JP3760327B2 - Sealing device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種油圧機器の軸封部に使用される密封装置に関し、特に、高圧流体を密封する密封装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の密封装置としては、図4に示すようなオイルシール101がある。 オイルシール101は、被覆部102と金属環103とを一体に形成したものである。オイルシール101では、截頭円錐筒形状の保持器104とシールリップ部105とが非接着に構成されており、保持器104は径方向に非拘束の状態となっている。
【0003】
実際の使用条件では、取付偏心,軸偏心等が発生するとともに、密封対象流体の圧力による軸へのシールリップ部105の押し付けも作用する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような軸偏心が発生した状態を図5に示す。偏心マイナス側(図5の軸線下側)では、シールリップ部105の倒れ込み及びシールリップ部105に作用する圧力で、無偏心時の保持器104(図5の破線部)の筒部端部104aに過大な力が作用する。一方、偏心プラス側(図5の軸線上側)では、シールリップ部105と軸106とに隙間が発生する方向に変形する。保持器104に軸線垂直方向に作用する力は、偏心プラス側よりも偏心マイナス側の方が大きい。従って、実際には、保持器104(図5の実線部)は偏心プラス側へ移動し、所期の位置に保つことができなくなる。
【0005】
このように、保持器104が当初の機能を発揮できないため、シールリップ部105の付け根部105aの変形が大きくなるともに圧力(一般には変動圧)の作用により、シールリップ部105の破損及び軸106とシールリップ部105との接触状態の変化による密封性能の低下が引き起こされる。
【0006】
尚、保持器104のフランジ部104aの外径側の被覆部102による保持器104の径方向の拘束は、シール体がゴム等の弾性体製であり、ゴムの劣化によるへたりがあるために有効なものではない。
【0007】
また、シールリップ部105に高圧が作用した場合には、保持器104の強度不足によるたわみが生じるので、軸106とシールリップ部105との接触状態が不安定となり、密封性能の低下が引き起こされる。
【0008】
本発明は、かかる従来技術の課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、軸とシールリップとの接触状態を安定させ、シールリップの破損の防止と密封性能の向上を図ることにある。
【0009】
【問題点を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明にあっては、ハウジングと同心的に組み付けられた軸との間を密封する密封装置であって、前記ハウジングに組み付けられる補強環を有し、該補強環は前記ハウジングに組み付けられる筒部と、該筒部の反密封対象流体側端部から内径方向に延びるフランジ部と、該フランジ部の内径端部から密封対象流体側に延びる支持環支持部が設けられ、前記補強環に一体に設けられ、前記軸に密封接触するゴム状弾性体製のシールリップを有し、
該シールリップの反密封対象流体側であって、密封対象流体側へ向かって延びる筒部と、該筒部の密封対象流体側端部から軸線に対し直角に内径側に延び、その内径側端部が平面であると共に、前記支持環支持部の軸方向端部と間隙を有している内向きフランジ部とからなる、前記支持環支持部との間に相対移動可能に装着されて該シールリップを支持する支持環と、前記支持環に設けられた内径側端部は前記シールリップの反密封対象流体側縁部よりも内径側に形成し、前記支持環の筒部は前記補強環の内径部と嵌合することにより径方向の移動を規制され、密封対象流体の圧力による前記シールリップの変形に伴なう支持環の変形が抑制されることを特徴とする。
【0010】
このようにすれば、同心的に組み付けられた2部材間で偏心が生じた場合に、支持環と補強環とが嵌合させてあり、支持環の径方向の移動が補強環によって規制されるので、シールリップと支持環とが相対移動可能であっても、2部材の一方の部材とシールリップとの接触状態が安定し、密封性能が向上する。また、支持環のシールリップへのくい込み等によるシールリップの破損防止を図ることができる。
【0011】
第2の発明は第1の発明において、前記支持環に設けられた内径側端部を前記シールリップの反密封対象流体側縁部よりも内径側に形成することを特徴とする。
【0012】
前記支持環に設けられた内径側端部を前記シールリップの反密封対象流体側縁部よりも内径側に形成すれば、同心的に組み付けられた2部材間で偏心が生じた場合に、シールリップと支持環とが相対移動可能であっても、支持環のリールリップへのくい込み等によるシールリップの破損防止を図ることができる。
【0014】
このように、支持環の反シールリップ側すなわち密封対象流体の圧力によるシールリップの変形を受ける側を支持する補強環支持部を設けることにより、支持環の剛性が向上し、密封対象流体の圧力によるシールリップの変形に伴う支持環の変形が抑制され、シールリップの変形が小さくなるので、2部材の一方の部材とシールリップとの接触状態が安定し、密封性能が向上する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
