JP3764819B2 - Automatic reciprocating mechanism - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は例えば方向切換弁を自動的に繰り返し切換動作させる自動往復動機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、油圧シリンダなどを一定の周期でもって伸縮動作を継続させるには、例えば電磁的に作動する方向切換弁を利用している。
【0003】
油圧源からの作動油を給排する方向切換弁によってシリンダの左右の油室に選択的に高圧が供給されると、油圧に応じてピストンが移動する。方向切換弁は信号により一定の周期で切換作動し、一方の油室に高圧を導入し、他方の油室をタンク側に解放するという動作を反復、継続する。これによりシリンダは一定の周期で伸縮動作を繰り返す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような油圧切換弁として、例えば比例電磁弁または電気油圧サーボ弁を用いるにしても、大流量、高圧制御には不向きで、またシステム全体の価格も高価になってしまう。
【0005】
本発明は、油圧的な機構によって自動的にある周期で往復動を継続する自動往復動機構を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、ボディにピストンを摺動自由に収装し、このピストンの両端に受圧面積の小さい第1圧力室と受圧面積の大きい第2圧力室を区画形成し、前記ピストンの内部に同軸的に段付状のスプールの小径部を摺動自由に挿入し、かつスプール大径部を前記ボディの内部に一定範囲で摺動自由に収装し、前記スプールにピストンとの摺動面に開口する第1と第2のポートを設け、第1のポートはピストンに設けた第1通路と選択的に接続し、また第2のポートはピストンに設けた第2通路を前記第2圧力室と選択的に切換接続させ、第1通路は前記第1圧力室を介してボディに形成したポンプポートと常時連通させ、第2通路はボディに形成したタンクポートと常時連通させ、前記スプールの中立位置において第1のポートが第1圧力室と略遮断されるときに第2のポートも第2圧力室と略遮断され、かつその位置からどちらかにでも変位したときには第1と第2のポートは互いに背反的にいずれかの圧力室と連通するように第1、第2のポート位置を設定し、スプール小径部端面を第1圧力室と常時連通するピストン内部室に臨ませ、またスプール大径部端面を臨ませたボディ内の圧力室を前記第1ポートとスプールに設けた貫通路を介して常時連通させると共に、貫通路の途中から分岐して第2圧力室と常時連通する第3のポートを設けたことを特徴とする。
【0007】
第2の発明は、第1の発明において、前記第2圧力室にはピストンを第1圧力室に向けて押圧するスプリングを介装する。
【0008】
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記ポンプポートに第1圧力室に導入される圧油量を制御する可変絞りを介装する。
【0009】
第4の発明は、前記第1の発明の自動往復運動機構のピストンに結合するロッドに連結した方向切換弁を備え、この方向切換弁によりアクチュエータに対する作動油の給排を制御することを特徴とする。
【0010】
【発明の作用・効果】
第1の発明において、第1の圧力室に高圧が導かれると、スプールが第2の圧力室に向けて一定量だけ変位し、また第1の圧力室の高圧に押されてピストンが低圧側の第2の圧力室に向けて移動する。
【0011】
ピストンの移動によりやがて第2のポートが閉じ、また第1のポートが開くと、第2圧力室が低圧側から遮断され、かつ第1圧力室側から貫通路を介して高圧が供給され、これにより、まずスプールが大径部と小径部の受圧面積差に基づいて反対側に一定量だけ移動し、さらに大きく第1のポートを開く。このため、第2圧力室は第1圧力室と同一圧力となるが、ピストンは左右の受圧面積差から、今度は第2の圧力室から反対の第1の圧力室に向けて移動を開始する。
【0012】
このピストンの移動によりやがて第1ポートは絞られ、第2のポートが開いた時点で第2の圧力室の圧力が低下していく。このため、スプールの左右の圧力関係が逆になり、スプールが反対側に一定量だけ移動し、第1のポートを完全に閉じる。このため、第2の圧力室が低圧となり、ピストンは第2の圧力室に向けて再び移動する。このようにしてピストンは自動的に往復運動を繰り返す。このようして、第1圧力室に高圧を連続的に供給するだけで自動的な往復運動を行うことができる。また、往復運動のストローク量は一定となり、このため往復周波数が高くなってもストロークが大きく変化することはない。
【0013】
第2の発明では、作動の停止時にスプリングによりピストンを初期位置に保持するので、作動開始時に確実に同一方向から移動を開始できる。
【0014】
第3の発明では、その往復運動の速度は可変絞りにより流量調整することで、自由に設定することができる。
【0015】
第4の発明では、方向切換弁を一定の周期で往復動させることにより、任意の負荷に対応したシリンダを往復運動させられる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1に本発明の実施形態を示す。
【0017】
1Aはポンプ、1Bはタンク、2は手動または電磁的に切換作動する切換弁で、この油圧の給排により往復作動する自動往復動機構10が設けられる。
【0018】
自動往復動機構10はボディ11の摺動孔12にピストン13が摺動自由に収装され、このピストン13に一体に結合したロッド19がボディ11の端部から外部に突出している。そしてピストン13により、その両側には受圧面積の小さい圧力室14と大きい圧力室15が区画形成される。
