JP3749579B2 - 複結合一次巻線を備える入力高調波電流補正ac−dc変換器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明はAC−DC変換器に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
AC配電線から電力を受けるAC−DC変換器は正弦波状の配電線電圧を整流してそのエネルギーをキャパシタに蓄積することが多い。キャパシタは一般に配電線電圧ピーク値まで充電されるので入力電圧がピーク値近傍になったときだけ電流が電源装置に流入する。そのために、電源装置への入力電流の波形は配電線電力基本周波数とその基本周波数の整数倍(高調波)との組合せになる。これら高調波入力電流の大きさは基本周波数入力電流の大きさに対する百分比がかなり大きくなり得る。したがって、高調波入力電流はその配電線に接続してある他の高感度装置に干渉する歪を生じたり、配電ネットワーク素子に蓄積されてそれら素子に望ましくない負担をかける歪を生じたりすることがある。
【0003】
「力率補正」(DFC)法と呼ばれる手法を用い、入力電流の近似値正弦波への変換によって、入力電流の高調波成分を削減することができる。しかし、そのような力率補正回路は一般に複雑である。
【0004】
図1(従来技術)はそのような力率補正回路の一例の概略図を示す。インダクタ1と高周波スイッチ2とダイオード3と電流検出抵抗器4と制御回路5とを含む昇圧変換器が配電線端子6と蓄積用キャパシタ7との間に挿入してある。第1の制御回路5でスイッチ2の伝導を変調し、入力電流の波形を正弦波に近似させる。変圧器8と高周波スイッチ9と制御回路10と出力整流器11とを含む分離DC−DC変換器は電圧源として蓄積キャパシタ7を利用し、キャパシタ電圧を使用可能なDC出力電圧レベルに変換し、その出力電圧を出力端子12に生ずる。このDC−DC変換器の制御回路10はスイッチ9の伝導に変調をかける。
【0005】
上述の従来技術の力率補正回路は種々の用途に満足すべき性能を発揮しているが、二つの個別のスイッチ2および9、並びに二つの個別の制御回路5および10のために複雑になりコストが嵩む。一方、高調波をほぼ全部除去する必要のある用途は多くなく、工業標準の設定値以下に高調波を減らせば十分である用途が大部分である。したがって、より低廉なAC−DC変換器、すなわち高調波を低減した出力電流を生ずるものの二つの制御回路および二つのスイッチは必要としないAC−DC変換器に対する需要が高まっている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明のAC−DC変換器は、電力切換スイッチ、磁気素子、制御ループおよび蓄積キャパシタをそれぞれ1個だけ用いて、75パーセント以上の効率で80パーセント以上の力率補正を達成する。必要となる唯一の磁気素子は、第1の一次巻線と第2の一次巻線と少なくとも一つの二次巻線とを有する変圧器である。AC入力電流の一周期の第1の期間中にこの第2の一次巻線を蓄積キャパシタに蓄積ずみのエネルギーで付勢する。その結果、この発明のAC−DC変換器は入力電圧がピーク値に達する時点までの長い期間にわたり、また入力電圧がピーク値に達した時点後の長い期間にわたり入力電流をとり込む。したがって、入力電流基本波に対する入力電流高調波の大きさは、磁気素子を1個だけ備えるAC−DC変換器にしては低減されている。リプルや雑音の濾波のために別個の磁気素子を追加することもできる。
【0007】
【発明の実施の形態】
図2は入力端子101へのAC電力を出力端子102へのDC電力出力に変換する電力変換器100の単純化した回路図である。この電力変換器100は一次回路103と、二次回路104と、制御回路105とを含む。整流用ブリッジダイオード106−109はAC電力配電線からの入力端子101で受けたAC電圧を整流する。電力変換器100は1個だけのスイッチ素子(パワーFET100)と1個だけの磁気素子(変圧器111)とを備える。この変圧器111は二つの一次巻線112および113と二次巻線114とを備える。一次巻線112は巻数N1、一次巻線113は巻数N2、二次巻線114は巻数N3をそれぞれ備える。一次回路のダイオード115−117はパワースイッチ110が導通状態のときにどちらの一次巻線を付勢するかを決める。蓄積キャパシタ118は配電線電圧が低いときにこの電力変換器を動作させるエネルギーを供給する。
