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JP3745304B2 - A cable laying inner pipe, a method of inserting a cable into the cable laying inner pipe, and a method of laying the cable - Google Patents

A cable laying inner pipe, a method of inserting a cable into the cable laying inner pipe, and a method of laying the cable Download PDF

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JP3745304B2
JP3745304B2 JP2002116223A JP2002116223A JP3745304B2 JP 3745304 B2 JP3745304 B2 JP 3745304B2 JP 2002116223 A JP2002116223 A JP 2002116223A JP 2002116223 A JP2002116223 A JP 2002116223A JP 3745304 B2 JP3745304 B2 JP 3745304B2
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JP
Japan
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cable
inner pipe
laying
cut
jig
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隆 金子
秀雄 小原
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、地下等に設けた管路に敷設したケーブルの周囲を囲む状態で設置するケーブル敷設用インナーパイプと、このケーブル敷設用インナーパイプに上記ケーブルを挿入する方法と、このケーブルを上記管路に敷設する方法との改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
地中に埋設した管の内側空間である管路に、通信等に使用する複数のケーブルを敷設する事が、従来から行なわれている。この様に管路に複数のケーブルを敷設する際には、これら各ケーブルをこの管路の内側に挿入する(引き入れる)作業を行なう。ところが、これら各ケーブルの外周面は、外部被覆の材質に基づいて摩擦係数が大きくなっている場合が多い。又、上記各ケーブルを管路に裸のまま敷設する方式を採用している場合には、この管路内の既設ケーブルとこの管路内に引き入れる新設ケーブルとが相互に絡まってしまう事がある。この為、上記各ケーブルを管路に裸のまま敷設する方式を採用すると、新設ケーブルを管路内に引き入れる際に、この新設ケーブルの外周面と上記既設ケーブルの外周面との接触部に大きな摩擦力が働き、ケーブルを引き入れるのに要する力が大きくなるだけでなく、著しい場合には、上記各ケーブルに大きな張力が作用する等により、これら各ケーブルを損傷させてしまう可能性がある。尚、この様な不都合は、上記管路から上記各ケーブルを撤去すべく、これら各ケーブルをこの管路から抜き出す場合にも生じる。
【0003】
そこで、この様な不都合を解消すべく、近年、例えば特許第2506097号公報等に記載されている様に、管路に敷設すべきケーブルを、この管路に挿入したインナーパイプの内側に挿通する方式を採用する事が行なわれている。図9は、この様な場合に使用する従来のインナーパイプ1を示している。このインナーパイプ1は、高密度ポリエチレン等の、軽量で且つ表面の摩擦係数が小さいプラスチック材料(ほぼ弾性的に拡張及び復元する弾性材)により、全体を円筒状に構成している。
【0004】
この様なインナーパイプ1を使用して、管路にケーブルを敷設する作業は、次の様にして行なう。先ず、図10に示す様に、管2の内側空間である管路3に、上記インナーパイプ1を挿入する。尚、図示の例では、この様に管路3にインナーパイプ1を挿入する以前に、既にこの管路3に1本のケーブル4が裸のまま敷設してある場合を示している。次いで、図11に示す様に、上記インナーパイプ1の内側にケーブル4を挿通する(引き入れる)。この様にインナーパイプ1の内側にケーブル4を引き入れる作業は、図12に略示する様に、予めこのインナーパイプ1の内側に挿通しておいた引き入れ紐5の一端(図12の左端)を、上記ケーブル4の端部に設けた引き込み用ロープ13に結合した状態で、上記引き入れ紐5の他端(図12の右端)を引っ張る事により行なう。又、図13は、上述の図11に示した様に既にケーブル4、4が敷設してある管路3に、やはり上記インナーパイプ1を使用して、別のケーブル4、4を追加して敷設した状態を示している。この様に管路3に別のケーブル4、4を追加して敷設する場合も、敷設作業は、上述の図10〜12に示した場合と同様の手順で行なう。
【0005】
上述の様にインナーパイプ1を使用して管路3に複数のケーブル4、4を敷設すれば、これら各ケーブル4、4をこの管路3に引き入れる際に、これら各ケーブル4、4の外周面同士が接触する事はない。即ち、この際に、これら各ケーブル4、4の外周面は、摩擦係数の小さい、上記インナーパイプ1の内周面(上記管路3に予め敷設してあった1本のケーブル4の場合には、このインナーパイプ1の外周面)と接触する。この為、これら各ケーブル4、4を上記管路3に引き入れる際に、この引き入れるのに要する力が大きくなったり、或はこれら各ケーブル4、4に大きな張力が作用してこれら各ケーブル4、4が破損する等の不都合が生じる事を防止できる。尚、この様な効果は、上記管路3から上記各ケーブル4、4を撤去すべく、これら各ケーブル4、4をこの管路3(上記インナーパイプ1)から抜き出す場合にも、同様にして得られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来技術の場合、上記管路3に上記ケーブル4を敷設する際に、この管路3に上記インナーパイプ1を挿入する作業と、このインナーパイプ1の内側に上記ケーブル4を引き入れる作業とを、別々に(順番に)行なう。この為、敷設作業の工程数が多くなり、この敷設作業に多くの時間を要する。又、上記インナーパイプ1の内側に上記ケーブル4を引き入れる作業を、このインナーパイプ1の内側に挿通させておいた引き入れ紐5を使用して行なう。この為、使用するインナーパイプ1毎に、この引き入れ紐5が1本ずつ必要となり、このインナーパイプ1のコストが嵩む。
