JP3758798B2 - Locking structure for lids for underground structures - Google Patents
Locking structure for lids for underground structures Download PDFInfo
- Publication number
- JP3758798B2 JP3758798B2 JP07714397A JP7714397A JP3758798B2 JP 3758798 B2 JP3758798 B2 JP 3758798B2 JP 07714397 A JP07714397 A JP 07714397A JP 7714397 A JP7714397 A JP 7714397A JP 3758798 B2 JP3758798 B2 JP 3758798B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- lock body
- locking
- lock
- engaging member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、蓋本体と、該蓋本体を支持する受枠とを施錠可能にする地下構造物用蓋の施錠構造に関する。
なお、本願明細書でいう「地下構造物用蓋」とは、下水道における地下埋設物,地下構造施設等と地上とを通じる開口部を閉塞するマンホール蓋,大型鉄蓋,汚水桝蓋、電力・通信における地下施設機器や地下ケーブル等を保護する開閉可能な共同溝用鉄蓋,送電用鉄蓋,配電用鉄蓋、上水道やガス配管における路面下の埋設導管およびその付属機器と地上とを結ぶ開閉扉としての機能を有する消火栓蓋,制水弁蓋,仕切弁蓋,空気弁蓋,ガス配管用蓋,量水器蓋等を総称する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、蓋本体と、該蓋本体を支持する受枠とからなる地下構造物用蓋は、その蓋本体と受枠とを互いに係止することで施錠するようにしているが、その施錠構造としては、蓋本体の裏面に錠本体を設け、受枠内面に形成した係止部に係合させるようにした構造のものや、受枠の内面に錠本体を設け、蓋本体の裏面に形成した係止部に係合させるようにした構造のもの等が知られている。このうち、後者の例として、実公昭60−20674号公報に記載された構造のものが知られている。
【0003】
この構造は、枠体(受枠)に略J字状の鉤止体(錠本体)を軸支し、この鉤止体は軸支点より外方に錘部を、軸支点より内方に立上り部を介して枠体側に突出した鉤部(係合部)を形成し、鉄蓋(蓋本体)には周縁部(縁巻)の内側に鉤部が係合する段部(係止部)を形成してなるもので、鍵孔に挿入した手かぎを回転して解錠する構造である。そのため、鉤止体を鉄蓋の下面に設けた構造のように、解錠後に水平旋回によって開蓋した場合、鉄蓋の下面に形成したリブが低い場合には鉤止体が路面に当接してしまい、錠本体が破損するといった問題を防止することができるものである。また、錘部を有する鉤止体を枠体に設けることにより、鉄蓋が必要以上に重くならないため開蓋に支障がない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した施錠構造にあっては、先端がT字状の手かぎを鍵孔に挿入し、先端を鉄蓋の下面に係合させるために水平回転させる通常の開蓋操作によって解錠されるため、第三者が容易に開蓋することができる。そのため、マンホール内に異物が不法に投棄されて下水管路が詰まって下水流路を塞いだり、降雪時に除雪した雪がマンホール内に投棄されて汚水処理の負担が増加するといった問題がある。
そこで、本発明は、第三者が容易に解錠することができない地下構造物用蓋の施錠構造を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の地下構造物用蓋の施錠構造では、受枠の内周面に中心方向に開口するように形成した凹部と、前記凹部の両側壁間に架設した軸にその軸線方向で施錠位置と解錠位置とに移動可能かつ軸線回りに回動可能に軸支させた錠本体と、蓋本体の裏面側の、閉蓋状態で前記錠本体と整合する位置に受枠の内周面に臨むように形成した係合部材とを有し、施錠状態では、錠本体が施錠位置において解錠方向への回動を不能に拘束され、かつ前記錠本体の係止部が、蓋本体を持ち上げたときに前記蓋本体の係合部材の係合部を係止するように、受枠の内周面から突出した状態にあり、解錠のときは、錠本体を解錠位置に位置させ、蓋本体を持ち上げたときに前記蓋本体の係合部材が錠本体を解錠方向へ回動可能としたことを特徴としている。
上記構成において、開蓋しようとすると、蓋本体の係合部が錠本体の係止部に下方から当接して錠本体を回動させようとするが、錠本体が軸上の施錠位置にあるときは、解錠方向への回動を不能に拘束されているため、係止部が係合部を係止して施錠状態となり、一方、錠本体が軸上の解錠位置にあるときは、錠本体はそのまま回動して解錠状態となり、開蓋することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明では、錠本体を、弾性部材によって施錠位置側に押圧する構成としたことによって、地下構造物内に発生した揚圧に対して、錠本体が解錠位置に移動するのを防止し、施錠を確実としている。