【0008】
二次回路104は変圧器二次巻線114からの電流を整流するための整流回路119および120を備える。制御回路105は出力端子102両端の調整ずみDC電圧を維持するようにスイッチ110の導通時間を制御する。制御回路105は可変周波数、可変デューティサイクルまたはこれらの両方でスイッチ110を駆動できる。一つの実施例では、この制御回路105をユニトロード(Unitrode)社から市販されているUC3843型集積回路装置で構成し、そのピン2を出力端子102に、ピン6をスイッチ110のゲートにそれぞれ接続する。
【0009】
図3は図2の電力変換器の動作を図解する単純化した波形図である。電力変換器100の動作を四つの動作モードについて説明する。スイッチ110は各動作モードで多数回オン・オフする。モード1では、エネルギーは蓄積キャパシタ118からトランジスタ111および出力端子102経由で負荷(図示してない)に伝達される。次にモード3では、蓄積キャパシタ118からの放出エネルギーが次のモード1に先行して回復される。
【0010】
上述のとおり、スイッチ110はモード1で多数回オン・オフする。図4はモード1においてスイッチ110がオンのときの電流の流れを示し、図5はモード1においてスイッチ110がオフのときの電流の流れを示す。ダイオード106−109は入力正弦波電圧VINを整流し、図3の整流入力電圧VRをノード121に生じさせる。図2に点線で示した接地の記号は図3の電圧波形の接地電圧基準を示す。モード1の開始条件は、巻線113両端の誘起電圧VYが蓄積キャパシタ113の端子電圧に等しいこと、すなわち、
VY=VC=VR/(N1/N2) ・・・(1)
である。ここで、VYはモード2、3および4におけるスイッチ110のオンの期間中の巻線113両端の誘起電圧(ノード124の電圧)、VCはキャパシタ118の端子電圧(ノード123の電圧)、VRは整流入力電圧(ノード121の電圧)、N1/N2は巻線112の巻線113に対する巻数比である。説明の簡略化および明瞭化のために、ダイオードは順方向電圧降下を伴わない理想的ダイオードとして取り扱う。
【0011】
式(1)の状態が生じたのち、整流入力電圧VRは引き続き減少し、キャパシタ118の端子電圧VCは比較的高い値に留まる。したがって、ダイオード116は導通状態になり、スイッチ110が図4に示すとおりオンのとき巻線113は蓄積キャパシタ118の端子電圧で付勢される。すなわち、蓄積キャパシタ118内のエネルギーはモード1ではスイッチ110がオンのとき減少する。一方、このモード1の期間中でスイッチ110がオンのとき二次回路のキャパシタ120から出力電流ILOADが出力される。
【0012】
図5はモード1においてスイッチ110がオフのときの電流の流れを示す。スイッチ110をオフにすると二次巻線114に電流が流れ、順方向にバイアスされた119経由で出力キャパシタ120が充電される。図4に示すとおりスイッチ110がオンのときはキャパシタ118が巻線113にエネルギーを供給し、図5に示すとおりこのスイッチがオフのときはキャパシタ118は再充電されないので、キャパシタ118の端子電圧VCはモード1では減少する。VCのこの減少(図3に示す)は平均放電電流で定まる勾配を有する近似直線に従う。スイッチングサイクル多数にわたる平均放電電流IDISは、
IDIS=ILOAD・VOUT/VC=C118・dVc/dt ・・・(2)
で与えられる。ここで、ILOADは出力端子102から出力される平均負荷電流、VOUTは端子102におけるDC電圧の大きさ、C118は蓄積キャパシタ118のキャパシタンスである。制御回路105はモード1におけるスイッチ110のオン・オフのデューティサイクルを、キャパシタ118の端子電圧の低下の補償および巻線113へのエネルギーの定常的流れの維持を達成するよう変動させる。
【0013】
図3に示すとおり、整流入力電圧VRはモード1の期間中に低下し、零に達し、次に増加し始める。整流入力電圧VRがスイッチ110オンのとき(図3の電圧VR1)の巻線112両端の誘起電圧を超えると、ダイオード115が順方向バイアスされる。この時点で変圧器111の励起源は一次巻線113から一次巻線112に切り換わる。これがモード1からモード2への遷移である。モード2への遷移の条件は次式で与えられる。