【0019】
ピストン13及びロッド19の内部には同軸的に有底穴16が形成され、この有底穴16には段付き状に形成したスプール18の小径部が摺動自由に挿入され、このスプール18の他端の大径部29はボディ11に同軸的に設けた摺動孔17に摺動自由に収装される。
【0020】
前記ボディ11にはポンプポートPとタンクポートTが所定の間隔をもって配設され、前記切換弁2を介して圧油が給排される。ポンプポートPには可変絞り20が設けられ、供給流量を調整可能となっている。
【0021】
ピストン13の両側にはその外周の圧力室14を介してポンプポートPと連通する第1の通路21と、タンクポートTと常時連通する第2の通路22が半径方向に貫通形成され、これら第1、第2の通路21、22はピストン13の内部の有底穴16に開口する。なお、第1の通路21は有底穴16のスプール端面側の内部室25を圧力室14と常時連通状態に保つ。
【0022】
また、スプール18には第1の通路21と選択的に接続可能な第1のポート23が形成され、この第1のポート23はスプール18の内部を軸方向に反対端へと貫通する貫通路24が設けられ、かつこの貫通路24の途中からは前記圧力室15と連通する第3のポート26が分岐する。
【0023】
さらにスプール18の外周には第2のポート27を形成する環状溝が形成され、この第2のポート27によって前記第2の通路22を圧力室15と選択的に切換接続させる。
【0024】
一方、スプール18の左端の段付きの大径部29は前記摺動孔17に一定の範囲において摺動自由に収装され、スプール18の左端の受圧面積A3は、右端の受圧面積A4よりも大きくなっている。大径部29の端面が臨む圧力室28には前記貫通路24と接続し、また大径部29よりも小径側においてスプール18の周囲に形成される環状室30は、ボディ11に形成した通路31を介して前記タンクポートTと常時連通する。
【0025】
なお、圧力室15には前記ピストン13を押圧するスプリング35が介装される。
【0026】
ここで、以上の構成について、その作用を図1から図5を参照しながら説明する。
【0027】
まず、ピストン13の左端の面積をA1、右端の面積をA2として、面積A1とスプール面積A4を加えた面積が、スプール面積A2よりも大きくなるように設定される。また、スプール面積A3がA4の2倍となるように設定する(説明の便宜上2倍としたが、これに限定されるわけではない)。
【0028】
いま図1のように、切換弁2が切換わっていて、ポンプポートPがタンク側に切換っているときは、圧力室14の圧力が左側の圧力室15と同一のタンク圧(圧力をゼロと仮定する)となり、スプリング35により、ピストン13は右側の端壁まで押しつけられている。なお、スプール18の位置は図示位置に限らず、任意の位置をとる。
【0029】
いまこの状態から切換弁2を切換え、ポンプポートPに高圧が導入されるように保持する。
【0030】
これにより圧力室14が高圧となり、このとき圧力室15及び環状室30がタンク圧のため、スプール18はただちに左方に押され、同時にピストン13もスプリング35に抗して左方へと移動を始める(図2参照)。
【0031】
なお、スプール18が左端に位置するときに、第3のポート26は圧力室15と微少な絞りを介して連通状態を維持する。
【0032】
ピストン13が左方へと移動する過程で、第1の通路21が第1のポート23と連通を始め、かつ第2のポート27が圧力室15との連通を閉じていく。
【0033】
そして図3の位置では、第1のポート23と第2のポート27は共にごく僅かに開き、この位置からピストン13がいずれか一方にでも移動すると、ポートは背反的に一方がさらに開き、他方がさらに閉じるようになっている。
【0034】
第2のポート27がさらに閉じ、かつ第1ポート23がさらに開き始めることで、圧力室28の圧力が上昇を始め、圧力室28の圧力が内部室25(圧力室14と同圧)の圧力の半分まで上昇したときに、スプール18の両端の力はバランスするが、圧力室15の圧力は内部室25よりも低く、その時点ではまだ半分には達せず、ピストン13はそのまま左方へと移動を続ける。
【0035】
そして、圧力室28の圧力が内部室25の圧力の半分よりも上昇したときに、受圧面積差に基づきスプール18は図4のように、環状室30の右端まで直ちに移動する。
【0036】
この結果、第1のポート23が大きく開き、かつ第3のポート26も圧力室15と大きく連通するため、圧力室14の高圧により圧力室15の圧力が同一圧まで上昇する。これにより、ピストン13は受圧面積の大きい圧力室15からの押し力により、反対方向、つまり右方に向けて移動を開始する。
【0037】
ピストン13が右側に移動して、図5のように、第1のポート23の高圧側への連通を減少し、第2のポート27により圧力室15を低圧側へ開いていく過程で、圧力室28と圧力室15の圧力は低下していき、高圧側の半分まで低下するとスプール両端の圧力はバランスするが、ピストン13はその受圧面積差によりさらに右方へと移動を続ける。
【0038】
これにより、第2のポート27がさらに大きく開き、圧力室15及び圧力室28の圧力がさらに低下し、このためスプール18が内部室25の高圧により図2に示すように、左方に向けてボディ11に当接するまで直ちに移動する。
【0039】
この状態では第1のポート23は閉じ、第2のポート27は圧力室15をタンク側に接続するため、圧力室14の高圧を受けてピストン13が今までとは逆の左方に向けて移動を開始する。このようにして、ピストン13は自動的に往復運動を繰り返す。
【0040】
以上の自動往復運動機構を利用して方向切換弁を連続的に往復作動させる例を説明する。
