the start time based on the absolute time stored in the memory 3b during the previous copy recording to the end time. Even when it is determined that it is not within the range, the process proceeds to step S25, where duplication recording is permitted and the process ends.
[0053]
As described above, the total number of tracks (MAX TNO) and total time information (MAX TIME) in the TOC information such as CD are stored in the memory 3b as copy management information during high-speed duplication recording such as double-speed dubbing recording. In addition, the beginning and end of the area of the target information to be copied and recorded are stored in the memory 3b as the recording start time and recording end time based on the absolute time recorded on the CD or the like. As shown in FIG. 4, the absolute time on a disc such as a CD is time information that monotonically increases in correspondence with the elapsed time during standard reproduction from the beginning of the recorded information to “0” until the end of the recorded information. It is.
[0054]
When high-speed replication recording is to be performed, it is checked whether the total number of tracks (MAX TNO) and total time information (MAX TIME) of the CD are the same as those recorded in the past 74 minutes. . If they are the same, it is checked whether or not the location to be duplicated and recorded overlaps the absolute time range that was duplicated and recorded within the past 74 minutes, and based on that, whether to permit / prohibit duplicated recording is determined.
[0055]
That is, when recording a copy, the start and end times of the copy recording are recorded in absolute time together with information specific to the disc based on the TOC as the disc information of the CD to be recorded, etc. Serves to determine the situation. Thus, by recording the start and end times of the copy recording with absolute time information, the high-speed copy recording location on the disk can be specified. Therefore, if the requested target part of the high-speed replication recording is other than the part where the high-speed replication recording was performed within the last 74 minutes, the high-speed replication recording can be continued.
[0056]
In addition, if the recording start and end times are recorded in absolute time information in this way, if recording ends immediately after starting recording or recording ends in the middle of a track (song), recording is performed. If the required range can be set or acquired in advance as absolute time information, it is possible to determine the recording status by using it for determination comparison of erroneous operation or abnormal end. An example of such a recording system is the second embodiment of the present invention.
[0057]
FIG. 6 is a flowchart showing recording processing such as one-touch recording in a CD / MD system employing the recording system according to the second embodiment of the present invention. The configuration of the CD / MD system of the second embodiment is assumed to be almost the same as that shown in FIG.
[0058]
For example, in a music CD, one-touch recording for copying and recording a song selected at that time or a song programmed for program playback can be performed with one touch, and program recording for copying and recording a song and song order can be performed. There is a case. In such a case, when duplication recording is started, first, the CPU 3a of the control unit 3 sets scheduled recording start and recording end times as absolute times and stores them in the memory 3b (step S31). Next, duplicate recording is started, and the actual recording start time is stored in the memory 3b as an absolute time (step S32). Then, when duplicate recording is performed and the duplicate recording is completed, the actual recording end time is also stored in the memory 3b in absolute time (step S33).
[0059]
Next, the CPU 3a takes out the actual recording start and end times stored in absolute time in steps S32 and S33 and the scheduled time stored in absolute time in step S31 from the memory 3b and compares them (step S31). S34) If the two match, it is determined that the process has been completed normally, and that effect is displayed on the display unit 5 (step S35), and the process is terminated. On the other hand, if they do not match in step S34, the CPU 3a displays that effect on the display unit 5 as abnormal termination (step S36), and ends the process.
[0060]
By doing so, it is possible to detect even when recording ends abnormally due to a malfunction or power failure during a duplicate recording operation such as one-touch recording (recording) or program recording (recording).
[0061]
In the above description, the total number of tracks / total time information and the absolute time of recording start and recording end are recorded in the memory 3b at the time of high-speed replication recording. Is stored in the memory 3b. However, the total number of tracks / total time information and the absolute time of recording start and recording end may be deleted from the memory 3b when a predetermined time, that is, 74 minutes elapses. In this case, the presence / absence of a predetermined time is determined by the presence / absence of recording information.