【0014】
VR=VC・N1/N2 ・・・(3)
図6はモード2でスイッチ110がオンのときの回路動作を図解している。AC配電線からの電流は整流用ダイオード107、巻線112、ダイオード115、導通状態のスイッチ110および整流用ダイオード108を通ってAC配電線に環流する。したがって、巻線112は付勢される。
【0015】
図5はモード2でスイッチ110がオフのときの回路動作を図解している。スイッチ110をオフにすると二次巻線114に電流を誘起し、バイアスダイオード119経由で出力キャパシタ120を充電する。
【0016】
モード2では蓄積キャパシタ118からのエネルギーの抽出はないので、キャパシタ118の端子電圧は一定値を維持し、整流された入力電圧VRから巻線112に伝達されたエネルギーのほぼ全部が出力キャパシタ120、出力端子102および負荷に伝達される。巻線112を流れスイッチングサイクル多数にわたり平均された入力電流は次式で与えられる。
【0017】
iIN=ILOAD・VOUT/VIN ・・・(4)
整流された入力電圧VRは図3に示すとおりモード2の期間全体を通じて時間の経過とともに上昇を続け、電圧VRとスイッチ110のオフの期間中の巻線112の端子電圧との和も上昇する。この和の電圧値がキャパシタ118の端子電圧を超えると、ダイオード117が順方向バイアスされ、AC配電線からキャパシタ118に電流が流れる。これがモード3の始まりである。すなわち、モード3の開始の条件は次式で与えられる。
【0018】
VC=VIN+V112=VIN+VOUT・N1/N3 ・・・(5)
ここで、V112はスイッチ110のオフのときの巻線112の端子電圧である。V112はモード2においては一定値であり、出力電圧および上記の巻線比に左右される。
【0019】
図6はモード3でスイッチ110がオンのときの回路動作を図解している。図7はモード3でスイッチ110がオフのときの回路動作を図解している。モード1の期間中にキャパシタ118から失われたエネルギーはモード3で回復する。制御回路105はスイッチ110のオン・オフのデューティサイクルを変動させて追加のエネルギーを巻線112のインダクタンスに蓄積させ、出力および回復キャパシタ118の両方へのエネルギー伝達に備える。モード3でスイッチ110がオフのときの蓄積キャパシタ118への充電電流iCHGは次式で与えられる。
【0020】
iCHG=C118・dvc/dt=C118・d(V112+VR)/dt ・・(6)
キャパシタ118への充電電流iCHGの流入が止まったときの入力電圧VINのピークでモード4が始まる。図6はモード4でスイッチ110がオンのときの回路動作を図解し、図5はモード4でスイッチ110がオフのときの回路動作を図解する。モード4でスイッチ110をオフにすると二次巻線114に電流の流れが誘起され、この誘起電圧が順方向バイアスのダイオード119経由で出力キャパシタ120を充電する。
【0021】
図7に示すとおりモード3の期間には入力電圧ピーク値プラス巻線112端子電圧までキャパシタ118は充電されるので、モード4で入力電圧の低下開始時にはダイオード117は逆バイアス状態になる。しかし、ダイオード115は導通状態になり、図6に示すとおりスイッチ110がオンのとき巻線112は付勢される。一方、キャパシタ118からのエネルギー抽出は行われないのでキャパシタ118の端子電圧は一定に留まり、入力から巻線112への伝達エネルギーは負荷に伝達される。入力電流はモード2の場合と同様に式(4)で与えられる。入力電圧VINが式(1)の条件を満たすほどに低下すると、モード1が再び始まる。
【0022】
AC配電線からの入力電流の絶対値の図3の波形から理解されるとおり、入力電流は入力電圧ピーク値の前後の相当に長い期間にわたって流れる。この相当に長い期間にわたる入力電流流入によって、入力電流の高調波成分が減少する。十分に高い整流入力電圧(例えば図3のVR2よりも大きい)に対しては、このAC−DC変換器はAC配電線端子から第1の一次巻線112経由で出力端子にエネルギーを伝達する動作を行う。低すぎる整流入力電圧(例えば図3の電圧VR1よりも小さい)に対しては、このAC−DC変換器はキャパシタ118の蓄積エネルギーを第2の一次巻線113経由で出力端子に伝達する動作に切り換わる。伝導の度合いは比N1/N2の設定によってプログラムできる。この比N1/N2を小さくすると伝導の度合いの数字が大きくなる。