本発明では、錠本体は、少なくとも施錠位置に位置しているとき、施錠方向と逆方向に回動されようとすると、弾性部材による付勢力によって施錠姿勢に戻されるようにしたことによって、閉蓋するとき、凹部内に押し込まれた錠本体を施錠姿勢に確実に戻すことができ、閉蓋状態では常に施錠状態を維持可能となる。また、施錠状態で、地下構造物内部に発生した揚圧によって錠本体が揺動して凹部内に後退しようとしても、その付勢力で錠本体の揺動を防止するため、確実に施錠することができる。
本発明では、係合部材に、錠本体の係止部に側面から当接可能な側壁を設ける構成とすることにより、開蓋時、受枠に設けた錠本体を施錠位置から解錠位置に移動させるのに、蓋本体を円周方向に回動させて係合部材の側壁で錠本体を解錠位置に移動可能となる。
本発明では、係合部材を袋状バール穴を有する蓋本体の裏面に設ける構成としたことにより、施錠構造は外部から見えないし、バールで錠本体を操作することもできない。
本発明では、係合部材を、開放バール孔を有する蓋本体の裏面に設け、当該係合部材の側壁を開放バール孔側に位置させる構成としたことにより、錠本体が開放バール孔からは見えなくなる。
【0007】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
先ず本発明の地下構造物用蓋の施錠構造の実施例を図1〜図6を用いて説明する。地下構造物用蓋1は、下水道等の地下構造物へ通じる縦孔等の地上部に設けられる略円環状の受枠2と、この受枠2の略円環状の開口部を開放あるいは閉止可能に閉塞する蓋本体3とから成り、受枠2と蓋本体3とは受枠2の蝶番受座4に設けた蝶番(図示せず)で連結し、蓋本体3の、蝶番とは反対側周縁には袋状バール穴15が設けてある。
【0008】
この袋状バール穴15は、蓋本体3の表面側に開口した袋状の凹部として形成され、本発明に係る係合部材5は、図2に示すとおり、袋状バール穴15の底板151下方に、閉蓋状態で受枠2の内周面21に臨むように設けてある。すなわち、この係合部材5は、上壁52と係合部53と側壁54a、54bと背壁54cとから構成して半径方向の一面を開口させた略直方体の箱状のものであり、その開口部51を内周面21側に臨ませた状態で上壁52を袋状バール穴15の底板151裏面に固定して設けてある。閉蓋した状態での係合部材5には、図6(a)に示すように、錠本体10の係止部102が入り込むようになっている。その詳細は後述する。
【0009】
一方、図4に示すとおり、受枠2の内周面21には、閉蓋時の係合部材5と略整合する位置に凹部6が受枠2の中心方向を開口させて箱状に形成され、この凹部6には、図5に示すとおり、一方の側壁61aに差込み穴61cが設けられ、他方の側壁61bの隅部には固定具7を取り付けたときにその表面が内周面21と略面一になるように段部62が形成され、この段部62の受枠内面62aには上下2箇所に螺子穴62bが形成されている。
【0010】
固定具7は、図4に示すように、凹部6の高さと同じ長さを有するL字状の厚肉板材であり、その長腕部分71正面の上下2箇所に通孔7b,7bが、側面73に差込み穴7aが、また短腕部分72の先端側には傾斜面7cが、それぞれ形成してある。
【0011】
この凹部6には、コイルバネ9と錠本体10とを挿通した軸8が水平に架設してある。その架設手順は、先ず軸8にコイルバネ9と錠本体10とを挿通し、その軸8のコイルバネ9側の先端を側壁61aの差込み穴61cに差し込み、他端を固定具7の差込み穴7aに差し込み、次に、その固定具7自体を段部62の受枠内面62aに当接させ、その状態で固定具7の通孔7b,7bに螺子63,63を挿通して凹部6側の螺子穴62bに螺着し、固定具7を段部62に固定するといった手順である。
【0012】
固定具7を段部62に固定すると、凹部6の上壁67は固定具7の短腕部分72の高さ分だけ低くなり、その低くなった面は、後述するように、錠本体10の係止部102が図6(a)において反時計方向に回動するのを阻止する当接面72aとしての機能を果たすことになる。
【0013】
錠本体10は、図4および図6(a)に示すように、平坦な側面10a,10bと、この側面10a,10bの長さ方向中心より少し上方に側面10a,10b間を貫通する軸孔104とを有し、この軸孔104に上記の軸8が挿通され、錠本体10は軸8によって軸線方向に移動可能、かつ軸線回りに回動可能に軸支される。錠本体10は、下部に長い錘部101を有しており、自重で垂下して通常時は施錠姿勢(回動前姿勢)をとるようになっている。また、その錘部101の正面側に当たる錘面101aは、垂下したとき鉛直面となり、しかも少なくとも受枠内周面21より受枠内方には突出しないようになっている。そして、錠本体10には、軸孔104と略同一高さ位置に、錘面101aから突き出すようにして、しかも受枠内周面21よりさらに受枠内方に突出するようにして、係止部102が形成されている。
【0014】
したがって、蓋本体3の係合部材5が、蓋本体3の開閉動作に伴い上下動すると、係合部材5の下端に形成した係合部53は、錠本体10の係止部102に下からあるいは上から必ず当接することとなる。
【0015】
コイルバネ9は、軸8には圧縮された状態で遊嵌されているのでその復元力によって、錠本体10を常時固定具7の側面73(凹部6の側壁61b)側に押圧している。また、コイルバネ9の両端はそれぞれ垂下しており、軸8に挿通されて凹部6に架設されると、その一端部9aは凹部6の底壁65に当接し、他端部9bは錠本体10の斜状背面105に軽く当接している。したがって、図6(a)において、錠本体10が時計方向に回動すると、コイルバネ9にはコイルバネ9が捻れることによって錠本体10を押し返す付勢力が発生しその付勢力で錠本体10を施錠姿勢に戻すように作用する。
