JP3639538B2 - Recording control method for optical disc recording / reproducing apparatus - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光学式ピックアップより照射されるレーザーによってディスクに信号を記録するとともにレーザーによってディスクに記録されている信号の再生動作を行うように構成された光ディスク記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
光学式ピックアップを用いてディスクに記録されている信号の読み出し動作を行うディスクプレーヤーが普及しているが、最近では、再生機能に加えて光学式ピックアップより照射されるレーザーによってディスクに信号を記録することが出来るように構成された光ディスク記録再生装置が商品化されている。
【0003】
また、最近では、規定の記録線速度に対して、2倍、4倍、6倍、8倍、10倍及び12倍等の高速の線速度一定にてディスクを回転制御した状態で信号を記録することが出来るように構成された光ディスク記録再生装置が開発されている。線速度一定の状態にてディスクの回転速度を制御した状態で記録動作を行うためには、スピンドルモーターMの回転制御動作を正確に行う必要があり、線速度を更に高速化することには限界がある。そのため、最近では、ディスクを角速度一定の状態にて回転させた状態にて記録動作を行うことによって記録速度の高速化を行うようにした技術が開発されている。
【0004】
また、記録用ディスクには、そのディスクが記録速度、即ち規定の線速度に対して何倍の線速度にて記録可能であるかを示す情報が記録されており、光ディスク記録再生装置の中には、記録動作を開始する前にこの情報を認識することによって記録速度の設定等を行うことが出来るように構成されたものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
線速度一定による記録動作を行う場合ディスクの内周側では外周側と比較してディスクの回転速度、即ち角速度が速くなるため、記録位置が内周側にある場合にはディスクを回転駆動するスピンドルモーターの回転速度を高速にする必要がある。しかしながら、高速回転可能なスピンドルモーターは高価であるだけでなく、正確な速度制御動作を行うことも非常に困難になるため、ディスクが備えている記録可能最高線速度一定にて記録動作を行うことが出来ないことになる。
【0006】
このような問題を解決する方法として、ディスクの回転動作を角速度一定にて行い、この状態にて信号の記録動作を行うようにした技術が開発されている。角速度一定の状態にて信号の記録動作を行う場合には、記録位置が内周側より外周側に移動するに従って記録位置における線速度が高速となり、その線速度がディスクが備えている記録可能最高線速度を越えると記録動作を行うことが出来なくなるという問題がある。
【0007】
本発明は、斯かる問題を解決した光ディスク記録再生装置の記録制御方法を提供しようとするものである。
【0008】
【作用】
本発明は、角速度一定による記録動作及び線速度一定による記録動作可能な光ディスク記録再生装置において、ディスクに記録されている情報に基づき記録可能最高線速度を認識した後記録開始位置が該記録可能最高線速度による記録可能位置であるか否かを判定し、その判定に基づいて記録速度制御方式の選定を行うようにしたものである。
【0009】
【実施例】
図1は本発明の記録制御方法を示すフローチャート、図2は本発明に係る光ディスク記録再生装置の一実施例を示すブロック回路図である。
【0010】
図2において、1はスピンドルモーターMによって回転駆動されるターンテーブル(図示せず)に載置されるディスクであり、該ターンテーブルの回転により回転されるように構成されている。また。前記ディスク1には、ディスク上の位置を示す位置情報データ及びディスクが備えている記録可能最高線速度を示す情報がプリグルーブと呼ばれる溝によって記録されており、この溝より得られるウォブル信号に基づいて信号の記録再生動作が行われるように構成されている。2はディスク1に光ビームを照射させるレーザーダイオード及び該レーザーダイオードより照射される光をモニターするモニター用ダイオードが組み込まれているとともにディスク1の信号面より反射される光ビームを受ける光検出器が組み込まれている光学式ピックアップであり、ピックアップ送り用モーター(図示せず)によってディスク1の径方向に移動せしめられるように構成されている。
【0011】
3は前記光学式ピックアップ2に組み込まれている光検出器から得られるRF信号を増幅するとともに波形成形するRF信号増幅回路、4は前記RF信号増幅回路3を介して得られる信号に基づいて前記光学式ピックアップ2の光ビームをディスク1の信号面に合焦させるフォーカシング制御動作及び該光ビームを前記信号面の信号トラックに追従させるトラッキング制御動作を行うピックアップ制御回路であり、フォーカスサーボ回路及びトラッキングサーボ回路が組み込まれている。