【0016】
(第1の実施形態)
図1に本発明の第1の実施形態に係る密封装置としてのオイルシール1を示す。
【0017】
オイルシール1は、主として、断面略J字形状の金属環3,ゴム状弾性体製の被覆部2及び環状の保持器4からなり、従来技術に係るオイルシール101と同様に同心的に組み付けられたハウジング(図示せず)と軸(図示せず)との環状隙間を密封する。
【0018】
補強環としての金属環3は、軸方向に延びる筒部31,筒部31の反密封対象流体側(A)端部から内径方向に延びるフランジ部32及びフランジ部32の内径側端部から密封対象流体側(O)に延びる内径部33からなる。
【0019】
被覆部2は金属環3に一体に形成されている。金属環3の筒部31の密封対象流体側(O)端部から筒部31の内周及び外周側を覆い、反密封対象流体側(A)端部から連続的にフランジ部32の密封対象流体側(O)及び反密封対象流体側(A)を内径側まで覆う。被覆部2の反密封対象流体側(A)は金属環3の内径部33の付け根部分までを覆っており、内径側の端部には内径方向反密封対象流体側(A)に延びて軸(図示せず)に摺動密封するダストリップ部21が設けられている。被覆部2の密封対象流体側(O)は金属環3のフランジ部32の内径側端部近傍までを覆っており、内径側の端部には内径方向密封対象流体側(O)に延びて軸に摺動密封するシールリップとして主シールリップ部22が設けられている。主シールリップ部22の付け根部分の内径側には、保持器4が嵌り込む凹部23が形成されている。また、主シールリップ部22の先端部22aの外径側に設けられた溝24には先端部22aを軸側に押圧するための環状のスプリング5が装着されている。
【0020】
支持環としての保持器4は、断面略S字形状をなし、密封対象流体側(O)へ向かって軸方向から若干内径方向に延びる筒部41,筒部41の密封対象流体側(O)端部から内径側に延びる内向きフランジ部42及び筒部41の反密封対象流体側(A)端部から外径方向に延びる外向きフランジ部43からなる。金属環3の内径部33はフランジ部32の内径側端部から密封対象流体側(O)へ向かって軸方向から若干内径方向に形成されており、保持器4の筒部41と嵌合している。外向きフランジ部43の反密封対象流体側(A)端面43aは、金属環3のフランジ部32の密封対象流体側(O)端面32aに当接している。このように、本実施形態では金属環3の内径部33及びフランジ部32が、支持環としての保持器を内径側及び反密封対象流体側(A)から支持する支持環支持部を構成する。保持器4は主シールリップ部22の付け根部分の内径側の凹部23に装着され、外径側を被覆部2に覆われているが、保持器4と被覆部2とは接着されておらず相対移動可能である。また、保持器4の内向きフランジ部42の内径側端部42aは主シールリップ部22の反密封対象流体側(A)縁部よりも若干内径側に位置する。このように保持器4の内向きフランジ部42の内径側端部42aを主シールリップ部の反密封対象流体側(A)縁部よりも若干内径側に形成しておけば、主シールリップ部22が内向きフランジ部42の内径側にくい込んで損傷することがない。保持器4と金属環3とは密接に嵌合している場合に限られず、若干の隙間を有して嵌り合っていてもよい。
【0021】
このように、外径側を被覆部2を介してハウジングに固定保持されて径方向の移動を規制された金属環3の内径部33と保持器4とを嵌合させることにより、保持器の径方向の移動が規制されるので、取付偏心,軸偏心等が生じても、軸と主シールリップ部22との接触状態が不安定化することはない。従って、主シールリップ部22の破損の防止及び密封性能の向上を図ることができる。
【0022】
また、保持器4の反密封対象流体側(A)及び内径側が金属環3のフランジ部32及び内径部33によって支持されて剛性が向上し、密封対象流体の圧力による保持器の変形が抑制されるので、主シールリップ部22の変形が小さくなり、軸と主シールリップ部22との接触状態が安定化する。従って、密封性能が向上する。
【0023】
(第2の実施形態)
図2に本発明の第2の実施形態を示す。
【0024】
本実施形態に係るオイルシール6は、保持器7の形状,金属環3の内径部34の形状及び被覆部2の主シールリップ部22の付け根部分の内径側の凹部25の形状を除いては第1の実施形態と同様であるので、同様の符号を付して説明を省略する。
【0025】
オイルシール6の保持器7は、軸方向に延びる筒部71と、筒部71の密封対象流体側(O)端部から内径側に延びる内向きフランジ部72とからなる。筒部71の反密封対象流体側(A)端面71aは金属環3の密封対象流体側(O)端面32aに当接している。保持器7は、内径側で筒部34に沿うように軸方向に形成された金属環3の内径部34と嵌合している。本実施形態では、金属環3の内径部34及びフランジ部32が、支持環としての保持器7を内径側及び反密封対象流体側(A)から支持する支持環支持部を構成する。保持器7と金属環3とは密接に嵌合している場合に限られず、若干の隙間を有して嵌り合っていてもよい。保持器7は主シールリップ部22の付け根部分の内径側の凹部25に装着され、外径側を被覆部2によって覆われているが、保持器7と被覆部2とは接着されておらず、相対移動可能である。また、保持器7の内向きフランジ部72の内径側端部72aは主シールリップ部22の反密封対象流体側(A)縁部よりも若干内径側に位置する。このように保持器7の内向きフランジ部72の内径側端部72aを主シールリップ部22の反密封対象流体側(A)縁部よりも若干内径側に形成しておけば、主シールリップ部22が内向きフランジ部72の内径側にくい込まれて損傷することがない。