【0016】
次に、上記構成の地下構造物用蓋1の作用を、図6〜図12を用いて説明する。
図7は閉蓋するために蓋本体3を受枠2に降ろしている状態を示しており、係合部材5はまだ受枠側の錠本体10から離れているため、錠本体10は、自重で垂下して施錠姿勢をとるとともに(図7(a))、コイルバネ9の復元力で固定具7の側面73側に押圧されてその側面10aは固定具7の側面73に接している(図7(b))。
【0017】
蓋本体3をさらに降ろすと、図8に示すように、係合部材5下端の係合部53は、錠本体10の係止部102に当接し、そのままコイルバネ9の付勢力に抗して錠本体10をその錘部101を凹部6内に背壁66側へ押し込むようにして回動させ(図8(a))、当該係止部102を通過しようとする。
【0018】
蓋本体3をさらに降ろして落とし込むと、図6(a)に示すように、係合部53は係止部102を通過する。その際に錠本体10は、自重およびコイルバネ9の付勢力で施錠姿勢に戻って係止部102は係合部材5内に入り込むようになり、蓋本体3も受枠2に支持されて閉蓋が完了する。そして、この状態から開蓋しようとして、蓋本体3を引き上げると、図9に示すように、係合部53が係止部102に当接して錠本体10を図で反時計方向に回動させようとするが、このとき錠本体10の頭部103が固定具7の当接面72aに当たるためその回動は阻止され、係合部53は係止部102によって係止され施錠状態となる。
【0019】
なお、以下の説明では、錠本体10がコイルバネ9の復元力によって固定具7の側面73(凹部6の側壁61b)側に移動した状態、すなわち、上記のように蓋本体3を引き上げたとき、錠本体10の頭部103が当接面72aに当たってその回動が阻止される位置を施錠位置と呼び、錠本体10がコイルバネ9の復元力に抗して側壁61a側に移動した状態、すなわち、回動しても錠本体10の頭部103が当接面72aに当たらず、回動が阻止されない位置を解錠位置と呼ぶこととする。
【0020】
上記の施錠状態から開蓋する場合は、専用バールで蓋本体3と受枠2との食い込みを解除した後、図10(c)に示すように、蓋本体3(係合部材5)を矢印A方向に回動させる。この円周方向の回動により、係合部材5の側壁54aが錠本体10の側面10a(係止部102の側面)に当接し、側壁54aの円周方向の回動に応じて錠本体10はコイルバネ9の復元力に抗して施錠位置から解錠位置方向に移動される(図10(b))。
【0021】
蓋本体3を円周方向に回動しながら少し引き上げると、図11(a)に示すように、係合部53が錠本体10の係止部102に当接して錠本体10を反時計方向に回動させようとする。この場合は、図11(b)に示すように、錠本体10の上方には固定具7に形成した傾斜面7cが位置してその傾斜面7cに錠本体7の頭部102が当接するため、さらに矢印A方向への蓋本体3(係合部材5)の回動と引き上げとを続けると(図11(c))、それに応じて錠本体10の回動範囲が広がる。そして、図12(c)に示す矢印A方向への蓋本体3(係合部材5)の回動により、錠本体10が傾斜面7cから抜けきると(図12(b))、係合部53は係止部102を通過可能となり(図12(a))、解錠状態となる。
係合部53が通過すると、錠本体10は、コイルバネ9の復元力で軸8に沿って施錠位置に移動するが、その際に錠本体10の頭部103は解錠位置から施錠位置に向けて下降する傾斜面7cに当接しながら、また錠本体10自身も自重で軸回りに回動しつつ、施錠位置までスムーズに戻り、錠本体10は施錠位置で垂下して静止し、施錠姿勢をとる。
【0022】
その後、蓋本体3を、蝶番(図示せず)を中心として水平旋回または垂直反転させることによって開蓋が完了する。このとき、蓋本体3には錘部101を有する錠本体10が設けられていないことから、必要以上に蓋本体3が重くないため、水平旋回または垂直反転の操作が容易となる。
【0023】
このように、本実施例では、蓋本体3を円周方向に回動させて錠本体10を施錠位置から解錠位置に移動させた後、上方に引き上げなければ開蓋できないようにしたので、第三者は容易に解錠できず、施錠を確実なものとすることができる。
【0024】
また、錠本体10を、コイルバネ9の復元力で施錠位置側に押圧したことによって、マンホール等の地下構造物内に発生した揚圧に対して、錠本体10が解錠位置に移動するのを防止し、施錠状態を確実に維持することができる。
【0025】
さらに、図8(a)に示すように、閉蓋するときに係合部53によって錠本体10が凹部6内に押し込まれても、コイルバネ9の付勢力で施錠姿勢に戻すようにしたので、閉蓋状態では常に施錠状態を維持可能となり、また、施錠状態で、地下構造物内部に発生した揚圧によって錠本体が揺動して、コイルバネ9の付勢力で錠本体10が凹部6内に後退するのを防止するため、確実に施錠することができる。
【0026】
また、凹部6の施錠位置上壁に当接面72aを形成し、開蓋時に錠本体10の頭部103が当接面72aに当接して施錠状態を成すようにしたので、施錠位置での錠本体10の解錠方向への回動を確実に防止でき、施錠をしっかりと行わせることができる。
【0027】
また、凹部6の解錠位置の上壁面と当接面72aとの境を解錠位置から施錠位置に向けて下降する傾斜面7cにしたので、開蓋後、解錠位置から施錠位置にコイルバネ9の復元力によって錠本体が戻る際に、錠本体10の施錠姿勢への回動と施錠位置への移動をスムーズにかつ容易に行わせることができる。
【0028】