【0012】
5は前記RF信号増幅回路3より出力される信号のデジタル信号処理を行うとともに各種信号の復調動作を行うデジタル信号処理回路、6は前記デジタル信号処理回路5にて信号処理されたデジタル信号が入力される信号再生用回路であり、ディスク1に記録されている情報がオーディオ信号である場合には、アナログ信号に変換した後増幅器等に出力し、コンピューターソフトのようなデータ信号の場合にはデジタル信号のままホストとして設けられているコンピューター装置7に出力する作用を成すものである。
【0013】
8は前記デジタル信号処理回路5により復調された信号が入力されるとともに前記コンピューター装置7から出力される命令信号に応じて種々な制御動作を行うシステム制御回路である。9はテスト信号や情報信号等の記録信号が入力されるとともにその信号に対応させてレーザー駆動回路(図示せず)によるレーザーの照射動作を制御することによってデータ信号等を前記ディスク1に記録させる信号記録用回路である。
【0014】
10はディスク1に記録される信号が一旦記憶されるバッファ用RAMであり、前記コンピューター装置7より出力される信号が書き込まれるとともにシステム制御回路8の制御動作によって信号の記憶書き込み動作及び読み出し動作が制御されるように構成されている。11は前記システム制御回路8によって動作が制御されるスピンドルモーター駆動回路であり、ディスク1を回転駆動させるスピンドルモーターMを回転駆動制御する作用を有している。そして、前記スピンドルモーター駆動回路11による回転駆動動作は、ディスク1の所定の位置より外周側においては、ディスク1が備えている記録可能最高線速度一定の状態にて回転させることが出来るように、また角速度一定の状態にて回転させることが出来るように構成されている。
【0015】
斯かる構成において、ディスク1への信号の記録動作時、バッファ用RAM10にはコンピューター装置7から出力される信号が記憶され、その記憶されている信号の読み出し動作を制御することによってディスク1への信号の記録動作を制御するように構成されている。
【0016】
以上の如く、本発明に係る光ディスク記録再生装置は構成されているが、次に斯様に構成された回路における再生動作について説明する。コンピューター装置7よりドライブ装置を構成するシステム制御回路8に対して再生動作を行うための命令信号が出力されると、該システム制御回路8による再生動作のための制御動作が開始される。斯かる再生動作が行われる場合には、光学式ピックアップ2に組み込まれているレーザーダイオードには、信号の読み出し動作を行うためのレーザー出力が得られる駆動電流がレーザー駆動回路より供給されるように設定されている。
【0017】
斯かる再生動作のための制御動作が開始されると、スピンドルモーター駆動回路11によるスピンドルモーターMの回転制御動作が行われるが、斯かるスピンドルモーターMの回転制御動作は、ウォブル信号をデコードして得られる同期信号と基準信号生成回路(図示せず)より出力される基準信号とを比較することによりディスク1を線速度一定にて回転駆動するように行われる。斯かる制御動作は、後述する信号の記録動作時にも同様に行われる。また、角速度一定による再生動作を行う場合には、設定された角速度になるようにスピンドルモーターMを回転駆動制御するが、斯かる制御動作は、後述する信号の記録動作時にも同様に行われる。
【0018】
スピンドルモーターMの回転制御動作は、以上の如く行われるが、信号の読み出し動作を行う光学式ピックアップ2では、フォーカシング制御動作及びトラッキング制御動作が開始されて該光学式ピックアップ2によるディスク1からの信号の読み出し動作が開始されるが、再生動作に先だってディスク1の最初のセッションを構成するリードイン領域に記録されているTOCデータの読み出し動作が行われる。
【0019】
ディスク1に設けられている最初のセッションの信号記録領域に記録されている信号の読み出し再生動作は、リードイン領域に記録されているTOCデータに基づいて行われることになる。前記光学式ピックアップ2によって読み出された信号は、RF信号増幅回路3を通して増幅及び波形成形された後デジタル信号処理回路5に入力されて信号の復調動作が行われる。前記デジタル信号処理回路5により信号処理が行われて情報データが抽出されると、該情報データは誤り訂正等の信号処理が行われた後、信号再生用回路6に印加される。
【0020】
そして、前記信号再生用回路6は、ディスク1から読み出された情報データがオーディオ信号である場合には、アナログ信号に変換した後増幅器等に出力し、コンピューターソフトのようなデータ信号の場合にはデジタル信号のままコンピューター装置7に出力することになる。
【0021】