【0026】
このように、外径側を被覆部2を介してハウジングに固定保持されて径方向の移動を規制された金属環3の内径部34と保持器7とを嵌合させることにより、保持器7の径方向の移動が規制されるので、取付偏心,軸偏心等が生じても、軸と主シールリップ部22との接触状態が不安定化することはない。従って、主シールリップ部22の破損の防止及び密封性能の向上を図ることができる。
【0027】
また、保持器7の反密封対象流体側(A)及び内径側が金属環3のフランジ部32及び内径部34によって支持されて剛性が向上し、密封対象流体の圧力による保持器の変形が抑制されるので、主シールリップ部22の変形が小さくなり、軸と主シールリップ部22との接触状態が安定化する。従って、密封性能が向上する。
【0032】
【発明の効果】
第1の発明によれば、同心的に組み付けられた2部材間で偏心が生じた場合に、支持環の径方向の移動が補強環によって規制されるので、シールリップと支持環とが相対移動可能であっても、2部材の一方の部材とシールリップとの接触状態が安定し、密封性能が向上する。また、支持環のシールリップへのくい込み等によるシールリップの破損防止を図ることができる。
【0033】
第2の発明によれば、支持環と補強環とが嵌合し、支持環の径方向の移動が規制されるので、同心的に組み付けられた2部材間で偏心が生じた場合に、シールリップと支持環とが相対移動可能であっても、2部材の一方の部材とシールリップとの接触状態が安定し、密封性能が向上する。また、支持環のリールリップへのくい込み等によるシールリップの破損防止を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の第1の実施形態に係るオイルシールの構成を示す断面図である。
【図2】 図2は本発明の第2の実施形態に係るオイルシールの構造を示す半断面図である。
【図3】 図3は従来技術に係るオイルシールの構成を示す半断面図である。
【図4】 図4は従来技術に係るオイルシールの問題点を説明するための図である。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a sealing device used for a shaft seal portion of various hydraulic devices, and more particularly to a sealing device that seals a high-pressure fluid.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as this type of sealing device, there is an
[0003]
Under actual use conditions, mounting eccentricity, shaft eccentricity, and the like occur, and the
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
FIG. 5 shows a state in which such shaft eccentricity has occurred. On the eccentric minus side (below the axis in FIG. 5), the cylinder lip 104a of the cage 104 (dashed line in FIG. 5) when not eccentric due to the fall of the
[0005]
As described above, since the
[0006]
In addition, the radial restriction of the
[0007]
In addition, when a high pressure is applied to the
[0008]
The present invention has been made to solve the problems of the prior art, and the object of the present invention is to stabilize the contact state between the shaft and the seal lip, to prevent damage to the seal lip and to improve the sealing performance. The goal is to improve.