本発明のケーブル敷設用インナーパイプとこのケーブル敷設用インナーパイプにケーブルを挿入する方法とケーブルの敷設方法は、上述の様な不都合を解消すべく発明したものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のケーブル敷設用インナーパイプとこのケーブル敷設用インナーパイプにケーブルを挿入する方法とケーブルの敷設方法のうち、請求項1に記載したケーブル敷設用インナーパイプは、ケーブルを敷設する為の管路に挿入すると共に、その内側にこのケーブルを挿通した状態で使用するものである。
特に、請求項1に記載したケーブル敷設用インナーパイプに於いては、円周方向1個所に内周面から外周面まで達する切目を有する。そして、この切目の幅を広げる事により、この幅を広げた部分を通じて上記ケーブルをその内側に挿入自在としている。
【0008】
尚、上記請求項1に記載したケーブル敷設用インナーパイプの場合、このインナーパイプに設ける上記切目は、このインナーパイプの製造時に工場で、このインナーパイプの製造作業と同時に、或は作業後に形成する他、このインナーパイプを切目のない状態で使用現場まで搬送した後、この使用現場でカッター等の刃物を使用して形成する事もできる。 又、上記切目は、上記インナーパイプの全長に亙って設ける他、例えば、このインナーパイプの両端部を除いた中間部に連続して設ける事もできる。
又、上記切目を上記インナーパイプの全長に亙って設ける場合、この切目は、切目のない円筒状のインナーパイプの円周方向の一部を切り裂く事により形成する他、例えば、インナーパイプを帯状の素材を筒状にロールさせて造る事に基づいて形成する事もできる。
【0009】
又、請求項2に記載したケーブル敷設用インナーパイプにケーブルを挿入する方法は、先ず、ケーブル敷設用インナーパイプの円周方向1個所に内周面から外周面まで達する切目を、このケーブル敷設用インナーパイプに設けた後、又は、このケーブル敷設用インナーパイプの一端側から他端側に向けて形成しながら、この切目の幅を治具により広げつつ、この幅を広げた部分を通じてケーブルの一端部を上記ケーブル敷設用インナーパイプの内側に挿入する。次いで、上記治具とこれらケーブル敷設用インナーパイプ及びケーブルとを、このケーブル敷設用インナーパイプの軸方向に関して相対変位させる事により、上記切目の幅を広げた部分をこの切目の他端側に向け移動させる。そして、この他端側に向けて移動する、切目の幅を広げた部分を通じて、上記ケーブルの残りの部分を上記ケーブル敷設用インナーパイプの内側に徐々に送り込む。
【0010】
更に、請求項3に記載したケーブルの敷設方法は、先ず、ケーブル敷設用インナーパイプの円周方向1個所に内周面から外周面まで達する切目を、このケーブル敷設用インナーパイプに設けた後、又は、このケーブル敷設用インナーパイプの一端側から他端側に向けて形成しながら、この切目の幅を治具により広げつつ、この幅を広げた部分を通じてケーブルの一端部を上記ケーブル敷設用インナーパイプの内側に挿入する。次いで、上記治具を実質的に固定したままの状態で上記ケーブル敷設用インナーパイプ及び上記ケーブルをこのケーブル敷設用インナーパイプの軸方向一端側に向け変位させる事により、上記切目の幅を広げた部分をこの切目の他端側に向け移動させる。そして、この他端側に向けて移動する、切目の幅を広げた部分を通じて、上記ケーブルの残りの部分を上記ケーブル敷設用インナーパイプの内側に徐々に送り込みながら、これらケーブル敷設用インナーパイプとケーブルとをこのケーブルを敷設する為の管路に、これらインナーパイプ及びケーブルの一端側から同時に送り込む。
【0011】
【作用】
上述の様な本発明のケーブル敷設用インナーパイプとこのケーブル敷設用インナーパイプにケーブルを挿入する方法とケーブルの敷設方法によれば、管路にインナーパイプを挿入する作業と、このインナーパイプにケーブルを挿通させる作業とを、同時に行なえる。この為、敷設作業の工程数を少なくでき、この敷設作業に要する時間を短くできる。又、インナーパイプの内側にケーブルを挿入する際に、引き入れ紐5(図12参照)を使用しない為、この引き入れ紐5を省略できる分、コストの低減を図れる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1〜5は、請求項1〜3の総てに対応する、本発明の実施の形態の第1例を示している。即ち、本例は、予め次述するインナーチューブ1aに全長に亙って切目6を形成した状態で、ケーブル4の敷設作業を行なう場合の例である。
【0013】
本例のインナーパイプ1aは、高密度ポリエチレン等の、軽量で且つ表面の摩擦係数が小さいプラスチック材料(ほぼ弾性的に拡張及び復元する弾性材)により構成している。特に、本例のインナーパイプ1aの場合、円周方向1個所に、内周面から外周面に達する切目6を、全長に亙り、このインナーパイプ1aの中心軸と平行に形成している。そして、後述するケーブルの敷設作業を行なう際、この切目6の一部の幅を弾性的に広げる事により、この幅を広げた部分を通じて、上記インナーパイプ1aの内側にケーブル4(図4〜5参照)を挿入自在としている。尚、上記切目6は、このインナーパイプ1aの製造時に工場で形成する他、このインナーパイプ1aを切目6のない状態で使用現場まで搬送した後、この使用現場でカッター等の刃物を使用して形成する事もできる。
【0014】
又、本例の場合、後述するケーブルの敷設作業を行なう際に、上記インナーパイプ1aに形成した切目6の一部を広げる為の治具7を使用する。この治具7は、本体8と突出部9とを備える。このうちの本体8は、幅方向{図3(A)の表裏方向、同図(B)の上下方向、同図(C)の左右方向}両側面を、それぞれ部分円筒面状に形成すると共に、この本体8の長さ方向{図3(A)、(B)の左右方向、同図(C)の表裏方向}に関する、上記幅方向両側面の両端縁同士を互いに連続させている。この構成により、上記本体8の平面形状を、幅寸法が、長さ方向中央部で最も大きく、且つ、この長さ方向中央部から両端部に向かう程それぞれ小さくなる様な流線形に構成し、更には、上記本体8の長さ方向両端縁がそれぞれ尖端縁となる様に構成している。又、図3(C)に示す様に、上記本体8の下端面は、上記インナーパイプ1aの内周面に沿う、半円筒面としている。尚、上下方向は図面によるもので、必ずしも使用状態での姿勢を表わすものではない。