以上に説明したように本実施例における再生動作は行われるが、次にディスク1への信号の記録動作について説明する。
【0022】
ディスク1に信号を記録する動作は、まずディスク1に設けられている試し書き領域にテスト信号を記録及び再生することにより記録動作に最適なレーザー出力が得られる駆動電流がレーザーダイオードに供給されるように設定される。斯かるレーザー出力の設定動作が行われると、ディスク1のバッファと呼ばれる領域に記録されている情報データ、即ち信号記録領域に記録されている信号の位置情報等を読み出す動作が行われる。
【0023】
このようにして読み出された情報データに基づいてディスク1に設けられている信号記録領域にデータ信号の記録動作が可能であるか、また、記録動作を行う位置は何処か等の認識動作が行われる。
【0024】
斯かる認識処理動作が終了すると、光学式ピックアップ2をディスク1上の記録動作を開始する位置まで移動させるとともにバッファ用RAM10への記録信号の書き込み動作が行われる。前記バッファ用RAM10への信号の書き込み動作が行われると、該バッファ用RAM10に記憶される信号の記憶量が次第に上昇することになる。その記憶量が所定量を越えると、前記バッファ用RAM10に記憶されている信号を読み出し、その読み出された信号を前記信号記録用回路9に入力せしめる。その結果、前記信号記録用回路9によるレーザー駆動回路の制御動作が行われ、ディスク1に信号が記録されることになる。
【0025】
斯かる動作によってディスク1への信号の記録動作は行われるが、前記バッファ用RAM10への信号の書き込み動作は、通常動作として該バッファ用RAM10からの信号の読み出し動作に応じて行われるように構成されている。前記バッファ用RAM10への信号の書き込み動作は、信号の読み出し動作が行われると、その読み出された信号が記憶されていた位置に新たに信号を書き込むという動作が繰り返し行われる。
【0026】
以上に説明した記録動作は、ディスク1に設けられている記録領域の全ての領域における記録動作を線速度一定及び角速度一定にて行うことが出来る場合の動作であり、例えばディスク1への記録速度が規定の線速度に対して12倍程度の遅い速度の場合の動作である。次に本発明の要旨である記録制御方法について、図1に示したフローチャートを参照して説明する。
【0027】
斯かる動作は、例えばディスク1の記録可能最高線速度が規定の速度に対して24倍等の高速記録可能な場合であり、スピンドルモーターMを内周側においては24倍の線速度になるように回転駆動することが出来ない場合に行われるものである。
【0028】
ディスク1を光ディスク記録再生装置に設けられている装着部に挿入した後記録動作を行うための切換操作を行うと、ディスク1に記録されている情報の読み出し動作を行い、その読み出された情報に基づいてそのディスク1が備えている記録可能最高線速度を認識する(ステップA)。ディスク1が備えている記録可能最高線速度の認識が行われると、信号の記録動作を行う位置、即ち記録開始位置が記録可能最高線速度一定による記録動作を行うことが出来る位置であるか否かの判定動作を行う(ステップB)。斯かる判定動作は、スピンドルモーターMによるディスク1の回転速度を最大にした場合の記録開始位置における線速度と記録可能最高線速度との関係から判定することが出来るが、斯かる判定動作は前もってディスク上の位置と回転速度との関係を示すデータをメモリー回路等に記憶させておけば容易に行うことが出来る。
【0029】
ステップBにおいて、記録動作を開始する位置が記録可能最高線速度一定による記録動作を行うことが可能な位置であると判定された場合には、記録可能最高線速度一定にて記録動作を行う(ステップC)。このようにして記録可能最高線速度一定による記録動作が開始されるが、斯かる記録動作が開始されると記録位置がディスク1の外周側へ移動することになる。線速度一定による記録動作が行われている状態では、記録位置が外周側へ移動するに従ってディスク1の回転角速度が次第に低下することになるので、記録可能最高線速度一定による記録動作を信号記録領域の最外周位置まで行うことが出来る。このようにして記録可能最高線速度一定による記録動作が行われるが、記録動作の解除命令が行われると光ディスク記録再生装置は、停止状態に復帰せしめられる。
【0030】
ステップBにおいて、記録動作を開始する位置が記録可能最高線速度一定による記録動作を行うことが可能な位置であると判定された場合には、前述したように記録可能最高線速度一定による記録動作が行われるが、次に記録動作を開始させる位置が記録可能最高線速度一定による記録動作を行うことが出来ない位置であると判定された場合の動作について説明する。
【0031】
