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JP3765046B2 - フラーレン類を光増感剤に用いた不飽和化合物の光ビスシリル化反応、該反応によって得られる有機ケイ素化合物 - Google Patents

フラーレン類を光増感剤に用いた不飽和化合物の光ビスシリル化反応、該反応によって得られる有機ケイ素化合物 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ジシリラン骨格を有するケイ素化合物と不飽和有機化合物、例えばC≡N結合を有する化合物やC=O結合を持つアルデヒド類、ケトン類等とを触媒量のフラーレン類の存在する極性溶媒中で光照射(波長400nm以上)してビスシリル化反応させて、前記不飽和有機化合物に前記ケイ素化合物が付加した有機ケイ素化合物を製造する方法、及び前記ビシリル化反応によって得られる新規な有機ケイ素化合物に関する。
特に、電気・電子材料分野において利用される機能性有機ケイ素化合物の製造に関する。
【0002】
【従来技術】
従来から不飽和有機化合物のビシリル化反応による有機ケイ素化合物の合成は、2つのケイ素−炭素結合が一度に形成されることから多くの関心が寄せられてきた。
そしてそのような反応を促進する触媒化合物として、パラジュウム錯体のような金属化合物を使用したビシリル化反応方法が開発されてきた(M.Murakami,M.Suginome,and Y.Ito,J.Synth.Org.Chem.53,47(1995))(特公平7−21059号公報)。
これに対して、ケイ素などの14族グループの有機金属化合物は、電子豊富な化合物群であり、光化学的に、電子欠損型の分子へ電子を供与しやすく、イオンラジカルを形成した後、種々の付加体を生成したり、あるいは伝導性を向上させたりするなどの特性を有することから、近年前記14族グループの有機金属化合物の光誘起電子移動反応が、前記ビシリル化反応に関連して注目されている(Y.Nakadaira,S.Kyushin,and M.Ohashi,J.Synth.Org.Chem.48,331(1990))。
Si−Siシグマ結合は、光励起9,10−ジシアノアントラセン(DCA)のような電子受容体の存在下において優れた電子供与体として機能することが良く知られている。
ジシランやポリシランの光誘起電子移動反応において生成するカチオンラジカル中間体は、アルコール及び四塩化炭素に効率的に捕らえられ、種々の有機ケイ素化合物が合成されている。
【0003】
一方、C60は、その低い最低空軌道により優れた電子受容体としてふるまうが、光励起C60は基底状態のC60よりさらに強い電子受容体である。このような状況の中で、本発明者は、トルエン中におけるジシリラン1とC60との光化学的付加反応についてすでに報告している(T.Akasaka,W.Ando,K.Kobayashi,andS.Nagase,J.Am.Chem.Soc.,115,10366(1993))。
また、金属内包フラーレンの誘導体として、金属内包フラーレンの二重結合にジシリランが付加した有機ケイ素誘導体の合成方法に関する報告もある(Nature 1995,374,600、J.Chem.Soc.Commun.1995,1343、特開平9−87286号公報第4欄)(図A参照、但し、Mesは、メシチル基、すなわち2,4,6−トリメチルフェニル基を表す。)。
ところで、有機ケイ素化合物は、シリコーンをはじめとして、半導体レジストの中間体等の電子材料やニューセラミックスとして使用されている。新規な有機ケイ素化合物の合成やその物性に関する研究も盛んであり、これらの成果は、新規機能材料設計の宝庫ともなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような技術的な展開の中で、電子材料としての有機ケイ素化合物としては、金属元素が含まれると不都合な場合がある、また、金属元素を有機ケイ素化合物から完全に取り除くのは難しいし、金属類が環境に排出された場合は色々な不都合を引き起こす原因ともなるなどの問題があった。
従って、金属を含まない光誘起触媒を用いた有機ケイ素化合物類の合成法が望まれている。よって、本発明の課題は、前記問題のない有機ケイ素化合物類の合成法を見出すことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の要旨の第1は、一般式(1)ジシリラン
【化4】
Figure 0003765046
(式中Rは、非置換又は炭化水素基置換アリール基、例えば、キシリル、メシチル基、ジエチルフェニル基、ジイソプロピルフェニル基等であり、全てのRは同じでも良い、Xは、アルキレン基、例えばメチレン基又はOである。)と不飽和有機化合物とを触媒量のフラーレン類の存在する極性溶媒中で波長400nm以上の光を照射してビスシリル化して前記ケイ素化合物と不飽和化合物との付加化合物を製造する方法であり、具体的には、前記有機不飽和化合物として一般式(2)で表される化合物を用いた前記付加化合物を製造する方法であり
【化5】
R1C≡N (2)
(式中R1は、アリール基、アルキル基である。)