【0041】
図6に示すように、方向切換弁50は、バルブボディ51にスプール52が摺動自由に挿入され、このスプール52の図中左端が自動往復運動機構の前記ロッド19に連結される。したがって、スプール52はロッド19と一体に左右に往復運動する。
【0042】
方向切換弁50のボディ51にはポンプポート55を中心にしてその左右に負荷ポート56と57が設けられ、さらにその両外側にタンクポート58と59が設けられ、スプール52の往復運動によりポンプポート55からの高圧が左右の負荷ポート56と57に選択的に供給され、いずれか他方からはタンクポート58または59に作動油が排出される。
【0043】
負荷ポート56と57に対してはシリンダ61の油室62と63が接続され、一方に高圧が作用すると一方向にピストン64が移動し、他方に高圧が作用すると反対方向にピストン64が移動する。
【0044】
したがって、ポンプポート55に高圧、タンクポート58と59を低圧に保持した状態で自動往復運動機構を作動させると、そのロッド14と一体にスプール52が往復運動し、これにより、例えばスプール52が図の位置から左側に移動すると、まずポンプポート55が左側の負荷ポート57と接続し、反対側の負荷ポート56はタンクポート58と接続し、シリンダ61はピストン縮み方向に作動する。さらにスプール52が左側に移動し、中立位置を過ぎると、ポンプポート55と負荷ポート56とを接続し、反対側の負荷ポート57はタンクポート59と接続し、シリンダ61はピストン伸び方向に作動する。
【0045】
反対にスプール52が右側に移動し、中立位置を過ぎると、負荷ポート57がポンプポート55と接続し、他方の負荷ポート56はタンクポート58と接続し、これによりシリンダ61は上記と反対の縮み方向に作動する。
【0046】
なお、方向切換弁50の最大右位置(図示状態)にあっては、負荷ポート56と57はいずれも遮断状態、つまりりオールポートブロックとなり、この状態ではシリンダ61はその位置から伸びも縮みもすることなく、その位置を保持する。なお、この位置は自動往復運動機構10の図1の状態に対応する。
【0047】
このように本発明では、油圧を供給するだけで自動的な往復運動を行うことができる。また、その往復運動の速度は可変絞り20により流量調整することで、自由に設定することができる。また、往復運動のストロークは一定に決まり、このため往復周波数が高くなってもストロークが大きく変化することはない。
【0048】
なお、ピストン13の推力を超えない負荷については、これを直接的に往復動させるシリンダとしても作動させられる。また、勿論上記のように、ロッド14を介して方向切換弁50を一定の周期で往復動させることにより、任意の負荷に対応したシリンダを往復運動させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す断面図である。
【図2】同じく作動状態を説明する断面図である。
【図3】同じく作動状態を説明する断面図である。
【図4】同じく作動状態を説明する断面図である。
【図5】同じく作動状態を説明する断面図である。
【図6】他の実施形態を示す断面図である。
【符号の説明】
1A ポンプ
2 切換弁
10 自動往復作動機構
13 ピストン
14 圧力室
15 圧力室
18 スプール
21 第1通路
22 第2通路
23 第1ポート
24 貫通路
25 内部室
27 第2ポート
28 圧力室[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an automatic reciprocating mechanism for automatically and repeatedly switching a direction switching valve, for example.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in order to continue the expansion and contraction operation of a hydraulic cylinder or the like with a constant cycle, for example, a direction switching valve that operates electromagnetically is used.
[0003]
When a high pressure is selectively supplied to the left and right oil chambers of the cylinder by the direction switching valve that supplies and discharges hydraulic oil from the hydraulic source, the piston moves according to the hydraulic pressure. The direction switching valve performs switching operation at a constant cycle by a signal, repeats and continues the operation of introducing a high pressure into one oil chamber and releasing the other oil chamber to the tank side. As a result, the cylinder repeatedly expands and contracts at a constant cycle.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, even if, for example, a proportional solenoid valve or an electrohydraulic servo valve is used as such a hydraulic switching valve, it is not suitable for large flow rate and high pressure control, and the price of the entire system becomes expensive.