【0023】
一つの実施例では、このAC−DC変換器は正弦波入力電圧220V、負荷45Wのとき後述の表1に示した特性を備える。なお、このAC−DC変換器は1個のスイッチ、1個の磁性素子(二つの一次巻線を備える変圧器)および1個の制御ループだけを有する。上述の巻数比N1/N2は約0.8である。スイッチング周波数は100−120KHz程度であり、蓄積キャパシタは47マイクロファラッド程度で小さい(キャパシタンス、寸法の点で)。
【0024】
この表1の高調波入力電流合計の実効値(RMS値)は入力電流(実効値)の高調波成分全部を入力電流の大きさに関連づける。また、この表1の効率の数字は出力端子への取り出し出力電力をこのAC−DC変換器の入力端子への供給電力の百分比で示してある。伝導の度合いは、入力電圧正弦波の1周期のうち入力端子への供給電流が有意なレベルに達していた期間の位相角の大きさである。
【0025】
図8はこの発明によるAC−DC変換器の特定の実施例の詳細な回路図である。インダクタ800398およびキャパシタC5は周波数10KHz以上の電磁気的干渉波(EMI)の濾波のためのものである。したがって、インダクタ800398は配電線電力周波数の1000倍程度の周波数に作用する定数を備え、約1mH以下である。インダクタ800398を整流器ブリッジダイオード106−109と第1の一次巻線112との間に設けてあるが、このインダクタ800398はEMI濾波だけを目的とするものであってAC−DC変換器の必須の構成部分ではない。すなわち、インダクタ800398を除去してもこの回路はAC−DC変換器として動作する。スイッチ110は耐圧600VのFETである。
【0026】
図9A乃至図9Iは上記以外の多様な実施例の簡略化した回路図である。これら図面の各々において、AC入力端子は101、DC出力端子は102、整流ダイオードは106−109、第1の一次巻線は112、第2の一次巻線は113、二次巻線は114、スイッチは110、蓄積キャパシタは118、制御回路は105、出力キャパシタは120でそれぞれ示してある。また、ダイオード116および117もこれら回路図に示してある。
【0027】
図9Aの実施例は追加のダイオード115Aを備える。このダイオード115Aの陽極は整流ブリッジダイオードの出力でノード121に接続し、同じダイオード115Aの陰極は第2の一次巻線113の第3の端子に接続し、モード2、3および4の期間中の入力電流をダイオード115および115A、並びに巻線112および巻線113の一部で分配するようにしている。図9Bの実施例では、ダイオード115の陰極を第2の一次巻線113の端子に接続し、上述の式(1)および(3)のための巻数N1の総数が巻線112の巻数と巻線113の一部の巻数との和になるようにしている。上述の式(5)のための巻数N1は巻線112の巻数に等しい。これによって、キャパシタ118の電圧最大値を減少させ、しかもそれ以外の動作特性には影響を与えないという効果が得られる。図9Cの実施例では変圧器が第3の一次巻線112Aを備える。この第3の一次巻線112Aはモード2、3および4でスイッチ110のオンの期間中に機能する。モード3のスイッチ110のオフの期間に一次巻線112には電流が流れる。図9Dの実施例は、巻線112Aが巻線113の一部として組み合わされていることを除き、図9Cの実施例と同じである。図9Eの実施例は二次回路がダイオード119Aおよびインダクタ119Bから成る平均化フィルタを用いた順方向変換器のそれであることを除き図9Cの実施例と同じである。この実施例においては、一次巻線112および112Aはモード3の期間中に整流ずみ入力電圧を変換してキャパシタ118を高いレベルまで充電し、一方スイッチ110のオンの期間に二次巻線へのエネルギー伝達を同時に行う。巻線113は入力電圧がごく低いときにキャパシタ118からのエネルギーを利用する。図9Fの実施例は一次巻線112Aの代わりに一次巻線113の一部を用いたことを除き図9Eと同じである。また、図9Fの実施例は図9Eの出力整流回路を用いていることを除き図9Dの実施例と同じである。