、更に具体的にはフラーレン類がC60、C70、高次フラーレン類、及び金属内包フラーレンから選択されることを特徴とする前記付加化合物を製造する方法である。
また、本発明の要旨の第2は、前記ビスシリル化で得られる一般式(3)で表される有機ケイ素化合物
【化6】
Figure 0003765046
(式中X、R及びR1は前記と同じ。)である。
本発明者は、紫外領域の光を含まないという比較的温和な条件において、有機ケイ素化合物類の合成反応を進行させることができることを見出すことにより、前記課題を解決したものである。
【0006】
【本発明の態様】
本発明において、光誘起触媒として使用されるフラーレン類としては、C60、C70、高次フラーレン類、及び金属内包フラーレンなどを挙げることができる。
また、極性溶媒としては、ベンゾニトリル、アルデヒド、ケトン類などを挙げることができる。
前記フラーレン類の光増感剤の反応系への配合量は、触媒量である。
この反応は、ジシリラン化合物(D.S)が、光照射(hv)により励起状態になったフラーレン類(C60)に電子を渡して反応中間体となり、これと不飽和化合物が反応することにより、付加化合物(A.D)が生成される(図1参照)。
本発明のビスシリル化反応は、遷移金属等による金属触媒を用いることなく、フラーレン類を光増感剤として用いて自然光下の温和な条件で進行させることができる。
従って、本発明のビシリル化反応は、簡便かつクリーンに有機ケイ素化合物を合成できる技術として、新機能材料の創出に資するものと期待される。
【0007】
【実施例】
実施例1
ジシリラン1(式中Mesは、メシチル基を表す。)及びC60フラーレンをベンゾニトリル(BN=PhCN/トルエン=PhMe)に溶解し、該溶液をハロゲンランプを使用して光照射する。その際、波長400nmより短い波長をカットして光照射する。
その結果、BNと前記ジシりランとが1:1の付加化合物3と1:2の付加化合物4とが生成していた。付加化合物3の生成率は51%であり、付加化合物4の生成率は18%であった。
その反応を図2に示す。
付加化合物3の分析値。
4451NSi2
1H−NMR(CD2Cl2
δ 7.24(m.H),7.15(brs,2H),7.14(brs,2H),6.55(s,4H),6.50(s,4H),2.23(s,12H),2.17(s,6H),2.16(s,6H),2.05(s,12H),1.61(s,2H),
13C−NMR(CD2Cl2
δ 201.18,143.60,143.46,143,03,138.45,137.33,134.73,131.51,129.14*,128.65,127.64,125.89,24.70,23.37,20.31,20.29.11.12
*2つのピークが重なっており、ghmqcにより検出した。
29Si−NMR(CD2Cl2
δ -0.21,-8.25
FT−IR(neat) 1604cm-1
UV−Vis(λmax,hexane) 215,219,225,272nm
FAB MS,m/z 648-654
付加化合物4の分析値
51562Si2
mp 266℃
1H−NMR(C66
δ 7.69(d,J=7.0Hz,4H),6.86(s,4H)6.84(d,J=7.0Hz,2H),6.76(t.J=7.0Hz,4H),6.21(s.4H),2.96(s.12H),2.53(s.12H),2,75(s.6H),2.13(s.6H),2.12(s.2H)
13C−NMR(C66
δ 178.78,144.74,144.26,139.09,138.70,138.64,135.28,133.56,130.88,130.27,129.88,129,04,127.99,25.30,24.72,21.46,21.18,14,94
1つのピークは,C66と重なっており、ghmqcにより検出した。
29Si−NMR(C66
δ -15.98
FT−IR(neat) 1604cm-1
UV−Vis(λmax,hexane) 222,261,416nm
FAB MS,m/z 751-755
得られた化合物は、含ケイ素高分子などの原材料としてとして有用である。
【0008】
実施例2
オキサジシリラン5(Depは、ジエチルフェニル基を表す。)及びC60フラーレンを実施例1と同様にベンゾニトリル(BN)に溶解し、実施例1と同様な条件下で反応させてると、オキサジシリラン5:BNが1:1の付加物7が得られた。収率は62%である。
その反応を図3に示す。
付加化合物5の分析値。
51562Si2
mp 211℃
1H−NMR(CD2Cl2
δ 7.60(d,J=6.5Hz,2H),7.36(t,J=7.5Hz,H)7.30(t,J=7.5Hz,2H), 7.26(t,J=7.8Hz,2H),7.25(t,J=7.8Hz,2H),7.00(d,J=8.0Hz,4H), 6.99(d,J=7.5Hz,4H),3.07(q,J=7.3Hz,4H),2.68(q,J=7.0Hz,4H), 2.62(q,J=7.3Hz,4H),2.43(q,J=7.3Hz,4H),0.77(t,J=7.3Hz,12H), 0.61(q,J=7.5Hz,12H)
13C−NMR(CD2Cl2