【0015】
又、上記突出部9は、上記本体8の上面から突出する状態で設けており、先端側に向かう程、この本体8の長さ方向一端側{図3(A)、(B)の左端側、同図(C)の奥側}に向かう方向に傾斜している。更に、上記治具9の内部にケーブル通孔10を、上記突出部9の先端面と上記本体8の長さ方向他端縁{図3(A)、(B)の右端縁、同図(C)の手前側端縁}の下端寄り部分とに開口する状態で設けている。尚、このケーブル通孔10の内径寸法は、次述するケーブル4の外径寸法よりも大きくしている。又、本例の場合には、上記治具7を、幅方向に関して二分割可能に構成している。即ち、この治具7を、幅方向に関して二分割した1対の素子11a、11b同士を互いに組み合わせる事により構成している。尚、上記突出部9は、省略する事もできる。
【0016】
上述の様に構成するインナーパイプ1aを使用して、管2の内側空間である管路3にケーブル4を敷設する作業は、次に様にして行なう。先ず、図4に示す様に、上記インナーパイプ1aに形成した切目6の一端部(図4〜5の右端部)に上記治具7を、この切目6の一端縁から、上記インナーパイプ1aの中間部に向けて押し込む。具体的には、この切目6の一端縁部分に、尖端縁である上記治具7の長さ方向一端縁を少しだけ差し込んだ状態で、この治具7と上記インナーパイプ1aとを互いに近づき合う方向に相対変位させる。この結果、上記切目6の幅が上記治具7の両側面に案内されてほぼ弾性的に広がり、この治具7がこの切目6の一端部に押し込まれる。尚、本例の場合、この治具7を構成する本体8の下端面を、上記インナーパイプ1aの内周面に沿う半円筒面としている。この為、上述の様に治具7を切目6の一端部に押し込む際に、上記本体8の下端部が上記インナーパイプ1aの一端縁と干渉するのを防止でき、この押し込み作業を円滑に行なえる。又、上記治具7の下端部の、上記インナーパイプ1a内への押し込み量を十分に確保できる。
【0017】
又、上述の様に治具7を切目6の一端部に押し込む作業と前後して、上記ケーブル4の先端部を上記治具7に設けたケーブル通孔10に挿通し、このケーブル4を、上記治具7により上記切目6の幅を広げた部分を通じて、上記インナーパイプ1aの内側に挿入する作業を行なう。尚、この様にケーブル4の先端部をケーブル通孔10に挿通する作業は、通常、このケーブル4の先端部をこのケーブル通孔10の前記突出部9側の開口部から挿入する事により行なう。但し、上記ケーブル4の先端部に上記ケーブル通孔10の内径寸法よりも大きい外径寸法を有する端子が取り付けてある等の理由により、上記ケーブル4の先端部を上記ケーブル通孔10の開口部から挿入できない場合には、このケーブル4の先端部をこのケーブル通孔10に挿通する作業は、上記治具7を上記切目6の一端部に押し込む前に行なう。即ち、この場合には、上記治具7を上記切目6の一端部に押し込む前に、この治具7を構成する1対の素子11a、11b同士の突き合わせ面を開き、これら両突き合わせ面に形成した、上記ケーブル通孔10を構成する為の1対の溝同士の間に、上記ケーブル4の一端寄り部分を配置する。そして、この状態で、上記両突き合わせ面同士を突き合わせる。この結果、上記ケーブル通孔10に上記ケーブル4の先端部が挿通された状態となる。
【0018】
何れにしても、上述の様な作業を行なって、上述の図4に示す様に、インナーパイプ1aと治具7とを組み合わせ、この治具7にケーブル4を挿通した状態にしたならば、次いで、上記治具7を実質的に固定(例えば、作業者の手で固定したり、或は固定の部分に支持固定)したままの状態で、上記インナーパイプ1a及び上記ケーブル4の先端部を、このケーブル4を敷設する為の管路3の内側に同時に引き入れる。本例の場合、この引き入れ作業は、予めこの管路3に挿通させておいた引き入れ紐(図示せず)の一端を上記インナーパイプ1a及び上記ケーブル4の先端部に結合した状態で、この引き込み紐の他端を上記管路3の遠端側から引っ張る事により行なう。この結果、上記治具7と上記インナーパイプ1a及び上記ケーブル4とが軸方向に相対変位する。そして、これに伴い、図4→図5に示す様に、上記切目6の幅を広げた部分が、この切目6の他端側(図4〜5の左側)に向け移動しつつ、この幅を広げた部分を通じて上記ケーブル4の残りの部分が上記インナーパイプ1aの内側に徐々に送り込まれる。そして、上記インナーパイプ1a及び上記ケーブル4が、上記管路3に同時に挿入される。尚、上述の様に上記インナーパイプ1a及び上記ケーブル4を上記管路3に引き入れる際に使用する引き入れ紐は、上記インナーパイプ1aを上記管路3に引き入れる為に、元々(前述した従来技術の場合でも)必要となるものであり、前述の図12に示した、インナーパイプ1の内側にケーブル4を引き入れる為の引き入れ紐5とは異なる。
【0019】
上述した様な本例のケーブルの敷設方法によれば、管路3にインナーパイプ1aを挿入する作業と、このインナーパイプ1aにケーブル4を挿通させる作業とを、同時に行なえる。この為、敷設作業の工程数を少なくでき、この敷設作業に要する時間を短くできる。又、上記インナーパイプ1aの内側に上記ケーブル4を挿入する際に、前述した様な引き入れ紐5(図12参照)を使用しない為、この引き入れ紐5を省略できる分、コストの低減を図れる。
尚、本例を実施する場合、前記治具7に、広げた切目6の幅を元の幅に復元させる機構を付加しても良い。
【0020】
次に、図6〜7は、請求項2〜3にのみ対応する、本発明の実施の形態の第2例を示している。即ち、本例は、次述するインナーパイプ1bに切目6を形成しながら、ケーブル4の敷設作業を行なう場合の例である。
本例の場合、ケーブル4の敷設作業を行なう前の状態では、インナーパイプ1bに切目6を形成していない。即ち、この状態でこのインナーパイプ1bの構造は、前述の図9に示した従来のインナーパイプ1と同様である。
【0021】
上述の様なインナーパイプ1bを使用してケーブル4の敷設作業を行なう場合には、図6〜7に示す様に、このインナーパイプ1bの送り方向(図6〜7の右方向)に関して治具7の後側(図6〜7の左側)に、刃物12を固定する。そして、図6→図7に示す様に、上記インナーパイプ1bを管路3に送り込みながら、このインナーパイプ1bに切目6を、このインナーパイプ1bの先端縁(図6〜7の右端縁)から後端縁(図6〜7の左端縁)に向けて形成しつつ、上述の図4〜5に示した第1例の場合と同様にして、ケーブル4の敷設作業を行なう。