図9Gおよび図9Hは第2のスイッチ110Aが使用可能であることを示している。図9Gの実施例ではスイッチ110Aはモード2、3および4の期間中に入力電流を流し、スイッチ110はモード1の期間中に入力電流を流す。これによって、これら個別の回路機能中に生ずる電流および電圧に個別に上記スイッチを適合導通させることができる。図9Hの実施例では、電力取り込み手段が巻線112から113に切り換わり、したがって配電線入力から蓄積キャパシタに切り換わったときの整流ずみ入力電圧のレベルを判定するための追加の比較器が付加してある。図9Iの実施例では、一次巻線125、一次巻線113および二次巻線114が変圧器を構成している。インダクタ126は約100mHよりも大きいインダクタンス値を有する個別のインダクタである。
【0028】
説明のために特定の実施例に関連してこの発明を上に述べてきたが、この発明はこれら実施例に限定されない。追加の磁性素子をフィルタ用にこのAC−DC変換器に付加できる。したがって、これら実施例の特徴項の多様な改変、変形および組合せが、上記特許請求の範囲記載の発明の範囲を逸脱することなく実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】二つのスイッチおよび二つの制御回路を有する力率補正回路の単純化した回路図。
【図2】この発明の一実施例による電力変換器の単純化した回路図。
【図3】図2の電力変換器の動作を説明する単純化した波形図。
【図4】図2の電力変換器の電流の流れを説明する単純化した波形図。
【図5】図2の電力変換器の電流の流れを説明する単純化した波形図。
【図6】図2の電力変換器の電流の流れを説明する単純化した波形図。
【図7】図2の電力変換器の電流の流れを説明する単純化した波形図。
【図8】 A乃至Dはこの発明による特定の実施例の詳細な回路図。
【図9】A乃至Iはこの発明の他の実施例の単純化した回路図。
【符号の説明】
1 インダクタ
2,9,110 高周波スイッチ
3 ダイオード
4 電流検出用抵抗器
5,10,105 制御回路
6,101 配電線電力入力端子
7,118 蓄積キャパシタ
8 変圧器
11,119−120 出力整流回路
12,102 出力端子
100 AC−DC変換器
103 一次回路
104 二次回路
106−109 整流ブリッジダイオード
111 変圧器
112,113 一次巻線
114 二次巻線
115−117 一次回路ダイオード
121−124 ノード
Claims (28)
- AC電流入力端子を有するAC−DC変換器であって、
第1の一次巻線、第2の一次巻線および一つの二次巻線を有する変圧器と、
電力スイッチと、
蓄積キャパシタと、
前記第2の一次巻線を第1の期間に前記蓄積キャパシタに以前に蓄積ずみのエネルギーで付勢するとともに前記第1の一次巻線を第2の期間に前記AC電流入力端子経由の入力電流のエネルギーで付勢するように前記電力スイッチを制御する手段と
を含むAC−DC変換器。 - 前記変圧器を唯一の磁気素子として含む請求項1記載のAC−DC変換器。
- 前記電力スイッチを唯一の電力スイッチとして含む請求項1記載のAC−DC変換器。
- 前記第1の一次巻線の端子に接続した第1の端子と第2の端子とを有する第1のダイオードと、
前記第1のダイオードの前記第2の端子に接続するとともに前記蓄積キャパシタの第1の端子に接続した第1の端子と前記第2の一次巻線の第1の端子に接続した第2の端子とを有する第2のダイオードと
をさらに含み、
前記第2の一次巻線の第2の端子を前記電力スイッチの第1の端子に接続し、前記電力スイッチの第2の端子を前記蓄積キャパシタの第2の端子に接続した請求項1記載のAC−DC変換器。 - 前記電力スイッチのオフの期間中にエネルギーが前記二次巻線に伝達される請求項1記載のAC−DC変換器。
- 前記電力スイッチのオフの期間中にエネルギーが前記二次巻線に伝達され、前記電力スイッチのオンの期間にはエネルギーは前記二次巻線には実質的に伝達されない請求項1記載のAC−DC変換器。
- 前記電力スイッチのオンの期間中にエネルギーが前記二次巻線に伝達される請求項1記載のAC−DC変換器。
- 前記電力スイッチのオンの期間中にエネルギーが前記二次巻線に伝達され、前記電力スイッチのオフの期間にはエネルギーは二次巻線には実質的に伝達されない請求項1記載のAC−DC変換器。
