JP3761610B2 - 充電端子装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コ−ドレス電話機等の電子機器と充電器との接続端子部分の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のコ−ドレス電話機用の充電端子装置部としては、例えば図9のように、コ−ドレス電話機Aの載置台を兼ねた充電器Bにおけるケ−スCの壁体に一対の弾性金属板製支持体DをねじEにより片持ち状態に取付けてその支持体Dの先端寄りに可動端子Fを突設し、この可動端子Fをケ−スCの壁面から突出させた構造とし、またコ−ドレス電話機Aについては一対の固定端子Gをコ−ドレス電話機AにおけるケースHの壁体に露出するように設け、このような構成のもとに充電器Bに対するコ−ドレス電話機Aの載置に伴い、コ−ドレス電話機Aにおける固定端子Gを可動端子Fにその可動方向に一致するほぼ垂直方向に圧接させるようにしたものがある。
【0003】
また、横置き型および壁掛け型においても、固定端子と可動端子との圧接関係は、縦置き型におけるとほぼ同様であり、なお、支持体Dとしてコイルばねを適用することもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来技術においては、対接する端子同士が一方向に対向したまま圧接する関係上、支持腕Dのばね作用が弱い場合あるいは低下した場合には、接触不良を生じて充電に支障を来し易い。
このように充電時の不具合が生じた場合、上記従来の技術においては、充電端子の点検,清掃,部品の交換等が必要となる不利がある。
【0005】
そこで本発明の目的は、簡単な装備により、安定した圧接状態のもとに接触抵抗を容易に低下することができる充電端子装置を安価に提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するため、充電器の内部に、両端付近に可動端子がほぼ90度の角度を呈して内向き方向に形成された金属板からなる端子部材をその中央付近において搖動可能に支承したまま、前記両可動端子がともに充電器の受容凹部に突出する状態に設け、これに対して電子機器には固定端子を前記両可動端子に対応するようにケースの隅角部に露出状態に設け、前記固定端子と前記端子部材との電気的接続を前記両可動端子を介して行うようにしたものである。
また、電子機器に形成した固定端子を両可動端子にくさび状に圧接させるようにし、あるいは端子部材を構成する弾性腕をL字状に形成し、なお端子部材の取付けについては、中央付近においてケース内の傾斜壁による支承部に圧接させて設けたものである。
【0007】
上記構成により、充電器の受容凹部に電子機器を載置すると、互いにほぼ90度の角度で対向する両可動端子に対して電子機器の固定端子は2方向からの圧接により接触抵抗を低減して安定的な接続が得られ、またくさび作用により一層効果的な圧接状態が得られ、電子機器の蓄電池に対する充電が確実に実施される。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面について詳細に説明する。
【0009】
図1ないし図3の実施形態は、本発明を縦置き型コードレス電話機用充電器に適用した形態であって、適用対象とするコ−ドレス電話機1としては、例えば図示のように、細長い扁平状のケース2における送話器側の端部に一対の充電用固定端子3を露出状態に設けると共に、ケース2の内部には蓄電池(図示せず)を設けて前記固定端子3に電気的に接続するようにし、かつこれに対する充電器4としては前記コ−ドレス電話機1の下端部の受入れに適応する受容凹部5を備えたケ−ス6を設けるほか、受容凹部5には前記コ−ドレス電話機1の固定端子3に対応する一対の充電用可動端子7を先端が突出する状態に設けると共に、ケ−ス6内には充電回路ユニット(図示せず)を設けてその出力側を前記可動端子7に電気的に接続し、もって図2および図3のようにコ−ドレス電話機1を充電器4から分離した状態より、図1のようなケ−ス6の受容凹部5にコ−ドレス電話機1を縦置き状態のもとに載置して固定端子3を可動端子7に圧接させたままコ−ドレス電話機1に内蔵した蓄電池に充電するようにした型式を採択する。
【0010】
上記型式に対する本発明の特殊構成としては、前記充電器4におけるケース6内部に、ほぼL字状弾性腕の両端付近に前記可動端子7がほぼ90度の角度を呈して内向きに突設された一対の金属板製端子部材8をそれぞれ+極および−極に充当して各可動端子7が受容凹部5における孔9から上向きおよび前向きに突出する状態に設け、これに対して電子機器としてのコ−ドレス電話機1には受容凹部5内に突出する可動端子7に対応するように、ケース2の隅角部にL字状の一対の固定端子3を少なくともその両端付近が露出する状態に設ける。
【0011】