[0009]
[Means for solving problems]
In order to achieve the above object, according to the present invention, there is provided a sealing device for sealing between a housing and a shaft assembled concentrically, the sealing device having a reinforcing ring assembled to the housing, and the reinforcing ring Is provided with a cylindrical portion assembled to the housing, a flange portion extending in the inner diameter direction from the end portion on the anti-sealing target fluid side of the cylindrical portion, and a support ring support portion extending from the inner diameter end portion of the flange portion toward the sealing target fluid side. A seal lip made of a rubber-like elastic body provided integrally with the reinforcing ring and in sealing contact with the shaft;
A cylinder portion extending toward the fluid to be sealed on the anti-sealing fluid side of the seal lip, and an inner diameter side end extending from the sealing fluid side end of the cylinder to the inner diameter side at right angles to the axis. The seal is mounted on the support ring support portion so as to be movable relative to the support ring support portion. The seal ring has a flat surface and includes an axial end portion of the support ring support portion and an inward flange portion having a gap. A support ring that supports the lip and an inner diameter side end provided on the support ring are formed on the inner diameter side of the seal lip on the side opposite to the fluid to be sealed, and the cylindrical portion of the support ring is formed on the reinforcing ring. The radial movement is restricted by fitting with the inner diameter portion, and the deformation of the support ring due to the deformation of the seal lip due to the pressure of the fluid to be sealed is suppressed.
[0010]
In this way, when eccentricity occurs between the two members assembled concentrically, the support ring and the reinforcement ring are fitted, and the radial movement of the support ring is restricted by the reinforcement ring. Therefore, even if the seal lip and the support ring are relatively movable, the contact state between one of the two members and the seal lip is stabilized, and the sealing performance is improved. Further, it is possible to prevent the seal lip from being damaged due to the biting of the support ring into the seal lip.
[0011]
The second invention is characterized in that, in the first invention, an inner diameter side end portion provided in the support ring is formed on an inner diameter side of an anti-sealing target fluid side edge portion of the seal lip .
[0012]
If the inner diameter side end provided on the support ring is formed on the inner diameter side with respect to the anti-sealing target fluid side edge of the seal lip , a seal is formed when eccentricity occurs between two concentrically assembled members. Even if the lip and the support ring can move relative to each other, it is possible to prevent the seal lip from being damaged due to the biting of the support ring into the reel lip.
[0014]
As described above, by providing the reinforcing ring support portion that supports the anti-seal lip side of the support ring, that is, the side that receives the deformation of the seal lip due to the pressure of the fluid to be sealed, the rigidity of the support ring is improved and the pressure of the fluid to be sealed is increased. The deformation of the support ring accompanying the deformation of the seal lip due to is suppressed, and the deformation of the seal lip becomes small. Therefore, the contact state between one member of the two members and the seal lip is stabilized, and the sealing performance is improved.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described based on the illustrated embodiments.
[0016]
(First embodiment)
FIG. 1 shows an oil seal 1 as a sealing device according to a first embodiment of the present invention.
[0017]
The oil seal 1 mainly includes a
[0018]
The
[0019]
The covering
[0020]
The
[0021]
In this way, by fitting the
[0022]
Further, the anti-sealing target fluid side (A) and the inner diameter side of the
[0023]
(Second Embodiment)
FIG. 2 shows a second embodiment of the present invention.
[0024]
The
[0025]
The cage 7 of the
[0026]
In this manner, the cage 7 is fitted by fitting the inner diameter portion 34 of the
[0027]
Further, the anti-sealing target fluid side (A) and the inner diameter side of the cage 7 are supported by the flange portion 32 and the inner diameter portion 34 of the
[0032]
【The invention's effect】
According to the first invention, when the eccentricity occurs between the two members assembled concentrically, the radial movement of the support ring is restricted by the reinforcing ring, so that the seal lip and the support ring move relative to each other. Even if possible, the contact state between one of the two members and the seal lip is stabilized, and the sealing performance is improved. Further, it is possible to prevent the seal lip from being damaged due to the biting of the support ring into the seal lip.
[0033]
According to the second invention, the support ring and the reinforcement ring are fitted and the radial movement of the support ring is restricted, so that when an eccentricity occurs between two concentrically assembled members, Even if the lip and the support ring are relatively movable, the contact state between one of the two members and the seal lip is stabilized, and the sealing performance is improved. Further, it is possible to prevent the seal lip from being damaged due to the biting of the support ring into the reel lip.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing a configuration of an oil seal according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a half sectional view showing the structure of an oil seal according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a half sectional view showing a configuration of an oil seal according to the prior art.
FIG. 4 is a diagram for explaining a problem of an oil seal according to the prior art.
Claims (1)
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