- 前記電力スイッチのオフの期間中にエネルギーが前記二次巻線に伝達され、前記電力スイッチのオンの期間中にエネルギーがもう一つの二次巻線に伝達される請求項1記載のAC−DC変換器。
- 第1の入力端子、第2の入力端子、第1の出力端子および第2の出力端子を有する整流器ブリッジと、
前記整流器ブリッジの前記第1の出力端子に接続した第1の端子を有する第1の一次巻線、第2の一次巻線および二次巻線を有する変圧器と、
前記変圧器の前記第1の一次巻線の第2の端子に接続した第1の端子と第2の端子とを有する第1のダイオードと、
前記第1のダイオードの前記第2の端子に接続した第1の端子と前記変圧器の前記第2の一次巻線の第1の端子に接続した第2の端子とを有する第2のダイオードと、
前記第2の一次巻線の第2の端子に接続した第1の端子と第2の端子と第3の端子とを有する電力スイッチと、
前記電力スイッチの前記第2の端子に接続するとともに前記整流器ブリッジの前記第2の出力端子に接続した第1の端子と前記第1のダイオードの前記第2の端子に接続した第2の端子とを有するキャパシタと、
前記変圧器の前記二次巻線の第1の端子および第2の端子に接続した整流回路と、
前記整流回路の端子に接続した入力端子と前記電力スイッチの前記第3の端子に接続した出力端子とを有する制御回路と
を有するAC−DC変換器。 - 前記第1の一次巻線の前記第1の端子を高周波濾波用インダクタにより前記整流器ブリッジの前記第1の出力端子に接続した請求項10記載のAC−DC変換器。
- 前記第1の一次巻線の前記第2の端子に接続した第1の端子と前記第2の一次巻線の前記第2の端子に接続した第2の端子とを有する第3のダイオード
をさらに含む請求項10記載のAC−DC変換器。 - 前記第1の一次巻線の前記第2の端子に接続した第1の端子と前記第2の一次巻線の第3の端子に接続した第2の端子とを有する第3のダイオード
をさらに含む請求項11記載のAC−DC変換器。 - 前記第1の一次巻線の前記第1の端子と接続した第1の端子と前記第2の一次巻線の第3の端子に接続した第2の端子とを有する第3のダイオード
をさらに含む請求項11記載のAC−DC変換器。 - 前記変圧器が前記第1の一次巻線の前記第1の端子に接続した第1の端子を有する第3の一次巻線をさらに含み、
前記第3の一次巻線の第2の端子に接続した前記第1の端子と前記第2の一次巻線の前記第2の端子に接続した前記第2の端子とを有する第3のダイオード
をさらに含む請求項11記載のAC−DC変換器。 - (a)AC入力電圧の一周期の第1の期間にAC−DC変換器の蓄積キャパシタから前記AC−DC変換器のDC出力端子へのエネルギー伝達を前記蓄積キャパシタに以前に蓄積ずみのエネルギーによる前記AC−DC変換器の変圧器の第1の一次巻線の付勢により行う過程と、
(b)前記AC入力電圧の前記周期の第2の期間に前記AC−DC変換器のAC入力端子から前記AC−DC変換器のDC出力端子へのエネルギー伝達を前記AC入力端子経由の電流による前記変圧器の第2の一次巻線の付勢により行う過程と、
(c)前記変圧器の前記二次巻線の両端に誘起される電圧を整流して前記DC出力端子へのDC電圧を生ずる過程と
を含む方法。 - 前記エネルギー伝達過程(a)が前記第1の一次巻線から前記二次巻線へのエネルギー伝達のために前記第1の一次巻線の電流を多数回オン・オフ切換えすることを含み、前記エネルギー伝達過程(b)が前記第2の一次巻線から前記二次巻線へのエネルギー伝達のために前記第2の一次巻線の電流を多数回オン・オフ切換えすることを含む請求項16記載の方法。
- 前記第1の期間が前記AC入力端子のAC電圧の絶対値が所定電圧以下になっている期間であり、前記第2の期間が前記AC入力端子のAC電圧の絶対値が前記所定電圧以上になっている期間であり、前記第1および第2の期間が互いに重なり合うことがない請求項16記載の方法。
- 前記第1の期間中に前記第1の一次巻線を付勢した前記蓄積キャパシタからのエネルギーが前記第2の期間の一部で補給される請求項16記載の方法。
- 第1の入力端子および第2の入力端子と第1の出力端子および第2の出力端子とを有するブリッジ整流器と、
