JP3744093B2 - Combine - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンバインの穀稈供給装置に関し、農業機械の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から稲は、地域差(例えば、西南暖地と北海道)・品種の違い・成育の度合の差等によって穀稈丈に長短の差があり、これに対応するために扱深さ制御装置を装備したコンバインが普及している。
コンバインの扱深さ制御装置は、広く知られているように、刈取前処理装置に穀稈丈に応じて自動制御される扱深さ調節チエンが設けられ、脱穀装置のフィ−ドチエン始端部に、稈身方向に受渡し位置を変更調節しながら、扱胴と穀稈穂部との関係位置を脱穀効率の高い位置に合わせる構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の刈取前処理装置に装備されている扱深さ調節チエンは、刈り取られて搬送されてきた穀稈丈を扱深さセンサで検出して、その検出結果に基づいて扱深さ制御が行われている。この構成は、通常の作業状態には充分に対応でき、調節範囲(調節距離)も穀稈丈に対応できて正確な受継搬送により刈取脱穀作業が行われている。
【0004】
しかしながら、従来の扱深さ制御装置は、一つの扱深さ調節チエンを穀稈丈に応じて制御調節しながら作業を行う構成であるから、必然的に調節範囲(調節距離)が限定され、例えば、コンバインが畦際に達して枕地の刈取に移ると、適確な扱深さ制御ができない問題がある。すなわち、コンバインは、畦際に達して枕地の刈取に移ると、刈取前処理装置を順次上昇させて圃場面より高く盛り上がっている畦に分草杆を衝突させないために、高刈りに移行するため必然的に穀稈丈が極端に短くなる。
【0005】
このように、従来の扱深さ制御装置は、穀稈を高刈りして刈取穀稈丈が極端に短稈になると、調節距離が不足して対応できない課題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述した課題を解決するために次の如き技術手段を講ずるものである。すなわち、脱穀装置1を搭載した走行車体2の前部に、刈取前処理装置3を支架して構成したコンバインにおいて、前記脱穀装置1は、フィ−ドチエン4の搬送始端部の供給部分に沿わせて内側に補助搬送装置5を設け、前記刈取前処理装置3には、刈取穀稈の合流搬送位置より後方に設けた扱深さ調節装置6の終端部と、前記脱穀装置1の供給部分に設けている補助搬送装置5の始端部との間に供給調節装置7を設け、前記刈取前処理装置3の穀稈引起し装置16の背面の上部と下部とにそれぞれ上部穀稈センサ40aと下部穀稈センサ40bとを設け、刈取前処理装置3を搬送されている穀稈の穀稈丈を検出する穂先センサ25aと株元センサ25bとを設け、扱深さ制御を行うオートスイッチ41を設け、該オートスイッチ41を入りの状態にすると、前記扱深さ調節装置6と供給調節装置7の両方とを調節制御させる構成とし、扱深さ調節装置6の調節制御は、搬送穀稈の穂先位置が前記穂先センサ25aと株元センサ25bとの間を通過するように調節制御する構成とし、さらに、供給調節装置7の調節制御は、刈取前処理装置3を上昇させて穀稈の高刈作業に移行し、穀稈が前記下部穀稈センサ40bに接触すると共に、上部穀稈センサ40aに接触しない状況になると、前記供給調節装置7の搬送下手の転輪31側が前記補助搬送装置5から遠ざかるように調節制御する構成とし、穀稈の株元が前記フィ−ドチエン4の挟持位置に届かない穀稈は、補助搬送装置5によって搬送されて脱穀装置1の扱室に全稈を投入するように構成したことを特徴とするコンバインとしたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態を具体的に説明する。
まず、その構成について述べる。
走行車体2は、ゴム材を素材として成型したクロ−ラ8を駆動スプロケット9と複数の遊動転輪10とに巻回し、乾田はもちろんのこと、湿田においても沈下しないで走行できる構成としている。そして、脱穀装置1は、フィ−ドチエン4を有し、上側に扱胴を軸架した扱室を配置し下側に選別室を設け、供給された刈取穀稈を脱穀選別する構成として走行車体2上に搭載している。
【0008】
そして、補助搬送装置5は、フィ−ドチエン4の内側に沿わせて設け、始端部をフィ−ドチエン4から伝動される伝動スプロケット11に巻回し終端部を扱室への供給口の近くまで延長して設け、後述する供給調節装置7から受け継いだ穀稈をフィ−ドチエン4と共同して、又は、単独で扱室へ供給する構成としている。
【0009】
つぎに、刈取前処理装置3は、図4に示すように、走行車体2の前部に設けた支持台12に、前方下方へ延長した刈取フレ−ム13の後部を上下に回動自由に枢着して、この刈取フレ−ム13に刈取装置14や後述の各穀稈搬送装置を装着して構成している。すなわち、刈取前処理装置3は、前端下部に分草杆15を、その背後に傾斜状にした穀稈引起し装置16を、その後方低部には刈取装置14を、更に、その刈取装置14と前述のフィ−ドチエン4及び補助搬送装置5の始端部との間に、掻込搬送装置17と、前部搬送装置18と、扱深さ調節装置6と、供給調節装置7とを順次穀稈の受け継ぎ搬送ができるように配置して前記した刈取フレ−ム13に取り付け伝動可能に構成している。
【0010】
なお、19は刈取昇降シリンダ−であって、油圧装置によって刈取フレ−ム13を昇降する構成としている。
まず、掻込搬送装置17は、図3及び図4に示すように、下部の掻込輪体20aと上部の掻込無端帯20bとからなり、各刈取穀稈条列ごとに前記刈取装置14の上方に設け、穀稈を後方に掻込搬送する構成としている。前部搬送装置18は、株元搬送チエン21aと穂先搬送ラグ21bとからなり、その始端部を前記掻込搬送装置17の終端部に受継可能に臨ませ、多条の刈取穀稈を後方上方に搬送して終端部分において左右の搬送穀稈を合流する構成としている。
【0011】
なお、実施例に示す前記穂先搬送ラグ21bは、進行方向に向かって前部の右側からフィ−ドチエン4の始端部側に平面視において傾斜して設けたものを刈取前処理装置3の後部まで延長して設け、連続状態で穀稈穂部を搬送する構成としている。
つぎに、扱深さ調節装置6は、図2及び図4に示すように、従来から公知のように搬送チエンと挾持杆とからなり、始端部を前記前部搬送装置18の終端部に搬送穀稈の株元を受継可能に臨ませて設け、後方上方に延長して終端部を後述する供給調節装置7の始端部に臨ませて設けている。そして、扱深さ調節装置6は、始端部を刈取フレ−ム13に枢着して終端側が搬送穀稈の稈身方向に沿って上下に揺動する構成としている。扱深さ制御モ−タ−22は、実施例にあっては前記扱深さ調節装置6の近傍位置で上側に装備しており、連杆23を介してその扱深さ調節装置6に連動可能に連結して設け、後述するコントロ−ラ24から出力される操作信号に基づいて駆動され、扱深さ制御を行う構成としている。
【0012】
そして、扱深さセンサ25は、図2に示すように、穂先センサ25aと株元センサ25bとからなり、前述した穂先搬送ラグ21bの後方に延長した側のカバ−上方に位置する連結機枠26から穀稈の搬送通路に垂下して設け、搬送中の穀稈丈を検出し、その検出信号を後述するコントロ−ラ24に入力する構成としている。
【0013】
つぎに、供給調節装置7は、図3に示すように、チエン7aと挾持杆27とによって穀稈を挾持して搬送するように設け、扱深さ調節装置6の終端部から受け継いだ穀稈を補助搬送装置5(フィ−ドチエン4)の始端部に受け渡して供給調節を行う構成としている。
具体的に説明すると、供給調節チエン7aは、図1に示すように、前述の刈取フレ−ム13の基部で補助搬送装置5(フィ−ドチエン4)側に連結している伝動ボックス28の上面に軸架した駆動スプロケット29と、搬送側を内面から案内する可動チエンレ−ル30に軸架した転輪31と、それらより前側に位置してテンション機能を持つテンションロ−ラ32とに巻回して構成している。
【0014】
そして、可動チエンレ−ル30は、上述のとおり供給調節チエン7aの搬送側を内面から案内するもので、前記伝動ボックス28から斜め前方側に突出して延長した固定の支持ア−ム33の前部に回動自由に支持して設け、先端部の前記転輪31側が、補助搬送装置5の始端部に対して遠近移動できる構成としている。更に、テンションロ−ラ32は、前記支持ア−ム33の中間部に固着した固定機枠35から延長したテンションア−ム36に軸着して設け、テンションスプリング37によって外側(チエン7を張る方向)に張圧して構成している。
【0015】
そして、供給制御モ−タ−34は、供給調節装置7の下方において、一方側を刈取フレ−ム13側に固着し、他方側を前記した固定機枠35に取り付けて装備し、ロット38を介して前記可動チエンレ−ル30に連結して設け、コントロ−ラ24から出力される操作信号に基づいて駆動され、供給調節制御を行う構成としている。
【0016】
以上のように、供給制御モ−タ−34は、図1及び図3に示すように、前述の扱深さ制御モ−タ−22と接近した位置に配置され、図4に示すように、その上方には後方まで延長されている穂先搬送ラグ21bのケ−スが位置した関係になっている。
そして、挾持杆27は、図1に示すように、供給調節が行われる供給調節チエン7aの穀稈搬送面に常時沿って張圧状態で搬送穀稈を挾持できるように、前後2つの張圧ばね39a、張圧ばね39bとによって張圧させて構成している。そして、後側の張圧ばね39bは、前側の張圧ばね39bより張圧ストロ−クを長くして挾持杆27の調節距離が長く取れるようにして、チエン7aの後部の移動に充分追従できる構成としている。
【0017】
つぎに、各センサとマイクロコンピュ−タ−を利用したコントロ−ラ24について説明する。
まず、上部穀稈センサ40aと下部穀稈センサ40bは、図2に示すように、穀稈引起し装置16の背面の上部と下部とにそれぞれ配置して設けられ、刈取穀稈の穂先側と株元側とを検出する構成としている。
【0018】
そして、コントロ−ラ24は、扱深さ制御を選択するオ−トスイッチ41と、上部穀稈センサ40aと下部穀稈センサ40bと、穂先センサ25aと株元センサ25bとをそれぞれ入力側に接続している。そして、コントロ−ラ24は、予め設定記憶された情報及び各種の入力情報に基づいて出力する側に扱深さ制御モ−タ−22と供給制御モ−タ−34とを接続して扱深さ制御を行う構成としている。
【0019】
そして、扱深さ制御モ−タ−22は、オ−トスイッチ41がONの状態において、扱深さセンサ25の検出情報に基づいて制御され、穂先センサ25aと株元センサ25bとが共に穀稈の検出状態にあるときには浅扱ぎ側に制御し、両センサ25a、25bが共に非検出状態にあるときには深扱ぎ側に制御し、要するに、穀稈穂部の先端が穂先センサ25aと株元センサ25bとの間を通過する位置をニュートラルゾーンとして最適の扱深さ位置と判断する構成としている。
【0020】
そして、供給制御モ−タ−34は、上部穀稈センサ40aと下部穀稈センサ40bとの検出情報に基づいて制御され、両センサ40a、40bが共に穀稈を検出しているときには、供給調節装置7を補助搬送装置5に近い待機位置に保持し、下部穀稈センサ40bが検出状態にあって上部穀稈センサ40aが非検出状態になると、制御作動して供給調節装置7を深扱ぎ側に調節する構成としている。
【0021】
つぎにその作用について説明する。
まず、エンジンを始動して機体の回転各部を駆動し、一方、コントロ−ラ24は、オ−トスイッチ41をON操作して扱深さ制御を立ち上げて刈取脱穀作業を開始する。
すると、圃場の穀稈は、前進する走行車体2の前端下部にある分草杆15によって分草作用を受け、次いで穀稈引起し装置16の引起し作用によって倒伏状態から直立状態に引き起こされ、株元が刈取装置14に達して刈り取られ、掻込輪体20aと掻込無端帯20bとの作用を受けて掻込まれ前部搬送装置18に受け継がれて順次連続状態で上方に搬送される。
【0022】
このようにして、穀稈は、広幅で多数の条列が同時に刈り取られ、左右の前部搬送装置18によって搬送されて後部で合流し、扱深さ調節装置6から供給調節装置7に順次連続状態で受け継がれ、フィ−ドチエン4の始端部に達して脱穀装置1に供給される。
そして、穀稈は、株元がフィ−ドチエン4に挾持された状態で搬送されながら、穂先部分が扱室内に挿入されて通過する過程で、回転されている扱胴によって脱穀される。そして、脱穀処理物は、下方の選別室に達して選別風と揺動選別装置の作用を受けて選別処理されるものである。
【0023】
以上のように、コンバインは、連続的に刈取脱穀作業を行い、脱穀選別した穀粒を収穫してグレンタンクに収集貯留する。
さて、このような作業中において、扱深さ調節装置6は、扱深さセンサ25を構成している穂先センサ25aと株元センサ25bからの検出情報がコントロ−ラ24に入力され、それに基づいてコントロ−ラ24から出力される操作信号によって扱深さ制御モ−タ−22が制御作動され、連杆23を介して調節される。
【0024】
この場合、コントロ−ラ24は、搬送穀稈の穂先位置が穂先センサ25aと株元センサ25bとの間を通過する位置が最も適する扱深さの位置と判断し、その位置に扱深さ調節装置6の調節位置を合わせるように調節制御している。
つぎに、走行車体2は、圃場の枕地に達して分草杆15の先端を近くの畦に衝突させないために、刈取昇降シリンダ−19を伸長して刈取前処理装置3を上昇しながら穀稈の高刈作業に移る。このようにして枕地の刈取作業を行うと、穀稈は、極端に短稈の状態に刈り取られて掻込輪体20aと掻込無端帯20bに掻き込まれるが、そのとき、下部穀稈センサ40bには接触するが上部穀稈センサ40aには届かず接触しないまま後方上方に搬送される。
【0025】
すると、コントロ−ラ24は、一方の下部穀稈センサ40bから検出信号が入力され、他方の上部穀稈センサ40aから非検出信号が入力されるから、搬送穀稈が極端に短いと判断して、供給制御モ−タ−34に深扱ぎ側に作動するように制御信号を出力する。その結果、供給調節装置7は、供給制御モ−タ−34からロット38を介して、可動チエンレ−ル30が、枢着部を支点にして先端の転輪31側が補助搬送装置5から遠ざかる方向の深扱ぎ側に調節制御される。
【0026】
そのとき、供給調節装置7のチエン7aは、転輪31が定位置の駆動スプロケット29側に近づいて緩み状態になるが、テンションスプリング37とテンションア−ム36によって張圧されているテンションロ−ラ32が外側に作用してその緩みが吸収され、適度の張力のもとに駆動スプロケット29によって伝動されている。また、挾持杆27は、調節幅の大きい転輪31側が、張圧ストロ−クの長い後側の張圧ばね39bによって張圧しているから、供給調節チエン7aに追従して移動し確実に穀稈の挾持ができる。
【0027】
以上のように調節制御された供給調節装置7は、扱深さ調節装置6の終端部から受け継いだ極く短い穀稈を補助搬送装置5およびフィ−ドチエン4に供給するが、このとき、株元がフィ−ドチエン4の挾持位置に届かない短い穀稈は、補助搬送装置5によって搬送され、そのまま供給側から全稈が扱室に投入されることになる。又、この場合、株元がフィ−ドチエン4の挾持位置まで届いたわずかな穀稈は、フィ−ドチエン4に挟持されて搬送されるが、途中、穂先側が回転している扱胴に達すると、その回転力によって扱室内に引き込まれ全稈投入の状態になるものが多い。そして、穀稈は、極く短稈の場合少量ではあるが、フィ−ドチエン4によって確実に挟持されているものだけが挟持状態のままで脱穀処理作用を受け、排藁部に達する。
このように、供給調節装置7は、コントロ−ラ24の操作信号に基づいて適確に制御されるから極端に短い穀稈に対しても対応することができ、枕地の刈取もコンバインによって行うことが可能になった。
【0028】
【発明の効果】
本発明は、脱穀装置1を搭載した走行車体2の前部に、刈取前処理装置3を支架して構成したコンバインにおいて、前記脱穀装置1は、フィ−ドチエン4の搬送始端部の供給部分に沿わせて内側に補助搬送装置5を設け、前記刈取前処理装置3には、刈取穀稈の合流搬送位置より後方に設けた扱深さ調節装置6の終端部と、前記脱穀装置1の供給部分に設けている補助搬送装置5の始端部との間に供給調節装置7を設け、前記刈取前処理装置3の穀稈引起し装置16の背面の上部と下部とにそれぞれ上部穀稈センサ40aと下部穀稈センサ40bとを設け、刈取前処理装置3を搬送されている穀稈の穀稈丈を検出する穂先センサ25aと株元センサ25bとを設け、扱深さ制御を行うオートスイッチ41を設け、該オートスイッチ41を入りの状態にすると、前記扱深さ調節装置6と供給調節装置7の両方とを調節制御させる構成とし、扱深さ調節装置6の調節制御は、搬送穀稈の穂先位置が前記穂先センサ25aと株元センサ25bとの間を通過するように調節制御する構成と し、さらに、供給調節装置7の調節制御は、刈取前処理装置3を上昇させて穀稈の高刈作業に移行し、穀稈が前記下部穀稈センサ40bに接触すると共に、上部穀稈センサ40aに接触しない状況になると、前記供給調節装置7の搬送下手の転輪31側が前記補助搬送装置5から遠ざかるように調節制御する構成とし、穀稈の株元が前記フィ−ドチエン4の挟持位置に届かない穀稈は、補助搬送装置5によって搬送されて脱穀装置1の扱室に全稈を投入するように構成したことを特徴とするコンバインしたものであるから、扱深さ制御装置6は、刈取穀稈丈が極端に短くなっても対応することができて、従来、手刈を常識としていた枕地の刈取も機械による自動刈取を可能にした特有の効果を奏するものである。また、高刈作業に移行した場合でも、オートスイッチ41が入りの状態であれば、穀稈引起し装置16の背面の上部と下部とにそれぞれ設けている上部穀稈センサ40aと下部穀稈センサ40bにより短い穀稈を検出して、速やかに短稈に対応した制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であって、平面図である。
【図2】本発明の実施例であって、側面図である。
【図3】本発明の実施例であって、平面図である。
【図4】本発明の実施例であって、側面図である。
【図5】本発明の実施例であって、側面図である。
【図6】本発明の実施例であって、コントロ−ラのブロック図である。
【符号の説明】
1 脱穀装置 2 走行車体 3 刈取前処理装置
4 フィ−ドチエン 5 補助搬送装置 6 扱深さ調節装置
7 供給調節装置 16 穀稈引起し装置 25a 穂先センサ
25b 株元センサ 31 転輪 40a 上部穀稈センサ
40b 下部穀稈センサ 41 オートスイッチ [0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a combine cereal supply device and belongs to the technical field of agricultural machinery.
[0002]
[Prior art]
Traditionally, rice has long and short differences in grain height due to regional differences (for example, southwestern warmland and Hokkaido), varietal differences, and the degree of growth. Equipped with a depth control device to cope with this. Combined harvesters are widespread.
As is well known, a combine depth control device is provided with a treatment depth adjustment chain that is automatically controlled according to the grain height in the pre-cutting processing device, and is provided at the feed chain start end of the threshing device. In addition, while changing and adjusting the delivery position in the slimming direction, it is configured to match the position of the handling barrel and the grain ear part to a position with high threshing efficiency.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
The handling depth adjustment chain equipped in the conventional cutting pretreatment device detects the grain height that has been harvested and conveyed by the handling depth sensor, and the handling depth control is performed based on the detection result. It has been broken. This configuration can sufficiently cope with a normal work state, the adjustment range (adjustment distance) can also correspond to the grain height, and the cutting and threshing work is performed by accurate inheritance conveyance.
[0004]
However, the conventional handling depth control device is configured to work while controlling and adjusting one handling depth adjustment chain according to the grain height, so that the adjustment range (adjustment distance) is inevitably limited, For example, when the combine reaches the heel and moves to cutting the headland, there is a problem that it is impossible to control the handling depth accurately. In other words, when the combine reaches the cutting edge and moves to the cutting of the headland, it moves to the high cutting in order not to collide the weed pod with the ridge that rises higher than the field scene by sequentially raising the cutting pretreatment device. Therefore, the grain height is inevitably shortened.
[0005]
As described above, the conventional handling depth control device has a problem that the adjustment distance is insufficient and cannot be coped with when the grain culm is highly cut and the harvested grain culm length becomes extremely short.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problems, the present invention provides the following technical means. That is, in the combine constituted by suspending the
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be specifically described with reference to the drawings.
First, the configuration will be described.
The traveling vehicle body 2 is configured such that a
[0008]
The auxiliary transfer device 5 is provided along the inside of the
[0009]
Next, as shown in FIG. 4, the
[0010]
Reference numeral 19 denotes a cutting lift cylinder, which is configured to lift and lower the
First, as shown in FIG.3 and FIG.4, the picking-up conveying
[0011]
In addition, the said tip conveyance lug 21b shown in an Example is what provided in inclination in the planar view from the right side of the front part to the starting end part side of the
Next, as shown in FIG. 2 and FIG. 4, the handling depth adjusting
[0012]
As shown in FIG. 2, the
[0013]
Next, as shown in FIG. 3, the
Specifically, as shown in FIG. 1, the supply adjusting chain 7a is an upper surface of a
[0014]
The
[0015]
Then, the
[0016]
As described above, the
As shown in FIG. 1, the holding
[0017]
Next, the
First, as shown in FIG. 2, the upper culm sensor 40 a and the lower culm sensor 40 b are disposed and provided on the upper part and the lower part of the back surface of the cereal raising device 16, respectively, It is configured to detect the stock market side.
[0018]
Then, the
[0019]
The handling
[0020]
The
[0021]
Next, the operation will be described.
First, the engine is started to drive the rotating parts of the airframe. On the other hand, the
Then, the rice straw of the field is subjected to the weeding action by the weeding rice cake 15 at the lower front end of the traveling vehicle body 2 that moves forward, and then the grain rice cake is caused to rise from the lying state to the upright state by the raising action of the device 16, The stock reaches the reaping
[0022]
In this way, the cereals are harvested from a large number of wide rows at the same time, conveyed by the left and right
The cereals are threshed by the rotating handling cylinder in a process in which the tip portion is inserted and passed through the handling chamber while being transported in a state where the stock is held by the
[0023]
As described above, the combine performs the harvesting and threshing operation continuously, harvests the threshed and selected grains, and collects and stores them in the Glen tank.
Now, during such work, the handling
[0024]
In this case, the
Next, the traveling vehicle body 2 extends the cutting lift cylinder 19 and moves up the cutting
[0025]
Then, since the
[0026]
Then, thien 7a of the
[0027]
The
Thus, since the
[0028]
【The invention's effect】
The present invention relates to a combine configured by suspending a cutting
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view of an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a side view of the embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a plan view of an embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a side view of the embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a side view of the embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a block diagram of a controller according to an embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Threshing apparatus 2
40b
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