[0062]
Also, when high-speed copy recording is prohibited, the time when playback of the first song is started or a predetermined number of seconds, for example, about 4 seconds, has passed without immediately being unconditionally prohibited after the high-speed copy recording instruction Therefore, it may be prohibited. In addition, when high-speed copy recording is prohibited, immediately after the high-speed copy recording instruction, it is not unconditionally prohibited, but is prohibited when MD recording is started, and a stop operation has been performed until then. In this case, the total number of tracks / total time information and the absolute time information of recording start and recording end in the memory 3b may be cleared. Further, when the TOC information of the CD is read, the total time of the CD is stored as total time information. Therefore, the predetermined time for prohibiting high-speed duplication recording is not set to 74 minutes, but the total time (MAXTIME) information is used. Time may be used as the predetermined time.
[0063]
Furthermore, in the above description, high-speed duplication recording such as double-speed dubbing is limited, but normal-speed duplication recording such as normal dubbing may be limited.
[0064]
In the above description, the high-speed recording of the copy from the CD to the MD has been described. However, as the original recording medium, that is, the source medium, another disk medium such as MD, a magnetic tape medium such as DAT, and an SD card are used. Various recording media such as various small cards and solid non-volatile memory media such as Memory Stick (trademark) can be used, and CD-R, CD-RW, DVD-RAM, DVD- Various recording media such as other disk media such as R and PC-RW, magnetic tape media such as DAT, and solid nonvolatile memory media can be used.
[0065]
In the above description, the total number of tracks and the total time information of the TOC information are used as the duplication management information. However, the recording status information normally provided in digital information such as music and video corresponding to SCMS is also duplicated. It may be used as management information.
[0066]
Further, at least a part of the recording system of the present invention can be realized by using a normal computer system without configuring as a dedicated system. For example, by installing the program from a medium (floppy disk, CD-ROM, etc.) storing a program for executing the above-described operation in a computer system, a recording apparatus that executes the above-described processing can be constructed. . By installation, the program is stored in a medium such as a hard disk in the computer system, configures a recording device, and is used for execution.
[0067]
Alternatively, the program may be registered in an FTP (File Transfer Protocol) server provided on a communication network such as the Internet and distributed to an FTP client via the network. An electronic bulletin board (BBS: Bulletin Board System) of the communication network It is also possible to register the program in a network and distribute it via a network. The above-described processing can be achieved by starting this program and executing it under the control of an OS (Operating System). Furthermore, the above-described processing can also be achieved by starting and executing a program while transferring it via a communication network.
[0068]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to manage the history of specific individual copy record contents, and to control copy records for more appropriate copyright protection, It is possible to provide a recording apparatus, a recording control method, and a recording medium that can achieve accurate monitoring control.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram schematically showing a configuration of a CD / MD system to which a recording system according to a first embodiment of the invention is applied.
2 is a block diagram schematically showing a configuration of a main part of the CD / MD system of FIG. 1. FIG.
FIG. 3 is a flowchart for explaining a copy recording processing operation in the CD / MD system of FIG. 1;
FIG. 4 is a diagram for explaining absolute time information recorded on a disc such as a CD.
FIG. 5 is a flowchart for explaining recording permission / inhibition determination processing in the CD / MD system of FIG. 1;
FIG. 6 is a flowchart for explaining a recording processing operation such as one-touch recording in a CD / MD system to which a recording system according to a second embodiment of the invention is applied.
[Explanation of symbols]
1 CD (compact disc) drive
2 MD (mini disk) drive
3 Control unit
3a CPU (central processing unit)
3b memory
4 Operation part
5 display section
31 Read processing unit
32 TOC / Absolute time information confirmation part
33 TOC / Absolute time information storage controller
34 Memory access controller
35 Timer processing section
36 Recording controller