第1の一次巻線と第2の一次巻線と二次巻線とを有し、前記第1の一次巻線が第1の端子および第2の端子を有し、前記第2の一次巻線が第1の端子および第2の端子を有し、前記第1の一次巻線の前記第2の端子を前記第2の一次巻線の前記第2の端子に接続した変圧器と、
前記第2の一次巻線の前記第2の端子に接続した第1の端子と前記ブリッジ整流器の前記第2の端子に接続した第2の端子と第3の端子とを有する電力スイッチと、
前記第1の一次巻線の前記第1の端子に接続した第1の端子と前記電力スイッチの前記第2の端子に接続した第2の端子とを有する蓄積キャパシタと、
第1の端子と前記第2の一次巻線の前記第1の端子に接続した第2の端子とを有する第1のダイオードと、
前記第1のダイオードの前記第1の端子に接続した第1の端子と前記第1の一次巻線の前記第1の端子に接続した第2のダイオードと、
前記ブリッジ整流器の前記第1の出力端子に接続した第1の端子と前記第1のダイオードの前記第1の端子に接続した第2の端子とを有するインダクタと、
前記二次巻線に接続されDC出力端子を有する整流回路と、
前記整流回路の前記DC出力端子に接続した入力端子と前記電力スイッチの前記第3の端子に接続した出力端子とを有し、前記ブリッジ整流器の前記第1の端子と前記第2の端子との間にAC電圧が現れている期間に前記電力スイッチを多数回オン・オフ切換えするように前記電力スイッチを制御する制御回路と
を含むAC−DC変換器。 - AC入力電流端子を有するAC−DC変換器であって、
第1の一次巻線と第2の一次巻線と二次巻線とを有し、前記第1の一次巻線が第1の端子および第2の端子を有し、前記第2の一次巻線が第1の端子および第2の端子を有し、前記第1の一次巻線の前記第2の端子を前記第2の一次巻線の前記第2の端子に接続した変圧器と、
前記第1の一次巻線の前記第2の端子に接続した第1の端子と第2の端子と第3の端子とを有する電力スイッチと、
前記第1の一次巻線の前記第1の端子に接続した第1の端子と前記電力スイッチの前記第2の端子に接続した第2の端子とを有する蓄積キャパシタと、
第1の端子と前記第2の一次巻線の前記第1の端子に接続した第2の端子とを有する第1のダイオードと、
前記第1のダイオードの前記第1の端子に接続した第1の端子と前記第1の一次巻線の前記第1の端子に接続した第2の端子とを有する第2のダイオードと、
第1の端子と前記第1のダイオードの前記第1の端子に接続した第2の端子とを有するインダクタと、
前記電力スイッチを制御する手段であって、(1)前記電力スイッチがオンのとき前記AC入力電流端子に現れるAC電圧の周期の第1の期間においては前記第2の一次巻線の付勢が前記蓄積キャパシタの前記第1の端子から前記二次巻線および前記電力スイッチ経由で流れる電流で行われ前記第1の一次巻線の付勢は行われず、(2)前記電力スイッチがオンのとき前記AC入力電流端子に現れるAC電圧の前記周期の第2の期間においては一つの電流が前記インダクタ、前記ダイオード、前記第1の一次巻線および前記電力スイッチ経由で流れ、もう一つの電流が前記蓄積キャパシタの前記第1の端子から前記第2の一次巻線および前記電力スイッチ経由で流れ、(3)前記周期の期間中に前記電力スイッチが多数回オン・オフされるように、前記電力スイッチを制御する手段とを含むAC−DC変換器。 - 前記二次巻線に接続されDC出力端子を有する整流回路
をさらに含み、
前記電力スイッチ制御手段が前記整流回路の前記DC出力端子に接続した入力端子と前記電力スイッチの前記第3の端子に接続した出力端子とを有する
請求項21記載のAC−DC変換器。 - 第1の入力端子および第2の入力端子と第1の出力端子および第2の出力端子とを有するブリッジ整流器と、
第1の一次巻線と第2の一次巻線と二次巻線とを有し、前記第1の一次巻線が第1の端子および第2の端子を有し、前記第2の一次巻線が第1の端子および第2の端子を有する変圧器と、
前記第2の一次巻線の前記第2の端子に接続した第1の端子と前記ブリッジ整流器の前記第2の端子に接続した第2の端子と第3の端子とを有する電力スイッチと、
第1の端子と前記電力スイッチの前記第2の端子に接続した第2の端子とを有し、前記第1の一次巻線を前記電力スイッチのオンの期間に付勢する蓄積キャパシタと、
第1の端子と前記第2の一次巻線の前記第1の端子に接続した第2の端子とを有する第1のダイオードと、
前記第1のダイオードの前記第1の端子に接続した第1の端子と前記蓄積キャパシタの前記第1の端子に接続した第2のダイオードと、