さらに、係合部材5に、錠本体10の係止部102に側面から当接可能な側壁54aを設けるようにしたので、錠本体10を施錠位置から解錠位置に移動させなければ開蓋できない構造であることを知っている関係者にあっては、専用バールで蓋本体3を円周方向に回動させる操作によって錠本体10を施錠位置から解錠位置に移動させて開蓋することができるため、錠本体10を移動させる解錠と開蓋とを一連の操作で行うことができる。
【0029】
また、係合部材5を袋状バール穴15を有する蓋本体3の裏面に設けるようにしたので、施錠構造は外部から見えないし、バールで錠本体10を操作することもできず、第三者に解錠されるのを確実に防止することができる。
【0030】
上記の説明では、錠本体10の押圧をコイルバネ9を用いて行うようにしたが、コイルバネでなく、他の弾性部材、例えば板ばねを用いるようにしてもよい。また、コイルバネ9の復元力は錠本体10の側壁10aを固定具7に当接するまで押圧しているが、錠本体10を解錠位置から施錠位置にまで押圧しておれば固定具7に当接するまで押圧していなくてもよい。
【0031】
また、復元力および付勢力を、一つのコイルバネ9で得るようにしたが、各復元力および付勢力に対応させた弾性部材で個別に得るように構成してもよい。例えば、付勢力は、錠本体10と背壁66との間に設けた弾性体で得るようにしてもよい。
【0032】
さらに、固定具7で当接面72a形成するようにしたが、凹部6の上壁67の形状変更などで当接面を形成するようにしてもよい。
【0033】
また、固定具7の差込み穴7aを用いて軸8を架設するようにしたが、凹部6の側壁を用いて架設するように構成してもよい。
また、施錠位置において、錠本体10の頭部103を当接面72aに当接させることによって、錠本体10の回動を不能として解錠されるのを防止したが、施錠位置の上壁を解錠位置の上壁67と同一高さに形成しておき、施錠位置の底壁65の縁を立ち上げて解錠位置の底壁65の縁より高く形成し、施錠位置において錠本体10の錘面101aの下部を前記立ち上げた縁に当接させることによって、錠本体10が解錠方向に回動するのを防止するようにしてもよい。
さらに、凹部6の側壁61bの縁または固定具7の側面73の縁を側壁61a側に向けて張り出させ、施錠位置において錠本体の錘面101aを前記張り出させた縁に当接させることによって、錠本体10が解錠方向に回動するのを防止するようにしてもよい。
【0034】
係合部材5は、錠本体10の側面10aに当接する側壁54aを形成するようにしたが、必ずしも側壁54aを設ける必要はない。側壁54aを設けない場合の開蓋操作は、専用バール等で錠本体10を施錠位置から解錠位置に移動させた後、専用バールで蓋本体3を上方に引き上げて開蓋する。
【0035】
また、係合部材5を、底板151を有する袋状バール穴15を設けた蓋本体3の裏面に形成したが、図13に示すように底板のない貫通状の開放バール孔16を設けた蓋本体3の裏面に係合部材5の側壁54aを開放バール孔16側に位置させるように構成してもよい。このように構成すれば、錠本体10は側壁54aが壁となって開放バール孔16からは見えなくなるため、解錠方法を察知されることがない。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の地下構造物用蓋の施錠構造によれば、錠本体が施錠位置にあるときは、開蓋しようとしても錠本体が解錠方向への回動が拘束されて錠本体の係止部が蓋本体の係合部を係止してしまうため施錠状態となり、一方、錠本体が解錠位置にあるときに開蓋しようとすると、係合部が錠本体を回動して解錠状態となり開蓋できるようにしたので、錠本体を施錠位置から解錠位置に横移動させなければ開蓋できず、第三者は容易に解錠できないこととなり、施錠を確実なものとすることができる。
【0037】
また、錠本体を、弾性部材によって施錠位置側に押圧する構成としたので、地下構造物内に発生した揚圧によっても、錠本体は解錠位置に移動されにくくなるため、施錠状態を確実に維持することができる。
【0038】
また、錠本体が少なくとも施錠位置に位置しているとき、施錠方向と逆方向に回動されようとすると、弾性部材による付勢力によって施錠姿勢に戻されるようにしたので、閉蓋するとき、凹部内に押し込まれた錠本体を施錠姿勢に確実に戻すことができ、閉蓋状態では常に施錠状態を維持可能となり、また、施錠状態で、地下構造物内部に発生した揚圧によって錠本体が揺動して凹部内に後退しようとしても、その付勢力で錠本体の揺動を防止するため、確実に施錠することができる。
【0039】
また、係合部材に、錠本体の係止部に側面から当接可能な側壁を設ける構成としたので、錠本体を施錠位置から解錠位置に移動させなければ開蓋できない構造であることを知っている関係者にあっては、専用バールで蓋本体を円周方向に回動させる操作によって錠本体を施錠位置から解錠位置に移動させて開蓋することができるため、錠本体を移動させる解錠と開蓋とを一連の操作で行うことができる。
【0040】
また、係合部材を袋状バール穴を有する蓋本体の裏面に設けるようにしたので、施錠構造は外部から見えないし、バールで錠本体を操作することもできず、第三者に解錠されるのを確実に防止することができる。
【0041】
さらに、係合部材を、開放バール孔を有する蓋本体の裏面に設け、当該係合部材の側壁を開放バール孔側に位置させるようにしたので、錠本体は係合部材の側壁が壁となって開放バール孔からは見えなくなるため、解錠方法を察知されることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の地下構造物用蓋の施錠構造の一実施例としてのマンホール蓋の全体構成を示す一部切欠平面図である。