Claims

In a recording apparatus for copying and recording target information reproduced at high speed from a source medium on a recording medium,
Identification consisting of start / end times based on unique information consisting of total track number information and total playback time information identifying the source medium on which duplicate recording was performed, and absolute time information identifying the range of target information on which duplicate recording was performed Memory means for storing information;
The unique information stored in the memory means is compared with the total track number information and the total playback time information recorded in the source medium to check the identity of the source medium. The specific information stored in the means is compared with the start time based on the absolute time of the target information to check whether the start time is within the range of the target information on which the duplicate recording was performed. Information confirmation means for prohibiting duplicate recording on a medium, and when not being the same source medium, and when the start time is not within the range ;
A recording operation control means for copying and recording the target information reproduced from the source medium on the recording medium only when the copy recording is permitted by the information confirmation means;
Information storage control means for storing, in the memory means, unique information corresponding to the source medium for which duplicate recording has been performed by the recording operation control means, and specific information corresponding to the range of target information for which duplicate recording has been performed;
A recording apparatus comprising:

In a recording apparatus for copying and recording each piece of music reproduced from a source medium on a recording medium,
Specific information consisting of start time / end time based on unique information consisting of total track number information and total playback time information identifying the source medium on which the duplicate recording was performed, and absolute time information identifying each piece of music on which the duplicate recording was performed Memory means for storing;
The unique information stored in the memory means is compared with the total track number information and the total reproduction time information recorded in the source medium to check the identity of the source medium. The specific information stored in the means is compared with the start time / end time based on the absolute time of the music to check the identity of the music. If they are the same music, copy recording to the recording medium is prohibited and the same If the source medium is not the same, and if it is not the same music, information confirmation means for permitting duplicate recording to the recording medium,
A recording operation control means for copying and recording the music reproduced from the source medium only on the recording medium only when the copy recording is permitted by the information confirmation means;
Information storage control means for storing, in the memory means, unique information corresponding to the source medium for which duplicate recording has been performed by the recording operation control means, and specific information including the end time based on the absolute time of the music at the time of completion of the duplicate recording; ,
A recording apparatus comprising:

3. The clearing device according to claim 1, further comprising a clearing unit for erasing the unique information and the specific information stored in the memory unit after a predetermined time has elapsed since the recording by the recording operation control unit. Recording device.

The information storage control means stops storage of unique information and specific information in the memory means when the copy recording operation is canceled before a preset elapsed time. Or the recording apparatus of 3.

In a recording control method for copying and recording target information reproduced at high speed from a source medium on a recording medium,
The unique information consisting of the total track number information and the total playback time information for identifying the source medium on which the duplicate recording has been performed is compared with the total track number information and the total playback time information recorded on the source medium to determine the identity of the source medium. examined, if the same source medium, compares the start time by the absolute time specifying information and the object information composed of the start time / end time based on the absolute time information specifying the range of the target information subjected to duplicate recording Then, it is checked whether the start time is within the range of the target information on which the duplicate recording was performed, and if it is within the range, the duplicate recording to the recording medium is prohibited, and the start is not the same source medium. If the time is not within the range, an information confirmation step for permitting duplicate recording on the recording medium;
A recording operation control step for copying and recording target information reproduced from a source medium only on a recording medium only when copying is permitted in the information confirmation step;
An information storage control step for storing, in a predetermined memory, unique information corresponding to the source medium for which duplicate recording was performed in the recording operation control step, and specific information corresponding to a range of target information for which duplicate recording was performed;
A recording control method comprising:

In a recording medium recording a program for causing a computer to execute a recording control method for copying and recording target information reproduced at high speed from a source medium on a recording medium,
The unique information consisting of the total track number information and the total playback time information for identifying the source medium on which the duplicate recording has been performed is compared with the total track number information and the total playback time information recorded on the source medium to determine the identity of the source medium. In the case of the same source medium, comparison is made between the specific information consisting of the start time / end time based on the absolute time information specifying the range of the target information for which duplicate recording was performed and the start time based on the absolute time of the target information Then, it is checked whether the start time is within the range of the target information on which the duplicate recording was performed, and if it is within the range, the duplicate recording to the recording medium is prohibited, and the start is not the same source medium. If the time is not within range, and information confirmation step of permission to copy recorded on the recording medium, only when the replication recorded in the information confirmation step is permitted from the source medium A recording operation control step of the target information was generated to replicate recording medium, corresponding to the unique information and the range of target information subjected to duplicate record corresponding to the source media was replicated recorded at the recording operation control step An information storage control step for storing specific information to be stored in a predetermined memory, and a computer-readable recording medium recording a program for causing a computer to execute a recording control method.