記録動作を開始させる位置が記録可能最高線速度一定による記録動作を行うことが出来ない位置であると判定された場合には、角速度一定にて記録動作を行う(ステップD)。このようにして、角速度一定にて回転駆動されるディスク1への記録動作が開始されるが、斯かる記録動作状態では、記録位置がディスク1の外周側へ移動するに従って記録位置における線速度が次第に増加することになる。斯かる角速度一定による記録動作が行われている間、常に記録位置が記録可能最高線速度一定による記録動作を行うことが出来る位置に移動したか否かの判定を行う(ステップE)。
【0032】
ステップEにおいて、記録位置が記録可能最高線速度一定による記録動作を行うことが出来る位置に移動していないと判定されている間は、角速度一定による記録動作が行われるが、記録可能位置に移動したと判定されると、記録可能最高線速度一定にて記録動作を行う状態に切り換える(ステップF)。
【0033】
このようにして角速度一定による記録動作状態より記録可能最高線速度一定による記録動作を行う状態に切り換えられるが、その後は記録可能最高線速度一定による記録動作が記録終了まで行われることになる。
【0034】
角速度一定による記録動作状態において、記録位置が記録可能最高線速度一定による記録動作を行うことが出来る位置に移動したと判定された場合の記録可能最高線速度一定による記録動作を行う状態への切換動作は以上に説明したように行われるが、記録位置の線速度が記録可能最高線速度に達したか否かの判定動作は、ディスク1に記録されている位置情報データとメモリー回路に記憶されているデータに基いて行うことが出来る。
【0035】
【発明の効果】
本発明は、角速度一定にて回転制御されるディスクへの記録動作及び線速度一定にて回転制御されるディスクへの記録動作を行うことが出来る光ディスク記録再生装置において、ディスクに記録されている情報を読み出すことにより該ディスクの記録可能最高線速度を認識した後、ディスク上の記録開始位置がディスクに記録されている情報から認識された記録可能最高線速度による記録動作を行うことが出来る記録可能位置であるか否かをスピンドルモーターによるディスクの回転速度を最大にした場合の記録開始位置における線速度とディスクの記録可能最高線速度との関係から判定し、その判定に基づいて記録動作を行うディスクの記録速度制御方式を選定した後、選定された記録制御方式にて記録動作を開始させるようにしたので、即ち記録開始位置に適した記録制御方式にて記録動作を開始させるようにしたので効率良く記録動作を行うことが出来る。
【0036】
また、本発明は、記録開始位置が記録可能最高線速度による記録動作を行うことが出来る記録可能位置であると判定されたとき、記録可能最高線速度一定にてディスクを回転制御することによって記録動作を開始させるとともに以後の記録動作を記録可能最高線速度一定にてディスクを回転制御する状態にて行うようにしたので、速度制御方式の無駄な変更動作を行う必要が無い。
【0037】
そして、本発明は、記録開始位置が記録可能最高線速度一定による記録動作を行うことが出来ない記録不可能位置であると判定されたとき、角速度一定にてディスクを回転制御することによって記録動作を開始させるとともに記録動作状態にあるとき、信号の記録動作を行っている位置が記録可能最高線速度一定による記録動作を行うことが出来る位置か否かの判定動作を行うようにしたので、無理な線速度一定による記録動作を開始させることが無く記録動作を効率良く行うことが出来る。
【0038】
また、本発明は、信号の記録動作を行っている位置が記録可能最高線速度一定による記録動作を行うことが出来る位置であると判定されたとき、記録可能最高線速度一定による記録動作を行う状態に切換えるとともに以後の記録動作を記録可能最高線速度一定にてディスクを回転制御する状態にて行うようにしたので、ディスクに設定されている記録可能最高線速度一定機能を最大限利用して記録動作を行うことが出来る。従って、本発明によれば、効率良く記録動作を行うことが出来るだけでなく、特性の良い記録動作を行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録制御方法を示すフローチャートである。
【図2】本発明に係る光ディスク記録再生装置の一実施例を示すブロック回路図である。
【符号の説明】
1 ディスク
2 光学式ピックアップ
4 ピックアップ制御回路
5 デジタル信号処理回路
7 コンピューター装置
8 システム制御回路
10 バッファ用RAM
11 スピンドルモーター駆動回路[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an optical disk recording / reproducing apparatus configured to record a signal on a disk by a laser irradiated from an optical pickup and perform a reproduction operation of the signal recorded on the disk by the laser.
[0002]
[Prior art]
Disc players that use optical pickups to read signals recorded on discs have become widespread, but recently, in addition to the playback function, signals are recorded on the discs by a laser emitted from the optical pickups. An optical disc recording / reproducing apparatus configured so as to be able to be used has been commercialized.
[0003]
Also, recently, signals are recorded in a state in which the disk is rotationally controlled at a constant high linear velocity such as 2 times, 4 times, 6 times, 8 times, 10 times and 12 times the specified recording linear velocity. An optical disc recording / reproducing apparatus configured to be able to be used has been developed. In order to perform a recording operation while controlling the rotational speed of the disc with a constant linear velocity, it is necessary to accurately perform the rotational control operation of the spindle motor M, and there is a limit to further increasing the linear velocity. There is. For this reason, recently, a technique has been developed in which the recording speed is increased by performing the recording operation with the disk rotated at a constant angular velocity.
[0004]
The recording disk is recorded with information indicating the recording speed, that is, how many times the linear speed can be recorded with respect to the specified linear speed. Is configured so that the recording speed can be set by recognizing this information before starting the recording operation.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
When performing a recording operation with a constant linear velocity, the rotational speed of the disk, that is, the angular speed, is faster on the inner peripheral side of the disk than on the outer peripheral side, so the spindle that drives the disk to rotate when the recording position is on the inner peripheral side. It is necessary to increase the rotation speed of the motor. However, a spindle motor capable of high-speed rotation is not only expensive, but it is also very difficult to perform an accurate speed control operation. Therefore, the recording operation should be performed at the maximum recordable linear velocity of the disc. Will not be possible.
[0006]
As a method for solving such a problem, a technique has been developed in which a disk is rotated at a constant angular velocity and a signal recording operation is performed in this state. When signal recording is performed at a constant angular velocity, the linear velocity at the recording position increases as the recording position moves from the inner circumference side to the outer circumference side, and the linear velocity is the highest recordable speed of the disc. When the linear velocity is exceeded, there is a problem that the recording operation cannot be performed.
[0007]
The present invention is intended to provide a recording control method for an optical disc recording / reproducing apparatus that solves such problems.
[0008]
[Action]
The present invention relates to an optical disc recording / reproducing apparatus capable of recording operation with a constant angular velocity and recording operation with a constant linear velocity, and the recording start position is the highest recordable position after recognizing the highest recordable linear velocity based on the information recorded on the disc. It is determined whether or not the recordable position is based on the linear velocity, and the recording velocity control method is selected based on the decision.
[0009]
【Example】
FIG. 1 is a flowchart showing a recording control method of the present invention, and FIG. 2 is a block circuit diagram showing an embodiment of an optical disk recording / reproducing apparatus according to the present invention.
[0010]
In FIG. 2, reference numeral 1 denotes a disk placed on a turntable (not shown) that is rotationally driven by a spindle motor M, and is configured to be rotated by the rotation of the turntable. Also. On the disk 1, position information data indicating the position on the disk and information indicating the maximum recordable linear velocity provided in the disk are recorded by a groove called a pregroove, and based on a wobble signal obtained from the groove. Thus, a signal recording / reproducing operation is performed.
[0011]
[0012]
[0013]
A system control circuit 8 receives a signal demodulated by the digital
[0014]
[0015]
In such a configuration, during the recording operation of the signal to the disk 1, the signal output from the computer device 7 is stored in the
[0016]
As described above, the optical disk recording / reproducing apparatus according to the present invention is configured. Next, the reproducing operation in the circuit configured as described above will be described. When a command signal for performing a reproduction operation is output from the computer device 7 to the system control circuit 8 constituting the drive device, the control operation for the reproduction operation by the system control circuit 8 is started. When such a reproducing operation is performed, the laser diode incorporated in the
[0017]
When the control operation for such reproduction operation is started, the rotation control operation of the spindle motor M by the spindle
[0018]
The rotation control operation of the spindle motor M is performed as described above. In the
[0019]
The reading / reproducing operation of the signal recorded in the signal recording area of the first session provided on the disc 1 is performed based on the TOC data recorded in the lead-in area. The signal read out by the
[0020]
When the information data read from the disk 1 is an audio signal, the signal reproducing circuit 6 converts the information data into an analog signal and outputs it to an amplifier or the like. Is output to the computer device 7 as a digital signal.
[0021]
As described above, the reproduction operation in this embodiment is performed. Next, the signal recording operation on the disk 1 will be described.
[0022]
In the operation of recording a signal on the disk 1, first, a drive current that provides an optimum laser output for the recording operation by recording and reproducing a test signal in a test writing area provided on the disk 1 is supplied to the laser diode. Is set as follows. When such a laser output setting operation is performed, an operation of reading information data recorded in an area called a buffer of the disk 1, that is, position information of a signal recorded in the signal recording area is performed.
[0023]
Based on the information data read out in this manner, a data signal recording operation can be performed in the signal recording area provided on the disc 1, and a recognition operation such as where the recording operation is performed is performed. Done.
[0024]
When such a recognition processing operation is completed, the
[0025]
A signal recording operation to the disk 1 is performed by such an operation, but a signal writing operation to the
[0026]
The recording operation described above is an operation in the case where the recording operation in all the recording areas provided on the disk 1 can be performed at a constant linear velocity and a constant angular velocity. Is the operation when the speed is about 12 times slower than the specified linear speed. Next, a recording control method that is the gist of the present invention will be described with reference to the flowchart shown in FIG.
[0027]
Such an operation is, for example, the case where the maximum recordable linear velocity of the disk 1 can be recorded at a high speed such as 24 times the prescribed velocity, and the spindle motor M has a linear velocity of 24 times on the inner circumference side. This is performed when it cannot be rotated.
[0028]
When the switching operation for performing the recording operation is performed after the disc 1 is inserted into the mounting portion provided in the optical disc recording / reproducing apparatus, the information recorded on the disc 1 is read out, and the read information is read out. Based on the above, the maximum recordable linear velocity of the disc 1 is recognized (step A). When recognition of the recordable maximum linear velocity disk 1 is provided with is made, whether the position to perform the recording operation of the signal, i.e. the recording start position is the position where it is able to perform the recording operation by the recordable maximum linear velocity constant Is determined (step B). Such a determination operation can be determined from the relationship between the linear velocity at the recording start position and the recordable maximum linear velocity when the rotational speed of the disk 1 by the spindle motor M is maximized. Such a determination operation is performed in advance. If data indicating the relationship between the position on the disk and the rotational speed is stored in a memory circuit or the like, it can be easily performed.
[0029]
In step B, and if the position for starting the recording operation is determined to be a position capable of performing recording operation by the recordable maximum linear velocity constant, the recording operation is performed at the recordable maximum linear velocity constant ( Step C). This way, the recording operation by the recordable maximum linear velocity constant is started, the recording position such recording operation is started will move to the outer peripheral side of the disc 1. In a state where a recording operation with a constant linear velocity is performed, the rotational angular velocity of the disk 1 gradually decreases as the recording position moves to the outer peripheral side. To the outermost peripheral position. In this way, a recording operation is performed at a constant maximum recordable linear velocity. However, when a recording operation cancel command is issued, the optical disc recording / reproducing apparatus is returned to a stopped state.
[0030]
In step B, and if the position for starting the recording operation is determined to be a position capable of performing recording operation by the recordable maximum linear velocity constant, recording operation by the recordable maximum linear velocity constant as described above Although takes place, then the position where Ru to initiate the recording operation will be described operation when it is determined that the position can not be carried out a recording operation by the recordable maximum linear velocity constant.
[0031]
If the position where Ru to initiate the recording operation is determined to be a position which can not be the recording operation is performed by the recordable maximum linear velocity constant, the recording operation is performed at a constant angular velocity (step D). In this way, the recording operation on the disk 1 that is rotationally driven at a constant angular velocity is started. In such a recording operation state, the linear velocity at the recording position increases as the recording position moves toward the outer peripheral side of the disk 1. It will be increased gradually. While such a recording operation with a constant angular velocity is being performed, it is determined whether or not the recording position has always moved to a position where a recording operation with a maximum recordable linear velocity can be performed (step E).
[0032]
While it is determined in step E that the recording position has not moved to a position where the recording operation can be performed with the maximum recordable linear velocity, the recording operation is performed with the constant angular velocity, but moved to the recordable position. If it is determined that the recording operation has been performed, the recording operation is switched to a state where the maximum recording linear velocity is constant (step F).
[0033]
In this way, the recording operation state at the constant angular velocity is switched to the recording operation state at the maximum recordable linear velocity. Thereafter, the recording operation at the maximum recordable linear velocity is performed until the end of recording.
[0034]
Switching to the state where the recording operation is performed at the maximum recordable linear velocity when it is determined that the recording position has moved to the position where the recording operation can be performed at the maximum recordable linear velocity in the recording operation state at the constant angular velocity. Although the operation is performed as described above, the operation of determining whether or not the linear velocity at the recording position has reached the maximum recordable linear velocity is stored in the positional information data recorded on the disk 1 and the memory circuit. it can be carried out on the basis of the to have data.
[0035]
【The invention's effect】
The present invention relates to information recorded on a disc in an optical disc recording / reproducing apparatus capable of performing a recording operation on a disc whose rotation is controlled at a constant angular velocity and a recording operation on a disc whose rotation is controlled at a constant linear velocity. After recognizing the maximum recordable linear velocity of the disc, the recording start position on the disc can be recorded at the maximum recordable linear velocity recognized from the information recorded on the disc. Is determined from the relationship between the linear velocity at the recording start position when the rotational speed of the disc by the spindle motor is maximized and the maximum recordable linear velocity of the disc, and the recording operation is performed based on the determination. After selecting the disc recording speed control method, the recording operation was started with the selected recording control method. Since so as to start the recording operation by the recording control method suitable for Chi recording start position can be performed efficiently recording operation.
[0036]
The present invention also provides a recording method by controlling the rotation of the disk at a constant maximum recordable linear velocity when it is determined that the recording start position is a recordable position at which a recording operation can be performed at the maximum recordable linear velocity. Since the operation is started and the subsequent recording operation is performed in a state where the rotation of the disk is controlled at a constant maximum recordable linear velocity, there is no need to perform a useless change operation of the speed control method.
[0037]
Then, when it is determined that the recording start position is a non-recordable position where the recording operation cannot be performed with the maximum recordable linear velocity , the recording operation is performed by controlling the rotation of the disk with the constant angular velocity. Since the operation to determine whether the position where the signal recording operation is performed is a position where the recording operation can be performed at a constant maximum recordable linear velocity is performed. The recording operation can be performed efficiently without starting the recording operation with a constant linear velocity.
[0038]
Further, the present invention performs the recording operation at a constant recordable maximum linear velocity when it is determined that the position where the signal recording operation is performed is a position where the recording operation at a constant recordable maximum linear velocity can be performed. Since the disk is controlled to rotate at the maximum recordable linear velocity at the same time, the recordable maximum linear velocity constant function set on the disc is used to the maximum. Recording operation can be performed. Therefore, according to the present invention, not only a recording operation can be performed efficiently, but also a recording operation with good characteristics can be performed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a flowchart showing a recording control method of the present invention.
FIG. 2 is a block circuit diagram showing an embodiment of an optical disc recording / reproducing apparatus according to the present invention.
[Explanation of symbols]
1
11 Spindle motor drive circuit
Claims (4)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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