前記ブリッジ整流器の前記第1の出力端子に接続した第1の端子と前記第1のダイオードの前記第1の端子に接続した第2の端子とを有するインダクタと、
前記二次巻線に接続されDC出力端子を有する整流回路と、
前記整流回路の前記DC出力端子に接続した入力端子と前記電力スイッチの前記第3の端子に接続した出力端子とを有し、前記ブリッジ整流器の前記第1の端子と前記第2の端子との間にAC電圧が現れている期間に前記電力スイッチを多数回オンオフ切換えするように前記電力スイッチを制御する制御回路と
を含むAC−DC変換器。 - 前記蓄積キャパシタの前記第1の端子を前記第1の一次巻線の前記第1の端子に接続した請求項23記載のAC−DC変換器。
- 第1の入力端子および第2の入力端子と第1の出力端子および第2の出力端子とを有するブリッジ整流器と、
第1の一次巻線と第2の一次巻線と二次巻線とを有し、前記第1の一次巻線が第1の端子および第2の端子を有し、前記第2の一次巻線が第1の端子および第2の端子を有し、前記第1の一次巻線の前記第2の端子を前記第2の一次巻線の一つの端子に接続した変圧器と、
前記第2の一次巻線の前記第2の端子に接続した第1の端子と前記ブリッジ整流器の前記第2の端子に接続した第2の端子と第3の端子とを有する電力スイッチと、
第1の端子と前記電力スイッチの前記第2の端子に接続した第2の端子とを有し、前記第1の一次巻線を前記電力スイッチのオンの期間に付勢する蓄積キャパシタと、
第1の端子と前記第2の一次巻線の前記第1の端子に接続した第2の端子とを有する第1のダイオードと、
前記第1のダイオードの前記第1の端子に接続した第1の端子と前記蓄積キャパシタの前記第1の端子に接続した第2のダイオードと、
前記ブリッジ整流器の前記第1の出力端子に接続した第1の端子と前記第1のダイオードの前記第1の端子に接続した第2の端子とを有するインダクタと、
前記二次巻線に接続されDC出力端子を有する整流回路と、
前記整流回路の前記DC出力端子に接続した入力端子と前記電力スイッチの前記第3の端子に接続した出力端子とを有し、前記ブリッジ整流器の前記第1の端子と前記第2の端子との間にAC電圧が現れている期間に前記電力スイッチを多数回オン・オフ切換えするように前記電力スイッチを制御する制御回路と
を含むAC−DC変換器。 - 前記蓄積キャパシタの前記第1の端子を前記第1の一次巻線の前記第1の端子に接続した請求項25記載のAC−DC変換器。
- 第1の入力端子および第2の入力端子と第1の出力端子および第2の出力端子とを有するブリッジ整流器と、
第1の一次巻線と第2の一次巻線と二次巻線とを有し、前記第1の一次巻線が第1の端子および第2の端子を有し、前記第2の一次巻線が第1の端子および第2の端子を有し、前記第1の一次巻線の前記第2の端子を前記第2の一次巻線の一つの端子に接続した変圧器と、
前記第2の一次巻線の前記第2の端子に接続した第1の端子と前記ブリッジ整流器の前記第2の端子に接続した第2の端子と第3の端子とを有する電力スイッチと、
第1の端子と前記電力スイッチの前記第2の端子に接続した第2の端子とを有し、前記第1の一次巻線を前記電力スイッチのオンの期間に付勢する蓄積キャパシタと、
第1の端子と前記蓄積キャパシタの前記第1の端子に接続した第2の端子とを有する第1のダイオードと、
前記ブリッジ整流器の前記第1の出力端子に接続した第1の端子と前記第1のダイオードの前記第1の端子に接続した第2の端子とを有するインダクタと、
前記第1のダイオードの前記第1の端子と前記電力スイッチの前記第1の端子との間に前記第2の一次巻線と直列に接続した第2のダイオードと、
前記二次巻線に接続されDC出力端子を有する整流回路と、
前記整流回路の前記DC出力端子に接続した入力端子と前記電力スイッチの前記第3の端子に接続した出力端子とを有し、前記ブリッジ整流器の前記第1の端子と前記第2の端子との間にAC電圧が現れている期間に前記電力スイッチを多数回オンオフ切換えするように前記電力スイッチを制御する制御回路と
を含むAC−DC変換器。 - 前記蓄積キャパシタの前記第1の端子を前記第1の一次巻線の前記第1の端子に接続した請求項27記載のAC−DC変換器。
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