【0022】
上述の様に本例の場合には、インナーパイプ1bに設ける切目6を、ケーブル4の敷設作業と同時に形成する。この為、このケーブル4の敷設作業に先立って、上記インナーパイプ1bに予め切目6を形成しておく手間を省ける。従って、上記ケーブル4の敷設作業に要する時間の短縮化とコストの低減とを、より一層図る事ができる。
【0023】
尚、本発明を実施するのに際し、前述の図1に示した様な、全長に亙り切目6を有するインナーパイプ1aを造る場合、この切目6は、切目のない円筒状のインナーパイプの円周方向の一部を切り裂く事により形成する他、例えば、インナーパイプを帯状の素材を筒状にロールさせて造る事に基づいて形成する事もできる。又、この様に帯状の素材を筒状にロールさせる事によりインナーパイプを造る場合、このインナーパイプ1cの形状は、図8に示す様に、上記帯状の素材の幅方向両端部を径方向に重ね合わせた形状とし、この様に重ね合わせた部分の間を切目6として機能させる事もできる。
【0024】
【発明の効果】
本発明のケーブル敷設用インナーパイプとこのケーブル敷設用インナーパイプにケーブルを挿入する方法とケーブルの敷設方法は、以上に述べた様に構成され作用する為、ケーブルの敷設作業に要する時間の短縮とコストの低減とを図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例を示しており、(A)はインナーパイプの端面図、(B)は同じく部分斜視図。
【図2】治具の斜視図。
【図3】治具を3方向から見た図で、(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は右側面図。
【図4】ケーブルの敷設作業の初期段階を示す斜視図。
【図5】同じく、終期段階を示す斜視図。
【図6】本発明の実施の形態の第2例を示す、図4と同様の図。
【図7】同じく、図5と同様の図。
【図8】インナーパイプの別例を示す部分斜視図。
【図9】従来から使用されているインナーパイプの1例を示しており、(A)は端面図、(B)は同じく部分斜視図。
【図10】管路にインナーパイプを挿入した状態を示す部分斜視図。
【図11】管路に挿入したインナーパイプにケーブルを挿通した状態を示す部分斜視図。
【図12】インナーパイプにケーブルを引き入れる状況を示す略斜視図。
【図13】管路に複数のケーブルを敷設した状態を示す部分斜視図。
【符号の説明】
1、1a、1b インナーパイプ
2 管
3 管路
4 ケーブル
5 引き入れ紐
6 切目
7 治具
8 本体
9 突出部
10 ケーブル通孔
11a、11b 素子
12 刃物
13 引き込み用ロープ
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention includes an inner pipe for laying a cable installed in a state of surrounding a cable laid in a pipe line provided in the underground, a method for inserting the cable into the inner pipe for laying the cable, and connecting the cable to the pipe It relates to improvements to the method of laying on the road.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a plurality of cables used for communication or the like are laid in a pipe line that is an inner space of a pipe buried in the ground. Thus, when laying a plurality of cables in the pipeline, an operation of inserting (withdrawing) these cables into the pipeline is performed. However, the outer peripheral surface of each cable often has a large friction coefficient based on the material of the outer coating. In addition, when adopting a method in which each cable is laid bare in the pipeline, the existing cable in the pipeline and the new cable drawn into the pipeline may be entangled with each other. . For this reason, if a method of laying each cable as it is in the pipeline is adopted, when the new cable is pulled into the pipeline, a large area is formed at the contact portion between the outer peripheral surface of the new cable and the outer peripheral surface of the existing cable. The frictional force works, and not only the force required to pull in the cable is increased, but in a significant case, there is a possibility that each cable is damaged due to a large tension acting on each cable. Such an inconvenience also occurs when the cables are pulled out from the pipes in order to remove the cables from the pipes.