[0005]
An object of the present invention is to provide an automatic reciprocating mechanism that automatically continues reciprocating at a certain cycle by a hydraulic mechanism.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
According to a first aspect of the present invention, a piston is slidably accommodated in a body, a first pressure chamber having a small pressure receiving area and a second pressure chamber having a large pressure receiving area are formed at both ends of the piston, and the piston is formed inside the piston. A small diameter portion of a coaxially stepped spool is slidably inserted, and the large diameter portion of the spool is freely slid within a certain range within the body, and a sliding surface with the piston on the spool The first port is selectively connected to the first passage provided in the piston, and the second port connects the second passage provided in the piston to the second pressure. The first passage is always in communication with a pump port formed in the body via the first pressure chamber, the second passage is always in communication with a tank port formed in the body, and the spool In the neutral position, the first port is the first pressure chamber When substantially shut off, the second port is also substantially shut off from the second pressure chamber, and when displaced from either position, the first and second ports communicate with one of the pressure chambers contrary to each other. The first and second port positions are set so that the end face of the small-diameter portion of the spool faces the piston inner chamber that is always in communication with the first pressure chamber, and the pressure chamber in the body faces the end face of the large-diameter portion of the spool. Is always communicated with the first port via a through passage provided in the spool, and a third port branched from the middle of the through passage and always communicated with the second pressure chamber is provided.
[0007]
In a second aspect based on the first aspect, the second pressure chamber is provided with a spring that presses the piston toward the first pressure chamber.