【図2】蓋本体裏面の係合部材を示す斜視図である。
【図3】受枠に形成した凹部の構成を示す斜視図である。
【図4】受枠に形成した凹部の構成を示す分解斜視図である。
【図5】図3のI−I線断面図である。
【図6】閉蓋完了時での係合部材と錠本体との位置関係を示す図で、(a)は断面図、(b)は受枠側のみを示す正面図、(c)は受枠と係合部材との平面図である。
【図7】閉蓋開始時での係合部材と錠本体との位置関係を示す図で、(a)は断面図、(b)は受枠側のみを示す正面図、(c)は受枠と係合部材との平面図である。
【図8】閉蓋完了直前での係合部材と錠本体との位置関係を示す図で、(a)は断面図、(b)は受枠側のみを示す正面図、(c)は受枠と係合部材との平面図である。
【図9】閉蓋完了後の施錠状態での係合部材と錠本体との位置関係を示す図で、(a)は断面図、(b)は受枠側のみを示す正面図である。
【図10】開蓋開始時に蓋本体3を円周方向に回動したときの係合部材と錠本体との位置関係を示す図で、(a)は断面図、(b)は受枠側のみを示す正面図、(c)は受枠と係合部材との平面図である。
【図11】開蓋時に蓋本体を少し引き上げたときの係合部材と錠本体との位置関係を示す図で、(a)は断面図、(b)は受枠側のみを示す正面図、(c)は受枠と係合部材との平面図である。
【図12】解錠完了直前での係合部材と錠本体との位置関係を示す図で、(a)は断面図、(b)は受枠側のみを示す正面図、(c)は受枠と係合部材との平面図である。
【図13】開放バール孔を有する蓋本体の裏面に係合部材を設けた場合を示す図である。
【符号の説明】
1 地下構造物用蓋
2 受枠
21 内周面
3 蓋本体
5 係合部材
51 開口部
52 上壁
53 係合部
54a,54b側壁
6 凹部
61a,61b 側壁
62 段部
65 底壁
66 背壁
67 上壁
7 固定具
7c 傾斜面
72a 当接面
8 軸
9 コイルバネ(弾性部材)
9a 一端部
9b 他端部
10 錠本体
101 錘部
101a 錘面
102 係止部
103 頭部
104 軸孔
105 斜状背面
15 袋状バール穴
16 開放バール孔[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a locking structure for a lid for an underground structure that enables locking of a lid body and a receiving frame that supports the lid body.
In addition, the term “underground structure lid” as used in the present specification means a manhole cover, a large iron cover, a sewage culm lid, an electric power / Openable and closable joint gutter lids, power transmission iron lids, power distribution iron lids, buried underground pipes in waterworks and gas pipes, and their associated equipment to protect underground facilities equipment and underground cables in communications A fire hydrant lid, a water control valve lid, a gate valve lid, an air valve lid, a gas pipe lid, a water meter lid, etc., that function as an open / close door.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a lid for an underground structure composed of a lid body and a receiving frame that supports the lid body is locked by locking the lid body and the receiving frame to each other. A lock body provided on the back surface of the lid body and engaged with a locking portion formed on the inner surface of the receiving frame, or a locking portion provided on the inner surface of the receiving frame and provided on the back surface of the lid body The structure etc. which were made to engage with are known. Among these, as the latter example, one having a structure described in Japanese Utility Model Publication No. 60-20684 is known.