[0003]
Therefore, in order to eliminate such inconvenience, in recent years, as described in, for example, Japanese Patent No. 2506097, a cable to be laid in a pipeline is inserted inside the inner pipe inserted in the pipeline. The method has been adopted. FIG. 9 shows a conventional inner pipe 1 used in such a case. The inner pipe 1 is formed in a cylindrical shape as a whole by a plastic material (elastic material that expands and restores substantially elastically) such as high-density polyethylene and having a small surface friction coefficient.
[0004]
The operation of laying a cable in a pipeline using such an inner pipe 1 is performed as follows. First, as shown in FIG. 10, the inner pipe 1 is inserted into a conduit 3 that is an inner space of the tube 2. In the illustrated example, before the inner pipe 1 is inserted into the conduit 3 in this way, a case where one cable 4 is already laid bare in the conduit 3 is shown. Next, as shown in FIG. 11, the cable 4 is inserted (drawn) into the inner pipe 1. As shown in FIG. 12, the operation of drawing the cable 4 into the inner pipe 1 as described above is performed by inserting one end (the left end in FIG. 12) of the drawing string 5 inserted in advance into the inner pipe 1. This is done by pulling the other end (the right end in FIG. 12) of the pull-in cord 5 in a state where it is coupled to the pull-in rope 13 provided at the end of the cable 4. Further, FIG. 13 shows that the above-described inner pipe 1 is used to add another cable 4 or 4 to the pipe line 3 in which the cable 4 or 4 is already laid as shown in FIG. It shows the laid state. In this way, when another cable 4 or 4 is additionally laid in the pipeline 3, the laying operation is performed in the same procedure as that shown in FIGS.
[0005]
If a plurality of cables 4, 4 are laid in the pipeline 3 using the inner pipe 1 as described above, the outer circumferences of the cables 4, 4 are drawn when the cables 4, 4 are drawn into the pipeline 3. There is no contact between the faces. That is, at this time, the outer peripheral surface of each of the cables 4 and 4 has a small friction coefficient, and the inner peripheral surface of the inner pipe 1 (in the case of one cable 4 previously laid on the pipe 3). Is in contact with the outer peripheral surface of the inner pipe 1. For this reason, when the cables 4 and 4 are pulled into the pipe 3, the force required to pull the cables 4 or 4 increases, or a large tension acts on the cables 4 and 4 to cause the cables 4 and 4 to be pulled. It is possible to prevent inconvenience such as breakage of 4. In addition, such an effect is similarly applied to the case where the cables 4 and 4 are removed from the pipe 3 (the inner pipe 1) in order to remove the cables 4 and 4 from the pipe 3. can get.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
In the case of the above-described prior art, when the cable 4 is laid in the pipeline 3, the operation of inserting the inner pipe 1 into the pipeline 3 and the operation of drawing the cable 4 inside the inner pipe 1 Are performed separately (in order). For this reason, the number of steps of laying work increases, and this laying work requires a lot of time. Further, the work of drawing the cable 4 into the inner pipe 1 is performed using the draw string 5 inserted through the inner pipe 1. For this reason, one pull-in string 5 is required for each inner pipe 1 to be used, and the cost of the inner pipe 1 increases.
The cable laying inner pipe, the method of inserting a cable into the cable laying inner pipe, and the method of laying the cable of the present invention have been invented to eliminate the above-mentioned disadvantages.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
Among the cable laying inner pipe of the present invention, the method for inserting a cable into the cable laying inner pipe, and the cable laying method, the cable laying inner pipe according to claim 1 is a conduit for laying the cable. It is used in a state where this cable is inserted inside the cable.
In particular, the cable laying inner pipe according to claim 1 has a cut extending from the inner peripheral surface to the outer peripheral surface at one place in the circumferential direction. And by extending the width of the cut, the cable can be inserted into the inside through the widened portion.
[0008]
In the case of the inner pipe for cable laying according to the first aspect, the notch provided in the inner pipe is formed at the factory at the time of manufacturing the inner pipe at the same time as or after the manufacturing work of the inner pipe. In addition, after the inner pipe is conveyed to a use site without a cut, the inner pipe can be formed using a cutter such as a cutter at the use site. In addition to providing the cuts over the entire length of the inner pipe, for example, the cuts can be provided continuously in an intermediate portion excluding both ends of the inner pipe.
In addition, when the cut is provided over the entire length of the inner pipe, the cut is formed by tearing a part of the cylindrical inner pipe in the circumferential direction without a cut. It can also be formed on the basis of making the material rolled into a cylindrical shape.
[0009]
Further, in the method for inserting a cable into the cable laying inner pipe described in claim 2 , first, a cut extending from the inner peripheral surface to the outer peripheral surface at one circumferential direction of the cable laying inner pipe is made for this cable laying. One end of the cable through the widened part of the inner pipe, or while forming the cable from the one end side to the other end side of the inner pipe for laying the cable, The part is inserted inside the inner pipe for cable laying. Next, by relatively displacing the jig and the cable laying inner pipe and cable with respect to the axial direction of the cable laying inner pipe, the portion where the width of the cut is widened is directed toward the other end of the cut. Move. Then, the remaining part of the cable is gradually fed into the inner side of the cable laying inner pipe through the part where the width of the cut is widened and moves toward the other end side.