[0008]
According to a third invention, in the first or second invention, a variable throttle for controlling the amount of pressure oil introduced into the first pressure chamber is interposed in the pump port.
[0009]
According to a fourth aspect of the invention, there is provided a direction switching valve connected to a rod coupled to the piston of the automatic reciprocating mechanism of the first aspect of the invention, and the supply and discharge of hydraulic oil to and from the actuator is controlled by the direction switching valve. To do.
[0010]
[Operation and effect of the invention]
In the first invention, when a high pressure is introduced into the first pressure chamber, the spool is displaced by a certain amount toward the second pressure chamber, and the piston is pushed by the high pressure in the first pressure chamber so that the piston is on the low pressure side. Move toward the second pressure chamber.
[0011]
When the second port is closed and the first port is opened due to the movement of the piston, the second pressure chamber is shut off from the low pressure side, and high pressure is supplied from the first pressure chamber side through the through passage. As a result, the spool first moves by a certain amount to the opposite side based on the pressure receiving area difference between the large diameter portion and the small diameter portion, and opens the first port more greatly. For this reason, the second pressure chamber has the same pressure as the first pressure chamber, but the piston starts to move from the second pressure chamber toward the opposite first pressure chamber due to the difference between the left and right pressure receiving areas. .
[0012]
The first port is eventually throttled by the movement of the piston, and when the second port is opened, the pressure in the second pressure chamber decreases. For this reason, the pressure relationship between the left and right of the spool is reversed, the spool moves to the opposite side by a certain amount, and the first port is completely closed. For this reason, the second pressure chamber becomes low pressure, and the piston moves again toward the second pressure chamber. In this way, the piston automatically repeats reciprocating motion. Thus, automatic reciprocation can be performed only by continuously supplying high pressure to the first pressure chamber. Further, the stroke amount of the reciprocating motion is constant, so that the stroke does not change greatly even if the reciprocating frequency is increased.
[0013]
In the second invention, since the piston is held at the initial position by the spring when the operation is stopped, the movement can be surely started from the same direction when the operation is started.
[0014]
In the third invention, the speed of the reciprocating motion can be freely set by adjusting the flow rate with a variable throttle.
[0015]
In 4th invention, the cylinder corresponding to arbitrary loads can be reciprocated by reciprocating a direction switching valve with a fixed period.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 shows an embodiment of the present invention.
[0017]
1A is a pump, 1B is a tank, and 2 is a switching valve that is switched manually or electromagnetically. An automatic reciprocating
[0018]
In the automatic
[0019]
A
[0020]
A pump port P and a tank port T are disposed in the
[0021]
A
[0022]
The
[0023]
Further, an annular groove forming a
[0024]
On the other hand, the stepped large-
[0025]
A
[0026]
Here, the operation of the above configuration will be described with reference to FIGS.
[0027]
First, assuming that the area of the left end of the
[0028]
As shown in FIG. 1, when the switching
[0029]
From this state, the switching
[0030]
As a result, the
[0031]
Note that when the
[0032]
In the process of moving the
[0033]
In the position of FIG. 3, both the
[0034]
When the
[0035]
When the pressure in the
[0036]
As a result, the
[0037]
In the process in which the
[0038]
As a result, the
[0039]
In this state, the
[0040]
An example in which the direction switching valve is continuously reciprocated using the above automatic reciprocating mechanism will be described.
[0041]
As shown in FIG. 6, in the
[0042]
The
[0043]
[0044]
Therefore, when the automatic reciprocating mechanism is operated with the
[0045]
On the other hand, when the
[0046]
When the
[0047]
Thus, according to the present invention, automatic reciprocation can be performed only by supplying hydraulic pressure. The reciprocating speed can be freely set by adjusting the flow rate with the
[0048]
In addition, about the load which does not exceed the thrust of
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view for explaining the operating state.
FIG. 3 is a cross-sectional view illustrating the operating state.
FIG. 4 is a cross-sectional view illustrating the operating state.
FIG. 5 is a cross-sectional view illustrating the operating state.
FIG. 6 is a cross-sectional view showing another embodiment.
[Explanation of symbols]
Claims (4)
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