[0003]
In this structure, a substantially J-shaped locking body (lock body) is pivotally supported on a frame (receiving frame), and the weighting part is located outward from the pivot point and rises inward from the pivot point. A hook part (engagement part) protruding to the frame body side is formed through the rim, and a step part (locking part) that engages the hook part inside the peripheral part (edge winding) is formed on the iron lid (lid body). It is formed, and has a structure in which the hand key inserted into the keyhole is rotated and unlocked. Therefore, when the lid is opened by horizontal turning after unlocking, as in the structure in which the anchoring body is provided on the lower surface of the iron lid, the anchoring body contacts the road surface when the rib formed on the lower surface of the iron lid is low. Therefore, the problem that the lock body is damaged can be prevented. Moreover, since the iron lid does not become heavier than necessary by providing the frame body with the anchoring body having the weight portion, there is no hindrance to the opening.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, the locking structure described above is unlocked by a normal opening operation in which a T-shaped key with a tip is inserted into the keyhole and rotated horizontally to engage the tip with the lower surface of the iron lid. Therefore, a third party can easily open the lid. For this reason, there is a problem that foreign matter is illegally dumped in the manhole and the sewer pipe is clogged to block the sewer flow path, or the snow removed during snowfall is thrown into the manhole and the burden of sewage treatment increases.
Then, this invention aims at providing the locking structure of the lid | cover for underground structures which a third party cannot unlock easily.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, in the locking structure for a lid for an underground structure according to the present invention, a recess formed so as to open in the center direction on the inner peripheral surface of the receiving frame, and a shaft laid between both side walls of the recess. A lock main body pivotally supported so as to be movable between the locking position and the unlocking position in the axial direction and rotatable about the axial line, and a receiving frame at a position aligned with the lock main body in the closed state on the back side of the lid main body An engagement member formed so as to face the inner peripheral surface of the lock body, and in the locked state, the lock body is restrained from rotating in the unlocking direction at the lock position, and the locking portion of the lock body is When the lid main body is lifted, it is in a state of protruding from the inner peripheral surface of the receiving frame so as to lock the engaging portion of the engaging member of the lid main body. When the lid body is lifted up, the engaging member of the lid body can rotate the lock body in the unlocking direction. It is characterized by a door.
In the above configuration, when the lid is to be opened, the engaging portion of the lid body comes into contact with the locking portion of the lock body from below to rotate the lock body, but the lock body is in the locking position on the shaft. When the lock part is locked so as not to rotate in the unlocking direction, the locking part locks the engaging part, while the lock body is in the unlocked position on the shaft. The lock body can be rotated as it is to be unlocked and opened.
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
In the present invention, the lock body is configured to be pressed to the locking position side by the elastic member, thereby preventing the lock body from moving to the unlocking position against the lifting pressure generated in the underground structure, Locking is ensured.
In the present invention, when the lock body is positioned at least in the locking position, when it is rotated in the direction opposite to the locking direction, the lock body is returned to the locking posture by the urging force of the elastic member. When this is done, the lock body pushed into the recess can be reliably returned to the locked position, and the locked state can always be maintained in the closed state. In addition, even if the lock body swings due to the lifting pressure generated inside the underground structure in the locked state and tries to retreat into the recess, the locking force should be locked securely to prevent the lock body from swinging. Can do.
In the present invention, the engagement member is provided with a side wall that can be brought into contact with the locking portion of the lock body from the side surface, so that when the lid is opened, the lock body provided on the receiving frame is moved from the lock position to the unlock position. For this purpose, the lock body can be moved to the unlocked position on the side wall of the engaging member by rotating the lid body in the circumferential direction.
In the present invention, since the engaging member is provided on the back surface of the lid main body having the bag-shaped bar hole, the locking structure cannot be seen from the outside, and the lock main body cannot be operated with the bar.
In the present invention, the lock member can be seen from the open bar hole by providing the engagement member on the back surface of the lid body having the open bar hole and positioning the side wall of the engagement member on the open bar hole side. Disappear.
[0007]
【Example】
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
First, an embodiment of the locking structure for an underground structure lid according to the present invention will be described with reference to FIGS. The
[0008]
The bag-
[0009]
On the other hand, as shown in FIG. 4, a
[0010]
As shown in FIG. 4, the
[0011]
A
[0012]
When the fixing
[0013]
As shown in FIG. 4 and FIG. 6A, the
[0014]
Therefore, when the engaging
[0015]
Since the
[0016]
Next, the effect | action of the lid | cover 1 for underground structures of the said structure is demonstrated using FIGS.