δ 201.71,150.08,149.13,145.13,135.45,133,08,129.62,129.61,129.03, 127.47,127.15,125.93,125.72,29.93,28.32,15.13,14.31
29Si−NMR(CD2Cl2
δ -6.38,-19.47
FT−IR(neat) 1587cm-1
UV−Vis(λmax,hexane) 213,239,253nm
得られた化合物は、含ケイ素高分子などの原材料として有用である。
【0009】
実施例1及び2で得られた付加化合物2、3及び5の化学構造の吸収スペクトルによるデータは上記したとおりである。付加化合物2及び3に対しては最終的にはX線結晶解析により決定した。その結果らの分子構造を図4に示す。
ジシラン1は350nmより長波長光を吸収しない、従って、400nm以上の波長域の照射はC60だけを励起することができる。ジシラン1からC60の三重項状態への電子転移の自由エネルギー変化(ΔG)は−8.3kcal/mol.である。
60の消滅速度は、ジアザビシクロ〔2.2.2.〕オクタン及び1,2,4,5−テトラメトキシベンゼン(これらはC60よりも低い酸化電位を有しており、かつC60に対して非反応性である)の付加によって抑制される。
これらの結果から、付加化合物2及び3は、基底状態のジシラン1と360 *(三重項励起状態)との間での光誘起電子移動の反応を経由して形成される。
その反応の想像図を図5に示す。
【0010】
反応メカニズムを明らかにするために、532nmのレーザー光分解反応において近赤外領域における遷移吸収帯を観察した。
非極性溶媒(ベンゼン)中では、C60 -・の遷移吸収帯は1070nmでは現れなかった、しかしながら、励起錯体の形成によるものと思われるかなり早い740nmでの360 *の減衰が観察された(図6)。
非極性溶媒中では、ジシラン1とC60の付加物は、励起錯体を経由して形成される。
【0011】
極性溶媒(ベンジルニトリル)中では、740nmでの360 *の吸収帯はレーザー照射直後に現れ、ジシラン1の存在中で減衰が開始された(図7)。360 *の減衰に伴って、1070nmでのC60 -・の吸収強度は増大し、約500ns後に飽和強度に達する。これからC60 -・360 *が1から電子を受け取ることにより生成することは明らかである。
この新規な光化学ビシリル化システムを発展させて、ベンゾニトリル中で触媒量のC60の存在中で1の光照射を行なった。2及び3もまた高収率で得られた。この結果は、C60は光誘起電子移動触媒としての作用をしていることを示唆している。
同様の結果は、C70、DCA及び2,4,6−トリフェニルピリリュウムテトラフルオロ硼酸塩を増感剤とした場合にも得られた。
【0012】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明は、フラーレン化合物が光化学ビシリル化反応の触媒として有用であること見出すことにより、金属原子を含まなで、温和な条件において、電子材料、高分子などの原材料などの用途に用いられる有機ケイ素化合物を製造することができる方法を提供する、という優れた効果をもたしたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ジシランの不飽和化合物への付加反応
【図2】 ジシラン1とベンゾニトリルとの付加反応
【図3】 オキサジシリラン5とベンゾニトリルとの付加反応
【図4】 付加化合物2及び3のX線結晶構造解析による分子構造
【図5】 ジシラン1とベンゾニトリルとの付加反応の想像図
【図6】 脱空気ベンゼン中のジシリラン(5mM)の存在下でのC60(0.1mM)の532nmレーザーフラシュ光分解による遷移吸収スペクトル50ns(○)、500ns(●)
【図7】 脱空気ベンゾニトリル中のジシリラン(5mM)の存在下でのC60(0.1mM)の532nmレーザーフラシュ光分解による遷移吸収スペクトル100ns(○)、1μs(●)

Claims (4)

  1. 一般式(1)ジシリラン
    Figure 0003765046
    (式中Rは、非置換又は炭化水素基置換アリール基、であり、全てのRは同じでも良い、Xは、アルキレン基又はOである。)
    と不飽和有機化合物とを触媒量のフラーレン類の存在する極性溶媒中で波長400nm以上の光を照射してビスシリル化して前記ケイ素化合物と不飽和化合物との付加化合物を製造する方法。
  2. 不飽和化合物が一般式(2)で表される化合物であることを特徴とする請求項1に記載の付加化合物を製造する方法。
    【化2】
    R1C≡N (2)
    (式中R1は、アリール基、アルキル基である。)
  3. フラーレン類がC60、C70、高次フラーレン類、及び金属内包フラーレンから選択されることを特徴とする請求項1又は2項に記載の付加化合物を製造する方法。
  4. 請求項1のビスシリル化で得られる一般式(3)で表される有機ケイ素化合物
    Figure 0003765046
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