JP3639161B2 - Loader working machine - Google Patents
Loader working machine Download PDFInfo
- Publication number
- JP3639161B2 JP3639161B2 JP32024099A JP32024099A JP3639161B2 JP 3639161 B2 JP3639161 B2 JP 3639161B2 JP 32024099 A JP32024099 A JP 32024099A JP 32024099 A JP32024099 A JP 32024099A JP 3639161 B2 JP3639161 B2 JP 3639161B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boom
- hydraulic
- control valve
- main frame
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/20—Drives; Control devices
- E02F9/22—Hydraulic or pneumatic drives
- E02F9/2264—Arrangements or adaptations of elements for hydraulic drives
- E02F9/2275—Hoses and supports therefor and protection therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Shovels (AREA)
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
トラクタ等の走行車両にフロントローダ等の作業装置を装着してなるローダ作業機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ローダ作業機として、図11に示すように、トラクタの車体に、上方突出状にブーム支持体71を設け、このブーム支持体71に、先端側にバケットを備えたブーム73の基端側を枢支したものがある。
前記ブーム73は、該ブーム73とブーム支持体71との間に介装されたブームシリンダ74によって上下揺動される。各ブーム73の先端側には、バケットシリンダが配置され、このバケットシリンダの伸縮によりバケットがスクイ・ダンプ動作されるように構成されている。
【0003】
ブーム支持体71にコントロールバルブBが取り付けられ、このコントロールバルブBを操作することで、ブームシリンダ74及びバケットシリンダが制御されるようになっている。
また、図11に示すように、ブーム73には、圧油の供給・戻し用の油圧パイプ77,78が配管されている。一方の油圧パイプ77は左右のバケットシリンダ用であり、他方の油圧パイプ78は左右のブームシリンダ74用であり、これら油圧パイプ77,78の後端側はそれぞれ油圧ホース81,82を介してコントロールバルブBに接続され、他端側はそれぞれ油圧ホースを介してバケットシリンダ、ブームシリンダ74に接続される。
【0004】
しかし、従来のこの種のローダ作業機は、油圧パイプ77,78の後端側をストレートに形成しており、油圧ホース81,82がブーム73から上方に突出するように上方に向かって湾曲していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従って、前記従来のものにあっては、油圧ホース81,82がブーム73から上方に突出するように上方に向かって湾曲していたため、油圧ホース81,82はブーム73の上端縁よりも上方突出しており、ローダ作業の際等に、油圧ホース81,82が作業者の前方の視界を妨げることとなり、ローダ作業をスムーズに行うことができなくなるおそれがあった。また、ローダ作業機を側方からみた場合の見栄えも悪いものとなった。
【0006】
本発明は前記問題点に鑑み、ブームの基端側とブーム支持体との間にたるませるように配置した油圧ホースが、作業者の前方の視界を妨げることがなくて、ローダ作業をスムーズに行うことができると共に、油圧ホースがローダ作業機の見栄えを悪くしたりしないようにしたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明が前記目的を達成するために講じた技術的手段は、走行車両の車体に、先端側に作業具を備えたブームがブーム支持体を介して支持され、ブーム支持体に油圧機器を制御するコントロールバルブが設けられ、ブームに油圧パイプが設けられ、ブーム支持台とブームの基端側との間に、コントロールバルブと油圧パイプとを接続する油圧ホースが設けられ、前記ブーム支持体は、支持台の左右方向外端側に固定されたメインフレームと、連結ピンの挿通によりメインフレームに着脱自在に固定されるサイドフレームとから主構成され、前記コントロールバルブを操作することで、ブームシリンダ及び作業具用シリンダを制御するようにしたローダ作業機において、
メインフレームの連結ピン上方の左右方向内方側に、バルブステーが固定され、このバルブステーに、前記コントロールバルブが取り付けられると共に、コントロールバルブBを操作する操作手段が取り付けられ、ブームの左右方向内方側に、前記油圧パイプが配管され、前記油圧パイプの油圧ホース接続側は、先端に向かうに従って下方に移行するように傾斜状とされ、前記油圧ホースが下向きに湾曲するようにたるませて配置されていることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図3において、1は、トラクタ(走行車両)2の前部にフロントローダ3を装着してなるローダ作業機である。
前記トラクタ2の車体4は、エンジンの後方にクラッチハウジングを連結すると共に該クラッチハウジングの後方にミッションケースを連結して主構成されてなり、操向輪となる左右一対の前輪7と、駆動輪となる左右一対の後輪8とで走行可能に支持されている。
【0009】
エンジンは前部のボンネット5内に収納され、エンジンの下部左右側面には、該エンジンから前方に突出する前車軸フレーム6がボルト等によって取付固定されており、この前車軸フレーム6に前車軸、前車軸ケース等を介して前輪7が支持されている。
また、車体4の後部(ミッションケースの後部)左右両側には、後車軸等を介して後輪8を支持する後車軸ケース9が左右方向外方突出状に固定されている。
なお、車体4の後部上方には運転席10が設けられ、運転席10の前方には、操縦ハンドル11が設けられている。
【0010】
フロントローダ3は、フレーム12と、ブーム13と、バケット(作業具)14とを備えて主構成されている。
フレーム12は、図3〜図6に示すように、車体4の前部側方に、該車体4から左右方向外方突出状に配置された支持台15と、この支持台15を車体4に取付固定する取付ブラケット16と、前記支持台15に、該支持台15から上方突出状に設けられたブーム支持体17と、車体4の側方に前後方向に配置されていて前端側が支持台15に固定され後端側が車体4後部に固定されたサブフレーム18とを左右一対備えて主構成されている。
【0011】
支持台15は、本実施の形態では、左右方向の軸心を有する円筒状のパイプ材からなり、この支持台15の左右方向内端側が前記取付ブラケット16に溶接等によって固定されており、この取付ブラケット16は板材等から構成されていて車体4に取付固定されている。
なお、具体的には、取付ブラケット16は、前部が前者軸フレーム6の側面にボルト等によって固定され、後部の上部及び中途部が車体4に直接ボルト等によって取付固定されており、左右の取付ブラケット16の後部下部側は図示省略の連結フレームによって連結され、該連結フレームは車体4の下面側に取付固定される。
【0012】
前記ブーム支持体17は、支持台15の左右方向外端側に固定されたメインフレーム19と、このメインフレーム19に着脱自在に取り付けられるサイドフレーム20とから主構成されている。
メインフレーム19は、左右の側壁19aと、背面壁19bとから平断面前方に開放状のコ字形に形成されており、上下方向中途部の前部側には、左右の側壁19aを貫通する左右方向の支軸21が固定され、上部には左右の側壁19aを貫通する挿通孔22が形成されている。
【0013】
また、メインフレーム19の下端側には、前記支持台15の左右方向外端側が左右の側壁19aを貫通して溶接等により固定されている。
なお、メインフレーム19の下部には、左右の側壁19aを連結する補強板23が設けられ、メインフレーム19と取付ブラケット16との間には、メインフレーム19,取付ブラケット16,支持台15に溶接等によって固定された補強板24,25が設けられている。
サイドフレーム20は、左右の側壁と、背面壁とから平断面前方に開放状のコ字形に形成されており、左右の側壁間に亘って補強板26,27が設けられると共に、左右の側壁間下端前部側には嵌合部材28が設けられ、この嵌合部材28には、下方に向けて開放状の円弧状凹部29が左右の側壁間に亘って設けられている。
【0014】
なお、左右のサイドフレーム20は、その上部間に亘って配置された図3に示すコネクタ41によって連結されている。
図8に示すように、サイドフレーム20の、上部及び上下方向中途部の前後には、それぞれ左右の側壁を貫通する挿通孔31,32,33が形成されている。そして、図4,図7,図9に示すように、サイドフレーム20の凹部29がメインフレーム19の支軸21に上方から嵌合した状態で、サイドフレーム20の上下方向中途部後部側の挿通孔33がメインフレーム19の挿通孔22に一致するようになっており、これら挿通孔22,33に亘って連結ピン34を挿通することにより、サイドフレーム20がメインフレーム19に対して固定されるようになっている。
【0015】
なお、メインフレーム19の左右の側壁19aの内面側上部には、サイドフレーム20の外面側の、挿通孔33の縁に設けたボス35が嵌合するボスガイド36が設けられている。
前記連結ピン34の左右方向外端側には、L字形の係合部材37が固定されている。この係合部材37は、左右方向内方に向けて折曲されてL字形とされており、一方、メインフレーム19の左右方向外方側の側壁19aには、係合部材37の折曲部分が挿通される挿通孔39が形成されており、メインフレーム19の左右方向外方側の側壁19aの内側で、係合部材37にβピン等の抜け止め部材38を係合させることで、連結ピン34が抜け止めされるように構成されている。
【0016】
また、サイドフレーム20をメインフレーム19から離反させる場合には、前記連結ピン34を挿通孔22,33から抜脱させるが、サイドフレーム20には、その左右方向外方側の側壁外面の上部後部側に、円筒体で構成されたピンホルダ40が設けられており、連結ピン34を挿通孔22,33から抜いたあとは、このピンホルダ40に係合部材37の折曲部分を挿通させると共に、係合部材37に抜け止め部材38を係合させて係合部材37をピンホルダ40から抜け止めすることで、連結ピン34をピンホルダ40に保持させておく。
【0017】
このように、不使用時に連結ピン34をピンホルダ40に保持させておくことにより、連結ピン34の紛失防止が図られている。
また、ピンホルダ40等はトラクタ2に乗ったままで手が届く所に設けられており、連結ピン34を、挿通孔22,33に対して抜き差ししたり、ピンホルダ40に保持させたりするのは、トラクタ2に乗ったまま行うことができるようになっている。
前記ブーム13は左右一対設けられ、基端側(後端側)がサイドフレーム20の挿通孔31に挿通されるピンによって、サイドフレーム20に左右方向の軸心回りに回動自在に枢着されており、ブーム13の先端側には、バケット14が左右方向の軸心回りに回動自在に枢着されている。
【0018】
また、左右のブーム13の前部側は連結パイプ42によって相互に連結されている。
サイドフレーム20の挿通孔32形成部分は油圧シリンダの連結部とされており、この連結部とブーム13の中途部とに亘ってブームシリンダ43が介装されていて、該ブームシリンダ43の伸縮によってブーム13が上下揺動されるように構成されている。
各ブーム13の前部上方側には、バケットシリンダ44が配置され、このバケットシリンダ44の基端側はブーム13の中途部に枢着され、バケットシリンダ44の先端側には一対のリンク45が枢着され、一方のリンク45はバケット14に枢着され、他方のリンク45はブーム13に枢着されていて、バケットシリンダ44の伸縮によりバケット14がスクイ・ダンプ動作されるように構成されている。
【0019】
前記サブフレーム18は、長尺の板材によって形成され、車体4の下部側方に、前部から後部に亘るように前後方向に配置されている。このサブフレーム18の前部は、メインフレーム19と取付ブラケット16との間に配置され且つ支持台15に外嵌されて固定されたブラケット46に溶接等によって固定されることで、支持台15に連結固定されている。
なお、ブラケット46をサブフレーム18に一体形成してもよい。
また、サブフレーム18の後端側は、後車軸ケース9等に固定されたブラケット47にボルト等によって固定されることで、車体4に連結固定されている。
【0020】
なお、サブフレーム18の後端側は、直接車体4に固定してもよく、また、車体4側に取付固定される他の部材に固定してもよい。また、トラクタ2の後部にバックホーを装着できるタイプのものでは、後車軸ケース9に取付固定されるバックホー取付枠に、サブフレーム18の後端側を連結固定するようにしてもよい。
図5及び図6に示すように、メインフレーム19とサブフレーム18との間には、これらメインフレーム19と、サブフレーム18及びブラケット46とに亘って溶接等により固定された(メインフレーム19とサブフレーム18とを連結する)板材等からなる補強部材48L,48Rが設けられており、この補強部材48L,48Rによって、作業時等において、ブーム13側からメインフレーム(ブーム支持体17)19へと作用する荷重をサブフレーム18へと分散させ、メインフレーム19の支持台15への固定部分の応力が大きくならないように構成されている。
【0021】
これによって、ブレイスがなくても支障のないようになっている。そして、ブレイスを設けないことで、トラクタ2のボンネット5内等のメンテナンスが容易となり、視界の向上が図れ、外観も良好となる。
この補強部材48L,48Rは前記支軸21からサブフレーム18の前部にかけて設けられており、該補強部材48L,48Rの左右方向外方側は、メインフレーム19の左右方向内方側の側壁19a外面及び背面壁19b外面に溶接固定されている。
【0022】
また、左右一方(本実施の形態では右側)の補強部材48Rの前部側は左右方向に幅広に形成されており、該補強部材48Rが、車体4にキャビン(図示省略)を搭載する場合において、ブームシリンダ43及びバケットシリンダ(作業用シリンダ)44を制御するコントロールバルブBを取付固定するためのバルブステーとされている。
したがって、フレーム12の右側では、バルブステーが補強部材48Rを兼ねている。
【0023】
なお、車体4にキャビンを搭載する場合、キャビン室内の運転席近傍に、コントロールバルブBを操作する操作手段が設けられ、該操作手段とコントロールバルブBとは、ワイヤ等によって連動連結される。
図3及び図1に示すように、車体4にキャビンを搭載しないときには、右側(左右一方)のメインフレーム19の上端側の左右方向内方側に固定されたバルブステー49に、前記コントロールバルブBが取り付けられると共に、このバルブステー49に、操作レバーを有する操作手段50が取り付けられ、この操作手段50によってコントロールバルブBを操作することで、ブームシリンダ43及びバケットシリンダ44が制御されるようになっている。
【0024】
図1に示すように、右側のブーム13の左右方向内方側の面及び連結パイプ42の上面側には、圧油の供給・戻し用の油圧パイプ51,52が配管されている。一方の油圧パイプ51は左右のバケットシリンダ44用であり、他方の油圧パイプ52は左右のブームシリンダ43用であり、これら油圧パイプ51,52の後端側はそれぞれ油圧ホース53,54を介してコントロールバルブBに接続され、他端側はそれぞれ油圧ホースを介してバケットシリンダ44、ブームシリンダ43に接続される。
【0025】
油圧パイプ51,52の中途部は、図2に示すように例えば右側のブーム13の左右方向内方側の面に、取付板61が溶接等に固着され、この取付板61の外面上に油圧パイプ51,52の中途部が配置され、固定板62が油圧パイプ51,52の中途部を前記取付板62との間で挟むように配置され、前記取付板61の外面にナット63が固着されている。固定板62の取付孔64にボルト65を挿通すると共に、ボルト65を取付板61のナット63に螺合して締め付けることにより、取付板61と固定板62との間で油圧パイプ51,52の中途部を挟持固定するようになっている。
【0026】
なお、前記ボルト65及びナット63は油圧パイプ51,52間に配置されており、ボルト65及びナット63によって油圧パイプ51,52同士が接近するのを規制できるようになっている。
油圧パイプ51,52の後端側(油圧ホース接続側)51a,52bは、後方に向かうにしたがって下方に移行する傾斜状となるように折曲されており、油圧カプラ55等を介して前記油圧ホース53,54の前端側が接続されている。
また、コントロールバルブBは後方に向かうにしたがって上方に移行する傾斜状に配置されており、その上面側に圧油の出入りポートが形成され、該ポートには、直線に対して45°の角度で屈曲された45°のアダプタ56が接続されていて、アダプタ56の先端側が前方又は前下がり方向に傾斜されて、圧油の経路が前方に向かうように向きが変えられ、このアダプタ56に前記油圧ホース53,54の後端側が油圧カプラ57等を介して接続されている。
【0027】
前記構成のものにあっては、油圧パイプ51,52の後端側51a,52bが下向きに折曲されると共にコントロールバルブB側のポートに45°のアダプタ56を接続することにより、油圧ホース53,54が下向きに湾曲するように該油圧ホース53,54をたるませており、油圧ホース53,54がブーム13から上方に突出しないように考慮されている。したがって、ブーム13を上下揺動させても、油圧ホース53,54はブーム13の上端縁よりも下方に納められ、上方に突出しないので、ローダ作業の際等に、油圧ホース53,54が作業者の前方の視界を妨げるようなことがなくなり、ローダ作業をスムーズに行うことができる。また、油圧ホース53,54はブーム13の上端縁よりも下方に納められるため、ローダ作業機1を側方からみた場合の見栄えが非常によいものとなる。
【0028】
前記油圧ホース53,54をたるませているのは、前記サイドフレーム20をメインフレーム19から離脱させる場合、ブームシリンダ43等を操作することによりサイドフレーム20をメインフレーム19から上方へと離脱させて行くことにより行われることから、前記油圧ホース53,54は、サイドフレーム20をメインフレーム19に取り付けた状態では、ある程度の余裕のある長さに形成されているからである。
また、油圧ホース53,54は、布等で構成されかつ端部同士が面ファスナーによって着脱自在に接着された被覆体68によって外嵌被覆され、これにより油圧ホース53,54がばらつかないように被覆体68によって束ねられている。
【0029】
なお、ブーム支持体17は、サイドフレーム20のみで構成し、このサイドフレーム20を支持台15に溶接またはボルト等によって固定するようにしてもよく(すなわち、サイドフレーム20とメインフレーム19とを一体形成してもよく)、この場合、サイドフレーム20とサブフレーム18とに亘って補強部材が固定される。
図10は他の実施の形態を示し、前記実施の形態の場合と同様に油圧パイプ51,52の後端側51a,52bを、後方に向かうにしたがって下方に移行する傾斜状となるように折曲すると共に、油圧カプラ55等を介して前記油圧ホース53,54の前端側が接続されている。また、コントロールバルブBは後方に向かうにしたがって上方に移行する傾斜状に配置されており、その上面側に圧油の出入りポートが形成され、該ポートには、前記実施の形態のような直線に対して45°の角度で屈曲された45°のアダプタではなく、ストレートのアダプタ56を接続しており、アダプタ56の先端側が前上がり方向に傾斜され、このアダプタ56に前記油圧ホース53,54の後端側が油圧カプラ57等を介して接続されている。従って、この場合、図10に示すように、油圧ホース53,54は、コントロールバルブB側から油圧カプラ57からやや上方に向けてやや湾曲した後、下方に向けて大きく湾曲するようになっている。この場合も、前記実施の形態の場合と同様に、油圧ホース53,54はブーム13の上端縁よりも下方に納められ、上方に突出しないので、ローダ作業の際等に、油圧ホース53,54が作業者の前方の視界を妨げるようなことがなくなり、ローダ作業をスムーズに行うことができる。また、油圧ホース53,54はブーム13の上端縁よりも下方に納められるため、ローダ作業機1を側方からみた場合の見栄えが非常によいものとなる。
【0030】
【発明の効果】
本発明によれば、ブームの基端側とブーム支持体との間に配置した油圧ホースが、油圧ホースが下向きに湾曲するようにたるませて配置されて、ブーム13の上端縁よりも上方突出するのを防ぐことができ、従って、油圧ホースが作業者の前方の視界を妨げることがなくなり、ローダ作業等ををスムーズに行うことができる。また、油圧ホースがブーム13の上端縁よりも上方突出するのを防ぐことができるため、油圧ホースでローダ作業機の見栄えを悪くしたりすることもなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すフロントローダの配管構造の側面図である。
【図2】図1のB−B線矢示断面図である。
【図3】ローダ作業機を右からみた側面図である。
【図4】右側のブーム支持体を左側からみた側面図である。
【図5】図4のA−A線矢示断面図である。
【図6】左側のメインフレーム、補強部材等の図5に相当する断面図である。
【図7】右側のブーム支持体を右からみた側面図である。
【図8】右側のサイドフレームをメインフレームから離脱させる際の側面図である。
【図9】ブーム支持体のピン連結部分の一部断面背面図である。
【図10】他の実施の形態を示すフロントローダの配管構造の側面図である。
【図11】従来のフロントローダの配管構造を示す側面図である。
【符号の説明】
2 トラクタ(走行車両)
4 車体
13 ブーム
14 バケット(作業具)
17 ブーム支持体
43 ブームシリンダ
44 バケットシリンダ(作業用シリンダ)
51 油圧パイプ
52 油圧パイプ
53 油圧ホース
54 油圧ホース[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a loader working machine in which a working device such as a front loader is mounted on a traveling vehicle such as a tractor.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a loader working machine, as shown in FIG. 11, a
The
[0003]
A control valve B is attached to the
Further, as shown in FIG. 11,
[0004]
However, this type of conventional loader working machine has the rear ends of the
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
Therefore, in the above-mentioned conventional one, since the
[0006]
In view of the above-described problems, the hydraulic hose disposed so as to sag between the base end side of the boom and the boom support body does not obstruct the operator's front view and smoothly performs the loader operation. The hydraulic hose prevents the loader working machine from deteriorating.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The technical means taken by the present invention to achieve the above-described object is that a boom having a work tool on the front end side is supported by a vehicle body of a traveling vehicle via a boom support body, and hydraulic equipment is controlled by the boom support body. A control valve is provided, a hydraulic pipe is provided on the boom, a hydraulic hose connecting the control valve and the hydraulic pipe is provided between the boom support base and the base end side of the boom, and the boom support is Mainly composed of a main frame fixed to the left and right outer ends of the support base, and a side frame that is detachably fixed to the main frame by inserting a connecting pin, and by operating the control valve, a boom cylinder and In the loader working machine that controls the working tool cylinder,
A valve stay is fixed to the inner side in the left-right direction above the connecting pin of the main frame, and the control valve is attached to the valve stay, and an operating means for operating the control valve B is attached. The hydraulic pipe is piped on the side, and the hydraulic hose connection side of the hydraulic pipe is inclined so as to move downward toward the tip, and the hydraulic hose is arranged so as to bend downward. It is characterized by being.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
In FIG. 3,
The vehicle body 4 of the tractor 2 is mainly composed of a clutch housing connected to the rear of the engine and a transmission case connected to the rear of the clutch housing, and a pair of left and right front wheels 7 serving as steering wheels, and driving wheels. The left and right
[0009]
The engine is housed in a
A
A driver's
[0010]
The front loader 3 mainly includes a
As shown in FIGS. 3 to 6, the
[0011]
In the present embodiment, the
Specifically, the
[0012]
The
The
[0013]
Further, on the lower end side of the
A
The
[0014]
The left and right side frames 20 are connected by a
As shown in FIG. 8, insertion holes 31, 32, and 33 that penetrate the left and right side walls are formed in the
[0015]
A
An L-shaped engaging
[0016]
When the
[0017]
As described above, the
Further, the
The
[0018]
The front sides of the left and
The portion where the
A
[0019]
The
The
Further, the rear end side of the
[0020]
The rear end side of the
As shown in FIGS. 5 and 6, the
[0021]
As a result, there is no problem even if there is no brace. Since the brace is not provided, maintenance inside the
The reinforcing
[0022]
Further, the front side of one of the left and right (right in the present embodiment) reinforcing
Therefore, on the right side of the
[0023]
When the cabin is mounted on the vehicle body 4, operating means for operating the control valve B is provided near the driver's seat in the cabin, and the operating means and the control valve B are interlocked and connected by a wire or the like.
As shown in FIGS. 3 and 1, when the cabin is not mounted on the vehicle body 4, the control valve B is fixed to the valve stay 49 fixed to the inner side in the left-right direction on the upper end side of the right (right and left)
[0024]
As shown in FIG. 1,
[0025]
As shown in FIG. 2, for example, a mounting
[0026]
The bolt 65 and the
The rear end sides (hydraulic hose connection sides) 51a and 52b of the
Further, the control valve B is arranged in an inclined shape that moves upward as it goes rearward, and a pressure oil inlet / outlet port is formed on the upper surface side of the control valve B at an angle of 45 ° with respect to the straight line. A bent 45 °
[0027]
In the above configuration, the
[0028]
The
Further, the
[0029]
In addition, the
FIG. 10 shows another embodiment, and the
[0030]
【The invention's effect】
According to the present invention, the hydraulic hose disposed between the base end side of the boom and the boom support body is disposed so that the hydraulic hose curves downward and protrudes upward from the upper end edge of the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a piping structure of a front loader showing an embodiment of the present invention.
2 is a cross-sectional view taken along line BB in FIG.
FIG. 3 is a side view of the loader working machine viewed from the right.
FIG. 4 is a side view of the right boom support viewed from the left side.
5 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
6 is a cross-sectional view corresponding to FIG. 5, such as a left main frame and a reinforcing member.
FIG. 7 is a side view of the right boom support viewed from the right.
FIG. 8 is a side view when the right side frame is detached from the main frame.
FIG. 9 is a partially sectional rear view of a pin connecting portion of a boom support body.
FIG. 10 is a side view of a piping structure of a front loader showing another embodiment.
FIG. 11 is a side view showing a piping structure of a conventional front loader.
[Explanation of symbols]
2 Tractor (traveling vehicle)
4
17
51
Claims (1)
メインフレームの連結ピン上方の左右方向内方側に、バルブステーが固定され、このバルブステーに、前記コントロールバルブが取り付けられると共に、コントロールバルブBを操作する操作手段が取り付けられ、ブームの左右方向内方側に、前記油圧パイプが配管され、前記油圧パイプの油圧ホース接続側は、先端に向かうに従って下方に移行するように傾斜状とされ、前記油圧ホースが下向きに湾曲するようにたるませて配置されていることを特徴とするローダ作業機。A boom equipped with a work tool at the front end side is supported on the vehicle body of the traveling vehicle via a boom support, a control valve for controlling hydraulic equipment is provided on the boom support, a hydraulic pipe is provided on the boom, and a boom support is provided. A hydraulic hose connecting the control valve and the hydraulic pipe is provided between the base and the base end side of the boom, and the boom support body is connected to the main frame fixed to the left and right outer end sides of the support base. In a loader working machine mainly composed of a side frame that is detachably fixed to a main frame by inserting a pin, and controlling the boom cylinder and the work tool cylinder by operating the control valve,
A valve stay is fixed to the inner side in the left-right direction above the connecting pin of the main frame, and the control valve is attached to the valve stay, and an operating means for operating the control valve B is attached. The hydraulic pipe is piped on the side, and the hydraulic hose connection side of the hydraulic pipe is inclined so as to move downward toward the tip, and the hydraulic hose is arranged so as to bend downward. Loader working machine characterized by being made.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32024099A JP3639161B2 (en) | 1999-11-10 | 1999-11-10 | Loader working machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32024099A JP3639161B2 (en) | 1999-11-10 | 1999-11-10 | Loader working machine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001140276A JP2001140276A (en) | 2001-05-22 |
JP3639161B2 true JP3639161B2 (en) | 2005-04-20 |
Family
ID=18119296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32024099A Expired - Lifetime JP3639161B2 (en) | 1999-11-10 | 1999-11-10 | Loader working machine |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3639161B2 (en) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8246286B2 (en) | 2006-03-27 | 2012-08-21 | Kubota Corporation | Loader work apparatus |
JP4663594B2 (en) * | 2006-07-05 | 2011-04-06 | 株式会社クボタ | Loader working device |
JP2008025161A (en) | 2006-07-19 | 2008-02-07 | Kubota Corp | Work vehicle |
JP5373312B2 (en) * | 2008-04-14 | 2013-12-18 | 株式会社小松製作所 | Piping mounting structure for work vehicles |
-
1999
- 1999-11-10 JP JP32024099A patent/JP3639161B2/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001140276A (en) | 2001-05-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7682124B2 (en) | Tractor with backhoe | |
US7438517B2 (en) | Tractor | |
US5248237A (en) | Frame structure of a working vehicle for attaching a working implement | |
JP2693336B2 (en) | Mounting device for tractor and work implement | |
JP3639161B2 (en) | Loader working machine | |
US10704231B1 (en) | Front loader and work machine | |
US7001134B2 (en) | Reinforcing frame construction for tractor having ROPS | |
JP5016573B2 (en) | Loader working machine | |
JP3639162B2 (en) | Loader working machine | |
JP3639143B2 (en) | Loader working machine | |
JP2010059734A5 (en) | ||
JP5226419B2 (en) | Loader working device | |
JP3697367B2 (en) | Work equipment | |
JP4663599B2 (en) | Loader working device | |
KR100938946B1 (en) | Front loader, and loader work machine therewith | |
JP3668078B2 (en) | Loader working machine | |
JP4679404B2 (en) | Work vehicle | |
JP3530375B2 (en) | Front loader | |
JP4606359B2 (en) | Front loader | |
JP4146295B2 (en) | Work vehicle | |
JP3820113B2 (en) | Excavator | |
JP3378461B2 (en) | Boom type work machine | |
JP3697440B2 (en) | Boom piping structure of swing work machine | |
JP6532427B2 (en) | Work vehicle | |
JP4663594B2 (en) | Loader working device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040907 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041102 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050111 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050113 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3639161 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090121 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100121 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100121 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110121 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120121 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130121 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140121 Year of fee payment: 9 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |