JP3740090B2 - 油中水型外用剤 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、抗菌成分として、(A)酸化亜鉛、塩化亜鉛、硫酸亜鉛、ラウリン酸亜鉛、ステアリン酸亜鉛及びグルコン酸亜鉛から選ばれる一種又は二種以上、(B)プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ブチレングリコール、ペンチレングリコール及びグリセリンから選ばれる一種又は二種以上、(C)(C1)パラオキシ安息香酸エステル及び/又は(C2)フェノキシエタノール、を含有することにより、抗菌性に優れ、安定で使用感の良好な皮膚刺激のない油中水型外用剤に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、医薬品、医薬部外品、化粧品等の外用剤には、微生物汚染に対する品質の保持、保存性の向上のために各種の抗菌成分が加えられている。一般的な乳化剤型においては、パラオキシ安息香酸エステル類、デヒドロ酢酸及びその塩類、フェノキシエタノール、1,3−ブチレングリコール等が抗菌の主剤又は助剤として用いられてきた。
【0003】
しかしながら、これらの抗菌剤は主として水系でその効果を有効に発現するものであるので、乳化物の外相が油相である油中水型の剤型の外用剤においてはその効果を発現し難いものであった。抗菌効果を得るためには、油中水型の剤型に抗菌剤を多量に配合することとなり、その結果、抗菌効果は得られても系の安定性や使用感に悪影響を及ぼしたり、又、皮膚刺激を生じる場合があり、その改善が望まれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従って、従来の抗菌剤を用いながらもその使用量を適度な範囲に抑えることができ、充分な抗菌効果が得られると共に、系の安定性や使用感に悪影響を及ぼしたり、皮膚刺激を生じることのない油中水型の外用剤が求められており、本発明の課題はこのような技術を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、上記課題を解決すべく検討を重ねた結果、1,3−ブチレングリコール等の多価アルコールとパラオキシ安息香酸エステル及び/又はフェノキシエタノールからなる抗菌成分に、酸化亜鉛、塩化亜鉛、硫酸亜鉛、ラウリン酸亜鉛、ステアリン酸亜鉛及びグルコン酸亜鉛から選ばれる一種又は二種以上を加えることにより、1,3−ブチレングリコール等の多価アルコールとパラオキシ安息香酸エステル及び/又はフェノキシエタノールからなる抗菌成分の使用量を抑えても充分な抗菌効果が得られ、使用感を損なわず、皮膚刺激のない油中水型の外用剤が得られることを見出し本発明を完成した。
【0006】
即ち、本発明は、
(1)抗菌成分として、次の成分(A)〜(C)、
(A)酸化亜鉛、塩化亜鉛、硫酸亜鉛、ラウリン酸亜鉛、ステアリン酸亜鉛及びグルコン酸亜鉛から選ばれる一種又は二種以上
(B)プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ブチレングリコール、ペンチレングリコール及びグリセリンから選ばれる一種又は二種以上
(C)(C1)パラオキシ安息香酸エステル及び/又は(C2)フェノキシエタノール
を含有することを特徴とする油中水型外用剤であり、更に、
(2)成分(A)〜(C1)が、
(A)酸化亜鉛、塩化亜鉛、硫酸亜鉛、ラウリン酸亜鉛、ステアリン酸亜鉛及びグルコン酸亜鉛から選ばれる一種又は二種以上 0.01〜5質量%(以下、単に「%」で示す)
(B)プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ブチレングリコール、ペンチレングリコール及びグリセリンから選ばれる一種又は二種以上 1〜10%
(C1)パラオキシ安息香酸エステル 0.01〜0.3%
であることを特徴とする前記の油中水型外用剤であり、更に、
(3)成分(A)〜(C2)が、
(A)酸化亜鉛、塩化亜鉛、硫酸亜鉛、ラウリン酸亜鉛、ステアリン酸亜鉛及びグルコン酸亜鉛から選ばれる一種又は二種以上 0.01〜5%
(B)プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ブチレングリコール、ペンチレングリコール及びグリセリンから選ばれる一種又は二種以上 1〜10%
(C2)フェノキシエタノール 0.05〜0.5%
であることを特徴とする前記の油中水型外用剤であり、更に、
(4)油中水型外用剤に処方された水(成分(D))に対する成分(B)の割合(B)/(D)(質量比)が、0.05〜0.3であることを特徴とする前記の油中水型外用剤であり、更に、
(5)成分[(B)+(C)]に対する成分(A)の割合、(A)/[(B)+(C)](質量比)が、0.001〜1であることを特徴とする前記の油中水型外用剤であり、更に、
(6)グラム陽性球菌に対して特に抗菌性を有する前記の油中水型外用剤、を提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の抗菌成分(A)である、酸化亜鉛、塩化亜鉛及び硫酸亜鉛は、外用医薬品、化粧品等の原料として、主に収斂剤として用いられているものである。また、酸化亜鉛は、粉体原料として増量剤等の用途の他、紫外線防御効果を有するので日焼け止め料に紫外線防御剤としても用いられている。ラウリン酸亜鉛及びステアリン酸亜鉛は、高級脂肪酸の金属石けんであり、油系のゲル化剤や感触の改良剤として用いられている。又、グルコン酸亜鉛は、亜鉛強化の為の食品添加物として用いられているものである。
【0008】
これら亜鉛化合物は亜鉛イオンによる緩和な抗菌効果が期待されるが、前記のような用途が主目的であるので外用剤への配合量は一般に多く、従来の水系の抗菌剤では充分な効果が得られない油中水型外用剤にこれら亜鉛化合物が抗菌成分として少量用いられるようなことはなかった。これら亜鉛化合物の粒径や形状等は特に限定されず、一種又は二種以上を用いることができる。
【0009】
本発明の抗菌成分(B)であるプロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ブチレングリコール、ペンチレングリコール及びグリセリンは、外用剤の基剤、保湿剤、抗菌の助剤等として用いられるものである。ブチレングリコールとしては、1,2−ブチレングリコール、1,3−ブチレングリコール等が、ペンチレングリコールとしては、1,2−ペンチレングリコール、1,3−ペンチレングリコール、1,4−ペンチレングリコール等が挙げられる。外用医薬品、化粧品等の原料としての汎用性から、本発明の油中水型外用剤には、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール及びグリセリンの一種又は二種以上が用いることが好ましい。
【0010】
本発明の抗菌成分(C)である、(C1)パラオキシ安息香酸エステル及び(C2)フェノキシエタノールは、外用医薬品、化粧品等の抗菌剤として一般に用いられているものである。パラオキシ安息香酸エステルとしては、メチル、エチル、ブチル及びプロピルエステル体が好ましく用いられる。これらの抗菌成分(C)は、一種又は二種以上を用いることができる。
【0011】
本発明の油中水型外用剤における抗菌成分(A)、(B)及び(C)の各成分の含有量は、夫々、成分(A)は0.01〜5%、好ましくは0.05〜1%、成分(B)は1〜10%、好ましくは3〜6%、成分(C1)は0.01〜0.3%、好ましくは0.05〜0.2%、成分(C2)は0.05〜0.5%、好ましくは0.1〜0.3%である。
【0012】
本発明では、抗菌成分(B)、(C1)及び(C2)の含有量を、成分(A)を含まない通常の油中水型外用剤で充分な抗菌効果を得る為に使用しなければならない量に比べ著しく減らすことができるので、充分な抗菌力を有しながら、且つ、使用感が良く安定で、皮膚刺激のない油中水型外用剤を得ることができる。
【0013】
又、本発明の油中水型外用剤における、処方された水(成分(D))に対する成分(B)の割合(B)/(D)(質量比)が、0.05〜0.3であると、より優れた抗菌効果が得られ、その結果、更に安定性や使用性が良好で、皮膚刺激のない油中水型外用剤を得ることができる。
【0014】
更に、本発明の成分[(B)+(C)]に対する成分(A)の割合、(A)/[(B)+(C)](質量比)が、0.001〜1であると、本発明の効果がより優れたものとなる。
【0015】
本発明の油中水型外用剤は、グラム陽性球菌に対して高い抗菌性を有するものである。
【0016】
本発明の油中水型外用剤は、医薬品、医薬部外品、化粧品等のいずれの外用剤にも有効に用いられ、例えば化粧品においては、油中水型の乳液、クリーム、美容液等のスキンケア製品や、ヘアクリーム等の頭髪製品、リキッドファンデーション、油中水型固形ファンデーション等のメイク製品に用いることができる。
【0017】
本発明の油中水型外用剤には、上記(A)〜(D)成分以外に、通常医薬品や化粧品等の油中水型外用剤に用いられる各種油剤、界面活性剤、保湿剤、pH調整剤、粉体、アルコール類、動植物や微生物由来の抽出物やビタミン類等の薬効剤、紫外線防止剤、着色剤、香料等を、本発明の効果を損なわない範囲で適宜加えることができる。
【0018】
以下に実施例を挙げて本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらによって何等制約されるものではない。
【0019】
【実施例】
試験例1:抗菌力の評価
表1に示す処方の油中水型クリームを下記製法により調製し、各種微生物に対する抗菌力(防腐力)を第14改正日本薬局方・参考情報記載の保存効力試験法に準じて評価した。これらの評価結果を表1にあわせて示した。
【0020】
(試験方法)
抗菌力評価のための被験菌としては、下記(a)〜(c)の3菌株を使用した。
(a)Staphylococcus aureus IFO 13726
(b)Escherichia coli IFO 3972
(c)Pseudomonas aeruginosa IFO 13275
(a)の菌株はグラム陽性球菌、(b)及び(c)の菌株はグラム陰性桿菌として知られているものである。
上記菌株を培養したものを、各々、105cells/gとなるように実施例1〜4及び比較例1〜2のクリームに接種し、接種後1日後、3日後、及び1週間後の生菌数を調べて、以下の3段階の基準で評価した。
【0021】
(評価基準)
◎:1日後の生菌数が、102cells/g以下まで減少したもの
○:3日〜1週間後の生菌数が、102cells/g以下まで減
少したもの
×:1週間後の生菌数が、定常、又は増殖したもの
【0022】
【表1】
【0023】
(油中水型クリームの製法)
室温で均一に分散した成分(1)〜(5)に、同様に室温で均一に溶解した成分(6)〜(8)を攪拌しながら加え、油中水型クリームを得た。
【0024】
表1の結果から明らかなように、本発明の実施例1〜4は優れた抗菌力を有しており、特にグラム陽性球菌に対して高い抗菌力が得られることが明らかとなった。比較例2は、1,3−ブチレングリコールを多量に含有することにより高い抗菌力が得られているが、後述するように、皮膚への刺激があり、べたつき感が強くて使用感に劣るものであった。
【0025】
なお、表1及び後述の表2、3中において、各成分の配合(質量)比を示す(B)/(D)は、小数点以下3桁目を四捨五入した値であり、同じく、(A)/[(B)+(C)]は、小数点以下4桁目を四捨五入した値を示すものである。
【0026】
試験例2:抗菌力、刺激感、使用感の評価
表2及び表3に示す処方の油中水型クリームを下記製法により調製し、その抗菌力(防腐力)、刺激感(皮膚に塗布した時の違和感、痛み)及び使用感(皮膚に塗布した時のべたつき感等)について詳細に評価した。評価結果を表2及び表3にあわせて示した。なお、表2の実施例1〜4及び表3の比較例1〜2は、試験例1と同じものである。
抗菌力の評価方法及び評価基準は、試験例1に準じ、(a)の菌株を使用した。
【0027】
刺激感及び使用感の評価は以下の方法と評価基準で行った。
(刺激感)
女性パネル20名を使用し、表2及び表3の油中水型クリームを頬部に塗布して5段階評価を行い、評価したパネルの平均点により、下記判断基準から刺激感を評価して示した。
(評価基準)
<5段階評価>
5点 : 違和感や痛みを全く感じない
4点 : わずかに違和感を感じるが痛みはない
3点 : 極わずかに痛みを感じる
2点 : やや痛みを感じる
1点 : 痛みを感じる
<判断基準>
◎ : 4.5点以上
○ : 3.5点以上4.5点未満
△ : 2.5点以上3.5点未満
× : 2.5点以下
【0028】
(使用感)
化粧歴10年以上の女性20名をパネルとして、伸びの良さ、べたつきのなさの使用感について、良いと感じた人数により、以下の基準に従い評価した。
【0029】
<評価基準>
◎: 16名以上
○: 12名以上16名未満
△: 8名以上12名未満
×: 8名未満
【0030】
【表2】
【0031】
【表3】
【0032】
(油中水型クリームの製法)
室温で均一に分散した成分(1)〜(7)に、同様に室温で均一に溶解した成分(8)〜(11)を攪拌しながら加え、油中水型クリームを得た。
【0033】
表2及び表3の結果から明らかなように、本発明の抗菌成分(A)を含有しない比較例においては、抗菌成分(B)及び(C)の含有量を増すと良い抗菌力は得られるが、一方で刺激感や使用感の問題があり、(B)及び(C)の含有量を減らすとその逆の問題を生じる。又、成分(A)を含有しても、成分(B)もしくは(C)の一方を欠くと抗菌力と刺激感や使用感の問題を解決できない。本発明の抗菌成分(A)、(B)及び(C)を含有する実施例ではこれらの問題が解決され、優れた抗菌力を保持しつつ、皮膚刺激がなく、使用感が良好な油中水型外用剤を提供できることが明らかとなった。
【0034】
以下に、種々の形態の本発明の油中水型外用剤を例示するが、いずれの実施例も優れた抗菌力を保持しつつ、皮膚刺激がなく、使用感も良好なものであった。なお、これらの実施例における油中水型外用剤の製造方法は、各々の油中水型外用剤の製造方法として一般的に用いられている方法に従った。
【0035】
実施例12:美白エッセンス
【0036】
(製法)
成分(1)〜(5)を室温にて均一に混合したものに、成分(6)〜(10)を同様に室温にて均一に混合したもの及び成分(11)を撹拌しながら加えて美白エッセンスを得た。
【0037】
実施例13:アイクリーム
【0038】
(製法)
成分(1)〜(7)を70℃で加熱混合し、成分(8)〜(10)を同様に70℃に加熱溶解したものを撹拌しながら加えて乳化後、室温まで冷却し、成分(11)を加えてアイクリームを得た。
【0039】
実施例14:リキッドファンデーション
【0040】
(製法)
予備分散した成分(3)〜(13)を成分(1)及び(2)に分散する。これに、成分(17)に成分(14)〜(16)を溶解したものを撹拌しながら加えて乳化した後、成分(18)を加えて、リキッドファンデーションを得た。
【0041】
実施例15:固形ファンデーション
【0042】
(製法)
予備分散した成分(3)〜(15)を成分(1)及び(2)に分散し、60℃に加熱する。これに、成分(19)に成分(16)〜(18)を溶解したものを撹拌しながら加えて乳化し、室温に冷却した後、成分(20)を加えて固形ファンデーションを得た。
【0043】
実施例16:クレンジングマッサージ
【0044】
(製法)
成分(1)〜(5)を70℃で加熱溶解し、これに成分(6)〜(11)を同様に70℃で加熱溶解したものを撹拌しながら加えて乳化し、室温に冷却後、成分(12)を加えてクレンジングマッサージを得た。
【0045】
【発明の効果】
成分(A)〜(C);(A)酸化亜鉛、塩化亜鉛、硫酸亜鉛、ラウリン酸亜鉛、ステアリン酸亜鉛及びグルコン酸亜鉛から選ばれる一種又は二種以上、(B)プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ブチレングリコール、ペンチレングリコール及びグリセリンから選ばれる一種又は二種以上、(C)(C1)パラオキシ安息香酸エステル及び/又は(C2)フェノキシエタノール、を抗菌成分として含有することを特徴とする本発明の油中水型外用剤は、成分(B)及び(C)の含有量を皮膚に塗布した時の刺激感やべたつき等の使用感の悪さを生じることがない適度な範囲に抑え、かつ、優れた抗菌力を有する。従って、本発明の油中水型外用剤は、優れた抗菌力を有し、かつ、皮膚刺激がなく使用感の良い各種剤型の油中水型外用剤として有効に用いることができる。
Claims (3)
- 抗菌成分として、次の成分(A)〜(D);
(A)酸化亜鉛、塩化亜鉛、硫酸亜鉛、ラウリン酸亜鉛、ステアリン酸亜鉛及びグルコン酸亜鉛から選ばれる一種又は二種以上を0.01〜5質量%、
(B)プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ブチレングリコール、ペンチレングリコール及びグリセリンから選ばれる一種又は二種以上を1〜10質量%、
(C)(C1)パラオキシ安息香酸エステルを0.01〜0.3質量%、及び/又は(C2)フェノキシエタノールを0.05〜0.5質量%、
(D)水、
を含有する油中水型外用剤であって、油中水型外用剤に処方された成分(D)に対する成分(B)の割合(B)/(D)(質量比)が、0.05〜0.3であり、成分[(B)+(C)]に対する成分(A)の割合(A)/[(B)+(C)](質量比)が、0.001〜1である油中水型外用剤。 - グラム陽性球菌に対して抗菌性を有する、請求項1に記載の油中水型外用剤。
- 成分(B)が、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ブチレングリコール及びペンチレングリコールから選ばれる一種又は二種以上である請求項1又は2に記載の油中水型外用剤。
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