FIG. 7 shows a state in which the lid
[0017]
When the
[0018]
When the
[0019]
In the following description, when the
[0020]
When the lid is opened from the above-described locked state, after the bite between the
[0021]
When the
When the engaging
[0022]
Thereafter, the
[0023]
As described above, in this embodiment, the
[0024]
In addition, when the
[0025]
Furthermore, as shown in FIG. 8 (a), even when the
[0026]
In addition, the
[0027]
Further, since the boundary between the upper wall surface of the unlocking position of the
[0028]
Furthermore, since the engaging
[0029]
Further, since the engaging
[0030]
In the above description, the
[0031]
Further, although the restoring force and the urging force are obtained by one
[0032]
Furthermore, although the
[0033]
Moreover, although the
Further, in the locking position, the
Furthermore, the edge of the
[0034]
Although the engaging
[0035]
Further, the engaging
[0036]
【The invention's effect】
As described above, according to the underground structure lid locking structure of the present invention, when the lock body is in the locked position, the lock body is restrained from rotating in the unlocking direction even if it is opened. Since the locking part of the lock body locks the engaging part of the lid body, the locking part is locked. On the other hand, when the lock body is in the unlocked position, the engaging part rotates the lock body. Since it is unlocked and can be opened, it cannot be opened unless the lock body is moved laterally from the locked position to the unlocked position, and third parties cannot easily unlock it. Can be.
[0037]
In addition, since the lock body is configured to be pressed to the locking position side by the elastic member, the lock body is not easily moved to the unlocking position even by the lifting pressure generated in the underground structure, so that the locking state is ensured. Can be maintained.
[0038]
In addition, when the lock body is at least in the locking position, if it is rotated in the direction opposite to the locking direction, it is returned to the locking posture by the urging force of the elastic member. The lock body that has been pushed in can be reliably returned to the locked position, and the locked state can be maintained at all times in the closed state, and the lock body can be shaken by the lifting pressure generated in the underground structure in the locked state. Even if it moves and tries to retreat into the recess, the urging force prevents the lock body from swinging, so that it can be locked securely.
[0039]
In addition, since the engaging member is provided with a side wall that can come into contact with the locking portion of the lock body from the side surface, the structure cannot be opened unless the lock body is moved from the locked position to the unlocked position. For those who know, the lock body can be opened by moving the lock body from the locked position to the unlocked position by rotating the lid body in the circumferential direction with the dedicated bar. Unlocking and opening the lid can be performed by a series of operations.
[0040]
In addition, since the engaging member is provided on the back surface of the lid body having a bag-shaped bar hole, the locking structure cannot be seen from the outside, and the lock body cannot be operated with the bar, and it is unlocked by a third party. Can be surely prevented.
[0041]
Further, since the engaging member is provided on the back surface of the lid main body having the open bar hole, and the side wall of the engaging member is positioned on the open bar hole side, the side wall of the engaging member is the wall of the lock main body. Since it cannot be seen from the open bar hole, the unlocking method is not detected.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partially cutaway plan view showing an overall configuration of a manhole cover as an embodiment of a locking structure for a cover for an underground structure according to the present invention.
FIG. 2 is a perspective view showing an engaging member on the back surface of the lid body.
FIG. 3 is a perspective view showing a configuration of a recess formed in a receiving frame.
FIG. 4 is an exploded perspective view showing a configuration of a recess formed in the receiving frame.
5 is a cross-sectional view taken along the line II of FIG.
6A and 6B are views showing the positional relationship between the engaging member and the lock body when the lid is closed, where FIG. 6A is a cross-sectional view, FIG. 6B is a front view showing only the receiving frame side, and FIG. It is a top view with an engaging member.
7A and 7B are views showing the positional relationship between the engaging member and the lock body at the start of closing the lid, wherein FIG. 7A is a cross-sectional view, FIG. 7B is a front view showing only the receiving frame side, and FIG. It is a top view with an engaging member.
FIGS. 8A and 8B are views showing the positional relationship between the engaging member and the lock body immediately before the closing of the lid, in which FIG. 8A is a cross-sectional view, FIG. 8B is a front view showing only the receiving frame side, and FIG. It is a top view with an engaging member.
FIGS. 9A and 9B are views showing the positional relationship between the engaging member and the lock body in the locked state after the closing of the lid, where FIG. 9A is a cross-sectional view and FIG. 9B is a front view showing only the receiving frame side;
FIGS. 10A and 10B are views showing the positional relationship between the engaging member and the lock body when the
11A and 11B are views showing the positional relationship between the engaging member and the lock body when the lid body is slightly lifted when the lid is opened, FIG. 11A is a cross-sectional view, and FIG. 11B is a front view showing only the receiving frame side; c) is a plan view of the receiving frame and the engaging member.
FIGS. 12A and 12B are views showing the positional relationship between the engaging member and the lock body immediately before unlocking is completed, in which FIG. 12A is a cross-sectional view, FIG. 12B is a front view showing only the receiving frame side, and FIG. It is a top view with an engaging member.