[0010]
Further, in the cable laying method according to claim 3 , first, after providing a cut in the circumferential direction of the cable laying inner pipe from the inner peripheral surface to the outer peripheral surface at one place in the circumferential direction, Or, while forming the cable laying inner pipe from one end side to the other end side, widening the width of the cut with a jig, the one end of the cable is connected to the cable laying inner pipe through the widened portion. Insert inside the pipe. Next, the width of the cut is widened by displacing the cable laying inner pipe and the cable toward one end in the axial direction of the cable laying inner pipe while the jig is substantially fixed. The part is moved toward the other end side of the cut. The cable laying inner pipe and the cable are then gradually fed into the inner side of the cable laying inner pipe through the widened part of the cut and moving toward the other end side. Are simultaneously fed from one end side of the inner pipe and the cable into a conduit for laying the cable.
[0011]
[Action]
According to the inner pipe for cable laying of the present invention as described above, the method for inserting a cable into the inner pipe for cable laying and the method for laying the cable, the operation of inserting the inner pipe into the conduit, and the cable to the inner pipe It is possible to perform the work of inserting the at the same time. For this reason, the number of steps of the laying work can be reduced, and the time required for the laying work can be shortened. Further, since the pull-in cord 5 (see FIG. 12) is not used when the cable is inserted into the inner pipe, the cost can be reduced as much as the pull-in cord 5 can be omitted.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIGS. 1-5 has shown the 1st example of embodiment of this invention corresponding to all of Claims 1-3 . That is, this example is an example in which the cable 4 is laid in a state in which the cut 6 is formed over the entire length in the inner tube 1a described below in advance.
[0013]
The inner pipe 1a of the present example is made of a plastic material that is lightweight and has a small coefficient of friction on the surface, such as high-density polyethylene (an elastic material that expands and restores almost elastically). In particular, in the case of the inner pipe 1a of the present example, a cut 6 reaching the outer peripheral surface from the inner peripheral surface is formed at one place in the circumferential direction over the entire length, and is formed in parallel with the central axis of the inner pipe 1a. Then, when performing the cable laying operation described below, the cable 4 (FIGS. 4 to 5) is formed inside the inner pipe 1a through the widened portion by elastically expanding the width of a part of the cut 6. Can be inserted freely. The cut 6 is formed at the factory when the inner pipe 1a is manufactured, and after the inner pipe 1a is transported to the use site without the cut 6, a cutter or the like is used at the use site. It can also be formed.
[0014]
In the case of this example, a jig 7 for expanding a part of the cut 6 formed in the inner pipe 1a is used when a cable laying operation described later is performed. The jig 7 includes a main body 8 and a protruding portion 9. Of these, the main body 8 is formed in a partial cylindrical surface on both sides in the width direction {front and back direction in FIG. 3A, up and down direction in FIG. 3B, left and right direction in FIG. The both end edges of the both side surfaces in the width direction with respect to the length direction of the main body 8 (the left-right direction in FIGS. 3A and 3B and the front-back direction in FIG. 3C) are made continuous with each other. With this configuration, the planar shape of the main body 8 is configured in a streamline shape such that the width dimension is the largest in the central portion in the length direction, and becomes smaller toward the both ends from the central portion in the length direction, Furthermore, the length direction both ends edge of the said main body 8 is comprised so that it may become a pointed edge, respectively. As shown in FIG. 3C, the lower end surface of the main body 8 is a semi-cylindrical surface along the inner peripheral surface of the inner pipe 1a. Note that the vertical direction is based on the drawings, and does not necessarily represent the posture in use.
[0015]
Further, the protruding portion 9 is provided so as to protrude from the upper surface of the main body 8, and the one end in the length direction of the main body 8 toward the tip side {the left end side in FIGS. 3A and 3B , Incline in a direction toward the back side in FIG. Further, the cable through-hole 10 is inserted into the jig 9, the tip end surface of the protruding portion 9 and the other end in the length direction of the main body 8 {the right end edge in FIGS. 3A and 3B, FIG. C) is provided in a state of opening to the lower end portion of the front side edge}. The inner diameter of the cable through hole 10 is larger than the outer diameter of the cable 4 described below. In the case of this example, the jig 7 is configured to be divided into two in the width direction. That is, the jig 7 is configured by combining a pair of elements 11a and 11b divided into two in the width direction. The protruding portion 9 can be omitted.
[0016]
The operation of laying the cable 4 in the pipe line 3 which is the inner space of the pipe 2 using the inner pipe 1a configured as described above is performed as follows. First, as shown in FIG. 4, the jig 7 is attached to one end of the cut 6 formed in the inner pipe 1 a (the right end of FIGS. 4 to 5) from one end edge of the cut 6. Push toward the middle. Specifically, the jig 7 and the inner pipe 1a are brought close to each other in a state in which one end edge in the length direction of the jig 7 which is a sharp edge is slightly inserted into one edge portion of the cut 6. Relative displacement in the direction. As a result, the width of the notch 6 is guided on both side surfaces of the jig 7 and spreads almost elastically, and the jig 7 is pushed into one end of the notch 6. In the case of this example, the lower end surface of the main body 8 constituting the jig 7 is a semi-cylindrical surface along the inner peripheral surface of the inner pipe 1a. For this reason, when the jig 7 is pushed into one end portion of the cut 6 as described above, the lower end portion of the main body 8 can be prevented from interfering with one end edge of the inner pipe 1a, and the pushing operation can be performed smoothly. The Further, it is possible to secure a sufficient amount of pushing the lower end portion of the jig 7 into the inner pipe 1a.
[0017]
Further, before and after the operation of pushing the jig 7 into one end portion of the cut 6 as described above, the tip of the cable 4 is inserted into the cable through hole 10 provided in the jig 7, and the cable 4 is The jig 7 is inserted into the inner pipe 1a through the portion where the width of the cut 6 is widened. The operation of inserting the tip end of the cable 4 into the cable through hole 10 in this way is normally performed by inserting the tip end of the cable 4 from the opening of the cable through hole 10 on the protruding portion 9 side. . However, because the terminal having the outer diameter larger than the inner diameter of the cable through hole 10 is attached to the front end of the cable 4, the end of the cable 4 is connected to the opening of the cable through hole 10. When the cable 7 cannot be inserted, the operation of inserting the tip end portion of the cable 4 into the cable through hole 10 is performed before the jig 7 is pushed into one end portion of the notch 6. That is, in this case, before the jig 7 is pushed into one end of the notch 6, the butted surfaces of the pair of elements 11a and 11b constituting the jig 7 are opened and formed on these butted surfaces. The portion near the one end of the cable 4 is arranged between a pair of grooves for constituting the cable through hole 10. In this state, the two butted surfaces are butted together. As a result, the end portion of the cable 4 is inserted into the cable through hole 10.
[0018]
In any case, if the above-described work is performed and the inner pipe 1a and the jig 7 are combined and the cable 4 is inserted through the jig 7 as shown in FIG. Next, with the jig 7 being substantially fixed (for example, fixed by an operator's hand or supported and fixed to a fixed portion), the inner pipe 1a and the distal end portion of the cable 4 are moved. The cable 4 is simultaneously drawn into the inside of the pipe 3 for laying. In the case of this example, this drawing operation is performed in a state where one end of a drawing string (not shown) previously inserted through the pipe line 3 is coupled to the inner pipe 1a and the tip of the cable 4. This is done by pulling the other end of the string from the far end side of the conduit 3. As a result, the jig 7, the inner pipe 1a, and the cable 4 are relatively displaced in the axial direction. Accordingly, as shown in FIG. 4 to FIG. 5, the width of the cut 6 is increased toward the other end of the cut 6 (the left side of FIGS. 4 to 5). The remaining portion of the cable 4 is gradually fed into the inner pipe 1a through the widened portion. Then, the inner pipe 1a and the cable 4 are simultaneously inserted into the pipe line 3. As described above, the pull-in string used when pulling the inner pipe 1a and the cable 4 into the pipe line 3 is originally used for pulling the inner pipe 1a into the pipe line 3 (the conventional technique described above). This is necessary) and is different from the drawing string 5 for drawing the cable 4 inside the inner pipe 1 shown in FIG.
[0019]
According to the cable laying method of this example as described above, the operation of inserting the inner pipe 1a into the conduit 3 and the operation of inserting the cable 4 through the inner pipe 1a can be performed simultaneously. For this reason, the number of steps of the laying work can be reduced, and the time required for the laying work can be shortened. Further, when the cable 4 is inserted inside the inner pipe 1a, the pull-in cord 5 (see FIG. 12) as described above is not used, and therefore the cost can be reduced by the amount that the pull-in cord 5 can be omitted.
In the case of implementing this example, a mechanism for restoring the width of the widened cut 6 to the original width may be added to the jig 7.
[0020]
Next, FIGS. 6 to 7 show a second example of the embodiment of the present invention corresponding to claims 2 to 3 only. That is, this example is an example in which the cable 4 is laid while the cut 6 is formed in the inner pipe 1b described below.
In the case of this example, the cut 6 is not formed in the inner pipe 1b before the cable 4 is laid. That is, in this state, the structure of the inner pipe 1b is the same as that of the conventional inner pipe 1 shown in FIG.
[0021]
When laying the cable 4 by using the inner pipe 1b as described above, as shown in FIGS. 6 to 7, the jig for the feeding direction of the inner pipe 1b (right direction in FIGS. 6 to 7) is used. 7 is fixed to the rear side (left side in FIGS. 6 to 7) of the blade 7. Then, as shown in FIGS. 6 to 7, while feeding the inner pipe 1b into the pipe 3, the notch 6 is formed in the inner pipe 1b from the leading edge of the inner pipe 1b (the right edge in FIGS. 6 to 7). The cable 4 is laid in the same manner as in the first example shown in FIGS. 4 to 5 while being formed toward the rear edge (the left edge in FIGS. 6 to 7).
[0022]
As described above, in the case of this example, the cut 6 provided in the inner pipe 1 b is formed simultaneously with the laying operation of the cable 4. For this reason, prior to the laying operation of the cable 4, it is possible to save the trouble of forming the cut 6 in the inner pipe 1b in advance. Accordingly, it is possible to further reduce the time required for the laying operation of the cable 4 and reduce the cost.
[0023]
In carrying out the present invention, when the inner pipe 1a having the cut line 6 is formed over the entire length as shown in FIG. 1, the cut line 6 is the circumference of the cylindrical inner pipe having no cut line. In addition to forming the inner pipe by cutting a part of the direction, for example, the inner pipe can be formed by rolling a strip-shaped material into a cylindrical shape. Further, when the inner pipe is made by rolling the strip-shaped material into a cylindrical shape in this way, the shape of the inner pipe 1c is as shown in FIG. It is possible to make the shape overlapped and to function as the cut 6 between the overlapped portions.
[0024]
【The invention's effect】
The cable laying inner pipe of the present invention, the method of inserting the cable into the cable laying inner pipe, and the cable laying method are configured and act as described above, so that the time required for the cable laying operation is shortened. Cost can be reduced.
[Brief description of the drawings]
1A and 1B show a first example of an embodiment of the present invention, in which FIG. 1A is an end view of an inner pipe, and FIG.
FIG. 2 is a perspective view of a jig.
3A and 3B are views of the jig viewed from three directions, in which FIG. 3A is a front view, FIG. 3B is a plan view, and FIG. 3C is a right side view.
FIG. 4 is a perspective view showing an initial stage of cable laying work.
FIG. 5 is a perspective view showing an end stage in the same manner.
FIG. 6 is a view similar to FIG. 4, showing a second example of an embodiment of the present invention.
7 is a view similar to FIG.
FIG. 8 is a partial perspective view showing another example of the inner pipe.
FIGS. 9A and 9B show an example of a conventional inner pipe, wherein FIG. 9A is an end view, and FIG. 9B is a partial perspective view.
FIG. 10 is a partial perspective view showing a state where an inner pipe is inserted into a pipeline.
FIG. 11 is a partial perspective view showing a state in which a cable is inserted through an inner pipe inserted into a pipeline.
FIG. 12 is a schematic perspective view showing a situation in which a cable is pulled into the inner pipe.
FIG. 13 is a partial perspective view showing a state in which a plurality of cables are laid on a pipe line.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1, 1a, 1b Inner pipe 2 Pipe 3 Pipe line 4 Cable 5 Pull-in string 6 Cut 7 Jig 8 Main body 9 Protruding part 10 Cable through-hole 11a, 11b Element 12 Cutlery 13 Pull-in rope

Claims (3)

ケーブルを敷設する為の管路に挿入すると共にその内側にこのケーブルを挿通した状態で使用するケーブル敷設用インナーパイプに於いて、円周方向1個所に内周面から外周面まで達する切目を有し、この切目の幅を広げる事によりこの幅を広げた部分を通じて上記ケーブルをその内側に挿入自在とした事を特徴とするケーブル敷設用インナーパイプ。  In the inner pipe for cable laying that is inserted into the conduit for laying the cable and used inside this cable, there is a cut extending from the inner peripheral surface to the outer peripheral surface at one place in the circumferential direction. An inner pipe for laying a cable, characterized in that by extending the width of the cut, the cable can be inserted inside the widened portion. ケーブル敷設用インナーパイプの円周方向1個所に内周面から外周面まで達する切目を、このケーブル敷設用インナーパイプに設けた後、又は、このケーブル敷設用インナーパイプの一端側から他端側に向けて形成しながら、この切目の幅を治具により広げつつ、この幅を広げた部分を通じてケーブルの一端部を上記ケーブル敷設用インナーパイプの内側に挿入し、次いで、上記治具とこれらケーブル敷設用インナーパイプ及びケーブルとをこのケーブル敷設用インナーパイプの軸方向に関して相対変位させる事により、上記切目の幅を広げた部分をこの切目の他端側に向け移動させ、この他端側に向けて移動する、切目の幅を広げた部分を通じて、上記ケーブルの残りの部分を上記ケーブル敷設用インナーパイプの内側に徐々に送り込む、ケーブル敷設用インナーパイプにケーブルを挿入する方法。  After providing a cut in the cable laying inner pipe at one location in the circumferential direction from the inner peripheral surface to the outer peripheral surface in the cable laying inner pipe, or from one end to the other end of the cable laying inner pipe While extending the width of this cut with a jig, one end of the cable is inserted inside the inner pipe for cable laying through the widened portion, and then the jig and the cable laying are formed. By moving the inner pipe and the cable relative to each other in the axial direction of the inner pipe for laying the cable, the portion where the width of the cut is widened is moved toward the other end of the cut, and toward the other end. Move, through the widened part of the cut, gradually send the remaining part of the cable inside the inner pipe for cable laying, Method of inserting a cable into Buru laying the inner pipe. ケーブル敷設用インナーパイプの円周方向1個所に内周面から外周面まで達する切目を、このケーブル敷設用インナーパイプに設けた後、又は、このケーブル敷設用インナーパイプの一端側から他端側に向けて形成しながら、この切目の幅を治具により広げつつ、この幅を広げた部分を通じてケーブルの一端部を上記ケーブル敷設用インナーパイプの内側に挿入し、次いで、上記治具を実質的に固定したままの状態で上記ケーブル敷設用インナーパイプ及び上記ケーブルをこのケーブル敷設用インナーパイプの軸方向一端側に向け変位させる事により、上記切目の幅を広げた部分をこの切目の他端側に向け移動させ、この他端側に向けて移動する、切目の幅を広げた部分を通じて、上記ケーブルの残りの部分を上記ケーブル敷設用インナーパイプの内側に徐々に送り込みながら、これらケーブル敷設用インナーパイプとケーブルとをこのケーブルを敷設する為の管路に、これらインナーパイプ及びケーブルの一端側から同時に送り込む、ケーブルの敷設方法。  After providing a cut in the cable laying inner pipe at one location in the circumferential direction from the inner peripheral surface to the outer peripheral surface in the cable laying inner pipe, or from one end to the other end of the cable laying inner pipe The width of the cut is widened with a jig while forming one end of the cable through the widened portion into the inner pipe of the cable laying, and then the jig is substantially In the fixed state, the cable laying inner pipe and the cable are displaced toward one end in the axial direction of the cable laying inner pipe, so that the widened portion of the cut is moved to the other end of the cut. The remaining portion of the cable is passed through the widened slit and moved toward the other end. Gradually fed into the inside of the flop, and these inner pipe and cable cabling to the conduit for laying the cable, fed these inner pipe and simultaneously from one end of the cable, laying the cables.
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