前記ケース6の内部には傾斜壁による支承部10を形成すると共に、前記端子部材8はその両辺の成す角度を適度に鋭角に形成して、端子部材8の両辺を自体の弾性に抗して拡開させつつ中央付近において支承部10に圧接した状態に支承し、これによりコードレス電話機1を載置しない図3の状態においては、支承部10と端子部材8との接触部を支点として両端の可動端子7が孔9から突出する状態に安定的に保持し、これに反して充電器4における受容凹部5内部にコードレス電話機1を載置した場合には、図1のようにコードレス電話機1の固定端子3は上向きの両可動端子7と前向きの両可動端子7とをその弾性腕のばね作用に抗して同時に押圧した状態のもとに接続する。
【0012】
コードレス電話機1を載置した場合において、可動端子7はその支点が単に圧接状態に支承されている関係上、両可動端子7中の一方が押圧されると他方はその押圧の影響によりばね作用は増強されて固定端子3に対する圧接作用が向上する。
【0013】
前記両端子部材8としては、図4のように、その端部に複葉型の可動端子7を形成し、これにより接触点を増加して確実な接続を図るようにしてもよく、また端子部材8の形状としては図5のように両端付近に可動端子7を形成したC字状弾性腕により構成してもよい。
【0014】
端子部材8の支承については、図6のように端子部材8の中央付近において支承部10に搖動可能に枢着11してもよく、また図7のように端子部材8の中央付近をねじ12により支承部10に固定してもよい。
【0015】
図8の実施形態は、コ−ドレス電話機1を充電器4に横臥状態に載置する横置き型の場合であって、この実施形態においては前記縦置き型と縦横の関係が異なるだけで、性質的には異なるところがない関係上、図において同一符号を付して説明は省略する。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、著しく簡単な構成により、充電器4の受容凹部5に電子機器を載置した場合、互いにほぼ90度の角度で対向する両可動端子7に対して電子機器の固定端子3は2方向からの圧接により接触抵抗を低減して安定的な接続が得られ、またくさび作用により一層効果的な圧接状態が得られ、電子機器の蓄電池に対する充電が確実に実施されるのであり、しかも端子部材8をその中央付近において充電器4内の傾斜壁による支承部10に圧接させて設けるようにしたことにより、簡単な操作のもとに容易かつ確実に取付けることができ、なおL字状金属板製の端子部材8を採択したことにより、小型で安価な単一の部材によりほぼ90度の角度で対向する可動端子7を両端に形成したまま、搖動を許容して効果的に固定端子3に圧接させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をコードレス電話機に適用した1実施形態を示す充電端子装置の充電時の部分的縦断側面図である。
【図2】図1の充電端子装置におけるコードレス電話機を分離した状態を示す斜面図である。
【図3】図1の充電端子装置における充電器だけの部分的縦断側面図である。
【図4】他の実施形態における端子部材だけの斜面図である。
【図5】他の実施形態における端子部材の取付け状態の側面図である。
【図6】他の実施形態における端子部材の取付け状態の側面図である。
【図7】更に他の実施形態における端子部材の取付け状態の側面図である。
【図8】本発明を横置き型のコードレス電話機に適用した実施形態を示す充電端子装置の充電時の部分的縦断側面図である。
【図9】従来のコードレス電話機用充電端子装置の充電時の部分的縦断側面図である。
【符号の説明】
2 電子機器のケース
3 固定端子
4 充電器
5 受容凹部
6 充電器のケース
7 可動端子
8 端子部材
9 孔
10 支承部
Claims (4)
- 充電器(4)のケース(6)内部に、両端付近に可動端子(7)がほぼ90度の角度を呈して内向きに形成された金属板からなる端子部材(8)をその中央付近において搖動可能に支承したまま、前記両可動端子(7)がともにケース(6)の受容凹部(5)に突出する状態に設け、これに対して電子機器には固定端子(3)をケース(2)の隅角部に前記両可動端子(7)に対応する状態のもとに外向きに露出するように設け、前記固定端子(3)と前記端子部材(8)との電気的接続を前記両可動端子(7)を介して行うようにしたことを特徴とする充電端子装置。
- 電子機器のケース(2)に形成した固定端子(3)を両可動端子(7)にくさび作用により圧接させるようにした請求項1記載の充電端子装置。
- L字状金属板製の端子部材(8)を採択した請求項1または請求項2記載の充電端子装置。
- 充電器(4)の受容凹部(5)に可動端子(7)貫通用の孔(9)を穿設すると共に、端子部材(8)をその可動端子(7)が前記孔(9)に挿通したまま中央付近において傾斜壁による支承部(10)に圧接させて設けてなる請求項1ないし請求項3のいずれか1項記載の充電端子装置。
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