FIG. 13 is a view showing a case where an engagement member is provided on the back surface of the lid body having an open bar hole.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
9a One
Claims (6)
ことを特徴とする地下構造物用蓋の施錠構造。A recess formed in the inner peripheral surface of the receiving frame so as to open in the center direction, and a shaft extending between both side walls of the recess can be moved to a locked position and an unlocked position in the axial direction and can be rotated about the axis. A lock body pivotally supported on the rear surface of the lid body, and an engaging member formed so as to face the inner peripheral surface of the receiving frame at a position aligned with the lock body in the closed state on the back side of the lid body. The lock body is restrained from rotating in the unlocking direction at the locked position, and the locking portion of the lock body engages the engaging portion of the engaging member of the lid body when the lid body is lifted. It is in a state of protruding from the inner peripheral surface of the receiving frame so as to stop, and when unlocking, the lock body is positioned at the unlocking position, and when the lid body is lifted, the engaging member of the lid body is locked Can be rotated in the unlocking direction,
A structure for locking a lid for an underground structure.
ことを特徴とする請求項1に記載の地下構造物用蓋の施錠構造。The lock body is pressed to the locking position side by an elastic member,
The locking structure of the cover for underground structures of Claim 1 characterized by the above-mentioned.
ことを特徴とする請求項1または2に記載の地下構造物用蓋の施錠構造。When the lock body is positioned at least in the locking position, and is rotated in the direction opposite to the locking direction, the locking body is returned to the locking posture by the urging force of the elastic member.
The locking structure for a lid for an underground structure according to claim 1 or 2.
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の地下構造物用蓋の施錠構造。The engaging member is provided with a side wall capable of coming into contact with the locking portion of the lock body from the side surface.
The locking structure for a cover for an underground structure according to any one of claims 1 to 3.
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の地下構造物用蓋の施錠構造。Provided the engagement member on the back surface of the lid body having a bag-like bur hole,
The locking structure for a lid for an underground structure according to any one of claims 1 to 4.
ことを特徴とする請求項4に記載の地下構造物用蓋の施錠構造。The engagement member is provided on the back surface of the lid body having an open bar hole, and the side wall of the engagement member is positioned on the open bar hole side.
The locking structure for a lid for an underground structure according to claim 4.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07714397A JP3758798B2 (en) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | Locking structure for lids for underground structures |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07714397A JP3758798B2 (en) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | Locking structure for lids for underground structures |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10266246A JPH10266246A (en) | 1998-10-06 |
JP3758798B2 true JP3758798B2 (en) | 2006-03-22 |
Family
ID=13625587
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07714397A Expired - Lifetime JP3758798B2 (en) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | Locking structure for lids for underground structures |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3758798B2 (en) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4833422B2 (en) * | 2001-03-16 | 2011-12-07 | 日之出水道機器株式会社 | Locking structure for lids for underground structures |
KR102689188B1 (en) * | 2022-11-10 | 2024-07-26 | 이유미 | Manhole structure with locking apparatus |
-
1997
- 1997-03-28 JP JP07714397A patent/JP3758798B2/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10266246A (en) | 1998-10-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3758798B2 (en) | Locking structure for lids for underground structures | |
JP3753345B2 (en) | Locking structure of the lid for underground structures | |
JP3686641B2 (en) | Locking structure of the lid for underground structures | |
JP3322590B2 (en) | Underground structure lid locking structure | |
JP3620947B2 (en) | Locking structure for lids for underground structures | |
JP2796064B2 (en) | Lid for underground structures | |
JPS5935650Y2 (en) | Lock rocking prevention structure for underground structure lids | |
JP3295837B2 (en) | For public use | |
JPS5812920Y2 (en) | Lid locking device | |
JP2590811Y2 (en) | Underground structure lid locking device | |
JP4408441B2 (en) | Locking structure for lids for underground structures | |
JP4565216B2 (en) | Cover for underground structure | |
JP2879724B2 (en) | Opening / closing structure for lid of underground structure | |
JP4191530B2 (en) | Iron lid opening / closing structure | |
JPH0756357Y2 (en) | Locking structure for lids for underground structures | |
JP3449608B2 (en) | Locking device for underground structures | |
JP2003221836A (en) | Closing lock structure for steel lid | |
JPS607418Y2 (en) | Lid structure for underground structures | |
JP3759490B2 (en) | Locking device for underground structures | |
JP3615411B2 (en) | Open / close reversing device for lids for underground structures | |
JP3756387B2 (en) | Locking device for lid for underground structure | |
JPS5812921Y2 (en) | iron lid locking device | |
JPH0633001Y2 (en) | Locking device for lids for underground structures | |
JPH09184156A (en) | Opening/shutting structure for lid of underground facilities | |
JP2507014Y2 (en) | Locking device for lids for underground structures |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051114 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20051129 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20051227 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100113 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110113 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120113 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130113 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140113 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |